アカデミー卒業生関連2017/12/24 大学サッカー インカレ 流通経済大学vs法政大学を観戦。

どうも、ブクメです☆

インカレ最終日。ちょうど、午前中に今年から始まった全日本新人戦の決勝の桐蔭横浜大学vs慶応大学の試合がサブグラウンドの方で、9:30からあり、浦和レッズのアカデミー出身選手がこの新人戦の方には出場しているようだったので、そこから足を運んでみたのですが、その決勝戦は、残念ながら、メンバーに入っていなかったため、試合自体はほとんど観戦せず(すみません)だったのですが、早く行ったことで、現在大学でプレーしているアカデミー出身選手に結構たくさん、遭遇することができ、話をすることができた選手も多く、なかなか充実した時間を過ごすことができました。

その進路的なものは、他から入ってくるので大体わかっている選手でも、その決断の流れとか、何が起きていたのかとか、わからなかったことが、今日なん選手からかは直接聞けたことで、初めて知ることができた発見も多く。

苦渋の決断という話もあったりしましたが、たびたび書いているように、私は、もちろん浦和レッズのアカデミーに多く足を運ぶような生活スタイルになり、その時に関わらせていただいた選手が、サッカーの道で生きていくことを見つめていく(?)姿を追っていくことが第一になっていきますが、選んだ道がサッカーではなくても、様々な新しい道を見つけて(見つけようとして)、試行錯誤している姿を聞けるのもなんというか、格別なもので、今日だけでも、話を聞いて人間として成長しているなという元アカデミーの選手たちに触れられて良かったです。

それだけでも、日本に残る決断をして良かったなと。自分も負けていられないなと。そして、私が生きるベースは、カンボジアではないなと・・・強く関わる可能性がある場所ではありますが。

さてさて、午前中のそういった時間を経過しつつ、インカレ決勝です。

決勝の対戦カードは、流通経済大学vs法政大学というカードになり、ここ最近では、特にカップ戦で力を発揮するチーム同士が決勝で相まみえるというなかなか興味深いカードとなりました。

どちらの大学にも、浦和レッズのアカデミー出身選手が在籍していますが、この大会に関しては、流通経済大学では、伊藤敦樹が登録メンバーには入っているものの、現メンバーを脅かす位置までは来ているものの、まだ今回の出場メンバーには入っていないため、スタメンでゴールを守る、関口亮助と途中出場で結果を残している松澤彰が出場している法政大学よりで見させてもらいました。

試合自体は、ある程度拮抗していた序盤から、試合が進むにつれて判定も含めて若干、法政大学にとって難しい展開に持ち込まれてしまい、流通経済大学も東京国際大学との試合の時には、決定機を外す場面が多く見られたのが嘘のように、決定機をしっかり決めていく攻撃で、結果的には大差で流通経済大学が勝利したという試合になりました。

この大会は、法政大学側のブロックの試合を全く観戦しなかったことで、法政大学の状況は、聞いた情報だけでしたが、ゴールを守っていた関口亮助にとっても、また、途中出場で結果を残していた松澤彰にとっても、試合結果の敗戦以上の悔しい思い出が残ってしまったかもしれません。

松澤彰は、この決勝での悔しさを来年にぶつけて、関口亮助は、終わり方は悔しいものになってしまったものの、決めた決断での新しい舞台での活躍を強く願っています。

結果的に、優勝した流通経済大学以外のチームは、敗戦で悔しい思いをした大会であり、これまでアカデミーで見てきた選手も多く、ここでの優勝を目指して敗れていく姿、4年生にとってはその段階でいきなり最終戦を迎えるという状況を何度か目の当たりにして、その姿を私個人的には、また焼き付けさせてもらうことができました。次の舞台へ向けて全力で。なかなか、直接見られる機会は減るという選手も多いかもしれませんが、ずっと応援する姿勢は当然ながら変わりません。

そして、もちろん、浦和レッズのアカデミー出身選手も多く所属する流通経済大学ですから、所属する大学の優勝を喜ぶと同時に、そのピッチに自分が立っていないことが悔しいという選手もたくさんいます。

これもまた、私個人的には、その先へ向けてどうやって行くか考えて取り組むことの方が重要なので、このピッチに立てない選手が実力不足だとは、まったく感じないのですが、もちろん、流通経済大学の場合は、その所属するチームでトップチーム的な扱いになるのが、関東リーグに参加しているチームになるわけですから、そこへ絡めなかったことの悔しさを力に変えて、来期は、流通経済大学の関東大学サッカーリーグを戦うメンバーに、より多くの浦和レッズアカデミー出身選手が絡んでいることをまずは楽しみにしています。

流通経済大学だけに限らず、大学サッカーは、色々難しい。大学サッカーにも足を運ぶようになってから、色々な大学の色々な難しさも、目の当たりにしてきていますので、そういう流れを掴めるかどうかという運的な要素もどうしても絡んでしまうことがあるので、本当に難しいのですが、取り組み方次第、今いる場所だけではなく、その先まで見据えて、色々なケースを想定して取り組めるようになることが大学サッカーでは必要になってくると思います。

私たちは、応援しているということを伝えられれば良いなと思ってます。

難しい状況の時ほど、アカデミーの時から見ているサポーターは、そこから羽ばたいていった選手たちを、応援している、気にしている、ということを胸に秘めて、卒業する4年生には、まずこの舞台でのお疲れ様でしたという言葉と、どんな道に進んでも、応援する立場であることは変わらないことと、現3年生以下の選手たちには、まずは、来年に向けて全力で取り組んでください。

お疲れさまでした!

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

第23回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー選手権 決勝2014/01/25 – 浦和レッズJrユースU14vs大宮アルディージャJrユースU14 1-1 aet1-1 pk5-4勝利・・・課題も感じて優勝と言う結果も残す

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 2014年1月25日

どうも、浦和サポブクメです☆

ここ数年は、この大会は新年明けから、全試合見て来たのですが、昨年の2回戦は観戦できたものの、その後の今年に入ってから行われた3回戦、準々決勝、準決勝には足を運ぶことができず、いわゆる美味しいとこ取りの、決勝という大舞台のみ観戦ということになりました。

天気予報では、今日は日中暖かくなります、15度くらいにはなりますみたいな話だったのですが、寒かったですね、はい。ただ、熊谷名物の強風がなかったので、ある種助かったとも言えますね。

今年に入ってからの3試合に足を運んだ方に話を聞くと、難しい試合の連続だったという話でした、判定だったり、強風だったりが、試合を難しくさせた試合もあったということでしたね。

ただ、勝ち進んだのですから、勝負のところでは強さを見せて来たことは間違えないわけですし、そういった意味でも、当たり前のように毎試合足を運んで時とは違った意味で楽しみに決勝戦を観戦させてもらいました。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番高草木天平、DFが左サイドバックに15番大西翔也、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに23番北村龍馬と16番橋岡大樹、MFが左に11番樋口颯太、右に7番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と17番荻原拓也、FWが左に6番菊地泰智、右に14番シマブク・カズヨシ

となります。

決勝ではありますが、相手の大宮アルディージャJrユースと共に学校行事や、怪我で離脱している選手が数人いるということでした。

昨年観戦した2回戦時は、まだ高円宮杯U15を控えた状態で2年生の中でもそちらに絡んでいた選手も数名いたことから、今年のベースとして戦うメンバーと言う部分では図りにくい要素はありましたが、2014年に入り、ある程度ですが、2014年を戦うベースというものが見える、メンバー構成でもあり、そこから見えるものも色々とありました。

まず、新チームの強みとしては、センターバックとして全国優勝メンバーの主力として貢献した16番橋岡大樹のこのポジションでの急成長により、守備の中心に一つどっしりした部分が作れたスタートになっていること。

そして、終盤戦は、メンバーから外される悔しい思いをしてきたものの、昨年のスタートから3年生の中で存在感を見せていた8番立川将吾がこのカテゴリの最高のレベルでの経験も多く既に積んだ中で中盤のポジションに復活してのスタートできている部分。

新チームとしてより上へ上へ向かう場合に、最低限ドッシリしていなければならないポジションに、どっしりした存在がいる状況でスタートできているとういのは、チーム作りとしては、かなりやりやすい環境になっていると思います。

そこに1年生の23番北村龍馬が入ったりと、しっかり先を見据えた部分も加えながら、まずは、こういうメンバーでスタートしながら、競争を起こさせながら、それぞれの選手、そしてチーム全体としての成長を目指していく意図が見えます。

さて、では試合の話に移りますね。

数選手にやや緊張感が感じられた試合の序盤では、相手に押し込まれる部分があったりと冷やりとする場面は多かったものの、そこで失点を許さず、やや攻撃の連携には課題を見せつつも、浦和がチャンスを作る場面が徐々に増えてくるという展開になりました。

浦和の最初の大きなチャンスとしては、3分に得たフリーキックのチャンスで、8番立川将吾から6番菊地泰智にショートパスで渡しクロスを上げて合えばという場面を作りました。

その後立て続け、17番荻原拓也から右への展開で2番山崎広大、7番白田颯人と右サイドの縦の関係性から仕掛ける形を作り、5分には、左から11番樋口颯太が枠を捉えられなかったものの、良い位置まで持ち込んでゴールを狙う場面を作りました。

10分前後には、6番菊地泰智と14番シマブク・カズヨシの2人のパス回しからの仕掛けで2度ほど攻め込む形も作ります。

ただ、崩し切る、より決定的な形ということではなかなか作れないという印象がありましたが、昨年の全国優勝したチームが見せた一つの強みの継続と言うか、これも当然継続した武器として今年のチームにも身に着けてもらいたい形で、先制します。

21分に前線で14番シマブク・カズヨシがインターセプトに成功し、そのまま決めてゴール!相手の不用意もあるとは思いますが、やはり高い位置でうまく奪ってゴールができるというのは、強いなと思います。

これで、浦和が1-0と先制します。

その後も、14番シマブク・カズヨシから6番菊地泰智にパスからシュート、8番立川将吾からの長い展開から2番山崎広大の右サイドからの攻撃参加で作ったチャンス、そして、前半終了間際には、8番立川将吾が相手キーパーの位置くらいまでプレスをかけに行き、奪えたら一気にゴールという狙いのある飛び出しを見せたりしつつ、攻勢の形多く、1-0で前半を折り返します。

守備に関しては、何度か危ない場面を作られかけたものの、おおむね安定して跳ね返せていたと思います。

後半も、試合展開としては、前半と近い展開。5分前後に、7番白田颯人がインターセプトで奪ってチャンスを作ったり、相手のプレッシャーを受けながらしっかりキープしたまらず倒されてフリーキックを獲得するなど、チャンスに絡むプレーを見せます。

11分には、フリーキックのチャンスで、6番菊地泰智の上げたボールを16番橋岡大樹がヘッドで狙うもわずかに枠を外れます。

12分に、7番白田颯人に代わり、9番長谷川魁哉が入ります。

15分に、この試合初めて、遠い距離からのシュートが枠を捉える危険なシュートを放たれたものの、ここは1番高草木天平が見事に反応し、片手ではじき出します。

ただ、この時間帯は、やや相手に押し込まれる場面が増え、16分にもシュートを外してくれたものの、決定的な場面を作られました。

後半の途中くらいからは、浦和の左サイド、相手の右サイドからの、個人技での突破を狙われた時の対処に苦労する場面が多いように感じました。

21分に、11番樋口颯太に代えて22番上野夏輝が入ります。

24分に、直接狙える危険な位置でフリーキックを与えてしまったものの、ここは相手キッカーがふかしてくれました。

25分前後には、右サイドからの2番山崎広大の仕掛け、6番菊地泰智が肩でトラップして抜け出して仕掛ける形、15番大西翔也から14番シマブク・カズヨシ、9番長谷川魁哉とつなげて、枠はとらえきれなかったもののシュートまで持ち込む形を作り、更に6番菊地泰智が高い位置からプレスをかけてインターセプトに成功し、22番上野夏輝につなげてうまく通れば大きなチャンスになるような形など、相手ゴールに迫る場面は何度か作るものの、追加点を決めるまでは至りません。

そんな流れの中ですが、アディショナルタイムを守り切れば優勝と言うところまでは来たのですが、試合終了間際のセットプレーからの流れで失点を喫してしまい、1-1とされたところで試合終了となり、10分ハーフの延長戦に突入します。

延長前半3分に、15番大西翔也からの縦パスに14番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛ける場面を作り、更に23番北村龍馬からのパスを8番立川将吾がワンタッチで前に流し、これが味方に通ればと言う形を作り、9分に14番シマブク・カズヨシが前線でキープし、攻撃参加した15番大西翔也が仕掛ける形を作ります。

延長前半終了間際には、16番橋岡大樹からのロングフィードが9番長谷川魁哉に通れば、という惜しい形を作りつつ、終了。

延長後半スタートから、15番大西翔也に代わり、21番白土大貴が入ります。延長後半は、左サイドバックに入った21番白土大貴の攻撃参加と1年生同士の連携で仕掛ける形で惜しい形を作る場面を作りつつ、得点は動かず、PK戦での決着となります。

このPK戦をすべて決めた浦和レッズJrユースが決勝戦を制し、2年連続の優勝を飾っています。

細かい課題や連携部分での修正点などは、今の段階で色々書くものではないと思うので、その成長を今後の関東U15リーグで見させてもらうとして、決勝戦と言う舞台での戦い、そして、試合終了間際に追いつかれたという課題、こういう展開の場合は相手に勢いが出そうなところで、しっかり優勝と言う結果をだし、勝負に勝つことができた。

個々の選手の成長やチームとしてのレベルアップ、競争が行われていく中で、当然公式戦では結果も求められていく場面が多くなっていくことを考えた時に、今日のこの戦いで出た課題と、結果というものは、その部分で大きなプラスになって行くと思います。流れと言う意味でも、昨年のチームが全国NO.1になった中で、引き継がれる新チームも最初の公式戦となったこの大会で、同地域のライバルを倒して優勝した。

自信が慢心になってしまうと危険ですが、やはりチームとして安定してシーズンを戦うことを考えた時には、自分たちのチームが勝負に強いチームであるということに自信を持って信じて戦っていけるかで、流れが悪い時期にもそれほど崩れずに乗り越えることができるものだと思います。

今回の優勝を、良い意味での自信として、今の段階での良い部分を継続し研ぎ澄ませると共に、細かい課題にしっかり取り組み、研究してきた相手に対しても、こちらもすべての選手がチームに色を加えた、多くのパターンを持って、堂々と常に高い意識で戦えるようなチームを目指していってください。

まずは、最初のタイトルおめでとうございます!

ガンガン行きましょう!

ではでは。

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2014年1月25日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2014年1月25日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2014年1月25日

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おまけの写真。

高円宮杯第25回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 決勝 2013/12/28 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 2-1勝利・・・8年ぶりの全国優勝!

J-Green堺 2013年12月29日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、決勝に関しては、テレビでも放送されたということで、細かい試合内容に関しては、触れません。その点ご了承ください。

私が浦和レッズのサポーターとして実際にスタジアムに足を運ぶようになってから、まだアカデミーの存在をあまりよく知らない2005年の時は、この高円宮杯U15の決勝は、トップチームの天皇杯の準決勝の前座試合として行われるのが通例だったのですよね。

その時は、ちょうど浦和レッズも天皇杯準決勝まで勝ち上がっていて、そこに浦和レッズジュニアユースが決勝まで勝ち進んだということで、トップチームを応援する多くのサポーターの中の一人としてお祭りのような雰囲気の中でなんとなく応援していたと記憶しています。今とはだいぶ違う8年前を懐かしく思います。

選手にとってそのような雰囲気で戦わせてあげることのプラスも大きいかとは思いますが、大会が独立して行われて、応援したいと自発的に思った人が足を運んで応援するという今の大会形式の方がどちらかと言えば好きです。縮小傾向で過密スケジュールになったりする状況は別として・・・。

さてさて、では、まず決勝のメンバーや交代、得点だけ書いてから、思ったことなど書いていきますね。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに20番小崎魁、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と28番橋岡大樹、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧(⇒後半16分24番シマブク・カズヨシ)、真ん中に2番浅賀祐太と17番平野正人(⇒後半28分松高遼)、FWが左に10番萩原大智、右に4番轡田登(⇒後半39分伊藤敦樹)

得点:前半13分萩原大智、後半11分渡辺陽、後半16分失点

浦和レッズジュニアユース 2-1 大宮アルディージャジュニアユース

 

決勝戦と言うものは、独特であり不思議なもので、その試合においては、ユースの高円宮杯U18優勝の時もそうだったのですが、あまり試合についてどうこう後で触れようとは思わないんですね。見守りモード(?)というか。

そして、今大会に臨んでいる浦和レッズジュニアユースにおいては、2回戦、3回戦と難しい展開にも関わらず、難なく跳ね除けて勝利した流れで、いわゆる、こういう一つのチームを長く見ていると感じる、その後の結果についての確信めいたものが芽生えてきたんですね。

結果論だろと言われればそれまでですが、過去には、昨年の浦和レッズジュニアユースの3年生が関東U15リーグで残留をかけた戦いで難しい状況が続いていた中での、選手が一つ越えるべきポイントを乗り越えた瞬間に感じた、残留への確信。

数年前に遡ると、現浦和レッズユースの2年生がジュニアユースの3年生だった時に、高円宮杯U15の関東予選に臨んでいた時の決勝戦の日の、決勝なのに見る側として何かその試合での勝利に確信めいたものを感じたことがあったのですが、それらと同様に、今大会の浦和レッズジュニアユースが見せている芯のある強さというものが、半端なかったんですよね。

だから、決勝は、浦和が優勝カップを掲げるための集大成でテレビでも多くの方に、その姿を見ていただけるための場になるだろうな、というくらい、優勝にふさわしいチームとしての強さを身に着けてという段階まで到達できていたと思います。

とかく、個々の選手の能力が高い世代、そしてスタートから結果が残っていたことから、「この代の浦和レッズジュニアユースは良い選手が揃っているから強い」という言葉が、今年の浦和レッズジュニアユースのたとえとして、よく周りから聴こえてきました。

その言葉が先行先行されていたために、今年のチームが抱えていた課題と言うものは、結果に押し殺されてしまう部分が多く、夏の大会では、抱えていた課題も影響して思ったよりも早い段階で涙を呑む結果になったと感じています。

その後、関東U15リーグでは、スムーズに勝ち点を重ね、気が付けばリーグ優勝で、高円宮杯U15に臨むことが決まり、公式戦がない中で2か月近く、全国大会へのチーム作りをしなければならないという、難しい状況になっていたなかで、そのほとんどに足を運べなかったのですが、ある程度結果が求められる段階では着手できなかった部分に着手している印象があり、逆にその部分で、色々な問題が生じているという話も人伝いではありますが、入ってきました。

正直に書きますと、夏が終わり、関東U15リーグで優勝が決まった後の1,2試合までを見た中で私が感じたのは、このチームは、前線の選手の個性が強すぎて、もう少し、攻撃に工夫が加えられるようにならないと、全国大会では研究してきた相手に抑えられてしまうと感じていました。さらに言えば、やりやすい選手で固めたいという雰囲気がチームからも伝わってきていたので、そこにも不安がありました。

だから、個人能力ではない部分をどこまで、そこからの変化変更でチームが理解していくか、それがなされないと難しいだろうなとも感じていました。

で、私自身もしばらく彼らの試合を見ることなく、久しぶりに高円宮杯U-15の本戦を見ることになった時に、感じたのは、強さという部分よりも、出場しているしていないにかかわらず、チーム全体で戦えるチームに変わっていた部分でした。

実際のところ、初戦は3-0と快勝したように、組み合わせが出された時に1,2回戦は、比較的対戦相手に恵まれたと周りからも言われたように私自身もそう思っている部分はあったものの、その考えは甘く、さすがに全国大会に出場してくる相手だけあって、完全ではないものの、どこかに強烈な特徴を持ったチームばかりで、少し歯車がかみ合わなければ、不覚をとるくらい、それぞれ強みを持った相手ばかりでした。

ただ、そういったチームが見せてくる勝負所での強さを浦和レッズジュニアユースが更に上回った勝負への強さで上回って来たわけですね。

これは、悪くとらえてはもらいたくないのですが、結局、攻撃においての課題は、そこまで改善されていなかったものの、その攻撃の回数を作るための、高い位置でのボール奪取能力が物凄く向上しており、結果的には、主流となっている戦術重視の崩しの部分すらも超越してしまったのかとも感じられるのです。

何か、ただの応援する1サポーターとしては、もらい過ぎなくらいの多くのものをこの年末に浦和レッズジュニアユースの皆さんには、もらってしまいました。

育成と言うのは、難しいカテゴリとは言いますが、やはり、個々を育てるということのベースにはチームがあり、今回の浦和レッズジュニアユースの選手たちを見ていても感じるように、強烈なチームのまとめ役がおり、選手間で解決できる問題は選手間で解決できるような土壌があり、心や気持ちの部分をカバーするコーチがおり、ちょっと説明足らずで憎まれ役になる部分もあるが、言っていることにはやはり間違えはない監督がおり、そろそろ反抗期になってきて難しい時期でも、時間を割いて応援するご父兄がおり、そこにサポーターも、ほんの少しだけ絡ませてもらって、色々な要素が一つになることで、正常に作用していくものなのかなと感じます。

私自身も少し、物事を考える上での冷静さを欠きつつあったなかで、この高円宮杯U-15の大会を通じて、再び大事なものに気づかせてもらえた部分が多くあります。

一つ上のカテゴリとその先につながるトップチームのところが、やや方向性を見つけられない流れになっていることよってかどうかは、わかりませんが、今回のチームの3年生からは、多くの選手が別の世界にも羽ばたいていくことになる結果になったと聴いています。

ユースに上がる選手であっても、高校サッカーなど別の環境に進む選手であっても、まったく新しい環境への挑戦になっていくことには変わりありません。

それぞれの選手が、それぞれの世界で、一歩一歩夢に向かって前進できるように今後も時間がある限り、実際に足を運べれば足を運び、足を運べなくても、常に心にとめて応援していきますからね、浦和の下部組織のサポーターはご存知の通り、しつこいですからね(笑)

さてさて、2年生!まず、今大会に帯同したメンバーの中で、実際に試合に絡んだメンバーも、出場は果たせなかったメンバー、残念ながら、ここに帯同できなかったメンバーと色々ありますが、まず、優勝したチームに帯同していた選手は、じかにそこから学べるものが山ほどあったと思います。

そこで吸収したものをしっかり、新チームに引き継いでいってくださいね。また、出場していたメンバーの中でも、本来はあまりやりたくないポジションという雰囲気のことも聴こえていて、その迷いからか、以前は、プレーにムラがある印象があったのが、今回の大会で、チームのために戦うという心でそのプレーに迷いがなくなり、見違えるような安定感を見せていたのが印象に残っていますが、その変化とその変化が大事だという部分を特に、新チームに引き継がなければならないと思います。

チームスポーツである以上、特に2年生も個性の強い選手が多いことからも、今年のチーム作りは非常に参考になると思いますよ。

 

最後に、3年生のみなさん、浦和レッズジュニアユースでの3年間お疲れ様でした!

今後の活躍を心から祈ってます!

ではでは。

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おまけの写真。

第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会 決勝2013/01/26 浦和レッズJrユースU14vsクラブ与野 U14 1-0勝利・・・残した結果と、今後必要なこと

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2013年1月26日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

以前ブログで触れましたが、フィリピンでカメラ機能メインで使用していた携帯電話を盗まれてしまいまして、元々そちらの携帯電話としての機能はほぼ利用していなかったため、解約して、写真用にデジカメを購入しました。

思った以上の、性能の良さに正直使いこなせていませんが、それでも明らかに以前より映りが良くなっていますよね、ただ、基本的に写真に集中するより見たい方が優先されるので、写真を撮るポイントは今後も意味が分からないものが多いと思いますのでお許しくださいまし!

ということで、浦和レッズジュニアユースU14が参加している第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会も決勝まで来ました。対戦相手は、クラブ与野U14になります。

この大会に関して、決勝での対戦相手が、この大会の優勝の常連である大宮アルディージャや強豪のクマガヤSCではないということで、見る側や臨む側、教える側もそれぞれ、今回の決勝に関しての考え方は様々あると思いますが、ブクメ個人的には、U14のチームに関しては、昨年、それぞれの選手が「らしさ」を失っているイメージからスタートしていることから、この大会では、表現としては、簡単すぎるかもしれませんが、チームが持っている「らしさ」を取り戻すことと、関東リーグに臨むチームとしてまずは埼玉県NO.1という結果を残すこと、この2つを大きなポイントとして、大会を見てきました。

まずは、試合の流れをざっと書きますね。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに20番渡辺陽、、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに7番轡田登と4番11番高橋海翔、MFがボランチに19番松高遼、トップ下に12番知久航介、左に15番萩原大智、右に13番中嶋海登、FWが左に6番川上エドオジョン智慧、右に16番町田ジェフリー

となります。

この大会で、ここまでディフェンスラインで毎試合スタメンで出ていた2番浅賀祐太は、体調不良で戦列を離れているということで、前目のポジションで常に出場していた7番轡田登がセンターバックに、前線に16番町田ジェフリーが入るという変更がありました。

実力的には上となる浦和のため、仕掛けの工夫を考えて繋がれば面白いというプレーが多くなったものの、相手のクラブ与野のモチベーションの高さと集中力で、いわゆる支配率は高くなるものの、相手の集中した守備を崩しきって決定的な形を作るという部分では物足りなさを感じる試合というイメージでしょうか。

書き上げてみれば、浦和の仕掛けは、狙いは面白いというものが多いです。

ディフェンスラインから7番轡田登が前線に長いパスを通し、6番川上エドオジョン智慧が抜け出し、16番町田ジェフリーにつなげての攻撃、6番川上エドオジョン智慧と16番町田ジェフリーがワンツーで相手守備を崩そうと仕掛ける場面、19番松高遼の面白い狙いどころのパスなど、仕掛けは多彩でしたが、相手のペナルティエリア内での脅威となれた場面としては、やや少ない印象です。

中盤の組み立てのところで、引っ掛かってしまう場面が全体的に多くなった中で、この試合の攻撃の組み立てで目立って良かったのが、センターバックの11番高橋海翔からスタートする攻撃で、ディフェンスラインで11番高橋海翔がボールを受けた際に、中盤ないしは前線に当てるパスの成功率がかなり高かったことと、自らの前にスペースがある時には安易に蹴らずにスペースに持ち上がってから展開するなど、効果的なプレーが多かったと思います。

10分くらいに11番高橋海翔から12番知久航介に出したグラウンダーの速いパス、裏へ抜け出す6番川上エドオジョン智慧を狙った相手ディフェンダーの裏を狙う長いパスと連続で効果的なパスの狙いが見られ、20分前後には13番中嶋海登にあててそのままオーバーラップして攻撃参加する狙いを見せたり、28分に11番高橋海翔から6番川上エドオジョン智慧がポストとなり、13番中嶋海登につなげて攻め上がる形などもあり、具体的に挙げても良いプレーの起点となっているケースが多かったですね。

また、相手の攻撃を受けた際のカウンターの形として、15分、23分の2度、GKの1番関敦也からの一本の長いパスから惜しい形までつなげる場面もありました。15分のケースは、右前線の13番中嶋海登へ長いパスを繋げての展開、22分には、カウンターの場面でいち早く前線に走り出した5番河内渉真をしっかり見ていてパスを供給し、そこから6番川上エドオジョン智慧につなげて一気に攻めるという形になりました。

攻めの回数も多く、コーナーキックも多く奪い、カウンターで時々受ける攻めが結構大きなピンチになりそうなことはありつつ、やはり先ほど書いたように、支配率は高く、ただ、決定的な場面を作る回数は少ないという印象で前半は0-0で終了しました。

後半スタートから、13番中嶋海登に代わり14番野口琢真が入ります。14番野口琢真は中盤の左に入り、前半左に入っていた15番萩原大智が右に移りました。

1分に、15番萩原大智がパスを受け、5番河内渉真がオーバーラップしたところへパスを通し、クロスに6番川上エドオジョン智慧が合わせる惜しい場面を早速作りますが、得点には至らず。その攻撃以降、後半は立ち上がりから相手の前線からのプレスが激しくなり、浦和のサイドからの攻撃に対するケアをされたことで、サイドからの攻撃を狙ったパスをカットされるケースが多く、カウンター気味に相手の攻撃を受けてピンチとなる場面が続き、嫌な時間帯が10分くらい続きます。

この守備の場面では、20番渡辺陽の気の利いた対応で結構相手のサイドからの攻撃を摘むことができていました。

11分に15番萩原大智から16番町田ジェフリーが右へ抜け出したところへタイミングよくパスを通し、ペナルティエリアまで侵入して折り返し、最終的に12番知久航介がシュートを打つもこれはキーパー正面となります。この場面は、相手ディフェンダーを崩していましたのでかなり惜しい場面でした。

直後に6番川上エドオジョン智慧から15番萩原大智につなげてからの仕掛けも結構惜しく、16分には6番川上エドオジョン智慧から裏へ抜け出した16番町田ジェフリーに絶妙のパスが通り、ペナルティエリアに侵入して自らでも狙えるところまで持ち込んだものの、パスを選択したことで相手ディフェンダーに引っ掛かってしまいました。ここは、自ら狙ってほしかったです・・・ということで、15分前後は、ここで得点を奪っておければもっと楽になっただろうという決定的な形に近い形が何度か作れていました。

20分前後には、15番萩原大智がドリブルでディフェンダーを抜いて仕掛ける形や、裏へのパスに対して、相手ディフェンダーとスピード勝負になる際どいパスに対して6番川上エドオジョン智慧が走り勝ってマイボールにし、右サイドを持ち上がり15番萩原大智へ通し、19番松高遼へ繋げる形も作るなど、個々の持ち味からのチャンスも何度か作れていました。

その後も、14番野口琢真から6番川上エドオジョン智慧、16番町田ジェフリーとつなげて仕掛けていく形、15番萩原大智から裏へ抜け出した12番知久航介がゴールを決めたかに見えた場面はオフサイドになるなど、攻め込むも決めきれずという形は続きます。

28分に16番町田ジェフリーに代わり3番伊藤敦樹が入ります。

この後も、5番河内渉真の攻撃参加などでチャンスは作るも、得点が決まらずこのまま0-0で終了するかと思われたアディショナルタイムに得たフリーキックのチャンスで5番河内渉真からがペナルティエリア内に蹴りこんで、混戦になったところを7番轡田登が蹴りこんでゴール。最後の最後に得点を決めて1-0で浦和が勝利。

この大会の優勝を決めました!

慣れないディフェンスで奮闘していた攻撃的なイメージの強い7番轡田登が最終的に決勝点を決めるという、なんとも言えない終わり方でしたね。

さて、最初に書いたように、ブクメ個人的に、この大会で求めていた「結果」と「らしさ」に関してですが、結果はついてきましたし、この学年の選手たちに感じていた「らしさ」に関しても、取り戻してくれたと感じられましたので、本当の意味での新シーズンのスタートとなる3月の関東リーグ開幕へ向けて、上々のスタートとなったと思いますし、その点ではかなり勝手に満足させてもらっています。

久しぶりのこの大会でのタイトルを獲得し、次の段階へ進むわけですが、その意味では、この大会の決勝と言うことで以前の試合と比較して見ると今後必要になるもので、今日欠けていたものが見えてくるような気もします。

本当は、今日は、高校サッカーの埼玉県の南部地区の新人大会決勝のカードが市立浦和高校と武南高校が10時から与野八王子グラウンドで行われるため、前半くらいは見られるかと思って足を運んでみたのですが、こういう大会は駐車場が用意されていないことを忘れていて車で行ってしまい、停める場所なく探して歩いてだと時間的に厳しく、泣く泣くそのまま熊谷に向かったのですが、ここで見たかったのは新チームで市立浦和高校で10番を付けてプレーしている(らしい)戸嶋祥郎という選手で、この選手は浦和レッズジュニアユース出身の選手なのですが、3年前に、今回の大会の決勝で大宮アルディージャジュニアユースU14と決勝で戦って0-3と大敗して、その時に、悔しくて大泣きしていた印象が強いんですね。戸嶋祥郎は自分に厳しい選手なので大好きで、どんな相手でも負けたら本当に悔しそうな表情を見せ、勝っても納得いかない試合では、悔しい表情いっぱいになる、そんな選手なんです。

そういう選手を置き換えて考えて見た時に、今日の決勝戦では、なんとなく選手たちには決勝という舞台の緊張感と言うよりは、相手の方が力が下だと考えて際のプレーでの激しさとかが足りないように感じる部分もありました。もし、今日の試合で最終的にピンチになった数回で決められていて敗れたとしたら、どうなっていたのかな、と思う部分も正直ありました。

今シーズンは、当然関東NO.1、全国NO.1を狙っていくチームになっていく必要がある中で、まずこの大会の中で、失いかけていたものと結果は取り戻してくれました。では、今後更に成長するためにはどうしていくか。

それを考えた時には、どのような試合でも、同じくらいの真剣さで取り組み続けること。それは、ある意味周りから見れば、格下の相手にえげつないと揶揄されることがあるかもしれませんが、そのくらい、練習試合も含めてどんな相手と試合をするにしても、自らに厳しくして行くことができるか、そこが最も重要になってくると思います。

これから、練習試合などを経て、3月の関東リーグ開幕へ向かっていく中で、仮に練習試合の相手が格下である場合であっても、自らに厳しく取り組んで、さらなる成長を見せて浦和レッズジュニアユースの強さをまずは、関東リーグで見せつけてやりましょう!

楽しみにしています!

それにしても、優勝っていいですね!

ではでは。

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2013年1月26日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2013年1月26日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2013年1月26日

 

 

 

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おまけの写真。

第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 代表決定トーナメント決勝 2013/01/20 浦和レッズJrユースU13 vs クラブ与野U13 4-1勝利・・・強風の中で終始支配

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場での試合の際に、最近なんとなくいつもこの辺と言うお気に入りの場所があり、今日もそこで観戦したのですが、逆光が凄くて写真が分かりにくいですね、すみません。

浦和レッズジュニアユースU13が、試合の前の円陣を考えて通常とは違う形でやってますね。試合前の気合いを入れる瞬間、なかなか特徴があって良いです!

ということで、第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会の代表決定トーナメントも決勝まで来ました。ここで勝利すると、来月からの本戦に進みます。今日の対戦相手は、それなりに実力のあるチームではありますが、浦和レッズのジュニアユースとしては、力の差を見せつけて勝ち進まなくてはならないラウンドです。

昨日のU14は、補助競技場、今日のU13は東多目的広場での試合となります。昨日同様に晴天ながら、今日は常に試合中横からの強風を受ける状況での試合となりました。

さて、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が13番樋口颯太と19番山下勇希、FWが左に2番大西翔也、右に4番菊地泰智、真ん中に6番白田颯人

となります。

逆光の中で、特にサイドでは自由に前後ろが入れ替わるので、基本的なポジションは誤っているかもしれません、最初メモした時は2番大西翔也が左サイドバックにいて9番角田涼太朗が真ん中、左前線に13番樋口颯太が入っているようにも見えたので、そうだったのかもしれませんし、そうでなかったのかもしれません。

強風の影響があり、また、相手の守備意識の高さや体格面でも大き目の選手も多めにいたりと、前の試合と違った状況環境の中で、思うようなパス回しやプレーができない場面が多くなりましたが、それでも、ほぼ最初から最後まで浦和が試合を支配していた試合と言えると思います。そういう展開を前提に試合を考えていただけると良いかと思います。

まず、前半1分に6番白田颯人がキーパーに防がれたものの枠を捉えたシュートで惜しい場面を作ります。

続いて4分には、19番山下勇希から右に開いた6番白田颯人にパスを通し、左の13番樋口颯太にパス、ドリブルで中に切れ込みシュートと言う形を作ります。

守備の面では、時折カウンター気味に相手が攻め込む場面があったものの、20番弓削翼が常に狙ってくるところを意識した守備をしており、味方の動きをカバーして相手の攻撃を摘むプレーを繰り返していました。

また、10分に16番山崎広大から右の4番菊地泰智にパスを通し、左前線に上がった2番大西翔也へ大きなサイドチェンジとなるパスを通すなど、強風の割には長い距離の広い展開で相手を崩そうとするパスが成功する機会も多く作れていたようにも感じます。

12分に8番立川将吾がミドルシュートを狙うも枠を捉えられず。前の試合と同様にボランチの位置に入っている8番立川将吾が、通ったら大きなチャンスになるパスコースを狙ってパスを出す回数や、チャンスでシュートを狙う場面も何度も作っていました。

ただ、このチームとしては珍しく、得点が入らない時間が続きました。浦和が先制点を決めたのが22分。その前に18分に8番立川将吾がコースを狙ったシュートがわずかに右に外れ、13番樋口颯太へパスを通し、シュートまで持ち込む場面を作った流れで、22分に得たFKのチャンスで8番立川将吾がペナルティエリアに蹴ったボールに、13番樋口颯太が合わせてゴールとなりました(最初、混戦の中で相手のディフェンダーがオウンゴールをしたと勘違いしてしまったのですが、13番樋口颯太のゴールだったようです。6番白田颯人だったかも(?)・・・とりあえず逆光のせいにさせてくださいw)

時間はかかったものの、しっかり先制して試合を有利に進める状況を作ります。

その後、27分にセンターバックの14番松永悠希を起点に4番菊地泰智、8番立川将吾、13番樋口颯太とテンポ良いパス回しで前線までボールを送った攻撃は、相手ディフェンダーに引っ掛かってしまったものの、惜しい形を再び作り、前半終了間際には、13番樋口颯太がゴールを決めて、2-0となったところで前半終了となりました。

大量得点という流れにはなっていないものの、前半の間にしっかり先制し、更に終了間際に追加点を決めて2点リードして折り返すという、サッカーの試合で言えば、欲しい時間に先制し、相手にダメージを与える終了間際の追加点という望ましい展開で折り返すことに成功しました。

そして、更にこのチームは強いな~と思ったのが、後半の立ち上がりの早い時間で相手の反撃の気持ちをくじく3点目を奪うことができたことなんですね。これができると試合はだいぶ楽になります。

後半3分に6番白田颯人から左の2番大西翔也にパスが通り、パスを受けた2番大西翔也がそのまま、横へドリブルしシュートコースを開けたところでしっかり決めてくれました。

これで3-0となります。

ただ、その後5分に一度サイドから突破されて折り返しを決められて1点を返されてしまいます。・・・まあ、風の影響で上手く相手に流れたとも言えますが、得点後にすぐに点を返されるのはあまりよろしくないですね。3-1。

8分に13番樋口颯太がドリブルで仕掛ける場面、10分には2番大西翔也から19番山下勇希を経由して前線の6番白田颯人につなげてシュートまで持ち込む場面、更には、19番山下勇希が2番大西翔也にパスをいったん預けて、前線のスペースへ走ってパスはディフェンダーに引っ掛かってしまったものの、通れば面白いという形を作るなど、失点後も浦和の攻撃が続きます。

そして、この試合の最後の得点はセットプレーから入ります。11分にコーナーキックのチャンスで13番樋口颯太の蹴ったボールに6番白田颯人がドンピシャでヘッドで合わせて豪快にゴールに叩き込みます。

これで4-1。

その後、20分に13番樋口颯太、9番角田涼太朗に代えて3番荻原拓也、15番三井愁雲、25分には18番高草木天平に代えて1番柿沼優輔、19番山下勇希に代えて7番関根陸斗を投入し、3番荻原拓也がクロスバーを叩く惜しいシュートを放ったり、15番三井愁雲がオーバーラップで攻撃参加して狙う形など、交代選手もしっかりゴールを狙う姿勢を見せましたが、追加点は決まらず、試合は4-1で終了となりました。

1失点はしましたが、守備陣も集中してできていましたし、強風で対応が難しいハイボールの処理もゴールキーパー陣もしっかり対応していましたし、得点経過も望ましいもの
でした。

前の試合で書いた、守備の固い相手に対しての対応と言う意味では、前の試合より、実際守備の固い相手と対峙したことで、崩すための試みで考えながらプレーしている様子も多く見られたので、良かったと思います。

これで、本戦出場ですね。ブクメは、来月の2試合は、足を運ぶことができないのですが、しっかり勝ち進んでもらって3月の準決勝、決勝は、ユースの大会などとの絡みで被るとどうなるかまだ分からないものの、しっかり見届けさせてもらいたいと思っています。

怪我をしている(または、体調不良の?)選手も増えているようにも見えましたが、まったく焦る時期ではありませんのでじっくりじっくり万全の状態に戻してからチームの中で特徴を発揮してくださいね。これまで、下部組織を見てきた中で短期間長期間にかかわらず、怪我を乗り越えてきた選手は、プレー以外のところでの精神的な強さを身に付けて戻ってきている姿を見ることができていますので、そういう時期も大事に過ごしてください。

ではでは。 

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

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 おまけの写真。

 

第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会 順位決定戦 決勝 2012/06/24 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・次のステップへ

那須スポーツパーク2012年6月24日

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権関東予選も今日が最終日。グループステージで1位となり、結果的に問題なく夏のクラブユース選手権出場を決めた浦和レッズユースは、場所を那須スポーツパークに移しての順位決定戦で1~4位決定戦に臨み、昨日の準決勝で横浜F・マリノスユースを下して、今日の決勝へと駒を進めました。

対戦相手は、東京ヴェルディユースとなります。なんの因果か、来週再開されるプレミアリーグの相手となる東京ヴェルディユースと2週連続で対戦することとなりました。

なんとなく、順位決定戦では多くのメンバーを試す印象の強い東京ヴェルディユースですが、今回は本気のチームで臨んでいるらしく、昨日のブログでも書きましたが、その攻撃力から考えるだけでも、浦和レッズユースの現状を図る意味でも願ってもない相手になったと思います。

結果的には浦和レッズユースが3-2で勝利して、2年ぶりに関東NO.1になりました。

そのような結果の中で、試合後の会場で、浦和応援側には、歓喜の雰囲気も多く漂っていました。それを踏まえさせていただくのは、もしかすると今日書く文章に多少温度差が出てしまい、私の個人的な考え方での堅苦しい考えが混ざってしまう可能性が高くなり、誤った雰囲気を与えてしまう可能性があるためです。

さてさて、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に24番小川紘生、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

昨日の横浜F・マリノス戦で2ゴールに絡んだ24番小川紘生がスタメン出場となり、キーパーが再び1番吉野雅大となっています。前線のスタメンが変わったことにより、左サイドが多かった14番関根貴大がこの試合ではフォワードの真ん中の位置を務めていました。

前半のスタートから、浦和の攻撃の姿勢により、相手の攻撃力を封じることに成功し、主導権を浦和が握ることに成功します。

オフサイドになったものの、さっそく左サイドバックの20番広瀬陸斗がタイミングでオーバーラップし、そこに10番中村駿介がパスを通すプレーが見られ、更に昨日同様左サイドのところでの距離感よく、24番小川紘生も絡んだ攻撃の仕掛けで相手の守備陣を脅かすプレーが見られます。

20番広瀬陸斗の攻撃意識により、比較的スペースが空きやすくねらわれやすい浦和の左側のスペースも24番小川紘生が運動量を惜しまず守備に回り埋めることで簡単に相手の攻撃を許さず、更にこの試合では、守備陣の集中力も高く、2人3人で得点を奪ってしまうような相手の強力な攻撃に対して、19番須藤岳晟や3番寄特直人、6番西袋裕太が高めにプレスをかけたり、抜け出されてもうまく遅らせたり、角度のない位置に追い込んだり、抜けたら決定的というピンチになりそうなところを上手く回避することができていました。

これらがかみ合うことで、チャンスも多く作ることができていました。

5分には19番須藤岳晟が高めの位置でプレスをかけて奪って一気に10番中村駿介につなげる、理想的な攻撃の形を作り、8分には、同じく19番須藤岳晟から14番関根貴大、16番岸伯富実、10番中村駿介と繋げて仕掛ける形、更に10分には、10番中村駿介から8番繁田秀斗、再び10番中村駿介に戻しての仕掛ける場面を作りるなど、いくつかのパターンから、最後に10番中村駿介にパスが通り、仕掛けていくという形が多く見られました。

比較的、高い位置でのプレスにより、相手のパスの精度などを落とすことに成功はしていたのですが、やはり少し対応が遅れると決定的な抜け出しとパスを通してきて、12分に決定的な形を作られたものの1番吉野雅大の好セーブで失点を許さず。

そして迎えた15分に、前線でパスを受けた14番関根貴大がペナルティエリアの深くまでドリブルで持ち込んで、ゴール前に走りこんだ10番中村駿介へピンポイントのパスを供給し、これを10番中村駿介が、予選の川崎フロンターレ戦の時と同じ映像を見ているようなダイレクトボレーでゴールに叩き込み、欲しかった先制点を奪うことに成功します。

これで、1-0。

更に攻撃の勢いを強める浦和は、14番関根貴大の鋭い攻撃で仕掛けは得点にならなかったものの、その後、18分に今度は24番小川紘生が鋭いドリブルで仕掛けてゴール。

5分ほどの間に一気にリードを2点に広げることに成功します。

この試合では、特に19番須藤岳晟の動きが良く、これまで守備の意識に加えて、この試合では、前から奪い、奪って早い展開で攻撃をするという動きの中でパスも集まり、テンポ良い攻撃に絡むことも多かったと思います。

また、右サイドバックの2番新井純平はこの試合は、いつもより守備の意識を強く持ち、サイドからの攻撃や、裏へ狙われたパスなどに対して飛び出してくる選手より素早く反応するなど、守備の部分での活躍が多く見られました。 

2点目を奪ってからの20分~前半終了までの時間は、相手も得点を奪うために更に激しさを増すプレーを見せてきたことで浦和が守備をする時間も多くなりましたが、慌てて対応するというよりも、相手の時間帯はしっかりこらえてカウンターを狙えば良いと落ち着いて対応できていたと思います。そのカウンターの形で6番西袋裕太から8番繁田秀斗へ長いパスを通しての仕掛けや、20番広瀬陸斗と14番関根陸斗、8番繁田秀斗が絡んだ形での素早いカウンターでの惜しい場面もありました。

こういうカウンターができたことも、3番寄特直人や6番西袋裕太、19番須藤岳晟が、相手の攻撃に対して引いて守るだけではなく、高めのプレスをかけられていたことが大きかったと思います。

また、この形が機能したことには、14番関根貴大や24番小川紘生が守備から攻撃への切り替えで鋭く前線に攻め上がれたことも大きいと思います。

2点リードで試合を進めることができていたものの、東京ヴェルディユースの場合は、簡単に2点くらいは取ってしまう力があるため、3点目が取れるとだいぶ楽になるかと思っていたところで、39分に10番中村駿介がドリブルで抜け出して、キーパーと1対1の状況になったところで、左から走りこんできた24番小川紘生にパスを通し、これをしっかり押し込んで3-0。

その後も、相手の攻撃を抑えたところから、16番岸伯富実が一気に前線に展開して14番関根貴大が抜け出すなど、浦和のカウンターは危ないぞという意識を植え付けるようなプレーを見せつつ前半を3-0で折り返します。

前半の戦い方は、これまでの試
合の中で最も良い展開だったかもしれませんが、後半から試合の様相が少しずつ変わってきます。

相手が、ある意味これが本来の東京ヴェルディユースの強さということなのかもしれませんが、試合に強弱を上手くつけるような戦い方にしてきたと言うか、まず、むやみにガンガン攻めてくるような印象が強かった前半と比べて、細かいパス回しでゆっくりな展開にしていたかと思いきや、狙いどころが見つかった瞬間に一気にパスを通して、仕掛けてくるというように、プレスを受けながらも強引にパスを出して奪われるような場面が少なくなり、当然浦和にとっては、プレスを上手くいなされるケースも増えてくるということで、更に、浦和のサイドのスペースを狙われる回数も前半より増えた気がします。

後半開始早々に大きなピンチを迎え、これはなんとか1番吉野雅大が防ぎ、事なきを得ます。

また、これは凄く判断が難しいところなのですが、交代に関して、13分に24番小川紘生に代えて17番立野峻平を投入し、17分に14番関根貴大に代えて21番進昂平を投入と言う2つの交代が後半の序盤にあったのですが、この2人の交代により、まずカウンターの際の武器が減ってしまったことと、相手へのプレスがうまく機能しなくなってきたところで守勢が強くなったことで、せっかく前線で競って落とせるタイプの21番進昂平が入ったものの、守備の意識が強くなっていたのか、疲労で動けなくなってきたのかはわかりませんが、あまりにも21番進昂平と他の選手の距離が遠すぎるために、正直なところ、21番進昂平は孤立する場面が多くなってしまっていたように思えます。

それでも、ギリギリのところでの集中力を浦和が保ち続けていたため、大量失点にはならなかったものの、19分にゴール前で与えた直接フリーキックを見事に決められてしまい1-3にされると、更に守備の意識が強まり、カウンターの形で21番進昂平に当てるもやはり孤立してしまうケースが多く、個人で突破しようとしても明らかに一人で突破するような相手にとっても守備をしやすい状態になってしまうため、これも生きず。

これには賛否両論あると思いますが、やや東京ヴェルディユース側が、判定に対して審判に対してアピールするケースが増えたり、イライラしている様子が見ている側にも手に取るようにわかる状態で、やや試合の雲行きが怪しくなる中で、24分に激しい競り合いの後に、報復行為をして退場。

気持ちの強い選手が多いチームの、悪い要素が出た中でしたが、相手が一人少なくなった状況で、やや熱くなり、点を取るために更に激しく攻めてくる相手に対して、浦和の選手が受けてしまっていて、せっかく一人多い状況になったのに、守勢守勢になってしまい、30分に崩されて失点し、3-2と1点差まで詰め寄られてしまいます。

その後、17番立野峻平の仕掛けや、21番進昂平から20番広瀬陸斗、16番岸伯富実とつなげて仕掛ける場面、10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃など、数的優位になったことで、少し攻めにも人数を割けるようになるものの、やや東京ヴェルディユースの方が危険な攻めをしてくる展開は変わらず。43分に6番西袋裕太に代えて4番西澤秀平を投入、更にアディショナルタイムには21番進昂平に代えて26番斎藤翔太を投入するなど、1点差で逃げ切るために時間を使いながら、なんとか逃げ切り3-2で勝利することができました。

後半の荒れた展開や、やや相手チームの気持ちの強さが悪い意味で出すぎる流れで、複雑な心境もありつつ、後半に浦和の別の部分の課題が露呈してしまったことで、素直にワイワイ優勝を喜べる心境にならなかったので、少し、離れたところに行って頭を整理していました。

最も大きな課題だと思っていた部分。

悪い流れの中でバタバタして簡単に失点してしまう。守備において連携が上手く行っていない状況の中で全国に行った場合、決定力の高い強い相手に当たった時に脆さを見せてしまう⇒前線からのプレスで精度を落とすことができるようになった。数的不利で攻められたときに、遅らせるプレーができていた。サイドバックが上がったスペースや守備の時に前線の選手で守備をさぼらずに動ける選手が増えた。連携面も良い感じになってきている。ベンチからも、守備のバランスの部分での指示の声が聞こえるようになってきていること。

19番須藤岳晟が攻撃の部分にも意識を置いてプレーができるようなチームとしての連携が見えるようになってきていること(これまでは、守備に意識を置きすぎる状況にあった。)

それに加えて、攻撃の部分で24番小川紘生という武器が加わったこと。

あとは、緊張感のある終盤の時間帯での17番立野峻平の、フィニッシャーになりそうな予感がぷんぷんするプレーの数々。

結果論にはなりますが、例えば、21番進昂平を入れた段階で14番関根貴大か24番小川紘生のどちらかを残していれば、受け身の状態でのカウンターの切れ味が更に増していた可能性も高かったかもとか、今後の組み合わせの予感も残しつつ、今日の悔しさから、21番進昂平が更に一人で得点を決められる選手に成長していくことも考えられたりしますよね。

たぶん、今日のモヤモヤというのは、昨年までの課題であった、流れが悪い状況の時に、落ち着けるためのプレーというものを東京ヴェルディユースの方にやられてしまって、流れを持っていかれてしまったことに対することからきているのかもしれません。

ブクメは、今年の浦和レッズユースには、関東NO.1になることで喜ぶチームではなく、昨年の経験も生かして全国でNO.1になれる力を身に付けて欲しいのです。それだけの経験を積んできたメンバーが今年はそろっていると思っています。

だから、今日の前半の浦和の戦い方に大いに自信を持ってもらい、後半の戦い方をじっくり見つめなおして課題とどうすることで改善できるかを見つめなおしてもらい、その片鱗を、来週の埼玉スタジアム2002第2グラウンドでの東京ヴェルディユースとの再戦で、より多くの人に見せつけてください。

とにかく、次のステップにこの短い期間で進むことに成功した選手たちを誇りに思います。

また、全国優勝するチームには、さまざまな要素が必要になってきますし、それが多くそろっているチームがやはり全国を制していると思います。今回メンバーに入れなかった選手や、出場しても悔しい思いをした選手は、このチームの戦い方で自分が入るとどういう要素を加えられるのかを考えて、実践して、絡んできてください。

楽しみにしています!

ではでは~。

那須スポーツパーク2012年6月24日
那須スポーツパーク2012年6月24日
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那須スポーツパーク2012年6月24日
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おまけの写真。

第14回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 決勝 2012/02/18 浦和レッズJrユースU13 vs 大宮アルディージャJrユースU13 1-0勝利・・・優勝と次のステージへの課題

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

なんだか、この大会の最終日が晴れになったのは久しぶりな気がします。気持ちの良い晴天・・・な写真ですが、相変わらず試合の日の強風は変わらないようで、今日の試合はスタジアム内なので多少はましかもしれませんが、それでも風が影響するのかな~というコンディションでした。

本戦に入り、ここまで3試合を戦ってきたU13ですが、初戦は見られなかったものの、聞いたところによると先制点を取るまでが大変だったと聞き、その後観戦したFC深谷戦、FESTA戦と共に結果的には複数得点での勝利になっていますが、得点を取られないためにしっかりと組織を考えて戦ってくる相手に対して、これまでのような個人技が思うように通用しないという試合も増えてきたという印象でした(それでも、結果的に個人能力の高さで決めたんですよね。)

そういった意味では、なんとなくですが、決勝は相手が大宮アルディージャということもあり、比較的リスクを負いながら仕掛け合いになるのかな~と試合前には思っていました。

さて、試合に行きます!

この試合のスタメンは、以下となります。

GKが1番関敦也、DFがセンターバックに11番高橋海翔、2番浅賀祐太、左サイドバックに20番渡辺陽、右サイドバックに5番河内渉真、ボランチに19番松高遼、トップ下に6番川上エドオジョン智慧、9番清水裕太、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

ここ数試合と比べると、右サイドバックが5番河内渉真になっているくらいで全体的には、この大会でよく見ているメンバー構成となっています。

まず、先ほど書いた部分に関しては、試合開始すぐに違っていることがわかったのですが、対戦相手の大宮アルディージャはしっかり組織だったサッカーでボールをしっかりキープして、守備の時には人数をかけて対応してくる感じで、とても打ち合いになるという雰囲気の試合にはなりませんでした。

序盤は、ややパスミスが目立つ展開や、縦へのパスの意図が合わないなどこの大会でよく見られた状況がありつつでしたが、中盤の9番清水裕太がうまくボールを散らしながら、6番川上エドオジョン智慧が仕掛けたり、右サイドの15番萩原大智が絡んだ右からの攻撃が多くなっていたと思います。

ワンツーで突破しようと試みる場面が多い感じですね。対する大宮もボールの保持率は高いものの、攻め込んだ時の浦和の対応がしっかりしており、シュートを打たれる時もうまくコースを限定させたところでしっかりキーパーの1番関敦也が抑えるという、それほど危険を感じるほど攻め込まれた場面はなかったようにも思います。

ただ、逆に言うと浦和も個人技での突破はことごとく相手に対応されて引っ掛かり、得点まではやや遠い状況で前半は経過していきました。

ゴール近くでのセットプレーも何度か獲得し、5番河内渉真からゴール前に放り込まれたボールに6番川上エドオジョン智慧が合わせる場面などもありましたが、ここもしっかり対応されてしまいました。前半の中では、15番萩原大智が再度からのドリブル突破で深くまで切り込んであげた鋭いクロスの場面、ボールを奪ったところから7番轡田登、がサイドを走る5番河内渉真へパス、そのままサイドからのクロスに3番伊藤敦樹が狙った場面、この2つがしっかり相手の守備を破って作った惜しいチャンスだったと思います。

前半終了間際に一度相手に突破されて危ない場面を作られましたが、集中した対応で押えました。

ポゼッションでは大宮が勝っていたものの、攻撃と守備の局面では全くの互角という前半でした。浦和の守備も1対1でもしっかり対応できていました。

ということで、前半は0-0で終了。

後半スタートから9番清水裕太に代わり18番町田ジェフリーを投入。その18番町田ジェフリーのポストからサイドを上がってきた5番河内渉真へ繋げるなど、前線にボールが入った時の出足で相手より勝ることで上手くポストプレー役となれていました。ただ、やはり前線の選手が個人技で仕掛けた時には相手にしっかり対応されてしまう場面が目立ちました。

全体的な流れとしては前半と同じような形で進んでいきます。

後半も25分ほど過ぎたところで浦和が7番轡田登と3番伊藤敦樹に代えて13番中嶋海登と10番関慎之介が入ります。

この段階で浦和の攻撃のフォーメーションはフォワードの真ん中に13番中嶋海登が入り、左に10番関慎之介、右に15番萩原大智、トップ下に18番町田ジェフリーと6番川上エドオジョン智慧となっていたと思います。

なんとなく、0-0で後半も終わるかという雰囲気もあったのですが、後半終盤で試合が大きく動きます。

まず、27分に相手に突破されて決定的な場面を作られるものの、放たれたシュートはわずかにゴール右にそれて、なんとか失点を免れます。

ピンチの後にはチャンスがということで、浦和に来ましたビッグチャンス。

前線にパスが出されたところで13番中嶋海登がヒールで走りこんで来た(6番川上エドオジョン智慧だったと思う)選手に渡そうとしたところ相手ディフェンダーにかかり、そのパスは通らないものの、こぼれ球に一歩早く反応した18番町田ジェフリーがボールをキープ。相手ディフェンダーの激しいチェックで奪われかけるも、しっかりキープして右サイドを駆け上がる15番萩原大智へパス。守備陣がつられてサイドに寄ったところで逆サイドへクロスを上げると、そこにしっかり入っていた10番関慎之介がフリーでしっかりヘッドで押し込みます。

結局この1点が決勝点となり浦和レッズジュニアユースU13が今年の大会を制しました。

負けてはいけない大宮アルディージャとのダービーでしっかり勝利で優勝。気持ち良いです。

そして、結果的に最後に決めた得点までの流れがこの代のチームにとって大きな意味を持つような気がしました。

この大会で感じた、思うように行かなかった部分をどれだけ重要な要素と感じて成長して行けるかがこれからは凄く必要なこととなってきます。成長期で体が大きくなっていくことで、プレースタイルを変えていかなければならない選手も出てくるかもしれません。既に体の大きい選手は、体の大きさを使ってやれていたプレーが、対戦相手も大きく強くなっていくことで通用してこなくなるかもしれません。

目標が高ければ高いほど、そこは今からでもしっかり考えて誠実にやるべきだと思いますし、それができるかできないかで大きな違いが生まれてきます。

だからこそ、今日の決勝点には色々なものが詰まっていると思うんですよね。相手の意表を突くプレー、そこで対
応されても、次を予測して動ける選手がいて、パスが来ることを信じてサイドを走る選手がいて、そこにつなげるために相手の激しいチェックでもボールを奪わずキープして、しっかりそこへパスを送る。ピッチをワイドに展開することで相手の守備にズレを生じさせ、空いたスペースにしっかり人が飛び込んで、そこにピンポイントでクロスが上がりゴールになる。

ね、結構集約されているでしょう?

個々の能力が高い選手が揃っている世代だと思うので、あえてこの段階で触れておきました。

色々かきましたが、優勝おめでとうございます!

お疲れ様でした。

ではでは~!

おまけ写真載せます。 

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場熊谷スポーツ文化公園陸上競技場熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 

 

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第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会決勝 2011/11/13 – 浦和レッズJrユース vs 川崎フロンターレU-15 2-1勝利・・・戦いの続きは全国の舞台で

韮崎中央公園陸上競技場2011年11月13日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日の帰り道、車で韮崎からの帰路、彩甲斐街道経由で甲府-秩父を経て鳩山町にある実家で今ブログを書いているのですが、ご存知の方も多いかと思いますが、このルートを通るといくつかの山を越えて、カーブカーブの連続を抜けてやっと目的地へ辿り着きます。

上級ドライバーではないブクメですので運転中にそういうことを考えながらしみじみという余裕などないのですが、落ち着いた今、しみじみと感じるのです。

今年の浦和レッズジュニアユースのここまでの道のりは、この行程のように険しい下道を一つ一つ越えて作られていき、その行程を経て、一つの目的地であり中継点である戦いが今日の決勝だったのだと思います。

正直、今日に関しては細かい試合の内容よりも、一つ一つを振り返りながら、それが決勝に生きているんだよということを挙げてつらつらと書いていきたい気もするのですが、内容書きます、後々見て思い返すために。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と3番久保龍希、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、7番勝野瑛、FWが右に9番橋岡和樹、左に14番加藤智陽、真ん中に11番小島良太

となります。

2番益子大輝が怪我のため、センターバックに3番久保龍希、また昨日ポジションチェンジで右前線で躍動していた9番橋岡和樹が今日はスタートから右前線でのプレーとなりました。

昨日のブログでも書きましたが、今日の試合に関しては、試合内容が楽に進むとかそういう意味では全くなく、勝負という点において、浦和が勝利することに確信めいたものを感じていました。

強くなるべきチームには、そのための試練が一つ一つ用意され、そこを乗り越えて来た浦和が勝ち進んだ全国を決めるための試合。乗り越えてきた浦和がここを乗り越えられないわけがないじゃないですか。

さてさて、この関東予選に入ってから全ての試合で象徴的な凄めの選手がいるということで、この試合も例外ではなく、今日の川崎フロンターレU-15に関しても、10番の選手ですね、いました。飛び級でユースでやっているという選手らしく、こういう事前情報がなくても、試合開始からのプレーを見ていればその個人の能力としての凄さはすぐにわかりました。

前半は、かなりの時間を川崎の攻撃をしのぐことに費やすことになります。10番の選手もそうなのですが中盤の攻撃陣のレベルが高く、スタートで受ける流れになってしまったことで、攻撃に自信のある相手が更に活性化して攻撃してくるという、いわゆる関東U15リーグの東京ヴェルディ戦のような立ち上がりになったと思います。

浦和も守勢の時間が多くなりながらも、7番勝野瑛から右の9番橋岡和樹を使った攻撃や同じく、ボールを保持してサイドに流れた11番小島良太からのクロスに8番斎藤翔太が飛び込むなど、比較的相手の守備の中で狙いどころとなったサイドからの攻撃で活路を見出していきます。

ちょうど、相手の10番とのマッチアップの部分は6番荒木聡太が対応することが多くなるのですが、最初は苦戦しながらも徐々に相手の動きに対応できるようになり、結果的にはそこからの攻撃をほとんど積みきるところまで試合の中で持って行った6番荒木聡太のプレーと、同じ左サイドの前線に入った14番加藤智陽が攻撃の部分の左サイドと守備に参加する部分での左サイドを運動量豊富に動き回って、攻撃のチャンスメイク、守備の部分での貢献も含めて相当気の利いた動きが出来ていたと思います。

ほぼチャンスが作れないままに、20分ほど攻められて耐えて、カウンターでという展開で、実際決定的な場面も作られ流れも、ギリギリのところで16番高須雄大のファインセーブで回避したり、やられたと思ったところがギリギリ枠から外れてくれたり、やるべきところの部分と勝負を左右するギリギリのところでの運が確実に浦和に向いて進んでいたという試合でした。

守勢守勢の流れの中で、20分ほど耐えた後に、浦和がカウンターから数人を経由してゴールにはならなかったものの、相手に「あれ?」と思わせるような決定的な崩しをすることに成功すると、今まで攻撃攻撃とやっていた相手がやや守備にも頭が行くような流れになり始めます。

この辺りから、相手も攻めてくるが浦和も反撃から惜しいチャンスを作るという拮抗した攻防に試合が変わっていきます。

11番小島良太から9番橋岡和樹、8番斎藤翔太という流れからの得点チャンスや、左サイドで14番加藤智陽が攻め上がってのチャンス、右サイドバックの15番及川皓平のオーバーラップを11番小島良太が上手く使っての攻撃、6番荒木聡太と14番加藤智陽のワンツーから6番荒木聡太が攻め上がってのチャンス、前半の終了近くには、こーなキックから立て続けに3回ほどチャンスを得て、その中で9番橋岡和樹が惜しい場面に絡み、8番斎藤翔太のミドルシュートもありました。

結果的に、決勝戦らしい展開の中で得点はどちらにも入らず0-0で前半を終了。

後半スタートから14番加藤智陽に代わり10番清川大輝が入ります。

後半は、ざっくりと書かせてもらいます。

まず、守備の部分で先ほど書いたように6番荒木聡太が相手の10番に対しての守備の対応が本当に見事で終盤に10番の個人技で1点は返されたものの、本当にマッチアップの機会ではほぼ完ぺきに対応(奪いきってしまったり、遅らせて他の選手と2人で奪うなどなど)、同様に右サイドバックの15番及川皓平も集中した守備で仕事をさせず、センターバックに入った3番久保龍希は読みの良さでの摘む動きで相手の真ん中の攻撃を積み高さなどでは4番吉原大がはじき返す。

更に、5番長島巧がボランチの位置で守備ラインのケアやトップ下の選手たちが思いきってプレスに行ったり攻撃参加できるように本当に気の利いたポジション取りでバランスを取っていました。かと思えば、スルスルと攻撃参加して結構大きなチャンスを演出してしまったり、いい感じでした。

10番清川大輝もこの試合で得点はなかったものの、ドリブルでの仕掛けやキープ力などで相手の中盤までケアしないとやられるという動きをしていたことから、攻めでの相手への脅威と同時に相手の攻撃陣の動きを停滞させる要因にもなっていました。

11番小島良太は、たびたびというか毎回と言っても良いくらい書いていますが、動きながらのポストプレーがとにかく良い。気持ちが乗っている時は本当にヨーイドンが相手ディフェンダーより少し遅れても体の入れ方でしっかりポストとして機能してしまう。この試合でも後半の反撃の場面ではかなりの得点チャンスの際の当てどころとなっていました。

本当は、本人は攻撃の部分で評価されたいのだと思いますが、攻撃の部分も良いのですが、ブクメとしては、7番勝野瑛の中盤での奪いどころの嗅覚の鋭さに対してどうしても強い印象を植え付けられてしまいます。相手の攻撃でそこから先まで行かせると危ないところだったりするところで、インターセプトした回数を数えたらいったいどれくらいあるのだろうというくらい凄かったです。

今更ながら、攻撃で決定的な場面に多くからむ8番斎藤翔太。この試合でも、決定的な場面に絡む回数では最も多かったのではないでしょうか。あと、今更ながら、ヘディングの強さ(上手さ)に見とれている最近です。

そして、17分にこの試合の均衡を破る貴重な貴重なゴールを奪ったのが9番橋岡和樹になるわけですが、本当に得点を取って欲しかったんですよ。満身創痍の状態で、迷い苦しみながら、準決勝ではアシストを決めたものの本人としても、良いプレーをしても得点が最近奪えていないことも気になっていたと思います。10番清川大輝から受けたパスを左足で決めた時は飛び上るほど嬉しかったです(飛び上りましたけどね。)

得点したことで、ゴールを狙うプレーに関しても取り戻したようで、何度もゴールに迫りシュートを放つ場面を作っていましたね。

追加点の場面も、9番橋岡和樹からのシュートをキーパーが弾いたところからでしたね。しっかり詰めていた11番小島良太も見事でした。

2点のリードから、残り5分ほどで1点を返され、1点を守るための戦いぶりも見事でした。

点は取れるが守備のバランスがどうも上手くいかないというところからスタートして、試合によっては守備に意識が偏り過ぎて攻撃が少しおろそかになるような試合もあったりしつつも、守備での自信をつけて行き、この関東予選でも楽に勝たせてくれない強い相手と戦うことで耐える時間の使い方、集中力の持続力もつき、気がつけば全国で戦えるレベルまで到達して堂々と全国へ乗り込むところまで辿り着いた。

本当に、凄いことです。

このチームの戦いが年末まで見られることに幸せを感じます。

リーグでは4位でしたが、浦和には苦しい予選を勝つ抜いて積み上げたものがある、この積み上げたものを全開にして全国で大暴れしてください。集大成の中の集大成を全国の舞台で!

本当に、本当に、お疲れさまでした!

全国楽しみにしています。

ではでは~。