金子さんと二宮さん、批評で浦議でニュースになる

どうも、浦和サポブクメです☆

昨年(2007シーズン)はあえてアナログに拘って、現場を見ずに書きたい放題の浦議(浦和レッズについて議論する掲示板)を見ないようにしている時期がありました。とにかくガムシャラに試合は現地で全て見届けて目で見たものと体で体験したもので判断していこうとしていました。でも、今年は逆に一度退会した浦議SNSに復活してみたり、浦議掲示板も頻繁に見るようになりました。それは、ある意味昨シーズン全試合を現地でサポしたことで、「事実」とネット上やテレビを通して、雑誌を通して、新聞を通してなどの直接的ではない部分を対比できるかと思った部分もあったりします。

そんなここ最近ですが、昨日はなかなか面白い展開が見られましたね。高原直泰のドイツブンデスリーガ、フランクフルトから浦和レッズへの完全移籍の話題がテレビなどで大騒ぎされているから当然浦議掲示板もその話題のスレッドが乱立しているかと思ったら、まあ確かにそうなんですけど、一番盛り上がっていたのが二宮清純と金子達仁の対談での発言に対してのものだったわけですよ。「浦和は善戦だったか?」というお題での「浦和サポーターにはがっかりした」発言だったわけですよ。この手の煽り記事があると炎上する掲示板なのですが、露骨過ぎる浦和を否定するような批評になっていたので爆発したわけですね。更に驚いたのが、この記事による掲示板での炎上がexciteニュースで記事になってしまったということなんですねw 「浦和レッズサポーターの応援 有名スポーツライターが酷評 」ということですね、更にこの記事に関してライブドアのニュースで更に取り上げられていて、インタビューまでやってしまっているわけです。

さすがオフシーズンですねw

こういうブログなので自分の意見も書かなきゃですよね。正直、「歌いたいだけ」という言葉には思慮を欠いた言葉だと思いますね。ゴール裏がどれだけ選手に勝たせたいという思いでチャントをやっているか実際にゴール裏に来て事実を見た上で書かれるならまだしも、傍から見ただけではき捨てられる筋合いはないですね。

でも、極端に書かれていて更に浦和サポに対して悪意があるとしか思えない書き方をしているので反発したくはなりますが、言葉を選んで書いていれば7割くらいは正しいことを言っているとは思います。マスコミが浦和を褒めればほいほいとそのスポーツ新聞を買うサポが多いからマスコミもそういう体質になるのは確かです。でも、浦和サポなら自分のチームが褒められてそれでもマスコミが買わせたいから書いているだけだよと買わない方が良いとも特に思わないですけど。確かに記念グッズを発売すれば直ぐに飛びつきすぎるサポが多いなということは感じていました。現に私もリーグ初優勝までは結構記念グッズに飛びついていました。最近は・・否定はしませんが、あまり買う気が起こりません。「お金がないからだろう!」と言われればそれまでですけど、本当にほしければ無理してでも買います。

でも、純粋に浦和をサポしていてそうなるならまだしも浦和レッズがブランド化している現実もある意味危惧しているのではないかとも思えるんですよね。だって、昨シーズンの終盤にスタジアムに通い続けたサポは間違えなく感じたでしょ?あの、優勝がかかった試合なのに何か違和感を感じるスタジアムの楽観した空気。そもそも、埼スタでの城南一和戦の劇的なPK戦での勝利の際に多くメディアに露出したことで浦和にブランドを感じてきてしまう人が急に増えたことが影響している部分もあったかもしれませんが、明らかにあの試合以降ホームの試合での雰囲気は悪い意味で異質になっていくのが肌で感じ取れました。

普通ならシーズン開幕ごろにそういう現象が起こりやすいのですが、しばらくするとゴール裏の雰囲気は一通り落ち着くものだと考えていました。それなのにシーズン終盤の大一番だらけのタイミングでスタジアムに描かれる絵を見に来て満足してしまう人とか。そういう悪く変わっていく中で感じていたことが次に書くことなのですが・・・。

正直、個人的には清水戦以降のビジュアル応援はいらなかった気がしています。特に最終戦ではやる必要はないと思っていて実際に当日新横浜からスタジアムに向かう時にあったサポ仲間には、最終戦の日はビジュアルはやらないと思っていたので「浦和サポが原点に戻っていつもどおりのサポが出来れば今日は勝てますよね。ビジュアルなしは正解ですね」とか勝手にそう思って話していたくらいです。大一番だぞという雰囲気を作らなければというのはサポの傲慢であって、最終戦は純粋に後押しをする気持ちでいつもどおりの試合をしてくれるように声だけでサポすれば良いと本気で思ってましたので。でも、外野が何言っても始まりませんし全ては結果論なんですけどね・・・。

金子が言っているようなチャントやコールが試合の流れにあっていないということに関しては、言われなくてもゴール裏でサポしている浦和サポの多くが感じている部分ではあるし、極端に言えばこれはおかしいと思うチャントは歌わない、コールもしないというサポ仲間もたくさんいます。最近は幸せなことに現地サポ歴が浅い私に昔からの浦和サポのゴール裏の歴史を話してくれる方が結構います。その話を聞けば、確かにおかしいなと思える部分が多いです。

ただ、逆に現地サポ歴が浅く、弱い頃からの浦和サポではあるものの現地サポとしては強くなってからの、そして今のコールリーダーがリードする浦和のゴール裏で育ってきた私ブクメとしては、歴史を吸収すると同時に今のやり方も尊重したいと言う部分も結構あったりするのかもしれません。

・・・と、金子さん、二宮さん、浦和サポって馬鹿がつくくらいに浦和のゴール裏の雰囲気に対して真剣に考えている人が多いんですよ。酒の席だから多少言葉は軽はずみなこともあるかもしれませんが、第3者として文章として掲載するのであれば可能であれば配慮を見せてほしいものです。

否定するだけでは何も生まれないんですよ。浦和サポを吐き捨てるなら、浦和サポとしてゴール裏でしばらく一緒にやってみてから貶してください。

うわー、激しく話が飛び飛びになってしまいました。

でも、今回の争点になっている文章を読んで、言葉は挑発的ですけど言葉自体の意味を冷静に捉えてみると結構的を得ていることは多いとは思ってしまいました。

・・・ということで、友ちゃんの7番を引き継ぐ高原は癒し系になれるのか?という議題で熱くお届けしました(嘘w)