高円宮杯プレミアリーグ2012/08/26 第10節 浦和レッズユースvs静岡学園高校 6-6引き分け・・・残り5分で勝負する

静岡学園高校グラウンド2012年8月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

夏の暑さのせいか、それ以外に何かあるのかはわかりませんが、最近は判定が「あれ?」という場面が連発する試合があまりにも多いですよね。結果的に、一つ一つにイライラしても仕方ないので、とりあえず、そういう判定に有無を言わせず結果を残して終わった後に、「勝ったから良いけど、いくつか判定に疑問が残るところもありましたよね、はい。」みたいなことを、クールに語れるような感じにできると良いなと、見る側としても考える今日この頃なのですが、今日の試合は、危険な報復行為に対して、そこをスルーされた時には、声が出てしまいました。

と、そんな前置きをしつつ、今日は、クラブユース選手権などでほぼ1か月ぶりに再開されたプレミアリーグの第10節、静岡学園高校戦を観戦してきました。場所は、静岡学園高校グラウンドになります。

対戦相手の静岡学園高校には、ホームで敗れていたり、昨年は、この場所で逆転負けを食らったりと、あまり良いイメージがないので、すっきり勝ってもらいたい部分と、選手たちがストレスを抱えるようなもろもろの状況もなんとなく伝え聞きながら、クラセンは切り替えて応援すると決めたものの、やはり今後のためにも、プレミアリーグはしっかり見届けておかなければならないし、書かなければならないことも多く出てくるんだろうなということも頭にあったり、なんとなく落ち着かない状況で観戦することになりました。今年はなんとも言い難いことがたくさんです・・・。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に8番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

構成や戦術としては、クラブユース選手権の流れを繋いでと言う感じですね。

正直なところ、今日は、実際に聞いたわけではないので良くわかりませんが、試合開始から、プレーが軽い印象がある選手や、必要以上にイライラして試合に入っている印象の選手が見受けられて、何かちょっとおかしな雰囲気を感じました。

それでも、試合の入り自体は悪くなく、8番繁田秀斗から左の14番関根貴大、裏に抜ける10番中村駿介に渡しての仕掛けや、14番関根貴大のシュート、19番須藤岳晟から右の前線のスペースに走る20番広瀬陸斗に鋭いパスを通しての仕掛けなど見られ、10分のピンチの場面でも2番新井純平が体を張って守ったりと大荒れするような試合になるという感じでもなく、実際13分に10番中村駿介のゴールで先制するところまでは、違和感は感じながらも試合の流れとしてはそこまで悪くなかったと思います。

しかしながら、24分に同点に追いつかれると、28分にも再び失点しあっという間に逆転されると、35分にはPKを与えてしまい、1-3とされてしまいます。

ただ、なんというか攻め込まれる場面はあったものの、対処が悪かったと言い切れるものばかりではなく、しっかり対応したはずなのに足に当たったボールが相手に良い位置に流れたり、不運もプラスしてという形からの失点もあったのは事実です。

相手に研究されているな、と感じる部分も多くあり、それに加えてリズムも悪く、どうも攻めが単調になる傾向もあったものの、前半の終盤に直接FKのチャンスで10番中村駿介が見事にゴールを決めて2-3と1点差に詰め寄って前半は終了します。

ビハインドを負った状況で、後半は前半に悪かった部分を修正をして、必要であれば適した交代を適した時間で行ってくれるだろうと、ベンチワークを期待しつつスタート。

5分に失点し2-4、こういう展開になった時には攻撃的な交代が来るかと思ったら、24分に19番須藤岳晟に代えて16番岸伯富実を投入。

25分に再び失点し、2-5。

逆転勝利するには、4点必要ですが、攻撃的なところでの交代をする気配なし。

残り10分についに動きます。

32分に8番繁田秀斗に代えて23番條洋介を投入。更に33分に7番長谷優に代えて32番小川紘生を投入。更に36分に14番関根貴大に代えて21番進昂平を投入。

実際には、上記のような時間帯でしたが、試合が止まった時間などもあったため、時計の上では残り5分くらいというところで、ようやく21番進昂平を投入したような感じですね。

いわゆる、21番進昂平には5分で4点分の仕事をして来いという状況ですね。凄い考え方です。

交代の直後くらいに、更に失点があり2-6という状況で同点まで4点、逆転には5点が必要となりました。

まず、85分に中盤でパスを受けた32番小川紘生が右前線の20番広瀬陸斗にパスをだし、折り返したパスを21番進昂平が合わせてゴール。これで、3-6。

続いて、87分に、ドリブルでディフェンダーを抜いて21番進昂平が再びゴール。これで4-6。

この後、10番中村駿介に代えて34番茂木力也が入ります。

アディショナルタイムに入った直後くらいに、左サイドを突破した32番小川紘生のクロスを20番広瀬陸斗がつめてゴール。これで、5-6。

更に、再び32番小川紘生が左サイドからクロスを入れたところに6番西袋裕太があと一歩でシュートという状況を挟みつつ、試合終了間際にPKを獲得し、2番新井純平が決めて6-6。

結果的に6-6の引き分けで終了となりました。

すごく、今日はブログを書く際のポイントが絞りにくい試合でした。

まず、前半は先制点の後にもう2回ほど落ち着いてシュートを枠に飛ばせばゴールだったという決定的な場面が2回あったけど決められなかった。サッカーでは、こういう展開になると追いつかれて逆転されてという形になってしまうことが多いわけで、そういうありがちな展開になってしまった部分。ここは、単純に同じことを繰り返さないように今後はしてほしいだけですね。

もう一つは、判定に関して。これは、試合終了間際の浦和の同点に繋がる部分で、この判定に関しては細かいところは正直自分が見ていた位置からは判別できないので書きませんし、これについて静岡学園を応援している方とどちらが正しいとか言い合いをするつもりもないのですが、これまで主審から見えていなくて線審からは見えていただろうという部分で、指摘してくれなくて浦和に不利な判定が続いていた中では、やや驚きの、主審が見逃していたPKの判定を線審がしっかり見ていて指摘したというケースでした。

で、ブクメ個人的には、最も判定で許せなかったのは場合によっては怪我に繋がるような報復行為で、14番関根貴大だけに警告が出た場面で、報復行為を行った選手は、当たらなかったものの、倒れながら14番関根貴大を蹴ろうとしていたのは事実だったのにそこが見逃されたことは残念です。

他の判定は、最初に書いた通り、勝ってから、クールに指摘できるような感じで良いかと。試合中にイライラしすぎて、本来の力が出せないのはもったいない。

後は、得点が必要なところで、明らかに相手ペースでチームが機能していない状況で、ベンチワークが後手後手すぎると思うのですが、何かそれに関して深い事情があるんでしょうかね?

正直、残り5分で4点取ってこいの状況で気迫前面のプレーでポストプレーをしたり、2点と言う結果を出した21番進昂平や起点になったりアシストをした32番小川紘生は、さすがだと思いますが、明らかに前線での収まりどころが必要で数選手が消えてしまっているという場面でも21番進昂平はずっと出されずに点差がかなり開いているのに、そこまで彼を使わない理由がどこにあるのか理解できないのが本音です。

帰宅して、夕食をとって、風呂に入って、一息ついて、落ち着いたつもりで書いた文章がこんな感じです。

あとは、現地で試合を見ていた方の判断にお任せします。

 

来週末の試合は行くことができません。ですが、ものすごく試合の時間帯は、選手がどのような表情でどのような難しい状況の中で戦っているか、そこをどう乗り越えてくれるか、すごくすごく気になっていると思います。

その思いが少しでも、届けば嬉しいです。

ではでは。

静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日

 

 

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おまけの写真。