練習試合2011/07/17 浦和レッズJrユースU14vs町田ゼルビアJrユースU14 6-1勝利・・・チームコンセプトに成長が見られた試合

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日の青森からホーム浦和へ戻り、今日はレッズランドで行われたジュニアユースU14の練習試合を観戦してきました。試合に少し影響するため良いか悪いかは別として、強い風が吹いていたため、多少はいつもよりはましだったものの、最も気温が上がる14時キックオフと言う過酷な環境の中での試合となりました。

対戦相手は町田ゼルビアJrユースとなります。

練習試合なので変則的な30分×3本という試合形式になります。

1本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに17番水上真、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに4番小木曽佑太、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に15番松尾佑介と20番渡辺将矢、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

となります。

前回見たのがちょうど1ヶ月前のメトロポリタンリーグで1本目のスタメンを見る限りでは、何人かスタメン変更はあるもののポジションなどは大体前回と同じところでプレーしていたと思います。

相手チームのレベルと言うものが、今ひとつ分からなかったものの試合は一方的な展開となりました。一方的とは言っても、体格差やテクニックの差で個人で行うサッカーでというこの世代でよくある光景ではなく、チームで連動性を持って考えて行うサッカーで圧倒という印象で難しいサッカーをやろうとしているな~という印象。

ボランチの3番石井康輝を経由してよい距離感で15番松尾佑介や10番中塩大貴が絡み、サイドのスペースが開いたら一気にサイドチェンジや縦へのロングボールで打開、細かいワンツーで突破する仕掛けなども見られました。

そのいくつかを挙げると、4番小木曽佑太から一気に左前線の12番信沢啓人へ通しての攻撃、10番中塩大貴から右サイドの7番川上開斗へ渡し、以前ならドリブルばかりで攻める(攻めきれる)ことも多かったものの、近い距離に入った17番水上真誠を一旦経由し、ワンツーで一気にディフェンダーを抜き去っての仕掛けなどチームプレーで圧倒している姿が頼もしかったですね。

圧倒的な支配の中で、前半5分に中盤でゴールに背を向けてボールを受けた15番松尾佑介が反転してテクニックでディフェンダーを抜き去ってゴール。細かいチームプレーの中で仕掛ける時には個人技で仕掛ける形が効果的に作用しての先制点となりました。

先制点の後に相手が取り返すために少し前掛かりになった時にやや中盤で慌ててボールを捌こうとしている時にキーパーの16番大川圭為がしっかりコーチングで指摘できていたのも良かったですね。

このような良い部分ばかりが目立った中で、20分に追加点が入ります。ちょっと目を離していた時のゴールだったので誰のゴールだったか定かではありませんが、たぶん15番松尾佑介だったと思います・・・たぶん。

このゴールの後、4人交代し以下のような布陣になります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに4番小木曽佑太、13番東伸幸、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介と6番影森宇京、FWが左に14番堀内千寛、右に7番川上開斗、真ん中に11番新納大雅

メンバーを4人交代しても、基本的なコンセプトは変わらず浦和が支配する試合で展開されていきます。

その中でも、14番堀内千寛の動きがかなり的確で効果的で印象に残りました。

ディフェンスラインに近い位置のやや真ん中あたりの低い位置のスペースでパスを受けた14番堀内千寛がドリブルで持ち上がり、左に開いた11番新納大雅とワンツーで抜け出し更に左前線のスペースへ持ち上がり開いた真ん中のスペースに11番新納大雅が入ったところへパスを通し、得点にはならなかったもののスペースを使う動きと作る動きの両方を上手く生かした攻めでチャンスを作っていました。

その14番堀内千寛を起点として右サイドの7番川上開斗へパスを通し、今度は個人技で突破を仕掛けた7番川上開斗が見事に抜き去ってゴール。これで3-0となります。

更に、そのすぐ後に再び7番川上開斗が相手のラインが下がりすぎているところをしっかり見てシュートコースが開いたところでミドルシュートを突き刺し4-0。

更に、20番渡辺将矢が止まってパスを受けるのではなく、開いたスペースへ走りこんだところにパスが通り、右サイドを駆け上がっていた7番川上開斗へテンポよくパスを通し、そのままドリブルで持ち込んでシュート。キーパーが弾いて混戦のところをつめていた11番新納大雅が押し込んで5-0。

1本目の30分で大量5点のリードを奪います。

2本目のスタメンは、

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに12番信沢啓人、センターバックに10番中塩大貴、17番水上真、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に20番渡辺将矢と6番影森宇京、FWが左に14番堀内千寛、右に19番和久井大輔、真ん中に11番新納大雅

となります。

2本目も試合自体は浦和が支配していたものの、大量リードや暑さや強風など少し楽をしたくなるような要素が多くあったからかもしれませんが、1本目に比べるとやや集中力が欠けていたり個人技に走ってしまうところが多くなっていたような気がします。それでも、レベルの差があるため、ゴール前まで攻めきってしまうことが多いものの、例えば19番和久井大輔がドリブルで仕掛けた際には完全に抜き去ってしまったものの、フィニッシュでシュートが雑になってしまい浮いてしまったり、中盤でリズムを作ってということを省略してサイドの選手に簡単に預けて仕掛けさせるという回数がやや多くなった気がします。

この2本目は15分に14番堀内千寛のゴールでの1点のみとなります。

この2本目でも20分に数人一気に交代となり、以下のような布陣に変わります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに13番東伸幸、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介と6番影森宇京、FWが左に14番堀内千寛、右に9番田中拓真、真ん中に11番新納大雅

この後は得点が入らず2本目が終了。2本目の最後に14番堀内千寛から11番新納大雅への縦パス、その11番新納大雅を追い越して8番高橋聡史がオーバーラップを試みて、そこをシンプルに使ってという攻撃も試みとしてよかったと思います。

3本目のスタメンは以下になります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに17番水上真、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに13番東伸幸、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に15番松尾佑介と19番和久井大輔、FWが左に12番信沢啓人、右に11番新納大雅、真ん中に14番堀内千寛

3本目で良いプレーとして印象に残ったのが

3番石井康輝から左の12番信沢啓人へパス、テンポよく19番和久井大輔に繋げパスを出した12番信沢啓人はゴール前のスペースへ走りこみ、最終的のその12番信沢啓人へラストパスが通りという展開。得点にはなりませんでしたが、この一連のプレーは動きや狙いが良かったと思います。

3本目の15分に再び数名交代して以下のような布陣になります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに10番中塩大貴、センターバックに13番東伸幸、4番小木曽佑太、MFがボランチに6番影森宇京、トップ下に15番松尾佑介と20番渡辺将矢、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

この3本目では15分に1点返された後にやや守備が慌ててしまうというところがありましたが、結果的にその後は相手の反撃も抑えきったものの、得点はなく終了しました(終盤に数名交代がありましたが、チェックできませんでした。)

試合トータルでは6-1で大勝。細かく見ると1本目が5-0、2本目が1-0、3本目が0-1という結果になりました。

前回からの一ヶ月間で更にチームの戦い方の狙いが浸透してきている印象がありつつ、まだ集中が切れると個に頼ってしまう所もありますが、メンバーが変わってもやるサッカーのバランスは崩れず、そこに個々の持ち味が随所に見られる面白い試合が見られました。

攻撃の部分ばかり書きましたが、守備の部分の安定感も増してきていましたし、レベルの高い相手とやってどのくらいこのサッカーが通用するのかを見て見たいと思う今回の練習試合でした。

暑い中、強風の中、お疲れ様でした。

ではでは~。