GO FOR WORLD CUP 2019/12/27-28 浦和レッズユースvs野洲高校 4-0、vsヴァンフォーレ甲府U-18 3-0、vs履正社高校 1-0勝利・・・疲労のピークで結果を出す

どうも、ブクメです☆

26日の試合後のブログでも予告しました通り、27日、28日は共に試合の後に予定がある(予定とは言っても飲み会ですが・・・)ということで、やはり両日ともに試合後にはブログを書けず、写真のみはfacebookページの方にアップしましたが、ブログは29日に書いています。まだ、探せば現地で見たいサッカーの試合は、あるものの、休養と、ため込んだ仕事の消化に当てるべく、世間的に仕事納めしてからの今年の残りの数日は、まったりと自宅ベースで過ごそうかと思っております。

さて、GO FOR WORLD CUPですが、敗戦スタートになったものの2日目までの結果で2勝1分1敗としたところで、グループ自体が割と混戦になってきていて、27日の野洲高校に勝利すれば、1位通過の可能性も見えてくるという形で迎えた中で、その野洲高校戦で見事快勝し、得失点差で1位通過を決めて準決勝に駒を進めることができ、迎えた準決勝では、ヴァンフォーレ甲府U-18相手に両サイドのスピードのある選手には苦しめられたものの、終わってみればこちらも3-0で快勝。

そして、27日の練習試合的な扱いでしたが既に1度対戦していた履正社高校と決勝で対戦し、かなりの厳しい戦いになったものの、相手が見せた隙を見逃さずに1点をもぎ取っての優勝となりました。

この大会自体は、参加チームがどのような意図をもってどのようなメンバーで参加してくるかが全く読めないため、ここで見た各チームが新チームでのベストメンバーかは、わかりませんし、例えば浦和レッズユースで言えば、結構久しぶり(?)に、怪我や怪我明けの選手が多かったことも多かったからかもしれませんが、来年から浦和レッズユースに外部から加入する中学3年生の3選手がメンバーに入るだけでなく、実際に長い時間ピッチに立ってプレーしていたように、参加したJユースや高校のチームもそれぞれの目的を持って、試合によって大きくメンバーを変えていたところや、そもそも参加人数が少なめで全ての試合を少数精鋭で戦うという体力的に酷なチャレンジをしていたかもしれません。

そのため、通常の公式戦でその時のベストメンバーをどのチームも組んでくるのが当たり前と言う状況ではないため、うまく行ったのは、相手がベストメンバーではないからだとか、余計な言い訳みたいなものが入ってしまいやすい大会にはなるのですが、今年のこの大会でシンプルに浦和レッズユースにとって良かったなと思ったのは、決勝で対戦した履正社高校が、わかりやすく強い相手だったこと。

27日の練習試合で履正社高校と既に1度対戦していて、その時は1-4で浦和は敗れていて、その時に既に相手の強さを見られた状態で、大会自体の勝ち上がりチームにも履正社高校が入っていて、浦和レッズユース自体もこの大会では、かなり、来シーズンに期待できるような要素を多く見せてくれた楽しい試合を見せてもらっていた中で、まずは、2019年の締めくくりとしての決勝で、既に強いことが分かっていた履正社高校がしっかりと決勝に勝ち上がってきて、その相手と厳しい戦いをすることが最終戦でできたことなんですね。

この試合があったことによって、新チームのスタートの良い流れが、ピリッと引き締まったというか、優勝と言う結果は残せたけど、課題もまだ多く、やるべきことも多いと実感できて締めくくれたことが何よりかなと思います。

これらの収穫に、更に優勝という大きな結果も付いてきた。これは、特に、時間調整すれば平日でも試合に足を運べるケースが多い私は、初日から全試合足を運ぶことができたものの、今大会は、土日にかかるのが最終日の28日だけになったことから、最終日しか足を運べないというサポーターの方も多かったところで、そのサポーターの方にとってのプレゼントのようなものにもなるわけで、3位決定戦がなくなったことから、決勝進出しないと1試合で終わるところを勝って2試合見られる機会を作り、更に優勝を見せてくれるという。贅沢ですよ、私たちにとっては。

そして、初戦から見られた私たちが、この大会のここまでの様子を伝えつつ、疲労の蓄積も伝えつつ、それらを理解した上で体力的にギリギリのところで戦う最終日の2試合を応援して見守る。その空間が埼玉スタジアム第2グラウンドというのも、良いんですよね。

何が言いたいかと言うと、浦和レッズユースの2019年の締めくくりをここに連れてきてくれてありがとうという感謝ですよ。

そして、私個人的には、この大会によって期待値がものすごく高められましたので、そうなると人はワガママになりますので、2020年は、こういう舞台によりたくさん連れて行ってもらいたいと思うわけです、よろしくお願いします!

ということで、4試合分書けていなかったので、メンバーや交代と得点経過くらいになりますが、試合のことについて書きますね。

vs野洲高校戦(12/27)メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半22分⇒40番茂木柊哉)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に29番伊澤壮平

前半25分にコーナーキックから16番根岸恵汰が決めて1-0

後半13分に左から12番福島竜弥が持ち上がりクロスから37番高橋悠が決めて2-0

後半22分にフリーキックのチャンスで20番木下翼が直接決めて3-0

後半30分に前線で20番木下翼の粘りから、ディフェンダーの裏にこぼれたところを33番小川聖凪が決めて4-0

4-0で勝利

vs履正社高校戦(12/27)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に35番島垣翔、センターバックに26番舘澤佑磨と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に40番茂木柊哉と27番山田奈央(後半スタート⇒32番岡田翼)、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪(後半20分⇒29番伊澤壮平)

*この試合は、GO FOR WORLD CUPに直接関係ない練習試合扱いで25分ハーフで開催

前半24分に33番小川聖凪が決めて1-0とリードして折り返すも、後半に相手の攻撃で押し込まれ、後半5分、11分、14分、23分に失点を喫し、1-4で敗戦となりました。

vsヴァンフォーレ甲府U-18戦(12/28)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥(後半28分⇒28番アピッチ輝)、右に40番茂木柊哉(前半21分⇒32番岡田翼)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半28分⇒38番舘樹)、右に37番高橋悠(後半22分⇒26番舘澤佑磨)、真ん中に31番大野海翔(後半28分⇒35番島垣翔)と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人、右に29番伊澤壮平(後半11分⇒42番吉田来綺)

前半16分にコーナーキックのチャンスで16番根岸恵汰がヘッドで決めて1-0

後半5分に右サイドからの37番高橋悠のクロスを20番木下翼がヘッドで合わせて2-0

後半30分にやや距離のある所から、16番根岸恵汰が思い切って狙ったループ気味のシュート(枠は捉えていた)を相手キーパーが処理しきれずにゴールで3-0

*浦和の公式では、2点目が根岸恵汰で3点目が木下翼になってますが、上の得点経過で合っているはずです。

3-0で勝利

あと、後半28分の3人同時の交代ですが、交代の準備ができてから、なかなか試合が途切れずに、結果的に投入が後半28分になってしまったという感じでした。

vs履正社高校戦(12/28)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に42番吉田来綺(後半スタート⇒37番高橋悠)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平(後半16分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

後半5分に、相手の最終ラインのところで37番高橋悠が狙いすましてプレスからインターセプトに成功し、そのままキーパーと1対1の場面を作り、ここを決めて1-0

この得点が決勝点となり1-0勝利となりました。

大会MVPは、「準決勝で2点を挙げた」16番根岸恵汰・・・という評価の仕方なのかは不明ですが、私個人的には、仮に最終日に得点がなかったとしても、大会を通しての評価として16番根岸恵汰のMVPが妥当だと考えています。

今年の数字だけ見れば、守備力の高いチームという評価になりがちな浦和レッズユースが、この大会で見せたような、良い形で攻撃をするための守備をするというところでさらに前進していく時に、負担も大きくなるポジションが中盤の守備的なバランスを取る役割で、いわゆる攻撃に関しても守備に関しても、肝となるところとして、16番根岸恵汰の存在が凄く重要になってくるため、そのプレーをこの大会では、結構追ってみることが多かったのですが、大会期間中だけでも、コミュニケーションのところや、攻撃をした後の相手の反撃に対してのポジションの取り方だったり、摘み取り方だったり、わかりやすく存在感を出してくれていましたから。

大会を通して考えて良かったのは、複数得点を奪える試合が多くなったことで、経験や特徴の活かし方がまだうまく行っていない選手を起用しながら、ベースとなるメンバー構成の中に入って、実戦の中で感じながら、指示を受けながら、コミュニケーションを取りながら肌で感じることができる選手も多く作れた点で、これによって、やるべきことを実際に感じて成長していくことで、各ポジションでの争いも激化していき、チームとしては、多くのオプションが生まれていくという結果にもつながると思うので、そういう流れもこの大会で作れていたのも大きいと思います。

あとは、強引につなげると、連日の試合での疲労の蓄積の中で、明らかに最終日には、多くの選手がイメージしていることと体の動きが付いてこないような場面も見られたものの、そういう状況の中で結果を残したということも、来シーズンの短期間で多くの試合が開催される大会では生きてくるのかなとも感じつつ。

まあ、シンプルに、一緒に見ていた方とも話していましたが、「楽しい年末だったよね」ということで、大会に臨む姿勢(初戦を除くw)も含めて、結果も含めて、楽しい年末を私たちに与えてくれたのが選手たちでしたという話です。

ということで、浦和レッズユースの2019年の試合観戦はこれで終了となります。

ブログも年が明けたら挨拶の流れで1つ書こうとは思っているのですが、年内はこれで最後になります。

今年は、私的には、始まりから終わりまで、きついことが多かったですが、浦和レッズユースに関しては、本当に、涙が出るくらい嬉しい環境が出来上がりました。

個々の選手にとっては、苦しく、悔しいことが増えてしまった選手もいることも理解しています。

その辺りは、私も心に留めています。以前からよく書いているように、私は点ではなく線で考えるようにしていますし、そういう視点で浦和レッズユースの全体を見ています。悔しい思いは、次につなげるための糧として、その次の舞台で見せてもらいたい。それだけなんです。

私が言う涙が出るくらい嬉しい環境というのは、人間を育てるという点で、人と向き合うというところができる人が監督(正確に言うと、コーチ陣含めてのバランスで監督がその辺が苦手でも、補い合える組み合わせができれば問題ないとも言えますが)と言う位置にいるかいないかで、その先が本当に変わってしまうと私は考えていて、長年失われていた、人と向き合うことができる人がいる環境のことを指します。

出場できる人数のみ所属しているわけでもなく、個人競技でもないですから、出場できる出来ないが生まれるのがサッカーで、どんな良い環境になっても100%が満足するのが難しいのがサッカーです。

それは、今も今後も、どの環境に行っても、同じこと。

待っててもダメだけど、伸さんは、ぶつかれば答えてくれるでしょ?

そういうベースがある環境に浦和レッズユースがあって、初めてそこから真の競争が生まれて、出られない悔しさが生まれて、どうするべきかを考えて、その3年間が次の環境につながっていく。それは、サッカーだけではなくて、生き方にもつながる。

言葉で説明するよりも、その環境に実際にいて知ろうとすることでわかることなのだとも思います。

堅苦しくなりましたが、今年途中からようやく再び積み上げられ始めた土台を、どうか、浦和レッズという会社の事情で壊さないように切に切に願います。

もし、トップチームが思うような新シーズンのスタートを切れなくても、それによって体制を変えることがあっても、安易なその場しのぎの入れ替え人事で責任を転嫁しないでください。

得意分野を見極めて、その現場で働く人のことを見つめて、誰がその環境を見れば、その環境に積み上げていくものができて将来的に魅力的なものが出来上がっていくのかを覚悟を持って決めてください。言葉だけの覚悟ではなく。

そんな感じです!

「今年の浦和レッズユースは楽しかった!来年の浦和レッズユースも最高に楽しみ!」

これが、素直な浦和レッズユースのサポーターの目線です!

ではでは。

vs野洲高校戦(12/27)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs履正社高校戦(12/27 練習試合)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vsヴァンフォーレ甲府U-18戦(12/28)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs履正社高校戦(12/29)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

 

GO FOR WORLD CUP 2019/12/26 2日目 浦和レッズユースvs藤枝東高校3-1勝利、vs作陽高校 0-0引き分け・・・見どころ満載の2試合

どうも、ブクメです☆

GO FOR WORLD CUP2日目も行ってきましたよ。若干天気が怪しい2日目でしたが、結局ほんの一瞬ほんの少し雨粒が落ちるような時間はあったものの、サッカー観戦という点では比較的恵まれた中での観戦になりました、寒かったですが。

26日は、10:00からvs藤枝高校戦、13:30から作陽高校戦と2試合が行われ、昨日に引き続き、午前の試合は、1年生と中学3年生中心のメンバーで行われ、午後の試合が、おそらく現状のベストメンバーに近い形で臨むという試合になりました。

大会を勝ち進み、最終日を埼玉スタジアム第2,第3グラウンドで戦うためには、グループ1位通過(または、2位の最上位)をという見方もありますし、目指せるのであれば目指してもらいたいですが、とにかく私としては、今年の締めくくりの大会で新チームとして戦う最初の大会ということで、そのスタートでの全体的な雰囲気も含めて、来年が待ち遠しくて仕方ないような何かを感じたいというのが最も求めるところと言うか、同時に、これは、シーズン前だろうがいつもそうですが、連続で見ることで、短い期間でも変化を見つけたいという部分も大きく、この大会で言えば、4日間と短い期間の中での変化も見つけたいなと思いながら見ています。

大きなところで言えば、1日目と2日目で既にわかりやすく変化があったのは、午前の試合に臨んだメンバーの戦いぶりですね。

昨日のブログでは、はっきり書いてしまいましたが、細かい事情はあるにしても、気持ちが伝わってこないというところが気になっていたのですが、今日の試合では、見違えるくらいに気持ちが伝わってくる試合になりました。よって、今日は、2試合とも楽しませていただきましたということですね。

本当にAチームだろうが、Bチームだろうが、フェスティバル的な大会だろうが、練習試合だろうが、選手が目指すところは高いところなのですから、そこは、感情的に昂らなくても、そこを意識的に上げていけることも成長につながっていくことだと思うんですよね。

ということで、2日目もあまり細かいところまでは触れませんが、簡単に試合のことを書いていきますね。

vs藤枝東高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に35番島垣翔、センターバックに40番茂木柊哉(後半スタート⇒32番岡田翼)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に43番土橋公哉と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に36番瑞慶山一真

*43番土橋公哉と44番堀内陽太は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

↓後半スタートの布陣はこんな感じ。

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに43番土橋公哉と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に36番瑞慶山一真、真ん中に35番島垣翔と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に42番吉田来綺

 

采配として、なかなか思い切ったことをやるなと思ったのが、中盤の真ん中の2枚を中学3年生の43番土橋公哉と44番堀内陽太にまかせると言う形。この試合で43番土橋公哉は初めての出場となったわけですが、私の記憶が間違っていなければ、以前、練習試合の前橋商業高校戦でコウヤと呼ばれていた選手の答え合わせというか、その時に見ていたのが、おそらく43番土橋公哉ということで、その時も感じたように、このポジションでの球さばきは、かなり落ち着いたものがあり、一緒に組んだ44番堀内陽太も昨日既に見ていたので、もちろん、チーム自体が昨日と比べて、一人一人のプレーの強度や気持ちの部分で強く入れていたこともありますが、かなり機能した形で序盤から戦えたと思います。

その流れの中で前半9分に33番小川聖凪が、見事なループ気味のシュートで先制点を上げられたことも大きかったと思います。

やはり、相手も強豪の藤枝東高校なので、パスを回し始めてリズムをつかみ始めてからは、個々での直線的なプレスだけでは、いなされて、かいくぐられる場面も増えてきて、やや相手ペースになる時間も増えてきたものの、この試合で大きかったのは、そのような時間帯でも、巡ってきたチャンスでしっかり得点を奪えたことですね。

やや相手ペースになっていた前半29分に、一つのチャンスで33番小川聖凪が絡む形でペナルティエリア付近でパスを受けた42番吉田来綺が、しっかりコースを狙ったシュートで決めて2-0と引き離して前半を2点リードで折り返すことができました。後半にサイドからの危険な攻撃を何度か受けて跳ね返していたものの、後半10分にニアで合わされて1点返されて、やや難しい展開になったものの、試合終了間際の後半29分にこれも1つのチャンスで抜け出した36番瑞慶山一真が、キーパーと1対1になった場面で落ち着いて決めて3-1と突き放して勝利となりました。

シンプルに勝利もそうですが、球際の激しさなど、試合に臨む姿勢が昨日とは明らかに全体的に違っていたのが、かなり良かったですし、楽しかったですよ。

得点にならなかった場面でも、前半13分の28番アピッチ輝からの正確なロングフィードを左前線で受けた38番舘樹がシュートまで持ち込んだ場面など、迫力のある攻撃も何度も見られました。あとは、細かいことはわかりませんが、40番茂木柊哉も負傷していたと聞いていたので、前半のみでしたが、この試合で復活するところが見られました。

あとは、ピッチ外になりますが、怪我をしていると聞いていた24番佐藤優斗が、線審でしっかり走れていた姿を見て、怪我の回復は順調なのかなと確認できたり。まあ、そういうところも、チラチラ見ているわけです、私たちは。

続いて、午後の試合ですね。

vs作陽高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半26分⇒33番小川聖凪)、右に37番高橋悠(後半21分⇒42番吉田来綺)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒19番成田安里)

なんとなくですが、怪我明けの選手は、半分くらいでみたいなイメージでこの大会は起用しているのかなと勝手に推測していて、午前の試合の茂木柊哉と同じく、この試合では、19番成田安里も後半のみですが、プレーしている姿が見られ、前日も今日も前半のみのプレーとなった17番盛嘉伊人は、昨日に比べて今日は、プレーのキレが良くなってきていましたね。時々切り返しの時などに、しっかり踏み込めずにもつれるような場面が見られたので、まだ万全ではないのかもしれませんが、怪我と聞いていた選手が少しずつプレーに戻れて状態が良くなっていく様子がこの試合でも見られました。

試合全体では、この試合では、相手の作陽高校がかなりラインコントロールの指示がベンチから飛んでいるところで、20番木下翼や37番高橋悠が、裏を狙った抜け出しを再三試みる中で、オフサイドになることも多かったのですが、こういう駆け引きが多く見られる試合というのも、何か久しぶりなような気がして、同時に、前線に入った29番伊澤壮平がポストプレーで味方を活かし、自らも行ける時には抜け出す姿勢を見ると、なんだか、だいぶ昔になりますが、現在松本山雅FCでプレーする阪野豊史がユースにいたころのプレーとダブらせてみたりしつつ、ブログを書く前に、そういえば、伸さんがやっていた頃で考えるとジュニアユースの時の進昂平と関根貴大の関係性みたいな、そういうのを勝手にダブらせて見ていました(あくまで個人の見解です。)

当然ながら、伸さんの体制下で、多くの選手の特徴がこれからもっと引き出されていくわけでして、その点では、スピードのあるドリブラーや体の強さもある大型の選手も、攻撃のセンスが類まれな選手(たぶん、本人がまだあまり自覚していない)もいますし、これらの選手たちが既にこの大会で、片鱗を見せているのと同時に、負傷中の選手が復帰してきたら攻撃の部分でもどれだけのオプションが生まれてくるのかと思うと、いや、見る側としては、これほど楽しいことはないのですが、競争としては激化するのだろうなと思うわけです。

同時に、昨日も触れましたが、バランスを取る役割としての16番根岸恵汰に求められるものは大きく、その点では、昨日よりも今日のプレーはさらにドッシリしだしていたと私は感じているので、ここも楽しみになるわけです。

ただ、やはり全体的に相手キーパーを脅かすようなシュートが少ないようにも感じられるので、その辺りの変化がまた楽しみなわけです。

・・・このくらいにしておきます。

あとは、明日のグループ最後の1試合で野洲高校にしっかり勝って、その後のB戦でも、今日の午前のような意識を持ち続けて戦ってもらえると最高に楽しいです。

・・・で、昨日も予告しましたが、明日は、試合の後に予定があり、最終日も試合の後に予定がある流れになるので、明日以降のブログは、書ければ夜中に書きますが、29日辺りにまとめてになる可能性も高くなります。写真は、夜中には上げられると思いますが。

ではでは!

vs藤枝東高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs作陽高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2019/12/25 1日目 浦和レッズユースvs市立浦和高校0-2敗戦、vsベガルタ仙台 1-0勝利・・・新チーム始動!

どうも、ブクメです☆

今年も、GO FOR WORLD CUPの季節がやってきました。そして、毎年レギュレーションを一度忘れるというのもお馴染で、35分ハーフだったかなとか思いつつ、30分ハーフ(B戦は25分ハーフ)ということを確認しつつ、ちょっと個人的にこの1週間ほどは、かなり色々なことがあって、この大会に足を運べるかどうか難しいところでしたが、無事1日目に足を運ぶことができ、また、急な予定などが入らなければ、4日間のこの大会は全試合足を運べる予定です。

今年は、聴いた話では、現1、2年生に怪我の選手も多く、怪我明けで万全ではない選手も多いらしいのですが、日程を見る限りは、このグループステージの試合が1,2日目は2試合組まれており、3日目が1試合ということで、その日に1試合のみB戦として日程が入っている浦和レッズユースでしたが、今日の2試合を見た限りは、現時点での新体制のベースメンバーという形で臨んだのは、13:00キックオフのベガルタ仙台ユース戦で、10時30分キックオフの市立浦和高校戦は、来年外部からユースに入る現中学3年生を含めたメンバー構成で臨むという形になりました。

そもそも、人数的なところのやりくりが難しそうな状況なので、「新体制だ!」と前のめりになりすぎないように見ようと思っていたのですが、ベガルタ仙台ユース戦が選手の気合の入り方も、ピッチサイドからの指示やかけられる声も含めて、かなりの真剣度が伝わってくることからも気が付けば、前のめりに見てしまっていたという感じです。わかりやすく言えば、30分ハーフじゃ足りないよと一緒に見ていた方が声をそろえて言うくらいの、できるだけ長く見ていたいという感じですかね。

来シーズンもこの体制で行けば、かなり楽しみなチームになり、多くの選手の特徴が伸ばされていくことは、間違えないだろうなと。

ということで、試合の話に移っていきますが、毎日2試合ずつの大会と言うことで、試合の細かいところには触れない形で今年のこの大会も書いていくことになります。また、27日、28日は、試合後に予定が入っているので、この2日間に関しては、ブログは29日にまとめてとかになる可能性も高くなりますのでご了承ください。

戦術がとかそういう時期でもありませんし、雰囲気や期待、課題などが読んでいる方に伝わればなと思います。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に44番堀内陽太、センターバックに32番岡田翼と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に45番佐藤伶介、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

*44番堀内陽太と45番佐藤伶介は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

この試合は、後半21分、23分に失点して0-2で敗れています。

正直に書いてしまうと、全体的なメンバー構成は、今年S2を戦ってきたメンバーベースで、特に前線の組み合わせとしては、何度も、迫力のある攻撃などを見せてくれた試合も多かった印象があったため、もちろん、新しいメンバーが入ったり、見慣れないポジションでプレーしていた選手もいたものの、それでも、なんだか、気持ちがしっかり入っていないように見えてしまうというか、全体を通して、相手ペースの試合になってしまっていて、攻めて球際とかで迫力のある所を見せてほしかったという感想など持ってしまいました。

逆にこの試合では、あまりシュートまで行く場面がなかったものの、チャンスの時に44番堀内陽太が持ち上がって強烈なシュートを放った場面など現中学3年生の方が伸び伸びとプレーしていたようにも感じられたところもありました。

一緒に見ていた方とは、練習が休みの期間が数日あったりで調整不足じゃないかと言う話が出たりでなかったり。ただ、これもこの1試合だけなので、明日の2試合のうちの一つのメンバー構成がこの試合に近い形になる可能性が高いと思うので、明日見て、考えます!

続いて、13時からのベガルタ仙台ユース戦

vsベガルタ仙台ユース戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼(後半スタート⇒35番島垣翔)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に37番高橋悠(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒42番吉田来綺)

で、後半スタートの布陣は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に35番島垣翔、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平

となります。

現在プレーできる選手の中で、新体制のまずこの時点ではベースとなるであろうメンバー構成となったこの試合は、選手の気合の入り方もすぐに伝わってくるほどのもので、試合に関しても、開始して早々に20番木下翼がドリブルで縦横に仕掛けると同時に、左サイドバックの12番福島竜弥が、ものすごい勢いで左前線へ駆け上がっていくプレーを見せつけられたので、見る側としてもゾクッとしましたよ。

そして、伸さんから出る声掛けも的確ですし、時には楽しく、良い意味で煽ったり、選手が気が付いていないところを、考えさせる声だったり、コミュニケーションの部分もそうですし、なんか、選手も呼応して動いたりできていたり、まだ理解できていないようなところもあったり。

なんか、見ている側も、楽しいわけですよ、正常な育成の形がここで見られているわけですから。

内容もかなり良く、ゲームも支配する時間も多く、でも前半終わってみたら、シュートが少ないよなと思ったら、後半スタートにすぐに、そういう声が飛び、シュート意識も、仕掛ける意識も、ミスしても良いから積極的にの声もかかる。

そして、後半8分には、20番木下翼が、果敢なドリブルで相手ディフェンダーをかいくぐってのゴールを決め、このゴールが決勝点となって1-0で勝利を飾りました。

チームのバランスを取る役割として、多くが求められるであろう16番根岸恵汰の今できることと、より高めなければならないことも、この試合だけでも、見えましたし、32番岡田翼の伸さんから鼓舞された後の右サイドからの仕掛け数本の迫力だったり、後半から出た42番吉田来綺が、その特徴を生かすために見せていった試みだったり、凝縮されてました。こういったチャンスでチームの競争が激化して、また新しい浦和レッズユースができていく。そういうスタートと良くなる予感をわかりやすく感じられた試合でした。

このくらいにしておきます。

この2試合を踏まえての明日の2試合がかなり楽しみになりました。

見に来たくなりましたか?ぜひ、見に来てください(平日ですがw

ではでは。

vs市立浦和高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vsベガルタ仙台戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2019/11/30 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-0勝利・・・終始戦い勝利をもぎ取ったホーム最終節!

どうも、ブクメです☆

今日は、全員良かったですし、戦えてましたし、表現を変えると、メモ取ったり、写真撮ったり、そういうこと一切せずに、試合をずっと眺めていたかった。そんな試合でありつつ、これだけ良い入りができて得点が入らない時間が長く続いたことで、相手ペースになった時に受けに回ったらパス回しが上手い相手だけに怖いなと言う気持ちもジワジワと沸きつつ、それでも、終始浦和のペースで進んだ試合で、先制点を奪えてからは、もう負けることはないだろうなと言う確信めいた気持ちも沸くような試合でした。以上!

・・・で良いかなと思ったホーム最終戦ですが、もちろん、メモしたので、ある程度は、細かく触れますよ。

ということで、終始雨が降っていた先週とはうって変わっての晴天の中での試合。気温は低めでも日向では、少し暑さを感じるような中での試合となりました。

プレミアリーグも残すところあと2試合。浦和レッズユースとしては、この試合以外は、日曜日に開催されるので全体的な順位がどうなるかはわからないものの、確実なのは、この試合で勝利すれば、残留は確定するということ・・・とか、実はあまり計算していなくて、そこはないだろうから、とにかく残り試合を気持ちよく、攻撃的なサッカーを見たいなと思っていたのですが、周りから聞こえた声と、実際にブログを書く前に、順位表を眺めてそう言うことかと確認したという感じですが、そこも今日の勝利で決めてくれました。

では、試合の話に移りますね。

あ、その前に、試合が被っていない時のお馴染となりました、アカデミーの選手の応援。今日は、ジュニアユースは練習試合が被る時間にあったようで、午前中で練習を終えたジュニアの選手たちが、スタンドで応援をしていました。

↑写真を見ていただくとわかるように、今回は、アウェイの柏レイソルのアカデミーの選手との応援合戦みたいな形になっていたような。

 

vs柏レイソルU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に14番千葉希(後半16分⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半42分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半42分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太(後半45分⇒12番福島竜弥)、右に19番成田安里(後半16分⇒7番與那覇航和)

となります。

前節よりもさらに3年生の割合の多いメンバー構成ですね。

前節も前半からセットプレーを奪うような場面が作れたとブログでも触れましたが、もう、守備意識が高すぎて、前半セットプレーがほとんど取れないという浦和レッズユースからは完全に抜け出しましたね。

この試合も、前線で9番波田祥太が上下の動きのところで、相手ラインを上げさせるような位置取りをさせつつ、19番成田安里が上手く裏から抜け出してスピードを生かすという狙いのプレーが試合開始から見られ、19番成田安里の突破からディフェンダーにブロックはされたものの、開始1分でコーナーキックを奪うプレーが見られます。

このコーナーキックのチャンスで、14番千葉希が仕掛ける形を作り、更に前半2分には、6番清水楽人が左サイドバックの位置から仕掛けてチャンスを作ります。

この試合では、前線での駆け引きからの裏への抜け出しや、球際でのボールの競り方や、セカンドボールの意識で優る局面が多く、高い位置で奪ってチャンスにつなげられる場面が多くなり、加えて先ほど挙げた14番千葉希や6番清水楽人が絡む形での左サイドでの仕掛けから、相手を引き付けたところでの、右サイドのスペースを使っての10番山中惇希の仕掛けなどが効果的に機能していました。

また、裏への抜け出しの駆け引きで19番成田安里が優る場面が多く、前半3分には3番清水哲太からの裏へのパス、4分には、GK25番鈴木彩艶からの横パスからの6番清水楽人からの大きな展開がそれぞれ、見事に通り19番成田安里が仕掛ける形で相手ゴールを脅かす形を序盤から作ることに成功していました。

全体的なプレッシャーも速く強いため、パス回しでリズムを作るタイプの相手が、リズムを作る時間を与えさせなかったことも、この試合を浦和ペースで進められた大きな要因だと思います。

見たい気持ちが勝ってこの試合は、割とメモが雑になってしまっているので、参考程度になりますが、メモを見ながら、良いプレーを上げていきますね。

前半6分に、6番清水楽人から4番玉城大志を経由してのテンポよく裏を狙うパスが味方につながり仕掛ける形を作ります。

前半9分に、GK25番鈴木彩艶からのパスを受けた8番冨田蓮が右前線に走る10番山中惇希に繋げて右から仕掛ける形を作ります。

前半14分には、サイドからの崩しの試みからディフェンダーの間で上手くパスを受けた9番波田祥太がシュートを放ちます。

前半15分には、19番成田安里が相手のバックラインに対して、ミスを誘うような上手いプレスをかけます。

前半16分には、9番波田祥太からのパスを受けた10番山中惇希が仕掛けてシュートを放つも相手ディフェンダーにブロックされます。

同じく前半16分には、3番清水哲太の見事なインターセプトから9番波田祥太に繋げてチャンスを作ります。

前半17分には、6番清水楽人からのパスを受けた9番波田祥太が惜しいシュートを放ちます。

前半19分には、8番冨田蓮が右サイドバックの位置でヘッドで相手ディフェンダー裏の3番清水哲太へ通し、裏へ抜けた19番成田安里へつなげるも、ここは、抜け出すときに相手ディフェンダーへのファールという判定。

前半25分には、縦パスを9番波田祥太がヘッドで流し、これを受けた14番千葉希が相手のプレスを受けながらも、粘り強くキープし仕掛けます。

前半26分には、9番波田祥太からのパスをペナルティエリア近く左の位置でウケた14番千葉希がクロスを狙うも、相手ディフェンダーのブロックに遭います。

前半29分には、カウンターの場面で、結果的にパスは出せなかったものの、いち早く、3番清水哲太が右前線のスペースに走りパスを要求する、意識と動きのところで良いなと感じるプレーがありました。

前半33分には、9番波田祥太、14番千葉希のパス交換から19番成田安里を経由して一旦4番玉城大志に戻したところで、4番玉城大志が迷わずミドルシュートを放つも枠をとらえられずも、ゴールを意識した良い狙いでした。

前半34分には、19番成田安里と10番山中惇希のパス回しからの仕掛けでゴールに迫るも、相手ディフェンダーに寄せられてシュートは打てず。

前半40分には、14番千葉希が左でパスを受けて、6番清水楽人に下げたところで、思い切ったドリブルでの仕掛けから、パスを預けて、そのままペナルティエリア辺りのスペースまで走りこむ場面を作ります。

前半だけでも、かなり相手ゴールに迫る場面と、実際にゴールを意識したプレー。更に、先ほどカウンターからの3番清水哲太の前線への走り出しや、6番清水楽人のペナルティエリア付近まで流れで行けると思ったときにスペースへ走っていく場面だったり、あとは、後半は、センターバックの34番工藤孝太も気が付いたら前線に攻撃参加していたという場面もあったのですが、これまで以上に、相手のゴールを意識した時の実際のポジションが守備的な選手が、タイミングで攻撃参加するというプレーが良く見られたのがこの試合です。

ただ、先ほども上げましたが、前半のほとんどを浦和ペースで進めることができつつも、得点を奪いきれない時間が長くなることから、相手が若干慣れてきたところで、相手ペースになりそうな時間帯もポツポツはありました。

0-0での折り返しにはなりましたが、良い形で試合が進められていることから、後半スタートからのメンバー交代はなし。

後半開始早々に、3番清水哲太がミドルシュートを狙うなど後半もゴールの意識の高さを見せるスタートとなり、後半は、割とメモを取るよりも見てしまう場面が多くなって、あまり細かくは書けないのですが、全体的には前半同様に浦和ペースで、オフサイドと思われたところでオフサイドの判定がなく抜け出されたところなど、良い流れの中でワンチャンスを決められる怖さを感じた場面が数回あったものの、そもそもシュート自体をほとんど相手に打たせない展開で試合が進みます。

良い流れながらも得点が動かないというところで、後半16分に7番與那覇航和と20番木下翼を同時投入し、少し攻撃のタイプが違う選手を入れて得点を狙いに行く中で、さっそく後半18分に20番木下翼の左サイドからの仕掛けから、9番波田祥太に繋げてのシュートの場面を作ったり、左からの攻撃で空いた右のスペースで10番山中惇希がパスを受けたときにドリブルでの仕掛けからゴールに迫る形など作ります。

後半21分には、7番與那覇航和から裏へのパスに20番木下翼が走りこむ場面では、僅かに相手キーパーが先に反応してキャッチされたものの、面白い狙いでした。

更に後半22分には、34番工藤孝太がバックラインから大きな展開で右前線へ通し、最後は7番與那覇航和につながり、シュートを放つも枠をとらえきれず。

後半25分には、9番波田祥太の僅かにポストをかすめる惜しいシュートや、後半29分には、20番木下翼からのパスを受けた10番山中惇希が枠をとらえた鋭いシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブに阻まれるなど、決まらなかったものの、かなりゴールに近づくプレーがありました。

そして、後半34分に待望の先制点(決勝点)が入ります。

この得点の起点は、9番波田祥太が良い形でインターセプトしたところで、そこからパス回しから最後は7番與那覇航和が見事に決めたというゴールでした。ラストパスを送ったのは20番木下翼だったと思います。

残り10分ほども、交代で攻撃的な選手を投入するなど、最後まで攻めの意識を持たせるようなメッセージを選手も受けつつ、結果的に追加点はなかったものの、1-0で勝利となりました。

この試合運びができたのは、センターバックの27番山田奈央と34番工藤孝太の守備の貢献度が当然高いわけですが、どうも私のメモは、攻撃のゴールに迫るプレーの1,2つ前までしかチェックできていないことが多くて、こういうところは、反省点だなと思いつつ、バックラインの選手の名前が多く上がらないのは、守備が良かったからですよという言い訳を久しぶりにしてみます。

で、この勝利で自力でプレミアリーグ残留を決めたわけです。残留残留言っていますが、この試合で2位の柏レイソルU-18と勝ち点で並び得失点差で3位ですからね。本当にどんだけ混戦なんだよ今シーズンは・・・。

ということで、ホーム最終戦ということで、試合後は、写真撮影とかもあったり、流れで集合写真に入れてもらったり、どうも、ありがとうございました。

こういうのは、どうも避けてしまうことが多くて、サポーターが選手と映る集合写真にも私は、いないと言うことが多いのですが、なんか、今回は、すんなり入れてもらい、真ん中あたりで撮ってもらってしまいましたw

ということで、なんだか集大成のような不思議な雰囲気もありつつ、アウェイで福島で、ちょっとした遠方にはなりますが、明日のS2リーグ順位決定戦を経て、来週のアウェイの尚志高校戦が本当の本当に集大成を見せてもらう場となりました。

この試合でしっかり残留を決めてもらったので、最後は、伸び伸びと今日以上に大暴れしてくれるところが見られるだろうと期待しております!

若干、今日は私のテンションがおかしいことが自分でもわかります。いつも以上に文章がまとまっていないしw

こういう戦い方が私が好きだからというのもあるのでしょうね。なので、今日以上に私のテンションがおかしくなるような試合が最後に見たいです。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/11/23 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 1-1引分け・・・雨の中での難しい一戦でセットプレーも多く奪えたことが収穫

どうも、ブクメです☆

実は、昨日の夜中に、木曜日のU16リーグの試合の解説動画を作成してアップしている途中に、何を思ったのか、PCを動画ファイルの容量が圧迫するなと、最中に削除するという大失態をやらかしまして、スマホの元データも、PCに移したデータも消してしまい、当然、アップ中の動画は、そこで、止まってしまうという意味のわからないことをやってしまいました。

割と1本作ってから、アップするまでに時間を要するため、作り直してということもできず、気が付けば、土曜日のプレミアリーグの試合の日になっていました。ジュニアユースの高円宮杯本戦を決めた試合とかも、解説動画作ろうか考えているうちに、時間が過ぎてしまったりで、新しい試みに調整の部分で翻弄される(ただの自分のミスなのですがw)一週間でもありました。

じっくり追加していくか、いくつかまとめてにするかなど、来週の仕事の合間などにやっていきますね。

ということで、Jユースカップの期間中断していた高円宮杯プレミアリーグが本日より再開。残り3試合の初戦となる流通経済大学柏高校戦を駒場スタジアムで観戦してきました。

天気予報通りの雨。前日ほどではないものの、冬らしい寒い気候も相まってと言う、なかなか観戦するにも、プレーする選手にとっても、やりにくい環境下での試合になりました。そんな中、今シーズンは、公式戦の日程が被っていない時によく見られる、ジュニアユースの選手のチャントでの応援も見られました。

前半は、ジュニアユースの選手は写真のように雨の中メインスタンド真ん中の前列で応援。後半は、上段の屋根のエリアに入っての応援をしていたのですが、私が見ていた場所が写真を見ていただくとわかるような位置になるのですが、この真上の方で応援していたので、後ろから屋根に反響する応援だったので、なかなかの迫力でした(あと、そのおかげで余計な野次などがよくある駒場スタジアムですが、そういうのが聴こえなくなっていたのも良かったですw)

では、試合の話に移りますね。

vs流通経済大学柏高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥(後半39分⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に22番奥山圭介(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半27分⇒7番與那覇航和)

となります。

聞くところによると、ここに来て怪我の選手も多いようで、今日少し試合後に話すことができた選手などに聞くと、復帰が来シーズンにずれ込む可能性が高いという選手もちらほら。そんな中で、この試合では、久しぶりに7番與那覇航和がベンチ入りし、後半途中からプレーする姿を見ることができるなど、怪我から復帰と言う選手のプレーも見られると同時に、あれ、今日見かけられなかった選手もいたりで、怪我なのかと心配になるところもありつつです。

ここしばらくの公式戦では、前半において試合はコントロールしていても、攻撃のスイッチが入りきらず、ゴールに向かうプレーや思い切ったシュートが見られないことで、前半終了時に、そういえば、コーナーキックなかったなとか、1,2本あったかなという試合が多かったことを考えると、この試合は、試合の入りと言うところでは、前線の選手の抜け方や、ゴールへ向かう姿勢が見られたところから、早くも3分くらいにこの試合最初のコーナーキックを奪ってのチャンスを作り、前半10分前後にも連続でコーナーキックを奪いチャンスを作る場面など、より多くセットプレーを奪えていたことからも、これまでと違う入りができていたと言える試合運びになったと言えますよね。

コーナーキックを取ることができるとということで、3番清水哲太からのコーナーキックでのチャンスも作られ、シンプルにヘッドで合わせて直接ゴールをというクロスではなく、ファーまで飛ばして9番波田祥太がヘッドで折り返してのような形であと一歩でゴールと言う形も作り出していましたし、実際に、ビハインドを背負って前半を折り返すかと言うところで迎えたコーナーキックのチャンスでも3番清水哲太からのファーサイドへのクロスから折り返してこぼれてのところで、最後に10番山中惇希が決めて1-1とすることができ、攻撃にウェイトがかかっている分、相手の攻撃への隙も生まれることが多かった難しいところもあった前半で相手リードで気分よく後半に入らせないことに成功できたのも、局面でのセットプレーを上手くいかせたからとも言えるような前半の戦いでした。

攻撃の組み立てのところで、左サイドバックに入った12番福島竜弥が攻撃参加して上がっていく回数が多いところや、右サイドバックの守備のところで8番冨田蓮が強さを見せていたいたこともあり、その辺りを相手が上手くついて、浦和の左サイドを狙った仕掛けがはまった時には、危険な場面を作られることも、回数ある前半でしたが、GK25番鈴木彩艶の好セーブや、27番山田奈央、34番工藤孝太のバックラインの選手が跳ね返してピンチの場面をギリギリでしのぐ場面が多かったものの、前半27分の失点の場面は、ちょうど、その前に相手の右サイドからの仕掛けで裏へ抜けられて体一つ前に抜け出されるような場面が連続で起こったところ(その2つは、なんとかしのいだ)で、相手に良いイメージを持たれたところからの、相手10番の選手の抜け出しからの見事な1つのトラップで突破され、ラストパスを供給されての失点という形になりました。

一緒に見ていた方も言っていましたが、攻撃的なスタートを切ったところで、逆に相手へのプレッシャーが緩くなることで、相手にもやりやすい状況を作らせてしまった前半と、逆に後半は、相手の攻撃に対してのプレッシャーの部分をより激しくすることに成功したことで、前半ほど個々で長けている選手に自由にプレーをさせないことに成功していたとも言えます(その分、攻撃のリズムが作りにくくはなっていたとも言えますが。)

いわゆるバランスのところになるので、難しいところですよね(同時に、前半0-0でセットプレーがほとんどなく、後半勝負になることが多い時に、前半から取りに行くほうが良いのではと、たびたび書いている私のわがままなことと言ったらとか、こういう展開になった時は感じたりもするわけです。)

ちなみにコーナーキックの事ばかり書きましたが、相手のゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスも前半からこの試合は浦和が多く作っていました。

後半に入ると、先ほど書いたように、やや攻撃のところでは、リズムがあまり良くないなというプレー(フレッシュな選手が飛び出すタイミングと味方のパスの意図が合わないなど)も見られたものの、逆に言えば、相手の攻撃に対するケアというところでは、相手の危険な選手を自由にさせないというところでは、前半よりもできていたとも言えます。

後半も両チームともゴールに近づく場面は何度か作っているものの、30分くらいまでは、なんとなく1-1のままで終わりそうだなと言う雰囲気も感じるところもあったのですが、後半27分に7番與那覇航和が入ったあたりからは、浦和が勝ちに行くというメッセージも感じられ、相手ゴールに迫る場面が増えます。

そして、試合終盤には、決定機もいくつか作りましたが、その中でも、一連の流れとして印象に強く残っているのが、後半40分ごろのプレーで、左で20番木下翼がパスを受けたところで相手ディフェンダーが数名寄せてきて、相手の守備も左に意識が寄っているところで、右のスペースが空いていて、そこに10番山中惇希(8番冨田蓮だったかも)が走っていて、そこが見えていて出せれば、チャンスになりそうだなというところで、12番福島竜弥が足を痛めて交代で出場となった31番大野海翔(公式戦初出場だったはず)が左サイドバックの位置からパスを受けられる位置に上がり、20番木下翼からのパスを受けると迷わず大きく右に展開をしたんですね。で、これが見事に右サイドから走りこんでいた選手に渡り、左に意識が集中していた相手を揺さぶることに成功し、クロスに9番波田祥太が合わせてあと一歩でゴールと言う形になったわけです。いわゆる連携プレーと広い視野でプレーできたことによって崩した形での決定機でした。

攻撃の際の崩しの形と言うところでは、相手の方が種類を多く持っているような部分は実際には見えた試合ではありますが、浦和としても、先ほど挙げたような形での崩しを見せることもできましたし、局面での崩しの形で味方同士が、これで崩すことができたというプレーを体で感じて覚えていくことができることによって、次に同じような局面ができたときには、よりスムーズな連携になって行くとも思いますし、次につながるなと感じるんですよね。

結果的に勝ち点3は取れなかったものの、勝点1を積み上げたことで、またこれで、残留の事を考えずに伸び伸びと戦えるような状況を残り2試合に作り出すことができてきたとも言えますし、この試合を踏まえての次節が楽しみになるとも言えます。

・・・それにしても、サッカーにはつきものとは言っても、天候が邪魔するような試合は嫌なもので、プレミアリーグ残り2試合は、寒いは仕方ないので、強風とか大雨とか、そういう要素がない中での試合が見たいものです。

大雨の中お疲れさまでした。

ではでは。

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解説動画追加しました↓

Jユースカップ3回戦 2019/10/27 浦和レッズユースvs名古屋グランパスU-18 2-4敗戦・・・Well Organizedを今後どう活かして壊して行くか

どうも、ブクメです☆

今回は、車で足を運んだこともあり、お酒は飲まずに17時くらいには自宅に戻れたものの(相変わらず、下道好きなので、部分的に下道選択したのでフルに高速道路を使うより、所要と大雨の影響でところどころ通行止めなどがあったりしましたので、想定外のダメージは受けつつですが、発見もあるようないつものパターンですw)、facebookページに写真をアップして、少し仕事をした後に力尽きて、どうやら眠り続けたようで気が付いたら朝になっていました。

若干先週は、タイトな日程になっており、火曜日~金曜日まで仕事でフィリピンに滞在して、その帰国日の成田空港で、大雨の影響でバス動かず、電車も限定的で異常な列になっている状況に遭遇するということになりました。

こういう状況に直面した時に、どれくらいのアイデアが浮かぶのか、行動ができるのかというところでは、良い経験になったかもということで、その辺を最初に書こうかなと思います(サッカーの話題だけと言う方は飛ばしてください、下がっていけば、段落で、わかるようにしています。そこまでは、読む方によっては、単なる雑談になるのでw)

まず、最初に書きたいのは、最近は、外国人観光客の方も増えていると言うことで、成田空港が大混雑している時にもかなり外国人率が高かったのですが、電車待ちの列、バス待ちの列、タクシー待ちの列など並ぶというポイントや、大声で係員に詰め寄るような場面が私が動いた範囲内では、ほとんど聴かれず、話をしている外国人からもよく「Well Organized」(整然としているとか、きちんとしているとか、組織的にしっかりしているとか、そんな感じの意味)と聴こえてきたことからも、外国で同じことが起こった時に想定できるカオス状態とは、全く違う状況になっていたのは確かだと思いますが、成田空港という羽田空港とは、まったく違った立地により、その周辺が大雨でダメージを受けたときには、本当に、周辺に住んでいるケースを除いては、移動を考えたときには、手詰まりになるなと実感したものです。

ちなみに、外国人は、よく日本のことをWell Organizedと褒める意味で使うことが多いですが、スポーツにおいては、この日本人が日常生活を日本で生きてきた場合に自然と身についてしまうこの要素が邪魔をすると考えることがよくあり、私は、この言葉を外国人から言われた時には、とりあえず、Thank youとは言うものの、褒められた言葉としては感じられないひねくれ者ですw

もちろん、この要素は必要になりますが、これが強いあまりに、これが身につきすぎたときに、それを壊して何かをしないといけない時に、その判断が他人任せになりがちというか。

それを外国にたびたび行くことで実感しているので、このブログでも良く書くのは、「若いうちに、とりあえず外国に出る(ツアーとかの団体行動ではなく、自発的な行動が求められる環境下であることが必須ですが)ことで大きく成長できる選手は多い」という部分で、何も物言わずに、列に並び続ける日本人に比べると、滞在先のホテルや取引先と思われるところに電話して、複数のアイデアを求めつつ自分で考えらえることを提案して助言を求めるような外国の方の電話での交渉をよく見かけました。

並ぶところだけで、列整理がうまく行っていないところで係員に怒鳴っていたり、気が付かずに横入りのような状態になってしまった方に、大声で怒鳴っているようなのは、実は日本人だったり。

私はと言うと、当初は、予定通りに成田空港に着ければ、坂戸方面行の最終バスに乗れるので、それで戻れば良く、それが無理なら電車かなくらいに思っていたところからのスタートで、今回の足止めを喰らったときに、とりあえずは、空港スタッフの方に状況を聞きつつ、まずは電車待ちの列に言われたとおりに並び、そうしたら、先ほど書いた怒鳴る日本人が後ろの方でなんか騒いでいるなと思ってもう少し落ち着いたらいいのにと思ったら、しばらくして、その割込みが私になっていたと言うことが分かったというオチだったのですが、この状況下で係員の対応に詰め寄ることがベストでもないので、その怒っている方に謝りつつ列を離れ(こういうケースでは、理由を丁寧に説明しても意味なく、相手が怒っている場合は素直に謝ってしまった方が早く相手が落ち着くケースが多いという私の経験上の行動)、一旦座って、次の行動を考える感じで、鉄道の列を冷静に見たら、もう異常な列の長さで並びなおしたら計算できないということで、全便中止の表示が出ていたバスの状況をネットで確認し、東京シティエアターミナル行きのバスが、動き出したという情報があったので、とりあえず、都心まで出れば、手段が広がるかなと言うことでバスの列に並びなおすことにし、並んでみたら、実は、ほとんど動いていないということがわかり、しばらく待ったものの、まったく列が動かないので、こちらも長蛇の列だったもののタクシー待ちをする流れを選びました(かなりお金がかかるのはわかっていても、とりあえず、身動き取れる場所まで動こうという選択、場合によっては、一生に一度の散財で自宅までタクシーで数万円使うことも考えつつ・・・。)

ここも、ほとんど列が動かないものの、もうここで揺らぐのはやめようと言うことでトータルで3時間ほど並び続け、タクシー自体は、ほとんど来ないものの、その時点で、空港の方が東京駅行きのバスを用意してくれて、最初の1台目で乗れたので、東京駅から始発に乗って帰宅と言う流れになりました。

まあ、タクシー会社に連絡してとか、そういうことをやれている方がタクシーの列から抜けて行っているように見えたのに、大混雑で電話予約対応はしてくれないだろうし、タクシー会社も大変だろうとか、考えて待つことを選んでしまうのが私の弱さで課題だと言うことは常々痛感していますし、外国の方と付き合ったりすると、その辺の行動力を良く求められるよなとか、思い出しましたw

ちょっと、動画の方を作るのは、明日とかになってしまうかもしれませんが、もっと色々考えたことがあるので話すと思いますw

こんな感じで、毎度のことですが、長文で試合と関係ないことを最初に長く書いているのは、日本人の強さと弱さ、そこに、例えば日曜日の試合でもそうですが、経験や性格だったり、様々な要素を加えた中で少しでも参考になればという要素があればと言うことで書いたり、今回の試合でも、試合時点での相手の強さと弱点の部分と、浦和の強さと弱さの部分で、色々な環境下や、努力や、もともとの性格かもしれませんが、強みと弱点が見え隠れするところがあったので、そういうところとつなげて書きたいなと思ったこともあります。

↓ここからが、直接試合に関わる話になって行きます。

vs名古屋グランパスU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半39分⇒19番成田安里)、右に15番松村大也(後半スタート⇒10番山中惇希)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半31分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒20番木下翼)

となります。

一緒に見ていた方と話す中で、私も大変納得したのは、キーパーのところで、このポジションに関しては、歴代浦和レッズのアカデミーの選手を見てきても、既に中学生くらいの段階で大人のような受け答えとプレーができるような選手も多く見てきましたが、今回の試合では、GK1番石塚悠汰がそれで、今シーズンは、スタメンとして出場するのは25番鈴木彩艶がほとんどでしたが、この大会のタイミングでアンダーカテゴリのワールドカップメンバーに選出されたと言うことで、不在。

で、やはり選手にとっては試合勘というのが必要で、公式戦の出場回数と言うところでは、準備が難しいとなるところでしたが、この難しい一戦で、スタートからコーチングも含めてほぼ完ぺきにコントロールして落ち着いたプレーができていた1番石塚悠汰が凄いなと言う感想でして、失点するまでの前半25分くらいまでの相手の良さを出させないチームとしての試合運びの中の大きな軸になっていたのは言うまでもありません。こういう選手は、先ほどのような想定外のトラブルが起こった時でも、冷静に対処できるだろうなとつなげてしまうところがあるわけです。

そして、私個人的には、特に0-3というビハインドから追う展開になった後半に激しい追い上げを見せる展開の中で、当然、攻撃に比重をかけているところなので、奪われた時には、守備の人数が足りないという状況になりやすい中で、プレーもそうですし、かけていた声でも、プレーする選手も、もちろん、応援する私たちも、行け行けとなっていたところで、冷静になるような声をかけていて、その声掛けが、「お前ら冷静になれよ!」ではなくて、本人も落ち着いた感じで自然と発せられていたのが凄いなとなるわけです。

この辺が、相手と違うところ(相手の攻撃は強かったものの、失点し始めたときに、相手キーパーが、必死に落ち着くような声をかけていたものの、バランスが崩れたままだったところと比べて)だったのかなと思います。

ただ、逆に言えば、先ほど挙げたWell Organizedのところが、体制が変わるまでの、ここ数年の浦和レッズユースの良いようで足かせにもなってきた、Too much(過剰)な要素が染みついてしまっているところと、それを壊して行く途上のところでの脆さも出てしまったのかなと感じたのもこの試合にはなりました。

切り取って見てみれば、相手の攻撃力をリスペクトした中での試合の入りで、いわゆる、2回戦と逆(2回戦は、カマタマーレ讃岐U-18が浦和の攻撃をリスペクトしてしっかり守ることを重視したスタートをする選択をした)になる中で、だからと言って、ただ守るだけではなく、狙える時には点を狙いに行くという方針で戦っていたと思いますが、やはり、しっかり守る要素の中で、それによって相手が明らかに、夏の戦いと比べると、おかしくなっているという隙がこの試合でも、浦和の良い戦い方によって見えてきたところで、そこを突こうという試みが、悪く言うと、チームとして一貫した動きになっていなかったようにも感じられたわけです。

前半0-0の戦いで、後半に圧倒する時間を作って、そこで得点を奪って勝利するという流れに、勝利するとすれば、なって行くかなとも感じられた中で、そのプランが崩れるような相手の見事なゴールで失点してから、立て続けに失点を重ねたというところが、チームとしてのイメージしていたプランが崩れたところからの前半の間での立て直しが利かなかったことがこの試合の結果を左右したところでもあるのかなと感じられるところもあります(ただ、よくわかりませんが、前半は0で後半勝負と言う指示になっていたわけではないですよね、きっと?試合の流れを読んで、9番波田祥太の強さを生かしながら、そこから生まれるチャンスで得点もしっかり狙うようなプレーが求められていたように、ベンチから聞こえた声からは読み取れましたので。)

前半に相手のリズムを崩すことに成功していた中で、では浦和の攻撃の際に浦和側が、そのチャンスを連動した形で実行できていたかと言うと、例えば、前半11分に27番山田奈央から9番波田祥太へのロングフィードが良い形で通った時に、そこで全体の攻撃のスイッチが入るのが遅く、せっかく競る形でこぼれ球を近い位置で味方が反応できていれば、大きなチャンスにつながりそうな場面で、9番波田祥太に近い位置に走りこむ選手がおらず、簡単に開いてボールになってしまった場面や、同様に、前半31分にも0-1と1点ビハインドの状況であったにも関わらず、同じように27番山田奈央からカウンターでの攻撃がスタートするというところでも、全体の動き出しが遅く、チャンスにならなかった場面は、気になりました。

全体的に守備的で戦う時間を覚悟して入っている前半であれば、攻撃のスイッチを入れるタイミングでの味方同士の動きの質と、たびたび書いているように、相手が攻撃的なチームであっても、後半など疲労が蓄積してくる時間帯ではない前半に、わかりやすい形での突破でそう簡単に抜かせてくれるわけではないのに、例えばサイドの高い位置の選手に長いパスが通った時に、味方のフォローがなく、相手も、この選手の突破だけ抑えれば良いという状況になることも多かったように感じます。

もちろん、突破力のある選手が、そこを1枚はがせるような技を磨くことで解決していくところでもありますが、Well Organizedの国ですからね日本は。特に守備面では。

やはり、駆け引きは必要で、その駆け引きに複数の選手が絡んでの連動は不可欠かと思います。

失点をしてからにはなりますが、前半でも2点を追いかける前半34分に17番盛嘉伊人から左の24番佐藤優斗へ繋がり、突破を仕掛ける中で左サイドバックの位置から6番清水楽人がペナルティエリア付近まで走りこんでいて、折り返しからダイレクトでシュートを狙った場面のように(もちろん、相手のサイドからの攻撃が、前回同様に鋭くてケアするのが大変だったということはありますが)、攻撃の際にはせめてボールを持っている選手の近くで動き、相手ディフェンダーの意識を分散させるような動きが必要で、これによって、より突破の可能性が広がり、更に、ダイレクトで狙うことで、相手が予測する時間も与えずに攻撃ができますよね。

あとは、少し戻りますが前半6分に6番清水楽人がサイドバックの位置から前線の9番波田祥太に長いパスを出し、近い位置に17番盛嘉伊人が入っている状況で、ポストプレーから繋がって、素早く右サイドを駆け上がる8番冨田蓮に繋げての攻撃は良かったですが、こういう距離感よく味方の特徴も活かしながらの攻撃と言うのは、前半はやはり少なかったと思います(もちろん、相手の攻撃のケアに意識がつよかったことはありますが。くどいかw)

プラン通りの展開ではなく0-3を追いかけるという展開だったからということもありますが、後半はスタートから3枚交代し、局面での攻撃のスイッチと言うよりは、チームとして攻撃にスイッチを入れ続けるしかない状況下で、実際に交代で入った20番木下翼が距離感も考えながら、攻撃に多く絡む形や、10番山中惇希が、相手ディフェンダーを2枚くらいのディフェンスであれば、ほとんどの局面で抜き去ることができていたことで、相手をかく乱し、それによって全体の攻撃の動きも活性化された中で、後半9分に相手ハンドを誘いPKを獲得し、これを3番清水哲太がしっかり決めて1-3とすると、ここ数試合の数字を見ていても失点が増えているので、失点したら綻びが見えるだろうなと感じていた通り(実は思っていた以上に相手がバタバタしだしていた)、バランスが崩れ、浦和が支配する時間が続き、後半9分には9番波田祥太からの折り返しに20番木下翼が合わせて惜しいシュートを放ち、後半12分には、10番山中惇希の右からの突破からの折り返しの流れで混戦状態の中、4番玉城大志がシュートを狙い、ディフェンダーに当たりこぼれたところを再びシュートをねらう場面を作ったり、後半14分にはコーナーキックのチャンスから34番工藤孝太が惜しいヘディングシュートを放ち、単純なサイドチェンジでも、通ればより大きなチャンスにつながるような場所を選んだパスの狙いも見え、後半17分には、20番木下翼が真ん中で受け、左の24番佐藤優斗につながると、持ち込んでクロスを上げ、9番波田祥太がヘッドで合わせるなどなど、よりゴールに近いチャンスがかなり増えていきます。

攻撃にかかった形で、守備を見てみると、もちろん相手は、カウンターを狙うような形で来るものの、この時間帯は守備に関しても、対人でというよりは、相手の攻撃の起点になりそうなところを4番玉城大志やバックラインのところで摘んでいくプレーの質も高く、これにより、相手がペースを取り戻す隙を与えることもなく時間が進みます。

ただ、決定機のところで、決めきれないところも増えてきたところで、やや相手が落ち着いてくる状況になりかけていたところでしたが、後半24分にコーナーキックからの流れで、こぼれ球を34番工藤孝太が豪快に蹴りこみ、ついに2-3と1点差まで詰め寄ります。

その後も、後半30分の10番山中惇希の突破からの折り返しを9番波田祥太が合わせて僅かに枠をそれるシュートや、後半32分には、再び10番山中惇希の突破からのクロスに対して下がりながらも20番木下翼が良いコースへのヘディングシュートを放ちます(ここは、相手キーパーがなんとかはじき出し、コーナーキックを獲得と言う流れになりました。)

猛攻を続けながらも、同点ゴールまでが遠く、決めきれないところで相手も落ち着きを取り戻した中で、後半37分に相手に追加点を許してしまい、2-4とされ、その後もあきらめずに攻撃するも、及ばず敗戦となりました。

結果的には、おそらく中立で観戦した方にとっては、わかりやすく面白い展開になったと言える試合にはなりました。

ただ、浦和レッズユースを応援する側からすると、もちろん、前半の相手の良さを出させなかった時間と、後半の猛攻は素晴らしかったですが、同時に、これまで抱えてきた課題と既に持っていた強みを見せてもらえた一方で、同じような課題がこの試合でも出てしまったかなという印象が残りました。

ただ、わかりやすい課題である一方で、染みついてきたものを取り払う難しさと言うものも同時に感じるところもあり、私は、よくこの表現を使ってしまうのですが、今後は、 「壊す」勇気をどれだけ選手が持って取り組んでいけるかが本当に本当に重要になってくると思います。

大会で言えば、2つの今年の全国大会は終了し、リーグ戦で言えば、高円宮杯プレミアリーグは、可能性のところだけ言えば、逆転優勝の可能性はあるものの、現実的には、かなり厳しい状態ですし、順位は4位でも降格の可能性もある…とは言っても、下のチーム同士の試合も残されていますし、残り3試合で逆転で降格になる可能性も他チームの対戦カードも考慮すれば、ほとんどないようにも見えます。

それだけに、チームとして今シーズン向かうところが定めにくい状況にはなってしまいますが、浦和レッズユースの選手としての時間は、残り少ないですが、3年生にとってはサッカー選手としての将来のためにも、そして、浦和レッズユースの選手としては、来年以降の戦いへ向けて、2年生1年生にとっても、今シーズンの残りのプレミアリーグ3試合と、次戦が開催されるまでの約1か月で、今ある課題(刷り込まれてしまっている意識で取り払われなくてはならないところも含めて)に対して、どれだけ話し合って取り組んでいけるかが重要になってくると思います。

外国の選手には羨ましがられる日本で小さいころから生活することで自然と身につきやすいある意味文化にもなってしまっているOrganizedの要素と、それによって、邪魔されやすい、個々の特徴が伸ばされにくい土壌。色々刷り込まれてきたことが、サッカーにも起こりやすい環境下で、新しい体制下で、数か月で、完全に変わっていけるかは難しいところですが、現体制化で伝えられることをしっかりと考えて個々の選手が変えるべきところに関しては、真摯に取り組んで、今シーズンの残りの試合を含めて取り組んでもらい、実際に足を運べた試合で、その変化を見らえることを楽しみにしていますね。

大変大変文章が長くなってしまいました。

ではでは。

浦和レッズユースvs名古屋グランパスU-18の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

Jユースカップ2回戦 2019/10/20 浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18 1-0勝利・・・からの、ジュニアユース2-2引分けをまとめて書きたい流れ

どうも、ブクメです☆

トップチームの苦しさとは違う方面の話ですということを最初に書いておきますが、今回の台風による洪水の被害を最も受けているのは、浦和レッズの場合は、レッズランドを主に練習場所として使用しているレディースだったり、同じく練習や試合でも多く使用している育成のカテゴリが該当しますよね。

水は収まっても、被害が大きく当面の間の使用ができなくなったレッズランドで開催が予定されていた、浦和レッズユースのJユースカップ2回戦と浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの2試合が、駒場スタジアムサブグラウンドに変更されて開催されました。まあ、観戦する側からしたら、この会場が決まった瞬間に「金網デスマッチ」という言葉が飛び交っていたように、金網越しからの観戦となる非常に見辛い環境にはなるものの、今回は、ユースからのジュニアユースのダブル公式戦開催と言う流れの中で、結果的には、不便な環境をプラスに持って行く流れになったのかなと思われる場面も多く、育成カテゴリ一丸みたいな、試合からの応援、応援からの試合という状況でテンションが上がるような場面も見せてもらえました。

最近、ジュニアユースの試合自体に足を運ぶ回数がかなり減ってしまっていることもあり、友達から話は聞くものの、勝敗や順位表からくらいしかチーム状況が把握できない状況ということで、試合は観戦することは決めていましたが、どのようにブログに残そうかは若干迷っていましたが、迷いなく、今回は日曜日のユースからジュニアユースの流れで1つのブログで書くことを決める流れを育成の選手たちが作ってくれましたと言うことで、その辺りは、後ほど触れていきます。

そして、先週に引き続き、急な会場変更のため、駒場スタジアムの駐車場が使えないと言うことで、以前、こういうスタジアム駐車場が使えない流れからの、周辺のコインパーキングも根こそぎ満車でさまよった経験を考慮して、電車で足を運びました・・・で、これも先週と同じ流れで、試合後に飲んでしまったため、ブログは翌日月曜日に書いています。

今回は、1日置いたからという気持ちの変化もなく、昨日書いてもこうだろうなという文章になっています。

では、試合の話に移っていきますね。

金網デスマッチお馴染みの写真を撮る際の救世主的な横に長い隙間からの写真を載せつつw

vsカマタマーレ讃岐U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大(後半35分⇒27番山田奈央)、MFが左に22番奥山圭介(後半28分⇒29番伊澤壮平)、右に15番松村大也(後半スタート⇒20番木下翼)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半19分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半24分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

となります。

試合前に会場にいた方にいただいた情報では、体調不良の選手や、学校行事(とはちょっと違うのですが、そういう表現にします)、あとは、U17ワールドカップもありますが、そのような理由で数選手が出場できない状況は、あると言うことですが、ノックアウト方式の大会で同じ関東圏のチームでない場合は、相手のこともそこまで多くの情報は得られませんし、単純にカテゴリなどで考えれば、問題なく勝利できる相手だとしても、通常は、新しい戦力も試したいという状況下でも、負けたら終わりと言うことが枷になることもありますし、お偉いさまの姿が見えたことも(これは、影響しているとか言ってはだめかw)ありつつですが、それでも、前回のプレミアリーグで出場した1年生の29番伊澤壮平が引き続き控えに入り、更にこの試合では、35番島垣翔も控えに入り、実際に後半から出場しています。

また、バックラインには、久しぶりに21番南濵優大がセンターバックに入りました。

試合開始から、浦和が支配する状況になり、多くのチャンスを作り出し、相手の反撃もバックラインが安定して跳ね返す感じで、試合展開の話としては、ほとんど浦和の攻撃、時々相手の反撃は守備陣がなんなく跳ね返すという構図で説明できてしまうものの、最終スコアの1-0勝利という数字が物語るように、相手の守備が非常に硬く、特にサイド攻撃に対しての守備は、かなりの硬さになっていました。相手の9番の選手が、攻撃の際は、前線に入るような形ですが、守備の時には気が付けばサイドバックの1枚となって、浦和のサイド攻撃を塞ぐ役割をしているプレーが印象的でしたし、これによりかなり、苦しめられていたのも事実です。

寄せの速さに、人数のかけかた、パスコースの消し方など上手い中で体格的にも良い選手が相手には揃っているなと一見してわかるようなところで、その相手を崩し切ることがなかなかできません。これを破壊する役割として、結果的に、決勝ゴールを奪ってくれた9番波田祥太が絡んだところでのチャンスが多くなる試合で、おそらく特に前半では、複数放ったシュートのほとんどが9番波田祥太だったと思います。

そのいくつかを挙げると、前半11分にペナルティエリア付近で相手のディフェンダーにプレッシャーをかけられながらもキープしてシュートまで持ち込む場面を作ったり、前半12分には、12番福島竜弥の左からのクロスに相手ディフェンダーと競り合う形になりながらも競り勝ってヘディングシュートを放った場面、前半28分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太が競り、17番盛嘉伊人に繋げると、ペナルティエリア外からシュートを放ち、これがこぼれたところを9番波田祥太が詰めるも、ここは、ファールの判定。

前半42分には、22番奥山圭介が相手ディフェンダーに潰されかけるも粘り強くキープして9番波田祥太に繋げて、枠を捉えたシュートを放つも、ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

前半終了間際にも、9番波田祥太がシュートを放つも、ここはクロスバーでゴールならず。

・・・と、シュートの狙いと言うところでは、先ほどの17番盛嘉伊人のシュートと、前半44分のコーナーキックのチャンスでの34番工藤孝太のヘディングシュート、前半終了間際の22番奥山圭介の枠は捉えられなかったものの惜しかったダイレクトシュートとそれ以外は、ほとんど9番波田祥太のシュートとなりました。

あとは、試みと言うところでは、比較的攻撃が左サイドの12番福島竜弥の攻撃参加に偏るところはあったものの、両サイドのケアが早い中で色々な試みを加えて、いわゆる腐らずに繰り返した中で大きなチャンスにつながった場面もありました。前半36分には、激しい守備に苦しめられて思うようなプレーができなかった中でしたが、15番松村大也の右サイドからの抜け出しで、かなり良い形での良い軌道でのクロスが上げられた場面もありました。

確かに体格自体が大きい選手が多かった相手で守備意識も高く、シュートコースもなかなか開けてくれないという状況ではありましたが、もう少しミドルシュートなど狙っても良かったかなとは思います。

この試合では、22番奥山圭介と17番盛嘉伊人がどちらもスタメンでプレーしていて、隙間が少ない中でのスペースへの動きや、その隙間を抜くようなパスの試みも崩すためには必要だなと思って見ていましたが、思うようにできない場面が多いようにも見られましたが、前半15分あたりの22番奥山圭介が狭い相手ディフェンダーがコースを消そうとしている間を通すパスで裏に走る選手に繋げてチャンスになり、自らも前線に上がっていくような場面が見られました。体格差がある相手との対峙が多かったものの、粘り強さや、しっかり体を入れてファールをもらうことなどもできていたと思います(それでもらったファールからの16番根岸恵汰の早いリスタートからのチャンスもありました。)

前半0-0と浦和が攻める回数が大変多かったものの得点は決めきれず、相手の体格や競り合いの強さを考えると、逆に相手がセットプレーを獲得すると、怖いかなと言う少しだけ嫌な予感もありつつ、そして、浦和が先制した後に相手が守備的な形から点を取る形に切り替えたときにどうなってくるのかも気になりつつの後半です。

後半スタートから20番木下翼が右サイドに入り、相手の守備の硬さも想定した上での試みが見ていた位置からは特に近いサイドでのプレーが多かったので、まあ、楽しんでしまいました。

2枚が寄せて3枚目も来てドリブルのコースを消されてパスやクロスのコースも上げるとしてとしても限定されてしまうような守備をしてくる中で、縦に行くと見せかけて横に入って行ってそこからさらに切り込んで仕掛けるドリブルや、相手2枚が寄せている時に仕掛けて引っかかる場面もある中で、無理に仕掛けない場面も加えつつ、相手が1枚の時には迷わず1枚はがしに行って大きなチャンスを作り出す。近くで見られると色々見られますw

で、前半に比べると、間に入っても足元狙いが多くて摘まれていた場面も多かったところで、スペースに動きながらもらう動きで相手の組織的な守備をかき回す場面も増えます。例えば、後半6分には、16番根岸恵汰が相手ディフェンダーの間へグラウンダーの強めのパスを通し、最初はそのスペースに入ってなかった17番盛嘉伊人が動きながらそのスペースでパスを受けて、これにより相手の守備の対応が遅れたところでドリブルで仕掛け折り返しを22番奥山圭介がシュートを狙うような場面ですね。

前半の9番波田祥太の力強いプレーは継続されつつ上記のような要素が加わってきたことで、より幅の広がった形でのチャンスも後半は増えていきます。

後半10分には、20番木下翼がドリブルで深くまで持ち上がり、折り返しをいったんはディフェンダーにクリアされるも、そのクリアボールを16番根岸恵汰がシュートという形を作ります。

後半12分には、コーナーキックのチャンスで9番波田祥太がニアに走りこんでコースを変えるシュート(女子ワールドカップの澤穂希のようなシュートと言うとわかりやすいやつ)で、枠を捉えるもここは、相手キーパーの好セーブで防がれます。

後半13分に20番木下翼が持ち込んで惜しいシュートを放ちます。

後半16分には、右サイドからの攻撃で20番木下翼が相手ディフェンダー2枚が寄せてくるところで、縦に行くと見せかけて横にドリブルで仕掛け2枚をはがす形で持ち込んで走りこむ9番波田祥太に繋げてゴールに迫る惜しい形を作ります。

そして、ようやく相手の守備を崩す(というか壊す、というか破壊する?)場面を作ります。この時間チャンスがかなり増えていたので、一つ前に書いた流れで決めたのか、その直後にもチャンスを作ってからのゴールなのかは、忘れたのですが、9番波田祥太がペナルティエリア内でシュートを放ち、おそらくディフェンダーによって跳ね返ったボールを再びシュートを放ち、これが、見事にゴールとなり、ようやく1-0とリードを奪うことに成功します。

守備の硬いチームから得点を取るのがこれだけ難しいのかと言うことと、そういう相手から奪うときは、とにかく狙って、跳ね返されても再び狙って、逆に密集していて難しいところをついて決めるとか、そういうところまで考えた9番波田祥太の姿勢が実ったゴールでしたね。そうなんですよね。こういうプレーでゴールを奪われることによって、相手の守備組織も乱れてくることもありますからね。

で、リードはしたものの1点差で30分ほど残る中で、相手も点を取りに来るためにプレースタイルを変えてくるであろうところで、攻めた交代を次々としてきたこの試合です。

特に、このような場面で初のAチームの公式戦出場となった35番島垣翔(後半19分投入)は、最初はやや硬いかなと思う場面も多かったものの、しっかり30分をプレーし、先週に引き続き29番伊澤壮平も後半28分に投入、そして、残り10分のところで、27番山田奈央が投入され、相手は1点をがむしゃらに取りに来るであろうという時間帯にセンターバックも交代もありました。

もちろん、疲労度などが考慮されているのかなと言うところもありましたが、なかなか攻めた交代とも言えますよね。

で、結果的に、相手の反撃もしのぎ切って1-0で勝ち切ってくれました。私は、これで良いと思いますし、仮にそこから追いつかれたらどうするという声も出るかもしれませんが、追いつかれた選手が頑張ってまた点を取れば良いわけでして、そこは育成ですから、私たちもそこを覚悟して毎回応援するで良いと思います。

ということで、2回戦から出場の浦和レッズは、クラブユース選手権は、この試合が初戦となったわけですが、その難しいタイプの相手に対してしっかり勝利してくたという試合でした。

逆に言えば、3回戦でやはり対戦することになった名古屋グランパスU-18を来週に控えることを考えると、今回の試合が気の抜けるような大勝にならなかったことは、良かったとも言えます。

夏の悔しさをまず晴らすために、そして、Jユースカップで頂点まで突き進むために乗り越える難敵をしっかり乗り越えるところを見届けさせてもらうのを楽しみにしています!

ではでは・・・とは、なりません。この後のジュニアユースの試合に続いていきます。

細かいことは書かずに、出場メンバーと流れだけまず書き、どうして、1つに繋げたのかを書いていきます。

vs湘南ベルマーレジュニアユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半スタート⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半21分⇒12番石川真稀)、真ん中に22番青柳仰(後半6分⇒3番滝瀬健太郎)と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗、FWが28番志田出帆(前半32分⇒11番稲垣篤志)と9番西田春斗

となります。

最近は、日程的にかぶっていない時には、ユースの公式戦をジュニアユースの選手が応援するという光景も良く見られる中で、先週のプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦の時もジュニアユースの選手が浦和レッズのチャントで応援する光景が見られましたが、今回は、その逆のパターンを始めて見ることになりました。

で、アイキャッチ(最初にタイトルの横に表示されている写真)が、実はユースの試合の写真じゃないことに気が付いた方、さすがです。

アイキャッチの画像の方向で、選手がいない状況で、金網の奥が見える写真だと以下のような感じです。

そうなんです。この写真の黒い服装の集団がユースの選手なんですね。今回は、ジュニアユースの試合をユースの選手が応援するという構図になっていて、前半は、スタンドに座って見ていたのですが、後半になるといわゆるゴール裏的な位置取りに集まって、浦和レッズのチャントを始めたんですね。

これがなかなかの迫力でして、試合自体は、最初は、見るからに相手の湘南ベルマーレU-15の方が体格の良い選手が多くて、フィジカル的にも、あとは、ゴールに向かう姿勢のところでも明らかに浦和が負けているように見えてしまう展開の中で、では、きれいな崩しやパス回しで打開しようとできているかと言うと、それもできていない状況で、更に不運にも開始早々にペナルティエリア内でハンドの判定を取られてしまいPKで失点し、更に追加点を決められて0-2にされて後半に臨むという展開になっていました。

試合展開がそうなっていたこともあり、「フィジカルが」という話に周りではなりがちでしたし、私も、確かに体格差があるなと感じてしまっていたところがあったのも事実です。

もちろん、前半32分に11番稲垣篤志が投入されてから、彼のゴールに向かうプレーで劣勢の雰囲気から変わっていく兆候は見えていたものの、それに加えての後半のユースの選手の野太い声(良い意味です)での力強いチャントが始まり、これが明らかにジュニアユースの選手の背中を押していたんですよね。

で前半は気にしてしまわざるを得なかった体格差が関係ないくらいに、全ての選手が球際のプレーとか接触を恐れずに戦うプレーができるようになっていたのは確かで、気が付けば、相手を圧倒するような動きも増えていったわけです。

ゴールへの意識もチームとして明らかに高まった中での後半30分の11番稲垣篤志の強烈なミドルシュートで1-2とし、その直後の後半31分には、10番新城愛斗のアウトにかかったミドルシュートがゴール右上隅に吸い込まれるというスーパーゴールで2-2の同点とし、結果的には、逆転までは行けなかったものの、浦和レッズジュニアユースの強さを後半だけで見せつけられる結果になり、更に、そのスイッチを入れたのがユースの選手のチャントだったという流れ。

で、ブログを書く前に若干消化試合にばらつきがある関東U15リーグの他のチームの結果と順位表を眺めてみると、延期された試合を1試合残す浦和と他は、最終節が終わっているというチームも多い中ですが、ただ結果だけ見れば、敗れていても、残留は決まっていた(ギリギリですが)という流れにはなったようですが、これから、高円宮杯の予選に向かっていく中で、この試合を前半の空気のまま負けているのと、後半にやればここまでできるという強さを見せて終われたことでは、全く違ってくるわけですよね。

なんだか、良い場面を見せてもらえたなと。

ということで、今回は、ユースとジュニアユースの試合を1つのブログで書かせてもらいました。やはり文章が無駄に長くなってしまいました、すみません。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/09/22 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-1引き分け・・・相手ペースのゲームでも勝ち点をもぎ取れたことが重要

どうも、ブクメです☆

9月22日(日)は、浦和レッズユースのプレミアリーグのアウェイでのジュビロ磐田U-18戦を観戦してきました。

距離的には、前の週の青森山田高校戦の青森遠征の方が、断然距離は近いのですが、遠征手段やもろもろによっての疲労度などが変わってくるなということで、今回の遠征は、車での移動になりましたが、車で運転すると、静岡県自体がそこまで遠いわけではないものの、静岡県は広い、ということで、磐田あたりへの遠征になると、比較的よく足を運ぶエリアの御殿場付近やそこから少し離れた清水付近にたどり着いてから、更に結構距離があるという感じのある場所になるんですよね、埼玉から行くと。

あとは、所要時間と精神的に疲れない自分なりの行動スタイルと言う点でも、今回は、所要時間的には高速道路メインだったにもかかわらず渋滞含めて、違った動きをしたためか、夜に帰宅してから、いつも通りfacebookの方に写真はアップして、その後の力つき具合が半端なかったですw

気が付いたら朝になっていて、仕事も残していてということで、月曜日の午後くらいにある程度落ち着いてから文章を書いています。

色々行けないなと反省点も多い試合観戦の気持ちの持って行き方であり、本当にこういうところは、自分の性格的にも嫌いなところでもあるのですが、どうしても昨年の同じ会場の同じカードを応援する側としてひきづってしまっていて、それを払しょくする戦いみたいに勝手に位置付けて観てしまっていたんですよね。

後で冷静に、今シーズンの5月にホームで対戦した時の試合のブログを読み返してみたら、こちらが仕掛けた時の相手の守り方に苦戦したという流れの事が書いてあり、その点をもう少し意識して思い返して試合を観戦できれば良かったと思ったりもしている今です。

とは言え、前回の対戦では、記憶としてあまり残っていないものの、相手のポゼッションの高い戦い方には、だいぶ苦しめられましたね。更に、おそらく、前回の対戦でも攻撃面で苦戦させられたところを更に研ぎ澄ましてきたかのような、浦和の強みになるところでの相手守備の上手さには驚かされました。

同時に、ようやくチームとして結果も付き始めていたところと、首位チームを破った勢いというところで選手にどのような精神的な変化が起こっての今回の試合になっていたのかも、気になる試合になりました。

見る側では、深いところまでは、わかりませんが、例えば、若干慢心が出てしまったとかもあるのかなと思ったり、シンプルに、これまでできていたプレーができていなかった選手を見たときには、体調がそもそも悪いのではないかと感じるところなど、色々思うところもありました。

結果的に、浦和のアカデミーのチームが割と苦手にする柏レイソルや大宮アルディージャのような、ポゼッションが重視される組織的な戦い方をしてきたジュビロ磐田U-18に主導権を握られる戦いで、トータルで見たら、相手に軍配が上がるような試合になっていてもおかしくなかったと思わざるを得ないところもありますが、そこを引き分けに持ち込める力というのも、浦和レッズユースにとっての良い変化とも言える。そんな試合でした。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半34分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半29分⇒19番成田安里)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半34分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半16分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太

となります。

3試合連続でスタメンのメンバー構成は同じになります。2連勝していてチームとしても、良い雰囲気でやれているのが伝わってくる状態ですので、同じメンバーでのスタートは、当然と言えば当然ですよね。

もしかすると、3試合連続同じメンバーでスタートと言うのが、対戦相手にとっては、研究されやすかったと言えるのかもしれませんが、それも含めて、相手の出方によってチーム内で自らで考える力も求められる育成に今はなっているので、その点では、この試合では、研究してきた相手に対しての適応力が足りなかったとも言えるのかもしれませんが、前半スタートから、相手に長い時間ボールをキープされるような戦い方に対し、守備の集中力と落ち着いた対応が試合ごとに増してきているのがこの試合でも感じられ、危ないシーンはほとんど作らせないような戦い方を見せることができていました。

ただ、奪いどころがかなり研究されていたというイメージで、普段であれば、奪ってから次のプレーに移る際に、相手の守備に引っかかることがあまりないような選手が、割と簡単に囲まれて奪われるような場面があったり、パスを預けて、捌いてリズムを作るような選手がほとんど良い位置でパスをもらえないという状況が多く感じられました。

その中で、スタートから動きを見ていても調子の良さがうかがえた9番波田祥太が、良い形でもらうとチャンスになりそうな空気はありました。

その一つとしては、前半開始5分にバックラインからのパスに対して良い形で9番波田祥太が受けて、そこから3番清水哲太に渡して、ここで、3番清水哲太が相手がここで出すというタイミングを少しずらすようにキープして右の10番山中惇希に展開する惜しい形がありましたが、ここは、ハンドの判定になります。

このような形が多くなることで、相手のバランスが崩れることが期待されましたが、とにかくこの試合は、3番清水哲太があまりボールが触れないという時間が長く続き、若干体が重たいようにも感じられたところもありました。

また、サイド攻撃に対しては、前半6分に27番山田奈央からの展開で24番佐藤優斗に繋げて左前線から仕掛けるという形がありましたが、防がれます。

ここは、この試合を通して、このサイドからの攻撃に対して、相手の右サイドバックの選手の質が高くて、自由にさせてもらえない場面がかなり多くなっていたように感じます。

とにかく、予想できるようなタイミングでのパスでは打開できないように感じられた中ですが、前半で言えば、いくつか、このプレーを増やして行けば、相手も崩れていくかもしれないというプレーも浦和に見られました。

先ほど書いた、9番波田祥太がくさびになって、3番清水哲太が受けてタイミングをずらして、展開した場面もその一つですが、それ以外には、前半27分のように逆に相手がポゼッションしている中でスイッチを入れて攻撃するぞというパスを読んで8番冨田蓮が奪って抜け出して行った場面や、前半37分にも同様に相手がゴールに向かうぞとなったところでインターセプトに成功した場面があり、組織的に戦う相手の場合は、特にこういう場面から奪ってからの攻撃が有効になりますよね。

また、前半29分にバックラインから12番福島竜弥が強めのパスを入れたところで7番與那覇航和がスペースで受けながら、ワンタッチで裏へのパスを狙った形がありました。ここは、オフサイドになりましたが、スペースで受けてからのワンタッチパスというのもこのタイプの相手では有効になりますよね。

更には、これも、さきほど上げた3番清水哲太のプレーに近いですが、前半31分に、バックラインでパスを受けた12番福島竜弥がディフェンダー3人ほどにプレッシャーをかけられる場面があったのですが、ここで、慌てずにその3選手を引き付けながら、間を通してパスを通して24番佐藤優斗に繋げた場面では、その後、持ち上がって8番冨田蓮に繋げて仕掛ける流れで相手のバランスを崩すことに成功していました。

前半は、相手ペースながらもいくつか打開する試みも見られた流れで、終了間際には、相手の思い切ったシュートがクロスバーを叩いてゴールラインをギリギリ割らない形で失点にはならなかったものの、かなり危険な場面を作られつつ0-0で終了。

後半スタートから、前節同様に20番木下翼を中盤左に投入します。

ここ数試合の戦いからも、後半スタートからの浦和の猛攻は相手も警戒していたと思いますが、それでも、狙い通り後半開始からしばらくは浦和ペースに持ち込むことに成功します。

後半3分に右から10番山中惇希がドリブルで良い形で抜け出しますが、クロスの精度が甘く、走りこんだ7番與那覇航和には合わず。

後半4分には、左から20番木下翼がドリブルで仕掛け、相手ディフェンダーにギリギリのところで反応されてクロスが味方に合わなかったものの、惜しい突破を見せます。

後半6分には、ややゴールまでは距離があるもののフリーキックのチャンスで3番清水哲太から右前線に流れた7番與那覇航和にパスが通り、10番山中惇希に渡りドリブルで仕掛けるもここは、相手ディフェンダーを交わしたところでラインを割ります。

前半の終盤からも少し見られたのですが、若干集中が途切れだしたのか、相手のパス回しに隙が生まれることが増えてきた中で後半スタートから浦和がギアを上げたことで、更に狙いどころが増えてきた印象の中で、左サイドの攻撃でも左サイドバックの6番清水楽人もやや高めに位置して20番木下翼や4番玉城大志と近い距離でパス回しをして崩しにかかるという試みも増えます。

後半8分には、合わなかったものの、10番山中惇希が、ドリブルで仕掛ける中で、9番波田祥太がそのスペースを読んでいればというディフェンダーの間へのパスを送る良い試みがありました。

後半もやや動きの重たさが見えた3番清水哲太でしたが、9分には、ワンタッチで裏への長めのパスを狙い、10番山中惇希が追いつければという場面を作ります。

ここ2試合で、決勝点につながる場面の起点となっていた17番盛嘉伊人が後半16分から投入されます。

このまま勢いに乗って、より長い時間を浦和ペースでと期待していましたが、後半20分あたりからは、やや膠着状態に入りつつ、どちらかというと再び相手ペースになるような試合展開に入っていきます。

ウォーターブレイクの直前の後半22分には、かなり危険な形を作られるものの、ここは相手のシュートミスに救われます。

後半27分には、6番清水楽人と20番木下翼のパス交換からの20番木下翼の仕掛けからディフェンダーの寄せに遭いながらも17番盛嘉伊人にパスを通し仕掛ける形を作ります。

いくつか攻撃の試みが見られるも、どうも、この辺りの時間帯では、相手と言うよりは、味方同士で思うような連携が取れないというか、若干動きにイライラが加わるような場面も見られます。

そのような流れの中でも守備自体は集中して相手の攻撃を防げていたのですが、迎えた後半32分に中盤で不用意にキープしようとしたプレーで奪われて、そこからの突破からシュートを決められてしまいます。見ていた位置からは、遠かったので細かくはわからないのですが、相手のシュートコース自体は、25番鈴木彩艶であれば、問題なく弾けるシュートのように見えたのですが、ブレたりしたのか、その辺は、わかりません(ダイジェスト待ちw)

後半残り15分ほどのところで、19番成田安里、後半残り10分ほどのところで、前節と同じように、34番工藤孝太をセンターバックに入れ、12番福島竜弥を左サイドバックに移動させるという形にして、ゴールを狙いに行きます。

ただ、この試みでもこの試合では、試合のリズム自体は、もちろん相手が先制したこともありますが、なかなか、押し込んでゴールをという形は作れず。

試合終了が近づくと相手には、時間をかけるようなプレーが当然増えてきてより難しい状況になっていますが、ここで見せてくれたのが9番波田祥太。

メモを取っていなかったので、どのタイミングかは、忘れたのですが、後半のどこかで、既に相手キーパーとディフェンダー間での隙を狙ってあと一歩で奪えるようなプレーを見せていたところがあったのですが、そういった嗅覚的なところが最後の最後で出たというか、浮き球を競り合った形で相手ディフェンダーがキーパーにヘッドで戻した(実は、この流れの記憶は曖昧)ところで、キーパーがキャッチするよりも先に9番波田祥太が反応して、足先で先に触ってゴール!

最後の最後で1-1に追いつき、結果、かなり厳しい展開の試合ながら、勝ち点1をもぎ取る形で終了となりました。

試合終了間際に、逆転ゴールを狙いに行った流れで、12番福島竜弥が2枚目の警告で退場となります。アフターで行ってしまったので、仕方ないカードではありますが、同点ではなく勝利を目指してという気持ちからというところは、汲みたい場面です。

課題も多い試合となりましたが、結果的に、夏の中断期間からの再開後の4試合負けなしで2勝2分という形で、国体期間だからだったと思いますが、2週間の中断期間に入り、次は10月13日の大宮アルディージャU-18戦ですね。ある意味、ポゼッションタイプの相手とここで苦しい試合をすることができたわけで、ここからの2週間で、このタイプの相手にできることをやりつつ、どのようなタイプの相手にでも対応できるチームとしてレベルを上げて、大宮アルディージャU-18戦はもちろん、Jユースカップでの戦いに臨んでいく流れ。

うん、なんか、浦和レッズユースが強くなっていく流れが想像しっかり想像できる試練と展開です。

ではでは。

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この記事の解説動画追加しました↓

 

 

高円宮杯プレミアリーグ2019/09/15 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-0勝利・・・勝負所で勝負ができるチームに

どうも、ブクメです☆

9月15日(日)は、ユースのプレミアリーグvs青森山田高校戦アウェイということで、今年は3連休の間ということや、前後にも見たい試合があったということで、残ったマイレージを使って飛行機で日帰り遠征という形で足を運びました。昨年も同じような時期の日程やキックオフで、青森空港からの空港バスで途中下車して歩いて試合に間に合うことがわかっていたので、その辺りは心配せずに予定を組むことができました。

ただ、帰りの便が夜の20時半ごろの便と言うことで、一緒に試合を観戦したサポーターの方は、夕方くらいの新幹線で皆さん帰ってしまったということで、早めに空港に行って、空港ラウンジで3時間近く過ごすことになった時に、「今回は日帰りだから、近場の試合観戦スタイルで良いや」という感じで昨年のようにノートパソコンを持って行かなかったことを後悔していました。夜中に自宅に戻って、次の日もユースのS2の試合を観戦するので、ブログを書くのが、月曜の夜以降になってしまうことがわかっていたので。

・・・と、別に私の行動自体は、どうでも良いのですが、結果的に、それでよかったなと思ったのが、9月16日(月)のユースのS2の試合後に、このブログを書くことができたことなんですね。当然のことですが、日曜日の内に書けていたら、その試合のみの感想で文章が進むことになるので、劇的な勝利と、チームの成長を興奮のまま書くことになったと思うのですが、あくまで私が感じたことにはなりますが、昨日の青森山田高校戦の勝利から、今日のS2の試合につながるものがあり、ここ最近S2リーグの観戦で感じていたところも、チーム全体で見て一歩前進する流れが期待できるかもしれないという予感的なものを感じたんですよね。

2試合トータルで見て感じたことや、今後こうなって行くと良いなと思ったことなどは、このブログの次に書きますので、いつもAチームのプレミアリーグなどのブログだけ目を通しているという方も読んでいただければ幸いです。⇒追加しました『埼玉県S2リーグ 2019/09/16 浦和レッズユースB vs 花咲徳栄高校 3-2勝利・・・期待が膨らむ展開と今後。もっと多くの方に

ということで、まずは、プレミアリーグの青森山田高校戦のブログになります。

vs青森山田高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半21分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半32分⇒19番成田安里)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に7番與那覇航和(後半21分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太

となります。

スターティングメンバーは、前節の市立船橋高校戦と同様になります。

簡単に言うと、この試合は、いちサポーターとして1試合を集中して楽しんでいたかったという試合というか、ブログを書くときにざっくり試合を思い出せるように、毎試合、ポイントポイントでメモを取っているのですが、この試合に関しては、本当に締まったレベルの高い試合になっていて、もちろん、表面的な数字だけ見れば、青森山田高校がかなりの本数セットプレーのチャンスを取っていて、浦和が良い位置でのセットプレーがほとんど取れていないという前半にはなったものの、だから浦和が守備的だったということではなく、本当に試合の中での選手が考えながら、声をかけながら、ベンチからの指示も飛びながら、試行錯誤しながらトライしていたのが伝わってくる内容になりました。

もちろん、前半から得点を奪うという意識はあったと思いますが、後半勝負も視野に入れながらの微調整をしながらの戦い方になりました。

相手チームの主力が出場停止だったとか理由が付く状況になっていたのは、わかりますが、その選手がいたとしても、おそらく、同じような展開で試合が進んだように思います(青森山田サイドの方には怒られそうですが。)

前半の浦和の攻撃のところでは、前半8分に、10番山中惇希が横へのドリブルを混ぜながら突破を図り、7番與那覇航和、9番波田祥太とつなげて仕掛ける形や、前半15分に9番波田祥太が仕掛けてからのシュート、3番清水哲太の持ち上がりからの10番山中惇希への展開、前半19分のバックライン付近からの4番玉城大志、6番清水楽人とつなげての縦パスを7番與那覇航和に繋げてのシュート、前半21分にカウンターの形からの24番佐藤優斗と6番清水楽人が絡んだ形での仕掛け、前半28分の8番冨田蓮から10番山中惇希に繋げて仕掛けから9番波田祥太に繋げて突破への試みなどあったものの、結果的に、相手守備の対応が凄かったことや、崩す試みとしては、まだまだ課題が残るなというのは、浦和が仕掛ける回数も少なくはなかったイメージはあるものの、結果的に、直接狙える位置からのフリーキックもコーナーキックも前半はなかったという点。

ただ、それでも、相手にやられているという空気でもないのも事実。それは、浦和のピッチ上にいた選手たちの姿勢にもあったのかなとも思います。常に声を掛け合っているし、結果が付いてこなかった時にあった、集中が途切れる瞬間というのも見られない。

そういえば、昨年の同じ会場での同カードの時には、確か強風の中で前半結構攻め込みながら決めきれずに、後半にギアを上げた相手に勝負所で決められて敗戦ということがあったので、その逆の展開がぼんやり、前半の戦いを見ながら浮かんでいたのかもしれません、私的には。

0-0で折り返しての後半、

前節同様に、20番木下翼を後半スタートから投入します。なんとなく、前半終盤から、プレーの強度が高まったように見えていた9番波田祥太が、後半スタートにまず後半早い時間い一つギアを上げて得点を奪いに行くというメッセージがあるかのように、前線で強さを見せ、前半3分には、9番波田祥太のポストから20番木下翼のドリブルでの仕掛けからチャンスを作ります。

そして、後半9分には、7番與那覇航和が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも力強くキープし、20番木下翼に繋げ、クロスに9番波田祥太が合わせます、コースも相手キーパーが普通であれば、反応できないようなところを狙えていたと思いますが、これを相手キーパーが見事な反応ではじき返されてしまいます。

浦和の攻撃の勢いは止まらず、後半10分には、コーナーキックからのこぼれ球を12番福島竜弥が強烈なシュートで狙うも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。

更には、後半12分に、左から抜け出した6番清水楽人がディフェンダーとキーパーの間に鋭いボールを入れると、このスペースに9番波田祥太が足先で合わせるも、これは、僅かに枠をそれます。特に、この9番波田祥太のプレーは、何度も書いていますが、昨年のアウェイの清水エスパルス戦の時の左から山中惇希が抜けだして、触れるか触れないかのキーパーとディフェンダーの間へのクロスに波田祥太が足先で触ってゴールを決めたというプレーを思い起こさせると同時に、これが波田祥太の特徴の一つだと強く記憶に残っているプレーでこれが見られたのも嬉しかったですね。

ということで、この3つの決定機は、はっきりと相手キーパーが凄かったという防がれ方なので、本当であれば、ここで1,2点入っていてもおかしくなかったとは思いますが、実際のスコアは0-0のまま。

で、一緒に見ていた方と、得点が必要な状況で、17番盛嘉伊人の投入がそろそろあるだろうと思いつつ、3番清水哲太と4番玉城大志のプレーがこの試合をバランスよく進めるのに不可欠なクオリティでずっと来ていたころから、そこは、拮抗した状況であれば、今日は、最後まで変えられないだろうなと思いつつ、今回も前節と同じく前線の1枚として17番盛嘉伊人は投入されます。同じタイミングで、34番工藤孝太がセンターバックで投入され、12番福島竜弥がサイドバックに移動するという形で、サイド攻撃に変化を加える交代などもありました。これは、一緒に見ていた方が話していて、確かにそうだよなと思ったのですが、1年生と2年生で左のセンターとサイドのバックの組み合わせになったということで、ベンチから4番玉城大志に、その2人のポジションをケアをするようにという声が飛んでいて、この辺は、点を取りに行くというところで、リスクを取ったプレーになった時に、1,2年生のコンビになるところで、連携などで隙ができる可能性があるところを考えての声ではないかということですかね。

こういった交代があった後半20分あたりからは、更に浦和の攻撃の迫力が増す形になり、後半26分には、10番山中惇希がペナルティエリア内で倒されたように見えたものの、ここは、ノーファールの判定。この辺りで、ヒートアップしすぎないのも今日の試合では印象的で、むしろ相手の方が、監督含めて判定に対してはヒートアップしていたのではないかなと感じられるところも。

さて、浦和の攻撃ですが、後半27分に、サイドバックに移ってから、やや攻撃参加が少なめだった12番福島竜弥ですが、このタイミングでサイドから仕掛けた流れで、深くまで持ち込んで折り返しを17番盛嘉伊人がシュートを狙うもこれは、枠を捉えきれず。

後半32分に、この試合最後の交代となる19番成田安里が投入され、1点を奪う戦いに入っていく中で、後半42分には、再び17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放つも決められず。

後半45分は、19番成田安里からの右からのクロスを3番清水哲太が走りこんで合わせるも、僅かにゴール左にそれます。

後半は、浦和がかなり攻撃の回数が多い中でしたが、後半終盤に相手の反撃で、かなり危険な場面を作られるものの、ここをこらえてのアディショナルタイムに劇的なゴールが生まれます。いや、劇的ではないか、だって、この局面で物凄い集中力と落ち着きを見せていたわけですから。

その起点となったのは、17番盛嘉伊人で、ペナルティエリア左外辺りまで持ち上がったところで、時間も少ないので早くクロスを入れたくなるような局面で、落ち着いて、クロスをケアした相手に対して、もう一つ中までドリブルで持ち込んでマイナスのボールを送り込んで、ここの細かい流れがわからなかったものの、数選手が詰める形で、混戦ながらも放ったシュートをキーパーがキャッチしきれずにこぼれたところを20番木下翼が押し込んでのゴールになります(この一連の流れは、動画が見たいです。)

もちろん、終了間際のゴールで、勝利という劇的な展開ですが、とにかく、後半の勝負所で、本当に決まっていてもおかしくない決定機を多く作り出していた流れと、最後の最後で見せた相手以上に落ち着いた判断と度胸で決めたゴール。見事でした。

これで、2連勝ですし、首位の青森山田高校のホームでの今シーズン初黒星がこの試合になったのですね。非常に浦和サイドからしたら気持ちが良い1試合という位置づけもできてしまいますが、それ以上に嬉しいのは、試合の中での意思疎通や、修正力、耐える時間に集中して守り切ることができ、勝負所の瞬間を見極めて、強度高くゴールに迫ることができる。そして、その迫るところまでだったところが、実際の得点になっての2連勝。

この流れで、次節は、ジュビロ磐田U-18とのアウェイでの対戦となりますが、私個人的には、昨年のモヤモヤを吹き飛ばす戦いをあの会場で見せてほしいのもありますし、順位的には下のチームですが、後半戦で青森山田を破ったり勢いに乗っている状況でのジュビロ磐田U-18と対戦できるというのも、今の浦和にとっては、非常に良いことだなと思っています。

今、浦和レッズユースは、チームとしての成長が著しいタイミングに入っているので、相手が強い方がより、その試合で得られることも多いから・・・(大混戦の状況のプレミアリーグなので、まだ勝ち点で余裕があるわけでもないので、そんな悠長なことは言ってられないと言われてしまうかもしれませんがw)

ということで、来週のプレミアリーグも楽しみに足を運びます!

で、この流れで、日曜日のS2の試合に足を運ぶと、この試合でピッチに立っていた選手の数人が青森から移動して埼玉に戻り、その試合でスタメン出場して、ピッチ上で継続して質の高いプレーと意識を持ち良いテンションを持ち込んでくれていたことや、後半勝負というスイッチの入れ方まで、近い雰囲気で作り出し勝ち切ってくれたという流れにつながるわけです。

ということで、S2の試合のブログをこれから書きますね。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/09/01 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-0勝利・・・勝ち点3を奪う戦いを見せて勝利!

どうも、ブクメです☆

ゲン担ぎと言うことでもないのですが、一つ流れを変えたいなと言うときに、よくやるのが車で向かう時の道を変えてみるとかなのですが、県西の自宅から駒場スタジアムまでのルートで、この試合に向かう際に、いつもは、ほぼ確実に混むので極力通らない、大宮駅付近や、長めに産業道路を通るようなコースでスタジアムに向かってみました。結構時間に余裕を持って向かったのですが、早めに着きたいときに通るコースと比べると、やはり混んで時間はかかりました・・・が、そんなときに結果が出ると、ゲン担ぎ成功したのかなと思う、応援する側のあるあるです。

今日、久しぶりにユースの試合を観戦に来た友人が数人いて、その人たちは、自分たちが勝利の女神と言い放って帰っていきましたw

でも、久しぶりに来た方から、「楽しかったからまた来たい」という声が聴けたのは、嬉しいものです。そういう試合でした。来ていたうちの一人は、試合がつまらないと容赦なくつまらないと言う人でしたが、その人から「(浦和レッズ)ユース楽しいな」と言葉が自然と出ていたので。

もちろん、浦和レッズユース全体を見ると、選手によっては、今日の勝利に貢献できたできない、試合に絡めない悔しさなども出てくると思いますが、今日の試合全体での姿勢というのは、全ての選手が持つべきで、それを前提として、ポジション争いが繰り広げられていくことが凄く楽しみなブクメです。

ということで、試合の話に移りますね。

今日の試合は、前節の後に偉そうに「今のプレミアリーグは・・・」、みたいなことを書き綴ってしまったのですが、私の考えが正しいか誤りかは、わからないとしても、その流れに浦和レッズユースもハマってしまう怖さというものが、今日は、良い意味で壊しに行ってくれていた。もし、今日もスコアレスドローで終わったとしても、ブログでは、残留するための負けない戦いではない方の戦い方ができたことをプラスに書こうと思っていた部分もあったのですが、結果的に、その戦いを肯定できる勝利という形で終わらせてもらえた。

そういう試合でした。

vs市立船橋高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半34分⇒22番奥山圭介)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半31分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半25分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太(後半41分⇒19番成田安里)

となります。

前半は、明らかに守備に重きを置いて、リスクを負わない戦いをしてきた相手に対して、浦和がボールを持つ時間が長い中で、如何に崩していけるのか、奪われた後の相手のカウンターをどうするかという戦いになる中で、この試合、ボランチでスタメンに入った3番清水哲太が、様々なポジションに顔を出しつつ、ドリブルで仕掛けたり、右足からフィードでチャンスを作る場面が目立ち、展開の中で、左前線の24番佐藤優斗に長いフィードが通り、そこから攻撃という形も多くなりました。ただ、サイドの守備に関しては、相手もかなり集中していてなかなか崩すのが難しいという流れにはなりました。

また、この試合、右サイドでのプレーとなった10番山中惇希の縦へのドリブルだけでなく、横や斜めへのドリブルでの仕掛けなど、サイド攻撃を意識した相手には、かなり脅威になっていたと思います。

後は、かなり相手のセンターバックにケアされていて、思うようなプレーがなかなかさせてもらえなかった9番波田祥太でしたが、それでも前半16分には前線でくさびのパスを受け、7番與那覇航和に落としてからの左サイドの24番佐藤優斗への展開からの仕掛けで惜しい形を作った場面や、前半24分には、高めの位置でチェイスからのインターセプトに成功して、この場面でも7番與那覇航和が良い位置に入り、受けてからの左への展開で24番佐藤優斗が仕掛けるという形になっていました。

突破しきるというところでは、相手の守備に苦戦は強いられたものの、結構な本数、左前線の24番佐藤優斗への展開からの攻撃のチャンスが作られていました。

あとは、埼玉県S2リーグの方も良く足を運んでいる中でも、右足のキックの良さというものは、知っていても、セットプレーのキッカーとしてのイメージがあまりなかった3番清水哲太がキッカーを務めたセットプレーがかなり驚きのものになりました。

左のコーナーキックのキッカーを3番清水哲太が務める形で、そちらサイドでコーナーキックのチャンスを得た、前半17分に低く強い弾道で、かなり得点のにおいのするコーナーキックになっていました。更に、前半終了間際に得たやや距離のあるフリーキックのチャンスでも3番清水哲太が直接ゴールを狙った強烈なシュートは、相手キーパーが弾くのが精いっぱいで、この流れで得たコーナーキックのチャンスでも、やはり、その弾道と強さが、相手守備陣にとって脅威になっていることがわかるようなキックになっていたと思います。

前半34分の7番與那覇航和⇒9番波田祥太⇒7番與那覇航和からの10番山中惇希が仕掛ける場面だったり、前半30分前後の4番玉城大志からのパスを受けた10番山中惇希の仕掛けや枠を捉えきれなかったものの、思い切ったシュート、更に前半39分の27番山田奈央から8番冨田蓮につながり、前線の9番波田祥太にパスが通り、相手ディフェンダーを背負いながらも粘り強く突破してシュートまで持ち込む場面など、浦和主導での攻撃の試みが多く見られた前半で、相手の守備を崩し切って得点までは、行かなかったものの、わかりやすく、試みが面白い内容でした。

前半の段階から、控え選手のアップの時にいち早くアップを始めていたり、かなり気合いが入っているのが、見ていて伝わってきていた20番木下翼が後半スタートから投入され、開始早々からドリブルでの果敢な仕掛けで相手ディフェンダーを苦しめるプレーを繰り返します。

前半以上に、攻撃の圧力を強める中で、徐々に守備意識の高かった相手に隙が見えるような場面も増えだしたところで、後半9分には、右サイドからの前後の細かいパス交換からの10番山中惇希に繋げての仕掛けからのシュートや、後半11分には、20番木下翼の左からの突破からクロスを7番與那覇航和が受けてのシュートなどシュートチャンスも作り、後半20分には、右サイドから6番清水楽人の見事な突破からチャンスを作り、更に後半25分には、7番與那覇航和がドリブルで突破してのゴール左隅を狙うシュートを放つもこれは、僅かにゴール左に外れます。

後半31分には、やや距離のあるフリーキックのチャンスで3番清水哲太が、この場面でも強さのある低めの弾道のキックでこれに27番山田奈央が合わせる惜しい形がありました。

この時間帯には、ややオープンな戦いになる局面も多く、相手の攻撃への対応で、シュートコースを空けてしまい、危険なシュートを打たれる場面もありますが、ここでの失点は免れます。チャンスも多く、ゴールに迫る場面も増える中でしたが、なかなか得点が決められない中で、残り5分と残り時間が少なくなる中で、後半25分から投入された17番盛嘉伊人のパスと左サイドの選手がそのパスを意識して走りこむことで、大きなチャンスと、結果的にはゴールまで生まれます。

まずは、後半40分に、17番盛嘉伊人がパスを受けると、左前線へ20番木下翼が走るところで、その走るコースにパスを出して左から仕掛けるというパスがそれまでは多かった中で、17番盛嘉伊人は、あえて、左サイドをケアするディフェンダーとその選手に寄って動いていくセンターバックの間を通しての裏へのパスを通すと、20番木下翼がそのパスにしっかり反応して、受けた段階で体がゴールの方向を向いているようなパスが通り、裏を取られたディフェンダーが対応できないまま、クロスを上げ、これを9番波田祥太がヘッドで合わせるもここは、惜しくもゴールならずでしたが、後半43分に、再び同じような形で、17番盛嘉伊人がパスを受けると、今度は、左サイドバックの6番清水楽人が迷いなく相手のサイドバックを外から巻いて中に走りこむような動きと、その動きを読んだかのような17番盛嘉伊人のディフェンダーとディフェンダーの間へのパスが通り、深く持ち上がってからのクロスに後半41分に投入された19番成田安里がヘッドで競り勝ってゴール!

アディショナルタイムは、やや長めの5分でしたが残り時間をしっかりと守り切り、1-0で勝利となりました!

勝利はもちろん嬉しいのですが、何より今日の試合は、見ていて伝わってくるものが多く、私個人的には、相手が研究して想定していたことを壊すような試みも多くできていたことが、かなり楽しかったですね。

これは、前日の埼玉県S2リーグの後にもブログで書いていたことですが、セットプレーが多い割には、相手ゴールを脅かすところまで行っていないと、これは、プレミアリーグでも感じていたことではあったので、今日のセットプレーは、かなりの武器になることが証明されました。

これまで蹴っていた選手のキックの質が決して悪いとも思わないので、今日の試合で得点になった場面のように、キッカーの狙いと受け手の狙いのところでのコミュニケーションを高めることで、複数のキッカーが様々な強さや弾道+味方との阿吽の呼吸のような動きで、守備側が高さと強さがあっても、先に味方がボールに触れるような工夫ができてくるとよりよいのかなと思いますね。攻撃のバリュエーションとしてのロングスローが武器の選手も見てみたいですね。

負けないための戦い方ではなく、自分たちの特徴を出して、活かして、組み合わせて、どうやって崩そうかと楽しみながら、得点を奪って勝利する。

今日の試合でのその過程は、見る側を楽しませてくれ、そこに結果が付いてこないことで、それが正しいのかどうかが、なかなか測れない時期が続きましたが、これでようやく、一歩前進ですね。そして、この一歩が思った以上に大きな一歩なり、この勝利を持って、1週間空きますが、この状況で2週間また、し烈なポジション争いをして、首位の青森山田高校とのアウェイゲームに乗り込んでいく。最高に楽しみな展開になってきましたよ、応援する側としても。

楽しい試合でした。

ではでは。

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