関東ユースU-15リーグ2012/10/21 第22節- 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズノルテ 2-0勝利・・・成し遂げてくれた!

10月21日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

成し遂げてくれたことがとにかく嬉しく誇らしいです。

今シーズンより、ホーム&アウェイになり全22節に拡大し、大会の開幕時期が早まり、これまでのスケジュールのようなチーム作りが難しく、そういったレギュレーションに苦しみながら、軸となる選手が怪我などに悩まされたり、公式戦を戦うための心構えも、もしかするとできていなかったかもしれない、誰でもわかるくらい苦しい苦しい状況で新レギュレーションの関東U15リーグを戦う中で、自信を失い、流れにも運にも見放される期間をなかなか超えることができないままに、チームとしての戦い方は徐々に向上していくものの、とにかく結果に嫌われる時期も続いていきました。

言葉は適切ではないですが、仕方もないことなのですが、いわゆる負け癖のようなものもついてしまい、そこを乗り越えることができるかどうかという状況で、夏を迎え、しばらくの中断の中で、大分気持ちも強くなって戻ってきたものの、それでもまだ試練を与えるかという酷な再開後の数試合を経て、一つの勝利をきっかけに一気に自信と結果がついてくるようになって連勝。

先週は、悔しい大敗だったと聞きましたが、そこまで這い上がったチームには、流れも付いてきます。そして、結果的に残留圏にいる状態で最終節の今日の鹿島アントラーズノルテ戦を迎えることができました。

勝てば残留を自力で勝ち取ることができる状況。

もっと有利な状況で、最終節を迎えることができたという声も聞こえましたが、当該チームを破って自力で残留を決められるというのは、負けても大丈夫かもという変な逃げの要素はありませんし、緊張感も保てますし、ここまでのチームの成長を次に繋げる一区切りの試合としては、最高の環境が用意されたと思っています。

・・・はい、ものすごく長い前置きですが、そういう状況で迎えたのが今日の最終節になります。天気は快晴。さすがに季節も秋なので、空気は乾燥していて、吹く風は冷たく心地よいものの、気温自体は暑くなりましたが、それも含めて、浦和レッズジュニアユースにとっておそらく最もプレーしやすい環境でした。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに4番小木曽佑太と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史と27番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に21番萩原大智、真ん中に13番東伸幸

となります。

前節の状況はよく知らないのですが、6番中塩大貴がおそらく、腕を負傷したようで、逆に怪我と思われる状況でしばらく戦列を離れていた7番高橋聡史がそのポジションに入っていました。

きれいなサッカーを見せるとか、そういうこと以上に、今日の試合は総力戦です。勝ったものが残り、負けたものが降格する。そういう試合らしく、相手も含めて最初から最後まで気迫のこもった戦いとなりました。

前半は、浦和が攻めているゴールがブクメが見ている場所から、最も遠い位置だったため、正直細かい状況は、分かりませんでしたが、開始1分くらいで早速思い切りよくシュートがあったり、27番松高遼からの縦パスを受けた10番堀内千寛が、相手に激しい守備にあいながらも簡単にボールを失わずに粘り強くキープしている姿があったり、6分の19番村上秀斗からの裏へのパスに相手の守備ラインとの駆け引きをしながら抜け出す11番川上開斗や、前線で13番東伸幸が体を張るプレーなどが見られ、前線のこれらの選手がこういう動きをしようと動けている状況を見て安心しつつ、しかしながら、相手も思った以上に仕掛けてくる、放り込んでくることで、浦和のゴール前でのプレーも序盤は多くなったものの、ここは本当に成長したなと思わされる部分でもあるのですが、守備も粘り強くできており、きれいに囲んで守るということができなくても、最後のところまではやらせないというプレーがしっかりできていました。

ロングボールに対しては、4番小木曽佑太が跳ね返せることも大きかったと思います。

前半の浦和の攻撃の場面では、20分くらいの10番堀内千寛が左前線からドリブルで仕掛けた場面や、同じく中盤で10番堀内千寛がボールを受けて左前線に抜ける11番川上開斗に渡し、クロスに13番東伸幸がヘッドで合わせる場面や、28分の11番川上開斗がいったん7番高橋聡史に落として、7番高橋聡史が左に開いた13番東伸幸に展開、そこから逆サイドの21番萩原大智へのサイドチェンジから仕掛けていく場面など、20分~30分にかけての浦和の攻撃で惜しいチャンスが連続で訪れていたところで、この時間帯で先制点が欲しいと思っていたところで、来ました先制点。

パスを受けた13番東伸幸が左からドリブルで抜け出してゴール!

待望の先制点を浦和が決めて1-0となります。

前半の残り時間でも、21番萩原大智の右サイドからの果敢な仕掛けから数回チャンスが生まれましたし、フリーキックのチャンスでは、セットしたボールのところに4番小木曽佑太、15番石井康輝、23番河内渉真の3人が並び、23番河内渉真が蹴ると見せかけて15番石井康輝が蹴ってゴールを狙うなど、セットプレーでの工夫も見られつつ、前半は1-0で終了します。

後半に入っても、試合の主導権と言う意味では、どちらにも転びきらないという感じではありましたが、後半開始3分ほどに攻め込まれた危険な場面も集中して守り、同様に時間帯によっては押し込まれそうになる場面もありましたが、何と言うか、失点しそうな空気感と言うのは、実際のところあまりありませんでした。

攻撃の部分では、前半にも増して(と言うか見やすくなったのでより状況が分かりやすくなったというだけかもですがw)、10番堀内千寛と11番川上開斗の仕掛けが迫力のあるものとなり、相手ゴールを襲う場面が多くできていたと思います。

そんな中で、後半12分に待望の追加点が入ります。

出しどころをしっかり見ていなかったので、誰からのパスなのかはわかりませんでしたが、相手のディフェンスラインの裏へ縦のパスが入り、絶妙のタイミングで10番堀内千寛が抜け出し、飛び出してきたキーパーとどちらが先に触るかという状況で10番堀内千寛が足先で先で先にさわりシュート、これが、決まり2-0となります。

ここまでの試合展開、相手の攻撃のバリュエーションと浦和の守備の安定感を考えても、おそらく、相当不運なサッカー的な事象が発生しない限りは、今日の試合でこの時間で2点のリードを奪えたことでほぼ勝利は確信しつつも、何が起こるかわからないのがサッカーですよね、と思って浮かれないようにしていたのですが、選手の方が一枚も二枚も上手でバランスも崩さず、追加点を取ってより試合を確実なものにしようと、落ち着いてプレーしてくれました。

21番萩原大智から、追い越して前線に走る23番河内渉真へパスを繋げての仕掛けだったり、コーナーキックのチャンスで15番石井康輝からのボールに13番東伸幸がヘディングシュートで狙う場面、13番東伸幸のヘッドでの落としから、23番河内渉真が2点目と同じようなキーパーと裏を抜け出す11番川上開斗のちょうど中間点くらいにパスを通して先に触れれば3点目と言うチャンスもありました。

11番川上開斗からオーバーラップする19番村上秀斗へのパスが通ってグラウンダーのクロスを受けた13番東伸幸がシュートを放つ場面もありました。

カウンターから、10番堀内千寛が抜け出して、キーパーの頭越しにループシュートを狙う場面もありましたが、これはゴールを捉えることができませんでした。

37分に21番萩原大智に代えて24番川上エドオジョン智慧が入ります。残り時間も少ない中で、24番川上エドオジョン智慧も裏を狙ったり、追加点を奪う部分と中盤での運動量で守備の部分も補いつつ、結果的に2-0で試合終了となりました。

他会場を気にせずに、有無を言わせず自力で残留!成し遂げてくれました。一時の状況を考えたら、本当によくここまで這い上がってくれたと思います。

よく、1部に残してくれました。やはり関東のジュニアユースの環境に置いては、1部と2部では所属チームのレベルに差があるのが現状だと思いますので、1部で戦える環境を守ったという事実は、かなり大きいです。

さて、まず一つの挑戦は、成功しましたよね。

そして、ここからは、次のステージとなる、11月2週目からスタートする高円宮杯出場をかけた戦いとなります。冷静に、今の自分たちの立ち位置を見つめてみてください。リーグの終盤戦で、リーグ戦で自動的に高円宮杯を出場するギリギリのラインのところにいるチームには、勝てるところまで来ました。しかしながら、その上位4チームに入った相手の中でも更にチームの完成度が高いと言われる大宮アルディージャジュニアユースには、結果的に大敗しました。

単純に比較はできないですが、全国で優勝を争うレベルがそこにあるとすれば、ここからは短い期間の中で差を埋めていく段階であり、昨年同様、一つ負ければ敗退と言う過酷な関東予選の中で、そこを勝ち上がるために用意された4試合(昨年と同じであれば)で終盤戦の守備の集中力と勝負強さを持続して勝ち抜きながら、同時にそこで差を埋めるべく要素を掴んでいかに積み上げて行けるかにかかっています。

チームの成長、個の成長も含めて、今年最後の大会へ向けて、次からの戦いも楽しみに見届けさせてもらいますね!

・・・ただ、今日みたいにユースの日程との兼ね合いで、試合後に喜びを分かち合う時間がなくすぐに移動しなくてはいけないとか、そもそも日程が被ってしまうとか、そういうことがないように、なんとか日程もうまく足が運べるような感じになってくれればと・・・これは、もう神頼みしかない(特に11月11日はユースのJユースカップvs柏レイソルU18戦)と掛け持ち可能な日程になってくれと強く強く願ってたりします。

 

・・・それにしても、喜びを分かち合いたかったです!

 

ではでは~。

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