高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/06/30 第7節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 0-3敗戦・・・変える必要はなく、続けて高める段階かと

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日

どうも、浦和サポブクメです☆

5月中旬からのクラブユース選手権予選が先週末終了し、浦和レッズユースは第3代表として全国大会への出場権を獲得。

およそ1か月半ほどの中断期間を経て、今日よりプリンスリーグが再開しました。浦和レッズユースは、ここからプリンスリーグのちょうど折り返しとなる9節まで3試合を戦い、再び中断期間に入り、7月末より夏の全国大会となるクラブユース選手権に臨みます。

6試合を消化して、2勝2敗2分けの浦和レッズユースは、夏の全国を前に、まずは、混戦のプリンスリーグでのプレミア挑戦権を得られる3位以内を目指して、一度切り替えて3試合を戦う必要がでてきます。正直、こういうタイミングでまた大会が変わって数試合戦い、また大会が変わるというのは、少しやりにくいような気もしますが、条件は同じなのでやるしかありません。

この中断期間の間に、後半戦までの3試合を活動自粛するチームが出てきた関係で、既にその相手に対して引き分けで勝ち点1となった浦和にとっては、無条件でこの混戦のプリンスリーグで、前橋育英高校、大宮アルディージャ、横浜F・マリノスの3チームのみ3-0で不戦勝で勝ち点3が積み上げられるというリーグの決定には、いささか疑問符が付きますが、ここは運の良し悪しで片付ける前に最終的に3位以内に入ることに集中して、この中断期間中に見出した戦い方を熟成させていくべく3試合を大事に戦って後半戦に臨む流れを作っておきたいところですね。

はい、またもや前置きが長くなりましたが、今日の対戦相手は、市立船橋高校。場所は浦和のホームでさいたま市浦和駒場スタジアムになります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に7番広瀬陸斗と26番松崎洸星、FWが9番小川紘生

となります。

プリンスリーグに戻り、再びフォーメーションが戻る可能性もあるかもしれないと思いましたが、4-1-4-1(4-5-1)をそのまま続けてくれていました。

少し気になっていたのは、クラブユースの大会を戦ってきた中で、久しぶりの高校のチームが相手になる部分と、今日の対戦相手の市立船橋高校がプレミアリーグで首位に立つ流通経済大学附属柏高校に勝利して、1位で高校総体出場を決めた勢い、直近のプリンスリーグでもFC東京U-18を5-0と下した流れを踏まえての相手の勢いと、浦和がこれまでの苦手にしてきた高校生らしいプレス素早く、決まり事をきっちりとやってくるような相手だと、やや厳しい試合になるかもしれないと思っていました。

しかしながら、試合開始からの戦い方を見る限り、特に8番須藤岳晟の守備的な部分での貢献度の高さによって、バランスの良い戦い方でしっかりと相手の勢いにやられない試合の入り方ができたと思います。

今シーズン、ここまで戦ってきた中で、おそらくもっとも素早いプレスをかけて来る相手、特にサイドからの攻撃に対しての遅らせて囲んで奪うやり方は、かなり浦和の選手も苦しんでいる印象がありました。

相手の攻撃に関しては、中央からの仕掛けに対しては、しっかり対応できていたものの、シンプルにサイドを使って開始から5分くらいの間に2度3度、鋭く仕掛けられ危険な形を作られる場面もありました。

浦和がプレスに苦しむ中で、浦和自身が相手の攻撃の起点になりそうなところに対してのプレッシャーが緩いということで、ベンチからも結構厳しい声が飛んでいましたが、今日は、その辺りが最終的には勝敗を分けてしまったようにも考えられます。

攻撃に関してというか、個人的な動きの部分では、10番関根貴大の動きの質がかなりキレがあり、いわゆる個の動きで相手を脅かす決定的なプレーもこの試合では何度か見せていました。

6分に、7番広瀬陸斗にいったん当てて、再び受けて仕掛けた10番関根貴大のドリブルからのシュートを初め、10分には、8番須藤岳晟の中盤でのインターセプトからの攻撃で、4番茂木力也を経由し、9番小川紘生に縦パスが通って左の10番関根貴大が攻めていく形など、最終的に10番関根貴大が相手ゴールに向かっていく形の中でもいつも以上に得点の匂いのするプレーが多く見られた序盤でした。

逆にいつもの良さがなかなか出せなかったのが、26番松崎洸星や7番広瀬陸斗と言った中盤でいったん受けて展開する役割を担うポジションに入っていた選手で、相手の組織的な守備の中で、一つ一つこれまでよりも判断早く、味方との呼吸も合わせて、攻撃の起点としての動きが求められる中で、今日はやや混乱してしまい、自らの良さが出せなかった悔しい出来になっていたとも考えられます。

ただ、悔しいでしょうが、このフォーメーションでは、ここに入った選手の出来が攻撃のテンポを良くも悪くもしてしまうため、しっかり振り返って、このレベルの相手の中でも問題なく、周りを生かせるようなプレーをするために、今日の経験は活かしていかなければなりません。経験しないと分からないことは多いですからね。今日を踏まえての次に求められるものは大きいですよ。

今日の前半の戦い方においては、やはり8番須藤岳晟の動きがあり、バランスが保たれていたようにも感じます。先ほどのインターセプトからの攻撃同様、12分には、より前線に近い位置での相手の攻撃の起点を摘んでインターセプトして攻撃に転じる形を作り出すなどもできていました。

サイドを狙われて対応に追われることはあったものの、その分15分前後にはサイドからの攻撃でチャンスを作った場面もあり、右サイドやや高めに位置取った、2番細田真也がバックラインからのパスに対してワンタッチで前のスペースへ送り、そのスペースへ27番邦本宜裕が走りこんでパスを受け、ドリブルで仕掛けていく中で、2番細田真也が再び攻撃参加を意識した動きを見せる中で、27番邦本宜裕が相手ディフェンダー1人を背負うような状況の中で、斜めに中のスペースに入って行くか、右から再び追い越してパスを受けるかと言うところで、ここでは右から再び追い越してという攻撃参加を選択しましたが、27番邦本宜裕の動きもやや右を使う走りになっていたことから、相手ディフェンダーを引き付けるところまでは行かず、もしかするとここは、斜め中に走って行けば、27番邦本宜裕が右にディフェンダーを引き付けながら空いたスペースで受けて仕掛けられるかな~という駆け引きの部分で得点までは至らなかったのですが、この一連の2人の動きに関しては、かなり可能性を感じました。

そして、この試合で最も得点に近かったプレーが、先ほど書いたように本来やってほしい動きが今日は何度も見られた10番関根貴大のプレーになるのですが、16分に、相手ディフェンダーのタイミングを上手く外して裏に抜け出したタイミングで出し手は4番茂木力也か5番齋藤一穂だったと思うのですが、ピンポイントに縦パスが通り、一気にキーパーと1対1の形になります。

ここで、慌ててシュートをしてキーパーに当ててしまうということが最近は多かった10番関根貴大でしたが、この場面では、キーパーの動きを良く見て、ちょうど倒れこんでくるキーパーを超えるくらいの高さでのループシュートを放ちます。この一連の動きは、まさに10番関根貴大と言わんばかりのプレーだったのですが、このシュートが僅かに枠を外れてしまい、得点には至りませんでした。ここで決めていたら、という話は確かに今日の勝敗の部分では係わってくると思いますが、ブクメ個人的には、裏への抜け出し方から、シュートまでの一連の動き自体を行うことができずに苦しんでいた10番関根貴大が見せたこのプレーには、心踊らされましたよ。

19分には、中盤でパスを受けた10番関根貴大がアウトサイドで右前線に走る2番細田真也にパスを通して仕掛ける形なども見せていました。

先週の順位決定戦では、ボールを持つとやや強引にでもドリブルで仕掛けていく姿勢が強かった9番小川紘生は、今日はなかなかパスが入らずに、そういった場面になること自体が少ない中での前半にはなったものの、25分には前線で相手ディフェンダーを上手くブロックしながら抜け出したように見えたのですが、ここはファールにはなったものの、得点の匂いのする力強いプレーで良かったと思います。

32分には、カウンターの形で9番小川紘生から、3番森亮太へ繋がり、ゴール前に10番関根貴大が走り込みクロスを合わせようとしたところで相手ディフェンダーに防がれます。

前半残り10分くらいの時間帯は、相手の前線の選手の個人技などでややディフェンスラインが揺さぶられる場面を作られ、37分、42分と立て続けに決定的な形を作られるものの、いずれも18番関口亮助の好セーブで失点を防ぎます。相手の攻撃を受けることが多くなったこの時間帯でも、40分に10番関根貴大から9番小川紘生に縦パスが入り、9番小川紘生が体は右に行くような動きをしながらボールを置き換えて左前線にパスを出すと、このパスに7番広瀬陸斗が反応して、あと一歩でという場面もありました。

決定的な場面の回数自体は相手の方が多かったものの、全体的なバランスとしては手応えも感じられる流れで前半を0-0で折り返します。

後半開始も、やはり10番関根貴大らしいプレーが随所に見られたのですが、その中の一つとして、開始早々にドリブルで仕掛けた際に、相手ディフェンダー2人くらいのプレスを受けながらも上手く倒れずにボールをキープしたまま仕掛けていく場面がありました。

5分には、27番邦本宜裕が前線でキープから、チャンスに繋がりそうな形を作ります。

浦和の攻撃の姿勢が見える中でしたが、6分に失点を喫します。ここは、相手の攻撃の際に見方がクリアしようとしたシュート性のボールが浦和の選手に当たり、このこぼれ球を相手選手に奪われて一気に決められてしまいました。

これで0-1となります。

8分に、26番松崎洸星に代えて19番橋岡和樹が入ります。

この交代では、19番橋岡和樹は中盤右に入り、26番松崎洸星のポジションには27番邦本宜裕が入りました。

13分には、10番関根貴大が鋭いドリブルで攻め上がり、最終的に相手ディフェンダーに阻まれたものの、この際に、ディフェンダーの5番齋藤一穂が並走して10番関根貴大の近くまで詰めてきており、こぼれ球がそちらに上手く流れていれば、得点になってもおかしくないという惜しい形になりました。

17分には、10番関根貴大が中盤でボールを持つと、右前線からやや中よりへ走る19番橋岡和樹にパスを通し、更にオーバーラップする2番細田真也につなげて仕掛ける形がありました。

21分には、コーナーキックのチャンスで5番齋藤一穂のヘディングシュートはわずかに枠を捉えきれず。

22分に、2番細田真也に代えて6番吉原大が入ります。この交代では、19番橋岡和樹が右サイドバックに下り、7番広瀬陸斗が中盤右へ。センターバックの茂木力也がひとつ前に上がり、6番吉原大がセンターバックに入りました。

25分に9番小川紘生に代わり11番進昂平が入ります。

得点を取るために交代やポジションチェンジがこの20分~30分の間多くなりましたが、今日に関しては、やや交代やポジションチェンジで全体的なバランスが崩れてしまった印象もあり、なかなか途中交代した選手が活きない状況になったのかもしれません。

25分に10番関根貴大の前線でのキープから、ファールをもらいフリーキックのチャンスを得るなど個々の頑張りから得るチャンスはあるものの、連動した形での数人が絡んだ攻撃の数が減った印象がある中で、27分にサイドから突破されてしまい、ややディフェンダーが全体的にその選手の方向につられた中で逆サイドにクロスを上げられ、決められてしまいます。

これで、0-2となります。

この2点をリードした段階で、相手の守備意識がより強固になり、いわゆる2点リードすれば後はしっかり守って前がかりに来たところで前線の選手が追加点を取れればベストという相手の戦い方を脅かすことができず、浦和は36分に7番広瀬陸斗に代えて24番倉本隼吾、39分には3番森亮太に代わり29番川上開斗を投入するも得点を奪うことができず、逆にアディショナルタイムに1点追加され、結果的に0-3で敗れました。

今日の試合を現地で見ていた方の中での印象は分かれると思いますが、私としては、タイトルのところでも書いたように、今のままの戦い方を変えずに信じて高めて行ければ問題ないかなと思っています。

細かいところで言えば、今日は10番関根貴大の感覚的な部分も含めた動きが相当良かったため、疲労がたまってくる終盤よりもう少し早い段階で11番進昂平と組ませたら、どうだったかな~と思う部分もあったりしました。

今日は、攻撃的な中盤のところが相手の動きに対応しきれずに、やや混乱してしまったところもありますが、やはりあのポジションでプレーする選手の1人は、26番松崎洸星のような選手であることでこのチームの攻撃のリズムが良くなるという実感はあるため、今日のような相手に対して、これまでのようなプレーができるようにより個人としてのスペースを見つける速さや、展開する速さを研ぎ澄ませていくと同時に、ある種コンビネーション的な部分で合う合わないがあるとすれば、中盤は、同タイプの選手2枚並べてサイドと前線に代表経験のある選手を入れて中盤は活かすことに集中させるようなこともできると思いますし、あくまでチームとしてのベースは、しっかりしてきているので、自信を持って続けてもらいたいです。

さてさて、そんなこんなで次節の対戦相手は、柏レイソルU-18なんですね。

正直、今日のような対戦相手の後に、まったく別タイプの相手なので、どう表現したら良いか分からないのですが、きれいな戦い方をするのではなくて、倒すことに集中して気持ち全面に戦う、柏レイソルU-18相手の時の独特の雰囲気の戦いを見せてもらえれば良いかなとも思います。絶対負けたくない!

それだけです。

この試合の後に練習試合が行われたのですが、今日は、浦和レッズジュニアユースの全国大会が決まる試合が深川グラウンドで行われているということで、確実に試合開始には間に合わないものの、後半途中からでも良いから見届けようということで、移動したため見られませんでした。

ではでは。

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
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おまけの写真。