Jユースカップ2018関東予選 2018/09/22 FC Gois vs 東京武蔵野シティFC 1-1pk=5-6敗戦・・・色々色々考えました。

どうも、ブクメです☆

9月22日からの3連休は、22日は、横河電機グランドでFC Goisの試合を観戦し、その足で、23日は、富山へ移動し、富山第一高校グラウンドの浦和レッズユースのプレ見リーグ、そして、埼玉に戻り、一度力尽きて、翌日24日は、レッズランドでS2リーグの浦和レッズユースBの試合を観戦してきました。

以前から書いているように、私が書くブログというのは、その時の感情に左右されるところもあり、試合を見て帰宅して、そのままの流れで文章を書いた時に書こうと思っていたことと、実際それができなかった時に、1日2日空いた時と言うのは、最初に考えて書こうかなと思っていた内容が変わることも良くあります。

今の感情はまずいなと思ったときには、あえて書かずに翌日書くこともあります。

試合レポートというよりは、私は、その時に、こう書いたほうが良いなと思ったことで書いています。なので、書かない時には、試合の細かい内容をほぼ書かずに書くブログも多いので悪しからずです。

そして、浦和レッズのアカデミー系のブログを読んでいただいている方なら察しがつくかもしれませんが、今日は、試合レポートをあまり書かない方のブログです。

 

今回は、FC Goisの22日の試合のブログを書くのですが、試合から丸2日後に書き始める形のブログになります。試合が終わってから、色々考えました。そして、実際にブログを書くまでに、2つの浦和レッズユースの試合を観戦しました。

結果的には、感情も落ち着き、そして、2つの今回観戦したFC Goisと同じユース世代の別の試合を観戦してから、この試合のブログを書けることで、また少し違った視点での内容も書けるかなと思います。

ちなみに、試合当日の試合が終わって電車遅延を食らって、バタバタ動きながら、友人と合流し富山へ移動するという時間を経過する前に感じていたのは、中立地でやらせてあげたかったなということや、試合で起こったことに関して、私は、その選手の肩を持ちたいなというところが強かった点です。

その辺も書いておきます。

まず、対戦相手の東京武蔵野シティU-18の試合は(遅刻しましたがw)、クラブユース選手権の関東大会の2回戦での浦和レッズユースとの試合を1度今年は既に観戦しています(『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!』←浦和レッズユースを応援する立ち位置でのブログです)。

この時は、浦和レッズユースがかなり勢いに乗っている時期で、その時の対戦で、苦戦を強いられた相手なので、私がFC Goisの試合を見始めてから、初めて最もわかりやすいユースのカテゴリでの私がイメージできる強いチームとの対戦ということになったわけです。

それと同時に、相手側の応援に関しても、そのブログで触れていると思いますが、これは、どれが正解とかではなく、私の好き嫌いですが、どちらかというと、苦手なタイプの応援なので、その辺も気になってはいたのですが、もちろん、相手側のチームとしては、その応援に力を与えられていると思いますが、局面でのやり取りで、凄く残念な気持ちになりました。

それは、Goisの選手がファールを受けて負傷した時に、味方の選手が審判にアピールした時のこと。味方がファールを受けて負傷して倒れている状況を伝えているその声に対して、相手応援側から野次が飛び、その際に、その選手が、本来だったら、声を荒げて伝えてもおかしくないようなシチュエーションで、すごく丁寧に状況をその方に説明しようとしたのですが、そこでの返された言葉が「態度が悪い」という言葉。

今回の会場が、東京武蔵野シティのホームとなる横河電機グラウンドで開催された中で、観戦スペースが結構狭められていた中で、できるだけフラットに試合を眺められるような場所を探していたのですが、結局、見つからず、相手応援エリアの後ろの方で見ていたので、このやり取りを目の前で見てしまい、凄く残念な気持ちになりました。

逆に言えば、私は、主張ができる選手が好きですし、その説明の仕方も含めて、凄く好感を持ったのですが、流れがそういう状況になってしまったことがずっと頭に残っていました。私は、その選手の行動を誇りに思いますし、そういう姿勢を持ち続ければ、必ず高い位置まで行けます。

2日空いても、このことがずっと頭に残っていたので、冒頭で書きました。

落ち着いた感情と言うのは、その出来事に対しての「怒り」の部分ですね。その日のうちにブログを書いていたら、もっと乱暴なことを書いてしまいそうだったので。

 

さて、試合内容は、細かいことは、先ほど触れたように書きません。

大まかに書くと、試合のスタートのところでは、やや硬さが見えたポジションの選手がミスをしていたところをついて、17番横田啓一郎から14番中村海渡へ狙ったパスがあと一歩で通るかと言う場面や、相手のミスをついてインターセプトしての14番中村海渡が持ち込んでのシュートなど、2度ほど開始数分で作った大きなチャンスを迎えたところで、Goisが得点できてしまっていれば、もう少し展開が変わったというところで決めきれず、相手の強みのサイドからの速さと前線の高さというところで、逆に早い時間に失点をしてしまう形になったことで試合が難しくなってしまい、それでも、失点を喫した8分以降は、Goisペースで試合を進められる形が多かったと思います。

後半25分にGoisが同点ゴールを決め(ちょうど、見ていた位置で右サイドの攻防がほとんど見えない場所に陣取ってしまい、誰が決めたのかは、わかりませんでした。)残り20分もチャンスの数では、Goisが上回る形で逆転を狙ったものの、結果1-1で終了し、PK戦で敗戦となりました。

ちなみに、PK戦に関しては、基本的に触れないのも私のブログの特徴ですので、書きません、すいません(態度悪いw)

 

相手チームでは、わかりやすい特徴を持ったサイドバックの18番の選手のロングフィード、7番のサイドバックの選手のスピードある攻撃参加、そして、長身の9番の選手と、浦和を苦しめた時と同じかは別としても、印象通りのポイントでのレベルが高い選手がおり、危険なプレーはされたものの、全体で見れば、Goisの方が優っていたと私は思っています。

そして、これを書くと浦和レッズユースの選手に反感を買うかもしれませんが、攻撃のアイデアとか、テクニックを試合でしっかり見せて、ミスを恐れずにプレーするという点では、Goisの方が優っているようにも感じています(こういう時に、レッズユースの場合は、プレーしているカテゴリが違うから、相手の圧力とかが違うから、参考にならないとか、そういう意見が来そうなので、私は、Goisがもっと上のカテゴリでプレーしている姿が見たいと最初の時に書いていました。ただ、この試合は、それほど昔ではないクラブユース選手権予選で浦和レッズユースが戦った東京武蔵野シティを見ているので、その時を踏まえての今回の印象なので、全く同じチームではないとしても、そこそこ説得力のある感想には近いのではないかと思いますよ。)

これは、チームの育成方針などもあると思いますし、この辺は、もっと見る回数を重ねてから確認していきたいとは思ってまだ細かくは聞いていないところで、他の高校生カテゴリのチームと比べて、かなり少数精鋭型で戦っているのがGoisで、味方同士の連携連動のところで長く同じ選手同士でプレーできているところもあるのかなとも思っています。

これに関しての賛否は・・・とか、そういう議論は面倒なので、別のところでやってくださいという感じで、もちろん、負傷者が増えたりした時には大変なことになるかもしれませんが、プロを目指す選手でやっていく中で、技術の高い選手が、そのプレーをこの時点での最高値まで到達させて、羽ばたいていくことを考えたら、必要なことだと思いますし、実際に、相手が付いてこられないようなテクニックや連携を何度も見せていたのはGoisだったわけです、このクラスの相手に対して。

ただ、勝負事で敗れたので、敗戦の理由を運だけにせずに考えていくこともチームや個々の選手には、必要なことですよね。

この辺が、浦和レッズユースのプレミアリーグと、S2リーグ2試合を見た後に、このブログを書いたから書けたことです。

この試合を含めても、まだGoisの試合を観戦したのは、4試合です。

まだ、よくわからないことが多いですよ。第3者から聞いたような話になると、試合によっては、暴言とかで雰囲気が凄く悪くなっていたので、あまり良い印象がない方もいたような話も聞いたことがあります。でも、状況がわからないですからね、私は見ていないので。

私が見てきた試合の中では、ファールの基準にイライラするようなところはあっても、試合を壊すような出来事があったわけでもないので。おそらく、今後、私が見ていく中では、私が応援したいチームの雰囲気とか、もちろん応援する方の雰囲気とかもありますし、それに関しては、学年によっても色が出るでしょうし、このカテゴリでの主役は、私ではなく、プレーする選手であり、その選手を本気で応援しているご父兄の方ですので、そこに関しては、浦和レッズの育成を応援させてもらえる時同様に、私は、引きます。

この試合の良かったポイントは、実は、前の試合と変わっていません。この試合でも、良かったと感じたポイントは、継続されていて、それでも、相手が、そのプレーをゴールと言う形にさせないという気迫が、90分を戦って決着がつかないという結果をもたらして、PK戦まで行ったということです。

なので、この試合では、主張というところで新しい発見もありましたし、そういうところも試合ごとに増えてきています。

さて、本当に悔しい試合にはなりましたが、見る側には、Gois強いというイメージを焼き付けた試合になり、同じく、これからが楽しみという印象を持ったブクメなのですが、私の無知なところを挙げると、Goisというチームが、1年をどのような戦い方で進めていくのかがわかっていません。

これまでに、浦和レッズユースを長年見てきた中でも、冬の全国大会が終わったら、世代交代をするという時期もあったり、今は、冬の大会まで3年生がフルメンバーで戦うという形になっていますが、そういうところは、チームによって傾向が全く違うと思います。

だから、書き方がよくわからないのですが、FC Goisというチーム自体が成長していくためには、より高いレベルの詰める環境を増やして行くことが一番でして、その点では、さすがというか、海外での戦いの場なども用意されているGoisですが、今回のメンバーベースでリーグ戦終了まで戦うということであれば、現在の南部支部リーグ(SS1)からの昇格を圧倒的に決めて、来年は、S2で戦うところから。

幸い、今年は浦和レッズユースBがこのカテゴリまで昇格してきたことで、S2リーグのレベルというものも多く見ることができています。

もちろん、Goisが目指すところは、更に上ですが、チーム自体の当たり前のレベルを1つ上げるためには、S2昇格は、絶対にしておかなければなりません。

敗れはしたものの、今回の試合や選手や諸々を見て、私は、今後もできる限り調整できれば、足を運びますし、これは、誰のためとか、頼まれたからとかではなく、昔から、応援したいという気持ちや方針や環境、人がいないと、足を運ばなくなります。なので、声をかけていただいたことから、足を運び始めましたが、今は、頼まれなくても足を運びたいチームとしての優先度がかなり上まで来ています。

そういう気持ちにさせてくれたのが、ここ数試合での、あなたたちのプレーです。

今後も、ここから羽ばたいた選手のその先もチェックしていきたいですし、このチーム自体が、どう上昇していくのか、苦しい時期が訪れたとしても、そこも含めて見つめていければ良いなと思っています。

あとは・・・夜の試合が多いのであれば、夜の撮影に強いデジカメに変えなければと金欠なのに真剣に悩んでいる今日この頃でした(写真が惨くてすみません。。)

最後に、この試合のメンバーと交代を載せておきます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半30分⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜と9番細川聖馬(前半30分⇒11番太田峻輔)、FWに14番中村海渡

となります。

 

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

Jユースカップ2018関東予選 2018/09/15 FC Gois vs FCトリプレッタ 2-1勝利・・・勝負所での迫力。一気に2得点で勝利!

どうも、ブクメです☆

割と大学サッカーには、良く足を運ぶ方なのですが、大学サッカーの会場としても良く使用される拓殖大学の八王子キャンパスのサッカーグラウンドには、今回大学サッカーではないJユースカップ予選のFC Gois vs FCトリプレッタ戦を観戦するという形で初めて足を運ぶことになりました。

「結構な山だよ」と言われていて、八王子だからそうだろうなとは思っていましたが、思っていたよりも山でした・・・でも待てよ、私が住んでいる鳩山町とあまり変わらないではないか・・・と割とどうでも良い話から入りつつ、そこそこ余裕を持って車で向かったはずが、なんだか、もう拓殖大学八王子キャンパスまであと2キロ程度というところで渋滞で車が動かなくなるという、おそらく夕方に慢性的に渋滞するであろうエリアに驚きつつ、それでも、余裕を持って会場には到着できました。

人工芝と、照明の具合、そして、観戦エリアがピッチよりも少し低いところから見るような状態と言うことで、ネット越しではないので、臨場感は味わいやすい場所ではあったものの、少し離れたところでの攻防がわかりにくいことや、私のデジカメの限界があり、経験上、写真がぼやけまくってしまうので、とにかく枚数を撮って、なんとかぼやけていない写真をfacebookページの方には載せています。

はい、ということで、ご縁があって、時間の調整がつくときにはFC Goisの試合を観戦するようになって、ようやくこれで3試合目になります。

あまり感覚を空けずに試合を見ようと思い、9月2日のSS1リーグの浦和北高校戦を観戦しようと思って足を運んだら、会場の浦和北高校のグラウンドでは、何もやっていなかったという、育成系の試合名物の直前延期(?)で、見られなかったので、また少し期間が空いてしまいました。

見たかった試合が1つ見られなかったということで、より楽しみに足を運んだ試合だったので、余計に今日の終盤の戦いぶりには、心を躍らせてもらいました。

さてさて、

Jユースカップには、基本的にJリーグのユースチームが参加する大会になりますが、日本クラブユース連盟に所属する地域の代表チームが出場できる枠が4つ用意されているため、関東地域での予選を勝ち抜けば、本選に出場することができます。関東の枠では、三菱養和SCユースが出てくることが多いですが、FC Goisは、この関東の枠を獲って全国出場を目指した戦いを繰り広げているわけです。

関東の最終予選は、トーナメント制で、1次予選のグループステージを突破した16チームが参加し、優勝すれば、本戦出場が決まり、準優勝の場合は、北海道・東北地域とのプレーオフを戦い、勝利すれば本戦ということで、FC Goisにとっては、まずなんとしても決勝進出まで行く必要があるわけです。

1回戦は、私は足を運べなかったのですが、知人で足を運んだ方がいて、FC Goisがほとんどの時間を攻めていたものの、先制点までが遠かったが、1点決めってからは、大量得点で終わってみれば快勝大勝だったと聞いています。

今回は、2回戦で対戦相手は、FCトリプレッタとなります。FCトリプレッタに関しては、細かい情報は、ないものの、夏のクラセンの予選で浦和レッズユースと対戦があったりしていたので、何度か見ていますが、全国への戦いの最終予選まで勝ち上がってくる常連チームで、1次予選のグループステージでは、全勝で合計得点も結構物凄いことになっているチーム(夏の予選で好成績を収めたFC Goisは、シードでトーナメントから出ている)になります。

FCトリプレッタ戦のスターティングメンバーと交代の流れは以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に、5番金山俊介と7番熊田佳太、右が3番榎本翔太、MFが左に2番榎本遼太、真ん中に10番大室雄幹と17番横田啓一郎(後半30分⇒11番太田峻輔)、右に9番細川聖馬(後半スタート⇒20番中嶋陽基)、前線に8番岩本空竜と14番中村海渡

となります。

*フォーメーションや、配置などは、ざっくりです。「違っている!」と言われても謝りませんw

まず、試合開始からすぐに気になったのは、相手チームの前線の高さと縦への強さ。

そして、高さに対してのミスマッチのところをわかりやすく狙ってくる相手。そこに対して、序盤は、対応に苦慮してバタバタしてしまったように見えました。

ポジションによっては、Goisがボールをキープしても、そこまでプレッシャーが強くない箇所もあるものの、全体的に、急いで急いで動かそうとして、相手のプレーのペースに乗ってしまっていたようにも感じられます。

7番熊田佳太からのロングフィードから裏へ味方が抜けてという形など、長いパスで裏に抜けてという狙いがあったとは思いますが、約束事としてあったのかもしれませんが、受け手側が、そのスペースに動き出せていないタイミングでそのスペースにパスが出されることが多く、相手にとってあまり脅威にならない形が多くなります。

それでも、前半4分の前線で上手く14番中村海渡がくさびとして受けて、9番細川聖馬に渡して仕掛ける形など、上手く入った時には、テンポ良く攻撃に行ける場面もありました。

全体的に攻撃的な特徴を持った選手が多いということで、受ける形になった時に対応する落ち着けどころというのが、難しいのかもしれませんが、スタートのところは、先ほど書いたように相手の前線の大きさと強さ、サイドからのミスマッチを狙った縦への仕掛けに対して、しっかり守備に対応する意識を置くべきところの判断とポジションがやや上手く行かないところで、不用意なファールなども多くなっていたようにも感じます。

とは言え、この辺も味方との連携で前半15分を過ぎたころには、そこまで危険な形で持ち込まれる形は作らせないようになってきてはいました。

中盤から前線あたりで保持した時の相手のプレッシャーがきつい中で、20分くらいまでは、攻めに転じたときに個の仕掛けで相手に奪われてカウンターを受ける形が多くなっていたため、その時間帯に失点していたら、展開的に難しくなっていたかもしれませんが、1,2本の相手の決定機を外してくれたところと、あとは、キーパーの12番馬場拓朗の好セーブで失点0で切り抜けられたことや、特に攻撃的なチームなだけに(良い意味で)大変かとは思いますが、キーパーが落ち着いてコーチングをできていたことも大きかったと思います。

その前半20分くらいからは、例えば、22分の17番横田啓一郎から右の3番榎本翔太、サイドチェンジで、2番榎本遼太、また中盤8番岩本空竜へなど、サイドを広く展開しながら、そこに真ん中の選手が細かいワンタッチで経由するなどのプレーは、かなり効果的で相手もついてこれていなかったですよね。見ていて面白かったし。

26分には、細かいテンポ良いパス回しから、9番細川聖馬にパスが入り、前線の裏のスペースへ14番中村海渡が走り込み仕掛ける惜しい場面を作ります。

29分には、7番熊田佳太が思い切ったロングシュートを狙うなど、序盤に比べると、よりゴールを意識してフィニッシュに近づけるようなプレーが増えてきます。

32分には、突破を試みて、ペナルティエリア僅か外でファールを受けてかなりゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスを得て、14番中村海渡から8番岩本空竜へとつなげ惜しい形を作ります。

直後にも8番岩本空竜の仕掛けで惜しい形を作ります。

前半残り10分くらいは、Goisの攻撃の回数と相手ゴールを脅かす回数が増えてきてはいたものの、再び相手の反撃を受けたりゴールに近いところで直接フリーキックを与えるなど、どちらかがゴールを決めてもおかしくないような場面がなどかありました。

今思えば、後半のゴールの布石だったのかとも思うのですが、前半残り5分ほどで2度ほど4番武田直也の鋭い仕掛けやシュートで惜しい形を作っての前半終了となりました。

後半スタートから、20番中嶋陽基が投入されます。

後半スタートは、この時間で得点を奪おうという意識高くスイッチを入れてきた相手の攻撃を受ける回数の多い形になります。前半5分くらいまでにコーナーキックを3,4本しのぐような場面がありつつも、ここをしっかり耐え、9分には、17番横田啓一郎からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出して惜しい場面を作ります。

同じく9分に、今度は、20番中嶋陽基から左前線のスペースに走る2番榎本遼太へパスを通し仕掛ける形を作ります。

10分には、縦の細かい早いパス交換から右に展開し、そこからのクロスを受けた14番中村海渡がシュートを放つも惜しくもポストに弾かれます。

今日は、ピッチすぐ横なので、見やすそうに見えて、実際は、ナイターで暗さと照明の加減もありますが、グラウンドレベルで少しくぼんだ所に立ってみているため、細かいパス回しでの打開などあった時に、その細かいプレーが誰が絡んでどういうパスやドリブルで突破したのかが本当にわかりにくいという勝手にストレスをかかえていたのですが、後半のGoisの攻撃では、中盤で細かいパス交換(ワンタッチパスも多い)で相手の守備を突破していく場面が増えており、ポジション的には、8番岩本空竜や、10番大室雄幹、20番中嶋陽基辺りでそういうプレーが多かったのかと思います。

その中でも、中盤でキーになっていたのは、8番岩本空竜だったと私は思っています。理由は、そういう細かいプレーの中で、粘ってファールを受けてセットプレーのチャンスを取っていたり、その細かいプレーの中で、よりゴールに近いところへのスイッチを入れるパスを出した選手を見たときに8番の背番号だったことが多いから。

また、ハーフタイムの指示もあったのかもしれませんが、前半と比べると、特に19分の2番榎本遼太がサイドからドリブルで仕掛けていたときに、相手の守備ブロックができていたときに、一度作り直すプレーを入れていたことなど、それでも、特徴を生かしての突破を試みる回数の方が多いのがGoisの魅力なので、やり続けてもらいたいですが、時々、こういう作り直すプレーを入れることで、対峙する相手にとっても、全て勝負してくる相手に対しての対応と、別のやり方をしてくるかもしれないという意識をつけさせるだけで対応がまた変わってきますから効果的だと思います。

試合全体では、Goisの攻撃が相手を上回る場面は増えてきていたものの、やはり相手には、高さと強さのシンプルなプレーと言う反撃の武器があるだけに、反撃を受けたときにシュートまで持ち込まれる場面自体は、後半も少なくはなかったものの、それでも、本当に危なかったのは後半20分ですね。

比較的、シュートを放たれても、確率が低い位置からの精度の低いシュートが多かった中で、その場面は、本当に相手が枠にシュートを放てばゴールされていたというくらいのピンチ。ここを相手が外してくれたことは、一つ勝負をわけた一つの要因となるかもしれません。

そして、この後からのGoisの攻撃が、本当に面白かった。

まず、21分の攻撃のところで、中盤を経由して細かいテンポ良いパス(たぶん、8番岩本空竜⇒10番大室雄幹というパス交換だったと思う)で相手が中央に守備意識が行っていたところで、裏への強めのグラウンダーのパスが出たところで、一瞬私は、コースも甘い(ゴールの少し左に抜けていくようなパスでキーパーからも対応ができるような位置)し、パスが強すぎてそのままゴールラインを割るなと思って見てしまったのですが、そこに14番中村海渡が絶対に届くとばかりに走り出し、相手キーパーも逆に処理が難しいようなボールでもあったので、ゴールラインを割るギリギリのところでアウトサイドで14番中村海渡が先に触って結局は、サイドネットでゴールキックになったものの、これが狙い通りのプレーだとしたら、凄いなと。

そして、残りの15分ほどの中でのGoisのゴールにつながっていくわけですが、この時間帯が凄かったわけですよ。

先ほどのようなプレーをしたところから、14番中村海渡の前線でのプレーもさえ渡り、ポストプレーから相手プレッシャーを受けてもキープして味方に繋げるプレーも見られ、同時に、他の選手にも攻撃のスイッチが入り、この時間帯には、相手の疲労も重なり、前半は集中力で対応できていたGoisのパス回しやドリブル突破にも対応できない箇所が増えてきており、その時間帯を読み切ったのか、30分に4番武田直也が突破から強烈なシュートを放ち、一瞬ゴールしたかと思ったのですが、サイドネットでした。

そして、迎えた35分に、待望のゴールが生まれるわけですが、ここも、やや後ろ目のポジションでパスを受けた4番武田直也が、猛然と縦へのドリブルをスタートし、相手ディフェンダーも対応できないまま中央付近まで持ち上がると、サイドの裏に良いタイミングで走る14番中村海渡に預け、そのままゴール方向へと走り、再びパスを受けるとそのまま持ち込んでゴール!

この先制点の勢いそのままに、36分には、8番岩本空竜が中盤で相手のプレッシャーを受けながらも粘って10番大室雄幹につなげ、技ありのシュートで追加点。

残り10分ほどで一気に先制から、追加点を決めて2点リードと言う状況まで持っていきます。

その後の、相手の反撃から、40分にPKで1点は奪われたものの、その後も、2度ほど惜しい形も作りつつ、相手の反撃をしっかり跳ね返して、2-1で勝利となりました。

前半終盤のプレーのところでも書いた、4番武田直也が結果的にゴールを決めたわけですが、突破力もシュートもゴールも良かったのですが、それ以上に、初めてGoisの試合を見たSS1リーグの試合で、開始早々にあっという間にゴールを決めた4番武田直也の特徴というか凄さと言うものが一つ確認されたなと感じたわけです。突破力とかドリブルとか、そういうところもありますが、それ以上に私が好きなというか、全ての選手に持ってほしい「試合を読む力」のところ。

サッカーは、基本90分間のスポーツで、90分間全てをピーク状態で戦えるチームというのは、まずいないので、試合の中での流れを読むんでプレーを選んでいくことが必要になるわけですが、相手の集中力がものすごく、研究された状態で、その選手を止める方法を相手が実行してきたときに、それでも突破できればスーパーなのでもちろん、できるならそこを目指してほしいのですが、技術だけではなく、駆け引きをすることも必要なんですね。布石とも言いますが、100%突破なら、相手は、傾向を見つけてそこだけを考えれば良くても、そのうち1%でも、別の事をしてくれば、別の事をしてくるかもしれないというイメージが植え付けられるわけです。

疲労させるプレーをさせ続けるのも一つの読みですよね。

「ゴールを奪う」というところで、それが最も確率が高いタイミングを相手の動きとか試合の流れで読んで「ここだ」というところで、より強度の強い仕掛けをする、相手の不意を衝くなど、そういうところでの読みが特にこの試合での4番武田直也には、見られたということです。

ちなみに、この試合全体で言えば、試合の入りのところ。お互いに相手のチームのことを研究していたとして、その狙いと言うところでは、相手の方が、思った通りのプレーをできていたと思いますし、そこに対して、慌ててしまったのも確か。

ファールの判定のところも、海外の基準で言えばとか、そういうところで言ってしまえば、このくらいのプレーはファールではないというのは、わかります。

プレミアリーグなど見ていれば、ファールにならないプレーも多いですよね。でも、日本ではファールになる。そこを、無駄に主張しているところも多いようには見えました。もちろん、私も、簡単に笛を吹きすぎる傾向は好きではないですが。

これって、ユースの試合を見ていてもよくあるのですが、日本だからというよりは、当然、審判によって若干基準が変わってくるので、これに関しても、「読む力」って重要で、その試合での相手の審判の判定基準が大体読めたら、そこに合わせてしまった方が早いです。

その点では、おかしな判定の場面で、主張はするけど、カードはもらわない程度に引き下がれていた選手が多かったのは、さすがだなと感じるところです。

・・・あ、

書きたいことが多すぎて文章が長くなってしまいましたね。そのくらい感じることが多くて楽しい試合だったということなんですよ。

今は、Jユースカップの関東代表にGoisがなるために大事なこととか書いたほうが良いですよね。

次の対戦相手は、東京武蔵野シティですかね。今年は、私自身は、東京武蔵野シティのジュニアユースの試合を1度しか見ていないので何も言えませんが、高さ強さ、縦への速さを生かしてくるようなチームだった場合は、今日の試合での経験を活かせば逆に言えば問題ないのかなとも感じます。そして、細かいパス回しとか技術勝負をしてくるチームだったら、Goisに勝るチームはそうそういないと思うので、畳みかけてしまえば良いとも思うところもあります。

過信、慢心しない程度の自信と、相手の狙いを読んでいち早く対処できるようにして、あとは、自分たちの特徴で戦えば、大丈夫ですよ。

ではでは。

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練習試合2018/08/10 FC Gois vs 東京農業大学 1-3敗戦・・・vs大学のチーム、違った条件の経験はどのくらいか

どうも、ブクメです☆

1か月ぶりくらいのFC Goisの試合になります。前回のSS1リーグを見たときに、上のカテゴリでの戦いが見てみたいと書いたのですが、その時の意味としては、ユースのカテゴリの上位のリーグでプレーしているようなチームとの真剣勝負が見たいという部分が強かったのですが、足を運べる試合を探していて、ちょうど、東京農業大学との練習試合ということで、結果的には、見えることも多かったものの、また特殊なカテゴリーの特殊な条件下の試合を選んでしまったなと後になって思っていたりもします。

まず、東京農業大学には、浦和レッズユース出身で長く見てきた影森宇京(3年)や荒木聡太(4年)がいるものの、大学として頻度多く見ているわけではなく、今回の東京農業大学のメンバー構成は、彼らが入っているチームではないようなので、おそらく、1,2年生中心などのメンバーかと思われる構成。かなり情報が少ない。そして、今回の45×2の練習試合に臨むメンバーで、東農大は、前半と後半でほぼメンバーを総入れ替えに近い形でやっていたので、出ていたメンバーは、その45分間だけに集中して90分を考えたプレーをする必要がなかった。対するFC Goisは、交代メンバー数名しかいないぎりぎりのメンバーで来ていたようです。

さらにプラスすると、東農大ホームの慣れたグラウンドであり、キックオフが35度近くまで上がったこの日の気温がかなり上がる12時キックオフだったこと。

簡単に思い返しただけでも、考慮される要素がかなり盛りだくさんなんですよね。

そして、FC Gois自体もしっかり見るのは2回目ということで、わからないことも多い。この試合にどのようなテーマを持って戦っていたのかも、わからない。

ということで、書けるだけ条件を書いたところで、そのような条件をなかったものとして、書くと、かなり相手のやりたいようにやらせてしまった試合だったかなという感想です。

単純に表面的に見れば、前線で収まらない、中盤でのパスミスが多い、守備への切り替えが遅いということで、割と相手に突破を許した時には、そのまま決定機と言う形でGK12番馬場拓朗の仕事がかなり多くなっていたという印象で、それでも相手のミスもありましたが、最後のところは体を投げ出して、僅かに足を延ばしてシュートの勢いを弱めたり、枠をそらせたりというところは評価できると思いますが、結果的に、1本目に1失点、2本目に2失点で合計で3失点という結果以上に、相手に決定機は作られていました。

後で、東京農業大学のツイッターを眺めていたら試合結果が3-0になってましたが、後半終盤に高めの位置に上がって攻撃に関わる回数が増えた4番武田直也が2本目41分に、右からの3番榎本翔太の仕掛けから中盤(その時は13番荒木翔だったか?)を経由して速いテンポで抜け出す形で決めた見事なゴールは、何かで取り消されていたのかな?

さてさて、1本目から簡単に感じたところを拾い上げていきます。

まず、今日は、ちょうど、一緒見見ていた方もいて、その方も言っていたこととしては、「FC Goisには、高い技術を持っている選手が多いね~」と言うことで、初見で見た方にもそれぞれの選手の持っている技術に関しては、評価されていましたよということを伝えつつ、それを踏まえつつ、相手の高い位置からの早く強いプレッシャーを受けることで、プレッシャーを受けた側の中盤で組み立てたい選手が、より早い判断が求められる中で、その求められるスピードと実際のプレーで連携が上手く行かない場面が多くなっていました。

相手の集中力も高いので、おそらく、これまでの他の相手であれば、通ってきたような、受けてヒールで落としたところに味方が遠く、むしろ相手のほうが先に反応して奪われてしまう場面や近い距離でのパス回しでも、パススピードが弱く、そこに慌てて味方が走るような形でつながらないことも多く、つながっても、スピードが出ないような形が多かったと思います。

この辺は、同じように大学のチームと練習試合を多くこなしていて、このスピード感を経験していて、同じように引っかかっていたのであれば、意識を変えないとダメだよとなるのですが、こういうタイプの相手との試合がほとんどないのであれば、この試合の中で感じたこと経験したことから、パススピードとか、より近い位置で連携を深めたい選手とのコミュニケーションをしっかりとるようにして、適応できるようにすれば良いだけかなとも思います。

それができるくらいの技術がある選手が多いようなので特に。

前線のところでは、今回初めて14番中村海渡を見たのですが、相手の大型ディフェンダーと対峙する形で、ほとんどやりたいことができていなかったように見えます。

プレースタイルとして、高さでの戦いも強みとしているのであれば、確かに相手のフィジカルや高さはあったと思いますが、もう少し激しく競らないと味方がそこにパスを出しにくいかなという印象はありました。1本目に2度ほどあった、8番岩本空竜からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出してというところで、この辺も相手の守備に苦戦して合わなかったり、パスの狙いと逆に走ってししまったということもありましたが、この辺りが一つ狙いとしてはあったのかなとは感じました。

おそらく、これを強く思ったのは、味方からのパスが、14番中村海渡に対して高さで競り合ってくれと言うボールが多い中で、高さで強く競るということができていなかったからだと思います。求められているプレーがそこであれば、体のぶつけ合いのところでは、もっと戦う必要があったという意味です。

2本目の途中から前線に入った13番荒木翔になってからの方が前線でパスが収まっていたのは、強さで高さでではなく、体格の良い相手ディフェンダーに対して、高めのボールではない形で競り合えるようなパスに対して、13番荒木翔がタイミングで上手く体を入れてボールを収めるというプレーをしていたからかなと。実際に、シュート自体がほとんど打てなかったそこまでの展開で、タイミングと狙いどころでの運動量多く相手に向かっていくプレーで13番荒木翔が相手キーパーからボール奪取して決定機を作った場面もありました(実は、私は、こういう場面をちょうど下向いていて見逃すことが多く、ここも見逃していたので、この場面は、一緒に見ていた方に教えてもらいました。ほんの数秒メモするために下向いていただけなのですが、見逃すことが多い。嗅覚がないのかw)

いずれにしても、さすがに、大学生で、それぞれの高校などで3年間やってきた選手たちだけあって、フィジカルは強いし、守備の集中力も高い。簡単には、真ん中から突破はさせてもらえないという印象は、プレーしていた選手たちには残ったのではないかと思います。

そして、逆に言えば、相手のサイド攻撃にも手を焼いてはいたものの、FC Goisとしては、サイド攻撃では、この試合でも手ごたえを感じる場面は多く、サイドからの崩しでは、特に試合の終盤では、多くチャンスを作れていたとも思えます。

だから、こういう試合は、サイド攻撃以外の真ん中は攻撃するなとは、思わないわけでして、そもそも、FC Goisと言うチームは、より確率が高い方向にパス回してパス回してというサッカーをするようなチームコンセプトではないですよね。

だから、もちろんサイド攻撃もそれぞれの選手の特徴を見せつける武器として研ぎ澄ましていくのは当然として、こういう試合で見つける課題としては、真ん中から崩すことができなかった。あの強さ、あのプレスをしてくる相手と次にやった時には、今いる選手たちの特徴を生かしてどうすれば、打開できるか、そういうところを考えて目指していく、前線での競り方も含めて、強さ勝負だけだと媚しいのであれば、もう少し上下の動きを入れて見ようとか、そういう成長がこの試合の経験から出てくれば良いなと思ったりします。

・・・とはいえ、まだ2回目なので、見当違いな見方になっていることも否めず、すみません。

あ、この試合のメンバーと交代を最後になってしまいましたが、書きます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太(後半スタート⇒18番渡辺颯樹)の3枚でMFが左に8番岩本空竜、右に3番榎本翔太、真ん中に10番大室雄幹、17番横田啓一郎、前線左に14番中村海渡(後半11分⇒13番荒木翔)と右に9番細川聖馬

となります。

今私が考えているのは、もちろん、私は、ベースとして浦和レッズの育成のカテゴリを中心に足を運んでいるのですが、まだどうするのがベストかは、よくわかっていないのですが、今後は、もう少しFC Goisも頻度多く見られるような形で調整をしていくことも検討しています。

やはり、月1とかの観戦だけでは、そのチームのことは、よくわからないので。

ということで、暑い中の暑い時間帯の、相手が1本目2本目でがらりとメンバーを入れ替えたところでの、ほとんどの選手が90分を戦うという条件下での試合、お疲れさまでした。

ではでは。

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