練習試合2020/01/25 浦和レッズユースvs帝京高校 1本目不明、2本目4-1、3本目1-2・・・サッカー始めですw

どうも、ブクメです☆

こうやって、サッカーが生活の一部になってからの人生で、1月の後半まで一切のサッカーの試合に足を運ばなかったのは初めてです。ということで、これが2020年のサッカー始めとなります。

昨年から浦和レッズの公式ページで育成系のページで練習試合なども載せてくれるので、足を運ぶ目安にしやすく助かります。

発表されたアカデミーの新体制も、心躍るような体制ですね。余計な雑音に気を紛らわされずに、選手の成長のために集中して過ごすシーズンを送れそうです。

ということで、1月25日の練習試合ですが、帝京高校練習グラウンドという初めて行く場所で、北千住駅最寄りのところでしたが、練習試合なので、早めに始まるとかは、よくあることだとわかりつつも、出足遅れて、当初の予定の16:30ギリギリに到着しつつ、その頃には試合が始まっていて、更に、スタンドがあるグラウンドでぐるっと回れば、スタンドに入れるのかと思いまわって見たら、そこからは入れず、1本目は、柵越しに眺めつつ、2本目のタイミングで、ぐるっと回って正面あたりから入って、スタンドに回ることができたのですが、おそらく16時から始まっていたようで、1本目は、ほぼ見られずでした。

選手もスコアも1本目は全く分からずです。

2本目と3本目のメンバーはチェックしたので、載せますね。

vs帝京高校(2本目)

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に22番奥山圭介、センターバックに26番舘澤佑磨と40番茂木柊哉、MFが左に29番伊澤壮平、右に37番高橋悠、真ん中に42番吉田来綺と16番根岸恵汰、FWが左に19番成田安里、右に20番木下翼

↓2本目2分あたりでごっそり交代となり、メンバーは以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに16番根岸恵汰と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に37番高橋悠、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

得点経過は、

早々に失点後、7分に29番伊澤壮平のゴールで1-1とすると、12分には37番高橋悠からのパスを受けた42番吉田来綺が決めて2-1、更に16分には縦パスを19番成田安里がスルーして前線に当てる形からの崩しで最後は29番伊澤壮平が決めて3-1、24分には、37番高橋悠がミドルシュートを決めて4-1で終了

vs帝京高校(3本目)

GK18番関大輝、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に37番高橋悠(12分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に42番吉田来綺と35番島垣翔、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

得点経過は、32分に32番岡田翼のクロスだったと思いますが、ゴールラインを割ってしまいそうなところでしっかり追いついてクロスを上げ、これに36番瑞慶山一真がヘッドで合わせて1-0とするも終盤に連続失点で1-2となりました。

*1本目をほとんど見られなかったものの、キーパーは30番川﨑淳だったことや、17番盛嘉伊人や24番佐藤優斗が出ていたことなどは確認できていますが、どの選手がいてどの選手がいないなどは、把握しきれませんでした。。

↑ぐるっと回る前にスマホで1枚撮った1本目の柵越しの写真を1枚載せておきます。

正月ボケなのかな~、、もう1月も後半なのにw

そんな感じで、1本目が見られていないので、見られたところでしか感想は書けないものの、トップチームのキャンプに参加している選手がいるとか、そういう情報も把握しきれていないものの、昨年末のGO FORの時と比べて、若干新しいポジションを試している選手もいるようにも見受けられつつ、3本目にはややバランスが崩れてバタバタする時間帯も多くなったものの、ざっくりした全体的な印象としては、仕掛けるところで、ミスを恐れずに思い切ってゴールに向かってドリブルを仕掛けたり、シュートを狙う姿勢が強まっている選手が増えていたり、球際のところでも、相手の厳しいプレッシャーを受けたときにも、それも計算しつつ、引っかかった後のボールへの意識も高く、結果的にマイボールにできて仕掛けるようなプレーができている選手が多くなっているように感じられました。

中途半端な見方をしてしまったので、今回は、このくらいにしておきますね。

また、練習試合など見つけたら、足を運べる時には足を運びたいと思いつつ、2月は、ほとんどの期間を仕事がらみで海外で過ごすことになるので、やはりユースの試合を本格的に見られるのは、3月から、例年通りに参加するのであれば、3月下旬の清水フェスティバル辺りから私もスイッチを入れて観戦できるように準備ができればと考えています。

2020年に入ったら完全に切り替えてと思ったのですが、まだやや心のバランスが悪く(情けないw)、その辺も含めて、3月くらいまでに立て直して行ければと考えています。

改めて、今シーズンもよろしくお願いします!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2019/12/27-28 浦和レッズユースvs野洲高校 4-0、vsヴァンフォーレ甲府U-18 3-0、vs履正社高校 1-0勝利・・・疲労のピークで結果を出す

どうも、ブクメです☆

26日の試合後のブログでも予告しました通り、27日、28日は共に試合の後に予定がある(予定とは言っても飲み会ですが・・・)ということで、やはり両日ともに試合後にはブログを書けず、写真のみはfacebookページの方にアップしましたが、ブログは29日に書いています。まだ、探せば現地で見たいサッカーの試合は、あるものの、休養と、ため込んだ仕事の消化に当てるべく、世間的に仕事納めしてからの今年の残りの数日は、まったりと自宅ベースで過ごそうかと思っております。

さて、GO FOR WORLD CUPですが、敗戦スタートになったものの2日目までの結果で2勝1分1敗としたところで、グループ自体が割と混戦になってきていて、27日の野洲高校に勝利すれば、1位通過の可能性も見えてくるという形で迎えた中で、その野洲高校戦で見事快勝し、得失点差で1位通過を決めて準決勝に駒を進めることができ、迎えた準決勝では、ヴァンフォーレ甲府U-18相手に両サイドのスピードのある選手には苦しめられたものの、終わってみればこちらも3-0で快勝。

そして、27日の練習試合的な扱いでしたが既に1度対戦していた履正社高校と決勝で対戦し、かなりの厳しい戦いになったものの、相手が見せた隙を見逃さずに1点をもぎ取っての優勝となりました。

この大会自体は、参加チームがどのような意図をもってどのようなメンバーで参加してくるかが全く読めないため、ここで見た各チームが新チームでのベストメンバーかは、わかりませんし、例えば浦和レッズユースで言えば、結構久しぶり(?)に、怪我や怪我明けの選手が多かったことも多かったからかもしれませんが、来年から浦和レッズユースに外部から加入する中学3年生の3選手がメンバーに入るだけでなく、実際に長い時間ピッチに立ってプレーしていたように、参加したJユースや高校のチームもそれぞれの目的を持って、試合によって大きくメンバーを変えていたところや、そもそも参加人数が少なめで全ての試合を少数精鋭で戦うという体力的に酷なチャレンジをしていたかもしれません。

そのため、通常の公式戦でその時のベストメンバーをどのチームも組んでくるのが当たり前と言う状況ではないため、うまく行ったのは、相手がベストメンバーではないからだとか、余計な言い訳みたいなものが入ってしまいやすい大会にはなるのですが、今年のこの大会でシンプルに浦和レッズユースにとって良かったなと思ったのは、決勝で対戦した履正社高校が、わかりやすく強い相手だったこと。

27日の練習試合で履正社高校と既に1度対戦していて、その時は1-4で浦和は敗れていて、その時に既に相手の強さを見られた状態で、大会自体の勝ち上がりチームにも履正社高校が入っていて、浦和レッズユース自体もこの大会では、かなり、来シーズンに期待できるような要素を多く見せてくれた楽しい試合を見せてもらっていた中で、まずは、2019年の締めくくりとしての決勝で、既に強いことが分かっていた履正社高校がしっかりと決勝に勝ち上がってきて、その相手と厳しい戦いをすることが最終戦でできたことなんですね。

この試合があったことによって、新チームのスタートの良い流れが、ピリッと引き締まったというか、優勝と言う結果は残せたけど、課題もまだ多く、やるべきことも多いと実感できて締めくくれたことが何よりかなと思います。

これらの収穫に、更に優勝という大きな結果も付いてきた。これは、特に、時間調整すれば平日でも試合に足を運べるケースが多い私は、初日から全試合足を運ぶことができたものの、今大会は、土日にかかるのが最終日の28日だけになったことから、最終日しか足を運べないというサポーターの方も多かったところで、そのサポーターの方にとってのプレゼントのようなものにもなるわけで、3位決定戦がなくなったことから、決勝進出しないと1試合で終わるところを勝って2試合見られる機会を作り、更に優勝を見せてくれるという。贅沢ですよ、私たちにとっては。

そして、初戦から見られた私たちが、この大会のここまでの様子を伝えつつ、疲労の蓄積も伝えつつ、それらを理解した上で体力的にギリギリのところで戦う最終日の2試合を応援して見守る。その空間が埼玉スタジアム第2グラウンドというのも、良いんですよね。

何が言いたいかと言うと、浦和レッズユースの2019年の締めくくりをここに連れてきてくれてありがとうという感謝ですよ。

そして、私個人的には、この大会によって期待値がものすごく高められましたので、そうなると人はワガママになりますので、2020年は、こういう舞台によりたくさん連れて行ってもらいたいと思うわけです、よろしくお願いします!

ということで、4試合分書けていなかったので、メンバーや交代と得点経過くらいになりますが、試合のことについて書きますね。

vs野洲高校戦(12/27)メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半22分⇒40番茂木柊哉)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に29番伊澤壮平

前半25分にコーナーキックから16番根岸恵汰が決めて1-0

後半13分に左から12番福島竜弥が持ち上がりクロスから37番高橋悠が決めて2-0

後半22分にフリーキックのチャンスで20番木下翼が直接決めて3-0

後半30分に前線で20番木下翼の粘りから、ディフェンダーの裏にこぼれたところを33番小川聖凪が決めて4-0

4-0で勝利

vs履正社高校戦(12/27)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に35番島垣翔、センターバックに26番舘澤佑磨と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に40番茂木柊哉と27番山田奈央(後半スタート⇒32番岡田翼)、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪(後半20分⇒29番伊澤壮平)

*この試合は、GO FOR WORLD CUPに直接関係ない練習試合扱いで25分ハーフで開催

前半24分に33番小川聖凪が決めて1-0とリードして折り返すも、後半に相手の攻撃で押し込まれ、後半5分、11分、14分、23分に失点を喫し、1-4で敗戦となりました。

vsヴァンフォーレ甲府U-18戦(12/28)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥(後半28分⇒28番アピッチ輝)、右に40番茂木柊哉(前半21分⇒32番岡田翼)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半28分⇒38番舘樹)、右に37番高橋悠(後半22分⇒26番舘澤佑磨)、真ん中に31番大野海翔(後半28分⇒35番島垣翔)と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人、右に29番伊澤壮平(後半11分⇒42番吉田来綺)

前半16分にコーナーキックのチャンスで16番根岸恵汰がヘッドで決めて1-0

後半5分に右サイドからの37番高橋悠のクロスを20番木下翼がヘッドで合わせて2-0

後半30分にやや距離のある所から、16番根岸恵汰が思い切って狙ったループ気味のシュート(枠は捉えていた)を相手キーパーが処理しきれずにゴールで3-0

*浦和の公式では、2点目が根岸恵汰で3点目が木下翼になってますが、上の得点経過で合っているはずです。

3-0で勝利

あと、後半28分の3人同時の交代ですが、交代の準備ができてから、なかなか試合が途切れずに、結果的に投入が後半28分になってしまったという感じでした。

vs履正社高校戦(12/28)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に42番吉田来綺(後半スタート⇒37番高橋悠)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平(後半16分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

後半5分に、相手の最終ラインのところで37番高橋悠が狙いすましてプレスからインターセプトに成功し、そのままキーパーと1対1の場面を作り、ここを決めて1-0

この得点が決勝点となり1-0勝利となりました。

大会MVPは、「準決勝で2点を挙げた」16番根岸恵汰・・・という評価の仕方なのかは不明ですが、私個人的には、仮に最終日に得点がなかったとしても、大会を通しての評価として16番根岸恵汰のMVPが妥当だと考えています。

今年の数字だけ見れば、守備力の高いチームという評価になりがちな浦和レッズユースが、この大会で見せたような、良い形で攻撃をするための守備をするというところでさらに前進していく時に、負担も大きくなるポジションが中盤の守備的なバランスを取る役割で、いわゆる攻撃に関しても守備に関しても、肝となるところとして、16番根岸恵汰の存在が凄く重要になってくるため、そのプレーをこの大会では、結構追ってみることが多かったのですが、大会期間中だけでも、コミュニケーションのところや、攻撃をした後の相手の反撃に対してのポジションの取り方だったり、摘み取り方だったり、わかりやすく存在感を出してくれていましたから。

大会を通して考えて良かったのは、複数得点を奪える試合が多くなったことで、経験や特徴の活かし方がまだうまく行っていない選手を起用しながら、ベースとなるメンバー構成の中に入って、実戦の中で感じながら、指示を受けながら、コミュニケーションを取りながら肌で感じることができる選手も多く作れた点で、これによって、やるべきことを実際に感じて成長していくことで、各ポジションでの争いも激化していき、チームとしては、多くのオプションが生まれていくという結果にもつながると思うので、そういう流れもこの大会で作れていたのも大きいと思います。

あとは、強引につなげると、連日の試合での疲労の蓄積の中で、明らかに最終日には、多くの選手がイメージしていることと体の動きが付いてこないような場面も見られたものの、そういう状況の中で結果を残したということも、来シーズンの短期間で多くの試合が開催される大会では生きてくるのかなとも感じつつ。

まあ、シンプルに、一緒に見ていた方とも話していましたが、「楽しい年末だったよね」ということで、大会に臨む姿勢(初戦を除くw)も含めて、結果も含めて、楽しい年末を私たちに与えてくれたのが選手たちでしたという話です。

ということで、浦和レッズユースの2019年の試合観戦はこれで終了となります。

ブログも年が明けたら挨拶の流れで1つ書こうとは思っているのですが、年内はこれで最後になります。

今年は、私的には、始まりから終わりまで、きついことが多かったですが、浦和レッズユースに関しては、本当に、涙が出るくらい嬉しい環境が出来上がりました。

個々の選手にとっては、苦しく、悔しいことが増えてしまった選手もいることも理解しています。

その辺りは、私も心に留めています。以前からよく書いているように、私は点ではなく線で考えるようにしていますし、そういう視点で浦和レッズユースの全体を見ています。悔しい思いは、次につなげるための糧として、その次の舞台で見せてもらいたい。それだけなんです。

私が言う涙が出るくらい嬉しい環境というのは、人間を育てるという点で、人と向き合うというところができる人が監督(正確に言うと、コーチ陣含めてのバランスで監督がその辺が苦手でも、補い合える組み合わせができれば問題ないとも言えますが)と言う位置にいるかいないかで、その先が本当に変わってしまうと私は考えていて、長年失われていた、人と向き合うことができる人がいる環境のことを指します。

出場できる人数のみ所属しているわけでもなく、個人競技でもないですから、出場できる出来ないが生まれるのがサッカーで、どんな良い環境になっても100%が満足するのが難しいのがサッカーです。

それは、今も今後も、どの環境に行っても、同じこと。

待っててもダメだけど、伸さんは、ぶつかれば答えてくれるでしょ?

そういうベースがある環境に浦和レッズユースがあって、初めてそこから真の競争が生まれて、出られない悔しさが生まれて、どうするべきかを考えて、その3年間が次の環境につながっていく。それは、サッカーだけではなくて、生き方にもつながる。

言葉で説明するよりも、その環境に実際にいて知ろうとすることでわかることなのだとも思います。

堅苦しくなりましたが、今年途中からようやく再び積み上げられ始めた土台を、どうか、浦和レッズという会社の事情で壊さないように切に切に願います。

もし、トップチームが思うような新シーズンのスタートを切れなくても、それによって体制を変えることがあっても、安易なその場しのぎの入れ替え人事で責任を転嫁しないでください。

得意分野を見極めて、その現場で働く人のことを見つめて、誰がその環境を見れば、その環境に積み上げていくものができて将来的に魅力的なものが出来上がっていくのかを覚悟を持って決めてください。言葉だけの覚悟ではなく。

そんな感じです!

「今年の浦和レッズユースは楽しかった!来年の浦和レッズユースも最高に楽しみ!」

これが、素直な浦和レッズユースのサポーターの目線です!

ではでは。

vs野洲高校戦(12/27)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs履正社高校戦(12/27 練習試合)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

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vs履正社高校戦(12/29)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

 

GO FOR WORLD CUP 2019/12/26 2日目 浦和レッズユースvs藤枝東高校3-1勝利、vs作陽高校 0-0引き分け・・・見どころ満載の2試合

どうも、ブクメです☆

GO FOR WORLD CUP2日目も行ってきましたよ。若干天気が怪しい2日目でしたが、結局ほんの一瞬ほんの少し雨粒が落ちるような時間はあったものの、サッカー観戦という点では比較的恵まれた中での観戦になりました、寒かったですが。

26日は、10:00からvs藤枝高校戦、13:30から作陽高校戦と2試合が行われ、昨日に引き続き、午前の試合は、1年生と中学3年生中心のメンバーで行われ、午後の試合が、おそらく現状のベストメンバーに近い形で臨むという試合になりました。

大会を勝ち進み、最終日を埼玉スタジアム第2,第3グラウンドで戦うためには、グループ1位通過(または、2位の最上位)をという見方もありますし、目指せるのであれば目指してもらいたいですが、とにかく私としては、今年の締めくくりの大会で新チームとして戦う最初の大会ということで、そのスタートでの全体的な雰囲気も含めて、来年が待ち遠しくて仕方ないような何かを感じたいというのが最も求めるところと言うか、同時に、これは、シーズン前だろうがいつもそうですが、連続で見ることで、短い期間でも変化を見つけたいという部分も大きく、この大会で言えば、4日間と短い期間の中での変化も見つけたいなと思いながら見ています。

大きなところで言えば、1日目と2日目で既にわかりやすく変化があったのは、午前の試合に臨んだメンバーの戦いぶりですね。

昨日のブログでは、はっきり書いてしまいましたが、細かい事情はあるにしても、気持ちが伝わってこないというところが気になっていたのですが、今日の試合では、見違えるくらいに気持ちが伝わってくる試合になりました。よって、今日は、2試合とも楽しませていただきましたということですね。

本当にAチームだろうが、Bチームだろうが、フェスティバル的な大会だろうが、練習試合だろうが、選手が目指すところは高いところなのですから、そこは、感情的に昂らなくても、そこを意識的に上げていけることも成長につながっていくことだと思うんですよね。

ということで、2日目もあまり細かいところまでは触れませんが、簡単に試合のことを書いていきますね。

vs藤枝東高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に35番島垣翔、センターバックに40番茂木柊哉(後半スタート⇒32番岡田翼)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に43番土橋公哉と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に36番瑞慶山一真

*43番土橋公哉と44番堀内陽太は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

↓後半スタートの布陣はこんな感じ。

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに43番土橋公哉と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に36番瑞慶山一真、真ん中に35番島垣翔と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に42番吉田来綺

 

采配として、なかなか思い切ったことをやるなと思ったのが、中盤の真ん中の2枚を中学3年生の43番土橋公哉と44番堀内陽太にまかせると言う形。この試合で43番土橋公哉は初めての出場となったわけですが、私の記憶が間違っていなければ、以前、練習試合の前橋商業高校戦でコウヤと呼ばれていた選手の答え合わせというか、その時に見ていたのが、おそらく43番土橋公哉ということで、その時も感じたように、このポジションでの球さばきは、かなり落ち着いたものがあり、一緒に組んだ44番堀内陽太も昨日既に見ていたので、もちろん、チーム自体が昨日と比べて、一人一人のプレーの強度や気持ちの部分で強く入れていたこともありますが、かなり機能した形で序盤から戦えたと思います。

その流れの中で前半9分に33番小川聖凪が、見事なループ気味のシュートで先制点を上げられたことも大きかったと思います。

やはり、相手も強豪の藤枝東高校なので、パスを回し始めてリズムをつかみ始めてからは、個々での直線的なプレスだけでは、いなされて、かいくぐられる場面も増えてきて、やや相手ペースになる時間も増えてきたものの、この試合で大きかったのは、そのような時間帯でも、巡ってきたチャンスでしっかり得点を奪えたことですね。

やや相手ペースになっていた前半29分に、一つのチャンスで33番小川聖凪が絡む形でペナルティエリア付近でパスを受けた42番吉田来綺が、しっかりコースを狙ったシュートで決めて2-0と引き離して前半を2点リードで折り返すことができました。後半にサイドからの危険な攻撃を何度か受けて跳ね返していたものの、後半10分にニアで合わされて1点返されて、やや難しい展開になったものの、試合終了間際の後半29分にこれも1つのチャンスで抜け出した36番瑞慶山一真が、キーパーと1対1になった場面で落ち着いて決めて3-1と突き放して勝利となりました。

シンプルに勝利もそうですが、球際の激しさなど、試合に臨む姿勢が昨日とは明らかに全体的に違っていたのが、かなり良かったですし、楽しかったですよ。

得点にならなかった場面でも、前半13分の28番アピッチ輝からの正確なロングフィードを左前線で受けた38番舘樹がシュートまで持ち込んだ場面など、迫力のある攻撃も何度も見られました。あとは、細かいことはわかりませんが、40番茂木柊哉も負傷していたと聞いていたので、前半のみでしたが、この試合で復活するところが見られました。

あとは、ピッチ外になりますが、怪我をしていると聞いていた24番佐藤優斗が、線審でしっかり走れていた姿を見て、怪我の回復は順調なのかなと確認できたり。まあ、そういうところも、チラチラ見ているわけです、私たちは。

続いて、午後の試合ですね。

vs作陽高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半26分⇒33番小川聖凪)、右に37番高橋悠(後半21分⇒42番吉田来綺)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒19番成田安里)

なんとなくですが、怪我明けの選手は、半分くらいでみたいなイメージでこの大会は起用しているのかなと勝手に推測していて、午前の試合の茂木柊哉と同じく、この試合では、19番成田安里も後半のみですが、プレーしている姿が見られ、前日も今日も前半のみのプレーとなった17番盛嘉伊人は、昨日に比べて今日は、プレーのキレが良くなってきていましたね。時々切り返しの時などに、しっかり踏み込めずにもつれるような場面が見られたので、まだ万全ではないのかもしれませんが、怪我と聞いていた選手が少しずつプレーに戻れて状態が良くなっていく様子がこの試合でも見られました。

試合全体では、この試合では、相手の作陽高校がかなりラインコントロールの指示がベンチから飛んでいるところで、20番木下翼や37番高橋悠が、裏を狙った抜け出しを再三試みる中で、オフサイドになることも多かったのですが、こういう駆け引きが多く見られる試合というのも、何か久しぶりなような気がして、同時に、前線に入った29番伊澤壮平がポストプレーで味方を活かし、自らも行ける時には抜け出す姿勢を見ると、なんだか、だいぶ昔になりますが、現在松本山雅FCでプレーする阪野豊史がユースにいたころのプレーとダブらせてみたりしつつ、ブログを書く前に、そういえば、伸さんがやっていた頃で考えるとジュニアユースの時の進昂平と関根貴大の関係性みたいな、そういうのを勝手にダブらせて見ていました(あくまで個人の見解です。)

当然ながら、伸さんの体制下で、多くの選手の特徴がこれからもっと引き出されていくわけでして、その点では、スピードのあるドリブラーや体の強さもある大型の選手も、攻撃のセンスが類まれな選手(たぶん、本人がまだあまり自覚していない)もいますし、これらの選手たちが既にこの大会で、片鱗を見せているのと同時に、負傷中の選手が復帰してきたら攻撃の部分でもどれだけのオプションが生まれてくるのかと思うと、いや、見る側としては、これほど楽しいことはないのですが、競争としては激化するのだろうなと思うわけです。

同時に、昨日も触れましたが、バランスを取る役割としての16番根岸恵汰に求められるものは大きく、その点では、昨日よりも今日のプレーはさらにドッシリしだしていたと私は感じているので、ここも楽しみになるわけです。

ただ、やはり全体的に相手キーパーを脅かすようなシュートが少ないようにも感じられるので、その辺りの変化がまた楽しみなわけです。

・・・このくらいにしておきます。

あとは、明日のグループ最後の1試合で野洲高校にしっかり勝って、その後のB戦でも、今日の午前のような意識を持ち続けて戦ってもらえると最高に楽しいです。

・・・で、昨日も予告しましたが、明日は、試合の後に予定があり、最終日も試合の後に予定がある流れになるので、明日以降のブログは、書ければ夜中に書きますが、29日辺りにまとめてになる可能性も高くなります。写真は、夜中には上げられると思いますが。

ではでは!

vs藤枝東高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs作陽高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2019/12/25 1日目 浦和レッズユースvs市立浦和高校0-2敗戦、vsベガルタ仙台 1-0勝利・・・新チーム始動!

どうも、ブクメです☆

今年も、GO FOR WORLD CUPの季節がやってきました。そして、毎年レギュレーションを一度忘れるというのもお馴染で、35分ハーフだったかなとか思いつつ、30分ハーフ(B戦は25分ハーフ)ということを確認しつつ、ちょっと個人的にこの1週間ほどは、かなり色々なことがあって、この大会に足を運べるかどうか難しいところでしたが、無事1日目に足を運ぶことができ、また、急な予定などが入らなければ、4日間のこの大会は全試合足を運べる予定です。

今年は、聴いた話では、現1、2年生に怪我の選手も多く、怪我明けで万全ではない選手も多いらしいのですが、日程を見る限りは、このグループステージの試合が1,2日目は2試合組まれており、3日目が1試合ということで、その日に1試合のみB戦として日程が入っている浦和レッズユースでしたが、今日の2試合を見た限りは、現時点での新体制のベースメンバーという形で臨んだのは、13:00キックオフのベガルタ仙台ユース戦で、10時30分キックオフの市立浦和高校戦は、来年外部からユースに入る現中学3年生を含めたメンバー構成で臨むという形になりました。

そもそも、人数的なところのやりくりが難しそうな状況なので、「新体制だ!」と前のめりになりすぎないように見ようと思っていたのですが、ベガルタ仙台ユース戦が選手の気合の入り方も、ピッチサイドからの指示やかけられる声も含めて、かなりの真剣度が伝わってくることからも気が付けば、前のめりに見てしまっていたという感じです。わかりやすく言えば、30分ハーフじゃ足りないよと一緒に見ていた方が声をそろえて言うくらいの、できるだけ長く見ていたいという感じですかね。

来シーズンもこの体制で行けば、かなり楽しみなチームになり、多くの選手の特徴が伸ばされていくことは、間違えないだろうなと。

ということで、試合の話に移っていきますが、毎日2試合ずつの大会と言うことで、試合の細かいところには触れない形で今年のこの大会も書いていくことになります。また、27日、28日は、試合後に予定が入っているので、この2日間に関しては、ブログは29日にまとめてとかになる可能性も高くなりますのでご了承ください。

戦術がとかそういう時期でもありませんし、雰囲気や期待、課題などが読んでいる方に伝わればなと思います。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に44番堀内陽太、センターバックに32番岡田翼と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に45番佐藤伶介、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

*44番堀内陽太と45番佐藤伶介は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

この試合は、後半21分、23分に失点して0-2で敗れています。

正直に書いてしまうと、全体的なメンバー構成は、今年S2を戦ってきたメンバーベースで、特に前線の組み合わせとしては、何度も、迫力のある攻撃などを見せてくれた試合も多かった印象があったため、もちろん、新しいメンバーが入ったり、見慣れないポジションでプレーしていた選手もいたものの、それでも、なんだか、気持ちがしっかり入っていないように見えてしまうというか、全体を通して、相手ペースの試合になってしまっていて、攻めて球際とかで迫力のある所を見せてほしかったという感想など持ってしまいました。

逆にこの試合では、あまりシュートまで行く場面がなかったものの、チャンスの時に44番堀内陽太が持ち上がって強烈なシュートを放った場面など現中学3年生の方が伸び伸びとプレーしていたようにも感じられたところもありました。

一緒に見ていた方とは、練習が休みの期間が数日あったりで調整不足じゃないかと言う話が出たりでなかったり。ただ、これもこの1試合だけなので、明日の2試合のうちの一つのメンバー構成がこの試合に近い形になる可能性が高いと思うので、明日見て、考えます!

続いて、13時からのベガルタ仙台ユース戦

vsベガルタ仙台ユース戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼(後半スタート⇒35番島垣翔)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に37番高橋悠(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒42番吉田来綺)

で、後半スタートの布陣は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に35番島垣翔、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平

となります。

現在プレーできる選手の中で、新体制のまずこの時点ではベースとなるであろうメンバー構成となったこの試合は、選手の気合の入り方もすぐに伝わってくるほどのもので、試合に関しても、開始して早々に20番木下翼がドリブルで縦横に仕掛けると同時に、左サイドバックの12番福島竜弥が、ものすごい勢いで左前線へ駆け上がっていくプレーを見せつけられたので、見る側としてもゾクッとしましたよ。

そして、伸さんから出る声掛けも的確ですし、時には楽しく、良い意味で煽ったり、選手が気が付いていないところを、考えさせる声だったり、コミュニケーションの部分もそうですし、なんか、選手も呼応して動いたりできていたり、まだ理解できていないようなところもあったり。

なんか、見ている側も、楽しいわけですよ、正常な育成の形がここで見られているわけですから。

内容もかなり良く、ゲームも支配する時間も多く、でも前半終わってみたら、シュートが少ないよなと思ったら、後半スタートにすぐに、そういう声が飛び、シュート意識も、仕掛ける意識も、ミスしても良いから積極的にの声もかかる。

そして、後半8分には、20番木下翼が、果敢なドリブルで相手ディフェンダーをかいくぐってのゴールを決め、このゴールが決勝点となって1-0で勝利を飾りました。

チームのバランスを取る役割として、多くが求められるであろう16番根岸恵汰の今できることと、より高めなければならないことも、この試合だけでも、見えましたし、32番岡田翼の伸さんから鼓舞された後の右サイドからの仕掛け数本の迫力だったり、後半から出た42番吉田来綺が、その特徴を生かすために見せていった試みだったり、凝縮されてました。こういったチャンスでチームの競争が激化して、また新しい浦和レッズユースができていく。そういうスタートと良くなる予感をわかりやすく感じられた試合でした。

このくらいにしておきます。

この2試合を踏まえての明日の2試合がかなり楽しみになりました。

見に来たくなりましたか?ぜひ、見に来てください(平日ですがw

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/12/01 浦和レッズユースB vs 浦和南高校B 4-1勝利・・・序盤苦しむも終わってみれば大勝で締めくくり

どうも、ブクメです☆

長いようであっという間の2019年。12月に入り、来週のプレミアリーグ最終節を前に、ユースBが参加している埼玉県S2リーグは、12月1日の順位決定戦をもって今シーズン最後の試合となりました。

今年は、S2リーグも結構行ったなと思って、自分のブログを見返してみたら、今日の順位決定戦を合わせて18試合分のブログを書いていたので、1試合を除いて全て足を運んだということで、では、どこの試合に足を運べなかったのかなと思ったら、6月2日の立教新座高校戦ということで、唯一行けなかったこの試合が、なぜ行けなかったかと言うと、5月下旬からカンボジアに行っていたからなんですよね(ユースのクラセンの関東予選の横浜F・マリノスユース戦も行けなかった。)

で、その一点を思い出すと、ちょうど、このカンボジアにいる時に、トップチームの体制変更のあおりでアカデミーの体制も変わったんだよなと強く覚えています。よりによって、日本にいない時にそんな大きなニュースが入ってくるとはとw

結局、ユースに関しては、クラセン関東予選の横浜F・マリノスユース戦、ユースBに関しては、S2リーグの立教新座高校戦と、2つの新体制の初陣が今年唯一足を運べていないユースの公式戦ということになりますね。

そして、この時のカンボジアに足を運んだ後から、色々考えることがあって、その後に大きな決断をすることになったりしたな・・・と、話がどんどん脱線しそうなので、戻しますが、その試合以外のS2リーグの試合は全て足を運ぶことができたということで、また、S2リーグに関しては、昨年もある程度足を運べたことで、浦和レッズユースBというカテゴリで臨むリーグ戦が、実際にプレミアリーグと比べたら3つ下のリーグになるからどうこうとか、レベルがどうこうということではなく、このカテゴリで臨むという点での難しさと言うものを、この2年間では、かなり実感しながら考えることも多く、そして、見る側としても得るものの多いリーグになりました。

高校の強豪校だったり、大学の部員を物凄く多く抱えるところでは、複数のチームを抱え、実際にAチーム予備軍と言うよりは、別の戦い方をするようなチームとすることで、より多くの特徴を持った選手にチャンスを与えるような形になっているところもあったり、実際に浦和レッズユースも、明確に方針としてやっていなくても、AチームのサッカーとSリーグに臨むBチームのサッカーがかなり違う時もあったりしましたよね。

今年に関しては、新体制前と新体制後と分けて考える必要もあるのかもしれませんが、当然ながら、メンバーの入れ替わりも多くなるので、連携連動のところで見れば、Aチームのようにはいかないものの、ここ数試合や今日の順位決定戦など見ていてシンプルに感じたのは、このリーグを戦ってきた選手の特にプレー強度の部分での成長が新体制後からの半年くらいで見られたなということです。

チーム全体としての元気がないように感じてしまうところは、正直多くありましたが、それぞれの選手が最初は、きれいに、相手との接触をできるだけしないで仕掛けて行こうと言うように感じられたところが多かったところで、ここ最近では、相手の激しいプレッシャーとかを受けながらも、競り合いで体をぶつけながらでも、キープすることができるようになり、プレッシャーを怖がらずに、プレーできる選手が増えたと感じます。それができることで、余裕が生まれて、セカンドへの反応が早くできるようになったり。個々で言えば、その点の成長が分かりやすく見られました。

終盤の数試合では、この組み合わせが面白いなと思ったところが次の試合で別の組み合わせになったりと言うことで、成長した部分と近い距離の選手同士の連携が高まってきたところを次はまた違った組み合わせになることなどで、リセットして見る必要がでてくることで「どうやって見るべきか」を考えながら、テンパったりもしましたが、それも含めて、このリーグは面白かったなと言うのが感想です。

・・・と、いきなりまとめのようになってしまいましたが、多く得点も奪えた試合の話に移ります。

vs浦和南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝(後半スタート⇒41番樋口燿大)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(前半23分⇒28番アピッチ輝)と40番茂木柊哉(後半45分⇒37番高橋悠)、MFが左に38番舘樹(後半17分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に31番大野海翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半36分⇒2番長田拓巳)

となります。

先週と同じく、前半は、浦和の攻撃方向の高めの位置から観戦し、後半は、移動して、グラウンドレベルでまた浦和の攻撃方向で観戦しました。前半見ていた位置からは、浦和が相手ゴールに迫ってペナルティエリア内に入ったあたりのところが、あまり見えないということで、細かいところまでは見えないケースが多かったものの、序盤から、浦和の攻勢が多く、特に左から38番舘樹が仕掛けて大きなチャンスを作るという場面が多かった印象があります。

前半4分に、26番舘澤佑磨からのパスを38番舘樹が相手ディフェンダーと競る形で体の向きでブロックしながら、トラップで抜き去ってゴールに迫る場面や、前半12分には、33番小川聖凪からのパスを受けた38番舘樹がそのままドリブルで持ち込んでシュートを放つ場面、更に前半14分には、右から突破した42番吉田来綺からのクロスを38番舘樹がヘッドで狙うなど、確認できただけでも3本の大きなチャンスを作っていました。

前半19分には、29番伊澤壮平が持ち込んで強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーが弾いて防ぎます。

前半21分には、珍しくボランチの位置に入った31番大野海翔が中盤でインターセプトから自ら持ち上がってゴールに迫るチャンスを作ります。

試合の早い時間で5番遠藤龍河が相手との接触で足を痛め、一旦は戻ってしばらくは問題なくプレーできているように見えましたが、やはりが難しいということで前半23分に28番アピッチ輝と交代します。

前半25分には、左前線でパスを受けた38番舘樹のクロスを33番小川聖凪が受けてシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

前半26分には、35番島垣翔からサイドの26番舘澤佑磨に展開し、38番舘樹とのパス交換から、そのまま26番舘澤佑磨が持ち上がり、チャンスを作ります。

前半27分には、右から32番岡田翼が持ち上がり、グラウンダーのクロスを高めに上がる35番島垣翔に通して、シュート。こぼれ球を29番伊澤壮平が詰めるもここはオフサイドの判定。

前半32分には、32番岡田翼が、42番吉田来綺へ良いコースでパスを通し、そのままペナルティエリア付近まで持ち上がりクロスを上げるも僅かに味方に合わず。

前半36分には、32番岡田翼が40番茂木柊哉に一旦パスを預け、右サイドを上がり再び高い位置でパスを受け持ち上がり、クロスを38番舘樹に通し、シュートもここは、相手キーパーにキャッチされます。

効果的な攻撃が多い中でしたが、決めきれない場面も多く得点が入らない中で、前半34分にラインを高めにしていたところで、ラインコントロールが遅れたところで相手に裏に完全に抜け出されてしまい、キーパーと1対1になり決められてしまい、0-1と多く攻めながらもビハインドを背負う形になります。

前半そのまま0-1で終わりそうな雰囲気もあったところでしたが、前半42分に左サイドの仕掛けからペナルティエリア内でパスを受けた33番小川聖凪が、相手ディフェンダーの寄せに合いながらも一瞬シュートまで時間がかかったように見えたものの、しっかり決めて1-1と同点に追いつきます。

前半の内にしっかり試合を振り出しに戻して後半に入ります。

後半は、グラウンドレベルで浦和の攻める方のかなり近いところで見ていたので、逆に浦和が攻められた際の距離感などがほとんどわからないような形になりましたが・・・まあ、浦和のゴールラッシュとチャンスもかなり多く作っていたので、それだけ書けばよいかなとw

逆転のゴールは、後半6分、やや態勢が悪いようにも見えましても、しっかりコースを狙ったシュートを放った42番吉田来綺の見事なゴールが決まり2-1。

更に、その3分後には、29番伊澤壮平がドリブルでペナルティエリア内まで持ち込んだところで倒されPKを獲得。これを33番小川聖凪が難なく決めて3-1。

後半9分には、38番舘樹が左から持ち込んで枠をとらえた強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブでゴールならず。

後半は、特に相手ゴールに迫る場面が多い中で、メモを取らずに楽しんでいる時間が続きつつ、、迎えた後半25分に31番大野海翔からのパスをペナルティエリア内で受けた33番小川聖凪が29番伊澤壮平へつなげ、29番伊澤壮平がきっちりと決めて4-1。

気が付けば、逆転ゴールどころか3点差をつけ圧倒する展開になります。

で、後半見ていた方々と、前半のゴールも含めて2点取っている33番小川聖凪が喜ばないよね~、みたいな話になっていて、ハットトリックをすれば喜んでくれるかもしれないとか言いつつ、3点目を楽しみに見ていたりしたのですが、その3点目は見られませんでしたが、自分が点取った2点よりも、29番伊澤壮平のアシストをした場面の方が喜んでいたように見えた気が私はしました・・・というくらい、楽しみながら試合が見られていたという意味です。

その後も、追加点は決まらなかったものの、交代で入った2番長田拓巳の枠は外れたものの、かなり強烈なシュートや同じく途中から入った36番瑞慶山一真の力強い仕掛けなど、相手ゴールに迫る楽しい場面を多く見せてもらいながら、S2リーグの最終戦を楽しく見させてもらいました!

色々な立ち位置や考え方によって、プレーしている選手にとっても、このS2リーグの考え方と言うのは、様々かと思います。その思いは、どれもその選手が思うところが正解で、私たちの立ち位置で「経験になるから」と安易に肯定するだけのものにはならないことは承知の上ですが、応援する側からすれば、確実に様々な思いを抱えながらも、ここでのプレーから選手の成長をしっかり感じ取ることができたのも事実です。

もどかしい状況を理解しながらも、この浦和レッズユースBのために、できる限りのことを還元しようとしてくれた選手がいたこともわかっています。

全ての選手にとって思うように行くということは、勝負の世界では、ありえないことですし、実力や特徴の前に、求められる要素のところで、違ってくるのも、記録だけではなく、様々な要素と戦術などで勝利を目指して行くサッカーと言うスポーツの幅広さであり、難しいところでもあります。

ただ、はっきり言えることは、Aチームに様々な事情で絡めなかった場合の、真剣勝負の場としての、それなりのレベルをBチームという形でも戦える環境は、数年前には存在しなかったのも事実なんですよ。レベル差がありすぎて、逆に戦いにくかった支部リーグをしっかり勝ち抜いて昇格してここまでたどり着いたことで、S2リーグというレベルのリーグまで登ってきたという歴史もあります。Bチームが練習試合くらいしかなかったころに、そこでも、プレーの姿勢を変えずに全力で臨んできた選手が今海外の舞台でプレーしていたりするという事実もあります。

私も来年も同じような生活スタイルが維持できるのであれば、今年のようにS2リーグもしっかり足を運ぶつもりでいます。今年は、ちょっとプライベートで色々起こりすぎたので、自分に自由があることが当たり前でないということも知った1年でもありましたので、今年は特に噛みしめて1試合1試合足を運ぶことになりました。

何が言いたいかと言うと、思うような状況や環境になくても、できる限り、その場所を大切に考えてほしいなということなんですね。

たまたま、練習試合にスカウトが別の用事で来ていたついでに眺めていて、そこで目に留まって新しい道が開けるのも、サッカーの世界です。

来シーズンのS2リーグも楽しみにしていますということです!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/11/24 浦和レッズユースB vs 正智深谷高校B 0-1敗戦・・・順位決定戦で勝って終わろう

どうも、ブクメです☆

お菓子を食べながらブログを書いております(わかる方にだけわかるネタですw)

23日の大学サッカーにも足を運んだのですが、まずは、ユースのS2の最終節のブログから書きます。23日は、1日中雨で、24日も雨が残るか止むか微妙な予報ではありましたが、幸い、試合の時間には雨は止み、更に、前日と比べると、そこそここの時期にしては気温も上がったと言うことで、今回の試合会場となる浦和南高校の最寄り駅の北戸田駅から、歩いただけで(そもそも私は、汗っかきというのもありますが)、割と汗ばんでしまいました。

いつもは、この試合の写真からもお分かりいただけると思いますが、校内に入ってではなく、駅からの途中の見やすい場所で観戦することが多いのですが、今回は、試合前と試合終了5分前くらいから、この2か所を往復してみたら、やはり汗ばみました。

更に、試合後に夕方から17時あたりに友人と待ち合わせて浦和で飲みましょうという話をしていて、試合終了後の15時くらいからその時間まで結構時間が空くと言うことで、無駄に会場でダラダラしたり、更には、なんとなく、浦和南高校から浦和駅まで歩こうと思ってしまい、実際に疲れたところで電車に乗ろうと思っていたものの、結果的に浦和駅まで歩いてしまったのですが、大汗をかきましたw

今回は、試合も含めて、初めてお会いできた方や、近場ではないので頻繁にはお会いできない方と2日間通してお会いできたりと、私としては、余計な気まで使わせてしまい、申し訳ない気持ちもありつつ、美味しくいただいているというお話ですw

はい、前置きしつつ、試合についてですが、浦和レッズユースBが所属している埼玉県S2リーグも、この試合がリーグ戦としては、最終節となりました。

この日は、本来はレッズランド開催が予定されていた浦和レッズユースのホーム扱いの試合と言うことで、もろもろ浦和側でやるということだったようで、前日試合に出た選手もこの会場でクールダウンを行うとい形で会場が浦和南高校で、ユースの選手もスタッフも揃っているという不思議な感じでもありつつでした。

埼玉県S2リーグの戦いという部分では、形上は、この試合で対戦した正智深谷高校Bも浦和レッズユースBも消化試合にはなってしまうものの、リーグ戦最終節ということで、私としては、この1週間で見ることができた、前橋商業高校との練習試合や、U16リーグの昌平高校戦と、このS2リーグでプレーする選手が多く見られる試合を見てきた流れで、継続しつつ、課題をクリアしつつ、どのような戦いを見せるかというところにポイントを置いて観戦させてもらいました。

では、試合の話に移ります。

vs正智深谷高校B戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔(後半20分⇒28番アピッチ輝)、右に32番岡田翼(後半36分⇒11番石橋遼大)、センターバックに40番茂木柊哉と26番舘澤佑磨、MFが左に14番千葉希、右に42番吉田来綺(後半スタート⇒37番高橋悠)、真ん中に35番島垣翔(後半28分⇒36番瑞慶山一真)と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半36分⇒2番長田拓巳)

となります。

試合全体で考えると、正智深谷高校Bの球際でのプレーが激しく、運動量が多い相手に苦しめられた試合と言えるかもしれません。この辺で言うと、木曜日に対戦した昌平高校のU16とは、また違う難しさがあったかなと。

それを踏まえてにはなりますが、個々で見る分には、浦和も激しく行けていたことなどは、ここ数試合見たイメージを継続した戦いはできていたと思います。仕掛けに関しては、工夫して突破しようという試みが前回通用したプレーでも、今回は、対応されて奪われてカウンターと言う回数も多くなったような。この辺は、相手のタイプによるところもありますが、以前から書いているように、日本のサッカーの守備を重視するところを考えたときには、こういう相手の守備を突破できる工夫が必要になってくるとも言えますね。

ということもありつつですが、試みと言うところでは、良い点が多かった試合でしたので、メモしたところを挙げていきますね。

まず、開始早々の前半1分に、31番大野海翔が左サイドで相手ディフェンダーの裏を通す縦パスを出し、そこに抜け出した29番伊澤壮平が受けて仕掛ける形を作ります。

守備のところでは、やや相手の勢いのある攻撃を受ける時間が多くなった中で、前半6分に相手の攻撃の起点へのパスを40番茂木柊哉が狙って詰めていき、その選手が受けたときに奪うプレーを見せます。

前半7分には、33番小川聖凪が相手ディフェンダー二人の間にタイミングよく走りこんでパスを受けて仕掛ける形を作ります。

前半8分に、相手の攻撃をしのいだカウンター気味の攻撃で42番吉田来綺から29番伊澤壮平に通し、思い切ったミドルシュートを狙います。

前半10分前後には、14番千葉希が高い位置からで上手く相手にプレスをかけ奪う場面や、そこからの攻撃で左の14番千葉希から中盤の16番根岸恵汰を経由して右の32番岡田翼に繋げて展開する幅を広く使った攻撃が見られます。

前半15分前後は、相手の攻撃をしのぐ時間が多くなり、結構な本数コーナーキックを与えるも、集中してしのぎつつ、前半17分には、40番茂木柊哉から右の32番岡田翼を経由し、右の前線のスペースに42番吉田来綺が斜めに走りこみながらパスを受けての仕掛けを見せます。

前半18分には、40番茂木柊哉からのバックラインからの縦パスを42番吉田来綺が、相手ディフェンダーに囲まれているところから、体の向きとトラップで抜け出そうという試みを見つつ、勝手に前日のプレミアリーグでの浦和の失点場面で相手の10番が行ったプレー(ディフェンダーの間を抜けつつ、トラップと体の向きで一気にフリーな状態で抜け出して、アシストしたプレー)と同じような狙いをしたのかなと感じたりしつつ、こういう試みは良いなと思いつつ(成功しないと味方には怒られるかもですが。)

前半30分前後には、立て続けに、最初は、16番根岸恵汰から42番吉田来綺を経由して、右前線に走る32番岡田翼につながり、クロスに33番小川聖凪が合わせようとするも僅かに相手ディフェンダーが早くクリアされた場面と、これはコーナーキックにつながったより惜しい形ですが、ここも16番根岸恵汰から始まり、今度は、左から31番大野海翔が高めの位置で受けて走りこむ33番小川聖凪が狙いギリギリで跳ね返されるという両サイドからの攻撃で最後に33番小川聖凪が絡むという惜しい形が続きます。

前半38分には、左から31番大野海翔が仕掛けクロスからのこぼれ球(味方からのマイナスのパスだったかも)を少し距離がありながらも思い切ってシュートを狙います。

前半40分には、31番大野海翔と14番千葉希のパス交換で突破して仕掛ける形を作ります。

前線からの効果的なプレスというのは、ここ最近多く見られるのですが、この試合でも、前半41分の29番伊澤壮平の効果的なチェイシングで相手がミスキックするというプレーなど見られました。

よりゴールに近づくプレーと言う点では、相手の方が多かったと言える前半でしたが、浦和も良い試みが多く見られた中で0-0で前半を終了。

そういえば、この試合では、35番島垣翔がタイミングでセンターバックの位置まで下りることでサイドバックが高めに位置取ることができ、上手くパスが回ると高めの位置から仕掛けることができるような試みが、ここ最近の試合では、プレミアを戦うチームの場合は、4番玉城大志がそういう役割をすることが多くなりますが、今更ながら、どうしてもメモすると攻撃の2つ、3つ前くらいのところからばかりになってしまうものの、サイドが思い切って上がれているチャンスのところでは、その辺のポジションの移動がうまく行ったことで、そのチャンスが生まれた場面も多いんだよなとふと思いつつ書いてみました。

最初に全体的な印象を書きましたが、試合のイメージとしては、後半同じような形で試合は進んでいきます。

それを踏まえて、良かった部分などメモをとったところを挙げていきますね。

後半開始早々に右からの仕掛けで32番岡田翼のクロスに29番伊澤壮平がヘッドで合わせゴールをわずかにそれるという惜しい形を作ります。

相手も多くチャンスを作っていると書きましたが、多くは、浦和の守備陣が集中して跳ね返すことができていましたが、後半12分の場面は、この試合最初の決められていてもおかしくない決定機で、ここは、相手がシュートを外したことで失点は免れます。

後半から投入された37番高橋悠が後半15分にそこにパスは通らなかったものの、味方がそこに気づいてパスを通していれば、かなり大きなチャンスになったかなというタイミングの良い抜け出しを見せます。

後半10分あたりからしばらくは、やや相手の攻撃が勢いを増している時間帯で先ほどは、シュートミスに救われたところもあったと書きましたが、迎えた後半17分にミスから奪われ、キーパーと1対1の場面を作られ、今度は、しっかりと決められてしまい、0-1となります。

1点を追う展開になったところで、後半22分には、16番根岸恵汰からの左へ展開し37番高橋悠が受けて仕掛け、クロスからのこぼれ球を35番島垣翔がシュートを狙います。

後半25分には、高めの位置でパスを受けた26番舘澤佑磨がドリブルで力強く仕掛けペナルティエリア内まで持ち込む形を作ります。

その直後に得たコーナーキックのチャンスで、ペナルティエリアの外でこぼれ球を狙えるような位置取りをしていた35番島垣翔が実際に混戦からのこぼれ球を迷わずシュートを放つと、枠を捉えていた強烈なシュートでしたが相手キーパーの好セーブで弾かれ、再びコーナーキックに。このコーナーキックも混戦からのこぼれ球が再び35番島垣翔の方へ。ここで、再びシュートを狙ってくると思った相手に対して、パスを選択し、ここは、味方と合わなかったものの、こういう一つ見せて置いて、次のプレーで工夫するとか、良いなと思ったりしてました。

後半32分には、26番舘澤佑磨から32番岡田翼にパスが通り、左の37番高橋悠にパスを通すとそこから仕掛け、相手ディフェンダーにブロックされるもこぼれ球を29番伊澤壮平が思い切ってシュートを狙う場面を作ります。

後半34分には、相手に突破を許してキーパーと1対1のような状況になったものの30番川﨑淳がある程度コースを切ったところで、相手のシュートはサイドネット。

後半37分には、途中から入った36番瑞慶山一真が相手ディフェンダーの間を割る力強い突破を見せ、33番小川聖凪に繋げて惜しいシュートを放ちます。

その直後には、途中から入った11番石橋遼大が右サイドから仕掛け37番高橋悠に繋げて見事なシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。このプレーで得たコーナーキックのチャンスから、11番石橋遼大のクロスを26番舘澤佑磨がヘッドで流したところを28番アピッチ輝が狙うもシュートは枠を捉えきれず。

というところで、後半40分ほどを迎えたところで、試合を見ていた位置から、知っているサポーターさんの姿も見えつつ、また、そちらサイドの方に挨拶したいけど、なんとなく、その日は、夜からACL決勝と言うことで、試合が終わってすぐに会場を後にしてしまうだろうなと思いつつ、見ている位置からぐるっと回って正門の方に回ったため、残り5分ほどは、あまり見えていないのと、そもそも後半の攻撃とは逆方向に移動したので、残り時間に何度かあった結構惜しいと思われた攻撃も細かいところが分からずじまいでした、すみません。。

結果的に、得点は動かずに0-1で終了となりました。

で、ここでまた私の勘違いが起こっていたのですが、S2リーグは、AとBに分かれていて、順位によっては、順位決定戦を行うことは知っていたものの、私の勝手な記憶で、その試合は、だいぶ相手から開催されると思ってしまっていたのですが、S2Aで6位で終了した浦和レッズユースBは、もう来週にS2Bで6位になった浦和南高校Bと試合があるのですよね(浦和の公式で知りました。)

これで今年のS2は終わりだ集大成だと勝手に思ってしまっていたのですが、レギュラーシーズンとしては終了になりましたが、すぐ1週間後に本当のS2リーグの最終戦が行われると言うことで、であれば、この試合の悔しい敗戦は、次の試合で晴らせばよいと言うことで、タイトルには、本当に捻りもない「順位決定戦で勝って終わろう」という言葉を入れることにしたということです。

12月1日は、ユース関連の試合はないと勘違いしていて、別の試合に行くと友達に話をしてしまったものの、ここは、怒られながらも、S2の試合に足を運びます。

ということで、次の試合も楽しみにしています!

ではでは。

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解説動画追加しました↓

埼玉県S2リーグ 2019/10/06 浦和レッズユースB vs 昌平高校B 1-3敗戦・・・このレベルの相手が普通にいるリーグで

どうも、ブクメです☆

今日のようなレベルの高いサッカーをする相手との試合を見ると、純粋に感じるのは、現体制が安定して続いていくのであれば、Bチームに該当するチームにも、毎試合このくらいの緊張感というか、ピリッとした試合を自然とするような雰囲気の環境におかれる方が絶対に良いと感じます。

対戦相手の昌平高校をしっかりと見ているわけではないのですが、今日一緒に見た方は、比較的、以前から昌平高校の試合も多く見ている方なので、昌平高校Bが、Bチームと言うよりは、来年の主力になるような選手で構成されていて、そのチームは、シーズン通してそれほどメンバーの大幅な変更がないと聞きます(全て受け売りなので、違っている部分もあるかもしれませんが。)

そういう環境が用意されて、毎試合このレベルの相手と戦うとなると、それなりにユース全体の考え方も変える必要も出てくるのかもしれませんし、そうなった時にどうなっていくのかも気になるところです。

ということで、結果的に今日の試合は、敗れたものの、S1昇格への道が消えたわけでもなく、今の時点で情報を探してもなぜか見つからないS1のBチームではないところでの上位2番目に入るための当該チームとなりそうな西武文理高校は敗れたため順位では抜かれることは、なくなったことが確認できたものの、立教新座高校の今日の結果が見つからず、立教新座高校が今節勝っていると順位で抜かれてしまうものの、引き分け以下であれば、最終節勝てば自力で、S1所属高校のBチームを除いた2位にはなれるという計算になると思います(複雑ですねw)

ということで、今日は、今シーズンのS2Aを無敗で走る昌平高校Bとの対戦になります。今日は、浦和レッズユースBのホーム扱いの試合にはなりますが、会場は、昌平高校になります。

駐車場がいっぱいになっていることが多い昌平高校で、その辺でバタバタするのが嫌だったので、今回は、最寄り駅の杉戸高野台駅(昌平高校は、ここから徒歩15分くらい)辺りで、事前にコインパーキングを探し、1日300円という情報のところを見つけて、実際に行ってみたら、その辺りに1日150円という破格のコインパーキングを見つけ、混んでいる様子もなかったので、今後の昌平高校の試合は、ここに停めて歩いて行く形で良いなと言う嬉しい発見もありつつ、それにしても、この会場で浦和が試合する時は、本当に雨が多いなと言うことで、今日も試合の最初の方は雨で、しかも、周りから「クセー、クセー」頻繁に聞こえてきましたが、紅葉がきれいなイチョウが、その前にばら蒔く、「ぎんなん」の時期にあたったようで、観戦エリアが「ぎんなん」の異臭にさらされているという状況もありつつの試合観戦となりました。

ということで、試合の話に移りますね。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝(後半24分⇒11番石橋遼大)、MFが左に14番千葉希(後半23分⇒38番舘樹/後半36分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に37番高橋悠(後半40分⇒2番長田拓巳)、右に29番伊澤壮平

となります。

試合開始から、ポジショニングとスペースへの動き、セカンドボールへの反応など、もともと質の高い選手がそろっているであろう相手チームの個々の動きと共に、シーズン通してチームとしての連携も研ぎ澄まされていったんだろうなという、味方同士の言葉で伝えなくても、わかる感覚と言うか、試合開始してすぐに今回の相手の強さが伝わってくるようなスタートになりました。

ただ、それに対応する意識というか、特にこの試合では、ディフェンスのところで、40番茂木柊哉がかなり集中したプレーで序盤から相手の攻撃に対応する場面が見られたことや、GK41番樋口燿大も、相手が裏に抜けてくることや早いパスをディフェンスとキーパーの間に出してくる相手のプレーを意識して、そういったパスや抜け出しへの対応で高めの位置を取ったり、迷わずに飛び出してクリアする場面など見られ、相手の攻撃を多く受ける序盤の中で、しっかり跳ね返すことはできていたと思います。

40番茂木柊哉の集中したプレーを象徴した前半のプレーを一つ挙げると、前半11分に、相手の攻撃の起点になるところへパスが入ったところで、素早くそこで詰みに行くプレスのかけかたなどがあったのですが、この場面は、奪いきることはできなかったものの、今日の相手の特徴を見ながら、必要なプレーを選んでできていたかなと思います。

攻撃のところでは、相手がゴール前まで仕掛けてきてから跳ね返しての攻撃が多くなるためカウンターと言う形で仕掛けることが多くはなったものの、それ以外にも、例えば、前半9分のように高めでプレッシャーをかけて奪えた時に29番伊澤壮平がドリブルで仕掛けて35番島垣翔に預けての攻撃だったり、その直後にも同じような形で42番吉田来綺からのパスを受けた29番伊澤壮平のシュートまで持ち込んだ場面など、相手が攻撃のスイッチを入れて前がかりになりかけたときに奪えた時のカウンターからの攻めでは、惜しい形を作ることができていました。

前半16分の29番伊澤壮平と39番戸田大翔が上手く相手を高い位置で囲い込んで奪ってからの37番高橋悠に繋げての攻撃なども良い形での仕掛けになりました。

あとは、前半15分のように相手の攻撃を跳ね返した後に40番茂木柊哉がバックラインから鋭い縦パスで29番伊澤壮平にパスを通した場面のように先ほども書きましたが、後ろからカウンターのかたちで スタートする攻撃になった時に、こういうパスが通った時には、惜しい形も作れていました。

高めの位置を取りながらのGK41番樋口燿大のフィールドプレーヤーに近いような役割のプレーも多く見せていた中で、一つパスがずれて相手にカットされた時には、前半20分のようにループシュートで枠はそれたものの、狙われる場面もありましたが、今日のような相手の戦い方を考えたプレーは全体的に良かったと思います。

全体的に相手の鋭い攻撃を跳ね返す構図が多い中で守備もなんとか耐えていたものの、前半21分に失点を喫し、0-1と追いかける展開になります。

前半23分に35番島垣翔から37番高橋悠にパスが通りドリブルで仕掛けて右の42番吉田来綺にパスが通り、仕掛ける形を作ります。

前半31分には、左から14番千葉希の前節にも見せたような鋭いサイドチェンジから右の42番吉田来綺の仕掛けからのクリアボールを35番島垣翔が思い切ったミドルシュートを放ちます。この場面は、枠は捉えきれなかったものの、狙いとしては、かなり良かったです。

ちょうど、前半30分前後くらいでは、仕掛けからセットプレーを奪える形が増えてきた中で、迎えた前半33分にコーナーキックのチャンスから、39番戸田大翔からのファーサイドへのクロスボールに対して40番茂木柊哉がヘッドで合わせてゴール!これで、1-1の同点に追いつきます。

上記のように写真で撮れていたので載せておきます。右からのコーナーキックで、フェンスで背番号は隠れていますが、左から40番茂木柊哉がヘッドで合わせた形で、これが決まりました。

1-1になったところからの残り15分ほどは、お互いにどちらが勝ちこしてもおかしくないようなプレーが続きます。

浦和が高めの位置でインターセプトに成功してからの攻撃でチャンスを複数作れば、相手の良いポジショニングと抜け出し、連携で突破されてピンチという場面も複数あったり。

前半37分には、決定機を作られ、一旦はGK41番樋口燿大が弾くも、そこを更に反応されてシュートを打たれてポスト、更に跳ね返りを再びシュートを打たれてポストのようなピンチもありました。

なんというか、昌平高校Bの選手は、シュート意識と、その狙うシュートのコースが際どいところ(特に、キーパーの反応しずらい、ギリギリのGKの左右下隅を狙う)だったり、それだけにポストとかバーのようなシュートも結構あったように思います。

ただ、奪った後の仕掛けの意識は、この試合では、浦和もかなり高くできていて、前半終了間際には、26番舘澤佑磨⇒39番戸田大翔⇒14番千葉希と、相手ディフェンダーが寄せてきている中で、パススピードを上げてのパス交換からの突破を見せる場面を作ります。

更に、29番伊澤壮平が持ち上がってペナルティエリア内で倒されてPKを獲得します。このチャンスは、相手GKの見事な反応で防がれて逆転ゴールはならず、前半は1-1で折り返します。

後半に入ると、やや相手ペースの時間が長くなり、なかなか相手のゴールに迫るプレーができなくなっていきます。

後半7分の39番戸田大翔からのパスに14番千葉希が抜け出して仕掛ける形や、前半13分の29番伊澤壮平が良い形でドリブルを仕掛ける形などあったものの、相手の守備ブロックからマイナスのパスを出して速攻の形が作れないなど、やや攻撃が詰まってしまう中で、相手の攻撃の勢いは止まらないという感じ。

それでも集中して跳ね返すことができていたのですが、後半20分にキーパーと1対1の形を作られ、これを決められてしまい1-2と再び追いかける展開に。

この後の交代のところでちょっとわからないところがあったのですが、後半23分に38番舘樹が交代で入り、今日は前線の1枚として入った中で、私としては、高めのパスに対して、受けると見せかけて、サイドの選手が反応していれば一気にチャンスになるようなサイドへの落としを狙うようなプレーが何度か見られ、ポストプレーヤー的な役割として、今日は、また新しい発見があったなと思いながら見ていたのですが、13分間のプレーで38番舘樹は、交代。怪我とかの様子はなかったと思うので、求められたプレーをしていなかったとかなのかもしれませんが、私は、一つ攻撃に別の色が加わったように見えていたので、どうしたのかなとモヤモヤが残ってます。特に、後半34分の38番舘樹のヘッドで左の37番高橋悠に繋げて、そのまま裏へ抜け出して、オフサイドになったものの、再び受けてゴールに迫れるような良い形のプレーをしていただけに。

結果的に試合の終盤に、スーパーなゴールを決められて1-3とされ、それ以外にも、数多くの精度の高いシュートを打たれるという、やや、浦和側としては、悔しい形での敗戦となりました。

高校サッカーの選手権予選が始まるから?(詳しくなくてすみません)か、埼玉県S2リーグの最終節は、ここから1か月以上空いての11月23日に浦和以外の試合が全て開催され、浦和の試合は11月24日開催ということになるので、その最終節が勝てば自力でS1昇格の可能性を残せるというような形で迎えられると良いなと願いつつです。

私がピッチに立っているわけではないのでわかりませんが、おそらく、今日ピッチに立ってプレーしていた選手は、相手の質の高いサッカーを目の当たりにしながら、言われなくても、集中して戦わないといけない雰囲気と言うか、ピリピリ感と言うか、緊張感というかを持って最初から最後まで試合をできたのではないかなと思います。

自然とそう感じられるような試合が多く経験できるであろう一つ上のカテゴリ。S1リーグで戦う浦和レッズユースBの姿を見たくてたまらなくなっている私ですw

ということで、どういう状況で最終節を迎えるかは、わかりませんが、楽しみに待ちます。

ではでは。

(追記)立教新座高校が敗れたようで、S2Aで自力でS1所属チームのBチーム以外の2位になる状況にはなりますが、そもそものレギュレーションで私の解釈が勘違いだったようで、S2Aで2番目になっても、S2Bの方で上位2チームがS1所属ではない高校のAチームで確定しているため、そもそもS2Aで全体の2位以内に入っていない限りは、昇格はない模様。

複雑ですね。

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↓解説動画追加しました

埼玉県S2リーグ 2019/08/31 浦和レッズユースB vs 伊奈学園総合高校 1-1引き分け・・・後半押し込むも逆転までは届かず

どうも、ブクメです☆

ちょうど、私のように育成世代を中心に観戦しているものにとっては、必ず読まなければならないものの、おそらく、ツイッターでサポーターの友達がリンクを貼ってくれなかったら、スルーしていたであろう『コミュニケーション研修(ロジカル編)」開催(浦和レッズユース):人材育成:Jリーグ.jp*Jリーグのオフィシャルページ内の該当記事へのリンクです。』という記事で、今年の浦和レッズユースが、「コミュニケーション」や「要求すること」を常に伝えていて、それにチームとして取り組んでいることが確認できました。

で、以前からこのブログでは、意思疎通のところで、パス一つにしても、味方の動きと合わなかった時は特に、主張しないと、ただのエゴにしかならないみたいなことを書くことが多くて、時には喧嘩するくらいしないとダメですよということも書くことが多いですが、コミュニケーションの奥深さを、その辺を意識しながら試合を見ていると感じることも多いです。主張する選手もいる、その主張に対して答える選手もいる、でも、場面場面で見ていると「あ、一方通行の主張になっているかも」と思うことも多いです。

ただ、そもそも、意識して言葉を発するということは、特にS2を見ている時には、何か少なさを感じるのも事実なんですよね。

これは、長年の言われたことをベースにやらなければならないという雰囲気が、浦和レッズユース内では、作られてきた中である程度染みついてきた中でのことなので、すぐにそうはならないと思うものの、そもそも性格的に主張が苦手な選手ももしかすると多いのですかね?

その辺りの改革?を考えると、ベンチからの雰囲気も含めて、言い合わないことに対しての指示(言葉で伝える部分よりは、空気を作るというか)というのが、S2になると聞こえにくく、見えにくいことも若干気になる今日この頃です。

自己主張が強い選手も少ないのも気になりますし、自己主張=コミュニケーションの妨げという考え方がどこかにあるのだとすれば、それこそ、研修内容の細かいところまでよくわかりませんが、自己主張するためのコミュニケーション力というのも必要になってくるのかなとか、本当に最近は、サッカー以外のこともよく考えてしまうブクメですw

くどい様ですが、それでもはっきりと、選手の入れ替わりが激しく、学年が若い選手がベースとなる傾向にあるS2リーグに臨むチームに関しては、ここをプレミアリーグに臨むチーム以上に真剣に考えて行かないとならないとは思います。逆に言えば、本当に、入れ替わりが多い環境下で良質のコミュニケーションがとれるようになると、それは、物凄い武器になるんですよね。声を出すことだけがコミュニケーションではなく、主張が得意な選手もいれば、主張が苦手な選手もいるわけで、その選手を引き出す力もコミュニケーションですし、自分が声を出すことが得意でなければ、声を出すことが得意な選手との組み合わせでお互いにどう良い形を作り上げられるかをセットで考えられるようになることもコミュニケーションですよね。まあ、私も競技は全然違うものの、中学時代にやっていたスポーツでダブルスで組んでいた人が、良く主張する人で、それを踏まえて、上手くチームとして動けるようにやっていたものの、もう少し、私自身も相手に考えてもらうような伝え方ができていれば、もっと上の方に勝ち上がれたのかなと思うこともありますし、これが、人生経験を積んで40歳代くらいになった私が、今これだけできるようになったと言ってもあれですが、それでも、こうやって毎回文章に思ったことを書くことで、より、一つ一つを早い段階で経験していくことが求められるサッカー界では、参考になることもあるかなと思っていますので、今後も書いていきます。

前置き長いw

さて、本題に入ります。

今週は、水曜日の武南高校B戦から、短い間隔で中二日で伊奈学園総合高校戦ということで、浦和レッズユースBの埼玉県S2リーグを2試合観戦する流れになりました。

そこそこの過密日程の中で、なおかつ今日はまだ9時半キックオフで良かったものの、それでも、だいぶ暑さが戻る中での試合(ウォーターブレイクがあった)になり、戦い方もまた考えなければならない試合になりました。そして、前回の武南高校B戦と違って、今回は、特に後半に至っては、引く相手をどう崩すかという要素が強く、既に3日前の試合とは別の難しさとの戦いになったとも言えます。基本的に集中して運動量多く、寄せも早い相手に対してどうするという前回の課題とは、少し変わってくる試合でもありました。

では、試合の話に移ります。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に26番舘澤佑磨(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半スタート⇒42番吉田来綺)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大、真ん中に39番戸田大翔(後半29分⇒14番千葉希)と35番島垣翔、FWが左に37番高橋悠、右に2番長田拓巳(後半43分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

ある程度、暑さも考慮された戦いなのか、そもそもそういう戦いなのかは、わかりませんが、比較的、高い位置からプレスには行かないよというのがはっきりわかるような相手の戦い方で、浦和が容易にボールをキープできるような中で、前節に比べるとプレッシャーもそれほどきつくないため、早く判断して動いてパスを出さないと囲まれるということがなかったものの、サイド攻撃に対してのケアがしっかりされていて、中からの攻めに関しては、若干激しく来ていたのかなと思います。

これ、浦和サイドとしては、結構イラっとする言葉だと思うのですが、相手のベンチから「サイドからは、やらせても大丈夫だから」みたいな指示が出てましたよね。

今日の会場が、埼玉スタジアム第4グラウンドで、ゴール裏のスタンドで観戦していたため、前半は、浦和が攻めるサイドの相手ゴール付近が一番遠かったため、実際に細かいところでの攻防が見にくくなっていたものの、実際にサイド攻撃からの決定機と言うのは、回数の割には、ほとんど作れていなかったかもしれません。

また、同様に、多くのセットプレーを獲得する中で、そのセットプレーからも効果的なチャンスは作れていなかったように見えました。

ミドルシュートの意識というところでは、前半17分に29番伊澤壮平が中へのドリブルからのミドルシュートや、前半32分の5番遠藤龍河のミドルシュート、前半終盤の43分には39番戸田大翔もミドルシュートを狙っていましたが、いずれも枠は捉えきれませんでした。相手の守備から考えて、狙いは良かったと思います。

崩しの試みというところでは、前半27分に11番石橋遼大が、あえて相手がパスを予測していたであろうタイミングからワンテンポ送らせてボールをずらしてからのパスで2番長田拓巳が抜け出してシュートという形がありましたが、これは良かったです。

また、左サイドバックに入った26番舘澤佑磨が何度か、サイド攻撃に対しての相手の守り方を崩すために、縦ではなく斜めにドリブルで入って攻撃参加をするという狙いがありましたが、こういう狙いも特に今日の相手では効果的だと感じられたのですが、味方との連動のところで、この試みが活かされるような動きがあまりなかったようにも感じました。

相手のチャンス自体は、それほど作らせていなかった前半でしたが、前半32分にコーナーキックのチャンスを決められてしまい、0-1とビハインドを負う形で前半は終了します。

後半は、今度は、裏の攻撃をゴール裏から間近で見るようなイメージでの観戦になったので、浦和の守備のところでの細かい動きは、わかりにくくはなりましたが、前半以上に相手が引き気味に試合を進めることになり、私が見ていた位置からだと、かなり多く、センターバックの5番遠藤龍河が相手ハーフまで持ち込みんでも、プレッシャーがそこまで来ずに引かれている状況で、5番遠藤龍河からの左サイド高めへのパスを37番高橋悠と31番大野海翔をベースに、39番戸田大翔や29番伊澤壮平が絡む形でどう崩して行こうかという場面を見ることになりました。

サイド高めに入った時に、相手が寄せてくる中での攻防は、かなり面白かったですね。31番大野海翔が味方に求める主張の部分に対して味方がどう感じて、どうするべきと思っているのかが返されないことが多いので、その辺りは、以心伝心できているので問題ないというところまで来れば良いなと思いつつ、求める動きに対して、ゴール前での味方の動きとクロスの狙いがずれる(精度のところで思うように行かなかったのかもしれない)ことが、多かったので、これが試合を重ねるごとにどうなっていくのかは楽しみなところです。ずっと同じであれば、主張が一方通行になっている可能性もあるということで、この場面が近い位置で見られたのは、私としては、それだけで収穫です。

こういった左サイドでの攻防を多く見つつ、後半は、早い時間から2番長田拓巳の高さ強さの部分をシンプルに活かした形でチャンスを作り、またそれが同点ゴールにもつながっています。

後半9分に31番大野海翔からのフィードを2番長田拓巳が受け、29番伊澤壮平に繋げてシュートの形を作ります。

そして、後半15分には、2番長田拓巳がペナルティアリア内で上手くパスを収めて37番高橋悠に繋げると、割と密集している中でしたが、このチャンスをしっかり決めて1-1と同点に追いつくことに成功します。

相手の守り方は、前節とは全く違うものの、これだけ守備固めした相手に対してということで、前節気になっていた、セカンドボールへの反応のところや、相手にかかることを考慮して、そのこぼれ球への反応というところで、意識して動けている選手も増えていたと思います。

その動きで言えば、後半と29分から入った14番千葉希のプレーが特に良く、こぼれ球ではないですが、クロスに対して、あえてダイレクトでシュートを狙って見るような、相手が守備的だからこそ何かが起こるプレーを意識したプレーだったり、ペナルティエリア内での密集状態では、囲まれながらも相手に触れることも意識した上で粘り強くキープして抜け出すという場面も作っていました。

カウンター狙いの相手にも何度か奪われてからの仕掛けで危険な場面は作られたものの、後半は、相手に得点は許さず。

浦和は、後半41分に42番吉田来綺から右の11番石橋遼大へつなげ折り返しを受けた2番長田拓巳のシュートや、試合終了間際には、左から仕掛けた31番大野海翔のグラウンダーのクロスを相手ディフェンダーがクリアしたボールが、ポストに当たるなどの惜しい形がありましたが、結果的に、崩し切ることはできず、そのまま試合は1-1で終了となりました。

全体的に、見ている側に覇気が伝わりにくく、その空気を、作ろうというところも見えにくいところは、正直気になります。

アピールのために鬼気迫るプレーが見られるという回数も少なかったと思います。ただ、その辺は、正直物足りなく感じますが、進行形と言うことで、今後意識して良くなっていく状況を見られれば良いかなとも思います。

あとは、これも気になっているところではあるのですが、精度の高いキックを蹴られる選手がいる割には、セットプレーが相手にとって脅威になるという場面が、少なすぎるんですよね。セットプレーを武器にして点が取れれば、より色々な狙いを試すこともできるだけに、セットプレーが取れるのにそこから得点が生まれにくいのはもったいないとも感じます。

ここを重視した練習が行われているかどうかは、わからないのですが、これこそ、練習から試合で実行しやすいコミュニケーションから作り出せるものではないのかなとも思います。

と、もろもろ今日感じたことを踏まえての8日のS2リーグも楽しみにしています!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ最終日 浦和レッズユースB vs 湘南ベルマーレU-18B 1-0勝利、FC東京U-18B 1-2敗戦・・・3日間通して、より見えたこと

どうも、ブクメです☆

27日からスタートした水戸ホーリーホックユースカップも大会3日目、最終日となりました。若干台風の影響を受けつつ、強風の中での試合や曇っていても湿気と暑さが凄い試合など様々なありましたが、最終日の2試合は、シンプルに猛暑日の中での試合となりました。どのくらい暑かったかというと、最高気温は35度を超え、1試合目と2試合目の合間に駐車場に戻って車のエンジンをかけたときに表示された温度が42度になっていたというくらいの暑さw

昨年は、決勝戦のみの1試合を観戦したので、3日間2試合ずつこの時期に戦うということは想像しつつも、やはり単発の試合としての状況しかわかりませんでしたが、今回は、3日間全てに足を運べたことで、単純に優勝を目指した戦いというところ以外にも、かなり大変な要素が多いことを確認できました。

見てるだけなのに、暑さでボーっとしてしまったり、人と話す時にあまり頭が回っていないような状況もあったりしましたのでw

ベンチ側の声がすぐ近くで聞こえてしまうことが良いかどうかは別として、今回初日と最終日で浦和が戦ったツインピッチは、スタンドで応援するチーム側にいるだけで、ベンチからの声がはっきりと聞こえてきます。それによって、なるほど、こういう指示を出したり、声を賭けたりするんだと感じることも多くなりました。

新体制になってから、特にハーフタイムの時などは、まず選手同士が話をするような時間が設けられることが多くなりましたが、この大会でも、最初の写真のようにウォーターブレイクなどの時に、同じポジションの選手が、控えの選手含めて選手同士で話をするという場面が多く見られ、試合中の声掛けもかなり多く見られました。

これが、当たり前になってきていることが大きいなと感じています。控えの選手も自分がプレーしているイメージで試合を見ることができ、同じポジションの選手の動きを見ながら、こうしたほうが良いとかアドバイスしつつ、自分が出た時のイメージにもつながる。本当に重要なことです。

では、試合の話に移りますね。

10:20キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半10分⇒26番舘澤佑磨)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に19番成田安里(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

この大会の中では、メンバー交代も少なく、勝負にこだわるような雰囲気が感じられたのがこの湘南ベルマーレU-18B戦です。

スタートから精度の高い相手の攻撃を受ける形になり、開始2分には、結構危険な形でシュートを打たれる場面があり、ここは相手がシュートを外してくれたから良かったものの、2日目までの相手にはないやりにくさのようなものが感じられる相手でした。

実際、相手のフォーメーションや戦い方に合わせて、前半10分まで行かないくらいで、19番成田安里のワントップ気味にして、中盤中央に39番戸田大翔と42番吉田来綺、左サイド14番千葉希、右サイド29番伊澤壮平でアンカー的な位置に35番島垣翔が1枚で入るような形に変更して戦っていたと思います。

そして、このワントップにしたことによって、既に昨日の試合でも自信を持ったプレーで存在感を見せてゴールも奪っていた19番成田安里が、この試合でも、くさびのパスを受ける時も相手を背負いながら、体の向きとトラップの精度で抜け出すような場面を作るなど良いプレーが随所に見られました。

また、バックラインでは、5番遠藤龍河が力強さを見せて跳ね返し、狙える時には、相手の攻撃の起点へ激しくプレッシャーに行き奪い取って攻撃に転じる起点になるというプレーも見せていました。

何度か、相手に攻め込まれる場面は作られたものの、0で抑え、逆に、19番成田安里の果敢なドリブルからのシュートなど、かなりゴールに近づいたプレーも何度かあったものの、フィニッシュの精度というところで、決めきれずに0-0で折り返します。

後半に入って最初の決定機は、後半4分の42番吉田来綺が相手キーパーの虚を突いたループシュートを狙った場面。ここは、バーに弾かれ得点にならなかったものの、あと数センチゴール方向にずれていたら、決まっていたという惜しい形でした。

やや全体的には、ミスも多くなり相手の反撃の機会も与えてしまった後半でしたが、攻撃面では、前半同様に19番成田安里の動きが良く、自らの突破や味方を活かすところも含めてチャンスに絡むプレーが多くあったものの、残念ながらゴールには至らずでした。

狙いというところで、面白いと感じられたプレーが後半26分にあったのですが、中盤辺りで42番吉田来綺がパスを受けた時に、31番大野海翔が走り出していた場面で、相手ディフェンダーの左から通せば、確実に通っていたものの相手ディフェンダーと対峙するような形になるところで、ディフェンダーの右(そのディフェンダーとキーパーの間くらいのところ)を狙って鋭いパスを通し、結果的には、相手キーパーがギリギリ先に触ったものの、31番大野海翔もそのパスの意図に気づいて加速して走りこんでいて、先に触れれば、よりゴールの可能性が高かったというプレーがありました。こういう狙いと、それを感じ取って走りこむ選手がいるという状況ができていたこのプレーはかなり良かったと思います。

0-0のまま時間が過ぎていき、このまま行くと延長戦はないため、PK戦が見えてくるかなと言う残り3分くらいの時間で、浦和がゴールを奪います。

42番吉田来綺を起点に、33番小川聖凪がパスを受けテンポよく近い距離の選手(誰かわかりませんでした)に下げて抜け出した33番小川聖凪に再びパスが渡り、シュート。これをキーパーが弾いたところを29番伊澤壮平が押し込んでゴール。試合終了まで残り少しと言うところで先制に成功します。

その後、やや長めと感じられるアディショナルタイムに相手フリーキックからヘッドで合わされて同点にされたかと思われたものの、これは、オフサイドの判定。

結果的に、1-0で勝利となりました。

続けて、FC東京U-18B戦です。

13:00キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半9分⇒18番関大輝)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼(後半スタート⇒31番大野海翔)、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に36番瑞慶山一真(後半9分⇒29番伊澤壮平)、右に38番舘樹(後半9分⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希(後半スタート⇒39番戸田大翔)と43番チェコ(後半17分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半9分⇒33番小川聖凪)、右に44番レオ(後半22分⇒2番長田拓巳)

となります。

この大会の締めくくりの試合ということで、もちろん勝利を狙いつつですが、湘南ベルマーレ戦と比べると、最終戦なので多くの選手を出場させるという意図も若干あったようにも感じられる試合。

開始から、相手のパス回しや突破の対応に苦しみ、相手ペースでしばらく試合が進みます。前半3分に抜け出されてシュートを打たれるなど、危険な場面を作られつつ、前半7分にペナルティエリア僅か外辺りで与えたフリーキックを直接決められ、0-1と追いかける展開を作られてしまいます。

浦和も前半14分に、43番チェコと38番舘樹のパス交換で抜け出した43番チェコがシュートを放つもディフェンダーにコースを消されて決めきれず、直後にもフリーキックの場面で43番チェコからのボールに味方が合わせられればというところで相手ディフェンダーがクリア。

前半18分には、44番レオが高めの位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、ドリブルで仕掛けるも相手ディフェンダー2枚にコースを消されて奪われます。

前半19分には、43番チェコから32番岡田翼、そして、ゴール前に走りこんだ36番瑞慶山一真に合わせヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。

前半23分には、32番岡田翼のスローインから9番波田祥太が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも抜け出した26番舘澤佑磨にパスを通し仕掛けるも相手ディフェンダーに阻まれます。

相手の攻撃も多くなる中で、前半25分には、サイドから突破されてしまいシュートを放たれるもここはGK30番川﨑淳が好セーブ。

前半を0-1で折り返します。

後半は、開始早々に23番山本陽生真からの縦パスを9番波田祥太がキープしてからの突破などでチャンスを作るなど流れを引きもどせるような攻撃が見られたものの、後半6分に、またもやフリーキックを直接決められてしまい、0-2と2点のビハインドを背負う難しい展開になります。

後半14分に、39番戸田大翔から29番伊澤壮平を経由し、前線の44番レオにパスが通ると、果敢に仕掛けてコーナーキックを獲得。

そのコーナーキックからの流れで、43番チェコがクロスを上げたところで、走りこんだ23番山本陽生真がペナルティエリア内に侵入したところで相手に倒されてPKを獲得。

このPKを39番戸田大翔が決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

その後、後半25分に26番舘澤佑磨から、29番伊澤壮平、42番吉田来綺とパスが繋がり、長めのクロスをタイミングよく受けた2番長田拓巳がシュートを放つも、これはキーパーにキャッチされます。

更に、後半28分には、31番大野海翔から39番戸田大翔、29番伊澤壮平とパスが通り、右から抜け出した42番吉田来綺にパスが通り、シュートを狙うもこれもコースが甘く相手キーパーにキャッチされます。

試合終了間際には、29番伊澤壮平がミドルシュートを放ち、これが僅かにゴール左にそれます。

試合終盤に何度か追いつくチャンスはあったものの、決められず試合は1-2で終了となりました。

 

この大会の最終戦は、勝利では飾れなかったものの、この大会のスタート時と比べると見違えて動きが良くなった選手もいますし、もともと自信を持ってプレーしてくれれば、かなりポテンシャルを最初から感じていた選手が、この大会中に、一つ殻を破ったと感じられる部分もあったりしました。

正直に書きますと、暑さや、移動が多かったりで、交代選手も多い中で、私自身もどこまでしっかり試合が見られていたか若干怪しいところも多かったのが反省点にはなります。おそらく、その起点は別の選手だとか、そんな内容も多くあったりするかもしれませんがご了承ください。

とにかく、私自身、3日間通してこの大会を見られたことで、また色々な発見をさせてもらいましたので、よく書いていることですが、ここで感じたことを踏まえて、また次の試合で見て行く流れになりますので、次は和倉ユースになると思いますが、楽しみにしています。

3日間お疲れさまでした。

ではでは!

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