GO FOR WORLD CUP 2019/12/26 2日目 浦和レッズユースvs藤枝東高校3-1勝利、vs作陽高校 0-0引き分け・・・見どころ満載の2試合

どうも、ブクメです☆

GO FOR WORLD CUP2日目も行ってきましたよ。若干天気が怪しい2日目でしたが、結局ほんの一瞬ほんの少し雨粒が落ちるような時間はあったものの、サッカー観戦という点では比較的恵まれた中での観戦になりました、寒かったですが。

26日は、10:00からvs藤枝高校戦、13:30から作陽高校戦と2試合が行われ、昨日に引き続き、午前の試合は、1年生と中学3年生中心のメンバーで行われ、午後の試合が、おそらく現状のベストメンバーに近い形で臨むという試合になりました。

大会を勝ち進み、最終日を埼玉スタジアム第2,第3グラウンドで戦うためには、グループ1位通過(または、2位の最上位)をという見方もありますし、目指せるのであれば目指してもらいたいですが、とにかく私としては、今年の締めくくりの大会で新チームとして戦う最初の大会ということで、そのスタートでの全体的な雰囲気も含めて、来年が待ち遠しくて仕方ないような何かを感じたいというのが最も求めるところと言うか、同時に、これは、シーズン前だろうがいつもそうですが、連続で見ることで、短い期間でも変化を見つけたいという部分も大きく、この大会で言えば、4日間と短い期間の中での変化も見つけたいなと思いながら見ています。

大きなところで言えば、1日目と2日目で既にわかりやすく変化があったのは、午前の試合に臨んだメンバーの戦いぶりですね。

昨日のブログでは、はっきり書いてしまいましたが、細かい事情はあるにしても、気持ちが伝わってこないというところが気になっていたのですが、今日の試合では、見違えるくらいに気持ちが伝わってくる試合になりました。よって、今日は、2試合とも楽しませていただきましたということですね。

本当にAチームだろうが、Bチームだろうが、フェスティバル的な大会だろうが、練習試合だろうが、選手が目指すところは高いところなのですから、そこは、感情的に昂らなくても、そこを意識的に上げていけることも成長につながっていくことだと思うんですよね。

ということで、2日目もあまり細かいところまでは触れませんが、簡単に試合のことを書いていきますね。

vs藤枝東高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に35番島垣翔、センターバックに40番茂木柊哉(後半スタート⇒32番岡田翼)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に43番土橋公哉と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に36番瑞慶山一真

*43番土橋公哉と44番堀内陽太は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

↓後半スタートの布陣はこんな感じ。

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに43番土橋公哉と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に36番瑞慶山一真、真ん中に35番島垣翔と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に42番吉田来綺

 

采配として、なかなか思い切ったことをやるなと思ったのが、中盤の真ん中の2枚を中学3年生の43番土橋公哉と44番堀内陽太にまかせると言う形。この試合で43番土橋公哉は初めての出場となったわけですが、私の記憶が間違っていなければ、以前、練習試合の前橋商業高校戦でコウヤと呼ばれていた選手の答え合わせというか、その時に見ていたのが、おそらく43番土橋公哉ということで、その時も感じたように、このポジションでの球さばきは、かなり落ち着いたものがあり、一緒に組んだ44番堀内陽太も昨日既に見ていたので、もちろん、チーム自体が昨日と比べて、一人一人のプレーの強度や気持ちの部分で強く入れていたこともありますが、かなり機能した形で序盤から戦えたと思います。

その流れの中で前半9分に33番小川聖凪が、見事なループ気味のシュートで先制点を上げられたことも大きかったと思います。

やはり、相手も強豪の藤枝東高校なので、パスを回し始めてリズムをつかみ始めてからは、個々での直線的なプレスだけでは、いなされて、かいくぐられる場面も増えてきて、やや相手ペースになる時間も増えてきたものの、この試合で大きかったのは、そのような時間帯でも、巡ってきたチャンスでしっかり得点を奪えたことですね。

やや相手ペースになっていた前半29分に、一つのチャンスで33番小川聖凪が絡む形でペナルティエリア付近でパスを受けた42番吉田来綺が、しっかりコースを狙ったシュートで決めて2-0と引き離して前半を2点リードで折り返すことができました。後半にサイドからの危険な攻撃を何度か受けて跳ね返していたものの、後半10分にニアで合わされて1点返されて、やや難しい展開になったものの、試合終了間際の後半29分にこれも1つのチャンスで抜け出した36番瑞慶山一真が、キーパーと1対1になった場面で落ち着いて決めて3-1と突き放して勝利となりました。

シンプルに勝利もそうですが、球際の激しさなど、試合に臨む姿勢が昨日とは明らかに全体的に違っていたのが、かなり良かったですし、楽しかったですよ。

得点にならなかった場面でも、前半13分の28番アピッチ輝からの正確なロングフィードを左前線で受けた38番舘樹がシュートまで持ち込んだ場面など、迫力のある攻撃も何度も見られました。あとは、細かいことはわかりませんが、40番茂木柊哉も負傷していたと聞いていたので、前半のみでしたが、この試合で復活するところが見られました。

あとは、ピッチ外になりますが、怪我をしていると聞いていた24番佐藤優斗が、線審でしっかり走れていた姿を見て、怪我の回復は順調なのかなと確認できたり。まあ、そういうところも、チラチラ見ているわけです、私たちは。

続いて、午後の試合ですね。

vs作陽高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半26分⇒33番小川聖凪)、右に37番高橋悠(後半21分⇒42番吉田来綺)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒19番成田安里)

なんとなくですが、怪我明けの選手は、半分くらいでみたいなイメージでこの大会は起用しているのかなと勝手に推測していて、午前の試合の茂木柊哉と同じく、この試合では、19番成田安里も後半のみですが、プレーしている姿が見られ、前日も今日も前半のみのプレーとなった17番盛嘉伊人は、昨日に比べて今日は、プレーのキレが良くなってきていましたね。時々切り返しの時などに、しっかり踏み込めずにもつれるような場面が見られたので、まだ万全ではないのかもしれませんが、怪我と聞いていた選手が少しずつプレーに戻れて状態が良くなっていく様子がこの試合でも見られました。

試合全体では、この試合では、相手の作陽高校がかなりラインコントロールの指示がベンチから飛んでいるところで、20番木下翼や37番高橋悠が、裏を狙った抜け出しを再三試みる中で、オフサイドになることも多かったのですが、こういう駆け引きが多く見られる試合というのも、何か久しぶりなような気がして、同時に、前線に入った29番伊澤壮平がポストプレーで味方を活かし、自らも行ける時には抜け出す姿勢を見ると、なんだか、だいぶ昔になりますが、現在松本山雅FCでプレーする阪野豊史がユースにいたころのプレーとダブらせてみたりしつつ、ブログを書く前に、そういえば、伸さんがやっていた頃で考えるとジュニアユースの時の進昂平と関根貴大の関係性みたいな、そういうのを勝手にダブらせて見ていました(あくまで個人の見解です。)

当然ながら、伸さんの体制下で、多くの選手の特徴がこれからもっと引き出されていくわけでして、その点では、スピードのあるドリブラーや体の強さもある大型の選手も、攻撃のセンスが類まれな選手(たぶん、本人がまだあまり自覚していない)もいますし、これらの選手たちが既にこの大会で、片鱗を見せているのと同時に、負傷中の選手が復帰してきたら攻撃の部分でもどれだけのオプションが生まれてくるのかと思うと、いや、見る側としては、これほど楽しいことはないのですが、競争としては激化するのだろうなと思うわけです。

同時に、昨日も触れましたが、バランスを取る役割としての16番根岸恵汰に求められるものは大きく、その点では、昨日よりも今日のプレーはさらにドッシリしだしていたと私は感じているので、ここも楽しみになるわけです。

ただ、やはり全体的に相手キーパーを脅かすようなシュートが少ないようにも感じられるので、その辺りの変化がまた楽しみなわけです。

・・・このくらいにしておきます。

あとは、明日のグループ最後の1試合で野洲高校にしっかり勝って、その後のB戦でも、今日の午前のような意識を持ち続けて戦ってもらえると最高に楽しいです。

・・・で、昨日も予告しましたが、明日は、試合の後に予定があり、最終日も試合の後に予定がある流れになるので、明日以降のブログは、書ければ夜中に書きますが、29日辺りにまとめてになる可能性も高くなります。写真は、夜中には上げられると思いますが。

ではでは!

vs藤枝東高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs作陽高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

【アニ山】プリンスリーグ東海・富士市立-藤枝東を観戦してきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。9月7日ということで、時間は前後しますが、私も大阪に向かって友人の余った18切符を使った楽しい電車の旅をしていた同路線を利用してのアニ山さんは、富士市立高校へプリンスリーグ観戦に行っていたようです。

静岡方面の高校の情報は、まったくないので、アニ山さんにお任せですw

では、どうぞ。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

先週末の段階で、18きっぷが1日分あまっておりました。9月10日の使用期限までに、これを使わねばなりません。

9月7日・土曜日は、自宅から始発電車で出発すれば、仙台スタジアムでの【ソニー仙台vsFC大阪】 、豊橋市民サッカー場での【マルヤス工業岡崎vsホンダロック】なんていうJFLのカードも日帰りできる範囲でありまして、そちらのほうが費用対効果が高いというか、18きっぷを最大限に活用できたのですが、前の日の夜、お酒のお付き合いがあったため、もう、朝は起きられませんでした。

そんなこんなで、9月7日は富士市立高校グラウンドでのプリンスリーグ東海・第13節、富士市立vs藤枝東の試合を観戦してきました。
富士市立は16時キックオフでしたから、出発は11時で間に合います。富士市立を訪れるのは今年2回目ですが、静岡東部のチームが所属していると、関東の人間としてはプリンス東海の観戦しやすくなるので、大変ありがたいです。

【富士市立 0 – 2 藤枝東】

さて、ゲームのほうですが、
富士市立の、狭いエリアでボールを失わず、窮屈なところでも細かく丁寧にボールを繋いでいくき、そして個々が献身的に動くという、テクニカルでかつ連動性のある、個の力と組織力が融合する面白味のあるサッカーは相変わらず。
一方、藤枝東の状況判断に優れた試合運びをもさすがで、やっぱり、こう、サッカー的なインテリジェンスを感じさせます。

試合が動いたのは後半頭。
藤枝東は前半40分に負傷の影響で#9新堀祐生→#15前原乙仁という交代があったのですが、さらにハーフタイムに#13斎藤仁→#4稲葉楽と入れ換えます。
#13斎藤は4-1-2-3の右ワイドで、再三裏をとる仕掛けをみせていて、素人目には充分機能しているように見えたのですが、彼に代えて#4稲葉を投入し右サイドバックへ。スタメンで右サイドバックの#2遠藤亮太を前に出して右ワイド、と配置を組み換えます。

そして、この采配がハマりました。

後半4分、ハーフェーでボール奪った#10坂本康汰が大きく右に振り、それを受けた#2遠藤のクロスを#8栗山且椰が中で落とし、最後はオーバーラップした#4稲葉が狙い澄ましたシュートでゴール。
直後の5分にも#2遠藤のクロスに#15前原がダイビングヘッドで、畳み掛ける追加点。
ポジションを移した選手、途中出場の選手が軒並み得点に絡みます。

先制点の起点になった#10坂本も、#2遠藤へのロングパスは振り向き様のノールックといった感じで、視野の広さというか、空間の把握が凄いなと唸らせるプレイでした。

富士市立は、前半のいい時間帯に先制できなかったのが残念。特に、#5青木一真のシュートがポストに嫌われた前半19分の場面は完全に崩した決定機で、「これが決まっていたら、また別のゲーム」というヤツ。0-2のスコアで迎えた後半20分には、藤枝東のボールロストから富士市立#7仲澤俊輔、#11遠藤克樹が立て続けにゴールに迫った場面もありましたが、最後は藤枝東のディフェンス(恐らく#6浦部舜?)が最後はゴールマウスでスライディングしてシュートを弾き返すというファインクリアに阻まれ、ここでも流れを引き寄せることが出来ませんでした。
また、富士市立はエースの#10勝亦健太が見せ場を作れなかったかな、という感想です。
前半は、キーパー正面をついたり、枠をとらえきれないシュートはありながらも、決定機には至らなかったかな、という感じ。2点を追い掛ける展開となりフレッシュな攻撃陣が投入された中終盤には、右に開いたり、トップ下かボランチ辺りまで降りてきて、タメを作りながら攻撃の起点になる動きも模索しましたが、藤枝東に上手くいなされ、抑えられた、そんな印象です。

前半は富士市立が支配する時間帯が多かったと思いますが、終わってみれば名門校の勝負強さを目の当たりにしたゲームでした。

最後に、5月に富士市立を観戦した際も同様のことを記しましたが、富士市立のキーパー#1船山蒼太のコーチングは素晴らしいと感心します。
単にディフェンスブロックの修正・調整にとどまらず、攻撃も含めたチーム全体を見通しての声が飛んできます。ピッチに監督がいるような質のコーチングです。
もちろん、負け試合で、かつ後半立ち上がりの「2分間で2失点」という失点の仕方の悪さもあり、手放しでは誉められませんが、極端なハナシ、彼のコーチングを聴くだけでも富士市立まで足を運ぶ価値があると思いますので、ユース年代の観戦がお好きな方には是非富士市立のゲームをお薦めしたいと思います。

GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

第6回ジャパンユースサッカースーパーリーグ2014/3/2 浦和レッズユースvs藤枝東高校 T0-2敗戦/TM0-2敗戦・・・相手守備陣を崩せず、チームとしての現在地にも違いあり?

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どうも、浦和サポブクメです☆

昨日に引き続き、レッズランドに足を運びJYSSLの藤枝東高校戦を観戦してきました。今日も生憎の空模様でしたが、T戦の時は、なんとか雨は降らずに済みました。TM戦の時は、終始小雨がぱらつく中での試合となりました。

寒さは、昨日よりも寒かったように感じます。肌に当たる風が痛い感じでしたね。

昨日は4選手ほどが、大原でのトップチームの練習に参加しておりいませんでしたが、今日は、その選手たちも戻り、試合に出場していました。

昨日の相手の前橋育英高校は、チーム作りに苦戦している様子もありましたが、今日の藤枝東高校は、かなり現時点でチームとしての完成度が高い印象がありました。同じく観戦していた方にもそんな話をしていたのですが、2年前のGo forの時の東福岡高校のようなイメージで、チームとしての戦い方が新チームの早い時期から浸透していて、安定した強さを感じる印象のチームでした。それは、T戦もTM戦も同様でした。

では、試合の話に移ります。

藤枝東高校戦(T)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に6番荒木聡太、右に2番橋岡和樹、ボランチに4番茂木力也と8番斎藤翔太、トップ下に9番小島良太と10番小川紘生、FWが11番邦本宜裕

となります。

対戦相手の状態もあるため、一概に前日とは比較はできませんが、昨日よりも前線からのプレスは激しく来ない相手ではあるものの、守備の堅さが非常に印象的な相手に対して、個々の選手での迫力は今日の方が感じられた浦和でしたが、崩すための工夫が足りず、結果的に焦れて、個々の選手が突破を図って奪われるという場面が多いように感じられました。

今日ボランチに入っていた4番茂木力也がボランチのポジションから、バックラインに降りたり、前線に攻撃参加したりと、存在感のあるプレーを繰り広げていたのが印象的です。

また、これは、他の方が話していた話の受け売りでもありますが、昨日は、やや中盤と前線の距離の間が空いていて中盤を経由した攻撃にスムーズさを欠いていたところを8番斎藤翔太が上下の動きをうまくつけて動いていることで受け手として器用なポジショニングを取っていたことが印象的でした。

ロングフィードの回数は多くなっていたものの、そのパスが前線で収まるという場面は少なく感じました。試す時期として、また、出場する選手によって指示を使い分けているのか、今日は比較的選手任せの攻撃が多く、前半は、例えば、2番橋岡和樹から11番邦本宜裕にあてて、高めの位置に上がった4番茂木力也にパスをだし、仕掛けていく形だったり、右、前線、中盤、左とピッチを広く使う意識で多くの選手が動けるような試みも多かったのですが、次第に相手の守備に跳ね返されたりすることで、全体的に焦れる場面が多くなったというか、パスがずれたりするケースがこれまでのように増えて来た印象があります。

サイドから仕掛けた際のクロスの精度も含めて、何かそれぞれがそれぞれになってしまっていたり、ゴール前に入る人が少なかったり。攻め込めている印象は多く、一見すると攻め込んでいるように見えたものの、相手の形にはまっていたのかとも感じられました。

守備に関しての課題は、この試合も継続ですね。どうも、バックラインに関しても人の入れ替わりを多く求められるためか、相手の攻撃に対して数的不利でない場面でも、受け渡しなどがうまくいかずに、持ち込まれて危険な形になるというケースが多いように感じられました。

ただ、攻め込んでいる時間自体は多く作れていたので、これを好要素として考えていけば、少しずつ改善していくかもしれませんね。

試合は、20分に失点を喫し0-1となり、後半は、昨日のT戦、TM戦でそれぞれワントップで出場して持ち味を発揮した2人が、後半10分までに投入されます。まず6分に、6番荒木聡太に代えて13番清川大輝、10分に9番小島良太に代えて16番松澤彰が入りました。

13番清川大輝が入ったのは左サイドとなり、また少し求められる動きが違うポジションが違いましたね。昨日連携が凄く良かった9番小島良太とのコンビネーションなども再度見たかったものの、4分後に9番小島良太も下がってしまいましたので、その辺りは見られず。

20分には、21番中塩大貴に代えて26番堀内千寛が入ります。

結局、32分に1点追加されてこの試合は0-2で敗れています。

今は試す期間。そして、基本的にはこの試合のスタメンメンバーをAチームとしてチームを作っていきたいという意図は伝わってきますが、もしかするとそれぞれの選手の個性が強すぎて、難しいことが多いのかもしれませんね。また、昨日の試合で目立った活躍を見せていた選手が後半比較的早めから投入された流れは良かったと思いますが、ポジションの移動など色々試し過ぎたというか、チームとして意図のある交代にならなかったような印象もあり、やはり全体としては、相手のペースでの試合にはまってしまっていたのかな~という試合でした。

T戦が終わり、ボーっとしていたら、TM戦は隣のグラウンドで、それに気づかず、慌てて移動しました。

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藤枝東高校戦(TM)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に19番川上開斗、右に5番吉原大、真ん中に23番石井康輝、MFが左に12番松崎洸星、右に22番東伸幸、ボランチに17番影森宇京と7番勝野瑛、トップ下に26番堀内千寛と13番清川大輝、FWが16番松澤彰

となります。

一応3バックのメンバー構成で書きましたが、なんとなく、4バックのようにも見え、ボランチが3枚のようにも見え、結局フォーメーションに関しては最後までよくわからない部分もありました(ゴール真裏あたりから見ていたので、という言い訳をさせてください。)

後半スタートのメンバーは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に19番川上開斗、右に5番吉原大、真ん中に23番石井康輝、MFが左に12番松崎洸星、右に28番中塚貴仁、ボランチに14番長嶋巧と7番勝野瑛、トップ下に15番中村透と24番松尾佑介、FWが27番新井瑞希

後半の交代は、13分に、19番川上開斗に代わり22番東伸幸、20分に7番勝野瑛に代えて17番影森宇京。

となります。

得点経過としては、この試合もT戦同様に前半(23分)に1失点、後半(12分)に1失点で0-2で敗戦となっています。

 

正直なところ、今日の試合はT戦、TM戦含めて組織的なプレー面での相手チームの良さが目立つ部分が多く、浦和に関しては、色々試しているという様子が強かったので、色々試している中での動きがごちゃごちゃに頭に入っているので、書き出すことができません。

ただ、少なくとも、練習試合が毎週組まれる例年のこの時期よりも、JYSSLで公式戦として今日のような相手と戦うことができ、公式戦として臨むことができることで、昨年よりも、しっかりした目線でチーム作りが進められていくという期待も持つことができるのも事実です。

この時期の状況を見ていて、昨年のチーム作りの流れが頭をよぎって不安になることもあることは事実ですが、そこは、体制2年目ですから、チームのメンバー構成のバランスなども、試す中でしっかり分析されて考慮されていくと思いますので、そのうちの1つの試合としては、今日の試合は、守備組織の高い相手への経験と、そこから見つかった課題として還元されていくと思いますので、踏まえての次を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

おまけの写真です。

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GO FOR 2018 CUP 2011/12/25/ 1日目第2戦 vs 藤枝東高校 3-0勝利・・・ベースとなりそうな試合

与野八王子グラウンド2011年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日25日から始まったGO FOR 2018 CUP。午前の立正大淞南高校との試合は、バランスの悪いところを突かれてB戦も含めて大量失点で敗れるというスタートになりました。新チームを作っていく段階なので、試して苦しんで、は当然のことなのですが、この大会自体のタイトルを狙うことも当然必要になります。

試すことと同時に、今のメンバーで考えた際にしっかり戦えて勝てるメンバー構成での試合も見て見たいと思っていたところで迎えた夕方の藤枝東高校戦。

ここで、「なるほど!」と思えるような安定した戦いぶりを見ることとなりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に28番広瀬陸斗、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

このスタメンを見た時に、2年生の選手たちが、今はジュニアユースの2年生の監督をやっている岩瀬健監督がコーチとして彼らを指導して戦っていたU16リーグの時の守備ラインとボランチの構成だと思いだしました。西袋裕太がボランチで寄特直人がセンターバックと言う時もありましたし、左サイドバックが小坂慎太朗の時もありましたが、このボランチを含めたバックラインはその時も非常にバランスよく機能していたのを覚えています。

そして、思った通り、4番寄特直人がボランチとして非常に気の利いたプレーや時には攻撃参加なども見せることでこの試合は、終始浦和がペースを握り続ける試合となりました。

また、午前の試合の敗戦でチーム自体に喝が入れられたとは思いますが、一つ一つのプレーを激しくすることもできており、11番小峯洋介と7番繁田秀斗の運動量と激しさはその中でも目を引くものがありました。

・・・が、やはり今日は11番小峯洋介の日ではないということなのでしょうか、この試合も決定的なシュートを何本も放つものの、好セーブにあったり、ギリギリ外れたりと得点するところまで行かなかったのです。改善する点は・・・というより、このまま続けていれば良いと思います。

ある程度慣れているためということもあるとは思いますが、守備ラインの部分で、左サイドバックの5番佐藤大介が上がった時や、右サイドバックの2番新井純平の上がった時のカバーの動きなども、センターバックの2人がケアして動いたり、ボランチの4番寄特直人がちょうどよい位置に下がったりと、スムーズでほぼ完ぺきに相手の攻撃をシャットアウトしていました。

攻撃の部分では、右前線に入った23番條洋介の動きが呼応するように良く、2番新井純平のコーチングと共に鋭く相手ゴールに攻め上がる場面が何度も見られました。

コンビネーションと言う点でも良かったのですが、この23番條洋介の個人技からゴールが生まれます。

15分に、右前線でボールを受けた際にドリブルで中へ切り込み、ディフェンダーをかわしてゴール。

このゴール以外にも、前半終了間際に2番新井純平からのパスをヒールで10番中村駿介が走りこんでいた、スペースへ下げて10番中村駿介のミドルシュートの場面を演出するプレーなども見事でした。

7番繁田秀斗も守備に攻撃に、ここにいたら助かるというポジションを見つけて動けており、この動きから作った決定的なチャンスがありました。4番寄特直人がゴール前のスペースを見つけてパスを通すと、そこにしっかり7番繁田秀斗が走りこんでおり、キーパーと1対1の場面になります。シュートを打っても良い場面だったとは思いますが、フリーで走りこんだ11番小峯洋介にパスを送り決定的な場面を演出します・・・が、このシュートもキーパーに阻まれてしまうのですが。

パスの選択肢もOKですが、あの状況なら問題なく決められたと思うので、7番繁田秀斗自身にゴールを狙ってほしかったとも思います。

ということで、前半は23番條洋介のゴールで1-0で終了。

後半スタートから、11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入りました。21番進昂平はそのままフォワードの真ん中に入りプレー。本来のポジションでやっとプレーしてくれました。

で、期待通りのプレーをしてくれ、見ている場所からは浦和の後半攻めるゴールが遠かったので細かいプレーは見えなかったのですが、後半は21番進昂平が前線でチャンスを作る場面も多く、自身も2ゴールを上げる活躍。

後半の、途中交代は、28番広瀬陸斗に代えて20番須藤岳晟、6番西袋裕太に代えて27番齋藤一穂でした。

球際の激しさなどを考えると第1戦の立正大淞南の方が激しかったと思う部分もあるので、この1日目だけで判断するのは尚早かとは思いますが、この試合のメンバー構成というのが、新チームのベースになっていくのではないかと思われるような、安定感がこの試合にはありました。

この試合を踏まえて、明日以降の試合も見ていきたいと思います。

試合数が多いため、あとに見た試合のほうが記憶に残っているということで、先ほどのブログ…自分で見ても雑な感じになってしまいすみませんでした。

この傾向は、続くと思いますが、ご勘弁ください。

ということで、初日の結果は1勝1敗(得点4、失点3)になっています。

では、明日も楽しみにしています。

お疲れ様でした!

ではでは。

 

 

第4回GO FOR 2014 CUP グループリーグ第3日目第2試合 2010/12/27 vs藤枝東高校 4-1勝利・・・錯覚しちゃいました

レッズランド人工芝グラウンド2010年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

お気づきの方、いらっしゃいますでしょうか?はい、写真が昨日の午後の試合の使いまわしなんですw 写真撮り忘れました!今日は、昨日以上に雲がなく日が沈む瞬間まで逆光状態でまぶしかったです(という状況を踏まえて写真から今日の情景を想像してみたください。)

ということで、大会3日目の第2試合は藤枝東高校との対戦となります。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に18番西袋裕太、左サイドバックに27番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに25番金野僚太、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

なんか凄い試合でした。来年を見越して新チームが葛藤しながらも戦い続ける姿を見るのがこの大会の醍醐味と考えているわけですが、この試合の展開は見事の一言でした。

試合開始から、オーバーラップした27番小坂慎太朗のヘディングシュートに始まり、シュート意識が一際高くなった10番矢島慎也のミドルシュート、最初のシュートは入らなかったものの、そのすぐ後に同様の場面で放った豪快なミドルシュートがゴールに突き刺さり先制します。

11番堀田稜の存在感は1試合目で書いた通りでこの試合も左サイドから仕掛け、何度もクロスを上げたり、10番矢島慎也とのコンビネーションから何度も攻めます。また、CBの13番寄特直人と18番西袋裕太のロングフィードも1試合目同様に精度高く一気に展開されます。1試合目ではやや攻撃面ではおとなしかった13番片槙吾ですが、らしさ溢れるループシュートでキーパーを見事に越える・・・も、惜しくもクロスバーに当たり得点ならずもらしいシュートを放ちます。

後半に入り、11番堀田稜と25番金野僚太がポジションチェンジして11番堀田稜は右サイドに移ってからも存在感を発揮し、前半の10番矢島慎也のゴールと同様にペナルティエリア外から豪快なミドルシュートを決めます。

17番カドコダイ・アシカンもポストプレーや仕掛けるも、なかなか上手く行きません(後への布石。)

守備ラインでは、センターバックはスピード勝負になると苦戦するため色々工夫していく必要があるわけですが、対応に関してはまだ課題も多く、後半に入ってから真ん中を突破されてしまい、1点を返されてしまいます。ただ、味方のカバーや相手の攻撃の起点にパスが渡った瞬間を18番西袋裕太がプレスをかけてインターセプトするなど、守備面もだいぶバランスがよくなってきた印象があります。

攻撃面では、17番カドコダイ・アシカンのポストから25番金野僚太が受け、そのままサイドを駆け上がりクロスから10番矢島慎也がシュートを狙うなどテンポ良い攻撃を仕掛け、FKのチャンスでは再び11番堀田稜が鋭いシュートでゴール枠を捉え、キーパーが辛くも弾くも惜しいチャンスを作るなど1点返されても浦和ペースは変わりません。攻撃面では抑え気味の20番新井純平も徐々にタイミングで上がるシーンが増えてきます。

後半途中に25番金野僚太に代えて3番小出啓太が入ります。右サイドバックに3番小出啓太が入り、20番新井純平は右サイドの前線に入ります。珍しい布陣ですね。

この交代により、3番小出啓太と20番新井純平で上手く前後のバランスを取りながら仕掛けるシーンが増えます。ちょうどこの辺りから6番野崎雅也がトップ下の攻撃的な位置にポジションを取り、10番矢島慎也からのパスを受けミドルシュートを放つなど攻撃的な動きが増えます。その攻撃的な姿勢が得点に繋がります。6番野崎雅也がボールを持つとドリブルでペナルティエリアに侵入、たまらず相手ディフェンダーがファールで止め、PKを獲得します(このファールで相手ディフェンダーは一発退場。やや厳しい判定泣きがしますが・・。)このPKを10番矢島慎也が落ち着いて決め、3-1になります。

この後、20番新井純平が絡んだ右サイドからの攻撃が増えたかと思うと守備が足りない時にいつのまにか攻められると危険なポジションまで下がって埋めていたり、らしさが多く見られました。

20番新井純平のクロスから17番カドコダイ・アシカンのヘディングシュート、10番矢島慎也からのクロスを20番新井純平がシュート。このシュートは大きく外れる。再び右サイドからの20番新井純平のクロスに17番カドコダイ・アシカンがシュートを放つ。これも外れる。20番新井純平が絡んだチャンスも多くなります。

そして、この試合の最後のゴールが生まれるわけですが、これが先ほどの布石の結末ということで、コーナーキックのチャンスから17番カドコダイ・アシカンがゴールを決めます。

このゴールの瞬間、ピッチサイドも妙に盛り上がったのですが、選手もみんなで17番カドコダイ・アシカンに駆け寄り大喜び。それを見つつ、見ているこちら側も更にテンション上がりまくりで、まるで大きな大会の決勝ゴールを決めたかのような盛り上がりぶりになりました。

チャンスに多く絡みながら得点ができなかった17番カドコダイ・アシカンのようやく決めたゴールだからなのでしょうか、とにかくアシカン決めたぞワー!という感じで良かったです。

結局試合は4-1で終了。

詳しくは、わからないのですがこの勝利と得点でグループ2位以内に食い込めたようです。

結果的にこの試合は、断片断片で新シーズンの浦和レッズユースの成功の可能性を期待させてくれるようなプレーやチームの雰囲気などを見せてくれた気がして妙なお得感をいただいてレッズランドを離れました。

どうせなら優勝したいですよね。せっかくなら、コンサドーレ札幌を下して優勝して終えたいですよね。試す意味の強い大会ですから、見る側もあまり結果を強く求めてはいけないのかもしれませんが、決勝トーナメントに進めているのであれば一つタイトルとって今年を締めくくってくれると嬉しいです!

連日連戦で疲労もたまっているかと思いますが、しっかり休んで明日の決勝トーナメントも今出せる力を見せてください!

ではでは~。

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追記。グループリーグの最終結果を確認したところ、勝点得失点差も並び、総得点で上回って2位で決勝トーナメント進出だったのですね。すごいことです!