埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/04/07 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-0勝利・・・もう1つの戦いもスタート!

どうも、ブクメです☆

味の素スタジアム西競技場での高円宮杯プレミアリーグのユース開幕戦観戦後、場所を埼玉平成高校に移動しまして、もう一つの浦和レッズユースが望む公式戦となる、埼玉県S2リーグの開幕戦を観戦してきました。

浦和レッズユースBとして、埼玉県のリーグに参加してようやく昨年S2リーグまで昇格を果たし、幸い私も比較的多くの試合に足を運ぶことができ、このリーグの上位争いをするチームのレベルの高さを感じることもでき、ユース全体として高いレベルの中で戦える環境ができてきたと感じた1年を過ごし、そのレベルの中でも、S1昇格争いを最後まで演じ手ごたえも感じた中でのS2リーグ2年目となります。

S2リーグに臨むチームの監督も今年は新しくなったため、見る側としては、新1年生(特に外部から来てくれた選手は、初見の選手も多い)も含めて、特に楽しみな要素が多い開幕戦となりました。

昨年は、確かS1リーグにAチームが所属するチームのBチームとの戦いがスタートは多く連勝スタートとなった中で、観戦はできなかったものの、Aチームでこのリーグに臨んでいる西武学園文理高校相手に初黒星を喫して、その次の試合でもAチームに敗れたということから、S2リーグのトップチームで来る相手に対しては、簡単には行かないと言うことを実感。ちなみに、今回対戦した西武学園文理高校とは、ホームとアウェイが入れ替わった2回目の対戦でも敗れたため、昨年2敗した相手といきなり開幕戦で対戦することになりました。

この相手に、どのような戦いができるのかも含めて、見る側としても濃い内容の試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠、右に14番千葉希(後半14分⇒35番島垣翔)、真ん中に39番戸田大翔と42番吉田来綺、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半35分⇒36番瑞慶山一真)

*26番舘澤佑磨が後半アディショナルタイムに準備も出場前に試合終了したため交代はなし

負傷者や、プレミアリーグの方でメンバーに入っていた2年生などあり、こちらのスターティングメンバーでは、3年生の3番清水哲太、14番千葉希以外は、全て1年生という構成になりました。

くどい様ですが、S2リーグは、浦和レッズユースにとっては、Bチームが望む戦いという位置づけにどうしてもなってしまいますが、見る側の私としては、そういう見方はしていません。もちろんプレミアの方のメンバーに入れない悔しさや、そこへ上がるためのアピールの場と考えてプレーする場として考える必要もあると思いますが、基本的には、埼玉県の上位校のトップチームも多く挑んでくる大会ですから、ここで臨むチーム自体がそのままプレミアリーグで戦ってもそん色ないくらいのチームになってくれることを望んでいます(もちろん、現実的には、ここで活躍した選手がプレミアのメンバーに入っていく流れにはなるので、難しいところですが。)

応援する側としては、Aチームがプレミアリーグにいる状況であれば、最大であと2つ上のカテゴリのプリンスリーグ関東までは昇格ができるので、そこを目指したチームになってほしいと考えて見ています。

その点で、この試合では、3年生の3番清水哲太と14番千葉希がチームを落ち着ける役割も含めて重要な存在となる試合でもありました。実際に、この試合でも声をかけチームを落ち着ける役割もしつつ、狙える時には、仕掛けていく形などもありました(守勢の時間帯で突破を試みて引っかかりカウンターを受ける場面もあったりはしましたが、もちろんアピールも重要なので、これに関しては、特に言うことはありませんw)

この試合で思い出した(実は、若干忘れかけていた)こととしては、やはり埼玉県の上位のトップチームになるので、90分を通しての勝負所での変化というものがあるなという点。それに関しては、後半のところで触れます。

正直なところ、序盤は、1年生中心で臨んだ浦和が試合を支配するような展開が多くなりました。相手の攻撃に関しても、特にセンターバックに入っていた34番工藤孝太が高いボールに関してはほぼ競り勝ち跳ね返し、センターバックで組んでいた40番茂木柊哉とともに安定した守備を見せていました。

前半10分くらいには、34番工藤孝太が攻撃参加して枠を捉えた強烈なシュートを放つ場面も見られるなど、ジュニアユースの時にフォワードもセンターバックも両方やった時のイメージ通りのプレーを堂々とやれているのが印象的でした。

まだ、この試合だけでは、外部から入った1年生の特徴を大まかにしか把握できませんでしたが、前線に入っていた33番小川聖凪は、印象に残るプレーが多く、大型のフォワードながら、柔らかくテクニックでかわす場面なども見られました。前半33分の得点の場面も、3番清水哲太のロングフィードをペナルティエリア内右辺りで受けて、アウトにかけてループ気味に決めたゴールに見えました(見ていた位置から、もっとも遠い位置だったので、はっきりはわかりませんでしたが。)

もちろん、ジュニアユースから見ていた37番高橋悠の前後半通してのスタミナがどれだけあるのかというドリブルでの仕掛けや突破、29番伊澤壮平の左サイドに流れながらの突破なども多く見られました。

・・・と褒めまくっておいて、落とすわけでもないのですが、1-0とリードして迎えた後半は、修正してきた相手に対して、守勢に回る時間がかなり長くなりました。この辺りが、やはりトップチームで来る相手と対戦する時の難しさで、浦和はスタートからかなり飛ばしてきたことで主導権を握ったものの、90分を考えてということではオーバーペースだったのかもしれず、後半にスイッチを入れてきた相手に対して、まずは、わかりやすく、寄せの速さに対して、精度が落ちたり引っかかる場面が増え、逃げるために大きく蹴る場面も増えてきてしまうなど、かなり危険な時間帯が長く続いてしまいました。

この時間帯に、落ち着けられるポイントがなかったことも後半が難しい試合になってしまった理由かと思います。

先ほど書いた、埼玉県の上位チームのトップチームがいるようなカテゴリになった時に、昨年も対応しきれずに試合終盤に形勢逆転されてしまって実際に追いつかれたり逆転負けしたのもこういうところで、90分を考えて強弱をつけながら、監督の采配も受けながら、勝負するところで効果的に変化してくるチームがいる。この難しさがあるんですよね。

結果的に、この試合は、なんとかしのぎ切って1-0で勝利することができましたが、S2を戦うチームにおいては、こういう相手に対しても、90分戦いきることをしていかないと、勝ち点が積み上げられないところもあるんだよな(という、忘れていた私も再確認したことでしたw)

とにもかくにも、S2リーグ開幕戦でこの相手に勝利できてスタートできたということは、かなり大きいと言えます。1試合を通した戦い方という課題も残りますが、実際に序盤の戦いぶりを見ていると、まだまだ慣れていないメンバー構成で連携などがずれまくってもおかしくないところで、思った以上に、できていたこと、ゴールを奪うための姿勢が多く見られたところなども、まだ1試合のみですが、S2リーグの今シーズンの戦いにもかなり期待させてもらえる結果となりました。

次節は、5月3日ということで、約1か月ほど先になることや、S2リーグを頂点として戦っているわけではないので、今回の開幕戦は、プレミアリーグとかぶったことで考えられたメンバー構成かもしれませんし、常にAチームの状況に影響されるのがS2リーグを戦う選手になるので、プレミアリーグとかぶっていない次節は、変化もあるかもしれないということを想定しつつ、新1年生の特徴ももっとつかめるように、おそらく足を運べると思うので、楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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