関東クラブユース選手権U-15大会2017/06/25 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズつくば 2-2(延長2-4)敗戦・・・既に全国は始まっている。

どうも、ブクメです☆

あくまでチームで言われていることが正しいとは思うのですが、色々な取り方考え方ができるのが今年の関東クラブユース選手権の本戦へ進める関東の枠数なんですよね。

関東の今年の枠は15チーム。そして、3回戦に進めんだ段階での勝ち残っているチーム数が16。2回戦で敗れれば、その時点で敗退。でも、3回戦に進んだ段階で、そこから敗退するチームは1チームのみ。それは、要するに、3回戦まで進むと、チームによって、どう考えるかが変わってくる可能性があるんですね。

もちろん、3回戦で勝って全国を決めてしまいたい。でも、負けたら敗退というギリギリの緊張感は、言葉で説明しても、持つことは難しいかもしれません。その意味では、既に全国は、始まっているという考え方で多くの経験を積ませつつ、新しい試みもしつつ、それでしっかり全国も掴んで本戦へ向けて考えていくみたいなことも、ある意味あるのかもしれません。

とか、スタートのメンバーが少し変わったことで考えたりもしましたが、よく考えたら暑さもあり、関東圏内であっても、まあまあの移動距離で前日に試合をした流れで、疲労度も考慮してのスタートであれば、十分考えられることだなと、ブログを書き始めて考えたりしています。そう、私は、裏の裏まで考えることが好きなんですね、めんどくさいですねw

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに9番佐藤優斗、右サイドバックに19番竹内優眞(後半14分⇒22番岡田翼)、センターバックに2番奥山圭介と5番遠藤基意、MFが左に24番戸田大翔(後半10分⇒13番堀井真海)、右に11番松村大也、真ん中に4番根岸恵汰(延長前半2分⇒23番工藤孝太)と8番盛嘉伊人、FWが30番高橋悠(後半10分⇒7番木下翼)と26番島垣翔(延長後半2分⇒50番桐山龍人)

となります(最近、人に頼りすぎていて、フォーメーションがよくわかっていない。4バックスタートだったはずですが、中盤、前線の辺りは、微妙に間違えた配置を書いている可能性大。別に、それは重要ではない・・・はずw)

さてさて、浦和レッズジュニアユースとしては、学年は変わっていますが、鹿島アントラーズつくばは、昨年の夏のクラブユース選手権で敗れた相手(リーグ戦でも敗れている)と言うことで、ある意味因縁があり、それでも、リーグ戦では2-0で勝利しているという状況で、今回、まずは、勝てば全国がその時点で決まるという予選3回戦のタイミングで対戦することとなりました。

今年のリーグ戦での同対戦カードを見ていないので、最初の印象としては、相手の方が体格の良い選手が多いなという印象を持ちました。また、今年は、ジュニアユースの試合には、あまり足を運べていませんが、予選の1回戦、2回戦と、カテゴリで言うと下のチームを相手にした戦いを見てきた流れで言えば、まず単純に、スピード感が全然違うなという印象があり、前日の戦いで比較的、自由にやらせてもらえるような戦いをした後でということで、その激しいプレッシャーにかなりスタートから、思うようなプレーができない印象がありました。

特に、前線に入った選手のタイプが今日は、ハイボールへの強さで競るタイプの選手ではなかったことから、サイドからの攻撃が多くなる中で、サイド攻撃に関しての寄せが特に早く2,3人で囲まれるような形でなかなか形が作れない印象が強くなりました。

早めの失点(前半3分)は、やや不用意なプレーからということで、避けられた失点なだけにもったいなかったですが、早すぎる失点は、切り替えもしやすいということで、そこからのプレーが特に下を向くことなく、徐々に相手の力強く、早い寄せにも対応できるようになっていったので、その辺りは良かったと思います。

先ほど書いたサイド攻撃に対しての寄せが特に早く厳しいなと感じたのは、前半24分のプレーで、4番根岸恵汰が中盤でインターセプトして、一気に攻撃に転じたい流れで、サイドから上がる9番佐藤優斗にパスをつなげてサイドから仕掛けようとしたところで、あっという間に3人に囲まれるような形になり、粘ったものの奪われてしまったという場面で特に感じたことです。もしかすると、攻撃の起点となるケースが多い9番佐藤優斗のサイドバックからの攻撃というのは、特にケアされていたのかもしれません。

33分に、相手攻撃からボールをキャッチした1番鈴木彩艶が、良いタイミングで9番佐藤優斗が駆け上がった前のスペースにボールを投げて、素早い攻撃に転じようとしたときにも、相手が攻撃パターンを知っているかのように読んでパスコースに入ってパスを奪われて逆に反撃を食らうという場面も印象的でした。

それでも、この辺も今年のチームの強さというか、大きなチャンスは、なかなか作れなかったものの、気が付けば徐々に浦和のペースで試合を運べるようになっていき、前半終了間際に、30番高橋悠が決めて同点とし、試合を振り出しに戻し、前半を終了することに成功しました。

1-1で迎えた後半は、スタートから、右サイドの11番松村大也が絡んだ攻撃が多くなり、2分には、サイドからドリブルで仕掛けてチャンスを作り、6分には、同じくサイドからの攻撃で仕掛けシュートを放ちキーパーが跳ね返したところを30番高橋悠が狙ってシュートを放つという形を作ります。後半13分には、19番竹内優眞から11番佐藤優斗とつなぎクロスに入ったばかりの13番堀井真海が競り勝ってヘディングシュートを放ちます。

同様に、途中から入った7番木下翼が左サイドからドリブルで仕掛けてチャンスを作る場面がありました。

26分のバックラインからの5番遠藤基意からのロングフィードがきれいに22番岡田翼につながって仕掛ける形も惜しかったですね。

後半は、比較的30分くらいまでは浦和ペースで進むことが多かったものの、30分に、やや相手にゴール近くでプレーされる機会が増えた時間帯に混戦の流れから、ペナルティエリア外にこぼれたボールが相手に良い形で渡り、ちょうど空いていたコースに見事なシュートを決められて1-2と逆転されると、勢いは相手に傾きます。

33分に、8番盛嘉伊人から11番松村大也、サイドを持ち上がり、クロスに13番堀井真海が合わせるもこれは、キーパーにキャッチされます。

1点ビハインドのまま後半終盤に、バックラインからのロングパスを11番松村大也がヘッドで競り勝ち、13番堀井真海につなげると、前線に人数が少なかったところで、自ら仕掛けることを選択し、その結果倒されてPKを獲得。そのPKを8番盛嘉伊人が落ち着いて決めて2-2と同点に追いつき、2-2の同点で80分を終了し、試合の決着は延長戦へもつれ込みます。

延長前半のスタートは、疲労がたまっていそうなところでしたが、気迫の部分や運動量では、相手より優っていたと思います。例えば、前線から7番木下翼や23番工藤孝太が激しくプレスをかけに行く場面など印象に残っています。

3分には、23番工藤孝太が混戦状態からシュートを放つ惜しい形を作ります。良い形で延長戦に臨めていると思って見ていたのですが、延長戦での最初のゴールは、相手に生まれました。

4分に、相手の攻撃でクロスから力強いヘッドで決められてしまい、2-3とされると、点を取らなければならない状況をうまく利用されたか、同じような形でクロスを上げられると、なんとそのクロスボールに3人が詰めペナルティエリア内に侵入してきており、そのうち一人にヘッドで決められ2-4とされてしまいます。

かなり厳しい状況下になりながらの延長後半も8番盛嘉伊人の惜しいシュートなどあったり、浦和のジュニアユースでは、かなり珍しいこのタイミングでの1年生の50番桐山龍人が投入されるなど、興味深いポイントなどもありましたが、試合自体は、そのまま2-4で終了となり3回戦の段階での全国出場はお預けということになりました。

悔しい敗戦になりましたが、全体的に見ごたえのある試合でしたし、お互いに気迫のこもったプレーや気持ちの入ったプレーが随所に見られましたが、勝負のところでは、この試合では、一歩相手の方が優っていたのかもしれません。この試合をどうとらえて次につなげるかが重要ですね。

ということで、3回戦で敗れた浦和レッズジュニアユースは、来週に負け上りの1回戦(?)で、Forza’02と対戦することになったようですね。

現地まで足を運びたいのですが、その日は、ユースの試合で遠方に足を運ぶため、行けません。

すっきり勝って全国を決めてください。もちろん、全国の出場権を勝ち取るための試合になるわけですが、既に全国大会が始まっていると考えて、一つでも多くの事を試合から学べるように、大事に戦ってもらえればと思います。

あと、今日は、座っている場所の前にジュニアユースの1年生が座って観戦していたようですが、観戦の仕方というか、非常に好感を持ちました。また、わからない選手の名前など教えていただき、ありがとうございました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/06/26 – 3回戦 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 0-1敗戦・・・良かった部分を継続して次戦で決めよう

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どうも、ブクメです☆

スタンドで観戦すると、スタンド側のコーナーフラッグ付近が全く見えなくなるという、以前どこかのもっと大きいスタジアムでも、オーロラビジョン横当たりで見ると、視界が遮られるスタジアムとかもあったな~と思いつつ、それでも観戦環境としては、見やすいスタジアムだったと思われる、大井第二競技場(正式には、大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場というらしい)に、日曜日に足を運びました。

その後予定があり、夜遅めに帰宅して、爆睡という、お決まりのコースで、気が付けば、次の日になっていて、仕事も片付いておらず、予定が狂っていくという、最近お決まりの流れで、ようやく落ち着いた今ブログを書き始めているという。本当は、大学サッカーで裾野グラウンドに行く予定だったのに・・・ダメダメですw

ということで、雑談から入りましたが、ジュニアユースの夏の全国大会出場を決める大会となる、関東クラブユース選手権(U-15)の3回戦ですね。前日栃木の蒸し暑い中での試合から連戦で、今日は、また近そうで近くもない東京の大井第二競技場での試合となりました。かなりプレーする選手にも過酷な2連戦ですね。

大会のレギュレーションとして、2回戦を勝ち抜いたことで、仮に負けても、敗者復活のトーナメントで2度チャンスが残るというところまで、自力で勝ち進んできた浦和レッズジュニアユース。

この日の3回戦で勝利すれば、その時点で夏の全国大会出場が決まります。

そういう戦いで、さいたまダービーとなる大宮アルディージャジュニアユースとの対戦となりました。こういう局面でなくても、負けたくない相手ですね。

まず、試合の内容などを書いてから、次の試合に向けて、書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大、真ん中に6番苗加慶太(後半スタート⇒14番千葉希)と10番鳥海颯、FWが左に20番松村大也(後半19分⇒15番大橋力也)、右に9番森田悠仁(後半29分⇒23番堀井真海)

となります。

1回戦から、試合の入りのところで、やや相手の方に上手く入られてしまい、主導権が握れないという試合が続いていた点が気になっていましたが、この試合では、試合の入りのところで集中して相手を上回って入ることができたことが非常に良かったですね。これにより、さっそく、前半スタートしてすぐに9番森田悠仁のクロスから19番佐藤優斗が惜しいシュートを放つなど、早めに先制点を奪えるような場面を多く作り出していました。

ただ、そこで得た何度かのチャンスを決め切れなかったところで、少しずつ相手が落ち着いてきたところで、10分あたりからは、相手にもチャンスを作られたものの、比較的長いレンジでのシュート精度がない相手に対して、ペナルティエリア内では自由にさせない守備ができていたり、決定的な形になりかけたところでも、25番鈴木彩艶の見事なセーブで失点を免れていました。

相手の攻撃を跳ね返しつつ、11分に、10番鳥海颯の突破から、ディフェンダーに跳ね返ったボールが19番佐藤優斗にわたり、狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を再び作るも、得点が決まらない流れで、17分に失点を喫します。

失点後は、やや相手のペースになりつつ、それ以上の失点を許さないまま、20番松村大也の突破や、右サイドからの13番石橋遼大のクロスからなど、何度かチャンスを作るものの、前半は0-1で終了。

2回戦同様に、攻撃のリズムを作るところで、やや中盤で良いスペースに入ってパスを散らす役割ができればと思いつつ、相手の攻撃陣を防ぐということを考えると、守備的なバランスを崩すのも難しいかもと思っていたところでしたが、ここ何試合かで、途中から入り、途中で下げられるという悔しい思いをしているであろう14番千葉希が後半から投入され、この試合では、後半の残りの40分で、気の利いたポジショニングで攻撃のリズムを作る役割として、かなり機能させることで、選手同士の距離が長くなり、距離の長いパスで相手が対応しやすくなりかけていた流れから、短いパスでテンポよく散らして展開するという攻撃で、徐々にペースを取り戻して、後半は、かなり長い時間を浦和のペースで進めることに成功しました。

結果的に、かなり攻撃で相手が対応に苦慮してミスを誘発するような場面も増え、ゴールに近づいた場面や、クロスを上げるときに、ゴール前に多くの人数が入れている回数も増えていました。

同点に追いつけば一気に逆転まで持って行けそうな雰囲気も出ていましたが、残念ながら、その1点が遠く、0-1で敗戦となりました。

この大会は、1回戦からずっと見ることができていますが、1回戦でできていたことが2回戦でできなくなっている部分もあったり、やや継続し続けることに課題があるのかもしれませんが、1回戦から3回戦までで、これまでに見られなかったような良い部分が多く見られるようになっています。

課題も多いですが、明らかに前進できていると思えることも増えています。

すごく単純なことで言うのは簡単なことだと言われてしまえばそれまでですが、課題にもしっかり取り組む必要がありますが、課題というのは、急に克服されるものでもないわけで、そこに関しては、意識して取り組み続けることで良くなるものもありますが、まず次に勝って全国を決めるということを考えたときには、1回戦~3回戦の良かった部分を思い返して、それをすべてしっかり次の試合で出せれば問題ないと思います。

今日の試合はできたけど、次の試合では、できなかった・・・・では、もったいないですよ。

その、できるできないの程度はあっても、対戦相手のタイプによって難しさはあっても、そこは試合の中で判断して、難しいけど、できるところまで良い時のイメージに近づけるプレーをできることに挑戦していく。

次で全国決めてやりましょうよ!

楽しみにしています。

ではでは。

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関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/06/25 – 2回戦 浦和レッズJrユースvsジェファFC U-15 1-0勝利・・・全国に出るという経験値のために

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どうも、ブクメです☆

移動が厳しめで、掛け持ちをすると1つの試合を集中して見られないので、最近は、時間がギリギリの時には、掛け持ちせずに、ユースの方と被った時には、ユースを優先する傾向があるのですが、1回戦を見てから、この2回戦は、なんとしても来たいという気持ちになっていて、時間配分をあまり考えずに、今日はとりあえず会場にある栃木県の鹿沼サンエコ自然の森サッカー場へ向かっていました。

ユースの試合を観戦して夜に家に戻り仮眠を取って気が付けば、もう3回戦のある日曜日になってしまっていたりしますので、今日の試合に関しては、短めに書いて、明日の勝てば全国が決まる試合に頭を切り替えたいと思っています。

先週の1回戦が、炎天下の中での試合というパッと感じた印象で一見すると、厳しい気候下での試合と言えるのかもしれませんが、プレーする選手にとっては、今日の2回戦のように曇っていて、一見、凄く暑いという感じはしないものの、なぜかじっとしていても汗がにじんでくる、少し動けば思った以上の汗をかいてしまうというような気候下での試合の方が、思った以上にプレーするうえでは過酷なのかなと感じる部分もある試合になりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗(後半25分⇒14番千葉希/後半36分⇒16番柳原光希)、右に13番石橋遼大(後半15分⇒5番奥山亮介)、真ん中に6番苗加慶太と10番鳥海颯、FWが左に20番松村大也、右に9番森田悠仁

となります。

今回の対戦相手のジェファFCU-15は、前回のバディと同様に、地域も違く、カテゴリも違うため、あまり情報がないというか、名前はよく聞くようになっているチームだけど、1回戦に、三菱養和調布相手に大量得点して勝ち上がってきた以外には、あまりわからない相手。

試合を眺めてみると、キーパーがしっかりしているなという印象や、全体的に体が強い印象など持ったものの、足元のテクニックや、隙を見せると裏へ抜けだされて一気に決めてしまうような危険なタイプのフォワードがいたバディと比べると、守備は、不用意な飛び込みなどしなければ、問題ないかなと感じるなどあったものの、正直なところ、前の試合同様に、浦和は、試合の入りはあまりよくなかったと思います。

これは、挑戦してくるチームと受けて立つチームという構図にどうしてもなってしまう、町クラブとJクラブの対戦にありがちなパターンではありますが、相手の出方を見て浦和が受けてしまう形でのスタートになったため、序盤は、やや難しい展開にはなってしまいました。

ここは、できれば、相手の勢いをそいでしまえるように、球際厳しく、特に試合のスタートは、ガツっとプレッシャーをかけて、挑戦してくる相手に「いけそうかも!」と思わせないということができてると、もっとこのあたりのラウンドは楽に勝ち抜いていけるかもしれないとは思います。

ただ、冷静に考えれば、ただ突っ立っているだけで汗が止まらないとか、ただ見ているだけの私が、その不快指数の高いタイプの蒸し暑さに苦しめられたように、ペース配分も重要な気候下だったということも考慮されるべきかもしれませんね。でも、サッカーは駆け引きの要素も強いので、最初に、気持ち的に相手がやれるぞと思わせないことができるほうが、やりやすいと思う部分もあります。

さて、そういう試合のスタートにはなったものの、今日の試合では、序盤から、9番森田悠仁が長めのパスに対して、かなりの確率で相手に競り勝ち、しっかり収めたり、頭で逸らしてこぼれ球に味方が反応してという形でチャンスを作れていました。

また、特に2番清水楽人や3番高橋孝太のバックラインの選手が、相手の攻撃を上手く奪って一気に攻撃に転じるという形でチャンスを作る場面が多くなっていました。

そして、前半10分くらいで3回くらい、1回戦でも精度の高さが光っていた13番石橋遼大の右サイドからの仕掛けやクロスから大きなチャンスを作ることができていました。

ここまで書いた要素の合わせ技としてのチャンスとして、9分の3番高橋孝太からのロングパスを9番森田悠仁がヘッドで右に逸らして13番石橋遼大につながり、右サイドからの精度の高いクロスから、最後は枠をとらえきれなかったものの、19番佐藤優斗がシュートを放つという一連の攻撃の形は見事でした。

14分には、10番鳥海颯のドリブル突破から折り返しに20番松村大也が枠をとらえる惜しいシュートを放つもキーパーにクリアされたものの、ゴールに近づくプレーが増えてくる時間帯となり、迎えた18分に、左からの攻撃でいったん下げたボールを素早く3番高橋孝太が右前線に展開して最終的に20番松村大也が決めて、先制に成功します。

先制の直後に相手の反撃を受けるも25番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れます。

この試合では、個々の選手の仕掛けでの怖さはそこまでなかったものの、混戦の状態だったり、セットプレーだったりでキーパーの判断が問われるような場面が多くなった中で、25番鈴木彩艶が良い判断で相手のチャンスをしっかり詰めている回数が多い印象がありました。

前半を1-0で折り返し、後半も同じような展開で試合が進むも、バックラインの前に空く大きなスペースやボール処理でのミスが多くなるなど、狙いどころが多かったものの、なかなかそこにつけ入ることができず、単発で仕掛けて決め切れずという場面を繰り返しながら、消耗が多くなる試合展開の中で、守備的な交代やフォーメーション変更で、1-0で勝ち切る方を優先する戦い方に早めにシフトしたのかという印象の中で、やや試合としては、変な落ち着き具合になってしまいましたが、その後のピンチの場面というのは、一度、バックラインに人数を割いたことによる混戦状態の裏に抜けられかけたピンチがあったくらいであとは、危険な位置では仕事をさせないという守備もできていたと思います。

攻撃に関しては、やや物足りなさが出る後半になりましたが、試合終盤にオフサイドにはなったものの、右サイドバックの7番冨田蓮の果敢な仕掛けからゴールに迫った場面からのチャンスを作った形は見ごたえがありました。

ということで、連戦になるので、このくらいにしておきます!

思った以上に、大宮アルディージャも苦戦したようですが、結果的に勝てば全国が決まる3回戦の対戦相手は、おそらくそうだろうなと思っていた大宮アルディージャジュニアユースになりましたね。

連戦の疲れもあると思いますが、前回のリーグ戦から何度か見ている印象では、1回戦2回戦で浦和レッズジュニアユースの対戦相手が見せたような、試合序盤での勢いでまず相手にやりやすさを与えないことができるかどうかで、試合運びがだいぶ変わってくるかなと思われます。特に、きれいなサッカーで勝負して来ようとする相手に対して、それを自由にやらせないことが必要になりますので、連戦と暑さで厳しいと思いますが、そのあたりは、やってもらわないと困ります。

3回戦からは、負けても、次があるという条件になりますので、良い意味で、少し気持ちを楽にしても良いと思います。でも、3回戦の対戦相手を考えると、浦和レッズの下部組織を応援する身としては、同じ地域のライバルには絶対に負けたくないという気持ちをこの試合で見せてもらえると嬉しいですし、テンションが上がります。テンションを上げさせてください!

楽しみに足を運ばせてもらいます!

ではでは。

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