高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/09/08 第12節 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 1-1引き分け・・選手は意地を見せた!

横浜FC・LEOCトレーニングセンター2013年9月7日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

2週間前の大宮アルディージャユース戦の後には、かなり厳しめのことを書きました。

そして、先週末の八千代高校戦は、浦和レッズジュニアユースU-14のスペイン遠征に足を運んでおり、足を運べず、その試合に足を運んだ複数の方に様子を聞いたものの、その様子はひとそれぞれ(当然かw)ですが、しっかり戦う気持ち、姿勢を出してくれていたという話は多く聞かれたため、その話を踏まえて、今日はどのような戦いを見せてくれるか、期待と不安の中で足を運びました。

最初に、最も重視して見た、戦う気持ちや姿勢の部分に関しては、しっかり見ることができ安心しました。そこの部分を確認したうえで、今年のチームが苦しんでいる状況をこの試合でも見ることになりつつ、その中でも意地を見せてくれた、そんな試合でしたね。

さて、今日の対戦相手は、横浜FCユース。アウェイの今節は、LEOCグラウンド。ジュニアユースで今年は一度足を運んでいるグラウンドですが、ちょっと試合が見難いグラウンドなんですよね(レッズランドも変わらないですがw)

天候も、雨が降ったりやんだり、終盤からこの試合の後のリザーブリーグの頃は、大雨で大変なコンディションの中での試合となりました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに5番齋藤一穂、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に8番須藤岳晟、MFが左に9番小川紘生、右に23番安東輝、真ん中に17番勝野瑛と14番斎藤翔太、FWが左に11番進昂平、右に27番邦本宜裕

となります。

U18日本代表のウズベキスタン遠征に参加している10番関根貴大と7番広瀬陸斗は不在の試合となります。

試合展開としては、なんとなく、さいたま市浦和駒場スタジアムで対戦した時の浦和ホームの試合の時と同じ印象で、この相手なら負けることはないかなと言う力の差が見える局面が多くなるものの、得点が奪えないままに後半早い時間に先制されて・・・、ここまではかなり似ていたなと。

では、試合の流れを書いていきますね。まず、前節から、これまでセンターバック経験しかないらしい5番齋藤一穂が左サイドバックで起用されているそうです。斬新ですね。そして、8番須藤岳晟も再びセンターバックですか。

選手もそうだと思いますが、見る側としても頭の中で整理するのが難しいことが、少しの期間でまた起こっていました。

そんな状況の中で、センターバックの4番茂木力也のところでどっしりとしたプレーが繰り広げられることと、相手がそこまでプレスに来ないことで、守備の部分では大きな問題はなく、浦和が主導権を握った展開になっていました。

前半は、例えば5分に9番小川紘生がドリブルでサイドから仕掛けてコーナーキックを奪ったり、23番安東輝から、縦のスペースへだし27番邦本宜裕が走りこんだり、中盤から14番斎藤翔太がクロスを上げるなど、サイドからの攻撃の仕掛けだったり、裏へのパスということで言えば、浦和は多くチャンスを作れていたと思いますし、実際サイドからのクロスの軌道も連携が良い中で入れば結構大きなチャンスになりそうな狙いどころのものも多かったように感じます。

ただ、やはりチームとしてのコンセプトは見られず、単発になることや、11番進昂平の動きが孤立するケースが多いこと、27番邦本宜裕も気持ちが入ったプレーは良いのですが、やはり思うようにチームとして機能させることができず、できることができなくなっている印象がありました。23番安東輝も単発の動きでは、惜しいプレーを多く作っていたものの、やはりチームとしては、周りと合わない状況でやりにくそうな様子が見受けられました。

17番勝野瑛が怪我から復帰してボランチに入った試合を2試合ほど見ていますが、彼の持つ相手の裏をかくパス。例えば、10分の場面のように11番進昂平からの折り返しのパスを受けた際に17番勝野瑛がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏を狙ったパスを出したものの味方が反応できていない場面などもそうですが、サッカーが見ている側がこうするかなと思うパス回しの頻度が多い中で、こういうアクセントをつけるプレーが活かされないことももったいないな~と思ったりもします。

一つ嬉しかったのは、16分の場面で9番小川紘生が、最近ではドリブルで仕掛けても良いかと思う場面で、パスコースを探すことが多かった中で、仕掛けられそうなところでしっかりゴールに向かって仕掛けてシュートまで持ち込んでくれたことだったりします。

そんな中で、守備のところで安定感を作り出していた4番茂木力也が接触プレーで足を痛めてしまい、それでもしばらくはプレーしていたものの、大事をとってとは思いますが、31分に19番橋岡和樹と交代します。

これで5番齋藤一穂がセンターバックに戻って、19番橋岡和樹はサイドバックに・・・と思ったら、19番橋岡和樹はそのままセンターバックに。ちょうど、この直前くらいに慣れないサイドバックでのプレーと相手の両サイドがスピードがある選手の中で、スピードに対する対応で5番齋藤一穂がかなりプレーに迷いを見せて突破されるなどあった中で、それでも、この交代後のそのままのポジション。斬新です。

そのような流れで前半は、0-0で終了。

後半、開始2分に、ちょっと遠くて細かい状況はわかりませんでしたが、18番関口亮助が飛び出して相手選手を倒す状況になり、PKを与えることになり、これを決められ0-1となります。

更に、前半と打って変わって相手の攻撃を受けるような時間帯が後半開始からは多くなります。

12分に5番齋藤一穂に代えて22番荒木聡太、19分に23番安東輝に代わり20番影森宇京、33分に11番進昂平に代えて15番清川大輝と後半の交代があるのですが、ようやく左サイドバックに慣れた選手である22番荒木聡太が入り、20番影森宇京が入ったことで14番斎藤翔太が攻撃に絡める位置に上がったことによって、22番荒木聡太の左サイドからの攻撃から14番斎藤翔太がクロスに力強く合わせるなどの形が生まれます。

ただ、20番影森宇京が入った意図の一つとしては、あててシンプルに捌いて攻撃を活性化させるという理由もあったはずなのですが、これが効果的にチームに伝えられたのかは微妙。

ただ、やはりこの3選手の交代によって、少し状況が好転して行ったのは事実だと思います。27番邦本宜裕の動きも終盤になってより効果的なものになっていたように思います。

ただ、得点が奪えない状況は変わらず、それでもゴールの匂いのする時間帯が増えた終盤の43分に、ペナルティエリア付近でパスを受けた20番影森宇京が裏へ抜ける14番斎藤翔太へパスを通し、ここで相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKを9番小川紘生がしっかり決めて1-1とします。

この後、アディショナルタイムに9番小川紘生に代わり13番條洋介が入り、浦和が攻勢の中で、27番邦本宜裕がキーパーと1対1の状況になるなど、決定的な場面を作り出すも、試合は1-1で終了となりました。

選手は頑張っていたが、色々、意味がわからない要素も多い試合でした(継続的に感じていることなので、今更その部分は書きたくない。)

私は、傷のなめ合いのようなネット上での慰め合いは嫌いですし、サッカーという体を使って行うスポーツの中で、そのチームにいるのにそのチーム内でコミュニケーションという解決手段を用いないのは嫌いです。

ただ、選手同士でそうやって、まとまっていくような動きを削ぐような環境があることもピッチサイドから見ている状況でも今シーズンは、ひしひしと伝わってくるものがあるので、そこは理解したい気持ちが強いです。

後で聴けば、体調不良の選手がいたことなども分かりましたが、それでもやはり大宮アルディージャユース戦での、見る者に与えた雰囲気は、サッカーで生きていくこと、サッカーで飯を食っていくことを目指している者が絶対に見せてはいけない姿でした。

その点では、今日は、環境に負けずにチームとして戦い意地を見せてくれた。その部分を誇りに思います。

ここまでチーム作りが曖昧な状況では、正直選手がどんなに頑張っても、コンセプト通りに順調に力を付けているチームの中には勝てない相手が今のプリンスリーグでは多いと思います。これは、実力の問題ではなく、チーム作りの問題だと思います。

ただ、そのマイナスの部分を差し引いても、ここよりも下のリーグに行く順位にふさわしいチームにはなりません。そのくらい、いる選手のポテンシャルは高いです。マイナス部分が減っていく状況に上手く乗れば、今の状況でも私はまだ浦和には上位3チームに入ってより上を目指すチャンスを獲得できるところまで行ける可能性は低くないと思っています。

だから、どんなに理解できない状況が多くても、ピッチの上では戦ってください、私たちに伝わるようなプレーをしてください。それだけ続ければ、光は見えてきます。

来週も見せてください!

 

さてさて、この試合後にリザーブリーグが行われました。この試合に合わせたのかと思うくらい、大雨の中での試合となりました。細かいことには触れませんが、スタメンと結果を掲載しますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに29番川上開斗、センターバックが左に26番石井康輝、右に2番細田真也、MFが左に28番新井瑞希、右に13番條洋介、真ん中に20番影森宇京と26番松崎洸星、FWが左に15番清川大輝、右に24番倉本隼吾

となります。

試合は、2-3で敗れました。前半の得点は、誰だか確認できませんでしたが、後半の得点は29番川上開斗の見事な攻撃参加からのゴールでした!

この試合でも、最後まであきらめない姿勢を見せてもらいましたよ!ただ、大雨過ぎて・・・もう少しやりやすい天候化で試合をさせてあげたかったです。

ではでは。

横浜FC・LEOCトレーニングセンター2013年9月7日横浜FC・LEOCトレーニングセンター2013年9月7日横浜FC・LEOCトレーニングセンター2013年9月7日

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おまけの写真。

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/07/21 第9節 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-2敗戦・・・それでも致命的な状況にはなっていない

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

第3グラウンドでは、開幕戦に試合が行われたものの、浦和レッズユースのある種の験を担ぐ場所、勝利を多く目にしてきた場所である埼スタ第2グラウンドで今年初めての浦和レッズユースの公式戦が行われました。

プリンスリーグにおいては連敗中で、いったん流れを勝ち切るためには最適のタイミングと場所だとは思っていたのですが、そう思うようにはならないものですね。

試合の流れ、大まかに書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に5番齋藤一穂、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に9番小川紘生、真ん中に7番広瀬陸斗と14番斎藤翔太、FWが11番進昂平

となります。

う~ん、11番進昂平がスタメンだったり、前回の柏レイソルU-18戦から比べると、いくつかの変化も見られたものの、何かチームとしてのバランスと言う部分では、見ていてもどかしさを覚えるような展開になりました。個々の選手のプレーの質とかそういう部分ではなく、バランスの部分です。改めて書くべきことでは無いと思うので割愛します。

プリンスリーグでは、浦和と共に苦しんでいるFC東京U-18との対戦ですが、実際にFC東京U-18のサッカーはここ最近は見ていなかったので、実際どのような状況なのか気になっていたのですが、確かに、これまで浦和が対峙してきたやりにくいFC東京U-18とは、全く別の印象を受けました。相手の研究より、自らのサッカーを求める方が大事という考え方なのかもしれませんが、浦和がやられたらやだなと思われる狙われどころに対して特に厳しく来るわけでもなく、浦和もスムーズには行っていないものの、結果を求めることはできる試合かなという印象も持ちつつ試合を見ていました。

試合開始から、プラスに感じた要素として、10番関根貴大が基本的なポジションは、頻度の多い中盤の左なのですが、意識的に中盤に入ってきてプレーする姿が多く、そこからチャンスになる場面は結構ありました。

試合開始早々に、そういったプレーから10番関根貴大が左サイドでパスを受けると、中へ持ち込みながら追い越した7番広瀬陸斗にパスを出し、更に左サイドを駆け上がる3番森亮太へ繋げてサイドから仕掛ける形を作りました。この形はテンポよくて良かったと思います。

1分に、14番斎藤翔太にパスが入り、抜け出す10番関根貴大にパスを通し、シュートまで持ち込む形を作ります。このように、14番斎藤翔太にパスが収まると攻撃でプラスになる展開が多くなるものの、前半は、あえてそうしているのかと思うくらい、14番斎藤翔太に楔のパスを入れて攻撃しようという展開が見られませんでした。

これは、ベンチからもたびたび声が聞こえたので、決まり事などではなく、言われたことができていなかったのだと思いますが、11番進昂平の後ろのスペースが大きく空き、そのスペースを有効に使うことができず、いわゆる前線孤立状態が続いていました。これを11番進昂平の動きが悪いと見るか、それ以外に原因があると考えるかは、人それぞれだとは思いますが。

5分に、4番茂木力也からのロングフィードが10番関根貴大が抜け出した裏のスペースにピンポイントに入り、相手キーパーとどちらが先に触るかというギリギリの惜しいチャンスになりますが、ここは決められませんでした。

同様に9分には、3番森亮太からの縦パスが10番関根貴大に通るも、ここは上手くコントロールができず。

13分に、相手に危険なヘディングシュートを放たれますが、失点にはならず。

15分には、7番広瀬陸斗からのインターセプトから攻撃がスタートし、10番関根貴大、7番広瀬陸斗とパス交換し、ディフェンダーがブロックするところをやや強引にシュートを狙います。

17分には、4番茂木力也のロングフィードが7番広瀬陸斗に入り、11番進昂平に落とし、11番進昂平がドリブルからキープ、そして左から抜け出す10番関根貴大にパスを通し仕掛けていく形を作ります。

20分に、7番広瀬陸斗から10番関根貴大、14番斎藤翔太とパスが通り、14番斎藤翔太がシュートを狙う形を作ります。ここはディフェンダーにコースを変えられゴールになりませんでしたが、コーナーキックのチャンスにはなりました。

そして、迎えた24分にコーナーキックのチャンスからニアに走りこんだ6番吉原大が頭で合わせる見事なゴールで浦和が先制します。

1-0。

30分くらいからは、浦和のここ最近の失点が増えている一つの理由でもあり、先週末の練習試合でも散々言われていた部分が中途半端になることで危険になる場面が多く見られるようになってしまいます。

いわゆる、相手の攻撃に対して、ここを抑えなければならないというところでプラスが甘かったり、人任せになるような相手に攻められたときの守備の連動のなさが招いたピンチですね。

34分には、ペナルティエリア付近で寄せが甘くなり、狙い澄ましたシュートがポストを叩き、こぼれ球に詰められたものの、これはオフサイドの判定に助けられます。

37分に、7番広瀬陸斗から3番森亮太、クロスに14番斎藤翔太が狙う形を作ります。

41分には、7番広瀬陸斗、14番斎藤翔太、9番小川紘生、14番斎藤翔太とパスが回り、前線の11番進昂平にパスが渡り、左から勢いよく走りこむ3番森亮太にパスがつながりシュートまで持っていくも決めきれず。

このままリードした形で前半を終えて置きたかったものの、前半終了間際に、また守備の部分での甘さからピンチを招き、ここをしっかり決められてしまい1-1とされ、追いつかれた形で前半を終了します。

後半はスタートから、5番齋藤一穂に代えて2番細田真也が入ります。右サイドバックに入っていた6番吉原大がセンターバックにポジションを変え、2番細田真也が右サイドバックにという形になります。

後半スタートは、交代で入った2番細田真也の思い切った攻撃的なプレーで数回チャンスを作ります。

5分には、クロスバーを叩くミドルシュートを放ち、9分にはフリーキックのチャンスから10番関根貴大が蹴ったボールが相手ディフェンダーに当たり跳ね返ったところを再び2番細田真也が狙うも、これはキーパー正面。

連動性の部分で今日の試合で気になった要因の一つとして、例えば前半は、ほとんどパスが入らなかった14番斎藤翔太にパスが入るように後半はなったものの、それによって消えてしまう選手がいるんですね。要するに、数人の選手が連動してではなく、攻撃のパターンがどちらかに偏る中でのシンプルな個人任せな仕掛けが多いとも言えてしまうわけで・・・。

10分前後の攻撃の部分で、10番関根貴大が中盤でパスを受けドリブル、いったん14番斎藤翔太に渡し、14番斎藤翔太は、前のスペースにパスをだし10番関根貴大はスピードに乗ったままそのスペースで再びパスを受けて仕掛けるという形が見られました。ここでは、シュートまで持ち込み、コーナーキックを獲得します。

同様に13分にも、14番斎藤翔太、10番関根貴大とパスが回り、抜け出した9番小川紘生に通して仕掛けていく形を作ります。

浦和のチャンスの場面を挙げていますが、流れが良いとも言えずなのですが、14分にサイド攻撃から折り返しを豪快に押し込まれてしまい1-2と逆転されてしまいます。

直後の17分に、3番森亮太が気持ちの入った左サイドからの突破を見せてクロス上げると、相手の頭でのクリアボールが、もう少しずれればオウンゴールを生んだかもという同点のチャンスが生まれますが、残念ながら決まらず。

25分に、8番須藤岳晟と14番斎藤翔太に代わり、27番邦本宜裕と13番條洋介が入ります。

交代の直後にも相手のシュートミスに助けられる危険な場面を作られます。

32分に、9番小川紘生に代えて22番荒木聡太が入ります。

残り10分~15分の中で、交代出場した13番條洋介の相手を出し抜く狙いどころのパスなどで浦和が同点ゴールに近いチャンスを作る回数は増えました。

35分には、13番條洋介が何気なくやった割には、結構凄いところを狙うよなというようなスペースにアウトサイドで出したところに7番広瀬陸斗が反応し、そのままサイドをドリブルで駆け上がりクロスを上げる形を作ります。

同様に、気持ちの入ったプレーで左サイドを駆け上がる3番森亮太に13番條洋介からの眺めのパスが通り、仕掛けます。

39分に、再び危険な形を作られるものの、ここは18番関口亮助が防ぎます。

41分には、13番條洋介が10番関根貴大にパスを出して前線に走り、再び10番関根貴大からのパスを受けるとそのままペナルティエリアの深い位置まで持ち込んでクロスに対して誰かが触れればというところで、11番進昂平は反応していたものの触れず、ファーの位置に走りこんでいた4番茂木力也が何とか合わせるも、サイドネットでゴールにならず。

試合終了間際には、10番関根貴大から右サイドを走る7番広瀬陸斗にパスが通り、持ち込んでのクロスに22番荒木聡太がヘッドで合わせるも、枠を捉えきれず。

結果、1-2の敗戦となりました。

さて、淡々とチャンスの部分とピンチの部分を書いてきた後半でしたが、なんというか、そこには申し訳ないのですが、見ている側に伝わってくるような負けたくないという気迫が感じられたかと言われれば、ほとんど見られませんでした。

それぞれの選手は頑張っているのは分かるんですけどね。

ということで、プリンスリーグの前半戦最終戦は、敗戦と言う結果で終わりました。

勝った試合は選手のおかげ、負けた試合は監督の責任とは、こういう世界では良く言われることですが、はっきり言って、今日の試合の敗因の部分を考えると監督の責任ではないと断言できてしまう部分も多々あります。

それは、失点の形において、先週末の練習試合でもたびたび、ここでこういうプレーをしたらやられるということをはっきり何度もベンチから言われているのに、結果的にその部分ができなかった。相手のミスにも助けられて実際の失点は2点だけでしたが、相手の攻撃に対してこういう対応をしたら、やられるという守備を実際してしまったために生まれたものでした。これって、本当に監督やコーチ陣の方々が口を酸っぱくして言っている声が常に聴こえてくるので、やらなきゃだめですよ。

選手の起用や配置に関しては、練習試合や公式戦の途中からという部分では、個々の能力ではなく、チームとして上手く機能させるためにはこの形を熟成させていけば良いという形は、何度も見てきました。なので、そこを重要視しているように感じられなかった今日の試合においては、何も言うことはありません。何か、そうしなければならない理由があったのかな程度に考えておきます。

ブクメは、多く足を運んでいるので、細かい要素を考えて深いところまで考えて、表面的なものを見ないようにしてユースを見ようとしているのですが、あまり頻繁に足を運べない方が今日の試合を観戦していて、1つの試合としてフラットに見た時に、試合についての声を聴いてみると、個人が頑張る姿ばかりが目立って見ていてもどかしいというようなニュアンスの声も聞こえました。

極端に言うと、プロになるために自分に本当の意味で厳しくなれている選手がどの程度いるのかと少し疑ってしまいます。

少なくとも、今日の相手の出来を見る限りでは、勝利で終えておくべき相手だったと思っています。明らかにここ数試合の相手とは違いましたので。試合後にモヤモヤモヤモヤしていて、このモヤモヤをどうしてくれようかと思っていたのですが、レッズランドで、この試合に出場しなかった(出場時間の少なかった)メンバーを中心に紅白戦が行われると聴いたため、場所をレッズランドに移して、紅白戦を眺めてきました。

緑ビブス組vs黄色ビブス組。試合結果は、緑ビブス組が3-0で勝利していたと思います。邦本宜裕と安東輝と、もう1得点は確認できませんでしたが、なんというか、この紅白戦観戦を持って、ようやく気持ちが落ち着きました。

これだけ、悪い流れがプリンスリーグで続いていると、通常は流れも逃げていくはずです。それも、4連敗もしてしまったら、後半戦があるとは言っても、かなり昇格は厳しいという状況に陥るはずです。なんか、不戦勝で勝ち点3が自然と入ってしまうチームがいたりで、更に浦和としては、アンラッキー(?)な状況がありますが、まだプレミアリーグ昇格のチャンスを得られる3位以内を考えれば、その勝ち点差は7しかありません。

残留争いではなく、昇格争いを謳って良い試合数と勝ち点差です。

ということで、なんとなく「大会が変わるし、切り替えればOKだよ~」なんて今は言いたくもないのですが、ここしばらくの悔しさを持って、最低限でも必ずやることを確認して、チームとして連動するために、もう少しチーム間でのコミュニケーションをしっかり取って、クラセンで暴れてやりましょうよ。

ではでは。

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日

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レッズランド2013年7月21日レッズランド2013年7月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真です。

 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/07/07 第8節 – 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 0-3敗戦・・・良いと感じられた時間帯

日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの試合が行われた深川グラウンドから日立柏総合グラウンドに移動しまして、16時から行われましたプリンスリーグを観戦してきました。今節の浦和レッズユースの対戦相手は、今シーズンのプリンスリーグで、頭一つ抜け出して首位を走る難敵柏レイソルU-18となります。

今日は、細かいレポートは書きません。

出場メンバーと交代の流れと、大まかな流れと、感じたことなどを書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に4番茂木力也、右に6番吉原大、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に7番広瀬陸斗と14番斎藤翔太、FWが9番小川紘生

となります。

19分、43分に失点し、0-2でハーフタイムを迎えます。

後半14分に、2番細田真也に代えて、11番進昂平。この交代で、14番斎藤翔太が右サイドバックに入り、11番進昂平がフォワード、9番小川紘生が中盤に入っています。

21分に、3番森亮太に代わり22番荒木聡太。

32分に7番広瀬陸斗に代わり20番影森宇京。

33分に、失点し0-3。

39分に10番関根貴大に代えて29番川上開斗、8番須藤岳晟に代えて26番松崎洸星。

試合結果は、0-3で敗戦となりました。

まず、浦和レッズの不調を考える前に、前節の市立船橋高校は、今の時期の高校サッカーの中では最も高いレベルと最もピークに近い状態にある相手であること。

そして、今日の相手の柏レイソルU-18は、クラブユースで最も高いレベルで一貫したサッカーを貫いてくる相手。プリンスリーグでも首位を走る相手であること。

正直、浦和レッズユースの今年のチーム作りの状況進捗から考えると、今の段階で最も当たりたくないタイプの相手に2戦連続で対峙したということになります。

なので、まず、この2戦において、公式戦の経験が少ない選手で思うようにできずに自信を失いそうになっているとしたら、逆に、このレベルの相手に対して、問題なく自分のプレーができるようになれば、高いレベルで戦えることを意味すると考えて、基準を見たと考えて、磨いていってくれれば良いと思います。

今日の試合に関しては、基本的には柏レイソルに合わせてサッカーをやったら苦しくなると、分かっているはずなのに合わせてしまった前半。チームとしての状況の把握も甘かったように感じられます。相手の中盤に引っ張られ、精度の高いパスを送れる選手に隙を狙われる。

潰しどころに対する対処ができていなかったことや、明らかに14番斎藤翔太に縦パスで当てることができた時は、チャンスに繋がり、相手もそこを抑えることに苦慮していることが分かる展開だったにもかかわらず、相手の組織力を恐れて、思い切った縦パスを入れる頻度が増えない、縦パスが入った時に、前線の選手にスイッチが入らず、ずれる、うばわれる。

前半の戦い方は、そもそも相手の狙いにはまっていく形になっていたので、それでも打開するためには、通用している個所を積極的にチーム全体で使うべきなのに使えていなかったのがやや不満でした。

後半は、11番進昂平が入ったあたりから、ポジション変更だったりも含めて、相手のやり方を受けずに浦和が主導権を握るために仕掛けていくという姿勢で圧倒する時間帯を作れてましたよね。

特に、10番関根貴大がサイドに張るよりも中盤に入ってきてパスを受ける意図でプレーしだしたところ、7番広瀬陸斗も前半とは見違えるほど前に後ろに運動量豊富に、プレスも激しくやれていたこと、ボランチの位置に降りてきてパスを受けることもあり、相手のプレスを8番須藤岳晟のところに絞らせない動き。

組織的なプレーに長けた相手というのは、こういうイレギュラーな動きをする選手がいると混乱することを分かってかどうかは分からないものの、効果的でした。

11番進昂平も含めて、攻撃のリズム距離感がよくなった時間帯で相手の組み立てをさせなかったことと、右サイドバックに入った14番斎藤翔太のロングフィード(特に、フォワードの11番進昂平の裏へ抜ける動きに対してのフィード)が正確で、中からも鋭くくるし、後ろからのフィードも精度高く来るということも相手を混乱させることができていた要因になっていたと思います。

気になる点が、今の浦和のメンバー構成の中でのボランチの役割が8番須藤岳晟がキープして展開するところに時間帯によって依存する傾向がある部分というか、ボランチをやる選手にも様々な特性があると思いますが、私の印象としては、8番須藤岳晟はドッシリキープして展開するタイプの選手ではなく、中盤真ん中の2枚の内の1人が常にケアして動いてここが連動していることで初めて盤石になると思っているんですね。

今日のように、やや孤立してプレッシャーを受ける(最近、こういう形で狙われてダメ押しの失点をすることが多い)状況をどっしりと交わしてという役割になるのであり、そこで奪われることに対して、責任を負わせるような形になるんのであれば、他の選手を発掘するか、ボランチを2枚にする必要があるように感じます。特に、ここ数試合対戦したようなクラスの相手になるのであれば余計に。

だからこそ、20番影森宇京や26番松崎洸星のように1ボランチが相手のプレスを受けても展開しやすいように動ける選手が、経験を積んでより精度高く中盤の連携を高める役割を果たせるようにしなければならないと思うんですね。

どうも、型に当てはめたポジションの役割で、責任を押し付けるような見方がされる傾向が強いように最近は、感じる部分もあるのですが、あくまで連動連携があって初めて機能する物として、今のフォーメーションは、なかなか浦和に合っているなと思うのです。

それは、今日の後半に明らかに相手を圧倒していた時間帯にやっていたプレーが一つの鍵であり、その時にできていた連携連動が長い時間持続できれば、一気に今の結果が付いてこない流れから脱することができると思います。

それらを踏まえてですが、やはり昨年、キーパーのミスから失点が続いている時期にも、迷った挙句に書いたことがありますが、今で言えば、ボランチのミスからの失点が続いている状況が続いています。今のフォーメーションでのボランチの私が考える役割は、先ほど書いたようになると思うので、改善の余地は十分あると思いますが、なんにせよ、ボランチを担う選手は自信を持ってプレーをしなければならないと思います。

自信を持ってプレーして、連携部分で要求することを断固として主張して中盤を形成することができないと、チームとしての安定感が上がらないので、それができないのであれば、他の選手でそこをやれるという選手が変わることも必要になるかと思います。

そのくらい、重要なポジションです。

でも、私は2ボランチの時よりも、今の形を成熟させていくほうが今年の浦和にとっては、より高い位置を目指せるサッカーができるような気がしています。

結果は完敗の試合でしたが、良いと感じられた時間帯に繰り広げられたサッカーの質が思った以上に高かった。なので、未来は明るいと思っています。

未だにプリンスリーグの順位表を確認すれば、柏レイソルは、一つ抜けていても、浦和にとっては3位以内を狙うには十分すぎるくらいの勝ち点差以上に開くことはありません。

誰が何と言おうが、ブクメは、1年でプレミア昇格しか考えていません。だから、そこを本気で目指してチームとして一つになって戦える、そういう意識を持って戦ってほしいです。

昇格には運も必要と考えた場合には、浦和にとっては痛いプレミア3連敗を喫しても、なお3位以内は遠のいていないのですから、運も逃げていないのですよ。

だから、夏の全国の前に、プリンスリーグ前半戦の最終戦となるFC東京U-18戦がありますよね。ここは、自力で運と自信を手繰り寄せるには十分すぎる環境です。駒場での試合も良いですが、やはりユースの本当のホームは埼スタ第2グラウンドだと思っています。プレミアリーグが始まってから、埼スタ第2グラウンドは、浦和レッズユースに他の会場にはない雰囲気と力を与えてきました。

タイミング的には、最高のタイミングです。ここで勝って、勢いに乗りましょうよ!

・・・ということで、試合展開完全無視でお届けしましたw

試合後に、45分x2本で練習試合が行われました。この試合も、0-2、0-2と今日の柏レイソルU-18との試合は練習試合も含めて完敗となりました。

しかしながら、21番小島良太の迫力のある前線からのプレスや、怪我で長い間戦列を離れていた1番吉野雅大(正確には、前節の練習試合にも出ていたらしい)のプレーを久しぶりに見ることができたり、得点を奪うために走り回る11番進昂平の気迫などなど、完敗の中にも印象に残る要素も多くありました。

ではでは。

日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日
日立柏総合グラウンド(人工芝)2013年7月7日

おまけの写真。