浦和レッズユースが挑む高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグが明日開幕

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ高円宮杯が明日からスタートしますね。ホーム&アウェイの18試合と言うこれまでのプリンスリーグより5試合ほど多くなるため、大会と言う味方で考えるとこれまでと違い、短期決戦の大会のスタメンに選ばれて集中して結果最優先で戦うというよりは、新加入の1年生も含めて大会を通じて成長して総力戦で戦い抜いていくというイメージになりますね。

なんか、時代に合わせてか大会が全国規模になったからかは分かりませんが、オフィシャルサイトもレベルアップしている印象もあったりなかったりします⇒高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ特設ページ

ピックアップゲームの動画配信とかあるみたいですが、どちらかというとツイッターの専用のハッシュタグとして#premier18が用意されているのが良いですね。全国で行われているプレミアリーグの速報などはこちらでカバーできるのが素敵です。そんなこと言いながら、ブクメは、たぶん試合中はあまりつぶやくつもりもないのですがw

また、大会プログラムは震災の関係で選手登録期限など事情で、第3節から販売されるようです。

浦和レッズユースの新チームのここまでの流れを少し振り返ってみると、GO FOR 2014 CUPで本格始動した新チーム。昨年のチームが3年生のスタメンの割合が高かったこともあり、メンバー構成としては、1から作り直すチームというイメージが強いながらも、昨年から試合に絡んでいた1年生の選手達の台頭もあり、チームとしては比較的バランスよく戦えるチームは維持できた状態でのスタートとなりました。

ボランチの野崎雅也、トップ下の矢島慎也、中盤の構成の軸は彼らとなり、やはり早くから公式戦での経験を積んできたことからチーム内での存在感はさすが。更にセンターバックでは、3年生に加えて2年生の寄特直人と西袋裕太がセンターバックとして年末から多く出場機会を得て、安定したプレーができるようになっていることが大きく、小出啓太や西山航平など3年生とポジション争いをしながら層が厚くなっていくことを期待します。

サイドバックでは、堀田稜が今年は左ウィングとして出場する前提になると思いますので左サイドバックは、佐藤大介と小坂慎太朗が上手く競ってくれると期待しています。右サイドバックは、先ほど名前を挙げた小出啓太や西山航平、そこに新井純平が絡んで来るという構図。新井純平に関してはU17日本代表が夏にワールドカップを控えていると言うことで、不在の期間も多くなってしまい、浦和での出場機会などは思うように行っていないようですが、とにかく運動量や攻撃参加、コーチングや守備の強さなど、彼がいることで与えられるチームへの影響は大きいと思っています。

右ウィングは、ベースは鈴木悠太になると思いますし、ゴールに対して貪欲な彼のプレーがポイントになる試合も増えてくると思います。比較的ドッシリとした両ウィングがいる中で、長谷優や繁田秀斗が割って入ってくるくらいの存在感を身につけられると良いですね。ただ、ブクメ個人的には繁田秀斗にはトップ下の位置で中盤との距離感やポジショニングの良さを発揮して欲しいと思っています。さてさて、そのトップ下では、矢島慎也と組む選手ということで、片槙吾や繁田秀斗、更には小峯洋介や中村駿介にも是非絡んでもらいたいですね。

そして、フォワードの真ん中の位置で新チームのスタートは、カドコダイ・アシカンのワントップという形でロングボールを収めて攻撃を展開するという狙いが強い印象があり、この戦術で戦う場合にはとにかくカドコダイ・アシカンの成長にかなり依存される部分もありますので、アシカンの成長は大きなポイントになります。年末の試合を見ながら、カドコダイ・アシカンが抑えられた時に攻撃が停滞することなどがあった時に、オプションがないと不安だと思う部分もありましたが、2月末の練習試合で見た高田拓弥の動きの質でその不安が結構ふっとびました。とにかく、アシカンのように高さを生かしたプレーではなく、前後への動きや裏へ抜け出すタイミングなどキレの良い動きで得点を奪っていく高田拓弥という武器ができたことで、攻撃面でのオプションも作れるチームになっています。

・・・と、比較的見られる試合は足を運びまくっていますので、現時点で他の選手達に関しても、こうなって行けば更に浦和レッズユースが強くなるということもなんとなく考えられるくらい多くの選手を見させてもらっています。

現時点では、こういうチームになっていくだろうなという雰囲気は上記に書いたような感じだとブクメは考えています。

過去のチームではベストの形で戦えると強いと書いてきましたが、今年のチームで言うと確実に層が厚くなっています。出場機会に恵まれていない選手でも後一つ気付けばという惜しい所まできている選手も多かったりします。ユーティリティな選手でも均等にできるために、決定的に使われる理由にならないのであれば、そのユーティリティの中で一つ抜けた部分を見せることを目指すとか、テクニックが抜群ながら思った以上に最近は突破ができなくなっている選手であれば、意識的に簡単に捌くプレーを増やしてキープとパスのバランスを変えてみるとか、逆に短い時間帯に出場機会を得た時に行うプレーをはっきり分かりやすく実行するとか、少しのミスくらい相手のせいにしてしまうくらいの精神面のズルさを持ってプレーを安定させるとか。

そういったことも今年は長丁場で見ていけると考えると、既にブクメ自身は新しい大会のレギュレーションが好きになっているのかもしれません。

現実的に練習再開からまだ2週間。参加予定の大会も2つ参加できず、一番大事な時期にポッカリ練習ができない時期が続いたということもありますが、それを言い訳にしていても仕方が無いですし、こうして少しの不便さだけでサッカー自体は問題なくできることを噛み締めて、明日からの長い戦いを戦い抜いてくださいね!

ではでは!