関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/10/08 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズノルテ 1-2敗戦・・・モチベーションが難しい?

どうも、ブクメです☆

10月8日日曜日は、レッズランドで、ジュニアユースの試合やユースのSS1リーグを観戦してきました。昨日と打って変わっての気温が上昇して、ここ数日の涼しいより肌寒いような気もする気候から、今日は、暖かいを超えて暑いという中での試合となりました。それでも、やはり秋なんだなと感じられるのは、11時キックオフのこの試合の夏が戻ったかのような暑さから、15時キックオフのユースの試合の時には、気温が下がり始めて涼しいよりも少し肌寒い気候に一気に変わったり、気を抜くと体調を崩しそうな状況のレッズランドでもありました。

浦和レッズジュニアユースの選手にとっては、ようやくプレーしやすい季節になってきたと思ったところでの、暑さで給水タイムが設けられるくらいの中での難しい条件の中での試合になりました。

簡単に言えば、今日の試合は、試合を見ている中で、普通に浦和がプレー出来れば勝てる相手、むしろ勝たなければいけない相手であるという雰囲気もあったのですが、もちろん、不可解な判定が多かったのも事実ではありますが、なんというか、連係ミスだったり、やや相手とのマッチアップで勝てそうだと安心してしまってプレーへの集中力が欠けているような選手も見られるような流れにも見え、その結果が、最終的に相手にとっての残留を決定づける劇的なゴールでの幕切れにつながってしまったようにも感じられました。

もちろん、僅かでも高円宮杯の予選なしでの出場の可能性が残っているという状況ではあっても、降格の可能性が既にないという中で、負けられない気持ちというのは、相手のほうが強かったとはいっても、この試合は、はっきり言ってもったいなかったですし、高円宮杯の予選を戦う上でも、気持ちを入れ替えて臨む必要があるかなと感じます。

試合の流れを簡単に書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に9番佐藤優斗、右に26番島垣翔、真ん中に5番遠藤基意、中盤が、左に37番小山田直人(後半スタート⇒17番南雲俊冶/後半24分⇒30番岡田翼)、右に11番松村大也、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に2番奥山圭介、右に7番木下翼、真ん中に13番堀井真海(後半11分⇒23番工藤孝太)

となります。

前半スタートから、浦和ペースで試合がスタートし、相手陣内で攻撃を仕掛ける回数を多く作ることができます。よりゴールに近づいたチャンスとしては、前半9分に11番松村大也から7番木下翼とパスをつなげ、クロスを入れたところで、最後は2番奥山圭介がシュートを狙うも、枠を捉えきれず。

前線で、13番堀井真海や7番木下翼が運動量多く相手にプレッシャーをかけつつ、サイドから仕掛ける選手の崩しでチャンスを作る回数が多くなる中で、迎えた前半13分に前半9分のチャンスと同様に、11番松村大也から7番木下翼にパスを通し、サイドからの攻撃でのクロスからやや混戦になったところでのこぼれ球を、最後は、37番小山田直人が押し込んでゴール。1-0と浦和が先制します。

前半14分に、2番奥山圭介から、11番松村大也とつながり、前線の13番堀井真海にパスを通すと、13番堀井真海と37番小山田直人がパス交換からゴールに迫ります。

このようにチャンスは、多く見られたものの、やや不利な判定もあったものの、20分過ぎくらいから、味方同士の連携がずれたり、何か少し、そこまで見せていた相手に脅威を与えるプレーから、散漫なプレーというか、集中を欠いたというか、どう表現するのが適切かは、難しいところですが、「どうしたんだろう?」というやや自滅につながるようなミスが増えてきた中で、28分に味方同士の連携ミスから失点を喫して1-1となります。

失点後も、結果的に、何かがおかしいなという状況が最後まで続く中で、それでも、数えられただけでも、前半で失点後に3度ほどは、ゴールに近づいた場面を作れていましたし、後半も相手キーパーの好セーブではじかれてコーナーキックを得るにとどまったものの、途中から入った17番南雲俊冶の混戦からのこぼれ球に対しての抑えの利いた枠を捉えたシュートだったり、9番佐藤優斗からのクロスに対しての13番堀井真海のヘディングシュート、途中から入った23番工藤孝太が前線で相手にタイミングよくプレッシャーをかけたところで、相手ミスを誘い、高い位置で奪って攻撃に転じる形も数回作り、8番盛嘉伊人のミドルシュートもありました。

もっとも惜しいチャンスは、後半35分の4番根岸恵汰からのフィードを23番工藤孝太が受け、30番岡田翼に展開し、前線に走り、再びパスを受けた23番工藤孝太のシュートがバーを叩いた場面でしたが、ここは惜しくもゴールになりませんでした。

ちょうど、この前後で、明らかにペナルティエリア内で相手がハンドをした場面を流されるなど、ややこちら目線で見ると、笛を吹いてくれても良いよなという場面があったのも事実ですが、チャンスの数も多く作れていたが、何か、相手のプレッシャーがそこまで強くないのに、味方同士の連携が、暑さからの疲労もあったかもしれませんが、何かズレる場面が多く、自らリズムを作り出せないでいるようにも見えましたし、悪く言えば、相手を少し舐めているような戦い方にも見えてしまう部分もありました。

そういう展開になると、良く起こりうる試合終了間際での相手のゴールという形が実際に生まれてしまい、結果1-2の敗戦になりました。

私は、ジュニアユースには、今年はあまり関われていないので、チームがどういう状況で選手の気持ちの現在地がどうなのかというのも、わかりません。シーズンが終盤になってきたところで、リーグ戦自体は、やや上を目指すという点では、難しい状況で残り試合が少なくなっていったというのはあると思いますが、最後の大会となる高円宮杯に向けて、チームとして同じ方向を向く必要もあるのかもしれません。

チーム自体のポテンシャルや強さは、それほど数は多くなくても、今シーズン見させてもらっているので、正直私としての注文は多いです。

この時期は、本当に順位以外の部分でも選手それぞれでモチベーションのコントロールが難しくなるのもわかりますが、夏の大会の忘れものを冬に奪い返すべく、高円宮杯制覇に向けて、今一度チームとして同じ方向を向いて、自信をもって戦ってもられることを期待しています。

結果的に、私は、日本にいないため、足を運べませんが、リーグ戦の最終節は、優勝争いをリードするFC東京U-15深川となりますので、ギアを再び上げるにはもってこいの相手です。

ここから再び全国制覇へ向けてのスタートとして、強さを見せつけてやってください。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

関東ユースU-15リーグ2012/10/21 第22節- 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズノルテ 2-0勝利・・・成し遂げてくれた!

10月21日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

成し遂げてくれたことがとにかく嬉しく誇らしいです。

今シーズンより、ホーム&アウェイになり全22節に拡大し、大会の開幕時期が早まり、これまでのスケジュールのようなチーム作りが難しく、そういったレギュレーションに苦しみながら、軸となる選手が怪我などに悩まされたり、公式戦を戦うための心構えも、もしかするとできていなかったかもしれない、誰でもわかるくらい苦しい苦しい状況で新レギュレーションの関東U15リーグを戦う中で、自信を失い、流れにも運にも見放される期間をなかなか超えることができないままに、チームとしての戦い方は徐々に向上していくものの、とにかく結果に嫌われる時期も続いていきました。

言葉は適切ではないですが、仕方もないことなのですが、いわゆる負け癖のようなものもついてしまい、そこを乗り越えることができるかどうかという状況で、夏を迎え、しばらくの中断の中で、大分気持ちも強くなって戻ってきたものの、それでもまだ試練を与えるかという酷な再開後の数試合を経て、一つの勝利をきっかけに一気に自信と結果がついてくるようになって連勝。

先週は、悔しい大敗だったと聞きましたが、そこまで這い上がったチームには、流れも付いてきます。そして、結果的に残留圏にいる状態で最終節の今日の鹿島アントラーズノルテ戦を迎えることができました。

勝てば残留を自力で勝ち取ることができる状況。

もっと有利な状況で、最終節を迎えることができたという声も聞こえましたが、当該チームを破って自力で残留を決められるというのは、負けても大丈夫かもという変な逃げの要素はありませんし、緊張感も保てますし、ここまでのチームの成長を次に繋げる一区切りの試合としては、最高の環境が用意されたと思っています。

・・・はい、ものすごく長い前置きですが、そういう状況で迎えたのが今日の最終節になります。天気は快晴。さすがに季節も秋なので、空気は乾燥していて、吹く風は冷たく心地よいものの、気温自体は暑くなりましたが、それも含めて、浦和レッズジュニアユースにとっておそらく最もプレーしやすい環境でした。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに4番小木曽佑太と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史と27番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に21番萩原大智、真ん中に13番東伸幸

となります。

前節の状況はよく知らないのですが、6番中塩大貴がおそらく、腕を負傷したようで、逆に怪我と思われる状況でしばらく戦列を離れていた7番高橋聡史がそのポジションに入っていました。

きれいなサッカーを見せるとか、そういうこと以上に、今日の試合は総力戦です。勝ったものが残り、負けたものが降格する。そういう試合らしく、相手も含めて最初から最後まで気迫のこもった戦いとなりました。

前半は、浦和が攻めているゴールがブクメが見ている場所から、最も遠い位置だったため、正直細かい状況は、分かりませんでしたが、開始1分くらいで早速思い切りよくシュートがあったり、27番松高遼からの縦パスを受けた10番堀内千寛が、相手に激しい守備にあいながらも簡単にボールを失わずに粘り強くキープしている姿があったり、6分の19番村上秀斗からの裏へのパスに相手の守備ラインとの駆け引きをしながら抜け出す11番川上開斗や、前線で13番東伸幸が体を張るプレーなどが見られ、前線のこれらの選手がこういう動きをしようと動けている状況を見て安心しつつ、しかしながら、相手も思った以上に仕掛けてくる、放り込んでくることで、浦和のゴール前でのプレーも序盤は多くなったものの、ここは本当に成長したなと思わされる部分でもあるのですが、守備も粘り強くできており、きれいに囲んで守るということができなくても、最後のところまではやらせないというプレーがしっかりできていました。

ロングボールに対しては、4番小木曽佑太が跳ね返せることも大きかったと思います。

前半の浦和の攻撃の場面では、20分くらいの10番堀内千寛が左前線からドリブルで仕掛けた場面や、同じく中盤で10番堀内千寛がボールを受けて左前線に抜ける11番川上開斗に渡し、クロスに13番東伸幸がヘッドで合わせる場面や、28分の11番川上開斗がいったん7番高橋聡史に落として、7番高橋聡史が左に開いた13番東伸幸に展開、そこから逆サイドの21番萩原大智へのサイドチェンジから仕掛けていく場面など、20分~30分にかけての浦和の攻撃で惜しいチャンスが連続で訪れていたところで、この時間帯で先制点が欲しいと思っていたところで、来ました先制点。

パスを受けた13番東伸幸が左からドリブルで抜け出してゴール!

待望の先制点を浦和が決めて1-0となります。

前半の残り時間でも、21番萩原大智の右サイドからの果敢な仕掛けから数回チャンスが生まれましたし、フリーキックのチャンスでは、セットしたボールのところに4番小木曽佑太、15番石井康輝、23番河内渉真の3人が並び、23番河内渉真が蹴ると見せかけて15番石井康輝が蹴ってゴールを狙うなど、セットプレーでの工夫も見られつつ、前半は1-0で終了します。

後半に入っても、試合の主導権と言う意味では、どちらにも転びきらないという感じではありましたが、後半開始3分ほどに攻め込まれた危険な場面も集中して守り、同様に時間帯によっては押し込まれそうになる場面もありましたが、何と言うか、失点しそうな空気感と言うのは、実際のところあまりありませんでした。

攻撃の部分では、前半にも増して(と言うか見やすくなったのでより状況が分かりやすくなったというだけかもですがw)、10番堀内千寛と11番川上開斗の仕掛けが迫力のあるものとなり、相手ゴールを襲う場面が多くできていたと思います。

そんな中で、後半12分に待望の追加点が入ります。

出しどころをしっかり見ていなかったので、誰からのパスなのかはわかりませんでしたが、相手のディフェンスラインの裏へ縦のパスが入り、絶妙のタイミングで10番堀内千寛が抜け出し、飛び出してきたキーパーとどちらが先に触るかという状況で10番堀内千寛が足先で先で先にさわりシュート、これが、決まり2-0となります。

ここまでの試合展開、相手の攻撃のバリュエーションと浦和の守備の安定感を考えても、おそらく、相当不運なサッカー的な事象が発生しない限りは、今日の試合でこの時間で2点のリードを奪えたことでほぼ勝利は確信しつつも、何が起こるかわからないのがサッカーですよね、と思って浮かれないようにしていたのですが、選手の方が一枚も二枚も上手でバランスも崩さず、追加点を取ってより試合を確実なものにしようと、落ち着いてプレーしてくれました。

21番萩原大智から、追い越して前線に走る23番河内渉真へパスを繋げての仕掛けだったり、コーナーキックのチャンスで15番石井康輝からのボールに13番東伸幸がヘディングシュートで狙う場面、13番東伸幸のヘッドでの落としから、23番河内渉真が2点目と同じようなキーパーと裏を抜け出す11番川上開斗のちょうど中間点くらいにパスを通して先に触れれば3点目と言うチャンスもありました。

11番川上開斗からオーバーラップする19番村上秀斗へのパスが通ってグラウンダーのクロスを受けた13番東伸幸がシュートを放つ場面もありました。

カウンターから、10番堀内千寛が抜け出して、キーパーの頭越しにループシュートを狙う場面もありましたが、これはゴールを捉えることができませんでした。

37分に21番萩原大智に代えて24番川上エドオジョン智慧が入ります。残り時間も少ない中で、24番川上エドオジョン智慧も裏を狙ったり、追加点を奪う部分と中盤での運動量で守備の部分も補いつつ、結果的に2-0で試合終了となりました。

他会場を気にせずに、有無を言わせず自力で残留!成し遂げてくれました。一時の状況を考えたら、本当によくここまで這い上がってくれたと思います。

よく、1部に残してくれました。やはり関東のジュニアユースの環境に置いては、1部と2部では所属チームのレベルに差があるのが現状だと思いますので、1部で戦える環境を守ったという事実は、かなり大きいです。

さて、まず一つの挑戦は、成功しましたよね。

そして、ここからは、次のステージとなる、11月2週目からスタートする高円宮杯出場をかけた戦いとなります。冷静に、今の自分たちの立ち位置を見つめてみてください。リーグの終盤戦で、リーグ戦で自動的に高円宮杯を出場するギリギリのラインのところにいるチームには、勝てるところまで来ました。しかしながら、その上位4チームに入った相手の中でも更にチームの完成度が高いと言われる大宮アルディージャジュニアユースには、結果的に大敗しました。

単純に比較はできないですが、全国で優勝を争うレベルがそこにあるとすれば、ここからは短い期間の中で差を埋めていく段階であり、昨年同様、一つ負ければ敗退と言う過酷な関東予選の中で、そこを勝ち上がるために用意された4試合(昨年と同じであれば)で終盤戦の守備の集中力と勝負強さを持続して勝ち抜きながら、同時にそこで差を埋めるべく要素を掴んでいかに積み上げて行けるかにかかっています。

チームの成長、個の成長も含めて、今年最後の大会へ向けて、次からの戦いも楽しみに見届けさせてもらいますね!

・・・ただ、今日みたいにユースの日程との兼ね合いで、試合後に喜びを分かち合う時間がなくすぐに移動しなくてはいけないとか、そもそも日程が被ってしまうとか、そういうことがないように、なんとか日程もうまく足が運べるような感じになってくれればと・・・これは、もう神頼みしかない(特に11月11日はユースのJユースカップvs柏レイソルU18戦)と掛け持ち可能な日程になってくれと強く強く願ってたりします。

 

・・・それにしても、喜びを分かち合いたかったです!

 

ではでは~。

10月21日レッズランド10月21日レッズランド10月21日レッズランド

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユースU-15リーグ2011/09/10 – 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズノルテ 2-0勝利・・・無失点でしっかり勝利

レッズランド2011年9月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週末は、ユースの公式戦であるプレミアリーグが再開し、今週末からは浦和レッズジュニアユースの公式戦、関東U15リーグが再開されました(正確には来週末からですが、延期分が今日開催されたということです。)

高円宮杯出場の上位3位以内を勝ち取るために、課題を試合の中で克服しながら勝点もしっかり獲得していく必要がある、なかなか緊張感のある戦いの再開。今節の対戦相手は鹿島アントラーズノルテとなります。相手のここまでの戦績は大勝していたり大敗していたり勝ちきれなかったりと、どの程度の相手かが分かり難いのですが、とにかく浦和レッズジュニアユースとしては、課題となる守備での自信を取り戻しながらしっかり勝利。そういう手応えをまずは掴んでおきたい試合となります。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに7番勝野瑛、トップ下に8番斎藤翔太、17番松崎洸星、FWが右に14番加藤智陽、左に2番岡野森、真ん中に11番小島良太

となります。

若干、背番号が変わっている選手がいるようです(それとも、ブクメがこれまで間違っていたのかは不明です。)

試合の開始から、守備のバランスを上手くボランチとバックラインのところで意識的に考えながらプレーしている意図が見られ、相手の攻撃も思ったほどの迫力のある鋭い攻撃を仕掛けてくることがないことから、危険な場面はなく、浦和もやや攻撃への意識を抑えてプレーしている印象がありながら、トップ下の8番斎藤翔太を経由して上手くサイドからの攻撃を仕掛ける回数が多く浦和が押し気味で試合の序盤が展開されていきます。

右サイドの14番加藤智陽のところからの攻撃が立て続けに2回。その後、2番岡野森の左サイドからの攻撃から11番小島良太のポストプレーへと展開されていく攻撃と、攻撃の際にかける人数は少ないながらもそれなりに鋭い攻撃を仕掛けることに成功していました。

その後、上手く守備に手応えを感じた所で、少しずつ攻撃の際のリスクを犯しながら点を取りに行くプレーも出始め、例えば右サイドバックの15番及川皓平がラインを高めに上げながらディフェンダーの意識をそちらに向かせて上手く中へひきつけてスペースを開けたところに下がり気味の位置から14番加藤智陽が走りこみ、そこへパスが通り、クロスから8番斎藤翔太がヘディングシュートを狙った場面などもありましたが、比較的守備に意識を割いていたこともあり、シンプルに11番小島良太のポストプレーを活かして8番斎藤翔太がミドルシュートを狙ったり、5番長島巧の左前線へのロングフィードから2番岡野森、クロスに8番斎藤翔太のように、前線での広い展開からの攻撃に8番斎藤翔太が飛び込む形が多く、攻撃の際の人数をかける部分で足りないところがあったために、守られてしまうということも多かったと思います。

それでも、これまでの戦いぶりから比べても、非常にバランスの良い戦いぶりを展開しながら前半を終了。

後半に入っても、バランスは崩れず浦和主導で試合が展開され、8番斎藤翔太から2番岡野森、14番加藤智陽から11番小島良太へボールが収まり反転してシュートなど、チャンスを作りながらも決定的なところまであと一歩というところまでで時間が過ぎていきます。

危ないシーンは少ないものの、得点が入らないというややもどかしい展開が続いていましたが、その均衡をセットプレーから崩すことに成功します。後半10分に得たセットプレーのチャンスで、キッカーの8番斎藤翔太の狙ったボールがファーサイドのキーパーの前のスペースに上手く入り、そこに飛び込んだ14番加藤智陽がゴール。欲しかった先制点を浦和が奪い取ります。

浦和の得点後に相手の反撃がありましたが、この試合は守備の部分で特に意識的なプレーが光った7番勝野瑛やトップ下というよりややボランチに近いポジションで守備にも意識をおいてプレーしていた17番松崎洸星のプレーや声を掛け合いながら、組織で守ることが上手くできつつあり、決定的な場面は作らせませんでしたね。

試合の後半は11番小島良太の前線からのプレスなど疲れる時間でしっかりプレスをかけることで相手の攻撃を遅らせたり、インターセプトに成功して高い位置から攻めに転じることも何度か出来ていました。

守備のバランスが良くても、1点のリードでは何が起こるかわからないということで、追加点が欲しいな~と思っていたところで再び浦和がセットプレーから追加点奪取に成功します。

コーナーキックのチャンスから、おそらく8番斎藤翔太は思ったようには蹴れなかったと思いますが、逆にグラウンダーでディフェンダーの密集しているところにグラウンダーで入っていったボールが上手い位置に転がり、そのボールに上手く反応した5番長島巧が合わせてゴール。見事な追加点を30分に奪います。

その後、33分に14番加藤智陽に代えて20番堀内千寛、2番岡野森に代えて21番和久井大輔と2年生の選手も起用しながら、しっかり戦いきり大事な再開初戦を2-0の勝利で飾ることが出来ました。

確かに相手の攻撃が思ったほどではなかったこともありますが、この大会6試合目にして始めて無失点で試合を終えることに成功したことは今後の戦いを考えても非常に重要になります。

相手の攻撃が思ったほどではなかったのだから、もう少し攻撃に人を割いていってもという声も聴こえてきそうな試合でもあったかと思いますが、なんとなくですが、ここまでの状況から考えると今日の試合は、とにかく守備のバランスに意識をおけば無失点で抑えられると言う手応えを掴みながら、しっかり勝ちきることが最も重要でそれができたことが最も大きい試合だったと思います。

今日の守備の部分を今後も更に安定してできるように心がけながら、今度は持ち味でもある攻撃力をタイミングを見ながら発揮していけば、更に勝点を積み上げながらチーム力もアップしていけると思います。

攻撃の部分で相当の役割を引き受けることになり動き続けた8番斎藤翔太の負担は大きかったのは最終的な疲労具合を見ていて明らかでしたが、今日の試合は、ただ勝っただけではなく、次に繋がる手応えのある勝利になると思います。

本当に暑い中お疲れ様でした!

ではでは~。