高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/04/ 第10節 vs清水エスパルスユース 1-2敗戦・・・どちらに重きを置くか

アウスタ日本平2011年9月4日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

夏の広島遠征で手応えを掴み、いよいよ公式戦が再開されます。優勝を考えた時には数字的に苦しい状況に追い詰められての折り返しとなるプレミアリーグ。見る側としても、逆転優勝のために勝ちに拘った戦い方になるのか、少し育成という面での経験値、Jユースカップや来期まで見据えた、試すことや見極めることに重点を置くのか、少し気持ちの置き所が難しいプレミアリーグはアウェイ日本平での清水エスパルスユース戦で再開となりました。

直接的に直撃しているわけではないものの、巨大台風の影響で所々で物凄い雨が降ったり、強風に見舞われたり、正確なプレーをするには大変な環境下での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに6番野崎雅也と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に24番中村駿介と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に10番矢島慎也、真ん中に12番高田拓弥

となります。

トップ昇格が決まり、昨年の岡本拓也のようにユースの試合には出場させない可能性もあるかと思っていた矢島慎也と野崎雅也が揃ってスタメン出場。しかしながら、野崎雅也はセンターバックとして、矢島慎也がフォワードの右ということで、チームとしては、先を見据えた戦いをするという意図が感じられ、彼らがドッシリと存在感を見せていたポジションにあえておかずに戦うという選択がされていました。

また、公式戦という意味ではこれまでと比べて起用にも何箇所か変化が見られました。左サイドバックには広島遠征でかなり質の高いプレーを見せた21番小坂慎太朗がスタメン、キーパーを1年生の30番関口亮助が任されました。

試合開始から、ペースを握ったのは浦和レッズユース。激しくプレスに来るというよりは、スペースを消そうと言うようなディフェンス。2トップの二人以外は比較的守備に重点を置いた清水エスパルスに対して、浦和が小気味良くボールを回しながら攻撃を展開していくという流れ。

その中でも、トップ下に入った24番中村駿介の中盤でのスペースの使い方が上手く、良い場所に入るため、上手く経由役として前へ後ろへ動きながら攻撃に貢献することができていました。

また、右サイドバックに入った20番新井純平も、まずは持ち味のオーバーラップからの攻撃参加を果敢に仕掛ける場面を何度も作りながら、この試合では数人の選手との連携から抜け出したり、ディフェンダーを越えるフワリとした浮き球で裏へのパスを供給したり、更にバリュエーションが増えている印象がありました。

10番矢島慎也もさすがのボールコントロールでこの試合ではどちらかと言うと、チャンスメイクの方が多かったように感じましたが、存在感を見せていました。

流れは良いものの、相手ゴールを脅かす決定的な場面までなかなか結びつかない中で、中盤でボールを捌きながら23番岸伯富実が意識的にシュートを狙っているのが印象的でした。

時折相手のフォワードが個人技で鋭く攻めて来るところを、ボランチの8番片槙吾が上手く潰していたのも印象的でした。このポジションでしっかりこの仕事ができると守備も大分落ち着きます。

左サイドバックの21番小坂慎太朗は少し動きに堅さが見られたものの、前半終盤ではロングフィードから11番堀田稜が受けた際にタイミングよく前めにポジションを上げて11番堀田稜が下げた所をダイレクトで右前線へ放り込むという場面がありました。これは、キーパーにキャッチされてしまいましたが、広島遠征で頻繁に見せていたこういうタイミングよくスルスルと前線へ押上げながら、攻撃参加するプレーは良かったです。この試合では余り見せられませんでしたが、どの試合でもこういうプレーが何度も見せられると更に相手にとって脅威となると思います。

先ほど書いたように、前半は浦和らしい良さは随所に見られたものの、得点が遠いという時間帯が続きながらも、35分には11番堀田稜がサイドをドリブルで切り裂きシュート。キーパーが弾いた所に10番矢島慎也がシュートを狙うもディフェンダーに触られ惜しくもゴールならず、更にそこで得たコーナーキックのチャンスで混戦から6番野崎雅也が押し込んだかと思ったら、その前でファールがあったとか。本当にファールなの、ふ~ん、と納得いかない判定で浦和の先制ゴールはなりませんでした。

0-0ながら、手応えを掴んでハーフタイムを迎えます。

後半に入り、最初の数分で6番野崎雅也から24番中村駿介へのパス、テンポ良くパスを受けた24番中村駿介がアウトサイドで左前線の11番堀田稜へ渡りクロスという大きなチャンスを作ったり、11番堀田稜から10番矢島慎也へパスが出され、個人技で交わしてシュートを狙うなど、後半も浦和が良いスタートを切るかに思われましたが、どうも全体的にフワッと後半に入ってしまったのか、精度に欠くプレーや浦和の守備ラインに近い位置でミスから奪われるなど、この流れからやられた試合が何試合もある入り方をしてしまいます。

こういうプレーが続くと当然リズムも悪くなり、相手ペースになっていく中で、前線で上手くボールを収めることが出来なかったところをまずは修正しようと言うことだと思いますが、15分に12番高田拓弥に代えて25番進昂平が入ります。

25番進昂平は、相手ディフェンダーの視界から一旦消えてからディフェンダーの前に出るなど駆け引きしながらボールを受ける動きをするものの、どうもフワッとした流れのためか、そこに効果的なパスが供給される所まで行かず。ちょっと危ない時間帯だと思っていた矢先にセットプレーから失点。これで守備陣が慌てたということではないものの、この2分後に得点で勢いづいた相手に攻め込まれ、ディフェンダーの寄せが悪いとは思わないものの、見事なシュートを決められてしまい0-2とされてしまいます。

反撃を試みる浦和は21番中村駿介からのパスを受けた23番岸伯富実がシュートを狙ったり、6番野崎雅也からのパスを受けた10番矢島慎也がシュートを狙うも得点には至らず。

30分に23番岸伯富実に代わり28番関根貴大が入ります。

その後、34分に中村駿介が技ありのミドルシュートでゴールを決め1点差まで詰め寄り、更に交替選手を中心に反撃を試みます。その中でも、ゴールは入らなかったものの、その展開に鳥肌が立ったプレーがあります。それは、25番進昂平にパスが入る瞬間に28番関根貴大がディフェンスの裏めがけて、走ればパスが出ると分かっているかのように鋭く走ると、パスを受けた25番進昂平が素早く鋭いパスを28番関根貴大がトップスピードで走る裏へ通す。飛び出してきたキーパーとどちらが先に触るかというギリギリのところでキーパーに僅かのところで先に触られてしまったものの、あと一歩足が伸びていたら、その動きは確実に倒れこむキーパーを越える浮かすシュートを狙っていたことが分かる。この1連のプレーは凄かったです。でも、ゴールではないんですけど・・・。

そして、パワープレーとしての投入となりますが、40分に24番中村駿介に代えて18番西袋裕太が投入されます。

結果的に、そのパワープレーも得点までは結びつかなかったものの、凄かったのは中盤でボールを捌く以外は前線に飛び出して競る役として上がった18番西袋裕太に残り時間で5本くらいはロングボールが入ったと思うのですが、その全てで競り勝っていたんですね。この大会のFC東京U-18戦のときにも感じましたが、得点を奪わなければならないときの起用方法として、このパターンはかなりの武器になります。

はい、結果は1-2の敗戦です。

ポイントポイントで見ると、今後の戦いに向けて相当期待が広がるプレーを見せた選手も多く、先を見据えて試合を見ればよい試合でした。ただ、やはり勝つために必要な要素では反省してもらいたいことがはっきり出てしまった試合でもありますよね。後半スタートからの精度を欠いたプレーの連発。このフワッとした流れに対して怒る選手がおらず、そのまま全体的にふわふわっとしていましたよ。また、やはり決め所での激しさやここで決めておけば試合自体の進め方が楽になるという局面で、決めきる迫力を感じなかったです。確かに6番野崎雅也の得点がカウントされていれば流れは変わっていたかもしれませんので、そこは複雑ですが・・・。

それぞれの選手に新しく誉めたい箇所が見られながらも、怒りたい試合でもある。複雑です。

札幌引き分けましたよ。まだまだ逆転優勝狙えますよ。

今日のような、経験やこれからの戦いを考えた起用采配でも、はっきり言ってこのくらいの戦い方ができるのであれば勝ちながら同時にやれるはずです。

だから、ワガママですが見る側のブクメとしては、新たな発見を毎回見つけられ、更に結果も伴っている。プレミアリーグにはそれを求めることにします。

大荒れのコンディションの中、お疲れ様でした!

ではでは~!

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/28/2日目3位決定戦vsテルエルU16 | 2-1勝利・・・再戦で競り勝ち3位で終了

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今回のスペイン遠征の最終戦となる3位決定戦は、1日目の第2試合の対戦相手テルエルU16との再戦となりました。勝って締めくくりたい試合であり、前回は0-1で敗れているために同じ相手に2度負けるわけにはいきません。夕方の試合となりましたが、昨日よりも気温が高くピッチ上はかなり蒸し暑いであろうコンディションとなりました。

そして、ホテルから競技場を4往復目のブクメの体力も限界に近付きつつありました(どうでも良いことですがw)、思い返せば、散歩中の犬に吠えられたり、目の前に急にボールが飛んできたりとか色々ありました(さっさと本題に入れですねw)

ちょうど、英語が話せるという浦和の試合の後に試合を控える決勝に進出したセグレの選手の父親と名乗る方とお互い下手な英語で話しながら途中まで試合を見ていたので、少し集中して見られませんでしたが、この大会は大抵は15歳がメインで数人14歳が混ざるような試合であることや、バルセロナが対戦した相手として浦和レッズのことを知っていてくれてたり、日本のレベルが上がってきたよね~とかそんなヨイショをしてくれる素敵なお父様でした。

さてさて、試合に移ります。

GK1番岩本拓、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将也、トップ下に6番影森宇京と7番川上開斗、FWが左に9番田中拓真、右に18番村上秀斗、真ん中に5番小田切真人

となります。

やや午前の試合の大敗や前回同じ相手に敗れたことを引きずっているのか、パスがやや消極的な印象で序盤からしばらくはせっかくのポゼッションの時間に自らのミスで奪われて反撃を食らう回数が多かったり、ロングパスもやや精度を欠くなど、自らでリズムを作れないような状況でピンチを招くシーンも多くなりました。

ただ、大会通してですが前線でのプレスや中盤でも2人で囲んで奪ったり、前線で奪うための運動量はこの試合も健在でこれにより浦和も奪って反撃する回数も多かったのですが、先ほど書いたように攻撃の際の精度が欠けてまた奪われるという繰り返しのようにも見えました。

しかしながら、10分くらいから徐々に動きがスムーズになっていき、右サイドバックの13番東伸幸が近い距離のスペースに5番小田切真人が入ったところを上手く使いワンツーで抜け出して前線にまで抜け出したり、7番川上開斗が前線のスペースに5番小田切真人が走るだろうと早めのパスを出し、少し出だしが遅れて届かなかったものの動きを予測してのパスと動きが増えて来ました。20番渡辺将也が起点となり、18番村上秀斗、7番川上開斗とサイドを上手く使って突破してクロスを上げたり、20番渡辺将也から裏へぬけだした7番川上開斗へ決定的なパスを出し相手のファールを誘いペナルティエリアわずか外でのフリーキックのチャンスを獲得。

そして、20分に得たこのフリーキックのチャンスを7番川上開斗が直接ゴールに蹴り込んで待望の先制点を挙げます。

この後も徐々にリズムがよくなった浦和が単発ではなく3人以上が良い距離感と飛び出しで絡んだパス回しからの攻撃など増えてきて、これまで相手の早いプレスや読みに引っかかってきたパスが上手く通る回数が増えて行きます。

2度ほど、裏にボールを出して相手キーパーがペナルティエリアの外まででて対応しなければ浦和の選手がボールに反応してキーパーと1対1になりそうな場面も作っていました。

良い流れだったのですが、27分に相手のフリーキックのチャンスでゴールからはやや遠かったものの長く放り込んだボールを先に相手選手に頭で合わされて流し込まれてしまいます。セットプレーの対応は、ややはっきりしなかったり先に触られてしまうことが多いため、今後直していく必要がありそうです。

前半終了間際に18番村上秀斗がペナルティエリア外で倒され、自らフリーキックでゴールを狙うもバーを大きく越えてしまい、ここで前半終了。1-1ですね。

後半スタートから、5番小田切真人、6番影森宇京、9番田中拓真、18番村上秀斗に代わり2番新井克之、11番新納大雅、15番松尾佑介、19番和久井大輔が入ります。

後半のフォーメーションは、

GK1番岩本拓、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将也、トップ下に15番松尾佑介と19番和久井大輔、FWが左に7番川上開斗、右に2番新井克之、真ん中に11番新納大雅

となります。

前半早々にロングボールから11番新納大雅がヘッドで19番和久井大輔に落とし、相手ディフェンダーを背負いながらもしっかりボールをキープして競り勝つプレーがあり、その後も20番渡辺将也から左の7番川上開斗がサイド深くまで持ち込み、大きくクロスを上げ、2番新井克之が競り勝ち頭で落として15番松尾佑介が思い切りよくシュートを放ちます。

ここまでの試合で、どの相手でも体格差などで相手に対して主導権を握るという時間がなかなか作れずにここまで来ましたが、成長が見られ、ここにきて攻撃面で相手を上回るシーンが作れ出します。

特に前の試合でもそうでしたが、19番和久井大輔が前線で上手くボールを収めて抜け出すことができるため、例えば2番新井克之からのパスに対してもキープして抜け出したところをたまらず相手がファールで止め、FKを獲得したり大きなチャンスのきっかけを何度も作っていました。更に、15番松尾佑介がテクニックや細かいパスに加えて、スペースを凄く上手く見つけて入るようになり、ボールの経由がしやすい状況を上手く作り出していました。

11分に、20番渡辺将也、7番川上開斗に代わり3番石井康輝、14番堀内千寛が入ります。

全体的な攻撃の動きがスムーズになる中で、4番小木曽佑太がディフェンスラインからドリブルで持ち上がり、数人を抜き去って気がつけばゴール前まで迫りキーパーに阻まれたもののシュートまで持ち込むというプレーも見られたり、3番石井康輝がスペースへ走り込んで2番新井克之からのパスを受けすかさずシュートを放つ場面や、2番新井克之からのパスに19番和久井大輔が胸トラップしてそのままシュートを放つ、11番新納大雅も足元ではなくスペースへ抜けてのプレーでチャンスを作るなど、最後の最後でこのレベルの相手に対してもやろうとするサッカーが高い確率でできるようになってきました。

そして、勝って終わりたいこの試合で15分に15番松尾佑介が見事にゴールを決めて2-1、何度か危ない場面はありながらも最後までリードを保って試合終了。

大会3位を勝ち取りました。

やろうとしているサッカーは決して簡単にできるものではなく、今回のように年齢上でスペインというサッカーのレベルの高い環境でプレーしている相手に対して実践するのは更に難しい。ボールも柔らかかったり、とにかく浦和の選手たちにとってはびっくりすることだらけだったと思いますが、大会を通じて更に課題を見つけ、手応えも掴み、見ているこちらでも彼らが試合ごとに成長しているのがわかりました。

この経験を生かして、更に魅力的なサッカーをできるようなチームになっていくことを心から願っています。

では、写真載せます。

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

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 これで、浦和レッズジュニアユースU-14のスペインサラゴサ遠征のブログを終了しま~す。

私ブクメは明日にバルセロナに移動してちょっと観光して日本に帰ります~! 

選手のみなさん、慣れない環境の中、2日間お疲れさまでした!

ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/28/2日目準決勝vsヴィジャレアルU16 | 0-4敗戦・・・決めどころの迫力の差と手応え

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

大会も2日目に入り、昨日の2試合トータルで1勝1敗でグループ2位で通過した浦和レッズジュニアユースU-14は今日の午前準決勝でヴィジャレアルU-16との対戦となりました。昨日の得点経過で勘違いしていて対戦相手がセグレと書いてしまったのですが、ヴィジャレアルの間違えです、すみません。

昨日、グループ1位を決める試合を後半のみ見た限りでは、ヴィジャレアルU-16は数名の選手がかなりスピードやテクニックがあり、裏を狙う動きが鋭いという印象で、聞いた話では年齢的には1歳上くらいの選手が多いようですが、数人がありえないくらい体格が良い選手がいる感じでしたね。

さてさて、この試合のスタメンは以下となります。

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に7番川上開斗、右に14番堀内千寛、真ん中に11番新納大雅

となります。

この試合の方がより、15番松尾佑介がボランチに近い位置でプレーしていることも多くダブルボランチに近いようなイメージでの試合となりました。

風が強いことが当たり前のイメージのサラゴサにしては珍しく、今日は朝から風がほとんど吹いておらず、昨日の朝の寒さに比べるとだいぶ快適な(とは言っても、日なたで試合する選手には過酷)環境。

浦和の試合の入り方はかなり良く、数人で上手く囲む守備で個人技や体格で勝る相手に対して上手く守りながら、奪ったり、プレスをかけて相手のパスの精度が欠いたところを奪うなどして反撃するシーンも多く、例えば、8番高橋聡史が守備でボールを奪ったときに、テンポよく15番松尾佑介、4番小木曽佑太とワンタッチで前後させ相手のプレスをいなしながら前線のスペースへパスを出すなどの狙いもできていました。

前線でのプレスの意識も強く、前半の早い時間に19番和久井大輔が相手キーパーに対して上手くプレスをかけてあと一歩で奪えそうな場面を作ったりできていました。11番新納大雅の前線のプレスも効果的だったと思います。

4番小木曽佑太から右サイドの14番堀内千寛へのパスからの攻撃も何度か効果的にサイドを切り裂いていました。

体格の良い選手が多い(なんかディフェンダーの28番が見た目もプジョルみたいで昨日の試合でもセットプレーで豪快にヘディングで競り勝っていたのを見ていたので、セットプレー怖いなと思っていました。)ため、相手セットプレーの時の対応がどうなるかと思いますが、やはり力強く来るので危険な場面もありましたが、16番大川圭為のファインセーブでのがれた場面も含め序盤はなんとかこらえることができていました。

こぼれ球に対する反応予測に関して14番堀内千寛と11番新納大雅、19番和久井大輔の3人の連携がこの試合は良く常にパスを出しやすい位置、こぼれた時のフォローなども上手く行っていました。

しかしながら、14分に相手の攻撃の際にペナルティエリア内で対応がもたついたところを狙われて失点。こういう得点に対しての狙い方はさすがと言ったところでしょうか。これで0-1となります。

失点はしたものの、この試合は攻撃の場面で昨日に比べて惜しいところまで作れる回数も多く、失点後の15分には左サイドからの展開で7番川上開斗からのクロスボールが相手キーパーを越えて11番新納大雅が頭で合わせる少し当たり損ねてゴールならず、という惜しいチャンスもありました。

同様に7番川上開斗がサイドから作ったチャンス、右サイドバックの13番東伸幸がオーバーラップして攻撃参加して折り返しに11番新納大雅が走り込むなど失点後に相手ペースに持ち込ませず攻撃できていたことも良かった思います。

しかしながら、なんというか得点の取りどころでの迫力に関して相手が上手く、21分に隙を見てミドルシュートを強引に撃ってきたところで16番大川圭為が反応するもこぼれたところ押し込まれて2失点目を喫してしまいます。

それでも、前半残り時間は15番松尾佑介が上手く前後動きながら中盤でボールを捌き何度か惜しいチャンスを作ることができたものの得点は奪えず、0-2で終了。

後半最初から、11番新納大雅に代わり20番渡辺将也、8番高橋聡史に代わり12番信沢啓人、7番川上開斗に代えて18番村上秀斗が入ります。

20番渡辺将也がトップ下の位置に入り、フォワードの真ん中の位置に19番和久井大輔が上がります。

後半は、前線に入った19番和久井大輔がかなり上手くポストや裏への抜け出しを成功させることで決定的なチャンスも何度も作ることができていました。まずは、15番松尾佑介に入ったところで19番和久井大輔がスッと裏へぬけだしたところへ早いテンポでパスが通るもこれはオフサイド。続いても19番和久井大輔が斜めに走り上手く前線のスペースに走ったところに15番松尾佑介からのパスが通り、キーパーと1対1の場面を作るもシュートはキーパーにセーブされてしまいます。この後、7分に相手選手に個人技で豪快に突破されてキーパーと1対1の場面を作られ、失点、0-3となります。

そのすぐ後に、14番堀内千寛からのパスに再び上手く裏を抜けた19番和久井大輔が抜け出すも先ほど止められたイメージがあったのか、シュートのタイミングを逸して外に流れて得点することができませんでした。

後半10分に、15番松尾佑介に代わり5番小田切真人、13番東伸幸に代わり2番新井克之が入ります。

ここからの時間は、相手の激しいプレスに苦戦する時間が続きます。

その中でも、何度か反撃のチャンスを作り、18番村上秀斗から5番小田切真人、ワンタッチで前に出したところにそのまま前線に走った18番村上秀斗がサイドを駆け上がるという形を作ったり、19番和久井大輔がサイドをドリブルした時にキーパーが少し前に出ていたところをちょうどキーパーの頭を越えるくらいの高さの鋭いループシュートを狙うも少し枠から外れてしまいます。

後半18分に、3番石井康輝に代えて6番影森宇京が入ります。

その後、20番渡辺将也からのパスに再び絶妙のタイミングで抜け出した19番和久井大輔がキーパーと1対1の場面を作り出すもキーパーにセーブされてしまいした。

その後、20分に反撃され、裏へぬけだされた選手に力強く撃たれたシュートは19番大川圭為が上手くコースを消したものの外へ弾き切れずにゴールに吸い込まれ、0-4となります。

その後も、果敢に19番和久井大輔の裏を狙う動きが相手の守備を混乱させ、ゴールに迫る場面を作るも結果的に0-4で試合が終了。

夕方の3位決定戦に回ることとなりました。

19番和久井大輔としては得点ができなかったことに対して相当悔しかったと思いますが、彼がフォワードの真ん中に入ってからのプレーは確実に相手ディフェンスの予測の上を行っていましたし、あの形が作れたことが非常に重要です。フォワードのポジションとして更に成長するためには、今回のヴィジャレアルの相手フォワードのようなプレーをゴール前でできるかどうか、勝負を決める選手となれるようにさらに磨きをかけてください。

結果的には大敗ですが、ここまでの試合の中で最も、やろうとする動きや仕掛けができた試合だったとも思います。そして、この試合の相手にはなかなか日本ではいないような、守備面での予測スピードの速さと攻撃の際の迫力を持った選手がいたのも確かで、更に体の強い年上の選手ということもありましたし、この試合の結果で落胆するのではなく、この試合での手応えをどれだけ今後も持続して出し、更にレベルアップしていくかが重要だと思います。

ただ、この試合でも付け入る隙はあり、そこで決めていれば昨日の第1戦の時のように苦しみながらも勝利できた可能性も決して少なくなかったことも考えながら、次の戦いにつなげてもらえればと思います。

夕方の3位決定戦に期待しつつ、写真載せます。

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ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/27/ 1日目第2試合vsテルエルU16 | 0-1敗戦・・・自らの形を目指して

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夜の試合になったら日本の旗も揚がってたw

どうも、浦和サポブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に20番渡辺将也と7番川上開斗、FWが左に9番田中拓真、右に18番村上秀斗、真ん中に5番小田切真人

となります。

第1試合のスタメンの10番中塩大貴、13番東伸幸(第1試合はサイドバック)、3番石井康輝、7番川上開斗の4人以外はすべてメンバーが代わっています。

5番小田切真人は怪我明けで久しぶりの出場。怪我明けと書きましたが、まだ腕は固定されている状態での出場でした。

既に第1戦で下したCDオリベルがテルエル相手に引き分けたため、グループの2以内は決まっているという状況。直前にグループAの1位通過を決める試合が行われ、セグレがヴィジャレアルを下して1位、ヴィジャレアルが2位となったため、この試合で引き分け以上で準決勝はヴィジャレアル、敗れればセグレと対戦となることが既に決まった状態での試合となります。だから何という感じなんですけどね、対戦相手がどうこうではなく、経験を積みながら勝ち進んでいくことが大前提です。

さてさて、19:15キックオフの試合ですがスペインではこの時間が日本で言う夕方くらいのイメージなので普通に西日がまぶしい状態での試合ということになります。午前の涼しさから一転してやや暑い中での試合となりました。風の強さはここではいつも通りということで。

試合開始から、ぱっと見た感じでは相手のレベルはそこまで高くないと感じ、この相手なら上手く浦和の形を出せれば問題なく勝てるかなと思い流れ見始めたのですが、序盤は右サイドの18番村上秀斗から5番小田切真人へのパス、10番中塩大貴のロングフィードで18番村上秀斗がスペースに走ってあと一歩という形など第1戦と比べて前のスペースを前線が見つけて走るところにロングフィードという狙いが強く感じられたのですが、やはり風や柔らかいボールの感覚のせいか、合わずに簡単に相手にクリアされてしまいます。

相手の攻撃もそこまでではなく、守備陣も問題なく抑えていたのですが、前半6分にペナルティエリア内で相手の強引に切れ込んできたところに足がかかってしまいPKを取られてしまいます。このピンチを16番大川圭為が防いで失点は免れます。

ただ、やはり第1戦同様、寄せが早く反応が良い選手が多いため、なかなか浦和のテクニックのある選手が個人技で抜こうとしても抜けず、奪われてカウンターになる場面が多くなります。これは、要するにジュニアユースくらいまでテクニックで通用していたところが、ユースでなかなか通用しなくなるパターンに似ているような気がします。

凄くそういうところがわかりやすく出た試合で、例えば左サイドで12番信沢啓人がボールを持った時に同じ左サイドの前線のスペースが空いていて、ここのスペースに9番田中拓真が気付いて走り、そこに12番信沢啓人が出す。こういう形が出ると繋がるのですが、足元に出してキープして抜きに行こうとしたり、パスコースを考えて少し時間がかかるとすぐに詰められてしまったり、パスを読まれて狙われてしまう、そしてカウンターを食らってしまう。

そのあたりは選手たちも試行錯誤している様子が伝わってきます。スペースを作る動きとスペースを使う動きをお互いに声を出しながらやっているのですがかぶってしまったり、この試合に関しては上手くいかない部分の方が多く出てしまいました。

そんな中で、前半20分に一瞬の隙を突かれて失点してしまいます。

苦しい展開が続くものの、前半の終盤くらいから2番新井克之の右サイドでスペースを上手く使った動きをしながらチャンスに絡むようになります。ここから数人が絡んだ攻撃が何度かできるようになり、例えば18番村上秀斗が右サイドから中へ走り相手ディフェンダーを引きつけながら同サイドの前線のスペースを開けたところにすかさずロングボールが入り、そのスペースに2番新井克之が上手く入りパスを受けて攻めこむ。同様に、18番村上秀斗が右サイドのスペースが空いているところにパスを出し、そこへ20番渡辺将也がトップ下の位置から走り込んでチャンスを作るなど。

攻撃の糸口は見えてきたものの、フィニッシュまで持ち込めずに前半は0-1で終了。

後半は、主審がなかなか戻ってこずになかなかスタートしないというハプニングがありながらスタート。

前半の終盤同様に序盤は2番新井克之が上手くボールを運びながら攻撃する場面が何度か見られます。攻撃の意図として、12番信沢啓人から縦のスペースへ出し9番田中拓真が走る、10番中塩大貴がスペースにロングボールを入れ、20番渡辺将也がそこに走り込む、テンポよく10番中塩大貴から7番川上開斗、裏へぬけだした5番小田切真人へ(これはオフサイド)などなど、浦和がやろうとする自らの形を試みてのプレーも多く見られますが、どのように表現して良いのか言葉に迷いますが、おそらく相手の方が予測で勝っていたというのでしょうか、浦和が狙うスペースへのパスの精度やスピードが少しでも緩くなると、かなりの確率で狙われてカットされてしまうという感じでした。

25分に7番川上開斗に代えて15番松尾佑介が投入されてからのプレーを見ていると何となく納得するというか、監督がやろうとしている意図が見えるというか、ぶつかり合いやちょっとしたテクニックでは対応できないくらい正直体格的には小さい15番松尾佑介がスペースを使い、体をぶつけられ倒されかけながらもスペースにパスを出して、そこに他の選手が走る。こういうプレーが求められる形でこういうプレーを体格やテクニックで今のカテゴリで国内で通用している選手も更に意識して行うようになれば、今後カテゴリが上がっていき、プレスが早く激しくなり体格的に大きい選手を相手にしても問題なく攻められるということなのでしょうね。

試合自体は、試合終盤にどういう状況かはよくわからなかったのですが、相手キーパーがペナルティエリア内でファールをしたようで、ペナルティエリア内からの間接フリーキックが浦和に与えられ、マイナスに蹴りだしたボールに3番石井康輝が思い切りよくシュートを放ち、このシュートを5番小田切真人が足に当て、コースを変えたもののキーパーにキャッチされてしまいましたが、惜しい場面でした。

結果的に、0-1で敗れてしまいました。

この結果により、明日の準決勝はセグレとの対戦となります。浦和の試合の前に試合を終えていたセグレが浦和の試合を見ていたのですが、先ほどのペナルティエリア内の間接フリーキックの時になぜかゴール裏に集まってヤジっぽいことをやっていたので、ちょっと見ていて、選手は冷静、ブクメはイライラという感じになってました。

なんというか、こういう相手には意地でも勝ってほしいですよ、もう。

話はそれましたが、この大会自体、基本的に体格的に大きい選手が多くなるのが普通なのですが、その中でも浦和レッズジュニアユースの中では、体格的に小さい5番小田切真人、9番田中拓真、そこに途中から入った15番松尾佑介と本来であれば0-1の状態で得点が欲しい時には前線に体格的に大きい選手を入れて攻撃をしたくなるものですが、あえてこの形を崩さなかったのは、監督なりのメッセージだったのだと思います。体格や個人技で勝負しなくてもスペースを上手く選手同士で作り、使うことができれば打開できるから考えろということなのでしょうね。

以前から書いているのですが、やろうとしているサッカーはかなりレベルの高いところにありますし、スペースを作り使うということには、選手同士の意思疎通や運動量など多くの要素が必要になりますので、今回のような相手の場合は、今まで以上にその判断にスピードが求められますので、楽なプレーに逃げたくなる気持ちとの戦いとなってはいると思いますが、ここを乗り越えればかなりのレベルアップになることは間違えありません。

明日のセグレ戦も大変な戦いになるとは思いますが、試行錯誤しながら手ごたえをつかむためにも結果も求めて戦ってみてください。

追記:準決勝の対戦相手はセグレではなく、ヴィジャレアルでした。ベンチの真上にスコアボードがあって、ヴィジャレアル側が1、セグレ側が2になっていたのでてっきりセグレが勝っていたものかと・・・。そもそも、浦和も第1戦はアウェイ側、第2戦はホーム側になるはずが、どちらもホーム側のベンチでしたし、そもそもホーム側なのにユニはアウェイユニだし、なかなか複雑な大会です~!

では、写真載せます。

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ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/27/ 1日目第1試合vsCDオリベルU16 | 2-1勝利・・・追いつかれてからの逆転勝利

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去年は日本の旗も揚げてくれてたのに・・・。

どうも、浦和サポブクメです☆

今年もやってきましたスペインはサラゴサ。浦和レッズジュニアユースU14の夏の海外遠征が昨年からスペインとなり参加した大会に今年も参加するということでやってきました。今回は浦和レッズユースの広島遠征に行ってからのスペインとなりましたので、この大会前の練習試合は見ることができなかったのですが、サラゴサとやって1-2だったとのことです。

さてさて、名前が長くて覚えにくいビルヘン・デル・ピラール・トーナメント。この大会は、スペインでカデテというカテゴリに当たる大会となり年齢別ではU16の大会と言うことになります。

昨年のこの大会で、名前の知れたスペインのチームのカンテラ(下部組織)がBチーム以下を出場させてくるよりも、あまり名前の聞かないチームの方が本気のメンバーで臨んでくれるので手ごわく経験になると思い知らされました。確かに、強豪チームのカンテラの場合メンバーは落としていても何人かもの凄い選手がいたりするのでそういう選手とやる経験も重要かとは思いますけどね。

浦和レッズジュニアユースU14は、オリベル、テルエルと同じグループBに入り、昨年同様、まずは明日2試合戦うためにも1日目の2試合で上位2チーム以内に入っておきたいところ。また、昨年は2位で勝ちぬけたものの、未勝利での4位という結果に終わっているため、勝利して更に上位の成績も残したいところ(こういう海外の遠征や大会は結果を残した方が今後も好条件で呼ばれるようになることが多いため。)

午前の試合の対戦相手はこの大会の主催となるCDオリベルU16との対戦となります。主催チームとの対戦になりますね。ちなみに、このCDオリベルU16が昨年の優勝チームです。

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番岩本拓、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に7番川上開斗、右に14番堀内千寛、真ん中に11番新納大雅

となります。15番松尾佑介もややボランチに近い位置でプレーしていたようにも思います。

昨年は、この大会から何人か背番号が変わっていましたが、おそらく今年は変更はないと思われます。

浦和のディフェンスラインに大きめの選手を並べたことで相手の攻撃陣との体格差はそれほどないものの、全体的にはやはり背の高さと体の大きさで相手がまさっているポジションが多い印象がありました。それに加えて、スペインではボールの空気圧が低くて柔らかいために、思った通りにボールを蹴るのが難しい、更に強風など条件としては、かなり浦和が厳しい状態でスタートしました。

それでも、前半から激しいプレスをかけることで、相手に思うようなプレーをさせず、体格を生かされた個人技で来られた時にやや危険な場面はあったものの、試合自体は拮抗した状態で進められていました。

しかしながら、ボールのコントロールやパスの判断が遅れると、大抵足を伸ばされて当てられてしまい、奪われてしまうという展開ではありました。シュートの場面でも同様で、あまり多くはないものの、11番新納大雅や14番堀内千寛など惜しいシュートチャンスもディフェンダーに足を伸ばされて当てられてという形で抑えられてしまっていました。

マッチアップの場面では15番松尾佑介がテクニックでかわそうとする時には相手との体格差がありすぎて吹っ飛ばされるような場面もたびたびありました。

例えば3番石井康輝のところを経由してワンタッチパスやスペースへ出して人を走らせる試みをするものの、相手に一歩早く入られて2人まではパスが回るものの3人目まで届かないということが多い。非常にそういう意味では、今後のために良い相手とも言えますが、この試合で見れば攻めに関しての突破口がなかなか見いだせない展開ではありました。

・・・と、苦しい苦しいと書きながらも実は前半3分にあっという間に先制点を奪ったのは浦和でした。

セットプレーからのゴール前の混戦の状態で上手く抜けた10番中塩大貴が決めてくれました。

崩すことがなかなかできなくても、こういう場面をしっかり活かすことの重要性が改めてわかりますね。

同様に、17分に相手の攻撃の際に4番小木曽佑太がファールを受けて、試合が止まったと相手の動きも止まった時に、4番小木曽佑太が試合を止めずにすぐのリスタートでロングフィードを左前線の7番川上開斗に送り、ここから攻めこんで惜しいチャンスも作りました。

そこから、すかさず19番和久井大輔、11番新納大雅、7番川上開斗とテンポよくパスがつながり7番川上開斗がシュートを放ち、キーパーに抑えられるものの、狙い通りの崩しもでき始めました。

やはりボールのコントロールが難しいらしく、ちょっとしたミスを狙われて23分に失点し同点に追いつかれます。

その後、相手が更に体の強さとスピードを生かした攻撃を見せ、前半残り10分くらいはピンチになる場面が多かったものの1番岩本拓のファインセーブや4番小木曽佑太や10番中塩大貴の守備の粘りで1-1のままハーフタイムを迎えます。

後半に入っても流れは相手ペースで、浦和のパスのちょっとしたずれを上手く狙うようなプレーをされます。

苦しいながらも、浦和もプレスの意識やスペースを使う意識を持続させ、7番川上開斗がインターセプトから15番松尾佑介につなげ、14番堀内千寛が裏へぬけだしたところへ見事なパスを通すも、これはオフサイド。

前線で運動量豊富にプレスを掛け、裏を狙って抜け出す11番新納大雅もシュートチャンスを何度か迎えるものの、相手との体格差のせいか、シュートブロックされることが多くなりました。

後半14分に浦和は15番松尾佑介に代えて20番渡辺将也、7番川上開斗に代えて12番信沢啓人が入ります。

その交代から、6分後の20分に20番渡辺将也が放ったシュートは相手ディフェンダーに当たるもこぼれたところを狙っていた14番堀内千寛がそのまま持ち込んでゴール。苦しみながらも逆転に成功します。

20番渡辺将也の中盤からのプレスが利いたことや相手が得点を奪うために前がかりになり始めたことで19番和久井大輔のところにボールがおさまりだし、浦和の攻撃も最初ほどひっかからなくなり、逆転したこともあり少し攻撃陣に余裕が生まれたからか、23分に19番和久井大輔がループシュートを狙ったり、そのすぐ後にも3番石井康輝がループシュートを狙うなど、浦和の攻撃も落ち着いて視野広く早い判断でできることが多くなってくるものの、負けられない相手の攻撃で押し込まれることも多いという一進一退の残り5分ほどの時間をなんとかこらえつつ、30分ハーフの試合にしてはロスタイムが随分長いな~、さすが相手ホームだな~とか思うくらいロスタイムを取られながらも、結局その後は失点せず、2-1で勝利しました。

2位以内での突破へ好発進を切ることができました。

こういう体格差があってレベルの高い相手とのギリギリの戦いで勝ち切れたことは大きいと思います。こういう戦いを多く積めば相当レベルアップできると思います、本当に。

この勢いで夜の試合も、勝ち切って1位で通過したいですね!

では、海外の時はがんばって写真多めに撮っていますのでここから一気に載せますね。 

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写真はクリックすると大きくなります。

では、夜の試合の後にまたブログ書きますね~。

ではでは。

 追記:浦和より先に、オリベルがテルエルと試合を行い1-1で引き分けたとのことで、夜の試合を待たずして2位以内は決まりました。明日は、ヴィジャレアルU16かセグレU16との対戦で決勝進出を狙います。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/05/15/ 第6節 vs尚志高校 5-0勝利・・・首位で中断へ

NACK5スタジアム大宮2011年5月15日

どうも、浦和サポブクメです☆

さて、午前中のレッズランドから移動しまして今度はNACK5スタジアム大宮で行われた高円宮杯U18プレミアリーグの尚志高校戦になります。前半15分くらいまでは、自転車移動疲れでヘロヘロだったのは内緒です。

前節を快勝して向かえる第6節。今日の相手も、ここまでの順位や今の浦和レッズユースのバランスを考えると大勝すべき相手と位置づけて見させてもらいました。

NACK5スタジアム大宮は写真のようなゴール裏のこの位置から見るのが好きなのですが、ここ最近、ゴール裏を開放しない試合もあり、今日はどうかと思っていたのですが、開放されていて良かったです。

試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:8番片槙吾、9番長坂竜一、20番新井純平、22番吉野雅大、23番岸伯富実

5番佐藤大介が累積警告で出場停止。そのポジションに今節は21番小坂慎太朗が入っています。

こういう試合は、逆に気を引き締めて臨まないと危険とはおそらくベンチからも言われていたとは思うのですが、正直なところこの試合はフワっと少し気を抜いたような入り方をしてしまったと思います。

尚志は非常にシステマティックに戦術重視の形を敷いていて、集中して試合に臨んできたと思います。この差がいきなりでてしまい、前半開始早々に緩い守備を突かれて突破され、キーパーと1対1の場面を作られてしまいます。決定的な場面でしたが、ここはGK1番三上綾太の見事な反応によりなんとか失点は防ぐことはできましたが非常に危ない入り方をしてしまいました。

序盤はこれ以外にも、サイドチェンジのパスが思ったより長くなりすぎたり、くさびのパスを受けてから簡単に捌くべきところで中盤で持ってしまい狙われて奪われるなど、ここ数試合では余り見られないようなミスが出てしまっていました。

そんな、入り方をしてしまった浦和でしたが、次第にバランスの良いいつものスタイルに戻り、真ん中からの突破に対してしっかり閉じてくる相手に対し、12番高田拓弥のポストや14番繁田秀斗のポジショニングの良さ、10番矢島慎也のドリブルでのかき回しで相手を翻弄し、ゆさぶりながらサイドの11番堀田稜、7番鈴木悠太へ上手くパスを通してサイドから切り裂いていきます。

また、この大会では初のスタメン出場となった21番小坂慎太朗も持ち味のサイドからの攻撃参加を何度も見せていました。ただ、見事な攻撃とは裏腹に得点が決まらず時間が経過していきます。3番寄特直人のバックラインからのロングフィードや7番鈴木悠太の積極的な仕掛け、11番堀田稜も鋭くサイドを切り裂きシュートまでもって行く姿勢を強く見せるなど何度も攻め立てるもゴールならず。

一度、7番鈴木悠太が放ったシュートをキーパーが弾き、そこを12番高田拓弥が押し込んで決まったかのように見えましたが、これはオフサイド。中盤で決定的なパスを連発していた10番矢島慎也から12番高田拓弥へ渡ってのシュートはキーパーに弾かれてしまうなど、惜しくも決まらない場面が何度もありました。

そんな中で、35分ごろにようやく先制点を奪います。10番矢島慎也が左サイドの11番堀田稜へ絶妙のスルーパスを通し、そのまま持ち込んで角度のないところからしっかりと枠を捉えたシュートが決まります。この場面で特に良かったのが、サイドのスペースにただ出して走らせたわけではなく、11番堀田稜のスピードを計算して、あえてペナルティエリアに近いサイドからやや内側に走りこまないとならないスペースへ縦にパスを出したこと。いわゆる、そのパスに追いつければ、よりゴール近くでボールを受けることになり、シュートまで持っていけるチャンスが大きくなるような位置へのパスだったこと。更に、難しい角度でしっかり枠を捉えるシュートを放った11番堀田稜も凄かったですね。

この先制点が、思った以上に尚志にダメージを与えたようで、既にかなり浦和のパス回しで走り回らされていた尚志の動きが明らかに鈍くなり、対応できなくなり、ここから浦和のゴールラッシュが始まります。

先制点からすぐの35分に10番矢島慎也がミドルシュートでゴールし2-0、40分に深くまでドリブルで切り込んだ10番矢島慎也が折り返しのパスを14番繁田秀斗に通し、14番繁田秀斗が放ったシュートはキーパーに反応されながらもゴールに吸い込まれ3-0、このあと12番高田拓弥に決定的な場面が訪れるもキーパーに弾かれてしまいます。

先制点からあっというまに3点決めて3-0で前半終了。

後半に入り、また早い時間にかなり危ない場面を作られるも、前半同様1番三上綾太の好セーブで防ぐと再び浦和の一方的な展開になります。

前半惜しいチャンスを決められていない12番高田拓弥になんとしても後半得点をとってもらいたいと思っていたのですがあっさりそういう展開になりました。

10番矢島慎也が放ったシュートをキーパーが弾いた所をしっかりつめて12番高田拓弥がゴール。更に、攻勢の中で相手ディフェンダーの手に確実に当たっていたので私含めギャラリーが「ハンドだ!」とか言いつつ、これは流されたものの、混戦の中でこぼれたボールを12番高田拓弥がしっかり決めて結果的に流されて良かったというゴールで5-0。むしろ、ハンドだとかアピールしていた自分がちょっと恥ずかしかったりしましたw

後半10分くらいで5-0と試合はほぼ決まり、浦和にとっては色々な選手を試せる楽な展開。

後半15分に10番矢島慎也に代わり23番岸伯富実、20分に6番野崎雅也に代わり8番片槙吾、25分にGK1番三上綾太に代わり22番吉野雅大、30分に11番堀田稜に代わり9番長坂竜一、40分に4番小出啓太に代わり20番新井純平と結果的にベンチメンバー全選手が出場することとなりました。4番小出啓太の交代は腕を負傷したこともあるため、少し心配ですが、代わって入った20番新井純平がU17日本代表でいくつかやっているポジションの中で経験しているセンターバックで浦和でもプレーしているところが見られたのは収穫でした。

また、今日見ていた位置だからこそ良く分かったのかもしれませんが、トップ下に入った23番岸伯富実のプレーエリアとボールの捌き方が非常に気が効いていて良かったと思います。U16リーグの時に見られた、鋭いシュートは見られませんでしたが、なるほどそうか~と思わされるプレーでした。

9番長坂竜一の僅かにゴールを越えた試合終了間際のシュートは惜しかった・・・、良いタイミングで足を出したんですけどね。

と言うことで、結果は5-0大勝となりました。

結果には満足ですが、ポイントポイントで気の緩みが出てしまった時間帯があったことは課題ですね。

で、家に戻ってから順位表見てみたら、前節まで首位だったコンサドーレ札幌が引き分けていて、浦和レッズユースが首位に立ってました。更に、今日2得点の高田拓弥が6得点が得点ランキングトップ。

7月までの中断期間前に一番上まで来ちゃいましたね。これからは、追われる立場。そういう中での戦いも良い経験です。日程はイマイチわかりませんが、次の週末からはクラブユース選手権の2次予選に入ります。毎年のことですが、グループ2位以内に入れるか入れないかで全く状況が違ってしまう戦い。今の勢いを維持したまま、更に色々な選手を起用しながら、勝ち続けて2位以内を決めつつ選手層も厚くする。これができれば最高ですね!

ブクメ運動不足解消自転車デーは、2勝で気分良く終えることができました。ありがとう!

お疲れ様でした~!

ではでは。

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/04/10/ 第1節 vs清水エスパルスユース 4-0勝利・・・今年の形

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年4月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルでのこの大会の名称をフルに入れると長すぎ、プレミアリーグのみにしてしまうと、どこかのリーグと混同してしまうということで、とりあえずこの大会は「高円宮杯U18プレミアリーグ2011」に統一させてもらいます。

さてさて、いよいよ始まりました。楽しみでもあり、不安もあり、見る自分も不思議なテンションになっていました。

今大会の現在の登録メンバーと背番号は以下。

1番三上綾太(GK)、2番西山航平(DF)、3番寄特直人(DF)、4番小出啓太(DF)、5番佐藤大介(DF)、6番野崎雅也(MF・キャプテン)、7番鈴木悠太(FW)、8番片槙吾(MF)、9番長坂竜一(FW)、10番矢島慎也(MF)、11番堀田稜(FW)、12番高田拓弥(FW)、13番長谷優(FW)、14番繁田秀斗(MF)、15番小峯洋介(MF)、16番大石祐輝(GK)、17番カドコダイ・アシカン(FW)、18番西袋裕太(DF)、19番西澤秀平(DF)、20番新井純平(DF)、21番小坂慎太朗(DF)、22番吉野雅大(GK)、23番岸伯富実(MF)

大会の登録メンバーが23人で一定の期間で再登録になると思われます。現時点では、新1年生でGK吉野雅大がメンバー登録されています。長丁場の大会になりますので、今回メンバーに入れなかった選手達が意識して、レベルアップして行き今のメンバーを如何に脅かしていくかが重要になってきます。その辺りがこれまでの短期決戦の大会と違うところです。モチベーションを下げずにやることもプロに近づくために不可欠ですからね。

さて、一つの試合に拘りすぎる必要はない長期戦の大会ではあるものの、ホームであり初戦ですから良い形で勝利したい試合。更に準備期間が短く実戦経験が予定より減っているため、特に今月の試合でどれだけチーム力を安定させていくかなどを考えても重要な一戦です。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

前半のスタートは緊張感からか、様子見なのか、両チームともしっかり繋いでしっかり守ってという印象がありました。プレスの激しい相手で最初からガンガン来られると、苦戦するかもしれないと思っていましたが、比較的清水のプレスは激しさを欠いており、思うようにボールを回せていた印象があります。

序盤は裏を狙って得点を狙う動きが持ち味の12番高田拓弥を使う意図でのプレーが割と少なく(真ん中の守備を割としっかりされていたこともありますが)、サイドから攻撃を仕掛ける割合が多くなっていたように思います。そのため、12番高田拓弥が下がり目になったりサイドに寄ることが多く、得点パターンの形はなかなか作れずにいました。

とは言っても、ペースは浦和。12番高田拓弥が少し低めの位置でボールを受けてからドリブルで仕掛けFKを取り自らで蹴り得点を狙ったり、右サイドから7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けてゴールを狙うなど、やや個人技頼みな部分もありながらも、惜しいチャンスは作り出していました。また、10番矢島慎也は中盤で存在感を見せ、タイミングでミドルシュートを放つなどゴールへの姿勢も見せていました。左サイドバックの位置から5番佐藤大介が縦へのロングフィードで10番矢島慎也が裏に抜け出すもオフサイド。

前半序盤は、そのような展開で進み、次第に12番高田拓弥が簡単なポストプレーを生かしたプレーを増やす中でチャンスが増えます。12番高田拓弥が前線で受けたパスを簡単に後ろに捌き、良いポジションにいた14番繁田秀斗が右サイドを駆け上がる7番鈴木悠太へスルーパスを通し、ドリブルでサイドを駆け上がりクロスボールに12番高田拓弥がヘディングシュート。良い攻撃の形でした。

そして、後半の布石になるとも言って良いのかもしれませんが、同じく12番高田拓弥のポストプレーから、普段ボランチで中盤のバランスを取るため攻撃参加の割合の少ない6番野崎雅也が、良い位置まで上がってきており、ミドルシュート。枠は外れましたが惜しいシュートとなりました。

その後、10番矢島慎也のミドルシュートがややブレ球気味になりゴールになるかと思われた見事なシュートは相手GKの見事な反応ではじかれてしまいます。

また、今年の攻撃の一つの武器にもなっているバックラインからのロングフィードを3番寄特直人が狙って11番堀田稜に繋げて攻撃なども何度かありました。

攻撃面では、鋭い形を見せながらも動きから崩してという形は余り見られなかったためチャンスの数ほど攻めているという印象はない前半でその終盤には、守備ラインのパスミスが何度かあり、クロスバーに救われる部分もあったものの、非常に危険な場面もありました。ただ、守り方としては、5番佐藤大介や19番西澤秀平がやや上がり目でサイドを狙われた時にはセンターバックやボランチの位置の距離感がよく遅らせたり上手く囲んで奪ったり、その当たりは良かったと思います。軽率なプレーを減らすことは今後の課題だと思います。

コーナーキックのチャンスで4番小出啓太がヘッドでシュートを狙い先週の浦和カップのときのようにゴールなるかと思われたものの、外れてしまいました。

前半は0-0で終了。

後半スタートから、19番西澤秀平に代わり20番新井純平が入り、同じ右サイドのポジションに入りました。

早速20番新井純平の持ち味である、コーチングやタイミングでのオーバーラップが見られながらも、何か彼が入ったことでか前半に見られた緊張がほぐれて良い意味で多くの選手に笑顔が見られるようになった気もします。

攻撃もテンポ良く数人が絡んで攻め込める回数が増えました。そして、後半5分くらいに先制点が生まれます。

左サイドをドリブルで深く駆け上がり、この段階でゴール前に数人が走りこめておりグラウンダーの鋭いクロスを手前の選手(たぶん11番堀田稜)がスルーし、奥の10番矢島慎也まで渡り落ち着いて押し込んでゴール。待望の先制点を奪います。

更に攻撃に勢いがでた浦和が追加点を奪います。いわゆる12番高田拓弥の得点パターンである鋭い裏への抜け出しに7番鈴木悠太が出したパスが通り、キーパーと1対1の状態でゴール。来ましたこの形という得点でした。

攻撃がテンポ良く進む中で、後半も中盤やバックラインで時折、軽率なパスを奪われてピンチになる場面がありましたが、最後のところでしっかり抑えることができていたので良かったですが、やはりこの辺りは修正が必要です。

2点目以降も、攻撃の迫力は増し、12番高田拓弥が裏へ抜け出しゴールを脅かすプレーが何度もでます。パスを受けた時のワンタッチで相手ディフェンダーを交わしてしまったプレーは凄かったです。

後半25分に7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、30分に5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が入ります。

23番岸伯富実はそのままフォワードの右の位置、18番西袋裕太はセンターバックの位置に入り、3番寄特直人が左サイドバックの位置に入っていました。

メンバー交代後も攻勢は変わらず、後半35分くらいに追加点が生まれます。左サイドから11番堀田稜がドリブルで切り込みシュート。これが、ポストに跳ね返り14番繁田秀斗に渡り、シュートを狙っても良かったかもしれませんが、ここで周りの動きをしっかり見れていてスペースに上がってきた6番野崎雅也にマイナスのパスを出し、このパスをしっかりゴールに叩き込みゴール!

前半の機を見た攻撃参加の意識が結果となって表れました。6番野崎雅也にとっては公式戦ではユースに上がってから初のゴールだと思います。良いゴールでした。

この試合の得点はまだ終わりません。

後半40分に、中盤でボールを受けた14番繁田秀斗が右サイドの23番岸伯富実にパス。そこから深くまでボールを持ち上がりディフェンダーに寄せられながらも正確なクロスを上げ、12番高田拓弥がディフェンダーの一歩前で合わせてゴール。

得点後、12番高田拓弥は8番片槙吾と交代します。

その後、失点なく終わってみれば4-0の大勝で終了。

良いスタートを切ることができました。

試合の序盤は、上手くパスは回っているものの、やはり公式戦初戦で緊張していたのか中盤の距離感などがやや開いてしまったり細かい仕掛けよりは、リスクを減らしたプレーが多かったものの、後半は今シーズンの形として得点パターンになりそうな形も何度も見られました。また、多くの選手が得点を狙う姿勢がこれまでより強くなっていたのも良かったと思います。先ほど指摘しましたが、やはり中盤から後ろのパスミスに関しては意識して修正していく必要があると思います。

今日の清水のプレーを見ていると、前線の数選手を除いては思ったほどプレスが強くも早くもない印象があり、先週の浦和東高校との試合の時のように全体的に激しいプレスを惜しげもなく運動量豊富にかけてくるような相手になった時に、どれだけいつもどおりのプレーができるかも今後の鍵となります。特に次のFC東京U18はそういう相手ですので、次の試合はより気を引き締めて臨んでください。

まあ、そういうことも書きつつ、今日の試合は非常に楽しませてもらいました。

お疲れ様でした!

ではでは~!

 

彩の国カップvs浦和SC U-18 2011/02/20 11-0勝利・・・天皇杯予選?

レッズランド2011年2月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、先週末開催予定が雪で延期になった彩の国カップを観戦にレッズランドにやってきました。同時刻に隣のグラウンドで浦和レッズジュニアユースU13のメトロポリタンリーグvs栃木SC戦が行われていたので、両方見たかったもののそんな器用なことはできないのでユースのほうをしっかり見させてもらいました。

今日の彩の国カップ、勝つと来週末に行われるACフツーロvs大宮アルディージャの勝者と対戦するようなのですが、細かいことが全く分かりません。天皇杯の予選という話もあるようなのですが、昨年夏ごろにあったものと同じでここで勝ち進めば彩の国カップ決勝トーナメントに進めるというもの・・・なのかな??と曖昧なのでその辺は現時点では放置しておきます。

さて、対戦相手の浦和SCですが、昨年6月の彩の国カップでの対戦の際には、高木凛が7得点と爆発し14-1で勝利したのをよく覚えています。

さて、この試合のスタメンは以下になります。

GK16番高浪祐希、DFがセンターバックに4番小出啓太と8番西山航平、左サイドバックに13番小坂慎太朗、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに3番片槙吾、トップ下に12番岸伯富実と14番小峯洋介、FWが左に9番堀田稜、右に5番鈴木悠太、真ん中に11番カドコダイ・アシカン

となります。

公式戦にはなりますが、以前の彩の国カップ同様この大会用の背番号と思われます。

この試合は11点入っていますので、得点経過と大まかな得点内容をざっとまず書きますね。

まず、5番鈴木悠太がゴール前で低めのコースを狙ったシュートを右隅に決めて1-0

続いて、12番岸伯富実が豪快なミドルシュートを決めて2-0

右サイドからのクロスボールを11番カドコダイ・アシカンが頭で合わせて3-0

12番岸伯富実のアシストでパスを受けた5番鈴木悠太が決めて4-0

後半に入り、5番鈴木悠太に代えて7番長坂竜一、11番カドコダイ・アシカンに代えて6番高田拓弥、15番金野僚太に代えて10番大野将平、8番西山航平に代えて2番今泉賢人、3番片槙吾に代えて18番繁田秀斗と5人交代して後半を戦います。

後半はまず2番今泉賢人がヘディングでゴールし5-0

7番高田拓弥がヘディングでゴールし6-0

18番繁田秀斗からのスルーパスに抜け出した7番高田拓弥がゴールし7-0

左サイドから10番大野将平が難しいシュートを決めて8-0

サイドからの鋭いクロスが相手ディフェンダーのミスを誘いオウンゴールで9-0

10番大野将平が決めて10-0

最後は、7番長坂竜一がドリブルでペナルティエリアまで持ち込んだところで相手ディフェンダーがファールしPKを獲得し、6番高田拓弥がしっかり決めて11-0

後半だけで6番高田拓弥がハットトリックを達成しています。

前回の関東第一高校の練習試合の時から感じているのですが、今年のチームは大量得点できるパターンを作れる形があり、それが後半のように中盤がポジションを入れ替えながら動き多くスペースを狙って細かいパスで打開していく形から、6番高田拓弥のようなタイプの選手がスペースを抜け出して得点するという形。この形がかなりはまっています。また、前半の11番カドコダイ・アシカンがワントップに近い形で入る戦い方も今日のようにしっかり収めて捌くような形がプレスが早かったりアシカンへのマークへ人数を割くような相手とやっても同様にできれば、2パターンの戦い方、試合の中で臨機応変にそのような戦い方を使い分けることができると、そうとうドッシリしたチームになることが期待できます。

両サイドにスピードある選手がいる際にやや張り過ぎて中盤の選手との距離が離れすぎてしまい、守られやすくなることがあるようですので、この辺りは動き回る中盤の選手がコントロールして距離を考えることができるとより良いと思います。

前回のこの対戦では、試合開始早々にあれあれと失点からスタートしてしまったことを考えると、全体的に大きなピンチなく無失点で勝ちきれたことは大きいと思います。

この大会の次のラウンドがいつあるのか、どうなっていくのか、全く現時点で分からないのですが、ACフツーロか大宮アルディージャ、負けたら終わる公式戦では勝負に拘って戦ってもらいたいのでどのような構成のメンバーで挑むにしても勝ちきることをこの大会では目指してくださいね!

ではでは!

 

浦和レッズ宮崎トレーニングキャンプ2011/01/24 – 久しぶりのトップ

宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

すごく久しぶりに浦和レッズトップチームの練習をしっかりと見ました。昨年はトップの試合に行かず、一度友人に誘われて大原の練習を少し見たりしましたが、こうしてしっかり見るのは本当に一年ぶりかと思います。

宮崎キャンプの練習場所は宮崎総合運動公園ラグビー場ということで、滞在している宮崎駅を軸にすると昨日のU17日本代表の試合会場とは反対側になる場所です。電車の本数はやはり少ないので計算して電車に乗らないと大変なことにはなるものの、宮崎駅から20分ほどで到着する運動公園駅最寄りで大通りを越えればすぐ総合運動公園になります。

ただし、最寄りの運動公園駅は無人駅なので先頭車両しかドアが開かないので後ろに乗っていると降りるときややバタバタします。というか、しましたw

宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

1枚目の写真は、駅からでてすぐの歩道橋を途中まで歩いて振り返って撮った写真で拡大すると駅名が見えます。2枚目は同じく歩道橋から総合運動公園側を撮りました。3枚目の写真は、バス停の最寄りとなる停留所「運動公園前」から運動公園に入って少し行くと見える、歓迎~という看板を撮りましたが小さくて見えませんね。浦和以外にも色々なチームが使うようです。

宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

左の写真は最寄りのバス停、右は総合運動公園の案内版になります。思った以上に広いですので初めてくると迷います。迷いましたw

とりあえず、適当に写真撮りまくってみましたので載せておきますね。

宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

夕方の練習のみを見たのですが、ダッシュなどのトレーニングの後に、キーパーなしのプチ紅白戦を行い、最後に紅白戦をやっていました。怪我空けらしい堀之内(と、代表召集中の選手)がランニング中心にやっていた以外は元気に紅白戦含めて全選手走り回っていたと思います。個人的には、レンタルから復帰した野田の左サイドバックでのプレーがかなり良かったと思います。あと、マルシオ・リシャルデスは上手いですね(知ってますね)。以前にブログでも書いたように私はフィンケの方針を支持していましたし、あと1年やってくれればと思っていたので、監督交代はやや残念ではありましたが、2年でも指導を受けた選手たちにフィンケの考え方が染み付いてくれていれば、監督交代があっても上手くいくだろうと信じています。

ペトロビッチ監督になってまだ数日ですが、紅白戦の時にミドルレンジでボールを持った山田暢久に「シュート!」と大声で指示していて山田暢久が豪快なミドルシュートを撃っていた(枠は外れたけど)のを見て、なんか大丈夫そうだと思いました。攻撃の姿勢や持ちすぎないテンポ良い攻撃やサイドやスペースを使った攻撃の意識など、意識的にやろうとしているのが見えますし、それをさせていますし。

紅白戦で分かれてやっていても新加入の選手たちにより、ほぼどちらのチームも同レベルくらいのレベルの高さが感じられましたし、今日見ただけでは補強も的確に感じます。でもやっぱり絶対的なストライカーは一人欲しいかも。セルは相変わらず存在感はあるもののシュートを外したりが多かったりもしましたね。

山田直輝もプレーを見る限りは、コンディションも良いようで今年は開幕からしっかり見たいですね。

・・・と、トップチームのサポとしては1年のブランクのあるブクメの戯言なので聞き流しておいてください。

 

さてさて、次の2枚の写真に移ります。

宮崎県総合運動公園ラグビー場宮崎県総合運動公園ラグビー場

 

 

 

 

 

今回この宮崎キャンプに浦和レッズユースから3人の選手が参加しているのですが、その選手が誰かわからずに今日見に来たのですが、三上綾太、野崎雅也、小出啓太でしたね。既にどこかで掲載されていたらしいのですがまったくチェックしていませんでしたw

左の写真を小出啓太のつもりで撮ったのですが、もしかしたら違うかもw

右の写真のマルシオ・リシャルデスの奥が、野崎雅也です。

三上 綾太は観客席から撮れるほど近くに来なかったので写真はありません。

キーパーなしのミニゲームに野崎雅也、小出啓太が出場していました。ボディコンタクトを求めるミニゲームではなかったのでぶつかるプレーなどはなかったのですが、そういう場面ということを考慮するとおそらく本人たちは相当緊張してやっていたのだと思いますが、しっかりプレーできていたと思います。

新監督で新しくスタートを切ったチーム。メンバーなどは新しく加わっている選手も多いですが、戦術は3年目と考えて良いという中で、やり方に迷いなく、モチベーション高くスタートを切っているトップの選手の中でプレーして、がむしゃらにやるだけでも相当経験値が積めると思います。トップの練習を見ていても、ユースの選手たちがこの経験をユースでどう生かしてくれるかと考えてしまう、サポーターとしては考え方の優先順位がずれてしまっているブクメですが、そこを最も楽しみにしていますし、特に昨年ボランチとして守備のバランスに関しての成長を見せた野崎雅也が攻撃にも絡むボランチとしてドッシリできるか、そのきっかけを掴んでくれることに特に期待しています。

ということで、宮崎キャンプ2日目午後の練習などなどでした。

明日25日は、U17日本代表の練習試合を再び見に行く予定です。トップの練習は何もなければまた26日に見に行きます。

ではでは~!