関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/06/02 第13節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-1勝利・・・交代なしで戦い切る

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグと浦和レッズユースのクラブユース選手権予選と公式戦が同日開催でしたが、試合終了後すぐに移動すれば、ギリギリくらいでユースにも間に合いそうということで、友人の車に便乗させてもらい、3週間前(ジュニアユースレッズランドからのユース横浜への移動)の逆パターンで試合観戦の1日となりました。

横浜FCの下部組織との試合では、良く使用されるLEOCトレーニンググラウンドでしたが、昨シーズンのジュニアユースのこのカードの時には、ユースと日程が被ったということで足を運べず、なんだかんだでこのグラウンドには初めて足を運びました。

結構な坂の上にあるんですねw

ということで、浦和レッズジュニアユースは2週間前のこの関東リーグの川崎フロンターレ戦で、結果として大敗を喫し、先週は公式戦がない中で、この2週間の期間で、その敗戦で選手自身が感じたことを踏まえて、どのような前進を見せてくれるのかを楽しみに見させてもらいました。

今日は、やや曇り気味で気温もあまり上がらないような予報だったのですが、結構晴れて日向は暑い、そんな中での試合になりました(見る側には数か所屋根がある箇所があったので、日陰で見させてもらっちゃいましたすみませんw)

さて、試合の話に移りますね。

関東U15リーグのここ最近の全体的な勝敗の流れや順位表を眺めていると、昨年と比べても、前半戦で走ったチームがそのまま走り続ける構図にはならず、前半戦で苦しんだチームが折り返し後から巻き返しはじめ、上位が敗れてやや勝ち点差がつまり出しているという様子がうかがえます。

要するに、しっかり苦しんだ要因を研究して、上位チームに対する対策をしっかりして臨んできて、結果的に上位を破るチームが増えているわけで、首位を走っていた浦和としては、最も研究されるチームになるのも当然で、逆に言うと、浦和の場合は、他のチームの対策を打ち破るために、攻撃の部分でより成長度を高めて行かないといけない状況になり、苦しむ試合が増えるのは当然で、逆に言えば、そのおかげで試合で感じたことをチームで実践して行ければ、他のチームよりも更に凄いチームになれる。そんな立場に置かれています。

今日の試合も、浦和の攻撃に対する相手の対応に苦慮する形になりながらも、最終的には、強いチームの勝ち方を実践して大勝と言う流れになりました。

では、試合の流れなどピックアップしながら書いていきますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に7番伊藤敦樹

となります。

キーパーが3試合ぶりに1番関敦也に、そして、前節から比較するとフォワードが9番町田ジェフリーから7番伊藤敦樹に代わっています。

声も出ている、攻撃の勢いもある、中盤のバランスも、守備のバランスも良い。

試合開始から、いつもの浦和の戦いぶりを見せてくれます。

3分に、15番高橋海翔からの縦パスを11番川上エドオジョン智慧が受け、オーバーラップする5番河内渉真へパスを通しての攻撃のように、右前線のポジションに入った11番川上エドオジョン智慧が、中盤の前目のスペースに降りてきてパスを受けて捌く形が見られ、これにより前線の攻撃がスムーズに展開されている印象がありました。

5分のコーナーキックのチャンスでは、3番渡辺陽からのクロスを10番萩原大智が受けてシュートし、ディフェンダーに跳ね返されるもそのこぼれを15番高橋海翔がシュート、これも跳ね返されるも、更に3番渡辺陽がシュートを狙うという厚みのある攻撃も見られたものの、相手の守備の部分での集中力がかなり高かったため、中央からの強引な突破やシュートが思うように行かない印象がありました。

7分にカウンターの場面で10番萩原大智が鋭く攻め上がる場面がありました。

攻撃の部分の工夫と言う言葉を最近は、ジュニアユースのブログを書く際によく使っている気がしますが、浦和にとっての先制点は一つ、攻撃陣の工夫が見られた形でのゴールではないかと思われます。

まず、左サイドを3番渡辺陽がドリブルで突破し、10番萩原大智にパス。ペナルティエリア外くらいのちょうど良い距離感のところで11番川上エドオジョン智慧がパスを受けると、相手ディフェンダーを引き付けて裏に抜ける7番伊藤敦樹にパスを通し、7番伊藤敦樹が落ちついてゴール右隅のコースを狙ってのゴールを決め、浦和が1-0と先制します。

この場面では、まずこの試合で、集中した相手の守備に対して攻撃陣が苦しんでいる中で、唯一高確率でドリブル突破で抜け出すことができていた3番渡辺陽のドリブル突破からスタートし、そしてポイントとして、11番川上エドオジョン智慧が、パスを受けた後に無理に突っかけていくでもなく、慌ててパスをするわけでもなく、良い位置でもらい、ディフェンスを引き付けてという工夫を加えたことによって、相手の守備に隙を作ることができたことで生まれたゴールですね。

しかしながら、この試合の前半では先制してから、より相手が集中力を高めたこともあるのかもしれませんが、同じようなプレーを続けることがなかなかできず、合わせて失点したことで得点を奪いにきた相手に対してリズムが悪くなったところで20分前後に何度か、相手の攻撃を受けてしまう時間ができてしまい、その時間帯に裏に抜けられて同点ゴールを奪われてしまい、1-1となります。

今展開で、相手の動きも更によくなったことで、基本的には浦和が攻撃を仕掛ける回数の方が多いものの、ゴールを脅かすところまで行かず、跳ね返される場面が多くなります。今日は、前線に9番町田ジェフリーのような高さでポストプレーができるタイプの選手が入っていないことで、ロングボールで打開するということも難しい状況の中で、浦和ペースでありながらも、試合としてはややこう着状態という時間帯が続きます。

その中でも、先ほども書きましたが、3番渡辺陽の左サイドからの仕掛けに関しては、成功する確率が本当に高かったため、そこを起点に得点が入るかどうかという展開にはなっていました。

前半終盤には、セットプレーで15番高橋海翔のヘディングシュートだったり、11番川上エドオジョン智慧を経由して10番萩原大智が仕掛ける場面、5番河内渉真のオーバーラップからの仕掛けなどからも、チャンスになりそうな形はあったものの、得点は動かず前半は1-1で終了します。

後半のスタートは、やや相手ペースとなり、5分くらいまでに立て続けにセットプレーを奪われてピンチになる場面がありましたが、浦和の守備も安定しているため、逆転ゴールは許しません。

4分に3番渡辺陽の突破から、いつの間にか4番轡田登が攻撃参加していてパスが繋がれば大きなチャンスになりそうな形を作ります。

受ける時間があっても、基本的にバランスの良さから、すぐに攻勢の時間帯に転じることができるのもこのチームの強みと言うことで、序盤に少し受ける時間があった後は、再び10番萩原大智の仕掛けだったり、11番川上エドオジョン智慧の仕掛けだったりと浦和が攻撃を仕掛ける回数は増えていきます。

そして、迎えた10分に、3番渡辺陽からのオーバーラップする5番河内渉真へパスが通り、正確なクロスが上がったところに10番萩原大智がしっかり頭で合わせてゴール!待望の逆転ゴールが生まれます。

この場面では、3番渡辺陽のパスの出しどころが絶妙で、5番河内渉真がオーバーラップしながら、よりペナルティエリアに近い方向にボールを持ち出しやすい位置へ出したことと、5番河内渉真もそのパスを上手くコントロールして持ち上がったことで、勝負ありという形になったプレーでした。

更に、14分には、パスの出し手がはっきり確認できなかったのですが(おそらく、8番松高遼だと思います)、パスコースの線上に3番渡辺陽とオーバーラップして左サイドへ上がる12番関慎之介が並ぶ形で3番渡辺陽がスルーしてそのまま12番関慎之介へパスが通り、スルーした3番渡辺陽が12番関慎之介につられるディフェンダーの背後からペナルティエリアに侵入し、12番関慎之介からのパスを受けると、角度のないところから見事なゴールを決め3-1と2点差に広げます。

崩しの形も見事でしたし、そもそもパスの出し手が3番渡辺陽を経由する意図ではなく、最初からスルーしてその先の12番関慎之介を使うという意図の強いパスを出していたことも良かったと思いますし、試合運びで考えると、逆転ゴールの後にすぐに追加点を決めたことも、かなり大きかったと思います。

この展開にしてしまえば、当然相手も守備ばかりに集中しているわけにもいかなくなり、ここからは、浦和の攻撃陣の凄さを見せつけるための時間になります。

当然、相手もリスクをかけて得点を奪いに来る回数も増えるため、攻撃を受ける場面も増えたものの、19分の抜け出されてシュートを打たれそうになった場面では、5番河内渉真が体を張ってシュートコースをふさぎ、打ちそこないのシュートをしっかり1番関敦也がキャッチしてと言う場面だったり、守備陣が上手く対応して相手の攻撃を防いでくれました。

そして、迎えた22分に、先ほど3点目のゴールを決めた3番渡辺陽が再びペナルティエリアに抜け出してパスを受けると、これも3点目と同じように角度がないところから、見事なゴールを決めて4-1とします。

浦和の攻勢の中で、セットプレーを獲得する回数も多く、直接狙える位置からのフリーキックで23番立川将吾や8番松高遼が直接狙う場面もありましたが、フリーキックは今日に関しては、なかなか思うように得点につなげられない印象がありました。

浦和の攻勢の中でも、11番川上エドオジョン智慧の前線のあてどころにとしてのスペースに入るプレーが非常に良く、味方を生かすプレーが多い中で、なんとか得点も取ってほしいと思っていたところで30分に10番萩原大智のドリブル突破からのクロスボールに11番川上エドオジョン智慧が合わせてゴール!

5-1とします。

更に、38分には、7番伊藤敦樹を起点に10番萩原大智、再び7番伊藤敦樹、10番萩原大智にパスを戻し、ファーへのクロスに対し23番立川将吾が走りこんでゴール!

6-1とします。

その後も、11番川上エドオジョン智慧がトリッキーなプレーを見せて突破したり、タメを作ってタイミングをずらして相手ディフェンダーを引き付けつつオーバーラップする選手を上手く活かしたパスを出したり、気が付けば4番轡田登がパスが前線の得点を狙えるポジションに上がって来ていたりと、時間があればもっと得点が入りそうな流れになっていましたね。

ということで、結果的には後半のみで5得点を奪い、トータル6-1で大勝となりました。

また、この試合で興味深かったのは、試合がやや決まってからも交代メンバーを一人も使わなかったことなんですね。何か、チームとしての意図があったのでしょう。こういう展開なので、多くの選手に経験をさせるということも必要とは思う部分もありますが、基本的に、そういうベンチワークをする環境なので、確実に今日の交代なしでの戦いには理由があったと思います。おそらく、チームがより強くなるために必要なこと。細かくは分かりませんが。

そして、今日に関しては、私の意見と言うよりは、周りのサポーターの方からの話で聴いていて、それもあるよな~と思ったことがあったので、書いておこうと思います。

たびたび書いているように、今年のチームは、まず中盤のバランスが良いことからチームがどっしりしたスタートを切って快進撃を見せる中で、守備の部分も安定し、攻撃の部分でも、成長が見えています。

しかしながら、中盤の選手がバランスを重視して、あまり自らが裏へ抜け出して攻撃参加するというケースがないんですね。その辺で、今日も試合中に前線の運動量多く走り続けている選手と中盤でバランスを取ってパスを供給する選手の中で、走る走らないのやり取りが聞こえてきたんですね。

確かに、今後も守備的な相手が色々対策を練ってくる中では、中盤の選手がもっと裏へ抜け出すようなプレーが増えても良いのかもしれません・・・が、これに関しては、正直どちらが良いとは言い切れません。

ただ、今日の逆転して突き放した後には、必要ないプレーかもしれませんが、相手の守備が硬くてなかなか崩せないという状況になった時には、確実に必要になってくるプレーにはなりますよね。

まあ、その辺りは、チームの中で話し合っていけば良いことなので良いです。

とにかく、今日は気持ち良い勝利でした。

負けて感じて、勝って忘れるでは困るので、より強くなるために、今後は、大勝した試合でも、より良くするために毎試合ごとに考えて、更に成長して行ってくださいね!

今日は、試合後にすぐに会場を後にしてレッズランドに移動したので、試合後の選手の表情が見られなくて残念でした。来週は、ユースと被るので試合には行けません。上位対決になりますし、第3節の時にも、嫌なプレーをしてくる相手と言う印象があったチームですので、ここ数試合で得たことをフルに生かして倒してきてくださいね!

ではでは!

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日

おまけの写真。

日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ2013/06/01 第2戦 – 浦和レッズユースvs湘南ベルマーレユース 0-0引き分け・・・毎年1つは引き分ける

レッズランド2013年6月1日

どうも、浦和サポブクメです☆

先週からスタートしたクラブユース選手権の関東2次リーグ。初戦は、11-1と快勝し、今週は、土曜日日曜日と連戦となり、組み合わせが決まった時の印象でも、実際の第1戦の結果から考えても、今日の湘南ベルマーレユース、明日の水戸ホーリーホックユースが、このグループが混戦になった際には2位争いに絡んできそうな2チームということで、重要な二日間になります。

毎年同じようなことを書いていますが、スムーズに3連勝くらいしてしまって楽な状況にしてしまってほしいと思いつつも、どうも浦和レッズユースと言うチームは、この予選は毎年、勝っておきたい相手に一つ引き分けを挟んでしまうんですね。調べてみたら、2008年大会以降は、毎大会引き分けに持ち込まれている試合がかならず1つはあるんですね。

ということで、展開的には、それほど心配することはないとは思うものの、チームとしての自信と言うものが、相手に付け入る隙を与えているという危うさを持って戦い続けている今年の状況もありますので、勝っておきたい試合に引き分けた。そういう試合でした。ただ、部分的ではありますが、変化を感じた部分や、改めて感じたことなどがありましたので、その辺りも踏まえて今日の試合のことを書いていきたいと思います。

天気は曇りで、気温はそこそこ上がったものの、比較的試合をしやすい環境だったと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、MFが左に10番関根貴大、右に7番広瀬陸斗、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが左に11番進昂平、右に27番邦本宜裕

となります。

第1戦で途中出場していた22番荒木聡太がスタメン出場、11番進昂平も久しぶりにスタメンでの出場となっています。

試合開始からしばらくは、相手の守備陣がややバタバタしている部分と、相手キーパーが安定感を欠いたプレーをしていた印象があり、そこを狙って力強くやや強引にでも攻めてしまって得点ができそうな雰囲気もあったのですが、浦和の試合運びは、対戦相手を見てと言うよりは、自分たちが基本的にやることを遂行しなければという形の動きが目立ち、攻めてるように見えて、あまり相手にとっては脅威になっていない攻めの回数が多いように感じました。

浦和の攻撃の形をいくつか挙げると、

8分に、5番齋藤一穂から縦へのパスで10番関根貴大につなげて11番進昂平にパスからシュートという形、11分に10番関根貴大のインターセプトからのサイド攻撃からのクロスで相手キーパーがファンブルしたところを押し込もうとするも押し込めず。

10番関根貴大が中央やサイドへと動いて仕掛ける場面はたびたび見られたものの、7番広瀬陸斗や27番邦本宜裕が何か迷いを持ってプレーしているのか、前向きに仕掛ける場面が少なく、ポストとしてもやや精度を欠いたプレーが多くなることから、11番進昂平の裏への抜け出しなどがほとんど活かされない状況が続きました。

中盤では、4番茂木力也が捌き役として、良いポジションどりをしながらバランスを考えたプレーをするものの、同じく14番斎藤翔太も中盤でのバランスを考えた守備的なプレーが目立つ中で、攻撃のための中盤に上手く入って楔になるプレーをする選手もなかなか見当たらず、守備のバランスは確かに良いものの、そのバランスが重視されるあまり、攻撃のところでリスクを負うようなプレーが見られず、次第に安定してきた相手守備陣に上手く対応される回数が次第に増えていきました。

もう一つ仕掛けても良いところでの横パス、中盤を上手く使って経由して攻め手も良いところで長めのパスでカットされる場面も目立ちました。悪くはないのですが、行けるところでもバランス重視になっていたのがやや見ていてもどかしかったですね。

崩されてのピンチと言うものはほとんどなかったものの、25分くらいに一度突破されて危ない場面がありましたが、18番関口亮助の好セーブで失点を免れます。

30分に、10番関根貴大が、左サイドから見事なドリブルでディフェンダーをかわしてクロスが27番邦本宜裕に渡り、シュートを放つもコースを埋めた相手ディフェンダーにあたり、得点ならず。

34分には、22番荒木聡太がドリブルでスペースの空いている中へ斜めに切り込んで10番関根貴大へパスを通してチャンスを演出します。

36分には、14番斎藤翔太から7番広瀬陸斗、10番関根貴大、11番進昂平とテンポの良いパス回しから仕掛けます。

40分には、27番邦本宜裕がドリブルで仕掛け、相手ディフェンダーに倒されフリーキックのチャンスを得ます。

そのフリーキックを10番関根貴大が蹴り、4番茂木力也がニアに走ってヘッドで合わせるも決めきれず。

カウンターの形から11番進昂平が左に開いてパスを受け、クロスに27番邦本宜裕が中へ走りこみディフェンダーを引き付けたところで遠い位置に走りこんだ7番広瀬陸斗にパスが通り、シュートを放つも決まらず。

直接チャンスになったわけではないのですが、前半終了間際に、14番斎藤翔太からの低めの巻いて相手ディフェンダーの裏に入る狙いどころの良い、ブクメ個人的に好きな弾道のパスがあったのですが、ここは味方に繋がらず。

前半は0-0で終了します。

チャンスの回数自体は少なくは無かったと思いますが、相手が怖いと思ったのは、おそらく10番関根貴大のサイドからドリブルくらいだったような気がする、そのくらい、攻撃に関しては、どうして毎試合こうなるのかな~という状況が多い前半でした。

後半メンバー交代はなかったものの、10番関根貴大が左から右、7番広瀬陸斗が右から左へポジションを入れ替えてのスタートとなりました。

後半に入り、2分にカウンターの形から10番関根貴大、27番邦本宜裕と素早い攻撃でチャンスを作りますが、ハーフタイムを挟んでも状況は改善せず、むしろ思うように使えていない中盤を更に相手に狙われて、後半の序盤は相手に攻められる時間も多くなっていました。

後半6分に、27番邦本宜裕に代えて9番小川紘生が入ります。よりゴールに向かってプレーする9番小川紘生が入ったことにより、徐々に攻撃の回数は増えていきます。

8分には、5番齋藤一穂から9番小川紘生にパスが通り、抜け出す11番進昂平にパスが通り、クロスに7番広瀬陸斗が合わせる惜しい形を作ります。

続いて7番広瀬陸斗が左サイドを持ち上がり、11番進昂平がゴールに向かって走り、ディフェンダーが下がったところで、一つ後ろに走る4番茂木力也にパスを通し、シュートを狙うもこのシュートは枠を外れます。

少しずつ、攻撃の部分で得点の匂いが強くなってきたところで、13分に19番橋岡和樹に代わり、13番條洋介が入ります。この交代で、4番茂木力也がセンターバックに入り、13番條洋介はボランチの位置に入ります。

この交代により、役割分担としてやや明確になったというか、13番條洋介が攻撃的なイメージ強いボランチとして、14番斎藤翔太が守備的なイメージ強いボランチとしてプレーすることによって、攻守のバランスがよりよくなった印象があります。

交代直後に、立て続けに13番條洋介から相手の裏への抜け出す7番広瀬陸斗に13番條洋介らしい相手の裏をかく見事なパスが通り、そこから得点のチャンスが生まれています。

この前後に、10番関根貴大の見事なドリブルからの仕掛けも2度ほど生まれています。

明らかに、得点を奪うためにスイッチが入った浦和は全体的に攻撃の気持ちが強くなり、これにより、ようやく11番進昂平の前線での動きが生きる場面が増えてきます。

21分には、やや難しいサイドチェンジのパスを22番荒木聡太が見事なトラップで前に落とし、そのまま左サイドを駆け上がり、見事なクロスに、走りこんだ11番進昂平が見事なヘディングシュートを放つも、相手キーパーの攻守に阻まれてしまいます。

直後にも、11番進昂平が決定なシュートを放つ場面があり、コースも狙いどころも良かったものの、再び相手キーパーの見事な反応で防がれてしまいます。

この時間帯の攻撃が効果的に作用していた要因は、9番小川紘生と13番條洋介が中盤のスペースに上手く入り、足元ではなくスペースに走ったところにパスが入り、相手のプレッシャーを受けないところで一つ経由してと言う攻撃が増えていたからのように感じます。

そして、やはりブクメとしては、14番斎藤翔太は攻撃的なところで力を発揮してほしいので、気持ち複雑なのですが、13番條洋介とボランチを組む形になった14番斎藤翔太が、中盤の低い位置での経由役としてしっかりキープして捌くという役割に徹することで、結果的に全体的にバランスが良くなった印象があります。

27分に、10番関根貴大に代えて23番安東輝が入ります。やや疲れが見えてきていたことや、明日も試合があることを考慮してもこの交代は正解かと思います。

34分には、右サイドから2番細田真也が仕掛けた際に、真ん中に11番進昂平と23番安東輝が走り込み、遠いサイドから7番広瀬陸斗が走りこむという3人がゴール前に入る形を作り、7番広瀬陸斗を狙ってクロスがあがり、ヘッドで狙うもこれは枠を捉えられず。

39分には、右サイドから23番安東輝が仕掛け、11番進昂平にクロスを上げる相手ディフェンダーがコースを塞いでいたことから、11番進昂平がヘッドで折り返し、7番広瀬陸斗がヘッドで合わせるも、これも決めきれず。

試合終了間際に9番小川紘生が相手ディフェンダーに囲まれながらも強引に突破してペナルティエリアまで侵入してチャンスを作るも惜しくも決められず。

ほぼアディショナルタイムなしで試合終了。0-0とスコアレスドローに終わりました。

後半終盤は、浦和も前がかりになった状況で、相手の攻撃を受けてシュートを放たれる場面が多くなったものの、実際やられたと思うような決定的な形はほとんど作らせていなかったと思います。

さてさて、形上は勝っておきたい相手に勝ち点1を与えてしまった形にはなりましたが、この試合では、いくつか良い意味での変化のようなものを感じました。

一つは、監督が結構熱くなって攻撃の指示を出していたところなんですね。特に、後半のベンチに近い左サイドバックにいた22番荒木聡太に対しては、攻撃のところで高い位置を保たせるような指示がガンガンでていたのですが、まあ、前半から走り回っていて、相当疲労がたまっていた22番荒木聡太は大変そうでしたが、なんか、ああいうのって嫌いじゃないです。

だって、実際チームの攻撃のスイッチがそういうところからも入っていたように思いますから。

毎年チームの色と言うものがありますけど、例えば昨年のチームみたいに何も言わなくても声で鼓舞する選手が数人いるチームもあれば、今年のチームのように、そういう部分でスイッチを入れる選手が少ないチームもある。そう考えた時には、もちろん監督もチームの一員なんですから、監督ができるなら鼓舞すれば良いと思うんですよね(極端な表現ですし、そういう意図ではないかもしれませんが。)

見る側としては、正直未だに今年の戦術の意図が見えないところも多いです。センターバックの1人はセンターバックタイプではない選手を起用する意図。19番橋岡和樹は、おそらく前の試合が初めてで、この試合で2試合目のセンターバックだと思いますので、そのスピードを買われてなのか、そこからの攻撃参加を目指してのものなのか、それにしては、守備のバランスばかりを重視してらしさが見えないプレーが多くなっていることに対する疑問はありました。

これは、怪我で出場していない8番須藤岳晟が最近出場する際に、センターバックに入っていることに関しても同様の意図があります。

ボランチに関しても、それぞれ能力が高い4番茂木力也と14番斎藤翔太を組ませているものの、互いの役割がはっきりしないため、持ち味がかなり減ってしまう状況が続いているんですね。そこにも当然、戦術的な意図があるのでしょうが、そこに関しても、理解できないことが多いです。

育成と言う意図の中で、その選手が今持っている、ジュニアユース時代から見せてくれていた(外部からの選手の場合は、見出された)強烈な持ち味に、新しい一面が加味されていくことが今後のプレーヤーとしての人生にとって必要になることであれば、多少チームとしては苦しんでも続けてもらいたいです。

ただ、浦和の選手には持ち味を発揮させることを重視してほしいですし、それがこれまで曖昧だった浦和の育成の全体的な方針の中で、唯一サポーターも求めている浦和の色だとは思うんですよね。何をするにしても、そこだけは、ベースとして外さないでほしいです。その上で、戦術のベースを上乗せしていってほしいです。

なので、正直、今のこだわっている形で、数選手が悩みせっかくの強みが消えている状況などが数か月続いている。あまり変化が見られないことに対しては、不安を感じる部分はありますが、その先に大きな+があるのであれば、そこは信じてみることもしたいと思います(←えらそうに言ってみるw)

前線の選手は、もっと気楽にやれ(良い意味で)!自信持ってやれば良いんだよ。だって、数年前からの選手もいますし、今年の1年生の場合でも今シーズンスタートから見ていて、今出場している前線の選手の強烈な持ち味は既に確認済み。自信持って仕掛けて失敗したって、その状況を知っている者の評価は変わらない。表面的な評価に惑わされない。思いっきりやってくれ!

色々書きつつ、今日だって、柔軟な交代は見られましたし、今年のチームで勝負できる形は、しっかり見せてもらいましたし、得点を奪えというベンチの意思表示も見る側に伝わって来るものがありましたし、それを踏まえての明日がどうなのか、結構楽しみです。

…とは言いつつ、明日は、横浜でジュニアユース観戦からのレッズランドでのユースなので、試合を最初からは見られない可能性もありえるのですけどね。いいんです、既に到着した時に2点3点入っていて、遅れるから見られないんだよとか、突っ込まれるくらいで。

う~ん、何か今日は、伝わる物がありましたよ。

ではでは。

レッズランド2013年6月1日
レッズランド2013年6月1日
レッズランド2013年6月1日
レッズランド2013年6月1日
レッズランド2013年6月1日
レッズランド2013年6月1日

おまけの写真。

メトロポリタンリーグ(U-13)2013/05/26 浦和レッズJrユースU13vsFC東京むさしU13 1-2敗戦・・・新1年生を1試合通して初観戦

レッズランド2013年5月26日

どうも、浦和サポブクメです☆

ようやく、今シーズンのメトロポリタンリーグに足を運ぶことができ、別の試合でレッズランドに足を運んだ時に少し様子を見る程度だった新1年生の、公式戦での試合を1試合通して観戦することができました。

ということで、今日は、1日レッズランドの日ということで、10時からメトロポリタンリーグU13、12時からメトロポリタンリーグU14、そして、途中からになりましたが、14時からユースの三菱養和SCユースとの練習試合3本を観戦してきました。ちょうど、メトロポリタンリーグと同時間帯にジュニアユースの練習試合も隣のグラウンドで行われていましたが、今回は、メトロポリタンリーグを優先させてもらいました。

・・・それにしても、今日は暑かったですね!気温が、22,3度くらいまでしか上がらないような予報だったので気を抜いていたのですが、昨日よりも湿気が多く、日向での試合観戦になると、想像上の暑さになっていました。

では、試合の話に移りますね。

対戦相手の状況などは、良くわかりませんし、そもそも新1年生をしっかり見ること自体が今回が初めてなので、大まかな流れと試合の印象、チームの印象などに触れる感じです。

この試合のスタメンは以下となります。

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに19番柳田大輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに12番佐藤輝と6番大桃伶音、MFが左に21番吉岡佑馬、右に20番吉岡直輝、真ん中に4番上野夏輝と14番縄田脩平、FWが左に11番木下海斗、右に16番二見健太

となります。

足は運べなかったのですが、ゴールデンウィークのKASHIMA招待では、結果を見る限り大量得点で勝利している試合も多く、攻撃の部分でどのような特徴があるのかというところから見てみましたが、思った以上にこの段階で相手のFC東京むさしが、球際に激しく来るタイプのチームだったこともあるのかもしれませんが、この状況下で個人で突破してゴールを狙うような選手は、見当たらなかったものの、チームとしてはバランスよく戦えるタイプの構成になっているという印象でしたね。

右サイドバックに入っていた5番遠藤悠太が体格を生かした力強い仕掛けを見せる場面は、なかなか迫力がありました。また、中盤に入っていた4番上野夏輝が、ちょうど10分前後くらいで立て続けにパスが入る時間帯に、最初は左前線のスペース、次は、キープして左への横パス、続いて右と、なかなか視野広くパスを上手くさばいているという印象を持ちました。 

前線の16番二見健太が抜け出して仕掛ける形が何度か見られましたが、相手の寄せの早さに苦戦している印象がありました。しかしながら、抜け出し方など上手く、プレーの選択肢が増えて、クロスの精度など一つ一つ上げて行けば、かなり相手にとって脅威を見せるプレーができるのではないかという印象を持ちました。

決定的なピンチの場面も何度かありつつ、18番西尾優輝の好セーブや守備陣の踏ん張りもありつつ、前半0-0で折り返します。

後半スタートから、多くのメンバー交代とポジションの変更が行われたので、改めてメンバーを書き出しますね。

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに15番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに12番佐藤輝と10番北村龍馬、MFが左に4番上野夏輝、右に7番岡村勇輝、真ん中に2番石塚稜真と13番白土大貴、FWが左に16番二見健太、右に9番金子直樹

10分:4番上野夏輝、5番遠藤悠太、16番二見健太⇒3番伊藤大翔、8番落合大輝、17番森隼平

となります。

前半を見た印象として、今年は、得点を奪う意欲が凄いという見るからにゴールを狙っていくタイプの選手が少ないチームなのかと思っていましたが、後半のメンバーは、かなり得点を奪うために仕掛けるタイプの選手が多くなったという印象がありました。

その中でも、9番金子直樹のドリブルの姿勢と、相手ディフェンダーとの動きの駆け引きの部分は結構惹きつけられるプレーを多く見ることができました。実際、この試合の浦和の得点の場面は、9番金子直樹のドリブル突破からシュートを放ち、キーパーが弾いたところに16番二見健太が詰めての得点ということで、9番金子直樹のドリブルから生まれたゴールになりました。

このゴールは、後半6分くらいになりますが、後半は攻撃的な姿勢が強い選手が多く、2分には13番白土大貴の放ったシュートがクロスバーをたたく惜しい場面もありました。

ゴールへの意識と言うところでは、右の中盤に入っていた7番岡村勇輝も、この位置からシュートを選択するのはやや無謀かもという位置からシュートを狙う場面も多くありましたが、そういう意識は嫌いではありませんし、後半の16分に見せたプレーは、個人的には「お!」と思わされたプレーで、割と最近シュートを打ちそうだなという形からシュートを打つ(当然と言えば当然なのですが)選手が多いなかで、見ている側としても中盤でパスを受けて持ち上がって、左のスペースにパスを出すかな~と思わされたのですが、パスを出しそうな動きと体の向きになっていながら、不意にシュートを狙った場面があったのですが、実際相手キーパーに防がれたものの、見る側としても出し抜かれるタイミングでのシュート。こういうプレーをする選手というのも最近あまり見ていなかったので、相手を出し抜いての得点やアシストが、狙って頻度多くできるようであれば、かなり楽しみです。

ただ、後半は、得点を狙う姿勢の強い選手が増えたものの、逆に相手が狙うスペースも多くなり、全体的な攻守のバランスとしては、かなり不安定になった印象もあり、結果的に1得点はしたものの2点奪われて試合としては1-2の敗戦となりました。

この試合の後に30分1本の練習試合も行われ、こちらは開始早々に10番北村龍馬の力強い仕掛けからシュートをキーパーが弾いたところを11番木下海斗が決めて1-0、2点目は誰だか確認できなかったのですが8分に決まり2-0、14分に4番上野夏輝が決めて3-0、そして28分に20番吉岡直輝がパスを受けて反転し思い切りよく放ったミドルシュートが豪快に決まり、結果4-0で大勝となりました。

ということで、ようやく新1年生のプレーを見させてもらうことができました。また、機会を見つけて足を運び、チームとしての特徴、選手の特徴など、少しずつ見つけて行きたいと思います。

ではでは。 

レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日
レッズランド2013年5月26日

おまけの写真。

日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ2013/05/25 第1戦 – 浦和レッズユースvs常総アイデンティ 11-1勝利・・・大会のスタートとしては上々

レッズランド2013年5月25日

 どうも、浦和サポブクメです☆

今年もクラブユース選手権の予選の季節がやってきました。ふと、2013シーズン用のこの大会のブログのカテゴリを作っていたら、ブクメがこの大会で最初にブログを書いたのが2008年のこの予選。何気に6年目になります、あっという間ですね。で、その時の文章読んだら、順位決定戦は実家に帰るので行けませんとか書いてる。そんなスタンスの時期もあったんだな~としみじみ思いつつ。

さて、今年も暑い暑い群馬での開催が決まっている夏の全国大会となるクラブユース選手権。この予選では、グループ2位以内に入れば、全国大会出場が決まります。対戦相手も、実力差がある相手も多くなり、基本的にはユースでは、新戦力も試しつつ、チーム力を高めるために使える時期でもあり、今年の浦和レッズユースの現状を考えると、層を厚くするということよりも、チームとしての自信を付けるために、チームとして軸を見出すためなど、この大会に求められる要素は、いつも以上に多くなっている気もしますね。

さて、今回のグループでは、柏レイソルU18が最も強敵ですね。あとは、湘南ベルマーレユースや水戸ホーリーホックユースとJクラブのユース勢が気を付けるべき相手。後は、あまり名前を聞いたことがないチームでも組織的にまとまっているチームだと守りきられる可能性があるので様子を見つつ。最終戦が柏レイソルなので、それまでに2位を確定させてしまう感じで進められれば最高ですね。

今日の対戦相手の常総アイデンティですが、初戦の難しさを考慮しても、相手との実力差を考えれば、できるだけ大差をつけて勝利しておきたい相手です。実際に、試合全体を眺めると、思うところはたくさんありましたが、その結果という部分では必要なことをしっかり体現してくれた試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに20番長島巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、MFが左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが左に7番広瀬陸斗、右に9番小川紘生

となります。

基本的には、プリンスリーグでのメンバーをあまり崩さないでメンバーを組みたいという意図が見られつつ、怪我の3番森亮太と8番須藤岳晟のところに、20番長島巧と19番橋岡和樹が入ったというイメージです。

20番長島巧の左サイドバックもあまり印象になく、19番橋岡和樹がセンターバックをやるのは少なくとも今まで見た中で記憶にないので始めてだと思います。何か意図があっての起用なのでしょう。

そして、対戦相手の常総アイデンティで気になったのが(ハーフタイムに来ていた方に聴いてわかった)、キーパーが素手であることと、ベンチメンバーがほぼいない。不思議な感じでした。

試合開始からの印象ですが、やはり実力差がだいぶあるなと言う印象。実際に得点も多く入ったので、今回は得点経過をなぞるような紹介の仕方がで書いていきますね。

前半7分に9番小川紘生のゴールで先制、1-0。

12分に10番関根貴大がペナルティエリアで倒されてPK、これを自らで決めて2-0。

18分に4番茂木力也から右前線に走る2番細田真也につなげ、2番細田真也がドリブルで深くまで持ち上がりクロス、これを7番広瀬陸斗が合わせて3-0。

浦和の圧倒的な攻勢で進むも、3点目以降は、ややこう着状態が続きます。相手に攻められる回数はほぼないのですが、浦和が攻めに工夫を加えられないというか、とにかく得点が入る空気がない時間帯が続きます。

そんな展開ながら35分に9番小川紘生が再びゴールし、4-0。

40分に相手のフリーキックから1点返され4-1。

前半は、4-1で終了します。

後半に入り、10分にコーナーキックのチャンスから、10番関根貴大からのボールに対して、4番茂木力也がニアに走りこみながらヘッドですらして見事なコースに決め5-1。

しかしながら、試合展開としては前半からのこう着状態が続いている印象で、何か攻撃のリズムはよくないという印象でした。

13分に10番関根貴大、7番広瀬陸斗に代わり23番安東輝と11番進昂平が入ると、チームの雰囲気が変わり、特に攻撃の部分での迫力が加わった印象があります。

実際に、直後の14分に右前線に抜け出した27番邦本宜裕からのクロスに対し、11番進昂平が中に走りこんでディフェンダーを引き付け、その奥に走りこんだ9番小川紘生にフリーで通り、これを決めて6-1。小川紘生はこれでハットトリック。

19分に、20番長島巧に代えて22番荒木聡太が入ります。

21分には、得点にはならなかったものの、前半には見られなかった、いわゆる数人が連動した形で2番細田真也抜け出し、クロスに23番安東輝が合わせる場面がありました。

22分に、14番斎藤翔太に代えて13番條洋介が入ります。

24分に、9番小川紘生からのパスを受けた11番進昂平が決めて7-1。

直後の25分に、23番安東輝から13番條洋介、見事なパスを通して抜け出した11番進昂平が決めて8-1。

更に28分には、11番進昂平から攻撃参加する4番茂木力也にパスが通り、シュートを狙うもいったんキーパーに防がれるもこぼれ球を再び4番茂木力也がキープし、自らも狙える状況でしたが、左から走りこんだ13番條洋介へのパスを選択し、これがしっかり通り、13番條洋介が決めて9-1。

29分に、9番小川紘生に代わり21番小島良太が入ります。

31分に11番進昂平が再びゴールし、10-1。11番進昂平は、投入から20分もしないうちにハットトリックを達成。

37分には、11番進昂平からのパスを受けた23番安東輝が決めて11-1。

この後も、23番安東輝から13番條洋介、再び23番安東輝とテンポよくパスが通り、21番小島良太がシュートを放つ場面など、多くのチャンスを作りつつ、試合は終了しました。

これは、ここしばらくずっと感じていることなのですが、今日のスタメンにも、U18日本代表に選ばれている広瀬陸斗と関根貴大、U17日本代表に選ばれている小川紘生、茂木力也、斎藤翔太と計5人が代表という、豪華なメンバー構成になっていたのですが、チームとして考えた時には、やはり何か悪い意味ではまってしまう印象があり、今日の試合でも結果は出したし、個々の動きは悪くなかったものの、求められるプレーとチームの意図がマッチしない印象がやはりあり、むしろ後半に進昂平と安東輝が投入されてからの方が、チームに一本、二本の杭が刺さったというか、チームの雰囲気自体も更に得点が入りそうだという空気になり、実際に得点が量産されたし、全体的な動きもスムーズになった印象がありました

決して、前半のメンバーが悪いということではなく、チーム作りの中で軸となる選手よりも、全体に戦術を求めすぎることで、結果的に、フワッとした印象のチームになってしまっているような気もします。

ただ、今日の試合はプラスに捉えられる試合だと思います。プリンスリーグの横浜FC戦の時のブログにも書いたように、戦術を求める戦い方が前半から後半スタートまでの戦い方だとすれば、後半の交代以降の戦い方は、勝負するための戦い方。十分、今日のような戦い方で全国大会出場までは勝ち進めると思います。

ただ、全国大会でも結果を求めていくことや、プリンスリーグで戦い抜くためのチーム作りをすることを考えると、戦術を重視した戦い方にも、もう少し工夫が加わっていく必要があるような気がします。

そうは思いますが、おそらく、その辺りも計算に入れての今日だったと思いますので、その一歩と考え、来週の試合も見させていただければと思います。

ではでは。

レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日
レッズランド2013年5月25日

おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/19 第12節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 0-4敗戦・・・大きな問題ではない

レッズランド2013年5月19日

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、今日はレッズランドで関東U15リーグを観戦後に、途中からですが、ユースの練習試合vs新潟西高校の試合も観戦しましたが、こちらの試合のブログは書きません。最近、少し前のめりに観戦しすぎていて、見る側としての気持ちのゆとりがなくなっているような気がしている部分もあったので、ユースの練習試合は、少し遠目から、ボーっと座って眺めさせてもらいました。

簡単に失点する場面が多いのが気になりましたが、細かいスコアは分かりませんが、結構得点も入っていましたし、局面局面で結構楽しませてもらったプレーも多かったです。

また来週のクラセン予選2次リーグ初戦からしっかり見させてもらいます。

さて、関東U15リーグの浦和レッズジュニアユースの戦いは、今節から折り返しになります。第12節の対戦相手は開幕戦引き分けた川崎フロンターレU-15となります。

やや横風が強い中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

前節同様のスタメンになります。

試合開始からの印象としては、開幕戦の時の同対戦カードと同様に、中盤がバランス良く、相手のサイドからの攻撃に対しても問題なく左サイドバックの12番関慎之介や右サイドバックの5番河内渉真、彼らが攻撃に参加している時にはセンターバックの4番轡田登と5番高橋海翔が対応して、相手にチャンスを作らせない安定した戦いぶりを見せていました。

浦和の攻撃としては、3分に8番松高遼からの大きな展開で右前線の11番川上エドオジョン智慧が抜け出す仕掛けは、少しパスがずれたものの悪くない狙い。

5分には、相手の攻撃を止めてからのカウンターの形で10番萩原大智がスピードに乗ったドリブルで仕掛け持ち上がり、相手ディフェンダーに囲まれたところで右前のスペースを走る11番川上エドオジョン智慧にパスを通し、クロスボールに3番渡辺陽が反応してゴールを狙う形を作ります。

6分には、オフサイドになったものの12番関慎之介からの眺めのパスに11番川上エドオジョン智慧が抜け出す惜しい形を作ります。

8分には、前線でパスを受けた9番町田ジェフリーの力強い仕掛けからコーナーキックのチャンスをつかみます。

また、今日の試合を見ていた中で、これまでの試合では少なかった数人の選手の動きが見事に絡んでの仕掛けが11分に見られました。

バックラインで4番轡田登がパスを受け、前にスペースが開いていたため、ドリブルでセンターライン手前くらいまで持ち上がり、8番松高遼とその同じパスコースの先にあるスペースに走る選手(たぶん、10番萩原大智だったと思う)へパス、奥のスペースに走りこんでいるのを読んだ8番松高遼がスルーして、その選手に繋がり、相手ディフェンダーが引き付けられたところで、9番町田ジェフリーにパス、このタイミングで右前線のスペースに向かって走り出していた5番河内渉真にパスを通して右サイドから仕掛けていく。非常にテンポよく、また、中央突破をことごとく防がれるようなこちらの中央からの攻撃に対しての守備が強く安定していた相手を崩すという意味でも、ここで見せた攻撃パターンはかなり見事でした。

15分には、左サイドから3番渡辺陽がドリブルで鋭く仕掛けます。

16分には、9番町田ジェフリーの持ち上がりからのシュートからの流れで掴んだコーナーキックのチャンスに、4番轡田登がヘッドで合わせる惜しい形を作ります。

17分には、再び左サイドから3番渡辺陽が仕掛け強烈な枠を捉えたシュートを放つもキーパーの好セーブに阻まれます。

更に20分にも12番関慎之介から3番渡辺陽にパスが入ると鋭くドリブルで仕掛け、コーナーキックのチャンスを得ます。

27分には、8番松高遼から足元ではなく、前線真ん中少し左の空いたスペースにパスを出すと3番渡辺陽がしっかりそのスペースに入りパスを受け、そのまま前線に抜け出す10番萩原大智にパスを繋げてシュートまで持ち込みます。

この後も、前半の残り10分くらいの間は、特に左サイドの3番渡辺陽が絡んだ左サイドからの仕掛けで度々相手守備陣を脅かすプレーが繰り返されます。

前半終了間際には、8番松高遼が距離のあるところからシュートを放つも枠を捉えきれず。

前半は0-0で終了します。

バランス、攻撃の回数など申し分ない前半でしたが、左サイドからの仕掛けを除くとやや相手の守備を効果的に脅かす攻撃ができていないように感じる場面も多く、また前線でのボールの収まりがやや悪いことや、収まった後のプレーがやや散漫に見える場面もありました。悪く言えば、いつでも点が取れるからということで、一つ一つのプレーを大事にしていないようなイメージがあるプレーもあったような気もします。ただ、それでもこの試合の試合運びと言う部分では、相手を上回っての折り返しにはなっていたと思います。

後半もまず、9番町田ジェフリーのポストプレーから10番萩原大智につなげてのドリブルでの仕掛けなど、浦和の攻撃的なプレーが見られるスタートとなったものの、やや相手の攻撃を受ける形も増えてきた印象もあり、4分には、決定的な場面を作られてしまいますが、18番宮川聖冬がなんとか防ぎ、失点は免れます。

チャンスは多いものの、相手の集中した守備を崩すところまで行かない。もどかしい流れのなかで、5分には、9番町田ジェフリーと10番萩原大智がワンツーで抜け出して仕掛ける形を作ります。

更に、8分には、サイドからの仕掛けから、中盤でパスを受けミドルレンジから23番立川将吾(8番松高遼だったかも)が、狙ったシュートがクロスバーを直撃する、かなり惜しい場面がありました。

11分には、4番轡田登が、いったん10番萩原大智に預けるとそのまま攻撃参加、中央を駆け上がるとタイミングよくパスが入り持ち上がっていきます。再び、10番萩原大智にパスを戻し、更に前線に走ります。10番萩原大智が強烈なシュートを放つと、キーパーがキャッチできずこぼれたところに4番轡田登が狙うも、これは枠を取られることができません。

14分に再び危険な場面を迎えますが、ここは相手のシュートミスに助けられます。

18分には、11番川上エドオジョン智慧のドリブルから右の5番河内渉真、クロスに3番渡辺陽が反応するも得点には至らず。

19分に、23番立川将吾に代わり6番知久航介が入ります。

その直後に、裏へのパスに10番萩原大智が抜け出し、ディフェンダーのプレッシャーは受けながらですが、キーパーと1対1の場面を作ります。相手キーパーの飛び出したタイミングも良かったものの、ここを決めきれず。

21分には、コーナーキックのチャンスで8番松高遼からのクロスが混戦状態から流れたところに再び10番萩原大智が押し込もうとするも、ここも相手にギリギリのところで防がれてしまい得点はならず。

決定的な形を決めきれないまま、0-0という状況で迎えた25分に失点。嫌な時間で相手にリードを奪われてしまいます。

26分に9番町田ジェフリーに代えて7番伊藤敦樹が入ります。

31分に、11番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた7番伊藤敦樹がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

34分に、再び危険な場面を迎えますが、ここは何とか免れます。

残り5分ほどから、4番轡田登を前線に上げてパワープレー気味に切り替えて得点を奪いに行くも、逆に前がかりなところを崩されて立て続けに失点することになり、終わってみれば0-4の大敗と言う結果に終わりました。

凄く表面的なことで言えば、今日の試合は、誰でもわかることですが、決めるべき時間帯に決めることができなかったことが、結果的に自らの首を絞めてしまった形での敗戦です。

特に、キーパーと1対1の場面で決められなかった10番萩原大智の悔しさは、半端ないと思います。ただ、私個人的には、こういう部分に関しては、悔しさを蓄積させる中で精神的に強くなって、同じような場面で落ち着いて決められるようになっていけば良いと思いますし、正直、今日のように2度目の対戦になってくれば、相手も組織的にレベルアップしてくる相手が増えてくるのは当然のことですし、中央に関しての相手の守備は相当良かったので、そこに対して中央から抜け出して決定的な形を作り出したことは評価されるべきことだと思います。

また、前半なんども左前線で相手の守備陣を脅かしていた3番渡辺陽が、後半は、何か動きが重たくなってしまった印象があり、これまでの試合でも結構運動量豊富にサイドをアップダウンする場面を見ていて、それでも試合終了までほぼ、その鋭さを保ちながらプレーしていたので、今日はなぜか既に疲れているな~と言う印象があったのですが、どのタイミングでかは分かりませんが、やはり足を痛めていたようですね。その辺りも、影響はしたと思います。それだけ激しいプレーをしてくれているので、しっかり治して万全の状態でまた攻め上がってもらいます、はい。

さて、タイトルに「大きな問題ではない」と書きましたが、大敗なのに問題ではないとはどういうことだと思われる方も多いと思いますが、毎年そのチームが掲げて到達するべき現実的なゴールを考えた時に、例えば昨年のチームであれば、ジュニアユースの段階での結果よりも、高校生以降のサッカー人生のために、意識的な部分でプロを目指すための変化が一つのゴールだと考え、そこに到達するまでの過程を考えて各試合を考えていました。

その意味では、今年のチームは、チームとしても現実的な目標として全国制覇を掲げているんですよね?私も、今年のチームのゴールは開幕戦での戦いぶりを見たところから、そこに設定して見ています。

その過程を考えてみると、もちろん関東U15リーグをトップで終えることも、一つの結果として求めるのはOKですが、あくまで4位以内に入って高円宮杯出場権を獲得することが、一つのライン。今年のジュニアユースは、この関東U15リーグでここまで十分すぎるくらい順調に勝ち点を稼いでくれました。なので、次につながる敗戦というのは、このリーグにおいては、大きな問題にはなりません。

今日の敗戦で見る側として感じたことを書きます。既にやっていると思いますが、前線の選手たちは、今日何度か見られた、3人4人の選手が絡んだ相手のディフェンダーが予想しないような連携での崩しの形を増やしていくために、もっとコミュニケーションをとっていくことが必要かと思います。

また、今後も守備組織が硬い相手が増えてくることを考えた時には、前線での力強さが足りません。そのためには、どっしりした強いセンターバックとして出場する頻度が増えている4番轡田登を攻撃に専念させても良いと思わせるくらい、どっしりしたセンターバックが登場する必要があるかもしれません。私個人的には、この選手を使ってみても良いのではないかと思う選手も数人いますが、監督コーチ陣の判断でそこまで至らないというのが現状なのだと思いますので、くすぶらずにセンターバックの選手はアピールしてください。

また、逆に前線で体を張れる選手が他にも台頭してくる必要もあると思います。9番町田ジェフリーは、この試合でもチャンスに絡むプレーは多かったですが、前線でもっと力強くプレーをする必要があると感じる場面も多く見られました。なので、本人は今日の敗戦でより頑張るでしょうが、脅かすような同タイプの選手のアピールも当然必要です。

そして、更に今日の敗戦で意識してほしいのは、夏のクラブユース選手権の予選は、一発勝負のトーナメントになるため、力関係では格下の相手であっても、集中して守られた中で、一撃に沈む強豪も多い予選になりますので、今日のように少ない大きなチャンスを如何により確実に得点するかも求められてきます。

でもね、今日の試合を見ていた方には当然、色々な試合に対しての印象があると思いますが、私は、今日の試合の敗戦で今年のチームのポテンシャル(ここに絡んでくる新たな2年生の素材も含めて)に対しての不安のようなものは全くよぎりもしませんでした。

今年のチームは、敗戦もしっかり糧にできるチームだから、今日の勝ち点はくれてやれくらいの気持ちです。

しかも、次戦まで2週間空きますから、今日感じたことを更に生かしてチームの力を高めて行く時間も2週間あります。次の相手は横浜FCジュニアユース。やってやりましょうよ!

さてさて、この試合の後に行われた40分1本の練習試合のことにも触れます。

この試合のスタメンは以下、

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに14番野口琢真、右サイドバックに26番白田颯人、センターバックに25番大西翔也と2番浅賀祐太、MFが左に24番山下勇希、右に13番中嶋海登、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に19番清水裕太、右に7番伊藤敦樹

となります。

2分に、7番伊藤敦樹から13番中嶋海登につなげてサイドからの仕掛け。4分には、オフサイドになったものの6番知久航介から右前線に抜ける7番伊藤敦樹への大きな展開での狙い。5分には、22番菊地泰智が、相手ディフェンスライン前のスペースにパスをだし、19番清水裕太が斜めにそのスペースに反応して仕掛ける形。

6分に、22番菊地泰智から7番伊藤敦樹、そのまま前線に走る22番菊地泰智に再びパスが通り、ゴール。1-0とします。

8分に、24番山下勇希が左サイドをドリブルで仕掛けます。

9分には、19番清水裕太がドリブルからシュートを放ちます。

16分に、6番知久航介から右前線に開く19番清水裕太にパス、折り返しに24番山下勇希が走りこみます。

20分には、6番知久航介からのパスを受けた24番山下勇希が思い切りの良いシュートを放ち、キーパーにギリギリではじき出されるも、ここからコーナーキックのチャンスをつかみます。

35分には、24番山下勇希のトラップからのターンで相手ディフェンダーをかわし、右から駆け上がる26番白田颯人にパスを通し、シュートまで持ち込みます。

GK1番関敦也のコーチングも効果的に守備陣をコントロールしていたと思いますし、実際無失点に抑えきってくれ、試合も1-0で勝利となりました。

よりバリュエーションの多い、より強いチームになっていくために、現在やや固定化されつつあるチームに、どんどん練習試合でプレーした選手たちも絡んで行き、層の厚いチームになっていくことを願います。

ではでは!

レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日

おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/12 第11節 浦和レッズJrユースvsクマガヤSC 6-1勝利・・・堂々首位で折り返し!

レッズランド2013年5月12日

どうも、浦和サポブクメです☆

前節まで数字上では2連敗したものの、前節の柏レイソルU15との試合での手ごたえを考えれば今日の試合は、全く問題ないだろうということで、移動の部分で掛け持ちがかなり厳しいユースのプリンスリーグvs横浜F・マリノスユース戦(14:00@三ツ沢公園陸上競技場)の方のみに足を運ぼうと考えていたのですが、試合が迫るにつれてしっかり前半戦最終戦での勝利を見届けたい気持ちが強くなり、結局、友人の力も借りつつ掛け持ちすることにしました。

ポカポカ陽気と言うよりは、少し暑さも感じる中での試合となりました。今日の相手は、クマガヤSCとなります。

関東U15リーグでは、最下位に沈むチームながら、前節初勝利を挙げたということなど気になる部分もありつつ、苦手意識があったクマガヤSC相手に新人戦で長らく勝てなかったジンクスも打ち破っていることや、浦和レッズジュニアユースも、連勝街道から、一つ敗れて見つめなおす時間を持てたことで、流れも問題なし。今日に関しては、再び快進撃のスタートを見届けるくらいの意識で実際のところ見させてもらいました。

では、試合に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

U16日本代表に参加していた11番川上エドオジョン智慧がこの試合で復帰、また、キーパーが18番宮川聖冬に代わっています。

試合開始数分は、相手に攻め込まれる場面が見られ、15番高橋海翔のカバーでサイドからの攻撃を跳ね返したり、5分にはクロスバーを直撃するシュートを放たれるなど、相手の長いパスや、ドリブルでの仕掛けでチャンスを作られるものの、数回あったピンチを切り抜けると、6分に10番萩原大智からのパスを受けた9番町田ジェフリーが決めて1-0と浦和が先制します。

この試合から復帰した11番川上エドオジョン智慧が前線を動き回ることで、相手守備陣を混乱させるプレーも見られました。相手のプレッシャーもそこまで厳しくないことや、厳しいプレッシャーを受けて試合も経験してきたことで、中盤の8番松高遼と23番立川将吾も本来のプレーを安定して行うことができていたと思います。

14分のプレーなど象徴的で、中盤でパスを受けた8番松高遼が、視野広く左前線にかけあがる3番渡辺陽へ大きな展開でのクロスを通し、3番渡辺陽がドリブルで鋭く攻め込んでいく形の起点となります。

その直前には、3番渡辺陽から、11番川上エドオジョン智慧が裏へ抜け出したところへ惜しいパスを通すもののオフサイドになる場面がありました。

序盤の相手の攻撃をしのいでからは、単発で相手の攻撃を受けることはありましたが、守備陣が安定して跳ね返しつつ、迎えた16分に追加点が入ります。

左からドリブルで切れ込んだ3番渡辺陽が、そのままシュートを放ち、これが決まり2-0とします。

23分には、右に開いた11番川上エドオジョン智慧にパスが通り、仕掛ける場面、直後には23番立川将吾を経由して再び右前線に抜ける11番川上エドオジョン智慧にパスを通して仕掛けていく場面もありました。

28分に、右から攻め上がる11番川上エドオジョン智慧からのマイナスのパスを受けた8番松高遼がシュートを放ちます。

31分には、9番町田ジェフリーの前線でのポストプレーから、10番萩原大智に預け、そのまま左を回って前線に、再びパスを受けて仕掛ける場面もありました。

33分には、前線でインターセプトに成功した9番町田ジェフリーがループ気味のシュートで狙う惜しい形。

35分には、8番松高遼から3番渡辺陽にパス、左サイドバックの12番関慎之介に渡し、そのまま12番関慎之介が左サイドからドリブルで攻め上がり、折り返しに、おそらく10番萩原大智だと思いますが、シュートを放ちます。

前半終了間際にも、8番松高遼から右前線のスペースに大きな展開のパスが入り、5番河内渉真がパスを受けて仕掛ける形を作ります。

前半は、2-0で終了。

やや前半での攻撃が大ざっぱになりがちではあるものの、中盤を起点にしての展開、サイドを使って仕掛ける形を頻繁に繰り返し何度もチャンスを作る前半でした。

後半に入っても、浦和の攻勢は続き、2分に3番渡辺陽のドリブル突破から23番立川将吾につなげてシュートを放ちます。

5分には9番町田ジェフリーが、11番川上エドオジョン智慧のおとりとなる走りで出来たスペースを上手く使ってシュートを放ちます。

やや個人技が多く、前線での連携という意味では課題が多いと感じられるものの、それでも相手を確実に脅かす攻撃が繰り返される中で、迎えた18分に再び3番渡辺陽が左サイドから持ち込んでシュートを決め、3-0とします。

試合展開を考えても、この3点目でほぼ試合が決まった形となり、ここから、多くの選手を投入して経験を積み、チームの層を更に厚くするための時間としても使うことができるようになります。

20分には、23番立川将吾に代わり、ここ最近、関東U15リーグの試合の後の練習試合では頻繁に起用され中盤で鋭いプレーを見せる22番菊地泰智が入ります。

25分には、10番萩原大智が前線でプレスをかけてインターセプトし、そのままゴールを決め4-0。

更に、27分には、8番松高遼から11番川上エドオジョン智慧、9番町田ジェフリーとテンポよくパスが回り、右サイドを走る5番河内渉真にパスが通り、右サイドから持ち込んでのクロスに10番萩原大智が合わせてゴール。これで、5-0となります。

30分に、9番町田ジェフリーに代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

直後に、5番河内渉真の右サイドからのクロスに24番シマブク・カズヨシがヘッドで合わせる惜しいシュートがあり、33分には、右前線のスペースにパスが通り、相手キーパーと24番シマブク・カズヨシがどちらが先に触るかと言うプレーで24番シマブク・カズヨシが先にさわり、キーパーをかわし、シュート。相手ディフェンダーがクリアも間に合わず、これが決まり、6-0となります。

34分に、11番川上エドオジョン智慧に代えて19番清水裕太が入ります。

35分に、相手に思い切りよいミドルシュートを決められて1点返されます。

37分に、12番関慎之介に代わり2番浅賀祐太が入ります。

試合は、そのまま終了し、6-1の大勝となりました。

この結果、前節首位を奪われた東京ヴェルディが敗れたため、再び浦和が首位。消化試合数の関係で柏レイソルに勝ち点で並ばれる可能性はあるものの、得失点差でアドバンテージもかなりあるため、ちょうどシーズンの半分の終了となる11節終了時点で浦和レッズジュニアユースが堂々の首位で折り返すことに成功しました。

正直、思った以上に実力差と言うか、勢いの差が今日の相手のクマガヤSCとはついていたんだと実感しつつ、大勝に喜びつつも、個人での仕掛けが思った以上に通用してしまうことで、浦和が更に上を目指すために必要な、崩すための工夫やゴール前での繊細なプレーなどを、試合の中で感じて高めて行くという部分では、少し相手の守備陣が物足りなかったというイメージも残る試合となりました。

大勝だワーイワーイ!ってやってしまっても良いような気もしますが、インターバルもなく折り返しの12節からの11試合がすぐに来週から始まりますし、開幕戦で悔しい引き分けを喫した川崎フロンターレU15が相手ですからね、しっかり勝利して後半戦も突っ走ってください。夏のクラブユース選手権の予選はトーナメント戦になるので、トーナメントで勝ち抜くための戦い方も意識しながらですね。

恒例の試合後の練習試合からU14の練習試合が今日もあったと思いますし、見たかったのですが、ユースの試合に移動するためそちらは見られませんでした。すみません!

ではでは!

レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日

おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/05 第10節 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15 0-1敗戦・・・連敗も、チームとしての成長が見られた1戦

日立柏総合グラウンド2013年5月5日

どうも、浦和サポブクメです☆

連戦の続くゴールデンウィーク。こどもの日の今日5月5日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの柏レイソルU-15戦を観戦に日立柏総合グラウンドに足を運びました。

結果的に、この試合の後に練習試合1本と、U14の練習試合が3本行われたため、日立柏総合グラウンドで、たっぷりジュニアユースの試合を見させてもらう流れになりました。

このゴールデンウィークの試合観戦は、比較的どの試合も天候に恵まれた中での試合となり、今日も同様に晴れで心地よい陽気の中での試合となりました。

前節今季初黒星を喫した浦和レッズジュニアユースは、現時点での上位争いを繰り広げている数チームの中の一つ、言わずと知れた浦和の下部組織にとっては難敵となる柏レイソルU15と対戦。前節とは、まったくタイプの違う相手にはなりますが、敗戦の後の試合であり、また、連勝街道を突き進んでいたチームの中で、一つ、よりチームが強くなっていくために見直して再スタートと言う形で考えても、どのような戦いぶりが見られるのか一つ注目の試合として観戦させてもらいました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に10番萩原大智、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に7番伊藤敦樹、右に9番町田ジェフリー

となります。

引き続き、11番川上エドオジョン智慧は、U16日本代表に参加しているため不在となる中で、メンバー構成は前節と全く同じになりますが、ポジションが何か所か変更になっています。

前節、フォワードの位置に入っていた4番轡田登がセンターバックの位置に入り、読みの部分とテクニックのある15番高橋海翔と組み、12番関慎之介が左サイドバックに回ります。

攻撃の鋭さを考えると、前節の相手の比ではないタイプの今日の相手でしたが、この組み合わせと、研ぎ澄まされた集中力が結果的に、守備の部分の固さを増す良い結果につながったと思います。

それ以前に、今日の試合は、一つのミスや判定が勝負を左右するような、本当に締まったレベルの高い戦いで目が離せない試合でもありました。

戦い方である程度仕方がない部分で、相手のポゼッション率が高く、そこを上手く浦和が跳ね返した時にカウンターで反撃するという構図が多くなりました。

浦和の攻撃の形としては、2分に縦パスを受けた9番町田ジェフリーが、7番伊藤敦樹にパス、23番立川将吾に下げたところでミドルシュートを狙うなど、相手の攻撃を奪ったところで、相手のプレッシャーを素早くかいくぐって攻撃出来た時にフィニッシュまでつながる、そこの判断が遅れると攻撃が難しくなるという、かなりギリギリの攻防になっていました。

いつものように、誰が仕掛けてというように書きますが、それがいつも以上に素早い判断と正確に行われたことで成功していると考えて読んでいただければと思います。

6分に、12番関慎之介が思い切ったミドルシュートを放ちます。

また、相手のプレスで混乱の前節とは全く違い、今日は浦和も前線からの激しいプレスを何度もかける場面が印象的でした。

8分には、5番河内渉真から15番高橋海翔に落とし、前線に長いパスを供給し、10番萩原大智が抜け出して仕掛けます。11分印は、23番立川将吾から右前線へのサイドを変える大きな展開から10番萩原大智につなげ、パスを受けた10番萩原大智が鋭く仕掛けます。

ところどころで相手の鋭い攻撃を受けるのですが、12番関慎之介、15番高橋海翔、5番河内渉真が、上手く対応しつつ、抜け出されたり、スピードや力技で抜け出してきたときにも、ことごとく4番轡田登が跳ね返してくれました、頼もしい限りです。

17分に23番立川将吾の縦パスから9番町田ジェフリーが収められればというパスがありましたが、これは相手のプレッシャーでつながらず。

18分には、これぞカウンターという素早い縦の展開で5番河内渉真、10番萩原大智、縦に鋭くドリブルで仕掛けるプレーでチャンスを作ります。

25分には、いつもより一つ高い位置で出場している3番渡辺陽が力強いドリブルで仕掛けます。

相手のプレーの質も高いため、簡単にとはいかなかったものの、プレッシャーが激しい中でも今日は、8番松高遼と23番立川将吾の中盤の2人は、混乱することなく精度の高いプレーを何度も見せてくれていました。

34分に、8番松高遼からの縦パスを受けた10番萩原大智がペナルティエリア内まで持ち込んで倒されたように見えたものの、ここはPKはもらえず。

36分には、際のところでしっかり対応できていた守備陣のところを突破されてしまい、シュートを放たれるも、これはクロスバーに弾かれ失点は免れました。

互いのチームの持ち味をぶつけ合いながら、前半は0-0で終了します。

後半開始直後に、10番萩原大智からオーバーラップする5番河内渉真にパスが通りクロスを上げる形を作ります。

2分には、3番渡辺陽からいったん下げて12番関慎之介から前線の9番町田ジェフリーにあて、9番町田ジェフリーがうまいトラップで抜け出す形を作ります。

4分には、12番関慎之介から23番立川将吾、左の3番渡辺陽にパス、いったん下げて12番関慎之介に戻すとそのまま3番渡辺陽は前線に走り、12番関慎之介からパスが通って仕掛けている形を作ります。

10分に、相手に前線での素早い横パスでの展開から突破されてシュートを放たれるも枠を外れて失点は免れます。

11分には、5番河内渉真と9番町田ジェフリーが縦に並ぶ形でバックラインから、5番河内渉真へパスが出るような軌道で相手の守備を引き付けつつ、5番河内渉真を超えて、そのまま前線の9番町田ジェフリーまで抜けて相手の対応が少し遅れたところで仕掛ける面白い形が見られました。

12分に、23番立川将吾が思い切ったミドルシュートでゴールを狙います。

13分に7番伊藤敦樹に代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

14分には、10番萩原大智を起点に、数選手でテンポよくパスを回し、最終的には23番立川将吾がシュートを放ちます。

ペナルティエリアの中では相手の攻撃に対して集中して対応していた浦和でしたが、18分にペナルティエリア外でやや厳しいと思われるものの、ファールを取られてフリーキックのチャンスを与え、このフリーキックを直接決められてしまい、0-1と試合の均衡が破られてしまいます。

今日の試合で、最も印象的だったのは、ここからの残りの
20分くらいの、浦和のゴールを奪うための姿勢でした。1点を奪わなければならないということで、少しリスクを負うのは当然ということはありますが、この時間帯は、これまで相手の攻撃を防いでから反撃という形が多かった浦和の攻撃から、浦和が力強く仕掛けていく形が多く見られました。

特に、3番渡辺陽の左サイドでのプレーは印象的で、ドリブルで仕掛ける、相手に体を入れられてもボールは相手に渡さずとにかく高い位置まで持ち込める回数が多い、更に奪われたときには守備に戻り、再び攻撃の時には駆け上がっていく、どういう言葉で表現するのが適当か分かりませんが、ものすごい迫力だったのは確かです。

その中でも最も惜しかったのが、35分の形で12番関慎之介からのパスを受けた3番渡辺陽が切り込んで、かなりラインが下がった相手に対して、マイナスのパスを8番松高遼につなげ、シュート。相手ディフェンダーに当たってこぼれたところ23番立川将吾が再びシュート。決まっても良いだろうと思うくらい、見事な仕掛けでしたが、ここは相手の守備陣の集中力に残念ながら守られてしまったということでしょう。

結果は、フリーキックからの1失点に泣く形になり、0-1で敗戦となりました。

試合を通して、前線でのハイボールに対してもう少し前線の選手が激しく競り合って収めることができるようになっていくと、より攻撃のパターンを増やしていけると今日の試合では感じたものの、このレベルの戦いの中で、集中力を切らさずに、しっかり戦い切ったこと、疲れているだろう試合終盤で運動量を惜しまずに得点を奪うために、迫力のある気持ちの入りまくったプレーを見せてくれたこと。

負けたのにこういうことを言ってはいけないのかもしれませんが、再びの快進撃を見せるきっかけに十分なり得る、非常に楽しい試合。応援する側に伝わる試合だったと思います。

この流れでの次節のクマガヤSC戦はユースの試合の時間の関係で足を運べない可能性が高いですが、再びの快進撃のスタートとなるような結果を聞けることを楽しみにしています。

この試合の後に、35分1本の練習試合が行われました。

この試合のメンバーは以下、

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番荻原拓也、右サイドバックに13番斎木大輔、センターバックに2番浅賀祐太と20番小崎魁、MFが左に14番野口琢真、右に17番平野正人、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に24番シマブク・カズヨシ、右に19番清水裕太

交代は、20分に24番シマブク・カズヨシに代わり7番伊藤敦樹 

この試合では、22番菊地泰智がなかなかの存在感を見せていました。右サイドから抜け出して17番平野正人が持ち込んでシュートを放つ場面も何度かありました。

内容では、5分5分でしたが、結果としては1失点を喫し、0-1での敗戦となりました。

先ほどの試合のメンバーとはまた別の特徴を持った選手が多く、高さ、テクニック、パスの狙いどころの面白さ。今後の試合展開の中では、彼らの個性や特徴が難しい試合展開を打開するということも増えてくると思います。楽しみです。

ではでは! 

日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日

おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/03 第9節 浦和レッズJrユースvsFC東京U15深川 1-2敗戦・・・全国NO.1になるために必要な敗戦

レッズランド2013年5月3日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

あ、ブログに上げるタイミングがなかったのですが、ACLの遠征でタイに行ってきました。2泊3日でバタバタでした。証拠写真載せます!

タイ・バンコクタイ・バンコクタイ・バンコク

 

 

 

 

矢島慎也がスタメン出場ということでテンション高く観戦してきました。暑かったです!

ということで、昨日の夕方に日本に戻り、今日から3日間は浦和レッズ下部組織の公式戦を連続で観戦する流れになります。今日は、7節、8節がユースの公式戦と被っていた関係で3試合ぶりとなる浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。

ジュニアユースの公式戦では、珍しくあまり風がない晴天の中での試合となりました。

開幕戦の引き分け以降は、行けなかった試合も含めて全て勝利という流れで来ており、 単純に成績だけ見てみれば今日の対戦相手のFC東京U15深川は、下位に沈む相手と言うことで、勢いの違いで快勝するだろうという思いもありましたが、蓋を開けてみれば・・・という試合でした。

では、試合の流れを振り返ってみますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と15番高橋海翔、MFが左に7番伊藤敦樹、右に10番萩原大智、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に4番轡田登、右に9番町田ジェフリー

となります。

U16日本代表のイタリア遠征に参加しているため、川上エドオジョン智慧が不在となります。

勢いそのままに、想像通り前半スタートから、攻撃の意識高く前線の選手が迫力ある攻撃を仕掛ける回数が多くなるものの、気になったのは、相手のプレスの速さ激しさとサイドからの仕掛けの鋭さ。研究されているのかしないのかはわからないものの、そのプレスの速さによって、今年の浦和のバランスの良さの象徴となっている8番松高遼と23番立川将吾の2人のところが、なかなか機能しない状況、合わせて前線の選手は攻撃攻撃の意識が高いために、最後のところで跳ね返していたものの、開始4分に危ない場面を迎えたことを初め、相手の決定力のなさにも助けられつつも、崩されているという形があまりにも多い印象がありました。

それでも、先手を取ったのは、浦和。6分に、10番萩原大智のドリブル突破からのシュートのこぼれだまを9番町田ジェフリーがしっかり決めてというゴールになりました。これで1-0となります。

9分には、8番松高遼からの前線の9番町田ジェフリーにパス。そこからドリブルで仕掛けてフリーキックのチャンスを獲得します。

プレスの速さに加えて、浦和が攻撃の意識を高めることが逆に相手のシンプルな攻撃の狙いどころとなる場面も多く、サイドからの攻撃の後に奪われて空いたスペースに放り込まれて仕掛けられる回数も多くなりました。

守備のところでも相手の対応が早く、それでも10番萩原大智の鋭いドリブルで切り裂く場面が多く、勢いのある攻撃陣、更には個々の能力の高さを生かして攻め込むチャンスは比較的多く作れていたと思います。4番轡田登や9番町田ジェフリーも前線で強さを見せていましたが、どうも、3人以上が絡んだ連携というよりも一人で突破か、仕掛けてもう1選手が絡むくらいの比較的相手が対応しやすい形での攻撃になってしまっていた印象もあり、攻撃の回数は多いものの相手に対応されてしまっていたと思います。

その中でも、23分には8番松高遼から右前線の10番萩原大智に展開し、10番萩原大智がスピードあるドリブルで突破してシュートまで持ち込む惜しい形がありました。

同様に、25分に9番町田ジェフリーのキープから、10番萩原大智につなげてドリブル突破でシュートまで持ち込む場面も惜しいものでした。

また、クロスの精度の高い5番河内渉真が攻撃参加でクロスを上げるところまで持ち込めたときのゴールの匂いというのは、特に感じ、30分前後に何度か惜しい形に絡んでいたと思います。

同様に、左から3番渡辺陽が攻撃参加した時は、パスを回しながら自らも仕掛けていくことでチャンスも作れていました。サイドバックのの攻撃参加は一つ鍵になりますね。

35分には4番轡田登のドリブルでの仕掛け、37分には、センターバックの12番関慎之介も攻撃参加してドリブルで仕掛けていく形も見られました。

やはり、攻撃に自身のある選手が得意の攻撃で仕掛けることで、浦和が優勢に見えてしまいますが、試合運びでは、とにかく相手に主導権を握られていたように感じ、前半終了間際には、少し恐れていた失点を喫してしまいます。直前に一度迎えていた相手の決定的な形はシュートミスで救われたものの、その直後に攻め込まれ、1番関敦也が何とか弾いたものの、クロスバーに当たり跳ね返ったところを押し込まれてしまい1-1。

前半は1-1で折り返します。

少し気になったのが、中盤も相手のプレスに苦戦する中で、今日のセンターバックの組み合わせが、2人とも高さと強さというよりは、読みとテクニックのある選手の組み合わせになっていたように感じ、特に相手の特徴を考えると、センターバックの1枚は高くて強くてどっしりという選手の方が良かったのかな~とも感じつつでしたが、特にその辺りの変更点はなく公判がスタートしました。

開始直後に10番萩原大智のドリブル突破から7番関敦也にパスを通してシュートまで持ち込む場面を作ります。3分には、4番轡田登のキープから、10番萩原大智、ドリブルでの仕掛けから前線に上がった4番轡田登がシュートまで持ち込む形を作ります。

浦和の攻撃の回数も変わらず多いものの、前半以上に相手の攻撃を受ける場面も増えます。特に前半の早い時間は相手に中盤でのセカンドボールをことごとく奪われる時間が続き、攻められる回数も増えていました。5番河内渉真からのクロスを9番町田ジェフリーのヘディングシュート、9番町田ジェフリーのキープから10番萩原大智につなげての仕掛けなど、何度か攻撃の形は作る中でしたが、16分に相手に得点を許してしまい、1-2と逆転されてしまいます。

17分に、12番関慎之介から攻撃参加する5番河内渉真にパスが通り、7番伊藤敦樹がシュートを放ちますが決めきれず。17分に7番伊藤敦樹に代わり22番菊地泰智が入ります。

22分に、23番立川将吾からの大きな展開に3番渡辺陽が走り通れば大きなチャンスになりそうなところは、僅かにつながらず。

後半の終盤は、左サイドバックの3番渡辺陽が攻撃参加して相手のゴールを襲う場面が増えるものの、なかなか同点ゴールには至らず。

結果、1-2で試合終了。浦和レッズジュニアユースにとって関東U15リーグで初の敗戦となりました。

さて、今日の試合で思ったことなど書く前に、この試合の後の練習試合(1本)のメンバーなどを先に書きます。

この試合のメンバーは以下となります。

< p>GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバック14番中嶋海登、右サイドバックに3番渡辺陽、センターバックに21番荻原拓也と2番浅賀祐太、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に17番平野正人、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に19番清水裕太、右に7番伊藤敦樹

となります。

この試合は、0-0で終了となりました。

 

ブクメ自身の関東U15リーグの試合観戦は、最初に書いた通り3試合ぶりとなるのですが、もちろん勝つ試合、大勝する試合を見るのは好きですが、今日のように、シーズンで初めての敗戦という状況を見ることができて良かったとも考えています。

今年のジュニアユースチームの状況を見てくる中で、まず昨年の戦術に対しての混乱で上手く行かなかった時期、更にアンダーアーマーカップのころや、新人戦の決勝などでは、相手が自分たちよりも力が落ちると思った時に少し相手をなめてかかってしまい、結果的に難しい展開にしてしまうような課題を上げたことがあると思います。

今年のチームが始動した時には、中盤のバランスがかなり良いことで、前線、サイドからの攻撃も含めて本来の個性を出して強さを見せられるようなチームになっていることにも触れたと思います。

勝ち点を積み上げていく中で、当然今日まで負けが無かったわけですから、足を運ぶ試合では大勝する試合も多く見させてもらいましたが、その中で気になったのが、前線のそれぞれの選手の力技で得点を奪うシーンが多いこと(奪えてしまうのは、それはそれで凄いのですけどね!)、ただ、プレーの中での連携や味方を生かしてという部分では、なかなか思うように行っていないようにも感じられました。それでもできてしまいますし、結果も出ていたので、なかなかそういう時は、冷静にチーム状況を見つめることはできないのかもしれません。いや、しようとしている選手も多いと思うのですが、結果が出ているのでどこか、じっくり見つめなおすことができない流れで来てしまっていたかもしれません。

浦和の中盤でのバランスをそぐような戦い方については、横浜F・マリノスジュニアユース戦の時に一度ブログで触れたことがありますが、その試合は少し苦しみましたが切り抜けて勝利しましたね。

で、今日の場合は、相手が結果を残していないということで、なめてかかっていたとかであれば、それは絶対にやめてもらわなければならないですが、そうも見えなかったので、それ以外のところで考えてみると、やはり中盤でのプレスとセカンドボールを拾う意識で相手が勝っていたことで中盤での落ち着きがなくなっていたことや、前線が力強く個人で仕掛ける中では、やはり奪われたときに大きな展開で反撃されるケースが多い中で、センターバックの組み合わせが力強く跳ね返すというところでは少し難しい組み合わせになっていたこと。

紙一重のところなんですけどね。

中盤でパス回しをしながら組み立てるということであれば、奪われたときにセンターバックの選手が読みが早くて摘んでしまえる方が良いともいえるのですが。

言葉で言うのは簡単で、今日の試合で苦しんだ理由と言うのは、相手の戦い方にはまってしまい、それでも戦い方に変化を加えられなかったことが敗因だったと思うんですね。

前線がシンプルに勝負する場合には、大きな展開での反撃に対するケアが必要だったり、サイドバックが攻撃参加を多くする場合には、カバーの動きも大事。特にサイドの選手が早い相手である場合は、まず相手の選手に攻撃参加が上手く行かないというイメージをつけるくらいサイド攻撃を封じたところで、サイド攻撃をするとか、駆け引きの部分でも、今日の試合は非常に思い返せば今後に生きることが盛りだくさんだと思っています。

今のままの戦い方でも、このリーグで上位に残って高円宮杯出場という結果を残すことはできる可能性が高いと思いますが、これもよく書くことですが、今年は全国NO.1を狙っているんですよね。

それであれば、今日の敗戦は、必要な敗戦です。今日の試合で学べることを十二分に生かして、自らで考えて、仲間の言葉、コーチの言葉に耳を傾けて、気が緩まないように厳しく考える癖をつけて、色々やってみてください。

今のままでも十分全国レベルです。でも、その頂点を狙うには、相手が付け入る隙がないくらい完全なチームを目指して行ってくださいね。

対戦相手を考えた時にも同様です。基本的な戦い方は変えず、工夫を加えて、相手の戦い方を早く見極めて、チームで対応できるような戦い方を目指してください。

2日後の試合を楽しみにしています!

ではでは~。

…関係ない話ですが、割とはきやすくてパッとはく靴をなんとなく今日はいて行ったのですが、試合が終わった後に気が付いたら壊れてましたw 

レッズランド2013年5月3日

 

 

 

 

なので、勝手なこじつけですが、今日の敗戦の嫌な部分は全部この靴が受け取ってくれましたということで良いですか?良いですね! 

レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日

 

 

 

レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日

 

 

 

レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

第33回浦和カップ2013/04/05 – 浦和レッズユースvs山形中央高校 2-3敗戦・・・焦れずに続けていく

レッズランド2013年4月5日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

2013年の浦和カップも最終日となりました。 本来であれば、グループDで2位になった浦和レッズユースだったので、順位リーグでグループEとFの2位と対戦して、その成績によって、7位~12位までを決める最終日という形になったと思うのですが、3日が中止になったため、レギュレーションが変わり、その結果最終日は研修試合に回ることになりました。

経験という意味では、5分10分でも多くの選手が今年の戦い方で試合を行っていくことが大事と考えると、研修試合になることで30分ハーフになったのは少し残念ですが、昨日に引き続き、天候にあまり影響されない形で試合ができたので、まあ良しということで、最終戦を見させてもらいました。

結局、会場は3日間通して全てレッズランドでの開催となりました。

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番杉本広貴、DFが左サイドバックに14番荒木聡太、右サイドバックに33番石井康輝、センターバックが左に16番吉原大、右に28番小木曽佑太、MFが左に36番川上開斗、右に23番清川大輝、真ん中に27番長島巧と5番條洋介、FWが左に11番倉本隼吾、右に19番中村透

となります。

なんというか、まずこの試合のスコアを見て打ち合いになったような印象を持つ方が多いと思いますが、この試合での失点の形は、いずれも組み立ての中での連携ミスを奪われてのものになり、このケースのピンチの回数が多くなる中で3つを決められてしまったという物であるのと同時に、この試合での2得点は、運動量多く他の選手が頑張った形を生かしての崩しからの得点と言う今年のチームの通常得点パターンとなっていくべき形からの2得点ということで、実った形が2、やられた形が3で結果的に敗れましたという試合で、やられる形がパターン化しているのは課題としても、得点した形は今後に向けて明るいものであったと言える、そんな試合だったと感じています。

試合開始早々から、守備の部分での連携が問われる部分は多かったものの、たとえば開始早々の守備のところでは、上手く33番石井康輝がカバーする動きを見せて奪い返すような形を作れていました。

また、23番清川大輝が中盤で存在感を見せていたことも一つこの大会に多く見られたことで、この試合でも後半は消える時間もあったものの序盤から良いプレーが多く見られました。

試合経過としては、7分に失点し0-1。

9分に、前線から23番清川大輝が激しいプレスをかけ、相手の動きを限定させたところで33番石井康輝がインターセプトして攻撃に転じる形を作るプレー。

14分に11番倉本隼吾が相手のプレスを受けながら粘り強くキープして長い距離を走り前線に走る5番條洋介へのパスを通しての攻撃。

そして、浦和にとっての1点目の得点に繋がります。

17分に19番中村透のディフェンスから、11番倉本隼吾が受けて前線に抜ける23番清川大輝にパスが通り、そのまま持ち込んで落ち着いて決めて1-1とします。

中盤や前線の選手が下りてきて守備に絡む時のプレーは紙一重で、良いディフェンスから同点ゴールの起点になった19番中村透が今度は低い位置に降りてきたときに連携が合わずに奪われて一気にピンチに絡んでしまうという、本当に紙一重のところで状況が変わるという試合展開が続きます。

21分には、23番清川大輝が中盤でパスを受け、右から11番倉本隼吾、左から36番川上開斗が前線に走る中で、36番川上開斗にパスが通り、思い切りよく放ったシュートは惜しくもクロスバー。

大きなチャンスの直後の23分に後方でのパス回しのところで再び奪われてしまい失点し1-2とされてしまいます。

27分に36番川上開斗の高い位置でのボールキープから23番清川大輝にパスが通ればという惜しいチャンスがありつつ、前半は1-2で終了。

後半スタートから、25番杉本広貴に代わり、1番関口亮助が入ります。

2分に27番長島巧がパスを受け、左から36番川上開斗、真ん中から19番中村透が前線のスペースに走り、19番中村透につなげて仕掛ける形。

更に、5番條洋介が11番倉本隼吾とのワンツーで縦に長い距離を走っての攻撃。

4分に得たコーナーキックのチャンスで33番石井康輝が蹴ったボールが混戦でこぼれたところをペナルティエリア外くらいの良いポジションで待っていたいた36番川上開斗に入り、シュートを放つ惜しい形を作ります。

そして、迎えた5分に今度は、左サイドでの14番荒木聡太の長い距離走るプレーから同点ゴールが生まれます。

サイドバックの位置から14番荒木聡太から36番川上開斗にいったんパスを入れて左前線まで長い距離を走り再びパスを受け、ドリブルで持ち込んでクロスに5番條洋介が合わせてゴール。

これで、2-2としたのですが、直後に再び高い位置から奪われて失点し2-3と再びリードを許します。

この時間帯は、14番荒木聡太の運動量が目立ち、失点後も33番石井康輝から27番長島巧が中盤で受けると14番荒木聡太が前線に走り、パスを受けて仕掛けます。

12分には、11番倉本隼吾から36番川上開斗がタイミングよく抜け出したところにパスが通り仕掛けます。

15分には、16番吉原大がバックラインから楔に入る36番川上開斗にパス、同時に左前線に14番荒木聡太が走り、36番川上開斗がワンタッチでそのコースに流して14番荒木聡太に通します。左前線までドリブルで上がりクロスに11番倉本隼吾がヘッドで合わせる惜しい形がありました。

18分には右前線に抜ける5番條洋介にパスが通り、折り返しのパスを19番中村透が受けると11番倉本隼吾と36番川上開斗が前線に走り、パスコースもできたところで思い切って19番中村透がシュートを狙うという攻撃もありました。

22分に決定的な場面を作られるも1番関口亮助が好セーブで防ぎます。

25分に11番倉本隼吾に代えて29番東伸幸が入ります。

29番東伸幸は、ディフェンスラインではなくそのまま前線に入り、指示としてもビハインドの状態と言うことで、パワープレー狙いもOKという指示が出たようです。

27分に再びピンチを迎えるも、これは相手がシュートミス。

29分に36番川上開斗が強引なドリブルからシュートまで持ち込むも、シュートは枠を外れ得点ならず。

その後も、23番清川大輝が上手く斜めに走ったところにパスが通って仕掛ける形などもありつつ、試合は2-3のまま終了となりました。

攻撃の試みでは、良い動きも多く見られ、気持ちの部分でも強さを見せる時間もありつつ、きつい時間帯でも頑張って長い距離を走る選手も多くいて、得点が必要なところではパワープレー気味の試みも見られつつ、強引ながら効果的な
ドリブルで同点ゴールを終盤狙いに行く姿勢もありつつ、守備の連係には課題を残しつつ・・・という試合でした。

ということで、これで浦和カップの全日程が終了しました。

浦和レッズユースとしては、この大会の傾向として、ホームで新1年生のお披露目となる大会と言う意味合いもありつつ、直前に開幕を控えた公式戦(今年はプリンスリーグ)を考えると、Aチームとしてそちらのメンバーに入りたい新2年生、新3年生の中でも当然、全員がそちらに入れるわけではないため、こちらの大会に回る選手が出てきます。

そのため、冷静に見つめてみれば、この大会に臨む選手の精神状態としては、ここから頑張って絡んでいくというグループと、悔しさを持ってこの大会を戦うという両局面な状況が混ざってくるわけで、後者になった場合には、いわゆる、ここでどれだけの強い気持ちと目的意識を持ってこの大会に臨んでいくかが重要になります。

その点では、多くの選手がこの大会をプラスにとらえて成長するためにプレーを続けていたことは、見る側としては嬉しいことでもありました。

この大会のベースメンバーに入っていることを悔しいと思っていると思いますが、ブクメ個人的には、2年生3年生でこの大会に絡んだ選手たちの中で、この大会の中で意識的なものを含めて前進することができた選手も多くいると感じており、その中でも多くの試合に出場した23番清川大輝は特に、中途半端にAチームとしてこの大会に基本的に出ないメンバーになるよりも、じっくりこの大会の主力メンバーとして戦ったことと、その姿勢が今後必ず生きてくると思っています。明らかにプラスの要素を多く感じられました。

度々書いていますが、今年の浦和レッズユースは、難しい戦術をやっていて、焦れずに自信を失わずに精度を高め、連携も高めて行く過程の中では、この試合でもあったような失点が多くなることは覚悟してやっていくしかないのは試合を見れば見るほど伝わってきます。

清水フェスティバルで感じた、戦術がはまると魅力的な攻撃の仕掛けができる部分に加えて、この大会では、気持ち全面に激しく勝ちに行く試合で勝ち切った試合も見ましたし、また、苦しい展開の中でも結果を残していくために、そういう展開の中でも得点を取るなど決定的な仕事をしてくれそうな選手がいることも確認できました。

戦術が完成に近づく過程の中でも結果を残すために必要な要素であり、ある種、戦術が完成した中でも失ってはいけない要素というものが浦和カップでは見られました。

中盤の選手という安易な表現よりも、今年の戦術においては、どのポジションに入った選手でも同様に中盤のスペースを上手く使える選手(預ければ失わないキープ力も含めて)が多く台頭してくることが、チームとしての安定感を増すことは、ある程度明確に見えてくる中で、新1年生含めて、今後キーマンになってきそうな選手も見られましたし、同様に怪我をしている選手でも、ジュニアユースなどで見てき印象でそういう役割を担ってくれそうな選手もいますので、その点での多くの選手の台頭を見つめていくことも楽しませてもらえるかな~とか勝手に考えています。

選手の皆さんには、戦術の理解も重要ですが、頭の中を戦術戦術でいっぱいにし過ぎると、余計にプレーが消極的になってしまう可能性もありますので、戦術を実践して精度を高める意識を持ちつつ、自分の特徴をチームとして生かすにはこういうプレーが必要でこういうところを伸ばそうという、自らを高める意識も常に持ち続けて今後も臨んで行ってください。

 

天気予報を見ていると、思いっきり開幕延期とか、そんな状況もやや現実味を帯びつつありますが、とにかく、今週末からプリンスリーグ関東が開幕します。

サポーターとしても待ちわびたシーズン開幕です。

やってやりましょう!

ではでは~。

 

レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日

 

 

 

レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日

 

 

 

レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

レッズランド2013年4月5日レッズランド2013年4月5日

 

 

 

 

天然芝のグラウンドで今年のジュニアユースの新1年生が練習試合を行っていたので、少しだけ観戦しました。今後の活躍楽しみにしています~!

 

第33回浦和カップ(練習試合・30分x2本)2013/04/04 – 浦和レッズユースvs浦和東高校(30分) 0-1敗戦、vs浦和南高校(30分) 1-0勝利・・・もう一つの必要な要素が見えた試合

レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中の浦和カップのグループステージの試合が終了し、この日のレッズランドの大会日程終了後に、浦和レッズユース、浦和東高校、浦和南高校の3チームが30分ずつ対戦する変則の練習試合が行われました。

あ、浦和カップのグループDとしての浦和の順位は、桐生第一高校が1位、浦和レッズユースが2位、東北高校が3位、浦和南高校が4位となりました。通常であれば、2位として順位リーグで1位、2位のチームと対戦する流れなのですが、昨日の中止により、レギュレーションが変更になるようなので、やはり明日の予定はまだわかっていません。

さて、この時間の試合は、ちょうどユースが天然芝のピッチで紅白戦を行っていたこともあり、午前の試合から更に2年生、3年生が減る形で行われました。

試合の順番としては、浦和レッズユースvs浦和東高校、浦和東高校vs浦和南高校、浦和南高校vs浦和レッズという順番で、ほとんど空き時間なく行われました。

まず、浦和レッズユースvs浦和東高校のスタメンは以下となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが41番大川圭為、DFが左サイドバックに36番川上開斗、右サイドバックに33番石井康輝、センターバックが32番中塩大貴、右に28番小木曽佑太、MFが左に39番新井瑞希、右に11番倉本隼吾、真ん中に35番松尾佑介と13番上野文也、FWが左に37番堀内千寛、右に29番東伸幸

となります。

結果的に、この試合は敗戦となり、やはり守備のところで連携が上手く行かずに、中央左付近へのパスから失点した場面含めて危険な場面が3度ほどあったと思います。

久しぶりにフォワードとして出場した29番東伸幸が序盤は、前線で体を張ってポストプレーをすることで前線で収まり、そこから展開する形が何度か効果的に機能していました。

危険な場面が多いことは変わらないものの、午前の試合とは何かチームの雰囲気が変わった印象がありました。細かく理由を説明するのは難しいのですが、なにか雰囲気が良かったのです。

浦和のチャンスとしては、4分に36番川上開斗が左サイドから持ち上がり、クロスにタイミングよく11番倉本隼吾が合わせるも、これは惜しくもクロスバーを越えてしまいました。

37番堀内千寛のスペースを作る動きなど、それぞれの選手が献身的に動くなど、良い変化も見られたものの、やはり連携が上手く行かないことが多く、10分前後に決定的な場面を作られる場面が何度かあり、シュートミスなどで失点まで行かなかった場面もあったものの、14分に決められてしまい0-1となります。

15分に35番松尾佑介に代わり34番影森宇京が入ります。午前中は、ラインズマンをやっていて少しまだ足を痛そうにしていたので今日は出場機会はないと思っていましたが、問題なくプレーできていました。

17分に29番東伸幸が11番倉本隼吾とのワンツーで追い越して前線に上がる迫力あるプレーも見られました。

18分に36番川上開斗に代わり、42番中塚貴仁が入ります。

19分に再びピンチを迎えるも、ここも相手のシュートミスで失点は免れました。

34番影森宇京が中盤のスペースを上手く使い、味方がパスを出しやすい位置に上手く入ることで、この試合の終盤にかけては、パスが上手く回る場面も増えつつ、27分に中盤でのインターセプトから39番新井瑞希にパスが通りシュートまで持っていくも、これはキーパーにセーブされ、結果、浦和東高校との1本目は0-1で敗れます。

浦和東高校vs浦和南高校を挟んで、今度は浦和南高校と30分の練習試合が行われました。

この試合のスタメンは以下、

GKが41番大川圭為、DFが左サイドバックに36番川上開斗、右サイドバックに33番石井康輝、センターバックが左に29番東伸幸、右に28番小木曽佑太、MFが左に37番堀内千寛、右に35番松尾佑介、真ん中に34番影森宇京と32番中塩大貴、FWが左に42番中塚貴仁、右に11番倉本隼吾

となります。

ちなみに、対戦相手の浦和南高校には昨年まで浦和レッズユースに所属していた小峯洋介の弟の小峯健太がいましたね。浦和レッズユースの試合前の浦和東高校vs浦和南高校の試合を眺めていたのですが、小峯健太は、試合の中でフォワードに入ったりボランチに入ったり、色々なポジションを受け持ちつつ、コーナーキックでのキッカーを務めていたり、決められなかったけど、惜しいシュート場面もあったりと、なかなか面白い選手という印象が残りました。

浦和レッズユースとの試合でも途中まで出ていましたね。決められなくて良かった!

ということで、浦和南高校戦ですが、この30分は、非常に見どころが多い試合となりました。

まず、34番影森宇京が中盤でのポジションどりが絶妙で、パスを受けて捌くプレーを効果的に行うことで、周りの選手もスムーズンに動けた部分と、縦へのロングフィードを上手く使うことで、そこからチャンスを作ったり、相手のラインが下がったところで空いたスペースを使って、持ち味を発揮できる選手が出たり、更には、気持ち全面の力強いプレーが多くの選手に見られたこともあり、見る側としても楽しませてもらいました。

試合の経過を書いていきますね。

2分に36番川上開斗から37番堀内千寛につなげての仕掛け。

4分には、41番大川圭為から右に開いた11番倉本隼吾に長いパスが通り、左の36番川上開斗に展開し、更に抜け出した42番中塚貴仁にパスを通し、後はフィニッシュの精度という大きな展開から、揺さぶって仕掛ける形を作ります。

10分に、34番影森宇京を経由して11番倉本隼吾にパスが入り、持ち上がってシュート。

11分には、37番堀内千寛がドリブルで仕掛け、11番倉本隼吾にいったん預けて前に走り、再びパスを受けて仕掛ける形を作ります。

もちろん、全て上手く行っているということではなく、これまでと同様に連携が上手く行かない時には高い位置で奪われて危険な形を作られる場面は、ポツポツあり、13分にかなり危険な場面がありましたが、なんとか堪えて失点を防ぎます。

15分に42番中塚貴仁に代えて39番新井瑞希が入ります。

18分には、29番東伸幸から37番堀内千寛、更に11番倉本隼吾につなげての攻撃。

20分に、34番影森宇京から36番新井瑞希へ見事なパスが通り、36番新井瑞希のシュートは防がれたものの、このプレーでコーナーキックを獲得。

そして、このコーナーキックのチャンスで33番石井康輝が蹴った鋭いボールに29番東伸幸が力強いヘッドでゴールに押し込んで浦和が1-0と先制します。

これまでの試合に比べて39番新井瑞希もタイミングよく飛び出せる回数が多くなっていた印象があります。

26分には、
いったん降りてきてパスを受けた11番倉本隼吾が見事な弾道での右前線へのロングフィードを右前線に走る35番松尾佑介に通し、36番川上開斗に出したパスはオフサイドになったものの、この展開も見事でした。

更に28分に35番松尾佑介から39番新井瑞希、再び35番松尾佑介とつなげた展開も惜しくもオフサイドになりました。

29分に、36番川上開斗が思い切ったドリブルでペナルティエリアまで侵入し倒されたものの、ここではPKはもらえずも、結果的に1-0でこの試合は勝利で終えることができました。

なんというか、見ていてすっきりする試合でした。

何が違うのかな~と思うと、縦パスを効果的に使っていたのと、前線の選手の力強さと気持ちの部分がこの試合では見ていても伝わってくるくらい入っていたことが一つ、中盤で上手く受けて捌く役割をできる選手がいたことなど、いつもと違うというよりは、ちょっとしたことだけど重要なことが注入されたようなイメージでしょうか。

今年の戦術は完成するまでに時間がかかるのは周知の中で、プリンスリーグなどの公式戦でも結果を出しながらチーム作りを焦れずに進めていく。そのために必要な要素。その一つは午前に見られた、戦術が上手く行かない中でも結果を出してしまう得点する力。そして、この試合では、やはり中盤で気の利いた動きを精度高くできる選手がいると良くなることと、気持ちの置き方一つで、同じ攻撃もより迫力のあるものにでき、それが相手に与える影響を上手く利用すれば、更にやりたいことができる。そういう要素も一つ感じることのできる試合でした。

明日の予定がまだ分からない状態でこのブログを書いていますが、おそらく明日が最終戦になるようなので、できるだけ本気でメンバーを組んできてこの大会で調子が良い相手と明日は試合をする機会が得られると良いな~と思っています。

ではでは!

 

レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日

 

 

 

レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日

 

 

 

レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

 レッズランド2013年4月4日

 

 

 

 

天然芝グラウンドでは、ユースの紅白戦も行われていました~!