埼玉新聞社旗争奪第21回埼玉県ユース(U-15)サッカー選手権大会2012/09/29 準々決勝- 浦和レッズJrユース vs FC深谷U15 延長2-1勝利・・・一つでも多くの公式戦の経験を

9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この時期は、名称が似ていてやや、どの大会が何だったか混乱するようなジュニアユースの大会が開催されます。

今日からスタートした大会は、埼玉新聞社旗争奪の埼玉県ユースU-15の大会になります。この大会は、既に高円宮杯の関東予選に出場資格のある関東U15リーグに参加しているチームなどにはあまり関係ないですが、その予選に出るための埼玉県の代表を決める予選も兼ねています。

対戦相手は、FC深谷となります。

浦和レッズジュニアユースの場合は、決勝トーナメントの準々決勝から登場することになり、直接日程が被ることはないものの、関東U15リーグの前後に行われる日程構成もあり、やや大会に臨むモチベーションとしては難しい大会ではあります。

同様に、こちらは完全に関東U15リーグと被る10月6日からスタートする大会で埼玉県クラブユースU15という大会も始まります。

基本的に、2年生と3年生をミックスさせたようなチームでほかの公式戦とバランスを取りながら大会に臨んでいくようです。

では、大まかにしかチェックできていないのですが、試合の話に移ります。おそらくあっていると思いますが、出場選手など間違っていたらご指摘ください。

この試合のスタメンは以下、

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに4番浅賀祐太と6番小崎魁、MFがボランチに19番知久航介、トップ下に23番平野正人と10番小田切真人、FWが左に5番伊藤敦樹、右に22番萩原大智、真ん中に12番轡田登

となります。

3年生3人と2年生8人という構成になります。

攻撃のところでの狙いがなかなか分かりにくいような立ち上がりで、相手に攻め込まれる時間が長いという展開で試合が進んでいきます。

例えば、22番萩原大智のミドルシュートであったり、12番轡田登の落としから、10番小田切真人から左の5番伊藤敦樹に開いてサイドからオーバーラップを仕掛ける2番信沢啓人に出して仕掛けるなど、数人が連動して仕掛けるという場面もあったことにはあったのですが、なかなか思うように行かず、人のいないところに出したり、前線でボールが収まらないというケースの方が多く感じました。

前半で最も惜しかった場面は、20分の5番伊藤敦樹から19番知久航介、そこから裏へ抜け出した12番轡田登がオフサイドになった場面だったかと思います。

逆に、前半終了間際に、決定的な場面を立て続けに2度ほど作られるものの、ここは相手のミスにも助けられ0-0でハーフタイムに入ります。

後半スタートから、5番伊藤敦樹に代わって17番関慎之介が入ります。

後半開始からいきなり22番萩原大智がドリブルで突破してキーパーと1対1になる場面など2度ほど決定的な場面を作るものの、ここを決めきることができず。

10分に20番渡辺将矢のオーバーラップからのサイドからの仕掛けで惜しいチャンスを作るも得点にはならず、ただ、後半になってからは、前半なかなか前線にボールを当てても収まらなかったところで22番萩原大智が意識的になのか指示なのかはわかりませんが、サイドから中のポジションに移動しながらいったん受けてさばいてというプレーが増えたことで前半と比べると攻撃にリズムがある時間帯が多かったとも言えます。

ただ、やはり最後のところでしっかり跳ね返しているので問題ないといえば問題はないのですが、守備に回る時間も多かったと思います(見ている位置から後半の浦和の自陣は遠い位置で、なかなか近くでプレーしてくれないということが多く感じたので、やはり攻められている時間も長かったのかと思います。)

15分に、12番轡田登に代えて24番町田ジェフリーが入ります。

町田ジェフリーは前線でパスを受けて上手くさばくことができる選手なので、より攻撃部分で活性化されることが期待されましたが、やはり全体的にメンバー構成がいつもと違うということから、意思疎通がしっくりこないのかなという部分も見受けられ、選手の持ち味がなかなか見られない印象があったのですが、やはり町田ジェフリーにしてもやや動きにくそうな印象が感じられました。

それでも、前線で持ち上がる場面などは作っており、そこではパスの選択肢をしてディフェンダーに防がれてしまいましたが、ここでは思い切って仕掛けてほしかったと思いつつ、得点の可能性も少しずつできてきた時間帯でした。

ただ、やはり決められる時に決めておかないとというのが出てしまったというか、25分に失点を喫してしまい0-1とされてしまい、ビハインドを背負った状態で残り10分ほどとなってしまいます。

失点の後、19番知久航介に代わり13番清水裕太が入ります。

同点を狙って浦和が攻める中で、迎えた29分に、フリーキックの流れから最終的にはオウンゴールと判断されるかもしれませんが、22番萩原大智が競り合って(ヘッド?)流れから、ゴールが生まれます。

何はともあれ試合終盤で1-1の同点に追いつき、試合は終了。10分ハーフの延長戦に入ります。

延長戦でも、得点がなかなか決まらず、延長後半に17番関慎之介に代わり21番田中拓真を投入するなど、得点を奪うための交代も行いつつ攻めるも、なかなか決まらず、なんとなくPKになる雰囲気もできつつあった延長後半残り数分というところで22番萩原大智が試合を決めるゴールを決めてくれ、結果的に2-1で浦和の勝利となりました。

正直なところ、色々な試合を見る中で、この選手のこういうプレーが良いな~という持ち味の部分を十分見られなかった選手が多い試合だった印象ですが、結果的に勝利したことが大きく、持ち味が見られないということは、本人の意識にも問題はあるかもしれませんが、メンバー構成が変わったりした部分での迷いやコミュニケーションの部分もあると思います。この大会は、こういう構成で戦っていくことになると思うので、一つでも多く戦って、いかにメンバー構成が変わった中で順応して持ち味を多くの選手が見せられるようになるかが重要になると思いますし、いわゆる環境適応能力が試される大会と考えてもよいのかもしれません。

この大会は、3位決定戦もあるため準決勝に進出した時点で確実にあと2試合は戦うことができます。

試合に勝つことも重要。あとは、この大会の中での成長を次の試合、その次の試合で見せてください。

・・・それにしても、思った以上に蒸し暑い中での試合となりましたね。

お疲れ様でした。

ではでは~。 

9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場

 

 

 

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おまけの写真。

 

第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 2011/10/08 – 浦和レッズJrユースU14 vs 大宮西カリオカ 3-1勝利・・・U14でまず1勝

さいたま市立第二東中学校グラウンド2011年10月8日

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会の決勝トーナメント2回戦を観戦してきました。会場は、さいたま市立第二東中学校のグラウンドです。この大会は、昨年は他の試合と被っていたのかレギュレーションが少し違っていたのかわかりませんが、1試合も観戦できなかったようです(記録がない)、2年前は2試合観戦していますね。一応、カテゴリ上はU15の埼玉県のクラブユースのNO.1を決める大会という位置づけになりますが、関東U15リーグと並行して行われることや、同大会のU14の大会が確かシードでまだまだしばらく登場はないということから、基本的にU14ベースで戦う大会となっているようですね。

3年生がたくさん出ている年もあれば、2年生中心で1年生も何人か起用される年もありますが、今年は基本的にはU14のメンバー中心で行っていくようです。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と15番松尾佑介、FWが左に18番村上秀斗、右に19番和久井大輔、真ん中に14番堀内千寛

となります。6番影森宇京は、ややダブルボランチ気味のポジションをとってたようにも思います。

この種の大会の早いラウンドでは多い、土のピッチでの試合とボールもよく試合で使用している物とは違っていたような印象で、いわゆる浦和の選手にとっては不慣れなピッチで少し動きにくそう、滑りやすそうというイメージがありました。

序盤の浦和は、右サイドで攻撃が展開されることが多かったように思います。早々に先制点を挙げましたが、この場面は中盤で3番石井康輝が右サイドに展開して19番和久井大輔へパス、パスを受けた19番和久井大輔が右サイドやや中よりのスペースへパスを出し、そのスペースに走りこんだ14番堀内千寛が飛び出してきたキーパーを良く見てゴール。1-0となります。

ただ、相手も割とシンプルに裏へボールを入れて前線がそこへ走りこむという攻撃を仕掛けてきて、正確にスペースを狙えてはいないのでしょうが、前線へのパスにはしっかり誰かしらが走りこむことで、時折不意を突かれるようなディフェンスの裏にパスを出されて守備に追われることはあったものの、決定的なところまでは、持ち込まれないような守備はできていたと思います。際どい所にボールが来るため、ディフェンダーから、「キーパーでいい!」という、守備の部分での役割に関してしっかり声を出せていたと思います。頻繁に聴こえたと言うことはそういう場面が多かったとも言えます。

守備の部分での運動量を惜しまない相手に対して、14番堀内千寛や19番和久井大輔が果敢に裏を狙って抜け出そうとして、そこへパスを出すという場面がかなりの回数見られましたが、かなりの頻度でオフサイドになっていました。これは、相手のディフェンスラインが意識して動いていたのか、裏を狙う動きと出してのパスの呼吸が一歩ずれていたのか、いずれにしても浦和の攻撃で裏を狙ってオフサイドになる回数は非常に多かったと思います。

その他の前半の攻撃では、19番和久井大輔のドリブル突破の試み、15番松尾佑介へ一旦当てて、数タッチか、ワンタッチで展開しての攻撃が何度か、10番中塩大貴のスペースを狙ったロングフィードに中盤の15番松尾佑介が反応して入り込んでという攻撃などありました。前半は1-0で終了。

全体的には、少しリズムが作りきれていないようにも感じましたが、その割にはチャンスも多く作れている前半でした。

後半に入っても、14番堀内千寛の裏を狙う飛び出しが何度も見られ、やはりオフサイドにかかる回数が多い。もしかすると、ラインズマンがオフサイドを取る基準と自らの考えるセーフのラインが少しずれているのかな、とも思いつつ、それでも果敢に裏を狙う姿勢は目を惹きました。

悪い展開ではなかったものの、後半4分に相手に与えたゴール前でのフリーキックのチャンスをヘッドで決められてしまい同点にされてしまいます。

試合の運び方としては、余りよろしくない流れですね。

攻撃面では、後半になって動き方を考えてプレーする中で、後半は少し工夫を加えて動いている選手の動きが見られました。例えば、15番松尾佑介が前半は割と簡単に経由役として捌くことが多かった所に、ワンフェイント入れてディフェンダーを一人交わして展開したり、18番村上秀斗がディフェンダーの裏に出されたパスにディフェンダーの死角から走り、ギリギリディフェンダーとどちらが先に触るかくらいの際どいところで、一つギアを入れて抜け出すことでゴールに背を向けているディフェンダーが対応できず完全に抜け出してキーパーと1対1という場面を作った場面なども一つの工夫と言えると思います。ここで決めきれるかどうかは今後の課題ですね。

ちなみに、同点に追いつかれた後、数分後に12番信沢啓人からのロングフィードを受けた15番松尾佑介が裏へ出したボールにオフサイドにかからずに抜け出した14番堀内千寛が決めてすぐにリードを奪い返したという、同点に追いつかれる時間は良くないものの、すぐにリードを奪い返すことができたのでOKです。

後半の交代は、10分に6番影森宇京に代わり20番渡辺将矢、25分に15番松尾佑介に代わり5番小田切真人、30分に18番村上秀斗に代えて11番新納大雅になります。

試合は、後半ロスタイム前くらいに11番新納大雅からのスルーパスに14番堀内千寛が抜け出して、キーパーの動きを見て落ち着いて流し込んで3-1とし、結果的には突き放す得点も決めて快勝となりました。

相手のキーパーが途中で交代して、交代したキーパーが結構前へポジションを取る傾向があり、結果的にゴールにはならなかったものの、そのキーパーの位置をしっかり見ていて、試合終了間際にループシュートで惜しいシュートを狙った19番和久井大輔の狙いも良かったと思います。

そして、試合見ている時には気付かなかったのですが、今考えたら14番堀内千寛はハットトリックだったのですね(得点者間違えていたらすみません。)

おそらく、今日のピッチのせいで思うようにプレーできずストレスも貯まったと思いますが、何より結果はしっかり出せましたし、こういうピッチでの試合も良い経験になります。いつか、ACLでインドネシアとかでアウェイで試合するかもしれませんからね、悪いピッチに慣れておくのは重要です。

来週の3回戦はジュニアユースの関東U15リーグの最終戦が12:00からあるため、午後3時くらいからキックオフで行きやすい場所での試合という条件にならないと観戦できないため、次は見られない可能性が高く残念ですが、経験を積みながら勝ち進んでいくという位置づけで思い切りやるには良い大会だと思いますので、是非勝利して勝ち進んでください。そして、ブクメが観戦できるチャンスを増やしてください。

お疲れ様でした。

ではでは~。