第22回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 決勝トーナメント1回戦 浦和レッズジュニアユースvsロクFC 0-1敗戦・・・相手の迫力が凄かった

10月6日県立大宮武蔵野高校グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

当初、この試合は日程的に被って難しいかと思っていたのですが、日程が発表されると十分掛け持ち可能と言うことで浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの試合後、場所を西遊馬公園方面にある会場となる大宮武蔵野高校へ移動し、埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会の試合を観戦してきました。

この大会は、浦和レッズジュニアユースは決勝トーナメントの1回戦から参加。この試合が1回戦となります。昨年同様、今年も浦和レッズジュニアユースは2年生メンバーでこの大会に臨みます。

関東U15リーグの方にいた2年生のメンバーもこの試合には合流していません。2年生の関敦也も関東U15リーグの方に参加しており、キーパーは2年生の18番宮川聖冬と控えに1年生の高草木天平がおり、おそらく彼以外は全て2年生だったと思います。

U15の大会と言うことで、相手が3年生中心で臨んできている可能性は高いと思いますが、細かいところは分かりません。ただ、体格的に随分大き目の選手が相手のロクFCには多いという印象でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに20番渡辺陽、右サイドバックに8番斎木大輔、センターバックに2番浅賀祐太と4番小崎魁、MFがボランチに12番知久航介、トップ下に9番清水裕太と17番平野正人、FWが左に3番伊藤敦樹、右に10番関慎之介、真ん中に7番轡田登

となります。

この試合を見ながらふと、どこかで見たことがあるような雰囲気だと思っていたのですが、ちょうどこのブログを書く前に思い出したのですが、去年のこの大会の2回戦で対戦した成立ゼブラ戦同様のイメージ。とにかく、相手のプレッシャーが早くて強くて、体格差があって、そういう相手に慣れていないために思うように攻撃の形が作れないために、結果的に受け身になる時間が長くなってしまう試合。

浦和の攻撃の形の中では、7番轡田登のところが徹底してケアされていて、まずパスが入らない序盤。そして、寄せが早いためにパスで崩そうとしても、そのプレーが一歩遅れると寄せられてしまい、攻撃の組み立てのところでミスパスを奪われてカウンターを食らってしまうという回数が多くなってしまった印象があります。

そういう相手に対して、例えば7番轡田登がパスを受けて右前線のスペースに走る10番関慎之介に通して抜け出したり、17番平野正人と10番関慎之介のワンツーでの抜け出しで仕掛けたり、サイドを攻め上がること自体は、結構な頻度でできていたものの、とにかく上がった時に仕掛ける前に2人ほどに寄せられてしまうケースが多かったように思います。

攻撃では、苦しむ場面が多く、相手の反撃を食らうことも多かったものの、逆に言うと守備の部分の良さと言うものを見ることができたという試合にもなりました。

守備の際にベンチから「吸収」という言葉がよく聞こえるのですが、確かに守備の際の対応として、上手く相手の仕掛けに合わせながら吸収していくような守備が見られ、そこにタイミングよくもう一人の選手がプレスをかけに行き、結果的に奪うという守備は、相手の攻撃を多く受けながらも、そこまで得点を奪われなかった理由かと思います。

前半を0-0で折り返し、後半がスタート。後半も、やはり前半同様の展開にはなりますが、中盤のプレスから奪って攻撃を仕掛けるという回数は前半より増えた印象があります。

前半よりも、7番轡田登にボールが入る回数は増えたものの、やはりドリブルで仕掛けながらサイドに追い込まれてしまい、2人以上に囲まれて奪われるという回数が多く、チームが工夫やイメージを出していくことをなかなかさせないくらいの相手の激しくて早いプレスだったと思います。

そんな中で、後半は17番平野正人が、前線にボールが入った際に裏へ抜け出す狙いのある動きだしを増やし、実際に5分の8番斎木大輔からの裏へのパスに抜け出したり、逆に10番関慎之介の裏への飛び出しに17番平野正人がパスを出してゴールを狙う形が見られるようになります。

その中で、この試合で最も大きかったチャンスが、13分のプレーで、前線で7番轡田登にパスが入ったところで17番平野正人が斜めに裏へ抜けて走り出し、7番轡田登が上手くタメを作ってディフェンダーを寄せたところでパスを通し、17番平野正人がキーパーと1対1か、と思われた場面があったのですが、これは惜しくもオフサイドとなりました。

相手の攻撃もうまく抑えて試合終盤まで持ちこたえていたのですが、残り5分ほどのところで突破を許してしまい失点。

その後、10番関慎之介、3番伊藤敦樹に代えて13番中嶋海登、14番野口琢真を投入し、同点ゴールを狙うも及ばず、試合はそのまま0-1で終了。

残念ながら1回戦で敗退となりました。

サッカー的な話で言えば、やはり相手のプレッシャーの激しさから中盤でのパスミスが目立ったことがこの試合を難しくした一つの要因だったと思います。あとは、やはり2年生の中では抜群の強さを誇る7番轡田登でも簡単に突破を許してくれなかった、相手のフィジカルの強さも大きかったと思います。

去年のこの大会の時も同じようなことを書いたと思いますが、これは高校世代になってからも同様に運動量が多く、激しいプレッシャーに来るチームに対して浦和レッズユースが苦戦するという試合はよくあります。

だから、ある意味この段階でこういう相手がいるということを体感できたことが貴重なことであり、体格勝負、運動量勝負というところに対抗するためには、一つ一つのプレーの判断と精度と連携を今後どれだけ高められるかだと、この試合で感じることができたのではないでしょうか。

この時期の、U15の大会にU14で臨んだ場合には、こういう苦しい展開になることが多いとは分かっていても、守備の部分で上手く対応できていたこともありますし、たったの1点に泣いたわけですし、この経験を生かして次戦に臨んで更に経験を積んでほしかったと考えると、やはり悔しいものですね。

ではでは。 

10月6日県立大宮武蔵野高校グラウンド10月6日県立大宮武蔵野高校グラウンド10月6日県立大宮武蔵野高校グラウンド

 

 

 

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おまけの写真。