アカデミー卒業生関連2016/08/08 大学サッカー 総理大臣杯2回戦 筑波大学vs立命館大学を観戦

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どうも、ブクメです☆

引き続き、大阪に滞在し、現在開催中の総理大臣杯を観戦しています。どこに行けば涼しいとかはないのですが、関西方面も朝天気予報を見たら、最高気温が38度とか40度とか、なんだこりゃという感じです。

1回戦で観戦した仙台大学vs早稲田大学の試合に関しては、結果的に大荒れの天気で大雨が降った後ということで、比較的涼しく感じられる部分もあったのですが、今日観戦した試合は、本格的な暑さになりました。この大会は、中1日で90分で戦っていく大会になるため、ただでさえ疲労との戦いに加えて、暑さでの消耗も大変なものだと思います。ユースのクラセンでも、そのあたりを考慮して早い時間のキックオフだったりするのですが、総理大臣杯のこの時期の15:30キックオフというのは、ものすごく過酷だろうなと、ひしひしと伝わってくる試合でした。

8日の2回戦は、筑波大学vs立命館大学の試合を観戦しました。筑波大学には、3年生に浦和レッズジュニアユース出身の戸嶋祥郎(16番)と、1年生の浦和レッズジュニアユース出身の大川圭為(31番)が登録メンバーに入っています。1回戦では、戸嶋祥郎がスタメン出場で2ゴールの大活躍で勝利したと言うことなのですが、この試合は、ベンチスタート。大川圭為は、ベンチ外でした。

この過酷なレギュレーションなので、ある程度メンバーの入れ替えはしてくることは想定していましたので、途中からの出場を期待しての観戦です。

対戦相手の立命館大学には、特に知っている選手がいるということでもないので、この試合は、筑波大学をしっかり応援させてもらいました。試合は、あっという間に筑波大学が先制するという望ましい展開になったものの、暑さもあったのか、今年何度か見ている筑波大学の戦いの中でも、かなりリズムが悪いように見え、失点の場面含め、何か、あっさりと崩されたり豪快な得点を決められてしまったり、失点しなかった場面でも、ディフェンダー一人に対して、相手選手がフリーで5,6人いるような決定機を作られたりした場面など、ある程度、メンバーを入れ替えたりしてきて連携のところが上手くいっていないのか、よくわかりませんが、思い切りの良い立命館大学の攻めで何度もピンチを迎えるところは気になりました。

1-2とひっくり返されて迎えた後半途中に、戸嶋祥郎が投入され、数名のスタメン出場が多い選手も入り、反撃体制を作ってからは、かなりチャンスを多く作っていて、同点に追いつくのも時間の問題と思われるくらい攻め込んでいる時間帯もあったのですが、結果的に、1点が遠く、敗れてしまいました。

私個人的には、戸嶋祥郎のプレーをメインに当然見ていたわけですが、相変わらず、良いポジショニングや、相手が隙を見せたときにボールを奪いに行くタイミングが絶妙でした。それだけに、私個人的にも、イエローカードを受けた場面が未だに納得できなかったりします。明らかに、相手が見せた隙(ボールコントロールを長くしてしまった)を、すかさず狙って奪うというところで相手が慌てて足を出して接触したという形なので、これが、どうしてイエローカードにまでなるプレーなのかは、納得できなかったりします。

キーパーの位置を見てのループ気味のシュートや、バイシクル気味に狙ったシュートなど、質の高いプレーをこの試合でも見せてもらえたのですが、筑波大学のサッカーとしては、今年見てきた中では、一番不安定な戦いになっていたようには感じました。

総理大臣杯というのは、本当に過酷な大会ですね。

私にとっての今年の総理大臣杯観戦もここまでということで、観戦した2つの試合の密度は濃かったのですが、もう少しじっくり大会を見つめたかったなと思う気持ちも強いです。

予定の立て方が中途半端でした。

試合終わりと同時くらいに会場を出て、既に埼玉の自宅に戻ってブログを書いているわけですが、そんなに急ぐ必要があったのかと今更思いつつ、でも、自宅に戻ってやらなければならないこともあるんだよなと考えつつの夜中です。

とりあえず、ここから先の予定は、空いている時間に手軽に行けるSBSカップに1試合足を運んで、浦和のアカデミーの選手はいないですが、最近全く見ていなかったアンダーカテゴリの日本代表がどのような感じだか見つつ、来週スタートからのジュニアユースの夏の全国に備えて、自分のこともしっかり今週はやります。

ではでは。

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高円宮杯(U-15)2014/12/21 2回戦 浦和レッズJrユースvs柏レイソル U-15 2-0勝利・・・1試合通しての集中した戦いで、完勝!

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どうも、ブクメです☆

浦和レッズの下部組織にとっては、柏レイソルの下部組織との対戦は、毎回特別な思いで見させてもらうことが多いです。そのくらい、重要視する部分が、戦術vs個というチーム同士の対戦の典型的な姿が見られるのが、このカードになります。戦術は重要ですが、個性を大事にしてほしいという見方で応援してきた私にとっては、負けて欲しくない相手であり、逆に、その徹底した戦術という強さの前に、浦和レッズの下部組織は、苦しめられて敗戦してきたという試合も多く目にしたものです。

この大会に臨んでいる選手たちにとっては、あくまでこの大会の、このシーズンの最終的なゴールは、優勝であり、一つの通過点になることには変わりないのですが、彼らにとっても、今シーズンのリーグ戦では、2敗している相手であり、関東リーグの優勝を奪われたチームになりますので、思い入れの強い試合だったと思います。

そんな相手と、カシマスタジアムで対戦する試合を観戦するというのも何か不思議な感じがあり、最近は、足を運んでいませんが、以前は、トップチームの応援でよく足を運んでいたアカシマスタジアムのメインゲートで、あまり好きではない、鹿島アントラーズ色満載のデザインの階段を上がって、メインスタンドに入っていくというのは、それはそれで興味深いものがありました。

この一戦は、凄く内容の濃い、この試合は、逆に言えば、形容するのは凄く簡単な試合であり、試合を1試合と言う形で戦い、勝負のところで優った浦和レッズに結果も付いて来た試合でした。

ということで、簡単に試合を振り返りたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに23番白土大貴(後半4分⇒2番山崎広大)、右サイドバックに5番山崎舜介(後半34分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太(後半開始⇒20番長倉幹樹)、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と6番荻原拓也(後半6分⇒14番弓削翼)、FWが左に7番菊地泰智、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

前半は、得点は動かなかったものの、お互いに、リスクを負う部分は、少な目に、それでいて、駆け引き自体は、ものすごい展開が、要所要所で見られました。

特に相手の戦い方が、浦和の選手の個性を発揮させないような戦い方をしていたことで、かなりストレスを感じてプレーしていた攻撃陣も多かったと思いますが、焦れることなく集中した戦いが、前半を通して繰り広げられていたのが良くわかります。

その中でも、数は多くなかったものの、23分のフリーキックのチャンスで、8番立川将吾がからのボールを4番橋岡大樹がヘッドで落として、10番シマブク・カズヨシが惜しくも枠を捉えられずという場面など、決定機も数回作りながら、そして逆に相手の攻撃でも、数回は、危険な形を作られたものの、特に相手の決定的な仕事をする選手で、実際に今シーズンのリーグ戦でも、結果と言う形で残されてしまっていた相手を、自由にさせず、また、個の戦いでも、心理的に優る形を作り出した守備陣という構図も見ものでした。

そして、勝負の後半では、もちろん、得点を奪うためには、浦和もリスクを負う時間帯というのを作る必要がある中で、交代で入った20番長倉幹樹が、さっそく結果を出します。

後半9分に、右サイドからの6番荻原拓也からのクロスに対し、ややヘッドで狙うには遠い位置にも見えましたが、相手キーパーが、結構前のポジションをとっていたところをしっかり考えて、キーパーを越えるようなヘディングシュートでゴール。

リスクを負ったところでカウンターの心配もしながら攻撃をするというところまで行く前の段階で、浦和レッズが、かなり試合を有利に運べる先制点を決めることができました。

そして、これにより、逆に少しバランスを崩してでも点を取りにいかなければならなくなったのが相手と言う状況を作り出したことで、気持ち的にも有利な状況が作られ、前半は、ややいなされることも多かった、高い位置で囲い込んで奪うという形が多く見られるようになりました。

特に、前半苦しんでいた右サイドの11番白田颯人が守備のところで強烈な運動量を見せて、残り30分ほどで味方と上手く囲い込んだ中で、多くの回数相手のサイド攻撃を摘むプレーを見せ、自身も、奪った後の高い位置からの攻撃を多く見せられるようになりました。

そして、相手の攻撃にも上手く対応しながら、迎えた28分に大きな大きな追加点が入ります。

このゴールに大きく貢献したのが前半は、スペースを消されてなかなか思うような仕事ができなかった、10番シマブク・カズヨシが、少しゴールまでは距離があるところで、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートは、惜しくもクロスバーに跳ね返るも、そのボールにしっかり反応した20番長倉幹樹が、しっかり押し込んで2-0にします。

試合終了まで残り10分ほどという段階でも大きな大きな2点差にする得点は、試合運びの上でもパーフェクトな追加点の時間帯だったと思います。

そして、結果、そのまま2-0で相手の反撃を許さず勝利を収めて、準々決勝進出を決めました。

采配も含めて、この試合は見事としか言いようがありません。

攻撃的により特徴を持ったプレーができる選手、そして、バランスよくプレーできる選手、もちろん、相手の出方によって対応は変わってくると思いますが、この試合では、スタートでは、攻撃の部分をより最優先にして、サイドからの仕掛けで打開できる可能性を考えたスタートにしたと思いますが、その攻撃によるスペースを相手に狙われ始めて、また、サイドからの守備においては、少し運動量が足りないという判断がされたと思う中で、その部分を考えた、交代などで相手の狙いどころを潰しながら、比較的受ける時間帯で大きく跳ね返す、やや形上は、放り込みに近いような時間帯に、交代で出場した選手が、しっかりポストプレーをしてくれることで、前線のおさまりも非常によく機能したように感じます。

良いな~と思うのは、ユーティリティに重きを置かずに、特長を信じて、足りない部分で相手の対応で対処できないようであれば、そこに特長を持つ選手を投入して対応していくという部分なんですよね。

だから、交代した選手は、もちろんそのことに関しては、悔しいのは当然なのですが、何が起こり、自分がどうして最初のチョイスに慣れたのか、そして、どうして交代することになったのかを、説明されなくても、わかりやすいのです。

だから、こういう部分がわかれば、文章を書く側としても、もし、その交代に対して不満な思いがあるのであっても、その交代にあるメッセージを理解したほうが今後のためには良いですよ、と言うことができます。その部分を修正して、足りない部分を補てんできれば、より長い時間起用されるようになるわけですから。

同じように、第1戦から考えてみると、今日は、相手の特徴と、試合での展開で、チームのバランスが崩れた時に、落ち着ける意味でのプレーができることに特長を持った選手が交代で長い時間プレーする機会は、訪れませんでしたが、次戦のヴィッセル神戸戦では、展開によっては、求められる時間が必ず来るはずです。

今年のプレミアカップで見たヴィッセル神戸と、夏の全国大会の時に長い時間ではないですが、見たヴィッセル神戸。明らかに成長曲線を描いていることが確認できた相手であり、その時のイメージからすると1回戦2回戦とは、おそらくまったく別タイプの相手になると思います。

課題になっていた、フィニッシュという部分でも、確かにまだ、ここで決めなければという決定機で精度が足りないという部分は見受けられますが、この大会に入ってみる限りは、決めきる力は、確実に上がっています。そして、試合を有利に運ぶために、必要な時間帯に、ゴールを奪うことを優先して、しっかり結果を出すことができています。

この上昇曲線で一つ一つ登って行けば、必ずその頂点は見えてきます!

少し話は脱線しますが、私は、基本的に、アカデミーにいる段階でツイッターで選手をフォローして、つぶやきを直接チェックするということはしないのですが、それをチェックした友人などから、偶然入ってくるような言葉は、大事にしています。

2回戦の試合後では、出場していた選手で自らのプレーに満足できないという選手のつぶやきを偶然友人から聞きましたが、その思いは大事です。スタンドから見ていた側からすると、十分、やるべきプレーはできていたと思いますが、選手自身がそのような思いを持つことも重要です。

そして、次の試合のために、同じ舞台で戦うことができずに、次の対戦相手の試合を撮影しにいっているという選手の話も聞きました。もちろん、1回戦の時にも書きましたが、帯同自体できなかった選手もいます。試合で実際にプレーで流れを変えることは、ベンチに入らないとできないですが、この大会で戦っている選手は、現地にいる選手だけではないですよね。そして、もちろんスタンドにいる私たちも一緒に戦っているつもりです。もちろん、悔しい思いの方が強くて素直に応援できないという人もいるかもしれません。

それらの、その一つ一つの思いが、力になり、このような舞台での頂点への戦いで優勝するチームが生まれるものだと思います。

また、明日も、そのような全てで作られた2014年の浦和レッズジュニアユースというチームの戦いを見られることが楽しみです。

ではでは。

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2013 Jユースカップ第21回Jリーグユース選手権大会2013/11/09 2回戦 – 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 延長戦2-1勝利・・・終わらない!見届ける。

大久保グラウンド2013年11月9日

どうも、浦和サポブクメです☆

最高でした!この言葉だけで、今日のブログは終わらせてしまっても良いくらいです。

いつからでしょうか、

「浦和の下部組織に関わる選手全てがプロになれる素質を持っている。それがこの環境で育てられることによって開花していく。それを手伝い、見届けたい。」このことを前提に、出場している選手、していない選手に限らず、良い部分を見つけて伝えていくことを考え、人間を育成するという部分に長けた関係者の方々に共感して、ただ、彼らの頑張る姿を応援し、試合に足を運んで感じられた部分を綴る。自分の役割はそのくらいで、あとは現地に足を運んで表情を見て、純粋に応援するものとして楽しむことを続けてきた日々。

これが、育成批評、戦術批評のようなブログになってしまったのは・・・。

本当は、読んでいる人が、少しニヤッとしてしまうようなニュアンスを毎回織り交ぜて楽しくブログを書いていきたい。

気が付けば、指摘が正しかろうが、何だろうが、傷つける人が多いブログになってしまっている。本意ではないです。でも、そういうことなのでしょう。

色々考えることが多い最近の中で、ここ最近の自分を取り巻く流れの中で、ある程度、気持ちが固まったところで、私の中では、カリカリせずに、今年1年残りを楽しく見届けて、一区切り付けて次に行こうという気持ちが強くなっています。

そんな中で、本当に苦しいシーズンを過ごしてきたユースの選手たちが、このJユースカップで輝きを見せてくれている。

そして、今日は、感動まで与えてくれた。言うことはないです。

これまで、負ける気がしない試合というものを何度か見てきました。

その試合と同じような空気を、今日の後半から感じたんですね。それは、前半に出場していた選手の問題という意味ではありません(この言葉を付け加えないと、伝わらないというのも私を苦しめます。)

戦術に縛られ、相手が攻撃に長けた空気を感じた時に守備意識の高い5バックになった時には、簡単な形で失点することが多くなり、そこに意識が行く為か、全体的にスペースを大胆に使うことができない。もともと、リスクを伴った戦術なのだから、攻撃のところで自信をもって仕掛け、そこから作り出して行かないと、ただの脆い5バックになってしまう。

ただ、指示からか、自ら考えての動きか、そこまではわかりませんが、後半はそこがはっきり変わっていたんですね。

特に、右サイド。長めのパス、楔のパスを供給することに集中し、攻撃に参加することのなかったセンターバックの右に入っていた35番小木曽佑太が、後半に入り、リスクを負って攻撃に参加する姿勢が見られた。同時に、右サイドハーフの2番細田真也もドリブルで仕掛ける回数が増えた。

一見、人数を減らしてリスクを負って、奪われたら危ない状況ではあるが、これによって相手の左サイドを制圧できるようになります。

すると、自然と、攻撃に大胆に行く選手のカバーができるようになっていったんですね。右サイドのスペースに23番安東輝が降りて行って埋めていたり、後半からボランチに上がった4番茂木力也も必要な時にはバックラインに下がってケアをしていた。

それまでの、ぎこちない時間帯というのは、後ろで選手が入れ替わる動きはあるものの、相手選手を揺さぶったり、仕掛けたりする中での人の入れ替わりではなく、極端に言うとただ人が動いているだけということも多く、相手が形を崩さない中で、2人くらいで長いパスで打開しようとして、それでも7番広瀬陸斗がうまく収めることもできることが多かったため、攻撃としては相手ゴール前に攻め込んではいたものの、やはり戦術としては、意味のない中での個の力というイメージが強かったんですね。

何か、後半は右サイドで見られた大胆さから、全てが動き出した印象が強いです。

試合は、ビハインドを負っていた後半。でも、負ける空気が感じられなかった。むしろ、楽しんでいる自分がいました。

左サイドも、3番森亮太が仕掛け、5番齋藤一穂もサイドから攻撃参加をすることがある。もちろん、典型的なセンターバックタイプの5番齋藤一穂なので、オーバーラップがスピードある迫力あるというものではないが、右との対比で、それも効果的に実は利いていたりする。3番森亮太は、もともとサイド深くまで上がらなくても、相手ディフェンダーの脅威になるくらいの、力強いクロスを早めにゴール前に供給することもできる。

3バックの1枚に、ボランチの8番須藤岳晟が入ることにもずっと疑問があった。しかしながら、今日はスタートが5番齋藤一穂、4番茂木力也、35番小木曽佑太と3人とも、センターバックタイプ(本来は、違うという選手ともいますが、このチームではセンターバックとして役割を与えられた場合には、やはりセンターバックとしてのプレーを堅実にこなしている。)であり、逆にそういうタイプ3人がそろってしまったことと、守備の意識からサイドバックの2枚も下がり気味になったことで、逆にギャップを相手の能力の高いフォワードに狙われてしまった。

後半の、右サイドからの狙いと同時に、そこをコントロールしたのは、ほかでもない8番須藤岳晟であり、これは興味深い話です。

やはり攻撃の意識の中で空いたスペースをカバーするという部分での流動的なポジションチェンジは、チームに自信も与え、その結果、やや動きが重たかった10番関根貴大が、一瞬の隙をついて抜け出し、相手のプレスを受けながらもクロスを上げきり、これを7番広瀬陸斗が押し込んでのゴール。フォワードにも色々いると思いますが、やはり相手のディフェンダーのプレッシャーをうまく受けながら、決定的な仕事をするのも10番関根貴大の特徴だと思います。スピードで抜き去るとか以上に、これができるからタカはすごいのだと思うんです。

今日の後半にやったことでのイメージをしっかり残してやっていけるのであれば、このチームは急激に強くなると思います。前半で下がった17番勝野瑛や13番條洋介のパスの特徴ももっと生きてきます。後半から入った4番茂木力也の久しぶりに見た攻撃的な姿勢でのプレーと時間帯で18番関口亮助に、「行くな!」と止められて慌てて守備に戻るとか、まあ、そういうコミュニケーションも含めて、良いな~と思うわけです。14番斎藤翔太もU17ワールドカップからの良いイメージを持ってきてくれました。ミドルシュート惜しかったです。

そして、延長戦までもつれ込んだ中でのセットプレーからの35番小木曽佑太の劇的なヘッドでのゴール。

興奮したし、楽しかったし、余韻に浸りまくったし、何よりも、基本的に苦肉の策としてのオプションとしてのパワープレーで流れを変える試合は多くあったものの、今日のように先行される流れの中から、チーム全体で流れを引き戻し、主導権を奪い取り、何度も崩し、セットプレーも何度も獲得し、追いついて、逆転し、そして、最後の最後では、(何が起きたのか、わからなかったのであとで確認しましたw)18番関口亮助が決定的なピンチの場面で弾き、押し込まれそうなボールを3番森亮太が頭ではじき出して防いだ。そして、勝った。

負けるわけがない。今日のサッカーなら。

浦和レッズユースが抱える状況が、Jユースカップでの躍進で変わるわけではありません。でも、たとえ、この大会が、そしてプリンスリーグ残り3試合がどんな結果に終わるとしても、今日のような試合が見られるのであれば、私は、笑顔で試合を楽しんで見届けていきたいです。

まだまだ終わりません。無理してでも、来週大阪までみなさん足を運んで彼らの戦いを見届けてみませんか?

 

ということで、スタメンや交代の流れは、オフィシャルで!とか、こんな感じのブログどうですかね?

大久保グラウンド2013年11月9日大久保グラウンド2013年11月9日大久保グラウンド2013年11月9日

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アカデミー卒業生関連2013/08/11 大学サッカー 総理大臣杯 流通経済大学vs仙台大学、早稲田大学vs中京大学を観戦

長居公園のスタジアム色々2013年8月11日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

自分の行動パターンが自分でもよくわからなくなって来ております。暑いですね、日本。

ということで、昨日は、3,4か月ぶりくらいに浦和のトップの試合を観戦。山田直輝の動きの質を久々に体感しつつ、試合はあれでしたが、語れるほど見ていないので、調子が悪かったのでしょうね、ゴール裏の方々も拍手してコールしていましたし、たぶん。

そして、愛知から大阪まで戻る今日は、お盆で渋滞も考えられるだろうし、高速道路使おうと思ってなんとなく下道で帰りだしたら、総理大臣杯の15:30の試合には十分間に合いそうだし下道で良いかと思いつつ、結果的に下道で5時間くらいかけて大阪に戻りました。途中渋滞で、ガソリンがなくなりかけて焦りました。

で、今日から大阪2泊なのですが空いているホテルを探していたら、コスモスクエアとかいう付近の素敵なホテルになりました。夜景がきれいでこれを見てどうしろと言うんだろうと思いつつ、落ち着いたところでブログを書いています。

今日の総理大臣杯2回戦は、キンチョウスタジアム、長居スタジアム、長居第2、で開催の試合の中から、第1試合は、流通経済大学vs仙台大学の試合を観戦しました。

ご存知の方も多いように、どちらの大学にも浦和のアカデミー卒業生が数人いるんですね。その中で、仙台大学では、今回は佐藤大介がベンチに入っていました(出番がなかったのが残念でしたが・・・。) 流通経済大学には、鈴木大輝、小笠原正人、小峯洋介がいます。残念ながら、メンバーには入っていなかったのですが、スタジアムで小峯洋介と鈴木大輝には、合うことができました。小笠原正人はどこにいたんだろう???と思いつつ。

試合は、前半流通経済大学ペース、後半は仙台大学ペースで試合が進んでいったものの、2-1で流通経済大学が勝利しました。仙台大学は、後半再三サイドから作ったチャンスをものにできなかったのが痛かったですね。来年あたりは、浦和から行っている3選手が揃ってこの大会で戦っている姿を見られれば良いな~と思います。

ということで、第1試合の写真を載せますね。

キンチョウスタジアム2013年8月11日キンチョウスタジアム2013年8月11日キンチョウスタジアム2013年8月11日

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続きまして、長居第2陸上競技場に場所を移しまして、18:00キックオフの、早稲田大学vs中京大学の試合を観戦してきました。

早稲田大学は、池西希がスタメン出場。ベンチ入りはしていなかったものの西山航平の姿も見えました。中京大には、情報が間違っていなければ三上綾太がいるはずなのですが、メンバー入りはしておらず、スタンドにいたかもしれませんが確認できませんでした。

この試合は、レベルが高くて面白い試合でした。ただ、早稲田大学を応援してみていたため、PK戦の末の敗退は残念です。ここ最近多くの試合を観戦していますが、早稲田大学のサッカーというのは、守備の組織が本当にしっかりしていて、1対1の対応、サイドからの攻撃に対しての対応など、身長的には高くないメンバーがバックラインからボランチに並んでいるものの、そのプレーは目を見張るものがありました。この試合も例外なくそういう部分を堪能させてもらいつつ、攻撃に関しては、何か急ぎすぎる印象があったような気がします。

ペースは早稲田が握りつつ、決定機は少ない試合の中で、どちらに転ぶかわからないままスコアレスドローで延長でも決着がつかずPK戦まで進み、中京大学が勝利という結果になりました。

純粋に池西希がスタメンでプレーしていることもありますが、それ以上にこのレベルのサッカーをしている大学が、2回戦で敗退してしまうのはもったいないような気もしますが、勝負ですから仕方ないですよね。それもPK戦ですし・・・。

では、第2戦の写真載せますね。

長居第2陸上競技場2013年8月11日長居第2陸上競技場2013年8月11日長居第2陸上競技場2013年8月11日

長居第2陸上競技場2013年8月11日長居第2陸上競技場2013年8月11日長居第2陸上競技場2013年8月11日

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さて、この試合と同時進行で行われていた1回戦を観戦した若井祥吾が活躍を見せている東京国際大学は関西大学に敗れ、おそらく、小出啓太や鈴木悠太が出場していたであろう中央大学も第1試合で大阪体育大学(メンバーには入っていないものの、長谷優が所属しています。)にPK戦の末敗退。

結局、今回は関東勢の多くがこの2回戦で姿を消す結果となりました。同時に、浦和アカデミー出身の選手がメンバー入りして出場しているチームがここで全滅となりました。

どちらにしてもなのですが、レンタカー返却のタイムリミットの関係でJ-GREEN堺の会場の試合を見るつもりでいたので、そのまま13日は、流通経済大学の試合を見られるところまで見て総理大臣杯を締めくくろうと思います。

同じホテルに東京国際大学が泊まっているような、いないような・・・。

明日は良い景色を見ながら仕事しますよ。

ではでは。

Jユースカップ2012/11/23 決勝トーナメント2回戦 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 2-4敗戦・・・必要なこと

吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年は、 試合によって見る目線が難しくなることが多々あります。選手は精一杯戦っているが、そこに対する後押しや、流れを変えるための采配など、よくわからなくなることが多いです。今日は、どちらだったか、何とも言えません。

ブログを書く際にも、色々考えながら書いてアップして、あとで後悔することも今年は結構あります。選手が成長するために、能力を最大限伸ばしてプロになるために良い部分や必要なことを考えて書く。でも、逆に選手にストレスを与えているだけなのかと思うことも多いです。

今日に関しては、私個人的には采配次第ではどうにでもできる試合だったと思います。あくまで私個人の感覚ですが。

さて、試合の話に移ります。

1回戦を勝利した浦和レッズユースは、2回戦で昨年の夏に合宿を行った吉田公園サッカー場でサンフレッチェ広島ユースと対戦しました。ご存じのとおり、対戦相手はプレミアリーグのウエストのチャンピオンチームではありますが、正直、ここ数試合の浦和レッズユースの戦いぶりであれば、勝てる相手だと信じて疑わずこの試合を観戦させてもらいました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前の試合とスタメンは同じになります。

前節学校行事でいなかった21番進昂平はベンチスタートになります。このレベルの相手になると、いわゆる正攻法だと対応されやすいということで、強豪の柏レイソルU18の試合のようにフォワードの真ん中の位置で体を張ってポストプレーを得意とし、時には強引に割って飛び込めるようなタイプの21番進昂平がスタメンで出場した方が、より効果的とも思う部分もありましたが、前節同様でした。

プレミアリーグで結果を残している相手ということで、どのような戦いをしてくるかを見ながら、序盤を見てみましたが、思ったほど前線で強烈な選手がいて鋭く攻めてくるということはなく、いわゆる相手の隙を突くような戦い方をしてくる印象が相手にはあり、浦和がボールを持って仕掛ける時間回数の方が多いスタートになりました。

相手のディフェンダーも浦和のサイドからの攻撃を警戒していて、特に14番関根貴大が左でボールを持った時には、うまくサイドに数人で追い込むようなディフェンスをされ、真ん中で10番中村駿介がキープしたところにもしっかり対応が入り、必然的に攻撃がサイドサイドに偏るような展開。

5分に、5番佐藤大介のインターセプトから、左の14番関根貴大へ繋げ、20番広瀬陸斗を経由して、右の8番繁田秀斗とテンポよくサイドからサイドへという流れを作る惜しい場面はあったものの、そこから中で仕掛けようとするところでは引っかかる、というように、サイドから攻撃するが、効果的に作用したかは難しいという攻撃が多かった印象があります。

カウンター気味の攻撃が多い相手ながら、その攻めの形は結構シンプルで怖い印象があり、8分くらいにサイドから攻められた時には、そのままシュートを打たれていたら危ないというところもありつつ、相手が無駄に手数をかけてくれたことで失点を免れるということもありました。

しかしながら、14分に同じようにカウンターを受けた場面で、後手に回ったところで、混戦からクリアが中途半端になり、そこをしっかり狙われて失点してしまいます。

0-1

失点後、29番茂木力也のロングフィードから、右前線の8番繁田秀斗へパスが通り仕掛け方次第ではビッグチャンスになるところでしたが、ややクロスを上げるのを急いでしまい、クロスが合わず。

10番中村駿介の仕掛けから得た、直接狙える位置からのフリーキックのチャンスも、枠をとらえることができず。

25分に、右サイドで10番中村駿介と2番新井純平が絡みながら右のスペースに出た20番広瀬陸斗へパスが通り、クロスに14番関根貴大がヘッドで合わせる場面がありましたが、これも惜しかったもののゴールにはならず。

相手のキーパーの対応がやや不安定なことなどもあり、付け入る隙はあったと思いますが、サイドからの攻撃があまり効果的に作用せずに逆にカウンターにつながる場面が多くなる中で、28分に攻められたときに、またもや守備の対応にもたつき決められてしまいます。

0-2

本当はもう少し相手の中のところでかき回して欲しいところでしたが、なかなかそういう攻撃を狙えるパターンが作れず、サイドからの攻撃で活路を見出そうとする中で、34分に、右から2番新井純平のグラウンダーの鋭いクロスから、相手ディフェンダーとやや混戦状態になったところで、ペナルティエリア外くらいのところの14番関根貴大にうまく流れ、このチャンスをしっかりゴール右隅を狙い澄ましてゴール。

1-2

ちょうど、このゴールの後くらいから、14番関根貴大がポジションを右のやや中寄りの位置でプレーすることが多くなり、これにより、より相手にとって脅威になる角度から14番関根貴大が仕掛けるような場面が何度か作れていましたが、同点ゴールまでは行かず、前半は1-2で終了。

攻撃の部分での活性化などを考えてスタートから交代があるかとも思いましたが、後半スタートでの交代はなし。また、前半終盤に相手を脅かしていた14番関根貴大のポジションに関しても、左前線に戻していましたね。

やや疑問がありつつも、後半の出だしは浦和の狙い通りというか、かなり多くのチャンスを作ることに成功しました。

20番広瀬陸斗のパスから14番関根貴大が左前線でやや深い位置まで持ち上がり、クロスに10番中村駿介が合わせようとする場面。左前線のスペースに攻撃参加で上がった3番寄特直人からのクロスも惜しいチャンスにつながっていました。2番新井純平が攻撃参加した形でも、結果的にはハンドだったかオフサイドだったかで得点には至りませんでしたが、あと一歩というところまで迫りました。ロングフィードから8番繁田秀斗がシュートまで持ち込んだ場面もありました。7分の2番新井純平のクロスに14番関根貴大がダイビングヘッドで合わせようとしてわずかに届かなかった場面も、本当に触れれば見事なゴールになっていた惜しい形でした。コーナーキックから6番西袋裕太が競り勝ってのヘディングシュートは、キーパーに抑えられてしまいましたが、ここも惜しい場面でした。

10分前後までは、かなり浦和が押し込んでいる時間が多かったものの、ここでゴールを奪うところまでは行きませんでした。

12分に5番佐藤大介に代わり12番小坂慎太朗が入ります。

攻勢の時間帯で点が奪えなかったことと、サイドバックと守備にかかわる交代も多少は影響したのか、ここから相手の攻勢の時間になり、見ていた位置からは最も遠い場所だったのでどれくらいの危険度かははっきりわからなかったものの、ピンチの場面も多かったように感じます。

受けている時間にも、14番関根貴大と12番小坂慎太朗が絡んだカウンターや、14番関根貴大のサイドからの攻撃に対しての10番中村駿介が狙うなどあったものの、ややバランスを欠いたところで、18分に再び失点を食らってしまいます。

1-3

20分前後に10番中村駿介と8番繁田秀斗、2番新井純平の3人が絡んだ形での惜しい仕掛けもあったものの、その後に相手のシュートミスに助けられたものの、再び決定的な場面を作られるなど、やや不安定な時間帯になりました。

この難しい時間帯で、8番繁田秀斗に代わり21番進昂平が入ります。

ここからビハインドを何とか取り返そうと、31分には20番広瀬陸斗に代えて27番細田真也を左前線で投入し、さらにサイドからの攻勢を強めるも、惜しいところまでは迫るものの、得点までは届かず。前がかりになることで、チャンスと同様にピンチにもなりやすく1番吉野雅大の好セーブで防いだピンチもあったものの、43分に、相手のミドルシュートで4失点目を喫してしまいます。

1-4

パワープレーの状況で、6番西袋裕太がアディショナルタイムに気迫のゴールを決めたものの、試合はそのまま2-4で終了となりました。

出ている選手の負けたくないという気持ちは存分に伝わってくる試合でした。ただ、やはり今日は采配が後手後手になっていたと感じる部分も強い印象でした。

浦和が前半に返した1点が象徴するように、今日のような相手に対しては、きれいに崩す戦い方では、うまく対応されてしまう確率が高い中で、クロスを何が起こるかわからないグラウンダーのクロスにしたことで、混戦状態を作り出して、そこを決めた。前線で体を張って、フィフティのボールでも追いかけて、強引に抜け出そうとするプレーとか、そういうことがスタートから必要だったような気もしています。

なんだか、攻撃の仕掛けが何かに縛られたように、同じように同じようになってしまっている場面も多かったですし、そこに工夫を加えるような采配などはなかったのかと思ったりもします。

完全な力負けならば、敗因を研究して、切り替えて成長を目指せば良い。でも、今日は、勝てる相手だっと思いますし、相手には付け入る隙は多かったですよ。

前を向いて、プレミアの残り2試合に臨めば良い。Jユースカップで見出されたチームの手応えのようなものもありますし、そこを自信にして臨めば良いということもできるとは思います。

でも、やはり今日に関しては、勝負にこだわった時に必要な選手を途中で外したり、必要なタイミングで使わなかったことも影響していると思います。

プレミアリーグの次の相手は三菱養和ですよね。相手は勝ち点1を取れば良いと思って、浦和の攻撃パターンを研究してきますよね。そういう相手に対して、今日の戦い方だけでやれるのか、正直疑問です。こじ開けるんですよ。こじ開けなきゃならないんですよ。

セットプレーを大事にすることも一つ。体ごと飛び込んでもゴールを決める姿勢一つ。そういうプレーを得意とする選手を、適切なタイミングで起用してほしいです。

出ている選手たちは必死で戦っていた。だから、しっかり勝たせてあげてください。

残り2試合は、「勝つための試合」です。

しっかり、次、見させてもらいます。

ではでは。

吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

第67回国民体育大会サッカー競技(少年男子) 2回戦2012/10/1 埼玉県vs富山県 3-0勝利・・・望ましい展開で準々決勝へ

杉崎公園グラウンド2012年10月1日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、U16日本代表のAFC U16選手権に参加するため、国体のメンバーから外れた浦和レッズユースの茂木力也と小川紘生がやってくれましたね! 勝てば来年のU17ワールドカップ出場が決まる準々決勝のシリア戦で勝利して、しっかり代表に参加した意味を示してくれました。

この2人の活躍の吉報を受けて、国体の埼玉県も流れに乗って頂点目指して快進撃を続けてほしいと思っていたら、今日2回戦では、その期待を強くさせるような見事な戦いぶりでの勝利を見せてくれました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに13番長嶋巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックに4番髙山和真(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に9番橋岡和樹、右に14番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と7番菅原朋也(大宮アルディージャユース)

となります。

スターティングメンバーは、1回戦と全く同じです。

2回戦の相手は、1回戦で徳島県を破った富山県となります。正直、あまり富山に絡むチームの試合を見たことがないため、どのようなチームというイメージが全くわかないのですが、1回戦を勝利してきたチームですので、基本的にはどこが相手でも気を抜けば、やられるというイメージは持って見させてもらいました。

開始早々に6番勝野瑛が思い切ったシュートを狙うところからスタートし、3分には13番長嶋巧からのロングフィードを受けた7番菅原朋也からのクロスに11番里見直樹が合わせたり、8番小野雅史のクロス気味のシュートなど、埼玉が攻撃のチャンスを積極的に多く作る展開で序盤の主導権を握ります。

少し気になったのは、手を使って相手を引っ張ったり押したりした際のファールの基準がものすごく厳しくて、このくらいは流しても良いだろうというプレーでもすぐにファールを取られることがありました。ぶれるわけではなく、一貫してだったため問題はないものの、いつもならOKのプレーでファールになるためその部分で最初はやりにくそうにも感じられたものの、今日は埼玉県の選手たちがその基準に早めに対応してプレーできていました。

また、ピッチコンディションなのか、詳しい理由はよくわからないのですが、一人の選手がということではなく、多くの選手がドリブルの際のボールコントロールが序盤はうまくいかない印象があり、仕掛けた際にうまくコントロールできずに奪われる場面がすごく目立っていました。

それでも、この試合は埼玉の攻撃の仕掛けがはまる場面が多く、また相手のプレスの速さや仕掛けなどが昨日の愛媛県と比べると緩く、守備のところでも簡単に蹴りだしてくれるなどもあり、終始埼玉県のペースで進められたといえると思います。

特に4番髙山和真と3番吉原大のセンターバックコンビが、すごく落ち着いて安定した守備を試合を通じてできていたこともあり、失点の危険をあまり感じることなく安心して見られましたし、その分、右サイドバックの2番細田真也が攻撃参加する回数も昨日に比べてかなり増えていました。

ただ、昨日と同様だったのは、攻めるもののゴール前で相手にとって危険な場面を作るところまでなかなか持って行けず、得点が奪えないまま前半も終盤まで進んでしまった部分。今日も、前半はスコアレスで後半勝負になっていくのかと思っていた前半32分にコーナーキックのチャンスから、3番吉原大が競ったボールのこぼれ球を11番里見直樹が豪快に蹴りこんでゴール!

すごく良い時間に先制に成功し、1-0とします。

前半でリードを奪えて後半はやりやすくなると思っていたら、更に前半のうちに追加点を決めてくれます。このゴールは、左サイドバックの13番長嶋巧の攻撃参加からの流れでの得点になります。まず、左サイドバックの位置から中盤くらいまで押し上げたところでパスを受けて、そこからドリブルで仕掛け、クロスを上げると見せかけて一つフェイントを入れて相手ディフェンダーを完全にかわしきったところでファーサイドへクロスを上げると、14番清川大輝がヘッドで折り返したところに11番里見直樹が押し込んでゴール。

見事な展開で2-0とし、前半2点のリードで折り返すことに成功します。

後半スタートから、11番里見直樹に代わり10番ンドカ・ボニフェイス、14番清川大輝に代わり15番岡野森が入ります。

この段階で、15番岡野森は左の前線に入り、14番清川大輝のいた右の位置には9番橋岡和樹が入りました。

たびたびブログで触れているので、なんとなくピンときたかたもいるかもしれませんが、9番橋岡和樹にとっては右の前線はもっとも慣れた得意なポジションで、ここに入るとプレーの質が明らかに変わるのですが、後半右に移ってからのプレーは、かなり迫力のあるものを見せてもらいました。前半の左の位置でも仕掛けてチャンスを作るプレーは多いものの、右の場合は直接狙っていく姿勢や動きの質も変わります。

中のスペースへ移動してパスを受けた9番橋岡和樹が、オーバーラップする2番細田真也にパスを出して、クロスから10番ンドカ・ボニフェイスのヘディングシュートまでのプレーも結果的に、スペースに動きスペースを空けて2番細田真也が攻撃しやすい形に動いたことで更に効果的になったもので、前半も多くみられた受けて、サイドに出してクロスに誰かが合わせるという3人での得点への仕掛けよりも更に得点の可能性が感じられるプレーになっていたと思います。

また、前の試合で決勝ゴールを決めた10番ンドカ・ボニフェイスのポストプレーの強さは、この試合ももちろん健在で、今日はそれに加えて直接ゴールを狙う姿勢も強くプレーしていたことで攻撃の迫力は増していました。

そのような流れの中で、この試合を更に楽にする3点目が決まります。

10分に、右サイドをオーバーラップする2番細田真也に向けて4番髙山和真の正確なロングフィードがつながり、2番細田真也がゴール前へクロス。ここに10番ンドカ・ボニフェイスがヘッドで合わせてゴール。

35分ハーフの試合で後半の10分で3点目が入ったことで、かなり楽な展開に持ち込むことに成功します。

この3点目の後の13分に13番長嶋巧に代えて16番松崎洸星が入ります。この交代により、9番橋岡和樹が再び左に戻り、16番松崎洸星は右の前線に入ります。

U16日本代表でもそうなのですが、結構今年の埼玉県のチームは、あえて選手を本来のポジションではないところで起用するというケースが多く見受けられるのですが、ここも3点リードしたことで再び9番橋岡和樹を左に戻したことや、右前線であまりプレーしているのをいたことがない16番松崎洸星をあえて右前線に入れるというのは、やや驚きましたし、同時に、リスクはあるものの、選手の成長を促すうえでも、凄いことをするなと思う部分もありました。

この3点目が入ったところで、相手が攻撃に比重を置いてきたことなどもあり、埼玉県は攻撃に気持ちが行っている選手が多くなっていたことから、16分に決定的な場面を作られてしまったものの相手のシュートは枠をそれて失点は免れ、さらに22分にも決定的な場面を再び作られるものの、ここは1番佐川雅寛の好セーブでなんとか防ぐことができました。

3点をリードした状況で残り10分くらいの時間まで来て、埼玉県は、今後の試合のことも考えて控えの選手を含めて全選手がピッチに立てるような交代をしていきます。

まず、25分に1番佐川雅寛と12番後藤大輝(大宮アルディージャユース)というゴールキーパーを交代。この時間帯、やや相手の攻撃を受けることもあったところなので、ここでのゴールキーパーの交代の時も凄いことするなと感じつつも、そういう場面での交代は、ただ出場機会を与えるための交代ではなくて、しっかりそういう時間帯を凌げというメッセージでもあるでしょうし、選手としてはプレッシャーがかかる部分はあるものの、無失点で抑えれば、得られるものは、大きいよなとも思いました。

29分に7番菅原朋也に代えて5番池田壮太朗(浦和東高校)が入り、これで登録メンバー全員がピッチの上に立つことになりました。

3得点を奪った以降も埼玉には多くのチャンスがあり、その中でも惜しかったのは、最初は右前線のプレーで思うようにプレーできていなかった16番の松崎洸星が、29分に2番細田真也からのクロスに対してうまくゴール前のスペースに入り込んでボレー気味に合わせるもののキーパーに防がれてしまいます。ゴール左隅に低い弾道でかなりスピードのあるシュートになっていたので、これは相手のキーパーを褒めるしかない場面だと思います。ゴールにはならなかったものの、こういうスペースを見つけて入り込んで先に触るプレーは流石でした。

同様に、試合終了まであと数分というところで、15番岡野森からのクロスにピンポイントで16番松崎洸星が合わせて、これもかなり良いコースに飛んだもののゴールにならず。

この2つの惜しいチャンスは、得点にはならなかったものの、いわゆるゴール前で相手に脅威を与えるプレーでしたので、失敗したと思わずにこういうプレーを続けてもらいたいです。

そして、3点目を奪った10番ンドカ・ボニフェイスが残り時間も、ポストプレーでの強さを存分に見せつける場面が多くみられました。

勝ち進めば毎日試合が続く中で、うまく交代を使い全選手がピッチでプレーする展開を作れたことや、短い時間ながら、その選手が得意なポジションでプレーさせながら、ある程度伸び伸びとプレーさせたところで、再び別のポジションで経験を積ませるとかもありましたし、そういう一つ一つのベンチワークも含めて、見る側としても、こういう意図があるんだろうな~というのが伝わってきたことも含めて、密度の濃い試合になっていたと思います。

そして、この試合でもそうだったのですが、直接ゴールに絡むプレー自体はそこまで多くないために、あまり名前は出てこないのですが、中盤での6番勝野瑛の摘むプレーがあることや、8番小野雅史の左右にパスを散らすプレーが、かなり効果的に機能していると思います。

ただ、やはりまだ個々の持ち味を周りが生かし切れないために単発的なプレーになってしまう回数も多いので、そういう部分は1回戦より2回戦が良くなったように、準々決勝では更に良くなるように期待しています。

さてさて、明日の準々決勝の相手は大阪府になりましたね。

国体において、毎大会安定して強いチームですし、下馬評通りに勝ち進んできていますので、手ごわい相手だと思います。ただ、今日のセンターバックの安定感をベースに集中して戦っていければ、実際に見ていないのでわかりませんが、相手の攻撃陣が迫力のある攻撃を仕掛けてきても、十分対処できるでしょうし、今日よりはサイドバックも守備の意識を強くする必要が出てくるかもしれませんが、今日攻撃参加した時に精度高くチャンスにつなげていたように、少なくても攻撃参加できる時には、決定的な仕事ができるような集中力を持って臨んでください。

1回戦2回戦が人工芝で、残り試合は場所が変わって天然芝になるらしいですが、それも人工芝の今回のグラウンドでやや苦しんでいる印象があった埼玉県の選手にとってプラスの変更として出てくるようにも期待しています。

勝ちましょう!

ではでは。

杉崎公園グラウンド2012年10月1日杉崎公園グラウンド2012年10月1日杉崎公園グラウンド2012年10月1日

 

 

 

 

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第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会2回戦 2011/11/6 – 浦和レッズJrユース vs Uスポーツクラブ 4-0勝利・・・勝利と手応え

秋葉の森総合公園2011年11月6日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ああ、関東リーグ上位3チームで高円宮杯出場も良いけど、今年の浦和レッズジュニアユースにとっては、この苦しい予選があったことが最終的に良かったと言えるのではないか、そんな気持ちがふつふつと湧いた、そんな2回戦となりました。

昨日の埼玉スタジアム第2グラウンドから場所を移しまして、今日は秋葉の森総合公園でのUスポーツクラブとの対戦となります。今日の対戦相手もよく知らなかったものの、試合前の情報で大きい選手とナショナルトレセンに呼ばれた選手がいるらしいという情報もあったりで、昨日同様、簡単には行かない相手なのだろうという印象を持ちつつ見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と2番益子大輝、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川 皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、7番勝野瑛、FWが右に14番加藤智陽、左に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太

となります。

右前線が14番加藤智陽に代わった以外は昨日と同様のスタメンとなります。

緊張感いっぱいの初戦を乗り越えての第2戦ということで、比較的硬さのとれたプレーが見られるだろうと思っていましたが、期待以上にこの日の選手たちの動きは良かったと思います。

試合開始最初のプレーで「裏を狙え」という声が聞こえて実際に左サイドの6番荒木聡太がディフェンスを超えて裏のスペースへパスを出し、そのスペースを9番橋岡和樹が狙って走り、攻撃するという場面を見た瞬間に選手の意識自体も昨日とは違うことが伝わってきました。

対戦相手はというと、聞いていた通り前線に大型(185センチとか?)のフォワードがいるものの、中盤などのプレッシャーは昨日の相手ほど厳しくなく、それでいて浦和の方は落ち着いてプレーできる良い精神状態で試合に臨めていることから、中盤を完全に浦和が支配するような展開となりました。

相手の前線の大きい選手以外では、良い動きをする選手が2人ほどいたため、ちょっと怖いとは思いつつ前半から浦和の攻撃が続きます。

5番長嶋巧のインターセプトから11番小島良太、9番橋岡和樹へと繋がった迫力のある攻撃や同じく5番長嶋巧のロングフィードに15番及川皓平が追い付いてのサイドからの攻め、7番勝野瑛や8番斎藤翔太が絡んだ攻撃など3人以上が絡んでの攻撃も多くできていました。

特に、11番小島良太に対してのパスが浮き球、グラウンダーいずれにおいてもしっかりと力強く収めることができるため、攻撃の展開が非常にスムーズになっていました。時にはポストプレーで捌くと見せかけて反転してシュートを放つなど特に良かったことや、今日はおさまった後のパスも落ち着いてミスなくつなげることができており、同時に8番斎藤翔太など前線の選手がちょうどよい距離に入るため、11番小島良太が競った後のこぼれ球に関しても、浦和の選手が先に触るという好循環ができていました。

ただ、ピンチがなかったかというと、そういうわけでもなく、大きい選手に対しては、2番益子大輝と4番吉原大がバランス良い守備で問題なく対応していたためそこまで脅威にはならなかったものの、先ほど書いた2人の選手がサイドからスピードのある攻撃を仕掛けてきた際に(これに関してもほぼ問題なく対処していたのですが)、前半15分に一度完全に突破されてしまい、クロスをフリーであげられてしまいヘッドで合わせられてしまったものの、外してくれて助かりました。

このピンチの後も特に慌てることはなく、11番小島良太のポストから14番加藤智陽のシュート、8番斎藤翔太のパスから14番加藤智陽が再びチャンスを作るなど浦和の攻めは続き、迎えた25分に8番斎藤翔太が浮き球をジャンプしてトラップし、そのまま攻め上がってシュートを放ちこのシュートをキーパーが弾きコーナーキックを獲得。

このコーナーキックのチャンスでファーサイドで4番吉原大が頭で落とした折り返しのボールに11番小島良太が詰めて待望の先制点を奪います。

1-0

この後も、8番斎藤翔太から左サイドを駆け上がる6番荒木聡太へパス、同時に中へと走っていた9番橋岡和樹へとパスがつながりシュートという形や、11番小島良太のポストから8番斎藤翔太へパス、そのままシュートなど多くチャンスを作り出しながらも追加点は奪えず。40分に11番小島良太の思い切りよい枠を捉えたミドルシュートをぎりぎりキーパーに弾き出されるなど惜しいシーンはありつつ、前半は1-0で終了します。

後半に入っても全体的なペースは前半と変わらず、守備の対応も問題なくできていたものの、やはりサイドからスピードのある選手が力強く突破を仕掛けてきた際に2度ほど危険な場面を作ってしまいました。

15分に9番橋岡和樹に代えて10番清川大輝が入ります。

この後、7番勝野瑛の思い切りよいグラウンダーのシュートが僅かに左に外れるなど惜しい場面を挟みつつ、待望の追加点が生まれます。

18分に、左サイドを攻め上がった10番清川大輝が低めの弾道の鋭いクロスを上げるとキーパーが処理しきれず弾いたところに14番加藤智陽がヘッドでうまく合わせてゴール。

2-0とします。

24分に15番及川皓平に代わり3番久保龍希が入ります。

この後、立て続けにコーナーキックを得た流れの中で試合を決定付ける3点目のゴールが入ります。

コーナーキックから、いったん反対サイドに流れたボールを再び折り返して、そこに10番清川大輝が頭で合わせてゴール。この28分のゴールで3-0となります。

この後、7番勝野瑛、14番加藤智陽に代わり、17番松崎洸星、13番中村透が入ります。

ここ数試合、途中出場が多い17番松崎洸星ですが、中盤でのポジショニングや狙いどころの鋭さがすごく良い印象があるのですが、この試合でも時間は短かったものの、相手の攻撃を摘む動きや、攻撃の際のポジションどりなど良い動きを見せていました。

この試合最後のゴールとなる4点目のゴールは、8番斎藤翔太がドリブルで持ち上がりキーパーも交わしてのゴール。 

34分に8番斎藤翔太に代わり19番山田大一、36分に11番小島良太に代わり23番和久井大輔が入ります。

23番和久井大輔が入って、すぐに右サイドから10番清川大輝がクロスを上げたところに23番和久井大輔がドンピシャのヘッドで放ったシュートがゴールラインを割ったように見え、いきなりゴールかと思われた場面がありましたが、判定はノーゴール。位置的によく見えませんでしたが、きわどい場面でした。

ということで、終わってみれば4-0の大勝で2回戦も突破、高円宮杯ま
であと2つというところまで来ました。

相手を考えれば当然の大勝とか、そういう表面的な結果で見られてしまいがちですが、それ以外の部分で、この試合には大きな意味があるように感じました。

このチームに焦点を合わせてみてみると、個性を感じる部分は多いものの、個性を生かしあった繋がりという部分をなかなか感じられないところも正直ありました。結果的には、勝負強さで関東U15リーグでも勝ち点を積み上げて3位以内で高円宮杯に行けそうなところまで届いてはいましたが、そういう意味では、このまま全国に臨むのは危険かもしれないという部分もあり、結果的に4位で、この予選に回ることになった時に、残念という気持ち以上に、この4試合のギリギリの戦いを乗り越えて全国に行くほうが絶対に全国でも戦っていけるからプラスになるという思いのほうが強かったんです。

実際に、初戦で苦しみ勝利し、この2回戦での戦いを振り返ってみると、間違えなくこの2試合でチームとして大きく成長していることを感じられました。

今日のような戦いをベースにして、今日のように自信を持って戦い、今日迎えたピンチを次は減らすために考え、あと2つの戦いで全国で優勝争いができるレベルまで持っていき、堂々と全国で戦う。

まずは、来週の山梨での2つの戦いを楽しみに待たせてもらいますね。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権 2回戦 2011/1/29 vs 本庄市本庄西・南合同チーム 15-0勝利・・・集中力の持続

熊谷スポーツ文化公園補助競技場2011年1月29日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

無事、浦和に戻ってくることができました。新燃岳の噴火の影響で、こちらに戻る予定の28日の宮崎空港出発の便が全て欠航となり、一時は戻ってこれずに今日の試合を諦めることになることも覚悟しつつでしたが、鹿児島空港からなら戻れるということで移動して無事28日中に浦和に戻りました。

人生の中でもあまり経験できないような噴火の影響というものを目の当たりにして複雑な気持ちになりました。軽い気持ちで心配の言葉など書くのは逆に失礼なので書きません。とにかく、強烈に印象に残ったできごとでした。

さて、昨年の予選をしっかり突破して今日から浦和レッズジュニアユースU13は埼玉県のクラブNO.1を目指してトーナメント戦に入ります。浦和に関わる試合試合や合宿など今年に入り何度か見ていますが、公式戦としての観戦は今年初になります。今年も、よろしくお願いします。浦和の下部組織の選手の成長を見守るべく今年もできる限り、実際に見て感じたことなどを書きつづれればと思います。

浦和レッズジュニアユースU13は2回戦からの登場となります。今日の対戦相手は本庄市本庄西・南合同チームとのこと。実力的に差のある相手になるため、勝利することよりも内容やある程度得点差がついてから気持緩まずに1試合戦い切れるかなど別のポイントが重要となる試合となります。

この試合のスタメンは以下となります。

今日のスタメンは以下のようになります。

GKが1番岩本拓、DFが左サイドバックに6番影森宇京、右サイドバックに17番水上真、センターバックが左がに8番高橋聡史と右に4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に15番松尾佑介、左に18番村上秀斗、右に9番田中拓真、FWが7番川上開斗、11番新納大雅

となります。

昨年の予選の時と比べて、メンバーやポジションが結構代えたスタメン構成となっています。

まず、15点入っていますので、得点経過と選手交代を一気に書きます。

9番田中拓真からのパスを受けた11番新納大雅が決めて1-0

左サイドからのクロスを受けた7番川上開斗が決めて2-0

9番田中拓真が右へ展開したボールを11番新納大雅が決めて3-0

クロスボールの処理ミスからオウンゴールで4-0

18番村上秀斗のパスを受けた15番松尾佑介がループシュートで決めて5-0

右サイドからのクロスを7番川上開斗が押し込んで6-0

11番新納大雅が見事なフェイントで相手ディフェンダーをかわしてゴールし7-0

コーナーキックを4番小木曽佑太がヘディングで決めて8-0

11番新納大雅がコースを狙ったシュートで9-0

右サイドからのパスを受けた9番田中拓真が決めて10-0

前半10-0

後半10分くらいに8番高橋聡史に代えて14番堀内千寛、3番石井康輝に代えて20番渡辺将也が投入される

左サイドからのパスを受けた14番堀内千寛が決めて11-0

9番田中拓真に代えて16番・・・

11番新納大雅に代えて8番高橋聡史が再び投入される

7番川上開斗がドリブルでサイドを突破しクロス、11番新納大雅が決めて12-0

15番松尾佑介の見事なヒールパスを7番川上開斗が受けて持ち上がりクロスを上げ、14番堀内千寛がヘディングで合わせ13-0

14番堀内千寛がバイタルエリアからキーパーの位置を見てループシュート、これが決まり14-0

14番堀内千寛からのパスを受けた16番・・・が決めて15-0

結果15-0で勝利となりました。

すみません、ちょっと確認しきれていないのですが16番は今までキーパーの大川圭為がつけていたと思うのですが、フィールドプレーヤーで2点決めた選手が16番、もしかすると1番が大川圭為になって16番がフィールドプレーヤーに?そもそも前から勘違いしていた??と、そのあたりがわかりません。誰か知っていたら教えてください。。。 来週の3回戦で確認できたらします。⇒(追記)コメントにて教えていていただきました、16番大川圭為がフィールドプレーヤーとして出場していたということです。

このような大量得点になる試合は予想通りでした。大量得点の時には気が緩んで1失点くらいはしてしまうものですが、そこを無失点に抑えられたのは良かったと思います。

割と淡々と得点が重ねられて行き前半で10-0の状況になったことからか、キーパーから常にコーチングで気が緩まないようにしていたものの、後半からしばらくは、ややプレーが雑になる場面も見られました。しかしながら、メンバー交代などでしっかり引き締めてまた後半途中からは、しっかりとプレーして得点を重ねていけたという流れが良かったと思います。

攻撃面では、特に15番松尾佑介がトップ下の位置で良いプレーをしていたように思います。7番川上開斗も存在感を増していますね。また、11番新納大雅が計算が間違えていなければ5得点と攻撃面での決定力の高さを見せていました。

セットプレーの場面では、スペースにきれいに入ったボールでは相変わらず4番小木曽裕太の高さと入り方が見事でした。実際得点も決めましたね。

普通のレベルでは十分な試合内容なのですが、やはり浦和ですから求めるものを高くと考えると後半の最初のような雑なプレーはなくすようにできると更に良いと思います。

来週末の3回戦の対戦相手は東川口フットボールクラブ・ジュニアユースとのこと。おそらく次の相手も浦和のレベルから考えると格下の相手になると思いますので、ある程度試合を決めた状況でもチームとして気持ちを緩めずに課題を作りながら1試合戦いきることができるような試合になることを期待しています。

冷静に見て書きますが、やはり今年の一発目の下部組織の公式戦なので大量得点無失点での勝利は気持ちよかったです。

お疲れ様でした。

ではでは~!

第25回日本クラブユースU-15選手権 関東予選2回戦2010/07/03 vs 横河武蔵野FC JY 3-0勝利・・・苦しみながらも一歩前進

埼玉スタジアム第4グラウンド

どうも、浦和サポブクメです☆

ここ数日天気が悪いようですが、幸い今日は雨に遭遇しなかったものの、気温以上に湿気による蒸し暑さを感じる埼スタ第4グラウンドでした。こういう気候だと、人工芝によって更にプレーしている選手にとっては過酷な条件になっていたと思います。何もしないのに汗かきまくっていた自分が恥ずかしいw 

ということで、今日は浦和レッズジュニアユースが全国大会出場を目指して戦うクラブユース選手権の関東予選の2回戦を観戦に行ってきました。リーグではなく、トーナメントなので今日負けるとそこで全国の夢が断たれてしまうという過酷な試合です。今日勝ち、明日勝てば全国。今日勝ち、明日もし負けても、その後勝ち続けて9位になれば全国になりますが、その流れは過酷そのもので、なんとか2日間勝って全国を決めてしまいたいという大会です(説明が分かりにくくてすみませんw)

この試合のスタメンは

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック7番細田真也に、左サイドに2番森亮太、MFが8番須藤岳晟、13番條洋介、6番戸嶋祥郎、18番 広瀬陸斗、FWに9番柳下大樹、11番進昂平

となりました。10番関根貴大は怪我のため(軽い怪我とのこと)、この試合は9番柳下大樹がスタメンとなりました。

今年の埼玉県クラブユースの新人戦の時に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場の横のサブグラでやっていた、横河武蔵野ジュニアユース(の新2年生?)の試合を見てそのレベルの高さに驚かされた記憶が強く、それ以外は見ていないものの、苦しい戦いになるだろうと緊張感を持ってみていました。

総合力では浦和のほうが勝っていたものの、前線の選手、守備の選手が相当組織されていて、尚且つこの強さも持っている相手という印象で苦戦させれる試合となりました。

前半は、決定的なシーンというのはほぼ作られなかったと思いますが、ラインの少しのズレを突かれて攻め込まれるシーンなどが目立ちました。

こういう試合は、なんとか先制点を奪って主導権を握ってしまいたいと思いながら試合展開を見守っていましたが、期待通りに先制点を浦和が決めてくれます。

6番戸嶋祥郎の右からのパスを受けた2番森亮太が再度ゴール前にいれ、混戦状態から9番柳下大樹が押し込んでゴール!1-0!

やや試合に入れていなかった9番柳下大樹ですが、必要な所で結果を出してくれました。

ここから、相手の守備の堅さに苦戦はしながらも浦和らしい攻めの形が11番進昂平を中心に作り出されます。

11番進昂平が右からのクロスをダイレクトに合わせてシュートも惜しくもゴール左に逸れる。

再び11番進昂平が左サイドでディフェンダーとの競り合いで一度は奪われたボールを再び奪い返し、そのままゴール前に持ち込んで強烈なシュートもキーパーに反応され、ポストに当たりゴールならず。

更に、11番進昂平が得意とするゴール前少し左からの直接FKのチャンスを獲得。思った方向に蹴れなかったのか、キーパー正面に飛んでしまう。

ゴールは決まらなかったものの、相変わらず11番進昂平の気持ちの入った力強いプレーは目立ちます。

前半の終盤に、18番広瀬陸斗が左からドリブルで仕掛け、そのままシュート。キーパーが弾いたところに相手ディフェンダー含めて数人がつめるが、あと一歩でディフェンダーにかき出されてしまう。

前半は1点のリードながらも、決定機では浦和が勝っています。時折鋭い攻撃を見せてくれる横側武蔵野にあわや失点というシーンもありましたが、ギリギリ無失点で切り抜けてくれました。

後半

後半スタートから25番橋岡和樹が6番戸嶋祥郎と交代でIN

試合ごとに積極的な動きとプレーの質が上がってきた橋岡がチャンスに絡みます。

まず、スルーパスに25番橋岡和樹が抜け出してキーパーと1対1の場面を作るもキーパーに弾かれてしまいました。惜しいシーンです。前線でのコンビネーションという意味ではまだこれからなのかもしれませんが、前線の攻撃に多く顔を出していました。後はフィニッシュだけという印象です。

2日間の連戦と言う事で、交代も頻繁に行われます。ただし、まだリードは1点なので疲労を考慮とかよりは、勝つための追加点を奪うための交代という印象。ベンチからも攻める指示が多く飛んでいたと思います(当然かw

23番斎藤翔太が13番條洋介と交代でIN、その後、24番清川大輝が9番柳下大樹と交代でIN

見ている位置からちょうど反対側だったので遠くて分かりにくかったのですが、2点目が入るまでは後半は相当相手に攻め込まれていた印象があります。サイドネットを突き刺して決められたかというシーンが何度かありましたね(遠かったので実は、そこまで危なくなかったかも知れませんがw

苦戦しながらもしっかり凌いで時間が経過していく中で、追加点が奪えれば、かなり試合が楽になるという時間に入った時に待望の追加点が生まれます。

右サイドを駆け上がった(誰だか忘れた・・・)からのクロスを数人がスルーする形で混戦に相手ディフェンダーが完全に釣られ、11番進昂平へ渡り、そのままゴール!相手ディフェンダーの数も足りていましたし、パサーに近い位置に2人ほど味方も入っていたと思いますが、その動きが作ったゴールだと思います。

後半の終盤で2点のリードは大きい!更に、横河武蔵野の選手が一人退場。そのため、前線の選手はさらに得点を奪ってやろうと気持ち前面に仕掛けていきます。見ていて気持ちよかったです。

リーグ戦の初戦で怪我をして、その後交代出場など少しの時間の登場になっていた、24番清川大輝の攻めの姿勢が前面に出ていました。相手ディフェンダー2人に前をふさがれてもドリブルで仕掛ける。場面にもよるシーンですが、2点リードの状況ではこれもOK

この後、14番都築洋平が18番広瀬陸斗と交代でIN

この後、この試合のダメ押しとなる3点目が生まれます。

全体的にもう一点取ってやろうという姿勢が出ている中で、今日は相手の攻撃力が強かった関係で守備の意識を強く持ってプレーしていたことから、なかなかオーバーラップで攻撃という場面が作れなかった7番細田真也がスルスルと持ち上がり、クロスを上げると見せかけて豪快なミドルシュート!キーパーの手を掠めてクロスバーに当たりながらもゴールに吸い込まれます。見事でした!

この後、12番中林佑太が11番進昂平と交代でIN

後半ロスタイム試合終了間際の最後のチャンスに25番橋岡和樹がスルーパスを受けて、完全にキーパーと1対1の局面を作れると思った瞬間に試合終了。歓喜の中で、最後のワンプレーをさせてもらえなかった橋岡の悔しがる姿が印象的でした。あと数秒くらいやらせてあげて欲しかったと思います・・・。

ということで、終わってみれば3-0の快勝!

明日の試合に勝利すれば8月中旬からの全国大会出場が決まります。

2日間連続で、負けられない戦いが続くのは精神的にも体力的にもきついと思いますが、ゆっくり休んで明日の戦いに備えてください。

ブクメはユースの試合に行くので見届けられませんが、吉報を待ってます!

ではでは!