GO FOR 2018 CUP 2012/12/27/ 3日目 浦和レッズユースvs中京大学附属中京高校 5-2勝利・・・改めてベースとなる部分を確認

レッズランド2012年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

GO FOR 2018 CUPのグループステージの試合もこの試合で最後となりました。大会自体の成績という点では、ここまで振るってはいないものの 、来季の戦いに対しての選手の思い、そして、来季のチームがどうなっていくかが、この3日間で見えてきていますし、昨年のように変化に踊らされる新シーズンを迎える不安も抱えながらも、再びプレミアへ昇格するための戦いに堂々と臨むことのできるチームのベースとなる部分も見えつつあります。

そのような中で迎えたグループステージ最終戦の中京大学中京高校戦は、1試合の中で、改めてベースとなる部分を確認する試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左から4番齋藤一穂、6番須藤岳晟、15番茂木力也、MFがボランチに14番小川紘生と26番勝野瑛、左サイドハーフに3番森亮太、右サイドハーフに19番橋岡和樹、トップ下に10番関根貴大と11番安東輝、FWが8番広瀬陸斗なります。

一見同じ構成と思いつつ、良く見てみるとわかるように6番須藤岳晟が3枚のディフェンダーの真ん中を務めています。また、ボランチの1枚に26番勝野瑛が入っています。B戦でもボランチの位置でやるべきことをしっかり安定して見せていたので、一度このメンバーに入れてほしいと思っていたので楽しみな起用でもあります。

前半早速、18番関口亮助からのリスタートのところで、4番齋藤一穂から中盤の11番安東輝を経由して左サイドを駆け上がる3番森亮太へパスを通すというテンポ良い攻撃の形が生まれますが、これはオフサイド。

更に8分には11番安東輝から8番広瀬陸斗にあてて、6番須藤岳晟にいったん下げて左前線を走る3番森亮太に長いパスを通すなど、数人を経由してサイドからの攻撃を狙う場面が見られます。ボランチの位置に入っていた14番小川紘生ですが、しばらくして柏戦同様、トップ下の位置に入って11番安東輝がボランチの位置に入る状態になっている時間帯が長く、そこからの攻撃でシュートを放つ場面を作り、そして16分に8番広瀬陸斗からのパスに抜け出して先制点を決めます。

幸先よく1-0と先制することができたのですが、ややここから中盤と前線での連携がうまく行かない状況になってしまい、中盤省略で前線やサイドに長いパスを送って仕掛けるという形が多くなってしまいます。

11番安東輝から裏へのパスに10番関根貴大が狙って走ったり、ボランチあたりの位置から一本裏へというパスが多くなるものの、この頻度が多いことで相手に対応されてしまい、思うように抜け出せないということもありつつも、その中でも26番勝野瑛から大きな展開で前線の8番広瀬陸斗に通すようなパスがしっかり通ってサイドから仕掛けたり、大きな展開でもしっかり通って攻撃の回数自体は多く、惜しい形も多く作れていました。

やや展開のバリュエーションが少なくなったところで相手の攻撃を受ける機会が出始めたところで、PKを与えてしまい27分に1-1の同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いつかれてからも26番勝野瑛からの大きな展開で19番橋岡和樹が仕掛けたり、3番森亮太が仕掛けたりとチャンスは作るものの、全体的なバランスがやや崩れる中で、逆に相手の裏への長いパス一本に抜け出されて再び失点を喫してしまい、1-2と逆転を許してしまいます。

悪い攻めではないものの、中盤が上手く使えない時間が多く、プレーしている選手の中でややイライラが募るようなプレーも見られ、変化が欲しいと思って迎えた後半は、スタートから3番森亮太に代えて5番細田真也、8番広瀬陸斗に代えて9番進昂平、26番勝野瑛に代えて7番條洋介が入りました。

昨日も書いたように、10番関根貴大と9番進昂平が近い位置でプレーした時に中盤が活性化される流れができていたために、この試合では、交代時にフォワードの位置に9番進昂平が入るという形ではありましたが、なんというか、明確な理由をはっきりと書き出すことはできないのですが、明らかにこの後半の交代によって流れが生まれていました。

9番進昂平が中盤に走ってディフェンダーを引っ張り開けたスペースを5番細田真也が感じて走り、そこへ14番小川紘生がパスを通すような味方の動きを使いつつ、そこまで長い距離ではないところで攻撃を作るこのような動きが増えていきます。

中盤も経由する形ができるようになってきたと同時に、前半は影を潜めていた15番茂木力也の攻撃的な部分が再び見られることになります。その攻撃参加のタイミングも良く、パスを受けると力強く攻め込んで力強いシュートを放ち、シュートはポストを叩いてゴールにはならなかったものの、攻撃力の高さを感じさせる一連のプレーでした。

8分には10番関根貴大から11番安東輝にパスが通り、シュートの場面を作り、カウンターを受けた場面では5番細田真也が正確なタックルでピンチを防いでいました。

10分には、10番関根貴大が右前線を鋭くドリブルで駆け上がりクロスを上げ、14番小川紘生がヘッドで流し、9番進昂平に渡り、近い距離まで上がってきた5番細田真也にパス。パスを受けた5番細田真也はゴール右隅を狙いすましてコースを狙ったシュートを放ち、これが見事に決まり2-2の同点に追いつきます。

更に、15分には7番條洋介からのパスに抜け出した9番進昂平が決めて3-2と逆転。

前半は、抜け出してサイドに流れしまうことが多かった10番関根貴大も、この時間帯は、ゴールへ向かった方向に抜け出して仕掛けるストライカーらしいプレーが明らかに増えます。

22分に10番関根貴大がドリブルで仕掛け、ラストパスを送るも走りこんだ14番小川紘生には僅かに合わず。続いて、7番條洋介から14番小川紘生、10番関根貴大とつなげてシュートまで持ち込む場面を作ります。

26分には、19番橋岡和樹の右サイドからの攻撃で折り返しのパスを7番條洋介がペナルティエリア付近のシュートも狙える位置で受け、ここでパスを選択したのですが、ここはシュートを打ってほしかった。

その直後に、今度は14番小川紘生が良い位置でパスを受けてシュート、キーパーが弾くもこぼれた球をしっかり押し込んで4-2とします。

そして、この試合のクライマックスは、昨日同様にゴールへ向かった方向に10番関根貴大が抜け出し、キーパーと接触するかしないかくらいのところで軽く触って流し込んでのゴール。10番関根貴大に決めてほしい形のゴールで5-2とします。

この後も、10番関根貴大の突破からのシュートで何度か決定的なチャンスを獲得するも、決めることはできず。

しかしながら、後半の戦いぶりは全体的に見事なもので、いわゆるこのフォーメーションで行くのであれば、ベースとすべき起用や配置というものが昨日同様見える試合となりました。

トップチームと同様のフォーメーションであるものの、まったく同じものを目指すわけではない何か。フォーメーション的に、ロングボールが多くなる展開も起こり得ることで、それも攻撃のオプションとしては効果的であるわけで、その意味では、前半い26番勝野瑛が何度か通していた大きな展開も、確実に生きてくるわけです。

昨日のFC東京U-18戦、今日のこの試合、凄く貴重なものを見させてもらいました。

ではでは。

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おまけの写真。

GO FOR 2018 CUP 2012/12/27/ 3日目 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 2-2引き分け・・・その形の難しさも感じ

レッズランド2012年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

年末恒例のGO FOR 2018 CUPも予選最終日の3日目に入りました。浦和レッズユースは、結果という部分では苦戦しているものの、一つ一つ苦しみながら試行錯誤しながら一歩ずつ歩みを進めています。

昨日に2試合目から、トップチームと同じ3-4-2-1という布陣で戦い、可能性を感じた中で、迎えた今日の試合。あ、今日も寒いですレッズランド!寒いですよ~、風もそこそこ吹いています。

予選最終日の今日は、開始時間がやや早い第1試合目のキックオフ9時となっています。

とりあえず、今日も合間の時間でブログが書けそうなときには車の中でノパソで書きますということで、初戦の柏レイソルU18戦について書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左から5番細田真也、4番齋藤一穂、15番茂木力也、MFがボランチに14番小川紘生と6番須藤岳晟、左サイドハーフに3番森亮太、右サイドハーフに19番橋岡和樹、トップ下に10番関根貴大と11番安東輝、FWが8番広瀬陸斗なります。

相手あってのことなので、一概に単純比較はできないですが昨日のメンバーでできていたプレーが今日の組み合わせだとやや思うように行かないという印象が高く、サイドからの攻撃は多く仕掛けられるものの、中盤の使い方とパス回しに関して、思うようにつながらない試合となりました。

開始から、サイドからのクロスに11番安東輝が合わせたり、1番吉野雅大から中盤の14番小川紘生へパスを通してそこからの攻撃だったり、中盤のうまい位置で10番関根貴大がパスを受けて、そこから展開する形などありました。さらに10分前後のコーナーキックのチャンスで11番安東輝からのショートコーナーを10番関根貴大が受けてテンポよく上げたクロスに数人が飛び込むという場面で惜しい形を作るなど、攻撃はしていたものの相手を欺くような数的優位を作って仕掛けたり、裏へ抜け出してという形などはなかなか作れずにいたという方が的確でしょうか。

15分に相手ゴールで先制されます。0-1。

失点直後のリスタートで10番関根貴大がロングシュートでゴールを狙ってみたり、ありつつ失点後くらいから15番茂木力也の攻撃参加が何度かあり、一つはサイドからクロスを上げて11番安東輝のシュートまでの形につながり、そして28分の攻撃参加の場面では、そのまま持ち込んで同点ゴールを決めることに成功。

ユースに来てからの茂木力也しか見たことがなかったので、基本的にユースでも代表でもセンターバックで守備専門のプレーが求められることが多く、攻撃的なセンスのある選手だとは聞いていたものの、その姿をしっかり見る機会がこれまでなかったのですが、なるほど少しわかった気がします。

まだまだ動きの意図が合わなかったりすることで、パスが引っかかったりすることも多く、攻撃が結果に結実することがなく、もどかしい展開の方が多いものの、攻撃の時に前線の数を増やせるという利点が生かせたときには、得点のにおいがするプレーも確かに多いとも言えます。

例えば、30分の状況として、10番関根貴大が中盤でボールを持った際に、左サイドを3番森亮太が駆け上がり、14番小川紘生は裏に抜けて前に走っていて、同様に右から19番橋岡和樹も上がっていく。ここだけで単純に3つのパスを出す相手がいて、この時には19番橋岡和樹にパスを出してサイドからクロスを上げたところに前線に入っていた14番小川紘生がヘッドでゴールを狙うという形になっていました。

前半終了間際のフリーキックのチャンスで、11番安東輝が直接狙い壁の下を抜けて枠に飛ぶという惜しいシュートがありましたが、ゴールにはならず、更に4番齋藤一穂が枠に押し込めればという決定的場面もあったのですが、決められず前半は1-1で終了。

後半は、開始からしばらく相手の攻撃でピンチになる場面が多く、相手のシュートミスに助けられたり、1番吉野雅大がなんとか防ぐなど、結構なピンチの連続が続き、試合自体も相手のリズムで展開される時間が長くなり、対応に追われることが多くなったものの、ギリギリのところでこらえて失点は免れていき、19番橋岡和樹の右サイドから攻撃するケースが大方のですが、そのなかで10分の19番橋岡和樹が8番広瀬陸斗に当てて、そのまま横に走りながら再びパスを受け、10番関根貴大にパスを繋げてシュートまでつながった形があったのですが、ここの狙いはよかったと思います。

同様に19番橋岡和樹からのクロスに8番広瀬陸斗が頭でおとして、そこを14番小川紘生が狙うという形もありました。流れとしては浦和ペースとは言えないながらも、チャンスの時の形は結構これまでと違ったものが多く、その中で18分に8番広瀬陸斗のミドルシュートをキーパーがはじいたところをしっかり14番小川紘生が詰めていてゴールを決め、2-1と逆転に成功します。

しかしながら25分に同点ゴールを決められてしまい、2-2とされると、その後失点はしなかったものの、危ない場面も作られつつ、終盤は、やや個人で強引に突破していこうというシーンも多く、必要なことではありますが、その仕掛けが簡単に相手ディフェンスに引っかかったりすることも多かったように思えます。10番関根貴大の終了間際のドリブル突破は惜しかったですが。

結果的に試合は2-2の引き分けで終了となりました。

やはり、このフォーメーションは、じっくり見ていかないといけませんね。昨日の組み合わせでうまくできていたことが今日はできなかったと感じる部分もありましたし、フォワードの位置に入る選手も8番広瀬陸斗のような動き回るタイプの選手以外に、例えば22番小島良太や12番倉本隼吾などそれぞれ特徴の違ったセンターフォワードタイプの選手を入れてみても、また違った色が出せるような気もします。9番進昂平が途中からも出番がなかったのは気になりますが、9番進昂平にセンターフォワードをやってほしいような気もしつつ、昨日の10番関根貴大とトップ下で組んだ時のプレーとここでのパスさばきなどが強く印象に残ったので、そこでの起用もまた見たいと思ったりしました。

おそらく、今日も同じフォーメーションだったのでこの形でチームを作っていく可能性が高いと思いますので、今後はこのフォーメーションでのサッカーで起用される選手や適応しそうな選手などを考えることも加えてみていければと思っています。

ではでは!

 

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おまけの写真。

 

GO FOR 2018 CUP 2012/12/26/ 2日目 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-2敗戦・・・その可能性にゾクゾクした

レッズランド2012年12月26日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

特に構図を考えてとか、そういう写真の知識があるわけではないのですが、時々、凄く良い写真が撮れたなと思うことがあるんです。それが、この試合のように、新チームに光明のある瞬間を目の当たりにした試合の最初に撮った写真だったりしたので、何か凄く意味深いものを勝手に感じていたりします。

いわゆる新チームの歩むべき道の大きな一歩となるきっかけとなる試合。昨年の同大会での柏レイソルU18戦で感じたのと同じような感覚を、この3試合目のFC東京U-18戦で感じることができました。

何と言えば良いのでしょうか。風向きとか、相手のチームの状況とかそういうことではなく、また勝敗でもなく、何かこのチームが何をベースにして来シーズンを戦っていくかの形が一つ見えた試合でした。

昨日のB戦で、スタートで一度そのような形が見られたことがあったのですが、この試合では、試合開始から終了までトップチームと同じ3-4-2-1のフォーメーションで戦いました。そして、このフォーメーションに配置された選手たちが、見事にやるべきことを考えながら実行していました。

上手く行くこともあり、まだまだなところもあり、しかしながら、凄く可能性を感じる、言葉で説明するよりも、見ていて自然とゾクゾクしてきた試合です。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左から20番長島巧、4番齋藤一穂、15番茂木力也、MFがボランチに14番小川紘生と6番須藤岳晟、左サイドハーフに3番森亮太、右サイドハーフに19番橋岡和樹、トップ下に10番関根貴大と9番進昂平、FWが8番広瀬陸斗なります。

試合開始直後にいきなりピンチを迎えるも1番吉野雅大がタイミング良く抜け出してタックルで防ぎます。

8分に中盤から右サイドハーフの19番橋岡和樹にパスが渡り、前線の8番広瀬陸斗へパスを通し仕掛ける場面を作ります。

結果的に、中盤で2枚で近い位置に並ぶことになった10番関根貴大と9番進昂平が絶妙の距離感で中盤での組み立てをしており、おそらく、ユースでは初めてボランチのポジションに入った14番小川紘生も視野広く、その周辺のスペースを上手く使う動きを見せて左右にパスを散らす役割も見せていました。

15分に、その14番小川紘生が前のスペースに上がっていきシュートまで持っていきます。

20分には、左サイドハーフの3番森亮太から左前線のスペースに10番関根貴大が斜めに走り、そこへパスを通し、ファーサイドまでクロスを上げ、パスを受けた19番橋岡和樹が8番広瀬陸斗に戻し仕掛ける場面ができます。この場面は、左の前線にスペースが空く形になっている、このフォーメーションを上手く10番関根貴大が使った場面と言えますね。

そして、22分には再び攻撃参加した14番小川紘生のシュートをキーパーが弾き、更にそのボールを10番関根貴大がシュートするもキーパーに弾かれます。

25分にコーナーキックのチャンスから、15番茂木力也がヘッドで合わせるも決めきれず。

で、浦和の先制点が28分に生まれるのですが、この得点の場面が凄く凄く印象深いんです。得点の形は上手く中盤のパス回しなどで相手ディフェンダーに隙を作った状態で、裏へ出たパスにピンポイントで10番関根貴大が抜け出し、キーパーと1対1と言う場面を作ります。ここで、相手キーパーと接触しながらも足先でゴールに向かって流し込んだんですね。

なんというか、ブクメがしっかり10番関根貴大を見たのは、中学3年生の時で、凄いという話は聞いていたものの、なかなか見る機会がなくという状況が続いていたのですが、スピードだったり、シュート力だったりというよりは、純粋にドリブルで抜け出してからは、相手ディフェンダーに当たられてバランスを崩しながらでも最後のところでコントロールしてシュートを決めきってしまうプレーだったんですね。

なんか、強く印象付けられたプレーと同じような形でのゴールを見て、これまた興奮しました。

この10番関根貴大と9番進昂平のこの並びと動きというのは、これからも大事にしてもらいたいですし、この形であれば、10番関根貴大の強みがより生きるようになってくるはずです。

そして、このフォーメーションでの利点として、センターバックも攻撃参加してもOK(条件付き!)という状況が作れるわけで、以前は攻撃的なプレーも多くこなしていたという15番茂木力也が守備専門みたいな起用が多くなっていたところで、攻撃力を生かせる術もないのかと思っていたところで、このフォーメーションになったことで、22分のような、19番橋岡和樹がボールを持ったところで、15番茂木力也がオーバーラップで19番橋岡和樹を追い越して(そのディフェンスラインはしっかり6番須藤岳晟が下がって埋めている)、更に10番関根貴大もスペースを探した走り、相手が対応しにくい状況を作りつつ、19番橋岡和樹が15番茂木力也にタイミングよくパス・・・と思ったら、ここはオフサイドを取られてしまいました(ギリギリOKだったと思ったのですが・・・。) ただ、これも今後の可能性に対しての期待を膨らませる攻撃参加になりますよね。

ということで、前半は1-0で終了。

後半に入り、スタートから19番橋岡和樹に代えて5番細田真也が入ります。

後半もスタートからしばらく、3番森亮太のサイドからの迫力ある仕掛けや、14番小川紘生の中盤での視野の広い動きでインターセプトから前線の8番広瀬陸斗に一気に送っての攻撃、6番須藤岳晟が守備のバランスを取りながら15番茂木力也が仕掛けていく場面が再び見られたり、10番関根貴大のミドルシュートの場面など、いわゆる面白い仕掛けというものが多く見られましたが、やはり、そんな簡単なフォーメーションではないんだな~ということで、少しリズムが悪くなると、結構攻撃を食らい、その受けた攻撃は結構危険な状況になります。

とは言え、流れの中で崩されて決められたわけではないのですが、18分にコーナーキックのチャンスから決められてしまい同点、更に26分には直接フリーキックを決められて1-2と逆転されてしまい、結果的には1-2で敗れてしまいました。

23分に、3番森亮太に代わり11番安東輝が入り、14番小川紘生が左サイドハーフに入り、11番安東輝がボランチに入ったり、10番関根貴大が左に開いていたような時間帯もありましたが、現状の印象としては、この試合のスタ
ートした時のメンバー構成とフォーメーションが最もスムーズに回っていたように感じます。

特にトップ下で10番関根貴大と9番進昂平が組む形、ボランチの1枚が攻撃の意識も高い14番小川紘生で守備意識の高い6番須藤岳晟という組み合わせ、この辺りはある程度落ち着くまではベースとしてやってみても良いのではないかと感じました。

攻撃参加と言う部分では、あまり見られなかったものの、15番茂木力也同様に20番長島巧も攻撃参加した時のプレーが楽しみな選手なので、バランスを考えながら、20番長島巧の攻撃参加も見られるようになったりするのも楽しみですね。

やはり右前でやった方がより良さがでると感じた19番橋岡和樹や、縦への攻撃参加で強さのある5番細田真也の右サイドハーフも楽しみですし、左サイドハーフも3番森亮太のらしさを出せるポジションと感じることもできましたし、その中でも選手の特徴を加えて、色々な選手がこのフォーメーションで個々の力を発揮できれば、本当に強いチームになるとゾクゾクしていましたよ。

見ていた方から、(フォーメーションは同じでも)トップとは違うサッカーだね~、というニュアンスの言葉が聞こえてきましたが、正直ブクメとしては、フォーメーションは同じでも、トップとは違うサッカーがユースの臨むべき形だと思っています。システム重視のサッカーは個性をつぶす危険性も高いですし、システムはあくまでベースであるべきで、約束事の中に、そこにいる選手が最大限に生きる配置を見出して、その中でトップに合致する選手が出てくれば昇格もあるというような浦和レッズユースのサッカーを来年のチームで作り出してほしいです。

トップチームに上がる選手だけを作り出す目的の下部組織ではなく、さまざまな世界に羽ばたけるような様々な特長個性が際立つ選手が多く育つようなチームになっていくことを後押しできるような体制が来年出来上がっていき、来シーズンの目的が達成されたときに、この試合がきっかけになった試合だったと言えるようになれば良いなと思いました。

せっかく、個性的な、プロになれる逸材が揃っているチームですからね!

ではでは! 

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