プリンスリーグ関東2015/05/02 – 浦和レッズユースvs昌平高校 3-2勝利・・・粗捜しをしてみたり。

080

どうも、ブクメです☆

5月に入って、一気に暑い日が増えましたね。今日は、プレーする選手にとっては、かなり酷な気候の中での試合となりました。

前節、東京ヴェルディユースに劇的な勝利で開幕3連勝を飾った浦和レッズユースは、第4節で昌平高校と対戦しました。昌平高校は、3連敗スタートとなり、ある意味、3連勝vs3連敗ということで、やや雰囲気的にも、今節は問題ないだろうという雰囲気も会場にはあったような気もしつつ。

ちなみに、開幕4連勝という結果で、育成系を取り上げるサッカーメディアでも取り上げられることが多めで、劇的勝利的な要素は、そちらにお任せするとしましょうね。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半38分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半12分⇒17番伊藤敦樹)、右に8番影森宇京(後半17分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半26分⇒26番井澤春輝)、右に9番松澤彰

となります。

前半16分にペナルティエリア内で角度のないところから、9番松澤彰がグラウンダーで鋭いボールを入れると、相手ディフェンダーのクリアがそのままゴールに突き刺さり、オウンゴール(公式記録では、松澤彰のゴールになっていますね、ありがとうございます。)

前半を1-0とリードで折り返します。

後半13分に、バックラインで奪われて、失点し1-1。

後半43分に、失点し、1-2。

後半44分に、前線で14番渡辺陽が粘ってキープし、ラストパスを9番松澤彰に送り、これを決めて2-2。

後半アディショナルタイムに前線で押し込む流れで、こぼれ球を14番渡辺陽が豪快に蹴りこんで3-2。

結果、3-2で勝利となります。

 

さてさて、タイトルに書いたように、いわゆる昨シーズンプレミアリーグだった2チームと、昇格プレーオフまで勝ち進んだチームと難しいと思われている相手にすべて勝利しての3連勝という中で、3連敗中の昌平高校が相手ということで、もちろん、チーム内では、逆に難しい試合になる可能性が高いから、気を引き締めて行こうということで取り組もうとしていたと思いますが、その中で、経過を見てきている人たちからしたら、簡単に勝てそうな相手という雰囲気が会場からも出るでしょうし、そういう雰囲気も含めて、実際の試合展開も含めて、ちょうど良いタイミングなので、あえて粗捜しをして、結果的に快勝に終わった場合でも、釘を刺す要素を探そうかなと思っていたのですが。

結論から言えば、試合経過や、見えてくる課題、個々で感じなければならない今後のためのことなどは、わかりやすいくらいに、選手自身が感じる経過になったので、わざわざ書いて指摘することでもないかなと思う部分もあるのですが、文字にして残してみると、余計にずっしりくるかもしれないので、いくつか書いておきますね。今後のためです。

その前に書いておきますが、昌平高校は、なかなか面白いサッカーをしていたと思いますし、前半スタートに浦和が押し込んでいる流れを見ている時は、やはり力の差がある相手で一つレベルが落ちるのかなと実際思ってみている部分もありましたが、ボールのまわし方、狙いどころ、あと、前線の選手の相手の選手を観察する能力の高さ、あとは、シュートを狙う位置も良かったと思います。

1-0リードで、前半の猛攻で追加点を挙げられなかったことで、ハーフタイムに、私よりも多くサッカーをしっかり見ている友人と、このままだと後半は、やられるかもしれないと話をしていたくらい、正直、評価は高いです。でも、まだ精度のところで、詰めが甘いので、浦和の守備の安定感から考えると、そこまで怖くはないものの、数か月先になる、アウェイで戦うときが怖いなと。

実際、追いつかれて、一時は逆転までされる展開にこの試合の段階でなるとは、思いませんでしたが。。

あくまで、現時点では、浦和のほうが圧倒的に上でした。この試合での苦戦の原因は、言うまでもなく、圧倒していた時間帯で1点しか取れなかったこと。キーパーの好セーブやディフェンダーの粘りなどもあったものの、それでも最低でも2点取っておかなければならない試合でしたよね。

後半4分に、8番影森宇京が完全に抜け出してキーパーと1対1になるかというところで、相手ディフェンダーに倒されて得たPKの場面。ここを決められなかったから、キッカーを責めるのか。他の選手が蹴っていれば良かったのか。実際、周りからも色々な声が聞こえてきましたが、そんなこと、チームで決めてやれば良いことです。誰が蹴ったって、決まるときもあれば決まらない時もあります。

確率の問題で追加点がより必要だというときには、PKが得意な選手が蹴るようにするかとか、そういうことも、チーム内で決めれば良いことです。

私が言えることとしたら、とにかく、失敗しようが何しようが、自信を無くして下を向くことだけは許さないということだけです。だから、そうならなかったので、私としては、何も言うことはありません。

ディフェンスラインでのパス回しのところで、相手のプレスを切り返して、かわすというプレーが試合序盤にありました。2回目同じことをしたときに、うまく狙われて奪われて、攻め込まれました。相手の前線選手がクレバーな選手がいる場合は、こういうところをしっかり覚えていて狙われます。

枠には飛びませんでしたが、シュート精度が高い選手が狙えば、枠に飛ばされるくらいの位置で、プレッシャーをほとんどかけずにシュートを打たす場面が何回かありました。

これは、サッカー選手としての宿命ですが、他では、良しとされるプレースタイルが、今いるチームでは、そのプレーをすることが否定されるということは、よくあるものです。

スタイルは、あってもチームに色を加えられる選手は重要で、そこは、柔軟に良しとすればよいと思うのですが、そうもいかないこともあります。でも、そのプレースタイルは、その選手が輝く色なので、その色が輝かなくなっていくのは、残念。これに関しては、そのプレースタイルを理解して見て応援している人がいることを感じてもらい、今は、メンバーから外されない程度には、言うことを聞きつつ、外されない程度に自分も貫く。言うのは簡単、やるのは難しい。

ここ2試合は、連続で14番渡辺陽が勝ち点1を勝ち点3に広げる得点を決めてくれている。

今日は、ぎりぎり決められなかったけど、ゴールにかなり近いシュートを放った選手が何人もいます。だから、今度は、その選手が、今後の試合で、勝利につなげる得点を決めれば良い。

いくつか挙げるとそんなとこです。相変わらず、連想ゲームみたいな書き方ですみません。

色々書きましたが、4連勝という結果は、ものすごいことだと思います。

ビハインドを跳ね返せるという意味での負けない自信というのは、サッカーは、悪くはないけど勝ちきれないというチームよりも、シーズンを戦ううえでは、常に上位にいながら、課題を見つけながら、という理想的な戦い方ができます。

暑さに加えて、ゴールデンウィークということで、やや過密に日程が消化されていきますし、累積なども少し気になるところ、怪我の選手も出てきたりしていますね。

今日の試合もそうですが、しばらくスタメンから離れていた選手が、スタメンで出て、相当高いパフォーマンスを、毎試合スタメンで出てるかのように見せてくれたことは、うれしかったです。

そのようにしてチーム自体が層が厚く強くなっていくんですね。

試合終盤のパワープレーの時には、公式戦経験が浅い選手が急にバックラインに入ることになり、まだ、経験不足なところも出てました。でも、試合は、勝ち切りました。経験できて、結果も出ました。やはり、順調なんですよ。

今日を踏まえての次節。楽しみにしています。

・・・はい、では、連想ゲームっぽいことを書いた私が、連想できずにやらかした試合後のオチの話を書きます。

今年から、大学のチームも含めたチャレンジリーグというリーグ戦に参加している浦和レッズユースですが、今日は、平成国際大学のサッカー部のページで16時から、Awayで試合があると書いてあり、これを、勝手に平成国際大学から考えたAwayですから、レッズランドだろうと、決めつけて、確認しなかったんですね。

そして、レッズランドに行くと、やっていない、それなら、もしかすると与野八王子グラウンドかもしれないと思い移動すると、別のチームが試合をしているので外れ。ではでは、裏をかいて大原サッカー場かもしれない、ということで、移動するも誰もおらず。

これは、オチとして駒場スタジアムのサブグラウンドでやってたりして、と、ダメもとで移動したら、やはりやっていない。まさかの堀崎公園、まさかの秋葉の森・・・は、移動まではしませんでしたが、時間的に、もう試合には、間に合わないということで、あきらめることに。

・・・で、よく考えたら、その試合情報を直接聞ける可能性がある人が2名ほどいたことに、時間的に手遅れになったところで、思い出して、あとの祭りになったわけで。

で、結果的に、帰宅後に、その人に聞いてみたら、平成国際大学のグラウンドでやりましたー!とのことでw

あれですね、ジュニアユースの関東U15リーグで、アウェイ扱いだけど、場所は、ホームみたいな、あれですかね。やられましたw

 

お疲れ様でした!

ではでは。

081 082 083 084 085 086 087 088 089 090 091 092 093 094 095 096 097 098 099 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド1回戦 2014/07/24 – 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 2-0勝利

026

どうも、ブクメです☆

全国大会に入りました。今年も場所は、暑すぎる群馬県です。梅雨の時期は少し、涼しい時もあったものの、高いに合わせるように梅雨明けして、プレーする選手には酷な暑すぎる気候に群馬も合わせてきました。

守備のところのバランスに手ごたえを感じ、プリンスリーグで首位のFC東京相手に手ごたえをつかんだ中での全国大会です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に22番荒木聡太(後半8分⇒39番渡辺陽)、右に10番小川紘生(後半40分⇒12番小木曽佑太)、ボランチに7番勝野瑛(後半14分⇒19番松澤彰)と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半39分⇒15番高橋聡史)

となります。

得点は、後半22分にカウンターの形で19番松澤彰がキープし、5番茂木力也が攻撃参加して追い越したところにパスが通り、ペナルティエリア内右に持ち込み、クロスに対してファーから走りこんだ39番渡辺陽が決めて1-0。

後半27分に、パスを受けた8番斎藤翔太がドリブルで相手選手をかわして左から深い位置まで持ち込みマイナスのクロスで9番小島良太にパス。ここで思い切ってシュートを選択し、ディフェンダーと浦和の選手が密集する中で枠をとらえたグラウンダーのシュートを19番松澤彰が少し触ってゴールという形のようです。

速報では、9番小島良太のゴールと出ていたようですが、オフィシャルでは19番松澤彰のゴールとなっていました。

得点者がだれかということよりも、ゴールまでの一連の動きと厚みが良かった追加点でした。

やはり、守備のところのバランスは継続できており、先週の中には、この試合の中でさらに一歩前進したなという選手も見受けられ、攻撃に関しては、やはり、そう簡単にリズムよく連動してとか、そういう形にはならないものの、そういう意識は見受けられましたし、特に今日の試合では、得点した場面の攻撃の厚みは大きなプラス要素です。

カウンターという形でしっかり人数をかけられたところ(当り前のことですが、カウンターの形があまり有効に生かせていなかったこれまでと比べると、かなりの進歩です。)

追加点は、相手の状況を考えての有効な個人の突破から、思いきったシュート。そして、その次の反応。

そして、この試合では、守備においても前回の試合のような、過剰なリスペクトだったり、ばたばたする時間は、ほとんどなく安定したプレーを見せていました。

グループステージでの初戦の勝利がどれだけ大きなものか、そこでつかめる手ごたえがどれだけ大きなものかは、ワールドカップを見ていれば説明するまでもないですよね。

次の相手は、Jクラブでもないですし、初戦を大敗している(内容は序盤かなり拮抗していたようですが)相手。人によっては、楽観ムードを出してしまう人もいるかと思いますが、そんな気の緩みは、言わなくても選手同士で締めることができますね。

明日も楽しみにしています!

027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047 048 049 050 051 052

 

 

 

 

 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/05/11 第5節 – 浦和レッズユースvs國學院久我山高校 2-2引き分け

どうも、浦和サポブクメです☆

1日おきましたが、どう書いてよいのか未だにわからないので、メンバーと得点と写真だけ掲載します。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に21番中塩大貴、右に2番橋岡和樹、真ん中に4番吉原大、MFが左に15番高橋聡史(後半6分⇒22番荒木聡太)、右に9番小島良太(後半19分⇒23番松崎洸星)、ボランチに5番茂木力也と8番斎藤翔太(後半6分⇒7番勝野瑛)、トップ下に10番小川紘生と14番邦本宜裕と、FWが19番松澤彰

となります。

前半32分失点0-1

後半4分失点0-2

後半39分に混戦状態から19番松澤彰(?)が決めて1-2

後半45分フリーキックから7番勝野瑛が直接決めて2-2

結果、2-2の引き分けでした。

本当は、試合を眺めていて、全体的にチームになっていない様子や、個々の選手がイライラしていたり、まとめるべき選手がまとめる役になれていないとか、いろいろ気になるポイントもあったのですが、ここまでのあまりにも、チーム作りとして、変化が多すぎる状況を背景と考えると、そこを指摘するのもどうかな~とも思います。

また、國學院久我山高校には、2年生の水上真と、1年生の知久航介と2名の浦和レッズジュニアユース出身選手がおり、この試合には絡んでいなかったものの、すぐ一つ下のところまでは絡んでいるという話も聞いたりしたので、そこにも触れたかったのですが、そちらも含めて、折り返しのホームでの対戦の時に、もう少ししっかり触れられればと思います。

ではでは。
060

061

062

063

064

065

066

067

068

069

070

071

072

073

074

075

076

077

078

079

080

081

082

083

084

085

086

087

088

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/04/26 第3節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-3敗戦(b戦45×2) 1-1 (b戦35×2) 1-3・・・試合とは、練習と準備の成果積み重ねを披露する場かと

040 どうも、浦和サポブクメです☆

第2節の大宮アルディージャユース戦に足を運べず、久しぶりに足を運べたユースのプリンスリーグだというのに、30分ほど遅れて到着することになってしまいました。

なんか、頭の中がボーっとしているようで、ダメですね。

ここまでの2試合を1勝1分の浦和レッズユースは、土曜日に前橋育英高校と前橋育英高校高崎グランドと対戦しました。

・・・ということで、前半30分くらいからですが、まずは試合の流れなど書いていきますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に21番中塩大貴、右に2番橋岡和樹、真ん中に4番吉原大、MFが左に22番荒木聡太、右に12番小木曽佑太、ボランチに15番高橋聡史と8番斎藤翔太、トップ下に7番勝野瑛と23番松崎洸星、FWが14番邦本宜裕

となります。

到着した時点でのスコアが0-1でしたが、試合展開としては、なんとなくどちらにも特手な入らないまま推移しそうな(決定機をいずれも作れていないような展開かと)状況の中で20分くらいに失点してということでした。

代表に招集されていて、5番茂木力也と10番小川紘生がいない状況で、こんな感じのメンバー構成になるのかと思っていたメンバーに近かったものの、なんだか、あまり試合では見ていないような配置にしているのを眺めつつ、またこれまでのチーム作りで手ごたえを掴んでいたベースのようなものを、相手を研究しすぎて崩しているのかな~と気になる部分もありつつ、前半は、終了間際に失点し0-2で折り返す流れになりました。

後半は、スタートより23番松崎洸星に代えて19番松澤彰、が入りました。 そして、6分と言うやや良く分からないタイミングで、22番荒木聡太に代えて17番川上開斗が入ります。

7分に、15番高橋聡史からの裏へのパスに抜け出した17番川上開斗に渡ればという場面もオフサイドの判定。

8分に14番邦本宜裕からのパスから19番松澤彰に通ればという場面は、わずかに通らず。

9分に、14番邦本宜裕から左の17番川上開斗を経由しクロスに8番斎藤翔太がバイシクルで狙う惜しい形を作ります。

12分に、決定的な形を作られるも、相手が時間をかけてくれ、3失点目はなんとか免れます。

15分に、7番勝野瑛に代えて9番小島良太が入ります。

右サイドも2番橋岡和樹が高い位置に取ることが多くなったこの時間帯は、1つ下がった14番邦本宜裕が展開する形、途中から入り1トップに入った19番松澤彰が、前線でしっかりボールを収めることができていたことで、攻撃のパターンとしては、3月の段階に感じていたような、今年の浦和レッズユースのチーム作りで攻撃のベースとなるようないくつかのパターンで相手ゴールを脅かす場面が増えました。

15分には、右前線から2番橋岡和樹が抜け出してクロスに2選手ほどが駆け込んでおり、ここは相手ディフェンダーに阻まれたものの、惜しい形でした。

18分には、左サイドからのパスを受けた8番斎藤翔太が思いきってシュートを狙います。

そして、迎えた19分に、14番邦本宜裕から左に抜け出した9番小島良太にパスが通り、クロスに19番松澤彰が合わせてゴール。

1-2と1点差に縮めます。

続けて、20分には、14番邦本宜裕がペナルティエリア近くで受けたファールで獲得したフリーキックのチャンスから、8番斎藤翔太からのボールを19番松澤彰が押し込んで2-2と試合を振り出しに戻します。

この勢いで、逆転ゴールを早く奪えてしまえば、この試合は浦和のものにできたかもしれませんが、ここから逆転ゴールがやや遠くなります。

31分に17番川上開斗からのパスに抜け出して受けた9番小島良太は、惜しくもオフサイド。

32分に、相手フリーキックの場面から失点を喫し、2-3と再び相手にリードを許します。

この後も、前線で19番松澤彰が高い確率でボールを収めることができる状態が続き、そこをうまく生かせれば、ゴールが奪えそうな雰囲気はあったものの、なかなか、得点は奪えず。

33分に、4番吉原大に代わり11番清川大輝が入ります。

40分には、8番斎藤翔太に代わり20番東伸幸が入ります。

パワープレーの状況は作ったものの、有効に生かしきれず結局試合は2-3で終了しました。

この試合の後に、45×2と35×2と2試合(計4本)のB戦が行われました。メンバーと得点の経過のみをまず書き出してから、何点か思ったことを書きたいと思います。

45×2の試合(1本目)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に17番川上開斗、右に20番東伸幸、真ん中に7番勝野瑛、MFが左に22番荒木聡太、右に23番松崎洸星、ボランチに6番影森宇京と13番中村透、トップ下に11番清川大輝と9番小島良太、FWが19番松澤彰

(交代)40分:7番勝野瑛⇒番新井瑞希

1本目は、0-0で終了。

まず、45×2の試合(2本目)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に35番関慎之介、右に20番東伸幸、真ん中に13番中村透、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに6番影森宇京と26番松尾佑介、トップ下に11番清川大輝と39番渡辺陽、FWが33番轡田登

11分に失点。

(交代)25分:6番影森宇京、11番清川大輝、13番中村透、20番東伸幸 ⇒ 29番伊藤敦樹、34番鈴木海都、37番時里元樹、38番松高遼

36分に同点に追いつき、2本目は1-1で終了となり45×2の1試合目は、トータル1-1でした。

続いての、35×2の試合(3本目)のスタメンは以下、

GKが41番山田晃士、DFが左に38番松高遼、右に35番関慎之介、真ん中に29番伊藤敦樹、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに34番鈴木海都と26番松尾佑介、トップ下に39番渡辺陽と37番時里元樹、FWが33番轡田登

(交代)12分:27番新井瑞希、28番中塚貴仁 ⇒ 24番堀内千寛、36番髙山大智 /  28分:39番渡辺陽⇒11番清川大輝

15分に失点し0-1で3本目は終了。

35×2の試合(4本目)のスタメンは以下、

GKが30番田桑龍輝、DFが左に34番鈴木海都、右に20番東伸幸、真ん中に38番松高遼、MFが左に24番堀内千寛、右に35番関慎之介、ボランチに29番伊藤敦樹と6番影森宇京、トップ下に13番中村透と37番時里元樹、FWが11番清川大輝

(交代)25分:11番清川大輝、37番時里元樹 ⇒ 32番川上エドオジョン智慧、36番髙山大智

5分失点(0-1)、16分コーナーキックから20番東伸幸のヘディングのゴールで得点(1-1)、20分失点(1-2)

となり、4本目は、1-2で終了。35×2の試合としては、1-3で敗れました。

昨年と同時のこのタイミングに、1年生が揃って丸坊主になっていたり、ポジションがかなり流動的になっていたため、特にB戦においては、ポジションや出場メンバーが確認しにくく(恒例の言い訳です)、誤っている可能性が高いです。

プリンスリーグの前半30分過ぎくらいから、B戦すべてを通して観戦したのですが、プリンスリーグに関しては、ようやく見る側として、ある程度メンバー構成と配置で浦和の戦い方を実践する戦いにおいては、どう味方との連携で動いて試合を戦っていけると戦い抜けるのかというベースを見出してきた中で、そのベースを踏まえて、選手のパフォーマンスや課題、そのポジションに代わった選手などの状況を見ながら、チームとしての成長、個々の選手としての成長を見て行けると考えていたのですが、正直この試合では、例えば代表選手で2名が抜けたところをという以上に、難しい戦術において、随分、公式戦で試していないようなポジション変更を課している部分が見受けられてしまったため、どうこの試合を考えて良いのかが、また難しくなってしまいました。

ただ、部分的なところで言えば、やはり14番邦本宜裕は、一つ下がった形の方が、生きること、19番松澤彰が高いパフォーマンスを維持できているため、投入された時には、そこで収めて組み立てができることなど、チームの準備段階でこちらが感じていた好要素を感じることはできました。

いずれにしても、ちょっと守備を意識させすぎているのではないかということは気になります。攻撃の選手でキープ力、テクニックがある選手にパスが入った時に、通常であれば、距離を考えて次の攻撃をテンポよくするために、味方はその次を考えてその選手の近い距離に1人は動くものだと思うのですが、それがプリンスリーグの試合では少なく、受けた選手が相手ディフェンダーのプレスで奪われた時に、こぼれ球に反応しようとする選手がいないなど、連携面でこんなに、ちぐはぐしていたかな~という場面も多く見受けられました。

表面的には、代表選手がいなかったからとか、戻ってくればとか、そう見られがちかもしれませんが、そういう部分とはやや違った違和感を今年も少し感じてしまっているというのが本音です。

相手を研究することは必要ですが、スカウティングが、自らが感じていた良い手応えを上回ってしまう結果が、この試合だとすると、少し怖いですね。

だからこそ、この日のB戦まで含めた試合をトータルで見た時には、B戦の3本目あたりが、もっとも、攻撃において良いイメージを得ることができた試合でした。

公式戦も含めて、チームを作っていくことは、まったく悪いことではないと思うのですが、ここまで崩す必要があるのかなという感想も持ちつつ、ゴールデンウィークは、ジュニアユースのプレミアカップ観戦で大阪にしばらく足を運ぶため、次節の桐光学園高校は観戦できないのですが、心配は杞憂に終わりましたとなれば良いなと思います。

 

さてさて、話は変わりますが、B戦の35×2の試合では、浦和レッズジュニアユース出身で前橋育英高校に進んだ新井克之が右サイドバックで出場していました。

相手チームの状況は、よくわからないものの、プリンスリーグの試合からトータルで見ていて、昨年の手ごわかった前橋育英高校のやっていたような攻撃を何度も見せて来たのは、B戦の35×2の試合であり、このメンバーが絡んできた時の前橋育英高校は手ごわそうだな~と思いつつ、その中で躍動していた新井克之の活躍も楽しみにしたいと思います。

041

↑前橋育英高校に進んだ新井克之

 

ではでは。

042 043 044 045 046 047 048 049 050 051 052 053 054 055 056 057 058 059

 

リザーブリーグ2014/04/19 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 5-5引き分け・・・3点差からの同点劇

002

どうも、浦和サポブクメです☆

日付が変わってしまいましたが、昨日4/19土曜日は、マリノスタウンで行われたリザーブリーグの横浜F・マリノスユース戦を観戦してきました。

プリンスリーグの開幕戦の横浜F・マリノスユース戦の後に途中まで行われて雷雨のために延期された試合ですね。

今日は、レッズランドで町田ゼルビアユースとの練習試合も行われるということでしたが、こちらに足を運びました。

今週末は、プリンスリーグがないということで、2チームに分けた形でマリノスタウン組とレッズランド組に分かれていたようです。マリノスタウンに来ていたメンバーは、交代メンバー4人ほどの結構ギリギリのメンバーでしたね。

もう4月も後半に入っていて、暖かい日も増えているようですが、とにかく土曜日は寒かったですね。観戦したマリノスタウンの人工芝のピッチの横は、隣のビルで日陰になり、風も強めだったので、完全に冬の服装でもまだ寒い感じもしました。

ということで、最初に書いたように合計10得点とかなりの得点が入ったので、得点が中心になりますが、試合の話に移りたいと思います。

横浜F・マリノスユース戦のスタメンは以下、

GKが41番山田晃士、DFが左に14番長島巧、右に22番東伸幸、真ん中に4番茂木力也、MFが左に19番川上開斗、右に12番松崎洸星、ボランチに17番影森宇京と15番中村透、トップ下に13番清川大輝と24番松尾佑介、FWが16番松澤彰

となります。

相手の横浜F・マリノスユースがどのくらいのメンバー構成で臨んできたのはわかりませんが、この試合の序盤の印象としては、プリンスリーグの時と同様に、浦和のサイド攻撃に対しての守備がうまく、サイドから攻撃を仕掛けようとした時に、追い込まれて囲まれてひっかけられてしまうという場面が多いような印象を受けました。

前半に関しては、各選手の動きが合わない場面が多く、中盤でインターセプトなどできる形があってもその後がスムーズにつながらず、逆に奪われてピンチになるなど、やや落ち着きがないようにも感じられました。

上記を踏まえて、試合の流れを大まかに書いていきます。

まず浦和の最初のシュートは、4分の24番松尾佑介が狙ったシュートになります。

5分には、右から抜けた4番茂木力也からのクロスは16番松澤彰に合わず。

7分に迎えたピンチは22番東伸幸の好判断で防ぎます。

10分には、41番山田晃士からのフィードを22番東伸幸がヘッドですらし、12番松崎洸星が受けて仕掛ける形を作ります。

12分には、19番川上開斗のミドルシュートがクロスバーを叩きます。

13分には、高い位置でインターセプトされてしまい、決定的な場面を作られるも相手のシュートミスに救われます。

14分には、13番清川大輝がドリブルからシュートを放ち、ディフェンダーに当たり、タッチを割ってコーナーキックを獲得します。

15分に、24番松尾佑介が足を痛めて、27番新井瑞希が入ります。

この時間帯は、中盤と前線の距離が大きく空いた状態で守備に回る時間が多く、前線での上下の動きが少なく、なかなかロングボールも収まらない状況になっていました。

19分に16番松澤彰がディフェンダーを交わしてペナルティエリアに侵入するもシュートまで少し時間がかかってしまい、角度がないところからアウトサイドで狙ったシュートはサイドネット。

21分には、相手コーナーキックの場面で、相手ヘディングシュートが枠を捉えるもここは、41番山田晃士の好セーブで失点を免れます。

27分には、19番川上開斗からのパスを受けた27番新井瑞希が左サイドをドリブルで突破し、15番中村透が最終的にシュートを放つもキーパーに防がれます。

30分に失点し0-1。

一旦は、44分に27番新井瑞希の見事なシュートで1-1の同点に追いつくも、前半終了間際に再び失点し1-2とリードを許した状態で前半は終了します。

後半スタートから、4番茂木力也に代わり26番堀内千寛が入ります。

この交代で、バックラインは、センターバックに14番長島巧が入り、左に19番川上開斗、右に22番東伸幸が入りました。26番堀内千寛はトップ下に入り、13番清川大輝が中盤の左に入りました。

後半開始早々に17番影森宇京からの左前線への長いパスを抜け出した13番清川大輝が受けてサイドから仕掛け、クロスが16番松澤彰に合えばという惜しい形を作ります。

1分のコーナーキックの場面では、27番新井瑞希からのクロスボールに26番堀内千寛がヘッドで合わせるもここは相手キーパーに防がれます。

更に連続で27番新井瑞希がゴールに迫る形を作るも、同点ゴールが奪えないままに、逆に9分に相手にゴールを許し1-3とされます。

13分に、13番清川大輝に代えて28番中塚貴仁が入ります。

15分にも失点し1-4とされ、この時間帯は、相手の攻撃を受ける回数が多く、点差も3点になり、このまま押し切られてもおかしくないような展開になってもおかしくありませんでしたが、この試合では、ここから怒涛の巻き返しが始まります。

特に左の27番新井瑞希と右の28番中塚貴仁のスピードに乗ったドリブルと、サイドをしめられたときに工夫して横へのドリブルで相手ディフェンダーを動かすなどで相手守備陣を混乱させることができたことや、前半からやや上下の動きや運動量がいつもより少ない印象のあった16番松澤彰の運動量や動きの質がこのあたりから良くなってきたことが、ここからの同点劇の大きな理由になっていたと感じます。

16分に、26番堀内千寛から右の28番中塚貴仁に展開し、右サイドからの仕掛けでクロスが味方に合えばと言う形を作り、16分には、16番松澤彰の惜しいシュートがあります。

21分に、41番山田晃士に代えて30番田桑龍輝が入ります。

23分に、15番中村透が相手ディフェンダー数人の隙間を通す見事な縦パスを通し、抜け出した27番新井瑞希がドリブルで深くまで持ち上がり、クロスに16番松澤彰がヘッドで合わせてゴールし2-4と2点差にします。

28分には、中盤に下がってパスを受けた16番松澤彰から、右サイドの28番中塚貴仁へパスを通し、相手キーパーが出ているところをしっかり見て、ループシュートでゴールし3-4と1点差にします。

更に31分には、左前線に抜けてパスを受けた12番松崎洸星からのマイナスのパスを受けた27番新井瑞希がクロスを上げると16番松澤彰もゴール前に入っていたものの、一つ越えたところに入った28番中塚貴仁がヘッドで合わせて4-4とついに同点に追いつきます。

浦和の勢いは、止まらず、32分のコーナーキックのチャンスで16番松澤彰がヘッドで合わせたシュートがクロスバーを叩く惜しいチャンスを作るも、直後の33分に再び相手ゴールを許し4-5と逆転されます。

35分に16番松澤彰から28番中塚貴仁とつながり、クロスに12番松崎洸星が飛び込むもわずかに相手キーパーが先に反応し防がれます。

その直後の36分に、16番松澤彰が中盤でボールキープし、前線に抜ける26番堀内千寛にパスを通すと、左サイドネットに鋭く流し込み再び5-5と同点に追いつきます。

試合終了間際に、27番新井瑞希から左前線に抜けた12番松崎洸星にパスが通り、クロスボールに対し、16番松澤彰がおとりになったところで、その奥からペナルティエリアに走った17番影森宇京が合わせるも、枠を捉えきれず。

しかしながら、いったんは3点差まで開かれた展開から、諦めずに同点に追いつき、再び逆転されても追いつくという粘りを見せて、5-5の引き分けと言う結果に終わりました。

正直、今日の試合は、なんというか、集中力に欠けるようなミスの多い展開からスタートして、この戦術で失点が多くなる時のボランチの選手がディフェンスライン最後の砦になってしまうような、連携面でのリズムの悪さだったり、インターセプトには成功する回数が多いものの、その後にスムーズな展開を作れなかったり、大げさかもしれませんが、「リザーブリーグだから」という、考え方に甘さが出ているようなプレーも見られたような気がしました。

以前にも書いたことがありますが、そういう考え方は、嫌いです。

観客が一人でもいる限りは、どんな試合にも可能性は詰まっている。そう思います。

ただ、後半途中からは、スイッチが入ったというか、運動量も含めて、攻撃の形も含めてプラスに考えられる要素が多くなっていたので、結果的には楽しませてもらいました。何度かあった、逆転のチャンスをものにして勝っていれば、より良かったと思います。

今日ゴールを守った、41番山田晃士、30番田桑龍輝の2人の好プレーで防いだピンチも多く、失点のうちの2点は、相手の思いきったミドルシュートが、バーを叩いた跳ね返りを押し込まれるアンラッキーな失点でもあり、失点が多かった理由とキーパーのプレーの質は直結しない試合だったとも思いますし、良い判断だと思うプレーの方がこの試合では多く見られました。

失点の多さに目を瞑れば、今日の5得点は、いずれも崩し方、得点者のシュートの選択肢などで質の高いものでしたし、監督がレッズランドの練習試合の方にいて直接見ていない試合においては、結果がものをいう部分では、大きなアピールになるべき5得点であったと思います。

ではでは。

003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021

第6回ジャパンユースサッカースーパーリーグ2014/3/16 浦和レッズユースvs滝川第二高校 3-1勝利・・・ハットトリック再び。右サイドからの決定機

080

どうも、浦和サポブクメです☆

まだ、ジュニアユースの関東U15リーグが開幕してから1試合も足を運べていないのですが、今日の鹿島アントラーズノルテ戦で大勝して2勝1分と好調に勝ち点を稼いでいる模様で、足を運んだサポーター仲間のつぶやいたことや、得点者や経過などで妄想を膨らませています。

ブクメも一人の人間でして、今回足を運んだベトナムで、人間関係で大人げない態度から大ゲンカがあったりしまして、実は、今回の週末の大阪での2日間は、凄く心が痛い状態で過ごしながらのユースの試合観戦になっていました。ですが、やっぱり自分は浦和レッズの下部組織が好きなんだなと思うのは、ここに足を運んでいる時間は、そこに集中できて熱中できている自分がいたんですね。

そのような場があることに、そして、今回のこの遠征の2日間では、「未来への可能性」を見せてもらえたことに感謝しています。

昨年の全国制覇したジュニアユース然り、チームにいる選手全体の特徴などを考えながら、行われているサッカーを見ながら、どのようなチームになっていくべきなのかというのを常に考えているのですが、昨年のジュニアユースは、私が課題と考えていた部分を克服しなければ全国制覇は難しいかと思っていたら、その課題の部分を超越して進化させた戦いぶりで予想のはるか上の戦いを見せて優勝まで持って行ったという事実をこの目で見ています。

でも、私の見方というものは変わるわけではなく、ユースに関しても、現在のフォーメーションでの戦い方と言うものは、長期間戦うプリンスリーグのような大会では、安定して結果を残していくのは難しいと考えています。準備段階で、比較的お互いに手の内の知らない相手であれば通用しても、スカウティングされた時に、バランスを保つのが難しいものだと思っています。選手の能力や資質の部分ではなく、戦術的に難しいということです。

その考え方は、ベースにありはするものの、今回の2日間で浦和レッズユースが見せた姿と言うものは、私の課題と考えているもの、心配している部分を凌駕する可能性を十分に、強烈に感じさせてくれました。単純に、個々の選手を見ても明らかに成長している選手が多いですし、当然、今回帯同しなかったメンバーも含めて、今後の浦和レッズユースが、この難しい戦い方で苦しい時期が来た時にどう乗り越えていくのかも含めて、足を運べる時には、しっかり頭の中に刻んでいきたいと思います。

それも踏まえて、今後もおそらく、守勢に回った時の課題が出た時にはチクチクと書いてしまうかもしれませんが、その辺は、ご容赦を。

ということで、試合の話に移ります。

ピッチは土曜日と同様のS7の人工芝での試合。気温は土曜日より高めでしたが、横風が強く、さすがに水辺をなめているので冷たく、風を受けると肌寒いという気候下での試合となりました。

滝川第二高校高校戦(T)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に19番川上開斗、ボランチに17番影森宇京と5番吉原大、トップ下に8番斎藤翔太と9番小島良太、FWが16番松澤彰

となります。

おそらく、土曜日日曜日と2日間で帯同メンバーをある程度同じくらいの時間ずつ出場するように、組んできたのかと言う印象があります。土曜日の近大附属戦と数名のメンバーを入れ替えて、またポジションの移動も多いので、色々試している感じはうかがえますね。

浦和レッズユースの戦いぶりと同様に、チーム作りの期間としての現段階なので、特に相手の攻撃陣に浦和の守備のところで良い経験値を積むために強烈な選手などいると良いのにな~ということで、どうしても、まずそこにも目が行ってしまいますが、今日の滝川第二に関しても、チーム作りの最中だな~という印象が強かったですね。

それでも、3バックが攻撃的に行った時の反撃でサイドに出されて走られてという形で狙われるケースが何度か見られたため、土曜日よりは、その点も確認しながら浦和も戦わないと危険と言う意識の中で実感を持って戦えたのではないかとも感じます。

まず、前半の流れでは、ここ出場した時にしっかり結果も残し、ワントップのポジションでやるべきプレーの選択が的確になりつつあり、また相手選手とのタイミングの計り方なども、かなり高い質でプレーできている16番松澤彰が、この試合でも、ポストとしてやるべきプレー、ゴールを狙うべきところ、簡単にさばくところ、キープするべきところなど、良いプレーを何度も見せていました。

また、中盤の左でプレーした10番小川紘生も、プレーエリアの中で、キープ力を生かしながら、味方を生かしながら、プレーできており、ある意味左サイドの位置で一つの起点が作られるという、珍しい(?)攻めの形として機能していたと思います。

そこに前線で8番斎藤翔太と9番小島良太が運動量豊富に動き回るなど、 相手にとって一か所を対応しても、他の場所からもやられるという形が作れていたと思います。

前半の攻撃の良い形をいくつか挙げますと、

2分に2番橋岡和樹のスペースへのパスを19番川上開斗が受け、裏のスペースへパスを通し、抜け出した16番松澤彰が、先にキーパーにとられたものの、あと一歩届けばゴールと言うプレーを見せます。

良い形と言うか、これはゴールの場面ですが、5分に9番小島良太からのパスを16番松澤彰が決めて1-0と先制します。

9分には、キーパーの25番大川圭為からのフィードで10番小川紘生が受けて16番松澤彰に通してゴールにという早い縦の展開でゴールに迫ります。

11分には、3番小木曽佑太から19番川上開斗にパスが通り、19番川上開斗がドリブルでゴールに向かって仕掛ける場面もありました。

15分前後の数度のコーナーキックの場面で、3番小木曽佑太に上手く合ってゴールになりそうな雰囲気が感じられる場面が続きました。

ボランチのところでは、昨日のスタートの17番影森宇京と7番勝野瑛の2人で組んだ時には、守備的な部分で下がる役割を比較的7番勝野瑛が担うケースが多く、バランス良かったのですが、この試合では、17番影森宇京が比較的守備のところ意識した動きが求められ、5番吉原大が攻撃的な意識を高くプレーしていたように感じます。

その5番吉原大がインターセプトを成功させて仕掛ける場面が2度ほどあったり、前線まで上がっていく場面も見られる攻撃面での好要素も見られましたが、ボランチとしてのバランスが少し崩れるところもあり、狙われてやや危険な形になるところも数度ありました。

21分に、守備の隙を突かれて、そこを通されると決定的になるという場面がありましたが、ここは9番小島良太がしっかりカバーに入って、問題なく防いでいました。

22分には、17番影森宇京がミドルシュートで狙いますが、枠を捉えられず。

31分には、2番橋岡和樹から、これも2分のプレーのように足元ではなく、8番斎藤翔太のスペースへの動きに合わせた縦パスを通し、テンポよく前線に抜け出す16番松澤彰にパスを通すも、ここは惜しくもオフサイドの判定。

34分には、20番高橋聡史が、相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも、しっかり17番影森宇京へパスを通し、17番影森宇京から裏のスペースへパスを出すも16番松澤彰にはわずかに合わず。狙いとしてはOKです。

前半終盤の5分間くらいは、やや相手の攻撃を受けて、バタバタする場面があったものの、20番高橋聡史が決定的なピンチの場面をうまくカバーして失点のピンチを防ぐなど、前半は1-0と無失点で終了します。

この前半は、相手のシュートを2本ほどに抑え、攻撃の回数も多く作れており、終盤の5分間ほどを除いては、ほぼ主導権を握り続けたと言っても良いと思います。

さて、後半も、土曜日の試合のように数名のメンバーを入れ替えながら、ペースを握り続けていくのかと思ったら、大幅なメンバー交代と、あまりそのポジションで見たことがないようなポジションに配置される選手など、試すにしても極端にも感じられるような構成になりました。

GKが25番大川圭為、DFが左に20番高橋聡史、右に5番吉原大、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に19番川上開斗、右に2番橋岡和樹、ボランチに17番影森宇京と22番東伸幸、トップ下に6番荒木聡太と4番茂木力也、FWが16番松澤彰

ということで、トップ下の位置に入った2人ともに、このポジションでプレーしているのは、見たことないような(自分が知る限りはですが・・)位置でプレーとなりました。

相手のメンバーは、ほとんど変更がないところで、浦和は守備の並びなども含めて大幅に変わったことで・・・やはり、後半スタートからしばらくは、見ていた位置からは遠目で細かくはわからなかったのですが、浦和の陣内でプレーしている時間帯が長く、要するに相手の攻撃を受ける時間が長くなっていました。

5分に、20番高橋聡史が、足を痛めて13番清川大輝と交代し、3バックの左に4番茂木力也が入り、13番清川大輝がトップ下に入ることになり、結果的に4番茂木力也のトップ下は、5分ほどで終了したのですが、アクシデントがなかった場合には、どこまでこのポジションでやらせようとしていたのかなど気になるところではあります。

やや、相手ペースの状態から浦和ペースに戻すことに時間がかかり、12分に失点し1-1の同点に追いつかれますが、徐々に浦和がペースを取り戻し、なんというか、攻撃で凌駕する時間帯に入ったというか、バランスはやや崩れたままながら、浦和の攻撃で相手のゴールを脅かす場面が増えてきます。

特に、前半センターバックから、後半中盤の右にポジションを移した2番橋岡和樹の右サイドからの仕掛けが、鋭く、ここから多くのチャンスが後半は作られることになります。

失点から4分後の16分には、中盤で難しいパスを13番清川大輝が問題なく受けると、右の2番橋岡和樹にパス。2番橋岡和樹がこのままドリブルで持ち上がり緩急をつけたドリブルでサイドを突破し、正確なクロスを供給し、16番松澤彰がヘッドで合わせてゴール。この場面では、その奥にも13番清川大輝が走りこんでいましたので、攻撃の厚みも含めて見事な崩しからのゴールになりました。これで2-1と再び浦和がリード。

21分には、左サイドから4番茂木力也が持ち上がり、クロスに再び16番松澤彰が飛び込みヘッドで狙うも、ここはゴールならず。この場面でもしっかり、近くに13番清川大輝が入っており、ボールがこぼれたりした場合には、13番清川大輝が狙うという場面も考えられたと思います。

26分には、19番川上開斗が6番荒木聡太とのワンツーで抜け出してゴールに向かって力強く仕掛けます。

27分には、コーナーキックのチャンスから16番松澤彰を経由して、2番橋岡和樹がシュートを狙うも惜しくもポストを叩きます。

そして、この試合の3点目も起点は、2番橋岡和樹からになります。パスを受けた2番橋岡和樹が、ドリブルでディフェンダーを交わしながら右サイドを深くえぐり、ディフェンダーをひきつけながら、5番吉原大にマイナスのパスを出し、5番吉原大がゴール前にクロスをあげ、これを16番松澤彰が決めて、これで3-1。16番松澤彰は、これでハットトリック達成です。

31分に、17番影森宇京に代わり7番勝野瑛が入ります。

攻撃的な形でいったんは同点に追いつかれても、逆転、追加点とした浦和ですが、やはり中盤のバランスがやや悪い状態が続いている印象があったのですが、交代で入った7番勝野瑛が、守備的な部分でのバランスを取ることで、残りの10分間ほどはかなりその部分が安定した印象があります。バランスと併せて、7番勝野瑛の相手の起点になりそうなところへの激しいプレスも印象的でした。

この後、13番清川大輝が見事なディフェンダーをひきつけてからの2番橋岡和樹へのゴール方向へ一気に向かうことのできる見事なパスがあったり、コーナーキックから22番東伸幸の惜しいヘディングシュート、更に右サイドからの2番橋岡和樹の突破からの折り返しのパスを受けた6番荒木聡太のシュートなど、惜しいチャンスは、何度か作ったものの追加点は入らず、3-1で終了となりました。

これで、土日のJYSSLの2試合は2勝で終えることとなり、ただ勝利しただけではなく、多くのことを試しながら、結果も残せたことや、もちろん課題も見えましたが、プラスに考えても良いかなという要素もかなりたくさん見ることができました。

例年であれば、こういう公式戦で試していくタイミングが、来週からの清水フェスティバルだったのですが、今年は、JYSSLに参加することになり、早いタイミングから公式戦で戦えたことや、時期的に、相手チームにもムラがあり、真剣に臨む公式戦と言う雰囲気は少し小さかったなかで、浦和レッズユースの選手たちが、しっかりとこのJYSSLに臨んでくれたことなどもあり、これを踏まえて清水フェスティバルに臨めるというのは、大きいと思います。

このフォーメーションが難しいことを、しっかり自覚したうえで、それぞれの選手が前向きに臨むことで変わることも多いと思います。おそらく、そういうことができている選手が多かったからこそ、この2試合では、注目すべきポイントが見る側としても多く感じ取れたのだと思います。

週末にもしかするとJYSSLの延期分の試合など入るかもしれませんが、とりあえず確定ベースでは、次からは清水フェスティバル。楽しみにしています!

ではでは。

082 083 084 085 086 087 088 089 090 091 092 093 094 095 096 097 098 099 100

第6回ジャパンユースサッカースーパーリーグ2014/3/1 浦和レッズユースvs前橋育英高校 T4-3勝利/TM1-1引き分け・・・好要素と課題が入り乱れる

017

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日はあれだけ暖かかったのに、打って変わって今日の寒さと言ったら・・・。ということで、今日は、先週末同様、レッズランドに足を運びジャパンユースサッカースーパーリーグ(今後は、JYSSLと表記しますね、長いのでw)の前橋育英高校戦に足を運びました。

JYSSLには、T(トップ)とS(セカンド)2カテゴリがあり、この2カテゴリ共に参加している高校やクラブも多いのですが、浦和レッズユースは、Tのみの参加と開催できる時には、Tの後に練習試合という形で予定が組まれています。

先週も、本来は、Tの後に練習試合と言う予定で大会の公式ページには記載されていたのですが、雪のため延期されていた彩の国カップが同会場で入ったということで練習試合はキャンセルとなったようです。

今日は、Tの後に練習試合(TM)が行われました。

先週も書きましたが、参加するチームによってAチームで来たり、調整として位置づけたりと言うことで、蓋を開けてみないと相手がどのくらいの強さだかわからないのがこの大会の現状のようですが、今日の対戦相手は、今期もプリンスリーグで対戦する前橋育英高校ということで、実際相手はベストメンバーでは臨んではいなかったようですが、球際の激しさだったり、不用意なパスを出すと奪って反撃を食らう場面などを見ても、この時期に対戦しておくには最適な相手だったと思います。

では、試合の話に移ります。

今日は、数選手(4人くらい?)がトップチームの練習に参加のために不在とのことでした。

前橋育英高校戦(T)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に20番高橋聡史、右に5番吉原大、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に6番荒木聡太、右に12番松崎洸星、ボランチに17番影森宇京と7番勝野瑛、トップ下に9番小島良太と8番斎藤翔太、FWが13番清川大輝

となります。

前橋育英高校には、浦和レッズジュニアユース出身選手で新3年生に内島大輝、新2年生に新井克之がいます(新1年生にもいますが、4月以降で対戦する時から触れますね。)

おそらく、内島大輝は、1番をつけてTの方にスタメンフル出場していました。新井克之は、おそらくいなかったと思います。

さてさて、試合ですが、開始からやや相手ペースで押される展開になり、10分に先制されて0-1とビハインドを背負うことになります。

ただ、この試合では、おそらくこの体制下では初めて見た、フォワードの真ん中に13番清川大輝が入り、このポジションでの13番清川大輝のプレーの質の高さがかなり際立ち、合わせて、連携という面において9番小島良太との関係性が抜群に良く、この2人が攻撃に絡んだ時には、質の高い攻撃で相手のゴールに襲い掛かるという場面が多く感じられました。

特に、13番清川大輝は、高さはないものの、ロングボールのパスにおいて、動きのタイミングの良さでしっかり楔役として前線で収めることができていたため、バックラインからのフィードもしっかりチャンスにつなげるポスト役としての動きを担っていました。

そのような動きから徐々に攻撃で主導権を握り始めた浦和は、30分には7番勝野瑛からの縦パスを13番清川大輝が受けて良い距離を動く9番小島良太につなげて突破を試みる形。直後にも、9番小島良太がワンタッチで前線に流したところに、ここは追いつけなかったものの13番清川大輝が反応して通れば面白そうな形を作ります。

そして、迎えた34分にペナルティエリア近くでフリーキックのチャンスを得ると、キッカーとして13番清川大輝と8番斎藤翔太、6番荒木聡太の3人がボールの近くに立ち、13番清川大輝が蹴ると見せかけて、6番荒木聡太が左足で見事にゴールを決め、1-1の同点とします。

この時間帯は、完全に浦和の攻撃のリズムが相手を凌駕する時間帯となり、42分に13番清川大輝のアシストで9番小島良太がゴールを決め2-1と逆転、更に、前半終了直前には、9番小島良太のシュートをキーパーが弾いたところを6番荒木聡太が詰めて3-1と、あっという間に2点差に開いて前半を終了します。

後半スタートから、8番斎藤翔太に代わり10番小川紘生が入ります。

後半も前半同様に、試合の入りのところで相手に攻め込まれる形が多くなり、ここでも2分に失点を喫し3-2と1点差に迫られます。

7分に、13番清川大輝か6番荒木聡太のどちらからか、絶妙の裏へのパスが出て、9番小島良太が抜け出します。ややシュートコースがない中で右から良いタイミングで12番松崎洸星がペナルティエリアに走りこみますが、ここは、9番小島良太が自らゴールを狙う選択をし、キーパーに防がれます。しかしながら、自ら狙う試みも良かったですし、パスと言う選択肢を考えた時にしっかりそこに走りこんでいる選手がいたのも良かったと思います。

後半は、やや危ない場面の回数の方が多かったとも言えますが、攻撃においては、18分にも13番清川大輝から左の6番荒木聡太に展開した時に、クロスボールを上げる際に、合わせられるタイミングでゴールに走りこんでいる人数が多い場面を作れていたりと、攻撃においては、かなり好要素を多く見出せる展開がありました。

そして、19分に浦和に追加点が入ります。

フリーキックの場面で10番小川紘生の蹴ったボールのこぼれ球に5番吉原大が反応し、ラストパスを9番小島良太に送り、ゴール。

これで、4-2と再び2点差に・・・したと思ったら、その2分後に失点し4-3と1点差に迫られます。

26分に、6番荒木聡太、7番勝野瑛に代わり16番松澤彰、19番川上開斗が入ります。

33分に、裏へのパスに抜け出した10番小川紘生がキーパーよりも先に触れればという惜しい場面がありました。

35分にも、テンポ良いパス回しで19番川上開斗、13番清川大輝、左サイドを駆け上がった20番高橋聡史とつながり、サイドから仕掛ける形も良かったと思います。

36分には、16番松澤彰のポストプレーから9番小島良太へつなげての攻撃がありました。

40分に12番松崎洸星に代わり22番東伸幸が入りますが、試合時間が少なく交代後しばらくして試合終了の笛が鳴りました。

まずは、4-3で勝利となります。攻撃中心に書きましたが、最初に書いたように不用意なパスや、持たなくてよい位置で余計にボールをキープしようとしたことで相手のプレッシャーやインターセプトから攻め込まれた回数も結構多く、チャンスの数で言うと相手の方が多かったようにも感じられますので、守備の課題(守備陣のプレーがというよりは、そもそも守備をドッシリさせるのが難しいフォーメーション、戦術なので、この戦術をする限りは、守備についた選手は、毎回大変な思いをすることになることは、覚悟しなければならないのかなとも思いますが・・・)は、残りました。

ただ、この試合での攻撃は、打ち合いだから多く得点が入ったということよりも、攻撃において高い質で相手を崩した回数の多さと、実際に多くの得点を決めたということにおいて、自信を持って良いもので、今後にもつながると思うものでした。

019

続きまして、練習試合(TM)に移ります。

020

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に19番川上開斗、右に14番長嶋巧、真ん中に23番石井康輝、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに15番中村透と22番東伸幸、トップ下に26番堀内千寛と24番松尾佑介、FWが16番松澤彰

となります。

交代は、後半25分に16番松澤彰、19番川上開斗に代わり、7番勝野瑛、13番清川大輝となります。

この試合は、先週の松商学園戦でハットトリックを決めた16番松澤彰の前線での質の高いプレーが特に印象的なものとなりました。

前線へのパスに対しての入り方、受け方、そして不用意に仕掛けるばかりではなく、簡単に捌くところは捌くなど、プレーの選択肢含めて、この試合では良い要素がかなり見られました。

2つの試合で、2種類の質の高いワントップのプレーが見られたと言うと大げさでしょうか。。

ただ、やはり試合全体を通して言うと、相手の時間帯になった時に守備のバランスを保つことには、かなり苦戦していたのは、2試合とも共通と言う印象がありました。この試合では、34分に16番松澤彰からのアシストでしっかりチャンスをものにした26番堀内千寛のゴールで1点先制し、実際は相手の決定的な場面も多かったもののポストに救われた場面や、ゴールマウスを守った25番大川圭為が安定したプレーと、決定的な場面を防いだことなどあり、1点は決められてしまったものの1-1の引き分けという結果で終わりました。

攻撃の部分で、今後につながると思われた場面をいくつかピックアップしますと、23分に右サイドから仕掛けた場面で23番石井康輝がかなり強めの低い弾道でペナルティエリアにクロスを供給した場面で、相手ディフェンダーは反応できないくらいの強めのボールだったのですが、これを16番松澤彰がなんなくトラップしてゴールを狙った場面がありましたが、以前からユースの試合で思っていた、浦和の下部組織にいる選手の基本的な能力の高さを考えた時には、一つ一つのパススピード自体を上げてしまうことで、受ける選手がそれをコントロールできるのであれば、それだけで相手を凌駕することができる局面もあるのではないか、という思いが再燃してしまいました。

実際、今日の2試合を見ていても、割とパスにしては強すぎるような場面と、それを難なくトラップしてコントロールしてしまう選手という関係性を何度か見ましたので。まあ、これは、私の願望というだけですけどね。

あとは、時間帯は忘れましたが、コーナーキックの場面で、ここでもキッカーは23番石井康輝だったのですが、低めの巻いた弾道で蹴られたボールに26番堀内千寛が相手ディフェンダーの前のニアサイドにスッと出てきて頭ですらしてゴール前に供給した場面がありましたが、コーナーキックの種類として効果的にできるのにあまりやらない、こういう形をもう少し増やしても得点機会が増えそうだなと感じました。

攻撃のために、バックラインにおいて人の入れ替わりが多いことから、守備においての約束事が作りにくいことから相手ペースの時に守備が混乱しやすいといのは、ある程度仕方がないとは思います。攻撃においてのプラスの要素も多く見えました。

なので、3月というタイミングを考えれば、好要素を拾い上げれば、楽しみな部分が強くなりますが、昨年もこういう感想を持つ試合は多く、トップチームも同様でしたが、やはり、守備の重要度をおろそかにすると、単発の大会での優勝狙いのチームなら良いかも知れませんが、プリンスリーグからプレミアリーグへの昇格を長期プランで考えた時には、安定して上位に居続けることが難しくなるという不安も感じられる。

今日の2試合を見て、そんな感想を持ちました。

明日は、藤枝東高校戦ですね。

ではでは。

018

おまけの写真。

021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037

 

 

第6回ジャパンユースサッカースーパーリーグ2014/2/23 浦和レッズユースvs松商学園 3-1勝利・・・試合の中でも一歩ずつ前進

001

どうも、浦和サポブクメです☆

雪やら海外やらで、浦和レッズユースの2014年に入ってからの国内での今季初観戦となります。今年から浦和レッズユースが参加しているジャパンユースサッカースーパーリーグ。

この大会への参加に関しては、いわゆるBチームという状況になると、でも公式戦で経験を積んだりアピールしたりする場というのが、これまで中途半端だった浦和レッズユースには、是非参加してほしい大会だったので、この大会に参加することがわかった時には、少しホッとしたものです。

この大会自体も、今年からレギュレーションが変わった彩の国カップだったり、4月に開幕するプリンスリーグだったり、もうひとつ上に位置づけて考えられる公式戦との日程のかねあいで変わってくる部分はあると思いますし、対戦相手においても、その大会の各試合ごとに、ベストメンバーで臨んでくることもあるでしょうし、逆に、試すという意味合いが強いメンバーで来ることも多いと思います。色々なケースが想定できるだけに、浦和レッズユースとしても、多くの選手が色々な形で公式戦に臨めるチャンスが増える大会になるので、一つ下の公式戦とは考えずに、グループと順位があるのですから、成長と結果を両方求めて戦っていってほしいです。

さて、前置きが長くなりましたが、試合の話に移りますね。

23日の試合の対戦相手は松商学園となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に19番川上開斗、右に3番小木曽佑太、真ん中に23番石井康輝、MFが左に27番新井瑞希、右に13番清川大輝、ボランチに17番影森宇京と22番東伸幸、トップ下に9番小島良太と24番松尾佑介、FWが16番松澤彰

となります。

関東においては、どこの会場もそうだとは思うのですが、ピッチコンディションは、先週、先々週末の雪の影響か、かなり悪い状況でしたね。

対戦相手の松商学園のことはあまりよく知りませんが、全体的な印象としては、浦和レッズの方が強いなというのは、全体的な試合展開を見ても明らかでしたが、前半においては、やや浦和レッズユースは、自らの連携連動に関して言うと、思うようにできていないと思われる場面が多くも感じられました。

浦和の最初の大きなチャンスは、7分。9番小島良太が、ペナルティエリア右付近からドリブルで持ち込んでいくも、シュートの選択がワンテンポ遅れてしまい、得点には至らず。

前半の流れとしては、左サイドから27番新井瑞希だったり、19番川上開斗が攻撃を仕掛けた時は、高い確率でディフェンダーをかわしてクロスまで持っていける回数が多くなりました。結果的に、その流れから前半のうちに2点が入ります。

前線でのフォワードの選手に求められる要素というところでは、身長の大きい16番松澤彰がこのポジションを務めているため、ポスト役としても質の高いプレーを目指してもらいたいのですが、前半は、自ら突破する狙いで長く持ちすぎるケースが多く、そのあたりは継続した課題になってくるとは思いますが、たとえば13分のシンプルに高めのパスを頭ですらして前に流し、これを9番小島良太が受けて仕掛け、最後は27番新井瑞希につなげてゴールに迫ったような、軌道を変えて相手の守備が予想しにくくするようなプレーは、今後も適材適所でできるようになっていくと良いですね。

さてさて、17分に浦和レッズユースが先制点を決めます。この場面では、左サイドでパスを受けた27番新井瑞希がディフェンダーをかわして深くまで持ち込んで、ゴール前に入っていた16番松澤彰にピンポイントで合わせ、なんなく、ヘッドで決めてゴール。これで1-0となります。

19分には、22番東伸幸のインターセプトから16番松澤彰につなげてチャンスを作ります。

そして、21分に2点目が決まりますが、形としては、1点目に近く、左サイドからの攻撃。今回は、19番川上開斗の攻撃参加からのクロスに16番松澤彰が合わせてというゴールになりました。これで、2-0。

2点目の直後には、今度は、右サイドから13番清川大輝のドリブルでの持ち上がりから速さのあるクロスボールが入りますが、16番松澤彰が足で合わせるも、シュートは枠を捕えられず。

直後には、24番松尾佑介から、16番松澤彰を経由し、右サイドから前線に走る13番清川大輝へパスが通り、パスを受けた13番清川大輝がそのまま持ちあがり、深くまで切り込んでシュートを放つもこれは、惜しくもサイドネットを揺らします。

30分には、23番石井康輝から3番小木曽佑太、24番松尾佑介とつながり、左に開いて27番新井瑞希が仕掛ける場面がありました。

32分に、22番東伸幸に代えて29番橋岡大樹が入ります。

35分くらいに、9番小島良太、19番川上開斗とパスがつながり、裏に抜け出した24番松尾佑介にパスが通り、キーパーの股下を狙った、24番松尾佑介らしい狙いは、惜しくも足に当たり決め切れず。

前半終了間際に3番小木曽佑太が攻撃参加からゴール前まで持ち上がる場面を作りますが、シュートを放つことはできず。

前半を2-0で折り返します。

2点は入りましたが、連携や連動という部分では、やや課題も残る前半となりました。

後半は、ポジションなども含めて多めに交代などあったため、メンバーを書き出しますね。

GKが25番大川圭為、DFが左に14番長島巧、右に23番石井康輝、真ん中に15番中村透、MFが左に19番川上開斗、右に28番中塚貴仁、ボランチに12番松崎洸星と29番橋岡大樹、トップ下に27番新井瑞希と24番松尾佑介、FWが16番松澤彰

となります。

後半は、前半よりも、自ら仕掛ける形が多かった選手に対して、味方との動きを考えながらプレーすることが求められていたように感じます。

味方の動きを予測しながらという動きの部分では、後半から入った12番松崎洸星のポジショニングの良さは目立っていましたね。中盤などで行けるときにはドリブルで仕掛けることがOKとなっている中で、奪われた時のこぼれ球が相手に渡らずに、再びこちらのボールにして組み立てなおすことができるようなポジショニングはよかったと思います。ただ、その後に相手から奪いきれずに仕掛けられてしまうことも何度かあったので、ポジショニングから奪いきるところまで集中して精度高くできればよりよいと思います。

さてさて、後半の浦和の攻撃を中心に書いていきますと、5分に左サイドから攻撃参加した19番川上開斗のクロスに24番松尾佑介がヘディングでゴールを狙う形を作ります。

8分には、27番新井瑞希が中盤からドリブルで仕掛けます。

12分には、19番川上開斗が左サイドから仕掛け、今度は持ち込んでシュートまでいくもキーパーに阻まれます。

15分に、決定的な場面を相手に作られるもここは、25番大川圭為の好セーブで失点は免れます。

16分には、15番中村透から14番長島巧、24番松尾佑介とテンポよくパスが通り、24番松尾佑介が思い切ってシュートを狙うも、枠をとらえきれず。

17分には、コーナーキックのチャンスで、ベンチからの指示もありつつ、29番橋岡大樹が相手ディフェンダーより良いタイミングで前に入るも、惜しくも合わせきれず。駆け引きの部分では、面白いセットプレーでした。

18分に1点返されて1-2になります。

全体的に、浦和が押している時間が多いので得点のことをやや忘れて見ていたのですが、失点した時に、まだ2点差で1点差に迫られたという展開としてはあまりよろしくない状況であることに気づいたのですが、特に相手にペースを与えてしまうということではなく、浦和のペースは変わらず。

そして、22分に浦和が突き放す3点目を決めるのですが、このゴールまでの流れがよかったですね。少し下がり目の位置で16番松澤彰がパスを受け、ためを作りながら、右サイドから駆け上がる28番中塚貴仁にパスを通し、自らはゴール前に走りこみます。

最初の2点に関しては、やや相手のゴール前での守り方とクロスの精度で合わせるだけという16番松澤彰のゴールでしたが、この3点目のゴールでは、自らが楔になり、しっかりつなげたところで流れの中でゴール前に走りこんだところで28番中塚貴仁からのクロスボールに反応してのゴールとなり、3点目のゴールの1連の流れであれば、守備が硬いタイプの相手であっても、得点できる質の高い展開だったと思います。

このゴールで3-1とすると、残りの15分くらいは、追加点こそ入りませんでしたが、選手の動き、狙いなど、前半ではなかったような味方の動きを考えた中で動ける選手が多くなっていました。

対戦相手がどうこうということではなく、試合の中で意図をもって動けている場面からは、「このプレーだったら、レベルの高い相手でも通用するな」と感じられるような、プレーも後半には増えて来ていたと思います。

そのひとつが、32分にあった、19番川上開斗が中盤やや左でパスを受けて攻め上がった時に、真ん中に走りこむ16番松澤彰と右サイドから走りこむ28番中塚貴仁、そして、19番川上開斗がクロスの選択をした場合の選択肢として、相手ディフェンダーが対応しにくい並びで入れていたんですね。ここの場面では、19番川上開斗が自らシュートを狙うという選択肢になりましたが、細かくは説明しにくいのですが、こういう得点になる可能性が高い選択肢が多くなる動きというのは、見ていて「おー!」と思います。

ということで、この試合は3-1で勝利となりました。

ようやく、浦和レッズユースの国内での公式戦を今年初めて見ることができましたが、その中でも見てみたかった、このジャパンユースサッカーリーグという大会は、ただ相手のレベルだけを考えたときには、試合ごとに予測できない部分はありますが、やはり、公式戦ですし、意図をもって臨めば、昨年までのようにBチームになると扱いがなんだろう?という状況からは脱することができる有意義な大会になるだろうなと思います。

色々な見方はあると思いますが、ブクメとしては、他の公式戦と同じような位置づけでしっかりと足を運べるときには、この大会とこの大会に臨む選手たちの戦いぶりを見ていきます。

ではでは。

002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016

第7回GO FOR 2018 CUP 2013/12/27 第2戦 浦和レッズユースvs野洲高校 5-0勝利・・・無敗で1位通過!

レッズランド2013年12月27日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

オフィシャルページの更新が早い今回のGo For 2018 Cup。ベガルタ仙台ユース戦が、1-3負けと誤って表記されていますが、1位通過と言う結果はあっているので良いでしょうし、そのうち結果も修正されると思いますのでスルーしつつ・・・。

午前中に引き続き、午後の野洲高校戦を観戦してきました。

この試合には、浦和のアカデミー卒業生の懐かしい顔(一人は懐かしかったが、他は割とよく見かけているから懐かしくもないとも言えますがw)があったりと、試合をしっかり見ることができたようなできなかったような感じで観戦(笑)

思った以上に相手のチーム状況が良くないらしく、それに加えて浦和が攻撃に勢いがあったことで、大量得点での勝利となりました。

では、得点を中心に試合のことを書きますね。

野洲高校戦のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に6番荒木聡太、右に26番堀内千寛、ボランチに7番勝野瑛と8番斎藤翔太、トップ下に10番小川紘生と11番邦本宜裕、FWが9番小島良太

となります。

開始から1,2分で早くも浦和が、9番小島良太のミドルシュートで先制し1-0となります。

5分に、左サイドからの攻撃で20番高橋聡史から6番荒木聡太、そして裏へ9番小島良太が抜け出しての仕掛け、8分には、7番勝野瑛から11番邦本宜裕、左前線に抜ける10番小川紘生につなげて仕掛ける形を作ります。

そして、15分に裏のスペースへ抜け出した9番小島良太にパスが通り、ペナルティエリア内でパスを受けた10番小川紘生が難なく決めて2-0とします。

18分には、8番斎藤翔太の豪快なミドルシュート、21分にはオフサイドになったものの20番高橋聡史と6番荒木聡太のパス交換でテンポよく抜けだして攻撃を仕掛けるもここは、オフサイドの判定になります。

25分には、25番大川圭為からの縦パスがそのまま前線に抜けて6番荒木聡太に通り、そこから11番邦本宜裕へパスが通り、シュートを狙うも決めきれず。

28分には、高い力の攻撃でサイドからの強めのクロスに対してディフェンダーがクリアしきれなかったところに、わずかに届かなかったものの26番堀内千寛が反応して追う場面が印象的でした。

32分には、9番小島良太からのパスを受けた10番小川紘生がシュートでゴールを狙うも枠を大きく超えてしまいます。

もっと得点が入ってもおかしくないくらい、攻めの回数は多かったものの前半は2点どまりで2-0で折り返します。

後半スタートから、8番斎藤翔太、20番高橋聡史に代えて4番茂木力也、5番吉原大が入ります。

後半開始早々に、11番邦本宜裕からのパスが裏へ抜け出した10番小川紘生につながり仕掛けます。思った以上に、相手のバックラインの両サイドのスペースが空きやすかったため、後半は特にそのスペースを使っての攻撃が効果的に相手を苦しめていたと思います。

2分には、後半からボランチの位置に上がった21番中塩大貴からのゴール前への正確なフィードに対して6番荒木聡太がヘディングシュートを放ちます。

3分にも、11番邦本宜裕からのパスを受けた21番中塩大貴がドリブルで持ち上がって仕掛けていく場面がありました。

6分に、9番小島良太に代えて16番松澤彰が入ります。

交代直後に、3番小木曽佑太が右サイドからドリブルで持ち上がり、ゴール前へクロスを供給するも、惜しくも16番松澤彰には通らず。

12分に、26番堀内千寛に代えて22番東伸幸、17分に10番小川紘生に代えて12番松崎洸星、25分に7番勝野瑛に代えて24番松尾佑介が入ります。

後半も、ゴール前に迫る回数は多かったものの、なかなか得点は生まれず3点目が入ったのは、試合終盤の27分。右サイドで3番小木曽佑太とのパス交換で4番茂木力也が攻撃参加し、ゴール前に入っていた16番松澤彰へピンポイントのクロスボールを上げ、16番松澤彰が頭で決めて3-0とします。

続いて、30分には、11番邦本宜裕が高い位置でインターセプトに成功すると、キーパーが出てきたところで見事なループシュートを決めて4-0。

4点目の後に、6番荒木聡太に代えて19番川上開斗、21番中塩大貴に代えて17番影森宇京が入ります。

34分に、右サイドから3番小木曽佑太が高い位置まで持ち上がり、クロスボールを16番松澤彰が受けて、シュートを放つも決まらず。

そして、試合終了間際に24番松尾佑介が中盤からドリブルでディフェンダーを抜き去り、キーパーの位置も良く見てゴール右に流し込んで5-0。

結果的に5-0の大勝で試合は終了となりました。

やや、というか、かなり相手のチーム状況がよくなかったようにも感じられたものの、結果的にグループステージの最終戦を大勝で終え、4勝2分と言う結果で、勝ち点で並んだベガルタ仙台ユースに得失点差で上回り1位通過となり、明日は、埼玉スタジアム2002第2グラウンドで行われる準決勝へと駒を進めました。

ということで、今年のGo For 2018 Cupのブクメの観戦はここまでとなります。2試合のみでしたが、1つは、このグループで2位になったベガルタ仙台ユースとの試合ということで、勢いのあるチームとの試合で現時点でどのような戦いができるのかを見ることができたことと、攻撃においては、今年も色々なことができそうだなという印象を持って終わることができました。

優勝が十分狙える位置で最終日を迎えることもできますし、久しぶりにこの大会での優勝の報告が聞けることを楽しみに待っています。狙っちゃってください!

今年の締めくくりとして、悔いのないよう戦ってください。

ではでは。

レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日

レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日

レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日

レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真です。

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/11/24 第16節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-1引き分け・・・Jユースカップからの継続

法典公園(グラスポ)2013年11月24日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップの中断期間を経て、プリンスリーグが今週末より再開されました。

現在9位の浦和レッズユースにとって、順位のみ見れば残留争いで、勝ち点を積み上げることのみが重要になることは、誰でもわかることなのですが、前回のブログでも触れたように、現在のプリンスリーグは、レギュレーション的に、プレミアリーグへの昇格チーム数やプレミアリーグから降格してくるチーム数によって降格枠数が変わるので、あまり考えてもキリがないと思うんですね。

どちらかと言うと、Jユースカップで始まったチームとしての積み重ねの中での手応えをどれだけ自信に繋げて、流れを引き寄せられるかだと思っています。3つ順位を上げても降格することもあれば、今の順位でも残留する可能性もある。プリンスリーグの2部が廃止になる関係で、プリンス2部より下の都県リーグから1チームが2つ飛んでプリンスリーグに昇格になるとか、逆に言えば、現行で言えば2つ下に一気に降格になる不思議なレギュレーションになるっぽいのですが、自力で5位に以上にならない限りは、既に他力。もう、複雑で考えるだけで頭がこんがらがるので考えるのは止めようかと。

たぶん、運よく勝利して勝ち点を積み上げるよりも、確実な手ごたえを掴んで行く方が結果的には良い流れが舞い込んでくるような気もするので。浦和レッズユースにとっては、正直なところプリンスリーグに残留するか降格するかではなく、育成としての機能が正常に働くようになるかどうかの方が重要な気持ちが強かったりしますので。

ごちゃごちゃ言っても仕方ないので、試合の話に移ります。

今日は、浦和サポーターの友人で、たまにユースに足を運ぶ方が試合を観戦に来てくれたので、毎試合基本的に見ている私たちとは、別の感覚での浦和レッズユースの今日の試合の印象を聞くこともできました。その辺は、最後に書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に3番森亮太、右に16番小木曽佑太、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に2番細田真也、ボランチに14番斎藤翔太と4番茂木力也、トップ下に10番関根貴大と23番安東輝、FWが7番広瀬陸斗

となります。

まず・・・輝ごめん!また、安東が安藤にしばらくなってた!ちょうど、Jユースカップ前くらいにPC買い換えたら、なんか、そうなってた!許してくれ!

さて、許してもらったところで進めますw

対戦相手の市立船橋高校と言えば、プレミア時代に浦和レッズユースが苦手としていた流通経済大学柏高校を破って選手権出場を決めたとか、とにかく強い下馬評ばかりが目立っていましたが、正直なところ、浦和レッズユースが、ここ最近の良い部分での安定感を見せた戦い方を見せる中で、逆に相手は、こんな戦い方だったかな?こんなものだったかな?と思うような序盤からの印象でした。

こちらが、いわゆる前線からのプレスがほとんどなく、中盤で浦和がパスを回しやすいようなイメージと、ロングボールで裏に抜け出すような狙いを相手は持っていたのでしょうが、その精度も思った以上に低い印象でした。

それでも、ポイントポイントでは鋭く仕掛けられることでポストに当たるような危険な場面もあったりはしましたが、浦和もサイドをうまく使って攻撃を仕掛けることができていました。

2分には、右サイドから2番細田真也が攻め上がりシュートまで持ち込みます。6分には、16番小木曽佑太のロングフィードからの仕掛け、9分には、23番安東輝からのパスを受けた10番関根貴大がシュートまで持ち込む形も作ります。

ただ、前線での崩しの形には、まだまだ課題があるようで、中盤から後ろでのパス回しや展開、逆に守備の場合のプレスのかけ方なども、かなり効果的に行えるようになっていたと思います。仕掛け、シュートなどはあるものの、相手にとってピンチと言えるほど大きなチャンスと言える形がなかなか作れないという印象もありました。

11分に、4番茂木力也が中盤でインターセプトに成功し、2番細田真也とのパス交換で前線に抜け出し、10番関根貴大につなげてシュートまで持っていきます。

20分くらいまでの浦和の攻撃の形を見ていると、4番茂木力也がうまくパスを捌く役割として、両サイドに供給して機能していたと思います。

浦和にとって、おそらく最初の決定的なチャンスは、33分。10番関根貴大がドリブルで持ち上がり、ゴール前に駆け込む7番広瀬陸斗にグラウンダーで強めのパスを供給し、合わせるもボールは浮いてしまい枠をとらえられず。しかしながら、惜しかったです。

35分には、16番小木曽佑太からの右から左前線の22番荒木聡太へのロングフィードがきれいにとおり、サイドから攻め込みます。

やや浦和ペースで試合が進む中で、前半終了間際に、浦和が先制します。細かい展開は確認できなかったのですが、14番斎藤翔太の浮かせた裏へのパスに4番茂木力也が抜け出して落ち着いて決めてゴール。浦和が1-0とし、前半は1-0で折り返します。

守備のところでは、厳しく来る相手ながら、思った以上に浦和の中盤から後ろに対してはあまりプレスをかけて来なかったため、抑え気味にやっているのであれば、1点取れば変わるかもと思っていたため、先制して迎える後半に相手がどのように来るのかは興味深いものがありました。

後半のスタートは、当たり前と言えば当たり前なのですが、相手が同点に追いつくために人数をかけて攻める時間帯となり立て続けにセットプレーのチャンスを与えるなど、浦和にとっては耐える時間帯となります。この相手攻勢の時間を耐えきったところで、確認してみましたが、やはり、あまり相手は高い位置からはプレスをかけてくることはなく、徐々に浦和もペースを取り戻し、浦和が攻撃を仕掛ける回数も再び増えてきます。

4分には、16番小木曽佑太が右サイドからドリブルで持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。

6分には、カウンターの形で18番関口亮助からのロングパスを7番広瀬陸斗が10番関根貴大に落とし、10番関根貴大が相手のプレスを受けながらも粘って突破しようとしたところを倒されてフリーキックのチャンスを得ます。

10分には、右サイドからの2番細田真也のクロスを22番荒木聡太がヘッドで合わせるも枠をとらえられず。

14分には、23番安東輝から、右サイドを走る2番細田真也へタイミングの良いパスが通ると、ペナルティエリアの中に向かって10番関根貴大、左のファーサイドから7番広瀬陸斗と2人が駆け込む中で、手前の10番関根貴大に合わせたパスを狙うも惜しくも合わせきれず。

15分前後には、3番森亮太が中盤あたりからゴール前に強めのボールを入れるなど、工夫を加えるも味方とわずかに合わず。

浦和の後半の大きなチャンスは25分。フリーキックのチャンスから23番安東輝の直接狙ったボールをキーパーが弾き、2人ほど詰めていたものの、運悪くその2人がいないほうにこぼれてしまい、押し込めずでしたが、かなり大きなチャンスになっていました。

31分に23番安東輝に代えて13番條洋介が入ります。

34分には、14番斎藤翔太が思い切ったミドルシュートを放つも枠をとらえきれず。

37分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

試合も残り10分ほどになったところで、相手がより前がかりになって前線の個人技のある選手に預けて仕掛けるような形が増えて、受ける形が増えた中で、アディショナルタイムに入るかというところで混戦状況の中から押し込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれます。

その後、22番荒木聡太に代えて27番邦本宜裕、2番細田真也に代えて12番松澤彰を投入するも、試合はそのまま1-1で終了となりました。

悔しい引き分けとなりましたが、おそらく今日の試合を見ていた方であれば、プリンスリーグを中断していた1か月間に驚くほど浦和レッズユースが成長している様子が感じられたと思います。

中断前最後のプリンスリーグから久しぶりに今日の試合を見た友人は、人もボールも良く動いていて良いサッカーになっているというニュアンスの話をしていました。

相手が前がかりに力強く得点を奪いに来た時の、失点は続けての課題となっていますし、考えられる余地もあると思いますが、確実にチームとしては前進しています。

残り2試合を考えた時には、最後に追いつかれたしまったことを考えるよりも、自分たちが掴んでいる手応えに自信を持って、続けていくことができるかどうかがカギになって来ると思います。

さて、運に左右される今節の流れを見てみますと・・・、まずプレミアからの降格チームに関しては、関東からは1チームの可能性が濃厚になりつつありますね。そうすると、プレミア参入戦で3チームとも上がった場合は、最下位のみ、2チームの場合は9位まで、1チームの場合は8位まで、1チームも上がれない場合は、7位までが降格になる流れですかね。

あ~、なんか計算するのめんどくさいです。

そんなことで、カリカリして、見る側も一部はピリピリしてしまっている様子もありますが、Jユースカップからの積み重ねられているものを、崩さずに、どこまで積み重ねていけるかを大事に戦ってほしいです。

すごく良くなってきていますから。

さてさて、今日は、1か所で3試合分の試合観戦ということで、この試合の後に練習試合が計4本行われました。

簡単に触れておきますね。出場メンバーなどから考えると、2試合x2という解釈で良いと思います。

練習試合第1試合(45×2)のスタメンは以下、

GKが1番大川圭為、DFが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、真ん中に6番吉原大、MFが左に29番川上開斗、右に21番小島良太、ボランチに13番條洋介と17番勝野瑛、トップ下に28番新井瑞希と27番邦本宜裕、FWが12番松澤彰

となります。

前半は、13分に12番松澤彰の見事なアウトサイドで狙ったシュートでゴールし先制、1-0にするも、直後の14分に相手にもペナルティエリア外からの見事なシュートを決められ1-1となり、前半を1-1で折り返します。

後半は、10分に右サイドを抜け出した28番新井瑞希からのクロスをペナルティエリア内まで上がってきていた17番勝野瑛が決めて2-1とします。

26分に、13番條洋介に代わり26番松崎洸星が入ります。27分に、再び右サイドを抜け出した28番新井瑞希からのクロスにニアに入った12番松澤彰が合わせてゴールし3-1。

直後に1点返され3-2とされるも、33分に、右前線に抜け出した21番小島良太が、相手の股をぬくパスを通し、そのパスをスペースで受けた19番橋岡和樹が折り返し、パスを受けた27番邦本宜裕が落ち着いて切り替えしてシュートを決めて4-2。

結果、4-2で勝利となりました。

第2試合(おそらく、こちらは40×2本)のスタメンは以下、

GKが18番大川圭為、DFが左に32番石井康輝、右に33番上野文也、真ん中に35番中塩大貴、MFが左に45番清川大輝、右に39番中塚貴仁、ボランチに26番松崎洸星と44番長嶋巧、トップ下に31番中村透と40番松尾佑介、FWが24番倉本隼吾

となります。

簡単に言うと、この第2試合は、選手が生き生きとプレーしている印象があって、凄く楽しかったです。特に、44番長嶋巧に至っては、一応ボランチのポジションでスタートしつつも、センターバックに降りてきたと思ったら、気が付いたら最前線まで上がっていたり、声も良く出ているし、選手にある程度伸び伸びとやることを前提に、その中で、やり過ぎたら、お叱りを受けるような、基本的に、自ら考えさせるような感じで、でも、基本的にはサボらせないというか、色々な意味で、見ごたえがありました。

得点経過自体は、13分に、45番清川大輝が見事な抜け出しから持ち込んでシュートまで決めきって1-0としつつも、後半の終盤にややチームに疲労が見えだして対応が遅れだしたところで、同点に追いつかれて1-1で終了となりました。

交代は、前半30分に26番松崎洸星に代えて、普段はゴールキーパーの杉本広貴が36番をつけてセンターフォワードでプレーしてましたね。ユースでは、練習試合でもあまり見ない風景なので興味深かったです。また、ハーフタイムに、18番大川圭為に代わり18番高須雄大というどう番号交代もありました。

この第2試合には、ブクメが思う育成に大事なものが詰まっていたな~と思いつつ。

色々な内側にあるものは私には見えませんので、どうしようもないですが、公式戦を戦っているチームも、高い水準になりつつありますし、通常であれば、何かモチベーションが保ちにくく、大味な試合になりがちな、練習試合の迫力も魅力もすごかったので、今日は、同じ場所で3試合じっくり、すべて集中して見すぎてお腹いっぱいです。

とにかく、あとにも先にも残り2試合。言えることは、良いと思えることを大事に継続して上積み。それだけです。

ではでは。

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真です。