高円宮杯プレミアリーグ2018/12/2 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 0-0引き分け・・・有利な形で最終戦へ

どうも、ブクメです☆

浦和南高校でFC Goisの試合を前半のみ観戦したところで、レッズランドへ移動し、14時キックオフの浦和レッズユースvs柏レイソルU-18の試合を観戦してきました。

残り2試合となった高円宮杯プレミアリーグ。浦和レッズユースは、しっかりと残留をすべく勝ち点を積み上げる(落とさない)戦いが続いています。

前節の当該チームのFC東京U-18との一戦を引き分けたことで、有利な状況にはなっているものの、まだ安心できる状況ではないため、しっかり勝ち点を積み上げていく必要がある戦いです。

vs柏レイソルU-18のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に8番白土大貴、真ん中に23番遠藤龍河と4番大桃伶音、MFが左に24番山中惇希(後半45分⇒26番南濵優大)、右に38番松村大也(後半スタート⇒17番波田祥太)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが11番清宮昴大(後半41分⇒21番縄田脩平)と10番池髙暢希

毎度毎度書いていますが、柏レイソルU-18との対戦は、相手の戦い方もありますが、通常の試合とはちょっと違った対応が必要になるというところで、そのやり方が変わっていて驚いたということは、これまでほとんどなかったように、この試合も、そういった戦い方を相手がしてくる中で、耐える時間も多くなる中で、セットプレーなどで浦和が得点を狙える機会も何度か訪れるという試合になりました。

また、攻撃の形としては、高い位置でスローインを得たときに23番遠藤龍河のロングスローからコーナーキックに近い形でセットプレーとしてゴールを狙うという試みも多く見られました。

数は多くなかったものの、16番玉城大志からの長い展開から右前線で38番松村大也が仕掛ける形や、11番清宮昴大が相手のプレッシャーを受けながらキープしてサイドを走る24番山中惇希に繋げて仕掛けたり、3番林海斗が高めの位置に上がって攻撃にも絡むようなクロスを供給する場面など、守備を意識しすぎていた前の試合よりは、攻撃の際に何かアクションをしようという意識のあるプレーも見られるようにはなっていました。

惜しい形としても、前半28分に11番清宮昴大、右サイド高めに上がった8番白土大貴を経由してのクロスから10番池髙暢希が惜しいシュートを放つ場面や、前半32分の23番遠藤龍河からのロングスローの流れで、5番大城螢が枠に飛ばせればという惜しいシュートの場面がありましたし、展開からのクロスのところでは、4番大桃伶音が冷静な対応で大きなチャンスを作らせなかったという場面も多くありました。

そして、後半40分付近には、相手のペナルティエリア内からの巧みなフェイントで崩されて決定的なシュートを放たれたところで、1番石井僚のスーパーセーブもありました。得点を奪うというところで、上手く行かない試合が多くなっていることで、なかなかゴールからも見放されてしまっているというのは、ある程度は、受け入れながら、リラックスしていく必要もあるのかなという場面も多かったかなと思いますね。

直接フリーキックで狙える位置も何度かありましたし。これを夏前までは得点にまで持って行けていることが多かったところが影響しているのはあります。攻撃に勢いをつけるのはやはり得点ですので、その部分の流れは、この試合では、なかなかついてこなかったのかなとは思います。たぶん、ちょっとしたところ。でも、大きなところ。

それでも、この試合も結果的に得点は奪えなかったものの、失点もしなかった。勝ち点1を積み上げて、失点も少ない状況が続いているので、決められなかったものの、最終節を迎える段階で当該チームのFC東京U-18との得失点差は、6差ある。勝ち点で楽な状況にはできなかったものの、失点が多くなった下位チームとの差はここでしっかり作ることができた。

戦い方ややり方で選手が、本来できるプレーややりたいプレー、強みとしているところを存分に出せない環境でここまで来てしまったことをいまさら言っても仕方がないので、あとは、残る最終節を、テーマが無失点ならそれでも良いと思います。実際に2試合それができているのですから。崩してのシュートなどはほとんど打てていない最近ですが、仕掛けや粘りから、高い位置でセットプレーを獲得している場面は多いですよね。今日も多かった。

だから、最終節は、セットプレーをより得点につなげるような自信を持って蹴ってほしいですし、富山第一高校戦で見せたようなセットプレーからのゴールも見たい。思い返せば、今年は、セットプレーが強いというのが前半戦の浦和の強みでもあったわけですから、締めくくりがそれでも良いです。

欲を言えば、セットプレーで得点して余裕を作ってから、少し、伸び伸びとした攻めや仕掛けで追加点を挙げる形で勝ち切ってもらえれば、なお嬉しい。

最後に選手挨拶の時に11番清宮昴大が、勝ち点1を獲得したというニュアンスの声を味方にかけていたと思うんですね。

相手のセットプレーの場面でも、そういう声を11番清宮昴大がかけていた。

結構そういうことって重要で、そういう考え方、持って行き方をできるかできないかで、変わることって本当に多いです。逆境で笑えるのも力と言うか。

私もネガティブなことを書いてしまうことが多いですが、それは、現在の私の育成の見方と言うのはチームの成功はもちろん願っていますが、それよりも何倍も優先しているのが、自分がしっかり見ているチームの多くの選手が、その特徴をしっかり見せて伸ばして、初めて観戦した人にも印象が残るようなプレーができて、全てのプロを目指す選手がその目標を叶えてほしいと考えているからで、その辺は、チームの考えとは合わないということでしょう。わかります。当然、組織が大きいから色々あるのでしょう。わかります。

チームとして考えたら、残留するために必要なこととして、大きな前進を難しい戦いの中で残しています。勝ち点も積み重ねています。

だから、育成として大事なことは、私は書き続けますが、チームとしての戦いとしては、集大成としては、先ほど書いたような戦いを継続してもらえれば良いですし、そこを前向きにとらえてやるぞという選手の意思を見せてもらえれば、それはそれで成長していると感じることができるので、私が考え直せるきっかけになる要素もあるかもしれません。

集大成を楽しみにしています!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/11/25 浦和レッズユースvsFC東京U-18 0-0引き分け・・・残り3試合を計算してかな?

どうも、ブクメです☆

最初に書いておきたいのですが、聞き流してもらっても結構なのですが、私は、よく知人に最近のユース世代の最高峰のリーグ、高円宮杯プレミアリーグのことを話すときに、「戦い方を覚えたチームが多くなった」と皮肉った表現をすることがよくあります。それは、プレミアリーグと言う最高峰のリーグで戦い続けるために、重要視するポイントが「毎シーズンをプレミアリーグで戦い続けるためのチーム」になってしまい、チームの色が薄いというか、負けないための戦い方が優先されるというか、そういうチームが増えてきたなと。

参加しているJクラブのユースや高校のチームを見ていると、本当は、物凄く特徴を持ってユースに入ってきた選手がいるのだと思いますが、その部分が際立って見えるような選手が他チームでもあまり見られなくなったというか、トップチームに上がるという前提で考えたときには、他チームとして見たときに、どうしてそんなに騒がれている選手なんだろうなと思うことも多いものの、代表系に入った時だったり、トップチームに昇格した後には、対戦相手とした時には感じられなかった、特徴が見られるというか。

自チーム内で見られている場合は良いものの、それ以外に評価されることで道を開くことを考える必要が出てくる選手が大半なわけで、その場合には、チームの中の一選手として消されてしまうという状況はどうなのだろうかと。

まあ、「一般」で「外野」の独り言ですけどね。

ただ、割と近い位置で見ているので、選手それぞれが本気で戦い、負傷など悔しい思いをしている選手の気持ちを背負って戦っていたり、真剣に向き合おうと必死に試合をしているのは伝わってきます。なので、正直、私は、性格的に大人ではないので、今日の戦い方には、イライラしてしまいましたし、イライラを普通に周りに愚痴のようにこぼしていましたが、おそらく浦和レッズユースにとっては、重要視されることは、残り試合で残留をしっかり決めるために、リスクを負った戦い方は、しないという方針なのだろうと、考えるようにします、文章を書くときには。

では、試合の話に移ります。

昨日のS2リーグ同様にプレミアリーグも一か月半ほど中断期間を空けての再開になります。順位的には、対戦相手のFC東京U-18の方が、厳しい状況にはいるものの、浦和レッズユースもまだ残留が決まったわけではなく、残留争いの当該チームとの対戦という構図になります。さらに言えば、この試合で引き分け以上でも有利に進み、勝てば浦和レッズユースとしては残留が決まるという試合になります。

その辺の事情が戦い方を変えたのだと思うことにします。

vsFC東京U-18のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に8番白土大貴、真ん中に23番遠藤龍河と4番大桃伶音、MFが左に24番山中惇希、右に38番松村大也(後半33分⇒17番波田祥太)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが11番清宮昴大(後半43分⇒26番南濵優大)と10番池髙暢希

戦い方としては、浦和レッズユースは、とにかく蹴るようなサッカースタイルになっていましたね。長いボールで前線が競ってこぼれ球が上手くつながると仕掛けるような形。連携と言うよりは、単発で仕掛けることが多く、やや全体的に味方の動きを意識して動けていないのか、それほど長い距離ではないパスでも味方と合わないことが多かったり、落ち着いていれば、シュートを狙えるようなところで、ボールを持ちすぎてしまうなども見られ、フレッシュな戦力がサイドに入ったところで、その選手がなぜか後ろを向いてパスを受けるような場面ばかりになっていたり、長いボールや個々の選手が受けてキープしてフォローがないような場面が多くなったため、実際は、相手もミスが多く、割とバックラインなどでもミスが出て狙いどころもあったとは思うのですが、そんな相手が落ち着いてやれるような展開には自らしてしまっていたようにも感じられます。

ただ、全体的な集中力は高く、守備などでも、しっかり跳ね返していましたし、長いボールからの競り合いのこぼれが上手く味方につながった時には、前線の選手が仕掛けるという形は作れていたと思いますし、セットプレーのチャンスも作れていた前半だったと思います。

後半に入ると、より勝ちが欲しい相手が仕掛け、浦和が受けてしまうような形が増え、20分前後には、セットプレーを連続で与えるような場面も増えてくる中で、相手の交代選手にマークがつききれずにコーナーキックで決定的なヘディングシュートを放たれたものの、1番石井僚のスーパーセーブで逃れるなど、この時間帯は、キーパーの好セーブがなければ、失点していた可能性も高い時間帯になりました。39分くらいには、相手に決定機を作られるものの、相手のシュートミスに助けられる場面もありました。

残り5分(相手選手の負傷で止まっている時間もあり、アディショナルタイムが4分あったので、実質残り10分ほど)は、11番清宮昴大から26番南濵優大に交代したことで、パワープレー気味に点を取りに行くのかとも思いましたが、5バックにするという、引き分けOKという形になったものの、交代直前から交代後の残り10分ほどは、比較的良い位置でフリーキックを得られる場面も多く、直接フリーキックがわずかにゴールを外れるという、惜しい形もありましたが、結果的に、0-0で引き分けとなりました。

これで、浦和レッズは勝ち点1を積み上げて勝ち点18とし、当該チームのFC東京U-18は、勝ち点13で残り2試合となりました。

私は、今年の比較的同様のメンバーで戦っていた時のそれぞれの選手の特徴がよく見られていたタイミングでの試合を観戦できているので、今日のような制約に縛られたように見える戦いの中で選手は、やりたいプレーを抑えて頑張っているのだなと言う理解をしようと頑張れるのですが、今日の試合だけを見に来た方には、どのように映ったのかなと思う部分はあります。

そして、もちろん育成世代の中であっても、ある程度の制約は必要になってくるものでもあるとは思いますが、伸ばされるべき彼らの特徴は、今シーズンでどのくらい伸びているのかなと気になる部分もあります。

それとも、トップチームが鹿島アントラーズの監督をやっていた方だから、ユースも鹿島アントラーズユースがやっているような形をとろうとかになってきているのかな?それがこれからの方針になっていくのかな?色々よくわかりません。

昨日のS2リーグで伸び伸びと戦っていた選手たちも、トップに入るとこういう戦い方をしなければならなくなるのかな?

よくわかりません。でも、方針にそってやっているんですよね。よくわかりません。

ただ、選手が色々背負ってできる範囲で全力でやっているのはわかっています。だから、余計にもどかしいなと。

今日の勝ち点1の積み上げで、残留に向けては、前進しているので、少し違った特徴を生かした戦い方をするとかになっていれば嬉しいのですが、確実に残留を決めるまでは、リスクは負わないということであれば、またこの試合と同じような気持ちで見ます。それしかない!

ではでは。

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U-16埼玉県サッカーリーグ2018/10/19 浦和レッズユース vs 大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・このリーグもやはり楽しい

どうも、ブクメです☆

確かにU16リーグは、久しぶりだとは言っても、ブログを見てみると2013年12月って・・・5年ぶりでしたw

基本的に平日夕方で、以前浦和に住んでいた時には、仕事を調整して足を運ぶのも問題なかったものの、今は、距離的な問題・・・は、実は私にはそんなに関係ないのですが、それ以外の状況で思うように動けないことが多くなりつつあります。なかなか難しいものですね。私自身は、積み上げてきたつもりでも、実感ができない状況がたびたび訪れます。選手にとっても、そんなことって多いのではないかなと。ある意味、フリーランス仲間みたいに考えているので。

U16リーグは、なかなか日程を知ることが難しいのですが、情報をいただいて木曜日の夕方に与野八王子グラウンドで大宮アルディージャユース戦があるということがわかったので、足を運びました。前日くらいまでは18時だったはずが、18時30分キックオフに当日に(?)変わっていたというのも、なんか、U16リーグらしいなと微笑ましい感じで、試合後予定があり東京方面へバタバタ移動することになったわけですが、そんなこんなでブログを書くのも今日になっていたりします。

浦和レッズユースは、Bチームが埼玉県S2リーグまで昇格をしたことで、多くの選手に高いレベルでの経験の場が与えられるようになり、1年生の多くがこのリーグでの戦いで真剣度の高い相手と公式戦として戦っています。

それを踏まえての浦和レッズユースとしては、1年生やジュニアユースのみで戦うU16リーグということで、今年初めて観戦したわけですが、ある程度見やすくもありました。更に、結果的に足を運べなかったものの、福井国体を制した埼玉県のメンバーの主力同士がそれぞれのチームに戻っての再戦という部分もあるということで、そういうポイントも考えながら見ていると、更に面白かったというか。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャユースU16のメンバーと交代は、以下

GK30番鈴木彩艶、DFが左に32番佐藤優斗、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨(後半40分⇒42番山本陽生真)と40番山田奈央、MFが左に36番福島竜弥(後半15分⇒31番木下翼)、右に29番奥山圭介、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人、FWが34番成田安里と37番堀井真海(後半39分⇒10番高橋悠)

となります。

前半スタートのインパクトとしては、相手の方が上というか、細かいドリブルで様々な場所に顔を出しては仕掛け、引き付けてのわずかな隙間を通してのサイドへのパスなど、わかりやすいプレーを連発する選手がいて、一緒に見ていた方に、「この選手、国体で活躍していた大宮の選手ですかね?」と聞いたら、調べてくれてやはりそうだったという。その選手とサイドからのスピードのある選手にかなり序盤慣れるまでは、浦和が対応に苦慮するという時間が続きます。

やや印象に残ってしまったのが、前半5分に中盤で39番盛嘉伊人がボールを受けると、前線の37番堀井真海に当て、左前線のスペースの36番福島竜弥に渡すと追い越していく32番佐藤優斗にパスを通して、仕掛けるというテンポの良い攻撃を仕掛けてチャンスを作るのですが、その2分後の7分に失点をすることになったのですが、その大宮の得点までの流れが、中盤から前線に当てて、左サイドに開き、追い越した選手にパスを通して、クロスに合わせられてだったんですよね。

別に意識して同じような形でやり返したのではないとは思いますが、浦和がチャンスを作った形と同じような形で失点したのは、ちょっと悔しかったですね。

これは、プレミアリーグで戦うチームにも共通しての課題なのか、全体的にシュート意識が低いのが気になる中で、前回のS2リーグの埼玉平成高校戦の時と同様に、29番奥山圭介が、ゴールを意識したプレーをこの試合でも多く見せていたのも印象的でした。

この試合の浦和の最初のシュートとなったのも、前半6分のコーナーキックからの流れでの29番奥山圭介のシュートだったと思います。

それ以外にも、相手のバックラインが大型の選手でつぶされるような形も多かったものの、ペナルティエリア内でよりゴールのにおいのするプレーになっていた局面では、その場所に29番奥山圭介がいたことが多かったです。

試合自体は、開始からしばらくは、相手の攻撃の対応に苦慮することが多かったものの、徐々に慣れてきてからは、仕掛ける回数は相手が多くても、いつ点を取られてもおかしくないというような場面は、それほど作られることはなくなりました。

浦和の攻撃では、前半10分にペナルティエリア僅か外くらいまで37番堀井真海が持ち上がり、倒されたように見えたのですが、ここではファールはもらえず。

前半22分に右サイドからの攻撃で38番松村大也のクロスに29番奥山圭介がヘディングシュートでゴールを狙います。

39分には、ディフェンダーとの駆け引きで勝った34番成田安里がボールをキープし、32番佐藤優斗へパスを通し、32番佐藤優斗がシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

サイドからの攻撃でも貢献していた38番松村大也でしたが、相手の前半の猛攻の中で、前半終了間際に相手のスピードのあるサイドからの突破を察知してカバーしたように、守備のところで、自由にサイド攻撃をさせないプレーでの貢献も印象的でした。

前半を0-1と1点ビハインドで折り返し後半に入ります。

後半2分に32番佐藤優斗からの相手ディフェンダーの間を狙ったペナルティエリア内へのパスに29番奥山圭介が反応し、キープできればという形を作りますが、相手ディフェンダーに潰されます。

後半4分には、37番堀井真海から39番盛嘉伊人へ、いったん落とし、右サイドを駆け上がる38番松村大也へ展開し、サイドから鋭いクロスを入れるも相手ディフェンダーに跳ね返されます。

後半13分には、バックラインで奪った流れで33番舘澤佑磨がそのまま前線のスペースが開いていたところへ、持ち上がり、裏へ抜ける34番成田安里へとつなげ仕掛けるもクロスは相手キーパーに防がれます。

後半16分には、交代で入った31番木下翼の左サイド前線のスペースへ、38番松村大也から大きな展開がありますが、僅かに相手ディフェンダーが先に反応して防がれますが、こういう大きな展開からの仕掛けが何度かチャンスにつながる形も増えていきます。

相手チームの事なので事情は、よく分からないものの、前半は、割と制約なく自由に動いて危険な形を多く作られていた選手が、後半は、割とポジションから大きくは動かないようなプレーが多くなり、危険度と言うところでは、前半よりは感じなくなっていたのですが、それでもサイドからの突破はスピードがあり、後半19分には、サイド攻撃からの流れでポストを叩く決定機を作られるなど、気は抜けない局面は続きます。

後半も半分ほどを過ぎたところで、そろそろ得点が欲しい時間帯の25分前後には、37番堀井真海の存在感が増してきたというか、自分のメモを見たところ、後半25分に37番堀井真海のシュート、直後も相手前線めがけてのチェイス◎、後半30分に37番堀井真海インターセプトと連続して印象に残ったプレーのメモに名前を書いていたところで、後半31分にその37番堀井真海がゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。

ここから逆転目指してと思っていた矢先に相手に反撃を受けて、サイドからのクロスをクリアできず、もしかすると同点ゴールから1分も経っていないくらいの時間帯で再び逆転を許してしまいます。

残り10分で再び同点ゴールを狙って何度かチャンスは作ったものの(相手にも何度か大きなチャンスは作られていたが)、その後得点は動かず、試合は1-2で終了します。

結果としては、敗戦です。そして、やはり得点後は、一番気を緩めてはいけないところなので、ここで中途半端な対応で失点してしまったことなどは反省しなければならないですし課題として残りますが、全体としては、手ごたえも感じられる試合であり、1年生だけの試合というのもやはり面白いなと実感した部分もありました。

あとは、これは、ある程度は仕方がないことですが、長くジュニアユース時代から一緒にプレーしている選手同士の動きや連携がスムーズなところで、ユースから加入した選手とのところでの連携がスムーズに行かないところが多いというか、当然長くやっている選手の方が勝手知ったるというところがあるので、その辺が気になるのではなく、お互いの動きを理解し合おうというところが少し少ないように感じるところも考えすぎかもしれませんが、ありました。

特徴を生かし活かされが、前線の選手間でももう少しできると、よりそれぞれの選手の特徴を生かしあえるのになという。別にはっきりしたものではなく、モヤっとしたところでの感想ですが。

日程自体があまり情報が入ってこないので、今後のU16リーグの試合に足を運べるかどうか、その時点で微妙なところもありますが、日程がわかって調整ができるようであれば、もう何試合かU16リーグも足を運びたいなと感じましたよ。面白かった。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/10/08 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 0-0引き分け・・・楽しい試合

どうも、ブクメです☆

スコアレスドローで引き分けたのに、3位死守が難しくなったのに、どうして楽しいのだろうと言われてしまうかもしれませんが、純粋に今日の試合は、見どころが多くて楽しかったなと思ったのでタイトルに入れてみました。

ということで、体育の日、祝日の月曜日は、埼玉県S2リーグ、浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校の試合を観戦してきました。

以前、浦和に住んでいたときには、当然浦和レッズの育成がらみの試合は、自転車で移動できる範囲が多かったのですが、今は、鳩山町に住んでいるということで、なかなか自転車で行こうかなと思う試合ものないのですが、今日の試合の会場の埼玉平成高校は、私の自宅からも6キロ程度の距離にあるということで、久しぶりのユースの試合の自転車での観戦となりました。

雨の確率20%だから、雨の心配もないだろうと思っていたら、ちょうど、家を出て向かう時に、僅かに雨が降り、でも霧雨程度だから大丈夫かと思ったら、途中で、ややしっかりとした雨になりかけてどうなることかと思いましたが、すぐに止んで試合中も雨が降らず、気候的にも暑くもなく、寒くもなくという気候下での試合となりました。

観戦箇所がだいぶ限られたエリアのみという会場だったので、ゴール裏のピッチからかなり近いエリアと言うことで、ネットに隔てられることもなく、久しぶりにこういう近い距離で試合を見たなという印象の残る試合でもありますね。あまり雑談など交わしたことがない方とも話すことなどができるという点では、よくわかりませんが、それも楽しかったようにも感じます(そういえば、最近は、変に距離を置くことが増えていたなと感じる、もともとは、話すのが大好きなブクメですw)

さてさて、

細かいことを言えば、S2リーグからS1リーグへの昇格と言うことを考えたときに、いくつかの他力が生じることにはなりますが、可能性を最大限残すためには、残り2試合を2連勝して、3位で終えて待つということが重要になるということは、前回の試合の時にも書いたので、スコアレスという結果が満足かと言えば、そういうことでもないのですが、この試合は、課題も、もちろんまだまだあるのですが、試合の中での声も良く出ていたし、終始気迫が見られるような試合になっていましたし、そういったところが一つ楽しかった要因でもあるかなと。

もちろん、育成を見るサポーターとして、特徴探して、結果も求めてとかとか、大切にしていることはありますが、見ていて伝わってくる試合が第一なんですよね。具体的にどうこうより、そういうポイントで良かったと。

ということで、試合の話に移ります。

vs埼玉平成高校メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に26番南濵優大と33番舘澤佑磨(後半20分⇒6番上野夏輝)、MFが左に31番木下翼、右に38番松村大也、真ん中に29番奥山圭介(後半24分⇒39番盛嘉伊人)と35番根岸恵汰、FWが22番佐藤陸人(後半スタート⇒37番堀井真海)と34番成田安里(後半38分⇒15番石橋遼大)

となります。

前日のプレミアリーグの時には、メンバーに入っていなかった福井国体の埼玉県代表として戦ってきた1年生のメンバーも、この試合から復帰となっています(昨日帯同していたかまでは、確認できていませんが、遠目から見る限りは、いなかったように思います。)

前半5分に33番舘澤佑磨からのフィードに抜け出した31番木下翼が迫力のあるドリブルを仕掛けるなど、スタートから相手ゴールを狙うプレーが多く見られます。その分、守備のところでは、やや連携が乱れて、突破を許してヒヤリというところも多くはなったものの、結果的に無失点に抑えたように、26番南濵優大を中心に相手の攻撃をしっかり跳ね返し、また、GK18番西尾優輝も危ない場面では、安定した守りを見せてピンチを救うプレーを見せていました。

数試合前は、硬さも見えていた、33番舘澤佑磨もこの試合では、声もしっかり出して、先ほど挙げたように、狙えるところでフィードを通して、攻撃の起点となろうとするプレーもこの試合では、見られました。

前半6分には、パスを受けた22番佐藤陸人が、ワンタッチで流して34番成田安里が抜け出して仕掛けるという場面がありましたが、こういった、細かいパス回しとワンタッチなどで打開しようとする動きに対して、近い距離の選手の反応も悪くはなかったと思いますが、相手の守備陣の寄せも早く、なかなか決定機につながる突破ができない状態にはなりました。

ただ、序盤での最も大きな発見(というか、再確認は、)、中盤に入っていた29番奥山圭介のプレー。

様々なポジションに顔を出してパスを捌くプレーだけでなく、前半10分に見せた、強烈なミドルシュート(相手キーパーに防がれたが)など、シュートの意識と言うことで、やはりどこか全体でドリブル突破や、パス回しできれいに崩そうとなりがちだったチームの中で、打開するための、思い切ったプレーなど含めて、質の高いプレーを連発していました。再確認と言うのは、29番奥山圭介のジュニアユース時代の夏の大会で、それまでは、別のポジションでプレーするところをずっと見ていたところで、決勝トーナメントだったか、中盤でプレーした時に、試合を決める決定的なパスを供給するなどのプレーを見ていて、このポジションで面白いプレーをするなと、そういう特徴を見ていたからですね。

さてさて、流れに戻ると、前半12分に相手に攻め込まれて危険な場面で33番舘澤佑磨がしっかりカバーに入りピンチを防ぎ、その直後の攻撃では、やや長くなってしまって合わなかったものの、右サイドからの反撃で27番清水哲太がクロスを上げる形を作り、前半14分には、33番舘澤佑磨のフィードから34番成田安里が抜け出して仕掛ける形を作ります。

前半20分には、26番南濵優大が見事なインターセプトから、スペースをドリブルで持ち上がり、前線にパスを送り、22番佐藤陸人が受けて仕掛ける形を作ります。

前半27分には、29番奥山圭介からのパスを受けた38番松村大也がパス交換をして仕掛けていく形を作ります。

前半34分には、相手の攻撃を受けて奪ってからのカウンターの形で、38番松村大也から前線に走りこむ34番成田安里へパスを通した早い仕掛けでゴールを狙います。

前半36分には、左サイドで、19番清水楽人が31番木下翼にパスから、左サイドを駆け上がり、再びパスを受けて持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。

決定機と言うところでは、なかなか作れなかったものの、惜しい仕掛けや試みが見られる中で、相手の攻撃も割と受ける形にはなったものの集中して守り切り、前半を0-0で折り返します。

後半は、スタートから、交代で入った37番堀井真海が前線でチェイスし、体を張るプレーを見せることで、前半よりも前線での強さ激しさというところが増し、ここからのチャンスが多くなります。

後半2分に早速、37番堀井真海がシュートを放つなど、シュート意識の高さも見られます。後半11分には、パスを受けた37番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれる中でキープして、38番松村大也にパスを通しサイドからの仕掛けで、コーナーキックを奪います。そこで獲得したコーナーキックの流れで、37番堀井真海からのクロスを最後は、29番奥山圭介がシュートを打ちますが、ゴールはならず。

前半までの細かいきれいに崩そうという展開から、前線で相手に余裕のあるプレーをさせないようなプレッシャーとキープしての仕掛けが増えたことで、よりサイドからの攻撃でも、位置取りを高めにとってプレーする回数が増えたように感じます。

後半17分にも、バックラインからのフィードを受けた31番木下翼から37番堀井真海に通し、力強く仕掛け、再びコーナーキックを獲得するなど、セットプレーの回数も増えていきます。

得点が欲しい浦和は、後半20分に33番舘澤佑磨に代えて6番上野夏輝を投入、右サイドに入った6番上野夏輝がさっそく23分に、37番堀井真海とのパス交換でシュートを放ちます。

更に、後半24分には、29番奥山圭介に代わり、39番盛嘉伊人が入ります。

後半27分には、フリーキックのチャンスで、6番上野夏輝からのパスを受けた39番盛嘉伊人がドリブルで仕掛け、クロスから、31番木下海斗がシュートを放ち枠を捉えて良いシュートになったのですが、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

後半途中から入った39番盛嘉伊人ですが、国体での活躍で自信をつけたのか、これまでと比べて、変わったなと思ったプレーがあり、その一つを挙げると、パスを受けてドリブルで相手選手をかわそうとした時に、結構プレッシャーもきつくて、抜きに行った時に相手に引っかかり、ボールがこぼれて更にディフェンダーとの接触もある中で、プレーを止めずに、力強く、そのこぼれ球にいち早く反応して、更に仕掛けていった形などありました。かなり良かったです。

おそらく、かなり狙いなども含めて浦和が主導権を握って攻撃ができていた後半だったので、得点が入ってもおかしくないような場面も何度かあったものの、相手の守備の意識や寄せの速さ、そして、パスコースの読みがかなり上手い選手がおり、真ん中でパスを通しての仕掛けが、通ってもおかしくないようなところで、結構触られてしまう場面もありました。

守備のところでは、特に見ていた位置というのもあったのですが、右サイドからの仕掛けからの浦和の選手が触ってのこぼれ球がゴールラインを割ってゴールキックになりそうなところで、6番上野夏輝があきらめずにスライディングでギリギリのところで触って、サイドライン側に蹴り出し、より高い位置で再び狙える、相手スローインにしたプレーなど、こういうプレーも好きですね。

後半30分前後に2つほど大きなチャンスを浦和が作ります。

後半29分に、38番松村大也からのパスを受けた39番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙うも、僅かに枠を捉えきれず。

後半31分には、浮き球の長めのフィードに対して、34番成田安里が走りこんで、ヘッドですらして37番堀井真海に通し、37番堀井真海が枠を捉えたシュートを放つも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。

その攻撃の後の相手の攻撃で、かなり危ない形を作られたところでは、27番清水哲太が危険なクロスボールをしっかりクリアし、決定機を逃れます。

後半34分には、今度は、37番堀井真海からのパスを受けた34番成田安里が見事なシュートを放つも、これも相手ディフェンダーに跳ね返されゴールならず(コーナーキックは、獲得。)

その後、後半38分から投入された15番石橋遼大の仕掛けや、惜しいシュートなど、なんとか、1点をもぎ取って勝利を目指す姿勢を最後まで続けた浦和でしたが、相手の集中した守備に阻まれ、また、反撃を受ける回数も少なくはなかったものの、浦和の守備陣も最後まで集中を切らさず、無失点に抑え、結果的に0-0のスコアレスドローに終わったという試合でした。

守備のところや味方の攻撃参加をケアするためにバランスをとることで、35番根岸恵汰は、だいぶ神経を使うような対応が求められて疲労していると思いますが、ここでの貢献もこの試合で守備面でも攻撃面でも見どころが多くなった要因にはなっていると思います。

パススピードのところで、相手の守備を考えると局面で、もう一つパススピードを上げる必要があったかなというところも何度かありましたが、決して甘くはない狙いのパスを狙ったところで、そのパスに反応した相手選手のプレーにも驚きつつ、相手キーパーにも、決して簡単ではないシュート(浦和にとっては、決まっていてもおかしくなかったようなシュート)を防ぐ好プレーを何度も見せられてしまった。

結果としてのスコアレスドローは、妥当だったのかなと思ってしまうんですよね。

もちろん、浦和側を応援している身としては、悔しいですけどね、結果は。

ということで、S2Bリーグ自体は、3位を争う当該チームでは、西武文理高校は敗れたものの、国際学院高校が市立浦和高校を破ったということで、残り1節と言う状況で、浦和は、国際学院に勝ち点2差をつけられて、4位と言う状況になっていると思います。

そして、1か月以上空きますが、最終節は、市立浦和高校との対戦になります。

前節終了時よりも他力の要素が増えてはしましましたが、3位の可能性も消えたわけでもないですし、最後の対戦が前半戦で、強さを見せつけられた市立浦和高校というのも良いですよね。最後は、勝つ、そして、待つ。それだけです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/09/24 浦和レッズユースB vs 国際学院高校 3-1勝利・・・3位死守をモチベーションに!

どうも、ブクメです☆

3連休の最後の試合観戦は、24日のレッズランドで開催された埼玉県S2リーグになります。

S2リーグに臨んでいる浦和レッズユースBの試合は、日本にいなかったり、プレミアリーグの日程とかぶったりで2試合足を運べていませんが、足を運べなかった本庄第一高校戦に大勝し、昌平高校B戦は、敗れたものの、3点のビハインドから2点を返す意地を見せたり、これまで得点を挙げられていなかった選手が得点を決めて調子も上がってきている様子など、結果と得点者など見るだけですが、良い流れも来ているような雰囲気も感じられる中での久しぶりの観戦となります。

今週は、色々と動き回っていた関係で、S2リーグの試合が24日の14時キックオフであるという情報以外の細かいところは調べられておらず、足を運んでから、来ていたサポーターの友人から、今日の対戦相手の3位の国際学院高校に勝利すれば、3位に自力で浮上するという話を聞き、「上位対決だったのか!」とそこで気が付いたわけです。

で、レギュレーションがいまいちわかっておらず、昇格の可能性がある2位以内が勝ち点的に難しくなった中で、どこをモチベーションに選手が戦えるかと言うポイントをわかっていなかったのですが、詳しい友人に聞いたところ(オフィシャルではないので、誤っている可能性もまだあるが、)昌平高校Bが昇格する条件は、S1リーグを戦っている昌平高校がプリンスリーグに昇格した場合のみである・・・ここまでは知っていたのですが、詳しい友人が言うには、もし昌平高校Bの昇格がなかった時には、3位のチームが繰り上げでS2Aの2位チームとのプレーオフに進めるらしいんですね。

もちろん、昌平高校には、浦和レッズジュニアユース出身の木下海斗が所属していて主力として戦っていますし、昌平高校に進んでいるジュニアユース出身選手もいますし、今後も行くケースが多いでしょうし、また、私の友人にいつのまにか昌平高校をかなり応援するようになっていた人もいますし、実力でプリンスリーグに勝ち上がるのであれば、S2Bの3位チームは、引き下がるしかないのですが、可能性の一つとして残るのであれば、と言う点でも、浦和レッズユースBが戦うS2は、3位を狙い3位死守を是が非でも成し遂げてほしいわけです。

この状況を知ったのは、夜で、実際足を運んでいたときは、勝てば順位をひっくり返せる相手で、前回の対戦では、リードしながら最後に追いつかれて引き分けて勝ち切れなかった相手なので、その2つのモチベーションで勝ってほしいというくらいの、昇格どうこうよりは、出場している選手が、集中してプレーできる要素を探してみたという感じにはなります。

では、試合の話に移りますね。

vs国際学院高校メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に26番南濵優大と27番清水哲太(後半41分⇒29番奥山圭介)、MFが左に31番木下翼(後半26分⇒36番福島竜弥)、右に22番佐藤陸人(後半20分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半26分⇒14番柳田大輝)と35番根岸恵汰、FWが28番長田拓巳(後半9分⇒37番堀井真海)と34番成田安里

*浦和レッズの公式では、27番清水哲太⇒29番奥山圭介の交代が記載されていませんが、交代はありました。

となります。

試合開始から浦和ペースとなり、この試合でキャプテンマークを巻いていた、前日、プレミアリーグの富山第一高校戦でも少しの時間ながら出場していた39番盛嘉伊人が様々なポジションに顔を出しながら、攻撃の起点となるプレーが多くなります。

31番木下翼のドリブルでの仕掛けなど、序盤から攻撃が多くなる中で、迎えた7分、コーナーキックのチャンスで31番木下翼のクロスボールのこぼれ拾った39番盛嘉伊人が再びゴール前に上げ、混戦のこぼれ球を22番佐藤陸人が決めて1-0と先制します。

8分にも先制ゴールを決めた22番佐藤陸人が右サイドから突破し、味方が触ればゴールというグラウンダーの鋭いクロスを入れるもこれは、先にクリアされます。

攻撃的に行き、先制ゴールも早く決めたところで、気が緩んだところがあったのか、相手の攻撃に対してのプレッシャーやポジション取りが甘くなり、また、対応もやや中途半端になる場面が目立ち始め、枠には飛ばされないものの、相手が勢いづいてしまうようなミドルシュートを打たせてしまう場面などが増えてしまいます。

そういった中でも、カウンターが狙える形で、この試合センターバックに入った27番清水哲太が鋭い弾道で前線のスペースに走る22番佐藤陸人へパスを狙った20分の場面(やや長くなり、追いつけなかった)など、受け手カウンターと言う形で反撃を試みる場面は、ありましたが、相手ペースで、GK25番石塚悠汰の好セーブで助けられるような決定機も出始めます。

相手攻撃を耐える時間が続きながらも、30分には、31番木下翼からオーバーラップして上がる19番清水楽人へパスが通り、サイドからの攻撃で惜しい形を作ったり、前半終了間際には、オフサイドになったものの、前線で34番成田安里が見事なトラップからのドリブルで右のスペースに走る28番長田拓巳へのパスを狙った場面がありました。この場面では、左前のスペースには、39番盛嘉伊人も走り出しており、34番成田安里に収まってからの攻撃の狙いと味方の動き出しもかなり良かっただけに、僅かにオフサイドになったのが残念。

ピンチも多かったものの、前半無失点で1-0リードで折り返します。

この試合展開が続くと、前回の対戦の時のような流れになりかねないので、なんとか追加点を決めてもらいたいと思っていた後半は、スタートから2度ほど19番清水楽人と34番成田安里の連携で相手ゴールに迫る形を作り、相手の反撃の勢いを止めると、7分に、31番木下翼のドリブルでの仕掛けからペナルティエリアまでドリブルで侵入し、ラストパスを28番長田拓巳に送ってこれを難なく決めてゴール。2-0と2点差に広げます。

「いや待てよ、2点リードは安心だと思っていて逆転された試合があったな、まだ安心はできない、3点目を奪って試合を決めなければ」

と、S2リーグでの苦い経験を思い出しつつ、後半9分に28番長田拓巳に代えて37番堀井真海を投入し、更に前線で仕掛けて追加点を狙っていくというメッセージのある交代をします。

実際は、3-0で楽になってという形になる前に、30分に相手の反撃を食らい失点して2-1となり相手にも勢いが出る流れにはなってしまったものの、比較的後半は、浦和が相手を押し込む場面が多く、その中で、こちらも後半途中から投入された14番柳田大輝からだったと思いますが、37分に裏に抜け出す37番堀井真海に見事な縦パスを通し、パスを受けた37番堀井真海は、そのままキーパーと1対1の形になり、これを落ち着いて決めて3-1と再び2点差にします。

その後も、相手の反撃は跳ね返しつつ、やはり浦和の攻撃が続き、交代で入った36番福島竜弥のクロスバーを叩く強烈なシュートや、試合終了間際には、コーナーキックの流れから、ペナルティエリアの外にこぼれたボールを14番柳田大輝が狙いすましたシュートを放ち枠を捉えればゴールになっていたくらい相手も対応できないシュートだったものの、僅かに枠をそれてゴールならずも、結果的に相手の反撃を1失点後は許さず3-1で勝利となりました。

これで、勝ち点で国際学院高校と並び、得失点差でかなり有利な浦和が順位で逆転し3位に浮上しました。

S2リーグも残り2試合となり、試合数が少ない西武文理高校が月末に行われる2試合で2連勝すると、勝ち点30まで伸びて残り2試合となるので、勝ち点28の浦和レッズユースBを上回った形で残り2試合を迎えることになりますので、可能性というところで、この西武文理と、勝ち点で並んでいる国際学院との3チームでの3位争いという構図になりました。

もちろん、3位になっても、昇格の可能性は他力になってしまいますが、可能性が残るわけですから、今日自力で暫定でも3位に浮上したわけですから、ここからは、3位死守をモチベーションに残り2試合を戦い抜いてくださいね。

それにしても、10月8日の埼玉平成高校戦を終えたら最終節が11月24日で、1か月半くらい空くというのは、なかなかの日程ですね(高校サッカーの予選などがあるからですよね。)

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/8/25 浦和レッズユースB vs 武南高校B 3-1勝利・・・一度は追いつかれるも、逆転から追加点と見事な勝利!

どうも、ブクメです☆

石川県、北海道と遠方での試合観戦が終わり、再び埼玉に戻りました。そして迎えた週末と言うことで、土曜日は、レッズランドで開催された埼玉県S2リーグを観戦してきました。何かイベントをやっていたようで、駐車券がないと入れませんのような表示が出ていたりして、レッズランドで初めて車を停められないという事態に陥るのかと若干驚いたものの、昼間の時間帯だけのようで、16時キックオフのその時間帯は、問題なく駐車場が利用できて普通に観戦できました。

それにしても、夕方なのに暑いというか、湿度がものすごかったようで、空気が重たいような中での試合になりましたね。

さてさて、浦和レッズユースBが参加している、この埼玉県S2リーグも今月から後半戦に入っており、ちょうど、私は、帯広に行っているタイミングの平日に開催されたvs狭山ヶ丘高校戦から、後半戦がスタートしており、この試合では、3-0で快勝ということで、S1リーグの昇格圏を視野に入れながら、良い形で後半戦に入っている中での今日の試合の観戦。

対戦相手は、武南高校Bということで、前半戦での試合では、足を運べなかったのですが、内容も終始圧倒して快勝したということでしたが、聞いた話によると、後半戦での巻き返しを考え、武南高校もある程度Aチームで戦っている選手も入れてきているとかいないとか(細かいことは、わかりませんが、番号の若い選手が多かったのは確か。)

もちろん、昇格を目指しての戦いにはなるとはいえ、より経験を積めるのであれば、厳しい相手の方が良いとは思いつつも、序盤の相手の攻勢や、浦和が攻勢に行ってもなかなかフィニッシュを決めさせてくれない展開もあり、実際に難しい展開にされかけたのも事実。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨と27番清水哲太、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に13番與那覇航和(後半28分⇒12番千葉希)、真ん中に39番盛嘉伊人と14番柳田大輝(後半36分⇒29番奥山圭介)、FWが28番長田拓巳(後半スタート⇒6番上野夏輝)と37番堀井真海(後半17分⇒15番石橋遼大)

となります。

前節は見ていなかったので、わからないのですが、公式のディフェンス表記順で考えると、おそらく、私が見た中では、サイドバック以外での27番清水哲太を見るのは初めてで、この試合は、33番舘澤佑磨とセンターバックを組むスタメンとなり、逆に、センターに入ることが多いイメージの19番清水楽人がサイドバックに入る(清水楽人のサイドバックでのプレーは何度か見ている)形で、この辺りでプレーの選択だったり、連携だったりのところが慣れる前の段階で、相手の高めに激しいプレッシャーをかけてくるプレーで、組み立てからの中盤辺りでパスを受けた選手が囲まれて奪われて高い位置から反撃を受ける回数が多かったのですが、開始早々の1分で、そういった狙われ方と、やや連携が乱れたところで決定機を作られるも、ここを無失点で切り抜けたことが一つ大きかったと思います。

やや組み立てのところをじっくりやらせてもらえないような相手のプレッシャーがあるということで、例えば、5分の38番松村大也からの縦パスに31番木下翼が相手ディフェンダー2枚と駆け引きをしながら突破しようとしたプレーや、13分の39番盛嘉伊人からの長めの縦パスを相手キーパーとどちらが先に触るかくらいのところで37番堀井真海が力強く狙っていくようなプレー、そして、14分の19番清水楽人からの28番長田拓巳に届けば大きなチャンスと言うキーパーの前へ通して味方を走らせるようなパスなど、長めの鋭いパスからのチャンスが多い流れとなりました。

実際のその攻撃の狙いから、前半22分に37番堀井真海が決めて浦和が1-0とリードします。

先制して、給水が入ったくらいの時間帯には、未だに相手が既に1試合戦ってきたのか、あえて負荷をかけるような何かをやってきたのではないかと思ってしまうくらい、開始からの相手の激しさがなくなり、スローなペースに試合自体がなるなかで、開始早々は若干バタついたいたバックラインのところも、適応が早いというか、連携もスムーズで落ち着いてボールを回せるようになっていました。

落ち着いたところで、27番清水哲太のセンターバックの位置からの縦への鋭いフィードでの大きな展開なども、相手のバックラインを苦しめる形も何度か作っており、(このパスは別の選手からだったかもしれませんが、)24分の28番長田拓巳の惜しいシュートにつながる形(コーナーキックを獲得)や、40分の38番松村大也への鋭いパスを通してのチャンスなどにもつながっていました。

前半終了間際に、中盤で軽率なプレーで奪われて決定機を作られかけるも、27番清水哲太のカバーで失点は免れ、前半を1-0とリードして折り返します。

後半開始早々から、相手キーパーとギリギリのところで37番堀井真海が激しく仕掛けてあと一歩でゴールと言うプレーなど、浦和攻勢の形を作り、8分には、38番松村大也のサイドからのオーバーラップをしての仕掛けからのクロスに13番與那覇航和に合えばという惜しい形を作り、9分には、39番盛嘉伊人が枠を捉えられなかったものの思い切ったシュートを狙うプレーや、後半から投入された6番上野夏輝のサイドからの仕掛けや、シュートなど、まず後半のスタートのところは、前半のように相手にペースを握られず、浦和のペースでスタートすることに成功していたのですが、見ていたところから遠めなので細かい形はわからなかったのものの、突破を許す形で15分同点ゴールを決められ1-1にされると、後半勝負でペースをまた上げてくると思っていたものの、そうでもなくて、なんだろうという感じだった相手の動きが、このゴールから良くなり、スピード感のある仕掛けもしてくるようになります。

ちょうど、同点ゴールの後に、前線で体を張っていた37番堀井真海が、足を痛めてしまい、15番石橋遼大と交代となり、既に28番長田拓巳も前半終了で下がっていたことから、前線で体を張るタイプのフォワードがいない時間帯が残り30分ほどという形になります。

結論から言えば、この状況によって、多くの選手が裏へ抜け出すような動きをすることになり、相手の守備陣をかく乱することに成功したわけですが、そのような流れを作り出したきっかけは、やはり逆転ゴールを決めた15番石橋遼大のゴールからだったのかなと思います。

投入されて早速の19分に、ペナルティエリアやや左方向のスペースに抜け出してパスを受け、ドリブルで仕掛けていき、相手ディフェンダー2枚がシュートコースを消しに寄せてきた中で、アウトサイドで見事にゴールを決め、2-1と逆転に成功。

更に、22分には、相手のミスから獲得したペナルティエリア内からの間接フリーキックのチャンスを39番盛嘉伊人が見事に決めて3-1とし、数分前に同点ゴールを決めて勢いづきかけた相手の勢いをストップする形になります。

相手の動きも落ちてきたということもあったかもしれませんが、ゴールを決めた15番石橋遼大は、右へ左へ真ん中へとポジションを移しながらチャンスに絡み、更に、(長期の怪我だったのか、ジュニアユースからユースに上がってからまだプレーを見たことがなかった)29番奥山圭介が投入されることで、6番上野夏輝、39番盛嘉伊人と3人のパスで違いを作り出せるタイプの選手が、細かいパス回しで相手をかき回し、コーナーキックは、6番上野夏輝と39番盛嘉伊人が交互に蹴りチャンスを作り、サイドバックに入っていた19番清水楽人もかなり高い位置まで攻撃参加をすることで惜しい形を作り出したり、また、これも私としては、初めてだった36番福島竜弥の高めの位置での起用でのプレーの中で、試合終了間際に見せた、39番盛嘉伊人、29番奥山圭介とテンポ良いパスから、右前線に走って15番石橋遼大が受けてクロスを反対サイドで受けた36番福島竜弥がテクニックで相手をかわしつつ、ディフェンダーに体を入れられたものの、かなり強烈なシュートを放ったプレーなど割と強めに印象に残っています。

ということで、終わってみれば、3-1と快勝に終わった試合となりました。

なんというか、色々な発見があって面白かった試合であり、結果もしっかり残った試合。

そして、力強く前線で体を張りゴールも生み出せるタイプのフォワードでの攻撃パターンと同時に、様々な攻撃タイプの選手の組み合わせによってできることの可能性もかなり見られた試合で、全て2度目の対戦となる後半戦の残り7試合の戦いの中で、相手チームのタイプも考えながら、試合の状況によってどのように変化を加えて、見せていけるのかも楽しみになりました。

これで、後半戦2連勝。そして、次は、前半戦で敗れている西武文理高校が相手。

今日の課題と手ごたえを持って、しっかり次も勝利と行きましょう!

ではでは。

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水戸ホーリーホックユースカップ2018/7/29 浦和レッズユース vs FC東京U-18 1-0勝利・・・2連覇達成!

どうも、ブクメです☆

この時期のユースの戦いは、もう一つ行われている!ということで、既に最終日になってしまいましたが、浦和レッズユースが参加している水戸ホーリーホックユースカップの決勝戦のみ(美味しいところ取りですみません!)を観戦してきました!

前日色々やっていたら、眠るのが深夜になってしまい、起きて動けるパワーがあればという条件を勝手につけつつ、目が覚めたのが、7時過ぎ。割と動けるパワーはあったものの、私が住んでいるところからだと、高速をフル利用しても、会場までは、2時間ほどかかるということで、9時キックオフの準決勝は諦め、決勝の場合は12時キックオフ(ケーズデンキスタジアム水戸)、仮に3位決定戦になっても11時40分キックオフで8時に出れば、下道3時間+αくらいで行けそうということで、下道で水戸まで向かいました。

水戸ホーリーホックユースカップに足を運ぶのは、これが初めて。浦和レッズユースは、昨年も参加しており、優勝しているので連覇がかかった今大会。Jリーグのチームが主催のフェスティバル系の大会の中でも、U14の柏レイソルフェスティバルだったり、決勝戦まで勝ち進むと、そのクラブのトップチームが戦っているスタジアムで試合ができるという大会という仕組みは、結構意味があると思っていて、プレーする選手がプロになったら、こういうスタジアムで戦えるというのをイメージして戦うことができ、それも多少のモチベーションになるというのは、良いなと(選手がどう思うかは別ですがw)

既にグループステージを2日間かけて3試合戦い、グループ1位で突破して大会3日目のこの日の9時の準決勝を勝利して、4試合が終わったという状況で、決勝のみを観戦になるため、いわゆる大会の雰囲気やこれまでの戦いぶりが見られていない、試合時間自体は30分ハーフになるにしても、疲労の蓄積だったりあるわけで、その経過を見ていないですし、決勝の戦いと言うのは、また、それまでの戦いとは別物になるので、私が見たこの決勝の30分ハーフの試合というものがどのようであるのかを語るのは正直ちょっと難しいなとは思っています(メモは取りましたが。)

なので、ごくごく簡単に試合のことには触れさせてもらうことにします。

vsFC東京U-18戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗(後半14分⇒19番清水楽人)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と2番北村龍馬、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒45番アンヘル)、右に44番ネストル(後半スタート⇒38番松村大也/後半21分⇒31番木下翼)、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人(後半27分⇒36番福島竜弥)、FWが7番岡村勇輝(後半8分⇒15番石橋遼大)と37番堀井真海

となります。

何年前からかは、定かではないのですが、この夏の期間にメキシコのチームの選手が2名招待されてチームの一員としてしばらくいるという状況が今年も続けられていて、今年は、44番ネストルと、45番アンヘルということですね。

この試合では得点がなかったものの、45番アンヘルが4得点で大会得点王ということでした。

そして、背番号は43番だけど、よく見た顔だなと思ったら、普段は6番の上野夏輝。ユニフォームに何かが起こった(!?)らしく、43番を着ていたようです。

若干体が重たそうな選手も見られたので、やはり疲労もたまっていたのかなと感じる部分もありつつ、その中で、前線に入っていた37番堀井真海の運動量は、スタートから最後まで落ちず、そういえば、クラセンの方にも出ていたわけですし、かなりタフだなと感じたわけでして。

いくつかチャンスの場面を挙げると、前半6分に35番根岸恵汰からのパスを受けた43番上野夏輝がやや距離があるところから思い切ってミドルシュートを狙いますが、枠は捉えきれず。

前半7分には、37番堀井真海がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

相手が比較的浦和の右サイドからの仕掛けが多い中で、守備面では、27番清水哲太の守備が効いており、相手が攻め切れない形が多くなっていました。

前半10分にには、カウンターの形で39番盛嘉伊人からの前線のパスを37番堀井真海につなげて仕掛ける形を作ります。

前半11分には、27番清水哲太から7番岡村勇輝へパスを通し、ディフェンダーの裏のスペースへ7番岡村勇輝がパスを狙い、そのスペースに37番堀井真海が走りこむも、ここは、上手く合わず。

前半14分に、44番ネストルから39番盛嘉伊人、ペナルティエリア内に走りこむ7番岡村勇輝にパスを狙うも先にキーパーにキャッチされます。

そこまで前のめりに見ていた試合ではなかったので、割と冷静に見られていたと思うのですが、冷静に見ていても判定が「あれあれ?」と思うことが多かった試合ではあったのですが、そのうちの一つが、前半15分の37番堀井真海がペナルティエリアまで仕掛けて倒されていたと主のですが、ここは、PKの判定にならず。

ただ、この判定に抗議する必要もなく、その直後のプレーで7番岡村勇輝がしっかりと決めて1-0と先制します。

文句を言わずに実行すれば良いわけです。気持ち良い。

前半は、この後、相手のミドルシュート(大きく枠を外れた)くらいで大きなピンチもなく、いわゆるバイタルエリアで相手が仕掛けてこようとしたプレーを40番山田奈央の摘むプレーや、2番北村龍馬が落ち着いて対応して、それほど危険な場面自体作られていませんでした。

後半も終盤までは、浦和ペースで進み、後半6分に39番盛嘉伊人からの裏へのパスを受けた7番岡村勇輝のシュートに始まり、バックラインで32番佐藤優斗が点を取りに来る相手選手数人にプレッシャーをかけられながらも、キープして中盤の35番根岸恵汰にしっかりパスを通すなど、ミスを誘うプレーでも落ち着いてプレーできている印象がありました。

後半13分には、コーナーキックのチャンスから途中から入った15番石橋遼大の惜しいミドルシュートがあり、後半15分には、35番根岸恵汰起点で、前線の45番アンヘルにパスを通し、テンポ良くいったん39番盛嘉伊人に下げ、そこから右前線に走る38番松村大也への大きな展開と上下左右を広く使った攻撃。

後半19分には、45番アンヘルがディフェンダーがややコースを塞いでいるものの思い切ってシュートを狙い、このプレーでコーナーキックを獲得するなど、まずはゴールを狙うという姿勢からのチャンスもあったり。

ただ、残り5分ほどになってから、優勝を意識してなのか、理由ははっきりはしないものの、やや不安定なプレーが所々で増える中で、後半26分に決定的な場面を作られてしまうものの、ここは25番石塚悠汰が好セーブで失点を免れます。

その後も、やや不必要なプレーがあったり、明らかに反対でしょうというファールが取られてしまったりは、あったものの、試合はそのまま1-0で終了。

見事に、浦和レッズユースが2連覇を達成しました。

優勝を喜ぶとともに、単純に怪我なのかとか、それ以外の理由なのかとかまでは、サポーターサイドには、わからないことも多いのですが、最近ピッチでプレーするところが見られていなかった、上野夏輝や、木下翼のプレーなどが見られたことでも足を運んで良かったなと思っています。

浦和レッズユース全体として考えれば、悔しい前日のクラセン敗退から、もう一つの戦いでしっかり結果も残したことで、ここから後半戦でのプレミアリーグや、埼玉県S2リーグ、Jユースカップなどに向けて良い結果での再スタートという考え方もあるでしょうし、その捉え方は、選手次第ですが、私はそう捉えておきます。

なんだかんだで、割と細かく書いてしまったw

書いているうちにノッて来たという感じです。

大会MVPは、35番根岸恵汰、得点王は、4得点のアンヘル。そして、最後のトロフィーを掲げるところでの選手のキャラクターの良く出た(?)お馴染みの、一人だけトロフィー掲げて喜ぶけど、周りは喜ばないとかも、最高でしたねw

片道3時間下道で運転して、足を運んで良かったです、ありがとう!

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/21 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 1-2敗戦・・・試みか、勝利か、暑さと、難しさと。

どうも、ブクメです☆

割と、というか、かなり円陣の写真を載せることが多いのですが、この写真は、いつもと少し違った意味で気に入っています。理由は、28番長田拓巳の片足が上がっていること。気合入ってたんですよね。円陣組んで、オー!とやる時に足上げてた。こういうちょっとした気持ちのところ、私は結構好きだったりします。

さてさて、困ったものですね、今年の夏は。

暑い中でも頑張れとか、そういう度を越えている。どうしても、暑さを考慮した戦い方で消耗を抑えないと、大変なことになるという。

明日からスタートするクラブユース選手権@暑い群馬!での試合が暑さを考慮して、試合時間が短くなったり、2試合目が11時20分キックオフになったり、ある程度の配慮がある中で、今日の試合は、13:30キックオフが前の試合が若干押して、2時近くのキックオフ。そう、最も気温が上がる時間帯の試合ですね。

本当に、観戦する側が倒れたらどうしようもないと思いつつ、浦和南高校の試合の場合は、敷地内だと、試合の流れがわかりにくい感じになるため、歩道橋の上からの観戦を強行してしまったのですが、ただ見ているだけなのに、水分もしっかりとっているのに、滝のような汗が止まらず、しかも、ハーフタイム前には、テニスでおなじみの(w)トイレットブレイク(腹痛になりました。)ということで、前半残り5分ほどを見ておらず、位置的に校舎に行くよりも、駅方面に戻ったほうがトイレが近そうということで、行ってみたら、駅横トイレが暑すぎてよりダメージを受けるなど、色々ありましたが、要するに前半残り5分ほどは、見られていません。

どこまで集中して見られていたかも、定かでないのもなんか、悔しいところです。

はい、前置きが長くなりました。

冷静に考えたら、なんで市立浦和高校のAチームがS2のカテゴリで戦っているのかが冷静に考えると若干謎だなと試合を見始めて、このカテゴリで多くのチームがやってくるようなスタイルと全く違った、攻撃の形などが、それぞれが頑張って跳ね返せばよいというものではなく、しっかり研究してしっかり対応して行かないと、裏を突かれる、1枚が簡単に飛び込むと、かわされて抜かれる、そういう攻撃陣がいる相手。

更に、明日からクラブユース選手権がスタートするということで、思った以上に少数精鋭という。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に36番福島竜弥(後半37分⇒33番舘澤佑磨)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と19番清水楽人、MFが左に15番石橋遼大、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人、FWが28番長田拓巳と12番千葉希(後半42分⇒42番山本陽生真)

となります。

最初に書いておきます。基本的に、仕組み上Aチームとか、Bチームとか書いていますが、既にS2リーグからプレミアリーグに出て結果を出している選手もいますし、見ていたら、ずっとS2リーグだけど、どうしてチャンスが与えられないんだろうというくらいの存在感になっている選手もいる。わかりやすく個がある選手もいるのも確かですが、Aチームだから上とか、Bチームだから下とか、そういう考え方では基本的に見ていません、というか、そこに楽しさを感じて育成のカテゴリのサッカーを見てはいない。

どちらかというと、浦和レッズユースに所属している選手は、既にポテンシャルがあって、特徴特長があって、もちろん直さなければならいないことも色々あり、課題がある選手も多いですが、みんなプロになれるという考え方です。そこまでのの道のりとか、どうやって引き出されていくのかを見たい方だし、できれば、自分が見出したいとも思っている。

だから、育成のカテゴリを見る時は特に、この選手がいないと勝てないという考え方も好きではない。

それを踏まえて、例えば、今日のようにS2の中では、ちょっと違うなと感じるようなチームであっても、浦和レッズユースの臨む最高峰のリーグがS2であり、今の中心メンバーを軸にあまりにも多い選手の入れ替えもなく、相手チームの研究なども含めて、ここが頂点で戦っていて、準備して臨めていれば、普通に勝てる相手だったと思っていますし、見ながらそう考えていました。

結果的には、今日の場合、こういう相手でも試してみる方をやったので、相手が来た時には難しくなったのかもしれないと。

でも、危ない場面は多かったものの、勝負と言うところでは、勝てる可能性もある戦いを見せられていたのは、今年の浦和レッズユースの全体のチームに感じられる勝負強さの部分なのかなと感じています(今日は、逆転されましたが、相手の攻撃に対応できずに相手が攻めてきたときには、かなり危険な場面を作られまくっていた中で、ビハインドを背負う形で、そのままやられてもおかしくないところで追いついたという、勝ち負けでは負けですけど、勝負強さを感じました。言葉おかしいかw)

それらを踏まえての、「浦和レッズユースとしての一番重きを置くリーグがプレミアリーグで、そこがベースとなっている中でのS2リーグににも参加することの難しさ。」を勝手に感じていた試合です。

暑くて頭がボーっとしていた時間もあったものの、そういう印象だけは、今でも強く残っているな~と。

試合の入りは、悪くなく、開始から38番松村大也の仕掛けから、前節のミドルシュートのように27番清水哲太がミドルシュートで狙うような形だったり、28番長田拓巳の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘いチャンスを作る場面、12番千葉希から36番福島竜弥への横パスから抜け出した28番長田拓巳へのパスが通り、シュートまで持ち込む場面、27番清水哲太のインターセプトからの右での関係性で走り出した38番松村大也にパスを通しての仕掛けなど、最初の10分くらいは、相手ゴールに迫る形が多く作れていました。

また、最初に「試み」と書きましたが、おそらくこれまでは、あまりやってなかったと思うのですが、この試合では、39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人が中盤の真ん中2枚として入り、4バックの両サイドが高く取り、より攻撃的になる形を作りながら、ある時は39番盛嘉伊人が下りてバックラインに入り、ある時は、22番佐藤陸人がバックラインに入り、3バックのような形になるという入れ替わりをやっていました。

これが上手く行っていたかどうかと言うことになると、相手の攻撃陣が思った以上にキープと突破ができ、良い距離感でパス回しで崩しに来る、不用意に寄せると裏へパスを出されそのスペースに走りこまれるということで、もし、この形を、試合含めて長くやっていれば、良かったかもしれませんが、この試合では、なかなか思うように行かず、逆に相手の攻撃が勢いづくきっかけになってしまったかもしれません。でも、視野広く展開ができる39番盛嘉伊人が下がったところで受けて味方の動きを見て、一気に展開できると、これまでにない攻撃パターンにもなるでしょうし、22番佐藤陸人が下がることで、バックラインでパス回しで強弱をつけることもできるでしょうし、面白いと思います(これが、常にS2でこのメンバーで試せるかがわからないのが難しさ。)

個人的には、今後この形が洗練されてくるとどうなるかという楽しみは残りつつ、試合自体は、10分あたりから相手が攻撃された時に連携が合わないなどが見え、裏を通されてキーパーと1対1の場面を作られて、ギリギリのところでディフェンダーが跳ね返す場面があったり、それ以外でも前線でキープされた時に、一人で飛び込んでかわされてその後ろのスペースに味方がカバーに入れないなど、相手の攻撃に振り回されるような場面が増え、17分に失点。

展開だけ見ていると、厳しい展開がここから待っているかと考えてしまうところもありましたが、前線でのプレスで相手のミスが割とよくある中で、28分に38番松村大也が高い位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、28番長田拓巳にパスを通し、このチャンスをしっかりものにして1-1の同点に追いつきます。

相手の反撃を受けた時の対応は、かなり後手後手になっていたものの、相手ゴールに向かったときの浦和の迫力は大したもので、同点ゴール後には、28番長田拓巳が前線でパスを受け、いったん22番佐藤陸人へ下げると、そこから左サイドを走る15番石橋遼大につなげて、シュート。キーパーが弾いてコーナーキックのチャンスを獲得したり、12番千葉希での仕掛けから、28番長田拓巳へパスを通して、惜しいシュートを放つ場面を作ります。

直後の反撃でサイドから切り込まれて危険なクロスを上げられるも25番石塚悠汰が好セーブするなど、反撃を受けると良い形まで持っていかれてしまうという場面は続きます。

40分くらいには、セットプレーのチャンスで39番盛嘉伊人からのクロスのこぼれを28番長田拓巳がシュートし、クロスバーを叩いてゴールに入るかという(私からは遠かったので、細かいところはわからなかった)惜しい形に見えましたが、混戦のところでファールがあったようです。

その後の前半は、私は、トイレットブレイク(すみません)で離れましたが、ここでの得点の動きはなかったようです。

後半も展開としては、前半と同様で、ハーフタイムで指示はあったと思いますが、やはり相手の攻撃陣を抑えることができずに、後半開始早々からシュートは外してくれたもののキーパーと1対1になる場面を作られる難しい入りとなり、守勢に回る展開が多くなりながらも、28番長田拓巳のプレスからミスを誘いカウンターにつなげるなど、前線が暑さで体がきつい中で、あきらめずにプレッシャーをかけることで、反撃の機会自体は作ることができていました。

後半の35分くらいには、おそらく、バックパスをキーパーがキャッチしたという判定だったと思うのですが(くどい様ですが、後半の相手の攻撃側は遠くて細かいところがわからない)ペナルティエリア内で間接フリーキックという場面もありつつ、ここは、相手が一人がボールを少し動かして味方が誰も触らず、かっさらってそこからカウンターに移るという不思議な状態があったりしつつ、終盤は、相手の攻撃を耐える時間が続き、なんとか耐えていたものの、最後の最後で決められてしまい、敗戦となりました。

細かい点では、やはりこれまでは、通っていたようなパスのパスコースを読まれてカットされたり、中盤でパスを受けて展開する前に囲まれて奪われるという、より素早い判断が要求されるところで、相手の方が優ったという場面も多かったように感じます。

もちろん、負けの言い訳にはなりませんが、こういう相手が強い時に「暑さの影響」を考えてしまうような状況と言うのは残念です。

ある程度、まともな気候でお互いに試合をできていればどうだったのかとか。

次の市立浦和との再戦の時には、試合がしやすい気候になっているので、そういう条件下でぶつかりあってほしいなと切に感じました。

暑い日の一番暑い時間の過酷な条件での試合、本当にお疲れさまでした。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/16 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 2-1勝利・・・短時間で印象の残るプレー。気迫の逆転勝利!

どうも、ブクメです☆

おなじみのレッズランドのネット越しの写真しか撮っておらず、見辛くてすみません。

昨日のプレミアリーグに引き続き日曜日は、埼玉県S2リーグを観戦してきました。昨日の駒場スタジアムでの試合も17時キックオフだったのですが、昼間の気温が上がりすぎているここ最近の日本の夏を考えると、17時キックオフくらいでようやく涼しくなってくる感じで助かりましたね。

昼間が暑すぎるここ最近の日本なので、今後は、Jリーグなどに限らず、下部組織などの試合も夏場は、夕方から夜に開催できるような仕組みになっていくのが現実的にプレーする選手にとっても観戦する側としても必要になってくるのかと思います。日本代表の活躍で日本サッカー協会にお金がたくさん入ったようですし、ナイター設備の助成をがっつりお願いしますw

さてさて、浦和レッズユースBで臨んでいるS2リーグでの戦いは、特に対戦相手がAチームで来た場合には、主導権は握れても、なかなか簡単には崩し切れない難しさと、試合運びのところで、3年生中心の相手のチームの方がうまく、劣勢の中でも取りどころで少ないチャンスで得点を奪われてしまい、前節のように引き分けに持ち込まれたり、終盤で逆転をされるような試合も出たりしています。

それでも、メンバーが絶えず入れ替わり、1つのチームとしてのベースを作って戦っているプレミアリーグと比べて明らかに別の点での難しさをかかえる状況下ながら、基本的には、どの相手に対しても、相手主導で圧倒されるという試合なく戦えているのは、さすがだなと毎試合感じているわけです。

ただ、今日の試合に関しては、背景の細かいところまでは、わからないものの、若干チームの中でのメンバーでのモチベーションに差があるように感じられたのも事実です。

前日のプレミアリーグの試合と比べたら、確かに3つ下のカテゴリの試合にはなりますが、基本的に、足を運んだユースを応援しているサポーターの見方は同じで、それぞれの選手の動きや表情を見ながら、S2リーグとしての結果を残しての昇格を目指してもらいながら、それぞれの選手からの発見を楽しみにしているわけです。だから、カテゴリ下だからという、緩いプレーは見たくないですし、アピールもしっかりしてもらいたいと考えて見ています。

ということで、試合の話に移りますね。

vs埼玉平成高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也(後半19分⇒27番清水哲太)、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に22番佐藤陸人(後半32分⇒15番石橋遼大)、右に13番與那覇航和(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、真ん中に35番根岸恵汰と14番柳田大輝、FWが39番盛嘉伊人(後半45分⇒12番千葉希)と37番堀井真海

となります。

前節の国際学院戦は、キーパー以外は1,2年生のみという構成になっていましたが、今日の試合では、22番佐藤陸人と14番柳田大輝と言った、プレミアリーグでも存在感のあるプレーを見せている3年生が2名スタメンに入り、また、昨日のプレミアリーグにも途中出場していた、37番堀井真海や、13番與那覇航和ももスタメンとしてプレーすることになりました。

例えば、チームとしてこういうベースでシーズンを戦い続けていれば、既にその3年生を軸にしたチームとして連携などもスムーズかもしれませんが、入れ替わりが多い状況にどうしてもなるため、3年生が入ることでの頼もしさと同様に、連携などを考えると、また、難しさが出てくるのかなというところは、正直なところ見ていて感じました。

更に、22番佐藤陸人が中盤の左、14番柳田大輝がボランチということで、このポジションでプレーする彼らと言うのも、私が見た限りでは、ほぼないという状況だったかとも思います。

私が見てきた限りでは、S2では、ずっとセンターバックでチームを落ち着ける役割をしていた19番清水楽人がサイドバックに入っていたり、38番松村大也がここしばらくは、サイドの前目だったところが、サイドバックのポジションになるなど、なんかいつもと違うなと言う印象を持ちつつ試合開始。

ややふわっと試合に入ってしまったところで、いきなり攻め込まれてクロスバーを叩くシュートを放たれてしまいます。

対戦相手の情報は、正直なかったのですが、前節終了時までで、浦和レッズユースBの3位に続く4位につけている埼玉平成高校ということで、Aチームで臨むチームで上位争いをしているチームですので、なかなかに手ごわかったですし、番号だけですみませんが、7番の選手と10番の選手は、かなり危険なプレーをする選手でした。

この試合では、開始早々のピンチの後は、比較的、浦和が主導権を握り返すという形になったので、相手が守備に負われる時間が多くなっていたので、わかりませんが、攻勢に出られるような展開になった時の彼らのプレーを見てみたいなと思ったりもしていました。

最初のピンチでピリッとしたのか、守備のところでは、ある程度相手の攻撃を危険なところまで行かせないということは、できていたものの、攻撃のところでは、どうも、連携というかしっくりこないという形が続き、パスが長くなってしまったり、パスを受けた後のプレーが雑になってしまったり、そういう課題を抱えながら試合が進んでいく印象。

5分くらいに、13番與那覇航和から35番根岸恵汰を経由して少し長めのパスを左前線に供給し、22番佐藤陸人が受けての攻撃など、テンポ良くチャンスにつながりそうな場面でしたが、若干の意思疎通のずれがあるようにも見えました。

7分には、ボランチの位置に入った14番柳田大輝がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏に巻いて入るようなパスを狙い、そこに37番堀井真海が走りこんで合えばという惜しい形がありました。

合う合わないというところでは、全体的に課題がありながらでしたが、昨日も長い時間ではなかったものの、前線で運動量多く走っていて、疲労もありそうなものですが、まったく感じさせないような、運動量の多いプレーを37番堀井真海がこの試合も最後まで見せていたのは印象的でしたし、この試合では、特に目立っていました。

10分くらいのバックラインからの26番南濵優大かからのくさびのパスを上下の動きで下がって受けて、右サイドの38番松村大也への展開だったり、上下の動きも良かったです。

また、サイドバックに入っていた19番清水楽人のプレーにも注目して見ていたのですが、基本的にどのポジションでも落ち着いて判断してプレーできるんだなという感想です。何がかというと、サイドバックだったので、攻撃参加も求められるポジションになりますが、行ける時に攻撃参加した時のプレーが正確というか判断が良いというか、それを感じた最初のプレーが11分の左サイドでの22番佐藤陸人とのパス交換から、行けるとなったところでのスムーズなパス交換からの前線への仕掛け。

シンプルな仕掛けに対して相手の守備で阻まれるケースが多かった試合で、回数は多くなかったものの、こういう仕掛けができたときには、より大きいチャンスになる空気が強かったので印象に残りました。

攻めながらも決定機が作れないという状況が多い前半でしたが、38番松村大也の右サイドからの前線へのパスに抜け出した37番堀井真海がファールを受けてのセットプレーが何度かあったり、39番盛嘉伊人が裏へ抜けながらパスを受けようとしたところで相手に倒されてフリーキックを獲得するなど、セットプレーの獲得数は、前半だけでも結構あったと思いますが、ゴールは奪えず0-0で前半終了。

後半スタートから、32番佐藤優斗を投入し、より積極的に仕掛けていくか形が増えます。

味方の動きがよくわかるということもあるとは思いますが、39番盛嘉伊人が受けてからのパスが前半よりも精度が増しよりチャンスになりそうな形が増えてきます。

後半6分には、38番松村大也から22番佐藤陸人を経由し、39番盛嘉伊人につなげて惜しいシュートを放つ場面を作ります。

相手ゴールに迫る場面も増えて、そろそろ得点が奪えるかと思っていたところですが、それでも、やはりどこかきれいに崩してやろうというプレーが多くなっていたのか、思い切ったプレーが少ない印象で得点が奪えない中で、相手の反撃を受けた後半15分・・・決められてしまい0-1とビハインドを背負う形になります。

今日の試合逆転勝利までつながった大きな大きな要因が、ここから。

失点後の19分に27番清水哲太がが投入されます。わかりませんが、これまでS2リーグでは、私が見た中では、右サイドバックは27番清水哲太がスタメンという試合が多かった中で、この試合は、押し出される形で控えに回ったのかもしれませんが、ここで腐らずに、プレーで答えを出した27番清水哲太が本当にすごかったわけです。

例えば、この試合では、右サイドでの仕掛けと言うところで、相手ディフェンダーを1枚はがせば、一気にゴールに行けるというところで戻してしまうなど、そこで強引に行かないと相手が楽だというプレーも多く見られていたところで、そのプレーではダメだと言わんばかりに、入ってすぐのチャンスで27番清水哲太がドリブルで右サイドから仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてペナルティエリア内深くまで侵入し、結果的にゴールにはならなかったものの、大きなチャンスを作り出します。

そして、迎えた後半24分。コーナーキックの場面で、39番盛嘉伊人が上げたボールをディフェンダーが大きくクリアしたところをペナルティエリア外から、27番清水哲太が思い切ってシュートを放ち強烈なミドルシュートがゴールを突き刺します。

後半途中で投入されてからわずか5分ほどでのこの試合での27番清水哲太のインパクトは凄かったです。

これで、流れは、一気に浦和に傾き、また、チーム自体のプレーもより激しさを増したというかゴールを奪ってやるという姿勢が強くなったように感じます。

35分には、セットプレーのチャンスで26番南濵優大のヘディングシュートから混戦で35番根岸恵汰が最後は押し込んでゴールを奪ったかに見えたものの、これは、ファールを取られます(その前のところで競った選手のキーパーチャージを取られたようですが、接触してないし、キーパーが痛がっただけでファールになるのかという話などもありましたが・・・結論から言えば、勝者は物言わずで良いというw)

この後、35分の15番石橋遼大からのパスを受けた32番佐藤陸人のシュート(枠を捉えられず)や、19番清水楽人がサイドから相手ディフェンダー交わして抜け出して37番堀井真海にパスを通しての仕掛けなど、惜しい形を作りつつ、迎えたアディショナルタイムに入ろうかと言う45分に、ペナルティエリア内に侵入した37番堀井真海にパスが通り、ここでディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、しっかり体を張ってパスを出し、最後は39番盛嘉伊人が決めて2-1と最後の最後で逆転に成功します。

アディショナルタイムも集中してボールをコントロールし、2-1で勝利となりました。

試合の主導権は、浦和が握っていたとは思いますが、おそらく、27番清水哲太のプレーがなかったら、攻めながらもそのまま0-1で逃げ切られていた可能性もあったような試合での見事な逆転劇。良いものを見させてもらいました。

課題も多い試合となりましたが、集中した守備をして崩せない相手に対して、どういうプレーをすべきなのか。そういう部分でも非常に今後にとってもプラスになる展開もありました。

そして、ちょうど前期最終節となる21日には、ここまでの成績を見る限りは、S2Bリーグの中で、最も強敵(前節までの結果で首位)となる市立浦和高校との一戦ですね。どのようなメンバー構成で臨むのかは、わかりませんが、大きな大きな1戦として、今日の逆転勝利を勢いに首位チームを倒してしまいましょう!

プレミアリーグも、S2リーグも共に勝負強さを見せての勝利(ジュニアユースも日程勘違いで足を運べなかったものの、勝負強さを見せた勝利でしたね)を見せてくれた楽しい週末でした!

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/7 浦和レッズユースBvs国際学院高校 1-1引き分け・・・簡単には勝たせてくれない

どうも、ブクメです☆

今日は、ユースのS2リーグと、ユースのプレミアリーグの掛け持ち観戦ができるということで、おそらく多くの方がそうであろう、5時ごろまでベルギーvsブラジルの試合を見て、少しだけ睡眠をとってというワールドカップの時期ならではの、若干無理のある動きをする1日となりました。

最初は、浦和南高校で開催された埼玉県S2リーグのvs国際学院高校戦を観戦してきました。この場所では、恒例となった(?)、歩道橋の上からの観戦になります。

新体制になってからの浦和レッズユースは、プレミアリーグ(クラブユース選手権予選)とS2リーグの複数のカテゴリでの公式戦でやっている選手にとっては、S2リーグでの活躍が実際に上のチームへのチャンスを与えられ活躍される選手がいる中で、見る側としては、どちらのカテゴリにも意味があると考えて見ているものの、夏に入ってきたところで、まだチャンスが与えられていないもどかしさや、チャンスを与えられたことがある流れで、またS2での試合に出ることになるなど、様々な思いを抱えてプレーする選手も出てきている時期になるかと思います。

単純に、スタートのころは、S2リーグというカテゴリでAチームを目指してという全選手のモチベーションから、現時点では、選手によって様々な状況が起こっている。もちろん、怪我との戦いになっている選手もいる。実際に見ている側としては、わからないことの方が多いですが、その辺も含めて、考えながら見るようにしています。

ただ、どういう状況であれ、やはり今日の国際学院高校との試合でも感じたように、決して簡単に勝てるリーグではないんだよS2リーグは、と言う部分も見えるのが、やはりこのカテゴリに昇格したことのメリットを感じます。

もちろん、上手さで言えば、学年が違くても、浦和の方が上手い選手がほとんどということになりますが、ゴール前での粘りでも、守備に甘さを見せた時の迫力も、やはり違うなと言う印象はあります。

攻めている回数が多くても、結果的にこの試合は1点しか取れなかったことと、少ないチャンスでも、相手にはしっかり1点奪われてしまったという引き分け。これをどう考えるかだけでも、今後が全く変わってきます。

・・・と、まとめみたいなことを先に書いてしまってから、試合の話に移っていくというw

vs国際学院高校戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と26番南濵優大、MFが左に15番石橋遼大(後半15分⇒12番千葉希)、右に38番松村大也(後半42分⇒36番福島竜弥)、真ん中に35番根岸恵汰と40番山田奈央、FWが34番成田安里と39番盛嘉伊人

となります。

5月末の昌平高校B戦の頃に前線に入っていた、長田拓巳と堀井真海が、この数週間プレミアリーグで出場機会を得ている中で、この試合での前線2枚は、34番成田安里と、39番盛嘉伊人という組み合わせになりました。

既に、39番盛嘉伊人に関しては、ややスタートは、味方との動きや、思ったよりも寄せが早い相手に苦しんでいる印象もありましたが、それでも、セットプレーでのキッカー含めて、攻撃のキーとしての存在感はこの試合でも出ていました。

興味深かったのが、この試合フル出場を果たした34番成田安里。見ている側としては、出場機会がこれまであまりなかった理由に関してはよくわからないので、出たときに見て、特徴をつかみ取る課題を考えるという感じにはなるのですが、なかなか長い時間見させてもらえる機会がなかったので、今日は、しっかり見させてもらいました。

今日感じたのは、フォワードらしいプレーをシンプルに質高くやれるタイプの選手なんだなと。

前半4分の38番松村大也からのフィードを34番成田安里がヘッドで流して抜け出した39番盛嘉伊人につなげてチャンスを作った場面や、序盤は、相手ディフェンダーとの競り合いや背負ったところでのプレーにやや苦しんでいる印象もあったのですが、試合時間が経過するごとに、体のぶつけ方や、前線で受けた時の体の向きや、キープの仕方など、相手守備陣が対応しにくいプレーを多く見せてくれました。

試合終盤では、実際にあとは、シュートだけという決定機を数回作っていたところまでの動きは良く、あとは、今日の相手は最後のところで決めさせてくれなかったところを今後は、どのように決められるようになっていくかと言うところかなと思います。楽しみです。

相手の運動量や出足が優っていたのかもしれませんが、なんとなく、少し気になったのは、序盤の相手の攻撃陣に対しての守備の緩さで、相手10番の選手にシュートの精度など欠いていたから良かったものの、抜け出されて、決定機を作れる場面も実際少なくはなかったと思います。

そういった展開を浦和ペースに代えていったのは、ボランチの位置に入っていた35番根岸恵汰のプレーだったのかなと思います。この試合かなり効いてました。相手の出足を摘む守備でのインターセプトなども結構な数やってました。

試合の流れに沿って書いていなかったのですが、試合の展開としては、割と緩く入ってしまったところはあるように見えたものの、この試合センターバックに入っていた26番南濵優大の強さが守備面と同時に攻撃でも光った流れで、前半24分にコーナーキックの流れから、最後は、26番南濵優大が押し込んでのゴールで浦和が1-0と先制します。

得点をした辺りから、全体的に運動量が増えたようにも感じられました。

前半の終盤は、右サイドバックの27番清水哲太が参加する形での右サイドからの攻撃でのチャンスが多くなりました。また、相手の反撃で抜け出されたら危険と言う場面での27番清水哲太のタックルで相手の攻撃を止めた場面も見事でした。

前半を1-0で折り返した流れで、後半も多くのチャンスを作る形で試合を進めていたものの、徐々に疲労もできてきた後半30分ごろ、一瞬の隙をつかれ突破をされてしまい、PKを与えてしまい、ここで1-1の同点に追いつかれます。

こういうところが、S2リーグにAチームで臨んできている高校は、この試合に限らずいくつか見てきた中で、強いなと思うんですね。

だから、既にこういう展開を経験してきている選手もS2リーグにいるので、こういう展開にさせないことが今後はできるようになっていくと、勝点1ではなく3がしっかり奪えるようになるのかなと思います。

ただ、結果的に逆転ゴールは奪えなかったものの、より攻撃に意識を置いた残り15分の浦和の攻撃は、特に面白かったですね。

先ほど書いたように、34番成田安里もこの時間帯にキーパーに弾かれてしまったものの、決定的な突破をしてシュートまで持ち込んでいますし、攻撃に意識を置いた32番佐藤優斗の迫力も凄かったですし、右からの38番松村大也の攻撃も、本当にいつゴールが入ってもおかしくないくらいのプレーになっていました。失点直後に40番山田奈央が粘って獲得したフリーキックのチャンスも。

そして、試合最終版にセットプレーのチャンスが増える中での39番盛嘉伊人のバーを叩く惜しいフリーキックも印象に残っています。

そういうスイッチが入った時のプレーを、試合をコントロールしながら、こういう展開になる前にできるようになるとより良いかなと思います。

もちろん、実はプレミアリーグよりも活躍した選手にチャンスが与えられて、ポッといつもいるメンバーが抜けてしまうS2リーグに臨むチームの方が、チーム作りや連携を高めるのが難しいことはわかっていますが、まあ、見るほうは要求が高いだけなので、その辺は許してください。

あとは、活躍すればチャンスが与えられると安易に書いていますが、実際のところ、印象的なプレーをする選手が多い良い循環になっていることで、チャンスを与える選手を選ぶのも実は大変になっているのではないかなとも正直感じています。

だから、私が見る限りでは、S2リーグがベースになっている選手で、チャンスを与えられてもおかしくないという選手が他にも多くいるのも事実です。

私が選ぶわけではないので、あとは、そういった選手が質の高いプレーをS2リーグで見せ続けてくれ、プレミアリーグや、全国大会などでチャンスを与えられることを期待しています。

お世辞ではなく、全体的にすごく良い流れになっていると思います。

ではでは。

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