第25回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2010/08/16 vs FCひがしU-15 2-0勝利・・・苦しみながらも勝ち点3

JヴィレッジPitch2

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースが臨んでいる全国大会。2日目の今日の対戦相手はFCひがしJユースとなります。富山のチームですね。第1戦で浦和レッズジュニアユースの第3戦の対戦相手となるFCみやぎバルセロナを1日目に4-1で下している相手なので、ここに勝利すると1次ラウンド突破に大きな前進となる試合です。

昨日に比べて湿気は気休め程度に低くなっているような気もしますが、今日のJヴィレッジも非常に暑く、プレーする選手も本当に大変だったと思います。

この試合のスタメンは、

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック3番武藤稜、左サイド2番森亮太、MFが8番須藤岳晟、7番細田真也、18番広瀬陸斗、11番進昂平、20番橋岡和樹、FWが23番小島良太

となります。

1日目のスタメンから、10番関根貴大と13番條洋介が外れ、7番細田真也と23番小島良太が入りました。

戦術的な要因と、昨日途中で負傷交代した10番関根貴大が大事を取ってベンチということのようです。

昨日は中盤が2ボランチ気味だったのですが、今日は8番須藤岳晟が1ボランチで7番細田真也はトップ下右というイメージでしょうか。あとは、1日と同じような前線の並びでした。

前半開始から、7番細田真也を起点とした攻めが相手守備陣を何度も脅かします。

特に、7番細田真也と20番橋岡和樹の絡んだ右サイドでの攻撃の形が何度も見られますが、ゴールまでつながるにはあとひと工夫が足りないという状況で得点にはなりません。時折持ち味のミドルシュートを7番細田真也が狙うもゴールまでは遠く感じられます。11番進昂平が激しいマークに遭い普段の積極的な攻めをなかなか見せることができず、二人目までのパス回しでの崩しはあるものの、なかなかもう一人が絡んでというシーンが作れません。相手の守備の意識としっかり研究した守りに、相手ディフェンス陣で攻撃は繰り返すものの崩しきれずに得点できない時間がこの日も続きます。

前半しばらくは右サイドからの攻撃に偏り気味でしたが、途中からは18番広瀬陸斗が絡んだ左サイドからの攻撃も見られるようになります。時折ミドルシュートなどで得点を狙うもゴールまでは至らず。

この試合最初の決定的なチャンスとなったのが、前半の終盤にマークが厳しい中で進がボールをキープして前線の23番小島良太にパスを入れ、23番小島良太がついていたディフェンダーを交わしてシュートを放つも惜しくもゴール左に外れたシーン。

1日目同様、攻勢の時間に残念ながらゴールを奪えずに0-0で前半を終了します。時折、FCひがしが見せるセットプレーのチャンスで危険なシーンが数回あったことも昨日と少し似ている展開。とにかく、後半は早めの先制点が望まれます。

後半スタートから、20番橋岡和樹に代わり13番條洋介、23番小島良太に代わり、10番関根貴大が入ります。

10番関根貴大の投入により、前線での攻撃がより迫力を増します。前線でのドリブルでの仕掛けなどで相手のディフェンダーをあっさり抜き去るなど10番らしい存在感を見せて得点が入りそうな空気が強まります。まず最初の決定的なチャンスは、11番進昂平からのパスを受けた10番関根貴大がディフェンダーを抜き去り鋭いシュートを放ちますが、相手キーパーが足で外にはじきだしゴールならず。

続いて、左サイドから18番広瀬陸斗がドリブルで切り裂き、低めの早いクロスをキーパーとディフェンダーの間に入れます。誰かが触ればゴールというシーンでしたが、詰めていた関根や進が一歩届かずそのままボールは抜けて行きました。

大きなチャンスのシーンが立て続けに訪れた後半に、待望の先制点が生まれます。

7番細田真也がペナルティエリアやや外くらいから得意のミドルシュートを豪快に放ち。これがゴールに吸い込まれます。待望の先制点で1-0となります。

1-0というリードでは昨日のように追いつかれる危険があるため、できるだけ早く追加点を入れたい展開で、選手たちも意識して更に攻撃を仕掛けます。10番関根貴大が入り、3人以上が絡む攻撃のシーンが増えた印象があります。関根から進、進から広瀬へという細かいパス回しで相手を崩してシュートというシーンもありましたが、相手キーパーの好セーブでゴールは阻まれます。

同様に関根から細田、細田から武藤、武藤から広瀬と4人が絡んだ攻撃なども出てきます。

浦和の圧倒的な攻勢の状況で、先制点から10分立たずに追加点が生まれます。7番細田真也からのパスを受けた10番関根貴大がディフェンダーのプレスを受けながらもしっかり抑えたコースを狙うシュートでゴール。これで2-0とだいぶ楽な展開を作り出すことができました。

この後、11番進昂平に交代して投入された24番清川大輝が2年生で全国大会初登場ながら落ち着いたプレーで左サイドから何度も攻撃を仕掛けるなど今後を期待させるプレーを見ることができました。

試合終盤には、17番木所和樹が7番細田真也と交代、10番関根貴大が25番加藤智陽に交代、交代選手も攻めの姿勢をしっかり見せ最後まで攻めの形を見せて終わりました。

この勝利によって、勝ち点を4に伸ばし、もう一つの試合でヴィッセル神戸がFCみやぎバルセロナに0-1で敗れたということで浦和4 ひがし3 みやぎ3 神戸1という勝ち点になり、3日目の1次ラウンド最終戦は引き分け以上で突破が決まります。

ここまで書いた内容では、浦和レッズジュニアユースが圧倒的に攻めて勝ったという書き方に見えるかもしれませんが、この試合では課題も多く見えたと思います。主導権を握った状態で、しっかり得点を奪うことが試合を思うように進めるために非常に重要ですので、3日目は貪欲にゴールに執着したプレーを前線の選手が堂々と見せることで更に自信をもって決勝トーナメントへ進めるきっかけをつかめると思います。

期待しています!

補足。昨日のブログでも触れました埼玉トレセンU16の国体出場をかけた一戦は2-1で勝利し、9月末の国体出場が決定したとのこと。とりあえず一安心です。国体での彼らの活躍を楽しみにしていますー!

ではでは~