水戸ホーリーホックユースカップ2018/7/29 浦和レッズユース vs FC東京U-18 1-0勝利・・・2連覇達成!

どうも、ブクメです☆

この時期のユースの戦いは、もう一つ行われている!ということで、既に最終日になってしまいましたが、浦和レッズユースが参加している水戸ホーリーホックユースカップの決勝戦のみ(美味しいところ取りですみません!)を観戦してきました!

前日色々やっていたら、眠るのが深夜になってしまい、起きて動けるパワーがあればという条件を勝手につけつつ、目が覚めたのが、7時過ぎ。割と動けるパワーはあったものの、私が住んでいるところからだと、高速をフル利用しても、会場までは、2時間ほどかかるということで、9時キックオフの準決勝は諦め、決勝の場合は12時キックオフ(ケーズデンキスタジアム水戸)、仮に3位決定戦になっても11時40分キックオフで8時に出れば、下道3時間+αくらいで行けそうということで、下道で水戸まで向かいました。

水戸ホーリーホックユースカップに足を運ぶのは、これが初めて。浦和レッズユースは、昨年も参加しており、優勝しているので連覇がかかった今大会。Jリーグのチームが主催のフェスティバル系の大会の中でも、U14の柏レイソルフェスティバルだったり、決勝戦まで勝ち進むと、そのクラブのトップチームが戦っているスタジアムで試合ができるという大会という仕組みは、結構意味があると思っていて、プレーする選手がプロになったら、こういうスタジアムで戦えるというのをイメージして戦うことができ、それも多少のモチベーションになるというのは、良いなと(選手がどう思うかは別ですがw)

既にグループステージを2日間かけて3試合戦い、グループ1位で突破して大会3日目のこの日の9時の準決勝を勝利して、4試合が終わったという状況で、決勝のみを観戦になるため、いわゆる大会の雰囲気やこれまでの戦いぶりが見られていない、試合時間自体は30分ハーフになるにしても、疲労の蓄積だったりあるわけで、その経過を見ていないですし、決勝の戦いと言うのは、また、それまでの戦いとは別物になるので、私が見たこの決勝の30分ハーフの試合というものがどのようであるのかを語るのは正直ちょっと難しいなとは思っています(メモは取りましたが。)

なので、ごくごく簡単に試合のことには触れさせてもらうことにします。

vsFC東京U-18戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗(後半14分⇒19番清水楽人)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と2番北村龍馬、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒45番アンヘル)、右に44番ネストル(後半スタート⇒38番松村大也/後半21分⇒31番木下翼)、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人(後半27分⇒36番福島竜弥)、FWが7番岡村勇輝(後半8分⇒15番石橋遼大)と37番堀井真海

となります。

何年前からかは、定かではないのですが、この夏の期間にメキシコのチームの選手が2名招待されてチームの一員としてしばらくいるという状況が今年も続けられていて、今年は、44番ネストルと、45番アンヘルということですね。

この試合では得点がなかったものの、45番アンヘルが4得点で大会得点王ということでした。

そして、背番号は43番だけど、よく見た顔だなと思ったら、普段は6番の上野夏輝。ユニフォームに何かが起こった(!?)らしく、43番を着ていたようです。

若干体が重たそうな選手も見られたので、やはり疲労もたまっていたのかなと感じる部分もありつつ、その中で、前線に入っていた37番堀井真海の運動量は、スタートから最後まで落ちず、そういえば、クラセンの方にも出ていたわけですし、かなりタフだなと感じたわけでして。

いくつかチャンスの場面を挙げると、前半6分に35番根岸恵汰からのパスを受けた43番上野夏輝がやや距離があるところから思い切ってミドルシュートを狙いますが、枠は捉えきれず。

前半7分には、37番堀井真海がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

相手が比較的浦和の右サイドからの仕掛けが多い中で、守備面では、27番清水哲太の守備が効いており、相手が攻め切れない形が多くなっていました。

前半10分にには、カウンターの形で39番盛嘉伊人からの前線のパスを37番堀井真海につなげて仕掛ける形を作ります。

前半11分には、27番清水哲太から7番岡村勇輝へパスを通し、ディフェンダーの裏のスペースへ7番岡村勇輝がパスを狙い、そのスペースに37番堀井真海が走りこむも、ここは、上手く合わず。

前半14分に、44番ネストルから39番盛嘉伊人、ペナルティエリア内に走りこむ7番岡村勇輝にパスを狙うも先にキーパーにキャッチされます。

そこまで前のめりに見ていた試合ではなかったので、割と冷静に見られていたと思うのですが、冷静に見ていても判定が「あれあれ?」と思うことが多かった試合ではあったのですが、そのうちの一つが、前半15分の37番堀井真海がペナルティエリアまで仕掛けて倒されていたと主のですが、ここは、PKの判定にならず。

ただ、この判定に抗議する必要もなく、その直後のプレーで7番岡村勇輝がしっかりと決めて1-0と先制します。

文句を言わずに実行すれば良いわけです。気持ち良い。

前半は、この後、相手のミドルシュート(大きく枠を外れた)くらいで大きなピンチもなく、いわゆるバイタルエリアで相手が仕掛けてこようとしたプレーを40番山田奈央の摘むプレーや、2番北村龍馬が落ち着いて対応して、それほど危険な場面自体作られていませんでした。

後半も終盤までは、浦和ペースで進み、後半6分に39番盛嘉伊人からの裏へのパスを受けた7番岡村勇輝のシュートに始まり、バックラインで32番佐藤優斗が点を取りに来る相手選手数人にプレッシャーをかけられながらも、キープして中盤の35番根岸恵汰にしっかりパスを通すなど、ミスを誘うプレーでも落ち着いてプレーできている印象がありました。

後半13分には、コーナーキックのチャンスから途中から入った15番石橋遼大の惜しいミドルシュートがあり、後半15分には、35番根岸恵汰起点で、前線の45番アンヘルにパスを通し、テンポ良くいったん39番盛嘉伊人に下げ、そこから右前線に走る38番松村大也への大きな展開と上下左右を広く使った攻撃。

後半19分には、45番アンヘルがディフェンダーがややコースを塞いでいるものの思い切ってシュートを狙い、このプレーでコーナーキックを獲得するなど、まずはゴールを狙うという姿勢からのチャンスもあったり。

ただ、残り5分ほどになってから、優勝を意識してなのか、理由ははっきりはしないものの、やや不安定なプレーが所々で増える中で、後半26分に決定的な場面を作られてしまうものの、ここは25番石塚悠汰が好セーブで失点を免れます。

その後も、やや不必要なプレーがあったり、明らかに反対でしょうというファールが取られてしまったりは、あったものの、試合はそのまま1-0で終了。

見事に、浦和レッズユースが2連覇を達成しました。

優勝を喜ぶとともに、単純に怪我なのかとか、それ以外の理由なのかとかまでは、サポーターサイドには、わからないことも多いのですが、最近ピッチでプレーするところが見られていなかった、上野夏輝や、木下翼のプレーなどが見られたことでも足を運んで良かったなと思っています。

浦和レッズユース全体として考えれば、悔しい前日のクラセン敗退から、もう一つの戦いでしっかり結果も残したことで、ここから後半戦でのプレミアリーグや、埼玉県S2リーグ、Jユースカップなどに向けて良い結果での再スタートという考え方もあるでしょうし、その捉え方は、選手次第ですが、私はそう捉えておきます。

なんだかんだで、割と細かく書いてしまったw

書いているうちにノッて来たという感じです。

大会MVPは、35番根岸恵汰、得点王は、4得点のアンヘル。そして、最後のトロフィーを掲げるところでの選手のキャラクターの良く出た(?)お馴染みの、一人だけトロフィー掲げて喜ぶけど、周りは喜ばないとかも、最高でしたねw

片道3時間下道で運転して、足を運んで良かったです、ありがとう!

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/21 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 1-2敗戦・・・試みか、勝利か、暑さと、難しさと。

どうも、ブクメです☆

割と、というか、かなり円陣の写真を載せることが多いのですが、この写真は、いつもと少し違った意味で気に入っています。理由は、28番長田拓巳の片足が上がっていること。気合入ってたんですよね。円陣組んで、オー!とやる時に足上げてた。こういうちょっとした気持ちのところ、私は結構好きだったりします。

さてさて、困ったものですね、今年の夏は。

暑い中でも頑張れとか、そういう度を越えている。どうしても、暑さを考慮した戦い方で消耗を抑えないと、大変なことになるという。

明日からスタートするクラブユース選手権@暑い群馬!での試合が暑さを考慮して、試合時間が短くなったり、2試合目が11時20分キックオフになったり、ある程度の配慮がある中で、今日の試合は、13:30キックオフが前の試合が若干押して、2時近くのキックオフ。そう、最も気温が上がる時間帯の試合ですね。

本当に、観戦する側が倒れたらどうしようもないと思いつつ、浦和南高校の試合の場合は、敷地内だと、試合の流れがわかりにくい感じになるため、歩道橋の上からの観戦を強行してしまったのですが、ただ見ているだけなのに、水分もしっかりとっているのに、滝のような汗が止まらず、しかも、ハーフタイム前には、テニスでおなじみの(w)トイレットブレイク(腹痛になりました。)ということで、前半残り5分ほどを見ておらず、位置的に校舎に行くよりも、駅方面に戻ったほうがトイレが近そうということで、行ってみたら、駅横トイレが暑すぎてよりダメージを受けるなど、色々ありましたが、要するに前半残り5分ほどは、見られていません。

どこまで集中して見られていたかも、定かでないのもなんか、悔しいところです。

はい、前置きが長くなりました。

冷静に考えたら、なんで市立浦和高校のAチームがS2のカテゴリで戦っているのかが冷静に考えると若干謎だなと試合を見始めて、このカテゴリで多くのチームがやってくるようなスタイルと全く違った、攻撃の形などが、それぞれが頑張って跳ね返せばよいというものではなく、しっかり研究してしっかり対応して行かないと、裏を突かれる、1枚が簡単に飛び込むと、かわされて抜かれる、そういう攻撃陣がいる相手。

更に、明日からクラブユース選手権がスタートするということで、思った以上に少数精鋭という。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に36番福島竜弥(後半37分⇒33番舘澤佑磨)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と19番清水楽人、MFが左に15番石橋遼大、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人、FWが28番長田拓巳と12番千葉希(後半42分⇒42番山本陽生真)

となります。

最初に書いておきます。基本的に、仕組み上Aチームとか、Bチームとか書いていますが、既にS2リーグからプレミアリーグに出て結果を出している選手もいますし、見ていたら、ずっとS2リーグだけど、どうしてチャンスが与えられないんだろうというくらいの存在感になっている選手もいる。わかりやすく個がある選手もいるのも確かですが、Aチームだから上とか、Bチームだから下とか、そういう考え方では基本的に見ていません、というか、そこに楽しさを感じて育成のカテゴリのサッカーを見てはいない。

どちらかというと、浦和レッズユースに所属している選手は、既にポテンシャルがあって、特徴特長があって、もちろん直さなければならいないことも色々あり、課題がある選手も多いですが、みんなプロになれるという考え方です。そこまでのの道のりとか、どうやって引き出されていくのかを見たい方だし、できれば、自分が見出したいとも思っている。

だから、育成のカテゴリを見る時は特に、この選手がいないと勝てないという考え方も好きではない。

それを踏まえて、例えば、今日のようにS2の中では、ちょっと違うなと感じるようなチームであっても、浦和レッズユースの臨む最高峰のリーグがS2であり、今の中心メンバーを軸にあまりにも多い選手の入れ替えもなく、相手チームの研究なども含めて、ここが頂点で戦っていて、準備して臨めていれば、普通に勝てる相手だったと思っていますし、見ながらそう考えていました。

結果的には、今日の場合、こういう相手でも試してみる方をやったので、相手が来た時には難しくなったのかもしれないと。

でも、危ない場面は多かったものの、勝負と言うところでは、勝てる可能性もある戦いを見せられていたのは、今年の浦和レッズユースの全体のチームに感じられる勝負強さの部分なのかなと感じています(今日は、逆転されましたが、相手の攻撃に対応できずに相手が攻めてきたときには、かなり危険な場面を作られまくっていた中で、ビハインドを背負う形で、そのままやられてもおかしくないところで追いついたという、勝ち負けでは負けですけど、勝負強さを感じました。言葉おかしいかw)

それらを踏まえての、「浦和レッズユースとしての一番重きを置くリーグがプレミアリーグで、そこがベースとなっている中でのS2リーグににも参加することの難しさ。」を勝手に感じていた試合です。

暑くて頭がボーっとしていた時間もあったものの、そういう印象だけは、今でも強く残っているな~と。

試合の入りは、悪くなく、開始から38番松村大也の仕掛けから、前節のミドルシュートのように27番清水哲太がミドルシュートで狙うような形だったり、28番長田拓巳の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘いチャンスを作る場面、12番千葉希から36番福島竜弥への横パスから抜け出した28番長田拓巳へのパスが通り、シュートまで持ち込む場面、27番清水哲太のインターセプトからの右での関係性で走り出した38番松村大也にパスを通しての仕掛けなど、最初の10分くらいは、相手ゴールに迫る形が多く作れていました。

また、最初に「試み」と書きましたが、おそらくこれまでは、あまりやってなかったと思うのですが、この試合では、39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人が中盤の真ん中2枚として入り、4バックの両サイドが高く取り、より攻撃的になる形を作りながら、ある時は39番盛嘉伊人が下りてバックラインに入り、ある時は、22番佐藤陸人がバックラインに入り、3バックのような形になるという入れ替わりをやっていました。

これが上手く行っていたかどうかと言うことになると、相手の攻撃陣が思った以上にキープと突破ができ、良い距離感でパス回しで崩しに来る、不用意に寄せると裏へパスを出されそのスペースに走りこまれるということで、もし、この形を、試合含めて長くやっていれば、良かったかもしれませんが、この試合では、なかなか思うように行かず、逆に相手の攻撃が勢いづくきっかけになってしまったかもしれません。でも、視野広く展開ができる39番盛嘉伊人が下がったところで受けて味方の動きを見て、一気に展開できると、これまでにない攻撃パターンにもなるでしょうし、22番佐藤陸人が下がることで、バックラインでパス回しで強弱をつけることもできるでしょうし、面白いと思います(これが、常にS2でこのメンバーで試せるかがわからないのが難しさ。)

個人的には、今後この形が洗練されてくるとどうなるかという楽しみは残りつつ、試合自体は、10分あたりから相手が攻撃された時に連携が合わないなどが見え、裏を通されてキーパーと1対1の場面を作られて、ギリギリのところでディフェンダーが跳ね返す場面があったり、それ以外でも前線でキープされた時に、一人で飛び込んでかわされてその後ろのスペースに味方がカバーに入れないなど、相手の攻撃に振り回されるような場面が増え、17分に失点。

展開だけ見ていると、厳しい展開がここから待っているかと考えてしまうところもありましたが、前線でのプレスで相手のミスが割とよくある中で、28分に38番松村大也が高い位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、28番長田拓巳にパスを通し、このチャンスをしっかりものにして1-1の同点に追いつきます。

相手の反撃を受けた時の対応は、かなり後手後手になっていたものの、相手ゴールに向かったときの浦和の迫力は大したもので、同点ゴール後には、28番長田拓巳が前線でパスを受け、いったん22番佐藤陸人へ下げると、そこから左サイドを走る15番石橋遼大につなげて、シュート。キーパーが弾いてコーナーキックのチャンスを獲得したり、12番千葉希での仕掛けから、28番長田拓巳へパスを通して、惜しいシュートを放つ場面を作ります。

直後の反撃でサイドから切り込まれて危険なクロスを上げられるも25番石塚悠汰が好セーブするなど、反撃を受けると良い形まで持っていかれてしまうという場面は続きます。

40分くらいには、セットプレーのチャンスで39番盛嘉伊人からのクロスのこぼれを28番長田拓巳がシュートし、クロスバーを叩いてゴールに入るかという(私からは遠かったので、細かいところはわからなかった)惜しい形に見えましたが、混戦のところでファールがあったようです。

その後の前半は、私は、トイレットブレイク(すみません)で離れましたが、ここでの得点の動きはなかったようです。

後半も展開としては、前半と同様で、ハーフタイムで指示はあったと思いますが、やはり相手の攻撃陣を抑えることができずに、後半開始早々からシュートは外してくれたもののキーパーと1対1になる場面を作られる難しい入りとなり、守勢に回る展開が多くなりながらも、28番長田拓巳のプレスからミスを誘いカウンターにつなげるなど、前線が暑さで体がきつい中で、あきらめずにプレッシャーをかけることで、反撃の機会自体は作ることができていました。

後半の35分くらいには、おそらく、バックパスをキーパーがキャッチしたという判定だったと思うのですが(くどい様ですが、後半の相手の攻撃側は遠くて細かいところがわからない)ペナルティエリア内で間接フリーキックという場面もありつつ、ここは、相手が一人がボールを少し動かして味方が誰も触らず、かっさらってそこからカウンターに移るという不思議な状態があったりしつつ、終盤は、相手の攻撃を耐える時間が続き、なんとか耐えていたものの、最後の最後で決められてしまい、敗戦となりました。

細かい点では、やはりこれまでは、通っていたようなパスのパスコースを読まれてカットされたり、中盤でパスを受けて展開する前に囲まれて奪われるという、より素早い判断が要求されるところで、相手の方が優ったという場面も多かったように感じます。

もちろん、負けの言い訳にはなりませんが、こういう相手が強い時に「暑さの影響」を考えてしまうような状況と言うのは残念です。

ある程度、まともな気候でお互いに試合をできていればどうだったのかとか。

次の市立浦和との再戦の時には、試合がしやすい気候になっているので、そういう条件下でぶつかりあってほしいなと切に感じました。

暑い日の一番暑い時間の過酷な条件での試合、本当にお疲れさまでした。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/7 浦和レッズユースBvs国際学院高校 1-1引き分け・・・簡単には勝たせてくれない

どうも、ブクメです☆

今日は、ユースのS2リーグと、ユースのプレミアリーグの掛け持ち観戦ができるということで、おそらく多くの方がそうであろう、5時ごろまでベルギーvsブラジルの試合を見て、少しだけ睡眠をとってというワールドカップの時期ならではの、若干無理のある動きをする1日となりました。

最初は、浦和南高校で開催された埼玉県S2リーグのvs国際学院高校戦を観戦してきました。この場所では、恒例となった(?)、歩道橋の上からの観戦になります。

新体制になってからの浦和レッズユースは、プレミアリーグ(クラブユース選手権予選)とS2リーグの複数のカテゴリでの公式戦でやっている選手にとっては、S2リーグでの活躍が実際に上のチームへのチャンスを与えられ活躍される選手がいる中で、見る側としては、どちらのカテゴリにも意味があると考えて見ているものの、夏に入ってきたところで、まだチャンスが与えられていないもどかしさや、チャンスを与えられたことがある流れで、またS2での試合に出ることになるなど、様々な思いを抱えてプレーする選手も出てきている時期になるかと思います。

単純に、スタートのころは、S2リーグというカテゴリでAチームを目指してという全選手のモチベーションから、現時点では、選手によって様々な状況が起こっている。もちろん、怪我との戦いになっている選手もいる。実際に見ている側としては、わからないことの方が多いですが、その辺も含めて、考えながら見るようにしています。

ただ、どういう状況であれ、やはり今日の国際学院高校との試合でも感じたように、決して簡単に勝てるリーグではないんだよS2リーグは、と言う部分も見えるのが、やはりこのカテゴリに昇格したことのメリットを感じます。

もちろん、上手さで言えば、学年が違くても、浦和の方が上手い選手がほとんどということになりますが、ゴール前での粘りでも、守備に甘さを見せた時の迫力も、やはり違うなと言う印象はあります。

攻めている回数が多くても、結果的にこの試合は1点しか取れなかったことと、少ないチャンスでも、相手にはしっかり1点奪われてしまったという引き分け。これをどう考えるかだけでも、今後が全く変わってきます。

・・・と、まとめみたいなことを先に書いてしまってから、試合の話に移っていくというw

vs国際学院高校戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と26番南濵優大、MFが左に15番石橋遼大(後半15分⇒12番千葉希)、右に38番松村大也(後半42分⇒36番福島竜弥)、真ん中に35番根岸恵汰と40番山田奈央、FWが34番成田安里と39番盛嘉伊人

となります。

5月末の昌平高校B戦の頃に前線に入っていた、長田拓巳と堀井真海が、この数週間プレミアリーグで出場機会を得ている中で、この試合での前線2枚は、34番成田安里と、39番盛嘉伊人という組み合わせになりました。

既に、39番盛嘉伊人に関しては、ややスタートは、味方との動きや、思ったよりも寄せが早い相手に苦しんでいる印象もありましたが、それでも、セットプレーでのキッカー含めて、攻撃のキーとしての存在感はこの試合でも出ていました。

興味深かったのが、この試合フル出場を果たした34番成田安里。見ている側としては、出場機会がこれまであまりなかった理由に関してはよくわからないので、出たときに見て、特徴をつかみ取る課題を考えるという感じにはなるのですが、なかなか長い時間見させてもらえる機会がなかったので、今日は、しっかり見させてもらいました。

今日感じたのは、フォワードらしいプレーをシンプルに質高くやれるタイプの選手なんだなと。

前半4分の38番松村大也からのフィードを34番成田安里がヘッドで流して抜け出した39番盛嘉伊人につなげてチャンスを作った場面や、序盤は、相手ディフェンダーとの競り合いや背負ったところでのプレーにやや苦しんでいる印象もあったのですが、試合時間が経過するごとに、体のぶつけ方や、前線で受けた時の体の向きや、キープの仕方など、相手守備陣が対応しにくいプレーを多く見せてくれました。

試合終盤では、実際にあとは、シュートだけという決定機を数回作っていたところまでの動きは良く、あとは、今日の相手は最後のところで決めさせてくれなかったところを今後は、どのように決められるようになっていくかと言うところかなと思います。楽しみです。

相手の運動量や出足が優っていたのかもしれませんが、なんとなく、少し気になったのは、序盤の相手の攻撃陣に対しての守備の緩さで、相手10番の選手にシュートの精度など欠いていたから良かったものの、抜け出されて、決定機を作れる場面も実際少なくはなかったと思います。

そういった展開を浦和ペースに代えていったのは、ボランチの位置に入っていた35番根岸恵汰のプレーだったのかなと思います。この試合かなり効いてました。相手の出足を摘む守備でのインターセプトなども結構な数やってました。

試合の流れに沿って書いていなかったのですが、試合の展開としては、割と緩く入ってしまったところはあるように見えたものの、この試合センターバックに入っていた26番南濵優大の強さが守備面と同時に攻撃でも光った流れで、前半24分にコーナーキックの流れから、最後は、26番南濵優大が押し込んでのゴールで浦和が1-0と先制します。

得点をした辺りから、全体的に運動量が増えたようにも感じられました。

前半の終盤は、右サイドバックの27番清水哲太が参加する形での右サイドからの攻撃でのチャンスが多くなりました。また、相手の反撃で抜け出されたら危険と言う場面での27番清水哲太のタックルで相手の攻撃を止めた場面も見事でした。

前半を1-0で折り返した流れで、後半も多くのチャンスを作る形で試合を進めていたものの、徐々に疲労もできてきた後半30分ごろ、一瞬の隙をつかれ突破をされてしまい、PKを与えてしまい、ここで1-1の同点に追いつかれます。

こういうところが、S2リーグにAチームで臨んできている高校は、この試合に限らずいくつか見てきた中で、強いなと思うんですね。

だから、既にこういう展開を経験してきている選手もS2リーグにいるので、こういう展開にさせないことが今後はできるようになっていくと、勝点1ではなく3がしっかり奪えるようになるのかなと思います。

ただ、結果的に逆転ゴールは奪えなかったものの、より攻撃に意識を置いた残り15分の浦和の攻撃は、特に面白かったですね。

先ほど書いたように、34番成田安里もこの時間帯にキーパーに弾かれてしまったものの、決定的な突破をしてシュートまで持ち込んでいますし、攻撃に意識を置いた32番佐藤優斗の迫力も凄かったですし、右からの38番松村大也の攻撃も、本当にいつゴールが入ってもおかしくないくらいのプレーになっていました。失点直後に40番山田奈央が粘って獲得したフリーキックのチャンスも。

そして、試合最終版にセットプレーのチャンスが増える中での39番盛嘉伊人のバーを叩く惜しいフリーキックも印象に残っています。

そういうスイッチが入った時のプレーを、試合をコントロールしながら、こういう展開になる前にできるようになるとより良いかなと思います。

もちろん、実はプレミアリーグよりも活躍した選手にチャンスが与えられて、ポッといつもいるメンバーが抜けてしまうS2リーグに臨むチームの方が、チーム作りや連携を高めるのが難しいことはわかっていますが、まあ、見るほうは要求が高いだけなので、その辺は許してください。

あとは、活躍すればチャンスが与えられると安易に書いていますが、実際のところ、印象的なプレーをする選手が多い良い循環になっていることで、チャンスを与える選手を選ぶのも実は大変になっているのではないかなとも正直感じています。

だから、私が見る限りでは、S2リーグがベースになっている選手で、チャンスを与えられてもおかしくないという選手が他にも多くいるのも事実です。

私が選ぶわけではないので、あとは、そういった選手が質の高いプレーをS2リーグで見せ続けてくれ、プレミアリーグや、全国大会などでチャンスを与えられることを期待しています。

お世辞ではなく、全体的にすごく良い流れになっていると思います。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/19 浦和レッズユースBvs本庄第一高校 7-0勝利・・・若干のやりにくさも見えつつ大勝!

どうも、ブクメです☆

まあ・・・遅刻しましたw

以前、駒場スタジアムの近く市立浦和高校方面に住んでいたことがあって、その関係からか、今は、鳩山町というところに住んでいるのですが、感覚として、レッズランドとさいたま市浦和駒場スタジアムの位置関係を同じくらいに考えてしまう傾向があります。今住んでいるところから来る場合は、方向的にも、レッズランドを経由して駒場という動きを考えれば、レッズランド+30分くらいを見る必要があるはずなのですけどね。

そもそも、到着時間が試合開始予定時間の10分前くらいになったという状況で、今日駒場スタジアムのほうでレッズレディースの試合が同時刻キックオフで開催されるとう情報がポッカリ抜けていて着いてみて初めて、駐車場が使えない(レッズレディースの観戦であれば使えますという話だったので、とぼければ停められたのですが、どうもそれができないw)となり、それでも、以前住んでいたエリアなので、そこそこコインパーキング事情には詳しいと自負していた5か所ほどの周辺コインパーキングが根こそぎ満車という流れで、ウロウロし、最終的には、道祖土小学校の横にできていたコインパーキングにたどり着き、キックオフ予定の30分後くらいに駒場サブグラウンドに到着しました。

この日のこの会場のS2リーグが3試合あって結構時間つめつめでやっているので、多少遅れるかなと思っていましたが、15分ほどキックオフが遅れたようで、実質15分くらいの遅れで済みましたが、間に合っていただけに、失敗しました。市立船橋高校戦の時と言い、どうも、今年は、車でのアクセスでの苦戦が多くなっております。

はい、一通り言い訳をしたところで、試合です。

vs本庄第一高校戦メンバーと交代

GK18番西尾優輝、DFが左に36番福島竜弥、右に27番清水哲太(後半30分くらい⇒38番松村大也)、真ん中に19番清水楽人(後半14分⇒42番山本陽生真)と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半30分くらい⇒32番佐藤優斗)、右に20番冨田蓮、真ん中に35番根岸恵汰と13番與那覇航和(後半?⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳と37番堀井真海(後半21分⇒12番千葉希)

となります。

到着がバタバタ、そして、試合の終盤に、近くで見ていた方に話しかけられて雑談タイムみたいな時間が後半終盤15分くらい続いたことで、全体的な試合の流れをしっかりと言う感じにはならず、間に合わなかった時間帯に前半9分の31番木下翼のゴールは見られず、最後の最後に決まった35番根岸恵汰のゴールは、見逃してしまいました。こういうこともありますw

自分の確認できていた中で、相手がまだ未勝利のチームだったということがあったとしても、5-0大勝で、ここ2試合の難しい流れを吹き飛ばしたかなと思っていたのですが、実際の結果は7-0ということで、まあ、凄いなと。そして、無失点も良い。

駒場サブでの試合の時は、スタンドで観戦しない時(できるできないがよくわからない)も多く、その場合は、ネット越しであるものの、横一線の隙間(?)があるので、若干しゃがみながら見ることで、割と試合自体はしっかりと眺めることができるので観戦環境としては、悪くもない(良いわけでもない)んですよね。

給水タイムや前半終了の時間などから逆算すると、前半15分くらいに到着できていたと思いますが、試合の展開を見る中で、その段階で、割とつらそうな表情でプレーしている選手がいたように思って、勝手に、晴れているけど比較的湿気は少なめでこのような状況なので、この試合の前に既に負荷をかけてきたのかなとか思ったりするところもありつつ、その辺は、よくわかりませんが、あとは、前日降っていた雨の影響などがあったのか、思った以上に、滑る(一方の足に重心をかけると滑るようなイメージ)ようで、細かいプレーをしようとした時に、思うように行かないという選手も多いように見えました。そういう、ピッチ的な要因もありつつでしたが、試合自体は、浦和ペースで大半が進んでいくという内容でした。

滑りやすいことに加えて、風も時折強めに吹いていたので、その辺りの影響も感じられました。

見始めた時間からの流れを書いていきますと、

20分に20番冨田蓮の仕掛けから37番堀井真海のシュート、24分に37番堀井真海から左前線へ走る31番木下翼へパスが通りクロスを20番冨田蓮がシュートと、前節同様、前線からの仕掛けでゴールに迫る場面と言うのは、メモできていないものも含めてかなり多くありながらも、なかなか決めきれないという印象がこの試合にもありましたが、果敢に仕掛ける姿勢と、ポジションに流動性があり、相手がゴール前に密集する形の守りになり、そこを崩し切ることには苦しめられ、ああいう守り方されるとストレスたまりそうだなと感じつつも、僅かに枠を外れるという惜しいシュートが多い印象はありました。

その流れの中で、25分に13番與那覇航和がドリブルで持ち上がり、強いシュートと言うよりは、このコースを狙えれば、決まるという相手ディフェンダーの隙間から狙いすました上手いシュートを決めて2-0とします。

前半を2-0で折り返し、後半は得点ラッシュになります。

まず3分に、37番堀井真海の前線での粘りから、20番冨田蓮につなげ、クロスに28番長田拓巳が合わせる惜しい形を作ります。

5分に、31番木下翼と37番堀井真海がテンポ良いパス交換で攻め上がり、37番堀井真海が決めて3-0。

8分には、26番南濵優大からのロングフィードを受けた28番長田拓巳が相手ディフェンダー数名を背負いながら、ペナルティエリア内で反転して突破しシュートまでもっていく惜しい形がありました。

12分にもペナルティエリア内で28番長田拓巳が惜しい形を作ります。

18分に、37番堀井真海がドリブルで仕掛けペナルティエリアに侵入したところで相手選手に倒されPKを獲得。これを自ら決めて4-0。

続てい、21分に31番木下翼がゴールを決めて5-0。

26分に、13番與那覇航和の右サイドへの展開から28番長田拓巳につながり、12番千葉希とのパス交換で仕掛ける惜しい形を作ります。

28分に相手に決定機を作られたものの、GK18番西尾優輝が見事な反応でシュートをはじいてピンチを防ぎます。

そして、この辺りからは、すみません。先ほどあったように、近くにいた方との会話が始まり、あまりしっかりと細かいところまでは確認できない時間になってしまいましたが、後半30分あたりに入った38番松村大也がかなりチャンスを作ったりゴール前に仕掛けているという印象はそれでも残りつつ、実際に44分にこの試合6点目となるゴールを38番松村大也が決めます。そして、この最後のゴールのところでは、レディースの試合を見に行っていた友人がちょうど来て、話し始めてしまい、最後の最後の35番根岸恵汰のゴールは完全に見逃してしまっていました、すみません。

ということで、オフィシャルの結果を確認するまでは、私の中では5-0大勝だったのですが、実際は7-0の圧勝に無失点と言うことで、一つ連敗の流れをこういう形でストップすることができたのは大きいと思いますし、まだ明日の結果が出ないとわかりませんが、来週の相手は、このS2リーグで4節まで全勝している昌平高校のBチームと言うことで、これまでの埼玉県で実力のあるチームのAチームとの対戦の難しさとはまた別の難しさと手ごわさを感じることになる試合になるような気がしています。

なので、今日の試合でこういう勝ち方をできたのは大きいなと。

来週の試合も足を運べる予定なので、楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/13 浦和レッズユースBvs伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・大雨と崩しきれなかった試合

どうも、ブクメです☆

天気予報では、14時くらいから本格的な雨と言うことでしたが、結局降りませんでしたと言いたかったところですが、その前までは、ポツリポツリくらいだった雨が、前の試合の負傷者の関係で20分ほど遅れてキックオフとなった時間くらいからは、雨が降り続く状態となり、時折大雨の時間帯もあるなど、プレーする選手にとっては、やややりにくい環境の中での試合となりました。

ということで、今日足を運んだのは、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグの伊奈総合高校との試合を観戦しに浦和南高校に行ってきました。浦和カップの時に1度足を運んでいる会場ですが、なるほど、聞いていたように、近い位置でのネット裏の観戦エリアだとネット越し完全ゴール裏ということで試合がわかりにくいところもあったこの会場ですが、歩道橋の上からだと、かなりサッカー的なところがしっかり見やすいと聞いていた通り、若干見ていた場所からは、前半浦和が攻める方向のゴール前での攻防が見にくいことはあったものの全体的な展開を見ることができる試合になりました。

今回のS2リーグに臨んでいるチームの前身となるメンバー構成は浦和カップの時に数試合見させてもらっていましたが、埼玉県の2部リーグとなるS2リーグが開幕してからは、この試合が始めての観戦になります。ここまで3試合を消化していて高校のBチーム相手に連勝し、前節は西武文理高校相手に初黒星と言う形でこの試合に臨む流れになっています。形上は、1つ上のカテゴリのS1リーグにAチームが参加している高校のBチームに対して連勝した流れで、S2リーグでは、初めてのAチームとして参加している西武文理高校相手に、終盤の勝負所での時間帯に逆転負けをしたという流れで迎える、同じくAチームで参加している伊奈学園総合高校が相手と言うことを、イメージできるところで考えれば、テクニックなどでは優るかもしれないが、その高校のサッカー部の精鋭として組まれたおそらく3年生が中心であろうチームと対戦した時に思うように行かない何かを試合の中で感じながら、それでも勝利する方向までもっていくことができるかということがポイントになるのかなと、ざっくり考えながら見させてもらっていました。

簡単に言えば、タイトルに書いたように、雨と言う状況で、若干勝手が違う状況が両チームにできてしまっての戦いになりつつ、合計で5得点入り、浦和も2点取った試合で崩し切れなかったと書いたのは、守備的な相手に対して、それでもチャンスを多数作り出していたし、ゴールに向かう姿勢も多くの選手に見られていた中で、相手の「ゴールを決めさせない」という集中力と最後の粘りの中でそこを崩し切ってのゴールが奪えなかったという意味です。

それを踏まえて、試合のことを書いていきますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と33番舘澤佑磨、MFが左に31番木下翼(後半25分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と40番山田奈央、FWが13番與那覇航和(後半21分⇒28番長田拓巳)と37番堀井真海

となります。

試合開始から、守備では、19番清水楽人の存在感が目立ち、攻撃では、39番盛嘉伊人が中盤でパスを受けて様々展開するという形で、そこに左サイドに入っていた31番木下翼がポジションを移動させながら、果敢に突破を試みる、前線で37番堀井真海が力強さを見せ、右サイドからの攻撃で38番松村大也が仕掛け、時に右サイドバックの27番清水哲太が攻撃参加もしながらなどなど、スタートから、バランスもよく相手にほとんどチャンスを作らせないくらいのサッカーができていたと思います。

実際にチャンスも多く、メモできたものだけでも、3分の39番盛嘉伊人のシュート、7分には、シュートが打ち切れなかったものの、27番清水哲太からの縦パスから13番與那覇航和、37番堀井真海とつなげての仕掛け、8分の38番松村大也のサイドからの仕掛けからのクロスに13番與那覇航和が合わせてのシュート(キーパーにはじかれる)、9分にも39番盛嘉伊人のシュート、14分の37番堀井真海の仕掛け、15分の27番清水哲太からの見事なロングフィードからの31番木下翼の仕掛けからの38番松村大也へつなげての仕掛け、18分にも39番盛嘉伊人からのパスを受けた37番堀井真海の仕掛け、20分の27番清水哲太、37番堀井真海、いったん下げて40番山田奈央から再び37番堀井真海がパスを受けての仕掛け、22分の31番木下翼と32番佐藤優斗のワンツーからの仕掛け、24分の37番堀井真海のシュート(キーパーに防がれる)、30分の19番清水楽人からの縦パスに抜け出した31番木下翼のクロスを38番松村大也が受けての仕掛け。

34分の38番松村大也のサイドから中へ力強く走りこんで競り合っていく場面を見つつ、ジュニアユースの途中くらいまでは、あまりこういう競り合いしなかった選手だけど頼もしく競れるようになってくれたんだな~とか、勝手に感心しつつ、ただ、やはり相手選手が2枚くらいでプレスをかけてきても、はがして突破できるようなプレーも数選手が見せるものの、ペナルティエリア内に入ってからの最後のところでは、相手の集中力の前にそこを突破しきって、かわし切ってゴールという形ができたかと言われればできてなかった印象がありました。

そのような中で、40分に攻撃のところで、27番清水哲太が味方のフォローに右サイドバックの位置から高めの位置に上がってきつつ、パスを受けて引き付けつつ、いったん下げたところで早い展開で19番清水楽人が前線にパスを送り込んだ場面など、工夫が見られたところでやや大きなチャンスになりかけている場面もありました。

やや相手が受ける時間が長くなり、攻撃にウェイトを置く中で、前半終了間際にインターセプトされた際の攻撃方向に向いていた選手の守備の切り替えが遅くなり、守備の選手1人だけが対応し、攻撃の選手の戻りが遅くなったところでの大きなピンチになりかけた場面がありましたが、ここは、相手選手が、シュートを打ち急いでくれて助かりました。

そんな、チャンスの数は相当作っていたものの得点は奪えず、逆に大きな決定機を相手に与えかけての0-0ということで、全体的には浦和攻勢のペースですが、やや課題が多い前半になりました。

なかなか決まらないという流れでしたが、後半に入り、コーナーキックからの流れだったと思いますが、3分に38番松村大也がペナルティエリア内で浮き球を上手く胸トラップで落としてシュートを決めて1-0と先制に成功します。

4分には、13番與那覇航和から37番堀井真海とつなげてゴールに迫るも追加点はならず。

攻撃に行ける回数が多かったことと雨のいたずらと言うか、相手のサイドからの攻撃でのクロスボールの処理を誤り、そこを押し込まれて同点とされます。

1-1とされた中で、迎えた13分に31番木下翼のドリブルからのペナルティエリア内へのやや強く長めに見えたパスを37番堀井真海が足先でなんとか触ったシュートは、惜しくもポストをかすめて外れます。ただ、守備的な相手で持ち込んでの突破やシュートを狙うと体を張って守ってくるような相手に対しての、点で合わせるような早いパスでの狙いが有効であるというのを感じられた場面でもありました。

ただ、流れとしては、相手にあるようで、やはり攻撃の意識が相手のサイド攻撃に対しての狙いどころになってしまうところもあり、15分に突破されてこのまま前に抜け出されるとキーパーと1対1になりかねない場面で、抜け出そうとした選手のボールをクリアしたものの、ハイキックでの危険なプレーとしてファールとなり、このフリーキックから失点となり1-2と逆転されます。

その後、23分に37番堀井真海から28番長田拓巳を経由して38番松村大也につなげてシュートを放つもここはキーパーに防がれます。

25分には、32番佐藤優斗のサイドからの仕掛けからのクロスボールに38番松村大也がヘッドで合わせるも惜しくも枠を捉えられず。

より相手が跳ね返すのが難しいようなスピードのあるクロスなど、その後途中交代で入った36番福島竜弥も2本ほどそういうプレーをしていたと思いますが、特に雨という条件の中で、より有効になるそういったプレーが後半終盤には増えてきていたと思います。

ただ、やはり流れの中では崩し切れずということではありましたが、32分にペナルティエリア少し外くらいで相手のハンドでフリーキックを獲得すると、39番盛嘉伊人のキックから、混戦になったところを38番松村大也が押し込んで2-2と再び追いつきます。

ここから逆転と行きたかったのですが、同点ゴールの直後に、相手チームの思い切ったミドルシュートが見事なコースに飛んで決められてしまい、2-3と逆転されてしまいます。

そこからの残り10分ほどで何とか同点逆転とゴールを狙った浦和でしたが、そのまま2-3で試合終了となりました。

おそらく、前半の相当相手のゴール前まで攻め込めていた時間にあっさり先制できてしまえていれば、前半の内に複数得点を決めて有利に試合を運べてこのような展開にならなかったように思えますし、サッカーでよくある、これだけ攻めているのにどうして決まらないという、今日はそういう日だったという見方もできなくもないと思います。

ただ、やはり今日は、まず相手の守備の集中を褒める必要もあるとは思いますが、それによって徐々に守りに慣れていき、そこに対して、崩し切る工夫が足りなかったのかなとも思います。また、全体的には、誰が見ても浦和が攻勢だった試合です。でも、勝負のポイントのところでは、雨を味方につけたところも含めて相手の方が一枚上手だったのかなとも思います。ちなみに、相手を崩し切れなかったとはいっても、相手の3ゴールも決して崩されて決められたわけでもないんですよね。セットプレーだったり、攻撃の意識で空いたところを狙われての対応ミスからですから。

ただ、そういう結果にはなってしまいましたが、このチームの好きなところは、特に前線の選手に多いですが、とにかく最後まであきらめずに走り続けることができる選手が多い。今日の試合も攻めても攻めても決まらないことでの、攻め疲れもしたでしょうし、更に同点弾から逆転するぞと言うところで、相手にやや運も味方につけられたような見事なゴールを決められてしまって、下を向いてしまうような展開になっていたにも関わらず、ラインを割ってしまうだろうというようなボールでも全力で最後まで追いかけ続ける姿などは印象に残ってます。というか、必要です。

私は、浦和レッズユースのサポーターですので、もちろん、S2リーグでは満足していませんし、まだここは、経験を積むためのカテゴリではないと思っていますので、結果を残して昇格をして、ここから2年でプレミアリーグとプリンスリーグを2チームで戦う浦和レッズユースという環境を待ち望んでいます。

ただ、それはあくまでサポーターサイドの願いであって、育成の方向性として、このカテゴリくらいまで来れば、埼玉県のトップレベルの高校のチームとの経験や上手い下手のところではない簡単には行かないところをプレミアリーグのメンバーにまだ入れていない選手でも肌で感じられるような経験ができるという位置づけでやりますということであれば、そういう考え方もありますね、としか言えません。

もちろん、私個人的には、いる選手がしっかり自分を磨ける環境があれば、AでもBでも良いと思ってしまうところもありますが、Bチームでしっかりアピールできた選手は、プレミアの方のメンバーに入るわけで、浦和レッズユースBというチームを頂点に動いていないことから、様々な環境で、S2に臨むチームは、メンバーもコンビネーションもやり直しになる可能性も秘めているわけなんですよね。

だから、本当に見る側としても難しいです。

今日も、Bチームで各ポジションの軸としてプレーしている選手を眺めながら、存在感出ているなと思いながら、この選手がプレミアに上がっていったら、またそのポジションで存在感が出てくる選手を待ち、またその選手が良いと判断されたら入れ替わって・・・こりゃ大変だと。

高校サッカーのチームの場合は、そういう入替を1年間ほとんどせずにやっているところもあるようで、そういう方針であれば、Bチームではなく、今年はウラワレッズユースビーというここを頂点としたチームとして今いるメンバーを軸として、S1昇格を目指しますとすれば良いのでしょうが、そういうわけにもいかないですよね。

と言う感じに、割と私は毎試合で感じたことをこうやって書き留めていくと思います。

まあ、はっきり言えることは、プレミアリーグも、S2リーグもかなりウェイトを置いて集中して見ているということくらいですね。

だから、先ほど書いたようなBチームの作り方をするところとは違うことはわかっていながらも、S2リーグでのウラワレッズユースビーの形を見つけて、そのベースとなるメンバーと戦いぶりを期待してしまっているところもあるのも事実。浦和カップからの進行形で見ようとしてしまっているのも事実。だからこそ、その時には、出場した時には毎試合と言ってよいほど点を取っていた3年生の9番二見健太がいたけど、今日の試合には、いなかったわけで、前の週にはプレミアリーグでプレーしていたわけで、本当に気持ち入れて見ようとすると大変ですね。

コンビネーションを磨いても、その選手は次の試合にはいないかもしれない、チームの支柱になっていた選手が次にいないかもしれない。

ということで、もしかするとプレミアよりも大変なチーム作りにはなると思いますが、そこをも克服していく全体的なチームとしての姿がどうなっていくのかも楽しみと言えば楽しみです。

はい、まとまらない。それをも楽しもう!

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP 2017/12/26 2日目 vs興國高校 0-5敗戦、vs帝京長岡高校 2-0勝利・・・明暗くっきりの2試合も2位で突破

*強さでも他方面でも、強烈なインパクトを残した興國高校。試合前に自前の記念撮影してました。

*帝京長岡高校戦。大敗の後で良い意味で吹っ切れて戦えました。

どうも、ブクメです☆

今回は、最初に今日の2試合とメンバー、簡単な経過を書いてから、つらつらと思ったこと書きます。

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚(後半スタート⇒18番西尾優輝)、DFが左に21番清水楽人(後半26分⇒13番上野夏輝)、右に16番清水哲太(前半23分⇒17番與那覇航和)、真ん中に4番大桃伶音(後半スタート⇒5番大城螢)と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(前半14分⇒2番白土大貴/後半?⇒27番冨田蓮)、右に14番柳田大輝(後半9分⇒9番二見健太)、真ん中に15番玉城大志(後半スタート⇒6番縄田脩平)と7番佐藤陸人(後半26分⇒24番山中惇希)、FWが左に19番波田祥太(前半34分⇒11番清宮昴大)、右に8番岡村勇輝(後半9分⇒29番長田拓巳)

となります。

得点経過は、前半11分、14分と失点し、0-2で折り返し、後半も3分、15分、32分と失点し、0-5で敗戦。

強烈な攻撃陣、球際の強さ、寄せの速さと、攻撃的な選手のスピードに翻弄される形で、失点を重ねての大敗。

vs帝京長岡高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(後半スタート⇒19番波田祥太)、右に14番柳田大輝(後半15分⇒26番石橋遼大)、真ん中に15番玉城大志(後半25分⇒17番與那覇航和)と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(後半スタート⇒24番山中惇希/後半21分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人(後半25分⇒6番縄田脩平)

となります。

前半2分に12番林海斗のミドルシュートで先制、15分に7番佐藤陸人が難しい態勢ながら、ゴール左隅のコースを狙った見事なシュートで2-0。後半は得点はいらず2-0勝利。

前の試合の敗戦を引きずることなく、また、ポジションなど、これまで見たことない配置もいくつかみられる中で、シュート意識も序盤高く、その意識から2ゴールを奪って有利に試合を進めたことや、試合終盤の相手チームの猛攻での1番石井僚の好セーブ連発(決定的な形での難しいコースへのシュートを3本は止めていた)ことで、勝利となりました。

 

昨日に引き続きGO FOR WORLD CUPに足を運んでいます。昨日は、b戦1試合、グループステージ1試合の計試合でしたが、今日は、グループステージの残り2試合となります。第1試合の開始は、早く9時キックオフで、興國高校、15時キックオフで帝京長岡高校との一戦となりました。

グループステージ突破を考えると、昨日は、浦和レッズユースは、コンサドーレ札幌U-18とスコアレスドローで勝ち点1という状況。グループのもう1つのカードでは、興國高校vs帝京長岡高校の試合は、興國高校が2-1と逆転勝利で勝ち点3を積み上げて一歩リードという形で2日目に入りました。

どちらの高校とも、地域も全く違く、高校ということで、なかなか公式戦で対戦する機会はないのですが、興國高校に関しては、何度か練習試合などで対戦していたと思います。私も2,3年前に一度見たことがありますが、その攻撃力の高さが印書に残っていて、その時のユースもかなり苦しめられた記憶があったのですが、1日目がビハインドを背負っての2-1逆転勝利という結果で、僅差での勝利と聞いた時には、そこまでではないのかなと思っていたのですが、甘かったです。

先ほど書いたように、0-5という正直屈辱的な敗戦と言えます。昨日の課題の修正がどうこうという前に、相手の迫力に完全に飲まれてしまったのが残念でした。ただ、相手チームが強かったのは事実ですし、正直、基本的に浦和の育成を応援する形で、相手チームに目を奪われるということは、少ないのですが、これまで、例えば、横浜F・マリノスユースの小野裕二や、山梨学院大学付属高校の前田大然などのように、ユース時代に浦和レッズユースと対戦した相手なのにそのプレーに目を奪われてしまったという何人かの選手のように、この試合には目を奪われました。

スピードスター系の得点を決めた選手もそうですが、一番印象に残ったのは、何点目かのアシストをした14番村田透馬選手のディフェンダーを細かいフェイントで完全に翻弄してマークを外し、鋭いクロスを入れて豪快なヘッドでのゴールを演出した場面が頭から離れないというか。

昨日書いたような浦和の選手に欲しかったギラギラした感じも、相手選手にばかり感じてしまいました正直。

1試合目が終わった段階では、得失点差でも失点が大きく、ちょっとグループ突破は厳しいかなと思っていましたが、その後のコンサドーレ札幌U-18が帝京長岡高校と引き分け、さらに、興國高校には1-4で敗れたため、15時からのグループ最終戦では、勝てば2位通過という自力が用意される状況となり、迎えた帝京長岡高校戦では、これまで見たことがない、前線に7番佐藤陸人が入るなど、最初見たときは、どうなるのか全く分からない状況でのスタートとなりましたが、しっかり前の試合の大敗は吹っ切れており、さらに、これまでにはなかったシュート意識の高さを序盤から見せ、12番林海斗の豪快なミドルシュートでのゴールに始まり、14番柳田大輝など、ゴールが見えたらシュートを狙うような意識を見せてくれました。

その中で、前線で起用された7番佐藤陸人が、なんとなく、昨年までユースに所属していた時里元樹を思い起こさせるような相手キーパーへのチェイスなど高い位置で奪う姿勢を見せ、その結果が、先ほど書いたような、やや混戦で相手ディフェンダーの方が優位に見えた状況下で、コースを狙ったシュートを決めるという結果にもつなげています。

また、帝京長岡高校もプレスなど激しめに来てはいたものの、興國高校に比べるとその迫力のある激しいプレスを経験していたからか、慌てずに問題なく対処できていたのもこの試合のプラスの要素でした。

ただ、2点を奪って30分くらいまで行ってからは、やや落ち着いてしまったというか、もっと得点を奪ってやるという意識がやや薄くなったように感じられ、その後のミドルシュートは、ほとんどなかったように感じます。

狙える時には、ゴールを狙う意識がもっと持続できるようになると良いなと感じたのは事実ですが、確かな前進も感じられました。

かなり陰湿な言い方で、指示通りにできていないと、ベンチから責める言葉が飛ぶのが聞こえてくると、ミスを許してもらえない環境なのかなと心配になる部分も相変わらずありますが、この環境が変わらない限りは、ミスを許してもらえないのは、宿命と考えるしか残念ながらないので、見ていると、本来できるプレーやできていたプレーができなくなっているように感じられる選手もいることから、とにかく、萎縮だけはしないでもらいたいと思います。

悪循環にしかならないので、言われてことが難しいとか、納得いかないとかでも、それによって聞こえてくる言葉を上手く受け流すくらいの気持ちでいないと、せっかくの能力がもったいないことになります。

それ以外で気になったところは、一つの課題をクリアしても次のところが甘くなる傾向のある選手が多いように感じます。

球際厳しくとか、しっかりキープできた、「お、いいね!」と思ったすぐ後に、もったいないパスで相手ボールになってしまうケースなど多いです。

難しい状況から、グループステージ突破まで来たのですから、もう1度興國高校とやって次は倒すくらいの意気込みで、ダントツの3連勝でグループ1位通過した相手との対戦を視野に入れて、この大会の残り3試合で、まず、一つ壁を乗り越えて確かな成長を確認してから年を越しましょうね。

そういう姿を見られると、サポーターサイドとしても、気持ち良いです。

さてさて、

私は、明日の決勝トーナメントも28日の最終戦も足を運べるのですが、明日は、夜に予定があったりするので、もしかすると、次のブログは、決勝トーナメント以降ということで、28日の夜くらいに書くことになるかもしれません。

その点はご容赦ください。

まずは、アルビレックス新潟U-18ですね。どのような結果でもあと3試合は戦える今年のレギュレーションですが、もちろん勝ってより現時点で調子の良い強い相手と戦える方が良いですからね。勝ちに行きましょう!

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 埼玉県南部支部リーグ(SS1) 2017/11/23 浦和レッズユースB vs 県立浦和高校 7-0勝利・・・AチームとBチームの経験差を縮める取り組み前進

どうも、ブクメです☆

昨日から日本に帰国しており、約1か月ほど日本に滞在する流れで、ちょうど、今日23日に浦和レッズユースBが戦っている埼玉県南部支部リーグ1部の戦いの最終戦となる県立浦和高校戦。確か16時キックオフとオフィシャルでも出ていたと思うのですが、どうやらいつの間にか15時キックオフに変わっていたようで、着いた時には、ほぼ前半終了というタイミングでしたので、来るまでは、割と久々の浦和の育成の試合観戦なので、しっかり気合入れてメモ取りながら見ようと思っていたのですが、すばやく、この試合に関しては、眺めて、写真はしっかりとることに切り替えました。

公式戦ではありますが、キックオフ時間が、しれっと変更になるのは、思い返せば、まだユースにも天皇杯出場のチャンスが与えられていたころの、予選とかでこういうことがあったような、ないような。埼玉県U16リーグとかでは、普通にあったな~とか、そういうことを懐かしみながら、ちょっとプンプンしていましたw

中途半端なタイミングでの観戦になったので、細かいところまでは書けません、すみません。

前半35分くらいから見た時のメンバー(自信なしポジションも確認しきれず)*オフィシャルの更新を受けて若干修正。

GK18番西尾優輝、DFが左に33番清水楽人、右に37番冨田蓮、真ん中に31番遠藤龍河と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に26番縄田脩平、真ん中に9番樋口颯太と36番千葉希、FWが左に21番上野夏輝、右に30番石橋遼大(⇒32番長田拓巳)

後半メンバー

GK18番西尾優輝、DFが左に42番山中惇希、右に37番冨田蓮(後半?⇒38番鳥海颯)、真ん中に33番清水楽人と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に21番上野夏輝、真ん中に43番與那覇航和と26番縄田脩平、FWが左に9番樋口颯太、右に32番長田拓巳

となります。

前半終了時に聞いた話だと、前半2-0とリードで折り返したとのこと。

後半は、37番冨田蓮がサイドを持ち上がり、折り返しを受けた26番縄田脩平がゴール前にグラウンダーのパスを供給し、ディフェンダーがクリアできずこぼれたところに反応した21番上野夏輝のゴールで、3-0。

9番樋口颯太のゴールで、4-0。

21番上野夏輝の右からの突破でラストパスを9番樋口颯太が決めて5-0。

その直後に、抜け出して9番樋口颯太が決めたように見えた流れは、オフサイド。

42番山中惇希の左の突破からのクロスに21番上野夏輝が決めて6-0。

9番樋口颯太が突破で完全に抜け出したころで、ラストパスを受けた32番長田拓巳がゴールで、7-0。

ということで、前半の2点のいずれかが、樋口颯太か上野夏輝であれば、ハットトリックということになりますが、ブログを書いている時点では、よくわかりません。

今シーズンのしめくくりとなるこの試合は、既に優勝とS2(埼玉県2部リーグ)への昇格が決まっている状態でありながらも、気を緩ませることなく、無失点で7得点を奪って快勝で幕を閉じるという結果となりました。

試合自体は、全部は見られなかったものの、前半左にいて、後半右にいたことで、近くで見ることも多かった21番上野夏輝が見ていた時間帯、試合の最後まで、運動量を落とさずに走り続けていたことが印象に残る試合でした。

全体的に、集中力を切らさない戦いで、後半途中からセンターバックに入っていた26番縄田脩平が大声でコーチングをし続けていた場面なども印象に残っています。

既に勝敗で言ったら間違えない点差になっていた状況ながらも、自分でも狙える状況で、ラストパスを渡した場面で、「自分で行けよ」とか思ってしまってボソッと言ってしまったところは、私の悪い癖ですね。

この後は、感想文みたいになります。

結果的に、こういう時間帯で寒い時期に、レッズランドの人工芝グラウンドでの試合を見ていると、昨年と今年も見られない、GO FOR 2018 CUPと同じような環境と時間帯で逆光状態で試合が見にくいとかも含めて、その時の雰囲気も思い起こしてくれながら楽しむことができました。

今のユースの育成の根本のところが、私としては許せないこと続きという状況が既にもう4,5年続いていますが、唯一、その体制下になって良かった変化として、Bチームにも高いレベルでの真剣勝負の場が用意されるための試みがされたことで、それでも特例は認められず、埼玉県支部リーグの下の方からスタートして、数年かけて、ようやく南部支部リーグの1部で優勝し、来年からは、埼玉県2部リーグ(S2)へ昇格し戦うことができます。

ここからは、埼玉県の高校サッカーのトップクラスのチームや、そのBチームにあたるチームが参加するレベルでの戦いとなり、Bチームという名前にはなっても、公式戦としてのレベルは、かなり高いところでの戦いが可能になります。

要するに、強豪として、能力の高いメンバーが多く所属する高校のBチームや、S1、プリンスリーグを目指す埼玉県の強豪校のAチームと対戦することができるようになるわけです。

もちろん、それでもBチームはBチームという考え方もあり、そこでプレーすることが悔しいと感じる選手も多いと思いますし、ユースに所属する以上は、1年生から、その悔しさと這い上がる気持ちを強く望んでもらいたいとも思いますが、私が考えるのは、2つの環境が用意されることと高いレベルでAチーム、Bチームともに公式戦で真剣勝負を行えることのメリットの方を強く感じるからです。

もちろん、一つの浦和レッズユースで考えれば、Aチームの監督の方針というもので動くことにはなりますが、もちろん、合う合わないという問題も出てきます。そういった中で、もちろん、Sリーグとプレミア、プリンスリーグを配慮して日程を分けるようなことはありませんので、基本的には、相手のレベルが上がろうが、S2リーグに臨む浦和レッズユースのチームは、他の監督が見ることになります。

これによって2つの環境が発生すること、そして、Bチームと呼ばれようが、相手のレベルが上がることで開ける未来というものも増えると考えます。これは、大学で言えば、流通経済大学のように大学サッカー関東1部リーグに臨むチーム以外に、流通経済大学FCや、ドラゴンズなど、高いレベルで戦える環境が関東1部リーグに臨むチーム以外にも用意されており、可能性を維持できることに近いと思います。

所属する場所が1つになると、その場所が1つの道しか用意されないとなると、可能性のある選手が、その1つの道との相性が悪いというだけで、力を発揮できないという状況も生まれてしまいます。

そこにもう一つの可能性が生まれるわけです・・・と、私は勝手に強く思ってきたので、この環境を作るための支部リーグから参加するという道を浦和のユースが選んだことに関しては、感謝しています。そして、そこで、気持ちを切らさずに、最短の期間でここまで上り詰めることに貢献してくれた選手にも感謝しています。

感想文にお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら