日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 3回戦2014/06/29 浦和レッズJrユースvsGRANDE FC 2-0勝利・・・まずは全国決定!ここからの時間をどう使う?

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どうも、ブクメです☆

最近は、ゲリラ豪雨雷雨的な、急な天候悪化からの、中断や中止という試合が多くなっていますよね。勝てば全国大会出場が決まる重要な今日の一戦が、まさに、雨雲レーダーを見れば、試合時間にそうなる可能性が高い感じになっていたのですが、はい、食らいましたね。

この3回戦の対戦相手は、同じ埼玉県で埼玉県の大会ではお馴染みのGRANDEということで、同じ県同士の対戦となることで、相手の気合いも数倍になるでしょうし、更に、昔から、なんか嫌いな、三菱養和巣鴨スポーツセンターが会場。長いボールを多用するチームが力をより発揮できるグラウンドという印象。

全国が決まる一戦としては、少しやりにくさを見る側として勝手に感じてしまった今日の試合ですが、選手は頼もしいものですね。問題なく戦い抜いて勝利してくれました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲(後半25分⇒23番白土大貴)、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に19番山下勇希(後半スタート⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉

となります。

15:30キックオフ予定の試合は、少し遅れた38分くらいのキックオフになったのですが、キックオフ前くらいの段階で急激に天候が悪化して、ゴロゴロと聞こえ始めてはいたのですが、試合自体はキックオフ。

雨も降り始めて、雷も近づいてきているのが明らかな状況で、いつ中断するかな~という流れではありましたが、試合としては、この重要な一戦で早い時間帯の4分に15番長谷川魁哉のゴールで先制に成功します。

で、ここから更に勢いが上がってくるかと思った12分くらいのところで、大きな雷がなって、この直後に中断となります。

試合が再開されたのは、17時5分ということで、1時間ほど中断してからの試合と言うことで、いわゆるここでも見る側としては、先制して良い入り方をしたチームほど、こういう中断が入ると、その後に流れが変わることがあるのもサッカーだからと思ってしまうものですが、それに関しても、選手は頼もしいもので、再開後も集中して試合に入って戦ってくれました。

かなり雨も降ったのですが、少しいやな印象があった三菱養和の人工芝のグラウンドでしたが、水はけは、かなり良かったようで再開前は水たまりになっている個所も多く見受けられたのですが、試合が再開して少しで、試合に大きく影響するような水たまりはなくなっていました。

今日印象的だったのは、全員で円陣を組んだ後に、ディフェンスラインのメンバーでも円陣を組んでいたんですね。なんか良いですね。決めさせないぞという気持ちが伝わってきました。

試合としては楽な展開とは言えず、球際の激しさ、寄せの速さ、そして長いボールを多用してくる相手に対して、問題なく集中して対応はできていたものの、オフサイドの判定などで微妙なものも多く、試合のペースを握っていたのは、浦和でしたが、なかなか自由にプレーをさせてもらえない展開になっていました。

特に前線の選手がパスを受けた時やサイドから攻撃を仕掛けようとするときの寄せが早かったので、おそらく前線の選手にとっては、いわゆるフラストレーションがたまる試合になっていたかもしれません。ただ、それでも焦れずに仕掛けられていたのが良かったと思います。

長いボールを多用してくる相手に対してのラインコントロールも神経を使うものだったでしょうし、その部分では、本当に守備陣も集中できていたと思います。

前半を1-0で折り返し、後半も同様の展開が続くながらも、セカンドボールへの反応や、高めでボールを奪える回数が徐々に増える中で浦和が相手陣内に攻め込む回数も増えてきます。

それでも、相手も集中をなかなか切らしてくれず、追加点が奪えないままに進んで行きましたが、ある意味、そういう相手をうまくいなした形で貴重な追加点を後半27分に決めることに成功します。

後半25分から入った23番白土大貴が左前線に持ち上がったところから、ペナルティエリア近く中ほどに走る11番白田颯人にパスを出し、この段階で前にはディフェンダーが数人いる状況で、再びサイドにはたくか、強引に突破するかかな~と思っていたところで、相手もそこを警戒していたと思うのですが、そこでヒールで軽く後ろに流すという選択をしたこと、そこに反応した9番樋口颯太が迷わず、少し前に出ていたキーパーを超すような高めの軌道でコースを狙うことで、見事に追加点を奪うことに成功しました。

今のチームの守備の集中力を考えれば、事故のような失点が仮にあったとしても、2点のリードがあればセーフティと言っても良いとおもいますが、その事故のような失点もなく、きっちり無失点で試合を終えてくれ、2-0で勝利。

苦戦はしていたと思います。やりにくい相手だったと思います。でも、結果的には、ここしばらくずっと感じているチームとして既に次の段階まで行っている、なんといか、どっしりとした強さがあり、何かが起きて、不運があってとか、色々な難しい要素を加味しても、このラウンドで負けることはない、ありえない、そんな強さがこの試合でも感じられました。

ということで、まずは、全国大会出場は、決まりました。

関東U15リーグの再開は、9月になるため、ここから、8月の大会までの間の公式戦というものは、今臨んでいるクラブユース選手権の関東予選しかないため、関東の力のあるチームとの公式戦が最大であと3試合戦えるかどうかというのも重要と言えば重要です。

でも、課題を見つけながら、更なるチームの底上げや、どんな相手に対しても適応できるように攻撃や守備、戦術、選手の個性など、色々組み合わせなど、バリュエーションを増やして行くこと。いわゆる、試すことも必要になる時期でもあるとも思います。

その辺り、ここからまずは夏の大会までの時期で、どのようにチームが更に変化していくのかも含めて、足を運べる限り、しっかり見させてもらえればと思います!

楽しみにしています。

ではでは。

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埼玉新聞社旗争奪 第19回県ユース(U-15)選手権大会2010/10/17 vs GRANDE FC 0-1敗戦・・・難しい試合

埼玉スタジアム第2グラウンド2010年10月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本日は埼スタサブグラウンドでジュニアユースとユースのハシゴ観戦になります。最初の試合は埼スタ第2グラウンドで行われた正式名称「埼玉新聞社旗争奪 第19回県ユース(U-15)選手権大会 兼 高円宮杯 第22回全日本ユース(U-15)選手権大会県予選」になります。一応高円宮杯の関東予選に出場する埼玉県代表を決める大会も兼ねているのですが、既に関東1部リーグに属している浦和レッズJrは関東予選にシードされているため、いきなり準決勝から出場し勝っても負けても関東予選には出場できるという大会(説明している自分でこんがらがってきますw)です。

先日既に準決勝が行われたのですがブクメは行けませんでした。その試合が1-2で敗れてしまったために今日は3位決定戦ということになります。

この日のスタメンは以下の通り、

GKが22番内島大輝、DFがセンターバックに3番久保龍希、4番吉原大、右サイドバックに11番木所和樹、左サイドバックに25番加藤智陽、MFがボランチに2番及川皓平、トップ下に10番都築洋平、14番斎藤翔太、FWが真ん中に9番柳下大樹、左に5番杉本誠、右に6番中林佑太

となります。大会自体はしっかり運営されている大会で先発選手や交代選手などのアナウンスがしっかりされるのですが、スタメン発表を聞き逃したため間違っている可能性も高いのでご了承下さい。

3年生5人、2年生6人というスタメン構成になっています。

本気の相手と、ややコンビネーション不足の混合チームの浦和という印象で展開していきます。3年生の選手達の個々の動きで打開する場面が比較的多く、攻め込む回数としては浦和のほうが多いものの全体的に単発になってしまうことが多いという印象でペースとしてはGRANDEに握られているという印象でした。

前半の浦和の攻撃は右ウィングの6番中林佑太から展開されることが多く、そこに14番斎藤翔太につながりシュートだったり、9番柳下大樹につながり仕掛けるという形や、直接ミドルシュートを放つなどが多く感じました。

攻め込まれる時の危険度でやや浦和がバタバタする印象があったもののどちらに転んでもおかしくないという展開でしたが、ゴール前の混戦で思い切りよく打たれたグラウンダーのシュートがディフェンスに当たりコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれてしまい浦和が失点してしまいます。

失点後、9番柳下大樹のスペースを狙ったパスから10番都築洋平が走りこみ守備ラインを切り裂いて抜け出すもオフサイドの判定だったり、9番柳下大樹自身がゴールでキープし仕掛けるもシュートまでいけずなどあと一歩のところで抑えられてしまい前半は浦和もチャンスがありながら0-1で終了。

後半に入っても試合展開としては前半同様の流れで進んでいきます。攻撃の面で5番杉本誠の縦への仕掛けが多くなりチャンスを作り出すシーンが増えたと思います。縦ばかり行くなという声も聴こえてきましたが、5番杉本誠の持ち味でもある縦への突破はやはり迫力があり、得点の雰囲気が最も強まったのも彼が力強く攻めあがるシーンからということが多かったと思います。また、11番木所和樹の右サイドの攻撃も前半よりよく使われそこからの攻撃の仕掛けも増えていました。

後半途中の交代は2番及川皓平に代わり12番長島巧、9番柳下大樹に代わり17番岡野森

でした。

結果的に惜しいシーンも後半には多くなったものの決めきれずに0-1で試合終了。4位となりました。

どのくらいのモチベーションでチーム自体が戦っていたかなど気になるところでしたが、慣れないメンバー構成でやや味方の動きが把握できていないという事が、試合を難しくしていたのかもしれません。

3年生中心のチーム、2年生のみの試合など、学年別で戦うチームは戦えるチームとしてよくなっていますが、全ての年代が混ざったところではチームとしての連携などに課題がでてしまうのは仕方ないですね。

私自身どこにポイントを置いてみるべきか迷う試合ではありました。

こういう試合では個々の持ち味を出せるかどうかがある意味アピールに繋がるのかもしれませんね。その意味ではこの試合で最もアピールできていたのは・・・たぶん、5番杉本誠だったと思います。

ではでは~