アカデミー卒業生関連 2018/06/09 J3 カターレ富山vsY.S.C.C横浜を観戦

(私のブログの性質で、どこまで写真を掲載して良いのかわかりません。最近、厳しくなっているチームも多いと聞きますので、もし問題がある写真の使い方であれば、ツイッターアカウント@urawa_bukumeでメッセージなどでご連絡ください。すぐ消します。また、Jリーグ系の試合になると、もしかするとそれぞれのチームのサポーターの方に読んでいただくことがあるかもしれませんが、私の立ち位置は、自分が育成時代に見てきた選手たち目線になりますので、そのあたりを考慮に入れてお読みいただけると嬉しいです。)

どうも、ブクメです☆

浦和レッズのアカデミー出身選手で時期的に私がどっぷりと、育成カテゴリにはまってしっかり見てきた選手たち4人がJ3の舞台で対戦する試合を観戦できる。なんて幸せなことでしょうね。

ということで、土曜日は、富山県に足を運び、カターレ富山vsY.S.C.C横浜の試合を観戦してきました。

カターレ富山には、浦和レッズユース出身の新井瑞希と川上エドオジョン智慧、ジュニアユース出身の柳下大樹がおり、水曜日の天皇杯でスタメン出場していた柳下大樹は、残念ながらこの試合はベンチで出場はなかったものの、新井瑞希と川上エドオジョン智慧はスタメン出場。

Y.S.C.C横浜には、進昂平が所属しています。

水曜日の天皇杯が、あまりにもアカデミー出身選手が所属していて出場する可能性が高い試合が多すぎるのに試合が全て水曜日のナイトゲームで1試合しか行けないという中で、天皇杯でラインメール青森の試合に足を運べたのもこの試合に足を運ぶことを決めていたからということもあります。

これによっては、足を運びたかった、東京ヴェルディvsカターレ富山の試合と浦和レッズvsY.S.C.C横浜の試合を補えると(強引ですがw)

一点心配だったのは、ラインメール青森の試合で実感したように、過密日程の中での天皇杯で疲労の蓄積で大変な感じになっていた選手を見たりしていたことから、その天皇杯から中2日の過密中の過密で、試合がじゃっかんグダグダになるようなことがあるかもしれないと勝手に思っていたのですが、普通にかなり楽しい試合になりました。

今回は、両チームに知っている選手がいるということで、どちらのチームも純粋に応援できないので、純粋に知っている選手の活躍とサッカー観戦を楽しむという姿勢で見たわけですが、以前、西が丘サッカ-場で見た時のカターレ富山(vsFC東京 U-23戦)とは、まったく別のチームを見ることができました。

天皇杯では、接戦で敗れたものの、リーグ戦は2連勝という上昇気流に乗りつつある中で、勢いそのままに見事な攻撃を繰り広げていました。

新井瑞希も川上エドオジョン智慧も生き生きとプレーしていると言うのが適切かどうかはわかりませんが、特に新井瑞希の仕掛けは見事で実際カターレ富山の先制点は、新井瑞希がサイドからのドリブル突破でライン割るかギリギリのところで折り返して、味方が押し込んでという形でのアシスト。見事でした。

カターレ富山ペースで進みながらも、Y.S.C.C横浜も相変わらず、少ないチャンスでもそのチャンスが鋭い印象でワンチャンスで同点もありそうな雰囲気は持っている感じでしたね。

カターレ富山が面白いサッカーをしていると感じつつも、どういう展開になればベンチスタートのY.S.C.C横浜の進昂平が出場することになるかなと考え、ビハインドを背負っている形であれば、早めに出てきそうだけど、細かいプレーを見ている限りは、攻撃の選手の質は高くやれているので、どうなるかなと思っていたのですが、そういう予想をバシッと切り裂く、Y.S.C.C横浜の選手が前半終了間際に2枚目のイエローカードで退場があり、どういうプランになるのかなという展開になりました。

後半に入っても数的有利な状況も活かしながら、カターレ富山の猛攻が続く形になり、後半6分にあっさり2点目が入ります。

数的有利で2点差に開いたというところが、カターレ富山に若干の緩みを生んでしまったように感じ、そこからもしばらくは、カターレ富山が決定機も数回含めて何度もY.S.C.C横浜のゴールを襲うことになります。その中には、川上エドオジョン智慧の相手ディフェンダーを交わしての決定機もあったのですが、ここでのシュートでコースが甘くキーパーに跳ね返されてしまうなど、決定機での決めきるところが何か甘くなっていて、この流れはちょっと怖いかな、と思っていた直後に、裏にパスを通され失点し1-2となります。

この辺りからは、数的不利のY.S.C.C横浜の方が勢いがある展開になっていきます。そして、残り15分というところで進昂平が投入され、その進昂平の見事なアシストで2-2とY.S.C.C横浜が追いつき、残りの時間はどちらかというとY.S.C.C横浜が押し気味で進みましたが結果的に得点は動かず2-2で終了。

カターレ富山としては、勝ち点2を失うような試合の終わり方になってしまいました。

・・・結果的に、アカデミー卒業生の活躍を楽しみに見ていた身としては、新井瑞希のアシストと進昂平のアシストを見られた。決められなかったものの、川上エドオジョン智慧の躍動と、惜しいシュートも見られたなど、目的と言う点での満足もあり、また、サッカー観戦を楽しむというところでも、カターレ富山が以前の危機的な状況から脱して、見違えるようなプレーをしていたことや、それに対して、前線に迫力のあるサッカーをしていたY.S.C.C横浜の数的不利になってからも、数少なくても、よりゴールを脅かすプレーを見せていた中での反撃などかなり楽しめましたね。

見ている側としては、カターレ富山の気の緩みで畳みかけるところができなかったことが追いつかれた要因と考えることができるのですが、やはり考慮されるべきは、過密日程と、両チームとも、ただの過密ではなく、直近にカテゴリ上のチームとの精神的にもタフな戦いをしての中2日の試合だったので、相当な疲労なども影響していたとは思いますが。それでも条件が同じ2チームの中での戦いなので、言い訳などは言えないですけどね。

どちらのチームも面白い(くなってきた)ことを実感できた試合ではありました。

ではでは。

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