関東U15リーグ2019/03/21 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズつくば 0-0引き分け・・・新シーズン開幕!

どうも、ブクメです☆

ついに2019シーズンの関東U15リーグが開幕・・・ですが、今年は、例年通りであれば、3月最初の週末に開幕すると思っていたので、「今年は、デンソーカップ行くから開幕戦は、見られなそうだな」と思っていたところからスタートし、「あれ?もう、開幕のタイミングなのに、公式に情報が出ない!?」とザワザワし、仕組みが変わるらしいと聞いて、どうなるのかと思いつつ、「3月17日に開幕?日本にいない・・・」となり、浦和レッズジュニアユースの初戦は3月21日(木・祝日)だとなり、「なんだかんだで開幕戦行けるではないか!」となりましたw

関東1部に関しては、特にチーム数など変更は、なかったようですが、2部が増えA,Bに分かれ、関東1部に所属する浦和レッズジュニアユースとして大きく関わるところとすると、まあ、関わることはないと思いますが、1部から2部への降格枠が下位4チーム自動降格となったのは、多少は気にしておくところですかね。

あとは、これは、今日一緒に見た方に聴くまで、全く把握していなかったのですが、交代に関するルールが刷新されたということで、登録9名で7名まで交代できるという、より多くの選手が出場できるルールになったのと同時に、あからさまな時間稼ぎ(後半終盤に7名を立て続けに交代して時間稼ぎとか)を防ぐためか、後半の交代回数は3回までというルールも入ったりしています。これにより、良い意味でアイデアのある監督であれば、この交代を上手く利用して、より多くの選手の能力を引き出したり、戦術として色々なことができそうだなと感じるところもあります。

例えば、キーパーの負傷の可能性を考慮した交代はあるとして、1枠残したとしても、6名同時交代とかができるため、スタメンで戦う攻撃パターンに加えて、別の攻撃の特徴を持った数名を組み合わせた攻撃パターンを用意しておいて、一気に攻撃パターンを変えて勝負に出るとか、身長の大きい選手を同時に複数人入れるスーパーパワープレーとかw

もちろん、見ている側の安易な想像通りには実際の現場ではできないことは承知の上ですが、このレギュレーションによってどのようなことが起こるのかも、同時に楽しめるシーズンになりそうです。

ということで、開幕戦のことを書く前に変な妄想ばかり書いてしまいましたが、今年の浦和レッズジュニアユースの公式戦を初めて見るということで(埼玉県の大会は行けなかった)、開幕戦は、まずは、新チームの背番号と名前と、大まかな戦い方など見たり特徴を探すことが優先になり、あまり細かいことは見られていませんが、全体的な印象としては、まずは、どっしりと戦えるチームとしてのバランスの良さをしっかり見ることができました。

既に昨シーズンの段階で多く出場機会を重ねていた8番桐山龍人がキャプテンマークを巻き中盤右に入り、9番西田春斗が前線に、昨シーズン終盤の大会で存在感を見せた7番萩元雅樹が中盤真ん中、17番都築駿太がポジションをセンターバックに移すなど、各ポジションに昨シーズンの大きな大会で経験を積んだ選手が入っている状況。

ここ数シーズンは、メトロポリタンリーグを観戦していないため、まだプレーを見たことがほとんどないという選手も多くなりますが、開幕戦を見た印象としては、良いチームになりそうな印象が強いと感じました。対戦相手の鹿島アントラーズつくばが、私が持っている鹿島アントラーズつくばが手ごわい相手として戦ったいくつかのシーズンの印象で考えると、まだまだ、これからのチームだなと言うところも多少なりとも影響したとは思いますが、全体的には、浦和レッズジュニアユースが多くの時間主導権を握った試合になったと思います。

右サイドの8番桐山龍人にボールを預けて起点にする攻撃などで前半序盤に多く相手ゴールに迫るチャンスを作った浦和。前半15分に9番西田春斗が自らインターセプトして作り出したチャンスから、最後は、クロスバーを豪快に叩くシュートなど、大きなチャンスも作り出したものの、得点が奪えず、試合の途中から急に噴き出した強風が試合に影響を与えるほど強いもので、内容で言えば、浦和が勝っていた試合とは思いつつも、結果的にはスコアレスドローという結果になりました。

まだ開幕したばかりなので、この時点で特に細かいところを書く必要はないと思いますが、新チームとしてのバタバタなどなくドッシリと戦えていたことがまず、シーズンを戦う上では重要なので、その点では、安心したと同時に、得点を奪うというところでは、若干貪欲さが足りなく見えたところや、仕掛けたときにピッチ状態が見た目はかなり良く見えたのですが、かなり滑ってしまうところも見受けられたので、多少ピッチコンディションの影響もあったのかもしれませんが、チャンスに仕掛けた時にコントロールが上手く行かずに奪われる場面や連携での崩しが少ないように感じられたので、この辺りは、少しずつ修正されていくのを今後見られればと思います。

そして、先ほど触れたように、交代メンバーに関するレギュレーションが変わったところで、この試合では、結果的に浦和は、2名の交代のみになったものの、その交代の仕方が、両サイドバックを同時交代という形をとっており、実際にまだ細かい特徴までは把握できていないものの、その交代した選手が絡んだ形でのチャンスなども見られたところから、今後は、少しずつ、多くの選手の特徴を組み合わせたような交代パターンも見せてくれるかもしれないと予感させられるようなところもありました(勝手にそう思っているだけかもですが、私は、そういう楽しみ方が好きですw)

これからの戦いに期待しています!

あ、最後に、この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半18分⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半18分⇒16番石川幸稀)、真ん中に3番滝瀬健太郎と17番都築駿太、中盤が、左に21番河原木響、右に8番桐山龍人、真ん中に7番萩元雅樹と10番新城愛斗、FWが11番稲垣篤志と9番西田春斗

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

関東U15リーグ2018/09/12 浦和レッズJrユース vs 大宮アルディージャJrユース 1-3敗戦・・・ダービーの要素と攻守のバランス

どうも、ブクメです☆

水曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。

台風の影響で延期になった試合ですね。平日のナイターで開催場所は、堀崎公園グラウンド。以前は、よく来ていたような気がしていたのですが、自分のブログを遡って調べて見たら、足を運んでブログを書いた前回の記事がなんと2011年10月の埼玉県クラブユースU15の成立ゼブラJrユース戦まで遡る(第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 2011/10/15 – 浦和レッズJrユースU14 vs 成立ゼブラJrユースU15 1-2敗戦・・・勉強になる相手)という。おそらく、基本的にここに足を運ぶ理由は浦和の育成の試合で、足を運んだ試合は何かしらブログに書いているので、本当に7年も足を運んでいなかったということになるのでしょう。

確かに、ここに足を運んだのは、少なくとも浦和に住んでいたときの記憶しかないわけで、鳩山町の今の自宅から向かうのは、初めてだったので少なくとも3年以上は経っているわけですが。

月日の流れは早い・・・。

ただ、この辺りは、もともと住宅地の一角にある公園グラウンドということで、周辺含めてそれほど変わってないので、違和感はなかったですが。

さてさて、今回の対戦相手は、大宮アルディージャジュニアユース。ダービーマッチですね。

私は、トップチームの応援からは離れてしまって長くなるので、ダービーの意識とか、そういうのは、正直ないのですが、浦和レッズサポーターという立ち位置の方から見ると、同じさいたま市をホームに持つチームであり、負けてはいけない相手であり、浦和レッズの方が上と言う考え方で大宮アルディージャを見るという感じですかね。その辺は、変わってません(一緒に見ていた方がそうだったので。)

見方もフィルターがかかるくらいで、私も若干つられてしまうくらい。

選手目線で言えば、どちらかというと、地域のライバルと言うよりは、少年団時代などにしのぎを削っていたり、もしかすると、入りたかったチームが浦和で今は大宮にいるという選手もいるかもしれませんし、いずれにしても、負けたくない相手であり、もちろん、浦和の選手にとっても、それぞれの選手に何かしらのドラマがあるくらい、関りのある選手がいるかもしれません。

で、既にホームでの第1戦では、一緒に見た方と話している限りでは、相性悪くて負けたみたいな話になっていましたが、4-1で大勝していたんですね。

色々な状況を踏まえて考えて見ると、今日の試合の相手と、浦和が抱える課題の部分がピタリと合致してしまったような展開結果になってしまったようにも思えます。

堀崎公園グラウンドは、ネット越しに観戦する形にはなるものの、選手を近い距離で見ることができるため、いつもよりも、細かいところまでしっかり見えます。ただ、ナイターと照明の加減で、少し離れると見辛くはなるのですが、まあ、近くでの攻防を見る限り感じられることもあったわけでして。

試合に対する気持ちの入り方は、どちらも高かったのはわかる試合でしたが、相手は、浦和をよく研究しており、そして、チャンスが来た時に決めきるという点での迫力は、相手の方が優っていた。

試合開始早々の失点も、相手の集中と出だしのところで前がかりになるところをわかっていて狙われたような失点でもあったと思いますし、5分には、13番伊澤壮平のゴールで同点に追いつき、その後も一方的に浦和が攻め続ける展開ながら、攻めの意識とその後のケアと言うところでの連携には課題があって、奪ったところでの狙いどころや、ミスがあったら、そこで決めきるために集中してやろうというプレーも見られた前半終了間際の失点。

前半を1-2と浦和のビハインドで折り返す形を作り出すと、後半スタートに更に高い集中と追加点を決めてより良い展開にしようギアを上げてきたところで後半2分に再び浦和からゴールを奪い1-3と2点リードしたところで、あとは、点を取られないために集中を切らさずに最後まで戦いきっての勝利。大宮サイドから見たらこんなところでしょうか。

浦和としたら、一方的に攻撃をしていた時間帯で、相手の絶対に失点しないという集中力を更に上回る攻撃で得点を重ねられなかった。ここまで集中して負けない気持ちを出してくる相手もそうそういないと思うのですが、そこを上回ることができなかったことと、やはり1試合という考え方で試合ができていないのも、攻撃の強さとともに諸刃として返ってくる、奪われた後まで味方と連携ができていないのかなと感じます。

ただ、前半は、見ていた位置から浦和が攻めるゴールの方向になると、かなり細かい内容がわかりにくい中でも、明らかにすごかった26番桐山龍人のプレー。サイドからの再三にわたる迫力のある仕掛けからのクロスボールでのチャンスの演出は、とにかく凄いの一言でした。

後半に入っても、おそらく、守備のところで相手に狙われるところまで見えていたのか、カバーリングのプレーでのポジション移動も含めて、とにかくこの試合では、目立っていました。

攻撃に目を移せば、前線サイドととにかく個々の技術がかなりある突破できる選手が多く、特に後半は、攻める方向に近いところで見ていたので、相手ディフェンダーへドリブルで仕掛けていく前線の選手たちの、テクニックと駆け引きは見事なものであることは、これまでよりも、より見えて感じることができましたが、相手の集中力を前に最後のところで決めるまでは、持って行けなかったわけです。

それでも、3失点するような内容ではなかった。でも、3失点してしまった。

その失点の理由をそろそろ突き詰めていくことが必要な時期だと思います。前節は、勝利しましたが、今日と同じような展開になってもおかしくない局面も多かったですよね。

例えば、守備的なチームで、チーム全体でまず守備の意識を持ってプレーするのであれば、そこまで考えなくとも、そこから、少ないチャンスを一人でも打開できるようなタイプの選手がいるので、カウンター型のチームにすることでも結果は出せるチームだと思いますが、このチームは、そういう受け身のチームではなくて、攻撃的な選手のゴールへの意識を高めて、相手を攻撃で押し込んでしまいたいサッカーですよね?

であれば、バックラインと中盤真ん中2枚の選手がかなり意識的に、話し合って連携を高めていくことが必要になります。

言葉を変えれば、誰かのミスや動きを責めるのではなく、補い合う意識が持てなければ、相手のレベルが上がれば上がるほど、攻守のバランスが良く、行くべき時間帯と引くべき時間帯を使い分けられるチーム相手に、攻撃的な長所を逆に短所に変えられてしまい、勝負に敗れるというケースも増えてきてしまうと思います。

今は、ちょっと、采配の意図がよくわからなくなって来てはいますが、今年のユースが良い例で、例えば、センターバック2枚のうち1枚は、大きくて強い選手で対人に強くて、跳ね返すことに長けている選手ですが、繊細なプレーでミスが出ることがやや多いものの、そこに組む選手が大きさはないものの、プレーの選択肢にミスがなく、カバーリングの能力にもたけている選手が組むことで、守備のバランスが取れています。

また、ここもやや、怪我明けで自信を失っているのか、思ったようなプレーができないのか、ここ最近は、安定感に欠けるものの、中盤真ん中の2枚が1枚は、守備意識高く、攻撃にも参加するが、バランスを崩すことまではしないことを意識してできている。バックラインとの連携も意識してやれている。

これによって、攻めの選手が多少引っかかって反撃を受けても、その後の対処ができているんですね。

個々の特徴を伸ばすことは必要です。なので、今年のジュニアユースのチームの前線の選手のゴールを目指す姿勢と仕掛けは、本当に見ていて楽しいです。

でも、サッカーはチームスポーツであり、早く得点を取ったほうが勝ちでもなく、最終的に得点で上回っているチームが勝ちなんです。

その辺を意識して(監督からは、そういう指示が出ていたはず)、試合を読む力もチームとして共有できると、手の付けられないチームになっていけると思いますよ。

いや、チームの細かい事情は、私にわからないので、表面的に眺めていてそう感じるだけですが。

 

まあ、あれですよ。あと、最初に、それほどダービーの意識は私にはなくなってしまったとは言っても、大宮に負けるのは、特に嫌だというのが染みついているようで、3回も失点して、相手の応援している方に「キャー!」とか騒がれると、気分悪かったですよ、本当にw

冬に全国優勝したいのであれば、今日のような失点の仕方(ミスをするなではなくて、ミスは必ず出るので、そこを意識して連携した守備ができるために、どうするかを考えることが必要と言う意味で)をなくすことにも挑戦していく段階です。

ではでは。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人(後半33分⇒19番森碧大)、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半26分⇒2番小林純太)、右に14番坂田綜太郎(後半スタート⇒27番西田春斗/後半20分⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

でした。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/04/09 浦和レッズJrユース vs 柏レイソル U-15 2-2引き分け・・・負けない強さを見せてもらいました。

どうも、ブクメです☆

なんだか、時々日本に帰ってくるスケジュールになった関係で、日本に来た時に処理できる能力以上に、予定を組み込んでしまう傾向があり、多少慌てている週末です。日本に滞在しているこの週末は、土曜日は、ジュニアユース、日曜日は、ユースという予定で観戦することができました。

また、土曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U-15リーグの後に、夕方の予定までの間に埼玉スタジアム2002第2グラウンドで、前半だけでしたが、天皇杯の埼玉県予選の決勝で東京国際大学の試合も見ることができました。

まず、土曜日の浦和レッズジュニアユースの関東U-15リーグです!

前回足を運んだのが、第2節の横浜F・マリノスジュニアユース戦ということで、そこから3試合が消化されて、全体的な試合の消化数では、5節終了時で混戦ながらも首位に立っているという状況で、今回の相手が柏レイソルU-15となります。事前に調べるということが、あまりできていないブクメで、足を運んでいる方に話などは直接聞いたりするものの、数字的なデータ的なものは、試合が終わってブログを書こうとする段階で、初めて「そういえば今日の対戦相手は、どのくらいの位置にいるチームだったんだろう」とチェックすることが多いですw

単純にイメージとして、柏レイソルの育成は、どの年代でも手ごわく、浦和レッズの育成としての相性も悪いという印象があり、そして、成績としての調子が良い時ほど、チームの現在地をしっかり測るという点でも適した相手と勝手に位置づけています。

GK18番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに24番戸田大翔、右サイドバックに2番奥山圭介、センターバックに5番遠藤基意と22番岡田翼(後半5分⇒10番稲木蒼史)、MFが左に9番佐藤優斗、右に11番松村大也、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に13番堀井真海、右に7番木下翼(後半34分⇒17番南雲俊冶)

となります。

得点:盛嘉伊人(前半36分)、松村大也(後半37分)

芝を新しくした人工芝コート側の天然芝ピッチが試合で使われることが多くなりましたが、この試合は、土手側のピッチでの開催となりました。個人的には、レッズランドでの公式戦は、こちらのピッチというイメージと見る場所としても染み付いたものがあるので、勝手にこちら側で試合が見られるということで、喜んでいたりしました。

雨の天気予報があったものの、試合のタイミングでは、少し霧雨のような状況が残る時間帯もあったものの、傘なしで問題なく観戦できる状態になりました。

それでも、雨が降っていたために、スリッピーなピッチで、部分部分では、その要素がプレーに影響してしまうことも見られる試合でした。

どうも悪い性格でというか、この試合の前半は、ちょっとサポーターの方と話し込んでしまう時間帯が多くなってしまい、あまり細かいところまでしっかり確認ということができなかったのですが、序盤に浦和が勢いよく攻め込むことで、相手のパスサッカーをうまく封じることができ、相手のゴールに近いところでプレーする時間が多くなっていた印象があったものの、相手の守備網を崩すという部分では苦戦しており、押し込めている時間帯での得点が奪うことができずに、徐々に相手が落ち着いてパスを回し始めると、やや難しい時間帯も多くなるという展開になりました。

こういう展開では、少し強引にでも相手がスペースやパスコースを埋めようとしてくるところを、ドリブルで1枚2枚はがして組織を崩して仕掛けるということが必要になるという点では、7番木下翼が前線で果敢に仕掛けてディフェンダーを抜くことで、チャンスにつながるという場面が何度か見られました。

相手のペースになり始めて、2回ほど決定機を作られ、シュートミスに助けられたり、1番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れる流れで、迎えた前半36分。

相手の守備網を崩すことには、やはり苦戦していたところで、8番盛嘉伊人が、ペナルティエリアの右外側のやや距離がある位置から、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートがキーパーが届かないゴール左上隅に吸い込まれます。

この見事なゴールで浦和が先制に成功します。

聞いた話では、前節も難しい展開の中で、8番盛嘉伊人の見事なフリーキックでのゴールが決勝点になったと聞いていて、見たかったな~と思っていたので、この見事なシュートは、前回見ることのできなかったブクメに見せてくれたゴールと勝手に位置づけさせていただきます(そんなわけないw)

前半を1-0で折り返した後半でしたが、開始早々の2分に決められ、試合を振り出しに戻されてしまいます。

若干相手の攻撃に対して守備が苦戦するという回数も増える中で、6分の11番松村大也の右サイドをドリブル突破してのチャンスメイクや、8分も同様に右サイド前線から11番松村大也のクロスを13番堀井真海が受けてショートパスで下げたところで10番稲木蒼史がミドルシュートを狙うも枠をとらえきれず。

11分には、左から24番戸田大翔がテンポ良いドリブルで切り込みチャンスを作ります。

14分には、13番堀井真海から裏へ抜ける10番稲木蒼史へのパスを通し、チャンスを作ります。

逆転を狙いに行き何度かチャンスは作りますが、後半30分に失点し、1-2と追いかける展開になります。

逆に、ビハインドを背負った状態でどのように戦うのかというところが見られたわけですが、下を向いて相手に押し込まれるということなく、逆に試合時間残り5分くらいのところからは、再び浦和ペースに戻すことができていたと思います。

そんな中で迎えた37分に、前線で13番堀井真海か10番稲木蒼史からだったと思いますが、ペナルティエリア付近で混戦の中で、相手ディフェンダーの股を抜くパスで密集するディフェンダーの間を通して8番盛嘉伊人にパスを通し、パスを受けた8番盛嘉伊人が、ペナルティエリアのキーパーと11番松村大也が走りこむスペースへ浮き球のパスを通し、これを11番松村大也が見事に決めて2-2と同点に追いつきます。

この時間帯は、4番根岸恵汰が、ややスペースが空き気味だった中盤のスペースでうまくパスを受けたりバックラインあたりから持ち上がって、両サイドへのパスの供給を良い狙いで出来ており、ここで守備の起点攻撃の起点ができていて、結果的に終盤の同点弾、そして、あと一歩で逆転という展開まで持っていくことができました。特に、試合終了間際の13番堀井真海のシュートは惜しかったですね。シュートの狙いもコースも悪くなかったのですが、相手キーパーの好セーブでぎりぎり触られてコースを外されてしまいました。

試合結果は、2-2の同点となりましたが、引き続き前回観戦できた2節同様に今年のチームの可能性と強さを感じることができました。

そして、試合が終わってこのブログを書く前に、また情報をチェックしたところ、今シーズンの柏レイソルU-15は5試合で2失点と守備の堅さが結果にも出ているところを見て、ここから2点を奪うことができたこと、ただ、得点も5試合2点と言うことで、得点力不足だった相手に2点取られたこと、いずれにもなるほどと思うこともありました。

課題もあり、光明もありますが、いずれにしても、しっかり結果を残し続けられていることも良い流れだと思います。

次回はいつ足を運べるのか、未定ですが、浦和レッズジュニアユースの現在地として、良い試合を見させていただきました。

次見る時までに、もっと全体的に力強く、そして前線に入る選手は、今よりもっと体を張る前線でポストとなるプレーもできるようになると、より攻撃に厚みが出るような気がしています。

楽しみにしています。

ではでは。

 

 

 

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/03/11 浦和レッズJrユースvs横浜F・マリノスJrユース 2-0勝利・・・今後の可能性をかなり感じた試合

どうも、ブクメです☆

この育成系の試合を見てブログを書くというのが、かなり久しぶりで若干これまでどうやって書いていたのかなと思い出しながら書いています。

2月末でプノンペンでの契約が終了し、再び不安定になったものの、時間の調整はしやすくなった流れで、3月6日から2週間ほど日本に帰国しています。帰国最初の週末土曜日は、既に先週開幕している浦和レッズジュニアユースが戦っている関東U15リーグを観戦してきました。

久しぶりのレッズランドでの試合観戦。こういう時間を作れることに幸せを感じますw

さてさて、なんとなく、浦和の育成は、歴代横浜F・マリノスの育成に苦戦する印象が強く(そうでない年も当然ありますが)、関東U15リーグの日程を眺めながら、今年はいきなり横浜F・マリノス系2連戦か、大変だなと思っていたのですが、開幕戦で追浜相手に勝利を聞き、行った方の情報では、内容もなかなか良かったとかだったので、期待とドキドキ感を持ちながらの観戦となりました。

はい、最近は、メトロポリタンリーグや、関東リーグ開幕前の、試合などほとんど足を運べていないので、正直なところ、選手の顔も名前もわからないケースが多いです。

今後もどの程度、試合に足を運べるか、いわゆる大きな大会ばかりに合わせて足を運ぶ人になってしまう可能性も高いのですが、足を運べる機会で、できる限り選手の特徴特長を掴んでいければなと考えています。名前は、だんだん物忘れが多くなる年代に入ってきたような気がしますので、覚えが悪くても勘弁してください。

はい、では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK18番関大輝、DFが左サイドバックに24番戸田大翔、右サイドバックに3番大山智也、センターバックに5番遠藤基意と2番奥山圭介、MFが左に9番佐藤優斗、右に11番松村大也(後半38分⇒10番稲木蒼史)、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に13番堀井真海(後半?⇒12番根津彰文)、右に7番木下翼(後半33分⇒19番竹内優眞)

となります。

得点:木下翼(前半6分)、佐藤優斗(前半19分)

まだ、あまり細かくしっかり見られたわけではないので、簡単にこの試合の印象などを書きますね。

今年から、ユースのように4-1-4-1のフォーメーションになったという話も聞こえてきたように、試合結果などでは4-4-2で書かれているものの、確かに、そのようなフォーメーションに近い形で、更に、特に前線に関しては、割と自由なポジションに移動しながらプレーしている印象がありました。

攻撃の軸のところで昨年から主力として戦ってきた9番佐藤優斗、11番松村大也が前線両サイドに入り、しっかり存在感を見せながら、そこに7番木下翼が前線で流動的に(要するに運動量多く、色々なところに顔を出すという意味)球を受けて攻撃にリズムを作ったり自ら仕掛けるなど見られ、ボランチの位置に入っている8番盛嘉伊人が、全体のバランスを取るなど、既に関東U15リーグがスタートしたばかりで、チームとしてある程度、戦い方の理解度が高い印象がありました。

守備も比較的落ち着いてできていると思いますが、相手は、さすがに技術のある選手が多いので、時折相手のフェイントに簡単に引っかかって突破されてしまうなど見られましたが、この辺りは、実際にそういう相手と対峙しながら覚えていけば良いともいえますからね。同じことが繰り返されたらダメですが。

勝敗の境い目のところで言えば、確かに相手が決定機を数回外してくれた(サッカーではよくある、なぜか、良いプレーはできているのに、ゴールのところで押し込むだけなのに決まらないとか、何をやっても本当に決まらない日となっていた選手がいた)数回を決められていたら試合の流れが変わって難しくなった可能性もあります。こういう決定機が来た時に浦和はしっかり確率高くゴールにできたということが勝敗を決めましたね。

本当に、相手がミスしなければ、決められていたくらいの決定機のところは、その作られた原因をしっかり研究して、修正する必要がありますが、決定機になりかけたところでは、キーパーの18番関大輝が1対1の強さを見せて、決定機を阻止した場面も多数みられ、そこでやられるとバタバタする可能性があるというところでの好プレーでチームに落ち着きを与えていたことも大きかったと思います。

久しぶりの試合でかなり楽しい試合を見せてもらいました、ありがとうございました。

次回は、いつ足を運べるかわかりませんが、足を運べてこの試合をまず今年のチームとして頭に残しながら、足を運んだサポーターの方などから情報を得ながら次の観戦を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/07/24 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 2-1勝利・・・全国大会前最後の公式戦を勝利で良い流れ作る。

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、レッズランド開催のジュニアユースの関東U15リーグの観戦をベースにいくつか、他の試合観戦のプランも考えていたのですが、結果的に、1日レッズランドのみで3試合観戦という動きになりました。

ということで、3試合観戦して、明日の朝からユースのクラブユース選手権もスタートするため、申し訳ありませんが、今日は、1試合ごとのブログは短めにまとめさせていただきます。すみません。

前節、鹿島アントラーズつくばに0-3と悔しい負け方となった浦和レッズジュニアユース。今回の対戦相手は、少し前に夏の全国の予選で戦った横浜FCジュニアユースとの再戦となりました。

その一戦では、2-1と競り勝ち、比較的良いイメージを保ったままでの再戦となりましたが、リーグ戦のアウェイでの対戦では0-0と引き分けていたり、今シーズンのリーグ戦という意味では、浦和は、下位で苦しんでおり、相手は上位争いを繰り広げるという位置関係で単純に見れば、難しい試合になってもおかしくないという状況での一戦となりました。

実際ふたを開けてみれば、試合を楽にする追加点というところでは、決め切れない課題も生まれたものの、浦和が多くの時間でペースを握って、しっかり勝ち切ったという試合になりました。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大(前半38分⇒5番奥山亮介)、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に20番松村大也(後半31分⇒4番江原大和)、右に10番鳥海颯

となります。

前節怪我から復帰して途中出場となった8番玉城大志がスタメン出場となり、中盤真ん中は、14番千葉希と組んでという攻勢になりました。10番鳥海颯は、一つ前に上がって2トップの一角という形で入っていました。

序盤から、3分の13番石橋遼大の持ち上がりからのシュートや、5分のサイドから仕掛けた19番佐藤優斗のキーパーを強襲するシュート、10番鳥海颯の思い切ったシュートがバーをたたき、こぼれを19番佐藤優斗が押し込めればという場面など、10分くらいでも決定機を何度か作りつつ、球際の激しさも加わりながら、8番玉城大志の展開力が活かされる形が多く見られました。

いわゆる足元へのパス回しというよりは、味方の動きを考えて、このスペースに出すから走って欲しいという形のパスで、そこに19番佐藤優斗や20番松村大也、そして中盤で組んでいた14番千葉希がスペースを見つけて走り込んでそこにパスが通るなど、攻撃の形も増えている印象でした。

しかしながら、フィニッシュのところで、なかなか決め切れないという、課題の部分はこの試合でも出てしまっていたように感じます。

それでも、攻撃の形として、10番鳥海颯から右の13番石橋遼大へ展開して20番松村大也が仕掛ける形だったり、6番苗加慶太からのバックラインからの縦パスを7番冨田蓮がワンタッチで流して前線に供給しての攻撃、14番千葉希を経由して横に広く攻撃して7番冨田蓮、20番松村大也の攻撃など、攻撃の狙い自体は、可能性を感じる展開は多く見られながらの前半0-0での折り返しとなりました。

攻めながらの無得点という状況をなんとか打開してほしい状況で、後半8分に、一つの得点パターンとなっている2年生の20番松村大也が仕掛けてからのクロスに19番佐藤優斗が決めるという形で先制に成功します。

取っておきたい時間帯でしっかり先制することができ、その流れから、追加点を狙いに行く形で14番千葉希を経由しての10番鳥海颯のシュートや、7番冨田蓮のヘディングシュート、20番松村大也のヘッドからの7番冨田蓮の飛び出しなど、何度かゴールに近いチャンスを作りながら、16分に右サイドを抜け出した10番鳥海颯からのクロスを19番佐藤優斗がニアで合わせてゴール。これで2-0とリードを広げることに成功。

この後もペースとしては浦和ペースで進みつつ、できれば3点取って試合を決めてしまいたいところでしたが、3点目が取れないながらで、相手の思い切ったロングシュートが決まってしまい、2-1と1点差に迫られたところで残り10分ほどは、4番江原大和を投入して、5バックで守備の意識も高くしながら、しっかりとリードを守り切っての勝利になりました。

全国大会の予選では、難しい戦いで経験を積みながら結果も残して全国の切符をつかみ、良い流れで来ていたものの、リーグ戦に戻ったところでは、中断期間を挟んだものの、多めの失点で連敗という流れになっていた悪い流れをしっかり断ち切り、また、全国大会へ向けても、リーグ戦の残り試合を考えても、必要だった勝利という結果と攻撃のバリュエーションが増えたことも実感できる試合となりました。

今日は、出場がありませんでしたが、9番森田悠仁のポストプレーなど前線にあててという攻撃も一つのパターンとして計算できるところまで来ているチーム状況で、以前にも書いたように、層が厚くなり、色々な組み合わせで戦えるという予感も見られる試合となりました。

これで、次の公式戦は、8月中旬のクラブユース選手権となりました。なかなか、これまた、タフな組み合わせになりましたが、残り3週間で関西方面の遠征などあるということで、単純なサッカーのレベルとかだけでなくて、関西方面のチームの少し違った強さというものを肌で感じて、刺激を受けて、より成長した姿で、初戦のガンバ大阪戦でどのような戦いを見せてくれるのか、楽しみにしています。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/07/16 浦和レッズJrユースvs鹿島アントラーズつくば 0-3敗戦・・・強いチームになるために必要な要素を感じることができたか?

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どうも、ブクメです☆

なんでブクメが試合見てブログ書いているんだと思われる方、よくブログを読んでいただきありがとうございますw

本来であれば、帰国したその足でそのままレッズランドに向かえば来週の、ジュニアユースの試合に間に合うかもしれないという旅程で12日の深夜からベトナムに行っていたのですが、予定が変わって15日の夜には帰国していたといたりw

なので、ユースもジュニアユースも直前のブログで、その期間いない体で書いていたのに、いるのかよ、みたいな感じになっていたりするかもですが、います。そういうこともあります。

ということで、土曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。対戦相手は、鹿島アントラーズつくばで、会場は、鹿島アントラーズつくばアカデミーセンターでした。

なんだか、数年前に訪れた時と比べて、地域密着感がすごい(周りに一軒家ががんがん増えている)アカデミーセンターになっていましたね。会場が目の前に見える一軒家でバーベキューをしながら、団らんする家族。そこにいた赤ちゃんにとっては、目の前でいつも見られるアカデミーの選手たちのサッカーに触れながら育っていくんですよね。すごいな~。ちょっと羨ましい。

話がそれました・・・。

夏の全国の予選で中断していた関東U15リーグが、夏の全国前に今週、来週と2試合開催されるということで、全国大会前の貴重な公式戦2試合となります。

今日の試合は、簡単に言ってしまうと、夏の全国で勝ち上がりたいのであれば、しっかりと、自分たちになくて、相手にあったものを、感じ取って、残り1か月に取り組むべきことがはっきりと見えた試合だったと思います。

まず、試合のことをざっと書いてから、触れていきたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介(後半23分⇒4番江原大和)、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に19番佐藤優斗、右に7番冨田蓮、真ん中に14番千葉希(後半12分⇒8番玉城大志/後半36分⇒15番大橋力也)と10番鳥海颯、FWが左に20番松村大也、右に9番森田悠仁(後半スタート⇒13番石橋遼大)

となります。

力強さと運動量に関しては、体格も含めて相手に分がある部分が多く迫力があるようにも見えましたが、試合の入りとしては、浦和も決して悪くなかったとは思います。

開始2分の7番冨田蓮の前線からの激しいプレスや、14番千葉希の読みの良い動きからボール奪取を狙う動き、8分に10番鳥海颯がインターセプトから20番松村大也に展開して、その流れからフリーキックを獲得したプレーなど、相手の迫力ある攻めに対して、狙いどころよく奪って攻撃に転ずるという形も作れていて、その前のプレーですが、4分には、カウンターとなる展開で25番鈴木彩艶からのロングボールに対して、7番冨田蓮と10番鳥海颯が近い位置で相手ディフェンダーと競り合う形になり、7番冨田蓮が頭で前線にそらしたスペースに、9番森田悠仁がしっかり予測して走り込んでいて仕掛けるという形もありました。

ただ、反撃に工夫を加えることがなかなかできず、前線にパスが届いても、相手の寄せの速さで、コントロールミスをして奪われるという場面もいつも以上に多くなっているように感じられました。

守備に追われる時間が長いながらも、序盤に関しては、シュートコースを開けないようにしっかりコースを埋めることだったり、ミドルシュートを狙われそうな状況では、一人がプレスをかけにいくなど、相手に決定的なプレーをさせないための集中したプレーはできていたと思います。

前半10分前後に2度ほど危険な場面を作られるも、3番高橋孝太のカバーや相手がクロスの精度をかいてくれたことなどで、失点は免れるなどありつつも、20分くらいからは、徐々に浦和が相手ゴールに迫る回数が増えていきます。

20分に25番鈴木彩艶からのフィードから19番佐藤優斗につながり、抜け出す20番松村大也に通ればという惜しい形を作ると、24分には7番冨田蓮からの右前線へのスペースへのパスに20番松村大也がしっかり反応して飛び出してサイドを崩す形で持ち上がり、クロスに9番森田悠仁がヘッドで合わせる惜しい場面を作ります。

その直後にも同様に7番冨田蓮から20番松村大也という同じようなサイドからの仕掛けから、この試合初めてのコーナーキックを獲得します。

それだけ、前線にパスは入るものの、相手にとって危険なエリアでは、浦和は仕事をさせてもらえていなかったということになりますが、こういうプレーをすると、相手も苦戦するというプレーができ始めたこの時間帯で、例えば、2番清水楽人からの縦パスから20番松村大也につなげて7番冨田蓮につなげて仕掛けた形や、30分に、センターバックに入っていた3番高橋孝太がここぞとばかりに、サイドの選手にパスを預けてから攻撃参加するなど、この時間帯に得点を奪うために負うべきリスクをとったプレーで相手を混乱させてここも結果的に得点にはならなかったもののゴールに迫って、コーナーキックを獲得するところまで言っています。

32分のサイド攻撃から9番森田悠仁がペナルティエリア内で受けて、反転してシュートを狙った場面は、相手ディフェンダーに阻まれたものの、かなりゴールに近づく場面がこの時間帯は作れていたと思います。

良い時間帯でチャンスを作れていたところでしたが、37分に、少ない反撃チャンスで得たコーナーキックから相手に得点を奪われてしまいます。

それでも、前半の少ない残り時間の中で、3番高橋孝太のインターセプトから20番松村大也がディフェンダー2人にプレスをかけられながらもキープして19番佐藤優斗につなげて仕掛けたり、フリーキックのチャンスで10番鳥海颯が直接狙い枠をとらえる惜しいシュートを放つなど、同点ゴールを狙うも決められず、0-1で前半終了。

後半に入り、9番森田悠仁に代わり13番石橋遼大が前線に入り、攻撃パターンを変えてのスタートが上手くはまり、3分に13番石橋遼大からの裏へのパスに7番冨田蓮が抜け出し、完全に崩した形で折り返しに19番佐藤優斗が合わせるも、これは、惜しくも枠をとらえられず。4分にも13番石橋遼大のドリブル突破の試みからのこぼれ球を10番鳥海颯がシュートを狙うも、わずかに枠をとらえられず。

この後半スタートの攻撃のパターンを変えた浦和の狙いは、かなり相手を混乱させ、8分にも、13番石橋遼大からのキーパーと20番松村大也のどちらが先にさわれるかというきわどいパスで、ここは、キーパーに防がれるも、得点のにおいのするプレーが続きました。11分には、わずかにオフサイドになってしまったものの7番冨田蓮からの裏へのパスは、20番松村大也にきれいに通り、ゴールになっていた可能性が高い、ギリギリのプレーになりました。

12分に怪我で長期離脱していた、8番玉城大志が入り、まだ怪我明けで、本調子ではありませんが、それでもパスを受けてためて展開するというプレーを要所要所で存在感のあるプレーを見せていました。

ただ、この試合では、ちょうど15分くらいに相手が2選手を交代してきたところで、相手の運動量が再び増して、やや攻撃に意識が行っていたところで、守備のバランスや集中力が前半のように保てなかった部分もあり、21分に失点し、0-2とされると、その後は、浦和も交代カードを切りながら、打開しようとするも、相手の勢いに完全に押される形で、試合終了間際には、3失点目を喫してしまい、結果的に0-3と大敗という結果に終わりました。

さて、最初の話に戻りますが、単純に、この試合の勝敗を分けたところという点では、前半の終盤、後半の序盤と、全体的に相手ペースの試合になった印象が強くなったこの試合の中でも、流れをこちらに持ってこられる可能性があったこの時間帯で得点を奪えなかったのが、この試合の勝敗の差をわけた一つの要因になるとは思います。

結果的に、決められなかったものの、決めるべき時間帯を意識して攻撃参加した選手など、その時間帯で今後より決め切ってしまえるか、リスクを負えるかなどは、プラスの面も大事にして、取り組んでいけば良いと思います。

ただ、今日の試合を見ていて、細かい点で見れば、浦和の選手がそれぞれ持つ個性の方が、相手よりも上回っている要素が多く、工夫して仕掛けた時は、相手が対応できなかったという場面も多かったですが、完全に相手に劣っている部分で、私が育成の段階ではやってほしいという要素が結構ありました。

試合中にずっと声を出し続けている選手が多く、味方のプレーに対して、試合中でもしっかり言葉で伝え合う場面が多い。時には、言われたことに対して、言い返す選手がいる、プチ喧嘩のようなこともしながら、チームとしてピッチの中にいる選手がピッチの中で修正しながらプレーする。

浦和も声を出している選手はいますが、全体的には決定的に少なく、コミュニケーションとして、連携が深まっていくような声掛けができているようには感じられませんでした。

相手チームは、全員が坊主になっていて、それはまたそれだけでもインパクトはあったのですが、メンバーが変わっても、チームとして最低限ここは、さぼらない、しっかりやるというルールのようなものが浸透している印象がありました。

体の強さだったり、大きさという点での差は、ある程度仕方がないとしても、特に夏の全国で勝ち抜いていくためには、学ばなければならない要素が相手チームには、かなりあったように感じられます。

今からでも意識すればできることも多いと思いますし、それができるようになって、ここまでに書いてきたこの試合での相手を苦しめた部分をより研ぎ澄ましていけるかどうかだけで、かなりこれからの戦いは変わってきます。これは、断言できることです。

長期離脱していた、8番玉城大志のプレー含めて、例えば、中盤の選手の組み合わせを、ここ数試合で考えてみても、1試合の中でもかなり攻撃の種類が変えられるような個性を感じていますし、前線に関しても、どのポジションにしても、今日は結果的には、大敗という結果にはなった中ですが、私個人的には、そういう部分を考えながら、ここがこうできるようになると面白いのになと考えて楽しみながら見てしまっている部分もありました。

連携は、ただ一方的に声をかけるとか、出しっぱなし、受けっぱなしではなくて、コミュニケーションを取らないと深まりませんよ。

なんだか、そういう部分で、せっかくの特徴をチームとして出し切れないのは、もったいないなと思うわけです。

ということで、結果的に、急遽足を運べることになったこの試合。応援するチームが敗れる姿を見るのは決して楽しいことではありませんが、ギャラリーとして見ていて、大きな課題と相手から学べることも見られた試合と言う空間を感じることができて良かったです。

これを踏まえて、次はどうなっているか。

来週も足を運べると思いますので、またそこで変化を感じられればうれしいです。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/4/30 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 0-1敗戦・・・試合の組み立てでは勝るも、得点奪えず

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どうも、ブクメです☆

29日は、どこか試合を探して行こうかと考えつつ、ウダウダしていたら時間が中途半端になったので、結局仕事の一日として使い、30日は、がっつり試合観戦の1日です。

車での移動だと若干バタバタとなり、間に合わない可能性もあるものの、NTT志木グラウンドで13:30キックオフの浦和レッズジュニアユースのvs大宮アルディージャジュニアユース戦を観戦し、その後、16時から大原サッカー場キックオフのユースの試合への移動での2試合観戦となりました。

結論から言うと、こういう時間ぎりぎりの掛け持ちは、あまりよろしくないなということで、ジュニアユースの試合が終了してすぐ移動するバタバタ感とともに、結果的に大原サッカー場に到着するのが遅れるというオチになりました。

とはいえ、今シーズンは自分の動くウェイトの部分もあるのですが、なかなかジュニアユースの試合に足が運べていないので、ここは、ダービーでもあるし見ておきたかったので、残念な結果にはなりましたが、見ることができて良かったなと。

あまり選手の特徴が把握できていないため、今回もあまり細かく書くことができないのですが、メンバーと交代と大まかな試合の流れなど書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに6番苗加慶太と5番奥山亮介、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大、真ん中に8番玉城大志と10番鳥海颯(後半8分⇒12番石山凌太郎)、FWが左に15番大橋力也、右に20番松村大也(後半18分⇒9番森田悠仁/後半35分⇒16番柳原光希)

となります。

今年のジュニアユースの初観戦が大雨大風の大荒れの天候での試合になったため、試合自体をしっかり見ることができませんでしたが、今日は、出かける時は風もなく晴れていたので、天候に邪魔されることなく見られるかなと思っていたのですが、試合のころには、強風(前半は、向かい風、後半は追い風)が割と影響する試合になりましたね。なかなか、ベストコンディションで試合を見させてくれないなと。

それでも、気候的には、悪くない中での試合だったかなとも思います。

浦和レッズジュニアユースの試合自体見られていないのだから、対戦相手の状況を知るすべもなく、これまで見て来たイメージで試合開始からの様子をうかがっていましたが、試合のペースとしては、スタートから浦和が握っていることが多かったように感じます。

試合の組み立て、バランス、もう少し激しくいけると良いかなと思いますが、相手バックラインに対するプレッシャーをかけることも結構できている。

特に中盤を経由して展開する攻め方などは、今日の試合では、相手よりずっとできていたと思うんですね。

ただ、組み立てと持ち上がりまでは、かなり良いものの、そこからフィニッシュまでの崩しに入ったところで、もう一工夫だったり、迫力が欲しいなと感じます。

少し違和感を覚えたのは、確か前回見た、大荒れの天候の試合でも、前線での収まりは悪くなかったように思うのですが、今日の試合では、組み立てからスイッチを入れて前線にあててだったり、裏へのパスが、合わないケースが多く見られたように思います。

これが、合えば、大きなチャンスになっていただろうという場面が結構多くありました。

そのチャンスの数が少ない大宮のほうが、前半終了間際のワンプレーで得点を奪い、結果的にそのゴールが決勝点で0-1で敗れるという試合になりました。

総合的には悪くないと思います。あとは、ペナルティエリア内での迫力が出てくると、今日みたいな試合はしっかり物にできると思うのですが。

最後にいくつかこの試合で印象に残った良いプレーを書きますね。

前半30分くらいに、13番石橋遼大と15番大橋力也が前後のパス交換を数回行って、相手ディフェンダーを横に揺さぶりながら、最後は13番石橋遼大がドリブルで持ち上がってシュートまではなった場面。この崩しの試みは良かったと思います。

前半でビハインドを負って、後半の出だしで19番佐藤優斗からのクロスを20番松村大也がヘッドで合わせた枠をとらえたシュート。ここは、相手キーパーの好守でコーナーキックの獲得まででゴールにはならなかったものの、ビハインドを負っている中での後半のスタートとして、ゴールに迫る迫力のある良いプレーだったと思います。

どの選手だったか確認できなかったのですが、同点ゴールを狙って攻める中での相手の反撃を受けて、ここで決められると0-2となって同点、逆転が難しくなる30分の決定機を体を張って阻止した守備。この流れは、今後試合をひっくり返すくらいのきっかけを生む可能性があります。こういう時間帯のこういう粘りは◎です。

そのピンチを回避した後の、19番佐藤優斗の仕掛けからの、おそらくクロスだと思いますが、この軌道が、惜しいシュートになった場面。

拾い上げてみると、試合を左右する場面に、必要なプレーはできているんですよね。

なので、これがしっかりゴールになり、結果に結びつくようになるには我慢して続けることが大事で、あとはゴール前の迫力、味方同士のコンビネーションの精度ですかね。ここは、まだわかりません。

おそらく、またしばらくジュニアユースの試合には足を運べなくなりますが、足を運んだ方の話や、結果を見ることしかできないですが、やろうとしていることは間違っていませんので、信じて戦い続けてください。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/04/19 第8節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 1-0勝利・・・連敗しないチームは強い。

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どうも、ブクメです☆

写真だけ見れば、穏やかな春の陽気の中での試合のように見えますよね。でも、実際は、常に強い横風が吹く中でのダービーとなりました。

足を運ばなかった、前節の横浜F・マリノスジュニアユース戦で、0-3と敗戦ということで、前にも書いたように、負けた次の試合が大事と言うことで、その意味でも、この試合足を運べたのは、良かったなと思います。

今回は、細かい部分は、書きません。大きい枠で書くべき試合かな~という印象でもあるので、とりあえず、メンバーや、結果を書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に24番冨田蓮(後半スタート⇒20番吉岡直輝/後半40分⇒21番石塚稜真)、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

得点は、後半23分で、中盤から10番佐藤輝がゴール前に上げたクロスで相手キーパーとディフェンダーがやや交錯気味になったところで、上手く収めた11番森隼平が落ち着いて決めてリードし、その唯一のゴールと数回の決定的なピンチを堪えて無失点に抑えた浦和レッズジュニアユースが勝利しています。

負傷者が多いということで、比較的固定されて起用されていたポジションも変化が多くなっていたこの試合。どのメンバーでなければならないということではないものの、やはり通常は、ある程度チームと言うのはベースが必要で、そのベースの部分で安定感を作りながら、そこに多くの選手が絡んでいきチームは層を厚くしていくというのがセオリーにはなりますが、ある意味、そのセオリーを強制的に崩しながらの現状でしたが、一見すると、表面的には相手ペースで試合が終始しているように見える試合ではあったのですが、どちらかと言うと、私の感覚としては、メンバーが変わっても、最後のところでは、相手に仕事をさせていない、抜かれても中盤の選手がしっかりカバーすることができていたり、慣れないであろうセンターバックに入った8番白土大貴も上手くラインコントロールをして、オフサイドをしっかりとれる場面も多かったり、浦和のサイドでの時間が長くなった割には、やられたかなと思われる場面は、試合の中では、1,2回くらいだったように思います。

ただ、守備のところでは、前線の選手も含めて、良くできていたものの、攻撃のところでは、強風の影響もあったとは思いますが、なかなか味方と息が合わないというパスミスなどが多かったと思います。

パスに関して通らないこと自体が問題と言うよりも、パスが通らなかった時(スペースにパスを出して、そこに味方が反応していなかった時に)出し手も受け手も、主張がないように感じられるケースが多かったように勝手に感じていました。出し手が主張しなければ、ただのパスミスになってしまいますからね。

ゴールに向かう姿勢を前面に見せる回数が少ない印象があったこの試合でしたが、その意味では、交代出場した20番吉岡直輝がそのような姿勢のプレーが印象的でした。パスで打開があまりうまく行かないという試合では、思い切った姿勢で崩す場面が必要となるので、特に、今日のような試合では、もっと多くの選手がそのような姿勢を見せてくれると良かったかなとも思います。10番佐藤輝も何本か、そういう遠目から狙うようなシュートがありましたね。

ただ、タイトルにも書いたように、難しい条件も多い試合で、また、私は、結果でしか見ることができませんでしたが、0-3と言う引きずってもおかしくないようなスコアでの敗戦の次の試合で、粘り強く戦うことができ、そして、結果的に勝ち切ることができるチームというのは、強いチームだと思います。

あとは、これは、個人の趣向にはなってしまうのですが、攻撃に迫力が欲しいなと思う部分もあります。きれいに決めることも良いのですが、日本代表も監督が代わってゴールに向かう姿勢が重要視される方向に変わるわけですし、もっとガツガツした選手が出てきても良いかなとは思います。

この試合の後に、眺める程度ですが、メトロポリタンリーグの試合も見させてもらったのですが、そこでも、それに近いプレーをする選手はいたものの、攻撃面において、使ってみたいなと思わせるくらいゴールに向かう姿勢がある選手がいるかと言われれば、あと一歩かなと感じました。

でも、近い選手は、いるなと。

楽しみに、見ていきたいと思います。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/03/22 第4節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15むさし 1-2敗戦・・・この負けを踏まえての次が重要ですね。

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どうも、ブクメです☆

特に今年のように、少し動き方を変えて、ユースやジュニアユースにほぼ毎試合足を運ぶという状況が作られない時ほど、時として、チームとして良い流れで来ている状況では、勝ち続けている勝ち試合よりも、良い結果が続いていた時の、一つの敗戦というものに立ち会うほうが得をしたと感じることがあります。

それは、1つのシーズンを線として考えた時に、好不調の時期と言うのは必ず訪れるもので、そこを乗り越える力というものが、負けなしで勝ち点を積み上げていた時に喫する黒星というものです。

今日の試合に関しては、試合の途中から、わけあって少し話し込んでしまったところも理由にはあるのですが、序盤は、しっかり見られたものの、途中からは、試合を大きな流れで見ることしかできていません。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番島田呂舞、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに2番北村龍馬、センターバックに22番玉城大志と4番大桃伶音、MFが左に10番佐藤輝、右に7番岡村勇輝(後半スタート⇒16番吉岡直輝/後半35分⇒14番縄田脩平)、真ん中に6番上野夏輝と8番白土大貴、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

私が観戦した、開幕戦は、引き分けながら、チームとしてのバランスを考えると大きく崩れることなく、戦っていけるチームが既にできているという印象で、その後、足を運べなかった2節、3節は、点の取り合いになった試合もありますが、2試合とも4得点と大量に得点を入れて、勝利してという流れでこの試合を迎えていますね。

関東U15リーグを全体として眺めて見ると、第3節終了時で既に全勝のチームがいないのと同時に、3連敗と言うチームもおらず、全てのチームが勝ち点を獲得している、混戦模様のスタートとなっています。

対戦相手のFC東京U-15むさしも、未勝利のチームと言うことでしたが、この試合を見た限りでは、組織的にしっかりしてパス回しのテンポも良かったのも理由には、あったかもしれませんが、序盤の印象としては、球際が激しく行けていないという印象と、中盤のバランスが、少しおかしくなっている印象も受けました。

ただ、守備のところでは、最後のところで集中して守れていて、カバーの意識も高くできていたため、危ない場面になりかけているように見えても、最後のところで得点は許さないという感じでしたね。

前半の攻撃では、決定機はなかなか作れていなかったものの、2番北村龍馬の長いパスから9番二見健太が抜け出して仕掛けた場面や、10番佐藤輝の個人技からのシュートなど、何度か得点に近い場面は作れていたと思います。ただ、攻撃のリズムとしては、味方の動きとパスの狙いなどが少しずれる場面が多く感じました。

前半をスコアレスで折り返し、迎えた後半開始直後に先制点を許してしまい、失点が火をつけたのか、ハーフタイムでの指示や、選手同士で話しあっての改善なのかは、わからないものの、前半に、「どうしたのかな?」と思っていたような箇所が修正されていき、中盤のバランスも良くなり、攻撃の回数と攻撃が得点に近いプレーにつながる回数も増えましたね。

そんな中で、前半も惜しいシュートを放っていた10番佐藤輝が後半8分に、個人技で得点を決め1-1と試合を振り出しに戻します。

同点ゴール後のしばらくの時間は、浦和のペースで、3番林海斗の大きな展開でのサイドチェンジからの攻撃や、6番上野夏輝が惜しいシュートを数回放つなど、ここで逆転できてしまえば、一気に試合を決められそうな場面もありつつ、相手キーパーの好守にはばまれるなどで、逆転ゴールを奪えない中で、試合の終盤は、両者ともに得点が入ってもおかしくないような場面が何度かありつつ、このまま1-1で終了するかと思われたのですが、遠目ではっきりは、わからなかったものの、この時間でこのプレーでPKを与えるのかと、浦和側なので余計に感じてしまったのですが、試合終了間際にPKが相手チームに与えられて、決められて結果的に1-2で敗戦という結果になりました。

そんな終わり方だったので、ブクメ個人的には、1-1でも良かったのではないのかな~と思う部分も強かったのですが、この試合に関しては、試合の入り方の部分で反省点もあると思われ、少し時間が空いた今考えると、一つ敗戦がこの段階で入ったことで、逆にしっかり見つめなおせる部分があるのかなとも思っています。

この後に1本行われたB戦も結果的には、0-1で敗れたものの、球際の激しさや、攻撃の思い切ったプレーが前線で多く見られ、チームの攻撃に厚みを加える存在として、待ち構えている選手も多くいるんだな~と楽しみながら見させてもらいました。

ということで、敗戦の次が大事です。次の試合は4/1ですよね。この試合は、足を運ぶのが難しく、次の4/5の試合は、午前中いっぱいの用事があり、間に合えば行けると思うのですが。吉報を待ちます!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/03/01 第1節 浦和レッズJrユースvs三菱養和SC巣鴨Jrユース 1-1引き分け・・・公式戦早くもスタート!

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どうも、ブクメです☆

3月開幕になってから、毎年同じようなことを言っていますが、ジュニアユースの関東U15リーグは、もう開幕なんですね。早いです。

正確には、最高学年の選手がまだ3年生にならない段階で開幕するんですからね。

浦和レッズジュニアユースの開幕戦の対戦相手は、三菱養和SC巣鴨ジュニアユースですね。はい、長いボールと裏への飛び出し連発が基本で、シンプルな攻撃ながら、毎度やりにくいスタイルを何度もやってくる相手ですね。

晴れの開幕戦、と言いたいところでしたが、天気は、試合開始あたりから雨が降り始め、更に、もともとレッズランドのピッチは、ややコンディションが悪いようにも見えますので、細かいプレーがやりにくい中での試合だったと思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに20番吉岡直輝、センターバックに22番玉城大志と2番北村龍馬、MFが左に10番佐藤輝、右に16番吉岡佑馬(後半25分⇒13番金子直樹)、真ん中に14番縄田脩平と6番上野夏輝、FWが左に9番二見健太、右に11番森隼平

となります。

スタメンや名前に関しては、サポーターの友人のツイッターにかなり頼っています。非常に助かります。勝手に連係プレーだと思っていますw

大桃伶音と白土大貴の2名がU15日本代表で不在。また数名が学校行事で不在と言う話でした。

さてさて、先ほど書いたように、基本的に三菱養和は、ユースもジュニアユースも、ロングボールや縦のスペースへのややアバウトなパスに抜け出す選手がうまく合えばという攻撃を徹底するイメージで考えていて、数年前のようにパスサッカーぽい感じのチームになっていたりすると非常に驚かされたりするのですが、今日見た限りでは、比較的、三菱養和のサッカースタイルのセオリーに近いというか、思った以上に徹底されていましたね。

ただ、浦和の守備のところの安定感も大したもので、開幕戦序盤で堅さが見られた時間帯は、ベンチからもラインの部分で指示が出る場面もありましたが、基本的に、高いラインを保つことができており、かなりの数のオフサイドを取ることに成功していました。

攻撃の部分では、これも前半は、センターバックの2番北村龍馬からのロングフィードなどで前線の選手に通して仕掛けるという形の攻撃が多く、ここに数名の選手が絡めるとよりゴール近くまで迫るという展開になっていましたが、これも相手の寄せの速さやコンディションの関係で思うように行かない展開も続いていました。

それでも、仕掛けの回数に関しては、多く繰り出すことができていたと思います。

相手の攻撃のほとんどをオフサイドにかけるか、突破されても集中して跳ね返し、更にキーパーと1対1になる場面も2度ほどあったものの、そこは、キーパーの18番西尾優輝が1対1の強さを見せ2度ほどの相手の決定機に近い形を防ぎました。

また、数多いセットプレーのチャンスでは、6番上野夏輝のフリーキックの精度の高さが光り、そこからのチャンスも多くなっていたと思います。

前半を0-0で折り返し、後半になると、前半よりも中盤6番上野夏輝や14番縄田脩平を経由した攻撃や、前線の9番二見健太や11番森隼平にあてて、下げてという一つ前を経由して展開と言う意図のある攻撃の試みも多く見られました。

ただ、決定機を作るということに関しては、この試合では、苦戦した試合になったとも言えるかもしれません。

相手の攻撃を何度もオフサイドにかけていたのですが、そのうち何度か抜け出される中で跳ね返してはいたのですが、後半15分くらいに失点を喫し0-1とビハインドの状態になり、なんとなく、三菱養和との試合では、こういうケースで逃げ切られることも多いので、どうなるか・・・と思う間もなく、10番佐藤輝が右のやや角度のないところからゴールを決めて同点、1-1。

相手に勢いがついてしまいそうな得点のすぐ後に、すぐに得点して、流れを取り戻す、この試合展開を左右する、失点後の数分に、しっかり得点できることも強いチームの条件ですから。

その後、コーナーキックから2番北村龍馬の惜しいヘッドでゴールを狙った場面や、9番二見健太、11番森隼平の前線での仕掛け、途中交代で入った13番金子直樹の果敢な仕掛けなどで、逆転ゴールを狙うも、あと一歩逆転までは届かず1-1の引き分けという結果に終わりました。

プレーしている選手は、勝てるチャンスも十分あった試合ですので、この結果に対して、悔しいで良いと思います。

ただ、見る側としては、このチームの良いイメージをしっかり開幕から得ることができて、今後の試合が楽しみになっています。

1試合1試合、しっかり課題を見つけながら、前進していってくださいね。失点後にすぐに同点に追いついた強さは、継続(失点しない方が当然良いですが、失点は、どのような良い展開の試合でも、先に相手に得点をとられるケースは、ありえるので、その後の時間をどうするかが重要と言う意味です。)です。

次節は、足を運べないため、ツイッターなど、文字で経過を追えたら追う感じになりますので、そういう試合こそ、勝利と言う結果を見られるとわかりやすく喜べます。よろしく!

ではでは。

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