高円宮杯プレミアリーグ2019/10/14 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-2敗戦・・・個性の出し惜しみに見えるのは、本当にもったいない

どうも、ブクメです☆

タイトルに入れた表現が適切かどうかは、人それぞれの立ち位置によって違ってくるかもしれませんが、おそらく、私以上に、ダービーを大切にする浦和サポーターの方から見たら、試合に臨む姿勢(いわゆる負けたくないという気持ちを体現する要素)というところでは、相手がかなり優った試合になったと感じられた試合でもありました。

実力がどうこうと言うこと以前のところですね。

もちろん、試合前とか、終わった後とかに入ってきた情報というものを加味すると、怪我人が多かったり(出場していても万全ではないという意味も含む)、出場停止の選手がいたり、更には、公式戦というところでは、先週も難しい試合を戦った大宮に対して浦和は、そもそも国体で1週間空く中で、Jユースカップも1回戦がシードになったことで、2週間公式戦を戦っていない中での試合。更には、この対戦では、分が良いことが多い大宮だったり、プレミアリーグ自体の順位でも、負けたら降格がかなり近づいてしまうという状況だったり、私が、この日1日だけでも、自然と入ってきた情報だけでも、加味されるべき(言い訳にできてしまうとも言う)要素は多かったですけどね。

そして、これも私が良く書くことですが、情報というのは、印象を左右するということで、昨日は、台風の影響なども考えて、もう下手したら何年振りかもわからないくらいに電車で埼玉スタジアムに足を運んだことで、車じゃないのでお酒が飲めると言うことで、試合後に付き合ってくれた方がいたので、試合前後に自分の思ったこと以外の他の方の話や情報というものも入ってきたので、もし、車で埼玉スタジアムに来て、試合が終わったらそのまま車で帰路につくという流れの、私の行動スタイルでよくある流れだったら、別の切り口でブログは書いていた可能性もあります。

ちなみに、試合後にイライラして、時間を置いた方が良いなと言うタイプで試合当日ではなく、翌日にブログを書いていると言うことでは特にありません。この辺も友達にも話をしていましたが、たぶん、この週末は、色々計画していたサッカー観戦の予定などが台風で吹き飛ばされてしまったので、そもそも、最も楽しみに足を運ぶユースの試合が観戦できたと言うことで、多少テンション自体が上がってしまっていて、観戦自体を楽しんでしまっていたところもあると思います。

ただ、試合後、ダービーを大切に考えるサポーターの方は、明らかに怒っていましたよ。

トップに上がるにしても、他のチームでプロになるとしても、何にしてもそうですが、そこを応援する人がいた時には、その背景と思いがあるということは、日々感じてプレーをしたほうが良いと思います。

その点では、この試合の前には、今日の試合では、声を出し、プレーの強度で鼓舞できるタイプの選手がスタートに入っていた方が良いだろうという声も聞こえたりはしていました。

実際に、試合の流れでも、「ミスを恐れずに戦え、相手もそういう戦いをしてくるぞ」という雰囲気づくりのところで、前半は、10番山中惇希が要所要所でプレーで見せているところはあったり、本人が意図してなのかはわからないものの、後半スタートから入った9番波田祥太が、前線でこのくらい厳しく行くべきだという(ファールになったけど)プレーなどメッセージ性のあるプレーをしていた選手がそこまで多くなかったようには感じられました。

ということで、最近は、前置きのまとめみたいのが長いですね、私w

でも、実際の試合で起こったことは、選手の方が見えていて、正解不正解をそこで見つけるよりも、応援していて見ている側が感じた素直なところを最初にまとめて書いてしまって、その後に試合の内容に触れるほうが良いかなと思ってと言うところもあります。

はい、ということで、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太(後半32分⇒16番根岸恵汰)と27番山田奈央、MFが左に22番奥山圭介(後半スタート⇒9番波田祥太)、右に10番山中惇希(後半32分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に20番木下翼(後半20分⇒15番松村大也)、右に19番成田安里(後半10分⇒17番盛嘉伊人)

となります。

がむしゃらさ的な要素としては、スタートから相手が上回っていたという話が多く聞こえたものの、実は、私としては、試合のスタートを見た限りでは、やっぱりちょっと良い時の大宮アルディージャU-18のイメージとしては違うなと感じるところもあり、浦和が圧力を強くかけてスタートで怖さを見せてしまえば、この試合は、いつもと違う浦和が主導権を握る流れに持って行けそうだなと感じて見ていました。

ただ、これを若いメンバーが多い構成になったからとか、試合勘のところで久しぶりのスタメンの選手が入ったからとか、そういう簡単な話で片付けたくないのですが、スタートから見た限りでは、付け入るスキが多かった相手に対して、何か浦和がついて行こうという駆け引きができていなかったように感じました。

パス回しも何か安全策が多く、逃げるプレーが多いというか、きれいなプレーをしたがる傾向にあるというか、そういう形になることで、フィードの精度も落ちるとか、良いスペースに選手が入っているなと言うところでもパスがそこに入らないとか。

もちろん、雨でスリッピーなピッチコンディションになっていたので、それも影響していたとは言っても、付け入るスキと、試合全体を左右する局面で逆に相手に付け入るスキを探させてしまったというか。これで、相手がプレッシャーのかけどころなどを見つけて、圧をかけてきたことから、試合が難しくなって行ってしまったように私は感じていました。

勝敗のところは、ある意味、数名の個でやられたなというのも、この試合だったわけで、前半13分にラインを高めにしている中で、オフサイドギリギリのパスに裏から抜け出されて、完全にキーパーと1対1にされてしまい失点で、0-1となり、前半38分の失点の場面も、浦和の試合でも相手の試合でも、だいぶ久しぶりに見た、ノールックパスで裏のスペースを通されて、決められてしまうという形で0-2と前半での2失点で試合を難しくされてしまい、それが最後まで響いたかなと思います。

実際、セットプレーのところでも、相手がファールで止めたり、ゴールに近づくプレーや、その圧力で、奪えるようなコーナーキックが前半はほとんど取れないという試合が多い戦いの中で、この試合も少し遠いものの、キック力と精度が高い3番清水哲太がいることで、チャンスに繋げらるような位置でのフリーキック(前半20分の少し距離はあったもののフリーキックのチャンスで27番山田奈央が惜しいヘッドを見せた場面など)は何度か取れていたものの、この試合もビハインドを背負って攻撃に圧力をかけ始めた前半終盤でようやく数本のコーナーキックを得られるような状況になっていたと思います。

前半の浦和の惜しかった場面としては、前半19分の20番木下翼から22番奥山圭介を経由して右の10番山中惇希に繋げ、ドリブルで仕掛け、相手の守備陣のタイミングを若干ずらすかたちで、シュートまで持ち込んだ場面(相手キーパーに弾かれる)や、前半24分のカウンターの場面での20番木下翼が持ち上がったプレー、更に、前半42分に3番清水哲太が思い切って狙ったシュート(相手ディフェンダーに跳ね返るもコーナーキックを獲得)や、前半終了間際の、ちょっと密集していたので細かいところは確認できなかったものの、22番奥山圭介が狙ったシュート(相手ディフェンダーに当たりコースが変わったか、味方に当たってかで、枠からは外れた場面)などありました。

前半終盤からは浦和の攻撃が増えていく中でしたが、0-2と2点を追いかける形で前半が終了し、後半に入っていきます。

ちなみに、前半は、かなりラフプレーでも笛が吹かれないという基準の中で、これもファールにならないんだというところも多かったりしたのですが、その基準を相手が上手く利用していたこともあり、その判定がブレていなかったので、その基準に合わせていけなかったことも若干作用したように感じられたところもありましたが。。

で、見ていた側とすると、その辺の判定基準も考えたプレーができるかもカギですよね~、みたいな話をしていたら、後半は、急に前半とっていなかったようなプレーですぐにファールになるとかもあり、なんだかなと感じたりはしてました。

後半スタートから、怪我明けで出られないかもと聞いていた9番波田祥太が入り、見ていた限りでは、問題なく激しいプレーを見せてくれており、相手ディフェンダーと対峙した時の圧力のかけかたも、メッセージ性があって良いなと言うイメージ。

既に2点リードしている状況と言うことで、大宮も戦い方を若干変えてくる中で、浦和も攻撃の圧力を強める形で仕掛ける回数が多くなる中で、相手に持たされているという声も聞こえてきたものの、実際、浦和が相手ゴールに迫る場面が後半は多くなります。

攻勢を強める中で、後半10分に、17番盛嘉伊人、そして、後半20分には、長期怪我で離脱していた15番松村大也が入り、この2選手が、絡む形でのチャンスでゴールに迫る場面も増えます。

また、前半同様に、10番山中惇希の仕掛けで、相手の一つ裏をかくようなドリブル突破からのチャンスも多く見られました。

前半は、仕掛けて奪われても、競って競り負けても、こぼれ球をマイボールにすれば良いという意識が、若干薄いように感じられセカンドボールも相手が奪うことが多かった流れでしたが、後半は、その次のボールも追いかけて奪ってという場面も多く見られました、これ重要ですよね。

チャンスとなった形をいくつか挙げると、後半9分に10番山中惇希の縦に行くと見せかけてからの横へのドリブルからの仕掛けでコーナーキックを奪った場面や、後半12分のバックラインからの27番山田奈央からの正確な鋭い左前線へのフィードを6番清水楽人がしっかりトラップしてからのクロスにわずかに合わなかったものの走りこんでいた17番盛嘉伊人へのパスまでの見事な流れ。更には、後半23分には、ゴールに背を向けたような形から、17番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙い、ゴール上に外れたものの、こういう相手の虚を突いたプレーなども見られるようになり、そのチャンスの中でも大きな決定機となったのが、後半24分の相手ゴール付近の密集した中でのプレーで高めに位置していた3番清水哲太にパスが入ると、相手ディフェンダーが寄せる中で引きつけながら、17番盛嘉伊人にパスがつながり、そこから迷わず、ゴールの左隅に鋭いシュートを放つも、ここは、相手キーパーがギリギリで弾かれた場面。この場面は、本当に決まっていてもおかしくないような崩し方もシュートのコースもほぼ完ぺきに近い形でした。

その直後にも、15番松村大也から、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮につなげ、クロスを上げると見せかけて、もう一つ深くまでドリブルで切り込んでのクロスの場面は、相手ディフェンダーにクリアされたものの、こういう守る側が一番読みにくいようなプレーを見せた場面、凄く良かったです。

相手の危険な攻撃はあまり多くなかった後半ですが、後半25分あたりに、決定機を2度ほど作られたものの、どちらもGK25番鈴木彩艶が見事な反応で跳ね返します。

その後、後半30分に4番玉城大志の思い切ったミドルシュートや、後半32分に投入された29番伊澤壮平が絡む形でのチャンスが何度かあり、試合終了間際には、8番冨田蓮から9番波田祥太、そこから、右の15番松村大也に繋げてクロスから最後は3番清水哲太がシュートを狙う形など、多くのチャンスは作ったものの、結果的に前半に奪われた2点が遠く、0-2で敗戦となりました。

すごく表面的に考えてどういう試合だったかと言うと、相手の方が気持ちで優っていて激しいプレーをされて、隙をつかれて2点を奪われて、後半流れを取り戻して攻め続けるも、2点のビハインド(相手にとっては、2点のリード)という状況を相手が上手くコントロールして耐えきった試合ということになりますかね。

そこに、冒頭に書いたような要素や私が考えたこと、他の方が考えたことを加えると、また違った景色にもなってきますよね。

私としては、特に試合終盤を考えたときに、もちろん2点を追っているので、攻撃にリスクをとるということをしていたからできたことにはなるかもしれませんが、その時間帯に、相手を欺くプレーを出せていた選手が何人かいたんですよね。今日の試合の雰囲気を読んで、このプレーを前半にいくつか織り交ぜていれば(結果的に、相手にそれをやられたとも言う)、試合は全く別のものになっていたかなとも思うんですよね。

さてさて、プレミアリーグということを考えると、今節の順位的に下が上を食うような波乱が多かったことで、上も下も大混戦に拍車がかかるような結果になったものの、残り3節のプレミアリーグの次節は、11月後半とまた1か月以上空くわけで、来週末からは、負けたら終わりのノックアウト方式のJユースカップに入りますので、切り替えましょうね。

プレミアリーグの次節に繋げるということであれば、Jユースカップで決勝まで行くことですね。それによって、公式戦を戦う流れそのままに、プレミアリーグの残り3節に入っていけますから。

最初に書いた、公式戦なしの2週間も今回の試合に影響したのであれば、その要素は、決勝まで勝ち進むことで自力でなくせます。

怪我の選手も気になりますし、チーム作りの中で、Jユースカップの期間がどのように使われていくのかも含めて、また来週からの戦いを楽しみにしています。

ではでは。

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↓解説動画追加しました。

高円宮杯プレミアリーグ2019/09/22 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-1引き分け・・・相手ペースのゲームでも勝ち点をもぎ取れたことが重要

どうも、ブクメです☆

9月22日(日)は、浦和レッズユースのプレミアリーグのアウェイでのジュビロ磐田U-18戦を観戦してきました。

距離的には、前の週の青森山田高校戦の青森遠征の方が、断然距離は近いのですが、遠征手段やもろもろによっての疲労度などが変わってくるなということで、今回の遠征は、車での移動になりましたが、車で運転すると、静岡県自体がそこまで遠いわけではないものの、静岡県は広い、ということで、磐田あたりへの遠征になると、比較的よく足を運ぶエリアの御殿場付近やそこから少し離れた清水付近にたどり着いてから、更に結構距離があるという感じのある場所になるんですよね、埼玉から行くと。

あとは、所要時間と精神的に疲れない自分なりの行動スタイルと言う点でも、今回は、所要時間的には高速道路メインだったにもかかわらず渋滞含めて、違った動きをしたためか、夜に帰宅してから、いつも通りfacebookの方に写真はアップして、その後の力つき具合が半端なかったですw

気が付いたら朝になっていて、仕事も残していてということで、月曜日の午後くらいにある程度落ち着いてから文章を書いています。

色々行けないなと反省点も多い試合観戦の気持ちの持って行き方であり、本当にこういうところは、自分の性格的にも嫌いなところでもあるのですが、どうしても昨年の同じ会場の同じカードを応援する側としてひきづってしまっていて、それを払しょくする戦いみたいに勝手に位置付けて観てしまっていたんですよね。

後で冷静に、今シーズンの5月にホームで対戦した時の試合のブログを読み返してみたら、こちらが仕掛けた時の相手の守り方に苦戦したという流れの事が書いてあり、その点をもう少し意識して思い返して試合を観戦できれば良かったと思ったりもしている今です。

とは言え、前回の対戦では、記憶としてあまり残っていないものの、相手のポゼッションの高い戦い方には、だいぶ苦しめられましたね。更に、おそらく、前回の対戦でも攻撃面で苦戦させられたところを更に研ぎ澄ましてきたかのような、浦和の強みになるところでの相手守備の上手さには驚かされました。

同時に、ようやくチームとして結果も付き始めていたところと、首位チームを破った勢いというところで選手にどのような精神的な変化が起こっての今回の試合になっていたのかも、気になる試合になりました。

見る側では、深いところまでは、わかりませんが、例えば、若干慢心が出てしまったとかもあるのかなと思ったり、シンプルに、これまでできていたプレーができていなかった選手を見たときには、体調がそもそも悪いのではないかと感じるところなど、色々思うところもありました。

結果的に、浦和のアカデミーのチームが割と苦手にする柏レイソルや大宮アルディージャのような、ポゼッションが重視される組織的な戦い方をしてきたジュビロ磐田U-18に主導権を握られる戦いで、トータルで見たら、相手に軍配が上がるような試合になっていてもおかしくなかったと思わざるを得ないところもありますが、そこを引き分けに持ち込める力というのも、浦和レッズユースにとっての良い変化とも言える。そんな試合でした。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半34分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半29分⇒19番成田安里)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半34分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半16分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太

となります。

3試合連続でスタメンのメンバー構成は同じになります。2連勝していてチームとしても、良い雰囲気でやれているのが伝わってくる状態ですので、同じメンバーでのスタートは、当然と言えば当然ですよね。

もしかすると、3試合連続同じメンバーでスタートと言うのが、対戦相手にとっては、研究されやすかったと言えるのかもしれませんが、それも含めて、相手の出方によってチーム内で自らで考える力も求められる育成に今はなっているので、その点では、この試合では、研究してきた相手に対しての適応力が足りなかったとも言えるのかもしれませんが、前半スタートから、相手に長い時間ボールをキープされるような戦い方に対し、守備の集中力と落ち着いた対応が試合ごとに増してきているのがこの試合でも感じられ、危ないシーンはほとんど作らせないような戦い方を見せることができていました。

ただ、奪いどころがかなり研究されていたというイメージで、普段であれば、奪ってから次のプレーに移る際に、相手の守備に引っかかることがあまりないような選手が、割と簡単に囲まれて奪われるような場面があったり、パスを預けて、捌いてリズムを作るような選手がほとんど良い位置でパスをもらえないという状況が多く感じられました。

その中で、スタートから動きを見ていても調子の良さがうかがえた9番波田祥太が、良い形でもらうとチャンスになりそうな空気はありました。

その一つとしては、前半開始5分にバックラインからのパスに対して良い形で9番波田祥太が受けて、そこから3番清水哲太に渡して、ここで、3番清水哲太が相手がここで出すというタイミングを少しずらすようにキープして右の10番山中惇希に展開する惜しい形がありましたが、ここは、ハンドの判定になります。

このような形が多くなることで、相手のバランスが崩れることが期待されましたが、とにかくこの試合は、3番清水哲太があまりボールが触れないという時間が長く続き、若干体が重たいようにも感じられたところもありました。

また、サイド攻撃に対しては、前半6分に27番山田奈央からの展開で24番佐藤優斗に繋げて左前線から仕掛けるという形がありましたが、防がれます。

ここは、この試合を通して、このサイドからの攻撃に対して、相手の右サイドバックの選手の質が高くて、自由にさせてもらえない場面がかなり多くなっていたように感じます。

とにかく、予想できるようなタイミングでのパスでは打開できないように感じられた中ですが、前半で言えば、いくつか、このプレーを増やして行けば、相手も崩れていくかもしれないというプレーも浦和に見られました。

先ほど書いた、9番波田祥太がくさびになって、3番清水哲太が受けてタイミングをずらして、展開した場面もその一つですが、それ以外には、前半27分のように逆に相手がポゼッションしている中でスイッチを入れて攻撃するぞというパスを読んで8番冨田蓮が奪って抜け出して行った場面や、前半37分にも同様に相手がゴールに向かうぞとなったところでインターセプトに成功した場面があり、組織的に戦う相手の場合は、特にこういう場面から奪ってからの攻撃が有効になりますよね。

また、前半29分にバックラインから12番福島竜弥が強めのパスを入れたところで7番與那覇航和がスペースで受けながら、ワンタッチで裏へのパスを狙った形がありました。ここは、オフサイドになりましたが、スペースで受けてからのワンタッチパスというのもこのタイプの相手では有効になりますよね。

更には、これも、さきほど上げた3番清水哲太のプレーに近いですが、前半31分に、バックラインでパスを受けた12番福島竜弥がディフェンダー3人ほどにプレッシャーをかけられる場面があったのですが、ここで、慌てずにその3選手を引き付けながら、間を通してパスを通して24番佐藤優斗に繋げた場面では、その後、持ち上がって8番冨田蓮に繋げて仕掛ける流れで相手のバランスを崩すことに成功していました。

前半は、相手ペースながらもいくつか打開する試みも見られた流れで、終了間際には、相手の思い切ったシュートがクロスバーを叩いてゴールラインをギリギリ割らない形で失点にはならなかったものの、かなり危険な場面を作られつつ0-0で終了。

後半スタートから、前節同様に20番木下翼を中盤左に投入します。

ここ数試合の戦いからも、後半スタートからの浦和の猛攻は相手も警戒していたと思いますが、それでも、狙い通り後半開始からしばらくは浦和ペースに持ち込むことに成功します。

後半3分に右から10番山中惇希がドリブルで良い形で抜け出しますが、クロスの精度が甘く、走りこんだ7番與那覇航和には合わず。

後半4分には、左から20番木下翼がドリブルで仕掛け、相手ディフェンダーにギリギリのところで反応されてクロスが味方に合わなかったものの、惜しい突破を見せます。

後半6分には、ややゴールまでは距離があるもののフリーキックのチャンスで3番清水哲太から右前線に流れた7番與那覇航和にパスが通り、10番山中惇希に渡りドリブルで仕掛けるもここは、相手ディフェンダーを交わしたところでラインを割ります。

前半の終盤からも少し見られたのですが、若干集中が途切れだしたのか、相手のパス回しに隙が生まれることが増えてきた中で後半スタートから浦和がギアを上げたことで、更に狙いどころが増えてきた印象の中で、左サイドの攻撃でも左サイドバックの6番清水楽人もやや高めに位置して20番木下翼や4番玉城大志と近い距離でパス回しをして崩しにかかるという試みも増えます。

後半8分には、合わなかったものの、10番山中惇希が、ドリブルで仕掛ける中で、9番波田祥太がそのスペースを読んでいればというディフェンダーの間へのパスを送る良い試みがありました。

後半もやや動きの重たさが見えた3番清水哲太でしたが、9分には、ワンタッチで裏への長めのパスを狙い、10番山中惇希が追いつければという場面を作ります。

ここ2試合で、決勝点につながる場面の起点となっていた17番盛嘉伊人が後半16分から投入されます。

このまま勢いに乗って、より長い時間を浦和ペースでと期待していましたが、後半20分あたりからは、やや膠着状態に入りつつ、どちらかというと再び相手ペースになるような試合展開に入っていきます。

ウォーターブレイクの直前の後半22分には、かなり危険な形を作られるものの、ここは相手のシュートミスに救われます。

後半27分には、6番清水楽人と20番木下翼のパス交換からの20番木下翼の仕掛けからディフェンダーの寄せに遭いながらも17番盛嘉伊人にパスを通し仕掛ける形を作ります。

いくつか攻撃の試みが見られるも、どうも、この辺りの時間帯では、相手と言うよりは、味方同士で思うような連携が取れないというか、若干動きにイライラが加わるような場面も見られます。

そのような流れの中でも守備自体は集中して相手の攻撃を防げていたのですが、迎えた後半32分に中盤で不用意にキープしようとしたプレーで奪われて、そこからの突破からシュートを決められてしまいます。見ていた位置からは、遠かったので細かくはわからないのですが、相手のシュートコース自体は、25番鈴木彩艶であれば、問題なく弾けるシュートのように見えたのですが、ブレたりしたのか、その辺は、わかりません(ダイジェスト待ちw)

後半残り15分ほどのところで、19番成田安里、後半残り10分ほどのところで、前節と同じように、34番工藤孝太をセンターバックに入れ、12番福島竜弥を左サイドバックに移動させるという形にして、ゴールを狙いに行きます。

ただ、この試みでもこの試合では、試合のリズム自体は、もちろん相手が先制したこともありますが、なかなか、押し込んでゴールをという形は作れず。

試合終了が近づくと相手には、時間をかけるようなプレーが当然増えてきてより難しい状況になっていますが、ここで見せてくれたのが9番波田祥太。

メモを取っていなかったので、どのタイミングかは、忘れたのですが、後半のどこかで、既に相手キーパーとディフェンダー間での隙を狙ってあと一歩で奪えるようなプレーを見せていたところがあったのですが、そういった嗅覚的なところが最後の最後で出たというか、浮き球を競り合った形で相手ディフェンダーがキーパーにヘッドで戻した(実は、この流れの記憶は曖昧)ところで、キーパーがキャッチするよりも先に9番波田祥太が反応して、足先で先に触ってゴール!

最後の最後で1-1に追いつき、結果、かなり厳しい展開の試合ながら、勝ち点1をもぎ取る形で終了となりました。

試合終了間際に、逆転ゴールを狙いに行った流れで、12番福島竜弥が2枚目の警告で退場となります。アフターで行ってしまったので、仕方ないカードではありますが、同点ではなく勝利を目指してという気持ちからというところは、汲みたい場面です。

課題も多い試合となりましたが、結果的に、夏の中断期間からの再開後の4試合負けなしで2勝2分という形で、国体期間だからだったと思いますが、2週間の中断期間に入り、次は10月13日の大宮アルディージャU-18戦ですね。ある意味、ポゼッションタイプの相手とここで苦しい試合をすることができたわけで、ここからの2週間で、このタイプの相手にできることをやりつつ、どのようなタイプの相手にでも対応できるチームとしてレベルを上げて、大宮アルディージャU-18戦はもちろん、Jユースカップでの戦いに臨んでいく流れ。

うん、なんか、浦和レッズユースが強くなっていく流れが想像しっかり想像できる試練と展開です。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/09/08 浦和レッズユースB vs 立教新座高校 4-1勝利・・・序盤苦しむも終わってみれば快勝

どうも、ブクメです☆

土曜日に大阪の長居スタジアムで開催された大学サッカーの総理大臣杯2019の決勝に足を運び、翌日の朝の新幹線で埼玉に戻り日曜日は、埼玉県S2リーグの浦和レッズユースBvs立教新座高校の試合を観戦しました。ちょっと、仕事を残して動き回ってしまったことで、若干バタバタしておりまして、気が付けば日付が変わってしまって、でも、書いておきたいなということで、ブログとしては、前後しますが、まずは、ユースの試合からブログを書いています。

本当は、日曜日は、S2の試合を観戦してから、西が丘サッカ-場に移動して、浦和レッズユース出身の新井瑞希が移籍した東京ヴェルディの試合の観戦もする予定だったのですが、台風の影響を考慮して、キックオフが早まったと言うことで、断念することになったのですが、試合の時間が変更されるほどの台風という印象とともに、大阪から移動する前に、今回の試合が開催される立教新座高校(埼玉県の東武東上線の志木駅最寄り)辺りを雨雲レーダー的なもので調べたら、雨の確率も高く、怪しげすぎる雨雲がかかるような予報になっていたので、そもそも試合ができるのかくらいになるのかと思っていたら、確かに試合前には、一時的に大雨が降ったタイミングもあったのですが、試合開始の頃には止み、おそらく、今日は、雨か曇りで、暑さ対策は最低限で大丈夫だろうくらいに思っていたら、驚くほどの蒸し暑さと、晴れの時間も多く、ちょっと頭がボーっとするタイミングもあるくらい、嫌な暑さの中での試合でしたね。

プレーしている選手もかなり蒸し暑さを感じながらの戦いになったと思います。

では、試合の話に移りますね。

vs立教新座高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉(後半35分⇒5番遠藤龍河)、MFが左に29番伊澤壮平(後半44分⇒38番舘樹)、右に11番石橋遼大(後半10分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔と16番根岸恵汰、FWが左に2番長田拓巳(後半10分⇒35番島垣翔)、右に37番高橋悠(後半28分⇒33番小川聖凪)

となります。

これは、S2リーグでは、多くの試合がこうなることが多いので、課題と言う言葉で片付けて良いものなのか難しいところなのですが、試合の入りのところでは、相手の方が勢いも強さも感じられるプレーが多く、印象としては、前線の大きめの選手などの対人のプレーなど見ていると、なかなか強さのあるチームだなと相手の方を見てしまうところもありつつ、出足のところでも、仕掛けた後のこぼれ球への意識なども相手の方が集中して狙いに行けているという印象のスタートとなりました。

もちろん、浦和が仕掛ける回数が少ないわけではないのですが、プレーで気になったところをメモすることが多いのですが、今日最初にメモをとったのが、前半4分の中盤で16番根岸恵汰が相手ボールの状態で、厳しくプレスをかけて、奪いきったという場面でした。

その次にメモしたのが、前半12分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太がファーで競り勝ち強烈なヘッドでゴールを狙い、ここは防がれたものの、再度コーナーキックとなり、そのコーナーキックでも、再び34番工藤孝太が競り勝ってヘッドで狙い、枠を捉えていればゴールになったと思われるくらい強いヘディングシュートになりましたが、これは、僅かに右にそれたというものでした。

別に相手に押し込まれていたと言うことではなく、浦和が仕掛ける回数も多かったと思いますが、メモを取っておこうという場面が少なかったのかもしれません(観戦エリアの構造上、前の試合でプレーしていた選手などが目の前を動き回る感じで、私の集中力がなくて、そこに気が取られる場面が多かったというのもありますw)

浦和にとっての前半の流れの中からの大きなチャンスは、前半16分。31番大野海翔と39番戸田大翔が絡む形で最後は2番長田拓巳がシュートで狙うも枠を捉えきれずという場面。

セットプレーと流れの中で決定機を数回作った中で決められない流れで迎えた前半20分に、良い位置で相手にフリーキックのチャンスを与えると、このフリーキックをヘッドできれいに合わされてしまい失点。

1点を追う形になり、前半27分には、11番石橋遼大が右からの仕掛けでクロス(シュートを狙ったかもしれない)がゴール左隅上を狙うループシュートのような形になりますが、ここは、相手キーパーに弾かれ得点ならず。

なかなか流れの中での決定機が作れない状況でしたが、前半30分に、コーナーキックを獲得すると、先ほども競り勝っていた34番工藤孝太が再び競り勝ち落としたところで、おそらく31番大野海翔だったと思いますが、反応して、低いパスをキーパーの前くらいに通すと、これに16番根岸恵汰が足を延ばして押し込んでゴール。

1-1の同点に追いつきます。

ただ、やはりこの試合で、何かふわっとした場面がところどころで見られた中の一つと言うか、バックラインの連携ミスで、ピンチになったものの、ここは、なんとかクリアして失点を免れます。

その後も、流れの中で崩し切るところまでは行かないものの、セットプレーを獲得する回数が多い中で、前半37分には、ゴール前直接狙える位置で得たフリーキックのチャンスで39番戸田大翔が直接狙うも、枠を捉えきれず。

前半40分に、どのような形で崩したのかは確認できなかったものの、ペナルティエリア内で2番長田拓巳が、キーパーと1対1のような形になっており、切り返して落ち着いてゴールに流し込み、これで2-1と逆転に成功。

前半42分には、31番大野海翔の左サイドバックの位置から、右前線に抜ける37番高橋悠への見事なロングパスが通り、仕掛け、2番長田拓巳へのパスが通ればという場面でしたが、ここは、パスが通らず。

思うような崩しの形は作れなかったものの、しっかり逆転してリードする形で前半を折り返します。

後半も8分に29番伊澤壮平が抜け出してシュートを放つ場面を作るなどありますが、フリーキックなどを与える回数が多く、相手にチャンスを作られる場面も多かったものの、追加点を決めたのは浦和ということで、これも、気が付いたら42番吉田来綺が抜け出してゴールを決めていたということで、流れをはっきり見られなかったのですが、周りから聞こえてくる話だと、相手がオフサイドと思って、プレーをやめてしまったらオフサイドでなく、そこを42番吉田来綺がついてのゴールだったようです。

この後半29分のゴールで3-1と2点差に開き、この辺で相手の集中力が若干途切れたかなと言う印象で、試合の残り時間は、浦和が力強く仕掛けるという場面が増え、その中でも、39番戸田大翔が果敢にドリブルで仕掛けるという場面が多く見られるようになり、後半30分に仕掛けてからの裏へのパスが29番伊澤壮平に通ればと言うパスを通し、後半35分には、フリーキックのチャンスで39番戸田大翔から32番岡田翼につなげ、クロスのこぼれ球を16番根岸恵汰がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれずも、惜しい形を作り、後半38分には、33番小川聖凪からのパスを受けた39番戸田大翔が相手ディフェンダー二人に囲まれながらも、ドリブル突破を試み、ここは防がれたものの、迎えた後半41分に、35番島垣翔からの良い狙いのパスが39番戸田大翔に通り、そのままドリブルで突破を図り、相手ディフェンダーを一人抜き去り、最終的には相手ディフェンダーに寄せされながらも空いていたコースにしっかり決めてゴール。

終わってみれば、4-1と快勝と言う結果になりました。

相変わらず、声を出す選手が少数に見え、淡々とプレーしているように感じてしまうところは、気になるのですが、もちろん、日本代表の試合を見ていても、「海外では、個人プレーで結果を出すことが重要」みたいな形で、ドリブルで仕掛けまくる選手が賞賛されたり、かと思えば、相手に失礼だと言われたりしていましたが、アピールは必要ですが、ユース全体で求められるものが、自分たちで考えることであり、そのためには、選手間でもっと積極的なコミュニケーションがとられる必要もあるのではないかなと感じたりもします。

仕掛けた結果、コーナーキックを奪えるのも、フリーキックを得られるのも、もちろん、得点に近づくプレーなので良いのですが、動きと突破の試みとしては、相手に防がれているとも言えるわけで、う~ん、どういう言葉で伝えるのが良いか、適当な言葉が見当たらないのですが、考えること、伝えること、伝えたことが伝わる工夫、相手を見て、どうするかを考えていくというところでは、課題が多いようにも感じられました。

いや・・・今日は、私も集中力が散漫な時間も多かったので、本当に、移動が長かったり、疲労がたまっていたり、暑さ対策など試合観戦への準備ができていない、スマホは、熱を持ちポケット入れたら熱い、日が陰ったと思ったら、猛烈な日差しが襲ってきて、そちらに気が取られるとか、相手ホームではあるけど、浦和側のサイドいっぱいまでホーム応援の方たちで広がらないでくれよとか・・・。そんなことを言い訳にして、集中して見られた時間帯だけを拾い上げて、偉そうなことは書けないなとも思っているのですが、思ったことは書いておきたいので書いています。

間違っていることが多くても、私が感じていることは事実ですので、その中から、正解を拾い上げてもらえれば良いかなくらいの気持ちで、書いています。

そうだ、もう一つ書いておきたいことがあって、まだブログでは書いていませんが、土曜日に観戦した総理大臣杯の決勝の話で、浦和レッズユース出身の松澤彰が法政大学で堂々スタメンでプレーしていて、ユース時代に明らかに課題として克服しなければならないことなのに、どうして、そこがチームとして求められないのかなと思っていた課題の部分。これが、法政大学でできるようになっているんですよ。見違えるようなプレー。法政大学という環境やそこに関わる人たちと、本人の努力でそこまで来たと言うことが容易に想像できます。

どんなサッカーチームでもそうですが、それぞれの体制下での戦術だったり、求められるものによっては、必ず、試合に出られる者、出られない者がでてきます。出場できる人数が限られているのだから当然です。では、出られないものが力が劣っているか。それは、違います。

体制が変わって、出られなくなった選手に対して、先日、私は、声をかける機会があったので「大丈夫だから頑張れ」と伝えました。もちろん、今いる環境での好転を期待しての部分もありますが、どちらかというと、私のその言葉の本意としては、その選手が持っている強みにしてきた部分が、疑う余地なく、磨いていけばプロになれる資質があるということで、自分を疑わずに、磨くところは磨いて、今いる環境で求められることで報われなくても、プロになるため、その上まで行く道筋を描いて信じて進んでほしいということにあります。信じて進めば、その強みを必要としてくれる環境に出会うことができるはずです。

強みを見失わずに、がむしゃらに、今求められる苦手なことも追及してみてください。そこで大事なのは、今いる場所だけで考えないことです。仮に報われなくても、必ず次に生きると信じてやれるかやれないかで全てが変わります。逆境ほど人生にプラスになるものは、ありません。

だから、大丈夫なんです。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/09/01 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-0勝利・・・勝ち点3を奪う戦いを見せて勝利!

どうも、ブクメです☆

ゲン担ぎと言うことでもないのですが、一つ流れを変えたいなと言うときに、よくやるのが車で向かう時の道を変えてみるとかなのですが、県西の自宅から駒場スタジアムまでのルートで、この試合に向かう際に、いつもは、ほぼ確実に混むので極力通らない、大宮駅付近や、長めに産業道路を通るようなコースでスタジアムに向かってみました。結構時間に余裕を持って向かったのですが、早めに着きたいときに通るコースと比べると、やはり混んで時間はかかりました・・・が、そんなときに結果が出ると、ゲン担ぎ成功したのかなと思う、応援する側のあるあるです。

今日、久しぶりにユースの試合を観戦に来た友人が数人いて、その人たちは、自分たちが勝利の女神と言い放って帰っていきましたw

でも、久しぶりに来た方から、「楽しかったからまた来たい」という声が聴けたのは、嬉しいものです。そういう試合でした。来ていたうちの一人は、試合がつまらないと容赦なくつまらないと言う人でしたが、その人から「(浦和レッズ)ユース楽しいな」と言葉が自然と出ていたので。

もちろん、浦和レッズユース全体を見ると、選手によっては、今日の勝利に貢献できたできない、試合に絡めない悔しさなども出てくると思いますが、今日の試合全体での姿勢というのは、全ての選手が持つべきで、それを前提として、ポジション争いが繰り広げられていくことが凄く楽しみなブクメです。

ということで、試合の話に移りますね。

今日の試合は、前節の後に偉そうに「今のプレミアリーグは・・・」、みたいなことを書き綴ってしまったのですが、私の考えが正しいか誤りかは、わからないとしても、その流れに浦和レッズユースもハマってしまう怖さというものが、今日は、良い意味で壊しに行ってくれていた。もし、今日もスコアレスドローで終わったとしても、ブログでは、残留するための負けない戦いではない方の戦い方ができたことをプラスに書こうと思っていた部分もあったのですが、結果的に、その戦いを肯定できる勝利という形で終わらせてもらえた。

そういう試合でした。

vs市立船橋高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半34分⇒22番奥山圭介)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半31分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半25分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太(後半41分⇒19番成田安里)

となります。

前半は、明らかに守備に重きを置いて、リスクを負わない戦いをしてきた相手に対して、浦和がボールを持つ時間が長い中で、如何に崩していけるのか、奪われた後の相手のカウンターをどうするかという戦いになる中で、この試合、ボランチでスタメンに入った3番清水哲太が、様々なポジションに顔を出しつつ、ドリブルで仕掛けたり、右足からフィードでチャンスを作る場面が目立ち、展開の中で、左前線の24番佐藤優斗に長いフィードが通り、そこから攻撃という形も多くなりました。ただ、サイドの守備に関しては、相手もかなり集中していてなかなか崩すのが難しいという流れにはなりました。

また、この試合、右サイドでのプレーとなった10番山中惇希の縦へのドリブルだけでなく、横や斜めへのドリブルでの仕掛けなど、サイド攻撃を意識した相手には、かなり脅威になっていたと思います。

後は、かなり相手のセンターバックにケアされていて、思うようなプレーがなかなかさせてもらえなかった9番波田祥太でしたが、それでも前半16分には前線でくさびのパスを受け、7番與那覇航和に落としてからの左サイドの24番佐藤優斗への展開からの仕掛けで惜しい形を作った場面や、前半24分には、高めの位置でチェイスからのインターセプトに成功して、この場面でも7番與那覇航和が良い位置に入り、受けてからの左への展開で24番佐藤優斗が仕掛けるという形になっていました。

突破しきるというところでは、相手の守備に苦戦は強いられたものの、結構な本数、左前線の24番佐藤優斗への展開からの攻撃のチャンスが作られていました。

あとは、埼玉県S2リーグの方も良く足を運んでいる中でも、右足のキックの良さというものは、知っていても、セットプレーのキッカーとしてのイメージがあまりなかった3番清水哲太がキッカーを務めたセットプレーがかなり驚きのものになりました。

左のコーナーキックのキッカーを3番清水哲太が務める形で、そちらサイドでコーナーキックのチャンスを得た、前半17分に低く強い弾道で、かなり得点のにおいのするコーナーキックになっていました。更に、前半終了間際に得たやや距離のあるフリーキックのチャンスでも3番清水哲太が直接ゴールを狙った強烈なシュートは、相手キーパーが弾くのが精いっぱいで、この流れで得たコーナーキックのチャンスでも、やはり、その弾道と強さが、相手守備陣にとって脅威になっていることがわかるようなキックになっていたと思います。

前半34分の7番與那覇航和⇒9番波田祥太⇒7番與那覇航和からの10番山中惇希が仕掛ける場面だったり、前半30分前後の4番玉城大志からのパスを受けた10番山中惇希の仕掛けや枠を捉えきれなかったものの、思い切ったシュート、更に前半39分の27番山田奈央から8番冨田蓮につながり、前線の9番波田祥太にパスが通り、相手ディフェンダーを背負いながらも粘り強く突破してシュートまで持ち込む場面など、浦和主導での攻撃の試みが多く見られた前半で、相手の守備を崩し切って得点までは、行かなかったものの、わかりやすく、試みが面白い内容でした。

前半の段階から、控え選手のアップの時にいち早くアップを始めていたり、かなり気合いが入っているのが、見ていて伝わってきていた20番木下翼が後半スタートから投入され、開始早々からドリブルでの果敢な仕掛けで相手ディフェンダーを苦しめるプレーを繰り返します。

前半以上に、攻撃の圧力を強める中で、徐々に守備意識の高かった相手に隙が見えるような場面も増えだしたところで、後半9分には、右サイドからの前後の細かいパス交換からの10番山中惇希に繋げての仕掛けからのシュートや、後半11分には、20番木下翼の左からの突破からクロスを7番與那覇航和が受けてのシュートなどシュートチャンスも作り、後半20分には、右サイドから6番清水楽人の見事な突破からチャンスを作り、更に後半25分には、7番與那覇航和がドリブルで突破してのゴール左隅を狙うシュートを放つもこれは、僅かにゴール左に外れます。

後半31分には、やや距離のあるフリーキックのチャンスで3番清水哲太が、この場面でも強さのある低めの弾道のキックでこれに27番山田奈央が合わせる惜しい形がありました。

この時間帯には、ややオープンな戦いになる局面も多く、相手の攻撃への対応で、シュートコースを空けてしまい、危険なシュートを打たれる場面もありますが、ここでの失点は免れます。チャンスも多く、ゴールに迫る場面も増える中でしたが、なかなか得点が決められない中で、残り5分と残り時間が少なくなる中で、後半25分から投入された17番盛嘉伊人のパスと左サイドの選手がそのパスを意識して走りこむことで、大きなチャンスと、結果的にはゴールまで生まれます。

まずは、後半40分に、17番盛嘉伊人がパスを受けると、左前線へ20番木下翼が走るところで、その走るコースにパスを出して左から仕掛けるというパスがそれまでは多かった中で、17番盛嘉伊人は、あえて、左サイドをケアするディフェンダーとその選手に寄って動いていくセンターバックの間を通しての裏へのパスを通すと、20番木下翼がそのパスにしっかり反応して、受けた段階で体がゴールの方向を向いているようなパスが通り、裏を取られたディフェンダーが対応できないまま、クロスを上げ、これを9番波田祥太がヘッドで合わせるもここは、惜しくもゴールならずでしたが、後半43分に、再び同じような形で、17番盛嘉伊人がパスを受けると、今度は、左サイドバックの6番清水楽人が迷いなく相手のサイドバックを外から巻いて中に走りこむような動きと、その動きを読んだかのような17番盛嘉伊人のディフェンダーとディフェンダーの間へのパスが通り、深く持ち上がってからのクロスに後半41分に投入された19番成田安里がヘッドで競り勝ってゴール!

アディショナルタイムは、やや長めの5分でしたが残り時間をしっかりと守り切り、1-0で勝利となりました!

勝利はもちろん嬉しいのですが、何より今日の試合は、見ていて伝わってくるものが多く、私個人的には、相手が研究して想定していたことを壊すような試みも多くできていたことが、かなり楽しかったですね。

これは、前日の埼玉県S2リーグの後にもブログで書いていたことですが、セットプレーが多い割には、相手ゴールを脅かすところまで行っていないと、これは、プレミアリーグでも感じていたことではあったので、今日のセットプレーは、かなりの武器になることが証明されました。

これまで蹴っていた選手のキックの質が決して悪いとも思わないので、今日の試合で得点になった場面のように、キッカーの狙いと受け手の狙いのところでのコミュニケーションを高めることで、複数のキッカーが様々な強さや弾道+味方との阿吽の呼吸のような動きで、守備側が高さと強さがあっても、先に味方がボールに触れるような工夫ができてくるとよりよいのかなと思いますね。攻撃のバリュエーションとしてのロングスローが武器の選手も見てみたいですね。

負けないための戦い方ではなく、自分たちの特徴を出して、活かして、組み合わせて、どうやって崩そうかと楽しみながら、得点を奪って勝利する。

今日の試合でのその過程は、見る側を楽しませてくれ、そこに結果が付いてこないことで、それが正しいのかどうかが、なかなか測れない時期が続きましたが、これでようやく、一歩前進ですね。そして、この一歩が思った以上に大きな一歩なり、この勝利を持って、1週間空きますが、この状況で2週間また、し烈なポジション争いをして、首位の青森山田高校とのアウェイゲームに乗り込んでいく。最高に楽しみな展開になってきましたよ、応援する側としても。

楽しい試合でした。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/28 浦和レッズユースB vs 武南高校B 1-2敗戦・・・相手の集中力の高さに苦戦

どうも、ブクメです☆

何気に過密日程の埼玉県S2リーグで、今月後半は、19日(月)、24日(土)、そして28日(水)のナイターを今日は観戦し、3日後の31日(土)には、午前9時30分キックオフでまた1試合開催されるんですよね。

プレミアリーグも再開されていて、メンバーも毎試合入れ替わる中で、見る側としては、プレミアでもS2でも、私は、同様に相当楽しみに足を運んでいるし、これは、対戦相手にとっては、本気のAチームが望んでくる公式戦だから、最大限の集中を持って1試合1試合戦ってほしいと言葉では言っても、実際には、置かれている状況によっては、集中できないであろうことは、理解できますが、それでも求めるものは高く、そういう気持ちで毎試合見ています。

なので、ちょうど、前回のプレミアリーグの時にも書いていた、こぼれ球への反応というところで、相手より一歩遅いという場面がかなり多く見られたことで、若干イライラしそうになりながら見ていた時間帯もありました。

さてさて、今日のS2リーグですが、会場が、ずっと気になっていながらまだ一度も足を運んだことがなかった旧騎西高校のところに作られて今年の3月にオープンした「SFAフットボールセンター KAZOヴィレッジ」という人工芝2面のグラウンドですね。最近は、初めて行くグラウンドというのも近場でのユースの試合では減ってきたので、こういうワクワク感は新鮮でしたよ。ただ、試合の時間が帰宅ラッシュの時間と言うことを忘れていて、割と所要時間を気楽に考えていたら、やはり道が混んで、到着時間がそこそこキックオフに近くなってしまいました。

国道122号線を少し入ったところなのでアクセスとしてもわかりやすいですし、駐車場も広々でなかなか良いところですね。サイドが金網だったので、写真は若干取りにくく、見る場所によっては、手前の奥の方での攻防が見にくい(駒場のサブグラウンドに近いイメージで、金網の目はこちらの方が粗く見やすくはある)感じではありました。

夜は比較的気温が下がるようになってきた中で、久しぶりに、ウォーターブレイクのない試合でしたね。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半スタート⇒34番工藤孝太)と40番茂木柊哉、MFが左に29番伊澤壮平(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に42番吉田来綺(後半40分⇒38番舘樹)、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒35番島垣翔)と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に7番與那覇航和(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

序盤は、浦和ペースで進むものの、相手の集中力の高さとと守備の際の寄せの早さ、こぼれ球への反応の速さで、浦和が仕掛けた時に少し連携が乱れたパスはすぐに奪われ、不用意な仕掛けは、すぐに寄せられて奪われてしまうという場面も多くなりながらでしたが、相手の反撃に対しては、バックラインが声を掛け合いながら問題なく跳ね返すという形で試合が進んでいきます。

浦和の攻撃としては、前半7分に5番遠藤龍河から39番戸田大翔に繋げて左から走る29番伊澤壮平に繋げての仕掛けや、前半9分のコーナーキックのチャンスから5番遠藤龍河のヘディングシュート、前半11分には、相手ディフェンダーの激しいプレスに遭いながらも、31番大野海翔がキープして、2番長田拓巳、39番戸田大翔に繋げての仕掛けなど見られます。

前半12分には、29番伊澤壮平からのパスを受けた31番大野海翔が、縦のケアをするディフェンダーに対して、横方向へのドリブルを見せて突破してゴールに迫るという場面を作ります。

前半13分には、2番長田拓巳の高さを生かしたポストプレーから29番伊澤壮平に繋げ、シュートまで持って行くも相手キーパーに防がれます。

前半21分には、コーナーキックのチャンスから混戦のこぼれ球を42番吉田来綺がシュートするも枠を捉えきれず。

両サイドからの突破というのは、比較的多く見られたのですが、味方との連携の問題なのかクロスの精度の問題なのか、特に主張が見られなかったので、どちらが原因かはよくわかりませんが、サイド攻撃で深くまで持ち込む回数の割には、その後のクロスがチャンスにつながる回数が少なかったように前半は感じられました。もちろん、先ほど書いたように、相手の集中力が高く、完全にフリーで長く持たせてくれることがあまりなかったことも原因かとは思いますが。

なかなか、決定機が作れない中で試合が進みますが、迎えた前半26分に誰からのパスかは確認できなかったのですが、2番長田拓巳への浮き球のパスに対して、2番長田拓巳が相手ディフェンダーと並ぶように立ち、競るような形と見せて、そのままボールに触れずに裏に抜けたところで、相手ディフェンダーが触れずにそのまま裏へ抜けたボールを2番長田拓巳が先に反応して、キーパーと1対1の形を作りゴール。

1-0と先制に成功します。

前半34分には、42番吉田来綺のインターセプトから、バックラインの5番遠藤龍河、中盤の16番根岸恵汰、左に抜ける7番與那覇航和とテンポ良くパスが回るも、そこからのクロスが味方に合わず。

ここまで相手の攻撃を浦和も集中して抑えていたものの、前半40分にサイド深くまで持ち込まれた折り返しを難しい角度ながら合わせられ、これがゴール隅に決まり1-1と同点に追いつかれます。

前半42分に、42番吉田来綺からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを放つも相手キーパーにキャッチされます。

前半終了間際には、40番茂木柊哉からの縦パスを2番長田拓巳が受けて7番與那覇航和、16番根岸恵汰と上下を上手く使ったパス交換で打開を図るも、その後の精度を欠き相手に奪われます。

前半は、1-1で折り返します。

後半は、一気に4選手を交代し、以下のような形になりました。

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に33番小川聖凪

2番長田拓巳とGK18番関大輝以外は、1年生という組み合わせですね。

比較的、後半の方が一緒にやっている時間が長い1年生同士なので、連携面でスムーズに行くかと思われましたが、相手が一つギアを上げたのか、浦和が味方同士の動きが合わなかっただけなのかは、ちょっと判断がしにくいですが、後半は、前半以上に相手の出足の良さに苦しめられる印象が強くなりました。

後半開始からしばらくは、後半2分の35番島垣翔のシュートや、後半4分のコーナーキックのチャンスからの42番吉田来綺のシュート、前半12分の31番大野海翔からのフィードから33番小川聖凪のヘディングシュートなどありましたが、相手の守備の対応の早さに攻撃の試みがかなり止められてしまっていたように感じられます。

また、相手の攻撃もより激しくなり、後半16分には、シュートは外してくれたものの、ドリブルで突破して決定機を作られる場面がありました。

単発の攻撃が多くなる中で、後半19分に35番島垣翔からのパスを受けた2番長田拓巳がループ気味にシュートを狙うもこれは、ゴール上に外れます。

そして、いくつかのチャンスが決められなかったところで、後半20分に、思い切った狙いのシュートを決められてしまい1-2と逆転を許してしまいます。このゴールだけではなく、相手の方が、隙があれば、シュートを狙うという意識が高かったかなと思います。そういう狙いと、シュートブロックされても、そのこぼれ球を再びマイボールにしようという意識が高いように感じられました。

結局、その後もパスミスから決定機を作られて、18番関大輝が何とか防いだ場面など、相手に決定機を作られつつ、浦和も相手ゴールに近づく場面は、多く作るも決定機はその後は作れないままに1-2で敗戦となりました。

なかなか課題の多い試合にはなってしまいましたが、後半特に私が見ていた目の前のサイドを仕掛ける場面が多かったのでしっかり見ることができたのもあるのですが、やはり左サイドに入った37番高橋悠のドリブルでの仕掛けは、良かったですね。実際、今日は、相手の守備陣の寄せの速さと集中力の高さが目立ったと書いたように、そのサイドからの仕掛けも、最後のところで止められてしまうことが多かったものの、37番高橋悠のドリブルで狙いには、相手ディフェンダーにかかっても、コースの変わってこぼれたボールにも反応してやるという意識の高さが見られたんですよね。本当にこれ重要です。

先週末のプレミアリーグの時にも書きましたが、本当に日本のサッカーの守備はどのカテゴリにおいても凄いなって思います。相手を研究しての組織的な守備もそうですし、今日のように個の能力が高い相手に対しては、とにかく駆け引きでは負けて一度は抜かれそうになっても、意地でも食らいついて最後のところで足を出して防ぐこともやれる選手が多い。

海外の20歳前後くらいが主力でやっているカテゴリの試合などを時々視聴していると、個を出させないよりもお互いに個を出す方を重視してアピール合戦になっているようなヨーロッパのリーグも多いので、こういうのを見るたびに日本というのは、特に攻撃に特徴のある選手にとっては、難しい国だよなと感じることあります。

良さを出して勝つことよりも、良さを出させないで少ないチャンスで決めて勝つことを選ぶところが多いというか。

ただ、それでも日本でやることのメリットは、そういう守備を相手がする中で、どれだけ攻撃の特徴を出せるかを試せるので、これを打開できるようになれば、かなりその先が開けてくるんですよね。だから、セオリー通りでは通用しないケースを考えたときには、囲まれること前提で、プレスが激しくなることが前提で、むしろキレイに抜けなくても、最終的に抜ききれば良いと考えて、予測して動くことができる、次への反応が早くできることがかなりの武器になると思うんですよね。その試みをやっている選手は、伸びてくると私は考えています。

上手くない選手なのに、良い位置にいて点を取るとか、サッカーではよくありますよね。これだって、予測なんですよ・・・と、私の勝手な思い込みかもしれませんが、ここ最近は、本当にこれを考えることが多くなりました。一緒にやるメンバーが良く変わるS2であれば、味方の動きの予測も、味方が出すパスの予測もそう。これをこの環境で磨けると考えて挑戦してもらえると見ていても楽しいかなと思ったりします。

特にS2リーグは、同じ埼玉県の相手ですから、浦和レッズユースと対戦する場合は、普段以上に、そういう守備をしてきますから、良いトレーニングになります、間違えなく。

ちょっとずれたことを書いてしまったかもしれませんが、私はそう思います。

ということで、土曜日のS2リーグも楽しみにしています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

和倉ユース2019/08/10 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-0 pk1-0勝利・・・結局、流れの中での失点は0で終えたのです。

どうも、ブクメです☆

8月7日に始まった和倉ユースも4日目、最終日となりました。

浦和レッズユースは、9日のグループ1位チームで争われる1~16位の順位決定ラウンドの結果、5~8位決定戦に進むことになりました。1位~4位の山以外は、最終日は、1試合のみ開催ということで、要するに、勝てば5位が2チーム、負ければ、7位が2チームという形になる・・・はずです。

前日の試合のブログの際に、疲労のピークと書きましたが、その流れで言えば、最終日は、疲労のピークの中のピークでの試合になるわけですので、選手にとっては、やはり思うように体が動いていないという印象がある試合になりましたが、締めくくりを勝利で終えて気持ちよく大会を終了することって結構重要なことで、その点では、本当に難しい試合になりましたが、最後まで粘り強く、そして、PK戦までもつれ込みましたが勝利で終えることができたことが重要だったと思います。

それにしても、最終日の試合会場の七尾市城山陸上競技場は、しっかりしたスタンドがある構造ではあるものの、日陰を作る屋根もほぼないに等しい(小さのがあるけど、太陽の位置的にほぼ防げていない)ということで、見る側としてもかなり過酷な環境になりました(普通の傘を日傘のように使いましたw)

浦和レッズユースの試合で馴染みがあるとすれば、夏の全国でよく試合をする前橋総合運動公園陸上競技場をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

天候は、写真を見ていただければわかるように、この大会は結局全日程を通じて晴れて物凄い暑さの中での戦いを選手は強いられたということになりますね。

では、試合の話に移ります。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、真ん中に3番清水哲太、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希(後半24分⇒6番清水楽人)、右に11番石橋遼大(後半14分⇒24番佐藤優斗)、真ん中に17番盛嘉伊人と14番千葉希、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒19番成田安里)、右に20番木下翼(後半24分⇒13番堀井真海)

となります。

ちょっと驚いたのは、最後のシュートのところでの精度を欠く場面は多かったものの、相手の東京ヴェルディユースが、かなり疲労など感じさせないような動きやパス回し、組織的な守備をしてきたこと。もちろん、メンバー構成なども相手に関しては、わからないものの、そもそも東京ヴェルディユースと戦うときは、基本的に足元の技術が高い選手が多いというイメージそのままに、浦和の選手たちも体が重たい中でもプレスをかけて奪いに行くものの、上手くいなされるケースが多く、全体的には、相手ペースで進んで行った試合と言えます。

また、浦和も集中した守備で最後のところでやらせないことは、できていたと思いますが、奪ってからの反撃のところでは、やや仕掛けたり、パスを出したりというところで味方との連携がうまく行かない場面や、相手の守備陣に上手く囲まれて引っかかる場面も多く、また、パスコースを限定されて奪われたりするケースも多く感じられました。

そういった相手ペースで進む試合の中ですが、前半8分の11番石橋遼大のドリブルでの仕掛けや、前半10分には、10番山中惇希から20番木下翼に繋げドリブルでの仕掛けからコーナーキックを奪取したり、ドリブルで仕掛けた後のパスなどの選択肢には課題が残ったものの10番山中惇希の前半11分、13分の仕掛け、前半23分の20番木下翼のドリブルで相手ディフェンダーをかわしての仕掛け、前半26分には、17番盛嘉伊人のインターセプトからの20番木下翼に繋げてややトラップが流れてしまったものの、惜しい形を作るなど、浦和の攻撃の試み自体も少なくなかったのですが、やはり、今書いたところのその次の選択肢や味方の動きなどのところでうまく行かないイメージが強い前半でした。

逆に、相手に決定機を作られた場面が数回ありましたが、この辺りの精度を相手が欠いていたところを見ると、やはり両チームともこの大会で蓄積された疲労が出ているのかなというところも感じられました。

後半に入っても、スタートのところでは、やはり相手ペースで進んでいましたが、後半10分に19番成田安里が入ったあたりから、流れが徐々に変わりだした印象があります。

後半12分には、17番盛嘉伊人からのパスを19番成田安里がおさめて、再び17番盛嘉伊人へ渡して仕掛ける形や、後半20分には、GK1番石塚悠汰からフィードを19番成田安里がしっかりとおさめて、20番木下翼、14番千葉希とテンポの良いパス回しから24番佐藤優斗に繋げて仕掛ける形、更には、後半24分には、20番木下翼のドリブル突破からのクロスに19番成田安里がヘッドで合わせるも、これは、枠を捉えられず。

これらのチャンスで相手の動きが止まり、浦和のペースが残り10分ほど続き、後半27分には、14番千葉希が力強くキープして、19番成田安里に繋げる場面を作り、後半28分には、3番清水哲太からのパスを受けた19番成田安里が左から駆け上がる6番清水楽人に繋げますが、ここからのクロスがやや大きくなってしまいます。大会通じて安定して守備も攻撃も精度高くやっていた6番清水楽人のクロスが大きくなりすぎた場面を見ても、この大会トータルの過酷さがわかるなという印象も残りつつ。

結果的に、昨日に引き続き、得点が奪えないままに0-0で試合が終了でPK戦へともつれ込みましたが、昨日と違う点は、後半の戦いぶりを見ると、浦和が得点を奪ってもおかしくないような展開に持って行けていたこと。この流れでの0-0だったので、なおさら、PK戦にはなったもののしっかり勝利して終わってほしいという気持ちがより強くなりましたね。極端に言えば、5分ハーフの延長戦でもやらせてもらえれば、浦和が点を取っていたかもしれないのにくらいの気持ちはありました。

そして迎えたPK戦は、既に昨日2回PKをやっているのでお馴染みとなっているサドンデス形式のPKになります。

このPKで、最初にゴールマウスを守った1番石塚悠汰が、相手のPKのコースを読み切って防ぎ、これで浦和が決めれば勝利というところで、最初で最後のキッカーとなった5番遠藤龍河がしっかり決めてPK1-0で浦和レッズユースが最終戦を勝利で締めくくったという形になりました。

既に、ツイッターで写真を上げましたが、最後が楽しかったですね。

こちらでも写真を上げておきましょうかw

既に先行の相手が決められなかったので、これを決めれば勝ちというところで、5番遠藤龍河が落ち着いて決めて勝利。

味方がねぎらう・・・が、遠藤龍河と味方選手たちの向きがなんか違う。いや、違う方向に彼らは走っている。

味方は走り去ってしまうが、遠藤龍河は雄たけびを上げる。

味方は、1本目の相手PKを止めたGK1番石塚悠汰をねぎらい、遠藤龍河が放置されるという・・・ネタw

で、もう1枚写真があるのですが、17番盛嘉伊人だけ残っていたんですね。5番遠藤龍河は、そこへ駆け寄るみたいな流れが続きとしてありました。

最高に楽しい終わり方を見せてもらいました。なんとなく、写真を撮っていて良かったなとw

さてさて、これで和倉ユースの全日程が終了となりました。

大会全体を見直してみると、練習試合を除くと、6試合を戦い4得点1失点となるのですが、帝京高校戦での1失点は、やや判定に泣かされた感じのPKでもあることを考えると、流れの中から崩されて決められたという失点はなかったとも言えるのではないかと思います。相手に決定機を作られた場面も複数回ありましたが、結果的に決められなかったわけですし、この大会で採用された3バック(5バック)の守備が機能したとも言えますよね。

で、そういえば、色々メンバーが入れ替わる中で、常に3バックの中央には3番清水哲太がいたなと思って、メモを見直してみたら、大会2日目の大津高校戦のみ前半のみで交代となった試合があったものの、それ以外は、全てフル出場していたという、なんというか、現地でずっと見ていたからわかる部分でもあるのですが、本当にプレーする選手には、過酷すぎる環境だったと思うんですよね、この大会は。そこで、ほぼ全試合をフルで守備の中心として守り続けたというのは、凄いなと。

夏の大会で敗退した悔しさと課題を抱えながら、Bチームとして水戸カップを戦っていた選手たちが融合して、複数のメンバーが帯同できないという状況の中で、これだけの戦いぶりを見せてくれた。本当に、1試合1試合発見があり、楽しい大会でした。

ありがとうございました!

今月下旬に再開されるプレミアリーグ、S2リーグを楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

和倉ユース2019/08/09 浦和レッズユースvs履正社高校 0-0 pk2-1勝利、vs前橋育英高校 0-0 pk1-2敗戦・・・疲労のピークの中での戦い

どうも、ブクメです☆

結局、この大会は、ここまで3日間全て晴天と言うことで、今日も試合開始前に少し雲が多くてましになるかなと思っていたら、その雲もあっという間に掃けて、晴天の中での試合となりました。

30分ハーフのこの大会ですが、初日もB戦という形で本戦1試合以外にも1試合行っているため、35度くらいの炎天下の中で30分ハーフの試合を1日2試合ずつ戦い、既に今日の3日目を迎えるまでに4試合を戦っている中で、グループ1位通過したことで対戦相手も強豪ぞろいということで、相手に関してもそうですが、疲労のピークの中での戦いでかなり、思うように体が動かないという場面が多く見られる2試合となりました。

その中でも、高校の強豪チーム2校との対戦となった大会3日目は、相手の粘り強い守備に苦しめられて攻撃の回数は多くあっても、崩し切っての決定機が数えるほどしか作れなかったという課題が残る2試合にもなりました。

暑さと疲労は考慮されるものの、それらを抜きにした1つ1つの試合ということで見れば、得点を取るためのリスクの取り方や意識が足りない試合になったとも見えるところもある試合とも言えるかなと思います・・・とはいえ、私自身この大会を初日から見ている身として、その会場の暑さを目の当たりにしてみると、疲労と暑さを考慮しないこともできないなという、いわゆる現地組的な見方の方が強くなってしまっています。

私がそこまで厳しく見る必要もないかなとも思いつつw

ということで、試合の話に移りますね。

今日の2試合は、昨日会場から場所を移して能登島グラウンドになります。海もすぐの場所ではありますが、やや高所にあるグラウンドで、昨日の和倉温泉多目的グラウンドより暑いという印象の中での試合となりました。

ここからは、トーナメントになり、浦和レッズユースはグループ1位で通過したため、1位~16位の山の順位決定トーナメントに入っています。レギュレーションを理解しないで試合を観戦してしまうという悪い癖が消えず、今回もトーナメントに入ったものの、引き分けだったら普通にPKだろうなくらいの頭でいましたので、実際PK戦だったのですが、驚く流れにはなっているのですがw

vs履正社高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半24分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮、真ん中に22番奥山圭介(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に13番堀井真海(後半10分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

この試合に限らず、今日は、2試合とも、やや攻撃に転じた時の、中央からにしてもサイドから仕掛けたにしても、その先の精度が悪いというか、味方との動きが合わないというか、相手の守備ブロックに対して崩すところまで持って行けないケースが多い印象で、メモした限りでは、攻撃の試みとしては、多くあるんですよね。

前半で言えば、前半3分の13番堀井真海から24番佐藤優斗に繋げて左サイドから7番與那覇航和に預けた形、前半8分の6番清水楽人から前線9番波田祥太に当てて、22番奥山圭介が受けるところまで行き、その次に出したスペースに誰も走れていなかったり、前半10分に8番冨田蓮が相手激しい守備を受けながらも、粘り強くキープして13番堀井真海までつなげ、そこから24番佐藤優斗へのパスが通ればと言う形、前半11分の4番玉城大志から24番佐藤優斗へ展開しての22番奥山圭介に渡して再び24番佐藤優斗にというところで相手に引っかかったと思いますが、崩し切る形や相手キーパーを脅かすシュートのようなところまで行けていないというのが素直な感想。

ただ、この大会での3バック(変則5バックともいうかも)の組み合わせとして多く組まれた中央に3番清水哲太、左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、そして、中盤の低めに入った4番玉城大志のところでの守備が安定していて、この試合では特に4番玉城大志に預けてからの次の展開で攻撃のスタートとしては、かなり良い形でできている場面が多かったと思います。

その辺を考えると、選手それぞれが、思った以上に疲労の蓄積で体が動かなくなってきているため、リスクを負って崩すよりも今日は、守備に意識を置いたとも言えるのかもしれません。

相手のサイド攻撃がなかなか鋭かったので、この辺り苦しめられるところもあったものの、サイドの選手も含めて、ここも守り切れてはいました。

崩すための試みというところでは、例えば前半27分の長いパスを9番波田祥太がワンタッチで7番與那覇航和につなげて大きな展開で24番佐藤優斗を狙った場面のように、ワンタッチでの仕掛けたときには、相手が付ききれないという形も作れていたと思います。

確認できた限りは、後半7分の22番奥山圭介から7番與那覇航和にパスが通ってからのシュート場面は、惜しかったかなと。

0-0で終了してのPK戦に入り5vs5でやると思っていたら、この大会は、いきなりサドンデス方式でスタートだったらしく、相手が決めて、浦和が決めて、相手が外して、浦和が決めて、リードしたと思ったら試合終了の笛が鳴って、その時に初めてレギュレーションを知ったという、喜ぶタイミングが完全にずれてしまった勝利になりました。

vs前橋育英高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半13分⇒24番佐藤優斗)、右に11番石橋遼大、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒7番與那覇航和)と14番千葉希(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に17番盛嘉伊人(後半9分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半9分⇒9番波田祥太)

となります。

午前の試合で履正社高校に勝利し、この試合で勝利すれば、明日の準決勝に進めるという前橋育英高校戦です。

この試合は、午前の試合以上に、疲労度の高さが感じられる試合になりました。何というところもない場面で、人工芝で滑ってしまう選手も割と多く見られるという感じ。守備のところでも、そういった形でピンチを迎えるという場面もありましたが、自らのミスを自分で取り返すという意識のところでは集中できているということで、危ない場面もありましたが、失点も許さなかったという試合。

攻撃面を上げてみますと、前半6分にカウンターの形で4番玉城大志から13番堀井真海、11番石橋遼大と繋がり仕掛ける形を作ります。

前半7分には、右サイドから11番石橋遼大が上がって行き、そこに3番清水哲太が長いパスを狙い、ディフェンダーと競り合う形でわずかに相手ディフェンダーが先に反応してクリアしたという場面がありました。

前半12分には、13番堀井真海がドリブルで突破を仕掛け、相手に倒されて高めの位置でフリーキックを獲得します。

前半13分には、14番千葉希と13番堀井真海のパス交換からの仕掛けでゴールに迫るも相手ディフェンダーに最後は防がれます。

前半15分には、10番山中惇希からのサイドを広く使った展開で13番堀井真海がワンタッチで落として17番盛嘉伊人に渡して仕掛ける形を作ります。

前半27分には、14番千葉希のドリブルから右の11番石橋遼大に展開し、仕掛けてからのクロスが左から走る10番山中惇希に合えばという形を作ります。

同じく前半27分には、11番石橋遼大が16番根岸恵汰とのパス交換から突破を仕掛け、相手ディフェンダーに倒されたように見えたものの、ここはファールなしの判定。

後半に入っても攻撃の回数自体は少なくないものの、やはり崩しきる場面が作れないのと、そもそものシュート意識が希薄になっていて、枠内シュートがほとんどないような状態で試合が進みます。0-0のまま進む中で、後半24分に、21番南濵優大が一つリスクを負って持ち上がり相手ディフェンダーのプレスを受けながらも、抜け出した22番奥山圭介にパスが通り、ペナルティエリア少し外くらいのところまで持ち込んだところで、相手ファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得。

直接狙える位置で4番玉城大志が狙うも枠は捉えたものの、ここは相手キーパーに防がれます。

後半27分くらいには、相手コーナーキックで危ない場面があったものの、その流れでのカウンターで20番木下翼が上手く相手選手を背負いながらくさびとして捌いたと思ったところで、なぜかファールを取られてしまうなど、反撃チャンスがくじかれてしまうような場面もありつつ、この試合も0-0で終了。

サドンデス形式のPK戦で、今度は、浦和が先行で2本目を外して、相手が2本目を決めたと言うことで、試合自体は敗戦となりました。

まあ、なんというか、考慮できる要素が多すぎて、今日のブログは書き方が難しいです。

でも、例えば、暑さとか疲労とか、そういうもののギリギリのところで相手も含めてミスも多くなっているという状況を考慮しないとすれば、仕掛けの際にもっとゴールを意識してシュートを打った方が良いとか、ドリブルの仕掛けで、11番石橋遼大や14番千葉希が、相手ディフェンダーを1枚はがすための仕掛けなど入れてプレーしている場面が何度か見られましたが、これが全体的に少なかったとも言えます。

・・・こんな感じで良いですかね。

ここまで3日間、割と近い位置で5試合を観戦させてもらいましたが、この大会だけでも、そもそもフォーメーションもこれまでとは変わっていましたし、ミニ国体やトップチームの練習に参加で不在の選手などもいる中で、結構求められることも厳しく多く感じられた指示の声などを聴いてきた中で、結果もしっかり残しながら、課題に挑戦していく姿を見ることができたのも収穫ですし、フルメンバーで参加してくるチームが多いこの大会で、これだけの戦いぶりを見せてもらえたこともかなり楽しかったです。そして、本来こういう特徴があるのに活かされていなかったという選手の特徴が活かされての戦いぶりも見ることができましたし、色々収穫が多かったです。

ということで、この大会の優勝は、この敗戦でなくなってしまいましたが、明日最後に1試合残っていますからね。

対戦相手は、私の調べ方が間違っていなければ、東京ヴェルディユースになると思います。

疲労のピークのピークになりますが、残り1試合、この大会での良い要素が全て見られるような試合になることを願って観戦させてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs履正社高校戦

vs前橋育英高校戦

 

 

和倉ユース2019/08/08 浦和レッズユースvs帝京高校 1-1引き分け、vs大津高校 1-0勝利・・・グループ1位通過!

どうも、ブクメです☆

試合前とか、ハーフタイムとか、ウォータブレイクとか、試合が長めに途切れた時とか、この辺で、最近は当たり前のように選手同士で声を掛け合っている姿を見るようになりました。当たり前のようで、なかなかなかった風景で、大げさかもしれませんが、この光景をおかずに飯が食えるくらい嬉しかったりします最近w

ということで、和倉ユース2日目になりました。昨日の浦和レッズユースの試合会場は、学校の校庭で、2日目の2試合は、和倉温泉多目的グラウンドという人工芝3面のグラウンド施設で、これはこれで割と滑ってしまう選手も多かったようですが、施設としてかなり良く、海が真横のグラウンドなので、めちゃくちゃ暑いけど、海風がそこそこ涼し気に吹き付けるような状況もある。そんな中での2試合となりました。

時間帯も、第1試合が10時20分と暑くなり切る前、第2試合が15時40分で暑さのピークを過ぎた後というのも多少助かる感じですかね(くどい様ですが、選手がめちゃくちゃ暑い中で試合しているのは変わりませんがw)

で、どうでも良い話ですが、私がよくやってしまうことで、今日は、特に考えずに青い服を着て行ったら、帝京高校も大津高校もユニフォームが青で、なんか、服装的には、そちらを応援しているような色になっていたとかありつつ。

さらにどうでも良いか良くないかわかりませんが、昨日浅間山が噴火したと言うニュースが速報で流れてきましたが、正に、その日の早朝に、4キロ圏内と言われていた軽井沢近辺を車で走ってたなとか。

ね、どうでも良いですよね?

ということで、大会の話に戻しますと、1日目の清水桜が丘高校戦を2-0で勝利した浦和レッズユースの裏のカードでは、大津高校が帝京高校に1-0で勝利という結果で2日目を迎えたので、ざっくりと大津高校との試合が1位通過のカギになって行くのかなと感じつつの2日目。

実際に、2日目の1試合目でも大津高校が4-2で清水桜が丘高校を下して2連勝ということで、実際に1位になるためには、大津高校に勝つ必要があるという流れになりました。浦和レッズユース自体は、帝京高校相手に、高い位置で不用意に奪われての展開はあったものの、やや怪しげなPK判定で先制されたものの、追いついて引き分けたことで、最終戦は、1位通過するためには勝つしかないという状況になり、試合自体は、守備の時間が長くなるような試合にはなったものの、1-0で勝利して1位通過を決めたという流れになりました。

もちろん優勝を目指して戦う大会にはなるものの、フェスティバル系の大会でもあり、夏以降のプレミアやJユースカップの戦いまで考慮した中での選手個々やチームとしての経験と成長も考えての戦いと言うことで、グループ第3戦の大津高校戦に関しては、大幅なメンバー変更で、ポジション含めて、連携面であまり見たことがないような組み合わせなっていたところもあったりで、それに加えて相手の攻撃や守備の強度が高いところで、苦しい試合になったものの、それでも結果を残してくれたことが大きいなと感じています。

ということで、急いで読みたい方のために、まずまとめましたw

では、試合少し細かいことに触れていきますね。2試合分なので、ざっくり書きます。

vs帝京高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半スタート⇒24番佐藤優斗)、右に8番冨田蓮(後半15分⇒5番遠藤龍河)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半7分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半スタート⇒22番奥山圭介)、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)

となります。

メンバー構成のベースやフォーメーションは、1日目の清水桜が丘戦とほぼ同じで、左前が24番佐藤優斗から10番山中惇希に変わってのスタート。

守備のバランスよく、相手の攻撃に問題なく対応できていたのですが、攻撃面では、多少は強風の影響もあったとは思いますが、相手に上手く対応されることが多く、攻撃の回数自体は、多かったものの、抜ければ決定的というパスや抜け出しが多くオフサイド判定になっていたことからも、相手の守備ラインもかなり統率されていたのかなと言う印象が残ります。

メモしただけでも、前半2分に4番玉城大志から抜け出した8番冨田蓮への長いパス、前半14分の21番南濵優大からの裏へのパスにタイミングよく9番波田祥太が抜け出したかに見えた場面、前半20分あたりの密集した中で17番盛嘉伊人がアウトサイドできれいに裏を通して19番成田安里が抜け出した場面、前半終了間際の4番玉城大志から19番成田安里に出したパスは、オフサイドではなかったような気がしましたが、、後半14分の6番清水楽人から13番堀井真海へのパスなどがオフサイド判定になっていました。

これらを除いた決定機と言うところでも、なかなか作れていない印象もありましたが、前半25分に6番清水楽人のインターセプトから持ち上がっての17番盛嘉伊人を経由し19番成田安里、そして7番與那覇航和に渡ってのシュートの場面は、かなり惜しい形になりました。

前半を0-0で折り返し、後半に入ると2分に高い位置で奪われ仕掛けられて防いだと思われたところで、PK判定となり(1番石塚悠汰が弾きだした後に相手に足がかかっただけだとは思うのですがw)、これを決められて0-1とビハインドを背負います。

サイド攻撃などでチャンス自体は多く作るものの、なかなか決定機が作れない中でしたが、後半21分に、4番玉城大志からのパスに9番波田祥太が抜け出してキーパーと1対1の状態を作ると、これを落ち着いて決めて1-1と試合を振り出しに戻します。

動揺した相手に対して、直後にも相手のリスタートのところを13番堀井真海が奪って9番波田祥太に繋げて仕掛けたり、6番清水楽人のインターセプトからのサイドからのドリブルから、更にドリブルで中へ切り込んで自らでゴールを狙ってしまうかのような突破や、3番清水哲太のドリブルでの仕掛けなど、相手の集中が切れかけたタイミングでの狙う姿勢を見せられた選手も多く、6番清水楽人から相手キーパー前に入れたパスに9番波田祥太が足先で合わせる惜しい形など、畳みかけて逆転が狙えた時間もあったものの、逆転までは届かず、試合は1-1で終了となりました。

第2戦を終わった時点で、勝ち点4となり、大津高校が2連勝したため、1位通過のためには、勝利が必要という状況になりました。

そして、15時40分キックオフの大津高校戦へと進みます。

vs大津高校戦メンバーは以下、

GK18番関大輝、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、センターバックに3番清水哲太(後半スタート⇒6番清水楽人)、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希、右に11番石橋遼大、真ん中に14番千葉希と22番奥山圭介、FWが左に20番木下翼、右に13番堀井真海(後半9分⇒19番成田安里)

となります。

聞いた話によれば、対戦した大津高校もメンバーを入れ替えてきていたという話でしたが、1位通過をかけた負けられない戦いをイメージしていたので、組み合わせ含めて大幅に変更してきたことには若干驚きながらの観戦となりました。

ただ、結論から言えば、連携面やミスなども多く、相手の強度の強い攻撃や守備に苦しめられたものの、1-0勝利という結果を残せたことで、またこの試合に出場した選手たちは成長するなと言う感想を持つわけです。

序盤は受ける形が多く、なかなかスムーズにパス回しなどができない時間が多く、相手に決定機を作られることもありながらも15分ほどこらえたところで、中盤でのボール奪取成功から20番木下翼がドリブルで仕掛け、13番堀井真海が前線へ走り、ラストパスを受けた13番堀井真海がしっかり決めて1-0とします。

10番山中惇希のサイドからの突破や14番千葉希の中盤でアクセントを作りながらの突破やパスなど、攻撃の試みは多く作れていたものの、数選手が絡んだところや、ラストパスの精度や味方の動きの予測などがずれることが多くなりました。また、前半24分に11番石橋遼大からパスを受けた22番奥山圭介が、空いているスペースにパスを出したものの、誰もそのスペースに気づいて走れていおらず、ミスパスのような形になった場面を象徴するように、味方との連携のところで、やや合わないというところが全体的に多かったように思われます。

後半に入っても、そういった流れが続いたものの、途中交代で19番成田安里が入った後半10分あたりからは、19番成田安里が前線で激しいプレッシャーをかける流れに呼応したように、40番茂木柊哉のプレーの強度が急に増したように感じました(偶然かもしれませんが。)

競り合いのぶつかり合いとか、厳しくプレッシャーをかけてインターセプトに成功する場面なども増えたように感じました(偶然かもしれませんが。)

試合終盤は、強さのところで、相手にぶつかれる場面が増えたというか、見どころが多くなったようにも感じ、ただ、不用意なミスも多く、やられたと思った場面も何度もあったのですが、奪った1点でしっかり勝ち切ることができました。

勝負強さも強さの一つですから、この試合を勝ち切れたことは大きいわけです。

ということで、1位通過。

浦和レッズユースが入ったグループHの1位は、グループIの1位と言うことで、そのグループIが履正社高校と川崎フロンターレU-18が勝ち点と得失点差、総得点で並んでいたと思うので、どちらが1位になるのかと思っていましたが、ちょうど、このブログを書きつつ、いま浦和レッズのオフィシャルを見たところ、履正社高校が明日の対戦相手となっていたので、そちらが1位になったのですね。

今日は、和倉温泉多目的グラウンドが会場でしたが、明日の浦和レッズユースの試合は、能登島グラウンドに移ります。午前の試合に勝っても負けても、次の試合は、同じ能登島グラウンドで15時40分キックオフで行われるはずなのですが、浦和の公式では、和倉温泉多目的グラウンドになっているんですよね。

こういうフェスティバル的な大会なので、変更になることもあるかもと思いつつ、まあ、明日の最初の試合は能登島グラウンドなので、行けばよいだけですね。

明日の戦いも楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs帝京高校戦

vs大津高校戦

和倉ユース2019/08/07 浦和レッズユースvs清水桜が丘高校 2-0勝利・・・相手に良いところを出させずに快勝!

どうも、ブクメです☆

今年も和倉ユースの時期になりました。私にとっては、昨年の和倉ユースは、大会とは全く違ったところで因縁が残ってしまったのがこの大会・・・いや、ただ、ここに向かう途中に事故ってしまったということだけなのですがw

なので、今年は慎重に慎重に運転していつも通り下道で現地へとたどり着きました。無事故です(自慢にもならないw)

とは言え、どうも、最近は(も)、詰めが甘いというか、初日の日程が、14時20分キックオフの1試合のみと思っていて、昼頃に改めて日程を見たら午前にも練習試合が追加されていたという。なのに、これを知らずに、早く近場に着きすぎてしまって、時間つぶしで無駄に道の駅探して立ち寄ったり、あえて遠回りしたら、変な山越えになってしまったり、無駄に旅人になっていましたw

更に、鵬学園高校のグラウンドは、4年前のこの大会の時に1度訪問しているため、場所さえわかれば問題ないだろうと思っていたら、グラウンドではない校舎の方に行ってしまい、駐車場はあるものの、こんなところだったのかなと、あたふたし、割とたどり着いたのは試合開始が近い時間になってしまったという感じです。

4日間連続の大会になりますので、できるだけブログ自体は簡易に書きたいと思います。

この大会期間は、仕事を持って和倉温泉付近のホテル滞在になるので、今日も試合を見てホテルに戻り、早めにブログを書こうと思っていたところで、打ち合わせの連絡など来てしまい、気が付けば夜の8時くらいからブログを書きだす流れになってしまいました。

試合の話に移る前に、今回車で埼玉県から石川県まで下道で移動する際に、長野県の軽井沢だったり、白馬だったりと高地を抜けてくるルートになったのですが、夜中でも25度以上くらいの最近の暑さの中で、こういうエリアは、21度~22度くらいまで気温が下がっていて、仮眠をとった道の駅では、車の窓を開けていれば、かなり涼しいくらいの気温になっていました。

今日観戦した試合もそうでしたが、夏のサッカーが暑さとの戦いばかりになってしまうことを考えると、本当に夏の大会は、いわゆる避暑地的なところで開催する流れになって行くのが望ましいよなと実際に、そういう場所を車で通ってみて感じました。

・・・と明日の試合も早いから、余計な話題は少なくして試合の話を書こうと思ったのに、やはり別のことが長くなってしましましたw

では、試合の話に移りますね。

vs清水桜が丘高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半21分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮(後半24分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半22分⇒20番木下翼)

となります。

*詳しくは、わかりませんが、ミニ国体だったりトップチームの練習参加だったりで、参加していないメンバーもいるのと、実際にブログ書くときに、そういえばと思ったのは、水戸水戸ホーリーホックユースカップの時にいた、メキシコ人の2名の姿は見えませんでした。

鵬学園高校のグラウンドですが、芝の状態の良い悪いの前に、「どうしてバンカーが2か所あるんだろう」という感じで以下のような箇所がピッチにあったんですね。

芝と土がめくれ上がって溝になってしまっているから砂で埋めているのかどうかはわかりませんが、結構なサラサラの砂のようで、ちょっとこの部分でのプレーは難しいようにも感じられました。

フォーメーションのところを、どうかこうかなと思ったのですが、最初は、3バックで両サイドが1枚降りているような状況で3バックだけど、基本4バックに近いところがあるので、いつも通り4バックに当てはめて書けばよいかと思ったのですが、逆にそれで書く方がまとまらなかったので、3バックとして書いてみました。

今日は、完全にサッカー部グラウンドの中での試合と言うこともあったのですが、両チームのベンチに挟まれるような場所での観戦になり、なんというか、とてもとても臨場感のある観戦になりました。なんというか、若干離れてはいるものの、私もベンチに入っているような気分というか、監督やコーチ陣の声もグラウンドレベルのすぐ近くで聞こえてくるような感じ。

なので、指示もいつも以上に聞こえてくるわけで、参考になりつつも、細かく聞こえすぎて少し見方が難しくもありましたw

スタートから、前線での19番成田安里のプレスや、ポジション取りで存在感を見せるプレーが目立ち、チャンスに絡む形も多くなります。

守備のところで、開始早々に簡単に抜かれて決定機を作られるという、かなりヒヤリとする場面が作られたものの、ここでの失点を免れた後は、比較的落ち着いた対応で全体的には、それほど相手にとって大きなチャンスを作らせずに試合を進められたと言えると思います。

特に、相手のサイドからの突破の際の6番清水楽人の守備が印象的で、おそらくサイドから突破を仕掛けてきた相手選手は抜けたと思ったであろう場面で、スッと体を入れて、気が付けばマイボールになっているというような場面が結構ありました。

前半の攻撃で惜しい形を上げていきますと、前半4分にコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに相手キーパーと競り合う形で7番與那覇航和がヘッドで狙うもここは、相手キーパーがしっかりキャッチ。

前半6分には、4番玉城大志から、良いポジションをとった19番成田安里へパスが入り、17番盛嘉伊人へつながり、左からの大きな展開で、右サイド前線に走りこんだ8番冨田蓮に繋げての惜しい仕掛け。

前半7分には、7番與那覇航和がシュートを狙うも枠を捉えきれず。

ベンチからも相手の選手の間を狙うようにと指示が飛ぶことが多くなっていましたが、前半8分のプレーは、まさに間を上手く狙ったプレーで、7番與那覇航和が相手選手2名との間へのパスに対して、反応し、先に相手に触られるかくらいのところでしたが、足を延ばして右サイドの8番冨田蓮に繋げてサイドから攻撃が展開されていくというプレーがありました。

同じく前半8分に、6番清水楽人がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

前半10分にこの試合で最初の決定機を迎えます。

19番成田安里がインターセプトに成功し、そこからの仕掛けの中で相手キーパーが判断ミスで19番成田安里にパスをくれるような形になったところで、落ち着いてシュートを放つもこれが僅かに枠を外れます。インターセプトも、その後の相手のミスも19番成田安里の良いプレーから巡ってきたチャンスなので、こういうチャンスをしっかり決めることまでできると良いですね。

前半12分には、4番玉城大志から右サイドの8番冨田蓮に繋げ、17番盛嘉伊人に通して仕掛ける形を作ります。

更には、前半15分あたりに21番南濵優大が、バックラインでボールを受けた際に、相手が寄せてこないことを感じ、中盤辺りまでドリブルで持ち上がって展開するプレーを見せます。このプレー辺りから、21番南濵優大の、バックラインからの攻撃の組み立てを意識したプレーが複数見られます。それが起点となっての得点もあるのですが、その前に、別の形からの先制点がまず生まれます。

前半18分に、7番與那覇航和から右サイドを走る8番冨田蓮にパスが繋がり、そのままサイドを持ち上がってグラウンダーのクロスを入れると、これに9番波田祥太が反応してゴール!

その得点の直後の前半21分にも、8番冨田蓮のインターセプトから4番玉城大志を経由して前線の19番成田安里にパスが入ると同時に、近い距離に寄せる9番波田祥太へワンタッチで繋げて打開を図る狙いが見られますが、ここは、上手くコントロールができなかったものの、距離感とワンタッチという判断から上手く通れば一気にゴールにつながりそうな形も作られました。

そして、先ほど書いた話に戻りまして2点目の場面。前半24分に、バックラインから21番南濵優大が持ち上がり、グラウンダーのパスを右前に抜ける17番盛嘉伊人へ通します。そして、17番盛嘉伊人がゴール前へクロスを上げると、これを9番波田祥太がヘディングできれいに合わせてゴール。

リードを2点に広げます。

前半終了間際にも、21番南濵優大から4番玉城大志、19番成田安里とテンポ良くパスが繋がり、今度は左へ抜け出す17番盛嘉伊人へパスが通りシュートを狙うもキーパーにキャッチされます。この時に、右サイドから8番冨田蓮も上がっており、ここを使うかどうかという声も聞こえていたように思います。

前半を2点リードで折り返しての後半。

私が好きな指示というか、前半は、なかなか大きなチャンスに絡めなかった24番佐藤優斗が、後半は、ベンチ側のサイドになったところで、監督からももっと行けるだろうという声が多く飛び、それに呼応するように、24番佐藤優斗がドリブルで仕掛けてチャンスを作る後半スタートとなりました。

特に後半入った13番堀井真海と9番波田祥太で2トップのを組むような形で進む中で、お互いがより生きる形と言うところでの指示も多く聞こえてきました。最初は、プレースタイルの関係か、気が付けば並んでしまうようなことが多かったものの、意識して上下に動いたり距離感を意識することで連携が生まれる場面もポツポツ増えていました。

後半15分あたりから立て続けに22番奥山圭介、10番山中惇希、20番木下翼が投入される中で、読みのところで22番奥山圭介がかなり味方の動きを読んでパスを出すという狙いが見られたものの、読めている中で、この試合では、なかなか思ったようなパスが出せずという場面がありました。

なんというか、見る側として、22番奥山圭介の動きと、味方の動きで、その見方を狙ったパスコースを見つけたところで、通ると大きなチャンスになるというイメージまではできるものの、そこに出し切れていないという感じですかね。ただ、その読みがあるからこそではあるので、その狙いを見つけるのは楽しかったですけどね。

後半29分の、13番堀井真海が下りてパスを受けて22番奥山圭介に繋げ、このタイミングで左から10番山中惇希が左前線のパスコースに走り出し、20番木下翼はペナルティエリア内の狙えるスペースに走り出す。この2つの動きに対してどこに出そうというイメージは見られたものの、そのパスが思うように蹴れていなかったような場面とかですね。

後半は、大きなピンチとしては、後半11分あたりに、ちょっとどういう流れでそうなったのかは確認できなかったのですが、フリーでシュートを打たれていて、1番石塚悠汰がなんとか触って枠からそれたという場面がありましたが、ここは、崩されたようには見えなかったので、何かミスがあったのかもしれません。

試合終盤では、2度ほど相手のサイドからの突破を許しかけたものの、これも先ほども書きましたが、6番清水楽人が上手く体を入れて防ぎ、結果的に、追加点は決められなかったものの、無失点で切り抜け2-0で勝利となりました。

もっと得点ができた試合だったとは思いますが、内容としては、相手のやりたいことをほとんどやらせずの勝利でしたから、完勝に近いと思います。

それにしても、今日の観戦場所というのは、新鮮と言うか、耳で入ってくる情報も本当に多く、メモして写真撮って、聴こえてくることを見つつ、それに対しての選手の動きも観察しつつという、なかなか私の頭の中でも忙しくなる試合ではありましたが、若干、長時間の運転とか、会場への到着前のバタバタなどもあり、頭がボーっとしているところも正直あったのですが、この環境のおかげですぐに目覚めて集中して見ることができました(たぶんw)

ということで、まず1勝!

8日の2試合も楽しみにしています!

ではでは。

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