高円宮杯プレミアリーグ2018/07/07 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 2-2引き分け・・・特殊なタイプの相手に苦戦も見事な巻き返し

どうも、ブクメです☆

11:30キックオフのS2リーグの試合を観戦後、ナビでは確か1時間程度で着くと出ていたはずの北戸田駅辺りから、日立柏サッカー場までの道のり。三郷付近が混むことは、わかっていたものの、思った以上に時間がかかり、最初は余裕持って着いておこうとと思っていたのが、結構時間ギリギリになって焦りましたw

ということで、比較的、この会場に足を運ぶことは多いものの、ユースの試合でこのスタジアムの方を使うことがほとんどなく、だいぶ久しぶりにユースの試合を日立柏サッカー場で観戦。以前のここでの試合の記憶は・・・いや、忘れよう。

ということで、柏レイソルです。

徹底的に、同じようなサッカーをジュニアユースやユースの世代でやってくるチームです。動きとかパス回しとか、サイドチェンジとか、このチームは、こういうことをするよなとわかっていても、対応するのが難しいチーム。最近は、あまり対戦していないですが、浦和レッズユースとの相性も悪いチーム。

そんな相手に対して、どのような戦いを見せてくれるのか。相手に合わせたサッカーをやっていたら、どんどん気持ちよくパスを回されて展開されて、決められた動きにはまっていく怖さもありつつ、今年のチームは、とにかく色々な選手が、それぞれ特徴を見せてくれる形での驚きとともに、できることも武器もどんどん増えていっている浦和レッズユースを見せてほしい試合でした。

序盤は、正直、最初に10番池髙暢希が、個人技で相手を混乱させるようなプレーでのターンしての突破など見せて、なるほど、相手のペースでプレーさせない形にチームとして持っていこうとしているのかと思ったところで、少しして、受ける形になり、その受ける形も、やや相手の手動で相手の動きを警戒しすぎているようなプレーの選手もいたりで、柏レイソルU-18が見る方としても、よく知っている柏レイソルU-18の動きを気持ちよくやっている状況が作られてイライラして見てしまうところもありました。

それでも、その後の痛快な展開を見られた楽しい試合にもなりました。

では、試合の話に移ります。

vs柏レイソルU-18メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝(後半43分⇒23番遠藤龍河)、右に8番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と2番北村龍馬、MFが左に10番池髙暢希、右に9番二見健太(後半28分⇒37番堀井真海)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが17番波田祥太と28番長田拓巳(前半32分⇒24番山中惇希)

となります。

先ほど書いた内容の部分ですが、試合開始直後は、さっそく得たコーナーキックからの混戦を2番北村龍馬がシュートを狙った形や、10番池髙暢希の個人技でのディフェンダーを切り裂く突破、9番二見健太のヘディングシュートなど、相手がきれいにプレーしようとする逆のところでプレッシャーをかけるという形で入れるという印象を与えるスタートになったものの、パス回しが始まり、相手の出足が良く、前線のプレッシャーもかからないというところで、あっという間に相手ペースになっていく中で、14分に崩されて失点0-1という状況になります。

明らかにこの時間帯は、相手のペースでしたが、こういうところが今年のチームの一つの強さだなと言うビハインドの状況で下を向かずに点を取ってしまえることが、ここで良い形で出ます。17分にコーナーキックからの混戦でこぼれ球を16番玉城大志がシュートすると、そのシュートはペナルティエリア内の相手ディフェンダーの手に当たりハンドの判定でPKを獲得。このチャンスを難なく10番池髙暢希が決めて1-1と試合を振り出しに戻します。

しかしながら、試合の主導権自体は、相手のまま。この一つの要因に前線でのプレスが効果的にかかっていないということがあったと思うのですが、この辺は、この3試合でスタメンに抜擢され、最前線を任された28番長田拓巳にとっては、一つの試練となったケースだとは思いますが、ここまでの2試合は、相手の体格的にも強い相手とのぶつかり合いでの勝負のようなところが要求されて、その課題を試合の中でクリアしていき、ぶつかり合いに関して自信をつけてプレーができるようになったところで、今日の場合は、バックラインもパス回しでプレスをかいくぐるようなプレーをする相手に対して、頑張ってプレスをかけようとはしていたものの、効果的にはできなかったというだけ。抑えられないところが、攻撃の起点のところも兼ねていたので、この試合では、交代という悔しい結果になりましたが、試合ごとに成長が目に見えてわかっていたので、下がってから、この試合のような相手に対して、どのようにやることで相手が嫌がるのかと言うことを学ぶこともできたと思いますので、今後に期待です・・・とはいえ、柏レイソルのようなタイプのチームがそれほどあるわけでもないのですが。

前線からのプレスがかからなかったことだけではなく、なんとなく、相手の動きに対して、全体的に受ける形で守備してしまったことも影響はしていたと思いますが、その中で、最も押さえておきたいところとして、1-2と再び崩されて逆転されてビハインドを追う形になった後の前半33分に24番山中惇希が投入されます。入ったポジションは、17番波田祥太とともにフォワード。

24番山中惇希と言えば、サイドからの仕掛けが一つの特徴として知られているわけですが、この試合でまた新たな特徴を見つけてしまったというか、見事でしたよね。

相手のバックラインに対して、相手がやりたいであろうパスコースを切りながら寄せていきボールを奪う。パスを受けた選手の死角からスッと足を出して奪いにいくなど、とにかくこのプレーが相手のバックラインからの組み立てをおかしくさせたことで、相手のリズムを悪くさせることに成功。

この辺りから、17番波田祥太も前線でキープできるようになり、そこからファールをもらってゴールに近いところでセットプレーのチャンスなども得られるようになってきます。流れが変わってきたことがわかりやすく見えたのは、相手のサイドチェンジの対応で攻撃参加があまりできていなかった14番柳田大輝が見せた、41分の16番玉城大志とのパス交換からの左前線へのスペースへの攻撃参加。少なくとも、相手に翻弄されるような状況から、流れを取り戻しつつある中で、迎えた前半終了間際のフリーキックの場面で、10番池髙暢希のニアへのクロスを2番北村龍馬がヘッドで決めて2-2とします(ちなみに、このゴールの時に私は、セットプレーの形をメモしようと下を向いており、顔を上げた時には、既にゴールが決まっていたというw

何はともあれ、きれいな崩しで2点を奪った柏レイソルU-18と、きれいな崩しではない流れも、ゴール前での勝負強さを見せて2点を奪った浦和レッズユース。

面白い構図で前半が終了します。

後半も、やはり24番山中惇希の動きがかなり相手を混乱させており、後ろ3枚、中盤2枚の間で運動量多く、無駄のない動きで相手に寄せていき、そこで奪えてしまったケースも多いですし、その次の動きで、味方が奪ったケースも多かったですが、とにかく機能していました。

そんな中で、3分には、5番大城螢から前線へ走りこむ17番波田祥太へのパスがつながればという惜しい形を作り、バックラインからの8番白土大貴からのフィードを17番波田祥太、24番山中惇希とワンタッチの早い展開で仕掛け、惜しい形を作ります。

そんな中でも時折受ける相手の攻撃は鋭く、16分には、抜かれると危険な場面では、2番北村龍馬がカバーし、キープします。

18分のセットプレーのチャンスでは、10番池髙暢希からの鋭いクロスを5番大城螢が触れるか触れないかというギリギリのところで、あと一歩触れなかったものの、触れていればゴールになっていたという惜しい形を作ります。

相手もフォーメーションを変えるなどして、後半の中盤辺りからは、鋭い攻撃を仕掛けてくる回数がまた増える時間帯もあり、そこで取られたセットプレーで、ヘディングシュートが枠をにいっていたら失点という危険な形も作られたり、一進一退の攻防となります。

25分には、10番池髙暢希から右に展開し9番二見健太から17番波田祥太へという惜しい場面を作ります。

そして、後半28分には、前の試合で得点を決めている37番堀井真海を投入し、より前線での圧力を強く得点を狙いに行きます。

残り10分ほどの攻防のところでは、やや相手ペースに戻りかけるところもありつつ、そういう場面では、4番大桃伶音が見せたインターセプトだったり、集中して守るところは守り、セットプレーでは、5番大城螢が惜しいヘディングシュートを放ったり、最終版には、カウンターの形で1番石井僚からのフィードを受けた10番池髙暢希が仕掛けフリーキックを獲得するなど、ゴールに迫る場面も(迫られる場面も・・)ありつつ、アディショナルタイムに入る前くらいのタイミングでは、23番遠藤龍河を投入し、ロングスローのチャンスも含めて1点を奪おうと最後まで勝ちに行ったものの、結果的にスコアは動かず2-2で終了となりました。

結果的に、再開後の3試合で1敗2引き分けという数字だけでは苦戦しているような状況にはなりますし、もちろん勝ち点3が取れないことには理由があるのだと思いますが、チームは確実に前進しているし、それぞれの選手も確実に成長している、チームとして戦える形も増えている、本当に浦和レッズユースとしては、やりにくいタイプの相手である今日の柏レイソルU-18のような相手にも、序盤はちょっと心配でしたが、最終的には、浦和も強いなという印象を植え付けて終わらせることができた。

引き分けが続いて、その後連敗に入るというチームもよくありますが、今の浦和レッズユースの場合は、吹き出す前の引き分けというイメージしかわかないんですよね。

ここを超えると、連勝が待っている。間違えなく。

ちょっと、雑なことを言ってしまうと、このまま夏の全国大会の中断なく、もう数試合毎週プレミアリーグを戦う流れが続いてほしいなと思うくらいです。

短期決戦の大会と、長期で戦うリーグは違うので。この流れをリーグ戦を続けていく中で勝つ流れに変えてしまいたい。そう思います。

まあ、短期決戦のクラブユース選手権でも、ふたを開けて見れば、新しい発見がたくさんでてくるので、それはそれで、かなり楽しみなんですけどね。

来週がっつり勝ちましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/07/01 浦和レッズユースvsFC東京U-18 2-2引き分け・・・早めの失点、追加点からの勝負強さ再び

どうも、ブクメです☆

まず、ユースとの時間との兼ね合いで足を運べなかったジュニアユースの全国大会出場をかけた横浜F・マリノス追浜との一戦に勝利。まずは、ホッとしましたが、チームは、既に全国での昨年の悔しさを晴らすという気持ちの切り替えをしているでしょうね。また、夏に1つ楽しみができました、ありがとうございます!

帯広のために、毎年、マイルを残しておく、それがブクメですw

ということで、別に関係者ではないのですが、ワールドカップ期間は、仕事柄、かなり珍しく時間に追われる生活をしております。昨日のジュニアユースの試合の後に、大学サッカーに足を運んだのですが、まずは、私の現在の行動の優先順位の頂点に位置しているユースの試合のブログを書いておきたいということで、そちらから書きます。

先週、内容的には、良い試合をしながら、結果としては、敗戦となった先週。サッカーの怖いところは、内容的にとか、試みとか、見る側からしても、育成として、良い感じになっているなとは思っていても、その良い内容が結果につながらないと、そういう波に飲まれてチーム自体が調子を落としてしまうということがあるので連敗だけは避けてほしいと思っていた試合。

結果的には、引き分けに終わったものの、2点のビハインドを追いついて終わる(逆転もできそうだった)という形で、チームとしての今年特に感じられている、勝負強さの部分が出た試合になりました。

残念なのは、会場が一方のゴール裏のかなり限定された場所からしか見られない構造になっている中で、後半の猛攻が、遠くてよくわからないという場面も多かったことですかね。

・・・と、いきなりまとめに入ってもあれなので、試合の話に移ります。

vsFC東京U-18メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝、右に8番白土大貴、真ん中に2番北村龍馬と4番大桃伶音、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒17番波田祥太)、右に10番池髙暢希(後半45分⇒22番佐藤陸人)、真ん中に5番大城螢と16番玉城大志、FWが28番長田拓巳(後半18分⇒37番堀井真海)、右に9番二見健太

となります。

6月末に梅雨明けが発表されてから連日炎天下が続いている中で、この試合も暑い中での試合で、更に強風吹き荒れるという中での試合にもなりました。

ワールドカップで多くの試合をチェックしているような生活をして、色々な代表チームやそれに対する分析だったり、詳しい方の文章などを目にする機会が多くなると自然と試合も少し細かく分析しながら見たくなるもので、もともと考えながら見るのは好きなのですが、この試合は、かなり色々考えて見ていました。

まずは、これは、どちらのチームにも言えたことですが、面白かったのは、追い風の状態では、相手チームにペースを握られ、向かい風の状態で相手に攻め込むような展開になっていたのが興味深かったですね。

もちろん、風のみが試合の流れを左右したということではなく、しっかり分析されていたのかもしれませんが、守備面の浦和の高さと個に対する強さに対して、細かいプレーに関して甘さが見えるプレーが出るというところを突かれる形になったことで、相手に崩されたというよりは、狙われて奪われてそこから失点と言う形で前半開始早々の3分に0-1とビハインドを追うことになりました。

これと同時に、相手の9番と22番の左サイド(浦和の右サイド)でかなり対応が難しい個人技やスピードのある攻撃で仕掛けてくることで、逆に10番池髙暢希が入っていた右サイドからの攻撃というよりも、攻撃的な意識のところを狙われてしまうことの方が多かったのも前半難しい展開になったことの一員かなとは思います。

また、攻撃面においては、あとで調べて見れば、FC東京U-18の選手たちは、J3のFC東京U-23でのプレーの経験がある選手が多く、そういう部分でも攻撃の意識が高いというか、思い切ってシュートで狙ってくる場面と、そのシュートが結構危険なところを精度高く狙ってくるケースが多いという印象がありました。

これが前半苦しめられた理由とは思いますが、浦和側の攻撃が悪かったということでもなく、そこにも発見が多かった前半でもありました。

たびたび書いていますが、今年の育成のここまでの流れは、とにかく毎試合新しい発見があり、主役となるような選手が出てくるような状況があり、戦い方も、その選手の特徴が生かされる形で、なんとなく見る方としても、その選手に求められているプレーが見えやすいんですね。

この試合開始からの驚きは、1トップに入った28番長田拓巳のプレー。先週の流通経済大学柏戦でAチームの公式戦で初出場初スタメンと言う形で、相手ディフェンダーに苦しめられながらもその試合でも、良い意味での変化が見られだしていた中で、この試合も連続でスタメン出場となったわけですが、前線での競り合いの力強さと自信を持って相手と競り合えており、1トップの長身選手としての役割もしっかりこなしながら、狙えるところで7分に放ったシュートのようなゴールを狙うプレーもできていました。

早い時間の失点で、やや劣勢に見えながらも、攻撃のところでは、17分の28番長田拓巳のポストプレーから9番二見健太、10番池髙暢希につなげて相手ゴールに迫るという形もできていました。

この試合では、2トップの1枚が9番二見健太ということもあり、前節のスペースに入ってパスを受けて簡単にはたいて、動きとパスで相手守備陣を脅かすというプレーよりは、駆け引きをしながら、持った時には仕掛けていくという狙いが多いように見られ、18分のキーパーに防がれたものの思い切って狙ったシュートや、20分のキープしながら8番白土大貴の上がりを待ってパスを出し、サイドからのクロスに28番長田拓巳が飛び込んでいくという形、更に、サイドからのクロスにヘッドで狙い、キーパーにはじかれたものの、惜しい形を作っていました。

これ以外にも、追い風の強風を読んでの16番玉城大志の直接ゴールを強襲するような、コーナーキックからの直接狙ったシュートなど、惜しい形もいくつか作っていたものの、やはり、相手の左サイドでの攻撃に手を焼く形で、攻撃を受けた時のピンチになる割合の方が実際多い中で、これが決まったらワールドカップクラスだろうというよな物凄いカーブのかかったシュートなども打たれたりしたりしつつ、前半40分に追加点を許すことになります。

ただ、おそらくですが、早い時間に得点を奪われたことで、より相手の攻撃に勢いをつかせてしまったことはあるのかなとも思っています。実際、9番の選手の22番の選手の左サイドからの仕掛けがかなり凄いと思っていたものの、ある程度行ったところで、プレーが雑になってくるところが出てきたりしていましたので。

そして、10番池髙暢希のサイドで攻撃で主導権を握ることがその流れからできていなかったことで、2失点目を喫した後に、24番山中惇希と10番池髙暢希がサイドを入れ替えたところで、前半は残り5分ほどでしたが、左サイドで10番池髙暢希がキープして、クロスに24番山中惇希が合わせる惜しい形や、前半終了間際には、24番山中惇希からのパスを起点に10番池髙暢希がわずかに枠を外れる惜しいシュートを放つなど、ポジションの入れ替えによる効果がさっそく出たところで前半が終了となりました。

後半スタートから、24番山中惇希に代えて17番波田祥太が入りました。

苦しめられていた、右サイドを守備的にする交代などあるかなとは思っていたのですが、前線に17番波田祥太を入れることで、前線の圧力を高めて得点を狙っていくような選択でしたが、この交代が功を奏します。功を奏していたのは、わかるのですが、先ほど書いたように、観戦エリアによって、後半の攻撃は片方のゴール裏(高さはない一方のゴール裏から反対側のゴール裏の攻防は、本当に細かいところがわからないw)

後半開始早々の1分に5番大城螢からのパスをペナルティエリア内で受けた10番池髙暢希が倒されたように見えたものの、ここはPKならず。

直後の反撃で、GK1番石井僚が抜け出してきた相手と1対1になる決定機を作られるものの、落ち着いた対応で簡単に防いでしまえたことも、この後の試合に大きく影響を与えたと思います。ここで0-3になっていたら試合自体がかなり難しいものになりますので。

この後の反撃では、10番池髙暢希から、確認ができなかったものの、おそらく17番波田祥太が狙ったシュートが相手ゴールを割ったように見えたものの(これも見ていた位置からは、正直わからない)これは、ゴールではなかったようですが、明らかにここから浦和の攻撃が相手のゴールを脅かす場面が増えます。

そして、17番波田祥太に関しては、プレミアリーグの開幕や、初勝利を挙げた清水エスパルスユース戦でのプレーから、その攻撃の迫力と、ちょっと警告をもらってしまうのではないかと冷や冷やするくらいの主張があって、これは、少しコントロールの必要はあっても、かなり強烈なフォワードになるという印象から、思ったより落ち着きすぎなのではないかというプレーに感じられた試合がその後いくつかあったのですが、怪我があったとか、聞いたりもしていたので、おそらくそういうことだけだったようで、この試合では、球際の激しさや相手ディフェンダーを背負っても強引に突破してしまうなど見せていてすごく喜んでおります。

5分には、その17番波田祥太からのパスを28番長田拓巳が思い切ってシュートを狙い、枠を捉えきれなかったものの惜しいチャンスになりました。

7分には、10番池髙暢希のキープから、パスを受けた17番波田祥太のシュート。これも、枠は捉えられずも、後半は、よりゴールの可能性を感じるのは、完全に浦和に移りましたという展開に。

13分には、10番池髙暢希の枠を捉えた強烈なシュートは、相手キーパーにはじかれるもコーナーキックを獲得。

攻勢に行っているので、より反撃への対応にも集中が必要ですが、14番柳田大輝のインターセプトなど、4番大桃伶音や2番北村龍馬が個での攻撃を防ぐ中で、奪えるところで奪うというプレーをサイドの14番柳田大輝や8番白土大貴がしっかりカバーしながらやるというところもありました。

ただ、やはり、個の守備で強さを見せる中で、その後のパスなどが、甘くなることがあり、相手に狙われるという形があったのは、気になりました。

前半、劣勢になっていた時間帯にやや長いボール頼みになって中盤を経由しないことが多かった点も後半は、16番玉城大志や、5番大城螢を経由した攻撃などもできるように戻っていましたね。

そして、実際にこの試合の勝負強さを見せたスタートとなったのが、18分の37番堀井真海の投入から、フレッシュな力強さも加わりより前線で相手にプレッシャーをかけられる形になった中で、さっそく18分に10番池髙暢希のからのクロスをヘッドで合わせて17番波田祥太がゴール。これで1-2と1点差にします。

直後にサイドからの攻撃でクロスに10番池髙暢希がヘッドで合わせる惜しい形を作り、30分には、8番白土大貴も攻撃参加する形でチャンスを作りコーナーキックを獲得。

33分には、ショートパスでのパス交換から展開し、最後は37番堀井真海がシュートを放ちます。

35分には、23番遠藤龍河と、3番林海斗を同時投入し、残り10分で勝負に出ます。私個人的には、この交代で、センターバックが23番遠藤龍河と、8番白土大貴と言う形になり、4番大桃伶音が右サイドバックに入るという形になったことも、この試合の流れとしては、大きかったのではないかと思っています。

それは、この対応が強い大型の選手を8番白土大貴が、カバーするという形の守備が相手が中央から仕掛けてきたときにより、安定した守備につながるようになったという点で私は感じたということです。なんとなくですが。実際この時間帯は、相手の攻撃を防いだところで、すぐさま8番白土大貴がロングフィードで左前線に走る3番林海斗に長いパスを通すなどもありました、相手の攻撃を摘んでからの反撃と言う点でも良くなってました。

そういう様々な交代やポジション移動などを行いながら、迎えた39分に、37番堀井真海に合わせた選手がちょっとわからなかったのですが、浮き球をヘッドで見事に合わせてゴール。2-2と同点に追いつきます。

その後、22番佐藤陸人が投入され、アディショナルタイムのみという残された時間は少ないものの、逆転ゴールも奪えるのではないかと言うくらいの攻撃になっていましたが、残念ながら、逆転までは届かず。

それでも、くどいようですが、本当に今年のチームは、常に競争で、ポジションを狙う選手としては、常に緊張感を保っていないといけないような状況にはなるものの、様々な選手にチャンスが与えられ、特徴を見せ、結果も出すという流れになっているケースも多く、既に、様々な相手を想定した、複数のパターンがチームとしてできている。そういう状況なので、より修正していく必要があるところは、守備のバランスになるのかなとも感じています。これは、全てを1人の選手がやれということではなくて、いや、できるほうが良いのですが、組み合わせのところで、高さと1対1に強い大型のディフェンダーと、8番白土大貴のように読んでカバーができて、更に早い展開も作れるような選手が組む今日やった形のような組み合わせで、安定させていくのもありだと思います。

逆に、それで強みを出せる選手がポジション争いをできるようになっていくのかなとも思います。

まったく、楽しいチームです。文章も長くなってしまいました。

でも、やはりこれだけのことができるのだから、こういう試合でも勝ちに持って行けるようになるべきですし、プレミアリーグで優勝争いができるチームになるためには、やるべきことも多いということなのだと思います。

今いる選手たちがそれをやるのか、急激にS2リーグなどで頭角を現して、食い込んでくるか、S2リーグも再開しますし、その辺りも並行して見ていく楽しみも広がります。

そんな感じです。

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会準決勝 2018/6/3 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 2-3敗戦・・・背景が考慮されない過酷な世界

どうも、ブクメです☆

タイトルにちょっと意味深な文言入れて見たのですが、別に大変なことが起こっていましたとかそういうことでもなくて、この試合単発の試合をフラッと足を運んだサッカー好きが見た感想と、この2日間の試合をどちらも足を運んだ浦和レッズユース側を応援しながら見ようとして足を運んだサポーターが見た感想は、全く変わってくると思うけど、サッカーの世界はシビアで、フラット足を運んだサッカー好きが見る感想で評価されないと損をすることも多い世界だよなと感じたりしたので、書いてみました。

例えば、だいぶ前ですが、大宮アルディージャユースとのダービーマッチで、選手のプレーが気持ちが入っていないように見えてしまったことがあり、関根貴大がいたころにその中でも関根貴大の動きに力がなくて、勝敗以上に姿勢が気にいらなくてすごくイラついて見てしまったことがあって、あとで聞いたら結構な高熱でギリギリの状態でプレーしていたとか。あ~、なるほどと。でも、そういう状況がわからないと、淡々とプレーして負けて悔しくないのか、ダービーなのに、そういう思いも弱まったのかとか、そういうところまで感じてしまう壮大な勘違いとか。

特にそういうことがあってからは、敗戦した試合は課題と同時に背景も考えてみるようにしています。もちろん、今日の試合に関しては、2,3失点は、緩くなったところをしっかり狙われた課題の多い失点になります。

ただ、なんとなく背景には、思った以上の前日の試合でのピッチコンディションが悪い中での試合が疲労を蓄積させた流れでの連戦で、既に先週同じ場所でプレーしているとしても、また違ったタイプの人工芝でのピッチで、2日連続で同じピッチでプレーした相手との試合の進め方と終盤の課題(三菱養和SCは前日勝利したものの、終了間際に追いつかれてPK戦まで持ち込まれるという終盤の課題と言うものを直近に経験してきている)で差がでてしまったのかなとおもいます。

なので、もし、考慮されたこの理由であっているところが多いとすれば、試合序盤にペースを握り、先制に成功するも徐々に相手のサイド攻撃に対して、動きで着いていけなくなり、合わせて相手10番の中盤でのクレバーな動きに苦しめられていき、同点に追いつかれて、その後、疲労もあるのか、相手の攻撃についていけない選手が出てきたところで、守備の連動でふわっとした瞬間を狙われて逆転、追加点とやられてしまい、最後は、10番池髙暢希のキープ力と突破力で前線の選手が活性化されて奪ったPKで1点差まで行ったものの、もう1点を奪うことができなかった試合。

試合の全体を通して集中力が落ちなかったという点で相手に軍配が上がったのかなという試合です。

はい、では、少し細かく書きますね。

vs三菱養和SCユース戦のスタメンと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に2番北村龍馬、右に14番柳田大輝(後半39分⇒26番南濵優大)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒10番池髙暢希)、右に20番冨田蓮(後半15分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半11分⇒21番縄田脩平)と8番白土大貴、FWが左に17番波田祥太、右に11番清宮昴大(後半15分⇒13番與那覇航和)

となります。

本戦出場を決めた東京武蔵野シティU-18戦では(私は遅刻してスタートの15分ほどは見れていなかったのですが)、試合の入りが悪くて相手にペースを握られた試合になったものの、3回戦、そしてこの準決勝も試合の入りでは浦和が主導権を握る形でスタートすることに成功。

攻めの回数は浦和が多い形で行くものの、これは、両チームともに言えたものの、守備陣の集中力が高く、崩して決定機と言う形はどちらも作ることができない前半で、その中で、高い位置からのフリーキックや、コーナーキックのチャンスでゴールを狙う中で、前半5分くらいのコーナーキックからの5番大城螢の惜しいヘディングシュートなど早い時間からチャンスを作り、先制点もセットプレーから。

11分に、39番盛嘉伊人のコーナーキックからの流れから4番大桃伶音がヘッドで決めて1-0とします。

相手は前線に2枚大きい選手を置いて、高さ勝負も狙ってくるもののその点では、4番大桃伶音と5番大城螢の高さのあるセンターバックのコンビがしっかり跳ね返していたものの、その辺でフラストレーションを貯めたのか、そもそもそういうプレースタイルなのか、ちょっとラフなプレーが目立っていたりもしましたね。

浦和ペースで進み、先制点も奪えた中での流れで、20分あたりから、やや相手10番などのテクニックや抜け出しで対応が遅れだすところなどがある中で、危ない場面も増えていく形が増えてきた印象がありました。

若干運動量で差がでているポジションもあり、この辺りで感じていたのが、連戦で思った以上に疲労がたまっているのかなという話でして。

ただ、流れから決められるということは前半はなかったものの、前半終了間際にセットプレーから失点を喫し1-1と追いつかれて前半を折り返します。

後半スタートから10番池髙暢希が入り、前線でのキープ力が加わり、攻撃のリズムを作っていこうとする中で、守備の部分では、やや相手の攻撃の対応に苦慮する場面も増えた後半は、早々に大ピンチを迎える(反対側のゴール前での混戦状態で細かくは、よくわからなかったものの、相手に押し込まれかけたところを30番鈴木彩艶がなんとか跳ね返した形)など、相手が浦和ゴールに迫る場面、前半はあまりなかったシュートを枠に飛ばされる場面も見え始めます。

それでも攻撃面では、17番波田祥太と11番清宮昴大の2トップで前半は、相手の激しい守備に苦戦していたところが、11番清宮昴大がサイドに入って前線に10番池髙暢希が入ったことで、17番波田祥太と3人での仕掛けでのチャンスは増えたように感じます。

実際11分の17番波田祥太のキープから抜け出した11番清宮昴大へパスが通ってのシュートでコーナーキックを獲得したり、その直後に10番池髙暢希のキープから抜け出した17番波田祥太がシュートまで持ち込む形など、見られました。

セットプレーでも、2回戦で値千金のゴールをヘッドで決めた2番北村龍馬の惜しいヘディングシュートもその直後にありました。

後半15分に3回戦で攻撃の特徴の違いを上手く生かして流れを変えた13番與那覇航和と9番二見健太が同時投入され(並びとしては、前線は、17番波田祥太と10番池髙暢希の2枚で中盤左に13番與那覇航和、右に9番二見健太という感じ)、ここから攻撃と言うところで、守備が少しふわっとしたところを突かれて失点し1-2とビハインドを追う形になったのは、痛かったですね。

その後、攻撃が活性化され、25分くらいには、連続でコーナーキックを獲得するなど相手ゴール前でのチャンスが増えていた中で、37分に再び相手の反撃で失点を喫し残り10分ほどで2点を追いかける展開になります。

一見すると相手ペースに見えたものの、あくまで2失点は隙をつかれたもので浦和の攻撃がかなり相手ゴールを脅かしている流れではあり、迎えた38分には、9番二見健太が相手ディフェンダーをボールを軽く浮かせる形で抜いて17番波田祥太につなげ、ペナルティエリアに侵入した10番池髙暢希にパスをつなげて突破を図ったところで相手に倒されPKを獲得。相手ディフェンダーとの駆け引きを見せたワンタッチで9番二見健太のプレーが起点となった形で1点差まで詰め寄ります。

流れとしては、そのままやっていけば同点ゴールを決められそうな雰囲気はあったのですが、これは、結果論ではあります(実際プレミアリーグの市立船橋戦では4番大桃伶音がパワープレーの時間帯にPKを獲得して追いついているので)が、残りアディショナルタイムを入れての10分ほどを4番大桃伶音と5番大城螢を前線に上げてのパワープレーでゴールを狙うという選択肢になったところで、惜しい形もあったものの、同点ゴールを決めることができずに終了となります。

なんんとなく、1点差に追いついたPKを奪ったあたりの流れだと、あの時間帯は、先ほどの前線の並びでの攻撃に相手が対応できなくなってきていたようにも見えたので、そのまま前線はいじらずにやっていても良かったのではとも思います。たらればですが。

2-3で敗れて、残念ながらクラブユース選手権の関東大会は、準決勝で敗退と言う形になりました。

ただ、本番は夏の全国大会ですからね。それで考えるともう1試合多く強い相手と試合をするチャンスを失ったということは残念ではありますが、しっかりと全国を決め、試合の入り方に課題のある難しい試合展開でも勝負強さを見せ、その後の試合は試合の入り方に成功して、先制して有利に試合運びをする試合も2つ作れた。

そして、今日の試合も失点の場面には課題は残ったものの、やはり追う展開になっても試合終盤での迫力や勝負強さのところでは、今年の浦和レッズユースは、かなり相手を上回れる戦いができることも証明できている。

前線の選手の特徴を組み合わせたバリュエーションで色々な発見があったことも書きましたが、それは、中盤にも言えることで、今日は、久しぶりに8番白土大貴が中盤の位置でプレーしていて、センターバックやサイドバックでやっている時と同様に、やはり試合の流れを読んだプレーで秀でているなと感じ、この試合8番白土大貴と組んだ39番盛嘉伊人は、攻撃的な中盤として一味違った色を出せることを再確認できたところはありますし、パスでの攻撃を作るだけではなく、前線サイドのスペースに入っていってのプレーもなかなか良いなと。そして、怪我から復帰して久しぶりに途中出場で入った21番縄田脩平も、中盤のポジションで安定したプレーを見せていましたし、中盤の選手の組み合わせというのも、面白い。バックラインもサイドも、とにかく今年は、様々な選手が既に特徴を見せてくれていて、本当に色々なことができるだけに、監督はメンバーの選び方に苦労しているのだろうなと考えてしまうこともあるくらいのレベル。

その質を作っている存在としてやはり、ユースBが戦っている埼玉県S2リーグの存在があり、ここでもこれまでと比べて質の高いチームがいるカテゴリまで上がってきているので、ここでしっかり存在感を見せれば、そのままAチームが戦っている舞台にも入っていけている印象があるのも事実。

だからこそ、この循環を確固たるものにするべく、難しい戦いがあってもS1への昇格を今年で達成できると、来年以降が凄いことになりそうとか、そういう想像もしてしまいます。

夏の大会の予選が終了し、ここからは、夏の全国本番の前に6月24日に再開されるプレミアリーグの4試合に向けてということになっていくと思いますので、今回の経験と課題もしっかり生かして、成長した部分を確固たるものにして、また課題の部分を相手に狙われて同じような状況にされないようにまたチーム作りをしていってください。

暑さの中での2連戦お疲れさまでした!

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会3回戦 2018/6/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 2-0勝利・・・電光石火の先制ゴール!難ピッチで苦しむも強さの見えた勝利。

どうも、ブクメです☆

NTT図南スーパーグラウンドと言えば・・・何年前だったから、ボールが転がらず所々で跳ねるくらい普通のパス回しができないくらいのイメージの会場という初観戦のイメージが未だにぬぐえず、ここでの試合が全国を決める一戦にならなくて良かったなと真剣に思っていました。

だって、もちろん、ピッチコンディションが悪い場合には、両チームともに悪条件は同じですが、あまりにもそこに左右されてしまい、そこから生まれた結果で全国行きが決まる決まらないとか酷ですから。

・・・で、そんなことを書きつつ、浦和レッズユースは、既に先週2回戦をしっかり勝ち切り、全国を決めた状態でのここからは、関東NO.1で全国に進むかどうかという戦いで、もちろん、勝ち進んで最大数レベルの高い相手と試合をして、関東1位という位置で全国に臨むという次に目標に移った状態での試合になるわけで、こうなると、ピッチコンディションが悪くても、そういうこともあるんだから、しっかりそういうピッチにも順応できるようにやろうとできるわけです。

・・・と、言うほどピッチコンディションが悪かったわけでもないのですが、やはり見た目にはそこまで影響しているようには見えなくても、ボールの転がり方や全体を通して、でこぼこしていて思った以上にストレスを感じてプレーしている選手も多かったのではないのかなとも思います。

・・・で、そういう難しいコンディションでの試合では、先制点を奪って有利に進められると良いなと思っていたら、開始50秒くらいであっという間のゴールを11番清宮昴大が決めてくれたわけで、あっという間のことで、見てる側は、喜びを爆発させるというよりは、「もう入った!?清宮が決めた!?早い!」という感じであったのも事実ですが。

で、割とゴール場面やゴールすぐの喜びの写真を撮れないブクメですが、今回は、試合開始でまずは全体的に写真を撮ろうというところでゴールが決まったので、ゴールが決まって喜んでいる姿も撮ることができたわけです、はい。

ということで、試合の話に既に移っていますが本格的に移ります。

vs横浜F・マリノスユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に2番北村龍馬(後半30分⇒15番石橋遼大)、右に14番柳田大輝、真ん中に4番大桃伶音と26番南濵優大、MFが左に24番山中惇希(後半44分⇒7番岡村勇輝)、右に20番冨田蓮、真ん中に16番玉城大志(後半45分⇒22番佐藤陸人)と5番大城螢、FWが左に11番清宮昴大(後半9分⇒13番與那覇航和)、右に17番波田祥太(後半20分⇒9番二見健太)

となります。

ちなみに、8番白土大貴と10番池髙暢希はトップチームのルヴァンカップに帯同ですね。あとは、また数名負傷者が出ているようですが、怪我で離脱していた21番縄田脩平がベンチ入りしていたり、負傷から戻る選手もうかがえました。

見る側も、蚊など小さな虫と戦いながらの観戦になりつつ(w)、ピッチ上の選手たちにとっては、暑さとの戦いにもなる試合になりました。

で、先ほども書いたように試合開始の入り方は、完全に浦和が上、勢いよく攻め込む流れで、抜け出した11番清宮昴大が落ち着いて決めて1-0とあっという間に先制する展開。

逆に先生が早すぎる試合は、その後難しくなるということも多いのですが、今日の試合は、ある意味難しい時間帯も作ってしまったのも事実でしたが、早めのリードから、ペースをつかみ、また、相手のミスも多い中で主導権はしばらく浦和が握って進むという形になりました。

チャンス自体は多かったので、いくつかのプレーをピックアップして書きますね。

7分に、GK1番石井僚からの狙いすましたロングフィードに抜け出した17番波田祥太が一気に持ち込んでシュートを放つ惜しい形を作ります。

序盤から印象的だったのは、この試合右の前線に入っていた20番冨田蓮。サイドバックでプレーすることは多い中でこの試合は1枚前でスタートし、そのポジションでの果敢に仕掛けとサイドからの攻撃や高い位置からの球際に激しく行く守備がかなり相手の守備陣を脅かしていたのですが、その中で、13分には、自ら持ち込んで思い切りよいシュートを放ちます。

14分には、14番柳田大輝からのパスを受けた17番波田祥太が相手のプレッシャーを受けながらもしっかりキープして右の20番冨田蓮に展開、更に、右サイドから一気に左サイドの24番山中惇希へとパスを通し、24番山中惇希の折り返しに誰かが合わせられればゴールという形を作ります。

22分には、5番大城螢の見事な枠を捉えたシュートが決めるかと思われたものの相手キーパーの好セーブでギリギリのところで弾かれます(コーナーキックになる。)

そのコーナーキックのチャンスで、14番柳田大輝からのクロスに4番大桃伶音が豪快にヘッドで狙うも、ここも相手キーパーの攻守に阻まれます。

この一連の攻撃は、詰めが甘いというよりは、相手のキーパーの攻守が凄かったという場面ではありました。

26分には、17番波田祥太が、強引なドリブル流れ相手ディフェンダーを交わしてシュートまで持ち込みます。

30分には、バックラインの26番南濵優大からの鋭い縦パスを20番冨田蓮につなげ、更に玉城大志へとつなげてゴールに迫る惜しい形を作ります。

結果的に前半1-0とリードして折り返す流れで、追加点が入ってもおかしくないプレーもありつつ、試合の流れとしては、前半序盤に相手を圧倒した攻撃の流れから、徐々に相手が慣れてきたところで、序盤に多かったミスも減ってきたところで、途中からは、前線の選手までボールは入るものの、そこから先の突破がなかなかうまく行かない時間帯も増えてきて、なおかつ、横浜F・マリノスらしいというか、素早いパス回しからのテクニックで突破してくるようなプレーで何度かヒヤッとする場面も作られたのも事実です。

後半もスタートは、前半の終盤と同じように相手の守備に阻まれたり、ピッチコンディションの関係もあると思いますが、前線でパスを受けてからのボールコントロールが伸びてしまったり、思ったようにコントロールできずに、攻撃回数は多いものの、より相手を脅かす形まで持って行けない状況にはなっていたものの、中盤の攻防で味方選手プレスをかけたところで、5番大城螢がインターセプトして素早い攻撃に転じる場面だったり、中盤やサイドの攻防のところで、優位な形を作れる回数は増えていたものの、相手の攻撃のリズムも時間を追うごとに良くなってきており、近い距離でのパス回しからの一気に長い展開に持っていくプレーなどでやや難しい守りを強いられるところもありました。

問題ないように見えつつも、相手が得点を奪う場面もありそうだなという時間があったもの事実ですが、この試合で一つ流れを変えたのは、スターティングメンバーとは違った特徴を持った13番與那覇航和(後半10分くらいに投入)や9番二見健太(後半20分くらいに投入)によって、前線にパスを当てた時の攻撃パターンに違いが加わり、中盤的なプレーを前線で13番與那覇航和がすることでリズムが生まれたり相手が対応しにくくなったり、やや、リードしながらも相手と同じペースでせわしない展開(攻撃を受けて、奪った後に、少し落ち着けていなしたりする時間を入れても良いところで、急いで攻めて引っかかり、また相手の攻撃を受けての連続になることが多いように感じたという意味です)になっていたところで、違った色が加わったように感じます。

そして、9番二見健太が投入され、そのファーストプレーではないかと言う場面で9番二見健太が相手ディフェンダーと入れ替わるような形での突破を見せたところで、たまらず相手が倒しPKを獲得します。

そして、このPKを16番玉城大志がしっかり決めて2-0とリードすることに成功します(なんだか、既に16番玉城大志はゴールを何点か決めているような印象があったのですが、この試合が公式戦初ゴールだったのですね。でも、なんか、決めているイメージがあるのは、なぜだろう。)

その後も、9番二見健太が比較的球離れよくプレーすることで、相手がプレッシャーをかけにくくなるという効果も出ていたように思います。

ちょうど、後半の途中から相手も前線に大きめの選手を投入して高さも武器にした攻撃(横浜F・マリノスユースだと珍しいような)もしてきたものの、高さ強さに対しての4番大桃伶音の守備の強さを改めて感じることになったというか、高さが加わって相手の攻撃が怖くなったという印象を全く作らせずにできていたのも凄かったと思います。それ以外のテクニックを活かした攻撃の方は、何度か怖さを見せられたのは事実ですが。

そして、後半30分には、今度はサイド攻撃でまた独特のリズムを持った15番石橋遼大を投入し、ポジショニングのところでは、かなり味方から指示が飛びまくっていましたが、攻撃の際には、サイドからの攻撃で短い時間でも何度か大きなチャンスを作っていました。

その中でも、一連の流れとして良かったのが、34分の、13番與那覇航和がボールを保持している相手中盤にプレスをかけて逃げるような形になった相手から5番大城螢がボールを奪い、すぐさま右サイド前線に走る15番石橋遼大へパス。パスを受けた15番石橋遼大は、そのままドリブルで仕掛けていき、枠を捉えることはできなかったものの思い切ったシュートでゴールを狙いました。

試合終盤で登場した7番岡村勇輝も残り時間も少ない中で、中盤でパスを受けて相手のプレスを受けてもキープして9番二見健太に通し、そこからワンタッチで抜け出す13番與那覇航和に通して、シュートまで持ち込む形の起点となりました。

この時間帯は、攻撃でも仕掛けられそうな時間になっていたので、先ほど、相手に合わせすぎるとか書いておきながら、この時間帯は、 「もっと行け」みたいに見ている側としてはなってしまっていたのですが、味方同士でそこは行き過ぎなくて良いとか声掛けあえていたり、ベンチからも試合の終わらせ方を考えるようにという声も飛んでいたり、2-0リードと言う中で、しっかり無失点で試合を終わらせる、こちらが前がかりになりすぎて相手の反撃での得点の確率を上げてやる必要もないというプレーで、見事に反撃を許さずに2-0で勝利となりました。

若干のピッチコンディション不良が生んだやりにくさの中で、キープ力と力強さと突破力、フォワードらしいプレーでの裏への抜け出しと言う特徴で得点を奪ってリードし、相手が対応するようになったところで、また違った特徴を組み合わせることで、流れを変えていき、更に違った特徴の選手を入れることで、追加点を作り出す。

見事でしたし、今後は、相手の特徴などによっては、今日の前線の選手の組み合わせを変えることでまた違ったバリュエーションが生まれるだろうなと、感じることもできました。

・・・とうことで、本当は、明日の朝試合と言うことなので、私も若干バタバタしていて文章短めにまとめてしまおうとか思っていたりもしたのですが、書き始めたらまたダラダラ長くなってしまいましたw

ということで、明日は準決勝ですね。キックオフの時間を考えると、プレーしていた選手は疲労を回復する時間があるのかという酷な設定だなと思いつつ、対戦相手に決まった三菱養和は、さらに遅いキックオフで大変ではないかと考えつつ、でも、移動はないし、会場も2日連続同じところだし有利な条件もあるよねとか、色々考えつつです。

明日の試合も楽しみに足を運ばせてもらいます。

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ

どうも、ブクメです☆

午前中のジュニアユースの関東U15リーグに引き続き、間に回転ずしを挟みつつ(w)再び、レッズランドに戻り16:00キックオフの浦和レッズユースの夏の全国をかけた戦いとなるクラブユース選手権関東予選ノックアウトステージ1回戦のエスペランサ戦を観戦してきました。

今日は朝から、ほとんど雲もないくらい晴れ渡った1日でしたが、天気予報で言っていたように、前日の雨が暑さをもっていき、気温はあまり上がらないと言われていた通り、日なたにいると暑いものの、日陰に入るとカラッとしていて涼しいという1日でした。

まあ、日陰なしでプレーした選手にとっては、暑いことに変わりはなかったと思いますが。

さてさて、先週足を運べなかったプレミアリーグでしたが、しっかり勝利したところでプレミアリーグはいったん中断期間に入り、ここからは、夏の全国大会へ向けての戦いになるわけです。数年前は、グループステージのような形からでしたが、現在は、浦和レッズユースが登場するラウンドでは、ジュニアユースと同じくノックアウト方式のトーナメントで、1回戦は、負けたら終わり。2回戦で勝てば全国、負けると負け上がりということで、ジュニアユースに比べれば2つ勝てば全国なので、多少の気持ちのゆとりはあるかもしれませんが、何が起こるかわからないノックアウト方式というのは、怖いものです。

ということで絶対に負けてはならない1回戦です。相手チームはエスペランサというチーム。実力的には差があるチームですが、厳しい予選を勝ち上がってきているチームですので、挑戦者として臨んでくる相手に「やれる」と思わせないでしっかり勝ち切れるかがポイントでした。

その点では、ある意味成功である意味、大きな課題も残ってしまった試合とも言えるかもしれません。

では、試合に移ります。

vsエスペランサ戦メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴(後半26分⇒34番成田安里)と5番大城螢(後半スタート⇒40番山田奈央)、MFが左に24番山中惇希、右に6番上野夏輝、真ん中に16番玉城大志(後半16分⇒22番佐藤陸人)と39番盛嘉伊人、FWが17番波田祥太(後半36分⇒15番石橋遼大)、右に10番池髙暢希(後半スタート⇒9番二見健太)

となります。

実際のところ、負傷者が増えているという事実はありますが、それぞれのポジションにプレミアリーグでも経験を積んでいるどっしりした選手をしっかり配置し、そこにS2リーグで攻撃面で存在感を見せてきた39番盛嘉伊人がスタメンから入ったり、既にプレミアリーグでベンチ入りはしていた鈴木彩艶が初スタメン(ですよね?)を果たす構成となりました。

初戦の難しさなどどこ吹く風か、試合開始から浦和レッズがやや一方的な攻めを見せる展開となります。

開始2分に24番山中惇希が決めて1-0と先制すると、7分に16番玉城大志から前線の10番池髙暢希へとつなげ、ペナルティエリア内で折り返しのクロスから17番波田祥太を経由したかスルーした形になったかで、最後は、6番上野夏輝が決めて2-0。

更に、9分には、3番林海斗が狙いすました見事なコースを狙ったシュートで3-0とします。

そして、16分には、6番上野夏輝からのロングフィードを左前線で受けた24番山中惇希からの折り返しを10番池髙暢希が受けてシュートを決めて4-0。

最初の15分ほどで4点差と一気に試合を決める形まで作る最高の出だしとなりました。

攻撃もしっかり中盤を経由した形での攻撃も多くなり、16番玉城大志からの展開や、39番盛嘉伊人に関しては、中盤のポジションでパスを捌く役割もしながら、かなり意識的に、行けるという状況では、前線のスペースに走りパスを受けて攻撃に厚みを加える役割もこなしていました。その流れでの22分の10番池髙暢希から受けたパスからのシュートは、バーを叩いたボールがゴールラインの中に落ちたようにも見えたのですが、判定はノーゴール。前半は、ゴールのラインが見えるような方向から試合を見ていたので、入っていたようにも見えたのですが、ライン上だったのでしょうかね。

右サイドバックに入っていた14番柳田大輝は、相手のサイド攻撃に対しての安定した守備とともに前線への攻撃の起点にも多くなっていました。

また、この試合は、どうもゴールからは見放されてしまっているような入りそうなゴールが入らない場面が多くなった17番波田祥太ですが、その運動量と前線でのキープ力は、この試合の前半の大量得点や試合を通して攻守において重要な役割を担っていたと思います。

さてさて、チャンスがなかったということではなく、4点目が入ってからも、浦和が攻勢の時間がかなり続いた前半でしたが、若干、相手のプレッシャーが緩い中で、自由なプレーが出来すぎることで、やや雑になってしまう時間が増えたり、少しペースダウンしたのか、パスの出し手は、難しいところへ供給するも見方の出だしが一歩遅れるなどする中で、徐々に相手が攻撃のパターンを把握してきたというか、なかなかフィニッシュまで行かずに引っかかる場面が多くなり、追加点が決められないまま4-0で前半を終了します。

後半に入り、決定力のある9番二見健太を投入したり、22番佐藤陸人を中盤に入れるなど、攻撃面でまた違った特徴を持った選手を入れることで、再び後半体力得点と行きたかったところですが、思った以上に相手チームが自信を持ったプレーをするようになり、浦和がボールを持つ時間が長く、ゴールに迫る回数が多いことには変わりはないものの、前半のように簡単にシュートコースを開けたりフリーで撃たせてもらえるような場面が極端に減った印象があります。

結果から言えば、最初に書いたように前半16分までに決めた4ゴール以降ゴールは入らなかったのですが、後半も24番山中惇希のサイドからの突破からの鋭いクロスに誰かが飛び込めていればという形だったり、39番盛嘉伊人からのコーナーキックに17番波田祥太がヘッドで狙った場面だったり、ゴールに近づく場面はありましたが、前半のそれとは違い、相手の守備の集中力と跳ね返せるという意識が変わっただけで、これだけゴールは簡単に決まらなくなるものだなと言う典型的な形に持っていかれてしまったともいえるかもしれません。

それでも、試合としては4点で十分であり、多くの選手がプレーする機会を得ることもでき、初戦としては上々の快勝とも言えるのかもしれませんが、やはりノックアウト形式の予選と言うことを考えると、この先の試合のことを考えても、守備に集中力が出て簡単に行かなくなった後半の時間帯に、それでも2,3点決めるという強さを見せてほしかったということも正直ありますし、さらに言えば、前半4点取った後に若干、ペースを落としてしまったところもあるところで、えげつなく得点を奪っていき、相手の気持ちを折ってしまうというところまで持って行ってほしかったなという欲が出てしまったりもしました。

たぶん、かなり昔の話ですが、次に対戦相手となる東京武蔵野シティ(が、横河武蔵野FCだったころ)のクラブユース選手権の関東予選で全国をかけた順位決定戦を戦ったときに、守り切られてPK戦まで持ち込まれてPK戦で敗退して全国を逃したという苦い記憶が未だにサポーター的な頭に残っているところもあるからなのかなというところもあるんですけどね。

だから、相手が守備的に来て、守りに自信を持ってこられたときに決められるかという勝負になった時がもしこの先あるとしたら今日の後半は課題として大きく残るのかなということです。

なんとなく、昔から、浦和の育成チームに足りなかったえげつなさ。攻撃的な迫力のある選手も多い今年なので、そういう強さも見せてくれると嬉しいと思いつつ、初戦で早い時間で4点差つけて勝敗自体はほぼ決めてしまっただけでも、十分な出だしすし、Aチームの公式戦が初出場と言う選手もいるなかで、その選手たちが問題なく力を発揮してくれる姿も見られたので、今年は、本当に多くの選手にチャンスが与えられて、その選手がそれぞれの持ち味を見せてくれているだけでもかなり嬉しいんですけどね。

今年のチームのここまでの流れにかなり期待を持っているので、少しずつ厳しくなってしまう。そんなものだと聞き流してください。

ということで、来週、小平でしっかり勝利してまずは全国を決めてしまいましょう。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/04/29 浦和レッズユースvs青森山田高校 0-0引き分け・・・確実な手ごたえと悔しさ。

どうも、ブクメです☆

今日は、レッズランドで開催された浦和レッズユースのプレミアリーグ第4節vs青森山田高校に足を運びました。

レッズランド開催のプレミアリーグ。基本的にはゴール裏側が観戦エリアになるのとホーム側だとちょうどネットを挟んで見ることになるので、今日の写真は、全てネット越しで見辛くてすみません。今日、レッズランドに着いて、土手側のピッチだったかなと、そちら方面に向かったら、そうか、プレミアリーグは、ハイブリッドになった隣のピッチだったのだなと、遠回りに一蹴近く回ってでしたが、試合をしっかり見る角度が欲しいとすると、明らかなホーム側の応援ではないものの、反対側のゴール裏側の方が、しっかり見られそうだから今度試してみようか考えたのですが、来週1週間ほどカンボジアに足を運ぶことになったため、クラセン予選前の最後のプレミアリーグとなる来週のレッズランドでの試合に足を運べないのですが、プレミアリーグ自体は、その後は、ホームは駒場スタジアム中心で開催されると、日程眺めていたら気づいたり。

でも、クラセン予選でまた1つくらいはレッズランド入ってくるのかな?

ゴールデンウィークと言うこともあり、試合観戦する方もレッズランド開催にしては、かなり多いように感じられつつ、レッズランドらしく、隣のバーベキューの匂いが漂っていたりのポカポカを一つ越えてプレーする選手にとっては、暑さが難敵になる時期にも入りだしているような陽気の中での試合となりました。

まあ、U16の選手たちは、もっと暑いシンガポールで戦っているわけですからとか、強引にこじつけて見たり。

ということで、試合の話に移りますね。

vs青森山田高校戦メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に2番北村龍馬、右に8番白土大貴、真ん中に23番遠藤龍河と4番大桃伶音、MFが左に16番玉城大志、右に20番冨田蓮(後半16分⇒17番波田祥太)、真ん中に21番縄田脩平(後半スタート⇒10番池髙暢希)と5番大城螢、FWが7番岡村勇輝(後半23分⇒24番山中惇希)、右に11番清宮昴大(後半36分⇒9番二見健太)

となります。

レッズランドってこんな感じだったかと言う不思議な強風が結構選手のプレーにも影響を与えた試合と言うか、同じピッチ内でも、場所、高さによって結構ボールが受ける風の強さが違うような印象でロングボールのところでは、両チームともに苦慮するところが見られる試合だったようにも感じます。

また、普段あまり判定に対して怒らないコーチ陣が声を荒げるところもあったように、若干、難しいジャッジが多い試合にもなっていたと思います。

それでも、まあ、良い悪いは別としても、ファールにするプレーの判断のところは、ずれていなかったので、選手のところで対処できたところも多かったと思いますし、前半、その辺で、ちょっとコントロールできずに、ゴールに割と近いところで複数セットプレーを相手に与えたことはあるのですが、それでも、なんというか、雰囲気としては、やられているというよりは、集中した守備でしっかり跳ね返している中での、今日の主審のファールになるラインが、ちょっと難しかったので、そうなっていたという感じですかね。

メンバー構成として、相手の青森山田の攻撃力を計算してということもあったかもしれませんが、サイドバックのポジションに2番北村龍馬と8番白土大貴を置くことで、より守備力の高さを意識したのかなと言う印象と、これまでにサイドバックに入っていた16番玉城大志と20番冨田蓮が、それぞれ一つ前に上がる形のポジションとなり、もともと両選手とも攻撃面での特徴も持っている選手と言うことで、その良さも見える形になっていたと思います。前節までは、3番林海斗と6番上野夏輝が入っていて、その組み合わせでの攻撃パターンと、またこの試合では、違った攻撃パターンも試されるという印象でした。

前線の7番岡村勇輝と11番清宮昴大の2トップの組み合わせも、これまで以上に距離感などが良くなっていたのですが、相手の守備がかなり早く厳しいもので、それにより、なかなか思うようにはさせてもらえなかったものの、毎試合良くなっているポイントですよね。

それにしても、相手ながらあっぱれと言うか、割と攻撃側と守備側は、分断しているというか、攻撃に行っている時にも守備のところは、そこまでリスクをかけて上がってこないものの、前線の動きが流動的なスペースに走りこんでくるキープ力のある選手とサイドからの突破が持ち味の選手など、中盤と前線の選手だけでもかなり守るのが難しい動きで攻撃をしてくるなと言う印象でした。

強さ高さのところでは、4番大桃伶音がセンターバックに戻ってきたことは、やはり大きいなと感じる試合でもありましたね。

それにしても、本当に、選手みんながよく声をかけあうチームになりました。まだその辺で遠慮している選手には、容赦なくベンチから声を出すように指示も出ていましたし。

0-0の中でも、色々詰まっていた良い試合だったので、試合の流れ以前に書きたいことが多くなってしまって書いてしまいましたが、相手の攻撃を摘んで少ないチャンスで仕掛けるという攻撃が求められた前半は、耐える時間も多い中で、前半20分までに、奪ったところからの、16番玉城大志から7番岡村勇輝へのパスからの仕掛けや、20番冨田蓮から21番縄田脩平を経由して抜け出した16番玉城大志へパスが通ればという狙いや、コーナーキックのチャンスから、16番玉城大志からのボールを11番清宮昴大がシュートを狙うなど、決定機には、なかなかならなかったものの、相手の寄せと高さに対しても強い守備に対して、距離感を考えながら打開しようと試みる時間が多くなりました。

前半を0-0で折り返し、後半スタートから10番池髙暢希が投入され、ポジションは右サイドに入っていたものの、キープ力や反応、そして、中のスペースへの動きなど、そこに預けたり、入ってきた位置にパスを通すなどで、一つ相手が対応しきれないようなボールのもらい方をできることで、サイドバックからの攻撃参加も見られる場面が出てきた中で、3分には右サイドバックの8番白土大貴がサイドから仕掛ける形でのチャンスを作り、直後には、抜け出した11番清宮昴大にパスが通り、折り返しに10番池髙暢希が仕掛け相手のハンドを誘いゴールに近い位置からのフリーキックを獲得。このコーナーキックのチャンスを16番玉城大志が直接狙い、決まってもおかしくないようなコースを狙っていたものの相手キーパーの好守でギリギリのところで防がれます。

相手に攻めの時間が長かった前半から、後半は、浦和の攻撃の時間が増えてきた印象で、10分前後には、サイドからのクロスに20番冨田蓮がヘッドで前線に流すと5番大城螢が反応する惜しい形や、11番清宮昴大が惜しいシュートを放つ形を作ります。

まあ・・・この場面だけに限ったことではないのですが、若干、浦和にとって「なんで?」と思う判定が多かったも事実で、少し試合が荒れかけていたのですが、2番北村龍馬が落ち着けようと声をかけていた、この時間帯の声掛けは良かったと思います。

攻撃の流れが浦和に向いてきていたところで、後半16分に17番波田祥太が交代で入り、より前線で力強くキープして仕掛けることができる状態を作れるようになります。

良い流れの中で、17分には、2番北村龍馬からのパスを受けた11番清宮昴大が思い切ってミドルシュートを狙います。

直後に、決定機を作られたものの相手のシュートミス(見ていた位置から遠い位置なので、細かくはわからない)で失点を免れます。

20分には、再び10番池髙暢希から5番大城螢を経由して抜け出す11番清宮昴大にパスを通し、シュートを狙います。

後半22分に24番山中惇希が投入されます。前節は少し違う流れになっていたように私は感じてしまっていたのですが、この試合は、なんだか、逆転勝利を飾った清水エスパルスユース戦の時のような雰囲気をチームから感じており、その流れの中で、同じように左サイドを良い形で24番山中惇希が抜け出していく形があり、この場面では、クロスを上げずに、いったん2番北村龍馬を経由したものの、そこからペナルティエリア内に良い形で17番波田祥太が抜け出したかのように見えましたが、ここはオフサイドとなりました。

ただ、何度も書きますが、0-0ですが、耐えて守った0-0ではなく、浦和が得点を決めて勝つのではないかと言う雰囲気の方が強かった戦いをしたのがこの試合です。

後半36分に前節惜しいシュートを放った9番二見健太が投入され、実際に残り時間も得点が決まりそうな雰囲気があったのも事実。

そして、最後の最後で相手の決定機での決定的なシュートを1番石井僚が止めたことも事実。

もちろん、プレーしていた選手は勝てなかったので悔しいと思いますが、育成を見ているサポーターサイドからすると、明らかなチームの成長と可能性を感じられるここ最近で、またこの試合で大きな前進を感じられることができたことで、なんか、そのチームとしての前進が嬉しかったわけですよ。

どのくらいかと言うと、ここ数年しかめっ面をしながら見ることしかできていなかったサポーター仲間から思わず、親父ギャグが飛び出してしまうくらいです(伝わらないかw)

もちろん、久しぶりに2人スタメンとなった選手がいれば、これまでスタメンだった2人がベンチスタートになったりということもあったわけですが、この辺りは、競争ですから、その競争の理由が、正当なものであり、また、相手チームの特徴を考えた中で、この特徴が必要だなと思うときにまたスタメンであったり、途中交代で色を加えるような起用のチャンスが来るようになったと私は考えていますし、そういう気持ちで選手が前向きにプレーできる雰囲気にはなってきているように感じています。

交代の順番はセオリーになりつつあるかもしれませんが、その交代も試合の中でのパフォーマンスで判断されているのだろうなというのが、見ている側としてもわかるような交代だったと思います。

そして、見る側としては妄想するわけですよ。ちょっとヤンチャなタイプの選手を落ち着ける声をかけられるという組み合わせとしても上手く機能しているなと感じる、前所属チームが同じ2人がプレーしている時間の出来事があったり。

そういう色々なことを、想像しながら見られるようになりました。

まあ、今日の試合に関しては、ここまで書いてきた中にちょくちょく判定でイライラさせられるような場面もあったのですが、まあ、私も、途中からちょっとそういう目で見るような雰囲気になりかけていて判定間違えたりしてました。反省です。たびたび書いていますが、やはりプレーする選手は、冷静に熱く(暫定監督が前に試合中にかけていた素敵な言葉)で良くて、あとは、審判の特徴にも順応できるようにやることが良いのかなと思います。ブレブレだと困りますが、割と、傾向掴むとそこに忠実にやっている方なのだなとわかることも多いです。

あとは、常に野次を飛ばすのではなく、本当に言うべきところで、監督やコーチが怒ってくれれば良いこと(今日みたいに。)

 

とりあえずは、暫定からの流れ含めて新体制になってからは、私の見るスタンスはこのようになってます。

もちろん、中の人間ではないですから、見誤りもあるとは思いますが、正常に育成が機能するのであれば、その中で、全ての選手に可能性があり、選手にもそういう考え方で臨んでほしいですね。もちろん、浦和レッズの育成チームですから、目指すところは、トップチームであるべきですが、私が目指すところは、全ての選手に可能性があり、今いる環境下でできる限りのところまで選手が本当の意味で伸びること。

サッカーの世界は本当に広いですから、狭い世界ではなく、視野広くサッカーの可能性を見つめる中での最高の環境に浦和レッズの育成がなっていくと信じて見ていきたいのです。今のところ、すごく良い流れができ始めているように感じています。

この流れの中で、ジュニアユース、S2リーグ、プレミアリーグがまとめてレッズランドで見られるという来週末の1日に日本にいないというのは、かなり残念なのですが、この週末で見た浦和レッズの育成チームの良い流れが、集約した1日になるのではないかと速報を追いつつ、足を運んだ方の、「来なかったのもったいないよね」と言われるような1日になってくれればと思っています。

楽しい週末でした。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/04/22 浦和レッズユースvs市立船橋高校 2-2引き分け・・・終了間際の強さを2試合連続で見せてくれた

珍しく、得点シーンのコーナーキックからのドンピシャ、ヘディングシュートの両方がちゃんと写真に撮れていたw

どうも、ブクメです☆

いや、本当にスカウティングというのは必要ですよ、はい。私の場合は、サッカーの話ではなかったのですけどねw

なんとなく、数年前に電車で来たことがあった今日の試合会場のグラスポですが、その時の頭で、なんか、駐車場があって車で来たら停められたんだなとか、残っていて、特にそれ以上のことを調べずに、早めに来れば良いくらいで到着したら、サッカー観戦者は停められませんというオチ。それで、そうなったらコインパーキングだなと探したら、少しずるいことすれば停められそうな場所は多数あるものの、コインパーキングが見当たらず、結果的に、渋滞気味の道を通って駅近くのコインパーキングまで行き、そこからまた2キロほどを歩くという、車って何なんだろうという、思わぬタイムロスと、普段からもっと歩けよと言わんばかりに、2キロほどをすたすた歩く真夏日に近い気温の日。

なかなか、私自身試練が多い毎日ですw

ここしばらくの出来事は、思ったよりも私をむしばんでいたようで、前日は、ジュニアユースの試合を観戦しようと車で出発したのは良いものの、なんか途中で具合が悪くなるは、逆走者に追突されかけるは、自転車のおばあ様にサイドミラー当て逃げされて曲がるはで、途中で引き返すことになり、自宅に戻ったら電気コンロが漏電で思わぬ出費がかかるはと、凄かったです。本当に、見事に負の流れにやられた土曜日で何もできませんでした。変なツイートもしてしまったなと。

まあ、良いです。結果的には、今多くの方が評価している方を否定してきたわけですから、私の考え方が嫌と言う方も出てきているとは思いますが、育成を育成としてしっかり見つめることができる環境には、なってくれました。

できれば、このことを試合の前から聞けていれば、もっともっと集中して試合を観戦できたのになという反省もありつつの今日です。

ということで、今後も私は、基本的に見たまま感じたままのことを書いていきますので、お付き合いいただける方はお読みいただければ幸いです。

ということで、試合の話に移ります。

先週の清水エスパルスユース戦で、ここ数年ではなかった、ある程度の制約はあっても、基本的には、選手のアイデアや試みが許される環境下で、チームが成長していく姿とその可能性を存分に感じる逆転劇を見させてもらい、迎えた、市立船橋高校戦。その終盤は、ちょっと予想していた展開とは違っていたものの、これまでとは違うチームというのを足を運んだ方がはっきりと感じることができた試合になりましたね。

vs市立船橋高校戦メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に16番玉城大志、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と8番白土大貴、MFが左に3番林海斗(後半27分⇒24番山中惇希)、右に6番上野夏輝(後半14分⇒10番池髙暢希)、真ん中に21番縄田脩平と5番大城螢(後半45分⇒9番二見健太)、FWが7番岡村勇輝(後半14分⇒17番波田祥太)、右に11番清宮昴大(後半32分⇒4番大桃伶音)

となります。

3試合連続で同じスターティングメンバーとなりました。

まだ3試合ですし、それぞれの対戦相手の特徴などでの相性もあるので、現時点で、対戦相手の市立船橋高校がどのくらいのレベルにあるのかということは、読めないのですが、これまでの試合等同様に守備の部分で集中して入った浦和に対して、相手もバックラインでの組み立てとロングボール中心という展開になる中で、わかりやすくスピードと突破力のある相手サイドバックや前線に嫌な動きをするフォワードがいるなという印象を短い時間で感じつつ、ここ2試合で最初は、跳ね返すことが精いっぱいという場面が多かった守備陣もこの2試合で試合ごとに自信をつけ、コミュニケーションも上手く取ってやってきているようで、今日は、連携としてしっかりした守備で相手に最終的なフィニッシュまではもっていかせないようなプレーも目立ちました。

例えば、右サイドバックの20番冨田蓮がサイドから仕掛けてくる相手に対して、プレスをかけつつ仕掛けられるコースを限定させながら、追い込んで8番白土大貴が摘み取るプレーなどが良かったですね。

ただ、やはり先ほど書いたような相手のサイドバックの選手のスピードと体の強さで、前節も浦和の左サイドのところで、慣れるまでは、対応に苦慮していたところはあったものの、この試合では、それにも増して対応に苦慮していたと思います。その中でも、体を張ってプレーすることで相手のチャンスを最小限に食い止めていたと思います。

攻撃面では、開始3分の5番大城螢から6番上野夏輝を経由して20番冨田蓮とパス交換から仕掛ける形や、その流れからの16番玉城大志のミドルシュートは、枠を捉えることはできなかったものの、これまでの試合では、序盤になかなかシュートまで持って行けなかったことから比べると、早いタイミングでシュートまでの形を作ることができていました。

暑さと、もしかすると、ピッチの距離感が慣れていないと測りにくいグラウンドなのかもしれませんが、ロングボールのところで、思ったよりも長くなってしまうことが結構ありました。もしかすると前の攻める方向がいわゆる見上げるとまぶしい状況だったことも影響していたかもしれません。また、相手がミドルレンジから精度高い選手がいるとすれば序盤は、中盤の連携が上手く行っていないのか、ゴール前で相手がミドルシュートを打てるようなところで寄せが少し遅れたりしているのは気になりました。

それでも、これまでに比べてスタートから20分くらいで、セットプレーを多く獲得する時間などもあり、ややそのチャンスを慌ててしまうことで相手に奪われてしまうケースが多かったとはいえ、そういう形が多く作れていたことにも成長が見られた試合とも言えますね。

12分のセットプレーからだったと思いますが、16番玉城大志がヘッドで落として、11番清宮昴大がシュートを狙った場面や、20分の20番冨田蓮を経由しての11番清宮昴大のポストからの仕掛けなど、チャンスになりかける場面はあったものの、相手の守備陣の寄せも早く、自由にやらせてもらえない場面が多くなりました。

この辺は、まあ、相手のレベルも高いので、普通であれば、それでもできるところが簡単に行かないケースを考えると、例えば、7番岡村勇輝と11番清宮昴大の距離感とかをより意識を高めることで打開できる部分もあるかとは思います。そういうことを考えられるのも、通常であればできるところをしっかり潰しに来る相手と対峙してよくわかることですからね。ポジションに制約がないのであれば、後半にやっていたように3番林海斗が2トップの動きを予測してもらいやすいポジションに抜け出していくとかも良いと思います。攻撃のバリュエーションとして色々できることは多いかなと。

さてさて、互いのチャンスを集中した守備で摘み合うという展開が多くなる中で、先制したのは、浦和でした。

セットプレーの際には、かなり精度の高いクロスを供給している6番上野夏輝からのコーナーキックを23番遠藤龍河がドンピシャで合わせてのゴール。写真よりも自分が見たい方が強くて雑に写真を撮っている中で、最初に貼ったように珍しくコーナーキックのキッカーとヘッドで押し込んだ場面の写真がどちらも取れていたので、そんな感じのイメージです。見事でした。

また、前半終了間際には、6番上野夏輝がサイドから前線中央に向けてドリブルを仕掛けながら、独特のリズムで裏へのパスを供給し11番清宮昴大が抜け出してゴールに迫るという惜しい形もありました。

前体制下では、そのポジションからは動くなとサイドの選手がサイドに呪縛のようにサイドに張り付いてしまう傾向がけっこうあったのですが、探り探りでも、そういうポジションの移動なども最近は見られているので、今後は、中盤の2選手などがコミュニケーションを取りながら、サイドの選手が中に切り込みやすいようにケアするなどより連携ができてくると、攻撃面でも一点打開が図れるような場面で7番岡村勇輝や11番清宮昴大が抜け出してゴールとかもあるかもなと想像したりもしていました。

前半は1-0とリードして折り返します。

結果的にセットプレーで得点を決めた浦和でしたが、相手も枠に飛ばされなくて助かったようなセットプレーからの決定機などは、作っており、またサイドからの突破できわどいクロスを入れられたりもあったので、リードしているが、相手の怖さも十分に感じてしまった前半でもありました。

そして、相手が得点を奪うために、力強く少し雑にでも仕掛けてくるようになった後半スタートは、ピンチが続く難しい時間が多くなりました。

10分くらいまでに2度ほど、決定機を作られるも相手のシュートミスに助けられる形があり、この時間こらえてほしいと思っていたところでしたが、13分に決められてしまい1-1と追いつかれます。

同点に追いつかれたところで、攻撃のパターンを変えるべく、10番池髙暢希と17番波田祥太を同時に投入します。

相手の攻撃を受けていた時間の中で、前線で体を張って収めることができるプレーを17番波田祥太が行うことで、3番林海斗が裏へ抜け出す形などができ、17分には、16番玉城大志からのフィードを17番波田祥太が流れて前線で受けたところで3番林海斗が抜け出し、折り返しに5番大城螢が合わせるという惜しい形を作ります。

その後の20分くらいには、同じく16番玉城大志からのフィードを7番岡村勇輝が受けて仕掛ける形や、26分には、17番波田祥太のポストから10番池髙暢希とのコンビネーションで最後は、11番清宮昴大がシュートを放つ場面を作るなど見せていました。

前線で収まる形を作ることで、攻撃で相手の攻撃を封じるような状況ができかけていたものの、同時に、やや荒っぽくなりすぎる場面も多く見受けられ、若干、バランスと言う点では、少しおかしくなってしまっているように感じるところもあり、その後、前節決勝点をアシストした24番山中惇希が投入されるなど、必勝パターンになりそうな雰囲気の交代の順番で進むものの、やや、中盤などの連携などにずれがあることは気になりましたが、攻撃に迫力が出ている時間であったのは確かです。

そんな中で、相手の反撃を受けた際にPKを取られる形となり1-2と逆転されてしまいます。

ただ、攻撃の流れとしては、前線に流動性も生まれて、相手が対応に苦慮する攻撃ができていたので、荒っぽくなっているところを落ちつけつつ、攻撃の形はこのまま繰り返しながらやっていけば、チャンスは来そうかなと感じていたところで、強いメッセージのある交代がありました。

怪我で長期離脱していた4番大桃伶音が復帰と言う形で投入されたのですが、そのポジションが前線。

残り15分をパワープレー的な形で点を取るというメッセージになりますよね。ちょっと、予想外の交代での配置になりましたが、23番遠藤龍河のロングスロー含めて、わかりやすいロングボール、ハイボールでの競り合いからのゴールを狙う攻撃で相手のバックラインでの組み立ての優位を崩していたのは事実でしたね。

その15分の中では、10番池髙暢希の粘りからのゴールに近い位置でのフリーキック獲得などチャンスを増やしつつ、45分に投入された9番二見健太がすぐにセットプレーから見事なシュートを放つもここは、相手に気迫ではじき返されます。本当に惜しかった。そのシュートの跳ね返りが流れたところで、24番山中惇希が左からクロスを入れ、ファーサイドに流れていくところを追った4番大桃伶音が倒されてPKを獲得し、これを10番池髙暢希が落ち着いて2度決め(味方選手がペナルティエリアに早く入りすぎたということでやり直しになったのですが、2度目も落ち着いていたというか、PK外す空気がなかったw)、キーパーの1番石井僚も上がった最後の最後のセットプレーのチャンスから同点に追いついての2-2で終了となりました。

昨シーズン苦しんだ、試合終了までの数分という時間帯をこの2試合は、逆に自分たちが強みとして使えているという事実は大きいですよね。

私自身は、少し疑問に思っていた、攻撃に流動性が生まれていたように感じていた中での、早めのパワープレーのような起用でしたが、最近は、自己完結せず、他の試合を見ていた方に聞くということができるようになりました(という成長w)同じ意見の方もいましたが、暑さがある中で、攻撃が機能していたものの、相手の反撃も危険と言う判断をすると、終盤でわかりやすくて攻撃の組み立てを行っていた相手バックラインを混乱させるという意味では、確かに機能していたのかなと、そういう意見も聞きつつ「それもあるな」と。

何が言いたいかと言うとコミュニケーション重要ということですね。最近私の仕事でも、知人が同業他社になってライバルになったりするという事情がある中で、日本人感覚だと、こういうところで協力するってあまりないんですね。特に、オンラインでのウェブサイト運営などから収益を得るパターンでは、相手よりいかにして、上に行くかが先行する。当然、私もそういう考えになりかけてやっていたのですが、うまく行かないことが多い。

昔は、同業他社がいないような業界だったので、自分が出すアイデアで何とかなっていたのですが、同業他社が増えるとそうもいかない・・・で、ライバルになったところに、昔ビジネスパートナーだった人がいて、まあまあ仲良かったのでやり取りしながら、お客さん取られているなとばかり思っていたんですよ。

でも、相手は、お互いに伸びることが結果的に、どちらも伸びることにつながるという考えで、相手の強みも簡単に教えてくれて、こちらの強みも聞いてくる。

こんなコミュニケーションをとっていたら、最近は、詰まり気味だった自分のサイトにも光が見え始めているという事実。

そう、何が言いたいかと言うとコミュニケーション大事ということ。

今日の試合の後に、育成部門の新体制が発表されて、ユースの監督は、上野監督(ダイレクター兼任)となり、暫定監督となっていた石栗さんや、工藤さんは、コーチとなる形ということで、私個人的には、上野監督の采配を多く見てこられたわけではないものの、数少ない中でも、埼玉県支部リーグなどの戦いぶりや、Bチームを率いて参加した大会などで結果やその時の話などを聞く限りは、好印象そのものなので、その中で、この3試合を急遽率いたコーチ陣も残るので、前向きな印象しかありません。

また、来週の試合を楽しみにしています。良いところ探し、特徴探しができる育成になりそうな予感。

でも、ジュニアユース時代には、戦う気持ちがそもそも弱いというイメージを持っていたこの世代の3年生を戦うチームにしたという点と、育成出身選手がトップチームでの公式戦で活躍できるということを証明してくれた、大槻さんの功績も大きかったのかなと、ヨイショしておきます。本音を言えば、私が考える育成はこうあるべきだという形ではなく、スーパーな選手をしっかりトップに上げれば良いという考え方のサポーターの方もいるのも確かですし、それが今回も選択されるのであれば、それも仕方がないのかなという気持ちも半分くらいはありました。

だから、ここしばらくの出来事は、本当に私の中では、吐き気がするくらい気持ち悪かった。このやり方では、チームに積み重なるものがない。でも、そういうクラブチームの育成を応援しようとしたんだから、合わせろとか、そんなことできないし。もちろん、体質的に、育成部門のことが優先されて精査された結果が新体制という考え方はできませんが、結果的に、未来を考えられる育成の体制になったと私は思っています。大事にしてほしいです、選手の人生を。過保護にするということではなく。

今日を踏まえての来週。今週「あれ?」と思ったところもまた来週見れば、何か答えが見えるかもしれない。そういう楽しみも持ちながら1週間楽しみにしています。

ちなみに、今日の試合後の練習試合見られなかったのが心残りです。

もともと、何もなければ移動して天皇杯予選を別のところで観戦する予定でしたが、練習試合があるとわかったので見たかった。でも、私にも全て私のワガママにはできない事情ができていまして、それでもだいぶワガママを許してもらっているのですが、今日は移動することになりました。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/04/15 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 2-1勝利・・・誰もが勝者になれるチームの始まり

どうも、ブクメです☆

もうね、本当に楽しかったです!この一言に尽きます。勝ったから?もちろん、それはあります。でも、それ以外にも、本当に色々なことが凝縮されていて、その中での期待の中で結果が付いてきたことが何よりも嬉しかったのです。

先に試合の流れなど書きますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に16番玉城大志、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と8番白土大貴、MFが左に3番林海斗(後半スタート⇒10番池髙暢希)、右に6番上野夏輝(後半25分⇒9番二見健太)、真ん中に21番縄田脩平(後半41分⇒2番北村龍馬)と5番大城螢、FWが7番岡村勇輝(後半19分⇒17番波田祥太)、右に11番清宮昴大(後半?分⇒24番山中惇希)

となります。

スターティングメンバーは、第1戦と同様となりました。敗戦スタートとなった今シーズンのプレミアリーグですが、1週間の間にしっかり立て直して準備して集中して入っている様子は伺えたものの、スタートは、やや相手ペースの試合で進む流れとなりました。ベンチなどの指示から考えると、セカンドボールに対する意識を特に持たせるような声が多く飛んでおり、実際に、なかなかテンポよく攻撃がつなげることができなかったものの、競り合った際のこぼれ球などにすぐに反応して相手に自由にさせないことで、相手がやりたい攻撃も思うようにさせていないようなスタートからの展開になりました。

攻撃に関しては、やはり、前節に近い形で、やや急いで前に出すようなプレーが多く、そこに7番岡村勇輝や11番清宮昴大が体を張るような形で、そこに入った時に攻撃がスタートするという印象でした。

序盤10分くらいまでで、5番大城螢から、8番白土大貴から、21番縄田脩平から、相手の攻撃を止めて反撃がスタートと言うところで、早めに前線を出す攻撃で、狙う形などありましたが、前線の選手に届いても、相手が守備しやすいエリアと言うことが多く、奪われるという回数も多くなっていました。

やや相手ペースと書いていましたが、これは、相手の方がよりゴールを予感させるプレーが多かったという意味にもなるのですが、前節失点した場面などを研究されていたのか、それとも、そもそも相手がそういうサッカーをしてくるチームなのかは、それほど多く見ている相手ではないのでわからないのですが、サイドへのパスに抜け出されてクロスをという場面で、やや危ないような形を作られていました。

それでも、プレーしている選手の集中力の方が優っていて、サイド攻撃もそれほど自由にはさせず、また、右サイドの6番上野夏輝などの守備の部分での貢献もかなり聞いており、相手のサイドの選手が結果的に終盤披露してくれる要因になっていたのも事実かなと思います(これ、重要なポイント。)

浦和も攻撃の形を見出すのに、試行錯誤している段階で、どうしても、これまでの浦和レッズユースがやることになっていた形に結果的になってしまうことが多かったものの、何が違うかと言うと、選手が考えていること、試合が落ち着いてくると、徐々にプレーしている選手が、試合の中で「こういうことを試してみよう」という、変化が生まれてくるのが見ていてわかるんですね。

これが前半30分くらいまでの状況。

ここまでの浦和のチャンスで言えば、20分くらいだと思いますが、獲得したフリーキックのチャンスで6番上野夏輝の狙ったボールの精度が高く、直接決めるには距離があったものの、相手キーパーが弾くという選択肢になるプレーがありました。フリーキックの精度は武器になる。

24分には、前線で一緒に見ていたサポーターの友達が、わかりやすい表現をしていましたが「フォワードらしい動きをしてくれる選手」という言葉通り、前線でプレッシャーをかけ、アバウトなボールでも競り合ってマイボールにしようとする動きを繰り返していた11番清宮昴大のポストプレーからテンポよく抜け出した7番岡村勇輝が仕掛ける形がありました。

その少し後には、コーナーキックのチャンスで遠目ではっきりは確認できなかったものの、21番縄田脩平からのボールを最終的に3番林海斗が押し込む形でゴールかと思われた場面ですが、ここは、相手キーパーの好セーブに阻まれました。

また、前節は後半くらいから見ていて感じていた左サイドバックの16番玉城大志が、サイドバックというポジションながら、攻撃を意識した精度の高いパスの供給をする回数が増えてきて相手が対応しにくい場所へのパスが増えていた印象があります。

30分には、11番清宮昴大のインターセプトから、6番上野夏輝へとつながり、クロスに5番大城螢が反応してゴールに迫る場面を作ります。この場面では、いち早く中盤の5番大城螢が攻撃のチャンスと考えて前線に入っていったという判断も良かったと思います。

ということで、もちろん、相手の攻撃に対しての守備には課題もあったかもしれませんが、集中して対応するという意味で、また、相手のミスに助けられた場面はありましたが、相手に思うようにフィニッシュまでもっていかせていない守備ができていたと言えます。

やはり、8番白土大貴がセンターバックに入っているというのも大きいなとこの試合でも感じるところです、反撃の狼煙ということでもないのですが、なんだか、いまだに前半40分くらいに、その8番白土大貴が、センターバックの割と深めの位置から、どう表現すれば良いのか、弾丸のように鋭くまっすぐ放たれたロングフィードを3番林海斗に向けて放った(あえて放ったとか言ってみたw)パスが何だか今でも頭に残っていたり。

とにかく、この試合は、前半30分くらいから、守勢の流れながら、打開するために色々やってみようという選手の試みが、徐々につながっていったという印象がありました。そんな感じで、前半終了間際に、3番林海斗からの11番清宮昴大へのクロスから惜しい形がありつつ、0-0で終了。

攻撃の可能性を探りつつ、16番玉城大志、23番遠藤龍河、8番白土大貴、20番冨田蓮という並びで、守備の選手が本当に頑張って無失点に抑えたところで攻撃への工夫へと進められたのだなと思いますよ。

後半スタートから、10番池髙暢希が交代で入ります。

後半3分に、16番玉城大志、7番岡村勇輝、6番上野夏輝(この試合も前半中盤右、後半中盤左にポジションを移していた)とテンポよくパスを回して仕掛けます。

直後には、7番岡村勇輝が前線で相手のプレスを受けながらも、粘って11番清宮昴大につなげシュートの形を作ります。

後半15分くらいに、相手に決定機を作られフリーでヘディングを放たれるものの、これは枠を捉えずなんとか失点は免れます。

後半19分には、6番上野夏輝、11番清宮昴大とつながり、20番冨田蓮が入ってきたところでシュートを打ってほしかったところでしたが、パスを選んで相手にカットされるという場面があって、その後の20分に再びシュートを狙える場面があった時に、今度は、思い切ってシュートを狙う選択肢をしたんですね。狙った方が良かった場面でパスを選択して奪われたところで、同じようなチャンスがあれば今度は打とうと実行したのかなと、こういうのかなり良いです。

後半21分には、10番池髙暢希からのパスに17番波田祥太がかなり惜しいシュートを放ちます。

23分には、5番大城螢が中盤でボールを受けて、右サイドの10番池髙暢希に供給し、そのタイミングで、良いクロスが来ることを期待して迷わず、ペナルティエリアの左サイドの方に走っていき、数選手がニアにファーにも高い5番大城螢が走りこむという形になり・・・まあ、ここは、10番池髙暢希が蹴った瞬間に「ごめん!」と言う声が響いたように、クロスはミスになったのですが、試合が進むにつれて、得点の雰囲気がどんどん強くなっており、そこで得点にならなかったものの、なんだか、見ている友人たちは、皆得点が入りそうな雰囲気にゾクゾクしていたという。

また、守備の集中力も持続しており、特にその一つとして印象的だったのが(相手サポーターサイドからは、野次が飛んでいましたが)、6番上野夏輝が、守備をする中で顔面にボールを受けて一度は倒れこんでいたものの、相手がそのままプレーを続けている中で、気合で立ち上がり、フラットしながらファールになったものの相手の攻撃を止めたんですね。で、実際、流血していたのですが、こういうプレーにも象徴されているというか、まあ、凄かったです。前節、体の強い選手の多い鹿島に対して守備をやったことで、相手とのぶつかり合いにも自信を持ったのか、この試合では、本当に守備時にも頼もしさが目立ってました。

そんな6番上野夏輝が交代で下がった直後に、失点してビハインドを背負うという形にはなって残り20分間という状況にはなったものの、今日は、このまま敗れることはない、敗れてはいけないくらい何かが始まるきっかけになる試合だという不思議な感覚があったんですね。少なくとも、見ていた私たちには。

で、そこから起きたことが劇的だったわけでして。

31分に、途中から入った9番二見健太の突破からクロスに21番縄田脩平がシュートを狙うも、ここは、枠を捉えきれず、更に、10番池髙暢希、17番波田祥太、11番清宮昴大と見事に崩してのシュートもゴールラインをぎりぎり割らずにゴールにならず、ここまでの頑張りで点を取らせてあげたい選手になかなか得点と言う形でのご褒美が生まれないのですが、それでも、もう得点の匂いは最高潮なわけですよ。

更に、10番池髙暢希からのクロスを5番大城螢がヘッドで狙う惜しい形と続いたところで、ついにこのシーズン初の得点が生まれます。

その得点の形が凄くて、スローインの場面で、ロングスローでこの試合攻撃でも貢献していた23番遠藤龍河からのロングスローが混戦の中で、だれも触らないような形で相手キーパーの前にこぼれて、キャッチされそうな状況でしたが、いち早く反応した10番池髙暢希が、足を延ばし、思わず足が伸びたと言葉が漏れてしまったくらい、届かなそうなところを足先で触ってゴールとなりました。

これで、1-1。

それだけでは終わらないんですね。

後半42分に、10番池髙暢希からのヘッドでのパスを17番波田祥太が、おそらくクロスではなくゴールの方を見ていたのでシュートだと思うのですが、アウトサイドで浮かせてゴールを狙うも、これは相手キーパーにキャッチされます。

そして、後半アディショナルタイムに入ろうかと言うところで、見事なゴールが生まれます。相手との接触でいったん倒れた10番池髙暢希でしたが、すぐに立ち上がり、サイドに供給すると途中交代で入った24番山中惇希が、低い弾道で見事なクロスを上げると、そこに17番波田祥太が飛び込み足先で触ってゴール。

劇的な形で2-1とすると、その後は、相手の反撃を抑え勝利となりました。

2-1勝利。

というのが試合の流れになるのですが、この試合では、本当にタイトルに書いたような誰もが勝者になれるチームの始まりを感じることが多くあったんですね。

まずは、もちろん、選手によっては、不平等を感じることがあるのがサッカーですので、その思いは否定はしませんが、交代の流れを常態化していない正常な状態をまずはこの試合では感じました。

まあ、この試合は、全選手良かったんですね。本当に、お世辞ではなく、みんな本当に良い動きができていたんですよ。でも、これまでの経験上、その流れがそのままだったら、今日は、この選手は、もう少し引っ張って起用しておいても良いのではないかと言う選手でも、ほぼセオリーを崩さずに交代していたのですが、それが、違っていた点。また、ある程度、選手に自由度を持たせる部分も出てきたようにも感じています。

その結果、プレー中に選手自身が考えて、工夫を加えていると明らかにわかるような形も多かったこと。本当に、シンプルに考えれば、本来はこの選手の適性はこのポジションではないんだけどなという起用ももちろんありますが、そのポジションの中で、選手が、自らどうしようと工夫する余裕が生まれてきている、許されている気がするんですね。

その結果が、この試合の勝利につながったのだと思います。アウェイ、試合終盤1-1の状況だったら、おそらく、これまでだったら、守備の意識の方を最優先させて勝ち点1を取りに行くような守備をさせていたと思いますし、ビハインドがあった時には、高い選手に放り込むだけであとは、個のスーパープレイに頼るようなのが以前だったと思いますが、この試合は、取りに行かせていた。もちろん、切り替えの指示などは、ベンチからも選手からも出ていたし、そういうところもできていた。

そして、最終的に局面で得点を奪うときの選手起用や、ポジションの移動の指示も、ピタリとはまっていた。

ゴールの形もそう。

この試合は、間違えなく、トータルで勝った試合です。

あえて、試合終了後のベンチ側の選手の表情の写真を載せさせてください。

自分たちが出場している時間帯に、決定機もあったけど、決められなかったという悔しさなどもあると思います。もちろん、勝利に導いた選手は称えられるべきですが、本当に、この試合は、彼らが作り上げた形や流れがあってこその、最終的な逆転勝利だったのは間違えないのです。

同じプレー、決まり事で、かなりの期間、選手の特徴がよくわからない時期もありましたが、今年のプレミアリーグを2試合見ただけでも、それぞれの選手がそれぞれの個性を持っていて、その活かし方活かされ方、選手自身で試合の中で考えて、試していくことで成長していく姿が現時点で見られていますし、これからが本当に楽しみです。貴重な瞬間を見せてもらった気分です。

次節が楽しみです。

本当に楽しかった。ありがとうございます。

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP 2017/12/26 2日目 vs興國高校 0-5敗戦、vs帝京長岡高校 2-0勝利・・・明暗くっきりの2試合も2位で突破

*強さでも他方面でも、強烈なインパクトを残した興國高校。試合前に自前の記念撮影してました。

*帝京長岡高校戦。大敗の後で良い意味で吹っ切れて戦えました。

どうも、ブクメです☆

今回は、最初に今日の2試合とメンバー、簡単な経過を書いてから、つらつらと思ったこと書きます。

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚(後半スタート⇒18番西尾優輝)、DFが左に21番清水楽人(後半26分⇒13番上野夏輝)、右に16番清水哲太(前半23分⇒17番與那覇航和)、真ん中に4番大桃伶音(後半スタート⇒5番大城螢)と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(前半14分⇒2番白土大貴/後半?⇒27番冨田蓮)、右に14番柳田大輝(後半9分⇒9番二見健太)、真ん中に15番玉城大志(後半スタート⇒6番縄田脩平)と7番佐藤陸人(後半26分⇒24番山中惇希)、FWが左に19番波田祥太(前半34分⇒11番清宮昴大)、右に8番岡村勇輝(後半9分⇒29番長田拓巳)

となります。

得点経過は、前半11分、14分と失点し、0-2で折り返し、後半も3分、15分、32分と失点し、0-5で敗戦。

強烈な攻撃陣、球際の強さ、寄せの速さと、攻撃的な選手のスピードに翻弄される形で、失点を重ねての大敗。

vs帝京長岡高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(後半スタート⇒19番波田祥太)、右に14番柳田大輝(後半15分⇒26番石橋遼大)、真ん中に15番玉城大志(後半25分⇒17番與那覇航和)と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(後半スタート⇒24番山中惇希/後半21分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人(後半25分⇒6番縄田脩平)

となります。

前半2分に12番林海斗のミドルシュートで先制、15分に7番佐藤陸人が難しい態勢ながら、ゴール左隅のコースを狙った見事なシュートで2-0。後半は得点はいらず2-0勝利。

前の試合の敗戦を引きずることなく、また、ポジションなど、これまで見たことない配置もいくつかみられる中で、シュート意識も序盤高く、その意識から2ゴールを奪って有利に試合を進めたことや、試合終盤の相手チームの猛攻での1番石井僚の好セーブ連発(決定的な形での難しいコースへのシュートを3本は止めていた)ことで、勝利となりました。

 

昨日に引き続きGO FOR WORLD CUPに足を運んでいます。昨日は、b戦1試合、グループステージ1試合の計試合でしたが、今日は、グループステージの残り2試合となります。第1試合の開始は、早く9時キックオフで、興國高校、15時キックオフで帝京長岡高校との一戦となりました。

グループステージ突破を考えると、昨日は、浦和レッズユースは、コンサドーレ札幌U-18とスコアレスドローで勝ち点1という状況。グループのもう1つのカードでは、興國高校vs帝京長岡高校の試合は、興國高校が2-1と逆転勝利で勝ち点3を積み上げて一歩リードという形で2日目に入りました。

どちらの高校とも、地域も全く違く、高校ということで、なかなか公式戦で対戦する機会はないのですが、興國高校に関しては、何度か練習試合などで対戦していたと思います。私も2,3年前に一度見たことがありますが、その攻撃力の高さが印書に残っていて、その時のユースもかなり苦しめられた記憶があったのですが、1日目がビハインドを背負っての2-1逆転勝利という結果で、僅差での勝利と聞いた時には、そこまでではないのかなと思っていたのですが、甘かったです。

先ほど書いたように、0-5という正直屈辱的な敗戦と言えます。昨日の課題の修正がどうこうという前に、相手の迫力に完全に飲まれてしまったのが残念でした。ただ、相手チームが強かったのは事実ですし、正直、基本的に浦和の育成を応援する形で、相手チームに目を奪われるということは、少ないのですが、これまで、例えば、横浜F・マリノスユースの小野裕二や、山梨学院大学付属高校の前田大然などのように、ユース時代に浦和レッズユースと対戦した相手なのにそのプレーに目を奪われてしまったという何人かの選手のように、この試合には目を奪われました。

スピードスター系の得点を決めた選手もそうですが、一番印象に残ったのは、何点目かのアシストをした14番村田透馬選手のディフェンダーを細かいフェイントで完全に翻弄してマークを外し、鋭いクロスを入れて豪快なヘッドでのゴールを演出した場面が頭から離れないというか。

昨日書いたような浦和の選手に欲しかったギラギラした感じも、相手選手にばかり感じてしまいました正直。

1試合目が終わった段階では、得失点差でも失点が大きく、ちょっとグループ突破は厳しいかなと思っていましたが、その後のコンサドーレ札幌U-18が帝京長岡高校と引き分け、さらに、興國高校には1-4で敗れたため、15時からのグループ最終戦では、勝てば2位通過という自力が用意される状況となり、迎えた帝京長岡高校戦では、これまで見たことがない、前線に7番佐藤陸人が入るなど、最初見たときは、どうなるのか全く分からない状況でのスタートとなりましたが、しっかり前の試合の大敗は吹っ切れており、さらに、これまでにはなかったシュート意識の高さを序盤から見せ、12番林海斗の豪快なミドルシュートでのゴールに始まり、14番柳田大輝など、ゴールが見えたらシュートを狙うような意識を見せてくれました。

その中で、前線で起用された7番佐藤陸人が、なんとなく、昨年までユースに所属していた時里元樹を思い起こさせるような相手キーパーへのチェイスなど高い位置で奪う姿勢を見せ、その結果が、先ほど書いたような、やや混戦で相手ディフェンダーの方が優位に見えた状況下で、コースを狙ったシュートを決めるという結果にもつなげています。

また、帝京長岡高校もプレスなど激しめに来てはいたものの、興國高校に比べるとその迫力のある激しいプレスを経験していたからか、慌てずに問題なく対処できていたのもこの試合のプラスの要素でした。

ただ、2点を奪って30分くらいまで行ってからは、やや落ち着いてしまったというか、もっと得点を奪ってやるという意識がやや薄くなったように感じられ、その後のミドルシュートは、ほとんどなかったように感じます。

狙える時には、ゴールを狙う意識がもっと持続できるようになると良いなと感じたのは事実ですが、確かな前進も感じられました。

かなり陰湿な言い方で、指示通りにできていないと、ベンチから責める言葉が飛ぶのが聞こえてくると、ミスを許してもらえない環境なのかなと心配になる部分も相変わらずありますが、この環境が変わらない限りは、ミスを許してもらえないのは、宿命と考えるしか残念ながらないので、見ていると、本来できるプレーやできていたプレーができなくなっているように感じられる選手もいることから、とにかく、萎縮だけはしないでもらいたいと思います。

悪循環にしかならないので、言われてことが難しいとか、納得いかないとかでも、それによって聞こえてくる言葉を上手く受け流すくらいの気持ちでいないと、せっかくの能力がもったいないことになります。

それ以外で気になったところは、一つの課題をクリアしても次のところが甘くなる傾向のある選手が多いように感じます。

球際厳しくとか、しっかりキープできた、「お、いいね!」と思ったすぐ後に、もったいないパスで相手ボールになってしまうケースなど多いです。

難しい状況から、グループステージ突破まで来たのですから、もう1度興國高校とやって次は倒すくらいの意気込みで、ダントツの3連勝でグループ1位通過した相手との対戦を視野に入れて、この大会の残り3試合で、まず、一つ壁を乗り越えて確かな成長を確認してから年を越しましょうね。

そういう姿を見られると、サポーターサイドとしても、気持ち良いです。

さてさて、

私は、明日の決勝トーナメントも28日の最終戦も足を運べるのですが、明日は、夜に予定があったりするので、もしかすると、次のブログは、決勝トーナメント以降ということで、28日の夜くらいに書くことになるかもしれません。

その点はご容赦ください。

まずは、アルビレックス新潟U-18ですね。どのような結果でもあと3試合は戦える今年のレギュレーションですが、もちろん勝ってより現時点で調子の良い強い相手と戦える方が良いですからね。勝ちに行きましょう!

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ