ケラミックカップ2014 2日目1/19 浦和レッズユースU17vsブラウンシュヴァイク(3-1勝ち)、ハノーファー96(1-2負け)、シャルケ04(1-5負け)・・・勝ちから得られるもの、負けから得られるもの

ケラミックカップ(ドイツ・モンタバウアー)2014年1月19日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本来は、大会の最後まで見届けてくるべきだとは思うのですが、風邪っぴきで、少し咳も加わり始めたこともあり、浦和レッズユースU17の戦いを全て見届けたのち、会場を後にし、既にホテルに戻ってきてブログを書いております。

大会自体は、まだ進行中です。

5人制壁有サッカーという特殊なルールや環境下での競技を考えたときに、このサッカーを経験してきていない場合に問われるのは、まず適応力でしょうか。フットサルが得意な方が適しているとか、色々な考え方はあると思いますが、やはり行きつくところは適応力ですよね。

国内の予選においては、基本的に、日本ではあまり馴染みのない5人制壁有サッカーですから、予選となる大会においても、ほとんどのチームが、そのサッカーを頻繁に行う環境にないチームになり、比較的条件は近いところで戦うことになりますよね。

そこで優勝して今回のケラミックカップ本大会の切符をつかんだ浦和レッズユース。ドイツでは、冬が厳しい地域が多いことから、この時期はリーグ戦は中断期間にして、その期間中はこの形式のサッカーが行われるのが普通ということで、まずは、これまでにあまり対戦したことがない海外の強豪国のチームと対戦するだけでも、大変なところに、このサッカーに慣れたチームと戦うことになるという状況も加わります。

この2日間通して、この形式のサッカーを目の当たりにして、通常のサッカーとはまた別の世界を見ることができたことがとても新鮮でした。

その中で、応援している浦和レッズユースが参加している状況下で、1日目は、おかれている環境に適応できるかどうかという段階からスタートして、次第に適応すると本来の力を出せるようになってくる。

そして、今日2日目の相手はブラウンシュヴァイクだったのですが、ドイツブンデスリーガの下部組織ではありますが、1日目を見ていた限りでは、浦和がこの環境での戦い方に適応さえできれば問題なく勝てる相手だと感じていましたが、期待通りに、粉砕してくれました。

3-1勝利でしたが、1点目は新井瑞希のアウトサイドでゴール右隅を狙った見事なゴール。2点目は、前線で高橋聡史のシュートがややミートしなかったことが逆に相手の裏をかくラストパスとなり、影森宇京が押し込んでのゴール。3点目は、相手ゴール付近で相手ディフェンダーと松澤彰がやや縺れていたところに、ちょうどこぼれ球が流れ、そのこぼれ球を決めてのゴールでした。

得点以外でも、この試合では、堀内千寛が右の壁際のところで鋭く攻めながら角度のないところからゴールを狙って僅かに決まらなかったものの、この攻撃の場面では、近くの観客からオー!という声が聞こえてきたりしました。

運ではなく、申し分なく実力で勝ち取った勝利でした。

これで、グループ4位となり、2次ラウンドに進みます。

ベスト8に進むためには、ハノーファー96(グループB2位)とシャルケ04(グループC1位)と戦い、上位2チームに入る必要があります。

ハノーファー96戦は、開始早々に相手キーパーに豪快に決められる(5人制壁有サッカーは慣れたチームになると、キーパーをフィールドプレーヤーにして攻撃するようなことをやってくるところも多い)スタートとなりましたが、前線で、松澤彰がゴール付近の壁にぶつけて跳ね返りを受けて突破しようと狙った流れの中から、瞬間的に反応した堀内千寛がアウトサイドできれいに流し込んでいったんは同点に追いつきます。しかしながら、終盤逆転を許してしまい敗戦となりました。

全般的に、ドイツのチームはシュートレンジが広い印象があり、通常のサッカーと比べるとかなり狭いゴールですが、このゴールに遠目からでも問題なく枠に飛ばしてくる選手が結構いるんですね。

初日に、ボーっとどこかのチームのシュート練習を見ていたのですが、練習の時のシュートが枠に飛ぶ確率はほぼ全てに近いくらいなんですね。練習の時からこのくらいの精度があってこその、試合中でのあれだけのシュート精度なのでしょうね、たぶん。

そういうゴールで敗れたものの、正直ハノーファー96に関しては、どちらに転んでもおかしくないという試合展開だったので、その流れが浦和に来てくれてればな~と思う部分もあります。

そして、最終戦となったシャルケ04との一戦。

昨日のブログでも書きましたが、この大会では、シャルケ04とRBライプツィヒの2チームがやや抜けていると書いたのですが、これは、5人制壁有サッカーという環境というだけではなく、普通にドイツの中でも一つレベルが上とわかるようなサッカーをやっていました。

なので、このラウンドでシャルケ04と対戦すると分かった時に、5人制壁有サッカーという環境を熟知した上でも、そう簡単に勝てる相手ではないなと言う印象がありました。

結果が1-5敗戦だったから、「ね、やっぱりそうでしょ?」ということではなく、この試合からは、上には上がいるということを感じてもらえていると嬉しいなと思います。

浦和レッズユースに所属している選手は、当然、より高いレベル高いレベルを目指していると思います。

このシャルケ04戦がある種、今の段階での差になると考えてください。

今日の3試合には、本当に今後成長するための要素が詰まっていると思います。

今の段階でも、問題なく倒せるドイツの相手も多いこと。名の知れたチームでも、少し流れがこちらに傾けば勝てるくらいの競った相手も実際は多いこと。そして、世界で戦うためには、今の段階ではまだまだ力の差がある相手がいるということ。

2日間のみの大会で、この密度の濃さは、贅沢ですよ。

今大会で感じたことを、大事にしてくださいね!

よく、こういう大会に参加すると、参加するだけで経験と片付けて、きれいな言葉でほめる人がいますが、参加するだけでは経験は、それほど積めるものではないと思います。

まず、1日目の最初の難しい展開から、状況に適応して前進したことに自信を持ってください。そして、2日目の初戦の勝利は、当然のものとして受け止めてください。そして、敗れたハノーファー96戦に関しては、大いに反省してください。

そして、大敗したシャルケ04戦を大事にしてください。

それらを踏まえて、参加するだけではない良い経験をしてくれたと思いますし、世界大会と言う舞台をサポーターとして応援できる楽しみももらい、幸せですし、楽しませてもらいました。ありがとうございました!

ではでは。

あ、シャルケ04戦の1ゴールは、新井瑞希です。

↓写真追加しました。

ケラミックカップ(ドイツ・モンタバウアー)2014年1月18日ケラミックカップ(ドイツ・モンタバウアー)2014年1月18日ケラミックカップ(ドイツ・モンタバウアー)2014年1月18日

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ケラミックカップの舞台モンタバウアーに来ています。

モンタバウアー2014年1月18日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズと言って今の時期に注目が集まるMで始まる場所・・・M・・IYAZAKIではなく、Montabaurに来ていますw

昨年のいつの間にか参加することが決まっており、情報を知ったころにはすでに優勝が決まっていたというケラミックカップの日本予選でしたが、優勝して参加することになった、この世界大会となる本大会に足を運ぶことができました。

はい、風邪っぴきですw 咳は出ませんが鼻水が止まりませんw

既にこの大会に参加する新2年生(U17)の浦和レッズユースの選手たちは、16日にはこちらに到着しているようですね、私は昨日の夕方にフランクフルトに到着し、そのままICEという高速電車に30分ほど乗り今回の大会の舞台となるモンタバウアーに着きました。

いわゆる、ガイドブックに載っていないような場所になりますので、事前情報はほとんどなく、とりあえず会場になりそうな場所で分かりやすそうなホテルを選んだら、山の上の城を囲むように作られたホテルでした。

分かりやすく言えば、駅からホテルまで、ホテルから会場と思われる場所までそれぞれ1.5キロくらいと徒歩圏内なのですが、距離+アップダウンと、道がまっすぐではないので方向音痴のブクメにとっては、今日会場にたどり着くまでは全く安心できない条件ですw

モンタバウアー2014年1月18日

ホテルの部屋からの朝焼けの街並み、きれいですね。

朝食が7時~10時までなのですが、7時頃はまだあたりは真っ暗でした。寒いかどうかと言われれば寒いです、日本と同じです。

以前、浦和レッズユース出身の岡田昌巳が所属していたフレンスブルクを訪問した時と同様、日本人の観光客にあまり知られていない場所のせいか、フランクフルト空港付近ではあれだけ、たくさんいた日本人が全然いません。

というか、朝食会場を含めて、アジア系の人にすら会っていません。そんな場所です。

でも、毎回書きますが、こういう場所に私が足を運べるのも、その舞台に応援しているチームや選手が来るきっかけを与えてくれるからなんですよね、感謝です。

そんなわけで、とりあえず会場から比較的近くまでは無事到達しております。

今回の大会ですが、5人制の壁ありで1試合がグループステージ4試合が12分、それ以降で15分だったと思いますので、あっという間に過ぎていく感じになると思いますので、たぶん、試合のブログも雰囲気を伝えるくらいしかできないと思います。

ということで、風邪っぴきがたどり着きましたよ、のブログでした。