高円宮杯全日本ユース(U15)サッカー選手権 関東大会2019/12/21 浦和レッズJrユースの高円宮杯を観戦

どうも、ブクメです☆

今回は、なんとなく、対戦相手のコンサドーレ札幌U-15の勝ち上がりが気になってたりします。割とまんべんなくサッカーを楽しく見られるという方でもないので、浦和レッズのアカデミー関連の大会では、敗退すると、その大会自体に興味に失ってしまうことが多いというのはブログでもたびたび書いています。

おそらく、例えば、浦和レッズユースであれば、かなりたくさんの試合を今年も見てきたので、チーム自体にフォーカスを当てて考えることができるものの、浦和レッズジュニアユースに関しては、あまり回数見られていない。

なので、まあ、わからないことが多すぎるわけですね。そのため、関東予選の2試合を参考にして考えようとするものの、その時からも1か月以上が経過しているわけです。そして、今回対戦したコンサドーレ札幌U-15の強さをわかりやすく感じつつも、測る基準がない。敗れたこの試合で、浦和レッズジュニアユースがどのくらいやりたいことができていたのか、それを相手が上回っていたためにこのような試合になったのか、情報が少ないだけに対戦相手で測りたくなったのが素直な気持ちです。

で、2回戦の試合が終わり、コンサドーレ札幌U-15は、1回戦を8点取って勝ち上がってきた神村学園中等部を相手に7-0で圧勝していた。ただ、やはり神村学園中等部もイメージしにくい。これを考えると、次の対戦相手が23日のガンバ大阪ジュニアユースなので、この対戦の結果を見ると、今回の札幌がどのくらい強かったのかが図れるのかと思いつつも、7点取って勝つようなチームだったことを考えると、やはり相手のレベルが高いと判断して良いのかなと感じていたりもします。

いなし方と、展開力、決定機の力強さと精度、守備の硬さ。序盤にバタバタしたとはいえ、全体的に感じた相手のイメージは、手ごわいなという印象。

自分の何が嫌だったかと言うと、この試合を見ながら、ピッチコンディションの悪さが気になりながらも、試合の流れの中での、采配とかが気になってしまったこと。相手を見つつ、こういう状況になっているから、ここを修正したほうが良いとか、そういうところが気になって仕方なかったこと、ジュニアユースの3年生にとっては、集大成を見せる大会で、もっと違う要素で試合を応援して見られると思っていた自分が、そういう見方をしてしまっていたのが、終わってからなんか嫌で嫌で。でも、この試合に限っては、勝たせるための状況に応じた指示を送ってほしかったなと感じてしまったんですよね。それではダメだ、ではなくて、ではどうすれば良いのかまで。

そういう気持ちを抑えて、きれいな言葉を並べるのもなんだか嫌で、こんな文章になっています。

シンプルに試合を通してのやりたいサッカーをやれていたのは相手で、ただ、勝負のところでは、試合の序盤にピッチコンディションに相手も対応できていなくて、バックラインでミスが出た時のこぼれ球が浦和に良い形で流れてくるという時間に起こった数回のチャンスと、試合終盤に巡ってきた複数回の決定機。この時間帯を制することができていれば、勝負には勝てたかなという内容だったと思います。

サッカーは採点競技ではないですからね。

ということで、ジュニアユースの個々の選手の歩みを感じるだけ見られていない私として書けることは、次のステージのことくらいになってしまうことを許してください。一人一人にドラマがあり、様々な思いで高円宮杯に臨み、そのピッチに様々な理由で立てなかった選手もいる。それを感じるところまで行けてはいないものの、私も、見させていただいた試合の中で、特徴を存分に感じさせてくれた選手として印象に残っている選手もおり、また、その選手の課題も感じたり、試合によって、プレーのクオリティが大きく変わってしまうところも見られたりしました。

その辺は、どの選手にもあることで、それを私が断片的に見ることができたというだけでも、この先、基本的には、ユースに昇格してプレーするか、高校サッカーに進んでいくことになると思いますが、その環境が、その選手の課題に気づかせてくれるものであり、また、特徴を最大限に生かしてくれる環境であることを願うばかりです。

ここ数年は、ユースの環境のことを危険な流れになっているようなことを長年書くことが多くなりましたが、ようやく今シーズンからは、体制がしっかりしたものになり、選手が特徴を伸ばしやすい環境に戻りました。来年もユースの体制が継続されれば、少しずつ良い意味での積み上げがユースでもできるようになっていきます。

サポーターサイドで言うのも少し変かもしれませんが、ユースのカテゴリで待ってますし、見られることを楽しみにしています!

・・・なんか、偉そうな文章になっているような気がしますね、すみません。。

高校サッカーに進む選手も、ジュニアユースのカテゴリに多く足を運んでいた方から情報をいただきつつ、おそらく、顔を見てパッとわからないという状況が多くなると思いますが、機会を見つけて足を運びたいと思います。その大きな理由になるのは、やはり、目に見える活躍をしてもらうことです。

高校サッカー系の情報サイトやツイートなどを眺めつつ、「お!この選手、活躍しているんだ! 」と名前が挙がった時ほど嬉しく楽しいことはないですからね。

・・・やっぱりなんか、偉そうだな。。

ちなみに、経験上、難しい予選を勝ち上がる経験というのは、その先の戦いでも、ギリギリのところで強みになるというのは、多く見てきていますので、夏は悔しい思いをした浦和レッズジュニアユースですし、ダイレクトに高円宮杯に出場できなかったのも悔しかったと思いますが、今年のチームは、難しい関東予選を勝ち抜いたという経験を積んでいますよね。これって、本当にその先の戦いに生きてきますから。そこで、ピッチに立って戦った選手も、ピッチサイドから、味方が勝ってくれることを信じて同じ気持ちで戦っていた選手も、その部分を強みにしてここからの新しい戦いに臨んでください!

最後の、この試合のメンバーと交代を残しておきます。

vsコンサドーレ札幌U-15戦のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半21分⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半28分⇒12番石川真稀)、真ん中に3番滝瀬健太郎と17番都築駿太、中盤が、左に40番阿部水帆(後半スタート⇒10番新城愛斗)、右に8番桐山龍人(後半8分⇒21番河原木響)、真ん中に4番大當泰生と7番萩元雅樹、FWが11番稲垣篤志と9番西田春斗(後半21分⇒28番志田出帆)

となります。

 

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

Jユースカップ2回戦 2019/10/20 浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18 1-0勝利・・・からの、ジュニアユース2-2引分けをまとめて書きたい流れ

どうも、ブクメです☆

トップチームの苦しさとは違う方面の話ですということを最初に書いておきますが、今回の台風による洪水の被害を最も受けているのは、浦和レッズの場合は、レッズランドを主に練習場所として使用しているレディースだったり、同じく練習や試合でも多く使用している育成のカテゴリが該当しますよね。

水は収まっても、被害が大きく当面の間の使用ができなくなったレッズランドで開催が予定されていた、浦和レッズユースのJユースカップ2回戦と浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの2試合が、駒場スタジアムサブグラウンドに変更されて開催されました。まあ、観戦する側からしたら、この会場が決まった瞬間に「金網デスマッチ」という言葉が飛び交っていたように、金網越しからの観戦となる非常に見辛い環境にはなるものの、今回は、ユースからのジュニアユースのダブル公式戦開催と言う流れの中で、結果的には、不便な環境をプラスに持って行く流れになったのかなと思われる場面も多く、育成カテゴリ一丸みたいな、試合からの応援、応援からの試合という状況でテンションが上がるような場面も見せてもらえました。

最近、ジュニアユースの試合自体に足を運ぶ回数がかなり減ってしまっていることもあり、友達から話は聞くものの、勝敗や順位表からくらいしかチーム状況が把握できない状況ということで、試合は観戦することは決めていましたが、どのようにブログに残そうかは若干迷っていましたが、迷いなく、今回は日曜日のユースからジュニアユースの流れで1つのブログで書くことを決める流れを育成の選手たちが作ってくれましたと言うことで、その辺りは、後ほど触れていきます。

そして、先週に引き続き、急な会場変更のため、駒場スタジアムの駐車場が使えないと言うことで、以前、こういうスタジアム駐車場が使えない流れからの、周辺のコインパーキングも根こそぎ満車でさまよった経験を考慮して、電車で足を運びました・・・で、これも先週と同じ流れで、試合後に飲んでしまったため、ブログは翌日月曜日に書いています。

今回は、1日置いたからという気持ちの変化もなく、昨日書いてもこうだろうなという文章になっています。

では、試合の話に移っていきますね。

金網デスマッチお馴染みの写真を撮る際の救世主的な横に長い隙間からの写真を載せつつw

vsカマタマーレ讃岐U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大(後半35分⇒27番山田奈央)、MFが左に22番奥山圭介(後半28分⇒29番伊澤壮平)、右に15番松村大也(後半スタート⇒20番木下翼)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半19分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半24分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

となります。

試合前に会場にいた方にいただいた情報では、体調不良の選手や、学校行事(とはちょっと違うのですが、そういう表現にします)、あとは、U17ワールドカップもありますが、そのような理由で数選手が出場できない状況は、あると言うことですが、ノックアウト方式の大会で同じ関東圏のチームでない場合は、相手のこともそこまで多くの情報は得られませんし、単純にカテゴリなどで考えれば、問題なく勝利できる相手だとしても、通常は、新しい戦力も試したいという状況下でも、負けたら終わりと言うことが枷になることもありますし、お偉いさまの姿が見えたことも(これは、影響しているとか言ってはだめかw)ありつつですが、それでも、前回のプレミアリーグで出場した1年生の29番伊澤壮平が引き続き控えに入り、更にこの試合では、35番島垣翔も控えに入り、実際に後半から出場しています。

また、バックラインには、久しぶりに21番南濵優大がセンターバックに入りました。

試合開始から、浦和が支配する状況になり、多くのチャンスを作り出し、相手の反撃もバックラインが安定して跳ね返す感じで、試合展開の話としては、ほとんど浦和の攻撃、時々相手の反撃は守備陣がなんなく跳ね返すという構図で説明できてしまうものの、最終スコアの1-0勝利という数字が物語るように、相手の守備が非常に硬く、特にサイド攻撃に対しての守備は、かなりの硬さになっていました。相手の9番の選手が、攻撃の際は、前線に入るような形ですが、守備の時には気が付けばサイドバックの1枚となって、浦和のサイド攻撃を塞ぐ役割をしているプレーが印象的でしたし、これによりかなり、苦しめられていたのも事実です。

寄せの速さに、人数のかけかた、パスコースの消し方など上手い中で体格的にも良い選手が相手には揃っているなと一見してわかるようなところで、その相手を崩し切ることがなかなかできません。これを破壊する役割として、結果的に、決勝ゴールを奪ってくれた9番波田祥太が絡んだところでのチャンスが多くなる試合で、おそらく特に前半では、複数放ったシュートのほとんどが9番波田祥太だったと思います。

そのいくつかを挙げると、前半11分にペナルティエリア付近で相手のディフェンダーにプレッシャーをかけられながらもキープしてシュートまで持ち込む場面を作ったり、前半12分には、12番福島竜弥の左からのクロスに相手ディフェンダーと競り合う形になりながらも競り勝ってヘディングシュートを放った場面、前半28分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太が競り、17番盛嘉伊人に繋げると、ペナルティエリア外からシュートを放ち、これがこぼれたところを9番波田祥太が詰めるも、ここは、ファールの判定。

前半42分には、22番奥山圭介が相手ディフェンダーに潰されかけるも粘り強くキープして9番波田祥太に繋げて、枠を捉えたシュートを放つも、ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

前半終了間際にも、9番波田祥太がシュートを放つも、ここはクロスバーでゴールならず。

・・・と、シュートの狙いと言うところでは、先ほどの17番盛嘉伊人のシュートと、前半44分のコーナーキックのチャンスでの34番工藤孝太のヘディングシュート、前半終了間際の22番奥山圭介の枠は捉えられなかったものの惜しかったダイレクトシュートとそれ以外は、ほとんど9番波田祥太のシュートとなりました。

あとは、試みと言うところでは、比較的攻撃が左サイドの12番福島竜弥の攻撃参加に偏るところはあったものの、両サイドのケアが早い中で色々な試みを加えて、いわゆる腐らずに繰り返した中で大きなチャンスにつながった場面もありました。前半36分には、激しい守備に苦しめられて思うようなプレーができなかった中でしたが、15番松村大也の右サイドからの抜け出しで、かなり良い形での良い軌道でのクロスが上げられた場面もありました。

確かに体格自体が大きい選手が多かった相手で守備意識も高く、シュートコースもなかなか開けてくれないという状況ではありましたが、もう少しミドルシュートなど狙っても良かったかなとは思います。

この試合では、22番奥山圭介と17番盛嘉伊人がどちらもスタメンでプレーしていて、隙間が少ない中でのスペースへの動きや、その隙間を抜くようなパスの試みも崩すためには必要だなと思って見ていましたが、思うようにできない場面が多いようにも見られましたが、前半15分あたりの22番奥山圭介が狭い相手ディフェンダーがコースを消そうとしている間を通すパスで裏に走る選手に繋げてチャンスになり、自らも前線に上がっていくような場面が見られました。体格差がある相手との対峙が多かったものの、粘り強さや、しっかり体を入れてファールをもらうことなどもできていたと思います(それでもらったファールからの16番根岸恵汰の早いリスタートからのチャンスもありました。)

前半0-0と浦和が攻める回数が大変多かったものの得点は決めきれず、相手の体格や競り合いの強さを考えると、逆に相手がセットプレーを獲得すると、怖いかなと言う少しだけ嫌な予感もありつつ、そして、浦和が先制した後に相手が守備的な形から点を取る形に切り替えたときにどうなってくるのかも気になりつつの後半です。

後半スタートから20番木下翼が右サイドに入り、相手の守備の硬さも想定した上での試みが見ていた位置からは特に近いサイドでのプレーが多かったので、まあ、楽しんでしまいました。

2枚が寄せて3枚目も来てドリブルのコースを消されてパスやクロスのコースも上げるとしてとしても限定されてしまうような守備をしてくる中で、縦に行くと見せかけて横に入って行ってそこからさらに切り込んで仕掛けるドリブルや、相手2枚が寄せている時に仕掛けて引っかかる場面もある中で、無理に仕掛けない場面も加えつつ、相手が1枚の時には迷わず1枚はがしに行って大きなチャンスを作り出す。近くで見られると色々見られますw

で、前半に比べると、間に入っても足元狙いが多くて摘まれていた場面も多かったところで、スペースに動きながらもらう動きで相手の組織的な守備をかき回す場面も増えます。例えば、後半6分には、16番根岸恵汰が相手ディフェンダーの間へグラウンダーの強めのパスを通し、最初はそのスペースに入ってなかった17番盛嘉伊人が動きながらそのスペースでパスを受けて、これにより相手の守備の対応が遅れたところでドリブルで仕掛け折り返しを22番奥山圭介がシュートを狙うような場面ですね。

前半の9番波田祥太の力強いプレーは継続されつつ上記のような要素が加わってきたことで、より幅の広がった形でのチャンスも後半は増えていきます。

後半10分には、20番木下翼がドリブルで深くまで持ち上がり、折り返しをいったんはディフェンダーにクリアされるも、そのクリアボールを16番根岸恵汰がシュートという形を作ります。

後半12分には、コーナーキックのチャンスで9番波田祥太がニアに走りこんでコースを変えるシュート(女子ワールドカップの澤穂希のようなシュートと言うとわかりやすいやつ)で、枠を捉えるもここは、相手キーパーの好セーブで防がれます。

後半13分に20番木下翼が持ち込んで惜しいシュートを放ちます。

後半16分には、右サイドからの攻撃で20番木下翼が相手ディフェンダー2枚が寄せてくるところで、縦に行くと見せかけて横にドリブルで仕掛け2枚をはがす形で持ち込んで走りこむ9番波田祥太に繋げてゴールに迫る惜しい形を作ります。

そして、ようやく相手の守備を崩す(というか壊す、というか破壊する?)場面を作ります。この時間チャンスがかなり増えていたので、一つ前に書いた流れで決めたのか、その直後にもチャンスを作ってからのゴールなのかは、忘れたのですが、9番波田祥太がペナルティエリア内でシュートを放ち、おそらくディフェンダーによって跳ね返ったボールを再びシュートを放ち、これが、見事にゴールとなり、ようやく1-0とリードを奪うことに成功します。

守備の硬いチームから得点を取るのがこれだけ難しいのかと言うことと、そういう相手から奪うときは、とにかく狙って、跳ね返されても再び狙って、逆に密集していて難しいところをついて決めるとか、そういうところまで考えた9番波田祥太の姿勢が実ったゴールでしたね。そうなんですよね。こういうプレーでゴールを奪われることによって、相手の守備組織も乱れてくることもありますからね。

で、リードはしたものの1点差で30分ほど残る中で、相手も点を取りに来るためにプレースタイルを変えてくるであろうところで、攻めた交代を次々としてきたこの試合です。

特に、このような場面で初のAチームの公式戦出場となった35番島垣翔(後半19分投入)は、最初はやや硬いかなと思う場面も多かったものの、しっかり30分をプレーし、先週に引き続き29番伊澤壮平も後半28分に投入、そして、残り10分のところで、27番山田奈央が投入され、相手は1点をがむしゃらに取りに来るであろうという時間帯にセンターバックも交代もありました。

もちろん、疲労度などが考慮されているのかなと言うところもありましたが、なかなか攻めた交代とも言えますよね。

で、結果的に、相手の反撃もしのぎ切って1-0で勝ち切ってくれました。私は、これで良いと思いますし、仮にそこから追いつかれたらどうするという声も出るかもしれませんが、追いつかれた選手が頑張ってまた点を取れば良いわけでして、そこは育成ですから、私たちもそこを覚悟して毎回応援するで良いと思います。

ということで、2回戦から出場の浦和レッズは、クラブユース選手権は、この試合が初戦となったわけですが、その難しいタイプの相手に対してしっかり勝利してくたという試合でした。

逆に言えば、3回戦でやはり対戦することになった名古屋グランパスU-18を来週に控えることを考えると、今回の試合が気の抜けるような大勝にならなかったことは、良かったとも言えます。

夏の悔しさをまず晴らすために、そして、Jユースカップで頂点まで突き進むために乗り越える難敵をしっかり乗り越えるところを見届けさせてもらうのを楽しみにしています!

ではでは・・・とは、なりません。この後のジュニアユースの試合に続いていきます。

細かいことは書かずに、出場メンバーと流れだけまず書き、どうして、1つに繋げたのかを書いていきます。

vs湘南ベルマーレジュニアユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半スタート⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半21分⇒12番石川真稀)、真ん中に22番青柳仰(後半6分⇒3番滝瀬健太郎)と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗、FWが28番志田出帆(前半32分⇒11番稲垣篤志)と9番西田春斗

となります。

最近は、日程的にかぶっていない時には、ユースの公式戦をジュニアユースの選手が応援するという光景も良く見られる中で、先週のプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦の時もジュニアユースの選手が浦和レッズのチャントで応援する光景が見られましたが、今回は、その逆のパターンを始めて見ることになりました。

で、アイキャッチ(最初にタイトルの横に表示されている写真)が、実はユースの試合の写真じゃないことに気が付いた方、さすがです。

アイキャッチの画像の方向で、選手がいない状況で、金網の奥が見える写真だと以下のような感じです。

そうなんです。この写真の黒い服装の集団がユースの選手なんですね。今回は、ジュニアユースの試合をユースの選手が応援するという構図になっていて、前半は、スタンドに座って見ていたのですが、後半になるといわゆるゴール裏的な位置取りに集まって、浦和レッズのチャントを始めたんですね。

これがなかなかの迫力でして、試合自体は、最初は、見るからに相手の湘南ベルマーレU-15の方が体格の良い選手が多くて、フィジカル的にも、あとは、ゴールに向かう姿勢のところでも明らかに浦和が負けているように見えてしまう展開の中で、では、きれいな崩しやパス回しで打開しようとできているかと言うと、それもできていない状況で、更に不運にも開始早々にペナルティエリア内でハンドの判定を取られてしまいPKで失点し、更に追加点を決められて0-2にされて後半に臨むという展開になっていました。

試合展開がそうなっていたこともあり、「フィジカルが」という話に周りではなりがちでしたし、私も、確かに体格差があるなと感じてしまっていたところがあったのも事実です。

もちろん、前半32分に11番稲垣篤志が投入されてから、彼のゴールに向かうプレーで劣勢の雰囲気から変わっていく兆候は見えていたものの、それに加えての後半のユースの選手の野太い声(良い意味です)での力強いチャントが始まり、これが明らかにジュニアユースの選手の背中を押していたんですよね。

で前半は気にしてしまわざるを得なかった体格差が関係ないくらいに、全ての選手が球際のプレーとか接触を恐れずに戦うプレーができるようになっていたのは確かで、気が付けば、相手を圧倒するような動きも増えていったわけです。

ゴールへの意識もチームとして明らかに高まった中での後半30分の11番稲垣篤志の強烈なミドルシュートで1-2とし、その直後の後半31分には、10番新城愛斗のアウトにかかったミドルシュートがゴール右上隅に吸い込まれるというスーパーゴールで2-2の同点とし、結果的には、逆転までは行けなかったものの、浦和レッズジュニアユースの強さを後半だけで見せつけられる結果になり、更に、そのスイッチを入れたのがユースの選手のチャントだったという流れ。

で、ブログを書く前に若干消化試合にばらつきがある関東U15リーグの他のチームの結果と順位表を眺めてみると、延期された試合を1試合残す浦和と他は、最終節が終わっているというチームも多い中ですが、ただ結果だけ見れば、敗れていても、残留は決まっていた(ギリギリですが)という流れにはなったようですが、これから、高円宮杯の予選に向かっていく中で、この試合を前半の空気のまま負けているのと、後半にやればここまでできるという強さを見せて終われたことでは、全く違ってくるわけですよね。

なんだか、良い場面を見せてもらえたなと。

ということで、今回は、ユースとジュニアユースの試合を1つのブログで書かせてもらいました。やはり文章が無駄に長くなってしまいました、すみません。

ではでは。

浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

浦和レッズジュニアユースvs湘南ベルマーレジュニアユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

関東U15リーグ2019/03/21 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズつくば 0-0引き分け・・・新シーズン開幕!

どうも、ブクメです☆

ついに2019シーズンの関東U15リーグが開幕・・・ですが、今年は、例年通りであれば、3月最初の週末に開幕すると思っていたので、「今年は、デンソーカップ行くから開幕戦は、見られなそうだな」と思っていたところからスタートし、「あれ?もう、開幕のタイミングなのに、公式に情報が出ない!?」とザワザワし、仕組みが変わるらしいと聞いて、どうなるのかと思いつつ、「3月17日に開幕?日本にいない・・・」となり、浦和レッズジュニアユースの初戦は3月21日(木・祝日)だとなり、「なんだかんだで開幕戦行けるではないか!」となりましたw

関東1部に関しては、特にチーム数など変更は、なかったようですが、2部が増えA,Bに分かれ、関東1部に所属する浦和レッズジュニアユースとして大きく関わるところとすると、まあ、関わることはないと思いますが、1部から2部への降格枠が下位4チーム自動降格となったのは、多少は気にしておくところですかね。

あとは、これは、今日一緒に見た方に聴くまで、全く把握していなかったのですが、交代に関するルールが刷新されたということで、登録9名で7名まで交代できるという、より多くの選手が出場できるルールになったのと同時に、あからさまな時間稼ぎ(後半終盤に7名を立て続けに交代して時間稼ぎとか)を防ぐためか、後半の交代回数は3回までというルールも入ったりしています。これにより、良い意味でアイデアのある監督であれば、この交代を上手く利用して、より多くの選手の能力を引き出したり、戦術として色々なことができそうだなと感じるところもあります。

例えば、キーパーの負傷の可能性を考慮した交代はあるとして、1枠残したとしても、6名同時交代とかができるため、スタメンで戦う攻撃パターンに加えて、別の攻撃の特徴を持った数名を組み合わせた攻撃パターンを用意しておいて、一気に攻撃パターンを変えて勝負に出るとか、身長の大きい選手を同時に複数人入れるスーパーパワープレーとかw

もちろん、見ている側の安易な想像通りには実際の現場ではできないことは承知の上ですが、このレギュレーションによってどのようなことが起こるのかも、同時に楽しめるシーズンになりそうです。

ということで、開幕戦のことを書く前に変な妄想ばかり書いてしまいましたが、今年の浦和レッズジュニアユースの公式戦を初めて見るということで(埼玉県の大会は行けなかった)、開幕戦は、まずは、新チームの背番号と名前と、大まかな戦い方など見たり特徴を探すことが優先になり、あまり細かいことは見られていませんが、全体的な印象としては、まずは、どっしりと戦えるチームとしてのバランスの良さをしっかり見ることができました。

既に昨シーズンの段階で多く出場機会を重ねていた8番桐山龍人がキャプテンマークを巻き中盤右に入り、9番西田春斗が前線に、昨シーズン終盤の大会で存在感を見せた7番萩元雅樹が中盤真ん中、17番都築駿太がポジションをセンターバックに移すなど、各ポジションに昨シーズンの大きな大会で経験を積んだ選手が入っている状況。

ここ数シーズンは、メトロポリタンリーグを観戦していないため、まだプレーを見たことがほとんどないという選手も多くなりますが、開幕戦を見た印象としては、良いチームになりそうな印象が強いと感じました。対戦相手の鹿島アントラーズつくばが、私が持っている鹿島アントラーズつくばが手ごわい相手として戦ったいくつかのシーズンの印象で考えると、まだまだ、これからのチームだなと言うところも多少なりとも影響したとは思いますが、全体的には、浦和レッズジュニアユースが多くの時間主導権を握った試合になったと思います。

右サイドの8番桐山龍人にボールを預けて起点にする攻撃などで前半序盤に多く相手ゴールに迫るチャンスを作った浦和。前半15分に9番西田春斗が自らインターセプトして作り出したチャンスから、最後は、クロスバーを豪快に叩くシュートなど、大きなチャンスも作り出したものの、得点が奪えず、試合の途中から急に噴き出した強風が試合に影響を与えるほど強いもので、内容で言えば、浦和が勝っていた試合とは思いつつも、結果的にはスコアレスドローという結果になりました。

まだ開幕したばかりなので、この時点で特に細かいところを書く必要はないと思いますが、新チームとしてのバタバタなどなくドッシリと戦えていたことがまず、シーズンを戦う上では重要なので、その点では、安心したと同時に、得点を奪うというところでは、若干貪欲さが足りなく見えたところや、仕掛けたときにピッチ状態が見た目はかなり良く見えたのですが、かなり滑ってしまうところも見受けられたので、多少ピッチコンディションの影響もあったのかもしれませんが、チャンスに仕掛けた時にコントロールが上手く行かずに奪われる場面や連携での崩しが少ないように感じられたので、この辺りは、少しずつ修正されていくのを今後見られればと思います。

そして、先ほど触れたように、交代メンバーに関するレギュレーションが変わったところで、この試合では、結果的に浦和は、2名の交代のみになったものの、その交代の仕方が、両サイドバックを同時交代という形をとっており、実際にまだ細かい特徴までは把握できていないものの、その交代した選手が絡んだ形でのチャンスなども見られたところから、今後は、少しずつ、多くの選手の特徴を組み合わせたような交代パターンも見せてくれるかもしれないと予感させられるようなところもありました(勝手にそう思っているだけかもですが、私は、そういう楽しみ方が好きですw)

これからの戦いに期待しています!

あ、最後に、この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半18分⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半18分⇒16番石川幸稀)、真ん中に3番滝瀬健太郎と17番都築駿太、中盤が、左に21番河原木響、右に8番桐山龍人、真ん中に7番萩元雅樹と10番新城愛斗、FWが11番稲垣篤志と9番西田春斗

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら