高円宮杯プレミアリーグ2019/07/13 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1引き分け・・・確実に前進しています!

どうも、ブクメです☆

長めの雑談を挟みます。

時々、遠征などあった時には、私の移動ネタを挟むことなどがあるのですが、その系統の雑談です。

今年は、私的な理由で行こう行こうと思っていた清水フェスティバルに行くことができず、大学のアミノバイタルカップの時の栖方面での試合も私的な理由で行けずということで、毎年複数回足を運ぶことが普通になっている静岡方面のサッカー観戦に行くのも久しぶりになりました。

足を運ぶ回数が多いということで、基本的には車で現地まで足を運ぶのですが、コースも色々変えたりしています。良い言葉で言えば、同じコースばかり選ばないことで発見があることを求めてという向上心が高いからということになります。そういうことにしてもらうと私としては非常に嬉しいのですが、実際は、もともと下道で移動するのが好きなことと、そもそも超が付くほど節約が必要な生活になっているので、下道を選ばざるを得ない状況というのが正解です。ただ、それだけです。でも、結局、同じ道を選ばないことや、大きな導線が決まっている高速道路を使わないことで、発見も多くあります。もともとは出不精でめんどくさがりの自分にとっては、これを強制的成長行動と呼んでいます(今名付けたw)

今回の清水遠征では、目的地が静岡である時には、初めてのコースを選んでみました。

私が住んでいる鳩山町は、埼玉県で言うと西の方にあります。よって、山梨県方面に行くときは、秩父市を抜けて雁坂トンネルという有料道路を使うことで、比較的スムーズに山梨方面に抜けていくことができます(山越えはありますが。)

これを使って静岡方面に行くと、通常のナビなどでして道設定したコースよりは、距離にしてトータルで30キロほど多くなるのですが、所要時間はほとんど同じになり、知られた道は混むことが多いので結果的に早く着くこともあります。

今回は、そのルートで行き、帰りは、結果的に大失敗することになりましたが、ベースとしては同じルートで帰りました(本当は、帰りのコースは、別の方法で少し楽をしようとしていたのですが、ミスしました、興味ある方は、今度お会いした時に聴いてください。)が、同じ道を選んでいったはずが秩父市辺りから、googleマップ様が攻めたコースを選んでくれまして、気が付けば真っ暗な山道を抜けるコースになり「林道なので道が危ない」的な標識を眺めながら、結構過酷なルートを抜けて、最終的にはときがわ町辺りに抜けて、フラフラになりながら、帰宅しました。

確かに所要時間は表示通りの早さでしたが、精神面はかなり持って行かれました。で、帰宅してfacebookページに写真を上げたところまでは覚えているのですが、その後、力尽きたようで、翌日のS2リーグの遅刻につながるわけですが・・・。

何気ない出来事を書きましたが、この雑談を、メッセージ性があると思って読んでいただくと少しだけ違う風景に見えてきませんか?見えてきませんねw

雑談終わり!

 

さてさて、清水エスパルスユース戦です。

夏の全国でも対戦する相手で、プレミアリーグで言えば、開幕戦で相手のストロングポイントをつぶす守備においては手ごたえを掴んだものの、結果的には、攻撃面に課題を残して0-2で敗れたという相手。昨年は、アウェイのこのカードで見事な試合を見ることができた流れもあり、良い要素が毎試合見られている中で結果がついてこないところを突き抜けるためのきっかけになることを期待する試合でもありました。

結果から言えば、また引き分けという結果になりましたが、開幕戦とは逆に、サイドの攻撃のところで相手を驚かすプレーを多く見せるなど、おそらく、相手の予想を覆すことができている時間も多く作れていた試合でもありました。

守備に関しても、これまで以上に集中して臨めていましたし、前線、バックラインのプレッシャーから中盤の選手が奪い取れるような場面も多く作れており、サイドの守備のところは、開幕戦以上に対人のところでも、よくできていたと思いますが、本当に試合全体の中で今回は、そこまで数が多くなかった数回の内の1回を決めきられてしまうというのは、相手の攻撃の選手の強さなのかなとも思いつつ、浦和側としては、前節の攻撃面での課題を考えて、ペナルティエリア付近での仕掛けで判断を一つ早めて、プレーを一つ速くしてという意識がある部分は見えましたが、相手の守備やこぼれ球への反応も前節の相手より早く、仕掛けきることには苦慮したかなという印象です。より早く速くしなければならず、次は崩し切ってやるからなという意識で夏の全国への再戦へ向けてやってもらえると思ってます。

なんだろう、今日は、文章の書き方がおかしくなっていますねw

まとめぽいことを先に書きつつ、細かい試合の話をこれから書きますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半44分⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半11分⇒10番山中惇希)

となります。

前半開始で、スターティングメンバーをチェックしつつのところで、ちょうど、しっかり見られていないタイミングで頭を上げた瞬間に24番佐藤優斗が思い切ったシュートを放っていて、大きな弧を描いてゴール右上に吸い込まれるような形で決まり先制。

ここ数試合では、比較的早めの時間の先制点を決められる試合が多くこの試合も、前半スタートのサイドからの仕掛けて相手を驚かせつつ、その流れで先制点を決めることができました。

先制点後も、前半6分に左サイドから24番佐藤優斗が仕掛け、クロスに13番堀井真海と7番與那覇航和が走り込み合えばというチャンスを作り、9分にも24番佐藤優斗がインターセプトから13番堀井真海、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮に繋げて仕掛けていく形を作ります。

バックラインが守備意識を高めてプレーしつつ、4番玉城大志がその一つ前でバランスを取りながら相手の攻撃の際のケアをすることで相手の個々の選手の仕掛けを防ぐことができており、そういうプレーからの攻撃というところでは、前半19分に4番玉城大志がキープしながら6番清水楽人の動き出しを見つけてパスを通して、そこから前線の7番與那覇航和に繋げたプレーで惜しいチャンスを作る場面がありました。

前半22分には、パスカットされて仕掛けられる場面がありました、ここは、12番福島竜弥が対応して防ぎます。中盤である程度リスクも負いながら細かいパス回しで崩しを狙うため、こういった場面から仕掛けられるリスクもあり、そこへの対応が最初の頃はできずに失点と言うケースも多くなったものの、この試合では、この場面を象徴するように、特に、仕掛けた後のケアも含めて対応する意識は強くできていたと思います。

ただ、相手の守備も思った以上に良かったというか、この試合では、中盤の崩しへの仕掛けのところでのチャンスがあまり作れていなかったようにも感じます。

その分、中盤の17番盛嘉伊人やバックラインの12番福島竜弥や27番山田奈央からの中距離や長距離のサイドの選手への正確なフィードからのサイド攻撃の回数は多く作れていたとは思います。

前半23分には、17番盛嘉伊人から24番佐藤優斗へ、中距離でのパスを通して仕掛ける形を作り、前半26分には、12番福島竜弥からの長距離でのパスを24番佐藤優斗に通し、この場面では、見事なトラップからのテクニックで相手ディフェンダーを抜き去ってクロスまで持って行き、7番與那覇航和に合えばと言う場面でしたが相手ディフェンダーがわずかに先に反応し防がれます。

前半27分にも12番福島竜弥からの長めの縦パスを7番與那覇航和がスルーする形で、13番堀井真海が受けて仕掛ける形を作ります。

前半32分には、27番山田奈央から24番佐藤優斗へのロングフィードで再びサイドから仕掛けます。

ところどころで、相手の鋭い攻撃があるわけですが、そこに対しての守備が先ほど書いたように、バックラインの選手や前線の選手がプレッシャーをかけたところで、そこに対応する選手の見えない位置から17番盛嘉伊人や4番玉城大志が奪い取るような形が見られ、前半の終盤は、比較的相手の攻撃が多い時間帯になっていたものの、その形で奪える場面が多くなっていました。

奪ってからの反撃の中で、前半40分に7番與那覇航和が持ち込んでシュートを枠を捉えたシュートを放つものの、ここは相手キーパーにキャッチされます。

前半残り少ないところで、やや相手の攻撃に反応が遅れる場面が出てきたところで、前半44分のピンチの場面は、25番鈴木彩艶が防いだものの、前半終了間際に右サイドを突破され、ディフェンダーが体を寄せていたものの寄せ切れず、ゴール前に走りこんだ相手への対応も遅れ、マイナスのボールを合わせられ失点。

前半を1-1で折り返します。

後半開始早々の後半2分に、後半から投入された16番根岸恵汰からのパスから8番冨田蓮が右サイドから仕掛けコーナーキックを奪い、続けて後半4分にも今度は左サイドの24番佐藤優斗へ正確なパスを通し、この攻撃からもコーナーキックを奪うという形で、後半開始早々からセットプレーのチャンスを多く奪うことができるスタートとなりました。

後半もスタートは浦和ペースで、サイドからの攻撃で、前半以上にセットプレーのチャンスが作れる展開になり、22番奥山圭介からのコーナーキックでは、惜しい形も何度か作ったものの、なかなかゴールは奪えず、また、相手のバックラインの真ん中が強さがあることから、中央での高めのボールでの勝負が思うように行かないところで、10番山中惇希が前線真ん中に入る珍しい形などあったものの、中央の高めのボールの競り合いでは難しく、上下の動きを混ぜて捌くような昨年の柏レイソルU-18との試合の時のような動きがあればとも思いつつ、なかなか連携面でも合わないという形が多くなりました。

この辺りは、相手のレベルが上がるにつれて、ポストプレーの強さというのがより求められるという課題も見えてきました。確実に前線で出場している選手のポストプレーの質は上がってきていますので、そこのさらなる成長に期待しながら、でも、本来は仕掛けるタイプの選手たちが多い(特にサイドで良い選手が凄く多い気がしている)ので、ポストプレーに強い選手の台頭や復帰が待たれるか、いずれにしても、個々の成長が求められる部分ではありますね。

結果的に、後半も終盤は、相手の時間になることが多く、いわゆる決められてていてもおかしくなかったくらいの決定機を相手のミスではなく、コースも難しいところに強烈なシュートを放たれた場面が2度ありましたが、これを25番鈴木彩艶が連続スーパーセーブでしのぎ、後半は得点動かずの1-1の引き分けとなりました。

 

試合後に浦和レッズユースのサポーターの友達と話をしたときには、「選手は優勝したい、勝利を優先したことをやりたいだろうし、現状をどう思っているのだろう」というニュアンスの話が出ていました。もちろん、長年やってきた当たり前と全く違うことをやる現体制ですので、選手にとっても、「何だこれは!?」というところも多いかもしれません。

でも、私が知っている現監督は、めちゃくちゃ負けるの嫌いな人ですよ。ただ、優先順位が違うというだけです。負けたくないけど、選手の特徴能力を最大限に伸ばすことの優先順位が最も高いというだけです。厳密に言うと、選手の特徴を最大限生かして勝てるチームを作りたいということと、自分の実績として勝ちたいのではなく、負けたときには、勝たせてあげられなかったことが残念と考えるタイプです。

相手がサイド攻撃が強いと言えば、じゃあ、その選手を抑えるためには、こういう守り方して、決まり事のある動きをしてという人ではなく、サイド攻撃が強いのであれば、サイド攻撃で最も調子が良い選手をぶつけてやろうという人です。

これは、私も基本的に最初からそういう見方をしていますが、浦和レッズユースに来る選手は、全選手プロになれる特徴を持っている選手だと思って見ています。

その選手が武器をしまって、勝つための(悪く言えば、負けないための)戦いを理論によって実践することを最優先に置かれる。それが、ここしばらくの浦和レッズユースでした。もちろん、プロの戦いでは、この考え方もありですし、そうするべきなケースも多いです。言っていることは間違っていなかったけど、その分、本当に選手の特徴を伸ばしてくれなかったし、人を見てくれなかった。

それが、急激に変わったわけです。選手同士でのコミュニケーションもスタートは、半ば強制的にかもしれませんが(よくわかりませんが)、今は、選手同士に話をさせている場面が外から見ているだけでも色々なところで見られます。選手によっては、試合中に指示を出している選手もいるような。

で、監督が俺様ではないことも伝わってくると思います。得意でないことは、選手や他のコーチ陣に任せている部分もあるのではないですか?でも、任せた分、その責任も考えてしっかり見ていますよね。

良い意味で子供っぽいというところも(褒めています。)

たった数試合ではありますが、私は、チームも選手も雰囲気が変わっていることをすごく感じています。全然環境に戸惑っていても良いと思いますよ。

とにかく、私が言うことはシンプルで「私は現監督を疑わない」ことと、選手に対しては「とにかく信じて自分の特徴を100%出していくことをやれば良い」あと、「気持ちぶつけても干されることはない人です」ということと、「現監督は(良い意味で)完ぺきな人ではないので、ダメ出ししながら、ニヤニヤして見守るところも含めて、一緒に空間を作り上げていくことを楽しみましょう」

そんな感じで、まとまっていないでしょ?

そうです、私も、現体制が間違っていないことを、選手にもご父兄の方々にも、応援する方にも知ってもらうために、どのように伝えるべきか模索中ですからw

物凄く長くなりそうなので、このくらいにしておきます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2019/07/07 浦和レッズユースvs尚志高校 1-1引き分け・・・突き抜けるための我慢の期間

どうも、ブクメです☆

日曜日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催されたプレミアリーグを観戦してきました。

今年の梅雨は長いですよね。本当に雨が多い。そんな雨の中の夕方キックオフの試合と言うことで、暑いよりは、涼しい、涼しいよりは、若干肌寒いという気候だったとも言えますよね。

さてさて、

いきなり試合後雑感のような書き方をしますね。

試合が終了して、完全に外した場面はまだしも、フィフティフィフティの決定機があれだけあったうちの一つでも、跳ね返って枠に転がっても良いのではないかと思ったのも事実ですが、サッカーというのは、本当に、こういうことがあるスポーツであり、その間に、やっていることは間違っていないのにプレーする選手を悩ませる酷なスポーツでもあります。

ただ、そこを突き抜けていくまでの我慢も必要で、そこを越えたときに、また違う景色が見えてくるものでもあるんですよね。

で、ブレずにやり続けることができるかどうかが試練として用意されているとすれば、なんとなくですが、次の試合でまずは、結実するのではないかなという予感がしています。

そこから、新たな段階へ進むようなイメージ。

・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs尚志高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥(後半40分⇒34番工藤孝太)と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半12分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半24分⇒34番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半40分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半24分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海

となります。

スタメンは、前節と同じですね。

試合開始から、連動性やボールへの反応のところで、浦和が一つ抜けた戦いを見せるスタートとなります。細かいところでのパス回しでも、一見すると味方も欺いてしまうのではないかなという、トリッキーな落としやパス回しをするものの、味方がしっかり反応できている、ちょっとずれたようなところでも、それも含めて味方が反応しているという場面が多く見られ、この辺りは、以前よりも選手同士のコミュニケーションが練習の時からできるようになってきているのかなと感じる部分でもありました。

以前は、面白い狙いのパスがあっても、味方が反応できない、出しても受けても主張しない、コミュニケーション取らないのかなと言うこともあってブログでも書いたことが何度かあったと思います。よく話をするから味方の特徴もわかる。練習見学は最近していないので、どのような練習をしているのかはわかりませんが、特徴を生かしあうような練習もしているのだろうなと感じます。

もちろん、結果としては、1-1で終わりましたし、相手に持たれて攻められる場面もありましたので、チャンスの数で見たら似たようなものだと言われるかもしれませんが、言葉が乱暴であればすみませんが、個々の特徴を生かしながらもチームとしてのプレーで考えたときには、浦和がかなり優っていて、実力差を感じるような局面も多くあったと思います。

その中でも、序盤は、特に10番山中惇希の守備も含めてプレーのスケールが大きくかなり効いていたと思います。開始早々から突破してシュートまで持ち込みコーナーキックを獲得し、その流れから7番與那覇航和がゴールを決めあっという間に浦和が先制する流れの起点にもなっていました。

そして、17番盛嘉伊人が相手をいなしながら組み立て、狙える時にはシュートも狙うというプレーでチャンスを量産していました。特に、前半3分に見せたシュートは、雨のピッチを活かした低めの弾道でのシュートで相手キーパーがなんとかはじき出すことができたというくらい惜しいシュートになりました。

まあ、全体的に動きが良かったわけですが、その中でも目立っていたという感じですね。

また、前線での13番堀井真海のボールの受け方が良く、例えばロングボールで13番堀井真海にパスが出された時に、相手ディフェンダーも反応していて、プレッシャーはかけられている状態でも、上手く受けてマイボールにできるというプレーが多かったですね。

攻撃の回数として浦和が多い中でしたが、先ほども書きましたが、特徴を生かしあって攻撃を活性化させるプレーにはリスクも伴いますと言うことで、横パスが奪われたりした時や、連携でミスが出て奪われた時には、結構危険な場面が作られるというのは、ここ数試合見られる光景ではありますが、高めの位置で奪われた時の対応に関しても、これまで以上にカバーリングの意識が良く見られた印象がありました。

特に、相手がペナルティエリアまで侵入してくるようなプレーでおそらくですが2度ほど8番冨田蓮がギリギリのところで競りに行けたことで失点せずに済んだという場面があったと思います。

サイドに入ってから、やや守備の意識も高めなければならず、攻撃の特徴が出し切れていない印象もあった22番奥山圭介も、この試合では、攻撃に絡む形を多く作れていました。

・・・なんか、試合の流れに沿っていない文章になっていますね。

まあ、前半35分に私が見ていた位置からかなり見やすい位置での出来事だったのですが、あれでPKがとられるのかというプレーで相手にPKが与えられ、これを決められて1-1と同点にされます。

失点直後の6番清水楽人からのクロスに22番奥山圭介がヘッドで狙った場面など作るも前半は1-1で折り返します。

後半開始時のメンバー交代はなし。

後半3分に13番堀井真海が高い位置でインターセプトして惜しいシュートを放つ形を作り、4分には6番清水楽人も攻撃参加する形でシュートを放つもこれはキーパー正面。

後半8分には、7番與那覇航和がコーナーキックにつながる惜しいシュートを放ちます。

その直後にも22番奥山圭介からの浮き球のパスを10番山中惇希が惜しいヘディングシュート。

惜しい惜しいと書いていますが、今日の試合では、本当に、ちょっと跳ね返る角度が違えば、ゴールになっていても良いでしょと言うシュートが本当に多かったんですよ。

後半19分に、ここまで多少ミスがあっても守備陣の対応で跳ね返していたものの、やや大きなパスミスで一気に攻め込まれる場面があったものの、ここは相手のシュートミスに救われます。

後半20分には、交代で入った24番佐藤優斗から17番盛嘉伊人を経由し、抜け出した13番堀井真海にパスが通りシュートまで持ち込みます。

後半22分には、12番福島竜弥からのバックラインからの長いパスを13番堀井真海が前線で収めて攻撃参加する6番清水楽人に繋げて相手ゴールに迫ります。

後半26分には、交代で入った20番木下翼の鋭いドリブルでの仕掛けから右サイドを駆け上がる同じく交代で入った37番高橋悠にパスがやや長くなってしまったものの、交代で入った2選手で惜しい仕掛けをします。

後半29分には、20番木下翼がペナルティエリアまで持ち込んでシュートを放ちキーパーが弾いてそのままゴールに入ったかと思ったものの、これはサイドネット。

後半31分には、ペナルティエリアすぐ外のコーナーよりのところでフリーキックを獲得すると、17番盛嘉伊人からのクロスのこぼれ球を4番玉城大志がシュートも決まらず。

後半39分には、20番木下翼が放ったシュートがポストを叩くという惜しい形を作ります。

後半40分に34番工藤孝太と16番根岸恵汰が同時投入され、16番根岸恵汰が両サイドに上手くパスを捌いて行く形で数回チャンスを作るも結果的に最後までゴールを決めることができず、この間に相手にも2度ほど決定機を作られるものの、ここもなんとか失点を免れ、結果1-1で終了となりました。

最後の最後にペナルティエリア内で相手がハンドしたようにも見えたのですが、その直後に試合終了となりました。

やや、結果だけ見れば、判定に泣かされた部分もあると思いますが、これも良く書くことですが、判定に文句を言うのは、その試合に勝ってから言うのがかっこいいものですよという感じで、そうでなくても、この試合では、開始早々の得点以外にも、多くの決まっていてもおかしくない決定機があったことを考えると、勝ち切ってから、でもなんか判定もおかしかったよねと言う流れにできれば良かったなと思うところもあります。

それにしても、私個人的には、結構ニヤニヤしながら見てしまったところが多かったのですが、雨でスリッピーな状態でのピッチでの戦いで、なんか、パスの連携連動が、思った以上に向上していませんかという感想がありまして、確かに相手がセカンドに対する反応が遅いという局面も多かったのかもしれませんが、結果的に、この試合、崩し切っての決定機も多く作っていたんですよ。

サイドから仕掛けてクロスというチャンスの作り方も多くなりましたが、ペナルティエリアの中で受けてシュートまでと言う形も多く作れていましたから。

だから、本当に突き抜けるための我慢の時間というだけであって、まだ変な意味で調子に乗らないためにも与えられた試練がこの試合だったという考え方にしておいて、次から勢いに乗るというか。

珍しくJリーグで例に挙げると、浦和レッズユース出身の松尾佑介(仙台大学)が横浜FCに加入して、まだ大学生だけど既に出場できるとかで前節にベンチ入りした時の試合を見たのですが、その試合で、横浜FCが浮上のきかっけを掴むまであと一歩みたいな解説があったところで、松尾佑介も活躍して快勝したんですよね。それで、解説者が、抜け出したこの勝利で横浜FCは、一気に上位争いに浮上しそうですねみたいなこと言ってた(気がする)んですよね。

そしたら今節も、連勝してた(松尾佑介はなんと先発だった)という感じで、模索して、でも結果がすぐについてこなくて、でも我慢して続けていく。そして、浮上のきっかけとなる試合で爆発して、そこから、これまで入らなかった得点が入り勝負にも競り勝てるようになる。そんな流れを期待してしまいます。

私は、昨年の清水エスパルスユース戦アウェイを強く頭に刻んでいますからね。ゴールシーンまでしっかり頭に残っています。

浮上のきっかけにするには申し分ない場所と相手。

かなりかなり楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/06/30 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・圧倒する時間が作れた手応えが重要なのですよ。

どうも、ブクメです☆

午前中に聖望学園下川崎グラウンドでS2リーグを観戦後、場所を日立柏総合グラウンドに移し、午後は、高円宮杯プレミアリーグの柏レイソルU-18戦を観戦してきました。

相変わらず車で向かう柏方面は、時間が読めず、近くまでスムーズに行っていても、目的地まであと数キロのところで激混みとかで、焦らされる経験が何度もありつつ、カーナビが指す到着予定時間に常に疑いを持ちながら向かいましたが、混むエリアは混んだものの思ったほどではなく、下道でも間に合いホッとしました。

さてさて、昨年は、スタジアムの方で柏レイソルU-18とプレミアでは対戦したものの、今年は、総合グラウンドの方と言うことで、写真がネット越しで惨い状態になっています。2週連続の柏方面でのプレミアは、いずれもネット越しの写真で失礼します。ネット際にベンチが多く置かれているのですが、ベンチの位置を考えると、ネットに張り付いて立ってみると座っている方に迷惑をかけてしまうというもどかしい位置関係だったりします(どうでも良いかw

余談ですが、ハーフタイムに傘が豪快に壊れました。何年使っていたのかわからない傘でしたが、ハーフタイムのタイミングで少し雨が強くなった時に傘を差していたのですが、少ししてから閉じようとしたら、バネのところが錆びてもろくなっていたようでボンっと弾けたというか。その後、傘は閉じなくなってしまいました。傘のケアはしていなかったですが、人生で傘がこういう壊れ方をしたのは初めてです。自転車のメンテナンスを怠って、走っている時にチェーンがぶちっと切れたことはありましたが。ケアは大事ですね。

と、関係ないことをダラダラ書いたのは、プレミアリーグが再開してからのこの2試合、選手も新体制で手探りでやっているところはあると思いますが、結果がついてこない状況で、やや不安になるところも出てきてしまうと思うかもしれませんが、もし、このブログを読んでいる選手がいたら、見ている側としても深刻なことを書き綴る必要があるようには感じていませんよということを余談雑談で表現して見ましたw

毎度、柏レイソル系のアカデミーとの試合を観戦した時のブログでは、特殊な相手なので、もし敗戦した場合は、切り替えてしまって良いと私は書いてしまいます。

私は、育成の段階では、組織力が一番とされるチーム作りは嫌で、これをやると、選手の特徴がかなり限定されたポジション以外は消されてしまうので、浦和の育成でこれをやられたらいやだなとずっと思っているのですが、かと言って対戦相手として迎える時には、こういう相手と対峙するのは本当に消耗されるというか。そういう覚悟を毎回持って柏レイソルのアカデミーとの試合を観戦しています。相手の組織されたポジショニングとパス回し、サイドへの大きな展開、そして、今回は、前線に強くて突破力のある選手もいるということで、しばらくは、覚悟通りの、難しい試合になったと思います。

では、試合の話に移りますね。

vs柏レイソルU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半14分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半24分⇒34番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和、右に13番堀井真海(後半24分⇒20番木下翼)

となります。

細かく聞いてはいないのでわかりませんが、ベンチメンバーやベンチ外のメンバーを眺めつつ、また怪我人が増えているのか、それ以外の理由なのかわかりませんが、スタメン含めて数名入れ替わっていたりしますね。

 

試合開始からしばらくは、パス回しで走らされて、消耗させられてというやり方をゴールに向かうこと以上にしてくると思っていたのですが、珍しく(?)前半開始から得点を奪いに来るような姿勢が相手に見られました。

相手の9番に対しては、27番山田奈央がマンマーク気味に対応するような場面が多く、それでも相手のパス回しや動きで、かなり神経を使って対応することが求められる流れになりましたね。どちらかというと、パスを受けた時の体の使い方とかは上手いのですが、完全にコースが消されている位置でも突破を考えたら強引に仕掛けてくる場面も多く、それはそれで対応は大変だったと思いますが、そういった攻めに対しては、浦和もしっかり対応することができていました。

くどい様ですが、柏レイソルU-18とやる時には、相手が気持ちよくパス回しをし続けられると追う方が消耗しますし、奪いきれない時間が続くと相手もより勢いに乗ってしまうと言うことで、相手のリズムをおかしくするための試みが必要になってくるのですが、その試みをするためには、やはり奪ってから早い攻撃で相手に圧力をかけていく必要があるのですが、かなり相手にパスを回されたり、今年のチームは、サイドをちらつかせてトップにも当ててくるような工夫が多用されていて、かなり走らされる展開にはなっていたものの、最終的に守り切ってのカウンターのところで、浦和が先制に成功します。

前半19分に12番福島竜弥がインターセプトしたところから、中盤辺りに下がってきていた13番堀井真海にパスを入れると、やや態勢がもつれながらも、キープして右の22番奥山圭介につねげたところ、右サイドバックの8番冨田蓮がオーバーラップで走り込み、そこへパスを繋げると、パスを受けた8番冨田蓮が持ち込んでシュートを放ち、これがゴールとなります。

相手がボールを持つ時間がほとんどだった中で、まさに、狙い通りの形でカウンターで先制に成功します。

この先制点で、若干相手のペースが乱れたところで、13番堀井真海の思い切ったシュートなど浦和が攻勢をかけるかと思われたところでしたが、前半21分に中盤でのパス回しのところでコントロールが上手くいかなかったところを狙われてキーパーと1対1の形を作られてしまい、失点。

試合は1-1と振出しに戻ります。

再び相手の勢いが出てきて、危ない場面も作られるものの、今年のチームの特徴として良い点として失点した後にバタバタと連続失点を許さずに切り替えてプレーできるところがあるのですが、比較的、失点を引きずらない戦い方はできていました。

前半26分には、4番玉城大志のサイドチェンジから6番清水楽人の攻撃参加で惜しいシュートを放つ場面など、惜しい形を作ります。

前半30分に相手のサイド攻撃でヘッドで合わされたものの25番鈴木彩艶の好セーブで防ぎます。

前半35分前後には、7番與那覇航和が起点となって2度ほど惜しい形を作り、更に前半40分には、10番山中惇希からのパスを受けた7番與那覇航和が相手キーパーの好セーブに阻まれるもののかなり惜しいシュートを放つなど、相手のチャンスも多いものの浦和もチャンスを多く作る形で前半を1-1で終了します。

ポゼッションでは相手の方が圧倒的に上でしょとか言われるかもしれませんが、浦和の試合運びとしては悪くなく、相手のパス回しに翻弄されて消耗というよりは、相手の方も前半の時点での得点の動きなどもあり、やや前半終盤では、ちょっとリズムがおかしくなってきているかなと言う場面と同時に、浦和の17番盛嘉伊人や4番玉城大志、そこに7番與那覇航和も絡む形で、落ち着いてキープし、相手のプレスをいなす場面も加えられるなど、相手の素早いプレスに対しての対応もできるようになってきている状況でした。

そのためか、後半スタートの交代はなし。

後半最初の大きなチャンスは、11分。13番堀井真海から10番山中惇希にパスが繋がり、パスを受けた10番山中惇希がドリブルで突破し、見事なシュートを放つも相手キーパーの好セーブに阻まれます。

やはり、相手の攻撃は脅威にはなるものの、浦和の方が慣れてきたことや、相手が浦和の仕掛けに対しいて構える意識も加わってきたことで、明らかに前半のスタートとは違う雰囲気で後半は進んでいきます。後半14分には、高い位置でファールをもらいフリーキックを獲得するなど、相手がファールで止めるという場面も増えてきたように感じます。

後半は、見ていた位置から浦和のゴール前が一番遠い位置になったため、どのような状況でそうなったのか、確実にはわからなかったものの、後半15分くらいに相手の仕掛けでペナルティエリア内でハンドの判定を主審が一度はしたのですが、その後、線審がその前にオフサイドがあったということを伝えたようで、結局、一番もどかしい流れの中で手にあたってPKを取られるという状況は、免れます。

そして、タイトルにも入れたように、圧倒する時間帯を多く作れるようになったのが、後半15分あたりから。

相手のリズムがおかしくなっていたところで、まず24番佐藤優斗を投入し、更に後半24分には、20番木下翼と37番高橋悠が同時に投入され、突破力とゴールへの意識が強いフレッシュな選手の仕掛けによって、かなり浦和が相手にゴールに迫る時間が増えます。

後半16分には、17番盛嘉伊人が左サイドをかけあがる24番佐藤優斗をおとりに使い前線の13番堀井真海に縦パスを通し、仕掛ける形を作ります。

後半18分には、6番清水楽人から22番奥山圭介、更に8番冨田蓮がオーバーラップで上がったところパスを通し、惜しいクロスを供給します。

後半21分にも、6番清水楽人の仕掛けから、良いポジションに入った7番與那覇航和につなげ、ドリブルでしかけて 惜しい形を作ります。

後半22分には、コーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスをいったんは跳ね返されるもこぼれ球を22番奥山圭介がペナルティエリア外から思い切って狙うも枠を捉えきれず。

28分には、20番木下翼がドリブルで仕掛け、決まってもおかしくないコースにシュートを放つも、相手キーパーに弾かれます。

その直後にも、20番木下翼の仕掛けから、37番高橋悠に繋げ、シュートを放ちます。

その後も、17番盛嘉伊人の後半37分の枠を捉えた強烈なシュートなど、決してシュートミスではなく、しっかり枠を捉えた狙いも悪くないシュートも多くあったものの、相手キーパーの好セーブに阻まれ、浦和側から言えば、畳みかける時間帯を耐えきられてしまったとも言えます。

そして、試合終盤に逆に浦和が攻めて相手の反撃という前半と逆の展開で相手に決められてしまい、結果としては1-2で敗戦となりました。

様々なチームで様々なカテゴリで様々な環境で様々な考え方があるとは思いますが、私が望むのは、選手全員が特徴を伸ばしていける育成チームで、最優先することが負けないことではなく、それぞれが最大限特徴を伸ばせることを優先して考えながら、その中で、チームとしての決まり事や戦術に近づけるという順番になりますので、その点では、安全な選択肢をしない度胸も必要ですし、その分ミスも増えるのは、ある程度仕方がないところで、そのミスもコミュニケーションで防げることであれば、話し合って、お互いの特徴を殺さない程度に妥協する部分も作るなどやっていければ全く問題ないと思いますし、この試合で言えば、相手を圧倒する時間を作れたことが重要ですし、相手の組織的な守備に対しても、序盤は、苦しめられても、逃げることを選ばずに度胸を持っていなすようなプレーを中盤の選手ができるようになったことも大きいですし、動きのところで1.5列目的なプレーで責任を持って攻撃もくさびもカバーもやるというところを求められた選手も試合の中で考えて、求められるプレーに近いことが多くできるようになった時間帯に、相手を圧倒することができたとも言えます。

もちろん、守備は個々で頑張ってねというサッカーで良いと言うことではなく、今いるカテゴリは、自分の能力を最大限に伸ばす場所だということに重点が置くべきというだけで、その先には、組織的な守備だったりがついてくるわけです。

言葉で説明すると複雑になりますが、優先順位の話です。

だから、「逆転負けした」という結果は、もちろん守備に対して考える理由にはなりますが、それが優先順位が高いところを越えてはいけないわけで、私は、今年、上野前監督が作ろうとしていた要素と、新体制で重要とされる要素の優先順位を間違えない融合のためのチーム作りとしては、「大変順調です」と言えるわけです。

これができてくると、現在負傷で離脱している選手が戻ってきたときでも、その選手の特徴を生かす動きが自然とチームでできると思います。

もし、2試合勝てないと言うことをネガティブに考えてしまうことがあるのであれば、勝敗を分けたポイントは、「この試合は、相手のキーパーが凄かっただけ」と考えてしまってよいと思うんですよね(当然、別のポイントもありますが、余計なネガティブを振り払う時に必要なことなんです。)

きれいなパス回しとか、ポジショニングを競う採点競技ではないですから、相手の戦い方を壊すことができたことをプラス要素としてとらえれば良いのです。

来週は、ようやく新体制なってから初めてのホームゲーム@さいたま市浦和駒場スタジアム。

ガッツリやってやりましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/06/23 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 2-2引き分け・・・新体制でのプレミア初戦。手ごたえと課題と。

どうも、ブクメです☆

前日の土曜日に社会人リーグの東京ユナイテッドvsVONDS市原の試合を観戦し、その後に、知人と飲みに行き、そこそこ遅い時間になり、知っている方は知っていると思いますが、今私が住んでいるところは、電車はそこそこ遅い時間まであるものの、最寄り駅から家に帰るためのバスが23時前に終了してしまうと言うことで、浦和付近とかで飲むと、電車で1時間くらい最寄り駅までかかるために、22時でも間に合わないくらいになるため、その場合は、駅から1時間ほど歩くということになります。

私の頭の中では、ユースの試合に対してのモチベーションが過去最高くらいに高まっているため、試合観戦を万全の状態にしたいということで、もう、大宮に泊まってしまえと言うことで、自宅に戻らずしっかり睡眠をとって日曜日の流通経済大学柏高校戦に向かいました。

車で行くことが多いエリアなので、だいぶ久しぶりに電車+徒歩で会場まで行く感じで江戸川台駅から歩いてみたら思ったより距離があるなと言う感じでしたが、見る方としても良い感じの準備運動になったというかw

天気予報的には雨の予報でしたが、結果的に試合中は雨が降らず、湿気は高いものの比較的、暑さも若干ですが和らいだ中での試合となりました。

この会場は、金網+ネットのダブルネット(?)なので、写真は、結構惨いことになっていますのでご了承ください。

さて、

今月最初に浦和レッズユースの体制が変わり、新体制になってから私自身は、クラブユース選手権関東予選の横浜F・マリノスユース戦は見られなかったので、公式戦での戦いは、この試合が新体制になって初と言うことになります。

今日の試合の見方とか、考え方とかをするうえで、やはり先週のFC東京U-18との練習試合に足を運んでおいて良かったなと思う部分も多く、そこで実際に見られた要素と、そこで聞けた話も踏まえて、大まかにですが、チーム状態とか、どういうところに重点を置きながらやっていくのかなということを、ぼんやりと思い描きながら、いわゆる難しいリーグであるプレミアリーグの、更に、相手の今シーズンの順位など関係なく、浦和レッズユースとして、この会場では、少なくとも私が足を運んだ中では、全て敗れている流通経済大学柏高校グラウンドでの流通経済大学柏高校戦で、新体制下で3週間ほど経った選手たちが、一つの答えとして(というのは大げさかもしれませんが)やってきていることに自信を持つための実戦の場としては、申し分ない条件だったと思います。

そして、一つの証明と、また課題もしっかり残すという試合になりました。

なんというか、攻撃の試みとか、意識とか、見ていて面白くて、メモするよりも純粋に楽しんでしまった要素が多くて、実際にこのブログを書く前に自分のメモを見たら、大してメモしていなかったというw 私も長年のもろもろで見方とか楽しみ方を変えざるを得なかった期間がかなりの年数重なったと言うことで、見方や楽しみ方のリハビリ中なんですよw

でも、既に思い出しつつありますw

ということで、試合の話に移りますね。

vs流通経済大学柏高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に15番松村大也(後半35分⇒8番冨田蓮)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大(後半27分⇒27番山田奈央)、MFが左に10番山中惇希(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半45分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海、右に7番與那覇航和(後半35分⇒20番木下翼)

となります。

*後半終盤に一度は16番根岸恵汰も交代の準備をしていたものの、試合展開からか、交代はありませんでした。

試合開始から、「ああ、プレミアってこういうものだったよな」と感じたのが、浦和の左サイドの攻撃のところで、10番山中惇希の突破からチャンスを作られるということをしっかり研究されてというところもあるのか、10番山中惇希が突破を試みるスペースのケアなどが、かなりしっかり整備されていて、なかなか思うような突破が許してもらえないなという場面を何度か見つつ、それでも3分に6番清水楽人がサイドバックの位置から攻撃参加したところで、相手守備のプレッシャーを受けながらも10番山中惇希がパスを通して6番清水楽人に繋げてサイド攻撃でチャンスを作る場面がありました。

相手守備が硬く引っかかりそうな状況の中でしたが、浦和は恐れずにパス回しで打開を図る場面が多く見られ、7分には、13番堀井真海のポストから17番盛嘉伊人、4番玉城大志とテンポ良くパスをつなぐ流れから抜け出した10番山中惇希にパスを通して仕掛ける形を作ります。

また、22番奥山圭介と15番松村大也の右サイドからの攻撃回数も多く作られる中で、崩し切るという形はなかなか作れていなかったものの、全体的に、ゴールへの意識のあるプレーが良く見られる中で、その意識のところが結実したのが12分の先制点の場面で、サイドからの攻撃で15番松村大也からのクロスに対しての対応で相手キーパーとディフェンダーが交錯するような形になったところで、そのこぼれ球に対していち早く反応した13番堀井真海がゴールに押し込んでの先制に成功します。

・・・で、このゴールに関してですが、私は、13番堀井真海が決めたと思っていたのですが、周りでは7番與那覇航和が決めたという声も多くて、「まあ、プレミアだし、公式記録が今日中には出るから確認できるよね」みたいな感じになっていたのですが、浦和レッズのオフィシャルページでは、7番與那覇航和のゴールになっていて、プレミアリーグの公式ページだと13番堀井真海のゴールになっているという、答え合わせができない状況にw

結局、ブログを書く時点で分からずという状況なのですが、自信はないですが、私は、13番堀井真海のゴールだと思ったので、そちらで載せています(確認がもしできたら、追記する予定です。⇒追記:プレミアの公式記録も7番與那覇航和のゴールと訂正されたということで、與那覇航和の得点で確定)

その後も、中盤で17番盛嘉伊人や4番玉城大志が落ち着いて相手のプレスを交わしながら展開する攻撃や、バックラインからのフィードも含めて、右サイドからの攻撃でチャンスを作る場面が多く前半20分には、15番松村大也からの右サイドからの力強いクロスを13番堀井真海がダイレクトで合わせる惜しい場面がありました。

相手が結構長いボールを入れて、前線に人数を割きつつ、裏に抜けてくる狙いが多くなる中で、守備の対処のところも集中してできていたとは思いますが、結果的に2点取られてしまった選手になりますが、分かりやすく危険な選手がいるなというのは、気になっていましたが、そういう選手のところにチャンスボールが行ってしまうというか、バックラインのパス回しのところで、トラップミスして流れてしまったところを、すかさず相手の11番の選手が奪ってそのまま持ち込まれてしまい失点を喫し1-1と追いつかれてしまいます。

それでも、リスクを減らす戦い方よりも、攻撃の組み立てや仕掛けることを重視した戦い方を浦和が続けていき、24分には、高い位置で13番堀井真海がインターセプトして仕掛けてチャンスを作るなどありつつ、相手の反撃を受けて一つ抜けられてしまったら決定機になるところで22番奥山圭介がねらいすましたタックルで相手のサイド攻撃を摘む場面などありつつ、見ていて楽しいけれども、見ていて冷や冷やする場面も当然多くなるという試合にはなっていました。

前半終了間際には、フリーキックのチャンスから17番盛嘉伊人がゴール前へ蹴りこみ、こぼれ球を21番南濵優大がシュートし、相手ディフェンダーにあたって跳ね返ったところを10番山中惇希が更にシュートを狙うも、これも相手ディフェンダーにコースに体を入れられてというように、ゴールへの意識の強さと相手の守備陣の集中力も強いということで、前半は、追加点はならず1-1で折り返します。

あまり細かいことまでは書くつもりはありませんが、浦和には怪我人が多い状況で、復帰して間もないという選手や、実際これまで主力で出ていた選手でも出られない状況の選手が多いという中で、10番山中惇希と本来はもう一人が前半のみのプレーではないかと聞いていたのですが、10番山中惇希はハーフタイムで37番高橋悠と交代したものの、もう一人の選手は、結局最後までプレーしたということで、なんとなく状況を聞いていた身からすると、大丈夫なのか心配になるところもありつつも、実際プレーを見る限りは問題なくやってくれてました。

後半スタートも浦和が得点を狙う姿勢がスタートから見られ、開始早々に7番與那覇航和がドリブルで突破を試みる場面を作り、交代で入った37番高橋悠も果敢に突破を試みて、その結果コーナーキックを獲得するなどチャンスをさっそく作っていきます。

そして、迎えた後半9分に見事なゴールが決まります。37番高橋悠がペナルティエリア内の右深くゴールを狙うには角度がほとんどないような位置で相手ディフェンダー含めて密集している状態から、おそらく最初はグラウンダーで強めのマイナスのパスを試みたと思うのですが、それが相手ディフェンダーに跳ね返り再び37番高橋悠に、そのボールを思い切ってシュートを狙いグラウンダーのシュートが、ゴールの左隅に決まります。

見事なゴールで再び2-1とリードを奪った浦和ですが、前半と比べて、相手が浦和の攻撃の奪いどころを絞ってきたとも言えるのかもしれませんが、前半から中盤へのプレスは厳しい中でも、そのプレスは、4番玉城大志や17番盛嘉伊人がいなして交わすことでそれほど脅威になってはいなかったものの、中盤からの前線へのやや距離があるところでのパスに対して狙って奪ってくる場面が多くなり、実際に、中盤の選手が近い距離でパス回しをする中で前線の選手で降りてきて受ける動きをする選手がほとんどいないというところで、少し距離があるところでの当てるパスが狙われて、攻撃に意識が行ったところで奪われて素早く裏に抜けてカウンターを仕掛けるプレーでたびたび決定機を作られることなります。

後半13分に作られた決定機は相手のシュートミスに救われる形になったものの、後半20分に6番清水楽人からのパスを受けた7番與那覇航和がドリブルで仕掛けて、そのまま持ち込んで見事なシュートを放つもこれがわずかにゴール左にそれてゴールにならずというチャンスの後の後半23分に、中盤から前線への縦パスを狙われて奪われたところで早い展開から抜け出され、前半にも1点決められている11番の選手にパスが渡り、守備を振り切られ、ある程度の高めのコースのシュートであれば、25番鈴木彩艶が反応できたとは思いますが、ゴール右下隅にきっちりと決められて失点。

2-2と同点にされてしまいます。

このゴールによって、相手の攻撃に更に勢いが出たところで30分にもキーパーと1対1になる決定機を作られるものの、そのシュートは高めの隅を狙いポストを叩き外れます。

割と、キーパーと1対1でも25番鈴木彩艶が守る場合は、ペナルティエリア外くらいだと、高めだと隅でも反応して防ぐことが多いので、相手が難しいところを狙いすぎての事かなとも思いつつ。シュートミスではありますが、相手には、キーパーの守備範囲がある程度伝わっていると思うので、その辺のプレッシャーは与えているからこそのシュートミスなのかなとか思っています。

相手の攻撃を受ける中で、やはり中盤と前線の距離が開きすぎるところをケアする選手が見られない中で、35分あたりに37番高橋悠がそのスペースのケアに気が付いて下がって受けようとする動きなど見られた判断は良かったと思います。

その後、後半35分に交代で入った20番木下翼のドリブルで惜しい形を何度か作り、更に、22番奥山圭介も疲労であと一歩シュートまでの動きがついて行かなかったように見えたものの、ペナルティエリア内で決定機を作るなど、再び逆転する予感も見せつつ、逆に、3点目を奪われる危険性も見せつつも、試合はそのまま得点が動かず2-2で終了となりました。

気づきましたか?

今シーズンのプレミアリーグで初めて2点以上だったんですよ、この試合。

そして、明確にこれまでとは違い、攻撃の意識のところでのリスクを取ることに対して、これまで以上に多くの選手がミスを怖がらずに仕掛けたり、試みるようになりました。

その分ミスもありましたし、ピンチになる場面が決定機になる場面も多くなりました。

でも、すごく楽しかったんですよね。

交代に関しては、先週の練習試合のFC東京U-18戦で逆転ゴールを奪っていた11番石橋遼大がもう少し早く投入されると思っていたら、アディショナルタイム入るくらいの投入になったとかも、理由があるのか、ただ、出すタイミングを逸してしまっただけなのか、交代のプランとかも、なんとなく、読めないところも逆に新鮮で良いなと。たぶん、ピッチ上でプレーしている選手を見て、疲労とかもあるけど、何か起こしてくれそうだなとそれを待っていてとかなのかなとか、色々想像してましたw

いつだか忘れましたが、高円宮杯プレミアリーグが始まってある程度年数が経過してきましたが、ここ最近では、プレミアリーグで戦い続けることが選手が挑戦することよりも優先されて、リスクを負わないサッカーをするチームがなんとなくプレミアリーグで増えている印象がありました。もちろん、失点0を重視して、1点取って勝てるサッカーは、安定感はあるかもしれませんし、もちろん、指導者としても、プレミアリーグで戦い続ける土壌を残すことが課せられたノルマみたいなプレッシャーがあるチームが大半かとは思います。

でも、このリスクを取って選手の特徴を生かして、よりそれぞれの持ち味を発揮できるようにバランスをとっていくことができるチームの方が、突き抜ける可能性が高く、よりこのカテゴリで言えば、急激に伸びる選手を多く作ることができると思っています。

なので、守備の選手にとっては、よりやらなければならないことや個の対応での強さが求められるようになって行くことにはなると思いますが、特に今日のチームとしての戦いを見た限りは、もちろん、リスクを取りながらも組み立てる選手や前線の選手の動きや意識の共有の精度を高めていって、ミスを減らしていくことは必要になりますが、ある程度、ミスしても後ろで跳ね返すからやってこいという強さをセンターバックをやる選手は、これまで以上に強く意識して行くと総合的なレベルアップにもつながると思います。

凄く良いと思います。鬼門で負けないサッカーもできたし、複数得点も奪えた。

今やろうとしていることは、とにかく前向きに考えて、コミュニケーションをしっかりとって、声を出してやっていくことでより精度が上がって自信がついて行くことですから、今日の試合の得点も失点も今後につながる前向きな要素としてやってもらえれば良いかなと思います。

楽しかったです、来週の試合が待ち遠しいです。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2回戦 2019/05/25 浦和レッズユース vs 東京武蔵野シティU-18 3-0勝利・・・全国決定、競争は激化

どうも、ブクメです☆

駒場サブグラウンドでのS2リーグを観戦後、友達の車に乗せてもらいレッズランドに移動。15時キックオフのクラブユース選手権関東予選の2回戦の東京武蔵野シティU-18戦を観戦しました。15時キックオフなので、ここから涼しくなっていくことを期待していましたが、試合を通して直射日光も強い状況のまま、結果的に、ずっと暑い状況下での試合となりました。風も吹いていましたが、若干生暖かく、試合開始と比べると、試合が進むにつれて風が強くなるということで、多少暑さを和らげてくれつつ、でも強くなったらなったで試合に影響を及ぼすような。

割と急遽ではあるのですが、5月28日から1週間ほどカンボジアに行くことになり、次のラウンドの試合が観戦できないということになりました。よって、全国大会出場ということになると、この2回戦を勝利した段階で決まるのですが、もし、この試合に敗れると負け上がりでの重要な一戦が次のラウンドとなるので、この試合で何としても決めてほしいという状況での観戦になりました。

結果から言えば、問題なく勝利してくれたのと同時に、新たな競争も見られ、全国出場は決まったが、では、次の試合が見られなくても良いかと言えば、各ポジションでの競争を考えても一つも見逃したくないので、ぞれはそれで残念だという気持ちになるという感じ。

ということで、試合の話に移りますね。

今年のクラブユース選手権の関東予選は、トーナメントが昨年とほぼ同じで推移していて、勝ち上がってくるチームも同じということで、2回戦での対戦は、昨年に引き続き東京武蔵野シティU-18となりました。

簡単ではない相手ですよね。そのチームを追いかけているわけではないですが、個々で抜けたものを持っている選手もいるだろうし、スピード系の選手は、どのシーズンで見ることがあってもいるイメージ。守備の組織的にも町クラブだからという緩さもない。

浦和が勝つのが普通という見方をされるし、相手のモチベーションが高いという難しさも、同カテゴリとやる以上に大変で、特に昨年対戦している相手でかなり厳しい試合を強いられたことで、相手としては、勝てるという自信も持って挑んでくる。

その難しさが出そうな時間帯は、昨年同様にあったとは思いますが、それを今年のチームの特徴として出だしている、試合の中で、相手の流れに乗らないで、いったん立ち止まって考えて崩していくことができる。そんな、良さが出たのかなとも考えています。

vs東京武蔵野シティU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半37分⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人(後半32分⇒22番奥山圭介)と4番玉城大志、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半43分⇒16番根岸恵汰)

となります。

1回戦で、途中から出場してポジショニングとワンタッチプレーで攻撃を活性化させるなど良いプレーを見せていた7番與那覇航和がこの試合ではスタートから出ています。Aチームの公式戦では、初スタメンだったかと思います(細かくは調べてません。)

ここまで組み合わせが多かった13番堀井真海と9番波田祥太の前線の組み合わせと比べると、自ら突破を狙っていくのが13番堀井真海だとすれば、チャンスメイクを考えるプレーをしながら狙えるところでシュートを狙えるタイプの7番與那覇航和ということで、若干攻撃の作り方がいつもと違うような形で進みますが、開始から、そのような特徴を見せた形で何度かチャンスを作り出します。

前半3分に6番清水楽人がサイドから仕掛けるタイミングで良いポジションに7番與那覇航和が入り、パスを受けるとワンタッチで4番玉城大志に戻すことで相手のプレスを受け流すようなプレーだったり、5分には、24番佐藤優斗からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを狙ったり、7分には、9番波田祥太と良い距離間でパス交換をしながら、9番波田祥太の突破につながる連携などありました。

攻撃の試みとしては、面白い狙いが多かったと思いますが、なかなか相手の集中した守備を崩すことができずで、相手の反撃の際には、鋭いだったり、力強いだったりという表現ができるような突破を試みる相手に対して、気を抜くと一気に抜け出してきそうなタイプの選手がいたものの、浦和の守備も落ち着いて跳ね返し対応できていたと思います。

8分に4番玉城大志が惜しいミドルシュートを放つなど、ゴール前が密集して突破ばかり狙うと守りやすくカウンターを受けやすいところで、意図的にミドルシュートを打つ場面も見られます。

11分には、24番佐藤優斗の左からの突破から7番與那覇航和に繋げて仕掛ける形を作ります。

前半15分あたりから、浦和が仕掛けてる回数は多いものの、試合としてはやや膠着状態になりかけ、長いボールを蹴りあってしまいそうになる時間帯に入ります。

こういう時間が長く続くと嫌だなと思っていたところでしたが、20分あたりから、早い仕掛けからファールをもらいフリーキックを獲得する場面が増えていきます。

20分のフリーキックのチャンスで4番玉城大志が惜しい狙いでディフェンダーに跳ね返されるもコーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスから9番波田祥太が惜しい形を作ります。

浦和に攻撃の工夫が見られる中で、27分には、17番盛嘉伊人が6番清水楽人の抜け出しに正確なパスを通し、そこから、左の24番佐藤優斗、更に少し高め位置を取った21番南濵優大に渡して、そのまま右前線の15番松村大也に展開するという、左右真ん中を幅広く使った攻撃も見られます。

サイド攻撃などでも惜しい形が増えてきた流れで、迎えた35分に6番清水楽人から7番與那覇航和へつなげての仕掛けから獲得したコーナーキックのチャンスから、6番清水楽人が決めて1-0と先制に成功します。

その後も前半残り時間に15番松村大也の右サイドからの仕掛けなどで何度かチャンスを作るなどありつつ、得点は動かず前半は1-0で折り返します。

後半開始早々から、右サイドからの15番松村大也の仕掛けからチャンスを作り、コーナーキックの場面では、4番玉城大志から受けたパスを15番松村大也が自ら惜しい形を作ります。

その直後の5分に、相手が決定機を作ったところで1番石塚悠汰が好セーブをして防ぎます(この場面、ちょうど目を離していた時に起ったことで、一緒に見ていた人に教えてもらったw)

7分には、10番山中惇希の左からの突破から、9番波田祥太と7番與那覇航和が絡む形で惜しい場面を作ります。

後半良い流れで進んでいる時間帯に待望の追加点が生まれます。

右サイドから8番冨田蓮が突破を仕掛け、15番松村大也に預けると、抜け出した9番波田祥太にパスを通すと、相手ディフェンダー2枚にクリアされるか、9番波田祥太が先に触れるかというところで、正直なところ私が見ていた角度だと、その2枚のディフェンダーが被るような形で、9番波田祥太が先に触ったのか、オウンゴールのような形になったのか、わからなかったのですが、別の角度から見ていた方から、9番波田祥太が先に触ったことで決まったゴールと教えてもらいました。

正に、9番波田祥太のゴールの中でも私の好きなゴールパターンの一つでもある、点で点を取るプレーでのゴールだったわけですね。

これで2-0となります。

2-0リードと言う状態は、すぐ前に観戦したS2の試合で、2-0リードから一度は逆転されてという場面を見たばかりなので、安心できる点差ではないなという考えを持ちつつも、試合展開と試合運びを考えると、比較的安心感が持てるスコアでもありました。

2点リード後も、相手の個々の突破の狙いも、しっかり防いでいく中で、迎えた23分。

後半10分から入った13番堀井真海がタイミングの良い抜け出しからキーパーと1対1の場面を作り出し、落ち着いてゴールを決め3-0。

この試合では、久しぶりに途中出場という形になったものの、それでもしっかり結果を残すところはさすがです。

試合としては、ほぼ決まった状況で、暑さもある中でしたが、その後も、例えば、ゴールラインを割りそうなパスであっても、9番波田祥太が最後まで懸命に追いかけて走るプレーなど、最後までチーム全体が気を抜くことなく、プレーし続け、相手の反撃も許さず、終わってみれば、浦和の強さと層の厚さを見せつけられることになる3-0快勝となりました。

・・・と、メモを見ながら書いていたのですが、やはり1日2試合、炎天下の中で試合を見て、更にその後にお酒を飲んで1日開けてブログを書くということをやると、どうも、断片的なメモを見ながら、繋げていくという作業がスムーズに行かず、なんだか、もっと書きたかったことがあったような気がするのに、浮かんでこないとかになってます。

そんなダメダメな私とは対照的に、浦和レッズユースは、点差以上に強さを見せてくれた試合だったということだけは覚えています。決して簡単な相手ではなかったと思いますし、相手がやりたい展開にされる可能性もあったとは思うのですが、そうさせなかった強さも含めて、浦和側として見ていて楽しい試合でしたし、今シーズンは、毎試合感じていることですが、同じポジションで台頭する選手が出てきて、選手間のポジション争いという点では、選手にとっては、大変な環境にはなりますが、また競争が激しくなりそうなポジションが出てきたなという印象も持たせてもらえる試合になりました。

ということもあり、次の試合は足を運べないので、全国大会出場がとりあえずは、ここで決まってくれて良かったとは思いつつも、競争の部分も含めて、一つも試合を見逃したくないという思いが強くなっているわけでして、次の横浜F・マリノスユース戦も見たかったなとなっているのが今でございます。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/05/12 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-1敗戦・・・結果敗戦もチームは順調に成長中

どうも、ブクメです☆

これまでの大宮アルディージャとの対戦の時には、状況によっては、さいたまダービーだからとか、勝つことが必要な相手とか書いたことがあるような気もするのですが、まあ、当然ながら、いつも同じ感情の人間などいないということで、今回は、シンプルに言ってしまえば、一つの試合と見れば、結果的に勝ったのが相手だったと言うことで、試合内容やチャンスの数などで考えれば、どちらに転んでもおかしくないような試合でした。つまり、一つの試合としても楽しかったですし、今シーズンの浦和レッズユースという繋げて見て行く要素でも、確実にプラスになっていくチームとしての戦いぶりだったと思います。

とは言え、相手が大宮アルディージャU-18になった場合は、今回は、直接対決にはならなかったものの、兄弟対決になる構図もあったり、少年団が一緒だったとか、国体で一緒に戦ったとか、色々勝手知ったる関係性があるところでは、プレーした選手としては、ただ負けという結果に悔しいという感情があっても良いと思いますし、お互いの健闘をたたえ合えるような気持になれるのであれば、それも良いと思いますし、それが、この対戦カードなのかなと思います。

ホーム&アウェイで考えたときには、まだアウェイ(場所は、埼玉スタジアム第3グラウンドでしたので、アウェイ感はなかったですが)での1戦が終わっただけなので、次は結果でも負けない、それが大事ですけどね。

・・・と、最初に総括的なことをなんとなく書いてしまいましたが、日曜日は、まず埼玉スタジアム第3グラウンドでユースのプレミアリーグを観戦し、終了後に埼玉平成高校に移動して、埼玉県S2リーグを観戦という流れで動きました。

ここ最近、気温が上がってウォータブレイクが入るような試合も出てきていますが、今日は、気温は上がっても、風が強めでその風は涼しいという中での試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(後半40分くらい⇒5番遠藤龍河)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒37番高橋悠)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半32分⇒22番奥山圭介)、右に9番波田祥太

となります。

事前に聞こえてきていたように、やはり相手の前線の個々の能力が高く、ドリブル突破の仕掛けだったり、パス回しの連携だったり、その辺りの守備には、やや苦しめられる場面はありつつも、序盤は、守備的な意識よりもサイドバックも含めて、思い切って攻撃的に仕掛けていく意識も持ちながらプレーしている様子が見えるスタートとなりました。

さっそく、GK25番鈴木彩艶からのペナルティエリア内からのロングフィードで左前線の24番佐藤優斗に一気につながるパスが通り、会場がザワザワするようなスタートから、仕掛ける場面があり、攻撃のスイッチが入り、3分には、コーナーキックのチャンスから17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放ちます。

この辺がダービーらしいなと思ったのは、いつも以上に思い切ったプレーをする選手が多いようにも感じられ、その場面の一つとして、6分に右サイドバックの8番冨田蓮がボールを持つとそのままドリブルで持ち上がり、17番盛嘉伊人にパス、そこから早い展開で左サイドから駆け上がる6番清水楽人に繋げ、そのまま左サイドから高い位置までドリブルでもちあがって、クロスに9番波田祥太が飛び込むという形は、ベンチからの声でサイドバックの二人に積極的にもっと行けと言う指示も聞こえてきたのである程度の指示もあったとは思うものの、サイドバックの二人と中盤が絡んでの積極的な攻撃からのチャンスで面白い試みでしたし、相手の攻撃陣が危険な選手が多いのであれば、受ける形よりもこちらが攻め込む形で相手が低い位置で守備的にプレーする状況にしようというところでも効果的なプレーでした。

10分には、13番堀井真海が良い形で9番波田祥太に繋げて大きなチャンスを作り、シュートを放つ場面がありました。

前半15分くらいまでは、浦和が攻勢で仕掛ける場面が多くあったものの、いくつかのチャンスを決めきれないところで、徐々に相手ペースになり、受ける時間が多くなったところでは、その流れを切るために、20分には、4番玉城大志が少し距離があるところから思い切ったシュートを放ったり、同じく4番玉城大志から右前線の11番石橋遼大に長めのパスを通しての反撃や、同じく、バックラインから12番福島竜弥の攻めのスイッチを入れるような長めのパスでの狙いなど、相手の攻撃を受けた後の反撃のパターンでも、ただ蹴り返すだけではなく、意図のあるフィードなどが見られました。

また25分前後には、浦和が立て続けにチャンスを作る時間帯ができ、25分には、6番清水楽人の仕掛けから9番波田祥太へつなげての惜しい形、26分には、13番堀井真海がドリブルで仕掛けての惜しいシュート。27分には、6番清水楽人からの長いパスに9番波田祥太が抜け出し、シュートを狙います。

30分あたりからは、相手の攻撃を受ける回数がまた増えたものの、このまま抜けられたら決定機になりそうなところで、11番石橋遼大が戻ってサイドからの攻撃のドリブルコースを限定させるような守備でピンチを防ぐなど集中して相手の攻撃を防ぎます。

35分には、カウンターの形で長いパスを受けた13番堀井真海が落として、11番石橋遼大がすぐさま逆サイドへ展開する形で反撃する場面を作ります。

前半終了間際には、コーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスを9番波田祥太が受けて戻したところで17番盛嘉伊人がシュートを狙うもキーパーに防がれます。

前半は得点は動かず0-0で折り返します。

前半のプレーを見ている限りでは、後半もそのまま交代なしにしばらく続けても良いかなというくらい全体的に集中してプレーできていた展開でしたが、後半スタートから前節と同様に、10番山中惇希と15番松村大也が両サイドに入る形での交代がありました。

結果的には、タイプの違った2枚を同時投入したことで後半スタートから、そのサイドを活かした攻撃でチャンスを作ります。

2分には、15番松村大也の右サイドからの攻撃からコーナーキックを奪いチャンスを作ります。そのコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに6番清水楽人がヘディングでゴールを狙います。

6分には、15番松村大也の右からの仕掛けから、10番山中惇希を経由して6番清水楽人に繋げ、惜しいミドルシュートを放ちます。

浦和の攻勢で相手が引き気味になる時間帯になり、特に17番盛嘉伊人が(たぶん)楽しそうに、パスコースを探して出しているようなイメージのプレーが多くなってましたね。

9分の17番盛嘉伊人から9番波田祥太に繋げてシュートまで行った場面や、12分には、13番堀井真海へ通したパスからシュート(コーナーキック獲得)など、パスを出した選手がシュートまで持ち込めるようなタイプのパスを多く出していました。

13分に、10番山中惇希が左サイドをドリブルで突破し、最後はディフェンダーに体を入れられたものの、惜しい形を作り、結果的にコーナーキックを獲得。

15分くらいには、10番山中惇希起点で右前線に繋げ、13番堀井真海に繋がり、17番盛嘉伊人、4番玉城大志とテンポ良くパスがつながる流れで4番玉城大志が倒されて直接狙える位置でのフリーキックを獲得。

9番波田祥太、4番玉城大志、17番盛嘉伊人がボール近くに立ち、17番盛嘉伊人が直接狙うことになったものの枠を捉えきれず。

20分には、17番盛嘉伊人が中盤で奪い、13番堀井真海に繋げてチャンスを作ります。

浦和の攻撃ばかり書いていますが、最初に書いたように相手の攻撃陣が手ごわく、相手の攻撃の回数も少なくありませんでしたが、そこを0でやれていたのも、守備陣が踏ん張れていたこともありますし、特に今シーズン良いなと思うのは、鋭い攻撃を受けて、跳ね返すときに、ただ大きく蹴りだしてしまえば、一時的に楽になりそうな場面でも、意識して長いフィードにも攻撃的な意識を持って出している選手が多いなと言うこともあり、これもあって、受け手守備的になっての悪循環を打開することができ、そのパスを受けた中盤前線も強弱を付けながらやれていることも大きいなと。

そんな流れもありつつ、後半25分に右サイドの8番冨田蓮から15番松村大也に繋げ仕掛け、折り返し(13番堀井真海も経由したかも)が10番山中惇希につながり決定的な形になりかけたものの、このシュートは、枠を捉えきれず。

後半32分に22番奥山圭介が入り、得点を奪いに行く形に入ってスイッチを入れて行きたかったところでしたが、33分に、見事な連携からのスペースへの抜け出しと、精度の高いシュートを決められてしまい、0-1とビハインドを負う形になります。

残り時間の事もあり、リードした相手も若干守備的に変わっていく中で、0-0の均衡を破るというイメージとは少しプランが変わってしまった中で、思うように、交代選手の特徴を生かし切れないところも出てしまったかもしれませんが、最後まで得点を狙いに行き、何度か惜しい形も作りつつ、結果としてその後スコアは動かず0-1の敗戦となりました。

1試合の勝敗のポイントというところでシビアに書いてしまえば、数回あった、相手より早い時間で作れていた複数回の決定機のところで、浦和が決めていれば、全く逆の流れになっていたところで決められなかったことに尽きると思いますが、相手も同様の状況でしたし、そのうちの一つが相手に決まったことが勝敗を分けたと言うことになります。

要するに、どちらに転んでもおかしくない試合だったと言うことです。

そして、先ほども触れたように、今シーズンの浦和レッズユースということで言えば、しっかり積み上げがされてきた中で、この試合でも、更に積み上げができているなという感想を持ちました。

1試合の敗戦、ダービーや背景に色々ある敗戦としての悔しさは、選手としてしっかり再戦の時まで持ち続けてもらい、チームとしては、この後、プレミアリーグは1か月ほどの中断期間に入るところで順位的にはちょうど真ん中の5位。上も見える、下ともそれほど離れてないということで、良い緊張感を保ちながら、いったんクラブユース選手権予選へ頭を切り替えて、おそらく、新しい選手にもチャンスが与えられるであろうこの期間での更なる競争も含めて、よりチームとしてもレベルが上がった状態でプレミアリーグ再開に臨むということでは、悪くない状況だと思っています(勝手に楽しんですみませんが、今年は、そういう楽しさも与えてもらっています。)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/05/05 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-0勝利・・・試せることが増え、結果もつく好循環

どうも、ブクメです☆

やはり、得点が決まってみんなで喜んでいる姿を見られるのって良いですよね!

ということで、先週に引き続き、今週も日曜日は、ユースのプレミアリーグ観戦で場所も駒場スタジアムになります。ブログの最初の1枚は、円陣を組んでいるところを載せることが多いのですが、ふと最初に下の写真を載せたら、ほぼ先週と変わらない感じになったので、得点後に喜んでいるシーン(少し落ち着いたバージョン)にしました。

↑先週とほぼ同じ。

私は、サッカーを考える時に置かれている状況とかを前提として考えて見るようなことが多くて、それは、割と試合分析とか相手分析とかの前に、精神的な部分が左右しそうなポイントを拾い上げるのですが、一つの大一番と考えられていた青森山田高校戦を勝ちに近い引き分けという形で乗り切ったところで、結果が出ている現状と、対戦相手の戦績など見て行く中で、緩みが出てしまうとしたらここかなというのが今日の試合でした。

・・・が、まったく心配することもなく、集中力の高い状態で試合をスタートすることができていました。そして、精神面というところで言えば、良い意味で自信を持ってチームとして余裕を持ってプレーすることができることで、選手の中により「試み」も加えられている様子がうかがえました。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に20番木下翼(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半45分⇒27番山田奈央)、右に9番波田祥太

となります。
*5番遠藤龍河が交代準備していたものの、交代前に試合が終了しています。

前節との変更点としては、中盤の両サイドが左に20番木下翼、右に11番石橋遼大になっていました。

さきほど集中した入りができていると書きましたが、序盤は、少し相手の攻撃を受けるという場面が多かったようにも感じます。今日は、やや風が強い中での試合となったものの会場の作りからピッチレベルでは、そこまで強風という感じではなかったものの、スタンドの高さでは、結構強めの風を感じていたので、浮き球に関しては、ある程度影響を受けるという中で、前半は相手にとっての追い風のような展開だったこともあるかもしれません。

その中で、ポツポツメモを見てみると、6番清水楽人が相手のサイドからの鋭い攻撃を上手く摘み取っただったり、21番南濵優大が、バックラインで待つのではなく、相手選手にくさびとして入ったパスに対して、タイミングよく攻撃に転じる前に奪って反撃のような内容が多かったことからも、相手攻撃に対しての良いプレーが多くあったスタートですかね。

反撃の場面では、9番波田祥太へ長めに当ててという狙いがスタートは、何度かあり、上手く入った時には、可能性を感じさせるプレーが見られました。

で、実際には、前半7分あたりに17番盛嘉伊人が持ち上がってファールを受けてフリーキックという場面は、あったものの、相手の守り方やサイドの選手の攻撃の仕方の特徴もあったのかもしれませんが、おそらく前半は浦和のコーナーキックは終了間際の1つだけだったと思うのですが、セットプレーがかなり少ない前半となりました。

サイド攻撃に関しては、やや左からの攻撃に関しては、相手の守備を突破することに苦戦していたものの、怪我から復帰して前節は、後半45分をプレーした11番石橋遼大が序盤は、工夫のある攻撃を見せていたように感じます。

前半8分の良いリズムで9番波田祥太に繋げた形や、4番玉城大志からの右前線への展開を受けて突破しての折り返しを9番波田祥太が受けてという形。更には、10分には、17番盛嘉伊人が右サイドの11番石橋遼大の近い位置にポジションを移動させながら、近い距離でのパス回しで突破を図った場面がありました。

前半の間に17番盛嘉伊人が11番石橋遼大の方向へパスを出した時に、何かメッセージ性のあるパスと届かなかったパスでも11番石橋遼大が、こういうパスが来るのかとパスの後に、意思疎通しているような感じに見えたところもあり、こういうところが「試み」ができる余裕なのかなと感じたところでもあります。

人によっては、今日は前半攻撃が上手くいかなかったという話をしている方もいたのですが、私としては、こういう試みが多く見られた前半で楽しかったです。

13番堀井真海もプレースタイルを変えずに貫いてくれていて、相手の激しい守備にあって自由なプレーはさせてもらえていなかったものの、14分には、豪快にポストを叩くシュートを放ち、15分には、6番清水楽人、20番木下翼、13番堀井真海と繋がった流れで惜しいシュートを放ち、17分には、8番冨田蓮のスローインから右サイドで受けて、見事なトラップからの反転で一気に抜け出して仕掛けるなど見せ場を作っていました。前半のクライマックスとしては、30分のディフェンダー3人くらいの間を相手が有利な状態と思われたところで、かき分けてゴールに向かって突破した場面ですかね。

前半の試合の流れとしては、結果的に先ほど書いたようにセットプレーがあまりとれなかったと言うことは、仕掛けの回数や狙いや試みは面白くても、受け手の反応が遅れたり合わなかったりも多くて、最終的には、相手にとっての危険な場面がそこまで多くは作れなかったとも言えると思いますが、今日の狙いや試みのいくつかを頭に残しているので、今後の試合でこれがあってきてチャンスが作られた時には「なるほどね」と独り言を言おうかと思ってますw

守備のところでは、集中した対応ができていて、後ろの選手からの意図のあるフィードもこの試合は見どころが多かったというか、21番南濵優大と12番福島竜弥のセンターバックの二人は、後ろからの攻撃に関しても、表現として適切かはわかりませんが、攻撃的な狙いのあるセンターバックとしてのプレーやパスも多く見られたような気がします。

両サイドバックの守備の安定もしかり。相手をいなすプレーもできていましたし、ボランチのところで守備的なところをケアしている4番玉城大志の質の高さも見られ、これらによって、17番盛嘉伊人が色々な試みができるのかなとも感じました。

ただ、なんというか守備からの流れでの相手の強引なシュートがディフェンダーにあたって、良い形で相手にこぼれてしまうなど、そういう試合の流れ的なところでは、予期せぬ形からの決定機は何度か相手に与えてしまっていたかなと思います。前半15分あたりにこぼれ球が見事なスルーパスみたいなところに行ってしまった場面で相手がシュートミスしてくれたのは助かりました。

セットプレー自体は、コーナーキックを与えてしまう回数は、多くなっていましたね。

前半終盤に、右に流れて、17番盛嘉伊人が受け、20番木下翼、4番玉城大志、そして左前線に上がる6番清水楽人とテンポ良く数名が絡んでの攻撃は惜しかったです。

前半、やや短いパスのところでミスが目立っていた25番鈴木彩艶でしたが、それを帳消しにしたプレーが前半40分のプレーで、良い位置で相手にフリーキックのチャンスを与えたところで、狙われたコースやシュートのスピードも含めて、決められてもおかしくないようなシュートを放たれたのですが、これを見事な反応で25番鈴木彩艶がはじき出し失点を免れた場面がありました。

そして、もう一つこの試合で25番鈴木彩艶が凄かったのが、キーパーの位置からのフィードで一気に前線の選手に良い形でロングパスを通してチャンスにつなげる場面で、前半では何度かあった中で、42分に9番波田祥太へ一気に繋げて、11番石橋遼大にパスが繋がりドリブルで深くまで侵入して、相手ディフェンダーにブロックされるも、コーナーキックを獲得(これが、この試合の浦和の最初のコーナーキックだったはず)する流れを作りました。

どちらにも得点のチャンスはあったものの、前半は得点が入らず0-0で折り返します。

後半スタートから中盤の両サイドが交代し、左に10番山中惇希、右に15番松村大也が入ります。

結果的に、この後の交代が後半終了間際までなかったことが物語るように、前半と違ったタイプの両サイド2枚を入れて、これがかなり相手にとって脅威となり、浦和ペースを作り出します。

さっそくの9分に9番波田祥太がくさびで受けて、15番松村大也に見事なタイミングでパスを通すと持ち上がり力強く仕掛ける形を作ります。

更に、左サイドでは、10番山中惇希が持つと何かやってくれそうな雰囲気が感じられる突破がさっそく見られ、珍しく、写真のタイミングがいつも下手な私が(w)、後半5分に左サイドから10番山中惇希が走り出したところで、なんか点が決まりそうということでカメラを構えて撮っていたらゴールが決まったという感じでした、珍しく写真も加えて説明できますw

このパスを出したのは、6番清水楽人だったと思いますが、こんな感じになります。10番山中惇希が相手ディフェンダーよりも一つ早い反応で走りこみます。奥には、9番波田祥太がファーからは、15番松村大也が走り、手前には、13番堀井真海がいるような状況ですね。

で、結果的に、ここまでえぐってのキーパーとディフェンダーの間に鋭いクロスを供給し、オウンゴールにつながったわけですが、10番山中惇希がサイドから来て、中に9番波田祥太が走りこむパターンでは、仮にディフェンダーが触れなかったとしても、このクロスだったら、9番波田祥太が足先で触ってゴールが決まるパターンだということもわかる位置取りなんですね。本当に見事な形でした。

これで、完全に浦和のペースとなり、徐々に運動量のところでも相手の守備陣に疲労が見えてくるような場面も増えてきて、後半は、かなりチャンスが増えます。メモしただけ書き出しますね。

8分には、13番堀井真海の仕掛けからフリーキックを獲得します。

9分には、10番山中惇希の左からの突破から裏に抜ける6番清水楽人に渡し、クロス。こぼれ球を17番盛嘉伊人が思い切ってシュート(相手ディフェンダーに当たり、コーナーキック。)

10分には、17番盛嘉伊人がおそらく、キーパーが前に出ていることを見越して直接狙った浮き球のシュート(キーパーがキャッチ。)

14分には、6番清水楽人からのフィードに抜け出した15番松村大也が仕掛け、コーナーキックを獲得。

16分には、13番堀井真海からのパスを受けた9番波田祥太がシュートを放ち、キーパーに弾かれバーに当たる惜しい形(コーナーキック獲得。)

17分には、17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘディングシュート(コーナーキック獲得。)

21分には、12番福島竜弥からのスペースへのパス(味方が感じて走りこめれば決定機になるような面白い狙いのパス。)

26分には、10番山中惇希が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも6番清水楽人に預けて抜け出し、再び受けての突破。

30分には、4番玉城大志からの裏へのパスに15番松村大也が抜け出し一気にゴールへと向かうもオフサイドの判定。

32分には、25番鈴木彩艶からの見事なフィードが左サイド前線を走る10番山中惇希へ渡り、そのまま突破しクロスを入れ、9番波田祥太が走りこむも決めきれず。

38分には、コーナーキックのチャンスから、17番盛嘉伊人が上げたボールが一旦クリアされ、再び17番盛嘉伊人の方に転がり、15番松村大也へパスを通し、シュートを放つも相手ディフェンダーがギリギリブロックに入り防がれます。

39分には、17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーを越す浮き球のパスを裏へ通し、13番堀井真海が抜け出して仕掛ける形を作ります。

40分には、左から10番山中惇希が抜け出し、9番波田祥太がヘディングシュートを放つもキーパー正面。

と、メモできただけでもかなりチャンスを作り、同時に、時間の使い方や、強弱ののつけかた、相手が焦れるようにキープする場面なども入れつつ、結果的には、運動量の面でも後半優った浦和がそのまま得点は動かなかったものの1-0で勝利となりました。

今シーズン3勝目でその3勝が全て1-0というスコアになるものの、今日の1-0がこれまでで最も、攻撃回数や試みが多く見られた中でのスコアで同じスコアでも、確実にチームとしての成長が見られる形での勝利となりました。

特に、後半に関しては、実際に得点と数えても良い活躍を見せた10番山中惇希を始め、おそらく本人は、決められなくて悔しい思いをしているであろう9番波田祥太や15番松村大也も、見る側からすれば、シーズンスタートから見れば、格段にゴールへの雰囲気と実際に狙う姿勢が増しているのがわかりますし、「どうしてゴールが決まらない」という感情を持つ必要はないと思います。どちらかというと、「ゴールが近づいているな俺」くらいの感覚で続けていけば、すぐに得点も決められると思います。

ということで、5試合で勝ち点10の二けたという良いペースで3位まで浮上したわけですが、私は割と「慢心したな」と怒るタイミングを待っていたりしますw

でも、チーム内の競争も含めて、常に緊張感が保たれるようなチーム状況になっているなというのが素直な感想で、そういう状況では、見る側が怒る必要もないまま今シーズンは進んでいくのかなと感じる部分もあります。つまり楽しんで見られているわけです。

そんな良い流れの中で、来週は、また、ちょっと一味違った試合になるシリーズ(?)のさいたまダービーになりますね。

勝手知ったる選手も多いような相手になるでしょうし、やりにくさも出てくるでしょうし、違ったモチベーションが生まれる試合にもなると思います。そして、おそらく、聞いた話では、結構なドリブルでガンガンのタイプの選手も相手に何人かいるようなので、そういう相手に対しての対応も含めて、また来週も楽しみに足を運びたいと思います。

ウォーターブレイクも取られる夏日の試合となり、体調管理のところも気にしなければならない時期に入っていきますね。

暑い中お疲れさまでした。ではでは!

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/28 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-1引き分け・・・成長と競争激化の予感

どうも、ブクメです☆

第4節にしてようやくホーム(中立⇒アウェイ⇒アウェイ)開催の試合が来ました。開幕戦こそ敗れたものの、その後のアウェイの2試合では、結果的に先行逃げ切りという形で、課題と手ごたえの両方を感じつつ、結果を残した形でまずは、下馬評的には、最も手ごわい相手と言われる青森山田高校との一戦を迎えることとなりました。

会場は、駒場スタジアム。

良く書いていますが、駒場スタジアム開催のユースの試合では、好きなエリアというのがあって、毎回そこで観戦します。

ただ、エリア的には、割と頻度が高く、試合中に独り言のようにネガティブ発言を繰り返す方がいて、ちょうど私がいる辺りまで聞こえてくるような声量で語り続けるというタイプの方が、数人(組)これまでにいることがあり、今日もそんな感じで、試合の途中には、この人黙らせるプレー出てくれよと思いながら見る時間帯もあったのですが、結果的に、黙らせるプレーをしてくれたわけで、気持ち良いなと思っていたりw

私の中では、青森山田高校のイメージというのは、試合巧者で、内容的にそれほどやられている印象がなくても、取るべきところの強度が強く、気が付けば、失点していてそのまま勝ち切られてしまうイメージ。今年対戦するから別の試合を観戦して研究してとかやらないところが私のダメなところなのですが、今日しっかり見て、思った以上に、ロングスローも多用してくるため、セットプレーの量と自陣にそこそこ近いところでは、スローインに逃げてもセットプレー同様の対応が必要とされるということで、なかなか神経がすり減らされるような時間帯も多くなりました。

この試合でも前の2試合同様に、相手の攻撃を受ける時間というのがそこそこ長くなってはいましたが、受ける時間に受けるだけにならないような試みが多く見られ、上手くいかないことも多かったものの、その試みが増えていたことが何より嬉しいことで、怪我から復帰した選手や、出場時間が限られた選手が存在感を見せるようなプレーも見られ、最終的には、ビハインドから追いつくゴールもありましたし、逆転ゴールが決まってもおかしくないくらい後半終盤は、多くチャンスを作ることができていたり、とにかく、シンプルに私の目線での浦和レッズユースでこうあってほしいという要素を多く感じることができ、楽しかったです。

では、試合の話に移ります。

vs青森山田高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半31分⇒22番奥山圭介)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大(後半終盤⇒27番山田奈央)、MFが左に24番佐藤優斗、右に15番松村大也(後半スタート⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒10番山中惇希)、右に9番波田祥太

となります。

左サイドバックでしのぎを削っていた、6番清水楽人と12番福島竜弥(5番遠藤龍河と入れ替わる形でセンターバック)が共に先発に入るという布陣で、それ以外は、これまでと同じメンバー構成になりました。

また、ベンチメンバーには、浦和カップで足を運んだ試合や、S2の開幕戦の時にビデオ係になっていて、おそらく怪我でそれが長引いているように見えていた11番石橋遼大が、今シーズン初めて入っていました。

試合開始から、ゴールに向かって仕掛けてくるというよりは、セットプレーやゴールに近い位置でスローインを獲得すればロングスローで同様のチャンスを作れるということからか、シンプルな仕掛けと長いボールを織り交ぜながら相手が攻めてくる形で、実際に序盤からかなり回数多く、それらに対応することになりましたが、守備の選手が集中して跳ね返していくという展開になりました。

かなり集中してやれていたのですが、この時間が続くと、体力よりも集中力のところでの消耗が激しくなるような、そんな序盤です。

相手守備もかなり硬く、シンプルな仕掛けでは、すぐに囲まれて奪われてしまうような場面が多かった中で、焦れるため、ロングボールでとりあえず蹴り返してしまいたくなるような状況ではあったものの、この試合でまず感じられたのが、長いパスでも意図をもって狙おうという姿勢。

その一つの例として、前半2分に4番玉城大志か17番盛嘉伊人からのフィードだったと思うのですが、相手のプレッシャーを受ける中で、前線の9番波田祥太の位置を上手く考えて受けやすい高さやスピードも考えてフィードを出した場面があり、そのパスを前線で収めた9番波田祥太が、13番堀井真海に繋げて枠は捉えきれなかったものの、思い切ったシュートにつながる場面がありました。

これまで以上に、個人の打開が許されない守備をされる中で、そこを崩す試みも相手の攻撃を受ける中で狙えている状況。

この試合の序盤では、これまで以上に、9番波田祥太にくさびのパスが入ってという形が見られたのも印象的でした。

そして、前半のカギを握っていて、また、本人としては、前半終了後に悔しい交代になったと思われる右サイドで先発出場していた15番松村大也。プレーの質が悪いわけではなく、守備の部分含めたところでは、強さも見せているものの、どうも、攻撃になった時の打開のところで、一歩遅れてしまうことがあり、本来であれば、追いつけるパスで追いつけない場面が数度ある。私が見る限りは、同学年で長く一緒にやっている17番盛嘉伊人が出したパスでギリギリ通らなかったパスが前半だけで2度ほどあり、これは、相手の守備の強さを考えたときに、15番松村大也だったら反応して追いつけるところへのパスとして出していて、これに追いつくことで一気にサイドから打開できるという意図があるパスだと思うんですね。この辺りが、本人としては、少し思うように動けていないなという状況で一歩遅れてしまうのかなと。でもね、そういうことは、感じられても、プレーの強度とか質が悪い様には見えないんですよね。だから、意識次第だと思います本当に。

さてさて、相手を崩すための試みというところでは、両サイドバックも利いていたと感じられたので触れておきますと、まず左サイドバックの6番清水楽人は、前半15分前後に立て続けに攻撃の起点としても機能した場面があり、1つ目は、インターセプトから24番佐藤優斗へつなげて、サイド攻撃からクロスに15番松村大也が追いつければというチャンスの場面、2つ目は、9番波田祥太への正確なロングフィードでパスを受けた9番波田祥太から4番玉城大志に預け、そこから思い切ったミドルシュートでチャンスに繋げた場面。こういう、サイドバックというポジションながら、イメージしている範囲が広く対応プレーエリアが広くて視野も広いなというプレーが見られました。

右サイドバックの8番冨田蓮に関しては、サイドでの守備の強さというところは、既に言うまでもないのですが、この試合では、試合の強弱をつけるところを意識したプレーも多く見られました。展開として、速く蹴ってしまいたいようなところでも、いったん止まって遅行の流れを作ったり。

・・・試合の流れの前にそれぞれの選手の話になってしまいましたが、試合展開としては、前半27分に失点を喫してしまうのですが、これは、まあ、相手のセットプレーやロングスローを集中して跳ね返していて、ほとんど対応できていたところで、一つ、こぼれたところに相手選手が良い位置にいて、その選手に対して寄せに行けずにシュートコースが開いたところに思い切り蹴りこまれたという感じの失点。これも相手の強さであり、やられたなという感じはありました。

久しぶりにビハインドを背負う展開になりましたが、この試合で成長として感じられたのは、失点しても、まったくバタバタすることなく、跳ね返すところは集中しなおして、そして、相手を崩して点を取るためにどうするかというプレーにすぐに戻れたこと。

前半の残り20分ほどでは、この2試合で決勝点アシストと決勝ゴールの豪快ミドルを決めて勢いに乗る13番堀井真海が、これまでにない強度での守備に苦しむ中でも、なんとか持ち味を見せようと、果敢なドリブル突破からファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得した33分のプレーがありました。

同様に、9番波田祥太も相手ディフェンダーがコースを塞ぐ難しい形ながらも逃げずにシュートを放ってコーナーキックを獲得するなど、ゴールに向かった意識というのも前線の選手が見せていたのは、確率のところ以上に重要だったのではないかなと。

実際、そのコーナーキックのチャンスでセットプレーに強い6番清水楽人が惜しいヘディングシュートを放つ場面もありました。

前半0-1で折り返し、後半スタートに、先ほど挙げましたが、15番松村大也に代わり11番石橋遼大が入ります。

後半開始早々に、前半の失点と同じような場面を作られかけたものの、今回は、ある程度寄せてコースを限定させられていたことで(それでも、かなり鋭いシュートは放たれましたが)25番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れます。

後半の入りというところでは、無駄に蹴らないという意識ではできていたものの、収まるところが見つからずに、相手の攻撃を受けたり、高い位置で奪われてピンチになるという場面が何度かありましたが、この時間をこらえます。

後半12分には、13番堀井真海の突破からフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのゴール前に蹴られたボールのこぼれ球を21番南濵優大がミドルシュートを放ちますが、これは相手キーパーの正面。後半16分には、24番佐藤優斗が左サイドから突破を仕掛けチャンスを作ります。

そして、多用はしないものの、うちにもロングスローはありますよ、とばかりに(最も飛ばせる5番遠藤龍河は、この試合はいませんでしたが)24番佐藤優斗が後半17分にロングスローからチャンスを作り、まず9番波田祥太がシュートを放ち、ディフェンダーに当たってこぼれた球を11番石橋遼大が更にシュートを放つもこれも相手キーパーに防がれます。

やや試合勘というところで動きのところでは、思うように行かない入りをしていたように見えた11番石橋遼大でしたが、先ほどのシュートだったり、その後、17番盛嘉伊人からの右前線への追いつければ一気に打開できるというパスにあと一歩で追いつけたというところなど、徐々にサイドの突破力が行きそうな動きというのも見えてきました。

そして、この試合の流れを大きく変えていったのが、まず後半22分の10番山中惇希の投入。投入して2分後の後半24分に17番盛嘉伊人から11番石橋遼大を経由してパスを受けると、果敢に突破を仕掛ける場面を見せると、迎えた後半35分。左サイドからドリブル突破し、クロスに9番波田祥太が合わせます。ヘディングシュート自体は、跳ね返されるも、そのこぼれ球を17番盛嘉伊人が見事にゴール左隅に決めて1-1の同点とします。

また、この得点の前の後半31分に投入された22番奥山圭介も惜しいプレーを見せます。

後半41分に、同点ゴールと同じような形で再び10番山中惇希が左サイドから突破し、クロスを上げます。22番奥山圭介が中へ、9番波田祥太が外へ流れていき、クロスボールは、9番波田祥太へ届き、これをマイナスで折り返す形で、22番奥山圭介が難しい態勢ながら、なんとか触るも、クロスバーを越えます。

更に、43分には、持ち込んだ10番山中惇希からのディフェンダーの間を通すようなパスに22番奥山圭介が点で合わせるもこれもわずかに枠をそれます。この場面でその奥に9番波田祥太が走りこんでおり、触ったらオフサイドということで触らなかったと思いますが、先ほどの場面含めて、22番奥山圭介と9番波田祥太の2選手の距離感や位置取りなど、かなりゴールのにおいを感じさせるような場面を作り出していました。

そして、後半44分には、コーナーキックの流れから12番福島竜弥が惜しいシュートを放つなど、後半終盤は、かなり浦和が相手を崩すようなプレーが多く見られたものの、結果的には、同点で試合終了。

それでもここまでの2連勝という結果の中で、見る側が感じていた手応えは嘘ではなかったことがはっきりと確認できた試合でしたし、試合ごとに発見があるし、成長も見られる、そして、選手間では、厳しいポジション争いにはなるかもしれませんが、複数のポジションでそれぞれの特徴を見せながら台頭してくる新しい選手も出てきている。

ただ、ここがピークではないですし、単純に、強いという位置づけの相手との1回目の戦いが終わっただけで、順位表を眺めてみれば、今シーズンのプレミアリーグは混戦です。名前だけで考えられるシーズンではなく、格下も格上もないと考えていく必要があります。

・・・と、言うまでもないですよね。

また次節、同じ駒場スタジアムで新しい発見がある楽しい試合を待ってます。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/21 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-0勝利・・・ゴラッソ、無失点で連勝!結果を残して首位対決へ

どうも、ブクメです☆

先週のアウェイでの鹿島アントラーズユース戦でプレミアリーグ初勝利を飾った浦和レッズユースは、今節もアウェイでの戦いとなります。対戦相手は、市立船橋高校。今年は、プレミアリーグイーストの開幕戦の全試合を観戦したアニ山さんなどに話を伺いつつ、大まかな勢力図を想像していたものの、第2節では、開幕戦勝利した多くのチームが敗戦、敗れたチームが勝利をしたということで、2連勝した青森山田高校以外は、2連敗した鹿島アントラーズユースを除いて1勝1敗で8チームが並ぶという大混戦になったことで、正直なところ、自分の目で見ないとわからないという結論になりつつありますが、ご存知の方も多いかもしれませんが、私は、浦和レッズの育成がらみや、何かで関わって知っている選手がいるようなチームではないと、あまり足を運ぶ気にならないという偏食気味のダメなタイプなので、浦和レッズユースとの対戦相手としてのプレミアリーグイースト参加チームを眺めながら判断していくということになるのかなと思います。

今日、会場に足を運んでいた知人数人は、そのまま移動して柏レイソルvs鹿島アントラーズユースの試合を観戦したようです(・・・ので、そこからまた情報もらいますw)

ということで、開幕戦を見た限りでは、今シーズンは苦しい戦いを強いられそうだという聞いていた今日の対戦相手の市立船橋高校でしたが、第2節では、下馬評が高い大宮アルディージャU18を破っていたりと、やはり、試合をしてみないとよくわからないという形での日曜日の試合観戦となりました。

こういう前振りをしておきながら、相手の細かいところには、あまり触れないんですけどねw

では、試合の話に移ります。

vs市立船橋高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮(後半45分⇒6番清水楽人)、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半29分⇒20番木下翼)、右に15番松村大也(後半16分⇒10番山中惇希)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半29分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太

となります。

左サイドバックのスタメンのみ、前節の6番清水楽人から12番福島竜弥に入れ替わっています。

これは、開幕から共通している点として、まず右サイドバックの8番冨田蓮のサイド(相手の左サイドで攻撃に使いたいサイド)に関しては、この試合でも、ほぼ相手がやりたいことをやらせないような形ができており、間から抜こうとした時には、5番遠藤龍河と21番南濵優大がしっかりと跳ね返す。

そして、この試合では、そこに加えて4番玉城大志が相手の攻撃を摘むプレーというのも多く見られました。

左サイドバックに関しては、12番福島竜弥の突破も期待される中で、相手チームとしても、右サイドバックからの攻撃が一つのストロングポイントとなっているようで、なかなか守備の面ではつかみ切るのが難しく良いクロスを上げられてしまう場面もあったものの、その分、この試合でも12番福島竜弥のサイドからの攻撃でチャンスを作る場面も複数回作れていました。

攻撃のところでは、距離感を意識した連携での突破の試みも多く見られ、例えば、前半5分には、気が付けば左前線に4番玉城大志と15番松村大也と17番盛嘉伊人がいる形でパス回しから仕掛ける形だったり、7分には、24番佐藤優斗のロングスローから17番盛嘉伊人が落として15番松村大也がシュートを狙う場面があったり、10分前後には、連続で12番福島竜弥が左から突破してクロスを供給し、精度が良ければという形を作り、15分には、4番玉城大志のインターセプトから13番堀井真海、15番松村大也へとテンポ良くパスが回り、左前線のスペースへロングフィードが供給され、24番佐藤優斗が反応して走りこむ形など、多くの選手が、複数のポジションに移動しながら、距離感も良く攻撃を狙うという形が上手く行っている回数が多くなりました。前線で味方を活かすための潰れ役としての9番波田祥太の動きも利いていたと思います。

ただし、流れの中から崩し切っての決定機というのはこの試合は、なかなか作ることができなかったようにも感じられました。良いイメージで、意識しながら攻撃ができる回数や時間が増えてきていることが重要だと書いておきます。

そして、この試合では、タイトルでも書いたようにゴラッソ(素晴らしいゴール)が生まれたんですね。前半18分に、ペナルティエリア外でパスを受けた13番堀井真海が反転してコースが開いているのを見ると、迷わずにシュートを選択し、その強烈なシュートがゴールに突き刺さります。

ここしばらくは、そもそも、埼玉県S2リーグや昨年末のGo For World Cupなどで、こういう思い切ったシュートを狙い決めた選手は見られたものの、プレミアリーグの舞台では、そもそもこういうシュート自体がほとんど見られなくなっていた浦和レッズユースにあって、この見事な得点が決まったと言うことは、かなり大きいことだと思います。

これでセットプレー以外で2試合連続ゴールが決まったということで、これもまた大きいと思います。

前半は、この13番堀井真海の見事なゴール以外にも、枠は捉えきれなかったものの、前半終了間際に17番盛嘉伊人がテクニックで相手ディフェンダーを交わして15番松村大也に渡し、思い切って狙ったシュートなどもあり、崩すための試み、狙える時にはシュートを狙う意識など、前進が見られました。

・・・と、細かく見えているように書いていますが、今日は、グラウンドレベルからの観戦でなおかつ、前半の浦和の攻撃するサイドが遠いという位置で見ていたため、距離感などがわからない場面が多く、かなりわかりやすかったところばかりピックアップすることになっています、実はw

細かくわからなかったところは、また来週は、スタンドレベルで見られるさいたま市浦和駒場スタジアムスタジアムから見させてもらうと言うことで良いですよね。

ちなみに、最初に書きましたが、後半は、相手の攻撃の時間が結構な割合を占めることになり、その相手の攻撃が遠くてわかりにくいということで、実際に結構シュートも打たれていると思うのですが、相手側のベンチでは、シュートのたびに盛り上がっていたものの、割と25番鈴木彩艶を見ている限りは、余裕で見送っているように見えた相手シュート場面も多かったように見えて、どのくらいピンチだったのか、わからないところも多かったという・・・すみません。

ただ、当然ながら、ビハインドを背負って後半スタートから仕掛けてくる相手に対して、最初の10分、15分くらい耐えればと思っていたところで、気が付けば結構な時間耐えることになっていたようには感じました。

ただ、結果的には、失点をしなかったわけで、私が見た限りの多く打たれたシュートの中で、本当に危険な決定機は1つで、相手がそのシュートを外してくれて助かったという場面もありましたが、全体的には、ある程度コースを切ったりできていたのではないかなと思っています(思うようにしています。)

後半は、守りの時間が多かったものの、交代は、攻撃的な選手が入る形で、10番山中惇希は、受ける流れの中で、持ち味が出しにくい状況だったものの、後半38分に、テンポをずらしたドリブルで相手ディフェンダーを抜き、裏に抜け出す20番木下翼へのパスがやや弱くなってしまったものの、惜しい形も作り出していました。

また、19番成田安里もこの試合では、攻撃的なところというよりは、相手のサイドからの攻撃に対して読んでタイミングよくボールを奪う(攻撃の芽を摘む)ようなプレーでの貢献が多くなりました。

ということで攻められる時間が多かった後半もしのぎ切って1-0で勝利。連勝することができました。

ということで、この試合スーパーゴールを見せてくれた13番堀井真海の写真を載せておきます。

前節の、流れからのゴール、今節の、シュートコースを空けたらミドルもあるよ、を体現したスーパーゴール、そして、実際のところ守備の時間も長いものの、この2試合を0に抑えきったということは自信になるわけで、対戦相手が意識しなければならない要素も増えてきました。

そして、次節は、第4節にして浦和レッズユースとしては、今シーズン初めてのホーム開催のホームゲームでさいたま市浦和駒場スタジアムに首位の青森山田高校を迎えての一戦という構図になったわけで。なんだか、物凄く楽しい流れになってきたではないですか。

もちろん、ここまでの采配を見ていても、相手の長所を警戒して意識して守備的にやれというメッセージではなく、自分たちの時間帯を長くするために、攻撃的に(もちろん、守備も含めたところにはなりますが、自分たち主導でできるサッカーをやるための挑戦は感じるという点で攻撃的という印象)やっていけというメッセージを感じるものですし。

まずは、2連勝した流れでの、一つ目の大きな勝負として、今シーズンの下馬評が凄く高い青森山田高校相手に、ここまでの手ごたえをぶつけて更に前進してください!

ではでは。

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