第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/06/05 – 浦和レッズユースvsFCトリプレッタユース 6-0勝利・・・難しい展開を打ち破り、大勝で全国へ

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どうも、ブクメです☆

おそらく、このブログを更新するタイミングには、外は明るくなっていると思いますので、おはようございますw

今日は、朝からバタバタな動きになり、完全なる勘違いで、今日のユースの試合とジュニアユースの試合は掛け持ちできないものという思い込みで、目が覚めたときに、なんとなく情報収集していたらレッズランドで11時キックオフという情報を見つけて、慌てて準備して慌てて、レッズランドに向かい、前半の終わりくらいから観戦する流れになり、その後、日立柏総合グラウンドに移動してという流れ、浦和レッズジュニアユース出身のゴールキーパー、関敦也が所属するヴァンフォーレ甲府U-18の試合も後半から観戦でき、試合自体は、敗れて、来週の最後の1枠をかけた戦いへ全国は持ち越される結果になったものの、短い時間でしたが、最後の砦として存在感のあるプレーとコーチングを見ることができてテンションが上がりつつ、話し込んだりしていたら、肝心なユースの試合がもうキックオフという状況にバタバタし、重要な試合なのに応援するほうが集中できていないという状況ながら、選手はしっかりと勝ってくれたという1日ですw

で、家に帰ってきてから、しばらくしてものすごい睡魔に襲われて、気が付いたら深夜だったという感じですね。

はい、ということで、負けたら終わりという大変な土曜日の試合を群馬県で戦い、その疲労を持ったまま、連戦を今度は日立柏で戦うというハードなスケジュールで、後々聞いてみれば、そもそもこの重要な2試合のタイミングで、学校行事的な部分で消耗している選手もいたと聞き、学校との両立的な部分もユースらしいなと改めて感じているわけです。

レギュレーション変更にグチグチ言いつつ、そんな状況も乗り越えて、あと1つ勝てば全国が決まるという状況で迎えた日曜日の試合の対戦相手は、FCトリプレッタユースになります。

単純なカテゴリ的なものや実際のチームとしての実力としても差がある相手ではありますが、こういうトーナメントでの戦いは、そこに甘さを見せると、守り切られてPKまで持ち込まれたり、思わぬカウンターなどの反撃で苦しめられるというケースも過去見てきているので、大丈夫だろうという気持ちと、相手のやり方にはまると怖いかもしれないと感じつつの観戦です。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士(後半36分⇒30番石井僚)、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半18分⇒8番松高遼)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半28分⇒17番立川将吾)、左に23番シマブク・カズヨシ、右に2番高山大智(後半11分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に10番渡辺陽(後半24分⇒11番時里元樹)と7番伊藤敦樹、FWが20番長倉幹樹

となります。

後で、いただいた情報などでは、前日の試合の疲労度など考慮して、スタメンの前線のメンバーを入れ替える形でのスタートにしたということです。ただ、試合の序盤は、若干昨日の戦いを引きずっているような印象もあり、やや長い展開での攻撃の狙いが合わずに、また、当然ながら守備に人数を割いてくる相手に対して、なかなか攻め込ませてもらえないのと同時に、反撃を受けた際に、攻撃に人数を割いてくるわけではないので、そこまで脅威になることはなかったものの、数選手、身体能力的にも仕掛けの質も高い選手がいて、カウンター気味に受けた時に時折相手にゴールに迫られるという場面が作られていました。

起こりがちな展開でしたが、はまらなくて良かったなと感じる部分もあります。

浦和レッズユースの攻撃の部分では、開始6分の2番高山大智の仕掛けからのシュートや、7番伊藤敦樹の裏のスペースへのパスに2番高山大智が反応してサイド攻撃としてチャンスを作った場面、26分の40番橋岡大樹からの前線タッチライン際へのロングフィードを23番シマブク・カズヨシがしっかりトラップして仕掛ける場面、34分の16番大西翔也からのフィードから23番シマブク・カズヨシがサイド攻撃でクロスをサイドバックから攻撃参加していてペナルティエリア内まで侵入していた6番鈴木海都が頭ですらして流れたところを誰かが押し込めればという場面、36分のコーナーキックの場面で、6番鈴木海都かのクロスを16番大西翔也が頭で合わせる惜しい場面、さらに、40分くらいには、20番長倉幹樹が上手く抜け出して枠をとらえたシュートは、相手キーパーにはじかれたものの、惜しい形を作るなど、ポイントポイントでは、相手ゴールを襲う惜しい形はあったものの、崩し切って決め切るということができないまま時間が過ぎていき、0-0のままで終了しそうな雰囲気も実際にはありましたが、前半終了間際の43分に、10番渡辺陽のドリブルでの仕掛けから倒されて、正直なところそこから一番遠いところで見ていた数名は、完全にゴールに近い位置でのフリーキックを獲得したと勘違いしていたのですが、倒されたのがペナルティエリア内だったようで、PKを獲得。これを、2番高山大智が落ち着いて決めて1-0と先制に成功。

しっかりとリードして前半を終えることに成功します。試合の中で、このタイミングで決めておいて欲しいなというところで、得点につながるプレーを実行してくれる印象の強い10番渡辺陽が、この試合でも、勝負所で決定的な仕事をしてくれました。

リードして後半を迎えたことで試合としてはだいぶ楽になりました。

対戦相手のトリプレッタユースは、おそらく、この試合は、浦和レッズユースをリスペクトして、守備に人数を割いて数名の選手で反撃をするという戦い方をしてきていましたが、本来は、攻撃的に行くタイプのチームのような雰囲気もあり、集中して守れて0に抑えられているときは、なかなか崩せなかったものの、失点したことで、後半は、ややその守りに隙が見えるようになり、そこを畳みかけるように後半スタートから、3分のコーナーキックから混戦状態を押し込めればというチャンスを作り、5分には、7番伊藤敦樹のミドルシュート、さらには、23番シマブク・カズヨシからのクロスを2番高山大智が狙ったシュート(ここは、結果的にコーナーキックを獲得)と相手ゴールをたびたび脅かす場面を作ると、迎えた11分にコーナーキックのチャンスの場面で、23番シマブク・カズヨシからのクロスを40番橋岡大樹が豪快にヘッドで決めて2-0とすると、ここから1分おきくらいに連続でゴールが決まります。

12分には、10番渡辺陽が相手ディフェンダーのブロックを上手くタイミングを外してシュートを決めて3-0

13分には、23番シマブク・カズヨシが決めて4-0

そこから、得点がない時間が少し続いて試合として若干落ち着いてしまったようにも見えましたが、30分に、20番長倉幹樹が決めて5-0とすると、その後も、17番立川将吾から7番伊藤敦樹を経由しての見事な展開からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が枠をとらえたシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブに遭い得点はならなかったものの、試合終了間際に、右サイドを抜け出した23番シマブク・カズヨシのクロスキーパーとディフェンダーの前のいわゆる、先にさわれればゴールになるものの、届くかギリギリのところを狙った早いクロスに対して、11番時里元樹が抜け出して足先で触って決めるという、見事なゴールで6-0とし、終わってみれば大勝で全国出場を決めてくれました。この最後のゴールは、特に印象的で、最近は、トップ下でプレーすることが多くなった11番時里元樹は、どちらかというとチャンスメイクのほうが多くなっていて、それでもフリーキックでは、精度高くゴールを決めてくれる回数は多いものの、流れの中で点を取る役割としての、相手との駆け引きに勝って決めるようなゴールがなかなか奪えていなかった印象もあったのですが、この試合の最後のゴールは、まさに11番時里元樹らしいゴールだったなと。

予選を突破するという目標をまず達成し、全国優勝という目的(地)のために、また新たなる目標を一つ一つ達成していく期間にこれから入っていきますね。

考え方は、人それぞれになりますが、一つの目的地が7月のクラブユース選手権優勝ということであれば、ここから3週間のユーストップチームの公式戦がない期間でやっておくべき目標、そして、まだ時期がかなり先になりますが、プレミアリーグ昇格という目的地のために、その期間に開催されるプリンスリーグの4試合で結果を出しながら目指す目標。

浦和レッズユースというチームで考えると、現時点では、2つの目的地を見据えながら、1つ1つの目標を達成していくここからの2か月ほどになりますね。

このクラブユース選手権の関東予選では、選手それぞれにとっても課題と言える部分が見えて来た部分もあり、特に、成績が良いチームは、より研究されるのが当然のことで、特に今年の浦和レッズユースは、かなり強豪チームとして、強豪チームに研究されてきている印象があります。突破力のある選手に対しての守り方などかなり研究されるようになってきていて、点を取る選手にとっては、思うようにいかないというストレスを感じる部分も増えてきているかもしれませんが、ストライカーとしてプロになって戦いたいという選手は、ここで、守りが固いからパスという選択肢を多用するようになるか、相手が対応しても突破できる力を身に着けようとするかで、変わってくる部分もあると思います。

私個人的には、昨年の新井瑞希のように、勝負する局面では、それでも仕掛けることを止めずに、最終的には、相手が研究しても突破して結果を出すというところまで到達するような選手が、ここから先は不可欠になってくると考えています。もちろん、戦術的なこともありますし、それをすることで、昨年終盤は、攻めの選手が勝負をすることをOKとしていたところが、そうでなくなる可能性もありますので、その辺は、上手くやってくださいとしか言いようがないのですが、突破をするタイプの選手は、それをやっていかないと伸びない部分もあるので。

あとは、今日の最後のゴールのように、相手が対応しようとしても、反応勝負、点で点を取るような勝負に持ち込める嗅覚的な得点が取れる選手が増えるというのも必要な要素になってくると思います。

また、今チャンスをもらえない選手は、悔しい思いをしていると思いますが、全国大会出場が決まったことで、全国レベルの試合を戦える単純な数が増えたと考えて、まずは、そこを目指して、今出場しているメンバーにあって、自分にないものを理解して、逆に、今出場しているメンバーができなくて、自分ができることをしっかり見極めて、そこを最大限アピールしてチャンスをうかがってもらえればと思います。

それにしても、終わってみれば、この予選で戦った4チームからは、学べることが多いですね。

初戦のGoisは、個々の強さ(体のつくり方という点での強さを肌で感じることができた)

2戦目の東京ヴェルディユースは、足元のうまさとテクニックのサッカー

3戦目の鹿島アントラーズユースは、強固な守備(人数的なものではなく、守り方のうまさ、強さ)

そして、日曜日のトリプレッタユースからは、守備に人数をかけてきた相手が集中して守っている状況をいかにして崩すか

そういう経験を活かしつつ、さらに、浦和レッズユースの選手の特徴も試合を重ねるごとに研究されるわけですから、経験から学び、対応されることを前提に、そこをさらに乗り越えていく力が必要であり、心の部分でも強くならなくてはならないですね。

ここからのさらなる成長を楽しみに、次は、プリンスリーグ関東の再開を待ちたいと思います。

2日間まずは、お疲れ様でした!

以下、2枚ほど、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也関連の写真を載せます。

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正直な気持ちとしては、負けたら終わりという戦いで、関敦也のゴールを守るヴァンフォーレ甲府U-18との戦いにならなくて良かったと思っていたりします。知っている選手がいるチームに思い入れが強くなるのは当然のことですので、ヴァンフォーレ甲府U-18には、来週、FCトリプレッタユースにしっかり勝利して全国出場を決めてもらいたいと思います。そこでの直接対決があれば、そこは受け入れて見届ける努力をしようと。

どちらにしても、7月最初に、プリンスリーグ関東で直接対決を迎えるわけで、応援するのは浦和レッズユースですが、また複雑な気持ちになるんだろうなと思いつつ、でも楽しみにこの試合を待っている自分もいます。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-1敗戦・・・まだ何も失っていないけど。

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どうも、ブクメです☆

振り返ることは、良いことでもあり、悪いことでもある。1試合ごとに、もしここで決めていれば、ここで抑えていればと、悔しさを見せることも必要かもしれませんが、特にサッカーの世界でプロになっていくためには、現状をしっかり把握して、すぐに切り替えてしまっても良いこともあると思うんですね。プロになると、応援する数も増えて、サポーターの中にも、勝ち負けを最重要視して、負けただけで、その事実に怒ってブーイングをする。負けても良いということではなく、その内容や試みを理解しようと姿勢がないサポーターもいたり、そういう集団が力を持ってしまうチームもあったりするかもしれませんが、少なくとも、浦和レッズの育成環境では、基本的に、プロ向きの気持ちを見せないで、切り替えても良い試合で下を向いているようなことのほうが、ある意味ブーイングをしたくなります。

十分質の高い試合を見せてもらったと思っています。

なので、今日は、試合が終わった後、必要以上に悔しがる部分が見られたので、少しイラッとしました。下向いていることに怒って声を出していたサポーターの方もいましたが、私も同じ気持ちです。

トーナメント制になった夏の全国の関東予選ですが、今日の試合で失ったものは、はっきり言って何もないんですね。一足先に東京ヴェルディユースに全国を決められただけ。確かに前回いなかったチームの軸になる選手が今回いて結果的に敗れたものの、それが大きな差を作ったようにも見えません。リーグ戦の勝ち点を奪われたわけでもない。予選を突破するという大前提のために、あと2つ勝てば良いだけ。

試合は、実に面白いものでした。東京ヴェルディユースは、昨年は、大きめの選手を前線に配置する、ある意味東京ヴェルディユースにしては珍しい戦い方をしているというイメージがありましたが、今年の東京ヴェルディユースは、実に、これまで見て来た東京ヴェルディユースの印象と合致する。大きい選手はいないが、足元が上手く、1人1人のテクニックが非常に高い。素早いパス回しで、隙を見せると精度高くやられる。

そんな、東京ヴェルディユースに勝つときの浦和レッズユースは、個々のハードワークや、個人技などで、相手に思うようなサッカーをさせずに焦れさせて、気持ちで得点をもぎとるような試合が多い。

だから、応援するほうも、勝ってやったぞ!と気持ち良いんですね。で、敗れても、悔しいながらに、そういう要素を出し合った戦いになった場合のこのカードは、楽しい試合だったなという感想が残る。

今日は、もぎ取れなかったし、見た目できれいな攻撃をしたのは相手でしたが、実際、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないという局面をしっかり作り出していました。

「たられば」の場面も確かに多かったので、反省材料にするべき点も多い試合ですが、運が悪かったために得点にならなかったと言う場面も多かった試合です。

一足先に全国を決められてしまいましたが、全国大会で勝ち進めば、当たる可能性も高い相手ですし、リーグ戦でも必ずもう一度当たりますので、そこで勝てば良いだけです。

近い期間に一度対戦したことから、こちらの長所を消す戦いも加えてきていたことも事実だと思います。よく対戦する相手というのは、こういうものです。

あ、でも、もしそうだったら謝りますが、絶対負けたくない対戦相手としての東京ヴェルディユースに負けたことが悔しくて悔しくて仕方がなくて、下を向いていたのであれば、それは、必要なことです。

言うまでもないことですが、1つの試合として見たときには、大変質の高い試合でした。

ここからの2試合は、プリンスリーグ関東でやってきた戦い方でいつも通りに戦えれば、問題なく2連勝できると考えています。対戦相手の名前ではなく、浦和レッズユースの今年の戦い方をやれば良いだけです。

前置きが長くなってしまったw

なので、試合内容は、ざっくり書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介(後半42分⇒15番荻原拓也)と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半31分⇒13番樋口颯太)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半16分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半6分⇒14番井澤春輝)

となります。

これまでの試合同様に、激しいプレスで相手の攻撃を封じようとするも、細かいパス回しとテクニックでなかなか、相手の攻撃のリズムを崩すことができないという、やや難しい試合のスタートになり、また、おそらく、前回のプリンスリーグの対戦で苦しめられたと感じたであろう、サイド攻撃に対してかなりケアされている印象で、ドリブル突破をなかなか許してもらえないような展開が印象的でした。

容易には行かなくても、何度も試みることで、相手バックラインのミスを誘ったりすることには成功し、そこから大きなチャンスを迎えるという場面を、その流れから得たフリーキックなどセットプレーも含めて何度か作れていました。ここで得点を奪い取ることができていれば、相手のリズムを崩せた可能性もありますが、得点が動かない前半ながらも相手としては、攻撃に手ごたえを感じているという状況が続き、その流れが変わらない状況で、後半15分に、ペナルティエリア近くで、シュートコースを開けてしまった隙を見逃さずに決められてしまい、この試合が決勝点になりました。

いくつか采配の部分で気になる部分もあったのですが、この辺りは、今年は正直できるだけ触れたくないので、できるだけ良い意味として捉えてみるようにしています。

ただ、それでも気になったのは、例えば、この試合でセンターバックに入った3番関慎之介が、特に強さというよりは、危機察知的な部分で相手の狙いを摘み取るような点で、特に後半に前掛かりで行って反撃を受けた時などに、ここを使われるとかなり危険という場面で、素早く察知して摘んでいる場面など見られたものの、残り時間10分ほどで勝負にでるという意味は分かりますが、そういうプレーをしていたのに交代で下がることになったとか、気になりました。

前半は、相手の集中したサイド攻撃の対応に苦しめられた9番川上エドオジョン智慧も、後半スタートから、突破して、枠をとらえた惜しいシュートを放ったり、ディフェンダーを引き付けて6番鈴木海都に戻してそのクロスから、11番時里元樹のクロスバーを叩く惜しいシュートまでの流れを作ったり、前半よりも相手の対応に慣れてチャンスに絡む場面が増えてきたところで、交代になるなどもそうですね。

そういう疑問が残るところや、前線は高めの選手を置いておきたいという気持ちが強いような印象の起用(求めるプレー)になっていたりは、正直ありました。

ただし、じゃあ、それが悪い方向に行っていたかというと、代わって入った選手が、できる限りのことをやってやろうと、実際に後半終盤は、同点ゴールを奪っていてもおかしくないというチャンスも多く作ることができていました。

ただ、私が気になるだけでしょう。

実際、後半31分に投入された13番樋口颯太のロングスローやセットプレーのキッカーとしての狙いなど、チャンスの数が増えたり、ビハインドを背負っている状況下での同点ゴールを奪いに行くという狙いとしては、当たっていたと思います。

ということで、この試合を踏まえての次です。次は負けたら終わりの試合ですから。そこで、いつも通りの強さを見せつけてくれれば良いだけですから。

ということで、見どころの多い試合を見せてもらえたこの一戦の話は終わり。

この試合の後に、練習試合がありました。

メンバーと交代、得点経過など書きますね。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と4番轡田登、MFがボランチに7番伊藤敦樹(⇒高山大智)、左に15番荻原拓也、右に13番樋口颯太(⇒16番大西翔也)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(⇒9番川上エドオジョン智慧)と8番松高遼、FWが14番井澤春輝(⇒20番長倉幹樹)

交代の時間がメモがごっちゃになって、わけわからなくなっていたので、時間は記載していません。

この試合は、14番井澤春輝のゴールで先制、一度は同点に追いつかれるも、途中から入った20番長倉幹樹の2ゴールで突き放し、終盤1点返されるも3-2と勝利となりました。練習試合とはいえ、意地を見せてくれましたね。

たぶん、選手それぞれこの試合にもつ感想は当然違くて、今回の私の文章に対して、何を言っているんだと思う選手もいるかもしれません。

たびたび書きますが、今年は、昨年築かれたことを元に、高いレベルの中で高い位置での課題というものを克服して、一つ抜けた強さを見せて、プレミア昇格まで走ってもらいたいと思って見ています。そういう目線でチームを見ていると、今日の試合後の姿は、物足りなさを感じさせるのです。

ということで、あと2つ。がっつり強さを見せてやりましょう!

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/21 – 浦和レッズユースvsFC Gois 5-1勝利・・・気の抜けないトーナメント制

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どうも、ブクメです☆

東洋大学朝霞グラウンドというのは、大学サッカーの開催で何度か足を運んでいるイメージがあるものの、ユースの試合でここに運ぶというのは、かなりレアなケースで、でも遡ってみるとユースの試合で足を運んだことがあるなと思い、自分のブログで遡ってチェックしてみたら、「JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/11 vs 流通経済大学柏高校 3-0勝利・・・手応えそのままに」という記事を発見したので、なんと6年前なんですね。もしかしたら、ほかにも公式戦でユースが足を運んだことがあって失念している可能性もありますが、このころの関東プリンスリーグの開幕戦がセントラル方式になっていたのかな(そこまで細かく調べてはいない)と思いつつです。

ということで、割と早めに他の方に教えていただいていたため、レギュレーションが変わることは聞いていたのですが、それがなかったら、グループステージでスタートしていた予選がトーナメント制に変わっていて、おそらく、びっくりしていたであろう今年の夏の全国大会予選がスタートしました。

これまでは、グループステージで出場枠に準じて、大体グループ2位以内に入れば全国出場で、3位だと過酷な順位決定戦という印象が強かった大会ですが、今シーズンからは、ジュニアユースの夏の大会のように一発勝負のトーナメント制の予選に変わったんですね。

とはいえ、関東の枠数が11あるので、1回戦で負けてしまうとその時点で敗退が決まってしまうものの、2回戦まで進むと、勝てばその時点で全国決定となり、敗れても、負け上がりのトーナメントで勝ち進めば本戦に出場できるというものになるようですね。

それにしても、その浦和レッズユースの入っている山で2回戦の勝てば全国が決まる一戦で当たる相手が、関東プリンスリーグで上位対決となってしまう東京ヴェルディユースが入ってくるというのは、どういうめぐりあわせなんだというか、若干悪意を感じるというか、さらに、本来は負け上がりになった場合は、少しやりやすい相手が入ってくるものだろうなと思っていたら、鹿島アントラーズユースが2回戦で敗れたとのことで、負け上がりになった場合の初戦がプレミアリーグの鹿島アントラーズユースになるという。

・・・と、そんなことを、試合が終わってから、他の場所で大学サッカーを観戦していた方とも合流しつつお酒を飲んで語っていたら、ブログを書くのがこんな時間になってしまいましたw

前置きが長くなりましたが、2つ勝ってしまって全国を決めてしまえば、この大会を勝ち進むことで公式戦で多く選手が、真剣勝負の場という形で経験を積む機会にできますし、全国優勝を狙うということであれば、予選の相手が難敵だからと躓いているわけにもいきませんからね、一気に行ってしまいましょう。

そんなこの大会の浦和レッズユースの初戦の相手は、FC Goisになります。あまり埼玉県の支部リーグには足を運べていないので、実際に試合を見たのは、数年遡ったケラミックカップの時くらいですが、埼玉県のチームの中では、比較的浦和レッズユースとはよく試合をしているチームになりますよね。以前と比べて、チームとして成長しているという話があるものの、まだ力の差がはっきりとある状況で、1回戦は、若干一方的な試合になりました。

よく、こういうトーナメント制の大会では特に、難しい初戦とか、緊張感とか、そういう部分を気にしながら気を引き締めて見るのですが、今年のチームには、あまりそういうことも関係ないようですね。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに16番大西翔也と40番橋岡大樹、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半スタート⇒8番松高遼)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半10分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半23分⇒13番樋口颯太)、真ん中に10番渡辺陽(後半30分⇒34番白土大貴)と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半12分⇒14番井澤春輝)となります。

バックラインに怪我の選手がでているということで、これまでのプリンスリーグとは、バックラインの構成が若干変わっています(この日は、被る時間帯にレッズランドでB戦も組まれていたということや、多少対戦相手との実力差も考慮してか、普段ベンチ入りしているメンバーなどがB戦の方でがっつり試合をするためのメンバーとしてこちらの帯同自体していないのかなという印象もありました。)

新たな怪我人ということでは心配な部分もありつつですが、逆に長く離脱していた選手がこの試合で復帰を果たすというケースも見られましたので、そういう点でのプラスの要素も感じられる試合となりました。

トーナメント制なので、ここで何かが起きて負けたら終わってしまうことから、その何かを起こさせずに早く試合を決めてしまうことが、多くの選手がピッチに立つことができる条件になるし、新1年生でもベンチに入っている選手もいたので、そういう選手がしっかりピッチに立てる展開になれば良いかなと期待していたとおりの展開を作ってくれました。

開始5分に、2番高山大智の右サイドからの仕掛けから26番池髙暢希につなぎ、相手ゴール前に持ち込んだところで折り返しを20番長倉幹樹がしっかり決めて1-0と先制すると、8分には、6番鈴木海都からのパスに再び反応した20番長倉幹樹が決めて2-0と開始10分以内で2点差とし、試合を楽にします。

時折相手の力強い仕掛けでヒヤリとする場面を作られつつも、攻撃の回数では圧倒的に浦和レッズユースが多く仕掛け続けながらも3点目がなかなか入らないという中で時間が経過していきましたが、全は39分に、ペナルティエリア外左あたりでフリーキックのチャンスを得ると、これを11番時里元樹が直接決めて3-0とし、結果的に前半のうちにほぼ試合を決める3点差をつけることに成功し、折り返します。

点差が少し開いたこともあってか、前線の選手に余裕が生まれるものの、そういうところでのえげつなさというか、相手が戦意をなくすくらい決めまくってしまうことが、こういう展開の試合でできないことが、もしかすると課題なのかなと思う部分もある、決定機で決め切れないという場面が後半は本当に多くなってしまっていたのですが、後半開始3分ほどで前線での20番長倉幹樹のプレスから相手のミスパスを誘う形でのオウンゴールで4-0とし、22分に11番時里元樹のアシストで交代で前線に入った14番井澤春輝が決めて5点目を決め、トータルでは5得点を奪うことができたものの、それと同数かそれ以上くらいの決定機を決めることができなかったので、若干物足りなさは残ります。

試合自体は、5点目を取った少し後に、相手チームの見事なシュートで1点返されたものの5-1と大勝という結果になっています。

全国大会へ向けての難しい初戦というイメージを全く感じさせなかったことは、頼もしいです。

チーム力という部分でも、力の差を見せつけたと思いますが、これは、全国大会へ向けてという部分とは少し違った要素になるかもしれませんが、今日の対戦相手で見事だなと感じたのが、これまでの関東プリンスリーグで対戦してきた相手と比べて、個々の選手の強さというところは目を見張るものがあり、結果的に、数選手が絡んだ崩しなどで浦和レッズユースが圧倒する形にはなったものの、個々の突破というところでは、かなりの確率で相手に止められてしまっていた試合でもあると思います。

1対1の強さという点では、前線の突破を強みとし、強みとして行きたい選手にとっては、感じるべき部分も多かった相手なのかなとも思います。

そういうことも考えつつですが、全国大会の予選ということで考えると、トーナメントという形で2回戦で東京ヴェルディユースが相手になるというのは、ある意味、あまり情報がないダークホース的な難敵と当たるよりは、相手の手ごわさも理解して、少し前に対戦した相手との再戦になるというのは、逆に、やるべきことと、集中しなければならない環境に強制的に置かれるので、むしろやりやすいのかもしれないと思う部分もあります。

バックラインの主力の選手が、怪我という点が少し気になり、次の試合に間に合うのかどうかということもあると思いますが、そのような状況下で、次の試合も意識して、試したいことや復帰選手が長い時間プレーできるという展開にしっかり持って行けたことは、大きかったなと感じます。

来週の2回戦を楽しみにしています!

あ、ちょっとユースの試合とは関係ないことなのですが、この試合のラインズマンが、どこからで見たことがあると思っていたら、以前、まだトップチームのゴール裏でしっかり応援していたころに知り合った若者(表現がおかしいかw)でした。年齢的には、現大学2年生になると思いますが、ゴール裏の仲間として知り合った若手という形で、ユースの選手のように成長を楽しみにしていたので、こういうところで会うとは思っていなかったので驚きつつ、こういう形で頑張っている姿を見られたことは嬉しかったです。今後も、試合の会場とか会うことがあるんだろうな~と思うとそれも、楽しみです。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/05/08 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-1勝利・・・3連勝で中断を迎える良い状態も、気持ち複雑に。

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どうも、ブクメです☆

ゴールデンウィーク最後の週末の土曜日は、当初、筑波大学で活躍している浦和レッズジュニアユースの戸嶋祥郎を見にフクアリに行こうと思っていたのですが、諸事情で、その試合はサッカー観戦自体ができず、その試合でも戸嶋祥郎がゴールを決めたようで、より見に行きたい気持ちが強くなりました。

そんな、思っていたサッカー観戦ができなかった土曜日から、実は、今日日曜日も若干バタバタした中で、頭の中では集中しにくい状態ではあったのですが、しっかり足を運ぶことができました。 浦和レッズユースの試合の中では、アウェイの前橋育英高校戦というのは、なんだか今日のような晴天で暑いようなイメージがあります。若干苦手意識を感じるような部分もあったのですが、思い返せば昨年の開幕戦は、ここで勝利しているんだなと。遡った時の引き分けに持ち込んだりはしたものの、苦戦するイメージというのが強く残ってしまっているのかなと思ったりしますが、それは、プレーしている選手にはあまり関係ないことですね。

さてさて、よく浦和レッズありきで応援できるかどうかということを最近は書くことがありますが、私が応援するベースは浦和レッズのアカデミーになるものの、そのチームの試合では、完全に知っている選手がいても相手チームを敵とみなせるという状況下にないわけで、これは、サポーターとしては、完全にダメなタイプなのでしょうが、実際そうなので、それを隠すこともできないわけです。 これまで、浦和レッズのアカデミー出身選手が別のチームになっての試合というものは、それぞれでは、見ることがありますし、チームを離れた大学などでは、出身選手同士の対戦というもの、それぞれの選手の成長を見る場としても、多少どちらかのチームによって見る形になることはあれども、割とフラットに楽しませてもらえるわけです。

もちろん、浦和レッズユースvs対戦相手にアカデミー出身選手がいるというケースはこれまでにあったものの、プリンスリーグなど公式戦の真剣勝負の場でということで言えば、スタメン出場で相手チームに2名アカデミー出身選手が出場しているというケースは、私が観戦した試合ではあまり記憶にないような。世代別代表で関わった選手や、国体がらみで関わった選手との対戦ともまた別の意味で、今日は、若干私としては、気持ち複雑に観戦した部分もあります。でも、一つの戦いとしては、浦和レッズユースを一番上に置いてこのカテゴリは純粋に応援しています。

はい、ということで、今日の対戦相手の前橋育英高校には、浦和レッズジュニアユース出身の3年生の浅賀祐太(18番)、2年生の角田涼太朗(3番)の2選手がセンターバックでスタメン出場している状況下での対戦となりました。その辺は、また最後に触れるとして、結果的に浦和レッズが難しい試合をものにして3連勝した試合のことを書いていきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半29分⇒15番荻原拓也)、右に2番高山大智(後半35分⇒17番立川将吾)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半44分⇒14番井澤春輝)、FWが20番長倉幹樹(後半17分⇒23番シマブク・カズヨシ) となります。

前節と同じスタメン構成になりますね。

終始明らかに試合に影響するような強風が吹く中、おそらく、前橋育英高校に選択権があったと思いますが、前半風下で、後半有利になる風上を選択するという形を取り、今日は、前半のうちに2点を浦和レッズユースが奪うことができたことで相手のプランが若干崩れたところはあると思いますが、確かに相手の狙い通り、後半は、細かくつなぐようなサッカースタイルではない浦和が、風も味方にした相手の攻撃に対して、苦しめられたなという印象は残ります。

また、ちょうど、今日は試合を一緒に見ていた方が、割とフラットにサッカーを色々見ている方で、前節の前橋育英高校の試合も観戦したということで、その時からの変化などの情報もいただきながら、サイド攻撃のところでの対応などこの試合のために若干変更してきたのではないか(そもそも、前節退場者を出して出場停止の選手がいるとかですよね)ということでした。 確かに、9番川上エドオジョン智慧のサイドからのドリブルでの仕掛けなどは、それでも突破してチャンスを作る回数は多かったと思いますが、意識的にいつもよりもケアされてしまっていたようには感じます。

また、中盤の11番時里元樹と10番渡辺陽のところも、これまで通りにはやらされてもらえていない印象もありました。 集中力高く、風向き的には決して有利ではないものの、ディフェンダーの間に細かい動きができる選手が、裏を狙って走り込んでくるプレーなどは、毎回見ている前橋育英高校らしいなと感じさせられ、何度か、そのプレーで危ない場面も作られていたのも事実ですが、結果的に、チームとしての調子の差もこういうところで出るのかもしれないなと思うくらい、フィニッシュのところで相手は精度を欠くことが多かったですね。 浦和レッズの攻撃ですが、前半序盤は、例えばオフサイドになったものの、前半4分の9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の左サイドからのパス交換からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせてネットを揺らした場面など、突破の部分でケアされていたものの、その分サイドバックの6番鈴木海都が絡むことでの打開の試みが多く感じられました。

18分の2番高山大智がパス交換からサイドを攻め上がり、折り返しから10番渡辺陽が狙う惜しい場面など、単独の突破に関しては、サイド、真ん中ともになかなか隙を見せない相手に対して、一人二人を経由してサイドからの攻撃でチャンスを作りながら、逆に相手の攻撃の際には、セットプレーを与えてしまう回数も多く、試合の流れ自体は、どちらに転ぶかわからない中でしたが、この流れを浦和レッズユース有利の流れにした先制ゴールは、28分。

この試合は、得点や失点の流れをちょうど見逃してしまうことが多く、先制点も別のところを見ていて、気が付いたら、20番長倉幹樹が豪快にけり込んでゴールになっていたのですが、見ていた方に聞くと相手のミスからの得点ということだったのと、プリンスリーグの公式記録で見ると6番鈴木海都のアシストになっていたので、相手ミスからボールをキープした6番鈴木海都が落として20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから豪快にけり込んでのゴールという感じなのでしょうか。 いずれにしても、この時間帯に得点したのが浦和レッズユースだったというところが、勝てているチームと、なかなか勝てていないチームの差として出てしまうのかもしれないなと感じる部分もありつつ。 更に、前半終了間際にこの試合では、サイドからのマッチアップの流れから、足を痛める場面もありましたが、それでも果敢な仕掛けを止めなかった9番川上エドオジョン智慧のドリブル突破から、11番時里元樹をを経由して最後は、10番渡辺陽が決めて2-0とした瞬間に笛がなり、前半2点リードで折り返すことに成功します。

そして、先ほども書きましたが、強風を受ける形になった後半は、かなり苦戦を強いられましたね。

後半5分に、周りからはオフサイドじゃないのかという声も聞こえたものの(すみません、この失点の場面も、ちょうど別のところ見ていて見逃してしまいましたので細かいことはわかりません)、相手の反撃を受けて1点返されます。 強風で高めのボールがかなり戻されるような状況でしたが、相手のプレッシャーを受けて、バックラインの細かいパス回しが狙われるなどあり、クリアボールを大きく蹴ろうとするものの戻されるというような、なかなかディフェンスラインは神経をつかうような場面が多くなる後半でしたが、受けてカウンターという場面も、前節に比べると、切り替えが若干遅くなっていたのか、相手に対応されていたのかは、判断が難しいところですが、数回カウンターでチャンスは作ったものの、相手が攻め込む時間帯で効果的なカウンターをあまりできていない印象がありました。

そんな中でしたが、後半16分には、厚みのある攻撃で追加点が決まったかと思われるくらいのチャンスが作れた場面があったのですが、ここで押し込み切れず。また、25分くらいには、カウンターから9番川上エドオジョン智慧がシュート性のクロスがゴールを襲う惜しい場面もありました。 30分には、右サイドから突破した2番高山大智からのクロスに交代で入った15番荻原拓也がヘッドで合わせる惜しい場面があったものの、これは、相手キーパーに阻まれます。

38分には、カウンターの形で数的優位な状態で23番シマブク・カズヨシが中盤で受け、右サイドを走る2番高山大智にラストパスを狙いますが、ここは相手キーパーが反応して防がれます。 互いにチャンスを作りながらも2-1の状態から得点が動かず、残り10分くらいからは、35分に投入された17番立川将吾が、あまり攻撃の方に意識を置きすぎずに、風向きからも、残り時間を考えて、上手く時間を使うプレーなども見られつつ、15番荻原拓也と23番シマブク・カズヨシがパス交換からゴールを狙うなど、狙えそうなときには狙いながらでしたが、残り時間がわずかになったところで、数回相手の反撃からコーナーキックを与える場面があり、そのうちの一つがバーに当たって、ラインを割ってもおかしくないようなピンチになりましたが、ここは、なんとかラインを割らなかったようで失点にならず、結果的に2-1で逃げ切る形で浦和レッズユースの勝利となりました。

今日の試合は、浦和レッズユースにとっては、ある意味アウェイらしい、天候も含めて、上手く相手の戦い方にはまりかけたところがある決して強さを見せて勝ち切ったという試合ではなかったですが、総合的に勝利に値したということなのだと思います。

この試合の後に、40分ハーフで練習試合(主審が公式戦仕様だったので、練習試合ではなかったかもしれません)がありましたので、メンバーと交代、得点経過だけ書きますね。

スタメンと交代は以下、

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに15番荻原拓也、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに4番轡田登と22番関大夢、MFが真ん中にに13番樋口颯太と14番井澤春輝、左に23番シマブク・カズヨシ(後半20分⇒20番長倉幹樹)、右に26番池髙暢希、FWが42番練習生、43番練習生 となります。

埼玉県支部リーグも今日はレッズランドであった関係で、こちらの人数は最小限で、また、詳細不明(少し聞きましたが、書く段階ではない)ですが、中学3年生の別クラブ所属の練習生が2名参加していました。 この試合に、同じく前橋育英高校に進学した浦和レッズジュニアユース出身の1年生森隼平が出場するような話も聞いていたので、「どの選手かな?あれかな、これかな、でも違うような気がするな」と若干気持ちがそれてしまいながらの観戦になったしまったところもありました(結局、控えに入っていて出場は、なかったようです。)

この試合は、前半0-0で折り返し、後半3分に26番池髙暢希のゴールで先制し、同点に追いつかれ、42番練習生のゴールで2-1と逆転し、再び追いつかれ、終了間際に逆転されという後半から一気に得点が動く試合でしたが、結果的に2-3で敗れるという結果になりました。 浦和レッズユースにとっては、連勝を3に伸ばし、さらに、ここからクラブユース選手権の予選に入り、1か月半くらいプリンスリーグは中断期間に入りますので良い流れで中断期間に入れましたね。 えと、レギュレーションが変わったらしいのですが、細かいことがよくわかっていないのですが、今年からクラセン予選もジュニアユースのようにトーナメント制になったらしいので、1戦必勝で、3勝くらいすれば全国にたぶんなると思います。

プリンスリーグ関東での今年の戦いぶりを見ていれば、開始から相手の勢いに飲まれることは考えにくいくらいどっしりした戦いをできているので、予選でつまずくことはないと思いますが、それでも何が起こるかわからないトーナメントですので、気を引き締めて、また別の大会として頭を切り替えて準備をしてもらえればと思います。

さてさて、ここで最初の話に戻りますが、前橋育英高校のスタメンセンターバックに2人の浦和レッズジュニアユース出身選手が先発していて、特に、以前から出場機会を得ているらしいと聞いて、ちょうど足を運べたタイミングなどでは、怪我などで出場していなかったために、ようやくこのタイミングでスタメン出場していた浅賀祐太のプレーを見られるのは嬉しかったですね。

そして、一気に身長が伸びて、だいぶ印象が変わった角田涼太朗も含めて、浦和を応援しながら、真ん中からの攻撃を食い止める二人に嬉しい部分もあったり。本当に複雑でした。言葉で表すのが難しいです。

さらに、ユース世代の観戦では、完全に浦和レッズユース側に立って応援する形にはなっているので、試合が終わって帰り際に二人ともにちょうど会うことができたものの、どう声をかけて良いかよくわからず、意味のわからないことを口走ってましたね、すみません。 今年の前橋育英高校がなかなか結果がついてこないという状況下で、難しい局面も多いとは思いますが、ピッチに立てているのであれば、気持ち切らさずになんとかチームを浮上させ、次に試合を見られる機会があれば、勝利して良い表情で会えると嬉しいです。

その時は、がっしり握手しましょうね!

前橋育英高校に進学した浦和レッズアカデミーの選手はここ数年増えていて、全員把握できているか若干不安ですが、あとは、1年生の森隼平、2年生の山崎舜介と山崎広大の2名も試合に絡んで、次回浦和レッズユースのホームで戦う時は、大いに浦和レッズユースを苦しめてもらいたいです。

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状態の良いチーム同士の真剣勝負という構図で見られると、また違った気持ちで見ることができると思います。その時を楽しみにしています! ではでは!

プリンスリーグ関東2016/04/30 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・選手の成長を見られた試合

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どうも、ブクメです☆

やはり、会場が近くても、羽根倉橋を車で通過するかしないかだけで、かなり所要時間が変わってしまうのが、浦和付近のサッカー観戦あるあるです(・・・よね?)

13:30からのジュニアユースの試合を観戦し、15時10分くらいには会場を後にしたので車がおける場所が遠くなったことでの移動時間のあるなしに関わらず、NTT東日本志木グラウンドから大原サッカー場への移動は、羽根倉橋を通る必要があり、試合観戦中は、それほど橋が混んでいる様子ではなかったのですが、ちょうど移動時に混んできたらしく、そこを通過するだけで15分くらいかかってしまったかもしれません。

結局、大原サッカー場到着は、16時10分ごろとなり、試合には間に合いませんでした。

ということで、今回の試合観戦は前半15分ごろからになり、前半は、見る場所が定まらず、あまりしっかり見られない場所から見たため、先制点は、大まかな形しかわからなかったり。そんなこともあります。でも、良い試合が見られたから、私が遅れようが、そんなことは、どうでもよいことなのです。

個人的には、大原サッカー場は、もろもろ理由があり、試合観戦するのはあまり好きな場所ではあないのですが、芝のコンディションがあまりにもきれいで、プレーする選手にとっては、最高のコンディションが用意されているなと感じつつ。

はい、ということで、結果を見れば、言葉通りの右肩上がりで、負け、引き分け、勝ち、と3節まで、順調に調子を上げている浦和レッズユースの今シーズンのプリンスリーグ関東での戦い。

大きな課題が早めに出て、そこに関しても少しずつ改善されると共に、気が付けば、リーグ全体が混戦模様になり、今回の第4節東京ヴェルディユース戦に勝利すれば、得失点差は、他チーム次第になりますが、勝ち点では、リーグで最も多い数になるという試合。

相手ペースになった時の対応という部分で危うさを見せているものの、それ以外では、一つレベルの違う戦いを見せられる水準になっている今シーズンのチームだと思って見ています。

まず、試合の流れなど書いてから、今日感じられたことなど書きたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半34分⇒17番立川将吾)、右に2番高山大智(後半38分⇒15番荻原拓也)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半45分⇒22番関大夢)、FWが20番長倉幹樹(後半24分⇒23番シマブク・カズヨシ)

となります。

前半は、立ち見スペースあたりで、少し遠目に眺めていましたので、あまり細かくはわかりませんが、(空白の15分)のあと、9番川上エドオジョン智慧のドリブルがこの試合も鋭く相手が対応に苦慮しているなと思っていた矢先に突破からのクロスの流れで、11番長倉幹樹が落ち着いて決めて1-0と先制。最初の得点に間に合って良かったとホッとしつつ、5番遠藤凌からの縦パスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、10番渡辺陽をいったん経由して、右の2番高山大智にはたき、クロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも得点ならずでしたが、守備は集中して跳ね返すだけではなく、パス回しでいなせるところはいなしつつ、攻撃は鋭くゴールに迫るという形が見られた前半でした。それ以外にも、36分の40番橋岡大樹のヘディングシュートだったり、38分の16番大西翔也の右前線への展開でディフェンダーにクリアされかけたものの、抜けたところにしっかり2番高山大智が反応して折り返しを11番時里元樹が狙った場面だったり、前半終了間際のカウンターの場面での11番時里元樹から2番高山大智へのパスが通っていれば一気にゴールかもという展開など、追加点のにおいもしつつの1-0リードの前半でした。攻撃面だけでなく、コンパクトな守備で精度の高い東京ヴェルディユースの選手の良さを最小限に抑える形で試合が進められていました。

・・・が、こういった質の高さは、既に今年のチームは、どの選手が出ても、高い水準でできているのです。問題は、これまでも苦しんできた後半に一度は来る相手ペースの時間帯の対応の仕方なんですね。

まず、相手が得点を取るためにスイッチを入れてくる後半スタートですが、ここに関しては、むしろ浦和のほうが、例えば、9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の絡みで厚みのある攻撃で相手ゴールに迫る場面を作ったり、9番川上エドオジョン智慧がバー直撃のシュートを放ったり、2番高山大智の裏へのパスに対して20番長倉幹樹が、相手ディフェンダーとの駆け引きに勝って抜け出す場面など、15分くらいまでは浦和のペースを維持したまま試合が進みます。

この試合の試練の時間は15分くらいからでしたね。

相手が攻撃のスイッチを入れ、左右にボールを散らしながらすきを狙って攻めてくる回数が増えてくる中で、全体的に引き気味になり受ける時間帯がスタートしてしまい、セットプレーから何度か危険な形を作られ、実際、得点の推移としては、フリーキックを直接決められて29分に同点に追いつかれる、逆転して、突き放して、1点返されて結果的に3-2という競ったスコアになったので、表面的には、これまでの試合とあまり変わらないという印象を持つ方も結果を見ているかもしれませんが、この試合では、決定的に違うポイントがあったと思います。

失点のうちの1点は、角度がなく難しいフリーキックを直接決められたので、流れの中で決められたのは、1点だけで、かなり相手の攻めの試みは多彩だったものの、それにチーム全体でしっかり対応して守備ができていたこと、それが、慌てて跳ね返すばかりということではなく、意図をもっての蹴りだしも多かったように感じられます。

で、決定的に違うポイントというのが、「カウンターの精度の高さ」だったと私は思います。

15分のカウンターの場面では、9番川上エドオジョン智慧がヘッドで落として10番渡辺陽が反応してキープして再び、9番川上エドオジョン智慧に通してという形があったり、23分にセットプレーからピンチを迎えて、なんとか1番山田晃士が防いだ直後にカウンターのチャンスで2番高山大智が持ち上がって、クロスに20番長倉幹樹がヘッドで狙う形にまでつなげた場面だったり、相手の攻撃を抑えたときに特に10番渡辺陽を経由した時のカウンターから決定的な場面を作る回数が多くなっていたと思います。

セットプレーを決められて同点に追いつかれて、攻撃的な交代をしようとベンチが動いていた中で、そのプランを変えた逆転ゴールの場面は、これもおそらくカウンター気味だったと思いますが、代わって入ってワントップの位置に入った23番シマブク・カズヨシが、前線でパスを受けてそのまま、相手のプレッシャーをかいくぐってドリブル突破して、最後は、折り返しを2番高山大智が落ち着いてコースを狙ってのゴールでした。

逆転ゴール後の35分もカウンターの形で10番渡辺陽を経由して2番高山大智、11番時里元樹とつながり、ゴール右を狙ったシュートがわずかに外れ、直後にも今度は左から2番高山大智が抜け出して折り返しのパスを15番荻原拓也が狙ったシュートも似たようなコースでわずかに右に外れるシュートとなりました。

そして、40分に10番渡辺陽から15番荻原拓也にパスを出し前線に走り再びパスを受けてシュート。いったんはキーパーがはじくも、これに再び反応して押し込んで3-1と、2点差に突き放すことができ、このまま3-1で勝ちきれれば、最高でしたが、混戦状態で1点返されて3-2とされたところに、また課題を残してという終わり方ですかね。

前の試合でもそうでしたが、相手の攻撃を受ける時間帯でも、カウンターの精度が高いという武器をこの試合で見せつけたことは大きく、ここに自信が持てると、逆に相手のペースと思われる時間も浦和のカウンターからの得点チャンスが大きくなっていると捉えることができるようになりますね。いや、なってますね。

この試合から見られた選手の成長は、名前がたくさん上がった攻撃的な選手以外にも、バランスを意識してプレーする時間帯を理解して我慢できるようになってきた選手の存在も大きく、また、運動量はどのポジションでも求められるものの、ある程度一つ下では我慢してバランスをとる必要があった23番シマブク・カズヨシが、ワントップに入った時に、その攻撃面での能力を出し切ってゴールにつなげたことなど、多方面で感じることができました。

まずは、この水準の戦いを継続してどの試合でもできるようにしながら、(競争なのでもちろん、今ポジションを得ている選手は、奪われないようにより質の高いドッシリしたレベルまで持っていくことを目指してもらうことは大前提ですが)、より高い位置にい続けながら、多くの選手にチャンスが与えられて、特長を加えて、よりチームに厚みを加えていけるような流れでプリンスリーグを戦えるようにしてほしい。それくらいの要求をしたくなります。

競争が激しいことから、若干選手によっては、アピールしなければということで、本来できる、試合を読む力がある部分よりも、見せなければならないということでやや、やりすぎてしまう(表現が難しいですが)ところが見られたりもしましたので・・・いや、これは仕方ないとは思いますし、今はそれでも良いような気もしますし、それも含めて、これから見ていくのは楽しみなんです。

そんな、手ごたえの多い試合を見させてもらいました。

あとは、全体的に前に書いたような、選手が大人になる必要があると書いた部分も、今日は、周りが判定などにワーワーなっているときに、選手はいたって冷静にプレーしてくれていたな~と感じたわけで、こういうポイントを見るのも嬉しいわけです。

次も楽しみにしています。

ではでは。

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第36回浦和カップ3日目2016/04/04 – 浦和レッズユース vs 武南高校 3-2勝利、三菱養和SCユース 2-1勝利・・・2試合連続逆転勝利で決勝へ!

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どうも、ブクメです☆

連日の大会で、明日の試合も迫っているため、日曜日に足を運んだ大学サッカーの前に、まず4日月曜日の浦和カップ順位リーグのほうを書きたいと思います。

足を運べなかった大会2日目は、1日目の2試合と変わって清水フェスティバルの最終戦のようなメンバー構成になっており、4-0大勝という結果でした。今週末にプリンスリーグ関東開幕を控えていることと、大会の試合日程が35分ハーフとは言っても過密気味になっていることもあるようで、試合によって、メンバー構成をガラッと変えているようです。

大会3日目も2試合行われましたが、12時30分キックオフの武南高校戦は、1年生が多く出場するメンバー構成、15:30キックオフの三菱養和SCユース戦は、おそらくプリンスリーグを戦うためのメンバー構成で臨んだと考えることができます。

チームとしての大会の位置づけもありますが、幸い、3日目と最終日に足を運べる応援する側からすると、決勝まで勝ち進んでさいたま市浦和駒場スタジアムで戦ってほしいので、結果も出してほしいという期待もどうしても込めてしまうものです。

その点でも、やはり、武南高校戦は、相手のペースの時間帯には、厳しい展開になることも途中ありましたが、しっかり勝利してくれたこと。そして、プリンスリーグ関東でも今年も対戦する三菱養和SCユース戦では、プリンスリーグ開幕に向けて、質の高い戦いを見せつつ、それでもビハインドを背負う展開になってしまったものの、結果的には、逆転して突き放して勝利という結果も残してくれたことには、感謝です。

ということで、試合の話に移りますね。

vs武南高校戦のメンバーと交代は以下になります。

GK41番西尾優輝、DFが左サイドバックに24番関根束真(後半14分⇒34番白土大貴)、右サイドバックに32番北村龍馬、センターバックに4番轡田登と22番関大夢、MFがボランチに21番弓削翼、左に35番清宮昴大(後半14分⇒27番上野夏輝)、右に26番池髙暢希(後半8分⇒38番二見健太)、真ん中に13番樋口颯太と19番甲斐崇史(後半22分⇒36番縄田脩平)、FWが20番長倉幹樹(後半7分⇒31番岡村勇輝)

となります。

JリーグU16チャレンジリーグから数えて、少しずつ同じピッチでプレーする時間が長くなってきたところなど、連携面もよくなってきている印象もありつつ、新1年生も含めて、球際の激しさなどしっかり見せてくれている選手が多く見られた試合で、試合開始からしばらくは、主導権を握り、相手の戦い方ということもあるとは思いますが、バックラインに対してのプレッシャーがないなどもあり、かなりの時間を浦和レッズユースが攻めるという時間帯が長い前半となりました。

ゴールに迫ったプレーとしては、24番関根束真のサイドからの突破は、相変わらず迫力のあるものので、持ち上がってのチャンスがありつつ、4分に4番轡田登からの縦のフィードに20番長倉幹樹が反応して抜け出して仕掛けたり、5分には、32番北村龍馬が右サイドバックの位置から攻撃参加する形で深くまで持ち上がる場面などありつつ、16分に、4番轡田登からのパスを受けた19番甲斐崇史が持ち込んで折り返しを13番樋口颯太がしっかり決めて1-0とリードします。

18分には、22番関大夢からのフィードを受けた20番長倉幹樹が13番樋口颯太に落として仕掛ける形、20分には、20番長倉幹樹、19番甲斐崇史を経由して35番清宮昴大が仕掛ける形など、高めの位置での攻撃の試みも多く見られました。

チャンスの数だけでいえば、かなり多かったものの、1日目に観戦した試合同様、畳みかけてしまうという点では、物足りずに1点止まりでハーフタイムを迎えました。

後半に入ると、攻勢に出てきた相手に対して、前半と流れが一気に変わって相手が主導権を握るような状況になり、こういう状況になると、まだ仕方ない部分もありますが、バタバタした感じがでてきてしまい、立て続けに、危険な場面を迎え、シュートミスに救われることもありつつでしたが、15分に失点を喫して1-1と同点にされてしまいます。

その後も、危険な場面が多く、なかなか打開策が見いだせない中で、22分にPKを与えてしまい、1-2といったんは逆転されてしまいます。

ダメですけど、このまま敗れてもおかしくないような流れにはなりかけていたとその時間帯は思う部分もありました。が、ここでもう一度ギアを入れなおしてあきらめずに行けた残りの5分ほどが今後に必ず生きてくると思います。見事でした。

27分くらいから13番樋口颯太が相手ディフェンダー2人ほどを上手くかわして抜け出して、31番岡村勇輝につなげての仕掛けが出たころから流れが少しずつ戻りそうな雰囲気が出たところで、31分にコーナーキックのチャンスから、ペナルティエリア内へのクロスボールに対して21番弓削翼がヘッドで競り勝って落としたところに31番岡村勇輝が詰めて2-2と同点に追いつくと、直後の32分には、先制ゴールを決めた13番樋口颯太が、見事な抜け出しでキーパーと1対1になったところで、左に流れながら、アウトサイドでふわりと浮かせる見事なゴールで3-2と逆転。残りの数分は、時間をかけるところはしっかり時間をかけつつ、しっかりとリードを守り切って3-2で勝利。

しっかり勝利して、15:30からの三菱養和SCユース戦につないでくれました。

さてさて、続きまして、三菱養和SCユース戦となります。

 

この試合のメンバーと交代は以下になります。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に15番荻原拓也、右に2番高山大智、真ん中に23番シマブク・カズヨシと17番立川将吾、FWが11番時里元樹

となります。

キーパーに新1年生の石井僚が入っていることや、代表系の活動でしばらくユースの中では見ていなかった橋岡大樹が戻っていたこと以外は、ある程度、ベースはこのメンバーでまずはプリンスリーグを戦っていくのだろうなというメンバー構成(若干不在で気になっている選手はいますが)でプリンスリーグ関東を戦うライバルとなる三菱養和SCユース戦に臨んでいました。

スピード感と球際の激しさが、際立った試合となりました。

相手のレベルも高く、非常に締まった試合で時間が経つのもかなり早い印象がありましたね。

15番荻原拓也、2番高山大智の両サイドからの攻撃からの仕掛けが迫力あり、相手がロングボール主体の攻めをしてくることから、序盤は、両サイドバックが比較的守備意識高めに臨んでいたように感じます。

相手の単発の攻めに対しては、バックラインが追い込んでもう一人の選手が奪うという形も多く見られました。

前線に入っていた11番時里元樹のプレスも効果的で、早い時間で、高めのプレスから奪って23番シマブク・カズヨシ、15番高山大智とつなげて深くまで仕掛ける形など作れていました。

中盤では、17番立川将吾がキープ力を生かしてたまらず相手がファールするなどありました。また、このところサイドバックに入ることが多い6番鈴木海都の守備力が以前と比べてだいぶ上がっていることもしっかり感じられました。

攻撃の形で良かったパターンをいくつか挙げると、左の低い位置から右前線への鋭いフィードを2番高山大智が受けて、いったん下げたところで受けた17番立川将吾が左サイドに開いて15番荻原拓也が仕掛けると言った、ピッチを広く、大きく揺さぶるような展開を見せた攻撃だったり、先ほど書いたような両サイドの積極的な仕掛け、例えば、前半26分の15番荻原拓也の突破は、ディフェンダーをはがして深くまで突破してさらにゴールラインぎりぎりからゴールに向かって持ち込んで、ひきつけたところで、折り返して2番高山大智がシュートを狙うという形も一連の流れは見事でした。

前半33分の、中盤の位置で運動量多く、受けてさばくプレーをしっかりできていた23番シマブク・カズヨシから、6番鈴木海都にあてて、この場面で、6番鈴木海都が持ち上がって、仕掛けた場面も良かったですね。仕掛ける回数は少なかったものの、行けるというタイミングで仕掛けたときには、大きなチャンスに近づけるというプレーになっていたと思います。

そんな良い部分が多くみられる中でしたが、やはり、プリンスリーグからの戦いは、もっと突き詰めていかないといけないと感じさせたのは、相手の戦い方ですね。

チャンスは多いけど、最後のところで踏ん張られてしまい、決定機を体を張って守られることが多くなり、通常であれば、難なく決められるような場面でも、結構防がれていたように感じること。

また、攻撃的に行くポジションでの守備での隙をかなり狙われるようになって、そこから相手がチャンスを作り出す回数が増えたところで、対応する前にゴールを奪われてしまうところなどが、やはり、一つ上のレベルの戦いになってくると、簡単ではないなと感じるわけです。チームが良い流れで進んでいる中で課題を肌で感じることができる試合でもあること。

前半は、0-0で折り返すも後半に入ると、ややサイドが攻撃になったところでの隙を狙われることで、ピンチの回数が増えると、6分にそのサイドからの攻撃から決められてしまい0-1とビハインドを追う展開になります。

相手ペースになりかけながらも、やるべきことはしっかり続け、高い位置からの23番シマブク・カズヨシのインターセプトから、11番時里元樹が抜け出して枠をとらえるシュートを放ったり、14番井澤春輝の両サイド深くへの精度の高い長い展開など得点に近づくための試みは、続けられていましたね。

また、この試合では、相手の特徴と狙ってきたことに対しての交代策がはまった形によって、再び流れを押し返して逆転まで行ったともいえる試合だと思います。

細かいところは、今回は触れませんが、相手の狙いに対応するための交代が行われ、ポジション変更などもしたことによって、再び主導権を奪い返すことに成功したとも言えます。

そして、結果的に、24分にセットプレーのチャンスから14番井澤春輝のヘッドで同点に追いつき、28分に20番長倉幹樹が逆転ゴールを決めると、慌てたのか、バックラインのミスが起こったところを逃さず20番長倉幹樹が再びゴールを決めて3-1とし、最後の6番鈴木海都からのクロスを26番池髙暢希がペナルティエアの中でうまく入って合わせた惜しい形などもありつつ、終わってみれば2点差をつけての勝利となりました。

かなり後半からの部分は、おおざっぱに書きましたが、その中にも例えば、相手の決定的な形を24番関根束真の見事なカバーで摘んだ場面だったり、狙われていたスペースをポジションを一つ下に下げた11番時里元樹が、守りの時には、バックラインまで戻って埋めていたとか、試合を左右する局面が色々詰まっていました。

出場する選手一人一人が、チームとしてやるべき約束事を実行し、その中で、誰が出ても特徴が見えるような場面が、試合を見るごとに増えていきます。より、アピールするために、考えながらプレーしている姿も見えます。

競争が激しくて、気を抜いたらポジションを奪われるかもしれないという雰囲気も見えます。すごく良いことです。

ちなみに、相手に攻撃の隙を狙われたと書きましたが、だからと言って、攻撃的に行っていた選手が守備意識を高くして、行くところを押さえろとは思いません。

それこそ、味方の特徴を殺さず、引き出し合うことも、アピールですし、補い合うのも連携です。そこを考えていく方が、多少のバランスが崩れても、大きく崩れることなくできると思います。

ということで、決勝進出しましたので、さいたま市浦和駒場スタジアムで、プリンスリーグ前の最後の公式戦、がっつり力を見せつけてください!

ではでは。

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清水フェスティバル4日目2016/3/29 – 浦和レッズユース vs 国見高校 7-1勝利・・・最終戦は、理想的な展開で大勝

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どうも、ブクメです☆

オフィシャルサイトで最終戦の情報が未定のままで当日朝を迎えて、色々調べても情報が出てこずかなり焦ったものの、なんとか試合の情報を得ることができ、足を運べました。チーム的には、ギャラリーには来てほしくないのかなとか若干思った部分もありますが、そういうところは、嫌がられても足を運ぶ予定の試合は足を運んでやるのだ!ということで、最終戦は、これまで足を運んだことがなかった(というか、サッカーグラウンド自体が昨年あたりから使われるようになったようです)清水桜が丘高校の校内にあるサッカーグラウンドで国見高校との一戦となりました。

観戦環境としては、かなり見やすくて良いグラウンドですね。人工芝のグラウンドということで、若干何名か試合中によく滑っている選手がいた印象がありますが、気候も含めて、かなり良いコンディション下での試合となったと思います。

対戦相手が国見高校ということで強豪校だとは思いますが、浦和レッズユース同様に、おそらく、予選上位チームは、上位チーム同士で最終日は戦っていると思われるので、この大会であまり結果を残せなかったチームにはなると思いますので、結果の大勝に関して、色々な見方はされると思いますが、私個人的には、集中が切れるまでは、球際激しく戦ってくれるチームで、最終戦として良い相手であったと感じています。

そして、この試合は大会最終日にして、前半から後半途中までメンバー交代なしで、基本的に守備を構成するところでは、試す意味での強引な交代はせずに、長い時間プレーされた比較的公式戦仕様の戦い方になったのかなと思います。

では、この試合のメンバーと交代をまず書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに5番鈴木海都、右サイドバックに4番関慎之介、センターバックに2番遠藤凌と23番関大夢、MFがボランチに15番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧(後半23分⇒26番池髙暢希)、右に8番高山大智(後半15分⇒20番荻原拓也)、真ん中に14番シマブク・カズヨシと17番立川将吾(後半34分⇒24番関根束真)、FWが11番時里元樹(後半21分⇒13番長倉幹樹)

となります。

前半スタートは、8番高山大智、4番関慎之介の右からの攻撃に中盤の17番立川将吾などが絡む形での仕掛けが多い印象で、そこからのチャンスが3回4回続きました。その中でも、例えば、前半5分には、17番立川将吾から4番関慎之介、右サイドを駆け上がる8番高山大智にパスが渡り、ドリブルで仕掛けて反対サイドまで流れた折り返しのパスを9番川上エドオジョン智慧が受けて、相手ディフェンダーを抜き去って仕掛けるという場面だったり、7分にも、23番関大夢からのパスを受けた8番高山大智がドリブルで持ち上がり、いったん17番立川将吾に下げたところで、4番関慎之介が右サイドを駆け上がり、そこにパスが通り、深くまで持ち上がってクロスまで持っていくという場面など、この3人が絡むプレーからのチャンスが多くなりました。

徐々に両サイド使われる展開になる中で、前線で仕掛けは少なくも、上手い形で受けてパスを裁くという役割で14番シマブク・カズヨシが起点となるプレーと、様々なポジションに顔を出して相手の攻撃の起点を摘む役割でも、17番立川将吾が利いていたと思います。

その中で、パスを受けた9番川上エドオジョン智慧が、迫力ある突破を見せる場面は、これまでの試合と同様に見られました。少し低めの位置からの15番井澤春輝の精度の高い展開も含めて、いる選手が特徴をしっかりと出せている試合になっていました。守備のところも安定感があるように感じました。

ただ、チャンスの多い割には、なかなか先制点が奪えないという状況下で、これを打開したのが9番川上エドオジョン智慧でした。サイドから仕掛けることが多くチャンスもかなり多く作っていた川上エドオジョン智慧でしたが、なかなか得点という結果を出すことができていなかったのですが、前半30分にペナルティエリア外の真ん中あたりから思い切って振りぬいたシュートが決まって1-0と先制に成功します。

そして、立て続けに追加点が決まります。おそらく、セットプレーからの精度の高さという点でのチャンスには絡んでいたものの、流れの中からのプレーでは、思うようなプレーができていなかったと本人も思っていると思いますが、やや前線で思うようなプレーができていなかった11番時里元樹が、前半33分に獲得したフリーキックのチャンスで大きな弧を描いたキックで直接ゴールにねじ込んでゴールを奪います。決めた後淡々としていましたが、かなり見事なゴールだったと思います。

2-0とリードしたところで、前半終了間際に、23番関大夢からの長いパスを受けた11番時里元樹が、いったん9番川上エドオジョン智慧に預けて自らは前線に走り、5番鈴木海都を経由してのクロスにヘッドで合わせるもキーパーの正面でゴールならず。決まらなかったものの、数名を経由した形でのチャンスを作ることもできた良い流れで前半終了。

メンバー交代なしで迎えた後半スタートは、点を取りに来た相手の攻撃を受ける形になり、やや押し込まれてクリアしてと危ない時間帯がある中で、それでも流れで崩されたわけではないものの、後半3分にコーナーキックから失点を喫して2-1と1点差に詰め寄られます。

よくあるサッカー的な流れであれば、2点差で迎えた後半に攻勢を仕掛けた相手が得点を決めた場合は、そのあとも猛攻を受けて追いつかれたり逆転されたり、いずれにしても、相手ペースが続くものですが、逆に失点後に崩れることなく、後半10分前後からは、また押し込む場面を多く作り出せたのが見事だと思います。前掛かりになりかけた相手の隙を上手く狙えたところもあると思います。

後半9分に、4番関慎之介が相手ディフェンスラインの裏に縦パスを出し、そこに反応した11番時里元樹がキープしたところで倒されてフリーキックを獲得、良い位置でのフリーキックを獲得してチャンスを作ったり、後半12分には、5番鈴木海都からの展開で8番高山大智が受け、いったん下げたパスを4番関慎之介が前線の11番時里元樹につなげて、仕掛けからコーナーキックを獲得するなど、長めのパスと11番時里元樹の持ち味が生きる形でのチャンスも増えてきます。

後半15分にこの試合初めての交代で8番高山大智に代わり20番荻原拓也が入ります。

さっそく、14番シマブク・カズヨシとのパス交換で仕掛ける形など作りますが、マッチアップしていた相手のサイドバックの選手の激しいチャージに苦しめられることが多かったものの、あとで書きますが、最終的には、そこを突破しきってアシストもしています。

大勝した試合ではありますが、書いてきたように後半の20分くらいまでは、かなり競った試合になっていましたし、大味な試合では決してないわけです。

ということで、ここからが得点ラッシュになります。

後半21分に17番立川将吾からの4番関慎之介とパスが通り、相手の守備の裏に通したところで先ほどの交代のあとから右前にポジションを移していた9番川上エドオジョン智慧が抜け出して、落ち着いてこの試合本人の2点目となるゴールで3-1と再び2点差に広げた(・・と勝手に思っていたのですが、オフィシャルを見ると3点目は長倉幹樹のゴールとなっていたので、交代と得点が多くて確認がごちゃごちゃになっていたと思われますw)

この得点のあとに、11番時里元樹に代わり13番長倉幹樹が入ったと思っていたのですが、3点目の前のタイミングで代わって入っていたんですね。

3点目の直後にディフェンスラインとの駆け引きにあっさり勝って13番長倉幹樹がゴールを決めて4-1と点差を広げます。

その直後の23分に9番川上エドオジョン智慧に代えて26番池髙暢希が入りました。

3点目4点目と交代のタイミングが、あまりにも短い時間で起こったため、3点目の得点含めて間違っているかもしれません、間違っていたらすみません。

はい、まだ得点が入ります。

後半29分に13番長倉幹樹が高い位置でパスを受けると、あっさりディフェンダーを抜き去り、ゴール前に詰めていた17番立川将吾にラストパスを送り、このチャンスをしっかり決めて5-1。

後半34分に17番立川将吾に代わり24番関根束真が入ります。

後半35分のゴールが、先ほど書いた20番荻原拓也と相手のサイドバックとの攻防の一つの結果となるもので、果敢に仕掛ける20番荻原拓也に対して、相手サイドバックが激しいチャージでドリブルを止められたり、ややラフプレーで吹っ飛ばされてネットに直撃みたいなこともあったのですが、それでも果敢に仕掛けた結果が6点目のゴールにつながっており、左サイドから20番荻原拓也が相手の激しいプレスをかいくぐり突破して深くまで持ち込んで、ラストパスを13番長倉幹樹が決めて6-1となりました。

そして、ラストのゴールは、これも今後注目要素ではあるものの、JリーグU16チャレンジリーグでかなり活躍していると聞いていた新加入の26番池髙暢希をその最終戦の清水エスパルスユース戦で見たときに初めて見たとき、そして、28日の中京大附属中京高校戦で少しの時間を見た限りでは、プレースタイルの断片断片にかなりの可能性の片鱗が見えるものの、まだ、強烈なインパクトを受けるプレーを聞いているほど見られなかったのですが、この最終戦でも起用される形で一度決定機を枠に決められないなど、私が見た中では結果を見られなかったものの、この試合の最後のゴールは、決してきれいな形ではないもののの、おそらく本人も若干ミスキックになったけど、得点になったというゴールになるとは思いますが、13番長倉幹樹の強烈なシュートを相手キーパーがはじいたところを流し込む形でゴールを決め、結果として残したことがまずは大きいと思います。

清水フェスティバルの総括的なところも含めて書くと、今年は、攻撃陣に関しては、かなり層が厚くて競争が激しくなることが確実で、これまでの主力としてスタートから出ることが多かったメンバーが多く怪我をしたり、代表系でチームを離れている中でも、代わって入っている多くの選手が、それぞれの持ち味を消さずに質の高いプレーをできています。大会通してであれば、それぞれ質が高い選手がそろっていても、やはり、バックラインを試合の中でもガンガン交代したりポジションチェンジすることで安定感を保つことができずに敗れる試合も見てきましたが、それでも、今年のチームは、既に十分高いレベルで戦えるチームが早い段階でいくつかのパターンが見えつつある中で、様々なことが試されて、競争させる意図も含めての、この数日の起用交代だったと理解できますし、最終戦では、勝てる形の一つのパターンを見せつけられたという思いが私個人的には強いです。

こういうチーム状況の中で、高く評価されて加入してくる選手であっても、Aチームですぐにフィットして持ち味を出すというのは難しい部分もあると思いますが、それでも得点という形を残して、プリンスリーグ開幕に入っていくチームで結果を残したことは今後につながると思います。以前と比べて、注文は相変わらず多くても、攻撃的な選手の持ち味をしっかり見せることを求めてくれるようなチームに今はなっているので、堂々と競争に入ってきて、今年は強いだけではなくて、えげつなく強いくらいのチームになるために、持ち味を存分に発揮してもらえればと思います。

逆に、厳しいことを言えば、意識を変えないと、全くチームに絡めなくなる状況のままになってしまうかもしれないという選手も見受けられます。

持ち味があるのに、どこかで甘さを見せてしまうというか、それが見えてしまうようなプレーがある選手は、意識を変えて取り組んでください。

この後に、まだ浦和カップもありますが、実質、この清水フェスティバルがプリンスリーグ開幕前の最後の公式戦となります。

サポーターとしてこの大会を見て、結果関係なく、かなりの可能性をこの大会で感じることができました。

競争の激化で、調子が良くてもメンバーから外れる選手も今年は多く出てくると思います。そういう時期を迎えたとしても、自分の持ち味を信じて、チャンスが来ることを信じて、今シーズン戦ってくださいね。

清水遠征、お疲れ様でした。

ではでは。

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高円宮杯(U-15)2014/12/21 2回戦 浦和レッズJrユースvs柏レイソル U-15 2-0勝利・・・1試合通しての集中した戦いで、完勝!

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どうも、ブクメです☆

浦和レッズの下部組織にとっては、柏レイソルの下部組織との対戦は、毎回特別な思いで見させてもらうことが多いです。そのくらい、重要視する部分が、戦術vs個というチーム同士の対戦の典型的な姿が見られるのが、このカードになります。戦術は重要ですが、個性を大事にしてほしいという見方で応援してきた私にとっては、負けて欲しくない相手であり、逆に、その徹底した戦術という強さの前に、浦和レッズの下部組織は、苦しめられて敗戦してきたという試合も多く目にしたものです。

この大会に臨んでいる選手たちにとっては、あくまでこの大会の、このシーズンの最終的なゴールは、優勝であり、一つの通過点になることには変わりないのですが、彼らにとっても、今シーズンのリーグ戦では、2敗している相手であり、関東リーグの優勝を奪われたチームになりますので、思い入れの強い試合だったと思います。

そんな相手と、カシマスタジアムで対戦する試合を観戦するというのも何か不思議な感じがあり、最近は、足を運んでいませんが、以前は、トップチームの応援でよく足を運んでいたアカシマスタジアムのメインゲートで、あまり好きではない、鹿島アントラーズ色満載のデザインの階段を上がって、メインスタンドに入っていくというのは、それはそれで興味深いものがありました。

この一戦は、凄く内容の濃い、この試合は、逆に言えば、形容するのは凄く簡単な試合であり、試合を1試合と言う形で戦い、勝負のところで優った浦和レッズに結果も付いて来た試合でした。

ということで、簡単に試合を振り返りたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに23番白土大貴(後半4分⇒2番山崎広大)、右サイドバックに5番山崎舜介(後半34分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太(後半開始⇒20番長倉幹樹)、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と6番荻原拓也(後半6分⇒14番弓削翼)、FWが左に7番菊地泰智、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

前半は、得点は動かなかったものの、お互いに、リスクを負う部分は、少な目に、それでいて、駆け引き自体は、ものすごい展開が、要所要所で見られました。

特に相手の戦い方が、浦和の選手の個性を発揮させないような戦い方をしていたことで、かなりストレスを感じてプレーしていた攻撃陣も多かったと思いますが、焦れることなく集中した戦いが、前半を通して繰り広げられていたのが良くわかります。

その中でも、数は多くなかったものの、23分のフリーキックのチャンスで、8番立川将吾がからのボールを4番橋岡大樹がヘッドで落として、10番シマブク・カズヨシが惜しくも枠を捉えられずという場面など、決定機も数回作りながら、そして逆に相手の攻撃でも、数回は、危険な形を作られたものの、特に相手の決定的な仕事をする選手で、実際に今シーズンのリーグ戦でも、結果と言う形で残されてしまっていた相手を、自由にさせず、また、個の戦いでも、心理的に優る形を作り出した守備陣という構図も見ものでした。

そして、勝負の後半では、もちろん、得点を奪うためには、浦和もリスクを負う時間帯というのを作る必要がある中で、交代で入った20番長倉幹樹が、さっそく結果を出します。

後半9分に、右サイドからの6番荻原拓也からのクロスに対し、ややヘッドで狙うには遠い位置にも見えましたが、相手キーパーが、結構前のポジションをとっていたところをしっかり考えて、キーパーを越えるようなヘディングシュートでゴール。

リスクを負ったところでカウンターの心配もしながら攻撃をするというところまで行く前の段階で、浦和レッズが、かなり試合を有利に運べる先制点を決めることができました。

そして、これにより、逆に少しバランスを崩してでも点を取りにいかなければならなくなったのが相手と言う状況を作り出したことで、気持ち的にも有利な状況が作られ、前半は、ややいなされることも多かった、高い位置で囲い込んで奪うという形が多く見られるようになりました。

特に、前半苦しんでいた右サイドの11番白田颯人が守備のところで強烈な運動量を見せて、残り30分ほどで味方と上手く囲い込んだ中で、多くの回数相手のサイド攻撃を摘むプレーを見せ、自身も、奪った後の高い位置からの攻撃を多く見せられるようになりました。

そして、相手の攻撃にも上手く対応しながら、迎えた28分に大きな大きな追加点が入ります。

このゴールに大きく貢献したのが前半は、スペースを消されてなかなか思うような仕事ができなかった、10番シマブク・カズヨシが、少しゴールまでは距離があるところで、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートは、惜しくもクロスバーに跳ね返るも、そのボールにしっかり反応した20番長倉幹樹が、しっかり押し込んで2-0にします。

試合終了まで残り10分ほどという段階でも大きな大きな2点差にする得点は、試合運びの上でもパーフェクトな追加点の時間帯だったと思います。

そして、結果、そのまま2-0で相手の反撃を許さず勝利を収めて、準々決勝進出を決めました。

采配も含めて、この試合は見事としか言いようがありません。

攻撃的により特徴を持ったプレーができる選手、そして、バランスよくプレーできる選手、もちろん、相手の出方によって対応は変わってくると思いますが、この試合では、スタートでは、攻撃の部分をより最優先にして、サイドからの仕掛けで打開できる可能性を考えたスタートにしたと思いますが、その攻撃によるスペースを相手に狙われ始めて、また、サイドからの守備においては、少し運動量が足りないという判断がされたと思う中で、その部分を考えた、交代などで相手の狙いどころを潰しながら、比較的受ける時間帯で大きく跳ね返す、やや形上は、放り込みに近いような時間帯に、交代で出場した選手が、しっかりポストプレーをしてくれることで、前線のおさまりも非常によく機能したように感じます。

良いな~と思うのは、ユーティリティに重きを置かずに、特長を信じて、足りない部分で相手の対応で対処できないようであれば、そこに特長を持つ選手を投入して対応していくという部分なんですよね。

だから、交代した選手は、もちろんそのことに関しては、悔しいのは当然なのですが、何が起こり、自分がどうして最初のチョイスに慣れたのか、そして、どうして交代することになったのかを、説明されなくても、わかりやすいのです。

だから、こういう部分がわかれば、文章を書く側としても、もし、その交代に対して不満な思いがあるのであっても、その交代にあるメッセージを理解したほうが今後のためには良いですよ、と言うことができます。その部分を修正して、足りない部分を補てんできれば、より長い時間起用されるようになるわけですから。

同じように、第1戦から考えてみると、今日は、相手の特徴と、試合での展開で、チームのバランスが崩れた時に、落ち着ける意味でのプレーができることに特長を持った選手が交代で長い時間プレーする機会は、訪れませんでしたが、次戦のヴィッセル神戸戦では、展開によっては、求められる時間が必ず来るはずです。

今年のプレミアカップで見たヴィッセル神戸と、夏の全国大会の時に長い時間ではないですが、見たヴィッセル神戸。明らかに成長曲線を描いていることが確認できた相手であり、その時のイメージからすると1回戦2回戦とは、おそらくまったく別タイプの相手になると思います。

課題になっていた、フィニッシュという部分でも、確かにまだ、ここで決めなければという決定機で精度が足りないという部分は見受けられますが、この大会に入ってみる限りは、決めきる力は、確実に上がっています。そして、試合を有利に運ぶために、必要な時間帯に、ゴールを奪うことを優先して、しっかり結果を出すことができています。

この上昇曲線で一つ一つ登って行けば、必ずその頂点は見えてきます!

少し話は脱線しますが、私は、基本的に、アカデミーにいる段階でツイッターで選手をフォローして、つぶやきを直接チェックするということはしないのですが、それをチェックした友人などから、偶然入ってくるような言葉は、大事にしています。

2回戦の試合後では、出場していた選手で自らのプレーに満足できないという選手のつぶやきを偶然友人から聞きましたが、その思いは大事です。スタンドから見ていた側からすると、十分、やるべきプレーはできていたと思いますが、選手自身がそのような思いを持つことも重要です。

そして、次の試合のために、同じ舞台で戦うことができずに、次の対戦相手の試合を撮影しにいっているという選手の話も聞きました。もちろん、1回戦の時にも書きましたが、帯同自体できなかった選手もいます。試合で実際にプレーで流れを変えることは、ベンチに入らないとできないですが、この大会で戦っている選手は、現地にいる選手だけではないですよね。そして、もちろんスタンドにいる私たちも一緒に戦っているつもりです。もちろん、悔しい思いの方が強くて素直に応援できないという人もいるかもしれません。

それらの、その一つ一つの思いが、力になり、このような舞台での頂点への戦いで優勝するチームが生まれるものだと思います。

また、明日も、そのような全てで作られた2014年の浦和レッズジュニアユースというチームの戦いを見られることが楽しみです。

ではでは。

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第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 決勝トーナメントラウンド32 2014/08/19 浦和レッズJrユースvsジュビロSS磐田 4-3勝利・・・接戦を制してベスト16進出

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どうも、ブクメです☆

大会前のこの時期の週間予報では、しっかり雨という予報はなく、曇りは多くても小雨くらいですみそうだったと思うのですが、予報が変わって、今日はこの大会で初めて完全に雨の中での試合となりました。その雨も、結構本降りの雨が続くような状況で、グリーンパークに比べれば、ピッチコンディションがかなり良い帯広の森球技場でも、やはり影響を受けざるを得ないような状況にはなりました。

最初の写真で、雨の状況はお分かりいただけると思います。

グループステージを1勝2分けの2位で突破した浦和レッズジュニアユースは、決勝トーナメントの初戦でジュビロSS磐田と対戦しました。一応位置づけとしては、ジュビロ磐田U-15の下にジュビロ磐田のサッカースクールがいくつかあるようで、そのうちの一つがジュビロSS磐田ということで良いのでしょうか。

表面的な情報で考えれば、一昨日対戦したジュビロ磐田U-15よりもやりやすい相手とは思うものの、別のグループを1位で通過してきたチームなのでどのようなものかと気になりつつ。

実際試合を見てみると、やはり差がある相手という感じではありましたが、それでも、試合自体は、思わぬ点の取り合いの大接戦という形になってしまいました。

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に11番白田颯人、右に20番長倉幹樹

となります。

試合の展開としては、グループステージの第2戦、第3戦同様に、全体的には浦和が主導権を握って進める試合にはできていたと思います。

開始早々にインターセプトの流れから、5番山崎舜介がそのまま前線に攻撃参加していく場面など、これまでの試合ではあまり見られなかった形も見られつつ、3分には、20番長倉幹樹のポストプレーからの流れで右に展開されてパスを受けた27番二見健太が、ペナルティエリア外から放ったシュートがクロスバーを叩くなど開始から決定機もあり、実際に浦和が押し込むような形が多くなります。

6分にも、混戦状態から押し込めればというチャンスがあり、7分にもコーナーキックのチャンスから11番白田颯人を経由して14番弓削翼がシュートを放ちます。

ただ、明らかに主導権は握っているものの、崩して決定的というチャンスがなかなか作れなかったことや、これは、雨も影響しているのは確かですが、一つ一つの精度が低く、奪われ方の悪い形で相手の反撃を受けるのは気になりました。

25分には、そのような形で相手が人数をかけた攻撃をできる状況になってしまい、決定的な形でシュートを打たれてしまったものの、これは相手が外してくれて失点は免れます。

チャンスの数は多い中でも、先制点がなかなか奪えないなかで、33分に6番荻原拓也に代えて10番シマブク・カズヨシが入ります。

それでも先制点が奪えない流れの中、前半終了間際の39分に失点を喫してしまい、前半を0-1で折り返します。

後半開始直後に、11番白田颯人がペナルティエリア付近でドリブルからの見事な枠をとらえたシュートを放ち、ここはキーパーに弾かれ、そのこぼれだまを10番シマブク・カズヨシがこちらも枠にしっかり放ったシュートは、相手ディフェンダーがぎりぎりでコースに入り、得点にはならず。

その直後の4分に、右前線でパスを受けた27番二見健太がゴール前にシュート気味のクロスを上げると、混戦の中で8番立川将吾が最後に触ったようにも、相手ディフェンダーにあたったようにも見えましたが、公式では27番二見健太のゴールになっていましたね。とにかく、これで1-1の同点に追いつきます。

試合のペース自体は、浦和が握っていたので、この同点ゴールで一気に逆転して突き放せると思っていたのですが、8分に再び、やや不用意なプレーから失点を喫して1-2と再びリードを許してしまいます。

その直後の10分にセットプレーのチャンスで3番大西翔也のヘッドから最後は21番北村龍馬が押し込んで2-2と同点に追いついたところで、このあとようやく浦和がリードする流れになっていきます。

12分に、10番シマブク・カズヨシからのクロスを11番白田颯人が決めて3-2と逆転に成功します。

17分に27番二見健太に代わり19番山下勇希が入ります。

18分に、11番白田颯人からの浮き球のパスを10番シマブク・カズヨシがヘッドで狙うなど決定機を作りながら、19分に、20番長倉幹樹が技ありのループ気味のシュートを決めて4-2として勝負あり・・・と思ったのですが、なんというか、今日は、不用意なプレーが入ったところで少ないチャンスを相手にしっかり決められてしまう失点が多かったのですが、2点リードの後も同様の失点を喫してしまいます。

25分に11番白田颯人に代わり23番白土大貴が入ります。

攻撃の回数はより増えていく流れの中でしたが、32分にやはり守備のところでの不用意なプレーから失点を喫してしまい4-3と一点差まで詰め寄られます。

38分に20番長倉幹樹に代わり22番大桃伶音が入ります。試合終了間際に10番シマブク・カズヨシの惜しいシュートや、23番白土大貴の見事なドリブルからのシュートがポストを叩いてそのままゴールに入ってもおかしくないような軌道に飛んだのですが、これが残念ながら入らず。

結果的には、4-3で勝利しベスト16進出を決めました。

タイトルに書いたように、ありがちな結果に対しての言葉としては、接戦を制してという言葉で表現しやすいスコアですが、少し皮肉がこもっていますよ。

だって、失点は不用意な形なのでもったいないですし、得点ももっと奪えたはずでしたから。

でも、大雨を考慮しないで言いたいことを言えるのがサポーターのわがままなところですので、今日は、正直プレーの精度や、守備なども難しいくらいの雨の影響はあったと思います。

なので、今日の試合は全然問題なしです。

明日は、天気も晴れるまでは行かなくとも雨は降らないような予報ですし、会場も帯広の森球技場ですので、強敵と思われる清水エスパルスジュニアユース相手に、昨日は雨の影響だったんだなというくらい、守備も盤石、決めるところで決める試合を見せてください!できます!

ではでは。

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第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第2日2014/08/16 浦和レッズJrユースvsヘミニス金沢FC 7-0勝利・・・理想の展開。決勝トーナメントの戦いも視野に入れて第3戦へ

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どうも、ブクメです☆

大会2日目に入りました。今日も、雲は多めだったものの晴れ間が多い1日となりました。北海道らしいというか、晴れていると夏らしく、暑く感じられるものの、日が陰った時には、風が冷たく寒くも感じる、そんな試合観戦の環境でした。

プレーする選手としては、連戦で疲労も考慮しながらにはなるとはいえ、やりやすい環境だったと思います。また、昨日のグリーンパークと比べて断然芝の状態が良いため、こちらに関しても今日は、芝の状態に苦しめられてということがなくやれたのも良かったですね。

逆に、明日の第3戦は、再びグリーンパークに戻るため、今日しっかり快勝して、おそらくレギュレーション上では、安全圏になると思われる勝ち点4と、念のため得失点差で有利な状況を作れるかと言うのが、単純にグループ突破ということを数字で考えた時には求めれるような一戦となり、その意味では、しっかり結果を残せた試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

あまり名前を聞かないようなチームであっても、突出した個性のある選手がいて、そのような選手を乗せてしまうと難しくなってしまうのが、全国大会ともいえるのですが、今日の対戦相手にも、スピードがありテクニックのある小柄なフォワードの選手が非常に目立っており、やや手こずるような場面は、あったものの全体としては、力の差がある印象で、プレッシャーがそれほど強くもない状況であ、るにも関わらず、攻め急いでしまうようなプレーを浦和はしてしまうことで、攻撃に厚みがかけられない前半となりました。

それでも、ペースとしては試合を通して浦和という試合ではありましたが。

攻め急ぎということは書いたものの、攻撃のパターンとしては、早い展開で前線の10番シマブク・カズヨシや20番長倉幹樹にあてて、中盤やサイドの選手の上りを使ってサイドからしかけるという展開は多くできていました。

例えば、2分の大きなチャンスの場面では、10番シマブク・カズヨシが前線でパスを受けて、高めの位置まで上がってきた2番山崎広大に下げて、クロスを上げ、20番長倉幹樹がすらしてペナルティエリアに侵入していた14番弓削翼がシュートという場面などが一つの形ですね。この場面は、枠をとらえることができませんでした。

浦和の先制点は、5分、直前に相手に決定的な場面を作られたところを18番高草木天平の好セーブで防いだ直後で、8番立川将吾から右前線に開いた10番シマブク・カズヨシに通し、クロスを20番長倉幹樹がヘッドで合わせてゴール。1-0と先制します。

浦和の攻勢は続くものの、相手がそれほどプレッシャーをどのポジションでもかけてこない状況や、守備に人数を割いているにも関わらず、中盤を省略して長いパスで人数の多い相手に対して1人2人で仕掛けるという場面が多くなったり、跳ね返されたりと言う場面が多いことで、効果的に得点を重ねられない状況が続きました。

印象としては、10番シマブク・カズヨシが中盤あたりに降りてきたりしていったん中盤を経由してなかで、他の中盤の選手やサイドバックの選手が攻撃に参加する時間が作れた時に、より大きなチャンスになっていたと思いますが、前半は、この回数が少なかったと思います。

1-0という状況では、何が起こるのかわからない状況。連戦の続くこの大会では、できる限り多くの選手がプレーして大会の雰囲気に慣れておくことなどを考えて、3点差くらい早くつけてしまい、ベンチで控える選手たちが、出場できるのがこの試合ではベストと考えると、1点差だと、なかなかそういうこともできないですよね。

ただ、こういうところでしっかり必要なことを実行してくれるのが、今年のチームの強みでもあり、前半終了間際のコーナーキックのチャンスで8番立川将吾からのボールを3番大西翔也がドンピシャで合わせて決めて2-0とし、2点差にして前半を終えることに成功します。

そして、後半に入ると、指示もあったでしょうし、選手自身で考えて修正した部分もあると思いますが、他の選手が上がれる時間を作るような、長いパスではなく、中盤の選手を経由してタメを作ったり、横パスでもう一人経由してサイドバックの選手が追い越していくなどのプレーが増え、攻撃の厚みが増していくことで後半はゴールラッシュとなりました。

後半のゴールラッシュのきっかけとして、後半早々に追加点を奪って3点差にできたことも大きいと思います。

10番シマブク・カズヨシのシュートをキーパーがはじき、再びそのボールを10番シマブク・カズヨシが拾い、角度のないところから折り返し、最後は8番立川将吾が決めて3-0とします。後半3分くらいですね。

後半の序盤の浦和の攻勢では、特に右サイドで27番二見健太と攻撃参加した2番山崎広大のパス交換で切り裂いていくような場面が多かったと思います。

3点差になったことで、ここから交代枠をフルに使いながら、それでも得点を重ねていく展開を作ることができます。

11分に、6番荻原拓也に代わり、19番山下勇希、21番北村龍馬に代わり22番大桃伶音。14分に20番長倉幹樹に代わり、11番白田颯人が入ります。

短い時間に3人交代したものの、ペースは浦和のまま、これも強みですよね。

15分には、10番シマブク・カズヨシがヘッドで決めて4-0とします。

続いて、19分に8番立川将吾に代えて23番白土大貴が入ります。

23分には、3番大西翔也がこの試合2ゴール目となるヘディングでのゴールを決め5-0とします。この得点場面は、ペナルティエリア内ではあったもののややゴールから遠く、直接だとキーパーに反応される可能性が高かったところでしたが、左下隅のちょうど触りにくいところにでバウンドするような見事な狙いのシュートでした。

26分に5番山崎舜介に代わり16番角田涼太朗が入ります。

38分には、19番山下勇希の技ありのスルーパスを、27番二見健太がディフェンダーの裏で受け、折り返しを10番シマブク・カズヨシが決めて6-0となります。

そして、この試合最後のゴールが、39分に入ります。

このゴールは、どの選手だか確認できなかったもののグラウンダー気味のミドルシュートを11番白田颯人が上手く触って流し込んでのゴールとなります。

思ったより少し長めのアディショナルタイムにも決定的な場面が、あったもののシュートがポストに当たり、キーパーにあたりと、やや不運な形で得点にはならず。

それでも、しっかり7得点を挙げての大勝となりました。

2日目までの成績をざっと眺めてみて、グループJで2チームが勝ち点6をとっていて、3位が勝ち点4以上にならないので、3位になった場合でもこのグループよりは上回ることは確定。あとは・・・計算がめんどうなのでやめましたw

グループ3位の上位8チームまでが突破なので、あと3つのグループより上回れば良い感じで・・・とか、考えるのもちょっとめんどうですね。

チームとしてどのように第3戦に臨むのかにもよると思いますので何とも言えないのですが、初戦でレベルの高いサッカーをしていたセレッソ大阪U-15に3-1で勝利していたジュビロ磐田U-15が相手ということで、2連勝で突破を決めている相手がどう臨んでくるのかもありますが、今後の決勝トーナメントを考えたうえでも、相手がどう戦ってくるにしても、決勝トーナメントでの厳しい戦いを視野に入れて、レベルの高い相手と、しっかり課題についても取り組んで、手ごたえを掴みながら、結果も残せるような戦いをしてくれればと思いますね。

後は、決勝トーナメントもグリーンパークになる可能性もありますし、せっかく第3戦がまたグリーンパークでの試合となるので、あの芝の状態でどこまで思うようなプレーができるかということにも挑戦してもらいたいなと思います。

ではでは。

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