アカデミー卒業生関連2017/3/12 – J3 SC相模原vsAC長野パルセイロを観戦・・・出場は叶わなかったが。

どうも、ブクメです☆

時折、こう言われることがあります。「ブクメ(さん)は、トップに昇格すると(プロになると)見に来なくなりますね」と。

回答としては、基本的にJリーグの選手になった時点で、足を運ぶ優先順位は下がります。そもそも、浦和レッズユースが最優先になる時点で足を運びにくくなるという、体一つだからそうなるでしょという理由もありますが、日本のJリーグのプロの選手になれば、多くのサポーターがつき、そのサポーターが選手を見続けてくれることがわかっているからです。

行かないと決めているわけではありませんが、優先して行くことはしていないのは、事実です。

私は、常々自分は、送り出すところまでを応援するのが一番性に合っているタイプだと考えています。もちろん、それまでの関係性の中で育成を見てきた中で縁があって直接仲良くなった選手に関しては、試合はあまり見に行かなくても、友人としてかかわっていくというケースはあります。

あと、そもそも人混みが苦手なんですね、実はw

本音を言えば、ひねくれた人生を歩んできている中で、現時点では、Jリーグよりも、それ以外で挑戦しているケースの方が気持ち的に盛り上がります。これが素直な気持ちです。

そのいる場所のレベルではなく、未知の環境に飛び込んだり、先を見て困難に取り組んでいる状況下を見つめて考えることが好きなのです。私も学び、伝えることができるのが楽しいからなのかもしれません。まあ、そういう理由を作ること自体が面倒くさいです正直。

身近な人から、「あなたは自分の事しか考えていない」とよく言われます。当たっています。

自分が動く中で、自分が興味を持ったところで縁があったところに少し深く入り、その流れに従って、できることをやっていくみたいな(意味不明ですよね。)

だいぶ話が脱線しましたが、日曜日はJ3のSC相模原vsAC長野パルセイロの試合に足を運びました。

関越道坂戸スマートIC(地元ネタになりますかねw)が最寄りICのブクメからすると、高速道路を使う場合には、SC相模原のギオンスタジアムは、かなりアクセスの良いスタジアムになります(というのを今回行くことを決めて調べてから知った。)鶴ヶ島JCTから圏央道に入ってひたすら進んで相模原愛川ICで降りたら、3キロほどで会場までつきました。

昨年までは、あまり足を運ぶ理由がなかったこの2チームですが、今期は、SC相模原に寄特直人が加入し、AC長野パルセイロには、野崎雅也が加入ということで浦和レッズユース出身選手が両チームに所属し、一気に個人的に黄金カードとなりました。

ユース時代にしっかり見て来た選手ということは当然ながら、その挑戦の過程というものも興味深く、トップ昇格してから、難しい時間を過ごしていて、もがきながら複数のチームで経験を積みながら、昨年J3のY.S.C.Cでレギュラーポジションを掴んだものの、あえて、その環境を手放してもう一つの挑戦を選んだ野崎雅也と、ファジアーノ岡山に在籍しながらも、トップチームでの出場が叶わなかったものの、セカンドチームとなるネクストでは、一つレベルの違った存在感を見せていた寄特直人が5年目に挑戦することとなったJ3のSC相模原というチーム。

なんだか、そういう道を選んだ2人がどういう状況なのかが知りたくて、特に細かいことは調べずに足を運んでしまったのですが、足を運んだこの試合では、残念ながら、野崎雅也はベンチ外、寄特直人は、ベンチ入りするも出場機会なしということで、出場は、叶わなかったものの、新たに挑戦するチームがどのようなチームなのか、その開幕戦で少しですが感じることができたので、それは良かったです。

この先、どのように2選手がチームの中でアピールして、欠かせない選手となっていくのか、今後も楽しみに動向を見守りたいと思います。

 

基本的な考え方は、変わらないものの、カンボジアで生活した半年間で、少しサッカー的な部分で考え方が変わったのは、なんというか、元々は、関わってきた選手たちがプロになり、多くのサポーターに応援されている状態のときは、あまりかかわらず、その活躍を喜べば良く、難しい時期になった時に自分が関われることがあれば、縁があれば関われば良いかなと思って来ていたのが、最近は、自分主導で個々と関わっていくことをもっと増やして行った方が良いのかなと変わりつつあります。

たぶん、私の行動性格上、組織的なものとか、会社的なものとか、コミュニティ的なものとか、そういうところに積極的にかかわって、好かれて行きながら、コネクションを作っていくという器用なことは、できなそうです。そういうことができれば、もっと簡単なことも多いのかもしれませんが、どうしてもできないのです。

なので、もう少し、個とのかかわりを私の方からも積極的にやっていって良いのではないかなと、最近は凄く感じているのです。

日本にいる頻度は、この半年よりは、増えるものの、海外拠点になるので、頻繁には難しいかもしれませんが、可能な限り、関わった人と会える機会が作れるのであれば、帰国時や、居住地付近で会える人などとは、関わっていくことも意識しながら、ここからは、やってみたいと思っています。

ではでは。

アカデミー卒業生関連2014/09/28 – 小山にて、ファジアーノ岡山ネクストvs栃木ウーヴァFC(JFL)を観戦してきました。

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どうも、ブクメです☆

先週末は、ユースとジュニアユースの公式戦が土曜日開催だったため、日曜日は、栃木県の小山市の小山運動公園陸上競技場(兼サッカー場)で開催されたJFLの栃木ウーヴァFCvsファジアーノ岡山ネクストの試合を観戦してきました。

浦和レッズユース出身の寄特直人の所属チームは、ホームが遠い岡山県ということで、今年は、足を運びやすいところで開催される時にはできるだけ予定が合えば足を運ぼう考えていたのですが、結果的に、岡山で1回、沼津で1回、そして今回小山で1回と計3試合足を運ぶことができました。

前回同様、この試合でも3バックの左のポジションで寄特直人はプレーしていたのですが、今回は試合展開として対戦相手の栃木ウーヴァFCが攻勢に出る場面が多いことから、守備部分の意識を高めてのプレーが多かった印象があり、前回観戦した試合以上に、攻撃参加するタイミングというものが少なくなっていました。ただ、ポジションとしてやるべきプレーとしては、安定感があり、守備の受け渡しなども含めて良かったと思います。攻撃に転じる際のフィードの精度の高さも、継続して見られました。

試合自体は、相手の攻勢を凌ぐ時間を長く保っていたものの、相手に先制点を許した中で、後半に見事な崩しで同点に追いついて結果的に1-1の引き分けとなりました。

ざっと、今シーズンの残り試合を眺めた限りでは、ちょっと遠方で下部組織の日程と調整をしながら足を運べる試合は、なさそうですが、また機会を作って足を運べればと思います。

余談ですが、今更ながら、大学サッカーの開催される場所で、思い込みで距離を勘違いしていたことが結構ありまして・・・、例えば、千葉県総合スポーツセンター東総運動場が、よく大学サッカーで使われる厚木のグラウンドと混同していて近いと思っていたら、実はかなり遠い場所だったとか、鹿島に行くくらいの遠さを考えて、あまり足を運ぶ候補として考えていなかった茨城県の古河市立古河サッカー場が、思った以上に近い場所だったとか。

下部組織出身で、様々なカテゴリで活躍している選手が増える中で、どうも、情報収集力のなさが顕著になっている気がします。

おそらく、性格的に、そういうのは苦手だな~と自覚する部分もありますので、流れで入ってくる情報を大切にしつつ、足を運べればな~と考える今日この頃でした。

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アカデミー卒業生関連2014/07/21 – 沼津にて、ファジアーノ岡山ネクストvsアスルクラロ沼津(JFL)を観戦してきました。今回は、寄特直人も見られました。

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どうも、ブクメです☆

「JFLの同一カードのホームとアウェイの両方に足を運ぶというのは、なかなか珍しいことになりますね~」とか、今回一緒に足を運んだ、友人と沼津に向かった月曜日の早朝。

ということで、7月の3連休の最終日となる21日に、静岡県愛鷹広域公園多目的競技場で開催されたJFLの後期第1節(?)となるアスルクラロ沼津vsファジアーノ岡山ネクストの試合を観戦してきました。

偶然と言えば偶然ではあるのですが、前回5月にファジアーノ岡山ネクストのホームゲーム開催のアスルクラロ沼津の試合に、浦和レッズジュニアユースのJFAプレミアカップの堺での観戦からの流れで岡山へ移動し足を運んだ時のカードの裏返しのカードになりました。

まあ、今年ユースにアスルクラロ沼津の下部組織から2名入っているので、そこのトップチームがどのような感じかもチェックするという名目にしつつ、前回はちょうど怪我で離脱していてプレーを見られなかった浦和レッズユース出身の寄特直人が怪我が治って出場するということで、足を運びました。

近場で開催されるJFLが静岡県の沼津市になったというわけですね。以前、まだ浦和レッズのトップチームの試合にも多く足を運んでいたころに、「静岡は近距離だから遠征とは言わない」とか、聞いたような聞かないようなです。近場です。

その前の週に、天皇杯の柏レイソルとファジアーノ岡山ネクストの試合があったのですが、その時は日本にいなかったので観戦できませんでしたので・・・。

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こんな感じの競技場です。以前、新井純平がU17日本代表で静岡遠征の時に、この奥にある補助競技場(?)で練習試合があり、この愛鷹広域公園自体に足を運ぶのは2回目です。

ちょうど、高校野球の予選と重なっていて、駐車場は満席で、坂を下って1キロほどのところにある免許センターが臨時駐車場になっていました。坂を下って1キロほどということは、当然ですが、臨時駐車場からは坂を上がることになりました。運動不足なので、良いですが、敷地についてからしばらく汗が止まりませんでしたw

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試合に出るとは聞いていても、どうも、足を運んだ時にお目当ての選手が出場しない率が高いので、姿を見るまでは心配でしたが、アップしている姿が確認でき一安心。

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背番号6でスタメン出場となりました。ポジションは中盤の左でしたが、3バックのため、どちらかというと守備的な意識の高い左アウトサイドという感じでしょうか。

基本的には、パスを受けて捌いてのバランスを保ったままのプレーが多かったものの前半序盤のセットプレーの場面で、いきなりヘッドでゴールを決めそうになっていて「お!おー、決めるのか!?」と盛り上がってました(友人と。)

明らかに運動量豊富で攻撃陣が元気のよいファジアーノ岡山ネクストで、結構真ん中からゴール付近まで持ち込む場面が多かったのですが、沼津のディフェンスにシュートコースを限定された上で放つシュートは、ことごとく相手キーパーに防がれたという印象でした。

チャンスは、多く、シュートも少なくないものの決まらないという展開ですね。

後半のスタートに沼津が勢いよく、ちょっとだけ前に人数を割く時間を多くして攻勢にでる時間帯があったものの、しばらくすると前半と同じような展開に戻り、終盤に共に大きなチャンスを作りながらも決めきれず、スコアレスドローで試合は終了しました。

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試合終盤の直接フリーキックの場面では、3回直接フリーキックで6番寄特直人がキッカーとして任されていました。やはり、左足から繰り出されるキックの精度の高さは、ユースの時から変わっていません。

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試合終盤は、足を痛めたのかつったのか、やや思うように動けないように見えましたが、ここで試合を決めなければという場面をしっかり読みとって、高いポジションを取ってゴールに向かう姿勢も見られましたし、抜け出してあと一歩でゴールと言うところまで行く場面もありました。足を痛めていなければ、決めていたと思います。

J2で戦うファジアーノ岡山のセカンドチームと言う位置づけですから、ネクストというチームで選手それぞれに求められるものというのは、通常のトップチームがJFLに参加しているチームとはまた変わってくると思います。そこまで加味してみるには、ファジアーノ岡山と言うチームに関しての観戦数が少なすぎるので、あくまで私寄りの推測でしか考えられませんが、一つ一つのプレーの質と言うことを考えた時には、運動量と言う意味では、特に全体的に攻撃の選手が活きの良い選手が多いファジアーノ岡山ネクストなので、サイドの選手として考えた時には、あまり上下の動きを頻繁にするわけではないなと感じる部分もありましたが、サッカーを考えた時には、効率的な動きをしていると考えることもできますし、ここで攻撃参加をすると感じた場面では、しっかり前に行けていましたし、その時には、大きなチャンスにつながることが実際に多かったことを考えると、評価はできると思います。

試合としては、後半の目が離せない展開を考えると、いわゆるスコアレスドローの割には楽しめた試合でもありました。

今後の活躍に期待しつつ、また調整で来て行けそう試合があれば行きます(情報収集が下手なので、試合の情報を見つけるのは、友人、本人任せですがw)

ではでは。

 

アカデミー卒業生関連2014/05/08 – 岡山にて、ファジアーノ岡山vsアビスパ福岡(J2)、ファジアーノ岡山ネクストvsアスルクラロ沼津(JFL)を観戦してきました。

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どうも、浦和サポブクメです☆

今年のゴールデンウィークの試合観戦プランとして、早くから決めていた浦和レッズジュニアユースのJFAプレミアカップ観戦。大阪に訪問する流れの中から、せっかく大阪方面まで行く為、大会が5日に終了した翌日の6日に、遠方にいるアカデミー出身選手の試合を見たいと色々な日程を調べている中で、岡山県まで足を延ばせば浦和レッズユース出身の寄特直人の所属するファジアーノ岡山ネクストの試合(JFL)が観戦できるということで、その予定で旅程を組んで動きました。

J2のファジアーノ岡山vsアビスパ福岡の試合も同日の午後に同会場で開催されるということを友人に聞かされるまで気が付いていなかったというのが、私の詰めの甘さというか、そんな正確な情報をくれ、私の無茶ぶりに付き合ってくれた友人と岡山で合流してこの日は、2試合を観戦する流れになりました。

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ちょうど、この試合の数試合前から、寄特直人がベンチ入りもしていなかったため、怪我かもしれないと思っていたら、やはり怪我で、結果的には、ファジアーノ岡山ネクストで寄特直人がプレーしている姿を見ることはかなわなかったのですが、逆に試合に出場していなかったおかげ(!?)で、じっくり近況などを直接聞くことができる状況になったので、もしかするとこちら側としては、幸いだったのかもしれませんが、やはり選手ですから、元気にプレーしている姿を見られることが一番なので、次回は、プレーしている姿をしっかり見させてもらいます!

今期からJ3がスタートしたということで、JFLの仕組みも変わったとは聞いていましたが、トップチームへの準備という表現が適切かはわかりませんが、勝負の部分よりも戦術理解のところに重点を置いていて、若手が多いファジアーノ岡山ネクストのサッカーと、比較的ベテランが多いイメージがあるアスルクラロ沼津のサッカーというものが、わかりやすく感じられる試合であり、楽しかったです。

個人的には、寄特直人が出場していなかったものの、やはり癖と言うか、彼が出場していたら、こういう場面でこういうパスを出しているだろうな~とか思いながら見てしまう部分もありつつでした。

とりあえず、今回はお預けとなりましたが、今後の活躍を祈りつつ、再び足を運べる機会をうかがうことにします。

さてさて、試合時間は前後しますが、夜に観戦したファジアーノ岡山ネクストの試合のことを先に書きつつ、午後2時キックオフのJ2の試合の方も、浦和のアカデミー出身選手がたくさんいたりします。とは言っても、アカデミーをしっかり見だす前に所属していた選手が多いため、その時のプレーなどは見ていなかったりもするのですが・・・。

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対戦カードは、ファジアーノ岡山vsアビスパ福岡。

ファジアーノ岡山には、清水慎太郎と林容平、アビスパ福岡には、堤俊輔と野崎雅也が所属しています。この試合では、清水慎太郎と堤俊輔が先発出場、ちょうど清水慎太郎と交代と言う形で林容平が入っていましたね。野崎雅也は残念ながら、帯同していませんでした。昨年までアビスパ福岡に所属していた畑本時央は、J3のツエーゲン金沢に移籍しています。

で、試合は清水慎太郎が1ゴール挙げましたが、アビスパ福岡が追いついて1-1の引き分けと言う試合でした。この試合も、なかなか見どころが多く、純粋に楽しませてもらいました。

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ファジアーノ岡山のホームゲーム。スタジアムの雰囲気など非常に良かったので、また機会があれば、訪れてみたいなと思います。

充実したゴールデンウィークとなりました。

ではでは。

練習試合2012/11/03 浦和レッズユースvs立正大学 3-5敗戦・・・手応えと決定力

立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年11月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今週末は、ユースもジュニアユースも公式戦がないということで、何もない場合は大学サッカーや高校サッカーに足を運ぼうかとも考えていましたが、幸い浦和レッズユースの練習試合が入ったということが前日にわかったため、観戦してきました。

今日の対戦相手は、立正大学となります。会場は、立正大学熊谷キャンパス内のサッカーグラウンドとなりました。

立正大学との対戦は、今年2回目となります。前回は5月に前日のプレミアリーグを戦っていないメンバーを中心に臨んで2-2という結果でした。その時のブログはこちら

以前の試合の時の印象として、ゴール前での得点力の高さ(チャンスをものにする力)が強いという部分があった立正大学でしたが、今日の試合でも、その部分を見せつけられる部分もありつつ、しかしながら試合全体を通してみると、やや大味なスコアにはなったものの、浦和レッズユースの今シーズンの残り試合を考えた中でプラスに考えられる要素も多く見つかった試合でもありました。

おそらく、この試合でも立正大学は前回同様1,2年生中心のメンバーだったと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが23番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に20番新井純平、真ん中に14番茂木力也と15番西袋裕太、MFがボランチに33番須藤岳晟と22番寄特直人、トップ下が11番中村駿介、FWが左に26番小川紘生、右に21番繁田秀斗、真ん中に7番広瀬陸斗

控えには、28番斎藤翔太、30番立野峻平、31番安東輝、35番細田真也、40番高浪祐希

となります。

おそらく、来週の木曜日のJユースカップのザスパ草津U18戦と日曜日の柏レイソルU18戦を戦うメンバーを想定した構成かと思いますが、学校行事などで数名がいないということでした。また、足は運べませんでしたが、ここにいるメンバー以外もレッズランドで練習試合が組まれているいうことでした。

フォーメーションですが、Jユースカップの前回のモンテディオ山形ユース戦同様に、ボランチを2枚置く形になっていました。

練習試合という形ではありましたが、前回同様、立正大学が早く強いプレッシャーで真剣に臨んでくれたこともあり、締まった良い試合になりました。

この試合の前半のカギとなったのが、21番繁田秀斗のプレーだったと思います。スタートからしばらくは、やや右前線のポジションで偏って(というか、基本ポジションがそこだったというだけでもありますが、)プレーしてゲームの組み立てというところでの動きがややぎこちない印象があったものの、しばらくして、ちょうどボランチが2枚になっているためにトップ下の位置が11番中村駿介1人で周りのスペースが使いやすいということもあったと思いますが、トップ下の真ん中あたりのポジションで持ち味である、周りの選手に生かされ生かされるようなうまいポジションに入るプレーが目立ち、これにより右サイドバックの20番新井純平が高めのポジションをとりながら攻撃に参加できるようになり、そこに11番中村駿介も絡んで3人で崩していくというプレーが見られるようになりました。

時間帯でいうと、前半20分くらいまでは、22番寄特直人の大きな展開から右前線の21番繁田秀斗が仕掛けていったり、11番中村駿介がキープして20番新井純平のオーバーラップにタイミングよくパスを出して仕掛けるなど、良い仕掛けはあったものの全体的には、相手に押される時間が多く、3分、8分、16分とピンチを迎える場面もあったものの、それぞれ14番茂木力也が体を張って防いだり、23番吉野雅大の好判断で防いだり、5番佐藤大介の気迫のこもったタックルで回避したりと失点自体はギリギリのところで防げていました。

20分以降のところで右寄りのところで攻撃的に組み立てることが多かった部分もあるかもしれませんが、左サイドの26番小川紘生が、いつもはよくみられるような迫力のある突破などがあまり見られず、守備も意識していたのか、やや下がり目でプレーする回数も多かったようにも思います。

多く仕掛ける右サイドに比べると数は少なかったものの、左前線のスペースにタイミングよく抜け出した22番寄特直人へ5番佐藤大介からパスが通り、クロスに7番広瀬陸斗が合わせるという場面など、うまく左前のスペースを別のポジションの選手が使った時は、結構惜しいチャンスにつながっていました。

前半の序盤は立正大学、途中からは浦和という形でペースを握っていたものの得点自体はなかなか動かず、35分くらいに迎えた相手のフリーキックのチャンスであわや失点というポストに当たるシュートを放たれた後の38分に試合が動きます。

細かいパス回しから、ペナルティエリア外真ん中あたりでパスを受けた11番中村駿介がペナルティエリア内のスペースに走りこむ26番小川紘生にラストパスを通し、これをしっかり26番小川紘生が決めてくれます。

耐えて、反撃して、前半終盤に先制することに成功。試合の組み立てとしては、このうえない展開でした。

しかしながら、この試合でも、今シーズン多くおこる、得点の後のもたつきというものが出てしまいました。

1-0にした直後にも、前線でディフェンダー1人を交わせばキーパーと1対1という状況を21番繁田秀斗が作り出したものの、ここでの選択が抜け出した7番広瀬陸斗へのパスとなり、このパスが長くなってしまい追加点が奪えなかったという場面がありました。状況としては、勝負しても良かった場面でもあったと思いますが、パスが通れば確かにそちらの方がより確実ではありますので、難しいところです。

ただ、このチャンスで追加点を挙げられなかったところで、40分に左サイドからクロスを上げられてしまい、フリーでヘッドで決められてしまい1-1とされてしまうと、前半終了間際にも崩されて1-2と逆転されてしまいます。

失点したことで、やや攻撃にウェイトを置いて仕掛けてきた相手に対して、うまく対処できずに逆転された形で前半を終了しました。 押し込まれた時間帯に、クリアしたボールを体を張ってキープしたりポストプレーをするような選手がいれば、もう少し落ち着けることができたかもしれません。

ただ、前線で迫力のある相手に対し、苦しみながらも対処はできていましたし、攻撃の組み立ても、やはり21番繁田秀斗が先ほど書いたような動きができると、非常にパス回しにリズムが生まれましたし、2枚のボランチで33番須藤岳晟が守備の部分でのバランスを取りながら、22番寄特直人は攻撃の部分で仕掛けられるタイミングでは仕掛けることもできていましたし、やはり現状はこ
のフォーメーションが最も安定した戦いができるということが、ある意味証明されたとも考えられます。

後半はスタートから3人のメンバーが入れ替わりました。11番中村駿介に代えて31番安東輝、26番小川紘生に代えて28番斎藤翔太、33番須藤岳晟に代わり30番立野峻平が入りました。

後半スタートから、左前線に入った28番斎藤翔太が力強く攻め上がり、クロスに31番安東輝が合わせるプレーが見られます。後半の攻撃の場面での収穫というか、この2人って長く一緒にプレーしていないのにコンビネーションが良いな~と驚いたのが、今挙げた28番斎藤翔太と31番安東輝で、28番斎藤翔太が31番安東輝に当てて前へ走りタイミングよく31番安東輝がパスを通してだったり、息の合ったコンビプレーで相手を崩しにかかるプレーが多くみられました。そこに7番広瀬陸斗も絡んで3人で仕掛ける回数も多かったと思います。

後半の出だしところでは、浦和が主導権を握って戦うことに成功し、11分に21番繁田秀斗が強烈なミドルシュートを放ち枠をとらえたシュートはギリギリでキーパーにはじき出されたものの、コーナーキックのチャンスを奪うことに成功。この時間帯の攻勢を生かし、左前線から31番安東輝がクロスを上げるとこれに7番広瀬陸斗が合わせてゴール。

良い時間で追いつくことができたものの、また得点の直後の15分に失点し2-3、さらに18分にも追加点を決められてしまい、2-4と点差が2点に開いてしまいます。

4点目を決められた後に、20番新井純平に代えて35番細田真也、23番吉野雅大に代えて40番高浪祐希が入ります。

正直、15番西袋裕太が再三気にして声を上げていたように、後半はメンバー交代などあった中で攻撃の場面と守備の場面でのバランスがうまくコントロールできていないところもあり、攻撃にウェイトを置いて反撃された時の対応が後手になったりラインの上げ下げの意思疎通が合わなかったり、ピンチになる時の崩され方がよろしくないという回数も多かったと思います。

25分に21番繁田秀斗が左前線でうまくパスを受けて、22番寄特直人にラストパスを通して落ち着いて決めて3-4と再び1点差に詰め寄ることはできたものの、残り時間が少ないところで再び決められてしまい3-5とされ、結果は3得点奪うことはできたものの失点がそれを2点上回る5点という敗戦でした。

最後の失点は、15番西袋裕太がパワープレー気味に上がっていたたところでのカウンター気味にやられたこともあるので、ある意味仕方ない部分はあるかと思いますが、後半はややチームとしては、まとまりに欠けていたとも考えられるのかもしれません。

ただ、この試合では、それなりの手応えを感じられる部分もあり、先ほども触れた21番繁田秀斗の動きの質の良さから、中盤を制圧できる時間を多く作ることができる時間があったことや、トップ下に入った31番安東輝と、最初左前線、途中から右前線にポジションチェンジをした28番斎藤翔太のコンビネーションが良く、31番安東輝もトップに張るのではなく一つ下に降りることでより彼らしさが見える動きができていたと思いますし、5番佐藤大介がコーナーキックのチャンスの時にダイビングヘッドで飛び込んでいった気迫あふれるプレーや、鼓舞する声などもありましたし、前線で体を張るという部分では、もう少しやってほしい部分もあるものの、やはり得点を奪う嗅覚でしっかり得点した7番広瀬陸斗のプレーもありました。

後半途中から出場した35番細田真也が試合の終盤で見せた、オーバーラップからの攻撃参加で、ディフェンダーを一人かわしてよりペナルティエリア深くまでえぐってからクロスを上げた場面も、シンプルに上げるのではなく、より得点に近い選択肢として思い切って仕掛けるプレーをやってくれたのもよかったと思います。

試合中に言い合う場面もそこそこありましたし、今日の良かった部分と、それをチーム全体としての意思疎通として繋げていくために、もっと話し合いながら高めていければ良いと思います。

また、チャンスの場面での決定力の高さを見せてくれた立正大学のプレーからも学べることは多いと思います。

チャンスの回数自体では、負けてはいなかったと思いますが決めるべきところでの決定力では差があったようにも感じます。

練習試合だろうが、負けた時に相当悔しい表情を見せていた選手が多くいたことも収穫です。

敗戦とか、大量失点とか、嫌なものですが、今は収穫の部分をしっかり見つめてください。悪い試合ではなかったですからね!得られるものがあった試合に悪いものはありません!

 

さてさて、色々なことが変わってしまった今シーズンですが、昨年末のGO FOR 2018 CUPの柏レイソルU18戦が、今年の3年生の選手たちにとっての明るく開けたシーズンへのスタートになり繋がっていくはずでしたよね。

その試合は、敗れたものの、試合後に整列してあいさつに来てくれた選手たちの充実と自信に満ちた表情は、今でも強く記憶に残っています。

だからこそ、その時に感じたようなシーズンにはここまではできていませんが、この状況で、このタイミングで来週末に柏レイソルU18と対戦できることは、ある種の運命的なものを感じています。

きっかけにすべき試合。乗り越えて、今後を戦い抜くためのきっかけにできる試合。良い試合ができているのに結果が付いてこない悪循環を断ち切るための試合。

まずは、木曜日のザスパ草津U18戦にしっかり勝利してグループステージ突破を決めて、柏レイソルU18戦に全精力を注ぎこんでください。重要な一週間に入りますよ!

下を向いている暇なんかないですからね!

ではでは。

 

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おまけの写真。

 

トップチーム練習試合2012/11/01 – vs中央大学・・・ユースの選手中心です。

大原サッカー場 2012年11月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズのトップチームの練習試合を観戦に、大原サッカー場まで行ってきました。Jリーグのない週の木曜日の練習試合と言うことで、来週水曜日の試合に合わせてトップチームの主力組主体で、現ユースの選手たちはいないだろうと思い、ユース出身の選手たちの姿を見られれば良いかな~と思って足を運んでみたところ、 ユースの選手も4人いました。

5番新井純平、15番寄特直人、30番中村駿介、31番茂木力也の4人ですね。

前半は、いわゆるスタメン組で4-0という流れで、ユースの選手たちは後半からの登場となりました。

まず、後半スタートから右サイドハーフの位置に5番新井純平が入りました。

6分に左サイドハーフに31番茂木力也が入り、15分に中盤に30番中村駿介が入り、後半終了間際に15番寄特直人が入ったのですが、その後間もなく試合終了となりました。

後半は、3バックが、真ん中に濱田水輝、左に野崎雅也、右に岡本拓也となり、岡本拓也から左の茂木力也への大きな展開から仕掛けるような場面が何度か見られたり、野崎雅也の攻撃参加からの面白い狙いどころのパスなど見られたりしました。

トップチームが固定気味のメンツになっているため、なかなかそこに割って入るのが難しい状況のようですが、ユース出身の選手たちにも良い流れが来るように願いつつです。

正直、このタイミングで、どういう理由で練習試合に呼ばれる流れになったのかなと思うユースの選手もいたものの、それでもしっかり結果を残してくれた中村駿介は頼もしい限りです。

また、トップチームの中でプレーするのはブクメとしては初めて見ることになった茂木力也ですが、これまた前回のユースの時同様に左サイド(トップの場合は、ハーフなので少し攻撃的ではあるのですが)をやっていましたが、攻撃の部分でも何度か左サイドからチャンスを作っていましたし、チームとしては、後ろ目の選手として育てたいのかもしれませんが、攻撃的なポジションでのプレーも今後は見てみたいと思いつつ、思った以上に堂々とプレーできていたと思います。

新井純平は、持ち味である突破と、最近減ってしまっていて、ユースの試合でももっと見せてほしい、クロスを上げる選択肢の前に、もう一つ深くまで持ち上がるというプレーをしてほしいな~と思ってみていたのですが、1度そういうプレーがあり、もう一つはディフェンスに引っ掛かっていましたが、期待した仕掛けが数回見られたのでOKです。

寄特直人が出てきたときに、ボランチのポジションで、やっぱりこのポジションがいいんですよね~、みたいな話を会場で会って一緒に見ていた方に話そうと思った瞬間に試合が終了してしまって、もう少し長い時間出してくれればと、ブツブツ言いながら試合は終了しました。

先週末は、ユースの試合が延期になり、今週末はユースの試合もないので、やや試合が見られずにモヤモヤしていたのですが、元気な姿が見られて良かったです。

延期されたJユースカップのザスパ草津U18戦が、11月8日(木)の18時からサンデンフットボールパークに決まったようですが、平日の夕方に伊勢崎で開催と言うのは、なかなかというか、結構学生であるユースの選手にとっては過酷な日程になってしまい、もしかするとメンバー構成がまた難しくなったりするかもですが、惑わされずしっかり勝利して、思いっきり次の柏レイソルU18にぶつかれるような状況にしておきたいところですね。

ではでは。

 

Jユースカップ2012/10/21 予選グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 3-1勝利・・・引いた相手を崩す

大原サッカー場2012年10月21日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

おそらく、ジュニアユースとの掛け持ち組からは、ジュニアユースとユースの試合があと30分ずれてくれれば・・・という声が聞こえてきそうな今日の日程。掛け持ち可能な日程は嬉しいんですけどね、ジュニアユースの試合終了後、30分無い状態でレッズランドから大原サッカー場まで移動するという結構なバタバタスケジュールとなりました。

この移動は、車よりも自転車の方が早いと思ったら、若干道に迷って、同じ方向に向かっている浦和サポーターの方に助けてもらったり、そんなこんなで試合開始から10分前後くらいのところで大原サッカー場に到着しました。

さて、浦和レッズユースは、先週まで行われていた高円宮杯プレミアリーグを2試合残してしばらく中断期間に入り、ここからは、Jユースカップがしばらく続きます。具体的に書くと、グループステージ3試合と、1回戦(ここはグループステージの結果によっては免除)、2回戦、準々決勝までの最大で6試合の公式戦を、12月のプレミアリーグ再開までに戦うことができる日程構成になっています。

このJユースカップをチームがどのような意図を持って、どうのようなメンバー構成で臨んでくるかは、分かりませんが、ブクメ個人的には、交代云々に左右されないでチームの中でどのような状況でも対処して乗り越えるような雰囲気を選手同士のコミュニケーションで作り上げていくことと、勝利する感覚をしっかり取り戻すことの2つに重点を置いて、結果的にそういう中での選手の成長が見られてプレミア残り2試合を2連勝する力を身に付け、Jユースカップ自体の優勝へ向けてチームが浮上していくという流れを想定して見させてもらいました。

「あれ?」と思うことは、多くても、そこでイライラするよりも、もうそういう状況には見る側としても慣れて、そういう環境の中での選手の順応性の方に期待して前向きに応援する雰囲気づくりも必要です。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に29番茂木力也、右に39番長島巧、真ん中に6番西袋裕太と4番西澤秀平、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

~10分くらいまでは、分かりませんが、ちょっとしたピンチもありつつ、0-0の状況と聴きました。

で、10分~15分くらいは、ブクメ自身が自転車移動でヒーヒー言っていて、落ち着くまでの時間でしっかり見られなかったということで、流していただいて、15分くらいからの状況。

こういう試合になるかとは思っていたのですが、浦和がゲームを支配して、守備に人数をかけてくる相手に対して如何に崩せるか、前線に大き目の選手を入れて、ロングボールに対して浦和がしっかり対処できるか、あとは、攻めて奪われた際のカウンターの対処など含めて、注目して見させてもらったのですが、ロングボールの対処に関しては6番西袋裕太を中心に問題なく跳ね返せていました。

この試合では、両サイドバックに29番茂木力也と39番長島巧の2人の1年生を初めて起用してということにはなりましたが、ここ数試合での3番寄特直人、4番西澤秀平、6番西袋裕太と3人のいわゆる軸になる選手が近い位置で起用されていたことで、サイドバックが新しい組み合わせで構成されていても、チームとしてのバランスは問題なく保たれていました。

また、3番寄特直人と19番須藤岳晟のダブルボランチと言う形も、良く・・・と言うか、今年のチームを作る上で最初に19番須藤岳晟に負担をかけ、責任を大きくしすぎるスタートをするなら、この組み合わせでやりながら、慣れてきたところで試合によってワンボランチでやる試合で、どちらかで試してみるとか、そういう作り方をしてくれば・・・とブツブツ言いたい部分もありますが、とにかく、今日の配置の仕方は、軸を崩さないで新しい選手たちを試しつつ経験を積ませるというやり方としては、良かったと思います。

試合自体は、21番進昂平、20番広瀬陸斗、10番中村駿介、14番関根貴大の4人で仕掛けていく場面が多くなる中で、細かいパス回しで真ん中から崩そうとするものの、中からの崩しに対して相手が6人~7人くらいでゴール前を埋める守備をしてくるため、それでも崩せそうな場面はあったものの、やや無謀な仕掛けも多かったのかもしれません。

そうは言っても、10番中村駿介と14番関根貴大のワンツーからの仕掛けからシュートまで持ちこめていた場面もありましたし、それはそれで凄いな~と思う場面も多くはありました。

セオリーすぎますが、こういう相手を崩す場合にはサイドからの攻撃が有効になるのですが、サイド攻撃の回数も少なくはなかったものの、中を固めてくる相手に対して、大きい選手が多くない中で、シンプルにクロスを上げるケースが多く、ここも一工夫必要だと思われることもありつつ、前半は0-0で終了します。

前半は得点が動かなかったものの、後半に入ると、すぐに試合が動きます。4分に14番関根貴大が左サイドから深くまでドリブルで攻め込み、グラウンダーのクロスを10番中村駿介が押し込みます。守備意識の強かった相手に対して、欲しかった先制点を後半の早い時間で奪うことに成功します。

ただ、このゴールの後も、相手の引き気味に人数をかける守備の意識はあまり変わらず、あくまでカウンターから前線にあてて攻撃しようという姿勢は崩さないように見えました。

ただ、ここで引き気味の相手に対して有効なミドルシュートでの仕掛けで浦和が追加点を奪うことに成功します。13分に相手の守備ラインが引き気味になってスペースが空いているところで3番寄特直人が中盤から前に持ち上がって思い切りよくミドルシュートを放つと、これが見事に決まります。

サイドから崩して先制、そして、引き気味の相手に対してミドルシュートで追加点。相手の戦い方の攻略法を上手く突いた形での2点目で相手の守備が少しずつ綻びを見せ始めたところで、更に追加点が入ります。

その前に、17分に39番長島巧に代えて2番新井純平が入ります。

その直後の19分に、14番関根貴大がコースを狙ったグラウンダーのミドルシュートで見事なゴールを決めてくれました。印象としては、クラセンの横浜F・マリノスユース戦の時の後半アディショナルタイムに決めたような、ディフェンダーの位置も見ながらコースを狙った針の穴を通すようなシュートというか、とにかく見事でした。

試合の流れからも、この3点目でほぼこの試合は決まり、ここからは交代枠を使って多くの選手に経験を積ませることが可能になりました。

27分に21番進昂平、10番中村駿介に代えて8番繁田秀斗と33番安東輝、36分に14番関根貴大に代えて9番斎藤翔太、40分には19番須藤岳晟に代えて24番小川紘生が入ります。

ポジションとか、なんか見慣れない凄い感じに最終的にはなっていましたが、必死に8番繁田秀斗がボールを受けて前後左右に捌いている印象がなぜか強く残りつつ、ちょっとよそ見していた時に、キーパーのボールコントロールのミス(?)で、失点していて後味としてはやや良くないのかもしれませんが、チームのバランスを取る部分の軸は崩さずどっしりと、色々なことも試せたという意味でも良い試合だったと思います。

今日右サイドバックで先発出場した39番長島巧も公式戦初出場となりますが、落ち着いてプレーできていたと思いますが、ブクメ個人的には、今日のように引いていてサイドのスペースを空けるような相手に対してだったら、サイドから攻め上がって、もう一人ディフェンダーをかわして深くまで持っていくようなプレーを後半の数回だけでなく、前半からガンガン仕掛けて欲しかったとも思いますが、いや、このメンバーの中でこれまでほとんどプレーしていない中でできたプレーとしては、及第点かも。でも、あくまでU16リーグの西武台高校戦の時の水準を期待しているので、要求は高くさせてもらおうかな~と思っています。

左サイドバックに入った29番茂木力也に関しては、これまた、このポジションでやっているイメージがないので本人はどのような感覚でどこまで感触をつかんでいるのかは分かりませんが、こちらに関しても今日のようなタイプの相手であれば、受け渡しを上手くしながら、もっと仕掛けても良いかもとも思います。ただ、29番茂木力也に関しては、いわゆるクマガヤSC時代にやっていたというもう少し前目のポジションと言うのを、ユースに入ってからほとんど見ていないので、まだ特徴をつかみ切れていないので、保留。

また、前線でポストプレーをしながら、裏を狙ってタイミングで抜け出す動きが求められる21番進昂平ですが、今日はさすがにボールを受ける前線の真ん中に相手のディフェンダーが密集していることで、相当苦戦していたり、交代する少し前の決定的なチャンスにシュートを枠に飛ばせなかったことで、かなり不完全燃焼だとは思いますが、今日のような守備をしてくる相手に対して、どういう動きをすることでより自分が生きて自分のシュートチャンスも作れるかを考えて、今後同じような相手の時に、思うような活躍ができるようになってくれることを期待しています。

来週のザスパ草津ユースにも、しっかり勝ってまずは、突破を決めて、柏レイソルU18と思いっきり戦ってやりましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2012/04/28 第3節 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-3引き分け・・・確実な前進を見せてくれた

札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さあ、今年もやってきました札幌遠征。昨年アウェイでの戦いの厳しさを強く刻み込まれたのが、同一カードの同一の開催地での試合でしたね。

先週の青森山田高校との試合では、引き分けに持ち込んだものの、開幕戦に引き続き、終盤に相手が攻め込んできたとき(苦しい流れの時に引き込まれてしまう流れ)の対応に課題が残った中で迎えた第3節ということで、実際のところどうしても昨年からプレミアが開幕したことで昨年の流れと比較しながら書きたくなってしまうのですが、実際は新チームとして戦う2年目のプレミアリーグと考えると、最も注意深く見るべきは、苦しい時間でどう戦えるのか。

その点を含めて、更に今日の試合での驚きも含めて書いていければと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

体調不良の選手などもあったそうですが、結構メンバーを入れ替えてきた印象がありますね。

ちなみに、2番新井純平はこの試合までU18日本代表の遠征で不参加になります。

昨年は、強風に悩まされた試合でしたが今日は比較的その時に比べると風は強かったものの、そこまで大きく影響するものではなかったのですが、試合の中でも風向きが結構変わるのが見る側としては気になっていました。それ以上に、グラウンドコンディションで、天然芝のピッチではラインズマンの走る箇所は芝がなくなりやすいのはよく知られていることですが、なぜか、ラインを引き直したらしく、ちょうどサイドの選手が走るところが土のピッチのような状態になっていて、ちょうど前半に左前線でプレーしていた14番関根貴大が結構やりにくそうにしているように見えました。いわゆる、踏み込むとすべる滑るようなイメージです。

ただ、試合自体はピッチコンディションがどうということではなく、思った以上にハイレベルな戦いになりました。

試合の序盤は、相手に主導権を握られ、サイドから攻め込まれたり、ディフェンダーの裏にパスを通されるなど、浦和の対処が悪いというよりは、相手が思った以上にチームとしてレベルの高い動きをするために、ややそのテンポについていけないような印象。それでも、際のところで4番西澤秀平が落ち着いて対処する場面が目立ち、決定的な飛び出し方をされてキーパーと1対1の場面を作られたものの、18番関口亮助がタイミングよく飛び出すなどで得点は許さず。

札幌は守備に関しても、パスを受けてからの寄せがかなり早かったため、浦和が攻撃を仕掛けた時に、早いプレスで奪われたり、パスの精度がずれたりでカウンターを受けてのピンチも多くなっていました。

やや浦和が攻撃のリズムを作る前に相手の攻撃がガンガンくるという中で、9番カドコダイ・アシカンが非常に運動量豊富に前線でポストになる動きを見せ、これまででは、相手に速く寄せられると、ボールロストしてしまうことも多い印象もあったのですが、この試合では、先週のリザーブリーグで見せたプレー以上に競りに行くプレー、足元でキープするプレーなど際立っていました。

多くは反撃できない中で、14番関根貴大が序盤は、やや動きに困りながらも点を取りたい気持ちが先行してしまっているようにも見られたものの、9番カドコダイ・アシカンのところにボールが入った時には、チャンスが来るということを察知して、そこに入った時のこぼれ球を絶対にとって攻めてやるというプレーが多くなり、実際にそこからの攻撃の形で何度か大きなチャンスを作っていました。

ただ、やはり序盤は札幌の方がプレーの質は上で、コーナーキックや、ゴールに近い位置でフリーキックを与える回数が多い中で、23分にコーナーキックから決められてしまい0-1となります。

この失点によって、更に苦しくなると思われたものの、今日の浦和は、失点した後の前半の残り20分ほどで攻撃のスイッチを入れることができ、相手の速いプレスの中でも惜しいチャンスまで持っていける回数が増えていきます。

例えば、16番岸伯富実から早いパスで14番関根貴大へパスを通して攻める場面、8番繁田秀斗から23番條洋介へつないで右サイドから仕掛ける場面(同じようなチャンスが2度ほどあったもののここはちょっとクロスの精度を欠いてしまっていましたね。)

9番カドコダイ・アシカンの惜しいシュートもあったり40分には10番中村駿介からのパスに抜け出した14番関根貴大がペナルティエリアで倒されたようにも見えたのですが、これは取ってもらえず。

14番関根貴大から10番中村駿介と言う流れでシュートまで行く場面もありつつ、前半は0-1のまま終了します。

浦和の攻撃の精度が上がったものの、やはり奪われたときの相手の反撃が鋭く、そうとうディフェンス陣は苦しかったと思いますが、よく踏ん張ったと思います。

後半に入り、スタートから23番條洋介に代わり、7番長谷優が入ります。

後半に入ると一転して浦和ペースになります。

前半同様、9番カドコダイ・アシカンがしっかりポストプレーをこなし、7分に9番カドコダイ・アシカンのポストから10番中村駿介がドリブルで仕掛ける形を作り、続いて7番長谷優がかなり難しいコースだったと思いますが、相手ディフェンダーの隙間にグラウンダーのパスを通して9番カドコダイ・アシカンが抜け出してトラップが少し大きくなってしまったものの、抜ければ決定的と言う形も作ります。

攻勢の中で得たコーナーキックのチャンス。

ここで、10番中村駿介が蹴ったボールに誰だか確認できなかったのですがヘッドですらし、こぼれたところに3番寄特直人が反応し、落ち着いて流し込んで1-1の同点とします。

後半に入った7番長谷優がこの試合でかなり大きなポイントになっていたと思います。まず、前の試合ではどのポジションでも同じように強引に仕掛けようとする姿勢が多くなっている部分もあり、得意のゾーンで仕掛けて後は浦和カップで中盤として出場した時にやっていたようなプレーを混ぜてやれれば良いのにな~と思っていたら、今日は見事にそういうプレーをしてくれました。

サイドで仕掛けるべきところではドリブルで深くまで切り込み、大きなチャンスを作り、無理な場所では味方とのパス回しを選択する。これが相当相手の守備を混乱させていました。

そして、その7番長谷優の凄いゴールが決まります。


ナルティエリアの外くらいでパスを受けた時にドリブルを警戒してだと思うのですが、ディフェンスの寄せがあまり来ないところで、そこまで相手キーパーが出ていたわけでもないとは思うのですが、ループシュートで決めてしまったんですね。ビックリしました。

これで、2-1と逆転に成功します。

で、ここからがまだ課題は克服できていないのかな~と思う部分で、この得点の後に相手の反撃で一つはサイドからのクロスにニアで合わされて、もう一つは、裏へパスを出されてキーパーも交わされてという形であっという間にまた2-3と逆転されてしまいました。

ちょっと、見ていた場所から後半の守備のところが遠かったので細かくどこが悪くてやられたのかは分かりませんが、ここはなんとか修正しないといけないですね。

こういう流れになると、飲まれて追加点を奪われてということが続いていたのですが、この試合は、ここから完全に浦和にスイッチが入りましたね。

特に10番中村駿介が、前半は相手の守備に苦戦していたものの、後半は慣れたというか、嘘のように後半はボールを受けてから奪われることなく何度もチャンスを作るプレーになり、14番関根貴大のプレーも疲れてくる時間帯とは思えないくらい更に迫力を増し、16番岸伯富実や8番繁田秀斗も強弱をつけた鋭いスルーパスを送る回数が増え、そこに抜け出す9番カドコダイ・アシカンの動きも変わらず良い。

そんな感じで、14番関根貴大がドリブルで抜き去りシュートは決まらずともコーナーキックを奪い、そのコーナーキックのチャンスで10番中村駿介の蹴ったボールに20番広瀬陸斗がタイミングよくヘッドで合わせるも相手キーパーの攻守で得点ならず。

12番小坂慎太朗が攻撃参加から鋭く裏へ抜けてそこにパスが通るもトラップが長くなり生かせずも、なんというか全体的に一段階反応もスピードも増したような印象なんですね。ちょっと伝えにくいですが。

その後も10番中村駿介が完全に抜ききって7番長谷優へパス、シュートは浮いてしまいます。

9番カドコダイ・アシカンがトラップで抜き去ってキーパーと1対1という場面もあり(キーパーに弾かれる)

そんなチャンスが続く中で、14番関根貴大がついに決めてくれました。

決められないプレッシャーが相当あったと思います。

7番長谷優がドリブルでペナルティエリアまで深く侵入してファーに走った14番関根貴大に合わせたクロスに対するヘッドを決められず、続いてのシュートもバーに当てと来たのですが、腐らずにその次のプレーで裏に抜けてキーパーと1対1の場面を落ち着いて流し込んでのゴール。

ついに3-3の同点とします。

このゴールで、決められなかったプレッシャーから解放されて今後は得点を量産してくれるとは思うのですが、ちょっと心配なのは、その後のプレーでディフェンダー2人の隙間から強引にシュートを撃って狙ったところでおそらく、振り切った足に相手のディフェンダーの足が当たった形だったともいますが、足を痛めて負傷交代となりました。怪我が軽いことを願います。

14番関根貴大に代わり21番進昂平が入りましたが、残り時間はロスタイムくらいしかなかったため、21番進昂平のゴールはお預け。仕方ないです。

ただ、この終盤の浦和の勢いを考えるとあと5分あればもしかしたら逆転できていたかもしれません。そのくらい凄かったです。

また、今日はベンチに5番佐藤大介が入っていたのですが、試合の終盤でものすごくチームを鼓舞していて、実際にその声を受けて9番カドコダイ・アシカンが、疲労のピークの中であきらめずにチェイスして実際にインターセプトして攻撃のチャンスを作る場面もあったりしました。

当然、逆転できるチャンスも十分あったのに決めきれなかったことは、反省する要素にはなりますが、今日の試合での引き分けは、前節とは全く別の意味合いを持ち、またこれまで全国の舞台で思うようにプレーできなかった選手が本来やれるプレーを見せてくれたり、確実な前進を見せてくれた試合でした。

今日は、交代枠はほとんど使われませんでしたが、実際後半の反撃のところからは、すべての選手が良いプレーをしていたので、交代するにもできなかったと思いますし、納得です。

実際プレーしている選手自身がどう感じているのかは分かりませんが、相手のレベルの高さに相まって、かなりの成長が見られた試合だったと思います。

この流れをしっかり保ち、次のホームの戦いで初勝利と行きましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。 

 

札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

 

 

 

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おまけの写真。 

2012/02/15 – 浦和の鹿児島指宿合宿に参加している4人のユースやユースから昇格した選手を見てきたpart2

指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月15日vs愛媛FC指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月15日vsカターレ富山

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

バタバタと3日間浦和レッズの指宿合宿を見に行ってきました。前回part1ということで、全南ドラゴンズとの練習試合に関して書きましたが、その後、翌日の午前の練習と15日の愛媛FC/カターレ富山戦を見て、そのまま空港へ直行し、浦和へと帰ってきました。

今期のトップチームが目指しているサッカーや、現時点での状況などは、正直、浦研+などを見ていただいた方が良いです。参考になりますし、およそ今のブクメがどのような立ち位置で浦和を見ているのかも実感できたりします。

15日の練習試合の中では、愛媛FC戦のスタメンで矢島慎也が出場し、後半途中に野崎雅也も登場。ユースの選手では、後半途中から新井純平、中村駿介、寄特直人の3人が出場しました。

前半から登場した矢島慎也のプレーの中で、前線でボールを受けて反転してディフェンダーをかわし、ポポに預けてペナルティエリアに侵入し、サイドパスを受けてシュートという場面や、決定的なパスを出す場面など見せ場を作っていました。午後のカターレ富山戦でも終盤にトップの位置で出場していたこともあり、現時点ではカターレ富山戦のスタメンとそれ以外の選手たちには差がありますが、そこに絡むために近い選手として考えられていると思われます。

で、ここからの視点は完全に、ブクメぽい目線になってしまうのですが、愛媛FC戦で疲労の多い選手が良いパフォーマンスをできず、前半2失点、後半5分ほどで3失点目を喫する悪い流れの中、3失点後から入った野崎雅也やユースの選手たちが加わった結構全体的にユース色が強いメンバーになった後に2点返したことをもっと評価してほしいわけです。

1点目は、31番新井純平が右サイドを駆け上がりクロス、これを受けた23番野崎雅也がキープしてラストパス。これを、一人目はちょっと確認できませんでしたがシュートし、キーパーに弾かれ、そのこぼれ球を30番中村駿介が押し込もうとするもこれもキーパーにかかり、そのこぼれ球をポポが決めました。

2点目のフィニッシュは30番中村駿介でした。

この時に真っ先に思ったのは、ユースのメンバーにはJ2のチームを崩せる力があるということ。それは更に、浦和レッズユースは彩の国カップ出場で終わるべきチームじゃないなということに繋がり、今年こそは、彩の国カップを制して天皇杯に出場してほしいということだったりします。

今回の合宿に選ばれた4選手は、当初は試合にまったく出場させてもらえる気配もなく、意味がないと思った選手もいたかもしれませんが、トップチームの合宿に呼ばれた時点でトップチーム昇格へ向けては一歩前進しているわけですから、疑うよりも、吸収できるものを吸収して、アピールできるチャンスが1秒でもあれば持ち味を見せるくらいの意気込みで常にいてほしいです。

そういう意味では、結果的にブクメが見た3日間の中で全ての選手が出場機会を得たわけで、主観的にというだけでなく、客観的に普段ユースを見ない方に聞いてみたところ、思った以上に溶け込めているという話を聞いたり、中村駿介のことを山田直輝と思ってみていたと言っている人もいたくらいです。

だから、すぐ通用するかと言ったら、トップチームの中でも新しい監督と新しい戦術の中で、思った以上に理解度と実践できるできないに差が出ている印象があります。これが、プロであり、プロの中でも力を示せるかどうかの差になるのだと思います。

そういう戦いの場に呼ばれた4人の選手が意識次第で格別の経験を得ているのと同時に、ユースの新チームの練習や練習試合も並行して進んでいる。場は違えど、意識の仕方次第で呼ばれた方の選手がより大きい経験を積んで活かせる可能性もあれば、残って練習試合を積んで新しいチームの中に溶け込むことで結果的に、更に大きい経験を積んで成長する選手もいると思います。

何が言いたいかと言えば、同じ浦和レッズユースというチームに身を置く中で、別の環境という時期をどれだけ有効に前向きに使えるかで大きく違ってきますよということなんですね。

・・・あれ、だいぶ指宿合宿に関係ない話にそれてしまいました。

そういえば、愛媛FCには大山俊輔がいるんですよね。相変わらず、見事なクロスを入れていました。そして、カターレ富山には黒部光昭がいるんですね。

どちらのオフィシャルにも練習試合の出場選手の情報は控えると書いてあったので、これ以上は相手のチームについては書きません。

カターレ富山戦に出場していたメンバーのプレーは確かに良かったと思います。正直見ていて面白いと思う場面が多かったですし、阿部勇樹と槙野 智章の補強はやはり正解なんだろうなと。ただ、言い方は悪いですが、J2のチーム相手なので何とも言えず、土曜日の蔚山戦でも同じような戦いができて勝利できて、良い感じと言えるのかもしれません。

ただ、浦和のトップチームが目指す形はこうなんだろうなというのは、素人目にも分かりやすいです。分かりやすいけど、やる方は簡単ではないし、相当体力が必要だろうし、後ろでのボール回しからの失点はある程度公式戦をこなして行くまでは多くなる危険性も多いなと言う気はします。

こんな感じで良いでしょうか?

正直、このキャンプの残り2試合(特に蔚山現代ホランイ戦)も今日の試合を見たことで余計に見たくなったのは事実です。

 

あと、自分をフォローするわけではないのですが、ユースから、プロになった選手たちはあまりブログで触れないようにしています。それは、浦和レッズのトップチームの一員になったということで、あとは浦和サポの皆様にお任せしますというイメージです。実際、かなり見ていますし、成長したな~とか、また怪我しちゃったのか~とか、色々ユースの頃と照らし合わせながら、見ています。ちょっとずれていると言われればそれまでなのですが、なんとなくそうするべきなのかな~と思っているのでそうしてます。

意外と色々考えているものなんですよ。

 

ではでは~!

指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月15日指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月15日 

2012/02/13 – 浦和の鹿児島指宿合宿に参加している4人のユースやユースから昇格した選手を見てきたpart1

鹿児島・指宿駅2012年02月13日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズの指宿合宿で多くの練習試合が組まれるということで、では、13日のvs全南ドラゴンズと15日のカターレ富山、愛媛FC戦を見て来ようということで指宿にやってきました。

最初は月曜日の朝一の便で行けば11時からの練習試合に間に合うと思っていたのですが、調べてみたらバスの時間やらバスで近くの駅まで行ってから電車という方法などどう計算しても当日では間に合わないということで、結局日曜日の夕方の便で鹿児島まで入り、鹿児島中央駅周辺で一泊、そして指宿へ移動という、ちょっとだけタイトなスケジュールで移動しました。

浦和レッズジュニアユースU14の試合を熊谷で観戦してから、いったん車で浦和に戻ってから電車で空港へということで、前の試合が延長戦まで行って開始が遅れたりして実は結構冷や冷やしていたような気もします。でも、今指宿にいて試合を見たというブログを書いたということは、間に合ったということなのです。

さて、既にトップチームとしてのスタートを切っている、矢島慎也と野崎雅也に加えて今年3年生になる浦和レッズユースから新井純平、寄特直人、西袋裕太、中村駿介。更には、U17日本代表で見る機会のあった植田直通も練習に参加していましたね。

鹿児島・指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月13日鹿児島・指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月13日鹿児島・指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月13日

 

 

 

 

 

写真は左から、午前の試合のスタメン組が練習する奥でユースの選手たちがアップしている写真。真ん中は、矢島慎也と野崎雅也のアップ風景。右がハーフタイム中のユースの4人の風景。こういう状況から、出るかでないかを予想しているブクメの姿をご想像ください。

さてさて、来ては見たものの、何やらユースの選手たちは、前の練習試合の時は別メニュー練習で試合に全く絡む気配すらなかったようだという話も聞こえてきていたので、もしかすると出ないのかもと思っていたのですが、今日は全ての選手のプレーを見ることができました。

試合自体、11時から(Bチームと言う扱いぽい)と13時から(トップチームという扱いぽい)の2試合という形式になり、その内の午前の試合で29番矢島慎也と23番野崎雅也が先発出場していました。29番矢島慎也は中盤の真ん中、23番野崎雅也はダブルボランチの1枚として岡本拓也と組んでの出場となりました。

なんだか、ここ数試合同じようなことを書いているのでしつこい感じになりますが、どんな縁なのか、今日の練習試合のコンディションも最悪。強風+雨。更に、ピッチがやや緩いような印象もありつつ。

近くにいた人の傘が強風で粉砕されたり、ブクメの折り畳み傘も何度か、ひっくり返ったり、なかなかの酷さでした。

まず、スタメンで登場した矢島慎也と野崎雅也ですが、最低限チームの中でのプレーで気後れしたりすることなく、しっかり考えながらプレーはできていたと思います。ただ、では良いプレーを連発で来ていたかというと、全体的に言えることなのですが、全南の守備の堅さ(切り替えの速さ)に苦しんで、おそらく宮崎での練習試合で出来ていたといわれていた攻撃が、あまりうまく行かなかったと思います。

これは、午後のメンバーでの試合でも同様の印象でした。

ユースの選手たちの前に、まず33番をつけて植田直通がセンターバックで出場。ミスなく力強く行くところは行く、セットプレーでの競り合いでも惜しいところを見せるなど、なかなか良かったです。 

 ユースの選手で最初に登場したのは30番中村駿介。トップ下の位置でプレーし、彼もまた堅さもなくユースで見ているようなプレーを普通にやれていました。続いて、今年のトップのフォーメーションでいると中盤の6枚の一番右と言えば良いのでしょうか。いわゆる守備の時には右サイドバックに入る中盤に31番新井純平が入りました。サイドからの攻撃参加など見どころも作れていました。今日は、クロスの精度がやや悪かったようにも思いますが、右サイドバックよりももしかすると、こういうフォーメーションで攻撃にも多く参加することが望まれるポジションとして出場するほうがやりやすいのかもしれませんね。

そして、32番寄特直人、最後に19番西袋裕太が入りました。ちなみに、二人ともボランチとしてのプレーとなりました。 

ユースの選手も絡んだ午前の試合は結局スコアレスドローで終わりました。

午後の試合は、GK加藤順大が、やや前に出ていたところをループ気味のロングシュートで狙われ、きれいに頭を越えて決められて失点を喫するも、デスポトビッチのヘッドでのゴールで1-1とし、結果引き分けとなりました。

試合を作るところでのキーパーも含めたディフェンスラインのパス回し。これは、確かに現時点では相手のプレスが激しく来る中で危ないと思うような状況になることも多く、怖いですが、縦への展開は素早さを要求され、特に中盤から前線へ供給されるパスに関しては、どの選手もかなり前線の選手が予測してトップスピードで抜け出していないと間に合わないくらいのパスを出していました。最初は、先ほど書いたような悪コンディションのためかと思っていましたが、あまりにもそういう場面が多いので、そういうことをしようとしているのかと気付いたわけですが、できれば凄そうです。でも、これをやるのは結構大変です。

この時期特有の期待と不安が見え隠れする練習試合でした。韓国のチームとの試合は例外なく激しい試合になるのですが、この試合も同様に荒れそうな場面がたくさんありました。ただ、厳しいプレーと同時に、やはり守備力の高い相手とやって、最初の練習試合で通用したものが、そんなに簡単に通用するものではないことが見えたことなどは、今後にプラスになりそうですね。

ということで、写真をざっと並べます。

鹿児島・指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月13日鹿児島・指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月13日鹿児島・指宿いわさきホテル内サッカー場2012年02月13日

 

 

 

 

 

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なんとか、15日の練習試合の時は、見ることに集中できるようにコンディションが良くなりますようにと願いつつ・・・。

ではでは。