クラブユース選手権2019/07/22 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 2-1勝利・・・見事な逆転で難敵を制す!

どうも、ブクメです☆

ね、ベタなタイトルでしょ?そういう試合でしたw

ということで、昨日開幕したクラブユース選手権で初戦はスコアレスドローに終わった浦和は、有利に進めるためにも、しっかり勝利しておきたい第2戦。対戦相手は、モンテディオ山形ユースと言うことで、昨年の決勝トーナメントの初戦で対戦した相手ですね。その時の対戦では、守備の硬い相手という印象が強かったのですが、今大会でいくつか入ってくる情報を見ると、普通に強いし初戦も清水エスパルスユース相手にかなり攻め込んでいたという話もありつつ、実際見てみたら、確かに強かったです。

ただ、相手どうこうよりも、浦和がここしばらく、ずっと内容が悪くないのに結果が結びつかないという、もどかしい試合が続いていたことから、とにかく一つの勝利で一気に道が開けそうという予感はずっとあったので、そのきっかけにするには十分すぎるくらいの一戦になりました。

まあ、あれです。私も今日は、普通のサポーターに戻っていた時間帯が多くて、割と詰まった内容だったのに、あとで見たらメモが少なかったですし、今日の2つのゴールで、あれだけ、はしゃいでしまったのも、だいぶ久しぶりだなと冷静になった今思っていますw

では、試合の話に移りますね(既に試合のまとめっぽいものから入っている気もしますがw)

vsモンテディオ山形ユース戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半6分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半25分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒9番波田祥太)、右に13番堀井真海(後半35分⇒37番高橋悠)

となります。

そういえば、過去ピッチコンディションが、グラウンダーでのパスをあまり使うなと指示が出るくらいひどいコンディションのこともあった今回のNTT図南グラウンドだったので、過剰に心配していましたが、先月末に社会人関東リーグで一度、NTT図南グラウンドに足を運んで、割と問題ないコンディションになっていることは確認していたのですが、大会開幕2日前に社会人リーグで使用され、更に、大会1日目で2試合、そして、今日も浦和の試合の前に既に1試合が開催されたという状況で写真のような状態だったので、芝の管理もかなりしっかりされるようになったようです(過剰に言ってすみません。)

芝の状態というよりも、雨が多すぎることや、そもそも今日は試合中も小雨がぱらつくような天気でしたし、その辺でスリッピーな状態でドリブルが得意な選手にとっては、やややりにくいコンディションになっていたかもしれませんね。

さてさて、そういえば、ここしばらくを考えたときに、浦和が早めに先制をするという試合は多かったものの、今回のように出鼻でいきなり失点という流れ自体久しぶりだったように感じます。

とにかく、試合開始前の印象では、「また大きい選手が結構多いな」くらいだったのですが、試合開始からの印象としては、相手の中盤から前線にかけての選手が足元の技術がある選手ばかりで、浦和がバックラインや中盤のところで組み立てようとする形に対して、相手が高い位置で奪いに来て人数をかけて一気に仕掛けてくるため、一見して、やりにくい相手だなとすぐに感じたのですが、相手のやり方に慣れる前に、前半5分に近い距離でのワンタッチパスで抜け出されて失点。

今大会のグループステージは、35分ハーフ(ちなみに、決勝トーナメントも40分ハーフで、なおかつ準々決勝までは、延長戦なしの即PK戦)ということで、得点が入らない状態が続いたり、今回のように早めの失点でも、時間と余裕というところで勝手が違ってくるわけですよね。

その中で早めに同点に追いつけるかがカギになるわけで、まずそれができたことが大きかったです。

やや相手の対応に苦慮する時間が失点後も続いている中で、前半10分にゴールに近い位置でのフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのボールを10番山中惇希がしっかり押さえたシュートで決めて1-1の同点とします。

相手に対応する中で、中盤の4番玉城大志が下りて、3バックのような形を流れによって形成しながら、左サイドバックの6番清水楽人や右サイドバックの8番冨田蓮が高めの位置を取りながら、仕掛ける形で、相手の危険な仕掛けや、高めの位置からの守備で奪われるリスクを背負いながらも、受けすぎずに攻撃で打開する姿勢が良く見られました。

同点ゴールの前の前半8分に高めに位置取った6番清水楽人が左前線に抜ける10番山中惇希にパスを通したり(ここは、僅かにオフサイドでしたが)、前半16分には、右から8番冨田蓮が味方とのワンタッチパスで抜け出して、スペースに抜ける22番奥山圭介には、一歩合わなかったものの、サイドからの攻撃の狙いが鋭さを見せていました。

今回も前線での高さ勝負のところでは、分が悪いところもありましたが、それでも入り方や体の向き、タイミングで13番堀井真海が上手く受けて仕掛けるという形も多く見られました。

また、相手の形もあり、17番盛嘉伊人としては、攻撃の組み立て以上に相手の攻撃のスタートを摘むための作業にも追われつつでしたが、その中でも前半18分の22番奥山圭介から8番冨田蓮が受けてサイドから仕掛け、7番與那覇航和を経由して17番盛嘉伊人が受けてからシュートを放つ場面など、数は多くないものの、攻撃面でも惜しい形を作っていました。

前半20分には、7番與那覇航和からのパスを受けた10番山中惇希がややディフェンダーが多く密集した状態でしたが、突破を仕掛けて惜しい形を作ります。

前半23分には、7番與那覇航和から右の8番冨田蓮に繋げそのままサイドを突破して、クロスに10番山中惇希と13番堀井真海が飛び込み、相手キーパーより先に触れればという惜しい形を作ります。

サイド攻撃で多くのチャンスを作りながら、また、相手の攻撃もなんとか集中して跳ね返しながら前半を1-1で折り返します。

後半に入ると、第1戦でも途中出場して存在感を見せていた9番波田祥太が10分から投入されると前線でしっかりボールが収まるようになり、これまでの攻撃の形に一つオプションが加わったことや、相手の戦い方に対して、狙いどころを上手くつけるようになり、流れが大きく浦和に傾きます。

特に、22番奥山圭介を活かした右サイドでの攻撃がかなり効果的に機能していて、気が付けば22番奥山圭介が良い位置でパスをもらっていて、自らも仕掛け、スペースに出して9番波田祥太が受けて突破するという形など出てきます。

とにかく迫力面でも9番波田祥太の強さで相手を圧倒する場面が何度もあり、身長で優る相手ディフェンダーでも、9番波田祥太が体を入れてキープすると何もできないくらいの強さと言えば伝わりますかね。

これらがかみ合う中で、右からの攻撃で相手を苦しめる中で、後半15分に、左サイドで6番清水楽人がインターセプトに成功すると、そのまま力強くドリブルを開始し、13番堀井真海からのワンツーで抜け出して深くまで仕掛けてクロスに22番奥山圭介が走りこみ、あと一歩でゴールと言う形を作ると、直後の後半16分に、再び6番清水楽人が左サイドからドリブルで仕掛け、グラウンダーの鋭いクロスをペナルティエリア内のディフェンダーの間に通し、このタイミングで走りこんでいないと、防がれるというタイミングで13番堀井真海もその軌道に走りこみ、合わせてのスーパーゴールが決まります!

ここからの残りの20分ほどは、もうなんだか普通に楽しんでしまっていて、メモも、後半27分の高い位置で奪われての大ピンチで相手の強烈なシュートがゴール左にそれていったくらいしか書いてませんでしたw

ここまでリードして追いつかれる展開が続いていた中で、ヒヤリとする場面も何度かあったものの、時間を使いながら、狙える時にはゴールを狙い、35分ハーフの割には思った以上にアディショナルタイムが長く感じつつ、セットプレーを複数跳ね返し、試合終了の笛がなり、2-1の勝利となりました!

申し分ない強さの相手に、長かった公式戦未勝利というトンネルを抜け出すには十分すぎる戦いぶりでの勝利でした!

そして、ここからの快進撃を予感させるには十分な手ごたえも与えてもらっての勝利です。

この流れで、プレミアでの直前の対決で引き分けに終わった相手であり、昨年の決勝トーナメントでPK戦で敗れた清水エスパルスユースとの再戦が待っているわけです。

楽しすぎじゃないですか、このシチュエーション。

私は素直に喜びまくっていましたが、試合後の選手の表情を見ていても、この試合だけの勝利で浮かれた表情をしている選手はおらず、2日後のまず一つ目の山場に向けての切り替えも既にできている様子が見られました。頼もしいですし、かなり次の試合が楽しみになりました。

比較的気候に恵まれてはいますが、連戦になるので、しっかり休息して次戦に備えてください。

楽しみです!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2019/06/29 – 社会人関東2部 tonan前橋 vs Criacao Shinjukuを観戦してきました。

↑クリアソンの8番は、浦和レッズユース出身の須藤岳晟

どうも、ブクメです☆

先週に引き続き、今週も関東社会人リーグの試合を観戦してきました。タイミングが良かったというか、浦和レッズユース出身の須藤岳晟(大学は、中央大学出身)が所属するCriacao Shinjuku(クリアソン新宿)が浦和レッズユースの夏の全国大会の会場の一つとなるNTT図南スーパーグラウンドでtonan前橋と対戦するということで、「須藤岳晟のプレーも見られて、グラウンドが悪くなりやすいNTT図南グランドの様子も見られる!」となったわけですね。

このグランドは、デフォルトで、虫よけスプレー必須という会場として知られていると思いますが、蚊はやはり多かったですね。そして、ピッチコンディションですが、以下のような感じでした。

パッと見は、良い状態に見えますが、やはり実際の試合を見る限りは、グラウンダーのボールが少し違和感のある跳ね方をするような状態は見られました。ただ、明らかに試合に影響するような状況ではなく、現時点では、問題なく試合ができると言えるのかなという感想です。

数年前に浦和レッズユースも夏の大会でこの会場を利用したことがありましたが、その時は、特にピッチコンディションが悪い状況での試合になってしまい、できるだけ浮き球で行くように指示がでるくらいの状況でした。

今日くらいの状態で試合ができれば問題ないと思いますが、最近は、雨も多く、また暑い日が続いてくと、およそ1か月後の試合の時にはどうなっているのかなは、読めないと言えば読めないですよね。

さてさて、本題に移りまして、須藤岳晟が所属するクリアソンは、現在、社会人関東リーグ2部で1位という状況。そして、対戦相手は、2位のtonan前橋ということで、順位的には狙ったわけではなかったものの2週連続で1部の首位対決と2部の首位対決を観戦するという流れになりました。

先週のVONDS市原と同じく、1位2位対決にはなるものの、クリアソンとしては、2位と勝ち点5差つけての首位になるため、この試合で敗れても首位が入れ替わると言うことはない構図になっているものの、しっかり勝って、差を広げておきたいところ。

そして、その状況のチームに浦和レッズのアカデミー出身選手がいるという状況も同じで2週連続で首位が敗れる形になると、私が不運を持ち込んでいるとなってしまうのも若干気になりつつでしたが、結果から言えば、クリアソンが1-0で勝利してくれました。

このNTT図南スーパーグラウンドをホームグランドとして戦っているだけあってtonan前橋は、ピッチコンディションをものともしない戦いを見せており、実際のシュート本数などで言えば、公式記録はわかりませんが、かなりtonan前橋の方が圧倒していたと思いますが、クロスバーやポストに救われた場面や相手のシュートミスなどに助けられたところもありつつ、とにかくキーパーが好セーブを連発して結果的には、無失点で、チャンスのところでは少ない決定機で1点をもぎ取っての勝利という形になりました。

さて、須藤岳晟はというと、これまた先週の基本的にセンターバックのイメージしかない西袋裕太がボランチで、チャンスでサイドに開いて攻撃参加しまくっていたのと同様にユースの時には見たことがなかった、右サイドバックというポジションに驚きつつ、久しぶりの須藤岳晟のプレーを楽しませてもらいました。

試合後に、須藤岳晟と少し話すことができたのですが、社会人リーグらしく、チームによっては、サッカーに専念できるような環境のところもあれば、クリアソンのように、仕事との両立で前日の夜まで仕事して終電で移動してというかなりベストコンディションで戦うのが難しいような状況を聞きつつ、土曜日開催がそもそもクリアソンの選手にとっては厳しいようなのですが、まあ、その辺も含めてホームチームが有利になるように日程などが組まれるのも過酷な社会人リーグの勝負の世界なんだなと感じたわけです。

ただ、どうやらクリアソンではサイドバックが本職になったということではなく、そういったチーム事情によって、サイドバックをやることもあるということで、前節はボランチだったと言ってましたね。

過酷だなと感じながらも、その状況があっても首位を走っているクリアソンというチームは凄いなとも感じたわけです。

日程的に、7月中旬の試合で浦和のアカデミーの試合とかぶっていなくて足を運べそうな対戦カードを見つけたので、上手く調整できれば行ければと考えています。

その日であれば、3連休最後の祝日開催なので、万全な状態でのクリアソンも見られるかなと言う狙いもありつつです。

ということで、夏のクラセンのピッチコンディションチェックと、アカデミー卒業生関連の試合観戦のブログでした!

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会3回戦 2018/6/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 2-0勝利・・・電光石火の先制ゴール!難ピッチで苦しむも強さの見えた勝利。

どうも、ブクメです☆

NTT図南スーパーグラウンドと言えば・・・何年前だったから、ボールが転がらず所々で跳ねるくらい普通のパス回しができないくらいのイメージの会場という初観戦のイメージが未だにぬぐえず、ここでの試合が全国を決める一戦にならなくて良かったなと真剣に思っていました。

だって、もちろん、ピッチコンディションが悪い場合には、両チームともに悪条件は同じですが、あまりにもそこに左右されてしまい、そこから生まれた結果で全国行きが決まる決まらないとか酷ですから。

・・・で、そんなことを書きつつ、浦和レッズユースは、既に先週2回戦をしっかり勝ち切り、全国を決めた状態でのここからは、関東NO.1で全国に進むかどうかという戦いで、もちろん、勝ち進んで最大数レベルの高い相手と試合をして、関東1位という位置で全国に臨むという次に目標に移った状態での試合になるわけで、こうなると、ピッチコンディションが悪くても、そういうこともあるんだから、しっかりそういうピッチにも順応できるようにやろうとできるわけです。

・・・と、言うほどピッチコンディションが悪かったわけでもないのですが、やはり見た目にはそこまで影響しているようには見えなくても、ボールの転がり方や全体を通して、でこぼこしていて思った以上にストレスを感じてプレーしている選手も多かったのではないのかなとも思います。

・・・で、そういう難しいコンディションでの試合では、先制点を奪って有利に進められると良いなと思っていたら、開始50秒くらいであっという間のゴールを11番清宮昴大が決めてくれたわけで、あっという間のことで、見てる側は、喜びを爆発させるというよりは、「もう入った!?清宮が決めた!?早い!」という感じであったのも事実ですが。

で、割とゴール場面やゴールすぐの喜びの写真を撮れないブクメですが、今回は、試合開始でまずは全体的に写真を撮ろうというところでゴールが決まったので、ゴールが決まって喜んでいる姿も撮ることができたわけです、はい。

ということで、試合の話に既に移っていますが本格的に移ります。

vs横浜F・マリノスユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に2番北村龍馬(後半30分⇒15番石橋遼大)、右に14番柳田大輝、真ん中に4番大桃伶音と26番南濵優大、MFが左に24番山中惇希(後半44分⇒7番岡村勇輝)、右に20番冨田蓮、真ん中に16番玉城大志(後半45分⇒22番佐藤陸人)と5番大城螢、FWが左に11番清宮昴大(後半9分⇒13番與那覇航和)、右に17番波田祥太(後半20分⇒9番二見健太)

となります。

ちなみに、8番白土大貴と10番池髙暢希はトップチームのルヴァンカップに帯同ですね。あとは、また数名負傷者が出ているようですが、怪我で離脱していた21番縄田脩平がベンチ入りしていたり、負傷から戻る選手もうかがえました。

見る側も、蚊など小さな虫と戦いながらの観戦になりつつ(w)、ピッチ上の選手たちにとっては、暑さとの戦いにもなる試合になりました。

で、先ほども書いたように試合開始の入り方は、完全に浦和が上、勢いよく攻め込む流れで、抜け出した11番清宮昴大が落ち着いて決めて1-0とあっという間に先制する展開。

逆に先生が早すぎる試合は、その後難しくなるということも多いのですが、今日の試合は、ある意味難しい時間帯も作ってしまったのも事実でしたが、早めのリードから、ペースをつかみ、また、相手のミスも多い中で主導権はしばらく浦和が握って進むという形になりました。

チャンス自体は多かったので、いくつかのプレーをピックアップして書きますね。

7分に、GK1番石井僚からの狙いすましたロングフィードに抜け出した17番波田祥太が一気に持ち込んでシュートを放つ惜しい形を作ります。

序盤から印象的だったのは、この試合右の前線に入っていた20番冨田蓮。サイドバックでプレーすることは多い中でこの試合は1枚前でスタートし、そのポジションでの果敢に仕掛けとサイドからの攻撃や高い位置からの球際に激しく行く守備がかなり相手の守備陣を脅かしていたのですが、その中で、13分には、自ら持ち込んで思い切りよいシュートを放ちます。

14分には、14番柳田大輝からのパスを受けた17番波田祥太が相手のプレッシャーを受けながらもしっかりキープして右の20番冨田蓮に展開、更に、右サイドから一気に左サイドの24番山中惇希へとパスを通し、24番山中惇希の折り返しに誰かが合わせられればゴールという形を作ります。

22分には、5番大城螢の見事な枠を捉えたシュートが決めるかと思われたものの相手キーパーの好セーブでギリギリのところで弾かれます(コーナーキックになる。)

そのコーナーキックのチャンスで、14番柳田大輝からのクロスに4番大桃伶音が豪快にヘッドで狙うも、ここも相手キーパーの攻守に阻まれます。

この一連の攻撃は、詰めが甘いというよりは、相手のキーパーの攻守が凄かったという場面ではありました。

26分には、17番波田祥太が、強引なドリブル流れ相手ディフェンダーを交わしてシュートまで持ち込みます。

30分には、バックラインの26番南濵優大からの鋭い縦パスを20番冨田蓮につなげ、更に玉城大志へとつなげてゴールに迫る惜しい形を作ります。

結果的に前半1-0とリードして折り返す流れで、追加点が入ってもおかしくないプレーもありつつ、試合の流れとしては、前半序盤に相手を圧倒した攻撃の流れから、徐々に相手が慣れてきたところで、序盤に多かったミスも減ってきたところで、途中からは、前線の選手までボールは入るものの、そこから先の突破がなかなかうまく行かない時間帯も増えてきて、なおかつ、横浜F・マリノスらしいというか、素早いパス回しからのテクニックで突破してくるようなプレーで何度かヒヤッとする場面も作られたのも事実です。

後半もスタートは、前半の終盤と同じように相手の守備に阻まれたり、ピッチコンディションの関係もあると思いますが、前線でパスを受けてからのボールコントロールが伸びてしまったり、思ったようにコントロールできずに、攻撃回数は多いものの、より相手を脅かす形まで持って行けない状況にはなっていたものの、中盤の攻防で味方選手プレスをかけたところで、5番大城螢がインターセプトして素早い攻撃に転じる場面だったり、中盤やサイドの攻防のところで、優位な形を作れる回数は増えていたものの、相手の攻撃のリズムも時間を追うごとに良くなってきており、近い距離でのパス回しからの一気に長い展開に持っていくプレーなどでやや難しい守りを強いられるところもありました。

問題ないように見えつつも、相手が得点を奪う場面もありそうだなという時間があったもの事実ですが、この試合で一つ流れを変えたのは、スターティングメンバーとは違った特徴を持った13番與那覇航和(後半10分くらいに投入)や9番二見健太(後半20分くらいに投入)によって、前線にパスを当てた時の攻撃パターンに違いが加わり、中盤的なプレーを前線で13番與那覇航和がすることでリズムが生まれたり相手が対応しにくくなったり、やや、リードしながらも相手と同じペースでせわしない展開(攻撃を受けて、奪った後に、少し落ち着けていなしたりする時間を入れても良いところで、急いで攻めて引っかかり、また相手の攻撃を受けての連続になることが多いように感じたという意味です)になっていたところで、違った色が加わったように感じます。

そして、9番二見健太が投入され、そのファーストプレーではないかと言う場面で9番二見健太が相手ディフェンダーと入れ替わるような形での突破を見せたところで、たまらず相手が倒しPKを獲得します。

そして、このPKを16番玉城大志がしっかり決めて2-0とリードすることに成功します(なんだか、既に16番玉城大志はゴールを何点か決めているような印象があったのですが、この試合が公式戦初ゴールだったのですね。でも、なんか、決めているイメージがあるのは、なぜだろう。)

その後も、9番二見健太が比較的球離れよくプレーすることで、相手がプレッシャーをかけにくくなるという効果も出ていたように思います。

ちょうど、後半の途中から相手も前線に大きめの選手を投入して高さも武器にした攻撃(横浜F・マリノスユースだと珍しいような)もしてきたものの、高さ強さに対しての4番大桃伶音の守備の強さを改めて感じることになったというか、高さが加わって相手の攻撃が怖くなったという印象を全く作らせずにできていたのも凄かったと思います。それ以外のテクニックを活かした攻撃の方は、何度か怖さを見せられたのは事実ですが。

そして、後半30分には、今度はサイド攻撃でまた独特のリズムを持った15番石橋遼大を投入し、ポジショニングのところでは、かなり味方から指示が飛びまくっていましたが、攻撃の際には、サイドからの攻撃で短い時間でも何度か大きなチャンスを作っていました。

その中でも、一連の流れとして良かったのが、34分の、13番與那覇航和がボールを保持している相手中盤にプレスをかけて逃げるような形になった相手から5番大城螢がボールを奪い、すぐさま右サイド前線に走る15番石橋遼大へパス。パスを受けた15番石橋遼大は、そのままドリブルで仕掛けていき、枠を捉えることはできなかったものの思い切ったシュートでゴールを狙いました。

試合終盤で登場した7番岡村勇輝も残り時間も少ない中で、中盤でパスを受けて相手のプレスを受けてもキープして9番二見健太に通し、そこからワンタッチで抜け出す13番與那覇航和に通して、シュートまで持ち込む形の起点となりました。

この時間帯は、攻撃でも仕掛けられそうな時間になっていたので、先ほど、相手に合わせすぎるとか書いておきながら、この時間帯は、 「もっと行け」みたいに見ている側としてはなってしまっていたのですが、味方同士でそこは行き過ぎなくて良いとか声掛けあえていたり、ベンチからも試合の終わらせ方を考えるようにという声も飛んでいたり、2-0リードと言う中で、しっかり無失点で試合を終わらせる、こちらが前がかりになりすぎて相手の反撃での得点の確率を上げてやる必要もないというプレーで、見事に反撃を許さずに2-0で勝利となりました。

若干のピッチコンディション不良が生んだやりにくさの中で、キープ力と力強さと突破力、フォワードらしいプレーでの裏への抜け出しと言う特徴で得点を奪ってリードし、相手が対応するようになったところで、また違った特徴を組み合わせることで、流れを変えていき、更に違った特徴の選手を入れることで、追加点を作り出す。

見事でしたし、今後は、相手の特徴などによっては、今日の前線の選手の組み合わせを変えることでまた違ったバリュエーションが生まれるだろうなと、感じることもできました。

・・・とうことで、本当は、明日の朝試合と言うことなので、私も若干バタバタしていて文章短めにまとめてしまおうとか思っていたりもしたのですが、書き始めたらまたダラダラ長くなってしまいましたw

ということで、明日は準決勝ですね。キックオフの時間を考えると、プレーしていた選手は疲労を回復する時間があるのかという酷な設定だなと思いつつ、対戦相手に決まった三菱養和は、さらに遅いキックオフで大変ではないかと考えつつ、でも、移動はないし、会場も2日連続同じところだし有利な条件もあるよねとか、色々考えつつです。

明日の試合も楽しみに足を運ばせてもらいます。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/28 – 浦和レッズユースvsアルビレックス新潟 U-18 1-0勝利・・・対戦相手と凸凹ピッチの両方に打ち勝ち突破!

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どうも、ブクメです☆

予選とかであれば、まあ、ピッチコンディションが悪い場所で戦うとかも、試練だとか、ここを乗り越えて全国へ、みたいなことを言えますが、本番の全国大会でこれだけピッチコンディションが悪い場所でグループステージ突破をかけた、ギリギリの試合をしなければならないという状況は、これまでユースの試合を見てきても、ないような気がします。NTT図南サッカーグラウンドは、想像以上に手ごわいグラウンドでした。

ただ、難しい状況下だったからこそ、勝ったチームは、2倍勝負に打ち勝った感じが強くなり、敗れたチームには、どうしても、もどかしさとかモヤモヤ感が残ってしまうのかなと思います。

ということで、ユースの夏の全国大会もグループステージ最終戦を迎えました。

今年の大会で、初戦は、同チームとの連続対戦が多い難しさ。第2戦は、試合内容では大雨、そして、この第3戦は、凸凹のピッチコンディションとの戦い。

今日は、正直細かいところは、書かなくても良いかなと思う部分もあります。

シンプルに、イレギュラーするボールの動きに神経を使い、浮き球勝負にせざるを得ない状況に、踏み込んだらピッチに足を取られる状況、ギリギリの勝負の中で、よく1点もぎ取って勝ってくれましたでまとめてしまっても良いかなとも思います。でも、ある程度の流れは書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半21分⇒7番伊藤敦樹)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFが左に10番渡辺陽(後半40分⇒5番遠藤凌)、右に11番時里元樹(後半10分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に16番大西翔也と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹(後半40分⇒23番シマブク・カズヨシ)と14番井澤春輝(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

試合開始から、両チームとも、本来の形を捨てて戦わざるを得ない状況の中で、チャンスもピンチも、例えばシュートを打ったという場面で、決まらなかった場合には、ミスキックというよりは、軸足が滑ってとか、ボールがイレギュラーに跳ねて、枠に飛ばなかったりしたというフィルターをかけてお読みいただければと思います。

こういう状況下では、これまでやってきたことを踏まえて戦えとか言うよりは、試合の中で何をするのがベストなプレーでゴールに結びつくのか、それぞれの選手が臨機応変に判断できるかどうかにかかってくるかと思いますが、その点では、一つの鍵はセットプレーが握るかと思っていたところでは、序盤から、浦和は、2分に獲得したフリーキックのチャンスで6番鈴木海都から14番井澤春輝につなげて、仕掛けて、再びフリーキックを獲得したり、3分にもフリーキックで11番時里元樹が直接狙うなど、前半10分くらいまででも、コーナーキックを含めてセットプレーのチャンスは、多く獲得することができていたのですが、なかなかフリーキックで直接決められる選手がいる浦和でも、やや直接狙うには距離があるというところでのフリーキックが多かったり、コーナーキックも、相手の集中した守備で跳ね返される場面が多く、セットプレーが多い割には、決定的なチャンスが作れない印象がありました。

そういった中で、相手の反撃では、9分に相手の反撃を受けて、危ないと思った場面もありましたが、軸足がピッチに取られて精度を欠いたシュートになり助かりました。

11分に、16番大西翔也が中盤で奪い、14番井澤春輝につなげての攻撃や、12分には、26番池髙暢希が力強く持ち上がり、20番長倉幹樹に通そうとするも、わずかにキーパーが先に反応し防がれます。やりにくい環境下での26番池髙暢希のそれでもやってやろうという表情とプレーは良かったと思います。何かしてくれそうな雰囲気が出ていました。

17分には、3番関慎之介からのロングフィードを、ちょうど前のプレーの流れで高めのポジションを取っていた40番橋岡大樹が受けて20番長倉幹樹がシュートまで持っていきます。

その流れで奪ったコーナーキックからの流れでも、40番橋岡大樹と20番長倉幹樹のパス交換で惜しい形を作ります。

28分には、パスを受けた14番井澤春輝が反転してそのまま抜け出し、シュートまで持っていくも、やはり軸足がピッチに取られて、思うようなシュートが打てずにキーパー正面。

前半終了間際に8番松高遼からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせる惜しい形があったものの、枠をとらえきれず。

前半は、両チーム決め切れずに0-0で折り返します。セットプレーでのチャンスは、浦和が多かったものの、前半のシュートの数では、同数くらいだったと思います。ただ、少ないチャンスで、より危険なプレーをしていたのは、もしかすると相手だったようにも感じられました。

後半も同様の流れが続き、時折反撃を受けた時は、危険な場面を作られる流れの中で、後半の10分前後では、16番大西翔也が、中盤で相手に対して激しくいける時間が多く、そこで奪って仕掛けるという形など増えだしている中で、8分には、10番渡辺陽にパスを通してシュートまでという形がありました。

う~ん、やはり細かい部分はここまでにしておきます。

得点の場面に行きますね。

後半32分に、後半途中から投入された9番川上エドオジョン智慧が運動量豊富に果敢に仕掛ける中で、ペナルティエリア内までドリブルで持ち込み、シュートコースがない中で、パスを選択。おそらく、中に10番渡辺陽が走り込んでいたと思うのですが、そこには合わずに、そのままゴールの左に流れてしまうかと思ったところで、20番長倉幹樹が勢いよく走り込み、追いつき、角度がほとんどないところから思い切ってグラウンダーのシュートを狙い、枠をとらえた中で、相手ディフェンダーが果敢にクリアをしようとしたところで、跳ね返ってゴールにのような形になりましたが、ここは、いずれにしても枠をとらえていたということで、20番長倉幹樹のゴールになりました。

まさに、こういう試合を決めるにふさわしい、もぎ取った感じの強いゴールで1-0と先制し、これが決勝ゴールとなって1-0で浦和が勝利をもぎ取りました。

同じグループのもう1試合で横浜FCユースが勝利したので、結果的には引き分けでも2位通過という形にはなったのですが、悪くはないものの未勝利で2試合を終えていたので、ここでしっかり勝負に打ち勝って決勝トーナメントに進めたことはかなり大きいと思います。

決勝トーナメントは、1位のチームが2位のチームと対戦するという構図のみが決まっていて、それ以外は、対戦相手も会場もオープンドローで決まるということで、他の会場でもピッチコンディションがあまりよくないところはいくつかあるものの、サッカーにならない今回のグラウンドにだけはなって欲しくない(あとは、朝の渋滞がすごい場所を通らなければならない敷島もなんとなく嫌だという個人的な願いも持ちつつ)と願いつつ、自宅に戻って、抽選結果を待ちましたが、ベスト16ラウンドが前橋総合運動公園、勝ち進んだら準々決勝は、宮城総合運動公園になったようで、そこから先は、西が丘サッカー場ですね。

この2会場も、ピッチコンディションがよろしくないようにも感じますが、とりあえず、本戦で1回、予選で1回、浦和レッズユースは、同じグラウンドで試合をしていますし、ある程度やりやすい形にはなったのかなと思います。

対戦相手が、FC東京U-18ということで、そもそも、ほぼ全チーム関東のチームが1位通過したので、また関東勢と対戦かということもないですし、ここまで来るとどこも手ごわい相手ということを考えれば、FC東京U-18がプレミアに昇格してからは、対戦しておらず、公式戦では、2年前の7月のプリンスリーグでの引き分けて以来戦っていないと思いますので、勝手知ったる相手よりは、やりやすいかなとも思います。

そこを勝ち進むと、また横浜FCユースと対戦するかもしれないという変な因縁の予感も感じつつ。

私も明日に備えます。

ではでは。

・・・更新する前に、日本クラブユースサッカー連盟のサイトをチェックしたら、ベスト16ラウンドは、そのままぽいですが、準々決勝の会場がNTT図南サッカーグラウンドだったところが、富士見総合に変更されたようですね。

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