埼玉県S2リーグ 2018/11/24 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 2-0勝利・・・前回の借りは返した

どうも、ブクメです☆

同じようなことを繰り返しているというか、駒場スタジアムでの試合開催の時に、イメージをレッズランドへ向かう感じで時間を考えて動いてしまい、割と余裕を持って動いているつもりが、思ったよりもギリギリになってしまう。そんな時に限って駒場スタジアムの駐車場が満車だったり、別イベントで使えなかったりする。

で、今回も試合開始1時間前くらいには、駐車場についてダラダラしていようかと思ったら、20分前くらいに到着。そして、駐車場が満車だったという。ただ、その前に試合がやっているようだったので、その試合が終われば空くだろうと待機して、空いたところで停められましたが、割と焦りました。

ということで、一瞬だけ、中で観戦できると思い、円陣の写真を撮りつつ、その後、「一般客」は、外から見てもらっているのでダメですよと伝えられ、慌てて一周回ってみる感じになったので、試合開始前の割と好きな両チームが円陣を組んでいるところの写真は前半開始前には撮れず。アイキャッチで使った駒場サブグラウンドでの試合観戦と言うのがわかる人にはわかる形で撮った後半開始の両チームの円陣。その写真を載せつつ、バタバタをお伝えしました。

さてさて、では、試合の話に移ります。

vs市立浦和高校メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に36番福島竜弥、右に27番清水哲太、真ん中に29番奥山圭介と40番山田奈央、MFが左に31番木下翼、右に15番石橋遼大、真ん中に6番上野夏輝(後半28分⇒34番成田安里)と22番佐藤陸人、FWが37番堀井真海と12番千葉希

となります。

高校サッカーの選手権の予選の期間などもあるとはいえ、最終節のみを1か月半ほど開けて開催と言うことで、また、浦和レッズユース自体の公式戦も同じくらいの期間空いていますので、その期間の浦和レッズユースを練習試合含めて全く見てこなかったので、直近の○○を踏まえてということがしにくい観戦ではありましたが、シンプルに私自身は、この最終節を楽しみにしていましたし、今年、拠点を日本に戻していた期間が長めに作れたことで、S2リーグも結構多くの試合に足を運ぶことができ、その中でも、結果的に2位でプレーオフ以上を決めている市立浦和高校との前回の対戦が、相手チームのレベルの高さを最も感じた試合だったので、悔しい敗戦を喫した前回の手ごわい相手に対して、集大成として、しっかり戦いしっかり勝利してくれることを願っていたわけです。

もちろん、他力の他力で3位でプレーオフに進んで昇格の可能性も残っていたので、その辺も気にしながらにはなりましたが、第一は、前回の借りを返す勝利。実際に、いくつかのポジションでメンバーは変わっているものの、前回の対戦に出場していたメンバーも多く残る形での戦いで、勝ってくれたのは、気持ち良かったです。

試合序盤から、浦和ペースで試合を運ぶことができ、その中でも、37番堀井真海の前線でゴールに向かった力強いプレーや運動量が目立ち、思い切ったシュートなども放ち前線からのリズムを作り、更に、この試合では、私が見る限りでは、初めて29番奥山圭介がセンターバックの1枚としてプレーしていましたが、読みと展開力というところで、生きていたところや、相手チームの裏への狙いなどを回避する動きなどもできており、物凄く安直な表現をすると、プレミアリーグでの戦いで白土大貴がセンターバックに入っている時のイメージと若干被る感じもしました(プレースタイルは違いますが、危機察知のところで効果的というところが凄く。)

また、6番上野夏輝と22番佐藤陸人の3年生二人で形成される中盤も安定感を作っていた一つの要因かなと。

こうやって一人一人上げていくと全員を挙げていくことになる感じになりますが、全体的にお互いに声を掛け合っていたし主張もしていたし、動きの質も集中も良かったんですね。

右サイドバックに入った27番清水哲太の守備や、以前から触れていますが、攻撃参加した時などの、力強いクロスは良いなと、この試合でも感じられるプレーも多くありました。そして、左サイドの31番木下翼と右サイドの15番石橋遼大の突破も相手には脅威になっており、特に15番石橋遼大のサイドでは、結構突破にたまらずファールという場面でフリーキックを獲得することも多かったように感じます。

バックラインも集中していた。高さに対して40番山田奈央は強く、36番福島竜弥は、前半30分あたりの相手に攻め込まれてピンチを迎えた場面で、カバーしてピンチを防ぐプレーなど、守備面で集中力のあるプレーを見せ、後半には、カウンターの場面で仕掛けていく形も見せていました。

自分から仕掛けていくという部分では、やや少なかったものの、受けてサイドの選手の攻撃がしやすい形でパスを出すプレーを12番千葉希は多くしていました。

で、18番西尾優輝は、常に落ち着いてプレーしてミスがなく、この試合も何度かあった決定機でスーパーセーブも見せていた。

・・・と、スタメン全員の名前を書きましたw

そして、後半に投入された34番成田安里は、出場して数分後にゴールを決めている。

強引に名前を挙げたわけではなくて、全体的に試合をイメージした時に、この試合では、そういう特徴を見せてプレーしていたのを思い出せる、そういう試合だったということですね。

細かいことを書くと、やはり浦和が攻める回数は多くなったものの、相手の守備の集中力は高く、攻める回数に比べて、決定機が少なかったのも事実で、シュートの本数もそこそこあったものの、相手ディフェンダーに当たらずに枠に飛んだシュートがあるかと言えば、ほとんどなかったですし、そういった守備に対しての攻め込んだ後の、ゴールまでもっていくプレーの判断と言うところでは、まだ課題もしっかり見せてしまった試合でもあるとは思います。

後半に入ってからは、浦和が攻めこんだ後の切り替えが遅れることが増えたのか、結構、相手の方が数が多くなくても、そのチャンスが決定機につながるようなプレーが増えていたようにも感じ、0-0で進んでいるだけに、悪い流れではないところが、失点したら相手にペースが流れていきそうな雰囲気もあったりはしましたが、今日は、浦和の集中も切れずに進んだ中で、迎えた後半29分に、先ほど書きましたが、31番木下翼がドリブルで仕掛け、中に相手を引き付けながら左から裏へ走る交代で入った34番成田安里にパスを通し、これを落ち着いて決めて1-0と先制に成功すると、後半33分には、今度は、34番成田安里が中盤辺りでパスを受けると、狙いすましたパスを前線に通し、今度は、31番木下翼がそのパスを受けてドリブルでペナルティエリア内まで持ち込んでゴール。

この2点のリードをもって、残り時間も無失点でしのいだ浦和レッズユースが2-0で勝利となりました。

さてさて、他会場の結果はと言うと、既に知っている方も多いと思いますが、当該チームとなっていた国際学院高校が最終節を大勝したいうことで、昇格を目指した戦いと言うところで言えば、浦和レッズユースの4位が確定し、昇格の可能性は消えました。まあ、この辺りは、積み重ねなので、仕方がない部分ではあります。

私個人的な感想としては、S1昇格してほしかったという気持ちが強いです。その辺は、素直に書いておこうと。高いポテンシャルがある選手は、高いレベルでの経験でより育つという考えがあるので、公式戦に出場することで、試合勘のところや、真剣勝負というところでは、プラスに働くと思いますが、単純に、そこで昇格争いを最後の最後まで演じられる力があったのだから、S1でやれるでしょという実感。そして、S1でやることによって、意識付けが必ず変わるんです。BチームだけどBチームじゃないBチームになる可能性すらある。S1が当たり前になれば、プリンスリーグが当たり前が近づいてくる。

まあ、それが、浦和レッズユースの育成方針と合致しているかどうかはわからないので、私は、妄想しているだけなのですけどねw

 

まとめると、S2リーグは楽しかった。私のような見方をするタイプのサッカー好きにとっても得られるものも感じられるものも多かった。そして、欲も出てきた。そういうリーグだったからこそ、更に上のS1リーグでBチームが戦うことを望んでいる。

こうやって、文章で色々説明するよりも、結局、いくつか他の選択肢がある中で、それらの試合が被った時に、これだけ多くの浦和レッズユースのS2リーグの試合に私が足を運んでしまった今シーズンというのが、答えです。

正直に言えば、今日は、大学サッカーの最終節にも凄く足を運びたかった。タウンクラブカップにも足を運びたかった。それでも、S2リーグの最終節が楽しみだったので、足を運んでしまった。そして、足を運んで良かったなと言う発見があったという(そして、足を運ばなかった試合で気になっていたチームの結果が想像を超えていて、モヤモヤも残ったというw)

そんな感じです。

そして、日曜日は、プレミアリーグ再開ですね!今日のS2に臨んでいた選手たちがこれだけのものを見せてくれたのですから、明日のプレミアリーグも楽しみです。残り3節、気持ちよく、今日のような試合が見られればと思います!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

埼玉県S2リーグ 2018/10/08 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 0-0引き分け・・・楽しい試合

どうも、ブクメです☆

スコアレスドローで引き分けたのに、3位死守が難しくなったのに、どうして楽しいのだろうと言われてしまうかもしれませんが、純粋に今日の試合は、見どころが多くて楽しかったなと思ったのでタイトルに入れてみました。

ということで、体育の日、祝日の月曜日は、埼玉県S2リーグ、浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校の試合を観戦してきました。

以前、浦和に住んでいたときには、当然浦和レッズの育成がらみの試合は、自転車で移動できる範囲が多かったのですが、今は、鳩山町に住んでいるということで、なかなか自転車で行こうかなと思う試合ものないのですが、今日の試合の会場の埼玉平成高校は、私の自宅からも6キロ程度の距離にあるということで、久しぶりのユースの試合の自転車での観戦となりました。

雨の確率20%だから、雨の心配もないだろうと思っていたら、ちょうど、家を出て向かう時に、僅かに雨が降り、でも霧雨程度だから大丈夫かと思ったら、途中で、ややしっかりとした雨になりかけてどうなることかと思いましたが、すぐに止んで試合中も雨が降らず、気候的にも暑くもなく、寒くもなくという気候下での試合となりました。

観戦箇所がだいぶ限られたエリアのみという会場だったので、ゴール裏のピッチからかなり近いエリアと言うことで、ネットに隔てられることもなく、久しぶりにこういう近い距離で試合を見たなという印象の残る試合でもありますね。あまり雑談など交わしたことがない方とも話すことなどができるという点では、よくわかりませんが、それも楽しかったようにも感じます(そういえば、最近は、変に距離を置くことが増えていたなと感じる、もともとは、話すのが大好きなブクメですw)

さてさて、

細かいことを言えば、S2リーグからS1リーグへの昇格と言うことを考えたときに、いくつかの他力が生じることにはなりますが、可能性を最大限残すためには、残り2試合を2連勝して、3位で終えて待つということが重要になるということは、前回の試合の時にも書いたので、スコアレスという結果が満足かと言えば、そういうことでもないのですが、この試合は、課題も、もちろんまだまだあるのですが、試合の中での声も良く出ていたし、終始気迫が見られるような試合になっていましたし、そういったところが一つ楽しかった要因でもあるかなと。

もちろん、育成を見るサポーターとして、特徴探して、結果も求めてとかとか、大切にしていることはありますが、見ていて伝わってくる試合が第一なんですよね。具体的にどうこうより、そういうポイントで良かったと。

ということで、試合の話に移ります。

vs埼玉平成高校メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に26番南濵優大と33番舘澤佑磨(後半20分⇒6番上野夏輝)、MFが左に31番木下翼、右に38番松村大也、真ん中に29番奥山圭介(後半24分⇒39番盛嘉伊人)と35番根岸恵汰、FWが22番佐藤陸人(後半スタート⇒37番堀井真海)と34番成田安里(後半38分⇒15番石橋遼大)

となります。

前日のプレミアリーグの時には、メンバーに入っていなかった福井国体の埼玉県代表として戦ってきた1年生のメンバーも、この試合から復帰となっています(昨日帯同していたかまでは、確認できていませんが、遠目から見る限りは、いなかったように思います。)

前半5分に33番舘澤佑磨からのフィードに抜け出した31番木下翼が迫力のあるドリブルを仕掛けるなど、スタートから相手ゴールを狙うプレーが多く見られます。その分、守備のところでは、やや連携が乱れて、突破を許してヒヤリというところも多くはなったものの、結果的に無失点に抑えたように、26番南濵優大を中心に相手の攻撃をしっかり跳ね返し、また、GK18番西尾優輝も危ない場面では、安定した守りを見せてピンチを救うプレーを見せていました。

数試合前は、硬さも見えていた、33番舘澤佑磨もこの試合では、声もしっかり出して、先ほど挙げたように、狙えるところでフィードを通して、攻撃の起点となろうとするプレーもこの試合では、見られました。

前半6分には、パスを受けた22番佐藤陸人が、ワンタッチで流して34番成田安里が抜け出して仕掛けるという場面がありましたが、こういった、細かいパス回しとワンタッチなどで打開しようとする動きに対して、近い距離の選手の反応も悪くはなかったと思いますが、相手の守備陣の寄せも早く、なかなか決定機につながる突破ができない状態にはなりました。

ただ、序盤での最も大きな発見(というか、再確認は、)、中盤に入っていた29番奥山圭介のプレー。

様々なポジションに顔を出してパスを捌くプレーだけでなく、前半10分に見せた、強烈なミドルシュート(相手キーパーに防がれたが)など、シュートの意識と言うことで、やはりどこか全体でドリブル突破や、パス回しできれいに崩そうとなりがちだったチームの中で、打開するための、思い切ったプレーなど含めて、質の高いプレーを連発していました。再確認と言うのは、29番奥山圭介のジュニアユース時代の夏の大会で、それまでは、別のポジションでプレーするところをずっと見ていたところで、決勝トーナメントだったか、中盤でプレーした時に、試合を決める決定的なパスを供給するなどのプレーを見ていて、このポジションで面白いプレーをするなと、そういう特徴を見ていたからですね。

さてさて、流れに戻ると、前半12分に相手に攻め込まれて危険な場面で33番舘澤佑磨がしっかりカバーに入りピンチを防ぎ、その直後の攻撃では、やや長くなってしまって合わなかったものの、右サイドからの反撃で27番清水哲太がクロスを上げる形を作り、前半14分には、33番舘澤佑磨のフィードから34番成田安里が抜け出して仕掛ける形を作ります。

前半20分には、26番南濵優大が見事なインターセプトから、スペースをドリブルで持ち上がり、前線にパスを送り、22番佐藤陸人が受けて仕掛ける形を作ります。

前半27分には、29番奥山圭介からのパスを受けた38番松村大也がパス交換をして仕掛けていく形を作ります。

前半34分には、相手の攻撃を受けて奪ってからのカウンターの形で、38番松村大也から前線に走りこむ34番成田安里へパスを通した早い仕掛けでゴールを狙います。

前半36分には、左サイドで、19番清水楽人が31番木下翼にパスから、左サイドを駆け上がり、再びパスを受けて持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。

決定機と言うところでは、なかなか作れなかったものの、惜しい仕掛けや試みが見られる中で、相手の攻撃も割と受ける形にはなったものの集中して守り切り、前半を0-0で折り返します。

後半は、スタートから、交代で入った37番堀井真海が前線でチェイスし、体を張るプレーを見せることで、前半よりも前線での強さ激しさというところが増し、ここからのチャンスが多くなります。

後半2分に早速、37番堀井真海がシュートを放つなど、シュート意識の高さも見られます。後半11分には、パスを受けた37番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれる中でキープして、38番松村大也にパスを通しサイドからの仕掛けで、コーナーキックを奪います。そこで獲得したコーナーキックの流れで、37番堀井真海からのクロスを最後は、29番奥山圭介がシュートを打ちますが、ゴールはならず。

前半までの細かいきれいに崩そうという展開から、前線で相手に余裕のあるプレーをさせないようなプレッシャーとキープしての仕掛けが増えたことで、よりサイドからの攻撃でも、位置取りを高めにとってプレーする回数が増えたように感じます。

後半17分にも、バックラインからのフィードを受けた31番木下翼から37番堀井真海に通し、力強く仕掛け、再びコーナーキックを獲得するなど、セットプレーの回数も増えていきます。

得点が欲しい浦和は、後半20分に33番舘澤佑磨に代えて6番上野夏輝を投入、右サイドに入った6番上野夏輝がさっそく23分に、37番堀井真海とのパス交換でシュートを放ちます。

更に、後半24分には、29番奥山圭介に代わり、39番盛嘉伊人が入ります。

後半27分には、フリーキックのチャンスで、6番上野夏輝からのパスを受けた39番盛嘉伊人がドリブルで仕掛け、クロスから、31番木下海斗がシュートを放ち枠を捉えて良いシュートになったのですが、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

後半途中から入った39番盛嘉伊人ですが、国体での活躍で自信をつけたのか、これまでと比べて、変わったなと思ったプレーがあり、その一つを挙げると、パスを受けてドリブルで相手選手をかわそうとした時に、結構プレッシャーもきつくて、抜きに行った時に相手に引っかかり、ボールがこぼれて更にディフェンダーとの接触もある中で、プレーを止めずに、力強く、そのこぼれ球にいち早く反応して、更に仕掛けていった形などありました。かなり良かったです。

おそらく、かなり狙いなども含めて浦和が主導権を握って攻撃ができていた後半だったので、得点が入ってもおかしくないような場面も何度かあったものの、相手の守備の意識や寄せの速さ、そして、パスコースの読みがかなり上手い選手がおり、真ん中でパスを通しての仕掛けが、通ってもおかしくないようなところで、結構触られてしまう場面もありました。

守備のところでは、特に見ていた位置というのもあったのですが、右サイドからの仕掛けからの浦和の選手が触ってのこぼれ球がゴールラインを割ってゴールキックになりそうなところで、6番上野夏輝があきらめずにスライディングでギリギリのところで触って、サイドライン側に蹴り出し、より高い位置で再び狙える、相手スローインにしたプレーなど、こういうプレーも好きですね。

後半30分前後に2つほど大きなチャンスを浦和が作ります。

後半29分に、38番松村大也からのパスを受けた39番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙うも、僅かに枠を捉えきれず。

後半31分には、浮き球の長めのフィードに対して、34番成田安里が走りこんで、ヘッドですらして37番堀井真海に通し、37番堀井真海が枠を捉えたシュートを放つも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。

その攻撃の後の相手の攻撃で、かなり危ない形を作られたところでは、27番清水哲太が危険なクロスボールをしっかりクリアし、決定機を逃れます。

後半34分には、今度は、37番堀井真海からのパスを受けた34番成田安里が見事なシュートを放つも、これも相手ディフェンダーに跳ね返されゴールならず(コーナーキックは、獲得。)

その後、後半38分から投入された15番石橋遼大の仕掛けや、惜しいシュートなど、なんとか、1点をもぎ取って勝利を目指す姿勢を最後まで続けた浦和でしたが、相手の集中した守備に阻まれ、また、反撃を受ける回数も少なくはなかったものの、浦和の守備陣も最後まで集中を切らさず、無失点に抑え、結果的に0-0のスコアレスドローに終わったという試合でした。

守備のところや味方の攻撃参加をケアするためにバランスをとることで、35番根岸恵汰は、だいぶ神経を使うような対応が求められて疲労していると思いますが、ここでの貢献もこの試合で守備面でも攻撃面でも見どころが多くなった要因にはなっていると思います。

パススピードのところで、相手の守備を考えると局面で、もう一つパススピードを上げる必要があったかなというところも何度かありましたが、決して甘くはない狙いのパスを狙ったところで、そのパスに反応した相手選手のプレーにも驚きつつ、相手キーパーにも、決して簡単ではないシュート(浦和にとっては、決まっていてもおかしくなかったようなシュート)を防ぐ好プレーを何度も見せられてしまった。

結果としてのスコアレスドローは、妥当だったのかなと思ってしまうんですよね。

もちろん、浦和側を応援している身としては、悔しいですけどね、結果は。

ということで、S2Bリーグ自体は、3位を争う当該チームでは、西武文理高校は敗れたものの、国際学院高校が市立浦和高校を破ったということで、残り1節と言う状況で、浦和は、国際学院に勝ち点2差をつけられて、4位と言う状況になっていると思います。

そして、1か月以上空きますが、最終節は、市立浦和高校との対戦になります。

前節終了時よりも他力の要素が増えてはしましましたが、3位の可能性も消えたわけでもないですし、最後の対戦が前半戦で、強さを見せつけられた市立浦和高校というのも良いですよね。最後は、勝つ、そして、待つ。それだけです。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

埼玉県S2リーグ 2018/09/24 浦和レッズユースB vs 国際学院高校 3-1勝利・・・3位死守をモチベーションに!

どうも、ブクメです☆

3連休の最後の試合観戦は、24日のレッズランドで開催された埼玉県S2リーグになります。

S2リーグに臨んでいる浦和レッズユースBの試合は、日本にいなかったり、プレミアリーグの日程とかぶったりで2試合足を運べていませんが、足を運べなかった本庄第一高校戦に大勝し、昌平高校B戦は、敗れたものの、3点のビハインドから2点を返す意地を見せたり、これまで得点を挙げられていなかった選手が得点を決めて調子も上がってきている様子など、結果と得点者など見るだけですが、良い流れも来ているような雰囲気も感じられる中での久しぶりの観戦となります。

今週は、色々と動き回っていた関係で、S2リーグの試合が24日の14時キックオフであるという情報以外の細かいところは調べられておらず、足を運んでから、来ていたサポーターの友人から、今日の対戦相手の3位の国際学院高校に勝利すれば、3位に自力で浮上するという話を聞き、「上位対決だったのか!」とそこで気が付いたわけです。

で、レギュレーションがいまいちわかっておらず、昇格の可能性がある2位以内が勝ち点的に難しくなった中で、どこをモチベーションに選手が戦えるかと言うポイントをわかっていなかったのですが、詳しい友人に聞いたところ(オフィシャルではないので、誤っている可能性もまだあるが、)昌平高校Bが昇格する条件は、S1リーグを戦っている昌平高校がプリンスリーグに昇格した場合のみである・・・ここまでは知っていたのですが、詳しい友人が言うには、もし昌平高校Bの昇格がなかった時には、3位のチームが繰り上げでS2Aの2位チームとのプレーオフに進めるらしいんですね。

もちろん、昌平高校には、浦和レッズジュニアユース出身の木下海斗が所属していて主力として戦っていますし、昌平高校に進んでいるジュニアユース出身選手もいますし、今後も行くケースが多いでしょうし、また、私の友人にいつのまにか昌平高校をかなり応援するようになっていた人もいますし、実力でプリンスリーグに勝ち上がるのであれば、S2Bの3位チームは、引き下がるしかないのですが、可能性の一つとして残るのであれば、と言う点でも、浦和レッズユースBが戦うS2は、3位を狙い3位死守を是が非でも成し遂げてほしいわけです。

この状況を知ったのは、夜で、実際足を運んでいたときは、勝てば順位をひっくり返せる相手で、前回の対戦では、リードしながら最後に追いつかれて引き分けて勝ち切れなかった相手なので、その2つのモチベーションで勝ってほしいというくらいの、昇格どうこうよりは、出場している選手が、集中してプレーできる要素を探してみたという感じにはなります。

では、試合の話に移りますね。

vs国際学院高校メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に26番南濵優大と27番清水哲太(後半41分⇒29番奥山圭介)、MFが左に31番木下翼(後半26分⇒36番福島竜弥)、右に22番佐藤陸人(後半20分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半26分⇒14番柳田大輝)と35番根岸恵汰、FWが28番長田拓巳(後半9分⇒37番堀井真海)と34番成田安里

*浦和レッズの公式では、27番清水哲太⇒29番奥山圭介の交代が記載されていませんが、交代はありました。

となります。

試合開始から浦和ペースとなり、この試合でキャプテンマークを巻いていた、前日、プレミアリーグの富山第一高校戦でも少しの時間ながら出場していた39番盛嘉伊人が様々なポジションに顔を出しながら、攻撃の起点となるプレーが多くなります。

31番木下翼のドリブルでの仕掛けなど、序盤から攻撃が多くなる中で、迎えた7分、コーナーキックのチャンスで31番木下翼のクロスボールのこぼれ拾った39番盛嘉伊人が再びゴール前に上げ、混戦のこぼれ球を22番佐藤陸人が決めて1-0と先制します。

8分にも先制ゴールを決めた22番佐藤陸人が右サイドから突破し、味方が触ればゴールというグラウンダーの鋭いクロスを入れるもこれは、先にクリアされます。

攻撃的に行き、先制ゴールも早く決めたところで、気が緩んだところがあったのか、相手の攻撃に対してのプレッシャーやポジション取りが甘くなり、また、対応もやや中途半端になる場面が目立ち始め、枠には飛ばされないものの、相手が勢いづいてしまうようなミドルシュートを打たせてしまう場面などが増えてしまいます。

そういった中でも、カウンターが狙える形で、この試合センターバックに入った27番清水哲太が鋭い弾道で前線のスペースに走る22番佐藤陸人へパスを狙った20分の場面(やや長くなり、追いつけなかった)など、受け手カウンターと言う形で反撃を試みる場面は、ありましたが、相手ペースで、GK25番石塚悠汰の好セーブで助けられるような決定機も出始めます。

相手攻撃を耐える時間が続きながらも、30分には、31番木下翼からオーバーラップして上がる19番清水楽人へパスが通り、サイドからの攻撃で惜しい形を作ったり、前半終了間際には、オフサイドになったものの、前線で34番成田安里が見事なトラップからのドリブルで右のスペースに走る28番長田拓巳へのパスを狙った場面がありました。この場面では、左前のスペースには、39番盛嘉伊人も走り出しており、34番成田安里に収まってからの攻撃の狙いと味方の動き出しもかなり良かっただけに、僅かにオフサイドになったのが残念。

ピンチも多かったものの、前半無失点で1-0リードで折り返します。

この試合展開が続くと、前回の対戦の時のような流れになりかねないので、なんとか追加点を決めてもらいたいと思っていた後半は、スタートから2度ほど19番清水楽人と34番成田安里の連携で相手ゴールに迫る形を作り、相手の反撃の勢いを止めると、7分に、31番木下翼のドリブルでの仕掛けからペナルティエリアまでドリブルで侵入し、ラストパスを28番長田拓巳に送ってこれを難なく決めてゴール。2-0と2点差に広げます。

「いや待てよ、2点リードは安心だと思っていて逆転された試合があったな、まだ安心はできない、3点目を奪って試合を決めなければ」

と、S2リーグでの苦い経験を思い出しつつ、後半9分に28番長田拓巳に代えて37番堀井真海を投入し、更に前線で仕掛けて追加点を狙っていくというメッセージのある交代をします。

実際は、3-0で楽になってという形になる前に、30分に相手の反撃を食らい失点して2-1となり相手にも勢いが出る流れにはなってしまったものの、比較的後半は、浦和が相手を押し込む場面が多く、その中で、こちらも後半途中から投入された14番柳田大輝からだったと思いますが、37分に裏に抜け出す37番堀井真海に見事な縦パスを通し、パスを受けた37番堀井真海は、そのままキーパーと1対1の形になり、これを落ち着いて決めて3-1と再び2点差にします。

その後も、相手の反撃は跳ね返しつつ、やはり浦和の攻撃が続き、交代で入った36番福島竜弥のクロスバーを叩く強烈なシュートや、試合終了間際には、コーナーキックの流れから、ペナルティエリアの外にこぼれたボールを14番柳田大輝が狙いすましたシュートを放ち枠を捉えればゴールになっていたくらい相手も対応できないシュートだったものの、僅かに枠をそれてゴールならずも、結果的に相手の反撃を1失点後は許さず3-1で勝利となりました。

これで、勝ち点で国際学院高校と並び、得失点差でかなり有利な浦和が順位で逆転し3位に浮上しました。

S2リーグも残り2試合となり、試合数が少ない西武文理高校が月末に行われる2試合で2連勝すると、勝ち点30まで伸びて残り2試合となるので、勝ち点28の浦和レッズユースBを上回った形で残り2試合を迎えることになりますので、可能性というところで、この西武文理と、勝ち点で並んでいる国際学院との3チームでの3位争いという構図になりました。

もちろん、3位になっても、昇格の可能性は他力になってしまいますが、可能性が残るわけですから、今日自力で暫定でも3位に浮上したわけですから、ここからは、3位死守をモチベーションに残り2試合を戦い抜いてくださいね。

それにしても、10月8日の埼玉平成高校戦を終えたら最終節が11月24日で、1か月半くらい空くというのは、なかなかの日程ですね(高校サッカーの予選などがあるからですよね。)

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2018/08/26 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-1敗戦・・・私は、悪いとは思わない

悔しい敗戦から一夜明けて、頭はリフレッシュされましたか?

ここ最近は、なんだか、車を運転する時間、距離が、麻痺していて、気が付けば、家から昨日の会場だった鹿島アントラーズクラブハウスへの行き帰り下道で4時間ほどと、昨日はおまけで、旅行に行っていた姉を羽生あたりまで迎えに行くというおまけつきで、だいぶ運転したようで、運転している時は大丈夫だったのですが、戻ってから力尽きて、その日のうちには、ブログは書けませんでした。

寝る前に一瞬、ユーティリティプレーヤーについて頭の中で考えながら、過去に、ユースにもユーティリティプレーヤーとして、試合に多く起用され、ただ、プロを目指すという点で考えたときには、アピールポイントが逆に作れずに苦しんでいるようにも見えた選手がいたな、そうならないでほしいなとか頭でぼんやり考えながら、でも、今年のそれは、既に大きな武器を見せている選手で、そのポジションでのプレーに関しては、既に大きなアドバンテージを持っているから、そこが消えなければ大丈夫かと思いつつ、眠りにつきました。

で、見ていた私の方としても、一夜明けて、頭がリフレッシュされていました。

たぶん、そのまま頭がぼんやりした状態で、その日のうちにブログを書いていたら、一夜明けて書くのと別方向から文章を書いていたかもしれません。

で、途中まで文章書いたところで、いったんシャワーを浴びて、またリフレッシュして書き始めると。

クラブユース選手権が終了し、その後、水戸ホーリーホックカップや、和倉ユースを1日だけですが、観戦しつつ、レッズランドでの両面同時開催の横浜F・マリノスユースとの練習試合(・・・は、ほぼ試合の内容がごちゃごちゃになっていて頭に入っていない)と、そして、プレミアリーグの後半戦がスタートで対戦相手が、今シーズンやや抜けた成績で首位に立っている鹿島アントラーズユースが相手。

後々、聞いてみると、鹿島アントラーズのクラブハウスでのアウェイでの試合では、遺恨が残るような出来事もあったということだったのですが、私の記憶にどうしてないのかと思っていたら、日本にいなかったりで、そのアウェイの試合には足を運べていなかったというだけのようで。ただ、昨年からピッチに立っている選手にとっては、そういう思いもあったのかもしれませんが、試合前には、そういう状況は踏めてませんでした。

今年の対戦で言えば、トップチームのバタバタゴタゴタに再び巻き込まれる中での暫定体制下での開幕戦でしたよね。

あれから、新体制になり、少しずつですが、その色というものも見える中で、シーズンの半分が終わって、残り半分がスタートする試合。

クラセンまでが前半戦だと考えると、後半戦への準備段階での期間の数試合を見る限りは、スターティングメンバーの構成というところでは、大きな変化はないものの、数選手が入れ替わり、この試合では、ベンチ入りのメンバーの姿もフレッシュなところがポツポツ。

ちょうど、前日にS2リーグを見た限りでは、前半戦のプレミアリーグやクラブユース選手権で出ていた選手のパフォーマンスは、かなり良かったので、パフォーマンスではないところの背景など(全然わからないですが、忘れ物系とか、態度がとかw、過去にもあったような感じのできごとだったりしてと)も、もしかするとメンバー構成に影響はしているのかもと思う部分もありつつ、それでも、個々では悔しい思いにはなるとしても、継続して、多くの選手にチャンスが与えられているように感じています。

前置きがだいぶ長くなりました。

試合の話に移りますね。

vs鹿島アントラーズユースメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に11番清宮昴大、右に9番二見健太(後半20分⇒32番佐藤優斗)、真ん中に10番池髙暢希(前半11分⇒22番佐藤陸人/後半43分⇒26番南濵優大)と24番山中惇希、FWが17番波田祥太と4番大桃伶音

となります。

鹿島アントラーズユースと試合をするときには、戦い方を変える必要があるというのは、以前からの対戦でもよく書いてきたように、ちょっと特殊で、ハイボールに対する戦い方などでかなり強さを発揮してきたり、強度のところでの勝負が必要になることから、ある程度は、そういう点を意識した布陣ににはなっていたと思いますが、メンバー構成の名前に大きな変化はないにしても、10番池髙暢希と24番山中惇希という中盤2枚の組み合わせや、スタートからの4番大桃伶音が最前線に入る布陣に関しては、もちろん、4番大桃伶音が前線に入る形は、ここ最近は、よく見られているものの、少し驚きました。

また、これは、試合展開の流れでの負傷交代などもあって、仕方ない部分はあったとは言っても、流れの中で精度の高いキックを蹴れる選手は多くいたものの、実際にこれまで武器になっていた、セットプレーの置いて蹴るというところで精度高く蹴ることができる選手が不在になったことなども、若干影響したことも考えられます。

ディフェンダー専門の選手の前線での起用で毎回思い出すのは、現在VONDS市原でプレーしている浦和レッズユース出身の西袋裕太になるのですが、彼がユース時代にもスタメンからフォワードと言うことは、なかったものの、パワープレーで上がることが多く、そこで実際に結果も多く残していた彼でも、やはり高さを生かした競り合いが強いと言われていても、フォワードとしてのプレーとディフェンダーとしてのプレーは全く違っていて、難しいという言葉は、よく聞かれました。

近い昔だと、現在東京国際大学でプレーしている小木曽佑太もそうでしたね。ヘッドで強い、セットプレーで強いのと、前線でフォワードとしてのプレーができるかは、また別の話なんですよね。

だから、4番大桃伶音が、体が覚えているディフェンスとしての高さと強さを生かしたプレーと前線で求められるプレーが違うかに苦しんでいる姿は、なんとなく想像できます。サイドの前線の選手が、サイドバックで経験を積まされるのとは、まったく別次元ですよね。

その中で、高さ強さでより力を見せるような今日の相手ですから、より難しさを感じてプレーしていたと思います。序盤は、やはり競り合いのところでは、タイミングも取るべきポジションも、相手の方が数段上で、何度か競り合ってフィフティにこぼれるような形が何度か起こるという形にはなりましたが、この試合では、近い位置で11番清宮昴大や17番波田祥太が、こぼれ球に対する意識を強く持ってプレーしていることがうかがえ、ここが機能した数回は、惜しい形に繋げることができていました。

この試合で感じた要素としては、適応力もその一つで、特に、中盤を細かくさばいてとか、キープして展開してみたいな試合になっていない中での、急に入った22番佐藤陸人も、準備のところもそうですし、そもそも、中盤としての求められるものが違うところで急に入ったことで、しばらくは試合に入りきれない様子があったのですが、先ほどの4番大桃伶音も、22番佐藤陸人も、試合が進むにつれて、この早い展開の中で適応していけるのは凄いなと思ったのですが、試合の後半途中から終盤にかけては、4番大桃伶音に関しては、競り方を工夫して収めることができるケースが増えてきて実際に、チャンスに繋げられる回数が増えていたこと。22番佐藤陸人も、受け手としてポジションを考えて、簡単に捌くプレーで攻撃にリズムを生み出すこともできる時間帯が多くなっていました。

正直なところ、私個人的には、試合開始から前線での競り合いで勝てないところを見ていて、相手のディフェンスラインの高さを見つつ、サイドでプレーをしていた11番清宮昴大を前に入れて、高めではないボールで動きながら競り合いをした方が良かったのではないかと思っていたのも事実です。たらればです。

総合的に見ると、4番大桃伶音を今後も高さと強さを生かしたフォワードとして起用していく意図があるのであれば、この試合での経験と試合の中での変化は、確実に生きていくとは思います。

24番山中惇希に関しても、私が言うまでもないのですが、サイドに置いて仕掛けるほうが、より相手を脅かしてこちら主導に持って行ける可能性があったようにも見えますが、これも結果論ですし、中盤で相手の攻撃をつぶすために走り回るというところでは、彼をそこに入れていたことで機能していたとも言えますし。

後半途中に2番北村龍馬が、右サイドバックで気持ち高めにポジションを置いてプレーしていたところなども、実際に攻撃として機能しかける場面もありました。

バックラインで23番遠藤龍河の気持ちの入ったヘッドでの跳ね返しとかも良かったです。

なんというか、たぶんなのですが、相手の強さを警戒して入ったところや、リスクのかけ方のバランスが悪くなっていたことが、この試合を難しくしてしまった部分もあるのかなと、思ってもいます。

萎縮するくらいポジション移動が制限されていることもないと思いますし、実際に、攻撃がはまっている時の今年の浦和レッズユースを考えれば、ポジション移動やカバーをしあうこともできてきているわけですし、3番林海斗も、セットプレーでのキッカーとしては、思うように蹴れていなかったとしても、動きながらのフィードでは、やはり魅力を見せていましたし、それに加えて、仕掛けることができる時のもう一つ前のへの抜け出しの回数などが、思うように行かなかったのは、相手の攻撃を警戒した守備意識のところにもあったと思いますし、これも、私個人的に思うことですが、センターバックに8番白土大貴を入れている以上は、この試合では、23番遠藤龍河が高さと強さというところで跳ね返せていて、細かいところで8番白土大貴がカバーするという形で機能していたのですから、後半途中からできていたように、自分たちの攻撃の形で相手の強みを半減させるような勝負の仕方ができると良かったのかなとも思いつつ。

少なくとも、新体制になってからのここまでの形を見ている限りは、同じ形でチームを固めきってしまって戦おうというよりは、様々な試みをプレミアリーグでもやっていこうという方針が見えるので、そこは、もちろん、見る側の私の主観での「こうした方が良い」と思うことはありますが、その変化の意図と、ここで求められることは何だったのかなど、見る側としても考えながら見ていかなければなと思った次第です。

ということで、別方面から書いていたら、長くなってしまったので、細かい試合の流れは、書きませんが、この試合で「お!」と思ったところをいくつか挙げて終わりますね。

カウンターが面白いと思った場面がいくつかあったこと。長いボールが多くなった展開で相手の攻撃を受けることも多かったということもありますが、1番石井僚の好セーブからのカウンターと言う形で、9番二見健太を活かしたカウンターで2回ほど相手を脅かすプレーがあったこと。また、この試合でプレミアリーグ初出場となった32番佐藤優斗(S2でもサイドバックが多かったところが、ここで本来の攻撃力が発揮できる、サイドの前目で起用されたのも、なるほどでしたが。)が、カウンターで突破して仕掛けた形は、相手にも確実に脅威になっていました。受ける形が多い試合が多くなるのは、問題ですが、カウンターでの得点パターンとして見えたものとしては面白かったです。

あとは、後半終盤に見せていた中盤とサイドバックが高めにポジションを取って、近い距離での細かいパス回し。22番佐藤陸人と24番山中惇希と高めにポジションをとった時の2番北村龍馬だったり、3番林海斗だったり、サイドで動き回っていた11番清宮昴大だったりともう一人近くにいる選手などでテンポよくパスを回した時には、狭い中でも相手が付いてこられないような場面があり、もちろん、奪われるリスクはあるものの、相手チームのタイプ的には、こういうプレーをすることで、流れを引き寄せることもできるんだよなと、再確認したり。

来週からは、2週連続でホームの駒場スタジアムで勝ち点が近い相手との対戦ですから、今日の試合で得たことの方をしっかり継続して、これまでの強みも継続して、この試合での結果的には敗れたものの、試合の中で得られた手応えの部分を大事にして、勝ちに行きましょう!

クラセンで敗れた清水エスパルスユースとの再戦になりますが、受ける形ではなく、こちら主導で戦える展開になることを願っています。プレミアリーグにおいては、アウェイで既に打ち負かしている。相手の今度は負けないの気持ちに1度はやられたものの、ここからはイーブン(和倉ユースで勝っているから、少しアドバンテージは浦和!)相手も、浦和の戦い方を意識してではなく、自分たちの良さを出して行こうとしてくるはず。うちも良さを活かして。アウェイで勝利した時のような鳥肌の立つ試合を楽しみにしています!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

和倉ユース2018/08/17 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18、清水エスパルスユース・・・3日目のみのため、大会全体を考慮できず

どうも、ブクメです☆

毎年恒例の浦和レッズユースの夏の参加大会となっている石川県開催の和倉ユース。

今年は、もろもろ、なんというか、バランスが悪いというか、なんというかで、足を運べなそうだなという流れになっていたのですが、3日目の対戦相手がヴィッセル神戸U-18と清水エスパルスユースとクラセンの再戦のような対戦カードになったということで、強引に仕事を終わらせて、半ば勢いで、夜中に車で出発して、3日目のみ観戦する流れとなりました。

19日の早朝から帯広に行く関係で、18日の早めに戻って仕事をするなど、なんだか、本当に無計画な動きになるため、このブログを書いてから、夜中にまた車で戻ります。強行日程でも、2試合見られますし、合間に睡眠取って、しっかり見たいなと思っていたところで、まあ、ちょっと私の人生の中でも1,2を争うような出来事があり、結果的に、頭の中がフラフラの状態で観戦してしまうという情けない流れになってしまったのですが、初戦のヴィッセル神戸U-18戦は、やや難しい展開の試合になってしまっていましたが、清水エスパルスユース戦で気持ち良いゴールと勝利が見られたので良かったなと思っています。

また、クラセンが終わり、プレミアリーグが再開、そして、Jユースカップへと入っていく中で、色々な選手の組み合わせでのこれからのチームが見られたということも良かったと思います。

ただ、やはり、こういう連戦で試合数が多いという大会は、初日から見ていかないとダメだなと感じたわけで、足を運んだ方に話を聞くと、初日が思うように戦えず、檄が飛んで、2日目の快勝によって決勝トーナメントをもぎ取っての3日目、2日目は、天候がかなり厳しかったらしく、それも含めて2日間でたまった疲労で選手の体を重くしていたのかとか、話を聞いて想像することはできても、実際に自分の目では見られていないわけなので、実際どうだったのかなと。

そういう、自分の試合観戦した際の状態というところでは、不満を持ちつつ、簡単に2試合に降れますね。

*ちなみに、この大会は、30分ハーフで、決勝トーナメントは、引き分けの場合は、即PK戦です。

vsヴィッセル神戸U-18

GK18番西尾優輝、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に40番山田奈央と8番白土大貴、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒24番山中惇希)、右に7番岡村勇輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に22番佐藤陸人(後半スタート⇒16番玉城大志)と21番縄田脩平(後半8分⇒13番與那覇航和)、FWが4番大桃伶音と34番成田安里(後半8分⇒9番二見健太)

となります。

この試合は、全体的に、体が重く見え、更に、歴代でも何度か見てきたような、長くセンターバックでやってきた選手がフォワード起用されるという難しさと言うか、起用の意図がどこにあるかによって、見方も変わってくるとは思いますが、高さ強さの前線への収め方というか、そういうところでの難しさと、組み合わせた選手がもう少し考えるべきなのか、とにかく、そういうところでは、勉強になる試合と言うか、2トップでそれぞれ、やれるであろうプレーが、お互いを活かすのか、活かされるのか、ポイントポイントで見れば、この選手がこういうプレーをできるようになると、良いなと言う部分は、あっても組み合わせとしての難しさもあったのかなと感じつつ。

例えば、4番大桃伶音がフォワードとしてのプレーも今後視野に入れていくとすれば、後半の9番二見健太との組み合わせの方が、9番二見健太が、4番大桃伶音が競った際に、競り勝てるか、競り勝たなかったけど、こぼれ球が来る位置を考えて動いていたことで、そこからのチャンスは、あったかなと。

得点経過とすると、前半4分に失点したものの、後半7分に、4番大桃伶音が少ないチャンスの中で、思い切ったシュートが見事なコースに飛び、ゴール。1-1のまま終了し、PK戦で敗れるという流れでした。

 

vs清水エスパルスユース

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝、右に20番冨田蓮(後半19分?⇒2番北村龍馬)、真ん中に40番山田奈央(後半19分⇒4番大桃伶音)と26番南濵優大(後半19分⇒16番玉城大志)、MFが左に24番山中惇希(後半6分⇒21番縄田脩平)、右に7番岡村勇輝、真ん中に43番上野夏輝と22番佐藤陸人、FWが9番二見健太(後半13分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和

となります。

この試合は、試合の入りから非常によく、特に久しぶりに中盤の位置に入った43番上野夏輝と22番佐藤陸人の組み合わせのところで、動きにも連動があり、また、左右早い展開での攻撃などで、相手を揺さぶることもできており、実際、相手チームは背番号の番号がかなり大きめの選手が多かったので、クラセンの時のメンバーよりは、1,2年生の選手も多かったのかなとは感じつつも、やはり、個々の選手の能力や技術が高いなと言う印象は受けていたものの、それ以上に浦和のプレーが優っていたという試合。

ただ、浦和ペースには見えていたものの、相手の方がシュートは打っていたという印象が強かった前半は、0-0で終わり、では、ペースは握っていてもシュート意識が少ない浦和がどうやって点を取るかなと思っていた後半4分に、先制点が入るのですが、この試合の細かいパスと動き、そして展開が上手く行っていたという流れを象徴するようなゴールで、ゴール自体は、コーナーキックからの流れにはなりますが、43番上野夏輝からのショートコーナーで受けた20番冨田蓮が鋭いクロスを上げ、40番山田奈央、7番岡村勇輝と経由して、最後は、22番佐藤陸人が良い位置に走りこんでゴール。

これが近い距離でテンポよく、そして、ゴールを決めた22番佐藤陸人も良くその位置に入り込んでいたなと言う形での見事なゴールでした。

そして、後半12分には、21番縄田脩平からのパスをキーパーとどちらが先かと言う、判断力の勝負になるというプレーで9番二見健太が一歩先に触って決めるという、これまた見事なゴールで2-0と突き放し、結果的に2-0で勝利となりました。

結果も良かったのですが、この試合では、前半20分の中盤で22番佐藤陸人がパスを受け、少し降りた位置で13番與那覇航和につながり、9番二見健太に渡し、右サイドから前線に走る7番岡村勇輝に通して、クロスを上げた場面だったり、後半18分の22番佐藤陸人から13番與那覇航和、右のスペースに開くように抜け出した43番上野夏輝から、触れるかどうか、触れればゴールくらいのキーパーと走りこんだ34番成田安里へのクロスまでの流れだったり、縦横細かくリズムの良いパス回しと、そこにサイドを広く使った展開でチャンスを作るという形が多く見られたのも良かったと思います。

ただ、全体的に思い切ったシュートが少ないようにも思えたのは、おそらく清水エスパルスユースの選手の方が思い切ってシュートを打つ回数が多かったからかとは思います。

と言うことで、簡単になりましたが、バタバタと足を運んだ大会3日目のブログを書きつつ、明日の午前にもう1試合あるのですが、ちょっと調整が上手く行かずに、明日試合を見てから運転して戻って、仕事して19日という流れが難しいので、私は、この後、チェックアウトして帰ります。

この和倉温泉とか能登島とか、このエリアは、凄く観光にも良い場所で、特に今回は、つくづく実感したのは、バタバタと試合観戦だけで来るところではないなとw

それでも、1日だけでしたが、足を運んで良かったなと思える1日でした。

あと、現地で心配していただいた皆様、ありがとうございました。そして、お騒がせしました。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

埼玉S2リーグ 2018/7/21 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 1-2敗戦・・・試みか、勝利か、暑さと、難しさと。

どうも、ブクメです☆

割と、というか、かなり円陣の写真を載せることが多いのですが、この写真は、いつもと少し違った意味で気に入っています。理由は、28番長田拓巳の片足が上がっていること。気合入ってたんですよね。円陣組んで、オー!とやる時に足上げてた。こういうちょっとした気持ちのところ、私は結構好きだったりします。

さてさて、困ったものですね、今年の夏は。

暑い中でも頑張れとか、そういう度を越えている。どうしても、暑さを考慮した戦い方で消耗を抑えないと、大変なことになるという。

明日からスタートするクラブユース選手権@暑い群馬!での試合が暑さを考慮して、試合時間が短くなったり、2試合目が11時20分キックオフになったり、ある程度の配慮がある中で、今日の試合は、13:30キックオフが前の試合が若干押して、2時近くのキックオフ。そう、最も気温が上がる時間帯の試合ですね。

本当に、観戦する側が倒れたらどうしようもないと思いつつ、浦和南高校の試合の場合は、敷地内だと、試合の流れがわかりにくい感じになるため、歩道橋の上からの観戦を強行してしまったのですが、ただ見ているだけなのに、水分もしっかりとっているのに、滝のような汗が止まらず、しかも、ハーフタイム前には、テニスでおなじみの(w)トイレットブレイク(腹痛になりました。)ということで、前半残り5分ほどを見ておらず、位置的に校舎に行くよりも、駅方面に戻ったほうがトイレが近そうということで、行ってみたら、駅横トイレが暑すぎてよりダメージを受けるなど、色々ありましたが、要するに前半残り5分ほどは、見られていません。

どこまで集中して見られていたかも、定かでないのもなんか、悔しいところです。

はい、前置きが長くなりました。

冷静に考えたら、なんで市立浦和高校のAチームがS2のカテゴリで戦っているのかが冷静に考えると若干謎だなと試合を見始めて、このカテゴリで多くのチームがやってくるようなスタイルと全く違った、攻撃の形などが、それぞれが頑張って跳ね返せばよいというものではなく、しっかり研究してしっかり対応して行かないと、裏を突かれる、1枚が簡単に飛び込むと、かわされて抜かれる、そういう攻撃陣がいる相手。

更に、明日からクラブユース選手権がスタートするということで、思った以上に少数精鋭という。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に36番福島竜弥(後半37分⇒33番舘澤佑磨)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と19番清水楽人、MFが左に15番石橋遼大、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人、FWが28番長田拓巳と12番千葉希(後半42分⇒42番山本陽生真)

となります。

最初に書いておきます。基本的に、仕組み上Aチームとか、Bチームとか書いていますが、既にS2リーグからプレミアリーグに出て結果を出している選手もいますし、見ていたら、ずっとS2リーグだけど、どうしてチャンスが与えられないんだろうというくらいの存在感になっている選手もいる。わかりやすく個がある選手もいるのも確かですが、Aチームだから上とか、Bチームだから下とか、そういう考え方では基本的に見ていません、というか、そこに楽しさを感じて育成のカテゴリのサッカーを見てはいない。

どちらかというと、浦和レッズユースに所属している選手は、既にポテンシャルがあって、特徴特長があって、もちろん直さなければならいないことも色々あり、課題がある選手も多いですが、みんなプロになれるという考え方です。そこまでのの道のりとか、どうやって引き出されていくのかを見たい方だし、できれば、自分が見出したいとも思っている。

だから、育成のカテゴリを見る時は特に、この選手がいないと勝てないという考え方も好きではない。

それを踏まえて、例えば、今日のようにS2の中では、ちょっと違うなと感じるようなチームであっても、浦和レッズユースの臨む最高峰のリーグがS2であり、今の中心メンバーを軸にあまりにも多い選手の入れ替えもなく、相手チームの研究なども含めて、ここが頂点で戦っていて、準備して臨めていれば、普通に勝てる相手だったと思っていますし、見ながらそう考えていました。

結果的には、今日の場合、こういう相手でも試してみる方をやったので、相手が来た時には難しくなったのかもしれないと。

でも、危ない場面は多かったものの、勝負と言うところでは、勝てる可能性もある戦いを見せられていたのは、今年の浦和レッズユースの全体のチームに感じられる勝負強さの部分なのかなと感じています(今日は、逆転されましたが、相手の攻撃に対応できずに相手が攻めてきたときには、かなり危険な場面を作られまくっていた中で、ビハインドを背負う形で、そのままやられてもおかしくないところで追いついたという、勝ち負けでは負けですけど、勝負強さを感じました。言葉おかしいかw)

それらを踏まえての、「浦和レッズユースとしての一番重きを置くリーグがプレミアリーグで、そこがベースとなっている中でのS2リーグににも参加することの難しさ。」を勝手に感じていた試合です。

暑くて頭がボーっとしていた時間もあったものの、そういう印象だけは、今でも強く残っているな~と。

試合の入りは、悪くなく、開始から38番松村大也の仕掛けから、前節のミドルシュートのように27番清水哲太がミドルシュートで狙うような形だったり、28番長田拓巳の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘いチャンスを作る場面、12番千葉希から36番福島竜弥への横パスから抜け出した28番長田拓巳へのパスが通り、シュートまで持ち込む場面、27番清水哲太のインターセプトからの右での関係性で走り出した38番松村大也にパスを通しての仕掛けなど、最初の10分くらいは、相手ゴールに迫る形が多く作れていました。

また、最初に「試み」と書きましたが、おそらくこれまでは、あまりやってなかったと思うのですが、この試合では、39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人が中盤の真ん中2枚として入り、4バックの両サイドが高く取り、より攻撃的になる形を作りながら、ある時は39番盛嘉伊人が下りてバックラインに入り、ある時は、22番佐藤陸人がバックラインに入り、3バックのような形になるという入れ替わりをやっていました。

これが上手く行っていたかどうかと言うことになると、相手の攻撃陣が思った以上にキープと突破ができ、良い距離感でパス回しで崩しに来る、不用意に寄せると裏へパスを出されそのスペースに走りこまれるということで、もし、この形を、試合含めて長くやっていれば、良かったかもしれませんが、この試合では、なかなか思うように行かず、逆に相手の攻撃が勢いづくきっかけになってしまったかもしれません。でも、視野広く展開ができる39番盛嘉伊人が下がったところで受けて味方の動きを見て、一気に展開できると、これまでにない攻撃パターンにもなるでしょうし、22番佐藤陸人が下がることで、バックラインでパス回しで強弱をつけることもできるでしょうし、面白いと思います(これが、常にS2でこのメンバーで試せるかがわからないのが難しさ。)

個人的には、今後この形が洗練されてくるとどうなるかという楽しみは残りつつ、試合自体は、10分あたりから相手が攻撃された時に連携が合わないなどが見え、裏を通されてキーパーと1対1の場面を作られて、ギリギリのところでディフェンダーが跳ね返す場面があったり、それ以外でも前線でキープされた時に、一人で飛び込んでかわされてその後ろのスペースに味方がカバーに入れないなど、相手の攻撃に振り回されるような場面が増え、17分に失点。

展開だけ見ていると、厳しい展開がここから待っているかと考えてしまうところもありましたが、前線でのプレスで相手のミスが割とよくある中で、28分に38番松村大也が高い位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、28番長田拓巳にパスを通し、このチャンスをしっかりものにして1-1の同点に追いつきます。

相手の反撃を受けた時の対応は、かなり後手後手になっていたものの、相手ゴールに向かったときの浦和の迫力は大したもので、同点ゴール後には、28番長田拓巳が前線でパスを受け、いったん22番佐藤陸人へ下げると、そこから左サイドを走る15番石橋遼大につなげて、シュート。キーパーが弾いてコーナーキックのチャンスを獲得したり、12番千葉希での仕掛けから、28番長田拓巳へパスを通して、惜しいシュートを放つ場面を作ります。

直後の反撃でサイドから切り込まれて危険なクロスを上げられるも25番石塚悠汰が好セーブするなど、反撃を受けると良い形まで持っていかれてしまうという場面は続きます。

40分くらいには、セットプレーのチャンスで39番盛嘉伊人からのクロスのこぼれを28番長田拓巳がシュートし、クロスバーを叩いてゴールに入るかという(私からは遠かったので、細かいところはわからなかった)惜しい形に見えましたが、混戦のところでファールがあったようです。

その後の前半は、私は、トイレットブレイク(すみません)で離れましたが、ここでの得点の動きはなかったようです。

後半も展開としては、前半と同様で、ハーフタイムで指示はあったと思いますが、やはり相手の攻撃陣を抑えることができずに、後半開始早々からシュートは外してくれたもののキーパーと1対1になる場面を作られる難しい入りとなり、守勢に回る展開が多くなりながらも、28番長田拓巳のプレスからミスを誘いカウンターにつなげるなど、前線が暑さで体がきつい中で、あきらめずにプレッシャーをかけることで、反撃の機会自体は作ることができていました。

後半の35分くらいには、おそらく、バックパスをキーパーがキャッチしたという判定だったと思うのですが(くどい様ですが、後半の相手の攻撃側は遠くて細かいところがわからない)ペナルティエリア内で間接フリーキックという場面もありつつ、ここは、相手が一人がボールを少し動かして味方が誰も触らず、かっさらってそこからカウンターに移るという不思議な状態があったりしつつ、終盤は、相手の攻撃を耐える時間が続き、なんとか耐えていたものの、最後の最後で決められてしまい、敗戦となりました。

細かい点では、やはりこれまでは、通っていたようなパスのパスコースを読まれてカットされたり、中盤でパスを受けて展開する前に囲まれて奪われるという、より素早い判断が要求されるところで、相手の方が優ったという場面も多かったように感じます。

もちろん、負けの言い訳にはなりませんが、こういう相手が強い時に「暑さの影響」を考えてしまうような状況と言うのは残念です。

ある程度、まともな気候でお互いに試合をできていればどうだったのかとか。

次の市立浦和との再戦の時には、試合がしやすい気候になっているので、そういう条件下でぶつかりあってほしいなと切に感じました。

暑い日の一番暑い時間の過酷な条件での試合、本当にお疲れさまでした。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

埼玉S2リーグ 2018/7/16 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 2-1勝利・・・短時間で印象の残るプレー。気迫の逆転勝利!

どうも、ブクメです☆

おなじみのレッズランドのネット越しの写真しか撮っておらず、見辛くてすみません。

昨日のプレミアリーグに引き続き日曜日は、埼玉県S2リーグを観戦してきました。昨日の駒場スタジアムでの試合も17時キックオフだったのですが、昼間の気温が上がりすぎているここ最近の日本の夏を考えると、17時キックオフくらいでようやく涼しくなってくる感じで助かりましたね。

昼間が暑すぎるここ最近の日本なので、今後は、Jリーグなどに限らず、下部組織などの試合も夏場は、夕方から夜に開催できるような仕組みになっていくのが現実的にプレーする選手にとっても観戦する側としても必要になってくるのかと思います。日本代表の活躍で日本サッカー協会にお金がたくさん入ったようですし、ナイター設備の助成をがっつりお願いしますw

さてさて、浦和レッズユースBで臨んでいるS2リーグでの戦いは、特に対戦相手がAチームで来た場合には、主導権は握れても、なかなか簡単には崩し切れない難しさと、試合運びのところで、3年生中心の相手のチームの方がうまく、劣勢の中でも取りどころで少ないチャンスで得点を奪われてしまい、前節のように引き分けに持ち込まれたり、終盤で逆転をされるような試合も出たりしています。

それでも、メンバーが絶えず入れ替わり、1つのチームとしてのベースを作って戦っているプレミアリーグと比べて明らかに別の点での難しさをかかえる状況下ながら、基本的には、どの相手に対しても、相手主導で圧倒されるという試合なく戦えているのは、さすがだなと毎試合感じているわけです。

ただ、今日の試合に関しては、背景の細かいところまでは、わからないものの、若干チームの中でのメンバーでのモチベーションに差があるように感じられたのも事実です。

前日のプレミアリーグの試合と比べたら、確かに3つ下のカテゴリの試合にはなりますが、基本的に、足を運んだユースを応援しているサポーターの見方は同じで、それぞれの選手の動きや表情を見ながら、S2リーグとしての結果を残しての昇格を目指してもらいながら、それぞれの選手からの発見を楽しみにしているわけです。だから、カテゴリ下だからという、緩いプレーは見たくないですし、アピールもしっかりしてもらいたいと考えて見ています。

ということで、試合の話に移りますね。

vs埼玉平成高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也(後半19分⇒27番清水哲太)、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に22番佐藤陸人(後半32分⇒15番石橋遼大)、右に13番與那覇航和(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、真ん中に35番根岸恵汰と14番柳田大輝、FWが39番盛嘉伊人(後半45分⇒12番千葉希)と37番堀井真海

となります。

前節の国際学院戦は、キーパー以外は1,2年生のみという構成になっていましたが、今日の試合では、22番佐藤陸人と14番柳田大輝と言った、プレミアリーグでも存在感のあるプレーを見せている3年生が2名スタメンに入り、また、昨日のプレミアリーグにも途中出場していた、37番堀井真海や、13番與那覇航和ももスタメンとしてプレーすることになりました。

例えば、チームとしてこういうベースでシーズンを戦い続けていれば、既にその3年生を軸にしたチームとして連携などもスムーズかもしれませんが、入れ替わりが多い状況にどうしてもなるため、3年生が入ることでの頼もしさと同様に、連携などを考えると、また、難しさが出てくるのかなというところは、正直なところ見ていて感じました。

更に、22番佐藤陸人が中盤の左、14番柳田大輝がボランチということで、このポジションでプレーする彼らと言うのも、私が見た限りでは、ほぼないという状況だったかとも思います。

私が見てきた限りでは、S2では、ずっとセンターバックでチームを落ち着ける役割をしていた19番清水楽人がサイドバックに入っていたり、38番松村大也がここしばらくは、サイドの前目だったところが、サイドバックのポジションになるなど、なんかいつもと違うなと言う印象を持ちつつ試合開始。

ややふわっと試合に入ってしまったところで、いきなり攻め込まれてクロスバーを叩くシュートを放たれてしまいます。

対戦相手の情報は、正直なかったのですが、前節終了時までで、浦和レッズユースBの3位に続く4位につけている埼玉平成高校ということで、Aチームで臨むチームで上位争いをしているチームですので、なかなかに手ごわかったですし、番号だけですみませんが、7番の選手と10番の選手は、かなり危険なプレーをする選手でした。

この試合では、開始早々のピンチの後は、比較的、浦和が主導権を握り返すという形になったので、相手が守備に負われる時間が多くなっていたので、わかりませんが、攻勢に出られるような展開になった時の彼らのプレーを見てみたいなと思ったりもしていました。

最初のピンチでピリッとしたのか、守備のところでは、ある程度相手の攻撃を危険なところまで行かせないということは、できていたものの、攻撃のところでは、どうも、連携というかしっくりこないという形が続き、パスが長くなってしまったり、パスを受けた後のプレーが雑になってしまったり、そういう課題を抱えながら試合が進んでいく印象。

5分くらいに、13番與那覇航和から35番根岸恵汰を経由して少し長めのパスを左前線に供給し、22番佐藤陸人が受けての攻撃など、テンポ良くチャンスにつながりそうな場面でしたが、若干の意思疎通のずれがあるようにも見えました。

7分には、ボランチの位置に入った14番柳田大輝がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏に巻いて入るようなパスを狙い、そこに37番堀井真海が走りこんで合えばという惜しい形がありました。

合う合わないというところでは、全体的に課題がありながらでしたが、昨日も長い時間ではなかったものの、前線で運動量多く走っていて、疲労もありそうなものですが、まったく感じさせないような、運動量の多いプレーを37番堀井真海がこの試合も最後まで見せていたのは印象的でしたし、この試合では、特に目立っていました。

10分くらいのバックラインからの26番南濵優大かからのくさびのパスを上下の動きで下がって受けて、右サイドの38番松村大也への展開だったり、上下の動きも良かったです。

また、サイドバックに入っていた19番清水楽人のプレーにも注目して見ていたのですが、基本的にどのポジションでも落ち着いて判断してプレーできるんだなという感想です。何がかというと、サイドバックだったので、攻撃参加も求められるポジションになりますが、行ける時に攻撃参加した時のプレーが正確というか判断が良いというか、それを感じた最初のプレーが11分の左サイドでの22番佐藤陸人とのパス交換から、行けるとなったところでのスムーズなパス交換からの前線への仕掛け。

シンプルな仕掛けに対して相手の守備で阻まれるケースが多かった試合で、回数は多くなかったものの、こういう仕掛けができたときには、より大きいチャンスになる空気が強かったので印象に残りました。

攻めながらも決定機が作れないという状況が多い前半でしたが、38番松村大也の右サイドからの前線へのパスに抜け出した37番堀井真海がファールを受けてのセットプレーが何度かあったり、39番盛嘉伊人が裏へ抜けながらパスを受けようとしたところで相手に倒されてフリーキックを獲得するなど、セットプレーの獲得数は、前半だけでも結構あったと思いますが、ゴールは奪えず0-0で前半終了。

後半スタートから、32番佐藤優斗を投入し、より積極的に仕掛けていくか形が増えます。

味方の動きがよくわかるということもあるとは思いますが、39番盛嘉伊人が受けてからのパスが前半よりも精度が増しよりチャンスになりそうな形が増えてきます。

後半6分には、38番松村大也から22番佐藤陸人を経由し、39番盛嘉伊人につなげて惜しいシュートを放つ場面を作ります。

相手ゴールに迫る場面も増えて、そろそろ得点が奪えるかと思っていたところですが、それでも、やはりどこかきれいに崩してやろうというプレーが多くなっていたのか、思い切ったプレーが少ない印象で得点が奪えない中で、相手の反撃を受けた後半15分・・・決められてしまい0-1とビハインドを背負う形になります。

今日の試合逆転勝利までつながった大きな大きな要因が、ここから。

失点後の19分に27番清水哲太がが投入されます。わかりませんが、これまでS2リーグでは、私が見た中では、右サイドバックは27番清水哲太がスタメンという試合が多かった中で、この試合は、押し出される形で控えに回ったのかもしれませんが、ここで腐らずに、プレーで答えを出した27番清水哲太が本当にすごかったわけです。

例えば、この試合では、右サイドでの仕掛けと言うところで、相手ディフェンダーを1枚はがせば、一気にゴールに行けるというところで戻してしまうなど、そこで強引に行かないと相手が楽だというプレーも多く見られていたところで、そのプレーではダメだと言わんばかりに、入ってすぐのチャンスで27番清水哲太がドリブルで右サイドから仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてペナルティエリア内深くまで侵入し、結果的にゴールにはならなかったものの、大きなチャンスを作り出します。

そして、迎えた後半24分。コーナーキックの場面で、39番盛嘉伊人が上げたボールをディフェンダーが大きくクリアしたところをペナルティエリア外から、27番清水哲太が思い切ってシュートを放ち強烈なミドルシュートがゴールを突き刺します。

後半途中で投入されてからわずか5分ほどでのこの試合での27番清水哲太のインパクトは凄かったです。

これで、流れは、一気に浦和に傾き、また、チーム自体のプレーもより激しさを増したというかゴールを奪ってやるという姿勢が強くなったように感じます。

35分には、セットプレーのチャンスで26番南濵優大のヘディングシュートから混戦で35番根岸恵汰が最後は押し込んでゴールを奪ったかに見えたものの、これは、ファールを取られます(その前のところで競った選手のキーパーチャージを取られたようですが、接触してないし、キーパーが痛がっただけでファールになるのかという話などもありましたが・・・結論から言えば、勝者は物言わずで良いというw)

この後、35分の15番石橋遼大からのパスを受けた32番佐藤陸人のシュート(枠を捉えられず)や、19番清水楽人がサイドから相手ディフェンダー交わして抜け出して37番堀井真海にパスを通しての仕掛けなど、惜しい形を作りつつ、迎えたアディショナルタイムに入ろうかと言う45分に、ペナルティエリア内に侵入した37番堀井真海にパスが通り、ここでディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、しっかり体を張ってパスを出し、最後は39番盛嘉伊人が決めて2-1と最後の最後で逆転に成功します。

アディショナルタイムも集中してボールをコントロールし、2-1で勝利となりました。

試合の主導権は、浦和が握っていたとは思いますが、おそらく、27番清水哲太のプレーがなかったら、攻めながらもそのまま0-1で逃げ切られていた可能性もあったような試合での見事な逆転劇。良いものを見させてもらいました。

課題も多い試合となりましたが、集中した守備をして崩せない相手に対して、どういうプレーをすべきなのか。そういう部分でも非常に今後にとってもプラスになる展開もありました。

そして、ちょうど前期最終節となる21日には、ここまでの成績を見る限りは、S2Bリーグの中で、最も強敵(前節までの結果で首位)となる市立浦和高校との一戦ですね。どのようなメンバー構成で臨むのかは、わかりませんが、大きな大きな1戦として、今日の逆転勝利を勢いに首位チームを倒してしまいましょう!

プレミアリーグも、S2リーグも共に勝負強さを見せての勝利(ジュニアユースも日程勘違いで足を運べなかったものの、勝負強さを見せた勝利でしたね)を見せてくれた楽しい週末でした!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2018/07/01 浦和レッズユースvsFC東京U-18 2-2引き分け・・・早めの失点、追加点からの勝負強さ再び

どうも、ブクメです☆

まず、ユースとの時間との兼ね合いで足を運べなかったジュニアユースの全国大会出場をかけた横浜F・マリノス追浜との一戦に勝利。まずは、ホッとしましたが、チームは、既に全国での昨年の悔しさを晴らすという気持ちの切り替えをしているでしょうね。また、夏に1つ楽しみができました、ありがとうございます!

帯広のために、毎年、マイルを残しておく、それがブクメですw

ということで、別に関係者ではないのですが、ワールドカップ期間は、仕事柄、かなり珍しく時間に追われる生活をしております。昨日のジュニアユースの試合の後に、大学サッカーに足を運んだのですが、まずは、私の現在の行動の優先順位の頂点に位置しているユースの試合のブログを書いておきたいということで、そちらから書きます。

先週、内容的には、良い試合をしながら、結果としては、敗戦となった先週。サッカーの怖いところは、内容的にとか、試みとか、見る側からしても、育成として、良い感じになっているなとは思っていても、その良い内容が結果につながらないと、そういう波に飲まれてチーム自体が調子を落としてしまうということがあるので連敗だけは避けてほしいと思っていた試合。

結果的には、引き分けに終わったものの、2点のビハインドを追いついて終わる(逆転もできそうだった)という形で、チームとしての今年特に感じられている、勝負強さの部分が出た試合になりました。

残念なのは、会場が一方のゴール裏のかなり限定された場所からしか見られない構造になっている中で、後半の猛攻が、遠くてよくわからないという場面も多かったことですかね。

・・・と、いきなりまとめに入ってもあれなので、試合の話に移ります。

vsFC東京U-18メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝、右に8番白土大貴、真ん中に2番北村龍馬と4番大桃伶音、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒17番波田祥太)、右に10番池髙暢希(後半45分⇒22番佐藤陸人)、真ん中に5番大城螢と16番玉城大志、FWが28番長田拓巳(後半18分⇒37番堀井真海)、右に9番二見健太

となります。

6月末に梅雨明けが発表されてから連日炎天下が続いている中で、この試合も暑い中での試合で、更に強風吹き荒れるという中での試合にもなりました。

ワールドカップで多くの試合をチェックしているような生活をして、色々な代表チームやそれに対する分析だったり、詳しい方の文章などを目にする機会が多くなると自然と試合も少し細かく分析しながら見たくなるもので、もともと考えながら見るのは好きなのですが、この試合は、かなり色々考えて見ていました。

まずは、これは、どちらのチームにも言えたことですが、面白かったのは、追い風の状態では、相手チームにペースを握られ、向かい風の状態で相手に攻め込むような展開になっていたのが興味深かったですね。

もちろん、風のみが試合の流れを左右したということではなく、しっかり分析されていたのかもしれませんが、守備面の浦和の高さと個に対する強さに対して、細かいプレーに関して甘さが見えるプレーが出るというところを突かれる形になったことで、相手に崩されたというよりは、狙われて奪われてそこから失点と言う形で前半開始早々の3分に0-1とビハインドを追うことになりました。

これと同時に、相手の9番と22番の左サイド(浦和の右サイド)でかなり対応が難しい個人技やスピードのある攻撃で仕掛けてくることで、逆に10番池髙暢希が入っていた右サイドからの攻撃というよりも、攻撃的な意識のところを狙われてしまうことの方が多かったのも前半難しい展開になったことの一員かなとは思います。

また、攻撃面においては、あとで調べて見れば、FC東京U-18の選手たちは、J3のFC東京U-23でのプレーの経験がある選手が多く、そういう部分でも攻撃の意識が高いというか、思い切ってシュートで狙ってくる場面と、そのシュートが結構危険なところを精度高く狙ってくるケースが多いという印象がありました。

これが前半苦しめられた理由とは思いますが、浦和側の攻撃が悪かったということでもなく、そこにも発見が多かった前半でもありました。

たびたび書いていますが、今年の育成のここまでの流れは、とにかく毎試合新しい発見があり、主役となるような選手が出てくるような状況があり、戦い方も、その選手の特徴が生かされる形で、なんとなく見る方としても、その選手に求められているプレーが見えやすいんですね。

この試合開始からの驚きは、1トップに入った28番長田拓巳のプレー。先週の流通経済大学柏戦でAチームの公式戦で初出場初スタメンと言う形で、相手ディフェンダーに苦しめられながらもその試合でも、良い意味での変化が見られだしていた中で、この試合も連続でスタメン出場となったわけですが、前線での競り合いの力強さと自信を持って相手と競り合えており、1トップの長身選手としての役割もしっかりこなしながら、狙えるところで7分に放ったシュートのようなゴールを狙うプレーもできていました。

早い時間の失点で、やや劣勢に見えながらも、攻撃のところでは、17分の28番長田拓巳のポストプレーから9番二見健太、10番池髙暢希につなげて相手ゴールに迫るという形もできていました。

この試合では、2トップの1枚が9番二見健太ということもあり、前節のスペースに入ってパスを受けて簡単にはたいて、動きとパスで相手守備陣を脅かすというプレーよりは、駆け引きをしながら、持った時には仕掛けていくという狙いが多いように見られ、18分のキーパーに防がれたものの思い切って狙ったシュートや、20分のキープしながら8番白土大貴の上がりを待ってパスを出し、サイドからのクロスに28番長田拓巳が飛び込んでいくという形、更に、サイドからのクロスにヘッドで狙い、キーパーにはじかれたものの、惜しい形を作っていました。

これ以外にも、追い風の強風を読んでの16番玉城大志の直接ゴールを強襲するような、コーナーキックからの直接狙ったシュートなど、惜しい形もいくつか作っていたものの、やはり、相手の左サイドでの攻撃に手を焼く形で、攻撃を受けた時のピンチになる割合の方が実際多い中で、これが決まったらワールドカップクラスだろうというよな物凄いカーブのかかったシュートなども打たれたりしたりしつつ、前半40分に追加点を許すことになります。

ただ、おそらくですが、早い時間に得点を奪われたことで、より相手の攻撃に勢いをつかせてしまったことはあるのかなとも思っています。実際、9番の選手の22番の選手の左サイドからの仕掛けがかなり凄いと思っていたものの、ある程度行ったところで、プレーが雑になってくるところが出てきたりしていましたので。

そして、10番池髙暢希のサイドで攻撃で主導権を握ることがその流れからできていなかったことで、2失点目を喫した後に、24番山中惇希と10番池髙暢希がサイドを入れ替えたところで、前半は残り5分ほどでしたが、左サイドで10番池髙暢希がキープして、クロスに24番山中惇希が合わせる惜しい形や、前半終了間際には、24番山中惇希からのパスを起点に10番池髙暢希がわずかに枠を外れる惜しいシュートを放つなど、ポジションの入れ替えによる効果がさっそく出たところで前半が終了となりました。

後半スタートから、24番山中惇希に代えて17番波田祥太が入りました。

苦しめられていた、右サイドを守備的にする交代などあるかなとは思っていたのですが、前線に17番波田祥太を入れることで、前線の圧力を高めて得点を狙っていくような選択でしたが、この交代が功を奏します。功を奏していたのは、わかるのですが、先ほど書いたように、観戦エリアによって、後半の攻撃は片方のゴール裏(高さはない一方のゴール裏から反対側のゴール裏の攻防は、本当に細かいところがわからないw)

後半開始早々の1分に5番大城螢からのパスをペナルティエリア内で受けた10番池髙暢希が倒されたように見えたものの、ここはPKならず。

直後の反撃で、GK1番石井僚が抜け出してきた相手と1対1になる決定機を作られるものの、落ち着いた対応で簡単に防いでしまえたことも、この後の試合に大きく影響を与えたと思います。ここで0-3になっていたら試合自体がかなり難しいものになりますので。

この後の反撃では、10番池髙暢希から、確認ができなかったものの、おそらく17番波田祥太が狙ったシュートが相手ゴールを割ったように見えたものの(これも見ていた位置からは、正直わからない)これは、ゴールではなかったようですが、明らかにここから浦和の攻撃が相手のゴールを脅かす場面が増えます。

そして、17番波田祥太に関しては、プレミアリーグの開幕や、初勝利を挙げた清水エスパルスユース戦でのプレーから、その攻撃の迫力と、ちょっと警告をもらってしまうのではないかと冷や冷やするくらいの主張があって、これは、少しコントロールの必要はあっても、かなり強烈なフォワードになるという印象から、思ったより落ち着きすぎなのではないかというプレーに感じられた試合がその後いくつかあったのですが、怪我があったとか、聞いたりもしていたので、おそらくそういうことだけだったようで、この試合では、球際の激しさや相手ディフェンダーを背負っても強引に突破してしまうなど見せていてすごく喜んでおります。

5分には、その17番波田祥太からのパスを28番長田拓巳が思い切ってシュートを狙い、枠を捉えきれなかったものの惜しいチャンスになりました。

7分には、10番池髙暢希のキープから、パスを受けた17番波田祥太のシュート。これも、枠は捉えられずも、後半は、よりゴールの可能性を感じるのは、完全に浦和に移りましたという展開に。

13分には、10番池髙暢希の枠を捉えた強烈なシュートは、相手キーパーにはじかれるもコーナーキックを獲得。

攻勢に行っているので、より反撃への対応にも集中が必要ですが、14番柳田大輝のインターセプトなど、4番大桃伶音や2番北村龍馬が個での攻撃を防ぐ中で、奪えるところで奪うというプレーをサイドの14番柳田大輝や8番白土大貴がしっかりカバーしながらやるというところもありました。

ただ、やはり、個の守備で強さを見せる中で、その後のパスなどが、甘くなることがあり、相手に狙われるという形があったのは、気になりました。

前半、劣勢になっていた時間帯にやや長いボール頼みになって中盤を経由しないことが多かった点も後半は、16番玉城大志や、5番大城螢を経由した攻撃などもできるように戻っていましたね。

そして、実際にこの試合の勝負強さを見せたスタートとなったのが、18分の37番堀井真海の投入から、フレッシュな力強さも加わりより前線で相手にプレッシャーをかけられる形になった中で、さっそく18分に10番池髙暢希のからのクロスをヘッドで合わせて17番波田祥太がゴール。これで1-2と1点差にします。

直後にサイドからの攻撃でクロスに10番池髙暢希がヘッドで合わせる惜しい形を作り、30分には、8番白土大貴も攻撃参加する形でチャンスを作りコーナーキックを獲得。

33分には、ショートパスでのパス交換から展開し、最後は37番堀井真海がシュートを放ちます。

35分には、23番遠藤龍河と、3番林海斗を同時投入し、残り10分で勝負に出ます。私個人的には、この交代で、センターバックが23番遠藤龍河と、8番白土大貴と言う形になり、4番大桃伶音が右サイドバックに入るという形になったことも、この試合の流れとしては、大きかったのではないかと思っています。

それは、この対応が強い大型の選手を8番白土大貴が、カバーするという形の守備が相手が中央から仕掛けてきたときにより、安定した守備につながるようになったという点で私は感じたということです。なんとなくですが。実際この時間帯は、相手の攻撃を防いだところで、すぐさま8番白土大貴がロングフィードで左前線に走る3番林海斗に長いパスを通すなどもありました、相手の攻撃を摘んでからの反撃と言う点でも良くなってました。

そういう様々な交代やポジション移動などを行いながら、迎えた39分に、37番堀井真海に合わせた選手がちょっとわからなかったのですが、浮き球をヘッドで見事に合わせてゴール。2-2と同点に追いつきます。

その後、22番佐藤陸人が投入され、アディショナルタイムのみという残された時間は少ないものの、逆転ゴールも奪えるのではないかと言うくらいの攻撃になっていましたが、残念ながら、逆転までは届かず。

それでも、くどいようですが、本当に今年のチームは、常に競争で、ポジションを狙う選手としては、常に緊張感を保っていないといけないような状況にはなるものの、様々な選手にチャンスが与えられ、特徴を見せ、結果も出すという流れになっているケースも多く、既に、様々な相手を想定した、複数のパターンがチームとしてできている。そういう状況なので、より修正していく必要があるところは、守備のバランスになるのかなとも感じています。これは、全てを1人の選手がやれということではなくて、いや、できるほうが良いのですが、組み合わせのところで、高さと1対1に強い大型のディフェンダーと、8番白土大貴のように読んでカバーができて、更に早い展開も作れるような選手が組む今日やった形のような組み合わせで、安定させていくのもありだと思います。

逆に、それで強みを出せる選手がポジション争いをできるようになっていくのかなとも思います。

まったく、楽しいチームです。文章も長くなってしまいました。

でも、やはりこれだけのことができるのだから、こういう試合でも勝ちに持って行けるようになるべきですし、プレミアリーグで優勝争いができるチームになるためには、やるべきことも多いということなのだと思います。

今いる選手たちがそれをやるのか、急激にS2リーグなどで頭角を現して、食い込んでくるか、S2リーグも再開しますし、その辺りも並行して見ていく楽しみも広がります。

そんな感じです。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会3回戦 2018/6/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 2-0勝利・・・電光石火の先制ゴール!難ピッチで苦しむも強さの見えた勝利。

どうも、ブクメです☆

NTT図南スーパーグラウンドと言えば・・・何年前だったから、ボールが転がらず所々で跳ねるくらい普通のパス回しができないくらいのイメージの会場という初観戦のイメージが未だにぬぐえず、ここでの試合が全国を決める一戦にならなくて良かったなと真剣に思っていました。

だって、もちろん、ピッチコンディションが悪い場合には、両チームともに悪条件は同じですが、あまりにもそこに左右されてしまい、そこから生まれた結果で全国行きが決まる決まらないとか酷ですから。

・・・で、そんなことを書きつつ、浦和レッズユースは、既に先週2回戦をしっかり勝ち切り、全国を決めた状態でのここからは、関東NO.1で全国に進むかどうかという戦いで、もちろん、勝ち進んで最大数レベルの高い相手と試合をして、関東1位という位置で全国に臨むという次に目標に移った状態での試合になるわけで、こうなると、ピッチコンディションが悪くても、そういうこともあるんだから、しっかりそういうピッチにも順応できるようにやろうとできるわけです。

・・・と、言うほどピッチコンディションが悪かったわけでもないのですが、やはり見た目にはそこまで影響しているようには見えなくても、ボールの転がり方や全体を通して、でこぼこしていて思った以上にストレスを感じてプレーしている選手も多かったのではないのかなとも思います。

・・・で、そういう難しいコンディションでの試合では、先制点を奪って有利に進められると良いなと思っていたら、開始50秒くらいであっという間のゴールを11番清宮昴大が決めてくれたわけで、あっという間のことで、見てる側は、喜びを爆発させるというよりは、「もう入った!?清宮が決めた!?早い!」という感じであったのも事実ですが。

で、割とゴール場面やゴールすぐの喜びの写真を撮れないブクメですが、今回は、試合開始でまずは全体的に写真を撮ろうというところでゴールが決まったので、ゴールが決まって喜んでいる姿も撮ることができたわけです、はい。

ということで、試合の話に既に移っていますが本格的に移ります。

vs横浜F・マリノスユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に2番北村龍馬(後半30分⇒15番石橋遼大)、右に14番柳田大輝、真ん中に4番大桃伶音と26番南濵優大、MFが左に24番山中惇希(後半44分⇒7番岡村勇輝)、右に20番冨田蓮、真ん中に16番玉城大志(後半45分⇒22番佐藤陸人)と5番大城螢、FWが左に11番清宮昴大(後半9分⇒13番與那覇航和)、右に17番波田祥太(後半20分⇒9番二見健太)

となります。

ちなみに、8番白土大貴と10番池髙暢希はトップチームのルヴァンカップに帯同ですね。あとは、また数名負傷者が出ているようですが、怪我で離脱していた21番縄田脩平がベンチ入りしていたり、負傷から戻る選手もうかがえました。

見る側も、蚊など小さな虫と戦いながらの観戦になりつつ(w)、ピッチ上の選手たちにとっては、暑さとの戦いにもなる試合になりました。

で、先ほども書いたように試合開始の入り方は、完全に浦和が上、勢いよく攻め込む流れで、抜け出した11番清宮昴大が落ち着いて決めて1-0とあっという間に先制する展開。

逆に先生が早すぎる試合は、その後難しくなるということも多いのですが、今日の試合は、ある意味難しい時間帯も作ってしまったのも事実でしたが、早めのリードから、ペースをつかみ、また、相手のミスも多い中で主導権はしばらく浦和が握って進むという形になりました。

チャンス自体は多かったので、いくつかのプレーをピックアップして書きますね。

7分に、GK1番石井僚からの狙いすましたロングフィードに抜け出した17番波田祥太が一気に持ち込んでシュートを放つ惜しい形を作ります。

序盤から印象的だったのは、この試合右の前線に入っていた20番冨田蓮。サイドバックでプレーすることは多い中でこの試合は1枚前でスタートし、そのポジションでの果敢に仕掛けとサイドからの攻撃や高い位置からの球際に激しく行く守備がかなり相手の守備陣を脅かしていたのですが、その中で、13分には、自ら持ち込んで思い切りよいシュートを放ちます。

14分には、14番柳田大輝からのパスを受けた17番波田祥太が相手のプレッシャーを受けながらもしっかりキープして右の20番冨田蓮に展開、更に、右サイドから一気に左サイドの24番山中惇希へとパスを通し、24番山中惇希の折り返しに誰かが合わせられればゴールという形を作ります。

22分には、5番大城螢の見事な枠を捉えたシュートが決めるかと思われたものの相手キーパーの好セーブでギリギリのところで弾かれます(コーナーキックになる。)

そのコーナーキックのチャンスで、14番柳田大輝からのクロスに4番大桃伶音が豪快にヘッドで狙うも、ここも相手キーパーの攻守に阻まれます。

この一連の攻撃は、詰めが甘いというよりは、相手のキーパーの攻守が凄かったという場面ではありました。

26分には、17番波田祥太が、強引なドリブル流れ相手ディフェンダーを交わしてシュートまで持ち込みます。

30分には、バックラインの26番南濵優大からの鋭い縦パスを20番冨田蓮につなげ、更に玉城大志へとつなげてゴールに迫る惜しい形を作ります。

結果的に前半1-0とリードして折り返す流れで、追加点が入ってもおかしくないプレーもありつつ、試合の流れとしては、前半序盤に相手を圧倒した攻撃の流れから、徐々に相手が慣れてきたところで、序盤に多かったミスも減ってきたところで、途中からは、前線の選手までボールは入るものの、そこから先の突破がなかなかうまく行かない時間帯も増えてきて、なおかつ、横浜F・マリノスらしいというか、素早いパス回しからのテクニックで突破してくるようなプレーで何度かヒヤッとする場面も作られたのも事実です。

後半もスタートは、前半の終盤と同じように相手の守備に阻まれたり、ピッチコンディションの関係もあると思いますが、前線でパスを受けてからのボールコントロールが伸びてしまったり、思ったようにコントロールできずに、攻撃回数は多いものの、より相手を脅かす形まで持って行けない状況にはなっていたものの、中盤の攻防で味方選手プレスをかけたところで、5番大城螢がインターセプトして素早い攻撃に転じる場面だったり、中盤やサイドの攻防のところで、優位な形を作れる回数は増えていたものの、相手の攻撃のリズムも時間を追うごとに良くなってきており、近い距離でのパス回しからの一気に長い展開に持っていくプレーなどでやや難しい守りを強いられるところもありました。

問題ないように見えつつも、相手が得点を奪う場面もありそうだなという時間があったもの事実ですが、この試合で一つ流れを変えたのは、スターティングメンバーとは違った特徴を持った13番與那覇航和(後半10分くらいに投入)や9番二見健太(後半20分くらいに投入)によって、前線にパスを当てた時の攻撃パターンに違いが加わり、中盤的なプレーを前線で13番與那覇航和がすることでリズムが生まれたり相手が対応しにくくなったり、やや、リードしながらも相手と同じペースでせわしない展開(攻撃を受けて、奪った後に、少し落ち着けていなしたりする時間を入れても良いところで、急いで攻めて引っかかり、また相手の攻撃を受けての連続になることが多いように感じたという意味です)になっていたところで、違った色が加わったように感じます。

そして、9番二見健太が投入され、そのファーストプレーではないかと言う場面で9番二見健太が相手ディフェンダーと入れ替わるような形での突破を見せたところで、たまらず相手が倒しPKを獲得します。

そして、このPKを16番玉城大志がしっかり決めて2-0とリードすることに成功します(なんだか、既に16番玉城大志はゴールを何点か決めているような印象があったのですが、この試合が公式戦初ゴールだったのですね。でも、なんか、決めているイメージがあるのは、なぜだろう。)

その後も、9番二見健太が比較的球離れよくプレーすることで、相手がプレッシャーをかけにくくなるという効果も出ていたように思います。

ちょうど、後半の途中から相手も前線に大きめの選手を投入して高さも武器にした攻撃(横浜F・マリノスユースだと珍しいような)もしてきたものの、高さ強さに対しての4番大桃伶音の守備の強さを改めて感じることになったというか、高さが加わって相手の攻撃が怖くなったという印象を全く作らせずにできていたのも凄かったと思います。それ以外のテクニックを活かした攻撃の方は、何度か怖さを見せられたのは事実ですが。

そして、後半30分には、今度はサイド攻撃でまた独特のリズムを持った15番石橋遼大を投入し、ポジショニングのところでは、かなり味方から指示が飛びまくっていましたが、攻撃の際には、サイドからの攻撃で短い時間でも何度か大きなチャンスを作っていました。

その中でも、一連の流れとして良かったのが、34分の、13番與那覇航和がボールを保持している相手中盤にプレスをかけて逃げるような形になった相手から5番大城螢がボールを奪い、すぐさま右サイド前線に走る15番石橋遼大へパス。パスを受けた15番石橋遼大は、そのままドリブルで仕掛けていき、枠を捉えることはできなかったものの思い切ったシュートでゴールを狙いました。

試合終盤で登場した7番岡村勇輝も残り時間も少ない中で、中盤でパスを受けて相手のプレスを受けてもキープして9番二見健太に通し、そこからワンタッチで抜け出す13番與那覇航和に通して、シュートまで持ち込む形の起点となりました。

この時間帯は、攻撃でも仕掛けられそうな時間になっていたので、先ほど、相手に合わせすぎるとか書いておきながら、この時間帯は、 「もっと行け」みたいに見ている側としてはなってしまっていたのですが、味方同士でそこは行き過ぎなくて良いとか声掛けあえていたり、ベンチからも試合の終わらせ方を考えるようにという声も飛んでいたり、2-0リードと言う中で、しっかり無失点で試合を終わらせる、こちらが前がかりになりすぎて相手の反撃での得点の確率を上げてやる必要もないというプレーで、見事に反撃を許さずに2-0で勝利となりました。

若干のピッチコンディション不良が生んだやりにくさの中で、キープ力と力強さと突破力、フォワードらしいプレーでの裏への抜け出しと言う特徴で得点を奪ってリードし、相手が対応するようになったところで、また違った特徴を組み合わせることで、流れを変えていき、更に違った特徴の選手を入れることで、追加点を作り出す。

見事でしたし、今後は、相手の特徴などによっては、今日の前線の選手の組み合わせを変えることでまた違ったバリュエーションが生まれるだろうなと、感じることもできました。

・・・とうことで、本当は、明日の朝試合と言うことなので、私も若干バタバタしていて文章短めにまとめてしまおうとか思っていたりもしたのですが、書き始めたらまたダラダラ長くなってしまいましたw

ということで、明日は準決勝ですね。キックオフの時間を考えると、プレーしていた選手は疲労を回復する時間があるのかという酷な設定だなと思いつつ、対戦相手に決まった三菱養和は、さらに遅いキックオフで大変ではないかと考えつつ、でも、移動はないし、会場も2日連続同じところだし有利な条件もあるよねとか、色々考えつつです。

明日の試合も楽しみに足を運ばせてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ

どうも、ブクメです☆

午前中のジュニアユースの関東U15リーグに引き続き、間に回転ずしを挟みつつ(w)再び、レッズランドに戻り16:00キックオフの浦和レッズユースの夏の全国をかけた戦いとなるクラブユース選手権関東予選ノックアウトステージ1回戦のエスペランサ戦を観戦してきました。

今日は朝から、ほとんど雲もないくらい晴れ渡った1日でしたが、天気予報で言っていたように、前日の雨が暑さをもっていき、気温はあまり上がらないと言われていた通り、日なたにいると暑いものの、日陰に入るとカラッとしていて涼しいという1日でした。

まあ、日陰なしでプレーした選手にとっては、暑いことに変わりはなかったと思いますが。

さてさて、先週足を運べなかったプレミアリーグでしたが、しっかり勝利したところでプレミアリーグはいったん中断期間に入り、ここからは、夏の全国大会へ向けての戦いになるわけです。数年前は、グループステージのような形からでしたが、現在は、浦和レッズユースが登場するラウンドでは、ジュニアユースと同じくノックアウト方式のトーナメントで、1回戦は、負けたら終わり。2回戦で勝てば全国、負けると負け上がりということで、ジュニアユースに比べれば2つ勝てば全国なので、多少の気持ちのゆとりはあるかもしれませんが、何が起こるかわからないノックアウト方式というのは、怖いものです。

ということで絶対に負けてはならない1回戦です。相手チームはエスペランサというチーム。実力的には差があるチームですが、厳しい予選を勝ち上がってきているチームですので、挑戦者として臨んでくる相手に「やれる」と思わせないでしっかり勝ち切れるかがポイントでした。

その点では、ある意味成功である意味、大きな課題も残ってしまった試合とも言えるかもしれません。

では、試合に移ります。

vsエスペランサ戦メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴(後半26分⇒34番成田安里)と5番大城螢(後半スタート⇒40番山田奈央)、MFが左に24番山中惇希、右に6番上野夏輝、真ん中に16番玉城大志(後半16分⇒22番佐藤陸人)と39番盛嘉伊人、FWが17番波田祥太(後半36分⇒15番石橋遼大)、右に10番池髙暢希(後半スタート⇒9番二見健太)

となります。

実際のところ、負傷者が増えているという事実はありますが、それぞれのポジションにプレミアリーグでも経験を積んでいるどっしりした選手をしっかり配置し、そこにS2リーグで攻撃面で存在感を見せてきた39番盛嘉伊人がスタメンから入ったり、既にプレミアリーグでベンチ入りはしていた鈴木彩艶が初スタメン(ですよね?)を果たす構成となりました。

初戦の難しさなどどこ吹く風か、試合開始から浦和レッズがやや一方的な攻めを見せる展開となります。

開始2分に24番山中惇希が決めて1-0と先制すると、7分に16番玉城大志から前線の10番池髙暢希へとつなげ、ペナルティエリア内で折り返しのクロスから17番波田祥太を経由したかスルーした形になったかで、最後は、6番上野夏輝が決めて2-0。

更に、9分には、3番林海斗が狙いすました見事なコースを狙ったシュートで3-0とします。

そして、16分には、6番上野夏輝からのロングフィードを左前線で受けた24番山中惇希からの折り返しを10番池髙暢希が受けてシュートを決めて4-0。

最初の15分ほどで4点差と一気に試合を決める形まで作る最高の出だしとなりました。

攻撃もしっかり中盤を経由した形での攻撃も多くなり、16番玉城大志からの展開や、39番盛嘉伊人に関しては、中盤のポジションでパスを捌く役割もしながら、かなり意識的に、行けるという状況では、前線のスペースに走りパスを受けて攻撃に厚みを加える役割もこなしていました。その流れでの22分の10番池髙暢希から受けたパスからのシュートは、バーを叩いたボールがゴールラインの中に落ちたようにも見えたのですが、判定はノーゴール。前半は、ゴールのラインが見えるような方向から試合を見ていたので、入っていたようにも見えたのですが、ライン上だったのでしょうかね。

右サイドバックに入っていた14番柳田大輝は、相手のサイド攻撃に対しての安定した守備とともに前線への攻撃の起点にも多くなっていました。

また、この試合は、どうもゴールからは見放されてしまっているような入りそうなゴールが入らない場面が多くなった17番波田祥太ですが、その運動量と前線でのキープ力は、この試合の前半の大量得点や試合を通して攻守において重要な役割を担っていたと思います。

さてさて、チャンスがなかったということではなく、4点目が入ってからも、浦和が攻勢の時間がかなり続いた前半でしたが、若干、相手のプレッシャーが緩い中で、自由なプレーが出来すぎることで、やや雑になってしまう時間が増えたり、少しペースダウンしたのか、パスの出し手は、難しいところへ供給するも見方の出だしが一歩遅れるなどする中で、徐々に相手が攻撃のパターンを把握してきたというか、なかなかフィニッシュまで行かずに引っかかる場面が多くなり、追加点が決められないまま4-0で前半を終了します。

後半に入り、決定力のある9番二見健太を投入したり、22番佐藤陸人を中盤に入れるなど、攻撃面でまた違った特徴を持った選手を入れることで、再び後半体力得点と行きたかったところですが、思った以上に相手チームが自信を持ったプレーをするようになり、浦和がボールを持つ時間が長く、ゴールに迫る回数が多いことには変わりはないものの、前半のように簡単にシュートコースを開けたりフリーで撃たせてもらえるような場面が極端に減った印象があります。

結果から言えば、最初に書いたように前半16分までに決めた4ゴール以降ゴールは入らなかったのですが、後半も24番山中惇希のサイドからの突破からの鋭いクロスに誰かが飛び込めていればという形だったり、39番盛嘉伊人からのコーナーキックに17番波田祥太がヘッドで狙った場面だったり、ゴールに近づく場面はありましたが、前半のそれとは違い、相手の守備の集中力と跳ね返せるという意識が変わっただけで、これだけゴールは簡単に決まらなくなるものだなと言う典型的な形に持っていかれてしまったともいえるかもしれません。

それでも、試合としては4点で十分であり、多くの選手がプレーする機会を得ることもでき、初戦としては上々の快勝とも言えるのかもしれませんが、やはりノックアウト形式の予選と言うことを考えると、この先の試合のことを考えても、守備に集中力が出て簡単に行かなくなった後半の時間帯に、それでも2,3点決めるという強さを見せてほしかったということも正直ありますし、さらに言えば、前半4点取った後に若干、ペースを落としてしまったところもあるところで、えげつなく得点を奪っていき、相手の気持ちを折ってしまうというところまで持って行ってほしかったなという欲が出てしまったりもしました。

たぶん、かなり昔の話ですが、次に対戦相手となる東京武蔵野シティ(が、横河武蔵野FCだったころ)のクラブユース選手権の関東予選で全国をかけた順位決定戦を戦ったときに、守り切られてPK戦まで持ち込まれてPK戦で敗退して全国を逃したという苦い記憶が未だにサポーター的な頭に残っているところもあるからなのかなというところもあるんですけどね。

だから、相手が守備的に来て、守りに自信を持ってこられたときに決められるかという勝負になった時がもしこの先あるとしたら今日の後半は課題として大きく残るのかなということです。

なんとなく、昔から、浦和の育成チームに足りなかったえげつなさ。攻撃的な迫力のある選手も多い今年なので、そういう強さも見せてくれると嬉しいと思いつつ、初戦で早い時間で4点差つけて勝敗自体はほぼ決めてしまっただけでも、十分な出だしすし、Aチームの公式戦が初出場と言う選手もいるなかで、その選手たちが問題なく力を発揮してくれる姿も見られたので、今年は、本当に多くの選手にチャンスが与えられて、その選手がそれぞれの持ち味を見せてくれているだけでもかなり嬉しいんですけどね。

今年のチームのここまでの流れにかなり期待を持っているので、少しずつ厳しくなってしまう。そんなものだと聞き流してください。

ということで、来週、小平でしっかり勝利してまずは全国を決めてしまいましょう。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら