第6回水戸ホーリーホックユースカップ最終日 浦和レッズユースB vs 湘南ベルマーレU-18B 1-0勝利、FC東京U-18B 1-2敗戦・・・3日間通して、より見えたこと

どうも、ブクメです☆

27日からスタートした水戸ホーリーホックユースカップも大会3日目、最終日となりました。若干台風の影響を受けつつ、強風の中での試合や曇っていても湿気と暑さが凄い試合など様々なありましたが、最終日の2試合は、シンプルに猛暑日の中での試合となりました。どのくらい暑かったかというと、最高気温は35度を超え、1試合目と2試合目の合間に駐車場に戻って車のエンジンをかけたときに表示された温度が42度になっていたというくらいの暑さw

昨年は、決勝戦のみの1試合を観戦したので、3日間2試合ずつこの時期に戦うということは想像しつつも、やはり単発の試合としての状況しかわかりませんでしたが、今回は、3日間全てに足を運べたことで、単純に優勝を目指した戦いというところ以外にも、かなり大変な要素が多いことを確認できました。

見てるだけなのに、暑さでボーっとしてしまったり、人と話す時にあまり頭が回っていないような状況もあったりしましたのでw

ベンチ側の声がすぐ近くで聞こえてしまうことが良いかどうかは別として、今回初日と最終日で浦和が戦ったツインピッチは、スタンドで応援するチーム側にいるだけで、ベンチからの声がはっきりと聞こえてきます。それによって、なるほど、こういう指示を出したり、声を賭けたりするんだと感じることも多くなりました。

新体制になってから、特にハーフタイムの時などは、まず選手同士が話をするような時間が設けられることが多くなりましたが、この大会でも、最初の写真のようにウォーターブレイクなどの時に、同じポジションの選手が、控えの選手含めて選手同士で話をするという場面が多く見られ、試合中の声掛けもかなり多く見られました。

これが、当たり前になってきていることが大きいなと感じています。控えの選手も自分がプレーしているイメージで試合を見ることができ、同じポジションの選手の動きを見ながら、こうしたほうが良いとかアドバイスしつつ、自分が出た時のイメージにもつながる。本当に重要なことです。

では、試合の話に移りますね。

10:20キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半10分⇒26番舘澤佑磨)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に19番成田安里(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

この大会の中では、メンバー交代も少なく、勝負にこだわるような雰囲気が感じられたのがこの湘南ベルマーレU-18B戦です。

スタートから精度の高い相手の攻撃を受ける形になり、開始2分には、結構危険な形でシュートを打たれる場面があり、ここは相手がシュートを外してくれたから良かったものの、2日目までの相手にはないやりにくさのようなものが感じられる相手でした。

実際、相手のフォーメーションや戦い方に合わせて、前半10分まで行かないくらいで、19番成田安里のワントップ気味にして、中盤中央に39番戸田大翔と42番吉田来綺、左サイド14番千葉希、右サイド29番伊澤壮平でアンカー的な位置に35番島垣翔が1枚で入るような形に変更して戦っていたと思います。

そして、このワントップにしたことによって、既に昨日の試合でも自信を持ったプレーで存在感を見せてゴールも奪っていた19番成田安里が、この試合でも、くさびのパスを受ける時も相手を背負いながら、体の向きとトラップの精度で抜け出すような場面を作るなど良いプレーが随所に見られました。

また、バックラインでは、5番遠藤龍河が力強さを見せて跳ね返し、狙える時には、相手の攻撃の起点へ激しくプレッシャーに行き奪い取って攻撃に転じる起点になるというプレーも見せていました。

何度か、相手に攻め込まれる場面は作られたものの、0で抑え、逆に、19番成田安里の果敢なドリブルからのシュートなど、かなりゴールに近づいたプレーも何度かあったものの、フィニッシュの精度というところで、決めきれずに0-0で折り返します。

後半に入って最初の決定機は、後半4分の42番吉田来綺が相手キーパーの虚を突いたループシュートを狙った場面。ここは、バーに弾かれ得点にならなかったものの、あと数センチゴール方向にずれていたら、決まっていたという惜しい形でした。

やや全体的には、ミスも多くなり相手の反撃の機会も与えてしまった後半でしたが、攻撃面では、前半同様に19番成田安里の動きが良く、自らの突破や味方を活かすところも含めてチャンスに絡むプレーが多くあったものの、残念ながらゴールには至らずでした。

狙いというところで、面白いと感じられたプレーが後半26分にあったのですが、中盤辺りで42番吉田来綺がパスを受けた時に、31番大野海翔が走り出していた場面で、相手ディフェンダーの左から通せば、確実に通っていたものの相手ディフェンダーと対峙するような形になるところで、ディフェンダーの右(そのディフェンダーとキーパーの間くらいのところ)を狙って鋭いパスを通し、結果的には、相手キーパーがギリギリ先に触ったものの、31番大野海翔もそのパスの意図に気づいて加速して走りこんでいて、先に触れれば、よりゴールの可能性が高かったというプレーがありました。こういう狙いと、それを感じ取って走りこむ選手がいるという状況ができていたこのプレーはかなり良かったと思います。

0-0のまま時間が過ぎていき、このまま行くと延長戦はないため、PK戦が見えてくるかなと言う残り3分くらいの時間で、浦和がゴールを奪います。

42番吉田来綺を起点に、33番小川聖凪がパスを受けテンポよく近い距離の選手(誰かわかりませんでした)に下げて抜け出した33番小川聖凪に再びパスが渡り、シュート。これをキーパーが弾いたところを29番伊澤壮平が押し込んでゴール。試合終了まで残り少しと言うところで先制に成功します。

その後、やや長めと感じられるアディショナルタイムに相手フリーキックからヘッドで合わされて同点にされたかと思われたものの、これは、オフサイドの判定。

結果的に、1-0で勝利となりました。

続けて、FC東京U-18B戦です。

13:00キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半9分⇒18番関大輝)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼(後半スタート⇒31番大野海翔)、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に36番瑞慶山一真(後半9分⇒29番伊澤壮平)、右に38番舘樹(後半9分⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希(後半スタート⇒39番戸田大翔)と43番チェコ(後半17分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半9分⇒33番小川聖凪)、右に44番レオ(後半22分⇒2番長田拓巳)

となります。

この大会の締めくくりの試合ということで、もちろん勝利を狙いつつですが、湘南ベルマーレ戦と比べると、最終戦なので多くの選手を出場させるという意図も若干あったようにも感じられる試合。

開始から、相手のパス回しや突破の対応に苦しみ、相手ペースでしばらく試合が進みます。前半3分に抜け出されてシュートを打たれるなど、危険な場面を作られつつ、前半7分にペナルティエリア僅か外辺りで与えたフリーキックを直接決められ、0-1と追いかける展開を作られてしまいます。

浦和も前半14分に、43番チェコと38番舘樹のパス交換で抜け出した43番チェコがシュートを放つもディフェンダーにコースを消されて決めきれず、直後にもフリーキックの場面で43番チェコからのボールに味方が合わせられればというところで相手ディフェンダーがクリア。

前半18分には、44番レオが高めの位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、ドリブルで仕掛けるも相手ディフェンダー2枚にコースを消されて奪われます。

前半19分には、43番チェコから32番岡田翼、そして、ゴール前に走りこんだ36番瑞慶山一真に合わせヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。

前半23分には、32番岡田翼のスローインから9番波田祥太が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも抜け出した26番舘澤佑磨にパスを通し仕掛けるも相手ディフェンダーに阻まれます。

相手の攻撃も多くなる中で、前半25分には、サイドから突破されてしまいシュートを放たれるもここはGK30番川﨑淳が好セーブ。

前半を0-1で折り返します。

後半は、開始早々に23番山本陽生真からの縦パスを9番波田祥太がキープしてからの突破などでチャンスを作るなど流れを引きもどせるような攻撃が見られたものの、後半6分に、またもやフリーキックを直接決められてしまい、0-2と2点のビハインドを背負う難しい展開になります。

後半14分に、39番戸田大翔から29番伊澤壮平を経由し、前線の44番レオにパスが通ると、果敢に仕掛けてコーナーキックを獲得。

そのコーナーキックからの流れで、43番チェコがクロスを上げたところで、走りこんだ23番山本陽生真がペナルティエリア内に侵入したところで相手に倒されてPKを獲得。

このPKを39番戸田大翔が決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

その後、後半25分に26番舘澤佑磨から、29番伊澤壮平、42番吉田来綺とパスが繋がり、長めのクロスをタイミングよく受けた2番長田拓巳がシュートを放つも、これはキーパーにキャッチされます。

更に、後半28分には、31番大野海翔から39番戸田大翔、29番伊澤壮平とパスが通り、右から抜け出した42番吉田来綺にパスが通り、シュートを狙うもこれもコースが甘く相手キーパーにキャッチされます。

試合終了間際には、29番伊澤壮平がミドルシュートを放ち、これが僅かにゴール左にそれます。

試合終盤に何度か追いつくチャンスはあったものの、決められず試合は1-2で終了となりました。

 

この大会の最終戦は、勝利では飾れなかったものの、この大会のスタート時と比べると見違えて動きが良くなった選手もいますし、もともと自信を持ってプレーしてくれれば、かなりポテンシャルを最初から感じていた選手が、この大会中に、一つ殻を破ったと感じられる部分もあったりしました。

正直に書きますと、暑さや、移動が多かったりで、交代選手も多い中で、私自身もどこまでしっかり試合が見られていたか若干怪しいところも多かったのが反省点にはなります。おそらく、その起点は別の選手だとか、そんな内容も多くあったりするかもしれませんがご了承ください。

とにかく、私自身、3日間通してこの大会を見られたことで、また色々な発見をさせてもらいましたので、よく書いていることですが、ここで感じたことを踏まえて、また次の試合で見て行く流れになりますので、次は和倉ユースになると思いますが、楽しみにしています。

3日間お疲れさまでした。

ではでは!

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ2日目 浦和レッズユースB vs ファジアーノ岡山U-18B 2-0勝利・・・第2戦と同じく戦う姿勢を見せ快勝!

どうも、ブクメです☆

昨日に引き続き、日曜日も水戸ホーリーホックユースカップを観戦してきました。昨日のツインフィールドから場所を移しましてホーリーピッチという会場で浦和レッズユースBは、1位通過をかけてファジアーノ岡山U-18Bと対戦しました。

台風の影響を考慮して、当初の9:15キックオフから10:15キックオフに変更になり、今日は、この試合の終了後に、場所を福島県のJヴィレッジに移動しまして、自治体職員サッカーを観戦する流れで考えていたので、移動時間と見たい試合のキックオフに間に合うかがかなりギリギリでしたが、幸い、Jヴィレッジの方の試合も、1時間遅れてスタートになったことで、問題なく観戦できました。

試合観戦後、再び水戸のホテルに戻ってきてブログを書いているのですが、当然ながら夜も遅めの時間になっていて、更に翌日には、順位リーグが朝からあるということで、若干バタバタしながら書いておりますw

他会場の結果などがわかっておらず、結果的に今日の勝利で問題なく1位通過していると思っていたら、得失点差(総得点差)で2位になっていたということで、3連覇はできなくなったものの、その対戦カードを見つめると、Jクラブばかりの2位グループになっていて、湘南ベルマーレU-18Bと対戦し、その後、柏レイソルU-18BかFC東京U-18Bと対戦ということで、対戦相手という点では、結果的には、面白い相手と戦える最終日になったのかなと思いつつです。

では、試合の話に移りますね。

10:15キックオフのvsファジアーノ岡山U-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔(後半18分⇒26番舘澤佑磨)、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半スタート⇒28番アピッチ輝)、MFが左に14番千葉希、右に42番吉田来綺(後半19分⇒43番チェコ)、真ん中に39番戸田大翔(後半26分⇒23番山本陽生真)と35番島垣翔、FWが左に19番成田安里(後半11分⇒44番レオ)、右に29番伊澤壮平(後半スタート⇒33番小川聖凪/後半23分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

テントが目の前に立っているような状況だったので、見る場所の選び方が難しく、少し高さのある所で見ていたのですが、上記のような感じで手前のサイドでの攻防があまり見えないという状況での観戦にはなりましたw

試合開始早々は、やや相手の攻撃を受けてしまう場面がポツポツあり、前半2分に相手シュートは枠を外れたものの、キーパーと1対1の場面を作られることがあったり、前半5分には、サイドを切り裂かれて際どいクロスを入れられてしまうなどあったものの、割とすぐに修正してからは、浦和ペースで攻撃を仕掛ける場面が多くなりました。

前半5分に、14番千葉希が力強いドリブル突破でサイドから切り崩すプレーを見せます。

前半9分には、19番成田安里がドリブルで果敢に仕掛けてチャンスを作ります。この試合の序盤の戦いでは、特に19番成田安里の意識の高さが見られるプレーが多く、前半11分にパスを受けた際には見事なトラップで抜け出して29番伊澤壮平に繋げシュートまで持ち込む場面を演出し、前半13分には、39番戸田大翔から31番大野海翔、14番千葉希を経由しての左サイドからの攻撃で、キーパーとディフェンダーの間を狙ったクロスに対して19番成田安里がわずかに合わなかったものの、反応して走りこむ場面を作るなど、良い動きを見せていました。

そして、動きの質の良さを見せていた流れが結果に結びつきます。前半15分に、31番大野海翔がドリブルで中央に切れ込みながら抜け出す19番成田安里にパスを通し、パスを受けた19番成田安里は、そのまま迷いなくゴールに向かいシュートを放ちゴール!

1-0と先制します。

この辺りからは、かなり浦和が押し込む時間が続き、前半20分には、39番戸田大翔から31番大野海翔につなげ、ゴール前にクロスを上げると、42番吉田来綺が良い位置で受ける形を作るもややトラップが流れてシュートまで行けずでしたが、そこまでの攻撃の流れは見事でした。

前半21分には、相手が連続で仕掛けてきたところで、40番茂木柊哉が見事なインターセプトで奪うプレーや、5番遠藤龍河が見事なカバーリングで防ぐ場面など、守備面でも相手の攻撃に対して、強さを見せる場面が多く見られました。

前半32分には、42番吉田来綺から32番岡田翼に繋げた右サイドからの攻撃でクロスに19番成田安里が走りこむも、ディフェンダーにわずかに先に入られて防がれたもののここも惜しい場面でした。

前半を1-0で折り返し、後半も浦和の攻めが多い展開が続き、後半4分に、39番戸田大翔からのパスを受けた42番吉田来綺が放ったシュートは、ポストを叩いたものの、これを33番小川聖凪が押し込んで2-0とします。

後半5分には、39番戸田大翔からのパスを受けた14番千葉希が左から攻め上がり、クロスに19番成田安里が受けてシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半7分には、フリーキックのチャンスから5番遠藤龍河がヘッドでシュートを狙います。

後半10分には、14番千葉希が左サイドから仕掛けて角度のないところからグラウンダーの強めのボールを入れ、これは、おそらくシュートを狙ったと思いますが、誰も触れずにゴール少し右にそれていきます。誰かが合わせていればゴールという場面でもありました。

後半12分には、流れは見ておらず、シュートを打つ直前のところだけ見ていたのですが42番吉田来綺がループシュートでゴールを狙い、これがわずかにゴール左にそれます。

後半13分あたりには、相手キーパーがボールをキープしたところに33番小川聖凪が果敢にプレスをかけるプレーがありました。

後半16分には、相手の攻撃で鋭いシュートを放たれるも、ここはGK41番樋口燿大が防ぎます。

後半17分には、32番岡田翼のクロスに33番小川聖凪がヘッドで合わせるもこれは、枠を捉えられず。

チャンスの数は多いものの、追加点を決めることはできずに2-0で試合終了となりました。

正直なところ、タイトルにも書きましたが、この試合では、試合に臨む姿勢もしっかりゴールの方を向いてプレーできる場面が多かったですし、2得点決めて無失点で勝利したことで、快勝と書きましたが、1勝1分で来ていたのと1分した相手がそこから2勝するとは、あまり考えておらず、大会のページもなかなか他チームの結果や順位表が更新されない状況だったので、浦和が勝てば1位通過かなくらいに思っていましたが、実際は、2勝1分が2チーム並ぶ形で、得失点差も並んだものの、総得点の差で浦和レッズユースBはグループ2位という結果になったと、このブログを書く直前に初めて知り、ちょっとびっくりしていました。

大会の優勝はなくなりましたが、この大会では、試合ごとにチームが良くなっていることが観戦していて見えていましたので、2位グループでの順位リーグにはなりますが、先ほども書きましたが、対戦相手は、なかなか面白い相手ばかりですので、この大会の締めくくりとして、力強い戦いと勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ1日目 浦和レッズユースB vs 新潟明訓高校 0-0、vs矢板中央高校 3-0・・・3連覇をかけた戦い

どうも、ブクメです☆

27日土曜日からは、昨年決勝のみ足を運んだ、水戸ホーリーホックユースカップに今回は、スタートから3日間観戦する流れで足を運んでいます。厳密に言うと明日28日は、午前の1試合のみ観戦で、その後に組まれている練習試合は予定があるため観戦できないのですが、大会の全日程は、全て観戦する予定です。

浦和レッズユースBは、新潟明訓高校、矢板中央高校、ファジアーノ岡山U-18BとグループBに入っています。

初日の27日は、新潟明訓高校と、矢板中央高校と対戦し、28日はファジアーノ岡山U-18Bと対戦します。

そして、最終日の29日は、順位リーグを2試合戦うことになります。

浦和レッズユースBは、この大会を2連覇しており、3連覇を目指した戦いとなりますが、優勝するためには、グループを1位通過する必要があり、最終日のグループ1位同士の対決(浦和の場合は、グループAの1位と準決勝を戦う)を制し、グループC1位vsグループD1位の勝者と決勝を戦い勝利する必要があります。

今大会のブログは、ちょっと日程詰め詰めの空き時間に仕事もしながらということで、試合ごとではなく、1日目、2日目、3日目とその日ごとに複数の試合があってもまとめて1つのブログとして書かせていただきます。ご了承ください。

大会1日目の浦和の試合は、ツインフィールドで開催されました。この会場は、今回初めて足を運んだのですが、天然芝と人工芝のグラウンドを挟んでスタンドが設置されていて、間のコンコースを挟んでどちらの試合でも見られるような作りになっていて、全体ではないですが屋根も付いていると言うことで、キャパシティが多いわけではありませんが、非常に観戦しやすいグラウンドでした。

↑こんな感じです。スタンドへの入り口を入って左側が人工芝グラウンド、右側が天然芝グラウンド。

特に今日は、台風の影響は強風のみという天候で、雲は多いものの直射日光が差し込む時間の方が長い状況でしたので、スタンドに屋根があるというのは、本当に助かりました(選手は、直射日光を浴びての試合なので暑かったと思いますがw)

では、試合の話に移りますね。今日開催された2試合とも、かなり強風の影響を受けた中での試合になっていますので、かなりやりにくい試合環境だったと言うことを最初に書いておきます。また、浦和レッズユースとしては、この時期恒例となった、メキシコからの交換留学生的な選手が今年もこの大会から参加しています(おそらく、8月7日~の和倉ユースにも参加すると思われます。)

43番チェコ(セルヒオ)、44番レオという名前のはずです。

では、1試合目に行きます。

13:15キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に29番伊澤壮平(後半9分⇒32番岡田翼)、センターバックに23番山本陽生真(後半9分⇒5番遠藤龍河)と40番茂木柊哉、MFが左に36番瑞慶山一真(後半スタート⇒35番島垣翔)、右に38番舘樹(後半スタート⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希と39番戸田大翔、FWが左に44番レオ(後半9分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

自由交代制のようなので、かなり時間帯とか実際に記録上は誰と交代しているのかとか、自信ないですw

辛口なことを書くと、この第1試合は、やや試合への気持ちの面での入り方が悪く、なんというか、実際にピッチに立っていた選手がどのような気持ちで試合に入ったのかはわかりませんが、なんだか、ピリッとしない試合に見えてしまったのは事実です。もちろん、暑さもあり、強風もありましたが。

そんな見え方はしていたことを踏まえて、メモしたところから攻撃やピンチの場面をいくつか挙げますね。

前半2分に、39番戸田大翔からの展開が左サイドから抜けだした36番瑞慶山一真に合えば、チャンスにつながりそうな形を作ります。

前半4分に、44番レオのインターセプトから、14番千葉希を経由して裏に抜け出す9番波田祥太へパスを通すもこれはオフサイド。

私が見た限りでは、あまり見たことがない右サイドバックのポジションに入っていた29番伊澤壮平がドリブルで持ち上がり、最後は44番レオに繋げてシュート(この流れでコーナーキックを獲得。)

前半7分にコーナーキックのチャンスに39番戸田大翔からのクロスに23番山本陽生真がヘッドで狙います。

前半9分には、29番伊澤壮平が再びドリブルで仕掛け、枠は捉えきれなかったものの強烈なシュートを放ちます。

前半11分のコーナーキックのチャンスで39番戸田大翔からのクロスを36番瑞慶山一真がヘッドで枠を捉えるシュートを狙うも決まらず。

前半15分に9番波田祥太がキーパーと1対1の形を作り強烈なシュートを放つもキーパーに弾かれ、そのこぼれ球を36番瑞慶山一真が追いかけるも一歩届かず。

前半20分にGK18番関大輝からのロングフィードが38番舘樹に通れば一気にという形も、コントロールがうまく行かず。

前半終了間際に相手に決定機を作られるもこれは、相手が外してくれて失点を免れます。

前半を0-0で折り返します。

後半は、大幅にメンバー交代がある中で、後半10分に33番小川聖凪が下がり気味の位置から裏へ抜ける42番吉田来綺に通し、チャンスを作ります。

後半16分に35番島垣翔からの展開で19番成田安里がドリブルでサイドに持ち上がり、クロスを上げるも狙ったファーには誰も走りこんでおらず。

後半18分に32番岡田翼の右サイドからの仕掛けから、大きく左に展開し、テンポ良く、中央の35番島垣翔に渡りシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半20分には、42番吉田来綺がペナルティエリア内でキーパーと1対1の形を作り、シュートを放つも惜しくもバーに弾かれます。この場面の時、後ろのピッチの笛が抜け出したタイミングで鳴ったような錯覚があったので、一瞬、オフサイドかと思ったりしてしまいました。同時に試合をしていると、後ろの試合の笛や歓声やコーチングが、こちらの試合のものと勘違いさせられる局面が実は、スタンドレベルだと何度もあって混乱したりw

ということで、チャンスも多くあったものの、決めきれずの試合で0-0で終了となりました。

これが第1試合。

続いて第2試合のvs矢板中央高校戦です。

15:45キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大(後半14分⇒30番川﨑淳)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半10分⇒14番千葉希)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹(後半スタート⇒29番伊澤壮平)、右に43番チェコ、真ん中に35番島垣翔(後半10分⇒31番大野海翔)と42番吉田来綺(後半10分⇒39番戸田大翔)、FWが左に33番小川聖凪(前半18分⇒36番瑞慶山一真/後半10分⇒33番小川聖凪/後半29分⇒2番長田拓巳)、右に19番成田安里(後半19分⇒44番レオ)

となります。

第1戦の後に、喝が入ったのか、選手たちで気持ちを入れ替えなおしたのかは、わかりませんが、見違えるようにわかりやすく気持ちの入った戦いをしてくれたのが、この試合でした。

特にスタートから中盤左に入った38番舘樹が自らの力強い突破や経由した攻撃で、相手守備陣を脅かすプレーを見せていたのが印象的でした。

また、攻撃面で印象的だった流れの一つが、開始早々に右サイドから43番チェコが突破を仕掛けてクロスを上げるというタイミングで、ペナルティエリア付近に、38番舘樹、33番小川聖凪、19番成田安里と3人が走りこんでいるような状況を作り、この場面では、パスを受けた19番成田安里が相手ディフェンダーにブロックされたもののシュートチャンスを作るところまで行っています。

攻撃で相手をバタバタさせることに成功し、その流れの中で早い時間に先制点も奪うことに成功します。

前半11分に、38番舘樹からパスを受けた42番吉田来綺が、豪快なミドルシュートを放ちこれが決まって1-0となります。

得点につながったプレーではないものの、前半15分ほどに見られた、ラインを割りそうな場面で19番成田安里が最後まで追いかける姿勢を見せていたのも印象的でした。後ろから大きな声でコーチングする5番遠藤龍河の声もそうでしたし、この姿勢で試合に臨めば連覇も難しくないというチームをこの試合では見せてもらったと思います。

前半26分には、左サイドバックに入った26番舘澤佑磨が攻撃参加し、そこへ38番舘樹が見事なパスを通して、そのまま持ち上がり、チャンスを作ります。

前半を1-0で折り返した後半も浦和ペースが続き、後半11分には、19番成田安里からのパスを受けた29番伊澤壮平が思い切ってシュートを放ちます。枠を捉えられなかったものの、良い狙いだったと思います。

そして、後半14分に39番戸田大翔がドリブルでペナルティエリアに侵入し、更に突破を仕掛けたところでたまらず相手ディフェンダーが足をかけたところでPKの判定となり、そのPKを39番戸田大翔が難なく決めてゴール。2-0とリードを広げます。

守備の対応も、やや自信を持ちすぎてミスしたら危ないかもと思うような場面があるようなバックラインで相手に食らいつかせてターンでかわすなどのプレーもありつつ(これに関しては、奪われていないので良しだと思いますよ。)

この試合で一番のピンチが後半27分に訪れたのですが、割と距離があるところでの相手フリーキックの場面で強風も上手く味方につける形で、強烈なシュートが浦和のゴール左上隅に突き刺さるような弾道で飛んできたところをGK30番川﨑淳が、左腕一本で見事な反応ではじき出して防ぎました。

この場面を防いだ浦和は、後半28分に44番レオが決定的な3点目となるゴールを決めます。

また、ほとんど時間がなかったためボールを触ることはなかったものの、後半29分には、長い間怪我で戦列を離れていた2番長田拓巳が復帰してプレーするところも見られました。

多くの選手が、目を見張るようなプレーを見せたこの試合は、結果自体も3-0と快勝に終わり、大会1日目を1勝1分で終え、他チームの結果はわからないものの、28日のファジアーノ岡山U-18B戦で勝利することで、1位通過に大きく近づく展開にはなっていると思います(調べてないw)

27日は強風と暑さという敵が加わりましたが、明日は、台風から温帯低気圧に既に変わったようですが、それでも雨の中での試合に強風付きとかもあり得るのかなと思いつつですが、今日の第2戦のような戦いぶりで、内容も伴った勝利が見られることを楽しみにしています。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2回戦 2019/05/25 浦和レッズユース vs 東京武蔵野シティU-18 3-0勝利・・・全国決定、競争は激化

どうも、ブクメです☆

駒場サブグラウンドでのS2リーグを観戦後、友達の車に乗せてもらいレッズランドに移動。15時キックオフのクラブユース選手権関東予選の2回戦の東京武蔵野シティU-18戦を観戦しました。15時キックオフなので、ここから涼しくなっていくことを期待していましたが、試合を通して直射日光も強い状況のまま、結果的に、ずっと暑い状況下での試合となりました。風も吹いていましたが、若干生暖かく、試合開始と比べると、試合が進むにつれて風が強くなるということで、多少暑さを和らげてくれつつ、でも強くなったらなったで試合に影響を及ぼすような。

割と急遽ではあるのですが、5月28日から1週間ほどカンボジアに行くことになり、次のラウンドの試合が観戦できないということになりました。よって、全国大会出場ということになると、この2回戦を勝利した段階で決まるのですが、もし、この試合に敗れると負け上がりでの重要な一戦が次のラウンドとなるので、この試合で何としても決めてほしいという状況での観戦になりました。

結果から言えば、問題なく勝利してくれたのと同時に、新たな競争も見られ、全国出場は決まったが、では、次の試合が見られなくても良いかと言えば、各ポジションでの競争を考えても一つも見逃したくないので、ぞれはそれで残念だという気持ちになるという感じ。

ということで、試合の話に移りますね。

今年のクラブユース選手権の関東予選は、トーナメントが昨年とほぼ同じで推移していて、勝ち上がってくるチームも同じということで、2回戦での対戦は、昨年に引き続き東京武蔵野シティU-18となりました。

簡単ではない相手ですよね。そのチームを追いかけているわけではないですが、個々で抜けたものを持っている選手もいるだろうし、スピード系の選手は、どのシーズンで見ることがあってもいるイメージ。守備の組織的にも町クラブだからという緩さもない。

浦和が勝つのが普通という見方をされるし、相手のモチベーションが高いという難しさも、同カテゴリとやる以上に大変で、特に昨年対戦している相手でかなり厳しい試合を強いられたことで、相手としては、勝てるという自信も持って挑んでくる。

その難しさが出そうな時間帯は、昨年同様にあったとは思いますが、それを今年のチームの特徴として出だしている、試合の中で、相手の流れに乗らないで、いったん立ち止まって考えて崩していくことができる。そんな、良さが出たのかなとも考えています。

vs東京武蔵野シティU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半37分⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人(後半32分⇒22番奥山圭介)と4番玉城大志、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半43分⇒16番根岸恵汰)

となります。

1回戦で、途中から出場してポジショニングとワンタッチプレーで攻撃を活性化させるなど良いプレーを見せていた7番與那覇航和がこの試合ではスタートから出ています。Aチームの公式戦では、初スタメンだったかと思います(細かくは調べてません。)

ここまで組み合わせが多かった13番堀井真海と9番波田祥太の前線の組み合わせと比べると、自ら突破を狙っていくのが13番堀井真海だとすれば、チャンスメイクを考えるプレーをしながら狙えるところでシュートを狙えるタイプの7番與那覇航和ということで、若干攻撃の作り方がいつもと違うような形で進みますが、開始から、そのような特徴を見せた形で何度かチャンスを作り出します。

前半3分に6番清水楽人がサイドから仕掛けるタイミングで良いポジションに7番與那覇航和が入り、パスを受けるとワンタッチで4番玉城大志に戻すことで相手のプレスを受け流すようなプレーだったり、5分には、24番佐藤優斗からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを狙ったり、7分には、9番波田祥太と良い距離間でパス交換をしながら、9番波田祥太の突破につながる連携などありました。

攻撃の試みとしては、面白い狙いが多かったと思いますが、なかなか相手の集中した守備を崩すことができずで、相手の反撃の際には、鋭いだったり、力強いだったりという表現ができるような突破を試みる相手に対して、気を抜くと一気に抜け出してきそうなタイプの選手がいたものの、浦和の守備も落ち着いて跳ね返し対応できていたと思います。

8分に4番玉城大志が惜しいミドルシュートを放つなど、ゴール前が密集して突破ばかり狙うと守りやすくカウンターを受けやすいところで、意図的にミドルシュートを打つ場面も見られます。

11分には、24番佐藤優斗の左からの突破から7番與那覇航和に繋げて仕掛ける形を作ります。

前半15分あたりから、浦和が仕掛けてる回数は多いものの、試合としてはやや膠着状態になりかけ、長いボールを蹴りあってしまいそうになる時間帯に入ります。

こういう時間が長く続くと嫌だなと思っていたところでしたが、20分あたりから、早い仕掛けからファールをもらいフリーキックを獲得する場面が増えていきます。

20分のフリーキックのチャンスで4番玉城大志が惜しい狙いでディフェンダーに跳ね返されるもコーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスから9番波田祥太が惜しい形を作ります。

浦和に攻撃の工夫が見られる中で、27分には、17番盛嘉伊人が6番清水楽人の抜け出しに正確なパスを通し、そこから、左の24番佐藤優斗、更に少し高め位置を取った21番南濵優大に渡して、そのまま右前線の15番松村大也に展開するという、左右真ん中を幅広く使った攻撃も見られます。

サイド攻撃などでも惜しい形が増えてきた流れで、迎えた35分に6番清水楽人から7番與那覇航和へつなげての仕掛けから獲得したコーナーキックのチャンスから、6番清水楽人が決めて1-0と先制に成功します。

その後も前半残り時間に15番松村大也の右サイドからの仕掛けなどで何度かチャンスを作るなどありつつ、得点は動かず前半は1-0で折り返します。

後半開始早々から、右サイドからの15番松村大也の仕掛けからチャンスを作り、コーナーキックの場面では、4番玉城大志から受けたパスを15番松村大也が自ら惜しい形を作ります。

その直後の5分に、相手が決定機を作ったところで1番石塚悠汰が好セーブをして防ぎます(この場面、ちょうど目を離していた時に起ったことで、一緒に見ていた人に教えてもらったw)

7分には、10番山中惇希の左からの突破から、9番波田祥太と7番與那覇航和が絡む形で惜しい場面を作ります。

後半良い流れで進んでいる時間帯に待望の追加点が生まれます。

右サイドから8番冨田蓮が突破を仕掛け、15番松村大也に預けると、抜け出した9番波田祥太にパスを通すと、相手ディフェンダー2枚にクリアされるか、9番波田祥太が先に触れるかというところで、正直なところ私が見ていた角度だと、その2枚のディフェンダーが被るような形で、9番波田祥太が先に触ったのか、オウンゴールのような形になったのか、わからなかったのですが、別の角度から見ていた方から、9番波田祥太が先に触ったことで決まったゴールと教えてもらいました。

正に、9番波田祥太のゴールの中でも私の好きなゴールパターンの一つでもある、点で点を取るプレーでのゴールだったわけですね。

これで2-0となります。

2-0リードと言う状態は、すぐ前に観戦したS2の試合で、2-0リードから一度は逆転されてという場面を見たばかりなので、安心できる点差ではないなという考えを持ちつつも、試合展開と試合運びを考えると、比較的安心感が持てるスコアでもありました。

2点リード後も、相手の個々の突破の狙いも、しっかり防いでいく中で、迎えた23分。

後半10分から入った13番堀井真海がタイミングの良い抜け出しからキーパーと1対1の場面を作り出し、落ち着いてゴールを決め3-0。

この試合では、久しぶりに途中出場という形になったものの、それでもしっかり結果を残すところはさすがです。

試合としては、ほぼ決まった状況で、暑さもある中でしたが、その後も、例えば、ゴールラインを割りそうなパスであっても、9番波田祥太が最後まで懸命に追いかけて走るプレーなど、最後までチーム全体が気を抜くことなく、プレーし続け、相手の反撃も許さず、終わってみれば、浦和の強さと層の厚さを見せつけられることになる3-0快勝となりました。

・・・と、メモを見ながら書いていたのですが、やはり1日2試合、炎天下の中で試合を見て、更にその後にお酒を飲んで1日開けてブログを書くということをやると、どうも、断片的なメモを見ながら、繋げていくという作業がスムーズに行かず、なんだか、もっと書きたかったことがあったような気がするのに、浮かんでこないとかになってます。

そんなダメダメな私とは対照的に、浦和レッズユースは、点差以上に強さを見せてくれた試合だったということだけは覚えています。決して簡単な相手ではなかったと思いますし、相手がやりたい展開にされる可能性もあったとは思うのですが、そうさせなかった強さも含めて、浦和側として見ていて楽しい試合でしたし、今シーズンは、毎試合感じていることですが、同じポジションで台頭する選手が出てきて、選手間のポジション争いという点では、選手にとっては、大変な環境にはなりますが、また競争が激しくなりそうなポジションが出てきたなという印象も持たせてもらえる試合になりました。

ということもあり、次の試合は足を運べないので、全国大会出場がとりあえずは、ここで決まってくれて良かったとは思いつつも、競争の部分も含めて、一つも試合を見逃したくないという思いが強くなっているわけでして、次の横浜F・マリノスユース戦も見たかったなとなっているのが今でございます。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/05/12 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-1敗戦・・・結果敗戦もチームは順調に成長中

どうも、ブクメです☆

これまでの大宮アルディージャとの対戦の時には、状況によっては、さいたまダービーだからとか、勝つことが必要な相手とか書いたことがあるような気もするのですが、まあ、当然ながら、いつも同じ感情の人間などいないということで、今回は、シンプルに言ってしまえば、一つの試合と見れば、結果的に勝ったのが相手だったと言うことで、試合内容やチャンスの数などで考えれば、どちらに転んでもおかしくないような試合でした。つまり、一つの試合としても楽しかったですし、今シーズンの浦和レッズユースという繋げて見て行く要素でも、確実にプラスになっていくチームとしての戦いぶりだったと思います。

とは言え、相手が大宮アルディージャU-18になった場合は、今回は、直接対決にはならなかったものの、兄弟対決になる構図もあったり、少年団が一緒だったとか、国体で一緒に戦ったとか、色々勝手知ったる関係性があるところでは、プレーした選手としては、ただ負けという結果に悔しいという感情があっても良いと思いますし、お互いの健闘をたたえ合えるような気持になれるのであれば、それも良いと思いますし、それが、この対戦カードなのかなと思います。

ホーム&アウェイで考えたときには、まだアウェイ(場所は、埼玉スタジアム第3グラウンドでしたので、アウェイ感はなかったですが)での1戦が終わっただけなので、次は結果でも負けない、それが大事ですけどね。

・・・と、最初に総括的なことをなんとなく書いてしまいましたが、日曜日は、まず埼玉スタジアム第3グラウンドでユースのプレミアリーグを観戦し、終了後に埼玉平成高校に移動して、埼玉県S2リーグを観戦という流れで動きました。

ここ最近、気温が上がってウォータブレイクが入るような試合も出てきていますが、今日は、気温は上がっても、風が強めでその風は涼しいという中での試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(後半40分くらい⇒5番遠藤龍河)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒37番高橋悠)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半32分⇒22番奥山圭介)、右に9番波田祥太

となります。

事前に聞こえてきていたように、やはり相手の前線の個々の能力が高く、ドリブル突破の仕掛けだったり、パス回しの連携だったり、その辺りの守備には、やや苦しめられる場面はありつつも、序盤は、守備的な意識よりもサイドバックも含めて、思い切って攻撃的に仕掛けていく意識も持ちながらプレーしている様子が見えるスタートとなりました。

さっそく、GK25番鈴木彩艶からのペナルティエリア内からのロングフィードで左前線の24番佐藤優斗に一気につながるパスが通り、会場がザワザワするようなスタートから、仕掛ける場面があり、攻撃のスイッチが入り、3分には、コーナーキックのチャンスから17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放ちます。

この辺がダービーらしいなと思ったのは、いつも以上に思い切ったプレーをする選手が多いようにも感じられ、その場面の一つとして、6分に右サイドバックの8番冨田蓮がボールを持つとそのままドリブルで持ち上がり、17番盛嘉伊人にパス、そこから早い展開で左サイドから駆け上がる6番清水楽人に繋げ、そのまま左サイドから高い位置までドリブルでもちあがって、クロスに9番波田祥太が飛び込むという形は、ベンチからの声でサイドバックの二人に積極的にもっと行けと言う指示も聞こえてきたのである程度の指示もあったとは思うものの、サイドバックの二人と中盤が絡んでの積極的な攻撃からのチャンスで面白い試みでしたし、相手の攻撃陣が危険な選手が多いのであれば、受ける形よりもこちらが攻め込む形で相手が低い位置で守備的にプレーする状況にしようというところでも効果的なプレーでした。

10分には、13番堀井真海が良い形で9番波田祥太に繋げて大きなチャンスを作り、シュートを放つ場面がありました。

前半15分くらいまでは、浦和が攻勢で仕掛ける場面が多くあったものの、いくつかのチャンスを決めきれないところで、徐々に相手ペースになり、受ける時間が多くなったところでは、その流れを切るために、20分には、4番玉城大志が少し距離があるところから思い切ったシュートを放ったり、同じく4番玉城大志から右前線の11番石橋遼大に長めのパスを通しての反撃や、同じく、バックラインから12番福島竜弥の攻めのスイッチを入れるような長めのパスでの狙いなど、相手の攻撃を受けた後の反撃のパターンでも、ただ蹴り返すだけではなく、意図のあるフィードなどが見られました。

また25分前後には、浦和が立て続けにチャンスを作る時間帯ができ、25分には、6番清水楽人の仕掛けから9番波田祥太へつなげての惜しい形、26分には、13番堀井真海がドリブルで仕掛けての惜しいシュート。27分には、6番清水楽人からの長いパスに9番波田祥太が抜け出し、シュートを狙います。

30分あたりからは、相手の攻撃を受ける回数がまた増えたものの、このまま抜けられたら決定機になりそうなところで、11番石橋遼大が戻ってサイドからの攻撃のドリブルコースを限定させるような守備でピンチを防ぐなど集中して相手の攻撃を防ぎます。

35分には、カウンターの形で長いパスを受けた13番堀井真海が落として、11番石橋遼大がすぐさま逆サイドへ展開する形で反撃する場面を作ります。

前半終了間際には、コーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスを9番波田祥太が受けて戻したところで17番盛嘉伊人がシュートを狙うもキーパーに防がれます。

前半は得点は動かず0-0で折り返します。

前半のプレーを見ている限りでは、後半もそのまま交代なしにしばらく続けても良いかなというくらい全体的に集中してプレーできていた展開でしたが、後半スタートから前節と同様に、10番山中惇希と15番松村大也が両サイドに入る形での交代がありました。

結果的には、タイプの違った2枚を同時投入したことで後半スタートから、そのサイドを活かした攻撃でチャンスを作ります。

2分には、15番松村大也の右サイドからの攻撃からコーナーキックを奪いチャンスを作ります。そのコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに6番清水楽人がヘディングでゴールを狙います。

6分には、15番松村大也の右からの仕掛けから、10番山中惇希を経由して6番清水楽人に繋げ、惜しいミドルシュートを放ちます。

浦和の攻勢で相手が引き気味になる時間帯になり、特に17番盛嘉伊人が(たぶん)楽しそうに、パスコースを探して出しているようなイメージのプレーが多くなってましたね。

9分の17番盛嘉伊人から9番波田祥太に繋げてシュートまで行った場面や、12分には、13番堀井真海へ通したパスからシュート(コーナーキック獲得)など、パスを出した選手がシュートまで持ち込めるようなタイプのパスを多く出していました。

13分に、10番山中惇希が左サイドをドリブルで突破し、最後はディフェンダーに体を入れられたものの、惜しい形を作り、結果的にコーナーキックを獲得。

15分くらいには、10番山中惇希起点で右前線に繋げ、13番堀井真海に繋がり、17番盛嘉伊人、4番玉城大志とテンポ良くパスがつながる流れで4番玉城大志が倒されて直接狙える位置でのフリーキックを獲得。

9番波田祥太、4番玉城大志、17番盛嘉伊人がボール近くに立ち、17番盛嘉伊人が直接狙うことになったものの枠を捉えきれず。

20分には、17番盛嘉伊人が中盤で奪い、13番堀井真海に繋げてチャンスを作ります。

浦和の攻撃ばかり書いていますが、最初に書いたように相手の攻撃陣が手ごわく、相手の攻撃の回数も少なくありませんでしたが、そこを0でやれていたのも、守備陣が踏ん張れていたこともありますし、特に今シーズン良いなと思うのは、鋭い攻撃を受けて、跳ね返すときに、ただ大きく蹴りだしてしまえば、一時的に楽になりそうな場面でも、意識して長いフィードにも攻撃的な意識を持って出している選手が多いなと言うこともあり、これもあって、受け手守備的になっての悪循環を打開することができ、そのパスを受けた中盤前線も強弱を付けながらやれていることも大きいなと。

そんな流れもありつつ、後半25分に右サイドの8番冨田蓮から15番松村大也に繋げ仕掛け、折り返し(13番堀井真海も経由したかも)が10番山中惇希につながり決定的な形になりかけたものの、このシュートは、枠を捉えきれず。

後半32分に22番奥山圭介が入り、得点を奪いに行く形に入ってスイッチを入れて行きたかったところでしたが、33分に、見事な連携からのスペースへの抜け出しと、精度の高いシュートを決められてしまい、0-1とビハインドを負う形になります。

残り時間の事もあり、リードした相手も若干守備的に変わっていく中で、0-0の均衡を破るというイメージとは少しプランが変わってしまった中で、思うように、交代選手の特徴を生かし切れないところも出てしまったかもしれませんが、最後まで得点を狙いに行き、何度か惜しい形も作りつつ、結果としてその後スコアは動かず0-1の敗戦となりました。

1試合の勝敗のポイントというところでシビアに書いてしまえば、数回あった、相手より早い時間で作れていた複数回の決定機のところで、浦和が決めていれば、全く逆の流れになっていたところで決められなかったことに尽きると思いますが、相手も同様の状況でしたし、そのうちの一つが相手に決まったことが勝敗を分けたと言うことになります。

要するに、どちらに転んでもおかしくない試合だったと言うことです。

そして、先ほども触れたように、今シーズンの浦和レッズユースということで言えば、しっかり積み上げがされてきた中で、この試合でも、更に積み上げができているなという感想を持ちました。

1試合の敗戦、ダービーや背景に色々ある敗戦としての悔しさは、選手としてしっかり再戦の時まで持ち続けてもらい、チームとしては、この後、プレミアリーグは1か月ほどの中断期間に入るところで順位的にはちょうど真ん中の5位。上も見える、下ともそれほど離れてないということで、良い緊張感を保ちながら、いったんクラブユース選手権予選へ頭を切り替えて、おそらく、新しい選手にもチャンスが与えられるであろうこの期間での更なる競争も含めて、よりチームとしてもレベルが上がった状態でプレミアリーグ再開に臨むということでは、悪くない状況だと思っています(勝手に楽しんですみませんが、今年は、そういう楽しさも与えてもらっています。)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/05/05 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-0勝利・・・試せることが増え、結果もつく好循環

どうも、ブクメです☆

やはり、得点が決まってみんなで喜んでいる姿を見られるのって良いですよね!

ということで、先週に引き続き、今週も日曜日は、ユースのプレミアリーグ観戦で場所も駒場スタジアムになります。ブログの最初の1枚は、円陣を組んでいるところを載せることが多いのですが、ふと最初に下の写真を載せたら、ほぼ先週と変わらない感じになったので、得点後に喜んでいるシーン(少し落ち着いたバージョン)にしました。

↑先週とほぼ同じ。

私は、サッカーを考える時に置かれている状況とかを前提として考えて見るようなことが多くて、それは、割と試合分析とか相手分析とかの前に、精神的な部分が左右しそうなポイントを拾い上げるのですが、一つの大一番と考えられていた青森山田高校戦を勝ちに近い引き分けという形で乗り切ったところで、結果が出ている現状と、対戦相手の戦績など見て行く中で、緩みが出てしまうとしたらここかなというのが今日の試合でした。

・・・が、まったく心配することもなく、集中力の高い状態で試合をスタートすることができていました。そして、精神面というところで言えば、良い意味で自信を持ってチームとして余裕を持ってプレーすることができることで、選手の中により「試み」も加えられている様子がうかがえました。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に20番木下翼(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半45分⇒27番山田奈央)、右に9番波田祥太

となります。
*5番遠藤龍河が交代準備していたものの、交代前に試合が終了しています。

前節との変更点としては、中盤の両サイドが左に20番木下翼、右に11番石橋遼大になっていました。

さきほど集中した入りができていると書きましたが、序盤は、少し相手の攻撃を受けるという場面が多かったようにも感じます。今日は、やや風が強い中での試合となったものの会場の作りからピッチレベルでは、そこまで強風という感じではなかったものの、スタンドの高さでは、結構強めの風を感じていたので、浮き球に関しては、ある程度影響を受けるという中で、前半は相手にとっての追い風のような展開だったこともあるかもしれません。

その中で、ポツポツメモを見てみると、6番清水楽人が相手のサイドからの鋭い攻撃を上手く摘み取っただったり、21番南濵優大が、バックラインで待つのではなく、相手選手にくさびとして入ったパスに対して、タイミングよく攻撃に転じる前に奪って反撃のような内容が多かったことからも、相手攻撃に対しての良いプレーが多くあったスタートですかね。

反撃の場面では、9番波田祥太へ長めに当ててという狙いがスタートは、何度かあり、上手く入った時には、可能性を感じさせるプレーが見られました。

で、実際には、前半7分あたりに17番盛嘉伊人が持ち上がってファールを受けてフリーキックという場面は、あったものの、相手の守り方やサイドの選手の攻撃の仕方の特徴もあったのかもしれませんが、おそらく前半は浦和のコーナーキックは終了間際の1つだけだったと思うのですが、セットプレーがかなり少ない前半となりました。

サイド攻撃に関しては、やや左からの攻撃に関しては、相手の守備を突破することに苦戦していたものの、怪我から復帰して前節は、後半45分をプレーした11番石橋遼大が序盤は、工夫のある攻撃を見せていたように感じます。

前半8分の良いリズムで9番波田祥太に繋げた形や、4番玉城大志からの右前線への展開を受けて突破しての折り返しを9番波田祥太が受けてという形。更には、10分には、17番盛嘉伊人が右サイドの11番石橋遼大の近い位置にポジションを移動させながら、近い距離でのパス回しで突破を図った場面がありました。

前半の間に17番盛嘉伊人が11番石橋遼大の方向へパスを出した時に、何かメッセージ性のあるパスと届かなかったパスでも11番石橋遼大が、こういうパスが来るのかとパスの後に、意思疎通しているような感じに見えたところもあり、こういうところが「試み」ができる余裕なのかなと感じたところでもあります。

人によっては、今日は前半攻撃が上手くいかなかったという話をしている方もいたのですが、私としては、こういう試みが多く見られた前半で楽しかったです。

13番堀井真海もプレースタイルを変えずに貫いてくれていて、相手の激しい守備にあって自由なプレーはさせてもらえていなかったものの、14分には、豪快にポストを叩くシュートを放ち、15分には、6番清水楽人、20番木下翼、13番堀井真海と繋がった流れで惜しいシュートを放ち、17分には、8番冨田蓮のスローインから右サイドで受けて、見事なトラップからの反転で一気に抜け出して仕掛けるなど見せ場を作っていました。前半のクライマックスとしては、30分のディフェンダー3人くらいの間を相手が有利な状態と思われたところで、かき分けてゴールに向かって突破した場面ですかね。

前半の試合の流れとしては、結果的に先ほど書いたようにセットプレーがあまりとれなかったと言うことは、仕掛けの回数や狙いや試みは面白くても、受け手の反応が遅れたり合わなかったりも多くて、最終的には、相手にとっての危険な場面がそこまで多くは作れなかったとも言えると思いますが、今日の狙いや試みのいくつかを頭に残しているので、今後の試合でこれがあってきてチャンスが作られた時には「なるほどね」と独り言を言おうかと思ってますw

守備のところでは、集中した対応ができていて、後ろの選手からの意図のあるフィードもこの試合は見どころが多かったというか、21番南濵優大と12番福島竜弥のセンターバックの二人は、後ろからの攻撃に関しても、表現として適切かはわかりませんが、攻撃的な狙いのあるセンターバックとしてのプレーやパスも多く見られたような気がします。

両サイドバックの守備の安定もしかり。相手をいなすプレーもできていましたし、ボランチのところで守備的なところをケアしている4番玉城大志の質の高さも見られ、これらによって、17番盛嘉伊人が色々な試みができるのかなとも感じました。

ただ、なんというか守備からの流れでの相手の強引なシュートがディフェンダーにあたって、良い形で相手にこぼれてしまうなど、そういう試合の流れ的なところでは、予期せぬ形からの決定機は何度か相手に与えてしまっていたかなと思います。前半15分あたりにこぼれ球が見事なスルーパスみたいなところに行ってしまった場面で相手がシュートミスしてくれたのは助かりました。

セットプレー自体は、コーナーキックを与えてしまう回数は、多くなっていましたね。

前半終盤に、右に流れて、17番盛嘉伊人が受け、20番木下翼、4番玉城大志、そして左前線に上がる6番清水楽人とテンポ良く数名が絡んでの攻撃は惜しかったです。

前半、やや短いパスのところでミスが目立っていた25番鈴木彩艶でしたが、それを帳消しにしたプレーが前半40分のプレーで、良い位置で相手にフリーキックのチャンスを与えたところで、狙われたコースやシュートのスピードも含めて、決められてもおかしくないようなシュートを放たれたのですが、これを見事な反応で25番鈴木彩艶がはじき出し失点を免れた場面がありました。

そして、もう一つこの試合で25番鈴木彩艶が凄かったのが、キーパーの位置からのフィードで一気に前線の選手に良い形でロングパスを通してチャンスにつなげる場面で、前半では何度かあった中で、42分に9番波田祥太へ一気に繋げて、11番石橋遼大にパスが繋がりドリブルで深くまで侵入して、相手ディフェンダーにブロックされるも、コーナーキックを獲得(これが、この試合の浦和の最初のコーナーキックだったはず)する流れを作りました。

どちらにも得点のチャンスはあったものの、前半は得点が入らず0-0で折り返します。

後半スタートから中盤の両サイドが交代し、左に10番山中惇希、右に15番松村大也が入ります。

結果的に、この後の交代が後半終了間際までなかったことが物語るように、前半と違ったタイプの両サイド2枚を入れて、これがかなり相手にとって脅威となり、浦和ペースを作り出します。

さっそくの9分に9番波田祥太がくさびで受けて、15番松村大也に見事なタイミングでパスを通すと持ち上がり力強く仕掛ける形を作ります。

更に、左サイドでは、10番山中惇希が持つと何かやってくれそうな雰囲気が感じられる突破がさっそく見られ、珍しく、写真のタイミングがいつも下手な私が(w)、後半5分に左サイドから10番山中惇希が走り出したところで、なんか点が決まりそうということでカメラを構えて撮っていたらゴールが決まったという感じでした、珍しく写真も加えて説明できますw

このパスを出したのは、6番清水楽人だったと思いますが、こんな感じになります。10番山中惇希が相手ディフェンダーよりも一つ早い反応で走りこみます。奥には、9番波田祥太がファーからは、15番松村大也が走り、手前には、13番堀井真海がいるような状況ですね。

で、結果的に、ここまでえぐってのキーパーとディフェンダーの間に鋭いクロスを供給し、オウンゴールにつながったわけですが、10番山中惇希がサイドから来て、中に9番波田祥太が走りこむパターンでは、仮にディフェンダーが触れなかったとしても、このクロスだったら、9番波田祥太が足先で触ってゴールが決まるパターンだということもわかる位置取りなんですね。本当に見事な形でした。

これで、完全に浦和のペースとなり、徐々に運動量のところでも相手の守備陣に疲労が見えてくるような場面も増えてきて、後半は、かなりチャンスが増えます。メモしただけ書き出しますね。

8分には、13番堀井真海の仕掛けからフリーキックを獲得します。

9分には、10番山中惇希の左からの突破から裏に抜ける6番清水楽人に渡し、クロス。こぼれ球を17番盛嘉伊人が思い切ってシュート(相手ディフェンダーに当たり、コーナーキック。)

10分には、17番盛嘉伊人がおそらく、キーパーが前に出ていることを見越して直接狙った浮き球のシュート(キーパーがキャッチ。)

14分には、6番清水楽人からのフィードに抜け出した15番松村大也が仕掛け、コーナーキックを獲得。

16分には、13番堀井真海からのパスを受けた9番波田祥太がシュートを放ち、キーパーに弾かれバーに当たる惜しい形(コーナーキック獲得。)

17分には、17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘディングシュート(コーナーキック獲得。)

21分には、12番福島竜弥からのスペースへのパス(味方が感じて走りこめれば決定機になるような面白い狙いのパス。)

26分には、10番山中惇希が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも6番清水楽人に預けて抜け出し、再び受けての突破。

30分には、4番玉城大志からの裏へのパスに15番松村大也が抜け出し一気にゴールへと向かうもオフサイドの判定。

32分には、25番鈴木彩艶からの見事なフィードが左サイド前線を走る10番山中惇希へ渡り、そのまま突破しクロスを入れ、9番波田祥太が走りこむも決めきれず。

38分には、コーナーキックのチャンスから、17番盛嘉伊人が上げたボールが一旦クリアされ、再び17番盛嘉伊人の方に転がり、15番松村大也へパスを通し、シュートを放つも相手ディフェンダーがギリギリブロックに入り防がれます。

39分には、17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーを越す浮き球のパスを裏へ通し、13番堀井真海が抜け出して仕掛ける形を作ります。

40分には、左から10番山中惇希が抜け出し、9番波田祥太がヘディングシュートを放つもキーパー正面。

と、メモできただけでもかなりチャンスを作り、同時に、時間の使い方や、強弱ののつけかた、相手が焦れるようにキープする場面なども入れつつ、結果的には、運動量の面でも後半優った浦和がそのまま得点は動かなかったものの1-0で勝利となりました。

今シーズン3勝目でその3勝が全て1-0というスコアになるものの、今日の1-0がこれまでで最も、攻撃回数や試みが多く見られた中でのスコアで同じスコアでも、確実にチームとしての成長が見られる形での勝利となりました。

特に、後半に関しては、実際に得点と数えても良い活躍を見せた10番山中惇希を始め、おそらく本人は、決められなくて悔しい思いをしているであろう9番波田祥太や15番松村大也も、見る側からすれば、シーズンスタートから見れば、格段にゴールへの雰囲気と実際に狙う姿勢が増しているのがわかりますし、「どうしてゴールが決まらない」という感情を持つ必要はないと思います。どちらかというと、「ゴールが近づいているな俺」くらいの感覚で続けていけば、すぐに得点も決められると思います。

ということで、5試合で勝ち点10の二けたという良いペースで3位まで浮上したわけですが、私は割と「慢心したな」と怒るタイミングを待っていたりしますw

でも、チーム内の競争も含めて、常に緊張感が保たれるようなチーム状況になっているなというのが素直な感想で、そういう状況では、見る側が怒る必要もないまま今シーズンは進んでいくのかなと感じる部分もあります。つまり楽しんで見られているわけです。

そんな良い流れの中で、来週は、また、ちょっと一味違った試合になるシリーズ(?)のさいたまダービーになりますね。

勝手知ったる選手も多いような相手になるでしょうし、やりにくさも出てくるでしょうし、違ったモチベーションが生まれる試合にもなると思います。そして、おそらく、聞いた話では、結構なドリブルでガンガンのタイプの選手も相手に何人かいるようなので、そういう相手に対しての対応も含めて、また来週も楽しみに足を運びたいと思います。

ウォーターブレイクも取られる夏日の試合となり、体調管理のところも気にしなければならない時期に入っていきますね。

暑い中お疲れさまでした。ではでは!

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/21 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-0勝利・・・ゴラッソ、無失点で連勝!結果を残して首位対決へ

どうも、ブクメです☆

先週のアウェイでの鹿島アントラーズユース戦でプレミアリーグ初勝利を飾った浦和レッズユースは、今節もアウェイでの戦いとなります。対戦相手は、市立船橋高校。今年は、プレミアリーグイーストの開幕戦の全試合を観戦したアニ山さんなどに話を伺いつつ、大まかな勢力図を想像していたものの、第2節では、開幕戦勝利した多くのチームが敗戦、敗れたチームが勝利をしたということで、2連勝した青森山田高校以外は、2連敗した鹿島アントラーズユースを除いて1勝1敗で8チームが並ぶという大混戦になったことで、正直なところ、自分の目で見ないとわからないという結論になりつつありますが、ご存知の方も多いかもしれませんが、私は、浦和レッズの育成がらみや、何かで関わって知っている選手がいるようなチームではないと、あまり足を運ぶ気にならないという偏食気味のダメなタイプなので、浦和レッズユースとの対戦相手としてのプレミアリーグイースト参加チームを眺めながら判断していくということになるのかなと思います。

今日、会場に足を運んでいた知人数人は、そのまま移動して柏レイソルvs鹿島アントラーズユースの試合を観戦したようです(・・・ので、そこからまた情報もらいますw)

ということで、開幕戦を見た限りでは、今シーズンは苦しい戦いを強いられそうだという聞いていた今日の対戦相手の市立船橋高校でしたが、第2節では、下馬評が高い大宮アルディージャU18を破っていたりと、やはり、試合をしてみないとよくわからないという形での日曜日の試合観戦となりました。

こういう前振りをしておきながら、相手の細かいところには、あまり触れないんですけどねw

では、試合の話に移ります。

vs市立船橋高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮(後半45分⇒6番清水楽人)、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半29分⇒20番木下翼)、右に15番松村大也(後半16分⇒10番山中惇希)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半29分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太

となります。

左サイドバックのスタメンのみ、前節の6番清水楽人から12番福島竜弥に入れ替わっています。

これは、開幕から共通している点として、まず右サイドバックの8番冨田蓮のサイド(相手の左サイドで攻撃に使いたいサイド)に関しては、この試合でも、ほぼ相手がやりたいことをやらせないような形ができており、間から抜こうとした時には、5番遠藤龍河と21番南濵優大がしっかりと跳ね返す。

そして、この試合では、そこに加えて4番玉城大志が相手の攻撃を摘むプレーというのも多く見られました。

左サイドバックに関しては、12番福島竜弥の突破も期待される中で、相手チームとしても、右サイドバックからの攻撃が一つのストロングポイントとなっているようで、なかなか守備の面ではつかみ切るのが難しく良いクロスを上げられてしまう場面もあったものの、その分、この試合でも12番福島竜弥のサイドからの攻撃でチャンスを作る場面も複数回作れていました。

攻撃のところでは、距離感を意識した連携での突破の試みも多く見られ、例えば、前半5分には、気が付けば左前線に4番玉城大志と15番松村大也と17番盛嘉伊人がいる形でパス回しから仕掛ける形だったり、7分には、24番佐藤優斗のロングスローから17番盛嘉伊人が落として15番松村大也がシュートを狙う場面があったり、10分前後には、連続で12番福島竜弥が左から突破してクロスを供給し、精度が良ければという形を作り、15分には、4番玉城大志のインターセプトから13番堀井真海、15番松村大也へとテンポ良くパスが回り、左前線のスペースへロングフィードが供給され、24番佐藤優斗が反応して走りこむ形など、多くの選手が、複数のポジションに移動しながら、距離感も良く攻撃を狙うという形が上手く行っている回数が多くなりました。前線で味方を活かすための潰れ役としての9番波田祥太の動きも利いていたと思います。

ただし、流れの中から崩し切っての決定機というのはこの試合は、なかなか作ることができなかったようにも感じられました。良いイメージで、意識しながら攻撃ができる回数や時間が増えてきていることが重要だと書いておきます。

そして、この試合では、タイトルでも書いたようにゴラッソ(素晴らしいゴール)が生まれたんですね。前半18分に、ペナルティエリア外でパスを受けた13番堀井真海が反転してコースが開いているのを見ると、迷わずにシュートを選択し、その強烈なシュートがゴールに突き刺さります。

ここしばらくは、そもそも、埼玉県S2リーグや昨年末のGo For World Cupなどで、こういう思い切ったシュートを狙い決めた選手は見られたものの、プレミアリーグの舞台では、そもそもこういうシュート自体がほとんど見られなくなっていた浦和レッズユースにあって、この見事な得点が決まったと言うことは、かなり大きいことだと思います。

これでセットプレー以外で2試合連続ゴールが決まったということで、これもまた大きいと思います。

前半は、この13番堀井真海の見事なゴール以外にも、枠は捉えきれなかったものの、前半終了間際に17番盛嘉伊人がテクニックで相手ディフェンダーを交わして15番松村大也に渡し、思い切って狙ったシュートなどもあり、崩すための試み、狙える時にはシュートを狙う意識など、前進が見られました。

・・・と、細かく見えているように書いていますが、今日は、グラウンドレベルからの観戦でなおかつ、前半の浦和の攻撃するサイドが遠いという位置で見ていたため、距離感などがわからない場面が多く、かなりわかりやすかったところばかりピックアップすることになっています、実はw

細かくわからなかったところは、また来週は、スタンドレベルで見られるさいたま市浦和駒場スタジアムスタジアムから見させてもらうと言うことで良いですよね。

ちなみに、最初に書きましたが、後半は、相手の攻撃の時間が結構な割合を占めることになり、その相手の攻撃が遠くてわかりにくいということで、実際に結構シュートも打たれていると思うのですが、相手側のベンチでは、シュートのたびに盛り上がっていたものの、割と25番鈴木彩艶を見ている限りは、余裕で見送っているように見えた相手シュート場面も多かったように見えて、どのくらいピンチだったのか、わからないところも多かったという・・・すみません。

ただ、当然ながら、ビハインドを背負って後半スタートから仕掛けてくる相手に対して、最初の10分、15分くらい耐えればと思っていたところで、気が付けば結構な時間耐えることになっていたようには感じました。

ただ、結果的には、失点をしなかったわけで、私が見た限りの多く打たれたシュートの中で、本当に危険な決定機は1つで、相手がそのシュートを外してくれて助かったという場面もありましたが、全体的には、ある程度コースを切ったりできていたのではないかなと思っています(思うようにしています。)

後半は、守りの時間が多かったものの、交代は、攻撃的な選手が入る形で、10番山中惇希は、受ける流れの中で、持ち味が出しにくい状況だったものの、後半38分に、テンポをずらしたドリブルで相手ディフェンダーを抜き、裏に抜け出す20番木下翼へのパスがやや弱くなってしまったものの、惜しい形も作り出していました。

また、19番成田安里もこの試合では、攻撃的なところというよりは、相手のサイドからの攻撃に対して読んでタイミングよくボールを奪う(攻撃の芽を摘む)ようなプレーでの貢献が多くなりました。

ということで攻められる時間が多かった後半もしのぎ切って1-0で勝利。連勝することができました。

ということで、この試合スーパーゴールを見せてくれた13番堀井真海の写真を載せておきます。

前節の、流れからのゴール、今節の、シュートコースを空けたらミドルもあるよ、を体現したスーパーゴール、そして、実際のところ守備の時間も長いものの、この2試合を0に抑えきったということは自信になるわけで、対戦相手が意識しなければならない要素も増えてきました。

そして、次節は、第4節にして浦和レッズユースとしては、今シーズン初めてのホーム開催のホームゲームでさいたま市浦和駒場スタジアムに首位の青森山田高校を迎えての一戦という構図になったわけで。なんだか、物凄く楽しい流れになってきたではないですか。

もちろん、ここまでの采配を見ていても、相手の長所を警戒して意識して守備的にやれというメッセージではなく、自分たちの時間帯を長くするために、攻撃的に(もちろん、守備も含めたところにはなりますが、自分たち主導でできるサッカーをやるための挑戦は感じるという点で攻撃的という印象)やっていけというメッセージを感じるものですし。

まずは、2連勝した流れでの、一つ目の大きな勝負として、今シーズンの下馬評が凄く高い青森山田高校相手に、ここまでの手ごたえをぶつけて更に前進してください!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/14 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-0勝利・・・流れからのゴールで勝ち切った!

どうも、ブクメです☆

鹿島アントラーズユースとの対戦と言えば、鹿島アントラーズクラブハウスがこれまでのセオリーで、ここ数年は、その会場では、なかなか勝てていない印象があり、内容としても厳しい試合が多かったという見る側としての少し嫌な印象があったものの、今回の鹿島アントラーズユースとの試合は、県立カシマサッカースタジアムスタジアム。

何気に、私が記憶する限りは、鹿島アントラーズユースとこの会場で公式戦を戦ったことがないような印象を持っています(細かく調べていません)が、Jユースカップで優勝した現在の大学4年生が最高学年だった世代のユースが下馬評の高かったセレッソ大阪U-18を下した場所だったり、結果としては、敗戦となったものの、浦和レッズジュニアユースがヴィッセル神戸U-15相手に好ゲームを繰り広げた会場だったり、私自身も、育成に足を運ぶ方も、割とこの会場には、良い印象を持って(トップチームサポーターがここが嫌い、鹿島嫌いとか、そういう話は、関係ありませんw)いる方も多いような気がします。

もちろん、プレーする選手にとっては、この会場での経験がない選手がほとんどだと思うので、関係ないのですが、見る側の私としては、そんな感じもあったので、若干リラックスして試合に臨むことができましたという前置きをしつつ。

おそらく、このブログを以前から読んでくださっている方は、昼間の試合でその日のうちにブログが上がっていなかったことで、「たぶん、運転で疲れ果てて眠ってしまった、ブクメ」と思った方もいると思いますが・・・正解ですw

疲れ果てて眠り、その日に帰ってからやる予定だった仕事も何もできずに、次の日の早朝に起きて、慌ててまずは仕事をしてそれが一段落してからブログを書き始めています。

試合から丸1日くらい経ってからブログを書き始めているものの、印象に強く残った場面が多かったことから、書き始めて、昨日のことや試合の場面が、まだ鮮明に残っている箇所が多いです。

では、まず試合の流れを大まかに書きますね。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒12番福島竜弥)、右に8番冨田蓮、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半38分⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也(後半22分⇒19番成田安里)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒7番與那覇航和)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

試合後に、いくつか入ってきた情報もあったのですが、直接聞いたわけではないので、私が感じた印象などで書くと、前節からスターティングメンバーが数か所変わっていますが、今年の鹿島アントラーズユースの事は、ほとんど知らないものの、これまでの印象で考えると、跳ね返す力を考えたメンバー構成にして、そこから全体的なメンバー構成を組んだ時に今回のスターティングメンバーになったのかなと、スタメンを見てまず考えていました。

実際に試合が開始してから5分ほどは、相手が高めのボールなど含めて攻めてくる回数が多く、その辺りをこの試合スタメンで入っていた21番南濵優大や、6番清水楽人が跳ね返すところなど見つつ、勝手に「なるほどね」とか思ってたりしました。

それでも、決定機自体は、ほとんど作られていないものの、コーナーキックやフリーキックを与える場面は、やや多い印象がある序盤となりました。

前半8分の相手の攻撃を防いでからの6番清水楽人から17番盛嘉伊人を経由して24番佐藤優斗に繋げたプレーなどを始めとして、受けて跳ね返して、ただロングボールで前線がという展開にならなかったのが、今日の試合の勝利につながった一つのポイントと感じられたところで、更に、この試合では、前線に入った13番堀井真海がパスを受けてからの突破の鋭さが際立っていて、前半11分には、難しいボールを上手くポストで受けて9番波田祥太へつなげるようなプレーも見せたかと思うと、前半12分には、スペースに走り出してパスを受けたところで反転してそのまま突破してキーパーと1対1の場面を作り出しこのシュートはコースが甘く相手キーパーにはじき出されるも、相手守備陣にとっては、かなり驚かされたプレーになっていたと思います。

↑先制点後に喜ぶ選手たち

昨シーズンから、だいぶ長い期間、公式戦では、ゴール自体少なく、入ったゴールもセットプレーからのみという状況で、この試合は、流れからのゴールも予感させるような、数選手が絡んだワンタッチパスでの突破などの試みも多く見られ、ゴールを意識した突破も見られた中で、その予感が的中するような見事なゴールが生まれます。

前半14分に、13番堀井真海が、パスを受けると右前線深くまで運び左前線から走りこむ24番佐藤優斗にラストパスを送り、これを決めて浦和が1-0と先制します。

浦和レッズユースの試合をあまり見ていない方には、「あ!浦和が先制してる!」くらいの驚きだったかもしれませんが、私たちにとっては、「数選手が絡んで相手を崩そうとするプレーや突破の試みが多く見られて流れからのゴールが期待できそうだなと思っていたところで、長い期間見られなかった流れからのゴールが決まった!」という喜びのゴールでした。

もちろん、これまでできなかった崩すためのプレーや数選手が絡んだプレーというのは、数選手が近い位置で高めの位置で前を向いて展開することが多いわけで、テンポ良く行けば崩せるものの、少しずれたり、パスの強さが合わなくて、コントロールが上手く行かない状況から相手の反撃を受けたときには、より相手には攻撃するスペースが多く生まれてしまうということもありますが、その辺りのリスクを許容した上で、挑戦する方のプレーが多く見られたと言うことが、この試合で見ていてうれしかったことで、前半で言えば、そのプレーが許されていたことも嬉しかったですし、それを可能にしていたのは、特に個人の感想にはなりますが、前節同様相手の左サイドからの攻撃を自由にさせなかった8番冨田蓮の守備であったり、真ん中で高めのボールに対して5番遠藤龍河と21番南濵優大が力強く跳ね返していたこと。4番玉城大志がこの試合では、守備的な意識を高めにプレーしていたことに加えて、左サイドバックに入った6番清水楽人が、ポジショニングも含めて、ボランチに近いような試合を落ち着けるボールの受け方回し方をしていたのも大きかったかなと思いました。

この形で、相手が浦和陣地でプレーする場面も多く、セットプレーも多く与えてしまってはいたものの、これらによって「やられた」と思う場面はほとんどなかったとも言える前半でした。

攻撃の部分で前半良かったところをピックアップすると、前半23分の9番波田祥太の上手い追い込みから結果的に前線でインターセプトを成功させたプレーだったり、24分の6番清水楽人が中盤のスペースが開いたところに上手く入ってパスを受けたところからの、24番佐藤優斗、13番堀井真海と繋がり、再び24番佐藤優斗へつなげての仕掛けの場面、前半28分の仕掛けのところでは、最終的には、相手に守備陣にかかったものの、「今の攻撃何人絡んだかな」と思い返したら、6番清水楽人、4番玉城大志、13番堀井真海、24番佐藤優斗、17番盛嘉伊人と5人絡んでいたという、その試みだけで少しテンションが上がったりした場面。

前半31分には、13番堀井真海が再び見事な突破で右前線に流れていったところで、15番松村大也がペナルティエリア内に流れていき、左から24番佐藤優斗も走りこむ形で、クロスが合えばというかなり惜しい場面も作りました。

あとは、監督からの指示でもわかりやすく、前にも後ろにも絡めと言う17番盛嘉伊人のプレーが印象的で、前半40分にバックラインも含めて攻撃参加していた時には、センターバックの位置に下がってケアする場面なども見られました。

そんな感じの前半でした。

比較的守備的なところでもバランスが取れていたので、特に交代せずにそのまま行くかと思っていたところでの後半スタートからの左サイドバックの交代。6番清水楽人から12番福島竜弥への交代となったわけですが、最初は、もちろん私としては、ちょうど見に行った浦和カップで12番福島竜弥の左サイドバックでのプレーでかなり良い印象を受け、プレミアリーグ開幕戦でも良い印象そのままで来たものの、この試合では、守備の落ち着きを作っている6番清水楽人のままで行くかなと思っていただけに驚きましたし、実際に1点ビハインドで当然のことながら、後半の早い時間から攻撃に比重を置いてきた中で、ややそのサイドから仕掛けられて危ない場面が多くなったのも事実ですが、結果的には、ある程度耐える時間を経えつつも、後半5分に9番波田祥太のポストから17番盛嘉伊人にマイナスのパスが入ったところで、思い切って左前線を駆け上がり、パスが通れば大きなチャンスになるというプレーもあったように、て、攻撃ができるタイミングでは、攻撃の持ち味も何度か見せることもできていたと思います。

期待に応えた選手にはチャンスを与え、それが、負けないためという理由で崩されない起用になるというメッセージにもなるところですかね。もちろん、チャンスが与えられた選手と手ごたえを得ていたのに交代になった選手にとっては、まったく印象が違ってくる内容にはなりますが、育成を考えると、紙一重ですが、間違っていないのかなと思います。

逆に、ミスした選手でも、その後の取り組み次第では挽回ができるとも言えるでしょうし。

後半22分に、20番木下翼と19番成田安里が同時投入されます。ここも、守りを意識した起用ではなく、追加点を狙いに行く起用ですよね。

20番木下翼のドリブルでの仕掛けが良いというところに関しては、これまでもたくさん書いてきましたが、この部分は、言うまでもなく、この試合でも見せてくれました。

この試合では、同時起用された二人によって高い位置で奪うという守備面でのプレーでもさっそく良い形がありました。後半29分あたりのプレーになるのですが、19番成田安里が相手のサイド攻撃に対して、上手いポジション取りでプレッシャーをかけていき、ある程度相手が仕掛けられるコースを限定させたところで、そこに来た相手に対して20番木下翼が上手く読んで奪う。これで高い位置での反撃ができる形が作られました。

19番成田安里の攻撃の仕掛けに関しても、難しいパスに追いついてクロスを上げる場面や、スタートが少し遅れたものの、チャンスで9番波田祥太が粘ったボールのこぼれ球に対して、素早く反応して相手ディフェンダーのブロックにあったものの、思い切ってシュートを狙った場面(結果的にコーナーキックを獲得)など攻撃面でも見せ場を作り、同時に、先ほど挙げたようなプレーのような守備面での駆け引きや受け渡しのところなど、良い守備も見られました。

もちろん、まだまだこれからというプレーや、監督からの指示も多い状況ですが、短い時間ながら印象の残るプレーは見せてくれました。

また、残り10分ほどと短い起用になり、時間的にも相手が得点を取るために仕掛けてきて守備にも重きをおかなければならない時間帯で投入された10番山中惇希が試合終了間際で見せた、左サイドからドリブルで仕掛け、相手ディフェンダー3人くらいに取り囲まれながら、それでも奪われずに突破していき、コーナーフラッグ付近で、時間も使いつつ、同時に抜ききるための駆け引きもしていて、抜け出せたらゴールを目指そうくらいの姿勢も見えたプレーが見られました。

1-0勝利という数字上の結果以上に、多くのものが詰まった1戦になっていました。

もちろん、この勝利で一気に優勝候補の一角になったと言えるような状況ではなく、その辺りには選手もわかっていると思いますが、明らかな前進をしていることがわかるチーム状況になっていて、更に、明確に、優勝争いができるチームになるためのリスクも負いながらの起用采配が見られることが、見ている側としては何より嬉しいわけです。

間違えなく、今後は、個々の選手のチーム内での戦いもし烈になってくると思います。

ただ、それがチームとしては自然な流れになります。

楽しくなってきました。楽しい試合でした。勝利も嬉しいですが、それ以上に感じられるものが多い試合だったことが大きいです。

次節も楽しみにしています!

ではでは。

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ちなみに、今年は、ユースのプレミアリーグと日程が被ることが多くて、なかなか見に行けていないジュニアユースの関東U15リーグ。なかなか勝てていない状況でしたが、この日に行われた川崎フロンターレU-15戦で見事勝利したという結果を確認してホッとしています。21日もユースとかぶってしまっているため、次に足を運べるのが27日の柏レイソルU-15戦になると思います。

高円宮杯プレミアリーグ2019/4/7 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-2敗戦・・・私は前向きにとらえました。

どうも、ブクメです☆

ブログを書くようになってだいぶ期間が経ちますが、ここ数年は、だいぶ客観視して見られるように悪い意味でなってしまっている浦和レッズユース。

その最も大きな理由が、実は、今日の試合に関しては、ハーフタイムに、知人に言われるまで忘れていた言葉で思い出した「積み重ねのないチーム作り」という点。スタートは良くなくても、良いポイントを見つけ、そこが確固たる強みになっていき、課題になる部分がクリアされて行って、チームとしてのレベルアップがされていくという正常なことが起こらない状態ですね。本当に、これがもどかしく、育成のカテゴリを見る時の気持ちを踏みにじられる瞬間なんですよね。これが繰り返されてきたので、そういう風に見るようになっていたわけです。

今年は、たびたびブログでも書いていますが、私的なことで、複数の難しい状況がまとめて起こるという、ちょっと自分の頭でも整理ができないような問題が新年からずっと続いていました。3月は本当にピークのピークで、複数の内の1つは、ようやく3月末に計算できる状態になってきていたものの、別の一つは、実は、浦和カップの2日目に足を運べたのですが、その日まで続いていました。場合によっては、試合の途中や第1試合のみで、トラブルの連絡が来て対応に追われることにもなりかけてました。が、この日に2つ目の難しい状況も無事一段落となりました。

やることなすこと裏目に出るというのは、本当にきついですよね。体感しました。そのうち一つは、さすがに個人のfacebookアカウントで吐き出してしまいましたw

そんなこんなで、今年のこの数か月で感じていることは、これまで行きたい試合に自由に行けすぎていたなというシンプルな感想で、それが当たり前で前のめりすぎて、硬くなりすぎていたかもしれないな・・・ということを考えることもできないくらいでしたが、それだけに、行ける試合の楽しさが半端ないんですよね。

確かに、育成の方針とか、やっていることを見れば、分かりやすく選手の個性を伸ばすだろうクラブチームも高校も増えてきているんですけどね。でも、じゃあ、そちらに移りますかと言われると、そうもならない。結局、浦和レッズユースが好きなんだなと実感しています。

そして、方針に関しても、現在の監督になって、昨年の夏以降は、よくわからない状況になったものの、そこまでの現監督がやってきたやり方に関しては、もちろん、現場にいて、選手と言う立場であれば、色々な考えがあるとは思いますが、私としては、すごく良かったんですね。なので、基本的に、監督がやりたいことをある程度できれば、積み重ねもされていくものだと考えるところがあります(もちろん、別の要素で壊されることは、常に覚悟する必要はありますが。)

ということで、試合後は、周りの方に聴く限りは、ネガティブな言葉も聞かれたものの、おおむね私は、今日のプラスのポイントとわかりやすい課題がクリアされていくことで、少なくとも、残留のための戦いをしないチームに早い段階でなり、更に前進できれば、上位争いができるという計算をして、次節にその課題がどこまでクリアされるのかを楽しみにするというのが今です。

では、試合の話に移りますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12福島竜弥、右に8番冨田蓮(後半39分⇒7番與那覇航和)、センターバックに5番遠藤龍河と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半16分⇒24番佐藤優斗)、右に15番松村大也、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半16分⇒13番堀井真海)、FWが左に17番盛嘉伊人、右に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)

*正確な交代時間などは、公式を見てください。私は割とざっくりです。

試合開始からしばらくは、独特の雰囲気などもあり、緊張感がある選手もいたものの、最初から相手が飛ばして得点を狙いに来るというイメージというよりは、若干様子を見るような立ち上がりの中、浦和が仕掛けるという形も何度か作り、開始3分くらいには、17番盛嘉伊人の仕掛けからフリーキックのチャンスを作ります。

開幕戦ということで、試合後に勝利監督インタビューも場内に放送されていたのですが、清水エスパルスユースの監督が語っていたように、サイドからの攻撃を狙っていたがそこを上手く防がれてしまったとあったので、やはりなと思った一つの要素として、相手の左サイド、浦和の右サイドの8番冨田蓮のところで、前半5分あたりに鋭い仕掛けを落ち着いた対応で8番冨田蓮が防いだことに始まり、サイド攻撃を封じることに成功し、そこからの攻撃が思うように行かないと相手にイメージを刷り込ませることができたことで、序盤の相手に勢いを封じることができていたのだなと、納得です。

同様に左サイドの12番福島竜弥も私としては、運よく1試合だけ足を運べた浦和カップの試合の時に触れた、予想していなかった選手の台頭と書いたのがここで、左サイドバックとしてプレーする12番福島竜弥の印象は、ほとんどなかった中での起用と守備も含めた攻撃の時の思い切りの良さと、サイドからのチャンスメイクがこの試合でも見られました。

ちなみに、この試合では、6番清水楽人がベンチ外(S2の試合にもいなかったので、怪我か学校行事系かも?)でしたが、浦和カップの時には、この2人が2試合含めて同じくらいの出場時間で共に見せ場を作っていたことと、セットプレーのところでは、昨年も見せていたように、6番清水楽人の競り合いの上手さで惜しいヘディングシュートなどもあったことから、互いの特徴含めて左サイドバックというところでは、ここでの競争もチームにとってはプラスになっていくのだと私は感じています。

・・・と試合の流れと関係ないことを書いてしまいましたが、試合前には、相手の攻撃陣の評価が凄く高いような文章をいくつか読んだため、この試合は、スタートから受けて跳ね返してのカウンターになっていくのかなと思っていたこともあったので、この辺りは、大きく覆す、浦和が相手のゴール近くでプレーする機会も多く作れる出だしとなりました。

ただ、攻撃としては、連携面でまだまだというところが多く見られ、攻撃の回数は作っているものの、実際トータルの1試合のシュート数は5本もいかなかったと思いますので、ゴールを脅かすための崩しなどは、少なかったとも言えます。

また、相手の良さを出させない守備ができてはいたのですが、結果的に、これがプレミアリーグなんだなと言うのが、数少なくても、大きなミスがある時に、外してくれないというところで、前半17分に失点を喫しましたが、ここは、相手に自由にさせない中で、もちろん守備でもいくつかミスはあったものの、そこに対しても味方がカバーする形で防げていて試合としては、守備のバランスも落ち着いてきていたところで、一つ守備の連係がずれたところで裏に出されて一気に抜け出され、守備が戻れず抜け出した選手にラストパスを送られて決められるという形になりました。

それでも、そこから崩れるということはなく、21分にも似たようなピンチは迎えたものの、そこでも対応した8番冨田蓮が、一人の突破と裏に一人が走りこんでいて他のディフェンダーが戻り切れていないというところで、突破もケアしながら、裏への抜け出しに対するパスコースも限定させるような対応をして、結果的にここでは、相手のラストパスがその8番冨田蓮にかかるような形で相手のチャンスを摘むことになりました。

前半は0-1とビハインドで折り返すことになりますが、前半の攻撃面では、良い位置でのフリーキックは、複数回取れていたものの、そこが活かし切れていなかったですね。攻撃の形で良かったのが、前半23分の9番波田祥太が左に流れつつ受けたパスを中に移動する10番山中惇希に渡し、ワンタッチで出されたパスを再び9番波田祥太が受け、更に17番盛嘉伊人に預けて前線へ抜け出しラストパスを受けられればという前線3人が絡んだテンポの良い攻撃。

更に、前半39分に左サイドバックの12番福島竜弥が攻撃参加し、突破してのクロスに10番山中惇希が合わせたシーン。ここは、枠を捉えきれませんでしたが惜しい形でした(後々公式記録を見ると、山中惇希のシュートが0本になっていたですが、この場面は、シュートだったと思うのになと思って追記w)

後半に入っても試合の流れとしては、相手も色々工夫してきてはいましたが、サイドからの攻撃に対する守備の対応はできており、ただ、真ん中から崩しにくる形での仕掛けてきた後のこぼれ球に対しても相手の方が反応が早く、ヒヤリとする場面は増えてきたように感じます。

浦和の攻撃としては、後半15分あたりに、13番堀井真海と24番佐藤優斗の同時投入があり、果敢な仕掛けからチャンスを作る場面も増えましたが、得点までは遠く、後半30分には、19番成田安里が投入され、2本ほど、パスを受けてためて抜け出す味方にチャンスにつながるようなパスを供給できかけていたのですが、僅かにオフサイドにかかってしまいました。

相手の攻撃に対しても、守備陣がしっかり対応はできていたと思うのですが、やはり後半も1失点してしまうのですが、そこは、守備の連係のミスからで、それも、そこまで含めて狙って決めてしまうような選手がいなければ、失点しなかった場面かもしれませんが、ここを狙われて決められてしまったのは事実です。

結果、開幕戦は0-2の敗戦となりました。

タイトルで私は、前向きにとらえたと書きましたが、これは、鼓舞するために嘘をついているわけでもなんでもなく、カギになるポイントが見られ、そこに真剣に取り組んでいけば、かなり良いチームになると感じたからです。

まず、守備面では、全体的には良く、その中でも、プレミアリーグにいるような超攻撃的と言われるチームがいたとして、その場合、やはり強さの一つとしてサイド攻撃に強烈なアタッカーというケースも多いわけでして、そういったチームに対して、この開幕戦で、サイド攻撃が簡単に通用しないというイメージは植え付けることができたは、かなり大きいと思っています。

後は、守備の連係(声掛け含めてかなり重要なことをこの試合で感じたはず)を高めることでこの試合に起った2失点の少なくとも1点は防げていたこと。個々の能力の問題ではなく、連携と声掛けのところだから、修正できること(意識の問題。)

攻撃面では、形が作れないという声も聞こえてきたのですが、私は、物凄く可能性を感じてしまったのですが、それは、2トップ(公式だと、1トップ扱いになっていたので1.5列目という解釈だと思いますが)の一角に入っていた17番盛嘉伊人の存在。シンプルにゴールを狙えるタイプの選手に対して、攻撃に予想外の要素を加えられる17番盛嘉伊人のような選手が、このポジションに入っていることで、前線の組み合わせをしばらくこの形でやるとしたら、一つ下のところでの4番玉城大志に加えて、一つ前のポジションでも相手の虚をつくプレーができる選手がここに入っていて、実際に、この試合では、「頼むから、連携のところを意識してくれ」という場面が実際にはかなり多かったものの、セオリーの攻撃パターンでは、相手に防がれてしまっていたところでも、彼を経由して、工夫されたパス出し、ワンタッチプレーなどで数回完全に相手の裏をかいて10番山中惇希がサイドを突破した場面もありました。

後半途中に一つ下のポジションですが、投入された7番與那覇航和もそうですが、今年の9番、10番の特徴を存分に生かし切れるタイプの選手がいるのに、とにかく、連携面が高まらないことが、もったいないと昨年から感じていたので、そこが高まっていけば、一気に上昇気流に乗れるとすら感じています。やれないことをやることを頑張るのはもちろん必要ですが、それ以上に、やれることをより研ぎ澄ますことが必要なわけでして、それを高め合える素材がいるチームだから、できるはずなんですよね。

よって、私は、前向きな印象を持っているわけです。

今年は、一つ一つ積みあがって前進していき、選手が楽しい表情で結果も付いて来るような姿を見られることを期待して、来週の鹿島アントラーズユース戦を楽しみに待ちます。

ではでは。

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