高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/09/24 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・気持ちで負けていたわけではない。

どうも、ブクメです☆

3週間ぶりくらいの更新になってしまいました。浦和レッズのトップチームのACLの川崎フロンターレ相手に奇跡的な逆転をした試合を、カンボジアのアパートのテレビ(ACLは、FOXテレビで結構海外では見られる)で視聴した以外は、実際に私自身、サッカー観戦的なものが全くできない1か月ほどでした。

9月21日から日本に帰国しているのですが、今回は、かなり色々と大変で帰国前日に体調を崩し1日寝込み。帰国当日に大丈夫なくらいに回復したと思っていたら、便内で体調が悪化し、経由地の香港で病院に行こうかどうかとか、真剣に考えるくらい具合が悪かったです。

日本に帰国し、現在は、ほぼ大丈夫なのですが、23日の足を運ぶ予定だった浦和レッズジュニアユースの試合の日は、家ではだいぶ回復していても動くとフラフラするとか、とても外でサッカー観戦できる状態まで来ていなかったため、完全休息に充てました。すみません。

今日は、ユースの試合観戦自体が、2か月近くぶりくらいになるので、どのような視点で書こうか正直なところ、書きながら悩んでいます。

どの立ち位置か。ちょうど、私個人的にも、前回の日本からカンボジアに戻り、1か月ほど過ごした期間は、濃すぎるというくらい、試練が多く起こり、消耗し、結果的に、病み上がりの状態なので、今置かれている苦しい選手の立場に立つのが近いのかなとか、色々考えてしまいます。

少しだけ書くと、引っ越しした当日に下の階の人がクレーマーだとわかり、その後数日、少しの音に下から天井をノックアウトされたり、数日後には、同居人のバイクが複数個所壊されるなど色々ありました。結局、大家さんに、もう無理ということで、別の場所に再度引っ越すことに。もちろん、戦う手段もありましたが、ここは怒らず戦わず、その場を去ることに話し合って決めることになりました。それ以外にも、移った場所では、とにかく色々なことが悪い流れに進んでいくのが手に取るようにわかり、「ここは、私たちの生きる場所ではない」という結論に至ったからです(警察が信用できない国なので、そこに頼るのも嫌だという部分も多かったのですが。)

仕事の流れも悪く、お金の部分で考えている最中に、結果的に、余計なお金が短い期間でかかる1か月でもありました。

久しぶりに足を運んだだけでも、周りから見えること、聞こえること、雰囲気、私が外に出かけていた6時間ほどで、本当に多くの良い話題、悪い話題、良い風景、悪い風景が、色々見えてきましたので。

浦和レッズの育成は、この試合にこう臨むべきだという姿は、おそらく、ものすごく今日の展開で怒っていた方々が、象徴する、さいたまダービーで戦うこと、敗れることは、許されないというのが多数派だと思います。私もそういう意識で見ることが多いですが、今日は、ちょっと、そういう感じでもなかったです。私は、今の体制に対しての前のめりの期間をだいぶ前に長く作ったので、いつも前のめりでなくても良いですよね(逃げw)

試合に関しても、前回観戦した最後となるクラブユース選手権のモンテディオ山形ユース戦から、FC東京U-18戦2回(クラセン決勝、プレミア)、清水エスパルスユース(プレミア)、市立船橋高校(プレミア)とすでに4試合が消化されている。そして、その期間の私がこれまで以上に、ざっくりしかそれらをチェックできていなかったということもあるので、この試合を見て、内容をどうこうと、あまり書きたくないなというのが正直な感想です。

試合は、0-2と2点リードされた最後の最後に20番長倉幹樹の気持ちのゴールで1点を返した試合。フォーメーションも、私が見なかった試合の中でも、4-3-3と、なんだかぱっと見は、昔現トップ監督の堀さんがユース監督だった時のような並びで、「回帰?」と思って、そのころの選手と当てはめて・・・でも、それぞれのポジションにいる選手に求めていることが違うような、逆に、このフォーメーションの弱点を相手にしっかり狙われてしまっているのではないかということで、「回想」は消えていきました。

ただ、勝ちたい気持ちは強くても、浸透していない何かが明らかで、選手は思うようにはできていなかったし、相手の術中にはまっているような試合にはなってしまったものの、選手がこの試合に負けたくないという気持ちは表情から伝わってきたし、敗れた後の、負けた悔しさを超えるような表情を見ていれば、勝ちたい気持ちは強いけど、うまく行かないという気持ちがあふれているように私は感じました。

判定がおかしい場面も何度かありましたが、それがゴールに近づくチャンスになるような場面での有利な判定になったこともありました。帳尻合わせのようにオフサイド判定になったところもありました。10番シマブク・カズヨシの突破からの折り返しに13番白土大貴が合わせた場面は、確かに折り返し気味のクロスにはなっていましたが、確かに厳密には、オフサイドだったと思います。

1番河畑光の決定機を抑える好セーブは健在でした。

あまり試合で見たことない1年生の選手も見ることができました。学年違いでも存在感を見せないといけないポジションでの起用。大変だと思いますが、もっと、自分がコントロールする気持ちで堂々とやっても良いかもしれません。

35番清水哲太。最近というか、長めのフィードの軌道が良い選手に注目してしまう傾向が強いと自己理解しているブクメとしては、今日見ていて彼のロングフィードの弾道は、楽しみな武器になるのではないかなと期待しています。

こういう良いところを、次の試合はもっと見つけよう!

色々な逆境に負けるな!

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に3番大西翔也(後半スタート⇒27番林海斗)、右に15番北村龍馬、真ん中に17番大城螢(後半16分⇒19番甲斐崇史)と4番橋岡大樹、MFが左に35番玉城大志(後半28分⇒34番清水哲太)、右に22番佐藤陸人(後半スタート⇒13番白土大貴)、真ん中に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に2番池髙暢希、真ん中に20番長倉幹樹

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/29 浦和レッズユースvsガンバ大阪ユース 2-1勝利・・・試合終了まで戦い続けての勝利は格別

どうも、ブクメです☆

他の方も指摘していましたが、逆転ゴール時の、選手の動きが非常に興味深く、多くの選手はピッチサイドの控えや交代した「仲間(選手)」に走り、まだ試合が終わっていないぞと、集中を切らさない方の役割をしっかりやった22番佐藤陸人。ちょうど、その写真が残っていたので、アイキャッチに、その写真と、試合終了して満面の笑みでようやく喜ぶ方に移った22番佐藤陸人の写真を最初に入れてみました。

ということで、クラブユース選手権U-18も準々決勝まで来ました。ベスト16ラウンドでガイナーレ鳥取U-18を破った浦和レッズユースは、準々決勝でガンバ大阪ユースと対戦。会場は、下増田運動場から、整備されて前橋フットボールセンターと名称も変わって完成した形になって初めて私としては、足を運ぶことになったグラウンドです。

土曜日でもあり、関東のチームが多く勝ち残っていたことから、2時間近く前に会場に到着していましたが、結構既に到着している他チーム応援のご父兄の方が多かったですね。暑いと本当に暑いだけのイメージが強かった会場なので、ここのグラウンドが増えて大会で使われる頻度が多いと聞いた時には、どうかと思いましたが、1か所で多くの試合が同時に行われる会場というのは、なんというか全国大会の雰囲気を感じられますね。Jヴィレッジが懐かしいとか少し考えたりしていました(再びここを全国大会で使う案も出ているとか?)

今日は、なんというか、久しぶりに自分の世界に入って試合を見ることができたというか、結果論というか、応援エリアから少し離れたコーナーフラッグ付近のところで試合観戦しました。雨は降らないかなと思っていたら途中から結構な雨になり、小さいビニール傘で結構苦戦したものの、前半は、攻めて来る選手のゴールを呼び込み、そして、後半は相手の攻撃を凌ぐ選手たちと勝手に一緒に戦えている気分になっていました。

グループステージ第3戦から足を運ぶことになったブクメとしては、この試合の逆転勝利で、今回の日本帰国時に最大数試合観戦できる4試合まで見させてもらえることに感謝しつつ、今日の試合は、チームとしての大きな成長が見られたことがかなり嬉しく、結果以外の部分の試合に臨む姿勢で最後の最後まで戦い続けての勝利という結果にも喜びを覚えています。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に15番北村龍馬(後半7分⇒22番佐藤陸人)、右に4番橋岡大樹、真ん中に17番大城螢、MFが左に6番荻原拓也、右に2番池髙暢希、真ん中左に7番弓削翼、真ん中右に13番白土大貴(後半23分⇒8番立川将吾)、FWが左に20番長倉幹樹(後半39分⇒3番大西翔也)、右に10番シマブク・カズヨシ、真ん中に14番井澤春輝

となります。

昨日も少し触れましたが、もちろん地域が違うこともありますし、他チームの試合まで足を運ぶことをしていないブクメとしては、関西勢のガンバ大阪ユースの情報は持ち合わせておらず、基本的にガンバ大阪の育成は強いというイメージと、今年は、少し不安定な戦いをしているらしいという信ぴょう性があるのかないのか、わからないような情報のみで見ていましたが、攻撃面で飛び抜けた個人技で打開するようなタイプは、この試合では、いないように見受けられたものの、対人に対しての守備力の高さが凄く印象に残りました。組織的な守備力は当然のことながら、浦和の選手が1対1で仕掛けた時に、抜き切れない場面や、サイドからのクロスも、雨で精度の高いクロスを上げるのは難しかったことを差し引いても、サイド攻撃に対する選手のポジション取りや跳ね返し方なども、見ていて、単発の攻撃、シンプルな攻撃で得点を奪うのは難しいかなと思わさせるものでした。

実際、試合開始から、攻撃の主導権としては、浦和が握れる回数が多く、特に10番シマブク・カズヨシと6番荻原拓也が、仕掛ける回数が多かったものの、そこに対して人数をかけることができないところでは、決定機になるケースは少なくなりました。

また、この大会で初めてと言ってよいほど、フォワードの真ん中で受けていた14番井澤春輝が思うようにプレーできなかったほど、攻撃のストロングポイントも研究されてきていたように感じました。ただ、浦和もいち早く、14番井澤春輝を少し下がった位置にポジションを移すなど、対応はできており、それにより、少しこれまでと違った形で14番井澤春輝が攻撃に絡む場面も増えていたのも事実です。

浦和にとっての決定機は、前半7分に右サイドから10番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛け、クロスに対して、コースに入っていた6番荻原拓也がスルーしたところを20番長倉幹樹がシュート。これは、惜しくもサイドネットでゴールになりませんでした。

攻撃回数では、浦和が多かったものの、相手も、時折見せる、サイドチェンジの弾道などには、やはり良い選手がいるなと感じさせられ、裏へのパスなどで14分にはピンチを迎えたものの1番河畑光がしっかり防ぎます。

得点を奪うためには、ボランチの13番白土大貴か7番弓削翼が攻撃時に、上がってより多くの人数を攻撃に割けないかと思って見ていましたが、今日の試合では、序盤7番弓削翼が、そういう場面で前線に入っていく場面も見られました。16分の左サイドからの6番荻原拓也の仕掛けの時に、クロスがディフェンダーに跳ね返されてしまったものの、この場面では、14番井澤春輝、10番シマブク・カズヨシに加えて、7番弓削翼も前線まで入ってきていたのが、その一つですね。

サイド攻撃という点では、互いに右サイドからの攻撃でややチャンスを作る場面が多く、攻めるものの、ゴールを脅かす回数が少ない中で、右サイドから2番池髙暢希が攻撃参加した時には、より深い位置まで入り込んでクロスをあげられる場面が多かったように感じます。

これまでと少し違うなと思ったのは、例えば、流れの中での場面で、センターバックの17番大城螢が高めの位置で相手からボールを奪った際に、そのまま前に上がって行って攻撃参加して、20番長倉幹樹にパスを出して惜しい形を作るなど、いつもより守備意識よりも行ける時には、もう一つ前にという意識が強い選手が多く、それが今日は許されているのかな、と思う場面もいくつかありました。

23分の13番白土大貴の割と高めの位置まで入って行って、それによってこぼれ球に反応してキーパーにセーブされたものの枠をとらえるシュートを放つ場面もありました。

ただ、得点を奪うところまでできておらず、逆に、前半31分に相手に決められて0-1とビハインドを背負う形になります。

0-1で迎えた後半も、同様に浦和の前線やサイドの選手が力強く仕掛けようとする場面は多くなるものの、なかなか相手の守備をかいくぐって決定機を作るというところまで行けず、工夫が必要かなと思っていた後半23分に前の試合で攻撃にアイデアを加えたり、落ち着けどころとしてのプレーができていた8番立川将吾が投入されると、攻撃の質が徐々に変わっていった印象があります。

とはいえ、投入直後に裏へのパスに抜け出されてキーパーと1対1になる大ピンチを迎えたりしたのですが、ここは、この大会で何度も失点していてもおかしくない決定機を阻止してきた1番河畑光がしっかり防ぎ、これも浦和の反撃のスイッチになったのかなとも思います。

パスの狙いどころが変わり、前線の選手も受けたところから、より相手が対応しにくい形でそのまま仕掛けられる回数が増え、ゴールのにおいのする仕掛けが増えて来た中で迎えた35分にセットプレーのチャンスから10番シマブク・カズヨシの上げたボールを4番橋岡大樹がヘッドで合わせ、バーに跳ね返ったところを17番大城螢が頭で押し込んで1-1の同点とします。

強いチームは、この同点で相手が落ち着く前に逆転ゴールを決めるものだ。そういう状況をこの試合では、見事に実現してくれました。

よりギアをあげたところで、迎えた37分に右から10番シマブク・カズヨシがドリブル突破で仕掛けクロスを上げるとその跳ね返りを7番弓削翼が抑えの利いた見事なシュートでゴール。

これで2-1と逆転に成功します。

試合の後に、得点場面を動画で挙げている方がいてその場面を見ることができたのですが、7番弓削翼のゴールに関して、なんか現地で見ている時には、凄くスローに見えたというか、枠に飛ばすために集中して蹴っているように見えたのですが、動画で見ると、早いテンポで振り抜いていますね。どうしてだろう。

で、最初に書いたように、今日に関しては、凄く最後まで楽しかったんですね。それは、得点後に選手が味方選手に向かって走り喜ぶ姿と、冷静にまだ終わっていないと次にことに集中する選手がいるという情景。こういう形が出てくるとチームのまとまり(選手の性格がかみ合うというか)を感じます。そして、逆転ゴールからのアディショナルタイムを入れての残り10分くらい。

通常であれば、ここから恒例のコーナーポストに持って行ってキープの時間に入るのですが、この試合では、最後まで戦う姿勢を維持し続けて試合終了のホイッスルを迎えることになったのが嬉しかったです、本当にうれしかったです。行けそうならもう1点取ろう、守備も集中するが守るばかりの意識ではなく、攻撃的に守備もしようという姿勢。

特に、4番橋岡大樹が、試合終盤の場面で行けると思った時にボールを持ち上がって行ったところなどは、「おお!」と、うなっていました。

とにかく、チームが一つ殻を破ったかな、という、そういう試合に立ち会えたことに喜びを覚えたりもしていました。

これでベスト4ですね。

浦和レッズユースの歴史の中では、優勝経験もあるこの大会ですし、準優勝も何回かあったりするのですが、ベスト4まで行った最後の大会が2004年ということで、育成見始めてからも、もうだいぶ期間が経過しているブクメですが、実は、このラウンドでで浦和レッズユースが戦うのを見たこともなければ、当然、群馬開催に変わり準決勝以降が他会場という形式になってから、浦和レッズユースが群馬以外で戦うところを見るのも初めてだったりします。

このくらいの年になると、初めての経験というのは、なかなか少なくなってくるものですが、そういう経験をさせてもらうことに感謝するとともに、以前のブログで触れたように、現地で観戦できるのは、準決勝までで、決勝のタイミングでは、カンボジアに戻るということで、昨年のプレミア昇格を決めた試合のように、私がいない状況で見事に大きな舞台で頂点に立つという形を再現してください。

今日のような戦いや起用、試合最後までの戦いの継続が許されるのであれば、そして、相手よりも勝ちたい気持ちを常に持ち続けて戦えば、優勝できると確信しています。

準決勝の戦いを楽しみにしています。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/26 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18 0-0引き分け・・・激しい戦いを戦いきり1位通過

どうも、ブクメです☆

昨日の夜から日本に戻っています。浦和レッズユースが挑んでいるクラブユース選手権も既にグループ3戦目。私は、この試合からの観戦となります。そして、準決勝まで観戦することができる日程です。

なんとなく頭に思い浮かべているのは、浦和レッズユースが勝ち進んでいき、決勝まで勝ち進む。そして、ブクメは、決勝は、見られない。でも問題なく優勝する。そう、昨年のプリンスリーグの入れ替え戦など重要な一戦で足を運べない時こそ、力強く戦い抜いて勝利するという構図。うん、それで良いと思います。

ということで、台風の影響で雨が多く、比較的過ごしやすいカンボジアよりも昨日の夜に羽田空港から外に出た時は蒸し暑い、不快指数高いという印象を強く持っていたのですが、聞けば、関東地方は、梅雨明けをしてから雨が多くなったとか。で、この試合も雨、気温も25度程度でどちらかというと涼しいという中での試合になりました。

浦和レッズユースは、グループリーグ初戦の湘南ベルマーレユース、第2戦の塩釜FCユースとギリギリの戦いで競り勝っての2連勝で既に勝ち点6を積み上げながら、ヴィッセル神戸と湘南ベルマーレが1勝1敗(浦和と湘南は得失点差+2で同じ、得失点差では神戸が、だいぶ有利)という状況で最終戦を迎えたため、最終戦で湘南ベルマーレが塩釜FCユースに勝利した場合は、浦和が敗れると得失点差が必ず1以上減り、湘南ベルマーレが1以上積み上げることになるため、勝ち点6でも最終戦に敗れれば敗退の可能性も残した中でのヴィッセル神戸U-18戦となりました。

見方によっては、引き分けOKでもあるのですが、当初、このグループで最も強い相手と思われていて、プレミアリーグウェストで首位の神戸ということで、ゾクゾクするような状況が用意されたとも言えますね。

すぐに翌日に決勝トーナメントがスタートするため、ある意味、勝ち点では余裕があっても、敗退の危険もあるギリギリの戦いを最終戦でもできたうえで、決勝トーナメントに入っていけるというのは、良いことだと思います。過去、この大会のユースで、グループ最終戦に快勝して、逆に決勝トーナメント初戦で、完敗したということもありましたので。

さてさて、前置きは長くなりましたが、簡単に試合の内容に触れますね。あまり見られていないですし、この大会の浦和レッズユースの戦いもこの試合が最初になるため、1試合ごとの変化など書けないので、簡単にです。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に15番北村龍馬(後半38分⇒12番大桃伶音)、右に4番橋岡大樹、真ん中に17番大城螢、MFが左に6番荻原拓也、右に2番池髙暢希、真ん中左に7番弓削翼、真ん中右に13番白土大貴、FWが左に20番長倉幹樹(後半35分⇒3番大西翔也)、右に10番シマブク・カズヨシ(後半アディショナルタイム⇒8番立川将吾)、真ん中に14番井澤春輝

となります。

宮城総合運動公園のグラウンドは、イメージとして、見た目が良くても凸凹しているという印象を以前から持っていて、加えて雨というコンディションでどうかと思いましたが、思っていたほどピッチコンディションが悪いようにも見えず。いずれにしても、やや肉弾戦の様相が強い、互いにシンプルでいて激しい戦いでぶつかり合うという試合になりました。

テクニックを重視して、細かいプレーや飛びぬけた個人技(対人の強さという意味では、抜けている選手は何人かいましたが)を駆使してくるようなタイプよりもガッツリ向き合って戦える形になり、比較的浦和レッズユースとしては、組みやすい相手だったようにも感じられます。

互いに人数をかけた攻撃よりも、まずバランスを崩さないことが重視され、サイドに攻撃的な選手を配置していた浦和も、最初は、相手がそのスペースを作らせていないから攻撃参加できないのかなとも感じましたが、ある攻撃を抑えるように言われているようにも見えました。逆に、相手は、前線に強靭な選手を置きながらサイドからの攻撃を試みてきた時には、サイドの選手や中盤の選手で囲むような形で奪うこともできていました。

この大会から途中出場で存在感を発揮していたと聞く14番井澤春輝が、この試合はスタメン出場で前線の真ん中に入っていましたが、確かにいるかいないかでだいぶ局面が変わりそうだというプレーを多く見せていました。そして、コーチングも多く聞こえてきました。

前半は、決定的なチャンスは、もしかすると16分のセットプレーでの17番大城螢の枠をわずかに外れてしまったヘディングシュートくらいだったかもしれませんが、右前線で10番シマブク・カズヨシが簡単に奪われずに仕掛けてチャンスを作る場面が比較的多く見られました。

惜しい形としては、24分に6番荻原拓也がインターセプトから20番長倉幹樹に預けて前線に走り、越える形で右サイドの10番シマブク・カズヨシに出したところは、結果的にオフサイドになりましたが、高めの位置で奪って、テンポ良い攻撃で左右に揺さぶる良い形の攻撃でした。

同様に、33分に7番弓削翼が高めの位置で相手の不用意なボールの持ち方を見逃さずに奪って、20番長倉幹樹にパスが良い形で通ればという場面などありました。

崩してという形はなくても、チェイシングだったり、こぼれ球への反応などは、一つずつ浦和の方が優っていた印象があります。チェイシングで言うと、13番白土大貴が相手キーパーへチェイシングして、ミスキックを誘ったという場面もありました。

それでも、やはり相手ゴールを脅かすプレーができていない中で、攻めている数が多いけど、決められないという状況で相手がラッキーな形で得点ということは、サッカーではよくあることで、実際に、前半の終了間際に、相手の放ったシュートがディフェンダーに当たって、決まっていてもおかしくないようなコースに飛んだ場面があったのですが、ここをゴールキーパーの1番河畑光が見事な反応で弾いてピンチを防ぎます。

前半を0-0で折り返し、その時の印象は、先ほども少し書きましたが、強さは見ていてわかる相手ではあるものの、工夫が多い攻撃でないために、集中を切らさず、また不用意なミスをしなければ、後半も無失点で行けるのではないかと考えていましたが、後半に入り、基本的にそのイメージは変わらなかったものの、後半3分くらいに、テンポよくパス回しをする中で、そのコースを狙うかという見事なスルーパスを通されて、決定機を作られてしまう場面がありました。結果的に、相手のシュートが枠をとらえきれなかったので助かりましたが、こういうプレーができる選手もいるんだと一人でびっくりしていました。

後半の15分くらいまでの時間は、相手の攻撃が多い時間帯で、ロングスローを投げられる選手がいるということで、サイドラインを割っても、セットプレーのようなボールが飛んでくるという、対応が大変な場面が多くありましたが、ここを集中して跳ね返すと、迎えた15分に、2番池髙暢希が起点になっていたと思いますが、14番井澤春輝がペナルティエリア内でパスを受けて角度がないところであえてパスかシュートかという強めのグラウンダーのボールをゴール方向に入れ、これは押し込めなかったものの、こぼれ球を6番荻原拓也がシュートというかなりゴールに近い場面を作りました。

一進一退の攻防が続く中で、やや判定などで荒れ気味になるところもありつつ、0-0のまま迎えたアディショナルタイムに再び相手に決定機が訪れシュートも枠をとらえて決まってもおかしくないような場面がありましたが、ここも1番河畑光が反応して防ぎ、結果的に0-0で終了。

もう一つの試合で、湘南ベルマーレユースが勝利したため、もし0-1で敗れていたら敗退になっていたというところをチーム全体で、そして、最後の砦の1番河畑光が防いでグループ1位で突破となりました。

くどいようですが、私は、この大会の前までの2試合を見ていないので、積み上げられたものは、よくわかりません。戦術や指示が良くなったとも思いません。改めて、私は今の浦和レッズユースの育成方針や戦い方が好きではない現状ですが、選手それぞれやチームというところでは、少しずつ、上昇できる条件が増えてきているように感じています。

この試合で、相手選手のラフプレー(橋岡大樹に対してではない)に対してだと思いますが、4番橋岡大樹が、激怒して審判とその選手に対してかなり詰め寄っていた場面がありました。確かに相手も得点を取らなければならない場面で、苛立ちからそういうプレーが相手チームには増えていたように見えましたが、ああいう場面で感情をむき出しにして怒る橋岡大樹は珍しいなと。結果的に、両成敗(?)でイエローカードが両社に提示され、結果的に累積2枚で次の試合は出場停止になったのですが、「~だから、○○しなければならない」「求められている選手像に近づかなければならない」とか、そういうところでらしさを失っていた、少し前までの状況から考えると、「やっちゃったな」と私は、少しニヤニヤしてみてしまいました(個人の感想です。)

なんとなく、今のチームでは、それぞれの選手を補い合ってまとまっていくというところに少しずつ選手自身は近づいて行っているような気がしています。

試合後の選手挨拶の時に、怪我でメンバー外になっている、関根束真がボトルを片付けるために近くを通った時に、多くの選手と力強く互いに手を重ねる。一つ一つ、少しずつ、変わってきていることを嬉しく思っています(個人の感想です。)

さらにさらにくどいようですが、私は、今のユースの人間育成の部分のところが本当に嫌いです。やり方は、間違っていると思っています。でも、選手は、悩みながら成長している、多く見られない中で、そういう姿をこれまでと違った形を足を運べた時に感じられる、そこを大事にしたいと思います。

きれいな戦いは、できなくても、勝負を勝ちきるために必要なことが今のチームにも見えてきている。この大会で、一つでも多く、そして一番高いところまで上り詰める。そんな流れを見ていきたいです。

決勝トーナメントの初戦は、ガイナーレ鳥取。疲労や負傷者の具合も心配ですが、ここからは、総力戦で戦い抜いてください!

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/07/02 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 1-2敗戦・・・誰に頼れば良いのか

どうも、ブクメです☆

昨日の試合終了後に、車を走らせ自宅に向かっていた途中に、タイヤがパンクしました。色々なつらい思いなど、私の車のタイヤが引き受けて、はじけたような状況であれば良いなと思ったり思わなかったり。

前節の試合のブログでも触れたように、期間が空いて1試合だけ見ただけでは、わからないことが多いので、久しぶりに2週連続で見られる機会を持つことができたので、前節と同じような流れが続くようであれば、その辺りに触れようと思っていたということで、その辺りを触れます。

要するにレポートというよりは、感想文になります。

プレミアリーグという大会を追いかけるのではなく、浦和レッズユースというチームで足を運ぶ試合、チェックするリーグ、大会を決めるというような生活をしているので、長年のプレミアリーグの変化というものは、あまりよくわかりませんが、単純に過去の浦和レッズユースのプレミアリーグ初参戦の時に感じていたのは、アウェイで勝つのは難しいなという部分から考えていくことが多かったと記憶しています。

ただ、現在のプレミアリーグでは、そういう部分が強いかどうかは、全体を見ても良くわからない印象があります。

実際、日曜日の試合でも、アウェイだから戦いにくいというよりは、相手にわかりやすい個性を持った代表クラスの選手がいて、その選手たちに苦しめられて後手後手に回るという展開になったのは、別にアウェイだからと言うことではないと思いますし。

前半と後半の終了近くの失点、その時間帯に決められる力もあるが、決められてしまう弱さもある。相手に研究されているであろう、失点しやすい形をどのように選手に伝え、どのように修正しようとしているのかなと思う部分もあります。

この試合の13番白土大貴が決めた得点までの流れは見事でした。右サイドバックに入っていた4番橋岡大樹が後半は、やや高めに位置する形でその攻撃の意識からの10番シマブク・カズヨシを経由してのテンポ良い形から、13番白土大貴が追い越して抜け出すという、おそらく相手からしたら聞いていたのと違う工夫のある攻撃があったことで、見事なゴールが生まれました。これが、指示だったのか、選手の判断なのかも気になるところですが、それ以外のところでは、やはり気になるのは、このチームには、選手自身がイメージして工夫して生み出すような面白さが、どんどん奪われて行っているような気がします。

前節も感じた、今節も感じたのは、見ている人や、対峙する相手選手が、考えられるプレーになってしまうケースが多いということ。シンプルな対応が必要な時も当然サッカーには多いですが、ここに来たら、こうするだろう、思った通りのプレーになってしまうことが多いように感じられます。選手の能力が信用されていないのかな、と正直思ってしまうレベルです。

極端な言い方をすると、浦和レッズユースのように、各地から能力の高い個性の強い選手が集まってくるチームなのに、いわゆる、個々の力は低いけど、それでも勝てるチームにするために、誰でもそのポジションでそういうプレーをすれば、チームとしてのバランスが崩れずに、リスクを少なくして、強い相手とでも戦えるようなチーム作りをやっているような。

また、難しい展開になった時に、信頼できるポイントがどこにあるのかも明確ではないようにも感じられます。試合を落ち着ける、試合を変える、リーダータイプの選手を置こうとしないということもあるのかもしれません。こういった場合は、大人の側が、そういう役割をできれば良いのかもしれませんが、そうなっているようにも感じられません。相手の責任にするような発言が多すぎるので、選手がそうした方が良いと思ってしまうことも下手したらあるのではないかというレベルに。

あとは、切実に気になっているのは、育成機関として、誤った教育方針、大人として、絶対に言ってはいけないような言葉や態度を当たり前のように高校生である選手に見せてしまっているのではないかなという心配もあります。

時折見せる、今回の得点のようなプレーだったり、選手が開き直って見せた、そういう選手数人の考えがピタッとはまった時に見せた時の今は、数多くないものの、輝きのあるプレー、見ている側に伝わるプレーが、唯一の救いなのかなとも感じます。これが増えるのか、より消えて行ってしまうのかは、わかりませんが。

選手の能力の問題ではない、どの選手が悪いからとか、そういう問題でもない状況に今は直面してしまっているのかなと思います。おそらく、ここを乗り越えるのは、選手全員で考え、チームになっていく方向性を自らで見出していくことができるかどうか、大人が作る雰囲気にのまれないように、どこまで選手が大人になっていくか(大人になるというのは、従うことだけではありません、考えてみてください。)

私もそうですが、大人になり、歳を重ねていくと、自分の嫌な部分が理解できていても、本当に直せません。もう、医学的な治せませんのレベルに意識で直せないことに、いら立ちを覚えることもあるくらいです。

そこを抜け出せれば、きっと良い方向に流れていくと思います。選手個々が頑張っていない、頑張れていないとは、少なくともサポーターは誰も思っていません。ただ、その頑張りを活かす環境が少ないというのは事実のようですから、誰かに責任をとらせるような雰囲気にならないようにしてください。選手同士で話し合う機会を多くしてください。たぶん、今は、もしかすると、言われることをそれぞれがやることで精いっぱいになっているかもしれませんが、そこもチームで話し合うようにしていくことで変わっていくこともあると思います。

あまり力になれなくてすみません。

再び帰国できる可能性があるのは、クラブユース選手権のグループステージ最終戦からになると思います。何試合見られるかは、わかりません。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに17番大城螢、右サイドバックに4番橋岡大樹、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に13番白土大貴(後半28分⇒22番佐藤陸人)、右に2番池髙暢希(後半33分⇒19番甲斐崇史)、FWが左に20番長倉幹樹(後半39分⇒16番二見健太)、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

浦和レッズユースの得点。後半9分13番白土大貴

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/06/25 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 2-2引き分け・・・今日は、良いところだけ考え、来週見て考えます。

どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの試合を清瀬内山公園サッカー場で観戦してから、レッズランドに移動して今度は、ユースのプレミアリーグ観戦になります。

芝が良くなったレッズランドの天然芝グラウンドの一面が公式戦でレッズランドが利用される時には、使用されるようになりましたが、ホーム側のゴール裏扱いのところには、細かい目のネットが高い位置までありますね。なんとなく、ホームなのに距離を感じます。個人的には、土手側で見る時の方が、ホームで近い距離でサポーターという意識で応援しやすいかなと感じたりします。過去のプレミアリーグでは、観客もネットの中まで入って見られるような作りをしてくれている時もありましたが、そういうことも特にないようですね。

そういう方針なのでしょう。

前回観戦したのが、5月最初の大宮アルディージャユース戦だったので、約2か月ぶりの観戦ということになります。2か月というのは、サッカーで言えばかなり長い期間でその間に色々な変化もあると思います。たまにしか見ないのに何がわかるという状況が私の今になります。正直、入ってくる情報など含めても色々思うことはあり、そういうところを心の内にしまってみるというのは、なんというか心苦しいものもあるのですが、幸い来週のプレミアリーグの観戦もできる予定なので、2週連続で見たところで、総合して感じたところは書ければ良いかなと思っています。

進路とか、考え方とか、逆境とか。選手にとっては、今いる場所が基準になってしまい思い悩んでしまうものですが、サッカーの世界は多種多様で果てしなく広いです。今いる世界は、本当に小さな小さな一部分です。進路などで悩んでいる方がいれば、私が少し前にアップしたインタビューの記事も、もし読んでいなかったら、読んでみてください。もう少し色々なことが落ち着いてきたら、またご協力いただける方にインタビューを取らせていただき、追加していきたいと思っています。

さてさて、なので、今日の試合は、良かった部分を少し書くだけにします。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに15番北村龍馬、右サイドバックに4番橋岡大樹、センターバックに17番大城螢(後半35分⇒19番甲斐崇史)と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に13番白土大貴(後半21分⇒22番佐藤陸人)、右に2番池髙暢希(後半40分⇒16番二見健太)、FWが左に20番長倉幹樹(後半45分⇒23番清宮昴大)、右に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒34番清水哲太)

となります。

前半は、0-0

後半10分、失点0-1

後半38分、19番甲斐崇史の得点で1-1

後半43分、4番橋岡大樹の得点で2-1

後半45分、失点2-2

負傷者も多いと聞いています。

バランスという点で考えた時に前半は、7番弓削翼がかなり利いている印象で、ボールを持っている選手に対して良い距離に入ってパスを受けて捌くというプレーによってチームのリズムが生まれていたと思います。

攻撃面では、よりゴールに近い右の中盤のポジションに入っていた2番池髙暢希のゴールを意識したプレーで相手にとってかなり危険な存在になれていたと思います。26分の5番関大夢からのロングフィードで直接キーパーと2番池髙暢希が競り合った時だったり、ドリブルで仕掛けて良い位置でFKをもらえたり、抜け出して良い形でパスをもらってシュートまで持って行ったり、かなり攻撃面で存在感を見せていました。

20番長倉幹樹は、相手に有利だと思われるパスでもキープできたりするプレーは期待通りに多く見せてくれていました。ただ、パスの入り方が、相手にとっても想像しやすい形で入ってくるケースが多く、受けた後に対応されてしまうことがあったので、より特徴の生きる位置へパスを出せるような選手が出てくると、割と得点を量産できそうな雰囲気がありました。

10番シマブク・カズヨシの運動量とドリブルでの仕掛けは、この試合でも効果的で試合の終盤までその気迫のこもったプレーは続き、結果的に後半の同点ゴールの場面は、シマブク・カズヨシの相手ディフェンダーへのチェイスからインターセプトに成功し、ペナルティエリア内に走りこんだ19番甲斐崇史にパスをつなげることができたことで生まれている。ただ、シマブク・カズヨシも、足元でもらってから仕掛けるような状況になってしまいやすく、活かしてくれる選手がいると、もっとゴールに向かったプレーで脅威になれるのになとは思います。

得点を決めた19番甲斐崇史は、ゴール後まっさきに控えのメンバーのところに行って喜んだのが印象に残りつつ。高さはあるものの、高さを生かしたプレーよりは、細かいプレー好むように見える中で、この試合では、その細かいプレーで角度のないところから、ゴールを決めていたので、これがどう評価されるのかが興味深いです。

サイドバックでのプレーでは、クロスなどの精度の部分で課題は残るものの、セットプレーからのゴールという形で存在感を見せた4番橋岡大樹。

ボランチ適正(なのかな?)の17番大城螢もセンターバックの位置で安定した守備ができていましたし、3番大西翔也も以前見られていた思い切りの部分が少し見られなかったような気はするものの、バランスを取るプレーができていたと思います。5番関大夢は、センターバックとしての存在感が出てきましたね。聞き間違えかもしれませんが、競り合いの時に気合で大声を出していたように聞こえた時には、お!と思いました。相手のあたりの強い選手との競り合いが多かったですが、ここでもしっかり戦えていました。

左サイドの13番白土大貴と15番北村龍馬は、得点が必要と思われるときにゴールを狙いに行く姿勢が見えていました。特に失点後の同点ゴールが必要な場面で、15番北村龍馬が高めの位置まで上がってシュートを放った場面など印象に残っています。

2失点に関しては、誰の責任というよりは、ペナルティエリア内での一つ経由された時の逆サイドを空けてしまう傾向があり、そこに決まりごとのように走りこんできていた選手に同じように2点取られたことに関しては、修正した方が良いですね。

・・・なんだか、文章が無機質になっているような気がしますね、すみません。

ということで、来週の試合、楽しみにしています。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/05/06 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-2敗戦・・・個性が活きず戦術に負けるのは、本当に悔しい

どうも、ブクメです☆

一時帰国しており、6日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催された浦和レッズユースのプレミアリーグvs大宮アルディージャユース戦に足を運びました。

開幕戦に足を運んでから、およそ1か月空いての観戦になります。開幕戦勝利の後、数字上は接戦ながらも、勝利から遠ざかって迎えたダービーという流れですね。

スカパー放送などもあったようなので、細かい情報はあまり必要ないかもしれませんが、簡単に試合の情報を書いてから、今日の試合で感じたことを書こうと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに2番池髙暢希、センターバックに4番橋岡大樹と12番大桃伶音、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼(後半34分⇒5番関大夢)、左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番関根束真(後半スタート⇒13番白土大貴)、FWが左に20番長倉幹樹、右に8番立川将吾(後半25分⇒15番北村龍馬)

となります。

序盤、相手がリズムをつかむ前に浦和ペースで試合を運ぶ時間を作ることができていました。枠には飛ばなかったものの、シュート意識も高く、11番関根束真のシュートや、10番シマブク・カズヨシのゴールを狙う姿勢を感じさせるシュートが前半5分くらいまでに何度か見られます。

相手のディフェンスライン付近でも、高い位置から8番立川将吾がプレスをかけて奪ったり、ワンタッチで8番立川将吾、7番弓削翼、10番シマブク・カズヨシと展開して仕掛ける形など相手のゴールに近い位置で仕掛ける回数は多くなりましたが、決定機を作れたかと言うと、そこまで持ち込めてはいなかったようにも感じられます。

前半15分くらいまでの時間帯で得点ができなかったところで、徐々に相手のいわゆる戦い方にリズムが出てきてしまい、そこに徐々に浦和がはまっていくような印象もありました。

バックラインでパスをつなぎ、サイド前線に放り込む、浦和の選手は追うがなかなか奪えない。見ている側としても若干その流れになると、ストレスがたまるというか、でも、戦術なのでそういうものなのですが、なんというか、そんな感じの時間帯にが前半は続きました。

相手にリズムが出てきたところで、組織的な守備をされたところを強引に打開するようなプレーがなかなかできず、サイドから仕掛けようとするも、サイドからの攻撃は、かなり相手に網に追い込まれるというか、うまくふさがれてしまい、サイドからのクロスが跳ね返されたところから反撃されるという回数も多くなってきました。

特に個々の攻撃に圧力を感じた部分はなかったので、そこまで怖さは見られなかったものの、前半28分にあれあれという形で決められてしまい0-1となります。

失点後の残り15分ほどでは、浦和が立て続けにコーナーキックを4回ほど獲得するも、これも得点につなげることはできず。

この時間帯のセットプレーからの流れでの2番池髙暢希のサイドからの仕掛けからのクロスで12番大桃伶音に合えばという場面もありつつでしたが、決められないままに、逆に前半終了間際に相手に与えたコーナーキックをきれいにヘッドですらして決められてしまい0-2という状況で前半を終了します。

後半に入り、まず出だしのところでは、また浦和が厳しく前線から行くプレーをすることで、相手のリズムを乱すことに成功している時間帯があり、その時間帯に10番シマブク・カズヨシのシュートからキーパーがはじいたところを20番長倉幹樹が狙った場面や、サイドから6番荻原拓也が仕掛けてクロスが合えばという形、4番橋岡大樹からのフィードを20番長倉幹樹が受けて、落としたところを13番白土大貴が狙うなど、前半よりも力強さを感じるような仕掛けができている時間帯がありましたが、ここで完全に流れを奪うことができなかったのもこの試合がを難しくした部分かもしれません。

その後の時間帯は、やや色々変化がありすぎて、その狙いが上手く当たれば、流れを取り戻せたのかもしれませんが、やや強引すぎる采配のように感じる部分もあったりで、結果的に、0-2ビハインドの状態を跳ね返せずに、終了となりました。

気持ちの部分も相手が優っていたという声もちらほら聞こえていましたが、決して、気持ちの部分でこの試合敗れたとも私は思っていません。ただ、雑でも良いからゴールを奪ってやるよという中から強引にみたいなプレーが見られず、サイドからの攻撃も、相手の守備の動きを考えてサイドを使うというよりは、勝負から逃げてサイドからになっているように見えたところもあり、要するに何が言いたいかというと、相手のやり方を混乱させるような、何かをこのチームでは、重要視せずにチームを作ってきているのかなという、若干の怖さのようなものを感じています。

あとは、これは、今日あった方によく話していたことなのですが、テレビ放送があるとか、プレミアリーグになってから、育成系のメディアで大きく取り扱われることが多いなど、メディアが記事を書く。もちろん、プロ予備軍ですから注目されることや取り上げられることで多くの人に知られることは、重要なのですが、メディアが作り上げたイメージと本来選手が持つ性格や特徴がやや違うなというところが割とあるにもかかわらず、そういうインタビューを受けたことで選手がそういう選手にならなければならないという意識でやってしまっている。

勝手にそんなことを考えています。

キャプテンにも色々な形がある。チーム全体に安心感を与えるような個性のキャプテン像もあれば、割とミスも多いが、気持ちとがむしゃらさを見せて、周りの選手がそのキャプテンを支えるために頑張るような構図。ロボットがやるスポーツではないですから、そこには、それぞれの性格感情が存在するわけで、その部分のコントロールが十分になされていないために、チーム全体のそれぞれの選手がやるべきことが、つながっていないように正直感じることも多いです。

相手の組織を打開するプレー、混乱させるプレーが今日は必須で、それは、大きい選手が前に出てそこを狙ってけることではなく、その適性がある選手にその役割をしっかり伝えて、困った時にそこに納められるようにする。それができる選手が、本来やるべきプレーを制御してプレーしている状況は、ややいびつに感じ、もったいなさも感じる。

そういう意味合いで、今のチームの本来の総合力が10あるうちの半分も生かされていないという現状が気になります。

開幕戦で流れを変えた、井澤春輝が怪我で不在という状況も影響があったかもしれませんが、根本的に、一つ考え直さなければならないポイントがあるとは、今日の試合を見ていて感じました。

ダービーだから負けるなよという悔しさよりも、そういう意味合いでの、しっかりそこを教えているのかなという部分のいら立ちの方が私の中では先行してしまった。

そんな、試合でした。

当初の予定では2週間滞在予定でしたが、9日には、カンボジアに戻ることになったため、明日は当初から決めていた大学サッカーに足を運ぶ流れで、来週足を運ぶことを考えていたジュニアユースが今回は、見られない、ユースもクラブユース選手権の予選の試合も1つ2つ見られるかなと思っていましたが、それも見られないため、現育成系の試合は、今回の帰国では、この試合が最後の観戦となります。

幸い、プレミアリーグが中断してクラブユース選手権の予選に入っていくので、ここまでを踏まえて、また、仕切り直しができる期間がこの後しばらく来ますよね。

そこでの変化を期待しています。

言葉がまとまっていないのは、相変わらずですみませんが、思っていることは色々書かせてもらいました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/04/09 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・この舞台に戻ってきた!

どうも、ブクメです☆

味の素スタジアム西競技場も、高速道路をフルに使うことを考えると、圏央道~いったん下に降りて、途中から中央道を利用してというルートでかなりスムーズに行けることが分かった、いつもケチってできる限り下道で行こうと思って、そちら方面に車で行くときは渋滞でストレスを感じていたブクメですw

さてさて、昨シーズンプリンスリーグ関東で優勝し、参入戦も勝ち抜き、浦和レッズユースがプレミアリーグの舞台に帰ってきました。ブログを書くタイミングで、カテゴリにプレミアリーグ2017を加えたのですが、前回がプレミアリーグ2012ということで、実に5年ぶりですね。

浦和レッズユースのサポーターとして、2011年、2012年のプレミアリーグを幸いにも経験することができているブクメですが、この5年間でプレミアリーグもスタートした当初から随分環境や認知度、あとは、ソーシャルメディアの発展などで今日の開幕戦も、試合内容書かなくても見たい人は、映像でもしっかり配信されているし、スタジアムに足を運んだ方がかなり多くツイッターなどで情報発信してくれている。

逆に考えると、足を運べない試合が増えることを考えても、情報収集は、かなりしやすくなったんだなと安心する部分もあります。試合の全体像をそこまで書く必要がなくなる中で、本来私が重要と考えている、見えないところを見るという点では、関われる時間が減ることで、自分のブログでの役割としてどこに重点を置くのか、若干悩む部分もありますね。いや、それほど悩んでいませんが。昔も今も、自分が思うように書くことしかできないので、今後も足を運べる回数は減っても、自由に、縁があって関わることのできた選手をできるだけ、試合に出ている部分以外もしっかり見られるように、やっていければと考えています。

テンションが上がってなんとなく、落ち着かなかった開幕戦ですが、開幕戦の相手は、昨年プレミアも選手権も制覇した青森山田高校と言うことで、相手のレベルとしては十分すぎるくらい。

ブクメ個人的には、日本から離れ、観戦回数が減る中で、何試合かユースの試合を見ることはできていますが、ある程度消化試合になっていたり、フェスティバル系で相手の状況がよくわからない試合などが多かったため、久しぶりに見る、間違えなく相手もベストメンバーを組んで本気で臨んでくる大会と状況での試合で今年の浦和レッズユースの現在地、昨年からの継続と新しいチームの強さや弱さ。1試合では、測れないものの、そういう様々な要素をまず確認できる試合となりました。

・・・強風と、天気予報以上の大雨は邪魔でしたが、そのおかげで、浦和レッズユースの選手が持っていてほしい、負けたくない気持ちからのサポーターの言葉を借りる(パクリともいう)と「選手の気持ちが戦術を上回り逆転勝利」も見られました。

では、まず簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに15番北村龍馬、センターバックに4番橋岡大樹と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と13番白土大貴(後半12分⇒9番樋口颯太)、左に19番甲斐崇史(後半スタート⇒14番井澤春輝)、右に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒8番立川将吾)、右に20番長倉幹樹(後半45分⇒16番二見健太)

となります。

前半は、完全に強風に向かって浦和が攻めなければならない状況ということで、普通にサッカーで言えば、相手に有利な状況でのスタートとなったのですが、なんとなくこれまでの浦和レッズユースというチームは、歴代そういう状況で耐えて、その風を有利に生かして後半にという戦い方ではまったことがあまりないというか、確かに、プレミアリーグで強風で思い出されるのは、コンサドーレ札幌U-18とアウェイで対戦した過去に強風が影響した得点と失点があったなとか、風が明らかに試合の流れに影響を与えた試合もありましたが、でも浦和レッズユースは、どちらかというと、天候云々を活かしてという戦い方は、良い意味でできないという印象があったりします。この試合は、どうだったかというと、やはり風に苦戦して、風を活かしてという試合には、ならなかったと思います。

ただ、もしかすると勝敗を分けたところで言えば、後半途中から雨が強くなり、不規則に強風が吹くような展開でより「戦う」部分が強くなったところで、スイッチが入った選手たちとそれに触発されて全体的にいわゆる昨年の戦いでもそうだったような、ぎりぎりの戦いでの勝負に勝ってきた強さが、出たのかなとも思います。

試合の出だしは、気持ちは入っていたと思いますし、集中して入ったとは思いますが、はっきり言って、緊張感が伝わってくるような選手が多かったです。それは、相手も同様に感じられた部分で、試合としては、どちらに転ぶかわからないという拮抗した状態が続くことになります。

ただ、なんというか、これは、どういうわけか、サッカーでは、よくあることなのですが、競った時のこぼれ球だったり、クリアボールが、人に当たった時のこぼれ球だったりが、とにかく相手に良い形にボールが行ってしまうことが本当に序盤は多かったですね。

確かに、雨と風の影響は確かにあったとは言っても、はっきりしたプレーが求められるところで不用意なプレーというのも目立っていましたが、それでも、そこにこぼれるのかという不運なことも多く。

緊張感と言うか、もしかすると過剰な慎重さが生んだのが、そういう状況だったのかもしれません。

指示もあったのかもしれませんが、攻撃に厚みができないのが試合開始から気になりました。仕掛けた時に、押し上げる人数が少なすぎる。

例えば、前半12分に、7番弓削翼が中盤でインターセプトに成功し、そこから攻撃がスタートした場面。そこから、10番シマブク・カズヨシにパスが通り、仕掛けて左から中に走りこむ19番甲斐崇史にパスを預ける。この段階で、相手ディフェンダーの素早い戻りでペナルティエリア付近は、既に仕掛けるには難しい状況ができているものの、ペナルティエリア外の部分にすっぽりスペースが空いていた時に、もう1人2人がゴール前に走りこんできていれば、大きなチャンスになったという場面がありました。

結果的に、19番甲斐崇史が味方のフォローがないために強引に仕掛けた流れから、こぼれたボールが、そのスペースに行ったものの、そこに誰も走っていなかったという場面がありました。これまで見てきた試合であれば、選手の特徴的にも、ここで押し上げるために必ず上がってきたであろう選手が、カウンターのフォローなのか、思い切りよく上がってきていなかったことに対しては、若干私は怒っています。でも、前半は、無理してバランスを崩すなという指示だったのかもしれませんが。

実際、運不運で言えば、前半38分の相手の攻めからディフェンダーがクリアしたボールがディフェンダーに当たって、その軌道が結果的に相手にとっての決定機につながるパスになるような場面があったものの、ほぼ決められていたと思われるシュートが、その角度からポストに当たれば、ゴール方向に吸い込まれてもおかしくないという状況でポストに当たったボールがラインを割らなかった(クリアはできなかったものの、ここでカバーに入っていた13番白土大貴のあきらめない姿勢は良かったです。)のは、運が良かったと言えます。

チャンスを逃さず決めていく力というところでの強さが青森山田高校だとしたら、この試合は全体的にそこまで強烈な個が際立って出せている選手もいなかったのですが、前半42分にややはり時間帯と決める力というところでは、勝負所でチャンスの時に隙を見せると、そこを突く力はさすがだなと感じさせられる部分はありました。

0-1で折り返した後半、怪我明けで、15分くらい限定でプレーするのではないかと聞いていた14番井澤春輝が後半スタートから登場。後半もしばらくの時間帯は、相手ペースだったと思います。後半も危険な場面を作られる中で15番北村龍馬のカバーで何とか失点を免れるなど危ない時間帯が続きながらも跳ね返していましたが、14分に決められて0-2とされてしまいます。

前半の終盤から後半の2失点目くらいまでの時間帯を見ている限りでは、相手ペースになった時に、その流れを変えられる(この変えるというのは、試合を落ち着けられるという意味)選手が見当たらないのは、心配だなと感じていました。実際に、この部分は、今後の課題になっていく可能性はありますが、この試合に関しては、逆境になった時に負けたくないという気持ちからスイッチが入った数選手によって、一気に流れが変わっていったと言うのが的確なのかもしれません。

特に、実際に結果も出しているわけですが、14番井澤春輝の存在感は際立っていましたね。後半出てからしばらくは、動きが重たそうにも見えたのですが、中盤付近でのパスを受けて捌く役割りと自らも前線に上がっていく姿勢を繰り返すことで一気に流れが変わっていきました。同時に、前半以上に運動量が上がった10番シマブク・カズヨシの攻撃の部分での相手への仕掛けやプレッシャーも際立っていました。

で、ご存知のように19分のコーナーキックのチャンスで14番井澤春輝が倒されてPKを獲得し、キャプテンの4番橋岡大樹が、気合で(?)ゴールにねじ込み、1-2とし、25分には、コーナーキックのチャンスで3番大西翔也が豪快にヘッドで決めて2-2、最後は、38分に14番井澤春輝が決めて3-2と大逆転勝利になりました。ゴールを決めた14番井澤春輝のペナルティエリア内での落ち着いて切り返してのシュートがピックアップされるかもしれませんが、この場面は、起点も14番井澤春輝で20番長倉幹樹に預けたと同時に、全力でペナルティエリア内に走りこんで再びパスを受けてのあのプレーということも評価されるべきですね。

結局は、ありきたりな表現にはなりますが、より勝負に対して貪欲さを見せた迫力が逆転勝利を生んだということになるのでしょう。

実際に、後半の勝負の場面では、直接得点に結びつかなかったものの、4番橋岡大樹も、何度か、センターバックの位置から中盤にパスを預けた後に前線に走って攻撃参加を試みるという場面も見られました。

なんというか、私も、以前の浦和レッズが好きだったタイプのサポーターなので、きれいなサッカーや戦術的に相手を上回ることができるに越したことはないのですが、雑になっても、ゴールに貪欲で、難しそうでもチェイスして、とにかく負けるのが嫌だから、勝つために、多少のリスクはあってもゴールを狙いに行く姿勢が前面に出るような、そういう戦い方が好きなんですね。戦う姿勢優先です。

だから、例えば、今日のスタメンの選手たち、そして、ベンチ入りできたと考える選手と、ベンチには入ったがスタメンに入れなかったと考える選手、本来はスタメンで自分は出るべきだと考えていながら、怪我などで叶わずに試合を見つめることになった選手たち。チームの循環の中で、今日の試合を見ていて、消極的な戦いになっていた時間帯で、自分が出た方ができるのに、どうして自分が出られないんだろうと感じるよりも、終盤に見せたような、勝利に貪欲でギラギラしたプレーでの展開を見ていて、ここに自分も立って戦いたいという気持ちで競争をしてくれる方が良いと思うんですよね。

でも、紙一重なんです。

よく、プリンスリーグ関東はレベルが高くて、実は、プレミアリーグよりもレベルは高いのではないかという話があるのですが、単純なチームの総合力とかレベルではなく、プレミアリーグというのは、一つ違った次元に存在するものだと感じています。だから、この舞台で戦い抜くには、強ければ良いと言うものではなく、当たり前のこととして、戦術と采配も重要になってきます。層の厚さも重要になります。難しいリーグです。実際に、過去プレミアリーグがスタートした時に、見る側としても、甘く考えていた部分があり、その難しさを試合を見るたびに感じました。だからこそ、勝負強さという強烈な武器を今日は見せてもらいましたので、その強さを維持しながら、プレミアリーグを1シーズン戦い抜くというところでも、一歩一歩前進してまずは、プレミアリーグの常連として定着して、狙えるなら優勝も狙っていくというチームに成長してほしいです。

その意味では、今日見られた大きな課題に関しては、取り組む必要があると思います。今日の場合は、難しい時間帯に試合を落ち着ける選手が見当たらなかった。ここが、チームでどのくらい重要視されているかはわかりませんが、ここに適性があるという選手は、ここでアピールするのもありだと思います。

そして、ピッチで戦うことが許された選手と、今日は、目の前にベンチ入りが叶わなかった選手たちがいたわけで、私たちの前では、悔しさを抑えて笑顔を見せてくれる選手がいたり、あきらかに、悔しさを見せている選手もいました。ピッチに多くの人の目が行っている中で、スタンドでこの風景を見つめていて、様々な表情が見られましたが、育成を見るサポーターとしては、ピッチに出ている選手の活躍は当然ながら、今日スタンドにいた選手、十分な出場時間を得られなかった選手の今後の取り組みや、一つ一つ見られる場面での表情を確認することが大事なんですね。

次はいつ足を運べるのか、現時点で未定ですが、まずは、プレミアリーグに返り咲いた、その新しい一歩となったこの試合のピッチ上の選手たちとスタンドで見つめていた選手たちの表情とこれからを楽しみにして、次に観戦機会を待ちたいと思います。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/19 – 浦和レッズユースvs佐野日本大学高校 3-0勝利・・・また、4月に来ます。

どうも、ブクメです☆

写真も載せることを考えると、フェンス+ゴールネット越しでゴールポストに若干視界を遮られた形での円陣の撮影になってしまうという、完全に失敗の場所からの観戦ですね。でも、昔からこうですので、いまさら誰も突っ込むことはないでしょうw

イギョラ杯まで見てから一旦、カンボジアに帰ろうと思っていた予定を組んだのですが、昨日書いたように20日も試合があることを考えておらず、20日は行けないことに加えて、更になんだか中途半端になってしまい、明日のための準備や仕事の調整ができておらず、19日の2試合は、午前の試合のみ観戦して、戻って準備やらやっておかなければならない仕事を片付けなくてはならなくなってしまいました。

とりあえず、ブログを書く時間が残って良かったと思いながら、スーツケースの半分くらいの収納に苦戦していたので、とりあえず放置してブログを書き始めた夜8時くらいですw

チームの状態のピーク、選手の状態のピークというところでは、どういう見方をするべきか難しいところですし、実は、今いる環境で頭がいっぱいの状態にするよりも、今自分に起きている状況を考えつつ、近い未来のことよりも、その先まで見据えた考え方を特に、こういう環境下ではそれぞれ違うことを理解して、慌てずやってもらいたいと思う部分もありますが、浦和レッズユースというチームの2017シーズンを考えれば、もちろん、プレミアリーグ開幕まで3週間で、そこへ向けてチームの調整が進められているわけですね。

私も現在の環境下を考えると、昨年9月からの半年間のほとんど試合を見られない状況からは、以前の状況に近くはなってきたものの、それでも、以前のように毎週毎節、関連する試合など多くに足を運べて来た時から比べると、かなり試合に足を運べる機会は減ってしまったわけでして、それだけ、実際に自分の目で見て、選手のプレーを見て、表情を見て多くを得られる機会が減ってしまったことをある程度考慮していかなければなと考える今日この頃です。

イギョラ杯に参加している浦和レッズユースは、18日にFC東京U-18と対戦し、19日に午前中に佐野日大高校、午後に習志野高校と対戦し、この4チーム間での順位によって明日の決勝トーナメント(?)に進むという流れですね。

清水フェスティバルと比べると期間が短い大会になりますが、試す要素も増やしながら、例えばFC東京U-18が、この大会には、新1年生だか新2年生だかで大会に参加しているように、こういう機会でできるだけ、本気度の高いチームと対戦することを考えると、こちらも試しつつもしっかり結果は出せるような方向に持って行き、より強い(チーム名では判断できないため、勝ち上がってくるチームが強いと考える)相手との経験を積むために結果も必要になります。

その意味では、私が足を運べなかった午後の試合でも勝利し、結果的に3連勝で、グループ1位通過で、おそらくより強いであろう相手との明日の決勝トーナメントに進めたことは大きいですね。

ということで、試合の話に移ります。

私も、対戦相手がどのようなメンバーでこの大会に臨んでいるかは、わかりませんが、今日の午前中の佐野日大高校戦は、比較的、今年のベースとなるであろう聞いていたメンバー構成に近いスタメンで戦っていたのかなと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに13番白土大貴、センターバックに17番大城螢と4番橋岡大樹、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に26番縄田脩平、右に10番シマブク・カズヨシ、FWが左に20番長倉幹樹、右に19番甲斐崇史

となります。

前半は交代なし。

後半は、4名まとめて交代し以下の形でスタート。

GK1番河畑光(後半26分⇒18番西尾優輝)、DFが左サイドバックに27番林海斗、右サイドバックに5番関大夢、センターバックに15番北村龍馬と4番橋岡大樹、MFがボランチに17番大城螢と7番弓削翼(後半9分⇒8番立川将吾)、左に19番甲斐崇史(後半20分⇒24番柳田大輝)、右に20番長倉幹樹(後半16分⇒23番清宮昴大)、FWが左に26番縄田脩平(後半26分⇒22番佐藤陸人)、右に16番二見健太

となります。

前半5分にコーナーキックのチャンスで26番縄田脩平からのクロスでチャンスを作ります。

その直後、オフサイドには、なったものの10番シマブク・カズヨシがキープして追い越して右前線に走った13番白土大貴にパスを狙った良い形での攻撃を見せます。

7分には、20番長倉幹樹から26番縄田脩平とパスをつなぎクロスをディフェンダーがクリアしきれなかったところを、すかさず3番大西翔也がシュートを狙います。

前半から、浦和が主導権を握る中で、ボランチの位置に入っていた7番弓削翼の高めの位置でつぶせるところは、プレッシャーをかけ、守備のところでのカバーの意識などの高さなども目立っていました。

11分には、コーナーキックのチャンスで6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで合わせるも惜しいシュート。

14分には、6番荻原拓也がドリブルでサイドから仕掛けてチャンスを作ります。6番荻原拓也は、昨日は若干重たそうな動きをしていましたが、今日は、らしさのある仕掛けを何度も見せおり、まだイメージ通りに動けてはいないのかもしれませんが、らしい仕掛けが何度も見られてホッとしました。縦のドリブルで手ごたえを掴んで、では、斜めにドリブルで仕掛けてみようとか、そういう様子も見られました。

16分には、19番甲斐崇史が高めの位置で相手にミスからインターセプトして仕掛ける惜しい形がありました。

23分に、相手のパスをカットした13番白土大貴から20番長倉幹樹がポストとなり、落としたところを7番弓削翼が狙う惜しいシュートがありました。

27分には、20番長倉幹樹が再びポストとなり、10番シマブク・カズヨシにつなげ、ドリブルで仕掛けてシュートを放つもこれは、キーパーに防がれます。

全体的に、主導権は握り続けて相手のスペースでプレーする場面は多かったものの、前半は得点は奪えず0-0で折り返します。

メンバーやポジションを大きく入れ替えた後半、開始早々に4番橋岡大樹からのロングフィードを19番甲斐崇史が受けて仕掛ける場面を作ります。

4分のコナーキックのチャンスでは、27番林海斗からのクロスに4番橋岡大樹がヘッドで狙うもミートせず。

7分に19番甲斐崇史がドリブルで仕掛けてシュートを狙った場面をメモしていたら、直後にゴールが決まっていました。

ゴールは、19番甲斐崇史のゴールですが、どのような形で決めたのかが不明。

実は、今日この試合でこの後にあと2点入りますが、いずれも、そもそも反対側のゴールで小平名物の一方のゴール裏からしか見られないため、遠くて見づらいこともありましたが、それを差し引いても、ちょうど、違うところを見ていたり、メモして少し下を向いていた時にゴールが入っていて、その流れを確認できていなかったりします。本領発揮です・・w

2点目のゴールは、ちょうど、その直前に、15番北村龍馬から、19番甲斐崇史、裏のスペースに抜けた8番立川将吾にパスが通ってチャンスを作ったところで、良い形だったなとメモして少し下を向いた瞬間に、ゴールが決まっていたという・・・聞いた話では、相手のパスミスを奪って8番立川将吾が決めたとのことです。こういうところで、しっかり決めることも重要です。

19分に4番橋岡大樹が、インターセプトすると、そのままサイドから持ち上がり、ディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、更に持ち上がり攻撃参加をするという力強い攻撃が見られました。直後に、足が痛そうな感じだったのでヒヤッとしたりもしましたがw

この試合3点目のゴールが29分。これは、そもそも、ごちゃごちゃした流れの中からだったので、はっきりと誰が決めたのかはわからなかったのですが、混戦から15番北村龍馬が思い切って狙ったシュートがディフェンダーかキーパーに当たってそのままゴールに吸い込まれたという形だったようです。

31分には、16番二見健太が前線で受けると、ドリブルで仕掛け、その後タメを作ったところで前に走る8番立川将吾へパスを出してクロスが中の選手に合えばという形を作ります。

その後も、特に後半の終盤は、バックラインから、4番橋岡大樹や5番関大夢が、ロングフィードを狙って前線の選手につながって一気に攻撃に移るという形が多く見られましたが、追加点は生まれず、結果、3-0で終了となりました。

主導権を握り続けていた割には、得点が少ないような気もしますが、結果的に無失点で3点取ったので良しですかね。

明日の対戦相手は、コンサドーレ札幌U-18ですか。なんだか、対戦相手を見たら、より見られないことが残念な気持ちが強くなりますが、仕方がないので、たぶん、成田空港に向かうバスの中で足を運んだ方のツイートでも追いかけます。

2試合見ただけでは、今年のチームの現在地がどうなのか、ほとんどわかりませんが、やはり実際に足を運ばないとわからないことも多く、この2日間2試合を見られたことで、このタイミングを踏まえての次回見る予定の3週間後のプレミアリーグ開幕が楽しみです。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/18 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-0勝利・・・久しぶりのユース試合観戦

どうも、ブクメです☆

イギョラ杯という大会名自体は、ユースに関わりだした最初の方から聞くことは、よくあったのですが、実際に浦和レッズユースとしては、様々な事情から参加すると言われていた年も結果的に参加しなかったりで、あまり縁のない大会かと思っていましたが、今年は、清水フェスティバルに参加せずにポルトガル遠征などある関係からか、このフェスティバルに参加することになったということで、足を運んできました。

会場は、FC東京小平グランド。浦和レッズユースは、FC東京U-18と習志野高校、佐野日大高校と同じグループになったということですね。実は、ブクメは、3月6日から日本に一時帰国しているのですが、当初カンボジアにもう少し早めに戻ろうかと思っていたのですが、イギョラ杯に参加すると聞いて、ここまでは見たいということで、帰国予定を延ばしたりしたのですが、勝手に土日のみ試合と思っていて20日も順位決定戦があることを確認せずに、20日に帰国する便をとってその後の予定を組んでしまいました。

よって、見られるのは、18日と19日の2日間のみになります。

実に、前回のユースの試合観戦は、昨年の高円宮杯プリンスリーグ関東の最終戦ということで、年末のGO FORも、JYPSLも全く見られていない状態で、この試合が完全に今シーズンのユースの試合初観戦と言うことになります。

足を運んでいる方など多方面から情報を収集したり、聞かせてもらったりする中で、ある程度の話を聞いている状況で観戦することはできましたが、やはり長期間空いたことや、そもそも私の中では、今日の試合が新チームとして初めて見る試合になるため、わからないことだらけでした。

負傷者がいることや、負傷明けで復活した選手、既に今シーズンの戦いでキレキレの動きを見せていると聞いている選手など、さまざま、聞くままに見させてもらうので精一杯でしたね今日は。

イギョラ杯は、割と本気度が高い大会と聞いていましたが、今回は、同じプレミアリーグで戦うFC東京U-18との対戦だったり、なんだか他の大会にも参加しているのでAチームとかBチームとか、もう色々情報が入ってきてわからなくなるのですが、そもそも、この時期でBチームと言われてもという感じなのですが、個人的には、新鮮な驚き見せてもらえた選手や、はっきりいってアピールが足りないと思われる選手など、色々ありました。

そして、いわゆる今シーズンのベースとなるメンバーと言われている選手が確かに存在感を見せたという感想もこの試合ではあります。

・・・と、久しぶりのユース観戦で試合に触れる前に文章が長くなりそうなので、まず簡単に試合のことに触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに27番林海斗(後半20分⇒28番岡村勇輝)、右サイドバックに17番大城螢(後半22分⇒24番柳田大輝)、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに13番白土大貴(後半13分⇒20番長倉幹樹)と7番弓削翼(後半スタート⇒3番大西翔也)、左に8番立川将吾(後半8分⇒26番縄田脩平)、右に9番樋口颯太(前半22分⇒23番清宮昴大)、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半スタート⇒6番荻原拓也)、右に16番二見健太(後半19分⇒22番佐藤陸人)

となります。

私が以前見てきたイメージの中でも、このポジションでプレーしていたの見たことあったかなと思う選手もいたり、かなり色々な部分で試す部分などが多いメンバー構成だったようですね。サイドバックでしか見たことがなかった23番清宮昴大が新チームで出場するときは、前の方が多くなったと聞きましたが、なかなか面白い仕掛けを見せていたと思います。ボランチの位置で見たことがある17番大城螢は、右サイドバックに入っていましたが、やはり後半にボランチの位置には行った方がのびのびプレーしているなとか、前半9分くらいに得たフリーキックの場面で、8番立川将吾が直接フリーキックを狙う場面などは、見慣れた光景ですね。10番シマブク・カズヨシは、負傷明けと聞いていましたが、確かに試合開始からしばらくは、動きにキレが感じられないと感じる部分もありましたが、ある程度時間が経過すると、らしさの片鱗が見えるようなプレーも多く見られたと思います。

前半を見ていた限りでは、ややギラギラ感が伝わってこない印象が全体的に感じられたとも言えます。ガツッと相手がプレーを躊躇するような迫力のあるようなプレッシャーをかけなければならない場面で、とりあえず寄せてみる、ジャンプしてみる、それだけでは、相手のミスを誘うことはできないと思うプレーも見られましたね。

サポーター目線で言えば、高い跳躍力でゴール前で競り勝っている場面があった選手が、ゴールを狙わずに、すらしてサイドに走りこむ選手に流した場面がありましたが、こういうところは狙ってほしい。アピールしてほしい、サポーターが「お!」となるようなプレーを目指してほしい。

チームの競争からは出遅れてしまったかもしれないけど、求められるプレーと自分の意図が違くて悩んでいるかもしれないけど、今、あなたは出場して、それを応援する、見るために足を運ぶ人たちがいるのですから、とにかく、出場した試合では、自信を持ってやってほしいと思います。

私たちは、あなたたちの特徴を知っています。新しい選手や、あまり見たことない選手は、これから特徴を知るために、知りたくて、そういうプレーを見せてほしいと思っています。

以前と比べると、外から見る人たちがそういうパワーをもしかすると、あまり与えられなくなっているのかもしれません。そういう私もあまり足を運べていないので、何とも言えないのですが。

・・・また、試合の話から、話が外れてしまったw

チームにはベースというものがあり、今年のチームのベースがある程度決まっているというところで、今日の試合のように、試す要素が強くて、普段慣れていないポジションや組み合わせになる場合は、思うようにいかないケースがあるのは当然ですよね。

実際、試合の勝負のところで言うと、昨年から主力として多くの公式戦を戦っている3番大西翔也と20番長倉幹樹が入った後からは、その2選手が存在感を見せて、チーム全体としての戦いが落ち着いたようにも感じられました。

結果的に、試合の勝負のところでは、20番長倉幹樹が25分に自ら仕掛けて見事なゴールを決め、これが決勝点になり1-0勝利となりました。

この試合で、「お!」と思った部分をいくつかピックアップしますね。

前半10分くらいの、13番白土大貴が相手ディフェンスラインにプレッシャーをかけ、いったんは相手ディフェンダーが処理できる状況になったものの、そこにまたプレッシャーをかけて奪ってマイボールにした場面。29分に、8番立川将吾、10番シマブク・カズヨシとテンポ良いパス回しから、うまく走りこんだ23番清宮昴大へのパスが通ればという場面。

後半早い時間に、やや体が重そうに見られながらも途中から入った6番荻原拓也からのコーナーキックからのセットプレーの連続になった場面。その数分後に、6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで狙った場面。後半24分の、左前線のスペースに走る28番岡村勇輝へバックラインから6番荻原拓也が出したちょうど相手選手がクリアできそうでできない高さで頭を越えて長いパスを成功させた場面。後半27分の3番大西翔也の抑えの利いたミドルシュートがバーを叩いた場面。そして、試合終了間際の5番関大夢からのロングフィードが相手キーパーと24番柳田大輝が追う形のぎりぎりのところに入り、ここで24番柳田大輝が競り勝ち、クロスを20番長倉幹樹がシュートしてバーを叩いた場面。

久しぶりのユースの試合を見てのブログなので、まとまりがないですが(これまでも大してまとまっていませんが)とりあえず、感じたことを書きなぐって見ましたw

正直、ユースの試合が見たかった、色々話を聞いていた選手がどういう状況なのか見たかったという気持ちで足を運んだブクメとしては、Bチーム同士の戦いだとか、そういう話はどうでもよくて、話しか聞けなかった選手の現在の状況が見られただけでもなんだか幸せを感じていたというのが本音だったりします。

怪我して悔しいはずの選手も、挨拶の時は頑張って笑顔を見せてくれたり、色々感じるものがあります。

やはり、長年慣れ親しんできた中でも浦和レッズユースの試合にいる時の空気感が一番楽しいです。しっかり見られるので、要求も多くなってしまうんですけどね。

ということで、実のところ、かなり仕事的なことや20日にカンボジア方面に戻るための準備などがバタバタしていまして、19日にしっかり足を運べる方が今の時点で不明なのですが、基本は、明日の2試合をしっかり見て、いったん戻り・・・でも、またプレミアリーグの開幕戦に合わせて帰国するんですけどね(来るんかい~、という突っ込みありがとうございます。)

私もうまく行かないことも多いです。

でも、前よりも先が見えなくなったことで、やらなければならないことが多いプレッシャーと、やってもそれが結果につながるかわからない現実を見つつ、安定感を自ら蹴ってしまった現在を楽しんでいます。環境は違えど、サッカー選手を目指す選手も同じようなことかと私は思うんですけどね。だから、同じような苦労をしているブクメが、見られる時には見る。これでOKですね。

ではでは。

U-18 埼玉県支部リーグ2016/04/16 – 浦和レッズユースvs川口工業高校 3-1勝利・・・経験を積める場。ようやく4部まで来ました。

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どうも、ブクメです☆

公式戦での真剣勝負の場。以前と比べると、JYPSLの参加などで、公式戦に位置づけられるものが増えてはいますが、参加チームの大会への位置づけがかなりばらつきがあります。

その点、やはりこの埼玉県のユースリーグでは、プリンスリーグ関東の一つ下のカテゴリに該当するS1、S2リーグくらいまで上がって、Bチームがそこに参加できる状況になると、Aチームを脅かす存在としてアピールするための場として最高の環境が整います。対戦相手もフルメンバーでプリンスリーズ関東を目指すところが多くなりますからね。

とはいえ、このリーグ自体に参加していなかった浦和レッズユースは、2年ほど前に初めて参加することになり、優遇されることなく、埼玉県リーグの最高峰のS1を1部とすると、7部相当に当たる南部支部リーグ5部からスタートになりました。正直、ちょっと実力差がありすぎるような相手ばかりになるため、これはこれでどうなんだろうと思うところもありましたが、しっかり望み勝ち抜いて、今シーズンは、南部支部リーグの2部を戦うところまで来ました。埼玉県の4部リーグ的な位置づけですね。

それでも、例えば、プリンスリーグ関東の試合があったときに、出場時間が短かった選手メインで臨むとかなり力の差があるような状況下とは思います。

昨年は、結果的に1試合も足を運ばなかったので、このリーグ自体久しぶりの観戦になります。どの程度足を運べるかはわかりませんが、今日の川口工業高校戦を見た限りでは、新1年生が、高校のサッカーに慣れていく場(相手は、おそらく3年生中心で本気メンバーできている状況と考える)としては、最適で、実際、16番大西翔也以外は全員1年生というメンバーで臨んだ前半は、テクニックでは、勝るものの、強引な突破を試みるなど単発の仕掛けに対しては、体格的に及ばなかったり、シュートブロックをしっかりされてしまったりと、これまで通用していたタイミングが通用しないという部分をこの試合では多く見ることができました。

埼玉県U16リーグという、1年生同士の戦いもあるものの、全く別の意味で、良い経験の場になる(そのレベルのカテゴリまで上がってきたのかという感触)と感じられました。

そして、もちろん、それでもまだ4部ですから、しっかり昇格するために勝利していく必要もあり、そのために、後半からは、浦和カップのようにチームで存在感を見せられる2年生や3年生を加えることによって、結果を残すこともしっかりできる。思っていた以上に、まだ4部リーグではありますが、このリーグが意味のある位置になってきているという印象を受けました。この部分では、新体制になってから4年目になりますが、積み上げを感じますね。

ということで、ざっくりですが、試合の話にも触れておきますね。

この試合のスタメンは以下、

GK41番西尾優輝、DFが左サイドバックに27番上野夏輝、右サイドバックに35番清宮昴大、センターバックに34番白土大貴と32番北村龍馬、MFがボランチに16番大西翔也、左に38番二見健太、右に26番池髙暢希、真ん中に39番柳田大輝と36番縄田脩平、FWが31番岡村勇輝

となります。

後半の布陣は以下、

GK41番西尾優輝、DFが左サイドバックに34番白土大貴、右サイドバックに32番北村龍馬、センターバックに21番弓削翼と22番関大夢、MFがボランチに27番上野夏輝、左に38番二見健太、右に26番池髙暢希(後半24分⇒33番佐藤陸人)、真ん中に13番樋口颯太と36番縄田脩平(後半14分⇒24番関根束真)、FWが31番岡村勇輝

となります。

すみません、メモ取ったのですが、後半のメンバーが合計10人しか書いていませんでしたw

おそらく、合っていると思いますが・・・。

後半は、もしかすると3バックでやっていたかもしれません。

そして、後半18分から10分ほど、腹痛タイム(トイレということですw)で見ておらず、残り5分ほどは、その流れで別のところでメモ取らずに眺める感じになりました、すみません。

仕掛ける回数で言えば、前半から浦和レッズユースがかなり多かったものの、相手の前線にスピードのある選手がおり、裏を突かれて抜け出されたときには、決定機を作られる回数も多く、実際、前半は、27分に抜け出されて一気に持ち込まれて失点してビハインドを追う展開になりました。

前線の選手が個々でドリブルで仕掛ける回数は多いものの、先ほど書いたように、良い形でシュートまで打たせてもらえることができず、攻めるけど決定機にならない状況と、あとは、少し気になったのは、相手の守備ブロックを見てか、ゴールに向かう姿勢よりも、初めからサイド攻撃などで突破しても、パスありきの動きになるケースが多く、1枚はがして仕掛けるという意識がもう少し欲しかったなという場面が結構見受けられました。

攻撃の形で良いなと思った場面をいくつか挙げると、

前半15分に、39番柳田大輝が高めの位置でインターセプトに成功し、そのまま38番二見健太、抜け出した27番上野夏輝へとテンポよくパスをつなげてゴール前まで持ち込む場面だったり、16分の32番北村龍馬からのロングフィードに35番清宮昴大がオーバーラップして受けて深い位置まで仕掛ける形、17分の26番池髙暢希が味方からのパスをワンタッチで前線に供給し、36番縄田脩平がそのパスに反応して受けてという攻撃、25分の39番柳田大輝からのパスを受けた38番二見健太からドリブルで持ち込んで、折り返しのパスに31番岡村勇輝が先にさわれればという場面など、最後のところでは相手の守備が勝って得点にはならなかったものの、攻撃の試みとして面白い形もいくつか見られました。

前半のチャンスの中では、36番縄田脩平のミドルシュートがバーをたたいた場面が一番惜しかったかなと思います。

0-1で迎えた後半は、各ポジションに2年生の選手が入り、一気に安定感が増しましたね。そして、6分には、右サイドからの攻撃で13番樋口颯太が良いポジションを取ったことで、相手オウンゴールを誘い1-1の同点に追いつくと、

13分には、セットプレーのチャンスで、36番縄田脩平からのクロスに32番北村龍馬が合わせて2-1と逆転。そして、18分には、右サイドからの攻撃で最後は26番池髙暢希のラストパスを31番岡村勇輝が決めて3-1とし(その後、私が見ていなかった時間帯には得点の動きはなかったらしい)、しっかり逆転して、突き放して3-1で勝利となりました。

言われてみればそうだなと思ったのが、今日見たユースの2試合で、プリンスリーグの2得点は、コーナーキックとPKとセットプレーからの得点で、この試合でも、オウンゴールとセットプレーからの得点と、流れからの得点がなかったところで、この日の最後の得点がようやく流れの中から決めたゴールだったんですね。

ということで、土曜日はユース三昧の1日でした。

また、うまく日程の調整ができれば、この支部リーグも、もう何試合かは今シーズン見たいなと感じさせるような試合でした。

ではでは。

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