第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第2日2014/08/16 浦和レッズJrユースvsヘミニス金沢FC 7-0勝利・・・理想の展開。決勝トーナメントの戦いも視野に入れて第3戦へ

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どうも、ブクメです☆

大会2日目に入りました。今日も、雲は多めだったものの晴れ間が多い1日となりました。北海道らしいというか、晴れていると夏らしく、暑く感じられるものの、日が陰った時には、風が冷たく寒くも感じる、そんな試合観戦の環境でした。

プレーする選手としては、連戦で疲労も考慮しながらにはなるとはいえ、やりやすい環境だったと思います。また、昨日のグリーンパークと比べて断然芝の状態が良いため、こちらに関しても今日は、芝の状態に苦しめられてということがなくやれたのも良かったですね。

逆に、明日の第3戦は、再びグリーンパークに戻るため、今日しっかり快勝して、おそらくレギュレーション上では、安全圏になると思われる勝ち点4と、念のため得失点差で有利な状況を作れるかと言うのが、単純にグループ突破ということを数字で考えた時には求めれるような一戦となり、その意味では、しっかり結果を残せた試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

あまり名前を聞かないようなチームであっても、突出した個性のある選手がいて、そのような選手を乗せてしまうと難しくなってしまうのが、全国大会ともいえるのですが、今日の対戦相手にも、スピードがありテクニックのある小柄なフォワードの選手が非常に目立っており、やや手こずるような場面は、あったものの全体としては、力の差がある印象で、プレッシャーがそれほど強くもない状況であ、るにも関わらず、攻め急いでしまうようなプレーを浦和はしてしまうことで、攻撃に厚みがかけられない前半となりました。

それでも、ペースとしては試合を通して浦和という試合ではありましたが。

攻め急ぎということは書いたものの、攻撃のパターンとしては、早い展開で前線の10番シマブク・カズヨシや20番長倉幹樹にあてて、中盤やサイドの選手の上りを使ってサイドからしかけるという展開は多くできていました。

例えば、2分の大きなチャンスの場面では、10番シマブク・カズヨシが前線でパスを受けて、高めの位置まで上がってきた2番山崎広大に下げて、クロスを上げ、20番長倉幹樹がすらしてペナルティエリアに侵入していた14番弓削翼がシュートという場面などが一つの形ですね。この場面は、枠をとらえることができませんでした。

浦和の先制点は、5分、直前に相手に決定的な場面を作られたところを18番高草木天平の好セーブで防いだ直後で、8番立川将吾から右前線に開いた10番シマブク・カズヨシに通し、クロスを20番長倉幹樹がヘッドで合わせてゴール。1-0と先制します。

浦和の攻勢は続くものの、相手がそれほどプレッシャーをどのポジションでもかけてこない状況や、守備に人数を割いているにも関わらず、中盤を省略して長いパスで人数の多い相手に対して1人2人で仕掛けるという場面が多くなったり、跳ね返されたりと言う場面が多いことで、効果的に得点を重ねられない状況が続きました。

印象としては、10番シマブク・カズヨシが中盤あたりに降りてきたりしていったん中盤を経由してなかで、他の中盤の選手やサイドバックの選手が攻撃に参加する時間が作れた時に、より大きなチャンスになっていたと思いますが、前半は、この回数が少なかったと思います。

1-0という状況では、何が起こるのかわからない状況。連戦の続くこの大会では、できる限り多くの選手がプレーして大会の雰囲気に慣れておくことなどを考えて、3点差くらい早くつけてしまい、ベンチで控える選手たちが、出場できるのがこの試合ではベストと考えると、1点差だと、なかなかそういうこともできないですよね。

ただ、こういうところでしっかり必要なことを実行してくれるのが、今年のチームの強みでもあり、前半終了間際のコーナーキックのチャンスで8番立川将吾からのボールを3番大西翔也がドンピシャで合わせて決めて2-0とし、2点差にして前半を終えることに成功します。

そして、後半に入ると、指示もあったでしょうし、選手自身で考えて修正した部分もあると思いますが、他の選手が上がれる時間を作るような、長いパスではなく、中盤の選手を経由してタメを作ったり、横パスでもう一人経由してサイドバックの選手が追い越していくなどのプレーが増え、攻撃の厚みが増していくことで後半はゴールラッシュとなりました。

後半のゴールラッシュのきっかけとして、後半早々に追加点を奪って3点差にできたことも大きいと思います。

10番シマブク・カズヨシのシュートをキーパーがはじき、再びそのボールを10番シマブク・カズヨシが拾い、角度のないところから折り返し、最後は8番立川将吾が決めて3-0とします。後半3分くらいですね。

後半の序盤の浦和の攻勢では、特に右サイドで27番二見健太と攻撃参加した2番山崎広大のパス交換で切り裂いていくような場面が多かったと思います。

3点差になったことで、ここから交代枠をフルに使いながら、それでも得点を重ねていく展開を作ることができます。

11分に、6番荻原拓也に代わり、19番山下勇希、21番北村龍馬に代わり22番大桃伶音。14分に20番長倉幹樹に代わり、11番白田颯人が入ります。

短い時間に3人交代したものの、ペースは浦和のまま、これも強みですよね。

15分には、10番シマブク・カズヨシがヘッドで決めて4-0とします。

続いて、19分に8番立川将吾に代えて23番白土大貴が入ります。

23分には、3番大西翔也がこの試合2ゴール目となるヘディングでのゴールを決め5-0とします。この得点場面は、ペナルティエリア内ではあったもののややゴールから遠く、直接だとキーパーに反応される可能性が高かったところでしたが、左下隅のちょうど触りにくいところにでバウンドするような見事な狙いのシュートでした。

26分に5番山崎舜介に代わり16番角田涼太朗が入ります。

38分には、19番山下勇希の技ありのスルーパスを、27番二見健太がディフェンダーの裏で受け、折り返しを10番シマブク・カズヨシが決めて6-0となります。

そして、この試合最後のゴールが、39分に入ります。

このゴールは、どの選手だか確認できなかったもののグラウンダー気味のミドルシュートを11番白田颯人が上手く触って流し込んでのゴールとなります。

思ったより少し長めのアディショナルタイムにも決定的な場面が、あったもののシュートがポストに当たり、キーパーにあたりと、やや不運な形で得点にはならず。

それでも、しっかり7得点を挙げての大勝となりました。

2日目までの成績をざっと眺めてみて、グループJで2チームが勝ち点6をとっていて、3位が勝ち点4以上にならないので、3位になった場合でもこのグループよりは上回ることは確定。あとは・・・計算がめんどうなのでやめましたw

グループ3位の上位8チームまでが突破なので、あと3つのグループより上回れば良い感じで・・・とか、考えるのもちょっとめんどうですね。

チームとしてどのように第3戦に臨むのかにもよると思いますので何とも言えないのですが、初戦でレベルの高いサッカーをしていたセレッソ大阪U-15に3-1で勝利していたジュビロ磐田U-15が相手ということで、2連勝で突破を決めている相手がどう臨んでくるのかもありますが、今後の決勝トーナメントを考えたうえでも、相手がどう戦ってくるにしても、決勝トーナメントでの厳しい戦いを視野に入れて、レベルの高い相手と、しっかり課題についても取り組んで、手ごたえを掴みながら、結果も残せるような戦いをしてくれればと思いますね。

後は、決勝トーナメントもグリーンパークになる可能性もありますし、せっかく第3戦がまたグリーンパークでの試合となるので、あの芝の状態でどこまで思うようなプレーができるかということにも挑戦してもらいたいなと思います。

ではでは。

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第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第1日2014/08/15 浦和レッズJrユースvsセレッソ大阪U-15 1-1引き分け・・・試合の中で立て直し、しっかり追いつく

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どうも、ブクメです☆

昨年同様に、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会となるクラブユース選手権を観戦に北海道の帯広に来ています。

なんとなく、昨年は、北海道だけどそこまで涼しいという印象は、なかったような気がしたものの、今回は、飛行機で帯広に降り立った時から、涼しさを感じ、夜になると半袖だと肌寒さを感じるような気候だと思います。

雨は、ほぼ降らないものの、帯広についた昨日今日と曇っていたこともあるかもしれません。そして、湿気がないのもありますね。

昨年は、帯広駅から遠い、中札内のサッカー場での試合がメインになりましたが、今回は、1日目と3日目は、帯広駅から徒歩でも十分行ける(20分くらい)グリーンパークでの試合となり、アクセスとしては、だいぶ助かる日程。明日2日目の帯広の森球技場は、歩けなくもないですが、7キロくらいあるので、バスかレンタサイクルか悩みつつ、いずれにしても、グループステージは、なかなかの好アクセスです。

浦和レッズジュニアユースの試合は、7月23日に、練習試合を観戦した以来、公式戦では、7月6日の三菱養和戦以来の観戦と言うことでだいぶ空きました。

8月初旬に、千葉でフェスティバル系の大会に参加するとは聞いていたのですが、そちらに行く予定で考えていたものの、結果的に足を運べませんでした。

やや、この大会も強引な拡大路線でグループステージ突破の条件が、3位の上位8チームまでと緩くなりすぎて、これはこれでどうなのかと思う部分は、ありつつ、今年、順調にチームが前進を続けている浦和レッズジュニアユースなので、この大会の優勝を目指して、どう戦っていくべきかと考えた時に、単純に、グループステージは、突破の条件は、当然クリアするものとして、その3試合が、容易なものにならずに苦しい展開、苦しい試合になることも必要かな~と思いつつの初戦のセレッソ大阪U-15戦を観戦しました。

そういった意味では、今日の試合は、うまく行かなかった部分も含めて、スタートとしては、悪くない試合になったと思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

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上記の写真で、少し伝わるかもしれませんが、グリーンパークの芝は、やや長めで、でこぼこしたところもあり、グラウンダーのパスが思ったほど伸びなかったり、細かいプレーをする選手にとっては、やややりにくいところもあり、これは、この会場でプレーした選手にとっては同条件には、なるものの、一際これに序盤苦しんだのが浦和だったと思います。

序盤は、相手ペースで進みます。開始2分の相手フリーキックだったり、5分に作られた決定的な場面では、18番高草木天平の好セーブで防ぐなど、危険な場面が作られる立ち上がりになりながら、それでも、やられてはいなかったものの、これも、直接的な要因とは言えないかもしれませんが、相手の攻めのところで、ちょうど主審にボールが当たり、これがポストプレーのような形になったところから、裏へパスを通されて抜け出されてという形で早い時間での失点を喫してしまいます。

0-1の状況で、いったん落ち着いてプレーしたいところでしたが、相手の中盤の選手の質の高いプレーや早い寄せ、シンプルな裏へのパスなどに苦しんで15分前後くらいまでは、そのまま相手ペースが続く状況になります。

ただ、いつ失点してもおかしくないというよりは、攻撃の組み立てが思うように行かない中で攻めから奪われて相手の攻めを受けて、跳ね返してという感じだったので、守備のところは序盤は、ややバタバタしたところもあったものの、前半の途中くらいからは、攻められるものの、守備が崩されたということは、ほとんどなくという感じだったとも言えます。要するに相手の守備も良かったということにはなりますが。

前半の浦和の攻撃は、中盤で8番立川将吾が存在感を見せてパスを狙ったり自ら仕掛けたりという場面が多く、6番荻原拓也の攻撃の狙いなどで味方と意図が合えば大きなチャンスになりそうという場面が多く感じられたものの、前線の選手がなかなか自由にスペースを与えてもらえず、パスを受けてもその次まで行けないという形が多かったと思います。

決定的な場面と言うことでは、オフサイド判定になったものの、19分のコーナーキックのチャンスでファーサイドでディフェンダーの間を抜けて来たボールに14番弓削翼が合わせてネットを揺らしたという場面がありました。

そのほかに、11番白田颯人が突破してペナルティエリアまで侵入し、折り返しのパスが合えばと言う場面だったり、20番長倉幹樹が前線でパスを受けて6番荻原拓也が追い越したところにパスを通してキーパーと1対1になるかと思われたところがオフサイドの判定だったり、ミドルシュートを狙ったりなどはありました。

前半は、大きなチャンスという意味では、あまり作れず0-1で終了したものの、なんというか、相手にリードはされてはいたり、データの上ではフリーキックやコーナーキックを数多く与えていたとはいっても、なんというか、割と浦和レッズジュニアユースらしい展開かな~という、相手の攻めの回数でどうこうよりも、攻撃のところで、なかなかうまく組み立てられないところの課題が出てしまう時の序盤という印象で、それでも0-1で終わっていたので、まあ、大丈夫かな~というなんというか、それほど心配にはならなかったというか、そんな感じでした。

で、後半に入ると、また最初の方では相手に攻め込まれて5番山崎舜介のカバーで失点を防ぐ場面など、少し相手の攻撃を受けるところはあったものの、5分過ぎくらいからは、少し攻撃にウェイトを置くような形で主導権を奪ってからは、ほぼ後半は浦和のペースで試合を進めることができていました。

後半の浦和の攻撃では、

10分に10番シマブク・カズヨシから6番荻原拓也に下げて、8番立川将吾にパスを通すと裏に抜け出した14番弓削翼がシュートを狙う場面を作ります。

11分に11番白田颯人に代わり27番二見健太が入ります。

13分に、8番立川将吾のパスに抜け出した20番長倉幹樹の攻め上がりから、コーナーキックを獲得します。

続いて15分にフリーキックのチャンスで、8番立川将吾から27番二見健太、サイドから高めの位置に上がった2番山崎広大とのパス交換で27番二見健太が抜け出しチャンスを作ります。

更に、16分には、相手キーパーがペナルティエリア外くらいでクリアしてゴールから離れた位置にいる状況で、14番弓削翼が直接ゴールを狙う面白い狙いもありました。

24分には、前線で10番シマブク・カズヨシがヘッドでゴールを狙う場面を作ります。このタイミングで、右から6番荻原拓也もペナルティエリアに侵入してきていましたので、そちらに落とすという選択肢も含めて、厚みのあるチャンスでした。

浦和がペースを握った公判でも特に25分過ぎくらいからは、相手を押し込む場面が増え、より相手ゴールに近いプレーが増えてきます。

前半と比べると、よりゴールに近い位置までボールを持ち込む、シュートチャンスを作ることができていたので、前半とは全く意味が違うものの、後半はシュートの数が多いものの、枠をとらえきれなかったり、枠をとらえてもコースが甘くなったりという場面が多いのが少し気になりました。

そんな流れの中で、迎えた後半38分に出し手が誰だか確認できなかったのですが、おそらく20番長倉幹樹からだったと思いますが、裏へのパスが8番立川将吾に通り、落ち着いてゴール右隅を狙って決めて1-1と同点に追いつきます。

勢いで言えば、逆転まで行ってもおかしくない展開ではあったものの、その後得点は動かずに結果1-1の引き分けで試合終了となりました。

今日の試合で楽な形で勝利するよりもずっと良い、課題の詰まった試合展開となり、その課題を試合中に修正する力も見せてくれたことを考えると、やはり今年のチームは、経験を含めて、ドッシリした力があるチームになっているという印象があります。

初戦でレベルの高い相手と当れたことと、その相手に対して、今日のような修正力を見せられたことは大きく、あとは、試合を楽しんでいる雰囲気も感じられたことも見ていて嬉しく、明日以降の戦いぶりが、更に楽しみになりました。

普通に高いところまで勝ち進むべくチームになってきていることを感じます。

今大会は、20日の決勝トーナメント2回戦までしか現地で見ることはできなくなってしまいましたが、そのくらいから、足を運べるというサポーターの方もいますし、引き継ぐべく、そこまではしっかり、見させてもらえればと思います!

データのみを見たら、おそらく相手に圧倒されてなんとか追いついたようなデータになるかもしれませんが、実際は、浦和の下部組織を見て来たものが見れば、今日の試合は、うちの試合だったということです。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/05/18 第13節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 2-0勝利・・・経過、前進、未来も想像できる。

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どうも、浦和サポブクメです☆

なんか、ジュニアユースにも坊主の選手が大量発生している!

そんな、初夏のレッズランドで今日は、ジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。負傷者が多い状況ですが、浦和レッズジュニアユースの歩んでいる道、方向性には、ブレがなく、そして、まずは、というか、早くも昨年の全国優勝チームが見せた戦い方の片りんをプレミアカップで見せてくれ、今年のチームの目指すところの基準が私個人的にはしっかりと設定することができました(この時期に、見せてくれたことで、要求も高くなったということです。)

ユース、ジュニアユース限らず、足を運べる頻度が激減している今年の動き方の中で連続して試合を見られる状況がなかなか作れず、今回もプレミアカップの後から、前節の横浜FC U-15戦の3-3の引き分けの試合を観戦することができない中で、今日の試合を観戦するということになりました。

見られなかった試合に関して、当たっているかどうかは別としても、経過に関して想像できる状況と言うのは、嬉しいものです。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太、右に15番長谷川魁哉、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

ちょうど、今日の試合は、見ていて感じたイメージとしては、昨年の9月の東京ヴェルディジュニアユースに大勝した試合の時に感じたイメージ(その時のブログ)と近いような印象を部分的にですが、持った試合でした。

特に相手のサイドからの攻撃に対しての守り方において、プレスのかけかた、人数のかけかた、こぼれ球の予測など、ほぼすべてにおいて相手に優っており、前半は、ほぼ相手に思うように攻撃をされたという形はなかったと思います。そのくらい、運動量や動きの質において連動も連携もできていたと思います。

攻撃面においては、久しぶりにスタメンからのプレーをみた20番長倉幹樹の動きの質の高さで、より多くのチャンスを作れていたと思います。

中盤の8番立川将吾と14番弓削翼の、相手へのプレスの激しさも良かったですね。ゲームメイクのところに意識を置いてゲームを作る役割と共に、この中盤のところで、緩いプレーをしてしまうと、相手に攻撃の組み立てをされてしまうことも多いため、これまで見た試合の中で、ややここのところで、チャンスメークの意識が強くて、守備のところでは緩いなどバランスが悪い時も見て来たので、ここでの変化は見ていてうれしかったですね。

試合の流れを大まかに書いていきますね。

開始3分に、8番立川将吾からのボールを20番長倉幹樹がヘッドで狙います。

4分に、ここを突破されると危険と言う場面で、8番立川将吾がうまくカバーしてピンチを免れます。

5分に10番シマブク・カズヨシからのパスを受けた20番長倉幹樹が攻める形を作ります。

前線のこの2人の相手ディフェンダーに対してのチェイスもかなり効果的でした。

思い返してみれば、後半に疲労が見え始めるまでは、チーム全体でサボる選手がいなかったですね、それによって試合の大半を支配し続けることができたわけですね。

6分に、4番橋岡大樹が持ち上がり、楔のパスを受けた10番シマブク・カズヨシが前線で粘り、コーナーキックを獲得します。

11分には、10番シマブク・カズヨシからの横に広い展開でパスを受けた15番長谷川魁哉が攻めあがります。

13分には、3番大西翔也が10番シマブク・カズヨシとのワンツーで前線に抜け出しサイドから仕掛け、クロスというよりは、おそらく思い切ってシュートを狙ったと思いますが、枠を外れたものの、良い狙いだったと思います。

19分には、20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから狙ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり、コースが変わり、キーパーに防がれます。

そして、待望の先制点は26分。フリーキックのチャンスからの流れで4番橋岡大樹が頭で触ってゴール・・・と思ったら、オフィシャルページでオウンゴールと出ていたのでオウンゴールだったのでしょう。でも、このブログでは、彼のゴールと言うことにしておきましょうか。

30分に、再び、今度は9番樋口颯太とのワンツーで3番大西翔也がサイドから攻撃参加し、折り返しを受けた8番立川将吾がシュート、いったんはキーパーが弾き、ここに20番長倉幹樹が詰めるもわずかに相手キーパーが早く防がれます。

32分には、4番橋岡大樹からのパスを10番シマブク・カズヨシが受けると、右サイドを5番山崎舜介がかけあがる動きをおとりにして、ディフェンダーの裏の真ん中のスペースに浮き球でパスを通し、ここに15番長谷川魁哉がタイミング良く抜け出したものの、これは、惜しくもオフサイドの判定。

34分には、4番橋岡大樹からのロングフィードを受けた9番樋口颯太が、10番シマブク・カズヨシにパスを通し、相手キーパーより先に触れればという惜しい形がありましたが、ここは相手キーパーに防がれます。

前半終了間際にも、20番長倉幹樹からのラストパスに10番シマブク・カズヨシが抜け出すも、少しシュートまで遅れたところで相手キーパーに防がれます。

試合の主導権は、完全に握り、相手ゴールに近い位置でのプレーも多かったものの追加点は決めきれず、1-0で終了します。

後半スタートからの交代はなし。

4分に、20番長倉幹樹からのパスを受けた14番弓削翼がゴール前に持ち上がりゴールを狙う惜しい形を作ります。

後半もチャンスの数は多いものの、得点が決まらないという場面が多く、1点のリードのみだと、何が起こるかわからないため、なんとか追加点を取って欲しいと思っていたところ、迎えた13分に、8番立川将吾が、中盤からの低めの弾道でゴール隅に決めて2-0とリードを2点に広げることに成功します。

このゴール、プレーしている選手から見たら、またゴール真裏で見ていた方であれば、ゴールしたとはっきりとわかったと思うのですが、ちょうど横から見ると、ゴールの下か穴が開いていたのかはわかりませんが、シュートがそのままゴールを抜けて行ったので、最初、わずかに外れてサイドネットに当たったのかと思っていて、「外れた!」と思っていた横から見ていた私たちと、はっきりとゴールとわかって喜んでいた選手たち。

その姿を見て、「あ、入ったのか、お、おお、よし!」という感じになってましたw

後半残り25分ほどというところで、2点のリードを奪い、試合自体は大分余裕のある状況になってきたものの、給水タイムが試合の間に取られたように、気温の高い中で、運動量が必要とされるサッカーで、体力的にどこまで持つかと言う部分にも注目していました。

走らされる運動量の消費とは違い、主導権を握る戦いの中での運動量になるため、相手もかなり疲労させる戦いはできているものの、やはり試合残り20分くらいになると、疲労でやや中盤が空きだしたりは、してきました。

ちょうど、給水タイムが入ったところで、最初は気が付かなかったのですが、5番山崎舜介に代わり、23番白土大貴が投入されていました。

残り15分くらいでは、相手に決められてもおかしくないような大きなピンチを2度ほど迎えたものの、なんとか失点は免れ、運動量が落ちたとは言っても、その時間帯にもセットプレーから、3番大西翔也の惜しいヘディングシュートや、4番橋岡大樹の惜しいヘディングシュートもありましたね。

20番長倉幹樹がゴール前に迫る場面もありました。

試合時間残り3分くらいのところで、20番長倉幹樹に代えて19番山下勇希が入ります。

その後、9番樋口颯太のシュートなどありつつ、得点は動かず2-0で終了となりました。

ちなみに、この後に行われたB戦1本でも、37番の選手(名前分からず)と19番山下勇希のいずれも見事なミドルシュートのゴールで相手に1点先制されてからの逆転劇で2-1で勝利となりました。

チームがやるべきことが、以前に比べて格段にチームとし浸透してきていますね。おそらく、初夏の今よりも暑くてきつい気候になると思われる、夏のリーグ戦や、クラセン予選の戦いを戦い切る公式戦での体力づくりも含めて交代メンバーを少なめにという意図なのだと思いますので、スタメンの選手以外には、なかなかチャンスが与えられにくいという部分はあると思いますが、求められる動きややるべきことと言うのは、試合に出ていなくても意識はできると思いますので、チャンスが与えられたときに、やるべきこと(チームとしての動き)をしっかりできる準備をしておくことと、加えて、個々の特徴をしっかり出せるようにする必要がありますね。

また、今日の試合の課題としては、やはり決めておかなければならない決定的な場面で決めきれなかったケースが多かったため、ワガママに持ちすぎるだけという選手はいなくなったと思いますが、それでも、やはり、プレーの選択肢としては、改善の余地があるという選手も多いと思います。

前進しているのは間違えないですし。だから、見ていて楽しいですし、踏まえた課題も探すことができます。

例えば、声を出す出さないのところで何度も指示を受けていた選手がいましたが、確かに全ての選手が毎回大声を出す必要はないと思いますし、守備をまとめる役割の中心選手がしっかりと声を出すことがベースとなれば、チームとしてはコントロールできると思いますので、今年はまだ良いと言えるのかもしれませんが、現段階で2年生で出場している選手は、来年最高学年になった時には、今度は、自分がその役割を果たさなければなりません。

そういう循環というものが、しっかりできることで育成の組織としても年代ごとに、差が出てしまうことなく、ある程度の安定感を作り出し続けることもできるのだと思います。

昨年の全国優勝したチームが実践していた形に近づきつつある今、夏でもそのサッカーで押し切ってしまえるチームに進化していくのか、それとも、戦い方のベースは崩さずに、試合の中で落ち着けるポイントを作ってある程度コントロールできる強弱を作れる選手が登場してもう一味加わるのか。

それは、今出場している選手、これからここに食い込んでいく選手の個々の特徴で作り出されていくものですよね。

また、このベースを完成させるためには、人間的なところでも、より成長して強くなっていく必要もあるでしょう。

長々と書いてしまったのも、また、しばらく試合を見に行けないからでもあるのですけどね。

このようなことを踏まえて、次に見た時にどのようなチームに更なる成長を遂げているかを楽しみにしていますという意味です。

結果がすべてではないですが、足を運べない時には、結果確認と行った方に話を聞くくらいしかできないので、やはり見る側としても手ごたえを掴んでいるだけに、結果が出てくれていた方が当然うれしいです。

前回観戦したプレミアカップから、今日観戦した試合は、しっかり経過と前進を感じることができました。

次に足を運べる時が楽しみです!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/04/29 第10節 浦和レッズJrユースvs東京ヴェルディJrユース 4-3勝利・・・課題もあるが勝ち切ったことが重要

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どうも、浦和サポブクメです☆

久しぶりのジュニアユースの試合観戦ということで、楽しみにヴェルディグラウンドに足を運びました。やや雲行きの怪しい天候で、風が冷たく思ったより肌寒く感じる気候でしたが、試合中は、少し雨の降る時間もあったものの、比較的試合をする機構としては最適だったと思われます。

聞いた話では、ここしばらく怪我の選手が多い状況であったり、4月に入ってから1点差で敗れる試合や引き分けの試合などが多く、やや苦しんでいるという話を聞いていました。

ゴールデンウィークには、大阪堺でのプレミアカップに挑む浦和レッズジュニアユースにとっては、大会に良いイメージで入るためにも、勝ちきれない流れを断ち切って、再び良い流れに乗るためにも、なんとしても勝っておきたい一戦でした。

では、試合の話に移りますね。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

8番立川将吾は、怪我で数試合ぶりの復帰、10番シマブク・カズヨシも怪我からの復帰試合と言うことでした。逆に、11番白田颯人が怪我でこの試合はベンチ外ということです。

前回の試合観戦から1か月以上空いての観戦となるため、その間の5試合ほどを見ずにということと、前回観戦して敗戦したFC東京U15深川戦のイメージとの比較になってしまいますが、この試合のスタートは、その時と比べて、まず中盤の8番立川将吾のプレーが、前回は守備的になりすぎていてらしくないと感じられたところが、攻撃のイメージも強く持ちながら守備のところでも、中盤でのプレスの意識高く、パスを捌くという役割もできており、更に全体的な動きのイメージでも、前回は、個々が強くなってしまっていて、味方を生かすイメージが少ない印象があった部分も良くなっていたと思います。

出だしの良いイメージ同様に、開始早々から、9番樋口颯太の惜しいシュートがあったり、連続でコーナーキックを獲得して攻め込むなど、かなり多くの時間相手陣内で攻撃をし続ける時間を作ることができていました。

良い攻撃、惜しい攻撃が繰り返される中で、6分に、10番シマブク・カズヨシが前線でキープし、8番立川将吾が中盤からゴール前に抜け出したところにタイミングよくパスを通し、しっかりシュートを決めて浦和が早い時間の先制に成功します。

7分には、10番シマブク・カズヨシがインターセプトから7番菊地泰智とのパス交換で再びパスを受けて攻めあがります。

こちらペースで試合が進む中で、相手の攻撃もややパス精度が低かったり単発で終了することが多く、時折、シュートを打たれると危険な位置でプレスが遅れたりするところはヒヤリとするところもあったものの、守備のところも問題なく跳ね返していました。

14分には、4番橋岡大樹の攻撃参加で、遠目の位置からシュートを狙うも、ここは相手ディフェンダーのブロックにあいます。この攻撃参加の時に、センターバックの位置に、8番立川将吾がしっかり下がっていたのも良かったですね。

19分には、8番立川将吾が思い切りよく放った強烈なミドルシュートがクロスバーを叩きます。

23分には、中盤の14番弓削翼を経由して15番長谷川魁哉が持ち上がりチャンスを作ります。

そして、24分に、浦和が追加点を奪います。この得点までの流れを見逃してしまい、喜んでいた選手と周りから聴こえた声で、10番シマブク・カズヨシのゴールかと思っていたのですが、オフィシャルを見る限りでは、14番弓削翼のゴールとありました。

2-0とリードを広げます。

27分には、8番立川将吾のサイドチェンジのパスを受けた7番菊地泰智が持ち上がりシュートを放つもキーパーに防がれます。

そして、28分に7番菊地泰智のインターセプトから、9番樋口颯太を経由して、裏へのパスに抜け出した15番長谷川魁哉が、キーパーの位置を見つつ、アウトサイドでふわりと浮かせたシュートでゴールし、3-0と大きくリードを広げます。

31分には、前線で10番シマブク・カズヨシがキープし、左の15番長谷川魁哉、いったん下げて8番立川将吾、更に下げて4番橋岡大樹とつなげ、右に大きな展開で攻撃というような、相手の守備で無理に仕掛けずに、味方のフォローで組み立てなおした、このような形も良かったと思います。

32分に、23番白土大貴が右前線のスペースにパスを出し、そのパスに8番立川将吾が反応するもわずかに届かなかったものの、14番弓削翼も同じように中盤から、足元だけではなく、前線のスペースに対してパスを出して、味方とタイミングが合えば大きなチャンスにつながるような、スペースへのパスを出す場面が多く見られましたが、良い試みだと思います。こういうプレーが味方と確率高く合うようになると、より攻撃に迫力が増しますね。

ほぼ浦和が主導権を握り続けた形で前半を終了します。

後半に入ると、ハーフタイムに檄が飛んだのか、相手チームの前線からの運動量が激しくなり、この相手の勢いをうまくいなせないスタートから、相手の反撃を許してしまいます。

それでも、開始早々に8番立川将吾のインターセプトから9番樋口颯太への展開だったり、コーナーキックのチャンスで4番橋岡大樹が惜しいヘディングシュートを放ったり、10番シマブク・カズヨシがキーパーと1対1の形を作るなど、最初5分ほどは、浦和の追加点のチャンスは立て続けにあったものの、そこで決められないままに、7分に失点すると、9分にも失点を喫し2-3と1点差に迫られます。

なんとなくですが、長身の4番橋岡大樹のところに、小柄な選手が仕掛けるようなミスマッチをうまくいかされたような印象もあるものの、この時間帯は、相手の攻撃に後手後手になってしまっていたのは確かです。

そして、15分には、このミスマッチのところを突かれたというか、PKを取られるほどのプレーではなかったと思う場面でPKを取られてしまい、これを決められ3-3の同点に追いつかれてしまいます。

ただ、確かに相手の攻撃や前線からの激しさを増したプレスに苦しめられたものの、浦和の攻撃の回数自体が減ったわけでもなく、ゴールに迫る回数も多く、決めきれればもっと楽になりそうな状況ではありました。

そして、同点ゴールを決められた後のところで良かったことは、そこで堪えることができ、再び浦和のペースに戻すことができたということだと思います。

特に、前線で10番シマブク・カズヨシのところでパスが収まり、そこから攻撃がしっかり展開できたことが大きかったと思います。

そして、同点まで追いついた相手をガクっとさせたのが23分の10番シマブク・カズヨシのゴールでした。

4-3とリードを広げたところで、24分に7番菊地泰智に代わり19番山下勇希が入ります。

この時間帯での19番山下勇希の投入も相当効いたと思います。運動量はもちろんのこと、中盤での狙いすましたインターセプトで何度も相手の攻撃の芽を摘むプレーは見事でした。欲を言えば、そこからの攻撃でもう1点追加して試合を決めるところまで持って行けると更に良かった思います。

この19番山下勇希が絡んだ攻撃でも多くチャンスを作れていましたし、10番シマブク・カズヨシがサイドを突破してクロスまで持っていく場面も数回ありました。

更に、30分くらいには、8番立川将吾からのスピードのある縦パスにオーバーラップして抜け出した3番大西翔也が強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

終盤に、何度か相手にチャンスを作られたものの、5番山崎舜介のカバーなど、後半序盤の同点に追いつかれるまでの混乱はあったものの、再び逆転した後は、守備陣も集中して落ち着いて対処できていたと思います。

結局、試合はそのまま4-3で終了。なんとか勝ちきってくれました。

3-0のリードを追い付かれたのですから、課題がないとは言えないのですが、4月のここまでの試合を勝ちきれない、引き分けになんとか持ち込んでという試合が続いていた中で、3-0を3-3にされたところから、再度逆転して、勝ち切れたという結果がなによりもこの試合では重要で褒められるべきものではないかと思っています。

いよいよ今週末から、プレミアカップですね。

グループリーグはあるとは言っても短期決戦ですし、今日の試合を踏まえて考えると、勝負強さを見せた部分は当然継続させてほしいですし、後は、相手のプレッシャーを受けた時に、中盤での連携がもう少しスムーズに行って、ここは守備の連携、ここは、攻撃の連携と、味方同士の距離感などでバランスを取って、相手のプレッシャーをいなせるようになっていくと、もっと良くなっていくかなと感じます。

ガッツリ優勝まで見届ける予定で大阪行きの予定を組んでいます。

良いとこ取りばかりな足の運び方ですみませんが、今日の勝利から、プレミアカップ優勝まで、しっかり見届けさせてもらいますからね!

ではでは。

018 019 020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/10/05 第20節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15深川 5-0勝利・・・やっかいなタイプの相手も再戦で撃破!

FC東京深川グラウンド2013年10月5日

どうも、浦和サポブクメです☆

思い返せば、今日の対戦相手のFC東京U-15深川は、今年の浦和レッズジュニアユースの開幕戦引き分け以降の2節からの連勝快進撃を止められた相手なんですよね。戦術以上に、力強さを感じさせるサッカーで勢いに乗せると一気にやられるような印象であり、前回の対戦の時も、相手のペースにはまって混乱してしまい、スムーズにチームがきすぎていて、その逆境を跳ね除けられずにやられたような記憶があります。

今回も強引にこじつけると、夏の全国大会での中断期間を経てから連勝で勝ち点を積み上げる中での対戦になるわけですね。今回は、会場をFC東京深川グラウンドに移しての再戦となります。

先週の東京ヴェルディジュニアユース戦で、組織的な守備の質の高さと攻撃力で完勝した浦和レッズジュニアユースにとっては、もしかすると今日のほうがやりにくい相手だったかもしれませんが、先週とはまた違った強さを見せ、今節も大勝を飾ってくれました。

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに28番橋岡大樹、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と15番高橋海翔、MFが右に11番川上エドオジョン智慧、左に3番渡邊陽、真ん中に2番浅賀祐太と17番平野正人、FWが左に4番轡田登、右に10番萩原大智

となります。

8番松高遼が久しぶりにメンバーから外れ(怪我かも!?)、2番浅賀祐太がボランチの位置に入り、15番高橋海翔がセンターバックに、そして左サイドバックに28番橋岡大樹が入っています。

また、U15日本代表でチームを離れていた3番渡邊陽が戻り、左サイドバックでスタメン出場となりました。

小雨が降るピッチで、芝もけっこうめくれ上がるややコンディションとしては、やりにくい状況ではありましたが、前半スタートから、浦和が主導権を握り試合が展開されます。

開始すぐに11番川上エドオジョン智慧と10番萩原大智で仕掛ける形や、左サイドバックの28番橋岡大樹からの縦パスを受けた3番渡邊陽が10番萩原大智につなげて仕掛けます。

相手に前線から激しくプレスをかける意図はあったのでしょうが、浦和の選手が細かく早くパス回しから仕掛けていくことで、そこまで相手のプレスを脅威に感じず仕掛ける回数が多くなっていたことや、雨のためにコントロールがうまくいかないケースは両チームとも多くなっていたものの、セカンドボールへの反応は全体的に浦和が優っている印象でした。

また、数試合ぶりに浦和としての公式戦のピッチに立った3番渡邊陽が左前線や中盤に流れながら、パスを受けてキープすることができるため、そこからの展開も多くできていたと思います。

この試合最初の大きなチャンスは、5分。2番浅賀祐太からのパスに抜け出した10番萩原大智がシュートまで持ち込みます。

たびたび書くことですが、攻めていてもなかなか先制点が取れないと難しい展開に一気に変わる可能性があるという部分も心配する必要もなく、7分に4番轡田登のゴールで浦和が先制します。1-0。

前の試合でも後半の途中からボランチの位置に入っていた2番浅賀祐太ですが、17番平野正人と組んだボランチで安定感のあるプレーを見せてくれました。

17番平野正人も前の試合では、特に読みの部分が際立っていましたが、今日は、どちらかというと、体の使い方での球際でのプレーの質の高さが目立っていた印象があります。大きい選手とのマッチアップでも、体をうまく使ってボールを失わずプレーできている回数が多かったと思います。

先制点以降も浦和の攻勢が続きます。

10分に11番川上エドオジョン智慧の意表をついたヒールでのパスから4番轡田登がシュートまで持ち込む場面や、15分には、左前線でパスを受けた3番渡邊陽が中央へ横へのドリブルでボールを運び、17番平野正人を経由して、右前線のスペースに駆け上がる5番河内渉真へパスを通し、クロスボールを再び受けた3番渡邊陽が、11番川上エドオジョン智慧にパスを通して、あと一歩でゴールという形を作ります。

20分には、3番渡邊陽のドリブルから、10番萩原大智にパスを出し、左前線に開く4番轡田登にパスを通します。

このように、前線で3人以上が絡んだ攻撃が以前に比べて格段に増えています。

時折相手の攻撃を受けた場合に関しては、15番高橋海翔と12番関慎之介が、気の利いたポジショニングとカバーリングの意識の高さを見せ、最後のところで相手に仕事をさせない動きを見せていました。

また、今日の印象としては、3番渡邊陽がドリブルで仕掛けていくというよりは、比較的キープして周りを使うという意識を高くプレーしていた印象があり、これにより左サイドバックに入った28番橋岡大樹が攻撃参加できる回数も多くなっていました。実際、惜しいミドルシュートだったり、クロスボールがあと少しコースがゴールに向いていれば直接入った可能性もあるようなきわどい場面など、そこからのチャンスも多くありました。

サイドバックからの攻撃参加というと、右サイドバックの5番河内渉真のサイドからの印象が強いですが、今日に関しては、両サイドが頻繁に攻撃参加する場面が見られました。

そのような流れで、しっかり前半の早いうちに先制することに成功した浦和ですが、前の試合同様に、ここで追加点を決めておけると楽になるという時間帯にこの試合でも追加点を取ることに成功します。

細かいところを見逃してしまったのですが、30分にサイドからの仕掛けの中で3番渡邊陽がゴールに迫る中で、相手キーパーがひきつけられたところで、近くにいた4番轡田登に3番渡邊陽が少しマイナスになるパスを出したところで、4番轡田登が迷わずループシュートを狙い、前にでていた相手キーパーの頭上を越えるゴールを決めました。

前半終盤には、相手の力強い仕掛けで何度か危険な場面を迎えるものの、ゴールを割らせず前半を2-0で折り返します。

後半スタートから、3番渡邊陽に代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

開始早々の1分に、2番浅賀祐太がミドルシュートを放ち、相手キーパーに防がれるものの後半も浦和ペースで進みそうな立ち上がりになるかと思われたのですが、後半開始からしばらくは、どちらかというと相手の得点を取るという気持ちの入った力強い(実際に大きな選手も多いのでより迫力は感じる)攻撃を受けるような時間が多くなります。

10番萩原大智のミドルシュートだったり、カウンターの形での4番轡田登から10番萩原大智のスピードを生かしたパスでの攻撃など、やや単発にはなるものの相手の攻撃をしのぎながら浦和が攻撃する形も作ります。

今日特によかったのは、相手の時間帯だな~という、起こりうる状況の中で、しっかり「受け身になるなよ!」とチームの中で声をかけながら、相手のペースに飲み込まれないように声を出して立て直していたことですね。ちょっとしたことですが、重要なことです。

6分に、決定的な場面を作られるも1番関敦也の好セーブで失点を免れます。この時間帯は、危険な位置でファールをしてフリーキックのチャンスを与えるなど、あまり思うように行かない時間帯になりましたが、球際のところで強く、集中して跳ね返すことができており、相手がリスクを負って取りに来ている時間帯に守りきれたことが大きかったと思います。

そして、耐えた結果、19分に10番萩原大智が相手にとってかなり大きなダメージとなる3点目を決め、3-0とします。この3点目以降は、再び浦和のペースとなります。

25分に、17番平野正人に代えて23番立川将吾が入ります。

直後に得たフリーキックのチャンスで5番河内渉真からの高めのボールを28番橋岡大樹が合わせ、これがゴール左隅をとらえ、4-0。

30分に4番轡田登に代えて13番中嶋海登が入ります。

32分には、28番橋岡大樹から10番萩原大智、24番シマブク・カズヨシと展開し、折り返しのパスを受けた23番立川将吾がシュートを狙います。

33分には、13番中嶋海登からの裏へのパスに抜け出した24番シマブク・カズヨシがシュートを狙うも惜しくもキーパー正面。

33分に、28番橋岡大樹に代わり26番荻原拓也が入ります。

この交代の直後の34分に、この試合のだめ押しとなる得点が生まれます。

10番萩原大智を起点に、右前線の11番川上エドオジョン智慧にパスをだし、10番萩原大智はそのままペナルティエリア内に走りこみます。11番川上エドオジョン智慧からの折り返しのパスを10番萩原大智がスルーして、そのコースに走りこんでいた23番立川将吾が押し込んでゴール!

この後、相手のあきらめない攻めの姿勢で1点奪われてもおかしくないというくらい攻め込まれた場面があったものの、1番関敦也が連続で反応して(3回か4回くらい、決まってもおかしくない相手のシュートを跳ね返してました。)失点を許さず。

39分に2番浅賀祐太に代えて6番知久航介、40分に10番萩原大智に代えて29番樋口颯太を投入。

結果、前節同様の5-0大勝で終了でした。まあ、すごいです!

多少の運は味方につけたものの、今日の無失点は価値のあるものだと思います。特に、今日の相手のように激しく強く得点を奪いにくる相手の場合には、たとえば先週のような組織的な守備でも勢いで突破されてしまうこともあり、こういう流れから得点を取られてしまうと、さらに相手を勢いに乗せてしまうんですね。

だから、今日のように、相手の勢いのある時間帯をしっかり理解して、落ち着いて跳ね返して流れが戻るのをじっくり待ち、その流れを変えるチャンスをしっかりものにして再び自分たちのペースに戻してしまうような戦い方も必要です。

先週のコンディションと比べると、今日は、対戦相手のタイプも天候も、ピッチコンディションも、思い通りのプレーがやりにくくなっており、そういった少し違った環境下での戦いでも、しっかり力を見せることができたのは大きいと思います。

さてさて、何か、聞いた話によると「実際何枠なの?」と言われていた関東U15リーグの上位チームに与えられる高円宮杯の予選免除でのダイレクトでの出場権獲得の順位が5位までとなったというような話が入ってきました。

今後の対戦カードや、当該チームの直接対決などを考えると、今日の大勝で浦和の5位以内は、ほぼ間違えないのですが、まあ、確保したから満足とか、そういうチームではないですから、この枠に関しては参考程度にさらに上のレベルのチームを目指していってください。

今日の試合からだって、多くの課題は見つけることはできると思いますし、プレー面ではないですが、たとえば、今日少し気になったのは、試合終盤に、5番河内渉真や1番関敦也がチームを鼓舞する声をあげていた時に、呼応する選手がいない時などが何度かあったと思います。こういうちょっとしたところを楽な展開の時だからと、軽く流してしまうのは、あまりよくないと思います。

これは、実際そうならなかった今日の方が良いに決まっているのですが、個人的には、後半の序盤の受け身になっている時間帯に仮に1点返されて1-2になっていたら、今の浦和のチームはどのような戦いを見せてくれたのかというところが見たかったような気もしています。

再延期になったジェフユナイテッド千葉戦がいつ入るのかはわかりませんが、次は、もう一つの倒しておかなければならない相手、柏レイソルU-15ですね。今日は、ユースではなく、ジュニアユースに足を運びましたが、来週末は、ユースの試合に足を運ぶ予定です。なので、実際に試合を見ることはできませんが、全国優勝を目指すうえでは負けられない、関東U15リーグでの優勝を争う上でも負けられない一戦での勝利の報告を楽しみにしています!

ではでは!

FC東京深川グラウンド2013年10月5日FC東京深川グラウンド2013年10月5日FC東京深川グラウンド2013年10月5日

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おまけの写真。

 

アディダスカップU-15 2013/08/15 浦和レッズJrユースvsファジアーノ岡山U-15 10-1勝利・・・跳ね返されても、それを誰かが押し込めば良い!

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

初戦の快勝がうれしくて、試合後に豚丼を食べた後に釧路まで足を延ばして観光してきました。これが全国大会の醍醐味です。この機会を与えてくれて本当に嬉しいです・・・・(そんなことより早くブログ書けという声が聞こえてきそうですがw)

ということで、3年ぶりに夏の全国大会の出場権を勝ち取った浦和レッズジュニアユースは、今日から北海道の帯広で全国大会の舞台で戦っています。お盆の時期とは言え、応援する側とすると、逆に観光地ということもあり、もろもろ高かったり、そもそも航空券が取れなかったり、ホテルが取れなかったりと、条件はかなり厳しい場所になり、なかなか足を運ぶのが大変な場所ですが、気候的には、サッカーをするには最適な涼しさがあり、大会を戦う選手にとっては、本来の力を思う存分発揮しやすい環境になっていると思います。

明日は、少し気温が高くなるような予報があるものの、それでも35度~40度という猛暑の他地域に比べてかなりやりやすい環境で大会を進められそうです。

そんな、中で浦和レッズジュニアユースのグループステージの初戦の対戦相手は、ファジアーノ岡山U-15となります。

正直、ジュニアユースのカテゴリの関東以外のチームというのは、事前に見る機会がほとんどないため、名前だけで判断してしまって、実はかなり手ごわいチームだったということも多々あるため、変な先入観を持って戦ってはいけないこと(見る側としても)、そして、とにかく全国大会は初戦が難しいため、まずは、この初戦でしっかり大会の雰囲気に慣れて自分たちの戦いができるようにすること。色々なことが詰まった初戦となります。

では、試合の話に移ります。

U14の試合などは、少し前に足を運んでいるものの、U15の試合に関しては、関東予選の東京ヴェルディジュニアユース戦以降は1度も足を運べていませんので、1か月以上見ていない状況になります。

今日のスタメンのメンバーを見る限りは、この期間に何か変化があったのかなとうかがわせるような部分もありつつ、この大会を勝ち抜くために、また対戦相手のこともある程度計算しながらメンバーを組んでいるのかなど、あくまで初戦なので表面的な部分で想像するしかないことが多かったものの、思った以上に前に見た試合からメンバー構成が変わっていました。

今日の試合においては、怪我で最初聞いた時には、夏の大会は厳しいと聞いていた川上エドオジョン智慧が、ベンチに入っている姿を見て、まず嬉しかったです。実際に試合にも出場して躍動してくれましたし、無理はしてほしくないですが、嬉しい合流でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに28番橋岡大樹、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と2番浅賀祐太、MFが左に3番渡辺陽、右に24番シマブク・カズヨシ、真ん中に8番松高遼と17番平野正人、FWが左に4番轡田登、右に9番町田ジェフリー

となります。

いつのまに合流していた2年生の橋岡大樹が2年生の試合でもあまりやっていない左サイドバックでスタメン出場していたり、轡田登が久しぶりにフォワードで出場していたり、2番浅賀祐太がセンターバックだったり、ボランチで17番平野正人がスタメンだったり、これまで見てきた印象からすると、軸になるポジションで変更を加えてきたな、という印象があるスタメン構成でした。

動きに硬さが見られる選手もいたことにはいたものの、思った以上に浦和が全体的にスムーズに試合に入れた印象があり、序盤から攻勢が続きます。

3分に、9番町田ジェフリーのドリブルからのシュートのこぼれ球を28番橋岡大樹がミドルシュートを放ったり、4分には3番渡辺陽がドリブルで仕掛けシュート、5分の4番轡田登のシュートがクロスバーを叩くという惜しい形になるなど、実際にシュートまで持ち込む回数もかなり多勝ったと思います。

しかしながら、相手のキーパーのプレーの質がかなり高く、浦和が放った決定的なシュートに対して、結果的に相手キーパーがまったく触れることなく決められたシュートは、1点くらいしかなかったと思います。そのくらい、相手のキーパーのシュートに対する反応が素晴らしかったです。

浦和としては、全体的に集中力高く運動量も多い中で、特に8番松高遼の中盤でのバランスを取りながら展開するプレーが冴えており、さらに17番平野正人も中盤のスペースをうまく使いながら、相手選手との駆け引きに勝ってボールをキープすることができる回数が多かったこと。また、3番渡辺陽がサイドハーフながら、いったんパスを受けるために前後の動きをうまく使ってパスを受けるプレーを織り交ぜながらプレーしていたことで前線での収まりもかなり良くなっていたと思います。

さて、得点が多いのでここからは、得点の流れを書いていきますね。

浦和の攻撃が多くシュートも多かったものの、先ほど書いたように相手キーパーに防がれて得点がなかなか入らず、実際先制点が入ったのは、23分になります。

左サイドを3番渡辺陽が抜け出してシュート。キーパーにいったん弾かれるものの9番町田ジェフリーが詰めてゴール!これで1-0。

続いて、24分に今度は、9番町田ジェフリーのシュートをキーパーがはじいたところを4番轡田登が押し込んで2-0。

前半終了間際に、17番平野正人のインターセプトから裏へ抜ける24番シマブク・カズヨシにパスが通り、シュート。キーパーに反応されるもゴール!3-0。

前半を3-0で折り返します。

後半スタートから、4番轡田登に代えて11番川上エドオジョン智慧が入ります。

6分に、8番松高遼に代えて23番立川将吾が入ります。

この交代で、2トップが9番町田ジェフリーと24番シマブク・カズヨシ、中盤右に11番川上エドオジョン智慧という前線になります。

11分に、直接フリーキックを決められて3-1となります。

14分に、11番川上エドオジョン智慧が右からドリブルで切れ込みクロスを挙げると9番町田ジェフリーが頭でさわり、こぼれたところに23番立川将吾が反応し、押し込んで4-1。

14分に、9番町田ジェフリーに代えて10番萩原大智が入ります。

19分に、11番川上エドオジョン智慧が右前線でヒールで後ろの24番シマブク・カズヨシに見事にパスをつなげ、24番シマブク・カズヨシのクロスに10番萩原大智がキーパーを越えてゴールに吸い込まれるヘディングシュートを決めて5-1。

22分に24番シマブク・カズヨシに代えて7番伊藤敦樹が入ります。

25分に、11番川上エドオジョン智慧から右前線に走る7番伊藤敦樹にパス。7番伊藤敦樹がクロスを上げると、おそらく10番萩原大智がシュートしたと思いますが、キーパーが反応してそのこぼれ球を3番渡辺陽が決めて6-1。

29分に、17番平野正人からのパスを受けた11番川上エドオジョン智慧が決めて7-1。

32分には、10番萩原大智のシュートをキーパーがはじいたところを7番伊藤敦樹が押し込んで8-1。

34分に、17番平野正人に代えて6番知久航介が入ります。

36分に、コーナーキックのチャンスから2番浅賀祐太がヘッドで押し込んで9-1。

そして、試合終了間際に11番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた3番渡辺陽が持ち込んで決めて10-1。

ということで、相手の選手をほめすぎるのもどうかと思いますが、かなりの決定的なチャンスを相手キーパーに阻止されたものの、それでも2ケタ得点で浦和が難しい初戦で大勝しました。

実は、浦和の9点目までは、これだけ得点が入りながらも全て別の選手の得点という珍しい現象が起こっていたのですが、10点目を渡辺陽が決めたことで、渡辺陽が2得点と8選手が1得点ずつとういう、それでもかなり珍しいくらい得点が被らない大量得点となりました。

これらの得点以外にもかなり惜しい場面も書き上げれば、きりがないくらいにチャンス自体はありました。

相手キーパーにシュートをことごとく防がれるところ見つつ、徐々に防がれてこぼれたボールをもう一人の選手が押し込んで得点という形で得点が追加されていくところを見て、決めきる部分での課題はまだ多くの選手が抱えていると感じる部分はありつつも、以前にブログでも書いたような、浦和が攻撃的と相手がスカウンティングしてくれば当然相手は守備を固めてくるので簡単に得点できなくなるので、工夫を覚えていくと同時に、跳ね返されても打ちまくって最終的には決めてしまえば良いと書いたことがあるような気がするのですが、まさに今日の得点はそのような得点を体現してくれたとも言えるのではないかと思います。

結果的に、最初のシュートで決められるのがベストなのは当然ですが、こぼれ球を決めているというのは、味方が予測して相手の守備陣よりも先に反応できているということの結果になるので、この部分での浦和のレベルが確実に上がっていると考えて良いのだと思います。サッカーにおいて予測力は重要です。

きれいなゴールか、泥臭いゴールかなんて、関係ないのですから、結果的に決めきればそれが強さなのですよ。だから、その部分で、今日の試合は浦和にとっては、この大会を戦うために重要な要素の一つを多くの選手が体現してくれたと、今後の試合で1点を争う堅守の相手と当った時に特に生きる要素かと思います。

だからこそ、大量得点の次の試合が危険というのはサッカーではよく言われることですが、この試合では、10点という得点は入ったものの、簡単には決められなかったというキーパーに一度は反応された中で、ほかの選手が決めきったという形が多く作れたことをしっかり重要なものとして考えられれば、今後に確実にプラスに働いていくと思います。

そして、3位の上位8チームまでがグループステージを突破できるこの大会において、この試合で浦和が得たアドバンテージも相当大きく、交代枠もフルに使うことができた、そして、よほどのことがない限り、今日の勝利のみでも突破の条件にはかなり近づいているということで、優勝を目指すチームとして、グループステージの残りの2試合を、いかようにも使うことができる状況を作り出せたと思います。

オフィシャルページのこの大会に向けての選手コメントなどでも自らの課題がしっかり見えていることがうかがえましたし、そういう状況になった時に乗り越えることができるか、今後勝ち進んでいけば、相手に先行される試合が出てくる可能性が高くなりますし、そこを乗り越えるために、1試合1試合の経験値をしっかり体に覚えさせて、そういう局面がもし起こった時にも冷静に自分たちの力を信じて対処できるように備えてくださいね。

1つのチームになってきたなという雰囲気も感じられた今日の一戦。1試合1試合の成長を見るのが楽しみで仕方ありません。

明日の試合も楽しみにしています!

ではでは。

以下、おまけの写真載せま~す!

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/06/02 第13節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-1勝利・・・交代なしで戦い切る

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグと浦和レッズユースのクラブユース選手権予選と公式戦が同日開催でしたが、試合終了後すぐに移動すれば、ギリギリくらいでユースにも間に合いそうということで、友人の車に便乗させてもらい、3週間前(ジュニアユースレッズランドからのユース横浜への移動)の逆パターンで試合観戦の1日となりました。

横浜FCの下部組織との試合では、良く使用されるLEOCトレーニンググラウンドでしたが、昨シーズンのジュニアユースのこのカードの時には、ユースと日程が被ったということで足を運べず、なんだかんだでこのグラウンドには初めて足を運びました。

結構な坂の上にあるんですねw

ということで、浦和レッズジュニアユースは2週間前のこの関東リーグの川崎フロンターレ戦で、結果として大敗を喫し、先週は公式戦がない中で、この2週間の期間で、その敗戦で選手自身が感じたことを踏まえて、どのような前進を見せてくれるのかを楽しみに見させてもらいました。

今日は、やや曇り気味で気温もあまり上がらないような予報だったのですが、結構晴れて日向は暑い、そんな中での試合になりました(見る側には数か所屋根がある箇所があったので、日陰で見させてもらっちゃいましたすみませんw)

さて、試合の話に移りますね。

関東U15リーグのここ最近の全体的な勝敗の流れや順位表を眺めていると、昨年と比べても、前半戦で走ったチームがそのまま走り続ける構図にはならず、前半戦で苦しんだチームが折り返し後から巻き返しはじめ、上位が敗れてやや勝ち点差がつまり出しているという様子がうかがえます。

要するに、しっかり苦しんだ要因を研究して、上位チームに対する対策をしっかりして臨んできて、結果的に上位を破るチームが増えているわけで、首位を走っていた浦和としては、最も研究されるチームになるのも当然で、逆に言うと、浦和の場合は、他のチームの対策を打ち破るために、攻撃の部分でより成長度を高めて行かないといけない状況になり、苦しむ試合が増えるのは当然で、逆に言えば、そのおかげで試合で感じたことをチームで実践して行ければ、他のチームよりも更に凄いチームになれる。そんな立場に置かれています。

今日の試合も、浦和の攻撃に対する相手の対応に苦慮する形になりながらも、最終的には、強いチームの勝ち方を実践して大勝と言う流れになりました。

では、試合の流れなどピックアップしながら書いていきますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に7番伊藤敦樹

となります。

キーパーが3試合ぶりに1番関敦也に、そして、前節から比較するとフォワードが9番町田ジェフリーから7番伊藤敦樹に代わっています。

声も出ている、攻撃の勢いもある、中盤のバランスも、守備のバランスも良い。

試合開始から、いつもの浦和の戦いぶりを見せてくれます。

3分に、15番高橋海翔からの縦パスを11番川上エドオジョン智慧が受け、オーバーラップする5番河内渉真へパスを通しての攻撃のように、右前線のポジションに入った11番川上エドオジョン智慧が、中盤の前目のスペースに降りてきてパスを受けて捌く形が見られ、これにより前線の攻撃がスムーズに展開されている印象がありました。

5分のコーナーキックのチャンスでは、3番渡辺陽からのクロスを10番萩原大智が受けてシュートし、ディフェンダーに跳ね返されるもそのこぼれを15番高橋海翔がシュート、これも跳ね返されるも、更に3番渡辺陽がシュートを狙うという厚みのある攻撃も見られたものの、相手の守備の部分での集中力がかなり高かったため、中央からの強引な突破やシュートが思うように行かない印象がありました。

7分にカウンターの場面で10番萩原大智が鋭く攻め上がる場面がありました。

攻撃の部分の工夫と言う言葉を最近は、ジュニアユースのブログを書く際によく使っている気がしますが、浦和にとっての先制点は一つ、攻撃陣の工夫が見られた形でのゴールではないかと思われます。

まず、左サイドを3番渡辺陽がドリブルで突破し、10番萩原大智にパス。ペナルティエリア外くらいのちょうど良い距離感のところで11番川上エドオジョン智慧がパスを受けると、相手ディフェンダーを引き付けて裏に抜ける7番伊藤敦樹にパスを通し、7番伊藤敦樹が落ちついてゴール右隅のコースを狙ってのゴールを決め、浦和が1-0と先制します。

この場面では、まずこの試合で、集中した相手の守備に対して攻撃陣が苦しんでいる中で、唯一高確率でドリブル突破で抜け出すことができていた3番渡辺陽のドリブル突破からスタートし、そしてポイントとして、11番川上エドオジョン智慧が、パスを受けた後に無理に突っかけていくでもなく、慌ててパスをするわけでもなく、良い位置でもらい、ディフェンスを引き付けてという工夫を加えたことによって、相手の守備に隙を作ることができたことで生まれたゴールですね。

しかしながら、この試合の前半では先制してから、より相手が集中力を高めたこともあるのかもしれませんが、同じようなプレーを続けることがなかなかできず、合わせて失点したことで得点を奪いにきた相手に対してリズムが悪くなったところで20分前後に何度か、相手の攻撃を受けてしまう時間ができてしまい、その時間帯に裏に抜けられて同点ゴールを奪われてしまい、1-1となります。

今展開で、相手の動きも更によくなったことで、基本的には浦和が攻撃を仕掛ける回数の方が多いものの、ゴールを脅かすところまで行かず、跳ね返される場面が多くなります。今日は、前線に9番町田ジェフリーのような高さでポストプレーができるタイプの選手が入っていないことで、ロングボールで打開するということも難しい状況の中で、浦和ペースでありながらも、試合としてはややこう着状態という時間帯が続きます。

その中でも、先ほども書きましたが、3番渡辺陽の左サイドからの仕掛けに関しては、成功する確率が本当に高かったため、そこを起点に得点が入るかどうかという展開にはなっていました。

前半終盤には、セットプレーで15番高橋海翔のヘディングシュートだったり、11番川上エドオジョン智慧を経由して10番萩原大智が仕掛ける場面、5番河内渉真のオーバーラップからの仕掛けなどからも、チャンスになりそうな形はあったものの、得点は動かず前半は1-1で終了します。

後半のスタートは、やや相手ペースとなり、5分くらいまでに立て続けにセットプレーを奪われてピンチになる場面がありましたが、浦和の守備も安定しているため、逆転ゴールは許しません。

4分に3番渡辺陽の突破から、いつの間にか4番轡田登が攻撃参加していてパスが繋がれば大きなチャンスになりそうな形を作ります。

受ける時間があっても、基本的にバランスの良さから、すぐに攻勢の時間帯に転じることができるのもこのチームの強みと言うことで、序盤に少し受ける時間があった後は、再び10番萩原大智の仕掛けだったり、11番川上エドオジョン智慧の仕掛けだったりと浦和が攻撃を仕掛ける回数は増えていきます。

そして、迎えた10分に、3番渡辺陽からのオーバーラップする5番河内渉真へパスが通り、正確なクロスが上がったところに10番萩原大智がしっかり頭で合わせてゴール!待望の逆転ゴールが生まれます。

この場面では、3番渡辺陽のパスの出しどころが絶妙で、5番河内渉真がオーバーラップしながら、よりペナルティエリアに近い方向にボールを持ち出しやすい位置へ出したことと、5番河内渉真もそのパスを上手くコントロールして持ち上がったことで、勝負ありという形になったプレーでした。

更に、14分には、パスの出し手がはっきり確認できなかったのですが(おそらく、8番松高遼だと思います)、パスコースの線上に3番渡辺陽とオーバーラップして左サイドへ上がる12番関慎之介が並ぶ形で3番渡辺陽がスルーしてそのまま12番関慎之介へパスが通り、スルーした3番渡辺陽が12番関慎之介につられるディフェンダーの背後からペナルティエリアに侵入し、12番関慎之介からのパスを受けると、角度のないところから見事なゴールを決め3-1と2点差に広げます。

崩しの形も見事でしたし、そもそもパスの出し手が3番渡辺陽を経由する意図ではなく、最初からスルーしてその先の12番関慎之介を使うという意図の強いパスを出していたことも良かったと思いますし、試合運びで考えると、逆転ゴールの後にすぐに追加点を決めたことも、かなり大きかったと思います。

この展開にしてしまえば、当然相手も守備ばかりに集中しているわけにもいかなくなり、ここからは、浦和の攻撃陣の凄さを見せつけるための時間になります。

当然、相手もリスクをかけて得点を奪いに来る回数も増えるため、攻撃を受ける場面も増えたものの、19分の抜け出されてシュートを打たれそうになった場面では、5番河内渉真が体を張ってシュートコースをふさぎ、打ちそこないのシュートをしっかり1番関敦也がキャッチしてと言う場面だったり、守備陣が上手く対応して相手の攻撃を防いでくれました。

そして、迎えた22分に、先ほど3点目のゴールを決めた3番渡辺陽が再びペナルティエリアに抜け出してパスを受けると、これも3点目と同じように角度がないところから、見事なゴールを決めて4-1とします。

浦和の攻勢の中で、セットプレーを獲得する回数も多く、直接狙える位置からのフリーキックで23番立川将吾や8番松高遼が直接狙う場面もありましたが、フリーキックは今日に関しては、なかなか思うように得点につなげられない印象がありました。

浦和の攻勢の中でも、11番川上エドオジョン智慧の前線のあてどころにとしてのスペースに入るプレーが非常に良く、味方を生かすプレーが多い中で、なんとか得点も取ってほしいと思っていたところで30分に10番萩原大智のドリブル突破からのクロスボールに11番川上エドオジョン智慧が合わせてゴール!

5-1とします。

更に、38分には、7番伊藤敦樹を起点に10番萩原大智、再び7番伊藤敦樹、10番萩原大智にパスを戻し、ファーへのクロスに対し23番立川将吾が走りこんでゴール!

6-1とします。

その後も、11番川上エドオジョン智慧がトリッキーなプレーを見せて突破したり、タメを作ってタイミングをずらして相手ディフェンダーを引き付けつつオーバーラップする選手を上手く活かしたパスを出したり、気が付けば4番轡田登がパスが前線の得点を狙えるポジションに上がって来ていたりと、時間があればもっと得点が入りそうな流れになっていましたね。

ということで、結果的には後半のみで5得点を奪い、トータル6-1で大勝となりました。

また、この試合で興味深かったのは、試合がやや決まってからも交代メンバーを一人も使わなかったことなんですね。何か、チームとしての意図があったのでしょう。こういう展開なので、多くの選手に経験をさせるということも必要とは思う部分もありますが、基本的に、そういうベンチワークをする環境なので、確実に今日の交代なしでの戦いには理由があったと思います。おそらく、チームがより強くなるために必要なこと。細かくは分かりませんが。

そして、今日に関しては、私の意見と言うよりは、周りのサポーターの方からの話で聴いていて、それもあるよな~と思ったことがあったので、書いておこうと思います。

たびたび書いているように、今年のチームは、まず中盤のバランスが良いことからチームがどっしりしたスタートを切って快進撃を見せる中で、守備の部分も安定し、攻撃の部分でも、成長が見えています。

しかしながら、中盤の選手がバランスを重視して、あまり自らが裏へ抜け出して攻撃参加するというケースがないんですね。その辺で、今日も試合中に前線の運動量多く走り続けている選手と中盤でバランスを取ってパスを供給する選手の中で、走る走らないのやり取りが聞こえてきたんですね。

確かに、今後も守備的な相手が色々対策を練ってくる中では、中盤の選手がもっと裏へ抜け出すようなプレーが増えても良いのかもしれません・・・が、これに関しては、正直どちらが良いとは言い切れません。

ただ、今日の逆転して突き放した後には、必要ないプレーかもしれませんが、相手の守備が硬くてなかなか崩せないという状況になった時には、確実に必要になってくるプレーにはなりますよね。

まあ、その辺りは、チームの中で話し合っていけば良いことなので良いです。

とにかく、今日は気持ち良い勝利でした。

負けて感じて、勝って忘れるでは困るので、より強くなるために、今後は、大勝した試合でも、より良くするために毎試合ごとに考えて、更に成長して行ってくださいね!

今日は、試合後にすぐに会場を後にしてレッズランドに移動したので、試合後の選手の表情が見られなくて残念でした。来週は、ユースと被るので試合には行けません。上位対決になりますし、第3節の時にも、嫌なプレーをしてくる相手と言う印象があったチームですので、ここ数試合で得たことをフルに生かして倒してきてくださいね!

ではでは!

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
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おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/24 第4節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャ Jrユース 4-1勝利・・・レベルの高い試合と試合運びの妙

NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

サニックスカップから再び、埼玉県に場所を戻しまして、今日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの試合を観戦してきました。場所は、レッズランドから荒川を隔てた場所にあるNTT東日本志木総合グラウンドとなります。

大宮アルディージャの下部組織の試合では、比較的使用される会場になりますが、この会場で試合を観戦するのは初めてになります。去年の同一カードは、ユースの試合などと被っていてこれませんでした。レッズランドと比べて、ネットが低かったり、土手がから見やすいなど、見る側の環境としてはレッズランドより、こちらの方が良いと思ってしまったのは皮肉なものですがw

ここのところ、強風などが影響を及ぼしてしまうことが多かったですが、今日は風もほとんどなく、少し肌寒いくらいの気候と言うことで、ダービーを戦うには、最適の環境になったと思います。

ここまで2勝1分という結果以上に、チームとしての手応えも感じている様子を見る側としてもはっきりわかるくらい良い状況でこの大会を戦っている浦和レッズジュニアユース。ここ最近、この大宮アルディージャとの対戦で悔しい思いをしていることで、選手にしても、監督コーチ陣も、ご父兄の方も、サポーターにとっても、一際モチベーションが高い試合になったと思います。

特に直近で考えると、U13の新人戦で、出場して敗れて悔しい思いをしたシマブク・カズヨシや、出場したい思いを持ちつつ、関東U15リーグのメンバーに入っていたことで出場できずに敗れたことで、一際この試合への思いは強かったであろう立川将吾、そして、昨年のこの大会で大敗したという思いを持っている今年の3年生の選手も含めて、とにかく序盤の山場と考えるのにふさわしい試合だったと思いますし、そういった試合で、しっかり素晴らしいパフォーマンスを今日の試合では見せてくれました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに12番関慎之介、センターバックに15番高橋海翔と4番轡田登、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

前節とまったく同じスタメンになります。ちなみに、11番川上エドオジョン智慧は、追加招集でU16日本代表のフランス遠征に帯同しているため不在です。

相手の大宮アルディージャジュニアユースの印象としては、大き目の選手を揃えてきているな~という感じで、それに加えて、組織的なサッカーをしてくるのだろうなと思いつつ、スタメンの選手を確認していたら・・・左サイドから、おそらく10番萩原大智がドリブルで切り込んで、ラストパス、これを23番立川将吾が押し込んで、いきなりゴール!

あっという間のゴールでびっくりしましたが、幸先の良いスタートを切ることができました。

この試合では、前線の選手のプレスがかなり効いており、それに加えて、サイドの24番シマブク・カズヨシも、これまでの攻撃の意識の高さに加えて、今日は球際の激しさと運動量を惜しまずに相手にプレスをかける場面が多く見られ、これでかなり相手の守備陣は混乱していたと思います。

序盤は、5分の9番町田ジェフリーにあてて、右前線の13番中嶋海登につなげて仕掛けるなど、9番町田ジェフリーの前線で体をはったプレーと、相手のプレスを受けながらも、しなやかに足を出してポストとしてしっかり役割を果たすプレーによって前線を使った早い展開の攻撃と、8番松高遼からの前後左右様々捌いて仕掛けることで攻撃を組み立てていました。

試合ごとに成長が見られるチームの中で、この試合は更に全選手の運動量が更に増えた印象もあり、それに加えて早い時間の先制点で相手を混乱させることに成功したということで、正直、2連勝して大勝している大宮アルディージャジュニアユースは、こんなものなのかな、と思ってしまうくらい浦和の思うような展開で試合を運べていたと思います。

9分に、フリーキックのチャンスで8番松高遼からのゴール前へのボールに10番萩原大智が頭で合わせようとしてあと少し合えばと言うチャンスがありつつ、迎えた11分に、前線で9番町田ジェフリーにパスが渡り、相手のプレスを受けながらも粘り強くキープしてパスを10番萩原大智に送ると、思い切りよくミドルシュート。これが見事に決まり、点差を2点に広げることに成功します。

前の試合では、相手のプレスの速さで中盤でのコントロールに苦慮していた8番松高遼と23番立川将吾でしたが、この試合はスタートこそ少し相手のプレスに苦戦しているように見えたものの、その後は、相手より出足良く、激しく、キープもしっかりできて組み立てることにも成功していました。

守備の部分でも4番轡田登が1対1に強いディフェンスを見せ、相手の大きいフォワードの仕掛けに対応し、その対応に対するカバーの動きで15番高橋海翔が非常に気の利いた動きを見せており、サイドからの仕掛けに関しては、浦和の右サイドのところからの相手のスピードのある攻撃には多少苦戦は強いられたものの、12番関慎之介が最後のところで集中して対応し、15番高橋海翔がカバーすることで崩されることはほとんどありませんでした。

試合運びも見事なこの試合でしたが、25分にコーナーキックから、豪快にヘディングで叩き込まれてしまい1点返されてしまいます。さすがに大きな選手をそろえていることもあり、セットプレーに関しては、冷やっとする場面も何度か見られました。

2点差からの1点返された状況では、立て続けの失点が一番怖いのですが、失点後の対応も特に大きな問題はなく、バランスを崩さずに、追加点を狙うようなプレーを見せていました。中盤のスペースが空いている時には4番轡田登がセンターバックの位置から持ち上がって攻撃を仕掛ける場面もありました。

前半は、1-2で終了します。

後半の立ち上がりは、思った通りリードをされている相手の激しい攻撃でのスタートとなります。高さと、サイドからのスピードのある攻撃、独特のドリブルのリズムで仕掛けてくる相手に対して、集中して守るものの、コーナーキックを多く与える展開で、ファーに構える大きい選手めがけて狙って、折り返して仕掛けるという、高さと言う意味では相手に分がある構成でることからも、分かりやすい攻撃の形ながらも相当苦しめられました。

これまでの試合でも何度か見られたのですが、とにかく守備陣が集中してカバーする意識を持っていたことから、この危ない時間帯でもギリギリのところで3番渡辺陽がクリアするなど、相手ペースの時間帯に集中して無失点で切り抜けることができました。

この危険な時間を切り抜けたこと、更にこの後のプレーで浦和がほぼ試合を決定づけることになります。

7分に10番萩原大智が倒されて得たフリーキックのチャンスで、最初の写真にあるように、4番轡田登と8番松高遼、23番立川将吾が構え、ちょっとしたトリックプレー(?)によって、23番立川将吾が見事に直接フリーキックを決めます。

これにより、3-1と再びリードを2点に広げます。

良い時間帯で決められなかった相手と、そこを堪えて直後にセットプレーから追加点を決めた浦和。この試合運びは見事です。

ただ、後半は9番町田ジェフリーに対して相手の守備陣がかなり上手く対応してくるようになり、単純な高めのボールに対しては、なかなか思うようにポストプレーをさせてもらえなくなったり、相手の攻撃の仕掛けが鋭くなるなど、ようやく相手がここまで大勝してきた理由が分かるようなハイレベルなプレーの応酬になりました。

このような状況下で、24番シマブク・カズヨシが左サイドから見事な仕掛けを見せる場面が増え、これまでは、パスを仕掛けるよりも自らで仕掛けすぎるという印象もあったのですが、この時間帯では、シンプルで更に狙いどころの面白いところへパスを出してスペースに走る9番町田ジェフリーへパスを通したり、かと思えば自らで仕掛けて粘ってフリーキックを獲得するなど、こういうプレーをすると更によくなるだろうと思っていたプレーをこの試合ではかなり見せてくれていました。

相手がらしさを見せる中でも浦和の方がプレーで一つ一つ勝っていたのが楽しい後半の厳しい時間を耐えてからの、20分~30分間でした。

そして、更に試合を決定づけるゴールが25分に生まれます。

フリーキックのチャンスで混戦状態から3番渡辺陽が見事に決めて4-1とリードを3点に広げます。

直後に、相手のヘディングシュートがギリギリ枠を外れる危ない場面はあったものの、仮にそれが決まったとしても、3点までリードを広げておいたことで、おそらくそれほど試合の大勢には影響がなかったと思います。

30分に、24番シマブク・カズヨシに代えて17番平野正人が入ります。

その後も、8番松高遼から13番中嶋海登につなげてシュート、17番平野正人のドリブルでの仕掛けなど惜しい形でいずれもコーナーキックを奪う流れになるなどチャンスを作りつつ、試合は4-1で終了となりました。

非常に気持ち良い試合でした。この言葉に尽きます。

更に、この試合の後に40分1本の練習試合が行われました。

メンバーは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに16番斎木大輔、センターバックに2番浅賀祐太と20番小崎魁、MFが左に17番平野正人、右に7番伊藤敦樹、真ん中に6番知久航介と22番菊地泰智、FWが左に19番清水裕太、右に26番白田颯人

30分:17番平野正人⇒11番野口琢真(従来は14ですが、ユニフォームは11番、パンツの番号は14番でした。)

となります。

この1本の練習試合も、実に見事なパフォーマンスで、22番菊地泰智からのクロスを2番浅賀祐太が豪快にヘッドで決めて先制、続けざまに19番清水裕太がゴール、更に22番菊地泰智が豪快なミドルシュートで決めて最初の10分くらいまでに面白いように3点を奪います。

15分には、17番平野正人が上手く抜け出してゴールし、4-0で大勝となりました。

練習試合という形になると、なかなかモチベーションを保つのが難しくはなるのですが、先ほどの試合同様に高い意識で1人1人がかなり気持ちの入った集中したプレーを見せ続けていました。

この練習試合では、16番清水裕太が見せたパスを受けてからターンで相手ディフェンダーを抜いての仕掛けだったり26番白田颯人が斜めにドリブルして鋭く突破する形など、個人技を上手く絡めたプレーで相手を翻弄するようなプレーも多く見られました。

2番浅賀祐太に関しては、先制点以外にも、クロスバーを叩くヘディングシュートもありました。

20番小崎魁は、センターバックの位置からの攻撃参加でシュートまで持ち込む形も作っていました。

6番知久航介のパス捌きなど含めて、全体的に質の高いプレーをしており、極端と言われるかもしれませんが、このメンバーでそのまま、今日の試合を戦ってみても良かったかもしれないと思う部分もあったりでした。

ということで、今日に関しては、一人一人褒めまくりたい気持ちでいっぱいなのですが、上を目指すチームと言うことで、ここからは、現時点でどっしりとしたサッカーができるチームとしてのベースとなっているメンバーが、例えば今日警告を受けて累積でおそらく次の試合は出られないであろう町田ジェフリーのように、今後は怪我であったり、累積で出場できないメンバーが出てくることが考えられますので、その中で今日、練習試合に出場したメンバーが見せたパフォーマンスの高さを継続して、さまざまな組み合わせでも同様のパフォーマンスができるように、常に高い志を持って、どの選手も、臨んでもらえればと思います。

そして、やはりこのチームとしても更にレベルアップしていくために、今日の後半の大宮アルディージャジュニアユースのようなパフォーマンスのレベルの高い状況での相手との試合を多く経験して行ってもらいたいです。

力の差のある相手には、圧勝が義務くらいに考えて甘さを見せず、強い相手とは課題を見つけながら、成長していく姿を見ていきたいです。

さてさて、4月に入ると、ユースのプリンスリーグが開幕するということで、日程の関係で結構ジュニアユースの関東U15リーグで足を運べない試合も増えて来そうです。

早速、次の東京ヴェルディジュニアユース戦は行けないのですが、数試合おきに足を運んだとして数試合分の成長がしっかり毎回見えるような浦和レッズジュニアユースを楽しみにしています!

ではでは。

NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/10 第2節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-0勝利・・・完勝!無失点!強風のおまけつき!

レッズランド2013年3月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ開幕戦は、アウェイで2-2の引き分け。このリーグを戦ううえでの手応えを感じつつ、勝ち切れなかった悔しさを抱えつつ、一週間がたち、今日はホーム開幕戦。対戦相手は、横浜FCジュニアユースとなります。

戦うためのベースができているチームですので、次は勢いをつけるために結果もしっかり残しておきたい一戦でした。

今日も昨日同様のポカポカ陽気。横風が吹いてはいたものの、そこまで大きく試合に影響するものではなく、ピッチ状態はあまりよくないレッズランドですが、開幕戦同様、しっかり自分たちの戦いができるコンディションでの試合となりました(残り15分くらいまでは・・・。)

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに12番関慎之介、センターバックに15番高橋海翔と20番小崎魁、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に4番轡田登、右に10番萩原大智

となります。

前節スタメンだった、11番川上エドオジョン智慧と9番町田ジェフリーは、U15日本代表の国内合宿に召集されていて不在。これによってか、4番轡田登が見慣れたフォワードの位置に戻り、怪我で戦列を離れていた3番渡辺陽が復帰し、左サイドバックに、12番関慎之介が右サイドバックに入り、15番高橋海翔がセンターバックに入りました。また、中盤左に24番シマブク・カズヨシがスタメン起用されています。

今日は、浦和がこの大会を戦うためにしっかり準備を進めてきた良い流れと、おそらく相手は、チーム作りに苦戦している様子もうかがえプレーに迷いが見える部分があったりで、その対照的なチーム状況をはっきり反映させた形になった試合になったと思われます。

浦和としては、開幕戦同様に中盤のバランスが非常によく、捌く、プレスをかける、カバーする、色々な部分で8番松高遼と23番立川将吾の距離感を含めたプレーに安定感がありました。

また、開幕戦では少し硬さが見えた20番小崎魁が落ち着いた迷いのない守備で相手の攻撃を抑えていく様子も目立っていました。

それらを踏まえて、試合の流れを書いていきますね。

開始数分で8番松高遼がミドルシュートでゴールを狙う場面を作り、10番萩原大智から4番轡田登という前線の2人のプレーの連携も良く、特に4番轡田登がボールを力強くキープすることで、中盤以外に前線でのあてどころとしてもかなり機能していたと思います。

また、守備の部分で先ほど書いた中盤の連携が良いなと感じた場面の一つとして、右サイドから相手が攻撃を仕掛けてきたときに3番渡辺陽が相手につきながら前のスペースを塞ぐようにプレッシャーをかけたところでスピードを落とさせたところですかさず23番立川将吾がプレスをかけて相手のプレーの選択肢を減らす、相手が苦し紛れのパスを出したところを8番松高遼が狙っていて奪って攻撃に転じる。

このように中盤で相手のミスを誘い奪ってから攻撃と言う場面がこの試合では数えきれないくらいありました。

15分に、左サイドでパスを受けた24番シマブク・カズヨシがドリブルで持ち込んでマイナスのクロスを8番松高遼に通し、ミドルシュート。キーパーに弾かれるも枠を捉えた惜しいシュートを放ち、コーナーキックのチャンスを作ります。

20分前後には、15番高橋海翔から10番萩原大智のスピードを生かす縦へのロングフィードという狙い。更に、15番高橋海翔から右の12番関慎之介、左前線のスペースへと大きな展開での攻撃も見られました。

21分には、3番渡辺陽の攻撃参加でドリブルでペナルティエリアへ侵入しクロス気味のシュートがクロスバーに当たるという惜しい場面もありました。

開幕戦同様、迫力のある攻撃を仕掛けるものの、先制点がなかなか決まらない状況の中で、24分に23番立川将吾のゴールでようやく均衡を破ります。

更に、2分後の26分に、得点を決めた23番立川将吾の中盤でのインターセプトから前線の10番萩原大智へラストパスを通し、これを10番萩原大智がしっかり決めて2-0とします。

この後も、4番轡田登の力強いシュート、3番渡辺陽の攻撃参加、中盤でのプレスでこぼれたところを10番萩原大智が奪い早い展開から4番轡田登がシュートまで持ち込む場面と追加点を奪えそうな場面を数回作りつつ、37分に一度相手の攻撃でキーパーと1対1になる危ない場面を作られるものの、1番関敦也がタイミングよく飛び出してシュートを打たせず。

ピンチを防いだところで、前半終了間際に4番轡田登から左の24番シマブク・カズヨシにパスを通し、ドリブルで深くまで持ち込んでクロス。このクロスに13番中嶋海登が頭で合わせてゴール。先制点までには時間がかかったものの、結果的に前半のうちに3点差をつける理想的な展開で折り返します。

後半も浦和の攻勢は続きます。相手の攻撃にもそこまで迫力がないこともあり、浦和は前半同様に左サイドバックの3番渡辺陽が攻撃参加で上がる回数が多く、その際には、20番小崎魁がしっかりサイドのスペースもケアするポジションを取っており、バランスは崩れないように上手くコントロールされていました。

2分に8番松高遼から10番萩原大智、4番轡田登とつなげて仕掛ける形を作るなど、相手のゴール前に迫る回数は多く、やや相手守備陣が混乱している様子も見える中で、3分に得たコーナーキックのチャンスでオウンゴールが生まれ、4-0とすると、7分には13番中嶋海登から24番シマブク・カズヨシにパスが通り、ドリブルで深くまで侵入し、ラストパスを4番轡田登が決めて5-0。

後半7分までで試合を決定づける大量5点のリード。ここまで点差を広げることができると、チームとしても今後のことを考えて色々なオプションを試すことができますし、また守備陣としては大量得点と言う状況の場合、特に5点差くらい開くと気が緩んで1点くらい失点してしまうことがサッカーではよくあるものの、ここから集中して無失点で終えることができるか、試合として見るべきポイントをここからは、この2点において見ました。

10分に、13番中嶋海登に代えて19番清水裕太が入ります。

15分に、8番松高遼に代えて6番知久航介が入ります。

16分に23番立川将吾の惜しいミドルシュート、18分には4番轡田登が前線でロングボールを受けて力強く攻撃を仕掛ける場面があり、更に10番萩原大智からオーバーラップする12番関慎之介にパスを通しての仕掛け、21分には19番清水裕太の惜しいシュート、4番轡田登から10番萩原大智にパスから10番萩原大智がドリブルで切り込んでいく場面と浦和の攻勢が続く中で、試合時間残り15分くらいのところで・・・急に冷た目の強風と言うよりは、猛風?爆風?なんと表現して良いのか分からないくらいのありえないくらいの風が急に吹き始めました。

今年に入ってから試合が強風に影響されてという試合は多々あるものの、その時の強風を更に超えるくらいの、ものすごい風が吹き、砂を巻き込んで視界さえもさえぎるくらいの状況になったものの、選手は淡々と攻撃を繰り返している状況で、むしろ見ている側のブクメがあまり風でしっかり見られない時間数分w

なので、この時間に関しては、浦和が攻める場面も多いっぽい、一度、かなり危険なシュートを放たれたものの1番関敦也が片手ではじき出して失点を防いだ場面はしっかり見たぞ・・・と、かなり断片的にしか見られない状況の中で、はっきり見させてもらったのが、開幕戦に引き続き、センターバックの15番高橋海翔がダメ押しゴールを決めた場面。

ということで、最後は見る側がグダグダになりながらも試合は6-0と大勝で終了。守備に追われる場面が少なかっただけに、守備陣としては、経験を積むには少し物足りない印象もあったかもしれませんが、回数こそは少ないものの、少し対応を間違えば失点となっていた、かなり危険な場面の2度ほどをしっかり防ぎきっての無失点。これは、見事だと思いますよ。

試合後に、1本練習試合が行われたのですが、あまりの強風で10分もしないくらいのところで打ち切りになりました。

ちなみに、この1本のメンバーは以下になります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに25番、センターバックに2番浅賀祐太と26番、MFが左に14番野口琢真、右に7番伊藤敦樹、真ん中に6番知久航介と17番平野正人、FWが左に22番樋口颯太、右に19番清水裕太

となります。

21番以降は、1年生(新2年生)なのですが、試合時間が短すぎたため確認ができませんでした、背番号も合っているか微妙です。前の試合にも出ていた選手は、当てはめて書いていますが、おそらく1年生(新2年生)は固定番号ではないということも考えられますので、前回と同じ番号でも違う選手かもしれません。

試合時間少ないところでの、あり得ない強風だったことで、関東U15リーグの試合は成立しましたが、本来この試合の後にレッズランドで行われる予定だった、浦和レッズユースの練習試合は中止となりました。レディースも練習試合の予定だったようですが、こちらも中止になった模様。

実際にさいたま市周辺で外に出ていた方は体感されていると思いますが、練習試合とは言え、風で試合が中止になるという珍しいケースが起こるほど、あり得ない強風でした。

レッズランドまで車で来て、来た時は結構暑かったので、少し窓を開けていて駐車場に止めておいたのですが、結構な雨が降っても入らないくらい少し開けていただけだったのに、車の中が砂まみれになっていて大変なことになりましたw

 

さて、浦和レッズジュニアユースは、理想的なホーム開幕戦勝利を飾ることができましたし、やはり開幕戦で感じた今年のチームの可能性は、本物だと今日の試合でも感じました。

ただ、おそらく選手の皆さんも感じていると思いますが、今日の相手は明らかにこの大会を戦うチームとしては準備不足でまだ、彼らがやろうとしているサッカーには程遠い段階にいる相手だったのは確かだと思います。

だから、アウェイでの再戦の時に、まったく別のチームになっている可能性もありますし、今日の印象で相手チームに対して慢心しないように気を付けてください。言うまでもないことだとは思いますけどね。

そういう点を考えてみると、来週の横浜F・マリノスジュニアユース戦は、この世代でここまで対戦した時のイメージとしても、手ごわい印象をずっと持ってきた相手になるので、ここ2試合で感じられた手応えを持って現段階の浦和レッズジュニアユースが、全国制覇をこの世代での一つのゴールと考えた時に、どの位置にいるのかを図ることができる試合になるのではないかと思いますし、やはり手ごわい相手と試合をしないと、細かい改善点を実感して見つけるのも難しくなるので、そういう点を含めて楽しみにしています。

良い試合でした!お疲れ様でした。

ではでは。

レッズランド2013年3月10日レッズランド2013年3月10日レッズランド2013年3月10日

 

 

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おまけの写真。

 

メトロポリタンリーグ(U-13) 2012/12/01 浦和レッズJrユースU13 vs 横浜F・マリノスJrユース追浜U13 6-0勝利・・・破壊力抜群

レッズランド2012年12月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レッズランド連続3試合の日。2試合目は、U13のメトロポリタンリーグになります。対戦相手は、U14と同様に横浜F・マリノスジュニアユース追浜U13になります。

どういうイタズラか、この試合の前くらいから空が一気に暗くなり、雨が降り始め、前半30分くらいまで強風プラス雨という結構大変な環境になりました。

ブクメも、傘がひっくりかえらないように格闘しつつの観戦となりました。寒さ、風、雨・・・敵が多い!

さて、先ほどのU14の試合も久しぶりではあったのですが、U13の試合になると、本当に7月中旬くらいぶりになると思います。なんか、髪が伸びていたり、背が伸びていたり、ただでさえどの選手がどの選手か把握するのに苦戦するこの時期に更に分からない状況もありつつ。ここからしっかり覚えるぞ・・と!

では、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に12番長谷川魁哉、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に2番大西翔也、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

しばらく空いたので、選手の特徴も少しぼやけている状況もありつつ、前半早々のゴールを8番立川将吾が決め、更にそのすぐ後にも中盤から豪快なシュートで8番立川将吾がクロスバーをたたく場面を見て、ああ、中盤で存在感見せていてシュート力がかなりある選手だなどと1人1人確認しながら観戦。

5番シマブク・カズヨシは、前よりも前線でのボールの受け方が上手くなっているな~と、ポストプレーや14番松永悠希からのロングフィードを上手く受けた場面を見て感じつつ、激しい雨風の中での時間帯でしたが20分くらいまで、ほぼ一方的に浦和が攻め続けていたように感じます。

前線で奪う、こぼれ球への反応が相手より一歩早い、打てる時はシュートを打ってみる、ドリブルで仕掛けられるときは仕掛けてみる、連携を狙ってみる、様々な要素で相手を上回って攻め続けていました。

19分には、19番山下勇希がドリブルで攻め上がってシュート、20分には5番シマブク・カズヨシがポストを叩くシュートとシュート場面も多く、6番白田颯人が8番立川将吾にパスを預けて、預けた6番白田颯人はそのままディフェンスの裏のスペースへ走り、そこへ8番立川将吾がタイミングよくパスを通し、攻め込んだり、多彩な攻撃を見せ続け、それでも得点自体はまだ1点なんだな~と思っていた25分に12番長谷川魁哉がループ気味のシュートを見事に決めて2-0とします。その後も、3番荻原拓也が長いドリブルで仕掛けたり、8番立川将吾が中盤でのインターセプトから6番白田颯人にパスを通して仕掛けたりチャンスを多く作りつつ、前半は2-0で終了。

先ほども書きましたが、前半30分くらいで雨は止み、一気に天気が回復して晴れ間も見えるくらいの状況での後半となりました。

チェックしきれていなかったのですが、おそらく後半スタートで2番大西翔也、3番荻原拓也に代えて4番菊地泰智、10番長倉幹樹が入っていたと思います。

後半スタートし、早くも3分に19番山下勇希がミドルシュートを見事に叩き込んで3-0とすると、5分には、6番白田颯人のドリブルからのシュートをキーパーが弾いて混戦状態になったところを最後は5番シマブク・カズヨシが決め4-0。更に、14分にコーナーキックの流れから20番弓削翼がシュートを決めて5-0とし、試合をほぼ決定付けます。

ちょっと、メンバー交代が多かったため、誤りがあるかもしれませんが、まず15分に9番角田涼太朗、19番山下勇希、18番高草木天平に代えて、7番関根陸斗、15番三井愁雲、1番柿沼優輔が入ります。

更に25分には、12番長谷川魁哉、5番シマブク・カズヨシ、6番白田颯人に代えて、13番樋口颯太、17番山崎舜介、16番山崎広大が入ります。

メンバーは変わっても浦和の攻勢は続き、最終的には30分にペナルティエリアの外くらいから10番長倉幹樹が見事にコースを狙った低い弾道のシュートを決めて、結果的に6-0で大勝となりました。

後半は、やや断片的に見る時間も多かったのですが、7番関根陸斗のドリブルやトラップしたボールの置き所などを見ながら、うまいな~と感心したり、更に試合後に一本行われた練習試合では、30分くらいの時間の中で13番樋口颯太が見事なゴールを決めまくって気が付いたらハットトリックしていた(はず?)などに見入っていたり、比較的自由度高くプレーさせてくれる1年生の教え方ではありますが、バランスも良いし、組織的にも戦えているし、なんというか、純粋に楽しませてもらいました。

6得点しながら、失点を0に抑えたというのも素晴らしいですね。

今年は、U13の新人戦に当たる大会がこれまでは1回戦からスタートで対戦相手は格下になり大差がつくような試合になりがちではあるものの、割と楽しみにしていたのですが、これがシードになって試合は来年までないので、U13の試合というものを見る機会自体あまり探し切れないのですが、このタイミングで1試合見られて良かったです。

ではでは。

 

レッズランド2012年12月1日レッズランド2012年12月1日レッズランド2012年12月1日

 

 

 

 

おまけの写真(試合中の天気の移り変わりも分かりますw)