関東ユース(U-15)サッカーリーグ2018/05/20 浦和レッズJrユース vs 横浜FC Jrユース 2-2引き分け・・・勝負のポイントでしっかり結果も締め方に課題

どうも、ブクメです☆

ブログのタイトルを書きながら、試合の締め方という言葉の「締める」の意味がちょっと気になって調べてみたのですが、今回特に当てはまるのは、もちろん、単純に試合を終わらせるという意味もあるのですが、「緩みのないようにする」になるのかなとも思います。で、これ以外にも「締める」には色々な意味があって、実に奥が深いなと思いつつです。

今日の試合は、実に浦和レッズジュニアユースの、劣勢を跳ね返して逆転するまでの流れの見事な形を見られた一方、残り数分と言うところで、攻撃で締めるのか、守りで締めるのかが若干チーム内で統一できなかったという修正が可能であることながら、今日は、それが裏目に出てしまったことでの引きわけとなりました。

課題として残りますが、今日は、良かった部分を強めに書きたいなと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人、真ん中に11番工藤孝太と4番島垣翔、中盤が、左に17番小山田直人、右に27番西田春斗(後半30分⇒19番森碧大)、真ん中に8番戸田大翔と7番篠田大輝(後半34分⇒14番坂田綜太郎)、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

となります。

今日の相手の横浜FCジュニアユースは、事前に調べてはいなかったのですが、質の高いサッカーをするチームだなと思って、一緒に見ていた方に聞いたら首位だったという感じではあるものの、実際に見ていて、前回見たときのように、攻撃の部分では、前線の選手たちの攻める姿勢や狙いは悪くはなかったと思うのですが、攻撃の組み立てのところで中盤を経由した攻撃を素早いブロックで自由にさせてもらえない流れになり、それではと中盤を経由しない縦パスでの狙いから、相手のディフェンダーとの駆け引きで前線の選手が抜け出して仕掛けようとする試みなどで得点を狙う形が他の攻撃と混ぜて行う分には有効でも、そういった形を多くせざるを得ないような相手の守備網と個々の選手の強さ上手さがあり、なかなか難しい試合展開に持っていかれていく中で、前半21分に失点して0-1で前半を折り返す流れとなります。

前半の攻撃は、なかなか連動した攻撃をさせてもらえない印象はあったものの、前半14分の10番高橋悠の工夫したドリブルからの仕掛けだったり、24分の10番高橋悠から裏へ抜け出した26番桐山龍人へつなげたパスからの仕掛け、同じく、26分の8番戸田大翔から13番伊澤壮平への縦への長めのボールを通しての仕掛けなど、中盤を自由にさせてもらえないことや、相手の攻撃の迫力もあることから、中盤の選手が守備に回る形で奪ってからの攻撃の展開で中盤を経由しないことが多くなってしまっていたものの、苦しい中でも打開をしようとするプレーで少ないチャンスで反撃をしようというプレーはできていたと思います。

後半に入っても、やはり相手の堅い守備を破ることがなかなかできない難しいスタートになった中でしたが、ゴールに近い位置でのフリーキックやコーナーキックが10くらいまでに何度か取れる中で、このセットプレーのチャンスで点が取れると大きいなと考えていたところで、獲得したコーナーキックで8番戸田大翔のキックからのこぼれ球を11番工藤孝太が見事なシュートで決めて1-1と同点に追いついたところから、試合の流れが一気に浦和に傾きます。

同点ゴールから、出足が早くなった浦和が攻撃を仕掛ける回数が増えてきた中で、16分に27番西田春斗が良い位置でファールを受けてフリーキックを獲得し、直接狙える位置で8番戸田大翔が左上隅を狙った見事なフリーキックを放つもののここは、相手キーパーの好セーブで得点はならず。

18分には、10番高橋悠が、相手ディフェンダー2人にプレスをかけられながらも、しっかりキープして13番伊澤壮平へパスを通しシュートまでもっていく惜しい形を作ります。

後半30分には、10番高橋悠から交代で入った19番森碧大が右サイドに流れて良い形でパスを受け、狙いすましたクロスで、相手ディフェンダーが辛くもクリアするもオウンゴールを誘いそうなクロスでチャンスを作ります。

37分には、相手の攻撃を防いだ後のカウンターで交代で入った14番坂田綜太郎が素早く前線に走る13番伊澤壮平に通し、惜しいシュートを放ちます。

アディショナルタイムが4分くらいだった思いますが、その1分ほどが経過したところで、左サイドの低めの位置ででパスを受けた10番高橋悠が、ファールしないようにという指示で相手ディフェンダーがおそらく少しプレッシャーを緩めたところを逃さずに、突破して一気に左サイドをドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア内に走りこむ13番伊澤壮平へ見事なパスを通すと、パスを受けた13番伊澤壮平も慌てず落ち着いてゴールを決めて2-1と逆転に成功します。

ただし、ここからの時間の使い方で若干チーム内でずれが生じたところが出てしまったようにも感じます。時間稼ぎするようなプレーもありつつも、前線の選手は、もう1点取りたいという意識が強いところも見せ、攻撃が引っかかったところで、相手の最後の反撃を受ける形になり、見ていた位置からは遠かったため、細かい形はわからないもののおそらく抜け出されたところで倒してしまってと言うことだと思いますが、PKを奪われてしまい、これを決められて2-2と同点に追いつかれたところで試合が終了となりました。

逆転して追いつかれた2,3分の出来事に関しては、やはり「試合の締め方」というところでのチーム全体としての意識として守り切ろうというところと、もう一点行けそうなら行ってしまおうというところが合致しなかったことが原因かとは思いますので、直してもらうとして、やはり今日の試合では、試合展開としては、守備力が高い相手の集中した守備に苦しむ流れで失点するという、かなり厳しい流れだったところから、セットプレーで追いついたことで、相手に動揺を与えて、そこから攻撃陣が迫力のある攻撃を見せることで、一気に流れを引き寄せて、見事な形で逆転することができたという点は大きかったなと思います。

難しい展開では、そういう流れ関係なく得点が奪える確率が高まるセットプレーが重要で、そこでしっかり決めた、そして、得点したという勢いをしっかり生かして流れも引き寄せた。そして逆転した。これができるチームは強いです。

あとは、締め方ですね。今日の試合では、逆転した時間と残り時間、ベンチからの指示も含めてやるべきことは、隙を与えると相手の反撃にあう可能性があるし、そういうワンプレーで迫力のある攻撃ができる選手もいるのは、試合の中でわかっていたわけですので、やはり反撃の可能性を作らないプレーで終わらせるのが正解だったと思います。でも、取れるならもう一点の姿勢は嫌いではないですけどね。これは、あくまでサポーター目線です。

プラスの要素を大事に。

現在最も勢いがある横浜FCジュニアユース相手に、こういう戦いができるのですから、今日の試合の反省点をしっかり次に生かせれば、もっともっと浮上できると思います。来週は、足を運べませんが、リードして、試合終盤も相手に付け入るスキを与えない試合の締め方をしたという報告を聞ければよいなと思います。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2018/04/28 浦和レッズJrユース vs 横浜F・マリノスJrユース 3-3引き分け・・・戦う姿勢が素晴らしい

どうも、ブクメです☆

今日は、レッズランドで開催された浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ、vs横浜F・マリノスジュニアユースの試合を観戦してきました。

若干バタバタの一日で、もともと予定になかった埼玉の県西方面から、まず池袋まで人を送り、そのままゴールデンウィーク中の渋滞の心配をしながら、レッズランドに向かうという流れ、そして、これを逃すとなかなか足を運べないだろうということで、間に合わない可能性も若干ありつつ、立正大学熊谷キャンパスでの大学サッカー(2試合目だけ)を観戦と言う、ちょっと強引な動きをしました。

(まだ、わからないですが、なんとなく)育成をあるべき育成の姿としてしっかり見られる日々が戻りつつある雰囲気を感じつつ、ユース中心の生活に再び戻りつつある中で、どのような動きをしていこうか模索しています。嬉しい悲鳴ですね。

そんな流れで、既に7試合が消化されている中で、まだ1試合しか足を運べていない関東U15リーグは、暫定体制から新体制になっての初戦ですかね。本当に、あまり足を運べていないので知ったようなことが書けないのですが、今日の試合では、サッカー的には、非常に文章として書きやすい展開になった(なってしまった)試合でもありましたね。

ということで、試合の話と簡単に内容に触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番洪潤太、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人(後半37分⇒19番森碧大)、真ん中に11番工藤孝太と2番小林純太(後半スタート⇒14番坂田綜太郎)、中盤が、左に17番小山田直人、右に27番西田春斗(後半15分⇒7番篠田大輝)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

となります。

想像以上に、相手にやりたいことをさせずに支配している時間が長い試合だったと言ってしまっても良いかもしれません。

完全に見ていた場所が、ゴール裏の位置で、前半の攻撃は遠くて細かいところがあまりしっかり確認できない位置だったのですが、それでも、相手ディフェンダーが2人くらいでプレスをかけてこようが、キープして突破する前線の選手たちの迫力が凄いことは伝わり、それでも、相手の体をはった守りとキーパーの好プレーで得点が入らず、こういう展開があるときは、相手の反撃が怖いなという流れではありました。

そして、横浜F・マリノスの育成組織と対戦するときによく感じる、数名の個人技に長けた目立つ動きをする選手(体格差もちょっと大変そうではあった)の仕掛けから奪われたセットプレーから35分、38分と立て続けに2失点。どちらも、同じような形での失点で、身長差のところもあったかもしれませんが、コミュニケーションで解決できた問題のような気もします。同じ形で2度やられたのですから、修正はしやすいですよね。

ということで、ちなみに前半2失点したものの、確認できたものだけでも、13番伊澤壮平の4分の仕掛け、11分のコーナーキックからの11番工藤孝太のシュート、直後には、10番高橋悠の相手と競り合いながらの突破、そして、8番戸田大翔が中盤でかなり良いバランスで攻撃のリズムを作り出している印象がありました。

そして、守備のところでも、身長差はあったものの、2番小林純太です。と相手フォワードとのマッチアップでは、恐れない競り合いで相手のチャンスを摘み取る姿(あと、声も良く出ていた)も印象的でした。

サイドバックの仕掛けも含めて、攻撃で相手の攻撃を封じていたような印象もありました。

でも、サッカーというのは難しいもので、先ほどの2失点で0-2という状況で後半を迎えます。

2点ビハインドとは言え、攻撃では圧倒していたことから1点入れば、逆転も普通にできそうな雰囲気の中で、後半2分に早速10番高橋悠の相手のプレスに動じないキープから、右の27番西田春斗につなぎ、13番伊澤壮平へとつなげゴールを狙うもギリギリで相手ディフェンダーに防がれます。

後半3分に今度は、26番桐山龍人からのパスを受けて13番伊澤壮平が放ったシュートは、惜しくもポストを叩きます。

連続で決定機を作る中で迎えた後半4分、後半3度目の正直とばかりに、13番伊澤壮平が力強いシュートでキーパーの手をはじきゴール。

早い時間帯で1点返すという良い流れから、6分には、27番西田春斗からのパスを受けた11番工藤孝太(セットプレー流れで前線に残っていた流れだったかな?)の惜しいシュート、12分の10番高橋悠のシュートなど、一気に畳みかけていこうと、相手ゴールに迫ります。

21分には、6番大野海翔からのパスを受けた10番高橋悠がシュートを放ち、良いシュートだったのですが相手キーパーの好セーブに阻まれます。このチャンスで得たコーナーキックからの7番篠田大輝のヘディングシュートも惜しくも決まらず。

なかなか、1点差に迫ったあとの同点ゴールが決まらなかったものの、この後、セットプレーの流れから、2つオウンゴールとなり(それだけ相手にとって攻撃がプレッシャーになっていたから生まれたオウンゴールとも言えます)25分、30分と同点後、短い時間で逆転に成功したのですが、その喜びもつかの間、相手の反撃で、あっさりと同点に追いつかれてしまいます。この失点の場面は、後半の相手の攻撃が一番遠い位置でよくわからなかったのですが、しっかり崩されてしまってのゴールのように見えました。

それでも、そこからの残り10分ほどある中で、セットプレーのチャンスから、なんとか再びの逆転を狙っての諦めない攻めは見せたものの、結果的に試合は3-3で終了となりました。

内容としては、圧倒していて、更に、一時は逆転までしていたところでの追いつかれてしまったイメージも強くなったことで、相当悔しい勝ち点1になりましたが、試合に臨む姿勢と、ゴールを狙う姿勢のところで、凄く良いものを見せてもらったなという感想を持ちました。

結果的に、セットプレーで2点取られているので、その部分の修正や、得点を決めた直後の反撃での失点などは、意識のところでもあると思いますので、しっかり相手がリスクを負って取りに来た時の対応などできるようになれば、これも問題ないのかなと思います。

良いイメージで前進してください。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら