高円宮杯プレミアリーグ2019/08/25 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-0引き分け・・・これがプレミアリーグかとも思った

野次とか、過剰な恫喝のような声を聞くと、どうして残念な気持ちになるのでしょうね。怖いとか、そういうもの以上に、すごくね、ガッカリしてしまうんですよね。あれって、最近問題になっている、煽り運転と同じですからね。野次を飛ばしている方は、まさか、煽り運転のニュース見て、その人批判していませんよね?自分を見ていると思ってますよね?

応援の仕方も主張するポイントも人それぞれで良いと思いますし、それがユースの試合の良いところだと思いますし、気が付けば、何か自分も大声(そもそも声が通らないタイプなので、独り言みたいになっているかもしれませんが)で鼓舞したりしていることはありますが、選手がプレーするための空気をおかしくすることだけは、絶対にしないようにしています。今日は、凄くおかしな空気をスタジアム内で作られてしまっていましたからね。俺は間違っていない、審判が悪いとか、そういうことではなくて、応援する側は、選手がプレーする空気を壊さない、これ大事だと思うんですけどね。でも、怒る気にもならないんですよ。いや、試合の後に個人的には、怒ったかw

はい、いつもの行きます。

どうも、ブクメです☆

日曜日は、夏の中断期間を経て、1か月と2週間ぶりに再会された高円宮杯プレミアリーグの試合に行ってきました。

猛暑も落ち着いてきた中での夕方17時キックオフと言うことで、湿気はそこそこあるので、快適な気候とまでは言えないものの、観戦する側は、暑さ対策をしなくても良い程度に観戦できる環境でしたね。とはいえ、ウォーターブレイクは設定されていたので、それなりの気温は、試合中もあったということですね。

さてさて、結果としてスコアレスドローに終わった試合でしたが、試合が終わった後に、色々な人と話しつつ、最終的には、サポーター仲間の方と駐車場に戻ってからもダラダラと話したりしていて、家に戻って、更に考えて、今週の試合が終わってからの順位表を眺めて、風呂に入って、日付が変わったところからブログを書いています。

今日書くことは、一個人の意見と要望ですので、「いやいや、そうは言ってもね」という反応もあるかもしれませんが、暑さとの戦いが間もなく終了して行きそうな雰囲気の中で、各チーム、暑さによる疲労を考慮しなくなってきたときの戦いというところで、がプレミアリーグも後半戦に入り、残り9節を戦う中で、まず今日戦った鹿島アントラーズユース戦でも落ち着いてから考えるとそうだったよなというところなど書いていきたいと思います。

先に、試合の話をざっと書きますね。

*今日は、時系列で書きませんし、細かい流れも書きません。試合としては、大きく分ければ、思うように行かない時間が多く、後半終盤の猛攻で決定機を複数回作ったものの決められなかったことでスコアレスドローになった試合。相手のチャンスも少なくなかったものの、崩されての決定機や、25番鈴木彩艶の好セーブによって守られた、際どいシュートというのも、数えられる程度だったと思います。ただ、全体的に、相手が持つ時間が長く、浦和がボールを失う場面が多く、終盤の猛攻以外は、相手ペースに感じられた試合でもありました。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半31分⇒10番山中惇希)、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半40分⇒3番清水哲太)、FWが左に19番成田安里(後半19分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半スタート⇒9番波田祥太)

となります。

プレミアリーグでは、前回の清水エスパルスユース戦のメンバー以降、クラブユース選手権や和倉ユースなど、いくつかの大会やフェスティバルを経由して、色々なことが試されていたので、イメージとしては、先週の練習試合の立教大学戦に近いような形で来ることも考えていたのですが、結果的に、前線の7番與那覇航和だったところが、19番成田安里に変わった以外は、プレミアリーグとしては、前節とほとんど同じ形で臨むことになっていました。

序盤から、どうも、浦和のリズムが良くないという時間が多いように感じられ、結構一緒に近い距離でプレーしているのに、どうして、ここまでパスが合わなかったり、受けたパスがコントロールできずに、相手に奪われてしまう場面が多くなっていたのかなと感じる場面が多くなりました。

メンバー構成がこれまでの相手の予想通りだとすれば、研究されていたのか、そこを壊すに至らない何か問題があったのか。

例えば、今私が考えている、こうだったのかな、の通りであれば、相手は、浦和の良さを出させないことを徹底してきて、ミスを誘って、そこで奪うことを意識してやってきていたとしたら、それに浦和も合わせてしまったと考えると、前半のもどかしい流れにも理由が付くのかなと思うんですよね。まあ、あれです、プレミアリーグに残るための戦いで、もちろん、チーム関係者になれば、まずプレミアに残ることが重要なのですが、見る側からしても育成面を考えるにしても、はっきり言うと、プラスにならない戦い方。でも、ベースとしてこれをやってくる相手が多いのもプレミアリーグの特徴なので、やはり、こういう戦いになってしまうのかなと。

でも、そこを考えると、相手の考えるセオリーを崩すための試みと精度、落ち着きが足りなかったのかなとも思うんですね。

その点では、前半特に良かったのは、8番冨田蓮で、守備で期待される部分は、もちろん、クオリティ高くやっていたと思いますが、夏も散々言われていた、高めのポジションからの攻撃参加というところをリズムが悪い中でも試みて、なおかつ枠は捉えられなかったものの、ミドルシュートを何本か意識的に打っていたと思います。

そのうちの一つが前半12分の6番清水楽人のインターセプトからの13番堀井真海を経由しての8番冨田蓮のミドルシュートでした。

あとは、これが攻撃的なスイッチとして効果的になるまでに少し時間がかかったものの、4バックのセンターバックの間に中盤の選手が下りる形で一時的に3バックで両サイドバックが高めに位置取りをするような形で、相手の2トップを引き付けながら空いたスペースを使い、そこから展開する狙いでは、27番山田奈央が、そのスペースを使えるようになってからは、そこからの展開が狙え、チャンスになりそうな形も多かったと思います。

個で突破するというところでは、やや苦戦はしていたものの、13番堀井真海が体の強さで勝負するのではなく、体の向きと反転のタイミングで相手ディフェンダーを置き去りにして抜け出すという形で突破できたときには、相手の計算を狂わせることに成功してチャンスになりそうな場面がありました。

それに加えて、これは、試合(というか、観客がという方が正確かもですが)が荒れてしまった要因にもなったのですが、倒れれば、ファールがもらえるような判定が早い時間にあって、割と試合を通して、その基準で笛が吹かれることで、両チームともに、割とゴールに近いところでセットプレーをもらうチャンスは多かったと思うんですね。これは、ある程度、このくらいで笛が吹かれるという基準としては、ブレていなかったので、ここを活かせるしたたかさも見せてくれても良かったのかなとも思います。

セットプレーの数の割には、そのセットプレーが相手キーパーを脅かした回数が少なかった。この辺は、改善できるところなのかなとも思います。

フォワードのタイプの違いと組み合わせというのも、ありますよね。今日は、思うようなプレーができていなかったと思いますが、19番成田安里の駆け引きと相手守備陣を出し抜く動きを自信を持って見せられるようになれば、13番堀井真海も自分で打開する方なので、活かしあうというよりは、中盤の選手の出しどころとして相手にとっては、かなりの脅威になるでしょうし、17番盛嘉伊人や、22番奥山圭介の視野の広さとパスの狙いのセンスを存分に生かせるかなと思います。

シンプルにフォワード同士で活かしあう動きでは、後半に入った9番波田祥太と19番成田安里の組み合わせや、9番波田祥太と20番木下翼の組み合わせが機能したように感じました。

後半終盤の残り15分くらいは、本当にチャンスが多く作られていました。もちろん、相手が疲弊してきたところをついた交代が当たったということもありますが、10番山中惇希の仕掛け、9番波田祥太の強さ、20番木下翼のドリブルなど、相手を混乱させるのに十分なプレーで、決定機を複数回作りました。あとは、決めるだけ。当然、その時間帯までに相手ペースで走らされたことで、スタートから出ていた選手は、思った以上に足が重くなっていたと思います。ただ、以前から、終盤に一つギアを上げて猛攻と言う試合は既に何試合も作っているので、フィニッシュのところは、疲労があっても決めるというイメージを作っておくのも良いかもしれませんね。

疲労が限界の時の決定機、それをできる限り決めるには、こういう感じでみたいな。

また、バックラインが基本の3番清水哲太がボランチ起用で残り5分くらいで投入されましたが、実際、あの時間帯で回りがテンション高くゴールに向かうところで、良い位置取りをして周りが見えたプレーができていたんですよね。実際に決定機になった場面の起点ののところにも絡んでいましたし。

そういう猛攻の時間帯に、前半できていなかった、激しいプレッシャーがかけられる場面が多くありましたが、これは、ペースが握れているからできるということであれば、自らでコントロールして、スタートからこれができるようにする必要もあるのかなと思います。

これも、私の勝手な想像でしかないのですが、相手の良さを出させないプレーを相手がしてきたことで、自然と、ミスを狙う=セカンドボールへの反応が相手の方が良かったんですよね。これも、試合を難しくして、相手ペースになってしまった要因だと思います。

で、ふとそんな場面を見ている時に、だいぶ前になりますが、ジュニアユースの2年生がスペイン遠征に行っている時に現地で参加している大会を見てきたことがあるのですが、スペインでは、あえてボールの空気圧を弱くして、蹴ったボールが思うようなところに蹴れない飛ばないようにしていて、それによって、予測する力を鍛えるようにしていると聞いたことがあります。

実際に、これによって、常にボールがどう動くかが予測しにくい中で、素早く反応しようとすることが見についているため、セカンドボールへの反応対応が本当にうまいなと、スペインで言えば、有名なチームではない、育成チームでも、そういった動きの質が違うなと感じることがありました。ドリブルできれいに抜けなくても、ディフェンダーに当たったこぼれたボールに先に反応できてマイボールにできればOKという考え方をやっているうちに、そもそものドリブルが生きるとか、そんな話もあったような。

なので、選手同士のコミュニケーションも多く取れるようになっていることから、次の段階に行くためには、ここまでの自分たちの戦い方を想定して、その武器になっているところほど、相手が研究してきて対応してきていると考えることが必要で、逆に言えば、相手がそうすると思っていないことをやることで相手を混乱させることができるとも言えますよね。

やはり、プレミアリーグは、勝つためよりも、負けないためが前提でそういう戦い方をするチームが増えています。実際に、後半戦の1試合が終わった時点で引き分けが多く、負けない戦いを重視しすぎている傾向から、4位の浦和レッズユースでも、一つ負けると場合によっては、最下位付近まで落ちることもあるような状況が生まれています。

ここを壊して行けるかどうか、その波に飲まれてリスクを減らして相手にやられない戦いをして、殻にこもった残留争いをするのか、私は、残り15分間の猛攻で点が取れなかったこと以上に、試合全体を見た時に、相手の良さを出させない相手の戦いにセオリー通りにハマっていく場面が多かったことが気になっています。

今の体制なら、殻を破る方向に向いていけると信じています。

本当にプレミアリーグというのは、色々な意味でリスクを負えない難しいリーグになってしまったなと感じつつも、Jリーグ自体でも、そういう組織的な守りなら世界に通用します!みたいな、風潮を壊していくチームが出てきているのですから、浦和レッズユースは、せっかく個性が強くて特徴のある選手が集まってくるチームなのですから。監督だって、きれいに戦うことを求めていないでしょ?

・・・と、個人の感想です。

もちろん、試合全体は、失点しない形で進めて、相手が疲れてきた時間帯に1点を取って勝つことができることを極めて行けばよいという考え方の人もいると思いますので、その辺は、正解がどこにあるかは私が決めることではないので。

なんというか、極端に言えば、割とこの試合で印象に残ったのが、12番福島竜弥が後半にやったプレーだと思うのですが、グラウンダーのパスを通す時に、かなり強めに出したんですよね。で、これは、味方にきれいには通らなかったのですが、パススピードがかなりあったので、カットに入ったディフェンダーもコントロールできずにこぼれたんですね。これに、味方が先に反応して結果的にマイボールになった。なぜか、この場面が凄く印象に残っているんですよね。

殻を破るところが見たいです。

ではでは。

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和倉ユース2019/08/09 浦和レッズユースvs履正社高校 0-0 pk2-1勝利、vs前橋育英高校 0-0 pk1-2敗戦・・・疲労のピークの中での戦い

どうも、ブクメです☆

結局、この大会は、ここまで3日間全て晴天と言うことで、今日も試合開始前に少し雲が多くてましになるかなと思っていたら、その雲もあっという間に掃けて、晴天の中での試合となりました。

30分ハーフのこの大会ですが、初日もB戦という形で本戦1試合以外にも1試合行っているため、35度くらいの炎天下の中で30分ハーフの試合を1日2試合ずつ戦い、既に今日の3日目を迎えるまでに4試合を戦っている中で、グループ1位通過したことで対戦相手も強豪ぞろいということで、相手に関してもそうですが、疲労のピークの中での戦いでかなり、思うように体が動かないという場面が多く見られる2試合となりました。

その中でも、高校の強豪チーム2校との対戦となった大会3日目は、相手の粘り強い守備に苦しめられて攻撃の回数は多くあっても、崩し切っての決定機が数えるほどしか作れなかったという課題が残る2試合にもなりました。

暑さと疲労は考慮されるものの、それらを抜きにした1つ1つの試合ということで見れば、得点を取るためのリスクの取り方や意識が足りない試合になったとも見えるところもある試合とも言えるかなと思います・・・とはいえ、私自身この大会を初日から見ている身として、その会場の暑さを目の当たりにしてみると、疲労と暑さを考慮しないこともできないなという、いわゆる現地組的な見方の方が強くなってしまっています。

私がそこまで厳しく見る必要もないかなとも思いつつw

ということで、試合の話に移りますね。

今日の2試合は、昨日会場から場所を移して能登島グラウンドになります。海もすぐの場所ではありますが、やや高所にあるグラウンドで、昨日の和倉温泉多目的グラウンドより暑いという印象の中での試合となりました。

ここからは、トーナメントになり、浦和レッズユースはグループ1位で通過したため、1位~16位の山の順位決定トーナメントに入っています。レギュレーションを理解しないで試合を観戦してしまうという悪い癖が消えず、今回もトーナメントに入ったものの、引き分けだったら普通にPKだろうなくらいの頭でいましたので、実際PK戦だったのですが、驚く流れにはなっているのですがw

vs履正社高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半24分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮、真ん中に22番奥山圭介(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に13番堀井真海(後半10分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

この試合に限らず、今日は、2試合とも、やや攻撃に転じた時の、中央からにしてもサイドから仕掛けたにしても、その先の精度が悪いというか、味方との動きが合わないというか、相手の守備ブロックに対して崩すところまで持って行けないケースが多い印象で、メモした限りでは、攻撃の試みとしては、多くあるんですよね。

前半で言えば、前半3分の13番堀井真海から24番佐藤優斗に繋げて左サイドから7番與那覇航和に預けた形、前半8分の6番清水楽人から前線9番波田祥太に当てて、22番奥山圭介が受けるところまで行き、その次に出したスペースに誰も走れていなかったり、前半10分に8番冨田蓮が相手激しい守備を受けながらも、粘り強くキープして13番堀井真海までつなげ、そこから24番佐藤優斗へのパスが通ればと言う形、前半11分の4番玉城大志から24番佐藤優斗へ展開しての22番奥山圭介に渡して再び24番佐藤優斗にというところで相手に引っかかったと思いますが、崩し切る形や相手キーパーを脅かすシュートのようなところまで行けていないというのが素直な感想。

ただ、この大会での3バック(変則5バックともいうかも)の組み合わせとして多く組まれた中央に3番清水哲太、左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、そして、中盤の低めに入った4番玉城大志のところでの守備が安定していて、この試合では特に4番玉城大志に預けてからの次の展開で攻撃のスタートとしては、かなり良い形でできている場面が多かったと思います。

その辺を考えると、選手それぞれが、思った以上に疲労の蓄積で体が動かなくなってきているため、リスクを負って崩すよりも今日は、守備に意識を置いたとも言えるのかもしれません。

相手のサイド攻撃がなかなか鋭かったので、この辺り苦しめられるところもあったものの、サイドの選手も含めて、ここも守り切れてはいました。

崩すための試みというところでは、例えば前半27分の長いパスを9番波田祥太がワンタッチで7番與那覇航和につなげて大きな展開で24番佐藤優斗を狙った場面のように、ワンタッチでの仕掛けたときには、相手が付ききれないという形も作れていたと思います。

確認できた限りは、後半7分の22番奥山圭介から7番與那覇航和にパスが通ってからのシュート場面は、惜しかったかなと。

0-0で終了してのPK戦に入り5vs5でやると思っていたら、この大会は、いきなりサドンデス方式でスタートだったらしく、相手が決めて、浦和が決めて、相手が外して、浦和が決めて、リードしたと思ったら試合終了の笛が鳴って、その時に初めてレギュレーションを知ったという、喜ぶタイミングが完全にずれてしまった勝利になりました。

vs前橋育英高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半13分⇒24番佐藤優斗)、右に11番石橋遼大、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒7番與那覇航和)と14番千葉希(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に17番盛嘉伊人(後半9分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半9分⇒9番波田祥太)

となります。

午前の試合で履正社高校に勝利し、この試合で勝利すれば、明日の準決勝に進めるという前橋育英高校戦です。

この試合は、午前の試合以上に、疲労度の高さが感じられる試合になりました。何というところもない場面で、人工芝で滑ってしまう選手も割と多く見られるという感じ。守備のところでも、そういった形でピンチを迎えるという場面もありましたが、自らのミスを自分で取り返すという意識のところでは集中できているということで、危ない場面もありましたが、失点も許さなかったという試合。

攻撃面を上げてみますと、前半6分にカウンターの形で4番玉城大志から13番堀井真海、11番石橋遼大と繋がり仕掛ける形を作ります。

前半7分には、右サイドから11番石橋遼大が上がって行き、そこに3番清水哲太が長いパスを狙い、ディフェンダーと競り合う形でわずかに相手ディフェンダーが先に反応してクリアしたという場面がありました。

前半12分には、13番堀井真海がドリブルで突破を仕掛け、相手に倒されて高めの位置でフリーキックを獲得します。

前半13分には、14番千葉希と13番堀井真海のパス交換からの仕掛けでゴールに迫るも相手ディフェンダーに最後は防がれます。

前半15分には、10番山中惇希からのサイドを広く使った展開で13番堀井真海がワンタッチで落として17番盛嘉伊人に渡して仕掛ける形を作ります。

前半27分には、14番千葉希のドリブルから右の11番石橋遼大に展開し、仕掛けてからのクロスが左から走る10番山中惇希に合えばという形を作ります。

同じく前半27分には、11番石橋遼大が16番根岸恵汰とのパス交換から突破を仕掛け、相手ディフェンダーに倒されたように見えたものの、ここはファールなしの判定。

後半に入っても攻撃の回数自体は少なくないものの、やはり崩しきる場面が作れないのと、そもそものシュート意識が希薄になっていて、枠内シュートがほとんどないような状態で試合が進みます。0-0のまま進む中で、後半24分に、21番南濵優大が一つリスクを負って持ち上がり相手ディフェンダーのプレスを受けながらも、抜け出した22番奥山圭介にパスが通り、ペナルティエリア少し外くらいのところまで持ち込んだところで、相手ファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得。

直接狙える位置で4番玉城大志が狙うも枠は捉えたものの、ここは相手キーパーに防がれます。

後半27分くらいには、相手コーナーキックで危ない場面があったものの、その流れでのカウンターで20番木下翼が上手く相手選手を背負いながらくさびとして捌いたと思ったところで、なぜかファールを取られてしまうなど、反撃チャンスがくじかれてしまうような場面もありつつ、この試合も0-0で終了。

サドンデス形式のPK戦で、今度は、浦和が先行で2本目を外して、相手が2本目を決めたと言うことで、試合自体は敗戦となりました。

まあ、なんというか、考慮できる要素が多すぎて、今日のブログは書き方が難しいです。

でも、例えば、暑さとか疲労とか、そういうもののギリギリのところで相手も含めてミスも多くなっているという状況を考慮しないとすれば、仕掛けの際にもっとゴールを意識してシュートを打った方が良いとか、ドリブルの仕掛けで、11番石橋遼大や14番千葉希が、相手ディフェンダーを1枚はがすための仕掛けなど入れてプレーしている場面が何度か見られましたが、これが全体的に少なかったとも言えます。

・・・こんな感じで良いですかね。

ここまで3日間、割と近い位置で5試合を観戦させてもらいましたが、この大会だけでも、そもそもフォーメーションもこれまでとは変わっていましたし、ミニ国体やトップチームの練習に参加で不在の選手などもいる中で、結構求められることも厳しく多く感じられた指示の声などを聴いてきた中で、結果もしっかり残しながら、課題に挑戦していく姿を見ることができたのも収穫ですし、フルメンバーで参加してくるチームが多いこの大会で、これだけの戦いぶりを見せてもらえたこともかなり楽しかったです。そして、本来こういう特徴があるのに活かされていなかったという選手の特徴が活かされての戦いぶりも見ることができましたし、色々収穫が多かったです。

ということで、この大会の優勝は、この敗戦でなくなってしまいましたが、明日最後に1試合残っていますからね。

対戦相手は、私の調べ方が間違っていなければ、東京ヴェルディユースになると思います。

疲労のピークのピークになりますが、残り1試合、この大会での良い要素が全て見られるような試合になることを願って観戦させてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs履正社高校戦

vs前橋育英高校戦

 

 

和倉ユース2019/08/08 浦和レッズユースvs帝京高校 1-1引き分け、vs大津高校 1-0勝利・・・グループ1位通過!

どうも、ブクメです☆

試合前とか、ハーフタイムとか、ウォータブレイクとか、試合が長めに途切れた時とか、この辺で、最近は当たり前のように選手同士で声を掛け合っている姿を見るようになりました。当たり前のようで、なかなかなかった風景で、大げさかもしれませんが、この光景をおかずに飯が食えるくらい嬉しかったりします最近w

ということで、和倉ユース2日目になりました。昨日の浦和レッズユースの試合会場は、学校の校庭で、2日目の2試合は、和倉温泉多目的グラウンドという人工芝3面のグラウンド施設で、これはこれで割と滑ってしまう選手も多かったようですが、施設としてかなり良く、海が真横のグラウンドなので、めちゃくちゃ暑いけど、海風がそこそこ涼し気に吹き付けるような状況もある。そんな中での2試合となりました。

時間帯も、第1試合が10時20分と暑くなり切る前、第2試合が15時40分で暑さのピークを過ぎた後というのも多少助かる感じですかね(くどい様ですが、選手がめちゃくちゃ暑い中で試合しているのは変わりませんがw)

で、どうでも良い話ですが、私がよくやってしまうことで、今日は、特に考えずに青い服を着て行ったら、帝京高校も大津高校もユニフォームが青で、なんか、服装的には、そちらを応援しているような色になっていたとかありつつ。

さらにどうでも良いか良くないかわかりませんが、昨日浅間山が噴火したと言うニュースが速報で流れてきましたが、正に、その日の早朝に、4キロ圏内と言われていた軽井沢近辺を車で走ってたなとか。

ね、どうでも良いですよね?

ということで、大会の話に戻しますと、1日目の清水桜が丘高校戦を2-0で勝利した浦和レッズユースの裏のカードでは、大津高校が帝京高校に1-0で勝利という結果で2日目を迎えたので、ざっくりと大津高校との試合が1位通過のカギになって行くのかなと感じつつの2日目。

実際に、2日目の1試合目でも大津高校が4-2で清水桜が丘高校を下して2連勝ということで、実際に1位になるためには、大津高校に勝つ必要があるという流れになりました。浦和レッズユース自体は、帝京高校相手に、高い位置で不用意に奪われての展開はあったものの、やや怪しげなPK判定で先制されたものの、追いついて引き分けたことで、最終戦は、1位通過するためには勝つしかないという状況になり、試合自体は、守備の時間が長くなるような試合にはなったものの、1-0で勝利して1位通過を決めたという流れになりました。

もちろん優勝を目指して戦う大会にはなるものの、フェスティバル系の大会でもあり、夏以降のプレミアやJユースカップの戦いまで考慮した中での選手個々やチームとしての経験と成長も考えての戦いと言うことで、グループ第3戦の大津高校戦に関しては、大幅なメンバー変更で、ポジション含めて、連携面であまり見たことがないような組み合わせなっていたところもあったりで、それに加えて相手の攻撃や守備の強度が高いところで、苦しい試合になったものの、それでも結果を残してくれたことが大きいなと感じています。

ということで、急いで読みたい方のために、まずまとめましたw

では、試合少し細かいことに触れていきますね。2試合分なので、ざっくり書きます。

vs帝京高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半スタート⇒24番佐藤優斗)、右に8番冨田蓮(後半15分⇒5番遠藤龍河)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半7分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半スタート⇒22番奥山圭介)、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)

となります。

メンバー構成のベースやフォーメーションは、1日目の清水桜が丘戦とほぼ同じで、左前が24番佐藤優斗から10番山中惇希に変わってのスタート。

守備のバランスよく、相手の攻撃に問題なく対応できていたのですが、攻撃面では、多少は強風の影響もあったとは思いますが、相手に上手く対応されることが多く、攻撃の回数自体は、多かったものの、抜ければ決定的というパスや抜け出しが多くオフサイド判定になっていたことからも、相手の守備ラインもかなり統率されていたのかなと言う印象が残ります。

メモしただけでも、前半2分に4番玉城大志から抜け出した8番冨田蓮への長いパス、前半14分の21番南濵優大からの裏へのパスにタイミングよく9番波田祥太が抜け出したかに見えた場面、前半20分あたりの密集した中で17番盛嘉伊人がアウトサイドできれいに裏を通して19番成田安里が抜け出した場面、前半終了間際の4番玉城大志から19番成田安里に出したパスは、オフサイドではなかったような気がしましたが、、後半14分の6番清水楽人から13番堀井真海へのパスなどがオフサイド判定になっていました。

これらを除いた決定機と言うところでも、なかなか作れていない印象もありましたが、前半25分に6番清水楽人のインターセプトから持ち上がっての17番盛嘉伊人を経由し19番成田安里、そして7番與那覇航和に渡ってのシュートの場面は、かなり惜しい形になりました。

前半を0-0で折り返し、後半に入ると2分に高い位置で奪われ仕掛けられて防いだと思われたところで、PK判定となり(1番石塚悠汰が弾きだした後に相手に足がかかっただけだとは思うのですがw)、これを決められて0-1とビハインドを背負います。

サイド攻撃などでチャンス自体は多く作るものの、なかなか決定機が作れない中でしたが、後半21分に、4番玉城大志からのパスに9番波田祥太が抜け出してキーパーと1対1の状態を作ると、これを落ち着いて決めて1-1と試合を振り出しに戻します。

動揺した相手に対して、直後にも相手のリスタートのところを13番堀井真海が奪って9番波田祥太に繋げて仕掛けたり、6番清水楽人のインターセプトからのサイドからのドリブルから、更にドリブルで中へ切り込んで自らでゴールを狙ってしまうかのような突破や、3番清水哲太のドリブルでの仕掛けなど、相手の集中が切れかけたタイミングでの狙う姿勢を見せられた選手も多く、6番清水楽人から相手キーパー前に入れたパスに9番波田祥太が足先で合わせる惜しい形など、畳みかけて逆転が狙えた時間もあったものの、逆転までは届かず、試合は1-1で終了となりました。

第2戦を終わった時点で、勝ち点4となり、大津高校が2連勝したため、1位通過のためには、勝利が必要という状況になりました。

そして、15時40分キックオフの大津高校戦へと進みます。

vs大津高校戦メンバーは以下、

GK18番関大輝、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、センターバックに3番清水哲太(後半スタート⇒6番清水楽人)、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希、右に11番石橋遼大、真ん中に14番千葉希と22番奥山圭介、FWが左に20番木下翼、右に13番堀井真海(後半9分⇒19番成田安里)

となります。

聞いた話によれば、対戦した大津高校もメンバーを入れ替えてきていたという話でしたが、1位通過をかけた負けられない戦いをイメージしていたので、組み合わせ含めて大幅に変更してきたことには若干驚きながらの観戦となりました。

ただ、結論から言えば、連携面やミスなども多く、相手の強度の強い攻撃や守備に苦しめられたものの、1-0勝利という結果を残せたことで、またこの試合に出場した選手たちは成長するなと言う感想を持つわけです。

序盤は受ける形が多く、なかなかスムーズにパス回しなどができない時間が多く、相手に決定機を作られることもありながらも15分ほどこらえたところで、中盤でのボール奪取成功から20番木下翼がドリブルで仕掛け、13番堀井真海が前線へ走り、ラストパスを受けた13番堀井真海がしっかり決めて1-0とします。

10番山中惇希のサイドからの突破や14番千葉希の中盤でアクセントを作りながらの突破やパスなど、攻撃の試みは多く作れていたものの、数選手が絡んだところや、ラストパスの精度や味方の動きの予測などがずれることが多くなりました。また、前半24分に11番石橋遼大からパスを受けた22番奥山圭介が、空いているスペースにパスを出したものの、誰もそのスペースに気づいて走れていおらず、ミスパスのような形になった場面を象徴するように、味方との連携のところで、やや合わないというところが全体的に多かったように思われます。

後半に入っても、そういった流れが続いたものの、途中交代で19番成田安里が入った後半10分あたりからは、19番成田安里が前線で激しいプレッシャーをかける流れに呼応したように、40番茂木柊哉のプレーの強度が急に増したように感じました(偶然かもしれませんが。)

競り合いのぶつかり合いとか、厳しくプレッシャーをかけてインターセプトに成功する場面なども増えたように感じました(偶然かもしれませんが。)

試合終盤は、強さのところで、相手にぶつかれる場面が増えたというか、見どころが多くなったようにも感じ、ただ、不用意なミスも多く、やられたと思った場面も何度もあったのですが、奪った1点でしっかり勝ち切ることができました。

勝負強さも強さの一つですから、この試合を勝ち切れたことは大きいわけです。

ということで、1位通過。

浦和レッズユースが入ったグループHの1位は、グループIの1位と言うことで、そのグループIが履正社高校と川崎フロンターレU-18が勝ち点と得失点差、総得点で並んでいたと思うので、どちらが1位になるのかと思っていましたが、ちょうど、このブログを書きつつ、いま浦和レッズのオフィシャルを見たところ、履正社高校が明日の対戦相手となっていたので、そちらが1位になったのですね。

今日は、和倉温泉多目的グラウンドが会場でしたが、明日の浦和レッズユースの試合は、能登島グラウンドに移ります。午前の試合に勝っても負けても、次の試合は、同じ能登島グラウンドで15時40分キックオフで行われるはずなのですが、浦和の公式では、和倉温泉多目的グラウンドになっているんですよね。

こういうフェスティバル的な大会なので、変更になることもあるかもと思いつつ、まあ、明日の最初の試合は能登島グラウンドなので、行けばよいだけですね。

明日の戦いも楽しみにしています。

ではでは。

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vs帝京高校戦

vs大津高校戦

和倉ユース2019/08/07 浦和レッズユースvs清水桜が丘高校 2-0勝利・・・相手に良いところを出させずに快勝!

どうも、ブクメです☆

今年も和倉ユースの時期になりました。私にとっては、昨年の和倉ユースは、大会とは全く違ったところで因縁が残ってしまったのがこの大会・・・いや、ただ、ここに向かう途中に事故ってしまったということだけなのですがw

なので、今年は慎重に慎重に運転していつも通り下道で現地へとたどり着きました。無事故です(自慢にもならないw)

とは言え、どうも、最近は(も)、詰めが甘いというか、初日の日程が、14時20分キックオフの1試合のみと思っていて、昼頃に改めて日程を見たら午前にも練習試合が追加されていたという。なのに、これを知らずに、早く近場に着きすぎてしまって、時間つぶしで無駄に道の駅探して立ち寄ったり、あえて遠回りしたら、変な山越えになってしまったり、無駄に旅人になっていましたw

更に、鵬学園高校のグラウンドは、4年前のこの大会の時に1度訪問しているため、場所さえわかれば問題ないだろうと思っていたら、グラウンドではない校舎の方に行ってしまい、駐車場はあるものの、こんなところだったのかなと、あたふたし、割とたどり着いたのは試合開始が近い時間になってしまったという感じです。

4日間連続の大会になりますので、できるだけブログ自体は簡易に書きたいと思います。

この大会期間は、仕事を持って和倉温泉付近のホテル滞在になるので、今日も試合を見てホテルに戻り、早めにブログを書こうと思っていたところで、打ち合わせの連絡など来てしまい、気が付けば夜の8時くらいからブログを書きだす流れになってしまいました。

試合の話に移る前に、今回車で埼玉県から石川県まで下道で移動する際に、長野県の軽井沢だったり、白馬だったりと高地を抜けてくるルートになったのですが、夜中でも25度以上くらいの最近の暑さの中で、こういうエリアは、21度~22度くらいまで気温が下がっていて、仮眠をとった道の駅では、車の窓を開けていれば、かなり涼しいくらいの気温になっていました。

今日観戦した試合もそうでしたが、夏のサッカーが暑さとの戦いばかりになってしまうことを考えると、本当に夏の大会は、いわゆる避暑地的なところで開催する流れになって行くのが望ましいよなと実際に、そういう場所を車で通ってみて感じました。

・・・と明日の試合も早いから、余計な話題は少なくして試合の話を書こうと思ったのに、やはり別のことが長くなってしましましたw

では、試合の話に移りますね。

vs清水桜が丘高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半21分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮(後半24分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半22分⇒20番木下翼)

となります。

*詳しくは、わかりませんが、ミニ国体だったりトップチームの練習参加だったりで、参加していないメンバーもいるのと、実際にブログ書くときに、そういえばと思ったのは、水戸水戸ホーリーホックユースカップの時にいた、メキシコ人の2名の姿は見えませんでした。

鵬学園高校のグラウンドですが、芝の状態の良い悪いの前に、「どうしてバンカーが2か所あるんだろう」という感じで以下のような箇所がピッチにあったんですね。

芝と土がめくれ上がって溝になってしまっているから砂で埋めているのかどうかはわかりませんが、結構なサラサラの砂のようで、ちょっとこの部分でのプレーは難しいようにも感じられました。

フォーメーションのところを、どうかこうかなと思ったのですが、最初は、3バックで両サイドが1枚降りているような状況で3バックだけど、基本4バックに近いところがあるので、いつも通り4バックに当てはめて書けばよいかと思ったのですが、逆にそれで書く方がまとまらなかったので、3バックとして書いてみました。

今日は、完全にサッカー部グラウンドの中での試合と言うこともあったのですが、両チームのベンチに挟まれるような場所での観戦になり、なんというか、とてもとても臨場感のある観戦になりました。なんというか、若干離れてはいるものの、私もベンチに入っているような気分というか、監督やコーチ陣の声もグラウンドレベルのすぐ近くで聞こえてくるような感じ。

なので、指示もいつも以上に聞こえてくるわけで、参考になりつつも、細かく聞こえすぎて少し見方が難しくもありましたw

スタートから、前線での19番成田安里のプレスや、ポジション取りで存在感を見せるプレーが目立ち、チャンスに絡む形も多くなります。

守備のところで、開始早々に簡単に抜かれて決定機を作られるという、かなりヒヤリとする場面が作られたものの、ここでの失点を免れた後は、比較的落ち着いた対応で全体的には、それほど相手にとって大きなチャンスを作らせずに試合を進められたと言えると思います。

特に、相手のサイドからの突破の際の6番清水楽人の守備が印象的で、おそらくサイドから突破を仕掛けてきた相手選手は抜けたと思ったであろう場面で、スッと体を入れて、気が付けばマイボールになっているというような場面が結構ありました。

前半の攻撃で惜しい形を上げていきますと、前半4分にコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに相手キーパーと競り合う形で7番與那覇航和がヘッドで狙うもここは、相手キーパーがしっかりキャッチ。

前半6分には、4番玉城大志から、良いポジションをとった19番成田安里へパスが入り、17番盛嘉伊人へつながり、左からの大きな展開で、右サイド前線に走りこんだ8番冨田蓮に繋げての惜しい仕掛け。

前半7分には、7番與那覇航和がシュートを狙うも枠を捉えきれず。

ベンチからも相手の選手の間を狙うようにと指示が飛ぶことが多くなっていましたが、前半8分のプレーは、まさに間を上手く狙ったプレーで、7番與那覇航和が相手選手2名との間へのパスに対して、反応し、先に相手に触られるかくらいのところでしたが、足を延ばして右サイドの8番冨田蓮に繋げてサイドから攻撃が展開されていくというプレーがありました。

同じく前半8分に、6番清水楽人がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

前半10分にこの試合で最初の決定機を迎えます。

19番成田安里がインターセプトに成功し、そこからの仕掛けの中で相手キーパーが判断ミスで19番成田安里にパスをくれるような形になったところで、落ち着いてシュートを放つもこれが僅かに枠を外れます。インターセプトも、その後の相手のミスも19番成田安里の良いプレーから巡ってきたチャンスなので、こういうチャンスをしっかり決めることまでできると良いですね。

前半12分には、4番玉城大志から右サイドの8番冨田蓮に繋げ、17番盛嘉伊人に通して仕掛ける形を作ります。

更には、前半15分あたりに21番南濵優大が、バックラインでボールを受けた際に、相手が寄せてこないことを感じ、中盤辺りまでドリブルで持ち上がって展開するプレーを見せます。このプレー辺りから、21番南濵優大の、バックラインからの攻撃の組み立てを意識したプレーが複数見られます。それが起点となっての得点もあるのですが、その前に、別の形からの先制点がまず生まれます。

前半18分に、7番與那覇航和から右サイドを走る8番冨田蓮にパスが繋がり、そのままサイドを持ち上がってグラウンダーのクロスを入れると、これに9番波田祥太が反応してゴール!

その得点の直後の前半21分にも、8番冨田蓮のインターセプトから4番玉城大志を経由して前線の19番成田安里にパスが入ると同時に、近い距離に寄せる9番波田祥太へワンタッチで繋げて打開を図る狙いが見られますが、ここは、上手くコントロールができなかったものの、距離感とワンタッチという判断から上手く通れば一気にゴールにつながりそうな形も作られました。

そして、先ほど書いた話に戻りまして2点目の場面。前半24分に、バックラインから21番南濵優大が持ち上がり、グラウンダーのパスを右前に抜ける17番盛嘉伊人へ通します。そして、17番盛嘉伊人がゴール前へクロスを上げると、これを9番波田祥太がヘディングできれいに合わせてゴール。

リードを2点に広げます。

前半終了間際にも、21番南濵優大から4番玉城大志、19番成田安里とテンポ良くパスが繋がり、今度は左へ抜け出す17番盛嘉伊人へパスが通りシュートを狙うもキーパーにキャッチされます。この時に、右サイドから8番冨田蓮も上がっており、ここを使うかどうかという声も聞こえていたように思います。

前半を2点リードで折り返しての後半。

私が好きな指示というか、前半は、なかなか大きなチャンスに絡めなかった24番佐藤優斗が、後半は、ベンチ側のサイドになったところで、監督からももっと行けるだろうという声が多く飛び、それに呼応するように、24番佐藤優斗がドリブルで仕掛けてチャンスを作る後半スタートとなりました。

特に後半入った13番堀井真海と9番波田祥太で2トップのを組むような形で進む中で、お互いがより生きる形と言うところでの指示も多く聞こえてきました。最初は、プレースタイルの関係か、気が付けば並んでしまうようなことが多かったものの、意識して上下に動いたり距離感を意識することで連携が生まれる場面もポツポツ増えていました。

後半15分あたりから立て続けに22番奥山圭介、10番山中惇希、20番木下翼が投入される中で、読みのところで22番奥山圭介がかなり味方の動きを読んでパスを出すという狙いが見られたものの、読めている中で、この試合では、なかなか思ったようなパスが出せずという場面がありました。

なんというか、見る側として、22番奥山圭介の動きと、味方の動きで、その見方を狙ったパスコースを見つけたところで、通ると大きなチャンスになるというイメージまではできるものの、そこに出し切れていないという感じですかね。ただ、その読みがあるからこそではあるので、その狙いを見つけるのは楽しかったですけどね。

後半29分の、13番堀井真海が下りてパスを受けて22番奥山圭介に繋げ、このタイミングで左から10番山中惇希が左前線のパスコースに走り出し、20番木下翼はペナルティエリア内の狙えるスペースに走り出す。この2つの動きに対してどこに出そうというイメージは見られたものの、そのパスが思うように蹴れていなかったような場面とかですね。

後半は、大きなピンチとしては、後半11分あたりに、ちょっとどういう流れでそうなったのかは確認できなかったのですが、フリーでシュートを打たれていて、1番石塚悠汰がなんとか触って枠からそれたという場面がありましたが、ここは、崩されたようには見えなかったので、何かミスがあったのかもしれません。

試合終盤では、2度ほど相手のサイドからの突破を許しかけたものの、これも先ほども書きましたが、6番清水楽人が上手く体を入れて防ぎ、結果的に、追加点は決められなかったものの、無失点で切り抜け2-0で勝利となりました。

もっと得点ができた試合だったとは思いますが、内容としては、相手のやりたいことをほとんどやらせずの勝利でしたから、完勝に近いと思います。

それにしても、今日の観戦場所というのは、新鮮と言うか、耳で入ってくる情報も本当に多く、メモして写真撮って、聴こえてくることを見つつ、それに対しての選手の動きも観察しつつという、なかなか私の頭の中でも忙しくなる試合ではありましたが、若干、長時間の運転とか、会場への到着前のバタバタなどもあり、頭がボーっとしているところも正直あったのですが、この環境のおかげですぐに目覚めて集中して見ることができました(たぶんw)

ということで、まず1勝!

8日の2試合も楽しみにしています!

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ最終日 浦和レッズユースB vs 湘南ベルマーレU-18B 1-0勝利、FC東京U-18B 1-2敗戦・・・3日間通して、より見えたこと

どうも、ブクメです☆

27日からスタートした水戸ホーリーホックユースカップも大会3日目、最終日となりました。若干台風の影響を受けつつ、強風の中での試合や曇っていても湿気と暑さが凄い試合など様々なありましたが、最終日の2試合は、シンプルに猛暑日の中での試合となりました。どのくらい暑かったかというと、最高気温は35度を超え、1試合目と2試合目の合間に駐車場に戻って車のエンジンをかけたときに表示された温度が42度になっていたというくらいの暑さw

昨年は、決勝戦のみの1試合を観戦したので、3日間2試合ずつこの時期に戦うということは想像しつつも、やはり単発の試合としての状況しかわかりませんでしたが、今回は、3日間全てに足を運べたことで、単純に優勝を目指した戦いというところ以外にも、かなり大変な要素が多いことを確認できました。

見てるだけなのに、暑さでボーっとしてしまったり、人と話す時にあまり頭が回っていないような状況もあったりしましたのでw

ベンチ側の声がすぐ近くで聞こえてしまうことが良いかどうかは別として、今回初日と最終日で浦和が戦ったツインピッチは、スタンドで応援するチーム側にいるだけで、ベンチからの声がはっきりと聞こえてきます。それによって、なるほど、こういう指示を出したり、声を賭けたりするんだと感じることも多くなりました。

新体制になってから、特にハーフタイムの時などは、まず選手同士が話をするような時間が設けられることが多くなりましたが、この大会でも、最初の写真のようにウォーターブレイクなどの時に、同じポジションの選手が、控えの選手含めて選手同士で話をするという場面が多く見られ、試合中の声掛けもかなり多く見られました。

これが、当たり前になってきていることが大きいなと感じています。控えの選手も自分がプレーしているイメージで試合を見ることができ、同じポジションの選手の動きを見ながら、こうしたほうが良いとかアドバイスしつつ、自分が出た時のイメージにもつながる。本当に重要なことです。

では、試合の話に移りますね。

10:20キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半10分⇒26番舘澤佑磨)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に19番成田安里(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

この大会の中では、メンバー交代も少なく、勝負にこだわるような雰囲気が感じられたのがこの湘南ベルマーレU-18B戦です。

スタートから精度の高い相手の攻撃を受ける形になり、開始2分には、結構危険な形でシュートを打たれる場面があり、ここは相手がシュートを外してくれたから良かったものの、2日目までの相手にはないやりにくさのようなものが感じられる相手でした。

実際、相手のフォーメーションや戦い方に合わせて、前半10分まで行かないくらいで、19番成田安里のワントップ気味にして、中盤中央に39番戸田大翔と42番吉田来綺、左サイド14番千葉希、右サイド29番伊澤壮平でアンカー的な位置に35番島垣翔が1枚で入るような形に変更して戦っていたと思います。

そして、このワントップにしたことによって、既に昨日の試合でも自信を持ったプレーで存在感を見せてゴールも奪っていた19番成田安里が、この試合でも、くさびのパスを受ける時も相手を背負いながら、体の向きとトラップの精度で抜け出すような場面を作るなど良いプレーが随所に見られました。

また、バックラインでは、5番遠藤龍河が力強さを見せて跳ね返し、狙える時には、相手の攻撃の起点へ激しくプレッシャーに行き奪い取って攻撃に転じる起点になるというプレーも見せていました。

何度か、相手に攻め込まれる場面は作られたものの、0で抑え、逆に、19番成田安里の果敢なドリブルからのシュートなど、かなりゴールに近づいたプレーも何度かあったものの、フィニッシュの精度というところで、決めきれずに0-0で折り返します。

後半に入って最初の決定機は、後半4分の42番吉田来綺が相手キーパーの虚を突いたループシュートを狙った場面。ここは、バーに弾かれ得点にならなかったものの、あと数センチゴール方向にずれていたら、決まっていたという惜しい形でした。

やや全体的には、ミスも多くなり相手の反撃の機会も与えてしまった後半でしたが、攻撃面では、前半同様に19番成田安里の動きが良く、自らの突破や味方を活かすところも含めてチャンスに絡むプレーが多くあったものの、残念ながらゴールには至らずでした。

狙いというところで、面白いと感じられたプレーが後半26分にあったのですが、中盤辺りで42番吉田来綺がパスを受けた時に、31番大野海翔が走り出していた場面で、相手ディフェンダーの左から通せば、確実に通っていたものの相手ディフェンダーと対峙するような形になるところで、ディフェンダーの右(そのディフェンダーとキーパーの間くらいのところ)を狙って鋭いパスを通し、結果的には、相手キーパーがギリギリ先に触ったものの、31番大野海翔もそのパスの意図に気づいて加速して走りこんでいて、先に触れれば、よりゴールの可能性が高かったというプレーがありました。こういう狙いと、それを感じ取って走りこむ選手がいるという状況ができていたこのプレーはかなり良かったと思います。

0-0のまま時間が過ぎていき、このまま行くと延長戦はないため、PK戦が見えてくるかなと言う残り3分くらいの時間で、浦和がゴールを奪います。

42番吉田来綺を起点に、33番小川聖凪がパスを受けテンポよく近い距離の選手(誰かわかりませんでした)に下げて抜け出した33番小川聖凪に再びパスが渡り、シュート。これをキーパーが弾いたところを29番伊澤壮平が押し込んでゴール。試合終了まで残り少しと言うところで先制に成功します。

その後、やや長めと感じられるアディショナルタイムに相手フリーキックからヘッドで合わされて同点にされたかと思われたものの、これは、オフサイドの判定。

結果的に、1-0で勝利となりました。

続けて、FC東京U-18B戦です。

13:00キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半9分⇒18番関大輝)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼(後半スタート⇒31番大野海翔)、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に36番瑞慶山一真(後半9分⇒29番伊澤壮平)、右に38番舘樹(後半9分⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希(後半スタート⇒39番戸田大翔)と43番チェコ(後半17分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半9分⇒33番小川聖凪)、右に44番レオ(後半22分⇒2番長田拓巳)

となります。

この大会の締めくくりの試合ということで、もちろん勝利を狙いつつですが、湘南ベルマーレ戦と比べると、最終戦なので多くの選手を出場させるという意図も若干あったようにも感じられる試合。

開始から、相手のパス回しや突破の対応に苦しみ、相手ペースでしばらく試合が進みます。前半3分に抜け出されてシュートを打たれるなど、危険な場面を作られつつ、前半7分にペナルティエリア僅か外辺りで与えたフリーキックを直接決められ、0-1と追いかける展開を作られてしまいます。

浦和も前半14分に、43番チェコと38番舘樹のパス交換で抜け出した43番チェコがシュートを放つもディフェンダーにコースを消されて決めきれず、直後にもフリーキックの場面で43番チェコからのボールに味方が合わせられればというところで相手ディフェンダーがクリア。

前半18分には、44番レオが高めの位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、ドリブルで仕掛けるも相手ディフェンダー2枚にコースを消されて奪われます。

前半19分には、43番チェコから32番岡田翼、そして、ゴール前に走りこんだ36番瑞慶山一真に合わせヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。

前半23分には、32番岡田翼のスローインから9番波田祥太が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも抜け出した26番舘澤佑磨にパスを通し仕掛けるも相手ディフェンダーに阻まれます。

相手の攻撃も多くなる中で、前半25分には、サイドから突破されてしまいシュートを放たれるもここはGK30番川﨑淳が好セーブ。

前半を0-1で折り返します。

後半は、開始早々に23番山本陽生真からの縦パスを9番波田祥太がキープしてからの突破などでチャンスを作るなど流れを引きもどせるような攻撃が見られたものの、後半6分に、またもやフリーキックを直接決められてしまい、0-2と2点のビハインドを背負う難しい展開になります。

後半14分に、39番戸田大翔から29番伊澤壮平を経由し、前線の44番レオにパスが通ると、果敢に仕掛けてコーナーキックを獲得。

そのコーナーキックからの流れで、43番チェコがクロスを上げたところで、走りこんだ23番山本陽生真がペナルティエリア内に侵入したところで相手に倒されてPKを獲得。

このPKを39番戸田大翔が決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

その後、後半25分に26番舘澤佑磨から、29番伊澤壮平、42番吉田来綺とパスが繋がり、長めのクロスをタイミングよく受けた2番長田拓巳がシュートを放つも、これはキーパーにキャッチされます。

更に、後半28分には、31番大野海翔から39番戸田大翔、29番伊澤壮平とパスが通り、右から抜け出した42番吉田来綺にパスが通り、シュートを狙うもこれもコースが甘く相手キーパーにキャッチされます。

試合終了間際には、29番伊澤壮平がミドルシュートを放ち、これが僅かにゴール左にそれます。

試合終盤に何度か追いつくチャンスはあったものの、決められず試合は1-2で終了となりました。

 

この大会の最終戦は、勝利では飾れなかったものの、この大会のスタート時と比べると見違えて動きが良くなった選手もいますし、もともと自信を持ってプレーしてくれれば、かなりポテンシャルを最初から感じていた選手が、この大会中に、一つ殻を破ったと感じられる部分もあったりしました。

正直に書きますと、暑さや、移動が多かったりで、交代選手も多い中で、私自身もどこまでしっかり試合が見られていたか若干怪しいところも多かったのが反省点にはなります。おそらく、その起点は別の選手だとか、そんな内容も多くあったりするかもしれませんがご了承ください。

とにかく、私自身、3日間通してこの大会を見られたことで、また色々な発見をさせてもらいましたので、よく書いていることですが、ここで感じたことを踏まえて、また次の試合で見て行く流れになりますので、次は和倉ユースになると思いますが、楽しみにしています。

3日間お疲れさまでした。

ではでは!

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ1日目 浦和レッズユースB vs 新潟明訓高校 0-0、vs矢板中央高校 3-0・・・3連覇をかけた戦い

どうも、ブクメです☆

27日土曜日からは、昨年決勝のみ足を運んだ、水戸ホーリーホックユースカップに今回は、スタートから3日間観戦する流れで足を運んでいます。厳密に言うと明日28日は、午前の1試合のみ観戦で、その後に組まれている練習試合は予定があるため観戦できないのですが、大会の全日程は、全て観戦する予定です。

浦和レッズユースBは、新潟明訓高校、矢板中央高校、ファジアーノ岡山U-18BとグループBに入っています。

初日の27日は、新潟明訓高校と、矢板中央高校と対戦し、28日はファジアーノ岡山U-18Bと対戦します。

そして、最終日の29日は、順位リーグを2試合戦うことになります。

浦和レッズユースBは、この大会を2連覇しており、3連覇を目指した戦いとなりますが、優勝するためには、グループを1位通過する必要があり、最終日のグループ1位同士の対決(浦和の場合は、グループAの1位と準決勝を戦う)を制し、グループC1位vsグループD1位の勝者と決勝を戦い勝利する必要があります。

今大会のブログは、ちょっと日程詰め詰めの空き時間に仕事もしながらということで、試合ごとではなく、1日目、2日目、3日目とその日ごとに複数の試合があってもまとめて1つのブログとして書かせていただきます。ご了承ください。

大会1日目の浦和の試合は、ツインフィールドで開催されました。この会場は、今回初めて足を運んだのですが、天然芝と人工芝のグラウンドを挟んでスタンドが設置されていて、間のコンコースを挟んでどちらの試合でも見られるような作りになっていて、全体ではないですが屋根も付いていると言うことで、キャパシティが多いわけではありませんが、非常に観戦しやすいグラウンドでした。

↑こんな感じです。スタンドへの入り口を入って左側が人工芝グラウンド、右側が天然芝グラウンド。

特に今日は、台風の影響は強風のみという天候で、雲は多いものの直射日光が差し込む時間の方が長い状況でしたので、スタンドに屋根があるというのは、本当に助かりました(選手は、直射日光を浴びての試合なので暑かったと思いますがw)

では、試合の話に移りますね。今日開催された2試合とも、かなり強風の影響を受けた中での試合になっていますので、かなりやりにくい試合環境だったと言うことを最初に書いておきます。また、浦和レッズユースとしては、この時期恒例となった、メキシコからの交換留学生的な選手が今年もこの大会から参加しています(おそらく、8月7日~の和倉ユースにも参加すると思われます。)

43番チェコ(セルヒオ)、44番レオという名前のはずです。

では、1試合目に行きます。

13:15キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に29番伊澤壮平(後半9分⇒32番岡田翼)、センターバックに23番山本陽生真(後半9分⇒5番遠藤龍河)と40番茂木柊哉、MFが左に36番瑞慶山一真(後半スタート⇒35番島垣翔)、右に38番舘樹(後半スタート⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希と39番戸田大翔、FWが左に44番レオ(後半9分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

自由交代制のようなので、かなり時間帯とか実際に記録上は誰と交代しているのかとか、自信ないですw

辛口なことを書くと、この第1試合は、やや試合への気持ちの面での入り方が悪く、なんというか、実際にピッチに立っていた選手がどのような気持ちで試合に入ったのかはわかりませんが、なんだか、ピリッとしない試合に見えてしまったのは事実です。もちろん、暑さもあり、強風もありましたが。

そんな見え方はしていたことを踏まえて、メモしたところから攻撃やピンチの場面をいくつか挙げますね。

前半2分に、39番戸田大翔からの展開が左サイドから抜けだした36番瑞慶山一真に合えば、チャンスにつながりそうな形を作ります。

前半4分に、44番レオのインターセプトから、14番千葉希を経由して裏に抜け出す9番波田祥太へパスを通すもこれはオフサイド。

私が見た限りでは、あまり見たことがない右サイドバックのポジションに入っていた29番伊澤壮平がドリブルで持ち上がり、最後は44番レオに繋げてシュート(この流れでコーナーキックを獲得。)

前半7分にコーナーキックのチャンスに39番戸田大翔からのクロスに23番山本陽生真がヘッドで狙います。

前半9分には、29番伊澤壮平が再びドリブルで仕掛け、枠は捉えきれなかったものの強烈なシュートを放ちます。

前半11分のコーナーキックのチャンスで39番戸田大翔からのクロスを36番瑞慶山一真がヘッドで枠を捉えるシュートを狙うも決まらず。

前半15分に9番波田祥太がキーパーと1対1の形を作り強烈なシュートを放つもキーパーに弾かれ、そのこぼれ球を36番瑞慶山一真が追いかけるも一歩届かず。

前半20分にGK18番関大輝からのロングフィードが38番舘樹に通れば一気にという形も、コントロールがうまく行かず。

前半終了間際に相手に決定機を作られるもこれは、相手が外してくれて失点を免れます。

前半を0-0で折り返します。

後半は、大幅にメンバー交代がある中で、後半10分に33番小川聖凪が下がり気味の位置から裏へ抜ける42番吉田来綺に通し、チャンスを作ります。

後半16分に35番島垣翔からの展開で19番成田安里がドリブルでサイドに持ち上がり、クロスを上げるも狙ったファーには誰も走りこんでおらず。

後半18分に32番岡田翼の右サイドからの仕掛けから、大きく左に展開し、テンポ良く、中央の35番島垣翔に渡りシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半20分には、42番吉田来綺がペナルティエリア内でキーパーと1対1の形を作り、シュートを放つも惜しくもバーに弾かれます。この場面の時、後ろのピッチの笛が抜け出したタイミングで鳴ったような錯覚があったので、一瞬、オフサイドかと思ったりしてしまいました。同時に試合をしていると、後ろの試合の笛や歓声やコーチングが、こちらの試合のものと勘違いさせられる局面が実は、スタンドレベルだと何度もあって混乱したりw

ということで、チャンスも多くあったものの、決めきれずの試合で0-0で終了となりました。

これが第1試合。

続いて第2試合のvs矢板中央高校戦です。

15:45キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大(後半14分⇒30番川﨑淳)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半10分⇒14番千葉希)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹(後半スタート⇒29番伊澤壮平)、右に43番チェコ、真ん中に35番島垣翔(後半10分⇒31番大野海翔)と42番吉田来綺(後半10分⇒39番戸田大翔)、FWが左に33番小川聖凪(前半18分⇒36番瑞慶山一真/後半10分⇒33番小川聖凪/後半29分⇒2番長田拓巳)、右に19番成田安里(後半19分⇒44番レオ)

となります。

第1戦の後に、喝が入ったのか、選手たちで気持ちを入れ替えなおしたのかは、わかりませんが、見違えるようにわかりやすく気持ちの入った戦いをしてくれたのが、この試合でした。

特にスタートから中盤左に入った38番舘樹が自らの力強い突破や経由した攻撃で、相手守備陣を脅かすプレーを見せていたのが印象的でした。

また、攻撃面で印象的だった流れの一つが、開始早々に右サイドから43番チェコが突破を仕掛けてクロスを上げるというタイミングで、ペナルティエリア付近に、38番舘樹、33番小川聖凪、19番成田安里と3人が走りこんでいるような状況を作り、この場面では、パスを受けた19番成田安里が相手ディフェンダーにブロックされたもののシュートチャンスを作るところまで行っています。

攻撃で相手をバタバタさせることに成功し、その流れの中で早い時間に先制点も奪うことに成功します。

前半11分に、38番舘樹からパスを受けた42番吉田来綺が、豪快なミドルシュートを放ちこれが決まって1-0となります。

得点につながったプレーではないものの、前半15分ほどに見られた、ラインを割りそうな場面で19番成田安里が最後まで追いかける姿勢を見せていたのも印象的でした。後ろから大きな声でコーチングする5番遠藤龍河の声もそうでしたし、この姿勢で試合に臨めば連覇も難しくないというチームをこの試合では見せてもらったと思います。

前半26分には、左サイドバックに入った26番舘澤佑磨が攻撃参加し、そこへ38番舘樹が見事なパスを通して、そのまま持ち上がり、チャンスを作ります。

前半を1-0で折り返した後半も浦和ペースが続き、後半11分には、19番成田安里からのパスを受けた29番伊澤壮平が思い切ってシュートを放ちます。枠を捉えられなかったものの、良い狙いだったと思います。

そして、後半14分に39番戸田大翔がドリブルでペナルティエリアに侵入し、更に突破を仕掛けたところでたまらず相手ディフェンダーが足をかけたところでPKの判定となり、そのPKを39番戸田大翔が難なく決めてゴール。2-0とリードを広げます。

守備の対応も、やや自信を持ちすぎてミスしたら危ないかもと思うような場面があるようなバックラインで相手に食らいつかせてターンでかわすなどのプレーもありつつ(これに関しては、奪われていないので良しだと思いますよ。)

この試合で一番のピンチが後半27分に訪れたのですが、割と距離があるところでの相手フリーキックの場面で強風も上手く味方につける形で、強烈なシュートが浦和のゴール左上隅に突き刺さるような弾道で飛んできたところをGK30番川﨑淳が、左腕一本で見事な反応ではじき出して防ぎました。

この場面を防いだ浦和は、後半28分に44番レオが決定的な3点目となるゴールを決めます。

また、ほとんど時間がなかったためボールを触ることはなかったものの、後半29分には、長い間怪我で戦列を離れていた2番長田拓巳が復帰してプレーするところも見られました。

多くの選手が、目を見張るようなプレーを見せたこの試合は、結果自体も3-0と快勝に終わり、大会1日目を1勝1分で終え、他チームの結果はわからないものの、28日のファジアーノ岡山U-18B戦で勝利することで、1位通過に大きく近づく展開にはなっていると思います(調べてないw)

27日は強風と暑さという敵が加わりましたが、明日は、台風から温帯低気圧に既に変わったようですが、それでも雨の中での試合に強風付きとかもあり得るのかなと思いつつですが、今日の第2戦のような戦いぶりで、内容も伴った勝利が見られることを楽しみにしています。

ではでは。

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クラブユース選手権2019/07/22 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 2-1勝利・・・見事な逆転で難敵を制す!

どうも、ブクメです☆

ね、ベタなタイトルでしょ?そういう試合でしたw

ということで、昨日開幕したクラブユース選手権で初戦はスコアレスドローに終わった浦和は、有利に進めるためにも、しっかり勝利しておきたい第2戦。対戦相手は、モンテディオ山形ユースと言うことで、昨年の決勝トーナメントの初戦で対戦した相手ですね。その時の対戦では、守備の硬い相手という印象が強かったのですが、今大会でいくつか入ってくる情報を見ると、普通に強いし初戦も清水エスパルスユース相手にかなり攻め込んでいたという話もありつつ、実際見てみたら、確かに強かったです。

ただ、相手どうこうよりも、浦和がここしばらく、ずっと内容が悪くないのに結果が結びつかないという、もどかしい試合が続いていたことから、とにかく一つの勝利で一気に道が開けそうという予感はずっとあったので、そのきっかけにするには十分すぎるくらいの一戦になりました。

まあ、あれです。私も今日は、普通のサポーターに戻っていた時間帯が多くて、割と詰まった内容だったのに、あとで見たらメモが少なかったですし、今日の2つのゴールで、あれだけ、はしゃいでしまったのも、だいぶ久しぶりだなと冷静になった今思っていますw

では、試合の話に移りますね(既に試合のまとめっぽいものから入っている気もしますがw)

vsモンテディオ山形ユース戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半6分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半25分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒9番波田祥太)、右に13番堀井真海(後半35分⇒37番高橋悠)

となります。

そういえば、過去ピッチコンディションが、グラウンダーでのパスをあまり使うなと指示が出るくらいひどいコンディションのこともあった今回のNTT図南グラウンドだったので、過剰に心配していましたが、先月末に社会人関東リーグで一度、NTT図南グラウンドに足を運んで、割と問題ないコンディションになっていることは確認していたのですが、大会開幕2日前に社会人リーグで使用され、更に、大会1日目で2試合、そして、今日も浦和の試合の前に既に1試合が開催されたという状況で写真のような状態だったので、芝の管理もかなりしっかりされるようになったようです(過剰に言ってすみません。)

芝の状態というよりも、雨が多すぎることや、そもそも今日は試合中も小雨がぱらつくような天気でしたし、その辺でスリッピーな状態でドリブルが得意な選手にとっては、やややりにくいコンディションになっていたかもしれませんね。

さてさて、そういえば、ここしばらくを考えたときに、浦和が早めに先制をするという試合は多かったものの、今回のように出鼻でいきなり失点という流れ自体久しぶりだったように感じます。

とにかく、試合開始前の印象では、「また大きい選手が結構多いな」くらいだったのですが、試合開始からの印象としては、相手の中盤から前線にかけての選手が足元の技術がある選手ばかりで、浦和がバックラインや中盤のところで組み立てようとする形に対して、相手が高い位置で奪いに来て人数をかけて一気に仕掛けてくるため、一見して、やりにくい相手だなとすぐに感じたのですが、相手のやり方に慣れる前に、前半5分に近い距離でのワンタッチパスで抜け出されて失点。

今大会のグループステージは、35分ハーフ(ちなみに、決勝トーナメントも40分ハーフで、なおかつ準々決勝までは、延長戦なしの即PK戦)ということで、得点が入らない状態が続いたり、今回のように早めの失点でも、時間と余裕というところで勝手が違ってくるわけですよね。

その中で早めに同点に追いつけるかがカギになるわけで、まずそれができたことが大きかったです。

やや相手の対応に苦慮する時間が失点後も続いている中で、前半10分にゴールに近い位置でのフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのボールを10番山中惇希がしっかり押さえたシュートで決めて1-1の同点とします。

相手に対応する中で、中盤の4番玉城大志が下りて、3バックのような形を流れによって形成しながら、左サイドバックの6番清水楽人や右サイドバックの8番冨田蓮が高めの位置を取りながら、仕掛ける形で、相手の危険な仕掛けや、高めの位置からの守備で奪われるリスクを背負いながらも、受けすぎずに攻撃で打開する姿勢が良く見られました。

同点ゴールの前の前半8分に高めに位置取った6番清水楽人が左前線に抜ける10番山中惇希にパスを通したり(ここは、僅かにオフサイドでしたが)、前半16分には、右から8番冨田蓮が味方とのワンタッチパスで抜け出して、スペースに抜ける22番奥山圭介には、一歩合わなかったものの、サイドからの攻撃の狙いが鋭さを見せていました。

今回も前線での高さ勝負のところでは、分が悪いところもありましたが、それでも入り方や体の向き、タイミングで13番堀井真海が上手く受けて仕掛けるという形も多く見られました。

また、相手の形もあり、17番盛嘉伊人としては、攻撃の組み立て以上に相手の攻撃のスタートを摘むための作業にも追われつつでしたが、その中でも前半18分の22番奥山圭介から8番冨田蓮が受けてサイドから仕掛け、7番與那覇航和を経由して17番盛嘉伊人が受けてからシュートを放つ場面など、数は多くないものの、攻撃面でも惜しい形を作っていました。

前半20分には、7番與那覇航和からのパスを受けた10番山中惇希がややディフェンダーが多く密集した状態でしたが、突破を仕掛けて惜しい形を作ります。

前半23分には、7番與那覇航和から右の8番冨田蓮に繋げそのままサイドを突破して、クロスに10番山中惇希と13番堀井真海が飛び込み、相手キーパーより先に触れればという惜しい形を作ります。

サイド攻撃で多くのチャンスを作りながら、また、相手の攻撃もなんとか集中して跳ね返しながら前半を1-1で折り返します。

後半に入ると、第1戦でも途中出場して存在感を見せていた9番波田祥太が10分から投入されると前線でしっかりボールが収まるようになり、これまでの攻撃の形に一つオプションが加わったことや、相手の戦い方に対して、狙いどころを上手くつけるようになり、流れが大きく浦和に傾きます。

特に、22番奥山圭介を活かした右サイドでの攻撃がかなり効果的に機能していて、気が付けば22番奥山圭介が良い位置でパスをもらっていて、自らも仕掛け、スペースに出して9番波田祥太が受けて突破するという形など出てきます。

とにかく迫力面でも9番波田祥太の強さで相手を圧倒する場面が何度もあり、身長で優る相手ディフェンダーでも、9番波田祥太が体を入れてキープすると何もできないくらいの強さと言えば伝わりますかね。

これらがかみ合う中で、右からの攻撃で相手を苦しめる中で、後半15分に、左サイドで6番清水楽人がインターセプトに成功すると、そのまま力強くドリブルを開始し、13番堀井真海からのワンツーで抜け出して深くまで仕掛けてクロスに22番奥山圭介が走りこみ、あと一歩でゴールと言う形を作ると、直後の後半16分に、再び6番清水楽人が左サイドからドリブルで仕掛け、グラウンダーの鋭いクロスをペナルティエリア内のディフェンダーの間に通し、このタイミングで走りこんでいないと、防がれるというタイミングで13番堀井真海もその軌道に走りこみ、合わせてのスーパーゴールが決まります!

ここからの残りの20分ほどは、もうなんだか普通に楽しんでしまっていて、メモも、後半27分の高い位置で奪われての大ピンチで相手の強烈なシュートがゴール左にそれていったくらいしか書いてませんでしたw

ここまでリードして追いつかれる展開が続いていた中で、ヒヤリとする場面も何度かあったものの、時間を使いながら、狙える時にはゴールを狙い、35分ハーフの割には思った以上にアディショナルタイムが長く感じつつ、セットプレーを複数跳ね返し、試合終了の笛がなり、2-1の勝利となりました!

申し分ない強さの相手に、長かった公式戦未勝利というトンネルを抜け出すには十分すぎる戦いぶりでの勝利でした!

そして、ここからの快進撃を予感させるには十分な手ごたえも与えてもらっての勝利です。

この流れで、プレミアでの直前の対決で引き分けに終わった相手であり、昨年の決勝トーナメントでPK戦で敗れた清水エスパルスユースとの再戦が待っているわけです。

楽しすぎじゃないですか、このシチュエーション。

私は素直に喜びまくっていましたが、試合後の選手の表情を見ていても、この試合だけの勝利で浮かれた表情をしている選手はおらず、2日後のまず一つ目の山場に向けての切り替えも既にできている様子が見られました。頼もしいですし、かなり次の試合が楽しみになりました。

比較的気候に恵まれてはいますが、連戦になるので、しっかり休息して次戦に備えてください。

楽しみです!

ではでは。

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クラブユース選手権2019/07/21 浦和レッズユースvs松本山雅FC U-18 0-0引き分け・・・全国制覇への戦いがスタート!

どうも、ブクメです☆

今年も夏の全国大会の季節がやってきました。ここからは、連戦になっていくということで、私も若干バタバタしており(仕事とのバランスとか、仕事とのバランスとかw)、この期間のブログに関しては、できるだけシンプルに書いていくことろ心がけていきます(結局、タラタラ長くなる可能性もありますがw)

昨日観戦したS2リーグが、天気予報を見たときには、最高気温も天気も似たような感じだったので、大会初戦の日曜日も、かなり蒸し暑い中での試合になるかと思っていたのですが、湿度の高さはわかりやすいくらいでしたが、思ったより涼しい状況下の初戦となりました。

そして、大会前にレギュレーションを調べないという悪い癖(他人任せで誰かが教えてくれるだろうというサボりw、良く言えば作業分担ができる友人が多く来るので頼ってよい環境w)があり、暑さの関係で今年は、グループステージは35分ハーフで開催されるというのを前半の終盤に初めて知るということになりました。

時間が短いというのは、体力的には助かるところかもしれませんが、時間が短いことからくる難しさというのも、見る側として勝手に考えていただけかもしれませんが、実際に試合を見て感じるような要素もあったのかなと思う初戦でもあったように思います。

基本的に2日間試合して1日空いてという日程の組まれ方になっており、まずは、グループステージ突破の2位以内を考えたときに、この2連戦をどのように乗り越えていくかというところからになります。初戦の相手が松本山雅FC U-18となり、第2戦でモンテディオ山形ユース、そして、第3戦では、プレミアで戦ったばかりの清水エスパルスユースとの再戦があります。

1戦1戦を大事には当然ですが、この大会の優勝を目指していくことを考えたときには、チームとしてどれだけ同じ方向を向いて戦っていけるかも重要で、大会期間中にどれだけ選手個々、チーム全体がまとまり成長していくかがカギを握ります。

そして、まあ、当日の試合中まで気が付かなかったやつが言うなと言われてしまうかもしれませんが、35分ハーフというのが、思わぬ敵にも味方にもなるなという要素も加わってきていますよね。試合展開によっての「まだ時間はある」のニュアンスがかなり変わってきますよね。

では、試合の話に移ります。

vs松本山雅FC U-18戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半20分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮(後半31分⇒3番清水哲太)、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗、右に22番奥山圭介(後半8分⇒37番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒11番石橋遼大)、右に13番堀井真海(後半15分⇒9番波田祥太)

となります。

試合開始は、前線の選手の攻撃の仕掛けなどの意識は強く見られたものの、全体的には、慎重な立ち上がりと言えるスタートで、中盤やサイドバックも頻繁に攻撃に絡んでリスクを負いながら仕掛けるという場面は少なく、中盤とバックラインでパス回しをして試合のテンポを遅らせるような場面も見られ、これまでの戦いとの違いで若干違和感も感じていたのですが、特に緊張するというタイプの選手がいるようにも見られないので、意識してコントロールしているのかなという印象とともに、35分ハーフの戦い方としてやっていたのかなとも感じました。

相手の選手を眺めたときに大型の選手が多く、高さでの勝負や失い方悪くサイドから仕掛けられたりする可能性も考慮したのかなとも思いつつ。

そんな感じで、前半は単発での攻撃が多くなったものの、それでも、前半開始1分に22番奥山圭介からのパスを見事なトラップで受けて抜け出した7番與那覇航和がシュートまで持ち込む形をさっそく作り、5分くらいには、13番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれるような場面で前線で受けながらも力強く抜け出してシュートまで持ち込む形を作るなど、前線の個の能力を生かした突破も、引っかかる場面もあったものの、惜しい形まで持ち込める場面も作れていました。

また、サイドバックの左の6番清水楽人と右の8番冨田蓮が、攻撃参加する場面も多く見られサイド攻撃でのチャンスも作れており、10分前後には、相手の攻撃の後のゴールキックの場面で、するすると6番清水楽人が左の高めの位置に上がっていき、GK25番鈴木彩艶からのロングフィードを受けて仕掛けるという形や、8番冨田蓮がドリブルで持ち上がり、更に一つ中まで切れ込んで仕掛けようとする場面も見られました。

前半15分には、同じくキーパーからのリスタートのところで、25番鈴木彩艶からのロングフィードを7番與那覇航和が競って24番佐藤優斗に繋げ、枠は捉えきれなかったものの思い切ったミドルシュートを放つ場面を作ります。

直後の16分には、高い位置で得たスローインのチャンスから24番佐藤優斗のロングスローから7番與那覇航和、13番堀井真海が絡んで最後はペナルティエリアの外辺りから4番玉城大志が思い切ったシュートを狙うも、枠は捉えきれず。

更に、前半17分には、7番與那覇航和が中盤右辺りからドリブルで縦に仕掛けながら、タイミングで中へドリブルで切り込んでいき、そのままゴール左隅を狙った見事なシュートがあったものの、このシュートは、惜しくもゴール左上隅の角あたりにあたりゴールならず。

こうやって書くと、攻撃の試みはいつも通りのように感じますが、やはり中盤のところでのリスクを負いながらのパス回しからのスペースを使っての崩しの試みというのは、ある程度抑えられていたかなと思います。

17番盛嘉伊人も含めて中盤が上手くバランスを取りながら試合を進めているという印象ですかね。

結果的に、前半は、1本だけ、ディフェンダーの間から裏に抜けられて、危険な場面を作られたものの、やられたと感じるような場面は、ほとんどなかったと思います。そのくらいバランスのとり方や守備の集中が良かったとも言えます。高さ強さのある相手をしっかり跳ね返せていましたし。

前半の残り5分くらいから、ややリスクを負ったようなプレーも見え、その中でも前半33分の17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーの間を通すパスを狙い、13番堀井真海が反応して、相手ディフェンダーも数人いる中で、キープして抜け出してチャンスを作るなど前半終盤に惜しいチャンスを作りつつ、前半は0-0で折り返します。

後半スタートは、完全に浦和ペースで、開始早々に、バックラインの27番山田奈央からの正確なロングフィードで前線左からの攻撃を仕掛け、直後にコーナーキックを獲得し、まず12番福島竜弥がチャンスを作り、再びコーナーキックを獲得し、そのチャンスでは、13番堀井真海が惜しいシュートを放ちます。

チャンスが増えてきたところで、前半15分に怪我で長期離脱していた9番波田祥太が交代で入ります。この交代で、前線でのボールの収まりが更に良くなります。

浦和の攻撃が勢いを増す流れで後半16分には、7番與那覇航和が見事なトラップで抜け出して豪快にシュートを放つもこれは、相手キーパーにギリギリで反応されて防がれます。

後半21分には、交代で入った34番工藤孝太からのバックラインからのフィードに9番波田祥太が上手く相手ディフェンダーの裏を取って抜け出し、37番高橋悠に良い形で落としたように見えましたが、ここは、オフサイドの判定。

後半23分には、再びバックラインから34番工藤孝太の左前線へのフィードに24番佐藤優斗が抜け出して高い位置からサイド攻撃を仕掛けます。

後半30分には、37番高橋悠の左サイドへのドリブルでの仕掛けからのクロスに9番波田祥太が競り勝ち、こぼれ球を同じく怪我から復帰して途中から出場した11番石橋遼大がシュートを狙う形を作ります。

特に後半終盤は浦和の猛攻が続き、後半34分には、ペナルティエリア少し外左からのフリーキックのチャンスで、17番盛嘉伊人からのキックを34番工藤孝太が折り返して中で誰かが触れればというチャンスを作ります。

試合終了間際にも、9番波田祥太が絡んだ形でのチャンスを数回作るも、相手にギリギリのところで粘られ、得点を奪いきれず初戦は0-0で終了となりました。

あまり細かい状況は、わからないのですが、怪我から復帰した選手や、S2で見てきた3番清水哲太の出場での落ち着いたプレーなど見られ(初めて見る方にわかりやすくアピールすべく、右足のパンチ力のあるシュートやフィードなども見せてほしかったですよ。)、久しぶりの公式戦とは思えない存在感を見せた9番波田祥太の前線での収まりと、欲しかったヤンチャさ(?)も見られ、でも、前線の選手が調子のよい状況下で、7番與那覇航和と組む形も、以前のように13番堀井真海が組む形もどちらも相手にとっては脅威になりそうですし、勝ち進むことが前提として、チーム一丸になって戦っていくという点でも、ここからが見どころが多いなと感じています。

負傷や他の理由なのか、全ての選手の状況は把握できませんし、いずれにしても、出られない選手は、その悔しさを抱えていることもわかります。

ただ、1つの大会として1つのチームとして、まだまだ新しい体制下では、このような大会参加で、数日間同じ時間を過ごすということは、初めてだと思います。この期間を大事にして、1日でも長くするべく勝ち進んで、チーム一丸での戦いで頂点を目指してもらいたいですよ。

今日の良かったところを明日ぶつけて勝ちましょう!

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2回戦 2019/05/25 浦和レッズユース vs 東京武蔵野シティU-18 3-0勝利・・・全国決定、競争は激化

どうも、ブクメです☆

駒場サブグラウンドでのS2リーグを観戦後、友達の車に乗せてもらいレッズランドに移動。15時キックオフのクラブユース選手権関東予選の2回戦の東京武蔵野シティU-18戦を観戦しました。15時キックオフなので、ここから涼しくなっていくことを期待していましたが、試合を通して直射日光も強い状況のまま、結果的に、ずっと暑い状況下での試合となりました。風も吹いていましたが、若干生暖かく、試合開始と比べると、試合が進むにつれて風が強くなるということで、多少暑さを和らげてくれつつ、でも強くなったらなったで試合に影響を及ぼすような。

割と急遽ではあるのですが、5月28日から1週間ほどカンボジアに行くことになり、次のラウンドの試合が観戦できないということになりました。よって、全国大会出場ということになると、この2回戦を勝利した段階で決まるのですが、もし、この試合に敗れると負け上がりでの重要な一戦が次のラウンドとなるので、この試合で何としても決めてほしいという状況での観戦になりました。

結果から言えば、問題なく勝利してくれたのと同時に、新たな競争も見られ、全国出場は決まったが、では、次の試合が見られなくても良いかと言えば、各ポジションでの競争を考えても一つも見逃したくないので、ぞれはそれで残念だという気持ちになるという感じ。

ということで、試合の話に移りますね。

今年のクラブユース選手権の関東予選は、トーナメントが昨年とほぼ同じで推移していて、勝ち上がってくるチームも同じということで、2回戦での対戦は、昨年に引き続き東京武蔵野シティU-18となりました。

簡単ではない相手ですよね。そのチームを追いかけているわけではないですが、個々で抜けたものを持っている選手もいるだろうし、スピード系の選手は、どのシーズンで見ることがあってもいるイメージ。守備の組織的にも町クラブだからという緩さもない。

浦和が勝つのが普通という見方をされるし、相手のモチベーションが高いという難しさも、同カテゴリとやる以上に大変で、特に昨年対戦している相手でかなり厳しい試合を強いられたことで、相手としては、勝てるという自信も持って挑んでくる。

その難しさが出そうな時間帯は、昨年同様にあったとは思いますが、それを今年のチームの特徴として出だしている、試合の中で、相手の流れに乗らないで、いったん立ち止まって考えて崩していくことができる。そんな、良さが出たのかなとも考えています。

vs東京武蔵野シティU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半37分⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人(後半32分⇒22番奥山圭介)と4番玉城大志、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半43分⇒16番根岸恵汰)

となります。

1回戦で、途中から出場してポジショニングとワンタッチプレーで攻撃を活性化させるなど良いプレーを見せていた7番與那覇航和がこの試合ではスタートから出ています。Aチームの公式戦では、初スタメンだったかと思います(細かくは調べてません。)

ここまで組み合わせが多かった13番堀井真海と9番波田祥太の前線の組み合わせと比べると、自ら突破を狙っていくのが13番堀井真海だとすれば、チャンスメイクを考えるプレーをしながら狙えるところでシュートを狙えるタイプの7番與那覇航和ということで、若干攻撃の作り方がいつもと違うような形で進みますが、開始から、そのような特徴を見せた形で何度かチャンスを作り出します。

前半3分に6番清水楽人がサイドから仕掛けるタイミングで良いポジションに7番與那覇航和が入り、パスを受けるとワンタッチで4番玉城大志に戻すことで相手のプレスを受け流すようなプレーだったり、5分には、24番佐藤優斗からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを狙ったり、7分には、9番波田祥太と良い距離間でパス交換をしながら、9番波田祥太の突破につながる連携などありました。

攻撃の試みとしては、面白い狙いが多かったと思いますが、なかなか相手の集中した守備を崩すことができずで、相手の反撃の際には、鋭いだったり、力強いだったりという表現ができるような突破を試みる相手に対して、気を抜くと一気に抜け出してきそうなタイプの選手がいたものの、浦和の守備も落ち着いて跳ね返し対応できていたと思います。

8分に4番玉城大志が惜しいミドルシュートを放つなど、ゴール前が密集して突破ばかり狙うと守りやすくカウンターを受けやすいところで、意図的にミドルシュートを打つ場面も見られます。

11分には、24番佐藤優斗の左からの突破から7番與那覇航和に繋げて仕掛ける形を作ります。

前半15分あたりから、浦和が仕掛けてる回数は多いものの、試合としてはやや膠着状態になりかけ、長いボールを蹴りあってしまいそうになる時間帯に入ります。

こういう時間が長く続くと嫌だなと思っていたところでしたが、20分あたりから、早い仕掛けからファールをもらいフリーキックを獲得する場面が増えていきます。

20分のフリーキックのチャンスで4番玉城大志が惜しい狙いでディフェンダーに跳ね返されるもコーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスから9番波田祥太が惜しい形を作ります。

浦和に攻撃の工夫が見られる中で、27分には、17番盛嘉伊人が6番清水楽人の抜け出しに正確なパスを通し、そこから、左の24番佐藤優斗、更に少し高め位置を取った21番南濵優大に渡して、そのまま右前線の15番松村大也に展開するという、左右真ん中を幅広く使った攻撃も見られます。

サイド攻撃などでも惜しい形が増えてきた流れで、迎えた35分に6番清水楽人から7番與那覇航和へつなげての仕掛けから獲得したコーナーキックのチャンスから、6番清水楽人が決めて1-0と先制に成功します。

その後も前半残り時間に15番松村大也の右サイドからの仕掛けなどで何度かチャンスを作るなどありつつ、得点は動かず前半は1-0で折り返します。

後半開始早々から、右サイドからの15番松村大也の仕掛けからチャンスを作り、コーナーキックの場面では、4番玉城大志から受けたパスを15番松村大也が自ら惜しい形を作ります。

その直後の5分に、相手が決定機を作ったところで1番石塚悠汰が好セーブをして防ぎます(この場面、ちょうど目を離していた時に起ったことで、一緒に見ていた人に教えてもらったw)

7分には、10番山中惇希の左からの突破から、9番波田祥太と7番與那覇航和が絡む形で惜しい場面を作ります。

後半良い流れで進んでいる時間帯に待望の追加点が生まれます。

右サイドから8番冨田蓮が突破を仕掛け、15番松村大也に預けると、抜け出した9番波田祥太にパスを通すと、相手ディフェンダー2枚にクリアされるか、9番波田祥太が先に触れるかというところで、正直なところ私が見ていた角度だと、その2枚のディフェンダーが被るような形で、9番波田祥太が先に触ったのか、オウンゴールのような形になったのか、わからなかったのですが、別の角度から見ていた方から、9番波田祥太が先に触ったことで決まったゴールと教えてもらいました。

正に、9番波田祥太のゴールの中でも私の好きなゴールパターンの一つでもある、点で点を取るプレーでのゴールだったわけですね。

これで2-0となります。

2-0リードと言う状態は、すぐ前に観戦したS2の試合で、2-0リードから一度は逆転されてという場面を見たばかりなので、安心できる点差ではないなという考えを持ちつつも、試合展開と試合運びを考えると、比較的安心感が持てるスコアでもありました。

2点リード後も、相手の個々の突破の狙いも、しっかり防いでいく中で、迎えた23分。

後半10分から入った13番堀井真海がタイミングの良い抜け出しからキーパーと1対1の場面を作り出し、落ち着いてゴールを決め3-0。

この試合では、久しぶりに途中出場という形になったものの、それでもしっかり結果を残すところはさすがです。

試合としては、ほぼ決まった状況で、暑さもある中でしたが、その後も、例えば、ゴールラインを割りそうなパスであっても、9番波田祥太が最後まで懸命に追いかけて走るプレーなど、最後までチーム全体が気を抜くことなく、プレーし続け、相手の反撃も許さず、終わってみれば、浦和の強さと層の厚さを見せつけられることになる3-0快勝となりました。

・・・と、メモを見ながら書いていたのですが、やはり1日2試合、炎天下の中で試合を見て、更にその後にお酒を飲んで1日開けてブログを書くということをやると、どうも、断片的なメモを見ながら、繋げていくという作業がスムーズに行かず、なんだか、もっと書きたかったことがあったような気がするのに、浮かんでこないとかになってます。

そんなダメダメな私とは対照的に、浦和レッズユースは、点差以上に強さを見せてくれた試合だったということだけは覚えています。決して簡単な相手ではなかったと思いますし、相手がやりたい展開にされる可能性もあったとは思うのですが、そうさせなかった強さも含めて、浦和側として見ていて楽しい試合でしたし、今シーズンは、毎試合感じていることですが、同じポジションで台頭する選手が出てきて、選手間のポジション争いという点では、選手にとっては、大変な環境にはなりますが、また競争が激しくなりそうなポジションが出てきたなという印象も持たせてもらえる試合になりました。

ということもあり、次の試合は足を運べないので、全国大会出場がとりあえずは、ここで決まってくれて良かったとは思いつつも、競争の部分も含めて、一つも試合を見逃したくないという思いが強くなっているわけでして、次の横浜F・マリノスユース戦も見たかったなとなっているのが今でございます。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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