高円宮杯プレミアリーグ2019/08/25 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-0引き分け・・・これがプレミアリーグかとも思った

野次とか、過剰な恫喝のような声を聞くと、どうして残念な気持ちになるのでしょうね。怖いとか、そういうもの以上に、すごくね、ガッカリしてしまうんですよね。あれって、最近問題になっている、煽り運転と同じですからね。野次を飛ばしている方は、まさか、煽り運転のニュース見て、その人批判していませんよね?自分を見ていると思ってますよね?

応援の仕方も主張するポイントも人それぞれで良いと思いますし、それがユースの試合の良いところだと思いますし、気が付けば、何か自分も大声(そもそも声が通らないタイプなので、独り言みたいになっているかもしれませんが)で鼓舞したりしていることはありますが、選手がプレーするための空気をおかしくすることだけは、絶対にしないようにしています。今日は、凄くおかしな空気をスタジアム内で作られてしまっていましたからね。俺は間違っていない、審判が悪いとか、そういうことではなくて、応援する側は、選手がプレーする空気を壊さない、これ大事だと思うんですけどね。でも、怒る気にもならないんですよ。いや、試合の後に個人的には、怒ったかw

はい、いつもの行きます。

どうも、ブクメです☆

日曜日は、夏の中断期間を経て、1か月と2週間ぶりに再会された高円宮杯プレミアリーグの試合に行ってきました。

猛暑も落ち着いてきた中での夕方17時キックオフと言うことで、湿気はそこそこあるので、快適な気候とまでは言えないものの、観戦する側は、暑さ対策をしなくても良い程度に観戦できる環境でしたね。とはいえ、ウォーターブレイクは設定されていたので、それなりの気温は、試合中もあったということですね。

さてさて、結果としてスコアレスドローに終わった試合でしたが、試合が終わった後に、色々な人と話しつつ、最終的には、サポーター仲間の方と駐車場に戻ってからもダラダラと話したりしていて、家に戻って、更に考えて、今週の試合が終わってからの順位表を眺めて、風呂に入って、日付が変わったところからブログを書いています。

今日書くことは、一個人の意見と要望ですので、「いやいや、そうは言ってもね」という反応もあるかもしれませんが、暑さとの戦いが間もなく終了して行きそうな雰囲気の中で、各チーム、暑さによる疲労を考慮しなくなってきたときの戦いというところで、がプレミアリーグも後半戦に入り、残り9節を戦う中で、まず今日戦った鹿島アントラーズユース戦でも落ち着いてから考えるとそうだったよなというところなど書いていきたいと思います。

先に、試合の話をざっと書きますね。

*今日は、時系列で書きませんし、細かい流れも書きません。試合としては、大きく分ければ、思うように行かない時間が多く、後半終盤の猛攻で決定機を複数回作ったものの決められなかったことでスコアレスドローになった試合。相手のチャンスも少なくなかったものの、崩されての決定機や、25番鈴木彩艶の好セーブによって守られた、際どいシュートというのも、数えられる程度だったと思います。ただ、全体的に、相手が持つ時間が長く、浦和がボールを失う場面が多く、終盤の猛攻以外は、相手ペースに感じられた試合でもありました。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半31分⇒10番山中惇希)、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半40分⇒3番清水哲太)、FWが左に19番成田安里(後半19分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半スタート⇒9番波田祥太)

となります。

プレミアリーグでは、前回の清水エスパルスユース戦のメンバー以降、クラブユース選手権や和倉ユースなど、いくつかの大会やフェスティバルを経由して、色々なことが試されていたので、イメージとしては、先週の練習試合の立教大学戦に近いような形で来ることも考えていたのですが、結果的に、前線の7番與那覇航和だったところが、19番成田安里に変わった以外は、プレミアリーグとしては、前節とほとんど同じ形で臨むことになっていました。

序盤から、どうも、浦和のリズムが良くないという時間が多いように感じられ、結構一緒に近い距離でプレーしているのに、どうして、ここまでパスが合わなかったり、受けたパスがコントロールできずに、相手に奪われてしまう場面が多くなっていたのかなと感じる場面が多くなりました。

メンバー構成がこれまでの相手の予想通りだとすれば、研究されていたのか、そこを壊すに至らない何か問題があったのか。

例えば、今私が考えている、こうだったのかな、の通りであれば、相手は、浦和の良さを出させないことを徹底してきて、ミスを誘って、そこで奪うことを意識してやってきていたとしたら、それに浦和も合わせてしまったと考えると、前半のもどかしい流れにも理由が付くのかなと思うんですよね。まあ、あれです、プレミアリーグに残るための戦いで、もちろん、チーム関係者になれば、まずプレミアに残ることが重要なのですが、見る側からしても育成面を考えるにしても、はっきり言うと、プラスにならない戦い方。でも、ベースとしてこれをやってくる相手が多いのもプレミアリーグの特徴なので、やはり、こういう戦いになってしまうのかなと。

でも、そこを考えると、相手の考えるセオリーを崩すための試みと精度、落ち着きが足りなかったのかなとも思うんですね。

その点では、前半特に良かったのは、8番冨田蓮で、守備で期待される部分は、もちろん、クオリティ高くやっていたと思いますが、夏も散々言われていた、高めのポジションからの攻撃参加というところをリズムが悪い中でも試みて、なおかつ枠は捉えられなかったものの、ミドルシュートを何本か意識的に打っていたと思います。

そのうちの一つが前半12分の6番清水楽人のインターセプトからの13番堀井真海を経由しての8番冨田蓮のミドルシュートでした。

あとは、これが攻撃的なスイッチとして効果的になるまでに少し時間がかかったものの、4バックのセンターバックの間に中盤の選手が下りる形で一時的に3バックで両サイドバックが高めに位置取りをするような形で、相手の2トップを引き付けながら空いたスペースを使い、そこから展開する狙いでは、27番山田奈央が、そのスペースを使えるようになってからは、そこからの展開が狙え、チャンスになりそうな形も多かったと思います。

個で突破するというところでは、やや苦戦はしていたものの、13番堀井真海が体の強さで勝負するのではなく、体の向きと反転のタイミングで相手ディフェンダーを置き去りにして抜け出すという形で突破できたときには、相手の計算を狂わせることに成功してチャンスになりそうな場面がありました。

それに加えて、これは、試合(というか、観客がという方が正確かもですが)が荒れてしまった要因にもなったのですが、倒れれば、ファールがもらえるような判定が早い時間にあって、割と試合を通して、その基準で笛が吹かれることで、両チームともに、割とゴールに近いところでセットプレーをもらうチャンスは多かったと思うんですね。これは、ある程度、このくらいで笛が吹かれるという基準としては、ブレていなかったので、ここを活かせるしたたかさも見せてくれても良かったのかなとも思います。

セットプレーの数の割には、そのセットプレーが相手キーパーを脅かした回数が少なかった。この辺は、改善できるところなのかなとも思います。

フォワードのタイプの違いと組み合わせというのも、ありますよね。今日は、思うようなプレーができていなかったと思いますが、19番成田安里の駆け引きと相手守備陣を出し抜く動きを自信を持って見せられるようになれば、13番堀井真海も自分で打開する方なので、活かしあうというよりは、中盤の選手の出しどころとして相手にとっては、かなりの脅威になるでしょうし、17番盛嘉伊人や、22番奥山圭介の視野の広さとパスの狙いのセンスを存分に生かせるかなと思います。

シンプルにフォワード同士で活かしあう動きでは、後半に入った9番波田祥太と19番成田安里の組み合わせや、9番波田祥太と20番木下翼の組み合わせが機能したように感じました。

後半終盤の残り15分くらいは、本当にチャンスが多く作られていました。もちろん、相手が疲弊してきたところをついた交代が当たったということもありますが、10番山中惇希の仕掛け、9番波田祥太の強さ、20番木下翼のドリブルなど、相手を混乱させるのに十分なプレーで、決定機を複数回作りました。あとは、決めるだけ。当然、その時間帯までに相手ペースで走らされたことで、スタートから出ていた選手は、思った以上に足が重くなっていたと思います。ただ、以前から、終盤に一つギアを上げて猛攻と言う試合は既に何試合も作っているので、フィニッシュのところは、疲労があっても決めるというイメージを作っておくのも良いかもしれませんね。

疲労が限界の時の決定機、それをできる限り決めるには、こういう感じでみたいな。

また、バックラインが基本の3番清水哲太がボランチ起用で残り5分くらいで投入されましたが、実際、あの時間帯で回りがテンション高くゴールに向かうところで、良い位置取りをして周りが見えたプレーができていたんですよね。実際に決定機になった場面の起点ののところにも絡んでいましたし。

そういう猛攻の時間帯に、前半できていなかった、激しいプレッシャーがかけられる場面が多くありましたが、これは、ペースが握れているからできるということであれば、自らでコントロールして、スタートからこれができるようにする必要もあるのかなと思います。

これも、私の勝手な想像でしかないのですが、相手の良さを出させないプレーを相手がしてきたことで、自然と、ミスを狙う=セカンドボールへの反応が相手の方が良かったんですよね。これも、試合を難しくして、相手ペースになってしまった要因だと思います。

で、ふとそんな場面を見ている時に、だいぶ前になりますが、ジュニアユースの2年生がスペイン遠征に行っている時に現地で参加している大会を見てきたことがあるのですが、スペインでは、あえてボールの空気圧を弱くして、蹴ったボールが思うようなところに蹴れない飛ばないようにしていて、それによって、予測する力を鍛えるようにしていると聞いたことがあります。

実際に、これによって、常にボールがどう動くかが予測しにくい中で、素早く反応しようとすることが見についているため、セカンドボールへの反応対応が本当にうまいなと、スペインで言えば、有名なチームではない、育成チームでも、そういった動きの質が違うなと感じることがありました。ドリブルできれいに抜けなくても、ディフェンダーに当たったこぼれたボールに先に反応できてマイボールにできればOKという考え方をやっているうちに、そもそものドリブルが生きるとか、そんな話もあったような。

なので、選手同士のコミュニケーションも多く取れるようになっていることから、次の段階に行くためには、ここまでの自分たちの戦い方を想定して、その武器になっているところほど、相手が研究してきて対応してきていると考えることが必要で、逆に言えば、相手がそうすると思っていないことをやることで相手を混乱させることができるとも言えますよね。

やはり、プレミアリーグは、勝つためよりも、負けないためが前提でそういう戦い方をするチームが増えています。実際に、後半戦の1試合が終わった時点で引き分けが多く、負けない戦いを重視しすぎている傾向から、4位の浦和レッズユースでも、一つ負けると場合によっては、最下位付近まで落ちることもあるような状況が生まれています。

ここを壊して行けるかどうか、その波に飲まれてリスクを減らして相手にやられない戦いをして、殻にこもった残留争いをするのか、私は、残り15分間の猛攻で点が取れなかったこと以上に、試合全体を見た時に、相手の良さを出させない相手の戦いにセオリー通りにハマっていく場面が多かったことが気になっています。

今の体制なら、殻を破る方向に向いていけると信じています。

本当にプレミアリーグというのは、色々な意味でリスクを負えない難しいリーグになってしまったなと感じつつも、Jリーグ自体でも、そういう組織的な守りなら世界に通用します!みたいな、風潮を壊していくチームが出てきているのですから、浦和レッズユースは、せっかく個性が強くて特徴のある選手が集まってくるチームなのですから。監督だって、きれいに戦うことを求めていないでしょ?

・・・と、個人の感想です。

もちろん、試合全体は、失点しない形で進めて、相手が疲れてきた時間帯に1点を取って勝つことができることを極めて行けばよいという考え方の人もいると思いますので、その辺は、正解がどこにあるかは私が決めることではないので。

なんというか、極端に言えば、割とこの試合で印象に残ったのが、12番福島竜弥が後半にやったプレーだと思うのですが、グラウンダーのパスを通す時に、かなり強めに出したんですよね。で、これは、味方にきれいには通らなかったのですが、パススピードがかなりあったので、カットに入ったディフェンダーもコントロールできずにこぼれたんですね。これに、味方が先に反応して結果的にマイボールになった。なぜか、この場面が凄く印象に残っているんですよね。

殻を破るところが見たいです。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

練習試合2019/08/17 浦和レッズユースvs立教大学 1-0勝利+0-0・・・プレミアへ向けての融合と課題

どうも、ブクメです☆

夏バテではないとは思うのですが、ちょっと体が重ためで今日の試合観戦も若干頭が回らない形(これが夏バテか!?)での観戦となりましたが、和倉ユースから1週間後の17日土曜日は、レッズランドで行われた浦和レッズユースの練習試合、立教大学戦を見てきました。

ちょうど、この週の予定として元々この立教大学との練習試合と19日にユースBのS2リーグの予定が組まれていたのですが、急遽昨日に日曜日にトップチームとの練習試合が入るという情報を見たので、どのようなメンバー構成でこの試合に臨むのかなと気になってはいました。

練習試合なので、あまり細かいことは書きませんが、メンバーと試合経過、感想など書いていきたいと思います。あれです、今日ここで感じたことを踏まえて、25日のプレミアリーグが再開して鹿島アントラーズユースとの試合を見ながら、私が感じたことの答え合わせをしたいなという感じですw

夕方16時キックオフということで、昼間の物凄い暑さから比べると若干涼しい風も吹き始める時間にはなりましたが、やはり蒸し暑い。そして、16時キックオフだと、まだ日も沈まないので、それも私が見ていた位置からだと後ろから太陽が当たり背中から暑いという感じでした。

試合形式もよくわからない状態で観戦しましたが、45分x2の通常の1試合と、その後に15分x1という形で追加で試合が行われました。

vs立教大学戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と7番與那覇航和(後半スタート⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に19番成田安里(後半28分⇒37番高橋悠)、右に13番堀井真海(後半28分⇒20番木下翼)

となります。

この試合終了後に、15分1本の練習試合も組まれてました。

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(8分⇒22番奥山圭介)、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗、右に10番山中惇希、真ん中に7番與那覇航和と17番盛嘉伊人、FWが左に37番高橋悠、右に20番木下翼

となります。

和倉ユースでは、3バックで組まれていたフォーメーションも4バックの形に戻り、メンバー構成を見てみると、和倉ユースの時に、トップチームの練習に参加していて不在だった選手とミニ国体に参加していた選手が組み合わされるような形でのメンバー構成になっていました。

試合自体は、相手の立教大学がどのくらいのメンバーで組んできているのかわからないので、判断が難しいところもあったものの、相手の守備に対して浦和が引っかかる場面が多いという印象もありつつも、それ以上に、個々のパフォーマンスが良い選手でも、組み合わせとしては、慣れていなかったり、そもそもだいぶ久しぶりだろうというポジションを任された選手もいたりで、その辺の連携のところがチグハグで攻撃がうまく行かないともとれるところがありました。

そして、個々の勝負のところでは、スタートからしばらくは前線でフィジカル的に厳しいと感じるところもありましたが、その辺は、時間が経つにつれて、良くなっていく様子も見られたという感じです。

試合中でのポジションの移動もありつつ、また、前半と後半でのメンバーの交代の中で、見られた変化もありましたし、急に機能しだしたところもありましたし、そういうところは、この1週間で、まずは、どういう組み方が一番良いかが判断されて望んでいくことになるわけですよね。

もちろん、シンプルにチームとしての動きの連携連動を考えたときには、遠方での遠征で多く試合をこなしてチームとして手ごたえを感じてきた和倉ユースのメンバーの時の方がスムーズに見えることもありました。融合がうまく行き、チームの中で連携連動がうまく行くのか、その辺りがうまく行かずに、またメンバーが変わった形で1週間後を迎えるのかは、わかりませんが、チームとしてのベースのレベルが上がって、一つ、場合によっては、戻せる形ができたというのは大きいのかなとも感じつつです。

試合としては、全体的になかなか大きなチャンスが作れない展開ではありましたが、後半7分に22番奥山圭介から19番成田安里につながり、ペナルティエリア内で13番堀井真海にパスが入ったところで相手に倒されてPKを獲得し、これを13番堀井真海が自ら決めて1-0となり、これが決勝ゴールとなって浦和レッズユースの勝利となりました。

↑13番堀井真海が自ら得たPKを決めた場面

また、15分x1の試合では、結果的に0-0で終了したものの、ここで出場した選手が結構アピールできていたなという場面もありつつなので、この辺りがどう影響するかとか、その辺も楽しみにしています。

好守の切り替え、スペースの見つけ方、ポジションで待たずに上下の動きを入れる意識、プレスを効果的にかけるべき時と、追わなくても良い時の判断、色々な要素が求められていた試合。そして、このところ共通して良いところとしては、本当に選手同士で声を掛け合う、主張し合うようになってきたなというところ。すごく重要です。

ということで、別の試合に行く可能性も高く、もしかしたら仕事で行けないかもしれないのですが、久しぶりにトップチームとの練習試合に足を運ぶ可能性も残しつつの土曜日深夜に書いたブログでした。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

 

和倉ユース2019/08/09 浦和レッズユースvs履正社高校 0-0 pk2-1勝利、vs前橋育英高校 0-0 pk1-2敗戦・・・疲労のピークの中での戦い

どうも、ブクメです☆

結局、この大会は、ここまで3日間全て晴天と言うことで、今日も試合開始前に少し雲が多くてましになるかなと思っていたら、その雲もあっという間に掃けて、晴天の中での試合となりました。

30分ハーフのこの大会ですが、初日もB戦という形で本戦1試合以外にも1試合行っているため、35度くらいの炎天下の中で30分ハーフの試合を1日2試合ずつ戦い、既に今日の3日目を迎えるまでに4試合を戦っている中で、グループ1位通過したことで対戦相手も強豪ぞろいということで、相手に関してもそうですが、疲労のピークの中での戦いでかなり、思うように体が動かないという場面が多く見られる2試合となりました。

その中でも、高校の強豪チーム2校との対戦となった大会3日目は、相手の粘り強い守備に苦しめられて攻撃の回数は多くあっても、崩し切っての決定機が数えるほどしか作れなかったという課題が残る2試合にもなりました。

暑さと疲労は考慮されるものの、それらを抜きにした1つ1つの試合ということで見れば、得点を取るためのリスクの取り方や意識が足りない試合になったとも見えるところもある試合とも言えるかなと思います・・・とはいえ、私自身この大会を初日から見ている身として、その会場の暑さを目の当たりにしてみると、疲労と暑さを考慮しないこともできないなという、いわゆる現地組的な見方の方が強くなってしまっています。

私がそこまで厳しく見る必要もないかなとも思いつつw

ということで、試合の話に移りますね。

今日の2試合は、昨日会場から場所を移して能登島グラウンドになります。海もすぐの場所ではありますが、やや高所にあるグラウンドで、昨日の和倉温泉多目的グラウンドより暑いという印象の中での試合となりました。

ここからは、トーナメントになり、浦和レッズユースはグループ1位で通過したため、1位~16位の山の順位決定トーナメントに入っています。レギュレーションを理解しないで試合を観戦してしまうという悪い癖が消えず、今回もトーナメントに入ったものの、引き分けだったら普通にPKだろうなくらいの頭でいましたので、実際PK戦だったのですが、驚く流れにはなっているのですがw

vs履正社高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半24分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮、真ん中に22番奥山圭介(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に13番堀井真海(後半10分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

この試合に限らず、今日は、2試合とも、やや攻撃に転じた時の、中央からにしてもサイドから仕掛けたにしても、その先の精度が悪いというか、味方との動きが合わないというか、相手の守備ブロックに対して崩すところまで持って行けないケースが多い印象で、メモした限りでは、攻撃の試みとしては、多くあるんですよね。

前半で言えば、前半3分の13番堀井真海から24番佐藤優斗に繋げて左サイドから7番與那覇航和に預けた形、前半8分の6番清水楽人から前線9番波田祥太に当てて、22番奥山圭介が受けるところまで行き、その次に出したスペースに誰も走れていなかったり、前半10分に8番冨田蓮が相手激しい守備を受けながらも、粘り強くキープして13番堀井真海までつなげ、そこから24番佐藤優斗へのパスが通ればと言う形、前半11分の4番玉城大志から24番佐藤優斗へ展開しての22番奥山圭介に渡して再び24番佐藤優斗にというところで相手に引っかかったと思いますが、崩し切る形や相手キーパーを脅かすシュートのようなところまで行けていないというのが素直な感想。

ただ、この大会での3バック(変則5バックともいうかも)の組み合わせとして多く組まれた中央に3番清水哲太、左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、そして、中盤の低めに入った4番玉城大志のところでの守備が安定していて、この試合では特に4番玉城大志に預けてからの次の展開で攻撃のスタートとしては、かなり良い形でできている場面が多かったと思います。

その辺を考えると、選手それぞれが、思った以上に疲労の蓄積で体が動かなくなってきているため、リスクを負って崩すよりも今日は、守備に意識を置いたとも言えるのかもしれません。

相手のサイド攻撃がなかなか鋭かったので、この辺り苦しめられるところもあったものの、サイドの選手も含めて、ここも守り切れてはいました。

崩すための試みというところでは、例えば前半27分の長いパスを9番波田祥太がワンタッチで7番與那覇航和につなげて大きな展開で24番佐藤優斗を狙った場面のように、ワンタッチでの仕掛けたときには、相手が付ききれないという形も作れていたと思います。

確認できた限りは、後半7分の22番奥山圭介から7番與那覇航和にパスが通ってからのシュート場面は、惜しかったかなと。

0-0で終了してのPK戦に入り5vs5でやると思っていたら、この大会は、いきなりサドンデス方式でスタートだったらしく、相手が決めて、浦和が決めて、相手が外して、浦和が決めて、リードしたと思ったら試合終了の笛が鳴って、その時に初めてレギュレーションを知ったという、喜ぶタイミングが完全にずれてしまった勝利になりました。

vs前橋育英高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半13分⇒24番佐藤優斗)、右に11番石橋遼大、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒7番與那覇航和)と14番千葉希(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に17番盛嘉伊人(後半9分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半9分⇒9番波田祥太)

となります。

午前の試合で履正社高校に勝利し、この試合で勝利すれば、明日の準決勝に進めるという前橋育英高校戦です。

この試合は、午前の試合以上に、疲労度の高さが感じられる試合になりました。何というところもない場面で、人工芝で滑ってしまう選手も割と多く見られるという感じ。守備のところでも、そういった形でピンチを迎えるという場面もありましたが、自らのミスを自分で取り返すという意識のところでは集中できているということで、危ない場面もありましたが、失点も許さなかったという試合。

攻撃面を上げてみますと、前半6分にカウンターの形で4番玉城大志から13番堀井真海、11番石橋遼大と繋がり仕掛ける形を作ります。

前半7分には、右サイドから11番石橋遼大が上がって行き、そこに3番清水哲太が長いパスを狙い、ディフェンダーと競り合う形でわずかに相手ディフェンダーが先に反応してクリアしたという場面がありました。

前半12分には、13番堀井真海がドリブルで突破を仕掛け、相手に倒されて高めの位置でフリーキックを獲得します。

前半13分には、14番千葉希と13番堀井真海のパス交換からの仕掛けでゴールに迫るも相手ディフェンダーに最後は防がれます。

前半15分には、10番山中惇希からのサイドを広く使った展開で13番堀井真海がワンタッチで落として17番盛嘉伊人に渡して仕掛ける形を作ります。

前半27分には、14番千葉希のドリブルから右の11番石橋遼大に展開し、仕掛けてからのクロスが左から走る10番山中惇希に合えばという形を作ります。

同じく前半27分には、11番石橋遼大が16番根岸恵汰とのパス交換から突破を仕掛け、相手ディフェンダーに倒されたように見えたものの、ここはファールなしの判定。

後半に入っても攻撃の回数自体は少なくないものの、やはり崩しきる場面が作れないのと、そもそものシュート意識が希薄になっていて、枠内シュートがほとんどないような状態で試合が進みます。0-0のまま進む中で、後半24分に、21番南濵優大が一つリスクを負って持ち上がり相手ディフェンダーのプレスを受けながらも、抜け出した22番奥山圭介にパスが通り、ペナルティエリア少し外くらいのところまで持ち込んだところで、相手ファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得。

直接狙える位置で4番玉城大志が狙うも枠は捉えたものの、ここは相手キーパーに防がれます。

後半27分くらいには、相手コーナーキックで危ない場面があったものの、その流れでのカウンターで20番木下翼が上手く相手選手を背負いながらくさびとして捌いたと思ったところで、なぜかファールを取られてしまうなど、反撃チャンスがくじかれてしまうような場面もありつつ、この試合も0-0で終了。

サドンデス形式のPK戦で、今度は、浦和が先行で2本目を外して、相手が2本目を決めたと言うことで、試合自体は敗戦となりました。

まあ、なんというか、考慮できる要素が多すぎて、今日のブログは書き方が難しいです。

でも、例えば、暑さとか疲労とか、そういうもののギリギリのところで相手も含めてミスも多くなっているという状況を考慮しないとすれば、仕掛けの際にもっとゴールを意識してシュートを打った方が良いとか、ドリブルの仕掛けで、11番石橋遼大や14番千葉希が、相手ディフェンダーを1枚はがすための仕掛けなど入れてプレーしている場面が何度か見られましたが、これが全体的に少なかったとも言えます。

・・・こんな感じで良いですかね。

ここまで3日間、割と近い位置で5試合を観戦させてもらいましたが、この大会だけでも、そもそもフォーメーションもこれまでとは変わっていましたし、ミニ国体やトップチームの練習に参加で不在の選手などもいる中で、結構求められることも厳しく多く感じられた指示の声などを聴いてきた中で、結果もしっかり残しながら、課題に挑戦していく姿を見ることができたのも収穫ですし、フルメンバーで参加してくるチームが多いこの大会で、これだけの戦いぶりを見せてもらえたこともかなり楽しかったです。そして、本来こういう特徴があるのに活かされていなかったという選手の特徴が活かされての戦いぶりも見ることができましたし、色々収穫が多かったです。

ということで、この大会の優勝は、この敗戦でなくなってしまいましたが、明日最後に1試合残っていますからね。

対戦相手は、私の調べ方が間違っていなければ、東京ヴェルディユースになると思います。

疲労のピークのピークになりますが、残り1試合、この大会での良い要素が全て見られるような試合になることを願って観戦させてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs履正社高校戦

vs前橋育英高校戦

 

 

和倉ユース2019/08/08 浦和レッズユースvs帝京高校 1-1引き分け、vs大津高校 1-0勝利・・・グループ1位通過!

どうも、ブクメです☆

試合前とか、ハーフタイムとか、ウォータブレイクとか、試合が長めに途切れた時とか、この辺で、最近は当たり前のように選手同士で声を掛け合っている姿を見るようになりました。当たり前のようで、なかなかなかった風景で、大げさかもしれませんが、この光景をおかずに飯が食えるくらい嬉しかったりします最近w

ということで、和倉ユース2日目になりました。昨日の浦和レッズユースの試合会場は、学校の校庭で、2日目の2試合は、和倉温泉多目的グラウンドという人工芝3面のグラウンド施設で、これはこれで割と滑ってしまう選手も多かったようですが、施設としてかなり良く、海が真横のグラウンドなので、めちゃくちゃ暑いけど、海風がそこそこ涼し気に吹き付けるような状況もある。そんな中での2試合となりました。

時間帯も、第1試合が10時20分と暑くなり切る前、第2試合が15時40分で暑さのピークを過ぎた後というのも多少助かる感じですかね(くどい様ですが、選手がめちゃくちゃ暑い中で試合しているのは変わりませんがw)

で、どうでも良い話ですが、私がよくやってしまうことで、今日は、特に考えずに青い服を着て行ったら、帝京高校も大津高校もユニフォームが青で、なんか、服装的には、そちらを応援しているような色になっていたとかありつつ。

さらにどうでも良いか良くないかわかりませんが、昨日浅間山が噴火したと言うニュースが速報で流れてきましたが、正に、その日の早朝に、4キロ圏内と言われていた軽井沢近辺を車で走ってたなとか。

ね、どうでも良いですよね?

ということで、大会の話に戻しますと、1日目の清水桜が丘高校戦を2-0で勝利した浦和レッズユースの裏のカードでは、大津高校が帝京高校に1-0で勝利という結果で2日目を迎えたので、ざっくりと大津高校との試合が1位通過のカギになって行くのかなと感じつつの2日目。

実際に、2日目の1試合目でも大津高校が4-2で清水桜が丘高校を下して2連勝ということで、実際に1位になるためには、大津高校に勝つ必要があるという流れになりました。浦和レッズユース自体は、帝京高校相手に、高い位置で不用意に奪われての展開はあったものの、やや怪しげなPK判定で先制されたものの、追いついて引き分けたことで、最終戦は、1位通過するためには勝つしかないという状況になり、試合自体は、守備の時間が長くなるような試合にはなったものの、1-0で勝利して1位通過を決めたという流れになりました。

もちろん優勝を目指して戦う大会にはなるものの、フェスティバル系の大会でもあり、夏以降のプレミアやJユースカップの戦いまで考慮した中での選手個々やチームとしての経験と成長も考えての戦いと言うことで、グループ第3戦の大津高校戦に関しては、大幅なメンバー変更で、ポジション含めて、連携面であまり見たことがないような組み合わせなっていたところもあったりで、それに加えて相手の攻撃や守備の強度が高いところで、苦しい試合になったものの、それでも結果を残してくれたことが大きいなと感じています。

ということで、急いで読みたい方のために、まずまとめましたw

では、試合少し細かいことに触れていきますね。2試合分なので、ざっくり書きます。

vs帝京高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半スタート⇒24番佐藤優斗)、右に8番冨田蓮(後半15分⇒5番遠藤龍河)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半7分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半スタート⇒22番奥山圭介)、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)

となります。

メンバー構成のベースやフォーメーションは、1日目の清水桜が丘戦とほぼ同じで、左前が24番佐藤優斗から10番山中惇希に変わってのスタート。

守備のバランスよく、相手の攻撃に問題なく対応できていたのですが、攻撃面では、多少は強風の影響もあったとは思いますが、相手に上手く対応されることが多く、攻撃の回数自体は、多かったものの、抜ければ決定的というパスや抜け出しが多くオフサイド判定になっていたことからも、相手の守備ラインもかなり統率されていたのかなと言う印象が残ります。

メモしただけでも、前半2分に4番玉城大志から抜け出した8番冨田蓮への長いパス、前半14分の21番南濵優大からの裏へのパスにタイミングよく9番波田祥太が抜け出したかに見えた場面、前半20分あたりの密集した中で17番盛嘉伊人がアウトサイドできれいに裏を通して19番成田安里が抜け出した場面、前半終了間際の4番玉城大志から19番成田安里に出したパスは、オフサイドではなかったような気がしましたが、、後半14分の6番清水楽人から13番堀井真海へのパスなどがオフサイド判定になっていました。

これらを除いた決定機と言うところでも、なかなか作れていない印象もありましたが、前半25分に6番清水楽人のインターセプトから持ち上がっての17番盛嘉伊人を経由し19番成田安里、そして7番與那覇航和に渡ってのシュートの場面は、かなり惜しい形になりました。

前半を0-0で折り返し、後半に入ると2分に高い位置で奪われ仕掛けられて防いだと思われたところで、PK判定となり(1番石塚悠汰が弾きだした後に相手に足がかかっただけだとは思うのですがw)、これを決められて0-1とビハインドを背負います。

サイド攻撃などでチャンス自体は多く作るものの、なかなか決定機が作れない中でしたが、後半21分に、4番玉城大志からのパスに9番波田祥太が抜け出してキーパーと1対1の状態を作ると、これを落ち着いて決めて1-1と試合を振り出しに戻します。

動揺した相手に対して、直後にも相手のリスタートのところを13番堀井真海が奪って9番波田祥太に繋げて仕掛けたり、6番清水楽人のインターセプトからのサイドからのドリブルから、更にドリブルで中へ切り込んで自らでゴールを狙ってしまうかのような突破や、3番清水哲太のドリブルでの仕掛けなど、相手の集中が切れかけたタイミングでの狙う姿勢を見せられた選手も多く、6番清水楽人から相手キーパー前に入れたパスに9番波田祥太が足先で合わせる惜しい形など、畳みかけて逆転が狙えた時間もあったものの、逆転までは届かず、試合は1-1で終了となりました。

第2戦を終わった時点で、勝ち点4となり、大津高校が2連勝したため、1位通過のためには、勝利が必要という状況になりました。

そして、15時40分キックオフの大津高校戦へと進みます。

vs大津高校戦メンバーは以下、

GK18番関大輝、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、センターバックに3番清水哲太(後半スタート⇒6番清水楽人)、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希、右に11番石橋遼大、真ん中に14番千葉希と22番奥山圭介、FWが左に20番木下翼、右に13番堀井真海(後半9分⇒19番成田安里)

となります。

聞いた話によれば、対戦した大津高校もメンバーを入れ替えてきていたという話でしたが、1位通過をかけた負けられない戦いをイメージしていたので、組み合わせ含めて大幅に変更してきたことには若干驚きながらの観戦となりました。

ただ、結論から言えば、連携面やミスなども多く、相手の強度の強い攻撃や守備に苦しめられたものの、1-0勝利という結果を残せたことで、またこの試合に出場した選手たちは成長するなと言う感想を持つわけです。

序盤は受ける形が多く、なかなかスムーズにパス回しなどができない時間が多く、相手に決定機を作られることもありながらも15分ほどこらえたところで、中盤でのボール奪取成功から20番木下翼がドリブルで仕掛け、13番堀井真海が前線へ走り、ラストパスを受けた13番堀井真海がしっかり決めて1-0とします。

10番山中惇希のサイドからの突破や14番千葉希の中盤でアクセントを作りながらの突破やパスなど、攻撃の試みは多く作れていたものの、数選手が絡んだところや、ラストパスの精度や味方の動きの予測などがずれることが多くなりました。また、前半24分に11番石橋遼大からパスを受けた22番奥山圭介が、空いているスペースにパスを出したものの、誰もそのスペースに気づいて走れていおらず、ミスパスのような形になった場面を象徴するように、味方との連携のところで、やや合わないというところが全体的に多かったように思われます。

後半に入っても、そういった流れが続いたものの、途中交代で19番成田安里が入った後半10分あたりからは、19番成田安里が前線で激しいプレッシャーをかける流れに呼応したように、40番茂木柊哉のプレーの強度が急に増したように感じました(偶然かもしれませんが。)

競り合いのぶつかり合いとか、厳しくプレッシャーをかけてインターセプトに成功する場面なども増えたように感じました(偶然かもしれませんが。)

試合終盤は、強さのところで、相手にぶつかれる場面が増えたというか、見どころが多くなったようにも感じ、ただ、不用意なミスも多く、やられたと思った場面も何度もあったのですが、奪った1点でしっかり勝ち切ることができました。

勝負強さも強さの一つですから、この試合を勝ち切れたことは大きいわけです。

ということで、1位通過。

浦和レッズユースが入ったグループHの1位は、グループIの1位と言うことで、そのグループIが履正社高校と川崎フロンターレU-18が勝ち点と得失点差、総得点で並んでいたと思うので、どちらが1位になるのかと思っていましたが、ちょうど、このブログを書きつつ、いま浦和レッズのオフィシャルを見たところ、履正社高校が明日の対戦相手となっていたので、そちらが1位になったのですね。

今日は、和倉温泉多目的グラウンドが会場でしたが、明日の浦和レッズユースの試合は、能登島グラウンドに移ります。午前の試合に勝っても負けても、次の試合は、同じ能登島グラウンドで15時40分キックオフで行われるはずなのですが、浦和の公式では、和倉温泉多目的グラウンドになっているんですよね。

こういうフェスティバル的な大会なので、変更になることもあるかもと思いつつ、まあ、明日の最初の試合は能登島グラウンドなので、行けばよいだけですね。

明日の戦いも楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs帝京高校戦

vs大津高校戦

和倉ユース2019/08/07 浦和レッズユースvs清水桜が丘高校 2-0勝利・・・相手に良いところを出させずに快勝!

どうも、ブクメです☆

今年も和倉ユースの時期になりました。私にとっては、昨年の和倉ユースは、大会とは全く違ったところで因縁が残ってしまったのがこの大会・・・いや、ただ、ここに向かう途中に事故ってしまったということだけなのですがw

なので、今年は慎重に慎重に運転していつも通り下道で現地へとたどり着きました。無事故です(自慢にもならないw)

とは言え、どうも、最近は(も)、詰めが甘いというか、初日の日程が、14時20分キックオフの1試合のみと思っていて、昼頃に改めて日程を見たら午前にも練習試合が追加されていたという。なのに、これを知らずに、早く近場に着きすぎてしまって、時間つぶしで無駄に道の駅探して立ち寄ったり、あえて遠回りしたら、変な山越えになってしまったり、無駄に旅人になっていましたw

更に、鵬学園高校のグラウンドは、4年前のこの大会の時に1度訪問しているため、場所さえわかれば問題ないだろうと思っていたら、グラウンドではない校舎の方に行ってしまい、駐車場はあるものの、こんなところだったのかなと、あたふたし、割とたどり着いたのは試合開始が近い時間になってしまったという感じです。

4日間連続の大会になりますので、できるだけブログ自体は簡易に書きたいと思います。

この大会期間は、仕事を持って和倉温泉付近のホテル滞在になるので、今日も試合を見てホテルに戻り、早めにブログを書こうと思っていたところで、打ち合わせの連絡など来てしまい、気が付けば夜の8時くらいからブログを書きだす流れになってしまいました。

試合の話に移る前に、今回車で埼玉県から石川県まで下道で移動する際に、長野県の軽井沢だったり、白馬だったりと高地を抜けてくるルートになったのですが、夜中でも25度以上くらいの最近の暑さの中で、こういうエリアは、21度~22度くらいまで気温が下がっていて、仮眠をとった道の駅では、車の窓を開けていれば、かなり涼しいくらいの気温になっていました。

今日観戦した試合もそうでしたが、夏のサッカーが暑さとの戦いばかりになってしまうことを考えると、本当に夏の大会は、いわゆる避暑地的なところで開催する流れになって行くのが望ましいよなと実際に、そういう場所を車で通ってみて感じました。

・・・と明日の試合も早いから、余計な話題は少なくして試合の話を書こうと思ったのに、やはり別のことが長くなってしましましたw

では、試合の話に移りますね。

vs清水桜が丘高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半21分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮(後半24分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半22分⇒20番木下翼)

となります。

*詳しくは、わかりませんが、ミニ国体だったりトップチームの練習参加だったりで、参加していないメンバーもいるのと、実際にブログ書くときに、そういえばと思ったのは、水戸水戸ホーリーホックユースカップの時にいた、メキシコ人の2名の姿は見えませんでした。

鵬学園高校のグラウンドですが、芝の状態の良い悪いの前に、「どうしてバンカーが2か所あるんだろう」という感じで以下のような箇所がピッチにあったんですね。

芝と土がめくれ上がって溝になってしまっているから砂で埋めているのかどうかはわかりませんが、結構なサラサラの砂のようで、ちょっとこの部分でのプレーは難しいようにも感じられました。

フォーメーションのところを、どうかこうかなと思ったのですが、最初は、3バックで両サイドが1枚降りているような状況で3バックだけど、基本4バックに近いところがあるので、いつも通り4バックに当てはめて書けばよいかと思ったのですが、逆にそれで書く方がまとまらなかったので、3バックとして書いてみました。

今日は、完全にサッカー部グラウンドの中での試合と言うこともあったのですが、両チームのベンチに挟まれるような場所での観戦になり、なんというか、とてもとても臨場感のある観戦になりました。なんというか、若干離れてはいるものの、私もベンチに入っているような気分というか、監督やコーチ陣の声もグラウンドレベルのすぐ近くで聞こえてくるような感じ。

なので、指示もいつも以上に聞こえてくるわけで、参考になりつつも、細かく聞こえすぎて少し見方が難しくもありましたw

スタートから、前線での19番成田安里のプレスや、ポジション取りで存在感を見せるプレーが目立ち、チャンスに絡む形も多くなります。

守備のところで、開始早々に簡単に抜かれて決定機を作られるという、かなりヒヤリとする場面が作られたものの、ここでの失点を免れた後は、比較的落ち着いた対応で全体的には、それほど相手にとって大きなチャンスを作らせずに試合を進められたと言えると思います。

特に、相手のサイドからの突破の際の6番清水楽人の守備が印象的で、おそらくサイドから突破を仕掛けてきた相手選手は抜けたと思ったであろう場面で、スッと体を入れて、気が付けばマイボールになっているというような場面が結構ありました。

前半の攻撃で惜しい形を上げていきますと、前半4分にコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに相手キーパーと競り合う形で7番與那覇航和がヘッドで狙うもここは、相手キーパーがしっかりキャッチ。

前半6分には、4番玉城大志から、良いポジションをとった19番成田安里へパスが入り、17番盛嘉伊人へつながり、左からの大きな展開で、右サイド前線に走りこんだ8番冨田蓮に繋げての惜しい仕掛け。

前半7分には、7番與那覇航和がシュートを狙うも枠を捉えきれず。

ベンチからも相手の選手の間を狙うようにと指示が飛ぶことが多くなっていましたが、前半8分のプレーは、まさに間を上手く狙ったプレーで、7番與那覇航和が相手選手2名との間へのパスに対して、反応し、先に相手に触られるかくらいのところでしたが、足を延ばして右サイドの8番冨田蓮に繋げてサイドから攻撃が展開されていくというプレーがありました。

同じく前半8分に、6番清水楽人がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

前半10分にこの試合で最初の決定機を迎えます。

19番成田安里がインターセプトに成功し、そこからの仕掛けの中で相手キーパーが判断ミスで19番成田安里にパスをくれるような形になったところで、落ち着いてシュートを放つもこれが僅かに枠を外れます。インターセプトも、その後の相手のミスも19番成田安里の良いプレーから巡ってきたチャンスなので、こういうチャンスをしっかり決めることまでできると良いですね。

前半12分には、4番玉城大志から右サイドの8番冨田蓮に繋げ、17番盛嘉伊人に通して仕掛ける形を作ります。

更には、前半15分あたりに21番南濵優大が、バックラインでボールを受けた際に、相手が寄せてこないことを感じ、中盤辺りまでドリブルで持ち上がって展開するプレーを見せます。このプレー辺りから、21番南濵優大の、バックラインからの攻撃の組み立てを意識したプレーが複数見られます。それが起点となっての得点もあるのですが、その前に、別の形からの先制点がまず生まれます。

前半18分に、7番與那覇航和から右サイドを走る8番冨田蓮にパスが繋がり、そのままサイドを持ち上がってグラウンダーのクロスを入れると、これに9番波田祥太が反応してゴール!

その得点の直後の前半21分にも、8番冨田蓮のインターセプトから4番玉城大志を経由して前線の19番成田安里にパスが入ると同時に、近い距離に寄せる9番波田祥太へワンタッチで繋げて打開を図る狙いが見られますが、ここは、上手くコントロールができなかったものの、距離感とワンタッチという判断から上手く通れば一気にゴールにつながりそうな形も作られました。

そして、先ほど書いた話に戻りまして2点目の場面。前半24分に、バックラインから21番南濵優大が持ち上がり、グラウンダーのパスを右前に抜ける17番盛嘉伊人へ通します。そして、17番盛嘉伊人がゴール前へクロスを上げると、これを9番波田祥太がヘディングできれいに合わせてゴール。

リードを2点に広げます。

前半終了間際にも、21番南濵優大から4番玉城大志、19番成田安里とテンポ良くパスが繋がり、今度は左へ抜け出す17番盛嘉伊人へパスが通りシュートを狙うもキーパーにキャッチされます。この時に、右サイドから8番冨田蓮も上がっており、ここを使うかどうかという声も聞こえていたように思います。

前半を2点リードで折り返しての後半。

私が好きな指示というか、前半は、なかなか大きなチャンスに絡めなかった24番佐藤優斗が、後半は、ベンチ側のサイドになったところで、監督からももっと行けるだろうという声が多く飛び、それに呼応するように、24番佐藤優斗がドリブルで仕掛けてチャンスを作る後半スタートとなりました。

特に後半入った13番堀井真海と9番波田祥太で2トップのを組むような形で進む中で、お互いがより生きる形と言うところでの指示も多く聞こえてきました。最初は、プレースタイルの関係か、気が付けば並んでしまうようなことが多かったものの、意識して上下に動いたり距離感を意識することで連携が生まれる場面もポツポツ増えていました。

後半15分あたりから立て続けに22番奥山圭介、10番山中惇希、20番木下翼が投入される中で、読みのところで22番奥山圭介がかなり味方の動きを読んでパスを出すという狙いが見られたものの、読めている中で、この試合では、なかなか思ったようなパスが出せずという場面がありました。

なんというか、見る側として、22番奥山圭介の動きと、味方の動きで、その見方を狙ったパスコースを見つけたところで、通ると大きなチャンスになるというイメージまではできるものの、そこに出し切れていないという感じですかね。ただ、その読みがあるからこそではあるので、その狙いを見つけるのは楽しかったですけどね。

後半29分の、13番堀井真海が下りてパスを受けて22番奥山圭介に繋げ、このタイミングで左から10番山中惇希が左前線のパスコースに走り出し、20番木下翼はペナルティエリア内の狙えるスペースに走り出す。この2つの動きに対してどこに出そうというイメージは見られたものの、そのパスが思うように蹴れていなかったような場面とかですね。

後半は、大きなピンチとしては、後半11分あたりに、ちょっとどういう流れでそうなったのかは確認できなかったのですが、フリーでシュートを打たれていて、1番石塚悠汰がなんとか触って枠からそれたという場面がありましたが、ここは、崩されたようには見えなかったので、何かミスがあったのかもしれません。

試合終盤では、2度ほど相手のサイドからの突破を許しかけたものの、これも先ほども書きましたが、6番清水楽人が上手く体を入れて防ぎ、結果的に、追加点は決められなかったものの、無失点で切り抜け2-0で勝利となりました。

もっと得点ができた試合だったとは思いますが、内容としては、相手のやりたいことをほとんどやらせずの勝利でしたから、完勝に近いと思います。

それにしても、今日の観戦場所というのは、新鮮と言うか、耳で入ってくる情報も本当に多く、メモして写真撮って、聴こえてくることを見つつ、それに対しての選手の動きも観察しつつという、なかなか私の頭の中でも忙しくなる試合ではありましたが、若干、長時間の運転とか、会場への到着前のバタバタなどもあり、頭がボーっとしているところも正直あったのですが、この環境のおかげですぐに目覚めて集中して見ることができました(たぶんw)

ということで、まず1勝!

8日の2試合も楽しみにしています!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

 

 

クラブユース選手権2019/07/25 浦和レッズユースvs名古屋グランパスU-18 0-2敗戦・・・強さの基準水準と勝負強さ

*今回のブログは、細かいレポート的なものは、書かずに総括的な流れと感じたことを中心に書いています。

どうも、ブクメです☆

クラブユース選手権は、今日から決勝トーナメントに入っていき、浦和レッズユースのベスト16ラウンドの対戦相手は、名古屋グランパスU-18となりました。

公式戦では、地域的なものもあり、あまり多く対戦したことはないものの、割と大きな大会の上の方のラウンドでは、勝っている(調べると、2008年の高円宮杯決勝2015年のJユースカップ決勝で勝利している)のですが、私は、この勝った記憶よりも、これも結構前の話になりますが、2010年のGo for 2014 Cupの3位決定戦(0-4敗戦)の試合のイメージがどうしても頭に残り続けてしまっていて、名古屋グランパスU-18とは、完敗したこの試合で、そもそもの相性が悪いという印象がずっと頭を離れなかったんですね。

一応その時のブログのリンクを載せておきます(第4回GO FOR 2014 CUP 3位決定戦2010/12/28 vs名古屋グランパス 0-4敗戦・・・これが基準)で、実は、今回のタイトルは、このブログを見直す前に書いていて、「基準水準」という言葉を使っているのですが、以前のその試合のブログでは、「基準」という言葉を使っているのですね。無意識に使った似た言葉がありましたが、もちろん、それぞれ若干意味や使い方は違うものの、同じような言葉を試合後のブログで使ったということで、その相手が名古屋グランパスU-18だったという。

似たニュアンスを感じた一戦であり、ある意味、スタートが遅れた新チームのように、時期の意識をずらしながら見て行く必要もある中で、今回も、勝負というところでは、逆転勝利できる局面も作れていたものの、試合内容としては、かなり相手に押し込まれ続けてしまった一戦で、不思議なことに、ここで改めて書こうと思っていた内容に近いことが全く違うその時のチームと、その時相手だった名古屋グランパスU-18に完敗した時に感じて書いた内容に近いものがあるなということで、お時間がある方は、先ほどのリンク先を読んでみてください。

 

ということで、簡単に試合のことを書き、総括的な内容を書きますね。

vs名古屋グランパスU-18戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半16分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半30分⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半22分⇒20番木下翼)、FWが左に7番與那覇航和(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、右に13番堀井真海

となります。

表現が雑ですみませんが、正直に試合スタートから感じたのは、柏レイソルのような正確な足元とパス回しと幅を使った攻撃に加えて前線の選手がそれぞれ力強いイメージがあり、「力強い柏レイソル」みたいなイメージを勝手に持って見てしまっていました。

相手に保持される時間が長く、浦和のストロングポイントの一つであるサイド攻撃のところも、かなりケアされてしまっていたこと、あとは、これは、相手ペースになっていたからだけかもしれませんが、どうも、体力的には他チームより余裕があると思われた浦和の方が、それぞれの選手の動きや反応、攻守の切り替えが遅くなっているようにも感じられました。

単発にはなりますが、奪った後のカウンター気味の仕掛けで何度かチャンスを作るものの、そもそもの攻撃回数で相手が多く、やや雑に外れるシュートも多かったもののとにかくシュート意識が高く、前半31分の失点は、その少し前に同じような場面でシュートを外した選手が、同じような場面で今度は調整して見事なシュートを決めてきたという感じでしょうか。

前半では、終盤に、7番與那覇航和と17番盛嘉伊人のポジションを入れ替えたところで、17番盛嘉伊人が味方との距離感を狭めての細かいパスを混ぜた狙いで攻撃を組み立てたところと、13番堀井真海が、強引な仕掛けと、そのこぼれ球も自らのボールにして突破してやろうというプレーをした時間帯に、やや相手が守勢に回り、浦和の時間を作れていました。

後半も全体的には、相手ペースで進む中で、得点が動かないままに向かえた後半残り10分くらいに12番福島竜弥を左サイドバックにポジションチェンジさせたところで、これも、きれいな突破というよりは、リスクもあるけど、とにかく切り裂いて突破してやろうという姿勢を見せたことで、その突破に成功した数回がいずれも大きなチャンスにつながっていました。

最後の最後で、失点をして0-2というスコアとなり、この大会は敗退となりました。

表面的には、「勝敗」というところでは、ひっくり返せる大きなチャンスがあったのも事実です。だから、逆転勝利はできたかもしれませんが、総合的に負けたなと感じたのは、初めてだったかもしれません。

相手チームの事はほとんど知らないので、実は、名古屋も新たな試みを始めたばかりですとかだったらすみませんが、完成度の高さを感じさせる戦いができる相手に、もしかすると、勝敗と言うところでは、この大会のモンテディオ山形ユース戦で勝利するまでなかなか勝てなかったですが、新体制になってからの浦和レッズユースは、どの試合でも相手を圧倒する時間が作れていた(フィニッシュが決まらない)と思うのですが、この試合では、それが作れないままに終わってしまったという悔しさもプレーしていた選手には残ったと思います。相手に飲まれたところもあり、また、選手同士がこれまでと比べて動きが重たく感じられた。この理由ははっきりとは私にはわかりません。

これは、私が勝手に感じたことですが、ハーフタイムの監督からの選手に対して書ける言葉や声がいつもより強く伝えようとしているように反対側のピッチにいながら伝わってきました。

ここまでのプレミア含めた試合で、見られたプレーの良いところが集約されて出れば、展開は変わった。でも、それが試合によって出せない相手の戦い方によって出せない。それが出てしまった試合なのかもしれません。だから、今後やることは明確で、個々の武器を研ぎ澄まして、整理整備されてきた守備バランスもより強化する、それが、どのような相手であっても、自分たちが主導できるようになっていく。

この試合でも数選手が見せた、相手に引っかかっても突破してしまうくらいの、突き進む意識。

そして、既に前線に強い選手がいても、放り込むだけのサッカーにはならないような戦い方が現在のチームにはできるので、前線で収まりどころとして強烈なプレーができる選手の台頭も待たれます。

個でできることを研ぎ澄まし、更に、組み合わせでできることも増やす、特徴同士が活かしあって数倍の力を見せるとか、この大会だけでも大きな発見がありました。

前線での強さというところでは、9番波田祥太が見せたプレーがものすごかったわけですが、この2試合は、いなくなってしまったりで、こういうところは、私は、何も言えないです、もう、本当に。。ですが、前線で収める動きをするプレーとして、抜けた強さを見せた、彼の存在と、前線でプレーする選手はもちろん体格やプレースタイルに違いがありますが、やはり、この試合の戦いを見ていても、前線で強烈な強さを持った選手がいて、そこに相手を食いつかせての他の選手が生きるという構図がこの試合では作れなかったのも事実なので、ここを脅かすレベルを目指して前線の選手にはやってほしいです。

勝負強さを付けるためのリスクに挑戦ができるチームにはなってきていますので、チーム全体のレベルを一つ上げるために、個人名をあえて挙げてしまいましたが、9番波田祥太の水準のプレーに近づき追い越すような選手が台頭してくることも必要になるなと感じたのも事実です。

私は、S2リーグも多く見ていますからね。そうなるポテンシャルを感じている選手もいます。でも、まだ足りないです。

新体制のチームも、最初の段階をクリアしてきていますし、選手の表情もなんか、以前よりよくなっているんですよね確実に。

次の段階へ上がるべく、またこの試合とこの敗戦を私自身も頭に刻んで、ここからのチームの、そして、選手個々の取り組みを、より集中して見て行きたいと思います。

課題も多く見つかってしまいましたが、それを上回るくらいの発見もありましたし、私自身は、この大会をかなり楽しませてもらいましたよ。本当にありがとうございました!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

クラブユース選手権2019/07/24 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-0引き分け・・・決着は決勝で、が理想

どうも、ブクメです☆

試合後、今日ブログどうするんですか?と数人に言われましたw

確かに、試合内容は、本当に簡単に書けてしまう試合になりましたが、この大会は、最初から書いていますが、そもそも35分ハーフになった時点で、戦い方が難しくなっていて、その中での3試合トータルで2位以内に入ったチームが決勝トーナメントに進出できるというレギュレーションで、勝ち点4同士のチームが、引き分け以上で突破が決まるというグループステージ最終戦前の状況でのスタートになったという話。

更に、前半終了時点で、もう一方のカードでリードしているチームが出ていた情報は当然入ったと思うので、後半は、よりその戦いが色濃くなったというだけの話。

そもそも、今日は11時キックオフで、グループステージを突破したら、翌日すぐに9時半キックオフで決勝トーナメントの戦いがあるわけですから、そこも加味すればそうなるよなと。割と今回は、見ている側もその辺は、全国大会の頂点を目指して戦う中の、通過点として考えたときに、突破の条件を考えたらそうなるよなという感じで見ることができたというか。

フワフワと頭の中に、テニスの4大大会を戦う錦織圭が、上位陣と戦うまでに接戦を演じすぎて息切れしてしまう課題を全英オープンでは、克服して・・・みたいな状況など浮かんできたりしてました。

では、試合の話に移りますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に3番清水哲太、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和、右に13番堀井真海

となります。

*残り5分くらいのところで、20番木下翼が交代の準備をしていましたが、残り10分くらいは、ほぼ清水エスパルスユースがバックラインで回すだけになっており、試合が止まることがなかったために交代はありませんでした。

大きなリスクを負う必要がない両チームの戦いと言うことで、人数をかけてバランスを崩してという攻撃は試合を通してなかったものの、序盤は、両チームとも点が取れるなら取ろうという仕掛けは、見られました。

相手は、前線の選手が浦和のバックラインと中盤にかけてのパス回しのところでプレッシャーをかけてくるような形。それらをかいくぐりつつ、隙を見て共に左前線のスペースで24番佐藤優斗を使う形で、前半8分くらいには、17番盛嘉伊人から、前半9分には、4番玉城大志から、前半17分には、27番山田奈央からのロングフィードで狙っていく形で上手くつながればという攻撃が見られました。

相手の攻撃では、一度25番鈴木彩艶が放り込まれたボールをキャッチしたくらいでしょうかね。

という前半は、0-0で終了。

この時点で、もう一方の松本山雅FC U-18 vs モンテディオ山形ユースの試合で山形が2点をリードしているという情報が入ったと思います。

これで、こちらの試合は、勝敗がついた場合には、敗れたチームが敗退濃厚になるという構図ができあがりました。

後半は、より引き分けOKという状況にはなっていましたが、その中でも、浦和は、中盤が1枚センターバックの位置に降りてサイドバックが高めの位置を取る形で、反撃ができる時には狙おうという形は作っていたと思いますし、そのような狙いの中で、サイドからの6番清水楽人からの仕掛けからの流れで、24番佐藤優斗を経由して17番盛嘉伊人がシュートを放つ場面や、後半17分にも高めに位置した6番清水楽人につながり、サイドからの仕掛けでゴールを狙う姿勢も見せました。

ただ、特に半分くらい過ぎるころには、特に相手の戦い方が完全に後ろで回すだけになったことで、そこに食いついてというリスクをとる必要もなかったと思いますし、結果的に、残り10分ほどは、ベンチからも集中を切らさないように監督から多くの声が飛んでいたように選手も互いに仕掛けないながらも、集中は切らさないという形で、試合終了の笛を迎えることになりました。

どうして温存のために、交代を使わなかったのかという声が、試合に来られずに結果を見てツイートしている方がいたのですが、体力面での消耗は、ピッチ上で戦っている選手にもあまりないような戦い方でしたし、共に攻撃を全くしなかったわけでもないわけで、ご存知のように相手には、一つバランスが崩れて奪われたときに決めきられてしまうような選手もいますし、ピッチ横で見ていた身とすれば、総合しても、35分ハーフという時間で、人を変えることでの何かが起こることをやる必要がなかったとも言えるかもしれません。ただし、結果的に下手したら10分近く交代を待って出場がなかった20番木下翼が出場していたら、少ない中で決定的な仕掛けをしたかもしれないという雰囲気はあったものの、まあ、試合が止まることがなかったので、それはそれということで。

はい、ということで、もし決勝トーナメントの初戦でまた清水エスパルスと対戦することになったら、それはそれで70分ハーフの試合ということにして面白いかなと思ったりしましたが、決勝トーナメント初戦の対戦相手は、名古屋グランパスU-18となり、清水エスパルスユースと当たる可能性があるのは、決勝戦ということになりました。

よって、選手がどういうモチベーションなのかは私にはわかりませんが、ここ最近の、多く対戦する機会がある清水エスパルスユースを倒したいという思いがある選手も多いと思うので、この戦いの決着は、決勝戦でというタイトルにしたわけです。今年は、1敗1分ですからね。

ということで、もう明日の9時半にキックオフですので、今日の体力を温存できたことも、大会を勝ち抜くための一つの大きな手繰り寄せた力として存分に生かして明日からの戦いを見せてもらいます。

個人的には、名古屋グランパスU-18は、それほど多く対戦することはないですが、なんとなく浦和と相性が悪いようなイメージを持っています。明日、そのイメージを吹き飛ばすような戦いを見せてください!総力戦でトーナメントを制す戦いが始まります!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

クラブユース選手権2019/07/22 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 2-1勝利・・・見事な逆転で難敵を制す!

どうも、ブクメです☆

ね、ベタなタイトルでしょ?そういう試合でしたw

ということで、昨日開幕したクラブユース選手権で初戦はスコアレスドローに終わった浦和は、有利に進めるためにも、しっかり勝利しておきたい第2戦。対戦相手は、モンテディオ山形ユースと言うことで、昨年の決勝トーナメントの初戦で対戦した相手ですね。その時の対戦では、守備の硬い相手という印象が強かったのですが、今大会でいくつか入ってくる情報を見ると、普通に強いし初戦も清水エスパルスユース相手にかなり攻め込んでいたという話もありつつ、実際見てみたら、確かに強かったです。

ただ、相手どうこうよりも、浦和がここしばらく、ずっと内容が悪くないのに結果が結びつかないという、もどかしい試合が続いていたことから、とにかく一つの勝利で一気に道が開けそうという予感はずっとあったので、そのきっかけにするには十分すぎるくらいの一戦になりました。

まあ、あれです。私も今日は、普通のサポーターに戻っていた時間帯が多くて、割と詰まった内容だったのに、あとで見たらメモが少なかったですし、今日の2つのゴールで、あれだけ、はしゃいでしまったのも、だいぶ久しぶりだなと冷静になった今思っていますw

では、試合の話に移りますね(既に試合のまとめっぽいものから入っている気もしますがw)

vsモンテディオ山形ユース戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半6分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半25分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒9番波田祥太)、右に13番堀井真海(後半35分⇒37番高橋悠)

となります。

そういえば、過去ピッチコンディションが、グラウンダーでのパスをあまり使うなと指示が出るくらいひどいコンディションのこともあった今回のNTT図南グラウンドだったので、過剰に心配していましたが、先月末に社会人関東リーグで一度、NTT図南グラウンドに足を運んで、割と問題ないコンディションになっていることは確認していたのですが、大会開幕2日前に社会人リーグで使用され、更に、大会1日目で2試合、そして、今日も浦和の試合の前に既に1試合が開催されたという状況で写真のような状態だったので、芝の管理もかなりしっかりされるようになったようです(過剰に言ってすみません。)

芝の状態というよりも、雨が多すぎることや、そもそも今日は試合中も小雨がぱらつくような天気でしたし、その辺でスリッピーな状態でドリブルが得意な選手にとっては、やややりにくいコンディションになっていたかもしれませんね。

さてさて、そういえば、ここしばらくを考えたときに、浦和が早めに先制をするという試合は多かったものの、今回のように出鼻でいきなり失点という流れ自体久しぶりだったように感じます。

とにかく、試合開始前の印象では、「また大きい選手が結構多いな」くらいだったのですが、試合開始からの印象としては、相手の中盤から前線にかけての選手が足元の技術がある選手ばかりで、浦和がバックラインや中盤のところで組み立てようとする形に対して、相手が高い位置で奪いに来て人数をかけて一気に仕掛けてくるため、一見して、やりにくい相手だなとすぐに感じたのですが、相手のやり方に慣れる前に、前半5分に近い距離でのワンタッチパスで抜け出されて失点。

今大会のグループステージは、35分ハーフ(ちなみに、決勝トーナメントも40分ハーフで、なおかつ準々決勝までは、延長戦なしの即PK戦)ということで、得点が入らない状態が続いたり、今回のように早めの失点でも、時間と余裕というところで勝手が違ってくるわけですよね。

その中で早めに同点に追いつけるかがカギになるわけで、まずそれができたことが大きかったです。

やや相手の対応に苦慮する時間が失点後も続いている中で、前半10分にゴールに近い位置でのフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのボールを10番山中惇希がしっかり押さえたシュートで決めて1-1の同点とします。

相手に対応する中で、中盤の4番玉城大志が下りて、3バックのような形を流れによって形成しながら、左サイドバックの6番清水楽人や右サイドバックの8番冨田蓮が高めの位置を取りながら、仕掛ける形で、相手の危険な仕掛けや、高めの位置からの守備で奪われるリスクを背負いながらも、受けすぎずに攻撃で打開する姿勢が良く見られました。

同点ゴールの前の前半8分に高めに位置取った6番清水楽人が左前線に抜ける10番山中惇希にパスを通したり(ここは、僅かにオフサイドでしたが)、前半16分には、右から8番冨田蓮が味方とのワンタッチパスで抜け出して、スペースに抜ける22番奥山圭介には、一歩合わなかったものの、サイドからの攻撃の狙いが鋭さを見せていました。

今回も前線での高さ勝負のところでは、分が悪いところもありましたが、それでも入り方や体の向き、タイミングで13番堀井真海が上手く受けて仕掛けるという形も多く見られました。

また、相手の形もあり、17番盛嘉伊人としては、攻撃の組み立て以上に相手の攻撃のスタートを摘むための作業にも追われつつでしたが、その中でも前半18分の22番奥山圭介から8番冨田蓮が受けてサイドから仕掛け、7番與那覇航和を経由して17番盛嘉伊人が受けてからシュートを放つ場面など、数は多くないものの、攻撃面でも惜しい形を作っていました。

前半20分には、7番與那覇航和からのパスを受けた10番山中惇希がややディフェンダーが多く密集した状態でしたが、突破を仕掛けて惜しい形を作ります。

前半23分には、7番與那覇航和から右の8番冨田蓮に繋げそのままサイドを突破して、クロスに10番山中惇希と13番堀井真海が飛び込み、相手キーパーより先に触れればという惜しい形を作ります。

サイド攻撃で多くのチャンスを作りながら、また、相手の攻撃もなんとか集中して跳ね返しながら前半を1-1で折り返します。

後半に入ると、第1戦でも途中出場して存在感を見せていた9番波田祥太が10分から投入されると前線でしっかりボールが収まるようになり、これまでの攻撃の形に一つオプションが加わったことや、相手の戦い方に対して、狙いどころを上手くつけるようになり、流れが大きく浦和に傾きます。

特に、22番奥山圭介を活かした右サイドでの攻撃がかなり効果的に機能していて、気が付けば22番奥山圭介が良い位置でパスをもらっていて、自らも仕掛け、スペースに出して9番波田祥太が受けて突破するという形など出てきます。

とにかく迫力面でも9番波田祥太の強さで相手を圧倒する場面が何度もあり、身長で優る相手ディフェンダーでも、9番波田祥太が体を入れてキープすると何もできないくらいの強さと言えば伝わりますかね。

これらがかみ合う中で、右からの攻撃で相手を苦しめる中で、後半15分に、左サイドで6番清水楽人がインターセプトに成功すると、そのまま力強くドリブルを開始し、13番堀井真海からのワンツーで抜け出して深くまで仕掛けてクロスに22番奥山圭介が走りこみ、あと一歩でゴールと言う形を作ると、直後の後半16分に、再び6番清水楽人が左サイドからドリブルで仕掛け、グラウンダーの鋭いクロスをペナルティエリア内のディフェンダーの間に通し、このタイミングで走りこんでいないと、防がれるというタイミングで13番堀井真海もその軌道に走りこみ、合わせてのスーパーゴールが決まります!

ここからの残りの20分ほどは、もうなんだか普通に楽しんでしまっていて、メモも、後半27分の高い位置で奪われての大ピンチで相手の強烈なシュートがゴール左にそれていったくらいしか書いてませんでしたw

ここまでリードして追いつかれる展開が続いていた中で、ヒヤリとする場面も何度かあったものの、時間を使いながら、狙える時にはゴールを狙い、35分ハーフの割には思った以上にアディショナルタイムが長く感じつつ、セットプレーを複数跳ね返し、試合終了の笛がなり、2-1の勝利となりました!

申し分ない強さの相手に、長かった公式戦未勝利というトンネルを抜け出すには十分すぎる戦いぶりでの勝利でした!

そして、ここからの快進撃を予感させるには十分な手ごたえも与えてもらっての勝利です。

この流れで、プレミアでの直前の対決で引き分けに終わった相手であり、昨年の決勝トーナメントでPK戦で敗れた清水エスパルスユースとの再戦が待っているわけです。

楽しすぎじゃないですか、このシチュエーション。

私は素直に喜びまくっていましたが、試合後の選手の表情を見ていても、この試合だけの勝利で浮かれた表情をしている選手はおらず、2日後のまず一つ目の山場に向けての切り替えも既にできている様子が見られました。頼もしいですし、かなり次の試合が楽しみになりました。

比較的気候に恵まれてはいますが、連戦になるので、しっかり休息して次戦に備えてください。

楽しみです!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

クラブユース選手権2019/07/21 浦和レッズユースvs松本山雅FC U-18 0-0引き分け・・・全国制覇への戦いがスタート!

どうも、ブクメです☆

今年も夏の全国大会の季節がやってきました。ここからは、連戦になっていくということで、私も若干バタバタしており(仕事とのバランスとか、仕事とのバランスとかw)、この期間のブログに関しては、できるだけシンプルに書いていくことろ心がけていきます(結局、タラタラ長くなる可能性もありますがw)

昨日観戦したS2リーグが、天気予報を見たときには、最高気温も天気も似たような感じだったので、大会初戦の日曜日も、かなり蒸し暑い中での試合になるかと思っていたのですが、湿度の高さはわかりやすいくらいでしたが、思ったより涼しい状況下の初戦となりました。

そして、大会前にレギュレーションを調べないという悪い癖(他人任せで誰かが教えてくれるだろうというサボりw、良く言えば作業分担ができる友人が多く来るので頼ってよい環境w)があり、暑さの関係で今年は、グループステージは35分ハーフで開催されるというのを前半の終盤に初めて知るということになりました。

時間が短いというのは、体力的には助かるところかもしれませんが、時間が短いことからくる難しさというのも、見る側として勝手に考えていただけかもしれませんが、実際に試合を見て感じるような要素もあったのかなと思う初戦でもあったように思います。

基本的に2日間試合して1日空いてという日程の組まれ方になっており、まずは、グループステージ突破の2位以内を考えたときに、この2連戦をどのように乗り越えていくかというところからになります。初戦の相手が松本山雅FC U-18となり、第2戦でモンテディオ山形ユース、そして、第3戦では、プレミアで戦ったばかりの清水エスパルスユースとの再戦があります。

1戦1戦を大事には当然ですが、この大会の優勝を目指していくことを考えたときには、チームとしてどれだけ同じ方向を向いて戦っていけるかも重要で、大会期間中にどれだけ選手個々、チーム全体がまとまり成長していくかがカギを握ります。

そして、まあ、当日の試合中まで気が付かなかったやつが言うなと言われてしまうかもしれませんが、35分ハーフというのが、思わぬ敵にも味方にもなるなという要素も加わってきていますよね。試合展開によっての「まだ時間はある」のニュアンスがかなり変わってきますよね。

では、試合の話に移ります。

vs松本山雅FC U-18戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半20分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮(後半31分⇒3番清水哲太)、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗、右に22番奥山圭介(後半8分⇒37番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒11番石橋遼大)、右に13番堀井真海(後半15分⇒9番波田祥太)

となります。

試合開始は、前線の選手の攻撃の仕掛けなどの意識は強く見られたものの、全体的には、慎重な立ち上がりと言えるスタートで、中盤やサイドバックも頻繁に攻撃に絡んでリスクを負いながら仕掛けるという場面は少なく、中盤とバックラインでパス回しをして試合のテンポを遅らせるような場面も見られ、これまでの戦いとの違いで若干違和感も感じていたのですが、特に緊張するというタイプの選手がいるようにも見られないので、意識してコントロールしているのかなという印象とともに、35分ハーフの戦い方としてやっていたのかなとも感じました。

相手の選手を眺めたときに大型の選手が多く、高さでの勝負や失い方悪くサイドから仕掛けられたりする可能性も考慮したのかなとも思いつつ。

そんな感じで、前半は単発での攻撃が多くなったものの、それでも、前半開始1分に22番奥山圭介からのパスを見事なトラップで受けて抜け出した7番與那覇航和がシュートまで持ち込む形をさっそく作り、5分くらいには、13番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれるような場面で前線で受けながらも力強く抜け出してシュートまで持ち込む形を作るなど、前線の個の能力を生かした突破も、引っかかる場面もあったものの、惜しい形まで持ち込める場面も作れていました。

また、サイドバックの左の6番清水楽人と右の8番冨田蓮が、攻撃参加する場面も多く見られサイド攻撃でのチャンスも作れており、10分前後には、相手の攻撃の後のゴールキックの場面で、するすると6番清水楽人が左の高めの位置に上がっていき、GK25番鈴木彩艶からのロングフィードを受けて仕掛けるという形や、8番冨田蓮がドリブルで持ち上がり、更に一つ中まで切れ込んで仕掛けようとする場面も見られました。

前半15分には、同じくキーパーからのリスタートのところで、25番鈴木彩艶からのロングフィードを7番與那覇航和が競って24番佐藤優斗に繋げ、枠は捉えきれなかったものの思い切ったミドルシュートを放つ場面を作ります。

直後の16分には、高い位置で得たスローインのチャンスから24番佐藤優斗のロングスローから7番與那覇航和、13番堀井真海が絡んで最後はペナルティエリアの外辺りから4番玉城大志が思い切ったシュートを狙うも、枠は捉えきれず。

更に、前半17分には、7番與那覇航和が中盤右辺りからドリブルで縦に仕掛けながら、タイミングで中へドリブルで切り込んでいき、そのままゴール左隅を狙った見事なシュートがあったものの、このシュートは、惜しくもゴール左上隅の角あたりにあたりゴールならず。

こうやって書くと、攻撃の試みはいつも通りのように感じますが、やはり中盤のところでのリスクを負いながらのパス回しからのスペースを使っての崩しの試みというのは、ある程度抑えられていたかなと思います。

17番盛嘉伊人も含めて中盤が上手くバランスを取りながら試合を進めているという印象ですかね。

結果的に、前半は、1本だけ、ディフェンダーの間から裏に抜けられて、危険な場面を作られたものの、やられたと感じるような場面は、ほとんどなかったと思います。そのくらいバランスのとり方や守備の集中が良かったとも言えます。高さ強さのある相手をしっかり跳ね返せていましたし。

前半の残り5分くらいから、ややリスクを負ったようなプレーも見え、その中でも前半33分の17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーの間を通すパスを狙い、13番堀井真海が反応して、相手ディフェンダーも数人いる中で、キープして抜け出してチャンスを作るなど前半終盤に惜しいチャンスを作りつつ、前半は0-0で折り返します。

後半スタートは、完全に浦和ペースで、開始早々に、バックラインの27番山田奈央からの正確なロングフィードで前線左からの攻撃を仕掛け、直後にコーナーキックを獲得し、まず12番福島竜弥がチャンスを作り、再びコーナーキックを獲得し、そのチャンスでは、13番堀井真海が惜しいシュートを放ちます。

チャンスが増えてきたところで、前半15分に怪我で長期離脱していた9番波田祥太が交代で入ります。この交代で、前線でのボールの収まりが更に良くなります。

浦和の攻撃が勢いを増す流れで後半16分には、7番與那覇航和が見事なトラップで抜け出して豪快にシュートを放つもこれは、相手キーパーにギリギリで反応されて防がれます。

後半21分には、交代で入った34番工藤孝太からのバックラインからのフィードに9番波田祥太が上手く相手ディフェンダーの裏を取って抜け出し、37番高橋悠に良い形で落としたように見えましたが、ここは、オフサイドの判定。

後半23分には、再びバックラインから34番工藤孝太の左前線へのフィードに24番佐藤優斗が抜け出して高い位置からサイド攻撃を仕掛けます。

後半30分には、37番高橋悠の左サイドへのドリブルでの仕掛けからのクロスに9番波田祥太が競り勝ち、こぼれ球を同じく怪我から復帰して途中から出場した11番石橋遼大がシュートを狙う形を作ります。

特に後半終盤は浦和の猛攻が続き、後半34分には、ペナルティエリア少し外左からのフリーキックのチャンスで、17番盛嘉伊人からのキックを34番工藤孝太が折り返して中で誰かが触れればというチャンスを作ります。

試合終了間際にも、9番波田祥太が絡んだ形でのチャンスを数回作るも、相手にギリギリのところで粘られ、得点を奪いきれず初戦は0-0で終了となりました。

あまり細かい状況は、わからないのですが、怪我から復帰した選手や、S2で見てきた3番清水哲太の出場での落ち着いたプレーなど見られ(初めて見る方にわかりやすくアピールすべく、右足のパンチ力のあるシュートやフィードなども見せてほしかったですよ。)、久しぶりの公式戦とは思えない存在感を見せた9番波田祥太の前線での収まりと、欲しかったヤンチャさ(?)も見られ、でも、前線の選手が調子のよい状況下で、7番與那覇航和と組む形も、以前のように13番堀井真海が組む形もどちらも相手にとっては脅威になりそうですし、勝ち進むことが前提として、チーム一丸になって戦っていくという点でも、ここからが見どころが多いなと感じています。

負傷や他の理由なのか、全ての選手の状況は把握できませんし、いずれにしても、出られない選手は、その悔しさを抱えていることもわかります。

ただ、1つの大会として1つのチームとして、まだまだ新しい体制下では、このような大会参加で、数日間同じ時間を過ごすということは、初めてだと思います。この期間を大事にして、1日でも長くするべく勝ち進んで、チーム一丸での戦いで頂点を目指してもらいたいですよ。

今日の良かったところを明日ぶつけて勝ちましょう!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2019/07/13 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1引き分け・・・確実に前進しています!

どうも、ブクメです☆

長めの雑談を挟みます。

時々、遠征などあった時には、私の移動ネタを挟むことなどがあるのですが、その系統の雑談です。

今年は、私的な理由で行こう行こうと思っていた清水フェスティバルに行くことができず、大学のアミノバイタルカップの時の栖方面での試合も私的な理由で行けずということで、毎年複数回足を運ぶことが普通になっている静岡方面のサッカー観戦に行くのも久しぶりになりました。

足を運ぶ回数が多いということで、基本的には車で現地まで足を運ぶのですが、コースも色々変えたりしています。良い言葉で言えば、同じコースばかり選ばないことで発見があることを求めてという向上心が高いからということになります。そういうことにしてもらうと私としては非常に嬉しいのですが、実際は、もともと下道で移動するのが好きなことと、そもそも超が付くほど節約が必要な生活になっているので、下道を選ばざるを得ない状況というのが正解です。ただ、それだけです。でも、結局、同じ道を選ばないことや、大きな導線が決まっている高速道路を使わないことで、発見も多くあります。もともとは出不精でめんどくさがりの自分にとっては、これを強制的成長行動と呼んでいます(今名付けたw)

今回の清水遠征では、目的地が静岡である時には、初めてのコースを選んでみました。

私が住んでいる鳩山町は、埼玉県で言うと西の方にあります。よって、山梨県方面に行くときは、秩父市を抜けて雁坂トンネルという有料道路を使うことで、比較的スムーズに山梨方面に抜けていくことができます(山越えはありますが。)

これを使って静岡方面に行くと、通常のナビなどでして道設定したコースよりは、距離にしてトータルで30キロほど多くなるのですが、所要時間はほとんど同じになり、知られた道は混むことが多いので結果的に早く着くこともあります。

今回は、そのルートで行き、帰りは、結果的に大失敗することになりましたが、ベースとしては同じルートで帰りました(本当は、帰りのコースは、別の方法で少し楽をしようとしていたのですが、ミスしました、興味ある方は、今度お会いした時に聴いてください。)が、同じ道を選んでいったはずが秩父市辺りから、googleマップ様が攻めたコースを選んでくれまして、気が付けば真っ暗な山道を抜けるコースになり「林道なので道が危ない」的な標識を眺めながら、結構過酷なルートを抜けて、最終的にはときがわ町辺りに抜けて、フラフラになりながら、帰宅しました。

確かに所要時間は表示通りの早さでしたが、精神面はかなり持って行かれました。で、帰宅してfacebookページに写真を上げたところまでは覚えているのですが、その後、力尽きたようで、翌日のS2リーグの遅刻につながるわけですが・・・。

何気ない出来事を書きましたが、この雑談を、メッセージ性があると思って読んでいただくと少しだけ違う風景に見えてきませんか?見えてきませんねw

雑談終わり!

 

さてさて、清水エスパルスユース戦です。

夏の全国でも対戦する相手で、プレミアリーグで言えば、開幕戦で相手のストロングポイントをつぶす守備においては手ごたえを掴んだものの、結果的には、攻撃面に課題を残して0-2で敗れたという相手。昨年は、アウェイのこのカードで見事な試合を見ることができた流れもあり、良い要素が毎試合見られている中で結果がついてこないところを突き抜けるためのきっかけになることを期待する試合でもありました。

結果から言えば、また引き分けという結果になりましたが、開幕戦とは逆に、サイドの攻撃のところで相手を驚かすプレーを多く見せるなど、おそらく、相手の予想を覆すことができている時間も多く作れていた試合でもありました。

守備に関しても、これまで以上に集中して臨めていましたし、前線、バックラインのプレッシャーから中盤の選手が奪い取れるような場面も多く作れており、サイドの守備のところは、開幕戦以上に対人のところでも、よくできていたと思いますが、本当に試合全体の中で今回は、そこまで数が多くなかった数回の内の1回を決めきられてしまうというのは、相手の攻撃の選手の強さなのかなとも思いつつ、浦和側としては、前節の攻撃面での課題を考えて、ペナルティエリア付近での仕掛けで判断を一つ早めて、プレーを一つ速くしてという意識がある部分は見えましたが、相手の守備やこぼれ球への反応も前節の相手より早く、仕掛けきることには苦慮したかなという印象です。より早く速くしなければならず、次は崩し切ってやるからなという意識で夏の全国への再戦へ向けてやってもらえると思ってます。

なんだろう、今日は、文章の書き方がおかしくなっていますねw

まとめぽいことを先に書きつつ、細かい試合の話をこれから書きますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半44分⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半11分⇒10番山中惇希)

となります。

前半開始で、スターティングメンバーをチェックしつつのところで、ちょうど、しっかり見られていないタイミングで頭を上げた瞬間に24番佐藤優斗が思い切ったシュートを放っていて、大きな弧を描いてゴール右上に吸い込まれるような形で決まり先制。

ここ数試合では、比較的早めの時間の先制点を決められる試合が多くこの試合も、前半スタートのサイドからの仕掛けて相手を驚かせつつ、その流れで先制点を決めることができました。

先制点後も、前半6分に左サイドから24番佐藤優斗が仕掛け、クロスに13番堀井真海と7番與那覇航和が走り込み合えばというチャンスを作り、9分にも24番佐藤優斗がインターセプトから13番堀井真海、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮に繋げて仕掛けていく形を作ります。

バックラインが守備意識を高めてプレーしつつ、4番玉城大志がその一つ前でバランスを取りながら相手の攻撃の際のケアをすることで相手の個々の選手の仕掛けを防ぐことができており、そういうプレーからの攻撃というところでは、前半19分に4番玉城大志がキープしながら6番清水楽人の動き出しを見つけてパスを通して、そこから前線の7番與那覇航和に繋げたプレーで惜しいチャンスを作る場面がありました。

前半22分には、パスカットされて仕掛けられる場面がありました、ここは、12番福島竜弥が対応して防ぎます。中盤である程度リスクも負いながら細かいパス回しで崩しを狙うため、こういった場面から仕掛けられるリスクもあり、そこへの対応が最初の頃はできずに失点と言うケースも多くなったものの、この試合では、この場面を象徴するように、特に、仕掛けた後のケアも含めて対応する意識は強くできていたと思います。

ただ、相手の守備も思った以上に良かったというか、この試合では、中盤の崩しへの仕掛けのところでのチャンスがあまり作れていなかったようにも感じます。

その分、中盤の17番盛嘉伊人やバックラインの12番福島竜弥や27番山田奈央からの中距離や長距離のサイドの選手への正確なフィードからのサイド攻撃の回数は多く作れていたとは思います。

前半23分には、17番盛嘉伊人から24番佐藤優斗へ、中距離でのパスを通して仕掛ける形を作り、前半26分には、12番福島竜弥からの長距離でのパスを24番佐藤優斗に通し、この場面では、見事なトラップからのテクニックで相手ディフェンダーを抜き去ってクロスまで持って行き、7番與那覇航和に合えばと言う場面でしたが相手ディフェンダーがわずかに先に反応し防がれます。

前半27分にも12番福島竜弥からの長めの縦パスを7番與那覇航和がスルーする形で、13番堀井真海が受けて仕掛ける形を作ります。

前半32分には、27番山田奈央から24番佐藤優斗へのロングフィードで再びサイドから仕掛けます。

ところどころで、相手の鋭い攻撃があるわけですが、そこに対しての守備が先ほど書いたように、バックラインの選手や前線の選手がプレッシャーをかけたところで、そこに対応する選手の見えない位置から17番盛嘉伊人や4番玉城大志が奪い取るような形が見られ、前半の終盤は、比較的相手の攻撃が多い時間帯になっていたものの、その形で奪える場面が多くなっていました。

奪ってからの反撃の中で、前半40分に7番與那覇航和が持ち込んでシュートを枠を捉えたシュートを放つものの、ここは相手キーパーにキャッチされます。

前半残り少ないところで、やや相手の攻撃に反応が遅れる場面が出てきたところで、前半44分のピンチの場面は、25番鈴木彩艶が防いだものの、前半終了間際に右サイドを突破され、ディフェンダーが体を寄せていたものの寄せ切れず、ゴール前に走りこんだ相手への対応も遅れ、マイナスのボールを合わせられ失点。

前半を1-1で折り返します。

後半開始早々の後半2分に、後半から投入された16番根岸恵汰からのパスから8番冨田蓮が右サイドから仕掛けコーナーキックを奪い、続けて後半4分にも今度は左サイドの24番佐藤優斗へ正確なパスを通し、この攻撃からもコーナーキックを奪うという形で、後半開始早々からセットプレーのチャンスを多く奪うことができるスタートとなりました。

後半もスタートは浦和ペースで、サイドからの攻撃で、前半以上にセットプレーのチャンスが作れる展開になり、22番奥山圭介からのコーナーキックでは、惜しい形も何度か作ったものの、なかなかゴールは奪えず、また、相手のバックラインの真ん中が強さがあることから、中央での高めのボールでの勝負が思うように行かないところで、10番山中惇希が前線真ん中に入る珍しい形などあったものの、中央の高めのボールの競り合いでは難しく、上下の動きを混ぜて捌くような昨年の柏レイソルU-18との試合の時のような動きがあればとも思いつつ、なかなか連携面でも合わないという形が多くなりました。

この辺りは、相手のレベルが上がるにつれて、ポストプレーの強さというのがより求められるという課題も見えてきました。確実に前線で出場している選手のポストプレーの質は上がってきていますので、そこのさらなる成長に期待しながら、でも、本来は仕掛けるタイプの選手たちが多い(特にサイドで良い選手が凄く多い気がしている)ので、ポストプレーに強い選手の台頭や復帰が待たれるか、いずれにしても、個々の成長が求められる部分ではありますね。

結果的に、後半も終盤は、相手の時間になることが多く、いわゆる決められてていてもおかしくなかったくらいの決定機を相手のミスではなく、コースも難しいところに強烈なシュートを放たれた場面が2度ありましたが、これを25番鈴木彩艶が連続スーパーセーブでしのぎ、後半は得点動かずの1-1の引き分けとなりました。

 

試合後に浦和レッズユースのサポーターの友達と話をしたときには、「選手は優勝したい、勝利を優先したことをやりたいだろうし、現状をどう思っているのだろう」というニュアンスの話が出ていました。もちろん、長年やってきた当たり前と全く違うことをやる現体制ですので、選手にとっても、「何だこれは!?」というところも多いかもしれません。

でも、私が知っている現監督は、めちゃくちゃ負けるの嫌いな人ですよ。ただ、優先順位が違うというだけです。負けたくないけど、選手の特徴能力を最大限に伸ばすことの優先順位が最も高いというだけです。厳密に言うと、選手の特徴を最大限生かして勝てるチームを作りたいということと、自分の実績として勝ちたいのではなく、負けたときには、勝たせてあげられなかったことが残念と考えるタイプです。

相手がサイド攻撃が強いと言えば、じゃあ、その選手を抑えるためには、こういう守り方して、決まり事のある動きをしてという人ではなく、サイド攻撃が強いのであれば、サイド攻撃で最も調子が良い選手をぶつけてやろうという人です。

これは、私も基本的に最初からそういう見方をしていますが、浦和レッズユースに来る選手は、全選手プロになれる特徴を持っている選手だと思って見ています。

その選手が武器をしまって、勝つための(悪く言えば、負けないための)戦いを理論によって実践することを最優先に置かれる。それが、ここしばらくの浦和レッズユースでした。もちろん、プロの戦いでは、この考え方もありですし、そうするべきなケースも多いです。言っていることは間違っていなかったけど、その分、本当に選手の特徴を伸ばしてくれなかったし、人を見てくれなかった。

それが、急激に変わったわけです。選手同士でのコミュニケーションもスタートは、半ば強制的にかもしれませんが(よくわかりませんが)、今は、選手同士に話をさせている場面が外から見ているだけでも色々なところで見られます。選手によっては、試合中に指示を出している選手もいるような。

で、監督が俺様ではないことも伝わってくると思います。得意でないことは、選手や他のコーチ陣に任せている部分もあるのではないですか?でも、任せた分、その責任も考えてしっかり見ていますよね。

良い意味で子供っぽいというところも(褒めています。)

たった数試合ではありますが、私は、チームも選手も雰囲気が変わっていることをすごく感じています。全然環境に戸惑っていても良いと思いますよ。

とにかく、私が言うことはシンプルで「私は現監督を疑わない」ことと、選手に対しては「とにかく信じて自分の特徴を100%出していくことをやれば良い」あと、「気持ちぶつけても干されることはない人です」ということと、「現監督は(良い意味で)完ぺきな人ではないので、ダメ出ししながら、ニヤニヤして見守るところも含めて、一緒に空間を作り上げていくことを楽しみましょう」

そんな感じで、まとまっていないでしょ?

そうです、私も、現体制が間違っていないことを、選手にもご父兄の方々にも、応援する方にも知ってもらうために、どのように伝えるべきか模索中ですからw

物凄く長くなりそうなので、このくらいにしておきます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら