高円宮杯プレミアリーグ2018/10/07 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 0-2敗戦・・・積み重ねを理由にはしたくない

どうも、ブクメです☆

間に1回くらい来たことがあるような気がしていたのですが、自分のブログを見返す限りは、流通経済大学柏高校のグラウンドに来るのは、6年ぶりとかになりますw

季節外れに暑くなった日曜日、柏の葉公園の駐車場から、歩けるらしいという情報をもらい、車で柏の葉公園まで行き、そこから流通経済大学柏高校まで徒歩15分くらいだったと思いますが、思った以上に汗をかきました。プレーする選手も大変そうだなと。

さてさて、今日のような試合展開になると、まずは、背景を考えて見るという変な習慣がついています。

木々や土手などがあるこの会場では、風の吹き方が変則的なのかな、そんなの理由にならないか。

比較的強風の時間帯も多かった試合で、最近は、風が明らかに影響する試合も多いので、気にしてしまうことが多いのですが、今日私が見ていた土手上に向かって風が吹いていると思ったら、相手チームの選手が応援しているところ辺りのフラッグは、全く違う方向にたなびいていたり、逆サイド側のコーナーフラッグは、まったく風を受けていなかったり、そういうのもあったかもしれません。

でも、理由にならない。

一緒に見ていた方からも、何度も聞こえた「シュート打たないと」という言葉。

その言葉に象徴されるように、とにかく、相手ゴールを脅かすシュートが打てない試合になっていました。逆に、相手は、隙あらばシュートを狙ってやろうという姿勢や、特にゴールに近いところやチャンスのところでの、セカンドボールへの反応が早い、さぼらない。

この試合の浦和の攻撃のところで言えば、前半の終盤の方の時間帯で、8番白土大貴や、16番玉城大志が攻撃意識を持って、高めの位置に入っていった時間帯にようやく攻撃として形になっていた場面が数回と後半スタートにメンバー交代とフォーメーションを変えたところや、長いボールを蹴らないような意識付けがあったのか、繋いでの仕掛けや、前線の10番池髙暢希のキープからファールをもらえてセットプレーを獲得できる場面が増えてきた20分間くらいの攻めのリズムが生まれかけていた時間帯のみ。全体的には、相手ペースで終始進んでおり、フィニッシュのところも、相手は、とにかく危険なシュートを多くはなっていたことを考えると、結果のみで考えられる勝負のポイントとしては、それらの時間帯で決められなかったことが大きいとは思うのですが、それ以外に納得できないことが多かったんですよね。

まずは、コミュニケーションのところと、ちょっと過剰に相手をリスペクトしすぎではないのかと言う点。

ボールをキープした時に、慌てて蹴ってしまう場面が多く、守備意識が高すぎて、中盤が前線と距離を空けすぎて、相手の攻撃を跳ね返し、当然、中盤を経由しないクリア気味の前線へのフィードが多くなり、前線もそれぞれがそれぞれのプレーになってしまっていて、コミュニケーションも取れている様子がない。

ユースの試合でブログを書くときには、この辺は、本当に私が嫌いなところなので、たびたび書くことになるのが嫌になるのですが、欲しいパスがあるなら、主張するべきだし、出したパスに意図があるなら主張するべきで、それが仲良しの選手じゃないとできないということであれば、その選手の成長は、かなり遅くなってしまいますし、プロになれたとしても同じようなことをやり続けるのかなと(まあ、プロでもそういう選手も多いと言えば多いけど。)

本来であれば、後半途中から投入された34番成田安里など駆け引きをしてボールを保持しようとしていた、まだプレミアリーグの経験が浅い選手を多くピッチに立ってきている選手がそういう選手が出そうとしている特徴をフォローして、良さを出して、自分の良さも出るようにやっていくのが定石だと思うのですが、そういうところにチームがいないのが見えてしまっていたように思います。

相手は、プレミアリーグで浦和より上にいるチームだからとか、高校のサッカー部は、選手権に向けてこの時期にピークに持ってくるから、一番手ごわい時期に入っているとか、スカウティングの結果、相手の攻撃陣が手ごわいから、そこへの対策が最優先になっていたからこうなったとか、じゃあ、あなたたちのサッカーはどうなの?という。

試合が終わった後に、友人が「積み重ねの差だよね」と一言にまとめていましたが、これでは、昨年の私が嫌いだった体制下と変わらない。何が起きているのかは、よくわかりませんが。

確かに、夏前まで、今年は、順調に積み上げられていると感じたところが、大きく崩され始め、ボランチで攻撃的な役割をしていた選手も長くセンターバックをやってきた中でのボランチに戻ったことで、守備意識の方が強くなってしまったことに、もしかすると、苦しめられているかもしれませんし、ポジションの移動や、組み合わせなど、考慮できるポイントとして、選手個々に悩んでいるのはわかります。

もろもろ、書きつつも、打開できる鍵として見えたところを挙げると、やはり前半終盤のところ。選手は、8番白土大貴。

この試合で最も得点のにおいがした時間帯に攻撃的に絡んでいたのは、8番白土大貴で、この試合のファーストシュートになった17番波田祥太のプレーに繋げたのも8番白土大貴が攻撃に意識を置いて高めに上がったところから。更に、10番池髙暢希のペナルティエリア内への走るタイミングと、そこへのキーパーの前のスペースへのパスを送り込んだタイミング。足先で触れそうで、ギリギリ届かずノーチャンスになったものの、この時間帯のいくつかのプレーを見ると、全く同じメンバーではないにしても、今年のチームのポテンシャルを感じた、プレミアリーグのアウェイ、清水エスパルスユース戦を思い起こすところがあったんですね。

その試合でゴールを挙げたのは、10番池髙暢希と17番波田祥太でしたよね。

前線でキープしてセットプレーを獲得する10番池髙暢希のプレーも効果的だとは思いますが、こういう流れの中からゴールを奪う方の選手としての10番池髙暢希も活かす選手によっては作られるわけですし、17番波田祥太も、プレーに迷いが増えているのは感じますが、これは、私が好きなプレーと言うことで、チームから求められているかどうかは別ですが、先ほど挙げた場面や、これは、16番玉城大志が高めに上がっての時のクロスだったかと思いますが、やや難しいクロスながら、そこに走りこんで頭ですらしてのヘディングシュートの場面など、体のぶつけ合いとかではない、読みと点で合わせるようなプレーが増えてくると良いかなと思うんですよね。

だから、コミュニケーションは取ってほしい。前線で組んだ選手とは主張し合ってほしいんですよね。

 

受け身は嫌だ。相手の予想通りの動きをしないで、自分たちでそれを壊して自分たちのペースで試合を運んでほしい。

組み合わせが頻繁に変わるなら、よりコミュニケーションをとってやるようにしないと、本当に、エゴだけで相手には怖くない単発の仕掛けしかできなくなりますよ。

そんな感じです。

来週からは、Jユースカップ期間に入り(浦和は2回戦からなので、再来週から)、プレミアリーグ自体は、来月末までないという状況ですが、大会が変わり、またフレッシュな気持ちでJユースカップに自信を持ってぶつかり、調子をピークまで持ってきて、残りのプレミアリーグに臨める形を作ってください。

ではでは。

vs流通経済大学柏高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に14番柳田大輝(後半14分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが17番波田祥太(後半25分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和(後半スタート⇒11番清宮昴大)

 

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/23 浦和レッズユースvs富山第一高校 3-0勝利・・・セットプレーでの強さ復活爆発

どうも、ブクメです☆

22日の夜中から車でサポーターの知人と乗り合わせで富山に移動。朝にスーパー銭湯ですっきりして(w)富山第一高校で11時キックオフのプレミアリーグの富山第一高校戦を観戦しました。

9月も後半に入っていますが、晴れた日は、暑い日が多いですが、この日も例外なく、暑かったですね。最初の写真に写っている雲が太陽を隠せば涼しくなるかなと期待していたものの、この雲は、相当薄かったようで、実際この雲が太陽を隠している時間帯も、大して涼しくはなりませんでした。

プレーする選手にとっては、ようやくプレーしやすい季節になったと思っていたところでの、暑さとの戦いも加わった試合ですね(先週も青森なのに暑かったですが、風が涼しかったので、多少ましでした・・・その強風が試合に影響与えまくりでしたが。)

さてさて、

浦和レッズユースは、後半戦に入ってから、得点がないという状況で、連続して思うように行かない試合や得点が入らない試合があると、頭ではやることがわかっていても、なぜか、流れが付いてきてくれないというのは、プロの世界でも普通にあることです。

こういう時は、とにかく、きれいな形でも、思うような崩しでなくても、得点が入ることが重要であり、それによって、これまでの遠いゴールが嘘のように入るようになることも多いわけで、この試合を見る前に期待していたことは、とにかく、「ゴール」でした。

現実的には、勝ち点が積めない間に、下位チームで勝ち点を伸ばすチームも出だしたことで、気を抜くと降格圏も見えてくるということで、特に順位が下にいるチームには、勝利する最低でも勝ち点1を積み上げていくことが必要になります。更に、今回の対戦相手は、現在最下位の富山第一高校になりますので、この後の対戦相手が曲者が多いことを考えても、勝ち点3を奪っておきたいところ。

チームの浮上と、良いイメージを取り戻すこと、そして、ゴール。それらを期待していたところで、勝利はもちろんのこと、それ以上の結果を残してくれる試合となりました。

では、試合の話に移ります。

vs富山第一高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半41分⇒23番遠藤龍河)、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に32番佐藤優斗(後半23分⇒37番堀井真海)、右に13番與那覇航和(後半6分⇒10番池髙暢希)、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半45分⇒39番盛嘉伊人)と24番山中惇希(前半29分⇒17番波田祥太)

となります。

試合開始は、主導権争いでチームの形を見せていこうと言うよりは、相手のロングボール主体の攻撃に合わせて浦和もロングボールを返していくような展開になり、やや大味な展開で試合が進みます。ただ、そういう展開になったからこそ、バックラインに戻って2試合目になる4番大桃伶音や、同じく最近ボランチが多く、前の試合からセンターバックに入っている5番大城螢がロングボールで相手が仕掛けてきたときの対応において強さを見せる場面が目立っていました。

攻撃は、6分の右に少し下がった位置から24番山中惇希が斜めに抜け出して、サイドのスペースに走る32番佐藤優斗へパスを通しての仕掛けだったり、カウンターの形で11番清宮昴大を狙って、テンポ良く仕掛けようとする場面もあったものの、なかなか、味方同士の動きが合わないというか、この辺は、やはりしばらく得点が奪えていないところもあるのかなという印象もありましたが、それでも、仕掛けたときにフリーキックを奪ったり、コーナーキックを奪うところまで行くという場面を作り出していたところは、良かったと思います。

先週の青森山田高校と比べると、攻撃に転じた時の鋭さは、見ていてそれほど感じなかったものの、それでも、相手もチャンスを作る場面が何度かあり、そのチャンスを作った場面が実は、結構危険な場面だったのではないかと今思えば感じられるプレーが前半からありました。そのうち1つは、1番石井僚の好セーブで防いでいました。

前線で収まってシュートまでいくという形が少ない中で、これは、惜しいというシュートが最初にあったのは、28分の11番清宮昴大が前線でパスを受けて、24番山中惇希に繋げて、そのままドリブルで仕掛けてシュートを放った場面だったかなと思います。このシュートは、相手ディフェンダーのブロックに遭いましたが、ペナルティエリア付近で仕掛けての可能性の高いシュートと言う点では、これかなと思います。

サイドの攻撃のところが、あまりうまく行っていないようにも見えたのですが、前線に入っていた24番山中惇希が最初の交代となり、前半30分に17番波田祥太が入ります。おそらく、長いボールで前線で競るところで、思うように行っていなかったことが交代の理由なのかなと思いつつ、裏に抜ける形を狙うから前線に入れたにしては、そういう攻めを意識したプレーが少なかったようにも感じたのですが、よくわかりません。

ただ、試合の流れとしては、この後動き、前半40分にコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールを5番大城螢がヘッドで決めて先制。浦和レッズユースにとって久々のゴールが決まると、僅か2分後に再び得たコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールに、今度は、2番北村龍馬がヘッドで合わせこぼれ球を5番大城螢が決めて2-0。

あれだけ遠かったゴールが、セットプレー2発であっという間に2点決まり、前半2-0で折り返すことに成功します。

後半は、2点ビハインドの相手が当然攻撃的に仕掛けてくる回数が多くなる中で、6分に13番與那覇航和に代えて10番池髙暢希を投入。サイドでのキープ力や突破を生かした形で攻めを作る回数が増えます。

相手も守備の集中を切らさず、なかなか突破は許してもらえなかったものの、10番池髙暢希が粘ってファールをもらい高い位置でフリーキックを得る場面なども増えてきます。崩すというところや、攻撃の連動性といところでは、なかなかうまく行かないものの、調子が良かった時もそうだったように、高い位置でセットプレーを奪うことで、攻撃としての手ごたえを掴んでいく形は、この試合では、取り戻せていたと思います。

また、余裕が出てきた展開もあったかもしれませんが、17番波田祥太の見始めた頃に見られた、相手との駆け引きで見せる面白い狙いのプレーがこの試合では、何度か見られました。後半21分の10番池髙暢希からのパスを受けたときは、トラップが上手く行かなかったものの、狙い通りに行けば一気にチャンスになるような形。また、後半44分には、長いパスをトラップしての相手が予期していないタイミングでシュートを狙った場面(このシュートは、枠を越えてしまったが)など。

もちろん、最初の頃と比べて、前線でのヘディングでの競り合いだったり、そういうところが強くなってきたということはありますが、逆に、私個人的な感想ですが、最初の頃に見られたような、相手を欺くような仕掛けというのが減ってきているのが気になっていたので、この試合で何度か見られたそういったプレーは、嬉しかったり。

後半の攻撃でそれ以外に、惜しい形になったプレーをいくつか挙げると、23分に、2番北村龍馬から10番池髙暢希を経由して11番清宮昴大につなげ、シュートを狙った形。このシュートは枠を捉えなかったものの、惜しいプレーでした。

33分の11番清宮昴大から右の10番池髙暢希へパスをつなぎ、ドリブルで突破を仕掛けてやや難しい状況ながらもシュートを狙いブロックしたディフェンダーの跳ね返り17番波田祥太が反応した場面も惜しかった。

37分の10番池髙暢希から37番堀井真海を経由して、マイナスのパスを受けた8番白土大貴が思い切ってシュートを狙った形も良かった。

38分の3番林海斗からのパスを抜け出して受けた37番堀井真海がドリブル突破を仕掛け、結果的にコーナーキックを奪う形も良かったですし、実際ここで奪ったコーナーキックのチャンスで、5番大城螢がハットトリックとなる試合を決定づけるゴールを決めました。

2-0の状況の時は、相手の反撃で、ロングボールをダイレクトであわされる場面など、崩されているという感じではないものの、シュートまで持ち込まれ、それが結構危険なシュートになる場面もあったので、2点がセーフティではないという雰囲気の中で、残り10分ほどで3点目を決められたことは大きかったと思います。

試合は、そのまま無失点で3-0で終了となりました。

勝ち点差はあったものの、残留争いになった場合に、当該チームとなるチームの一つ富山第一高校相手に、点差をつけて勝利することに成功しました。

攻撃のリズムが良かったかと言われると、思うように行かない場面の方が多かったようにも感じますが、それは、ここ数試合の流れから来ている部分もあり、無得点の呪縛からも解き放たれたわけですし、セットプレーでの得点力も取り戻したと言えます。

来週は、国体の週だからだったと思いますが、ユースの公式戦はありませんので2週間後ということになりますが、ホームで猛反撃及ばず悔しい敗戦を喫した流通経済大学とのアウェイゲームと言うことで、既に青森山田高校戦から始まっていますが、この2試合で得た手応えを更に勢いにして、勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/17 浦和レッズユースvs青森山田高校 0-2敗戦・・・戦える形の再始動。まだ間に合う。

どうも、ブクメです☆

会場に到着して見れば、知っている顔がたくさん来ている。これが、青森県と言う不思議。私は、今回は、飛行機で当日に青森空港に入り、空港バスで会場の青森山田高校に最も近いバス停で降りて歩いて会場に来ましたが、このユースの青森山田高校戦をきっかけに、前泊して、昨日は、むつまで足を運んで、ラインメール青森の試合を観戦して浦和レッズユース出身の野崎雅也を見に行っていたという方もいた。まず仙台に行って、ベガルタ仙台の試合を観戦していた方もいた。

青森まで車で来たというご父兄の方もいた、北海道から足を運んでいたご父兄の方もいた。本当に色々。

トップチームであれば、当たり前の風景が、育成のチームでもあるというのは、感慨深いものがあります。もちろんお金はかかりますが(w)、プレミアリーグという舞台で戦ってくれているから、ここまで遠方の戦いがリーグ戦であるわけでして、そこに足を運びたいと思って足を運ぶきっかけがを作ってくれていることに感謝です。

そんなことを、考えながら、空港から最寄りのバス停から青森山田高校に向かって歩いている時に感じていたことです。

なんか、テンションが上がって、会う方会う方に、「行きの飛行機で総理大臣が乗ってきた!!」と伝えまくったのは、そういうテンションもあったのかもw

私は、青森で一泊して明日帰るので、時間には余裕があるところで、明日仕事で今日の新幹線で帰る方が多い中、時間が空いている方数名と、青森駅周辺で食事したり、ちょっと観光したり、そういった時間の中で、今日のように、おそらく、選手も監督もコーチもご父兄の方も、そして、私たちサポーターも含めて皆が、今の状況を打開するにはどうしたら良いのだろうと考えていたわけでして、私ももちろん、整理がつかずだったので、その時間帯にリラックスできて、なおかつ、色々な話を同じような気持ちで応援しているもの同士で話をしながら、まあ、まとまらなかったわけですが、ある程度私の中でも落ち着いたのは、他のチームが、チームのベースを考えて、シーズンを戦い、そのベースをもって色々変化を加えていく中で後半戦に入り、成熟度を増してくる中で、やはり、浦和レッズユースは、そこに理由があるとは思いますが、ある程度手ごたえを掴んで戦えて選手も自信を持ってやれていたベースに手を加えすぎてしまった(悪く言えば、破壊してしまった)ことで、ベースがなんだかわからなくなってしまったことに今があるのかなと感じています。

今日の試合のスタートの形は、多少今シーズンのメンバー構成やポジションとしては、変わっていたところはあったとしても、今年チームが自信をつけて戦えていたような構成になっており、実際に、もちろん、強風の風上風下の影響で前後半の流れが変わってしまったという見方もされるかもしれませんが、そういう要素とは別の意味で、安定感があり、選手が自信を持って動き戦える形になっていたと思います。

現に、前半開始からしばらくの間は、ほぼ浦和の攻撃のみの時間が続き、コーナーキックも連続で獲得し、合計で6回くらいセットプレーから狙える場面があったり、攻めにおいても、相手は、大きく蹴って逃げる形が多かったところで、高さをそろえたバックラインで力強く跳ね返し、中盤もこの試合中盤真ん中に入った21番縄田脩平が良いポジションを取りながら、捌いていた。

ここしばらく見ていたチームの中で、見ていて本当に安心できる戦いができていたものの、それでも、ちょっと気になったのは、選手によってモチベーションにばらつきがあったのではないかと思われるような、らしくないプレーが見られる場面も多かったこと。

もちろん、相手が研究してきていたこともあるでしょうし、そもそも、青森山田高校の守備は固かったのは確か。それでも、この前線でのメンバー構成で今シーズン見せた多くの攻撃のパターンで相手の守備を脅かしてきたプレーのリズムが何かおかしく見えたのも確か。

結果的に、猛攻を見せた前半に無得点で終わったことと、後半に相手がスイッチを入れてきたスタートの時間帯で、浦和は数多くのセットプレーを獲得しながら決められなかった前半とは対照的に、後半5分、8分と相手が決めた時は、かわされてフリーでヘッドで合わせられるような失点になってしまった。

相手の守備を崩すところができていない中で、2点のビハインドを背負ってしまったことで、この試合がわかりやすく浦和にとっては、難しくなり、もともと前半の猛攻に耐えて手ごたえを掴んでいる相手の守備は、よりリラックスした状態で対応できるようになる、それによって、相手が慌てて攻めてきた時に生まれた隙をシンプルに突いて行けばよい。

こういう状況下になった時の、押し戻す風と言うのは、本当に迷惑な風になってしまう。

結果的に、後半の浦和が反撃を試みた回数よりも、相手の決定機の方が多いという形で、浦和が放った枠内シュートは、相手キーパーを脅かすシュートにはならない形で、終わってしまったという試合。

いつもは、前線から声をかけている選手がビハインドを背負うまで声があまり聞こえないような状態だった不思議、無駄にピリピリして審判に悪印象を与えるプレーがあったり、自信を持っていた攻撃陣の組み合わせなのに、相手の守備を崩すための動きがなぜか、味方同士の呼吸がずれることが多い。

もちろん、そこには、今日は、相手のエース選手が累積で出ていないような話もありましたが、それとはまた別の意味での、高校サッカーで常時優勝争いをするようなチームの冬の全国を目指して完成度を高めていっている段階での相手なので、順調にチームを上積みできてきたチームなので、浦和の攻撃の連携や仕掛けや崩しも、これまで最も良かったところより更に精度を増していないといけない。

ただ、私が見た中では、その攻撃のピークは、プレミアリーグのアウェイで清水エスパルスユース相手に逆転勝ちした時であり、その時くらいのプレーが今日はできていたのかと言うと、できていなかったと思ってしまうわけです。

だから、見る側としては、その理由を探してしまうんですね。

怪我なのか、コミュニケーションがうまく行っていないのか、その中で、やはり考えてしまうのは、研ぎ澄ますべき武器が、切り札として隠されてしまったことや、戦い方自体を変更した夏の全国くらいからのところで、攻撃における自信というものが、何か揺らいでしまっていたり。

深いところまでは、よくわかりませんが、少なくとも、以前手ごたえを掴んでいたベースに近い形に戻して、またスタートラインに戻ったというか、前節とは違った、しっかりした勝負をできる形としての試合であったのは確かですし、最終的には、課題満載な形で終わりましたが、プレミアリーグの残り試合を戦い抜くことを考えたときには、この戻したベースを崩さずに、再び、その武器の成熟度を高めるための試みをしながら、そこを壊さないような形で、色々な特徴を生かした試みをやっていくようにすれば、問題はないと私は思っています。

Jユースカップでの中断前に、アウェイの富山第一高校戦、アウェイの流通経済大学柏高校戦と2つのアウェイが続きますが、今日の青森山田高校戦の前半の相手を圧倒していたところだけ、しっかりイメージとして残して、攻撃のところは、今日やったことを更に精度を少しずつ高めていけるような崩しの狙いで、また新たなスタートとして試合に臨むことができれば、良い結果が付いて来ます。

今日、サポーターの方と話をしていて、プレースタイルが少し当初と変わっているけど、最初の頃できなかったことが個々ではできるようになっている選手がいるという話も出ています、それぞれの選手が成長しているんです。その成長が、これまで良かった連携の部分と組み合わさらないのはもったいない。だから、やってくれ。そんな感じです(雑で済みません。)

最後に、「今日の試合は、相手要因で負けたのではない。自分たちで崩れたのだ。だから、自分たちで取り戻せ。」と挑発的なことを書いて終わっておきます。

vs青森山田高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に23番遠藤龍河、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半24分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に21番縄田脩平(後半11分⇒16番玉城大志)と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半16分⇒37番堀井真海)と17番波田祥太(後半44分⇒3番林海斗)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/09 浦和レッズユースvs市立船橋高校 0-4敗戦・・・わかっていないはずはないはずなのに

どうも、ブクメです☆

前回の清水エスパルスユース戦後に書いた、「既に、攻撃としては、手ごたえを掴めているような、今日の後半終盤の形から、攻めのバリュエーションとして、もう1つ確立させたいという意図でやっている」を引き続き考えるのであれば、今日の相手は、ちょっと試すというには、手ごわすぎたという結論にするべきなのか、そもそも、Jリーグの下部組織であれば、もろもろ、「お任せします」にならない環境になることもあるでしょうし、御前試合という、なんだか、ストレスフル(ストレスを強く感じる様)な状況が用意されたこともあるのか、当然、Jリーグの下部組織を応援する場合には、それも考慮に入れて、当然のこととして応援しなければならないのかもしれませんが、まあ、見る側もストレスフルでしたよ。

選手が乗り越えなければならない壁なのか、それ以外のことなのか。

そして、今日の相手は手ごわかったけど、うちがこれまで手ごたえを掴んで戦える、多くの相手を苦しめ打ち破ってきた形で最初から戦っていたら、もっと違った展開になっていたのではないかという、「たられば」の気持ちを、言い訳ではなく、本気で思ってしまったのも事実です。

未完成というか、本当にその形で戦うのであれば、時間がかかるという中で、徹底した何かを感じることがないままに進み、更に、その武器にならない不安定な状況を継続した上で、その活きていない箇所に対して、そのポジション周辺に近い選手を入れ替えることで、更に攻撃のところで混乱を生むような形にもなってしまった。選手にとっても、混乱の中で戦うことになった試合でありながら、更に、相手は、徹底的に研究してきていて、しつこいくらいに左サイドを狙ってきていた。

ただ、ミスマッチを狙ってきていたと思われる相手の仕掛けに対して3番林海斗は、本当に粘り強く守っていた。それでも、攻撃に形が見いだせない中で、対応に追われる回数が多くなり、セットプレーを与える回数が増える中で、セットプレーに対しての対応も中途半端になり、相手に主導権を握られる中で前半の内に失点。

この試合では、とにかく、受けるプレッシャーが強かったため、いつも以上に選手が思っている以上に走らされてしまっていて、慌てて、交代をしていき、得意の形にしていったものの、そこから数分作り出せた、大きなチャンスを相手に踏ん張られて守られたところで、あとは、おそらく、万全ではない状態の選手もいたようにも見受けられますが、疲労も相まって、ミスも増えてしまった、失点も増えてしまった。

反撃のパワーも弱くなってしまった。

ちょっと、どういう言葉をかけてあげれば良いのか、わかりません。

そして、背景に何があるのかもよくわかりません。実は、負傷者が多くて、フルで戦えない選手が多いとかかもしれません。よくわかりません。

失点4と言う数字になっていますが、そういう中でも8番白土大貴のカバーリングがかなりのピンチを防いでいましたし、屈辱的な5失点になるような、もう決められていてもおかしくないような決定機の決定機のシュートを3番林海斗が見事なポジションで跳ね返したプレーもありました。

発見というか、これ、武器にしたらよくないかと思ったのは、23番遠藤龍河のロングスローで、ボールを拭いて、投げるぞ投げるぞというロングスローでも十分武器になっているのですが、今日の試合で見られた、普通にスローインをするくらいに助走をつけなくても、普通のフォームでかなりロングスローを投げられるプレーを何度も見て、相手が構えられないところで、普通のスローとロングスローを使い分けたら、かなり相手は脅威だよなと感じたりしました。

今日は、あまり細かいことを書きたくないですので、これで勘弁してください。

vs市立船橋高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に32番佐藤優斗(後半9分⇒16番玉城大志)、右に10番池髙暢希、真ん中に5番大城螢と24番山中惇希、FWが21番縄田脩平(後半5分⇒17番波田祥太)と4番大桃伶音(後半24分⇒11番清宮昴大)

となります。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/02 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-0引き分け・・・今季4度目の対戦は、スコアレスドロー

どうも、ブクメです☆

午前の浦和レッズジュニアユースの試合から場所を移しまして、夕方17時からのキックオフとなった駒場スタジアムでのプレミアリーグを観戦してきました。

前のブログで書いたように、当初の予定では、この間にもう1試合観戦してという予定だったのですが、その試合がなかったぽいことで、時間が空き、早めに駒場スタジアムの駐車場に入って、2時間ほど眠っていたので、駒場スタジアムに入った時は、若干頭がボーっとして入ってしまいましたw

仮眠を取れるのは、良いことですが、頭の切り替えが遅くていかんですw

さて、後半戦の戦いに入っているプレミアリーグの浦和レッズユースの戦いは、折り返しの9節で首位の鹿島アントラーズのホームに乗り込んでの試合は、悔しい形での敗戦となりました。

今節の対戦相手は、リーグ戦の勝ち点順位でも、競る形となっている清水エスパルスユースとの対戦となります。今シーズンは、ややこのチームとは縁があるようで、既に、アウェイでのリーグ戦、クラブユース選手権の準々決勝、そして、和倉ユースでも対戦しており、これで4度目の対戦となります。

アウェイでの試合では、勝利したものの再戦となったクラブユース選手権では、試合自体を支配される形でこらえたもののPK戦で敗退と言う結果となっており、和倉ユースでは、勝利したものの、その3試合を全て見ることができている私の印象からしても、かなり手ごわい相手という印象がそのまま残ってのこの試合の観戦となりました。

実際、この試合も全体で見れば、相手ペースの試合には、されてしまったと思いますが、勝負と言うところでは、後半終盤の勝利するための交代やポジションの移動などで、明らかに攻撃が多彩になり、結果的に得点は奪えなかったものの、相手を脅かすような迫力のある攻めを見ることができました。

ということで、試合の少し細かい話に移ります。

vs清水エスパルスユースメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に10番池髙暢希、右に11番清宮昴大(後半43分⇒20番冨田蓮)、真ん中に5番大城螢(後半37分⇒16番玉城大志)と24番山中惇希、FWが17番波田祥太と4番大桃伶音(後半19分⇒21番縄田脩平)

となります。

前半スタートからの試合の入りは悪くなく、中盤左に入った10番池髙暢希のインターセプトからの仕掛けだったり、フォワードとしてのプレーは、まだまだぎこちなさが残るものの、それでも、前線で起用されるようになってから、徐々に前線での体をはったプレーができるようになってきている4番大桃伶音が、ポストになっての仕掛けなどあり、前半の攻撃で惜しい形を作ったのが、12分のプレーで、スローインからの流れで、左サイドの10番池髙暢希が中に流れる形で、空いた左のスペースに24番山中惇希が流れていき、そのまま左サイドから24番山中惇希が仕掛けていった場面は、鋭い攻めでチャンスを感じましたね。実際、ここでは、コーナーキックを奪っています。

サイド攻撃という武器が既にプレミアリーグでも結果を残すケースが多く、同時に、試合によっては、そのサイドからの攻撃をかなり研究されて守られる試合も出てきている中でのポジションの工夫などもあるのかもしれませんが、実際に試合の終盤では、11番清宮昴大を前線に上げて、サイドに24番山中惇希がポジションを移した時の仕掛けがやはり相手にとって脅威になることは、この試合でも再確認できた場面は多かったですね。

また、相手の攻撃もかなり鋭かったこともありましたが、3番林海斗、10番池髙暢希、24番山中惇希の3人の攻撃の形を作る時に、3番林海斗が思い切って攻撃参加ができた時の仕掛け(この試合では、守備意識を常に高めておく必要が多かったため回数は多くなかったですが)も、相手にとって脅威になっていたと思います。

ただ、メモを見ていても、やはりこの試合のキーポイントは、相手の攻撃に耐える中でも何度も作られてしまった相手のシュートチャンスに対しての1番石井僚の好セーブと安定したクロスボールに対する対応などで、実際、決められていてもおかしくないような場面を結構多く作られてしまったのですが、かなりの決定機を1番石井僚が防いでくれていました。

数は少なかったものの、相手の攻撃を受けた後のカウンターで10番池髙暢希が強く仕掛けていく形でチャンスになった場面も何度か作りつつ、前半は0-0で終了。

後半も開始早々はセットプレーから、2番北村龍馬のヘディングシュートだったり、24番山中惇希のサイドに流れてのドリブルでの仕掛けで惜しい形を作るなどあったものの、15分くらいまでで相手の攻撃をかなり受ける形になり、前半同様に難しい時間帯が長くなります。

11番清宮昴大の仕掛けから、相手のファールではないかと、会場からも複数の箇所から声が上がっていたような場面を挟みつつ、この試合の流れが変わってきたきっかけになったのが、19分の4番大桃伶音に代わって21番縄田脩平の投入から。21番縄田脩平が中盤の真ん中に入り、24番山中惇希が左サイドに、そして、11番清宮昴大が前線に上がり、先ほど書いたように、攻撃パターンが明らかに変わったことで、前線の11番清宮昴大と17番波田祥太の組み合わせでの動きと、サイドからの24番山中惇希と、比較的ポジションは、流動的にもなっていた10番池髙暢希の動きと仕掛けが、明らかに相手守備陣の混乱を生み、実際にそこからの攻撃で相手のゴールを脅かす場面も明らかに増え、セットプレーも連続で5,6回くらい続きます(ここで決めたかった。)

攻撃の選手のポジション移動も、この時間帯の猛攻につながっていたのですが、中盤に入った21番縄田脩平の落ち着いたプレーもそこにかなり貢献していて、早い早い展開に両チームともなりそうなところで、わざとテンポを遅らせるようなキープと展開などすることで、相手の勢いをそぎながら、前線の攻撃に繋げるというプレーは、21番縄田脩平が入ったことによってもたらされたように感じます。

交代があったところからの残り25分間くらいは、(清水エスパルスユース側の監督の声を聴いていれば、わかりやすいくらいに浦和ペースに変わっていたことが理解できた)、本当にそれまでの清水エスパルスユースの猛攻が何だったのかと言うくらい、浦和の攻撃に相手が四苦八苦するという形に持ち込めていました。

結果は、スコアレスドローでしたし、全体で見れば、決定的なシュートは、相手の方が多かったですが、試合終了後の選手の表情を見ている限りは、この先に期待できるような手ごたえを感じているなという選手も多かったようにも感じた試合でもありました。

当然ながら、サポーター間でもここ最近での起用に関しては、疑問の声も上がっていますし、これまでやってきたポジションと全く違うポジションでここ数試合固定で出ている中で、プレーしている選手自身の表情も迷いが残っているところは気になっているのは、確かです。

見る側としても正直難しいところがあり、ただ、そのポジションでのプレーが増えてきたことで、明らかに、前線でのプレーも少しずつ良くなってきていることもわかります。チームとしての意図なのか、選手のための意図なのか、その辺りは、当然、采配を振るう側ではないのでわかりませんが、今のところは、私は、既に、攻撃としては、手ごたえを掴めているような、今日の後半終盤の形から、攻めのバリュエーションとして、もう1つ確立させたいという意図でやっていると思うようにしながら、もう少し見て見たいと思っています。

ではでは。

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和倉ユース2018/08/17 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18、清水エスパルスユース・・・3日目のみのため、大会全体を考慮できず

どうも、ブクメです☆

毎年恒例の浦和レッズユースの夏の参加大会となっている石川県開催の和倉ユース。

今年は、もろもろ、なんというか、バランスが悪いというか、なんというかで、足を運べなそうだなという流れになっていたのですが、3日目の対戦相手がヴィッセル神戸U-18と清水エスパルスユースとクラセンの再戦のような対戦カードになったということで、強引に仕事を終わらせて、半ば勢いで、夜中に車で出発して、3日目のみ観戦する流れとなりました。

19日の早朝から帯広に行く関係で、18日の早めに戻って仕事をするなど、なんだか、本当に無計画な動きになるため、このブログを書いてから、夜中にまた車で戻ります。強行日程でも、2試合見られますし、合間に睡眠取って、しっかり見たいなと思っていたところで、まあ、ちょっと私の人生の中でも1,2を争うような出来事があり、結果的に、頭の中がフラフラの状態で観戦してしまうという情けない流れになってしまったのですが、初戦のヴィッセル神戸U-18戦は、やや難しい展開の試合になってしまっていましたが、清水エスパルスユース戦で気持ち良いゴールと勝利が見られたので良かったなと思っています。

また、クラセンが終わり、プレミアリーグが再開、そして、Jユースカップへと入っていく中で、色々な選手の組み合わせでのこれからのチームが見られたということも良かったと思います。

ただ、やはり、こういう連戦で試合数が多いという大会は、初日から見ていかないとダメだなと感じたわけで、足を運んだ方に話を聞くと、初日が思うように戦えず、檄が飛んで、2日目の快勝によって決勝トーナメントをもぎ取っての3日目、2日目は、天候がかなり厳しかったらしく、それも含めて2日間でたまった疲労で選手の体を重くしていたのかとか、話を聞いて想像することはできても、実際に自分の目では見られていないわけなので、実際どうだったのかなと。

そういう、自分の試合観戦した際の状態というところでは、不満を持ちつつ、簡単に2試合に降れますね。

*ちなみに、この大会は、30分ハーフで、決勝トーナメントは、引き分けの場合は、即PK戦です。

vsヴィッセル神戸U-18

GK18番西尾優輝、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に40番山田奈央と8番白土大貴、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒24番山中惇希)、右に7番岡村勇輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に22番佐藤陸人(後半スタート⇒16番玉城大志)と21番縄田脩平(後半8分⇒13番與那覇航和)、FWが4番大桃伶音と34番成田安里(後半8分⇒9番二見健太)

となります。

この試合は、全体的に、体が重く見え、更に、歴代でも何度か見てきたような、長くセンターバックでやってきた選手がフォワード起用されるという難しさと言うか、起用の意図がどこにあるかによって、見方も変わってくるとは思いますが、高さ強さの前線への収め方というか、そういうところでの難しさと、組み合わせた選手がもう少し考えるべきなのか、とにかく、そういうところでは、勉強になる試合と言うか、2トップでそれぞれ、やれるであろうプレーが、お互いを活かすのか、活かされるのか、ポイントポイントで見れば、この選手がこういうプレーをできるようになると、良いなと言う部分は、あっても組み合わせとしての難しさもあったのかなと感じつつ。

例えば、4番大桃伶音がフォワードとしてのプレーも今後視野に入れていくとすれば、後半の9番二見健太との組み合わせの方が、9番二見健太が、4番大桃伶音が競った際に、競り勝てるか、競り勝たなかったけど、こぼれ球が来る位置を考えて動いていたことで、そこからのチャンスは、あったかなと。

得点経過とすると、前半4分に失点したものの、後半7分に、4番大桃伶音が少ないチャンスの中で、思い切ったシュートが見事なコースに飛び、ゴール。1-1のまま終了し、PK戦で敗れるという流れでした。

 

vs清水エスパルスユース

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝、右に20番冨田蓮(後半19分?⇒2番北村龍馬)、真ん中に40番山田奈央(後半19分⇒4番大桃伶音)と26番南濵優大(後半19分⇒16番玉城大志)、MFが左に24番山中惇希(後半6分⇒21番縄田脩平)、右に7番岡村勇輝、真ん中に43番上野夏輝と22番佐藤陸人、FWが9番二見健太(後半13分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和

となります。

この試合は、試合の入りから非常によく、特に久しぶりに中盤の位置に入った43番上野夏輝と22番佐藤陸人の組み合わせのところで、動きにも連動があり、また、左右早い展開での攻撃などで、相手を揺さぶることもできており、実際、相手チームは背番号の番号がかなり大きめの選手が多かったので、クラセンの時のメンバーよりは、1,2年生の選手も多かったのかなとは感じつつも、やはり、個々の選手の能力や技術が高いなと言う印象は受けていたものの、それ以上に浦和のプレーが優っていたという試合。

ただ、浦和ペースには見えていたものの、相手の方がシュートは打っていたという印象が強かった前半は、0-0で終わり、では、ペースは握っていてもシュート意識が少ない浦和がどうやって点を取るかなと思っていた後半4分に、先制点が入るのですが、この試合の細かいパスと動き、そして展開が上手く行っていたという流れを象徴するようなゴールで、ゴール自体は、コーナーキックからの流れにはなりますが、43番上野夏輝からのショートコーナーで受けた20番冨田蓮が鋭いクロスを上げ、40番山田奈央、7番岡村勇輝と経由して、最後は、22番佐藤陸人が良い位置に走りこんでゴール。

これが近い距離でテンポよく、そして、ゴールを決めた22番佐藤陸人も良くその位置に入り込んでいたなと言う形での見事なゴールでした。

そして、後半12分には、21番縄田脩平からのパスをキーパーとどちらが先かと言う、判断力の勝負になるというプレーで9番二見健太が一歩先に触って決めるという、これまた見事なゴールで2-0と突き放し、結果的に2-0で勝利となりました。

結果も良かったのですが、この試合では、前半20分の中盤で22番佐藤陸人がパスを受け、少し降りた位置で13番與那覇航和につながり、9番二見健太に渡し、右サイドから前線に走る7番岡村勇輝に通して、クロスを上げた場面だったり、後半18分の22番佐藤陸人から13番與那覇航和、右のスペースに開くように抜け出した43番上野夏輝から、触れるかどうか、触れればゴールくらいのキーパーと走りこんだ34番成田安里へのクロスまでの流れだったり、縦横細かくリズムの良いパス回しと、そこにサイドを広く使った展開でチャンスを作るという形が多く見られたのも良かったと思います。

ただ、全体的に思い切ったシュートが少ないようにも思えたのは、おそらく清水エスパルスユースの選手の方が思い切ってシュートを打つ回数が多かったからかとは思います。

と言うことで、簡単になりましたが、バタバタと足を運んだ大会3日目のブログを書きつつ、明日の午前にもう1試合あるのですが、ちょっと調整が上手く行かずに、明日試合を見てから運転して戻って、仕事して19日という流れが難しいので、私は、この後、チェックアウトして帰ります。

この和倉温泉とか能登島とか、このエリアは、凄く観光にも良い場所で、特に今回は、つくづく実感したのは、バタバタと試合観戦だけで来るところではないなとw

それでも、1日だけでしたが、足を運んで良かったなと思える1日でした。

あと、現地で心配していただいた皆様、ありがとうございました。そして、お騒がせしました。

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/28 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1pk3-4敗戦・・・この敗戦を成長の糧にして。

(今日は、試合レポート的な内容はほとんど書きません。)

全面良芝か、公式記録・・・。

どうも、ブクメです☆

そういえば、選手たちって、育成の試合に足を運ぶサポーターのこと、どれくらい知っていますか?

例えば、というか、私は、基本的に「浦和レッズ」というチームの育成をベースに応援してきたので、自分の行動の周りにいる方たちを当然長年色々見てきているのですが、すごくサッカー選手に似ているんですよ。どの環境でも多かれ少なかれ、そういうところはあるのでしょうが、個人的にな感想としては、浦和の育成のチームを応援する人は、とりわけ個性的な人が多い。(だから、好き嫌いで考え方が合わなくて、昔仲良かったのに急に無視されるようなこともあったりするのですがw でも、浦和レッズありきで見ていないことに対して、そういう人とは仲良くできないという考え方であれば、それは、浦和レッズの育成の見方としては、その方の方が正しいので仕方ないのかなとも最近は思っています。それ以外の理由だったら、残念ですが。)

そして、依存型のグループ行動が苦手です

理由の一つは簡単です。普通サッカー好きは、Jリーグなどプロのチームをメインに動き、海外のサッカーを見る。自分の余暇を割く割合は、そちらにウェイトが置かれるんですね。身内がそのチームに入れば応援する理由にはなりますが、そうでない場合にそこメインで足を運ぶかと言うと、そうはなりにくいですよね。

そのマジョリティに考え方としてならない人が、この環境にはまっていくパターンが多いので、当然、考え方がちょっと違います。だから、グループ行動も苦手です。

そして、同じチームの育成を応援している人たちの中でも、本当に様々な考え方が存在します。

私を知っている方は、よく私と一緒に試合を見たり、一緒に行動している人というのを知っていると思いますが、実際のところは、見る時は、一緒に見ることも多いけど、育成に求める方向性でも合う人もいれば合わない人もいる。行動も、実は、基本的にまずは、単独で行動することを考えている人が多いんですね。

今回のクラブユース選手権でも、朝早い試合ということもあり、移動の足の関係で、車で動きやすい私がフォローすることで、一緒に動く人たちが多かったですが、基本的に、皆さん、単独で自力で何とかするところから考えている。遠方の遠征でも、もちろん最初から一緒に動くこともありますが、まず単独で動くことを考える人が多い。試合も、一緒に見始めても、周りの雰囲気とか、集中して見たいとかなった時に、勝手に別の場所に移動して見るとかもよくありますし。

例えば、今日の試合で一緒に動いたメンバーで言えば、浦和レッズユースの敗戦後、試合後に1時間ほどで移動にかかる駅まで送ることになり、その時間を同じ車の中で過ごしたのですが、凄くチームの戦いに感情移入して、敗戦で落ち込んで、言葉数がかなり少なかった人もいます。冷静に公式記録を眺めていた人もいます。そして、私は、悲しいかな、ある程度、このクラブユース選手権と言う大会の浦和レッズユースというチームを俯瞰して見ることができてしまっていたために、その段階で、変な切り替えができてしまっており、ピッチコンディションや、今日のチームの戦い方、相手チームがどういう考え方で戦ってきたか、ベンチ入りできていなかった選手や、水戸で別の大会を戦っている選手も含めて、特徴や現段階で、できることなどを考えながら、「たられば論」を展開できてしまっていました。

どの考え方が正解か、なんてことは、関わる人によって違うので誰にも決められないわけですね。

ただ、実際のところ、「俯瞰して見られるようになってしまった自分」が少し嫌になる時もあります。

だいぶ前の話になりますが、トップチームもがっつり行っていて、育成にもどっぷりはまり始めていて感情移入ばかりがものすごくなっていた時期では、その時一緒に見ていた人がいて、悔しい敗戦の後に、私は、しばらく立ち直れなくて口数も少なく機嫌が悪くなり、一緒に見ていた人は、一緒に試合を見ている時間が好きというタイプの人だったので、平然としている・・・で、喧嘩になるということもありました。

過去ユースがプレミアリーグからの降格が決まった時の最終戦で試合終了後に大泣きしたこともありました。

その時を懐かしく思うこともありますが、今の方が良い、その時の自分がダメだったという感じになるわけでもなく。だから、正解なんてないんですね。

私も敗戦した試合の後には、ブログで、「切り替えて良い」と書くことがありますが、実際のところ、切り替えられない思いを抱えることで強くなれる選手もいるわけで、実は、正解なんてないんですよね。

ということで、なんでこんなことを書いたかと言うと、サッカーって、負けず嫌いで、個性的というか、わがままというか、曲げられなくて、人とぶつかりやすいとか、そういうグループ行動が苦手な人たちの集まりが、1つのまとまりになった時に強さを見せるという不思議なスポーツで、私自身が良いか悪いかは、わかりませんが、この浦和レッズの育成のカテゴリに足を運んでいる、ちょっと変わった人たちは、他チームのように、歌ったり、コールしたりはしていないけど、それぞれが、様々な個性的な見方や考え方をしていて(ある意味、1つにまとまって)、選手全てを後押ししようとしているということをなんか伝えたくなりました。

そして、様々な視点で今日の試合を受け止めていて、もちろん、トップチーム優先で足を運べなかった方には、私たちが伝え、共有して、今後の戦いを見届けていくんですよ、ということを急に書きたくなっただけですw

まあ、実際のところ、私は、俯瞰して見て考えて、切り替えも早かったと言いながら、家に戻ってから、ブログを書き始める時に、どうしたものかと、考えて、いったん普通のレポートっぽく書いて、いったんやめてとか、ウダウダして時間が経ってしまったんですけどね。

さて、俯瞰して考えて見ていた私からすると、やはり、同じリーグで戦っていて、プレミアリーグで既に対戦していて破っている清水エスパルスユースという相手が、かなり、研究してきたことで難しくなってしまったなという印象の試合にはなりました。そして、それを実践できるような技術を持った選手が本当に相手には多かった。

今シーズンの、特にここ最近の浦和レッズユースが強みとして発揮していた前線でのキープ力からの相手ファールを受けてのゴールに近い位置でのセットプレーが、この試合では、かなり少なかった。キーになる選手が強みを見せるプレーエリアをかなりケアされていた。

試合終盤に相手の高い位置からのプレッシャーで中盤を省略した攻撃にさせられており、蹴らされる印象が強い中でのパワープレーや前線のポストプレーの上手い選手にも上手く収まらなかった。その打開策をプレーで見せようとしていた数選手の疲労が限界に近くなっていて交代させざるを得なくなっていた。

勝敗を決めたPK戦というのは、もう、どちらが勝っても仕方がないもの。ただ、1-1の引き分けという結果で終わった中でも、試合全体で言えば、局面で通用しなかったと感じた選手も多いと思います。その感じたことをどう生かすかが、これからより成長できるかどうかのポイントです。

勝負と言うところで言えば、技術や精度では相手の方が優っていた試合でしたが、この大会で特に際立っていた、中盤や高い位置で奪い取る守備というものは、この試合でもかなり相手を脅かしており、実際、攻撃のリズムが良くなかったところで、崩されて先制された後の二見健太のゴールは、高い位置で奪ってから、自らで決めた得点でした。

結果は、ここで敗退になったものの、運とか勢いではなく、「浦和レッズユースは強い」という評価が第3者からでもされるようなチームに今年はなっています。

正直なところ、この準々決勝までの戦いでは、相手チームの戦い方に怖さがないチームが多く、浦和レッズユースの現在地が図りにくいと感じていたのが本音でして、その点でも、今日戦った清水エスパルスユースは、怖さのあるチームでしたし、さらには、前回敗れた相手には絶対に負けないという気迫も見られた。

そういう、難しい相手に対しても、勝負のところでは、譲らず、課題も多く感じたものの、一つ、浦和レッズユースの強さのベースとなるものは、このレベルの相手に対してもかなり脅威になるということがしっかり確認できました。

今は、がっつり落ち込んで、落ち込みまくって、その悔しさをどのくらいの糧にできるかが、ここからの勝負ですね(ありきたりな言葉ですが。)

ではでは。

vs清水エスパルスユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と8番白土大貴、MFが左に24番山中惇希(後半39分⇒28番長田拓巳)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが9番二見健太(後半13分⇒11番清宮昴大)と17番波田祥太(後半36分⇒4番大桃伶音)

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クラブユース選手権2018/07/26 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18 3-1勝利・・・またも完勝に近い内容で準々決勝へ!

どうも、ブクメです☆

グループステージ最終戦から決勝トーナメントのラウンド16は連戦ということで、ここを乗り越えると、ここからは、試合ごとに1日空くため、疲労の蓄積などもありますが、なんとか踏ん張って戦ってほしい状況。幸い、天候気候としては、グループステージ初戦の猛暑から、試合ごとに少しずつ暑さと言うところでは、和らいでいく(死ぬほど暑いから、普通に暑いになっていった程度w)流れで来ており、ラウンド16の試合では、曇り空で涼しいとまでは、言えないものの、試合に影響があるほどの暑さとはかけ離れた、比較的良いコンディションになりました。

さてさて、この大会の、前橋総合運動公園での試合の時には、どんなこと自分は書いていたかなと昨年のブログを見て見たら、大体同じようなことを書いているのですが、スタンドからピッチまでの距離がやや遠くなるものの、確率的にはそれほど高くない、この会場での試合ながら毎年1試合は、ここで試合をやっているというイメージがあるため、ここで試合があると「全国大会だな~」という感想を持つように勝手になってしまっています。

今日も、そんな感じで、ここに来るといつも一番上で立ってみるのですが、この試合もそんな感じで見させてもらいました。良い意味でリラックスして。

応援する側としたら、選手を鼓舞して負けないようにとにかく勝つことだけに集中して見るぞという感じになるべきなのでしょうが、今大会は、若干不思議な感情がまとわりついています。相手が調子が悪ければ良いなとか、運よくでも点が入れば良いなとか、その真逆で、今年の浦和レッズユースの勝負強さを自分の中でも確固たるものにしたいのか、具体的に今の浦和レッズユースのどこが強いのかを見つけていきたかったので、「相手は凄く強くて、強烈な個を持ったような選手がいて、厳しい試合になるくらいがちょうど良い」という思いが何だか強くなっています。

その点では、この試合の対戦相手のヴィッセル神戸U-18というのは、地域が全然違うので、あまり浦和レッズユースが対戦するという試合を見たことはないにしても、昨年のこの大会のグループステージ最終戦で戦った印象や、ジュニアユースの全国大会の会場で少し試合を見たことがあって、その時の印象からすると、そういう期待ができる相手ではあったのですが、結論から言うと、関西のチームからよく見られるような気迫とか(良い意味での?)怖さとか危なっかしさとか、そういうものも感じられませんでしたし、試合自体も、今の浦和レッズユースの守備を脅かすようなプレーも危険で大胆な試みもほとんどされませんでしたし、そういった意味では、少し残念な気持ちもありました。

では、試合の話に移ります。

vsヴィッセル神戸U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に20番冨田蓮、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半40分⇒37番堀井真海)、右に10番池髙暢希(後半40分+2分⇒26番南濵優大)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒21番縄田脩平)、FWが9番二見健太(後半18分⇒11番清宮昴大)と17番波田祥太(後半27分⇒4番大桃伶音)

となります。

前半スタートから、サイドからの攻撃で多くチャンスを作る浦和は、1分に右前線でボールをキープした10番池髙暢希が攻撃参加する20番冨田蓮に落としてサイドからのクロス、続いて5分には17番波田祥太がサイドに流れてクロスを上げコーナーキックを獲得、10分には、10番池髙暢希の右サイドからの突破からゴール前に入る9番二見健太へのパスは、惜しくもオフサイド(サイド攻撃ではないが、直後の23番遠藤龍河からのパスに抜けだして9番二見健太が放ったシュートは、かなり惜しかった)と、サイドからの攻撃で相手ゴールに迫り、更に、この大会通じて目立っている、ペナルティエリアに近い位置でのボールキープや粘りからの相手ファールを受けてのフリーキックや、サイドの仕掛けからのコーナーキック獲得など、セットプレーのチャンスが、この試合でもかなり多く、6分のコーナーキックからの16番玉城大志のクロスを23番遠藤龍河がヘッドで狙った場面など、そのセットプレーから相手ゴールを脅かすプレーも多くなりました。

攻撃面では、10番池髙暢希のキープ力が試合ごとに更に強さを増していき、13分には、そういうキープした形から17番波田祥太にラストパスを送り、ゴールにはならなかったものの決定機を演出します。

攻勢の中で、迎えた前半17分に10番池髙暢希の仕掛けから相手キーパーが対応しきれずに中途半端に弾いて浮き球が、ちょうどペナルティエリア内の良いポジションに入っていた17番波田祥太のところにこぼれ、これをダイレクトで決めて先制、1-0とします。

前節に引き続き、嗅覚と言うか、来そうなところに入っていたことでの見事なゴールとなりました。

前半33分には、17番波田祥太のキープから左サイドに流れる24番山中惇希につなげ、持ち上がって左サイドからのクロスを10番池髙暢希がシュートを狙った場面も惜しかった。

ほとんど相手に危険なシュートを放たれることのなかった前半ですが、唯一の決定機は、相手シュートが枠を捉えず失点は免れます。

前半を1-0で折り返し、迎えた後半、1点を追う相手の激しい攻撃が・・・となるムード作られる前に9番二見健太の仕掛けからペナルティエリアで倒されてPKを獲得。

このPKを10番池髙暢希が難なく決めて2-0とします。

後半4分には、3番林海斗の左サイドからの攻撃参加し、24番山中惇希からのパスを受けクロスを上げて17番波田祥太がディフェンスと競り合う形でゴールを狙うも、ここは、ファールの判定。

後半9分には、前線への突破を試みた9番二見健太へのパスがこぼれる形でキーパーと1対1になる決定機を作りキーパーは交わしてゴールに流し込もうとするも、ギリギリで戻った相手ディフェンダーにクリアされてゴールならず。

そこで得たセットプレーのチャンスで、16番玉城大志からのクロスを24番山中惇希が受けて、23番遠藤龍河がゴールを狙う惜しい形を作ります。

直後にも思わず、「その位置からのヘッドでなんであれだけ強いヘディングをできるんだ」と一緒に見ていた方から言葉が漏れた(私もそう思っている)、ペナルティエリア外くらいからの5番大城螢のヘディングシュートなどありつつ。

試合展開としては、こんな感じで相手は、もちろん2点ビハインドで後半はゴールを狙いに来ているとは思いますが、そのほとんどの攻撃を浦和の守備陣と中盤の選手などの連携で跳ね返しつつも、何度かは、危険な場面を作られることも出てくる時間の中で、まずこの試合を左右したのが、後半18分の相手の真ん中からの仕掛けに対して、守備陣が並んで下がってしまい、シュートコースが空いてしまったところで放たれた決定的なシュート。これを30番鈴木彩艶がスーパーセーブで防ぎ、失点を免れます。ここで決められていたら、相手が勢いに乗っていたかもしれないとも考えつつ、ペースを相手に渡さずにその後もできていたものの、後半29分に結局相手にゴールを許してしまい1-2の状況になったのですが、今年の浦和レッズユースの本当に強いところが、こういう展開になっても崩れないところなんですね。

更に、グループステージのモンテディオ山形戦同様に、後半途中から投入された11番清宮昴大の追加点は大きかった。

相手ディフェンダーとキーパーの距離がやや空いたところで、そのスペースにパスが出された時に、11番清宮昴大が猛ダッシュ、相手キーパーも飛び出してクリアしようとしたものの、僅かに11番清宮昴大が先に追いつきゴール!

残り10分ほどとなった後半32分(この試合は40分ハーフ)で再び2点差に開いたことで、より浦和レッズの集中力も増し、とにかく点を取らなければならない相手の攻撃で34分にゴール右隅の難しいコースへの決められてもおかしくないようなシュートを30番鈴木彩艶が、見事な反応ではじき出し、このピンチの場面を防いだことで勝負あり。

試合全体を通して、ペースを握った浦和レッズユースの快勝となりました。

28日には、準々決勝で清水エスパルスユースとの対戦になりますね。

既にプレミアリーグで1度対戦している相手で、アウェイで足を運べた方も少なかった中で、今シーズンのチームの躍進の可能性を強く感じさせてもらった、見事な逆転劇の試合。

クラブユース選手権で敗れた三菱養和SCが勝ち上がってきたほうが、今度こそ倒してやるというモチベーションが作りやすいのでやりやすいという声も聞こえてきましたが、それとは逆の、前回の敗戦の借りを返してやろうと、強い気持ちで向かってくることが予想される清水エスパルスユースということで、やりにくさも確かにあるかもしれませんが、その試合に足を運べた数人のサポーターからすると、あの試合での興奮するようなプレーを今度は、多くの方が見られるところで見てもらえるので、その方が良いという考え方でまとまりましたw

ここからの相手は、強烈で手ごわい相手であってほしい。そういう相手とギリギリの戦いをすることで、昨年果たせなかった優勝が見えてくる。

より貪欲に!

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/25 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-1勝利・・・有利な条件の相手を一蹴、決勝T進出

どうも、ブクメです☆

決勝トーナメントの対戦相手と場所が決まってからブログ書こうと言うことで仕事してたら、書き始めが遅くなりましたw

前橋総合運動公園でヴィッセル神戸U-18との対戦ですね。下増田の確率が高い中ですが、浦和レッズユースの夏の全国では、前橋総合運動公園がかなり高い確率で入ってきますね。前橋総合になりそうだとサポーターの方と話していたら、やはりそうなったり(NTT図南はなんとなく嫌だと言っていて、そういう話題出すとなるからやめよう見たいな話もしてましたがw)

そんな頻度の多い、前橋総合運動公園なので、この会場では、嬉しい勝利の記憶も、悔しい敗戦の記憶も色々残っています。

今回は、嬉しい記憶にしてくれそうだというくらい、チームにエンジンがかかりまくってますね!

そして、天気予報を見る限りは、曇りで30度に届くか届かないかということで、猛暑という余計な動きを鈍らせる要素も少なくなりそうで、少し安心しています。

ということで、グループステージ第3戦。第2戦で快勝した浦和レッズユースでしたが、第1戦勝利した2チームの対戦が引き分けでアビスパ福岡とコンサドーレ札幌が共に勝ち点4まで伸ばしていて、コンサドーレ札幌は、引き分けでも突破が決まるという、浦和レッズユースにとっては、勝利しないと敗退がかなり濃厚になるという、ある意味追い込まれた状況での試合となりました。

この試合も、昼過ぎには結構気温は、上がったものの、試合の時間帯は、曇りベースで多少はプレーしやすい気候になっていたのかと思います(猛暑を考えればマシというレベル。)

ということで、試合の話に移ります。

vsコンサドーレ札幌U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半35分⇒26番南濵優大)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒2番北村龍馬)、FWが17番波田祥太(後半26分⇒37番堀井真海)と11番清宮昴大(後半18分⇒4番大桃伶音)

となります。

ここ最近は、年末のGO FORくらいでしか対戦する機会があまりないコンサドーレ札幌U-18ですが、かなり前に浦和レッズユースがプレミアリーグ初年度に戦ったときの強烈な攻撃陣に苦しめられた時の相手のイメージが未だに残っていて、それに加えて、相手は引き分けでもOKという状況になっていたことで、かなり難しい試合になることも考えていたのですが、試合開始早々から、その心配は消え去るくらい終始浦和ペースの試合となりました。

相手の攻撃陣の特徴を気にする前に、浦和の攻撃の時間が多くなり、おそらく攻撃の起点になる選手だろうなと思われる選手を自由にさせない浦和の守備の良さもあったとは思いますが、相手の全体的な動きが重いというか、浦和の攻撃の潰さなければならい選手のところへのプレッシャーもそれほどなく、攻撃の際には、コントロールが上手く行かなかったりすることも多い。

もしかすると、暑さで疲労が蓄積されたピークの状態になっていたのかなと感じるところも実はありました。

開始早々から、14番柳田大輝のロングフィードに17番波田祥太のポストプレーから24番山中惇希につながればと言う展開や、2分の24番山中惇希の枠を捉えられなかったものの思い切ったシュート、5分の5番大城螢のロングスローを受けた11番清宮昴大の前線での粘り、6分に相手の攻撃を摘んだ3番林海斗が16番玉城大志につなげて前線に供給し、これを前線で11番清宮昴大がしっかり収めて仕掛ける形、7分の10番池髙暢希の相手のプレスが甘いとわかったところで力強いドリブルでの突破から、大きく左サイドに展開し、前線のスペースに走っていた3番林海斗に通して、クロスが合えばという惜しい形などなど、相手ゴールに迫る場面を多く作ります。

特に、前節途中出場で存在感を示してこの試合スタメンだった11番清宮昴大が前線へのパスをしっかりキープできていたことが大きく、それによって、前線に入った時に17番波田祥太が、11番清宮昴大を意識しながら、ボールが収まったところで、相手の激しい守備にあっても、粘ってパスを受けたり、こぼれたところにいち早く反応して17番波田祥太が、そのチャンスを生かして仕掛けるという形も多かったように感じます。

前半9分には、相手の早い仕掛けで決定機を作られた場面もあったものの、ほとんど相手の思うような攻撃をさせずに攻撃を繰り返した中で先制ゴールが18分に生まれます。

直接でも狙えるし合わせる形もある良い位置でのフリーキックを獲得し、ちょうど、今年のチームはセットプレーで良く得点が入るという話を一緒に見ていた方としつつ、でも直接はあまり入った記憶がないですね~、みたいな話をしていたところで、10番池髙暢希が直接決めるという形。お見事でした。

*すごくわかりにくいですが、フリーキックを10番池髙暢希が決める時の蹴る瞬間。

先制点の後も、23分の24番山中惇希のインターセプトから11番清宮昴大に当てて、いったん下げて16番玉城大志からの右サイドの10番池髙暢希につなげるテンポ良い攻撃でチャンスを作ったり、25分の11番清宮昴大の前線でのキープから17番波田祥太につながっての仕掛け、26分には10番池髙暢希が右サイドをオーバーラップする14番柳田大輝にヒールキックでパスを通し、抜け出しての惜しいクロス。

27分のセットプレーでは、10番池髙暢希のクロスに23番遠藤龍河がヘッドで狙う惜しい形。

特に惜しかったのは、31分の10番池髙暢希からの折り返しのパスを11番清宮昴大が受けて放ったシュートで、僅かにゴールをそれるシュートでした。

前半の終盤には、相手チームの攻撃の回数が増える場面があり、一瞬やられたように見えたループシュートを狙われた場面などありましたが、相手の反撃ムードを止める浦和の追加点が、前半終了間際に生まれます。

右サイドからの攻撃で、ペナルティエリア内のファーサイドの方に走りこんでいた17番波田祥太へのクロスだったか、もう少し手前を狙っていたかもしれませんがクロスに対して相手がクリアできず、17番波田祥太のところまで届いたところで、このチャンスをしっかり決めて2-0とします。

*ゴールを決めて喜んでいる17番波田祥太と24番山中惇希。他の方の写真でツイッターなどでも流れていましたが、ゴール決めた瞬間の17番波田祥太の決めたぞアピールは、なかなか良かったですw

ということで、相手にとっては引き分けでも良い状況を考えると2点差が安心とは言えないものの、試合内容でも、経過でも、運動量でも、浦和が完全に優る形で前半終了。

後半、点を取らなければならない相手がどのような戦いをしてくるかと気にして見ていたところ、おそらく、交代メンバーを見る限りは、浦和の右サイド、相手の左サイドからの仕掛けでチャンスを作っていこうという交代に見えたのですが、やはり、相手の攻撃の怖さを感じる前に、浦和の守備が硬く相手に自由に攻撃させず、それでも、相手の2番の選手が仕掛けた時などに何度か危険な場面を作られたり、交代で入っていたサイドバックの4番の選手が攻撃参加できたときなどは、やや危険な形を作られかけたものの、後半から出場して右サイドバックに入っていた20番冨田蓮が対応して、相手のスピードある突破を遅らせて、あとは、味方が囲んで奪うみたいな、そういう守備ができていたことで、相手が勢いづくようなプレーをさせなかったのも大きかったと思います。

後半は、よりサイドバックの選手の攻撃参加が増えたり、中盤真ん中の5番大城螢が右前線のスペースに流れて行ってパスを受けて攻撃など、前半以上に相手の守備が対応に困るような攻撃の形が増えていく浦和と言う感じで、3点差にしたら試合自体は決まりだろうなというくらいの雰囲気になっていたところで、迎えた17分にドリブルを仕掛けてペナルティエリアに侵入した17番波田祥太が倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを10番池髙暢希がなんなく決め3-0とします。

20180725003

*10番池髙暢希がPKを落ち着いて決める(真ん中に蹴っていたぽい!)

その後、パワープレーではない形のため、ロングボールが少ない状況ながら、4番大桃伶音が交代で前線に入り、高さだけではなく、流れながらボールを受けて仕掛けるようなプレーもありつつ(もちろん高さでの強さも見せていた)、3番林海斗の惜しいシュートだったり、26番南濵優大が入ったところで、ボランチの位置に上がった8番白土大貴が途中交代で入った、37番堀井真海からの折り返しのパスを受けて、ポストを強烈に叩くような、かなり惜しいシュートを放ったり、終盤に1点は返されたものの、終始浦和の強さが目立つ形で3-1での勝利となりました。

今日の試合の何が凄かったかと言うと、疲労が蓄積する3試合目で色々な選手が起用はされているものの、出場時間自体はかなり長くなっている選手も多い中で、その3試合目の試合の終盤のところで、そう言った選手たちが、動きの質を落とすことなく、むしろ、気が付けば攻撃参加してゴールを狙って惜しい形まで作っていたりするというところ。

これが今年の浦和レッズユースの勝負強さの要因の一つとは言え、試合の終盤にギアを一つ上げられるところが凄いなと。

コンサドーレ札幌U-18は地域の関係もあり、ほとんど見る機会が最近はないため、この試合では、本来の強さが見せられなかったのかもしれませんが、そういった点で、かなり浦和がわかりやすく優ってしまった試合だったのかなとも思います。

暑さ対策も、今日はついにクーリングブレイクの時に扇風機を持っている選手もいたりしましたし、ドリンクのボトルに保冷用の反射シートを巻いていたり、そういったチームとしての暑さ対策含めたコントロールがしっかりできていることが、ここで差につながったのかなと思います。

追い込まれた状態だったのに、本当に見ていて安心感のある試合を見せてもらいました。

ということで、これでグループステージは終了。2位で突破し、グループ1位通過してきたヴィッセル神戸U-18と決勝トーナメント初戦で対戦することになりました。

ここからは、またグループステージとは違った難しさのある戦いになりますが、今日のような戦いをすることができれば、どんな相手でも倒せます。

連戦になりますが、明日も今日のような戦いを見せてください!

楽しみです!

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/23 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 3-0勝利・・・守備の硬い相手を見事粉砕

どうも、ブクメです☆

ピッチによって観戦環境がこれだけ違うのだと感じた大会2日目。昨日は、ピッチCでネット越しに前から強い日差しを受けて見るような環境だったのですが、それとは打って変わって今日のDピッチでは、ネットに囲まれていない箇所から見られ、テントもピッチに近い位置張ってあり日影の中で観戦太陽も後ろから、そして湿度が若干低めで強い風が吹いていたということで、昨日の止まらない汗の中での観戦は何だったのかと思ってしまうレベル。

でも、ピッチでプレーする選手にとっての環境は、過酷なまま。

さてさて、今日の浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユースののクラセン公式ページに載っていた公式記録の以下がちょっと(そこそこ)気になってます。

プレーに影響があるくらいの強烈なピッチを横切る風、生えている芝は良質かもしれないけど、ところどころ緑でないものが見えまくっているピッチだったと私には感じ、見えたのですがw

ということで、クラセン2日目です。

他地域の現在の力関係というのは、わからないものの、冷静に見つめてみると、グループステージにして、アビスパ福岡U-18とコンサドーレ札幌U-18というユースにおける強豪チームと同居するグループって結構厳しいよなとふと感じつつ、初戦でその中の1チーム、アビスパ福岡U-18に敗れた浦和レッズユースにとっては、今日のモンテディオ山形ユースとの一戦は、引き分けも許されないような試合となりました。

終わってみて試合全体を考えると、対戦相手のモンテディオ山形ユースの守備力の高さを随所に感じたため、得点が奪えないままに時間が過ぎるという試合展開に持ち込まれていたら結構大変だったのかなと思う部分もありますが、この試合は、試合の入りのところと早い時間で得点を奪えたことで、常に浦和ペースで試合を運べたところで勝負ありだったのかなと思います。

では、試合の話に移ります。

vsモンテディオ山形ユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶(後半35分⇒18番西尾優輝)、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志(後半35分⇒35番根岸恵汰)と5番大城螢、FWが17番波田祥太(後半35分⇒21番縄田脩平)と13番與那覇航和(後半23分⇒11番清宮昴大)

となります。

開始早々から、ゴールを奪いに行く姿勢を見せた浦和レッズユースが、相手が落ち着いて守備に入る前に攻め込み、17番波田祥太のヘディングシュートなど惜しい形を作り相手ゴールに近いところで、セットプレーなど複数チャンスを作る中で、迎えた6分にセットプレーのチャンスから、24番山中惇希か23番遠藤龍河が絡んだチャンスだったと思うのですが、最終的に5番大城螢が決めて先制します。

今日の試合では、相手の守備が硬く、攻め込む回数は多いものの決定機を作る回数がそれほど多くなかったところでしたが、その分セットプレーを獲得する回数が多く、実際にゴールとしてはこのゴールのみでしたが、5番大城螢のセットプレー時の惜しい形というのが非常に多かったことが印象に残っています。

そして、横からの強風が結構影響を受けてしまうのかなと感じていたものの、思ったほど明らかに風の影響でという場面は少なく、この辺は、しっかり考えてプレーができていたのかと思います。また、前の試合では、やや味方との連携というより強引に行こうとしすぎている感もあった10番池髙暢希が、この試合では、味方を活かすようなプレーも入れながら、必要なところでは、相手守備陣が複数いても体の入れ方や、ボールの置き方などで突破するという形を見せており、その辺は、やはり前の試合では、初戦の難しさと、試合に対しての気持ちの入りすぎが招いたことだったのかなと、この試合を見ていると感じました。

そういう形でのプレーの一つを挙げると、15分の16番玉城大志からのパスを10番池髙暢希が受けた右サイドでの仕掛けのところで、右サイドバックの14番柳田大輝が追い越して前線に走っていったところをしっかり感じていて、10番池髙暢希が引き付けてキープしながら、14番柳田大輝につなげたプレーがありましたが、こういうところが、昨日とは全く違ったというか。

前半26分には、カウンターの形で今度は、14番柳田大輝を起点にした反撃で、10番池髙暢希が抜け出して一気に相手ゴール前に迫るという形になりました。

先ほども書いたように、この試合はとにかく、早い時間い先制できたことが大きかったなと思うのは、落ち着いてからの相手の守備には、かなり苦しめられる場面が多く、サイドの深いところのスペースを上手く埋められてしまうことで、両サイドから抜け出してクロスを上げて決定的にと言う形は、実際浦和もなかなか作らせてもらえなかったと言えます。相手の守備を褒めていますが、実際のところ、それでも浦和は、チャンスを多く作り、逆に、相手の攻撃に関しては、決定機もほぼ作らせていなかった浦和の守備の集中の方が見事だったとわけですが(たぶん、前半は、枠内シュートをほぼ打たせていない。)

そういう試合になったので、攻防としては、また別の面白さがあり、ボール奪取での対決が多くなったというか、気になったポイントでメモを取っていたのを今見ていると、13番與那覇航和が、相手の攻撃の起点を摘むインターセプトから反撃とか、24番山中惇希が球際激しく行き高い位置でインターセプトして展開とか、攻撃で特徴のある選手たちが、堅い守備から反撃を狙っていたであろう相手の攻撃のスタートのところで摘み取るようなプレーを多く見せていたのも印象的でした。

前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、相手も点を取らなければならないということで、選手を2枚替えしてきたり、少し崩して仕掛けてくるのかなと思いつつ見ていましたが、攻撃の意識は高めたようですが、思ったほど点を取るためにリスクを負うようなプレーはなく、先ほど書いたように、相手の攻撃の起点のところを前線やサイドの選手たちも狙って摘み取るプレーが多くできていたことで、後半は、1,2度危険なシュートを放たれたものの、やはり相手に押し込まれなるような時間を作らせることなく進められていました。

後半の浦和の攻撃で印象に残ったところをいくつか挙げてみますと、9分のバックラインでパスを受けた8番白土大貴の低めの狙いすました縦パスで相手の隙間を縫って一気に前線の13番與那覇航和へつなげた大きな展開。強風の影響をまったく感じないような大きな展開(放り込みではなく、明らかに意図のある長い距離の正確なパス)は、見事でした。

16分には、10番池髙暢希がドリブルで仕掛け、スペースに抜け出した17番波田祥太へのパス。これが通れば大きなチャンスになるという場面でしたが、ギリギリオフサイドだったようです。

後半のクーリングブレイクの前くらいの時間帯には、浦和の攻撃陣がらしさを見せたプレーでチャンスを作る場面も増えており、その中でも、17分の24番山中惇希の突破は見事で、左サイドからドリブルを仕掛け、更に相手ディフェンダーを1枚はがしてペナルティエリア深くまで侵入して、最後の17番波田祥太へのパスがわずかに合わなかったものの、相手守備陣に苦労していた中で、見せるところではしっかり見せるプレーをこういう時間帯に作ったのは見事でした。

そして、やや相手が攻撃に行かなければならないところで、逆に浦和の攻勢が強まっていたクーリングブレイク後のタイミングで、長期離脱していた11番清宮昴大(夏の大会出場も厳しいかもしれないと聞いていたので、ここでの復活はかなり見ていた方してもテンションが上がりました)の投入で、前線が気持ちの面でも明らかに活性化され、迎えた26分には、その11番清宮昴大のサイドからの攻撃から、最後は17番波田祥太がゴール。勝利をかなり手繰り寄せる追加点を決め2-0とします。

この直後には、セットプレーのチャンスで5番大城螢のあとわずかという惜しいヘディングでの狙いがあったり、30分には、24番山中惇希のインターセプトから、17番波田祥太を経由し抜け出した11番清宮昴大へのパスは、僅かにオフサイド。

10番池髙暢希のドリブル突破は、相手が複数で取りに行っても奪えないくらいさえ渡っており、更には、枠は捉えなかったものの、こういう攻撃もあるとばかりに16番玉城大志がやや距離があるところからミドルシュートを狙う。

そして、試合の最終版・・・なんというか、私の癖と言うか、チャンスの時でも違うところを観察してしまうことがよくありまして、3点目のゴールを見逃してしまうという。。。

コーナーキックのチャンスから、11番清宮昴大がヘッドで決めての得点です、はい。

ということで、終わってみれば、3-0の快勝となりました。

ちなみに最近、書いてなかったので、書いておくと、守備側の選手の名前があまり上がらない時は、守備が凄く良かったということを意味しているわけで、3番林海斗、8番白土大貴、23番遠藤龍河、14番柳田大輝のバックラインでの守備は、試合を通してほぼ相手に決定機を作らせなかったということです。

ということで、前の試合では、ひねくれ者のブクメは、やや納得できないところを多く感じてしまっていたのですが、この試合と併せて考えてみると、やはり初戦の硬さや、まず失点しないところから戦おうとしてのあれだったのかなと思いますし、今日の試合では、今年の浦和らしい強さが出たのかなと思います。

指示もあるとは思いますが、選手間で考えて工夫してとか、そういうところが、特に今日のモンテディオ山形ユース戦では見えた気がします。

試合運び含めて見事でしたし、最後の畳みかけるところで、あれだけの運動量を前線の選手(スタートから出ている選手でも動きが落ちていなかったことに驚いている)ができるのも凄いなと。11番清宮昴大が前線に入ってから、もう1スイッチがチームに入ったのも目に見えてわかりました。

さてさて、同グループの初戦勝利チーム同士の試合が引き分けに終わったということで、最終戦が引き分けで突破できる可能性が限りなく低くなってしまいました。

アビスパ福岡U-18(勝ち点4)、コンサドーレ札幌U-18(勝ち点4)、浦和レッズユース(勝ち点3)、モンテディオ山形ユース(勝ち点0)

まあ、勝てば自力で突破が決まる試合。わかりやすいです。アビスパ福岡U-18が負けないと引き分けでの突破はないわけですし、そこを期待しても仕方がないので、勝てば良い。

願わくば、できる限り、暑くない状態で、試合ができることを。

初戦長い時間を戦った選手で今日出場しなかった選手もいますし、1日空きますし、疲労具合のコントロールも上手く行っているようにも見えますし、まずは、突破をかけたコンサドーレ札幌U-18戦に向けて、回復と良い流れを継続できるように意識を高めてもらい、突破を決めた勢いで連戦となる決勝トーナメントの初戦も突破と行きたいですね。

本当にお疲れさまでした。

細かいところですが、ピッチサイドに置くドリンクに反射シート(?)を巻き付けてドリンクが温まらないような工夫とか、初戦では、普段選手がやっているビデオ撮影をコーチがやっていたり、暑さ対策や、チーム一丸での戦いをしようとする工夫も色々見られており、そういうのを見ると、嬉しいです。

次の試合も楽しみにしています。

ではでは。

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