GO FOR WORLD CUP 2017/12/26 2日目 vs興國高校 0-5敗戦、vs帝京長岡高校 2-0勝利・・・明暗くっきりの2試合も2位で突破

*強さでも他方面でも、強烈なインパクトを残した興國高校。試合前に自前の記念撮影してました。

*帝京長岡高校戦。大敗の後で良い意味で吹っ切れて戦えました。

どうも、ブクメです☆

今回は、最初に今日の2試合とメンバー、簡単な経過を書いてから、つらつらと思ったこと書きます。

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚(後半スタート⇒18番西尾優輝)、DFが左に21番清水楽人(後半26分⇒13番上野夏輝)、右に16番清水哲太(前半23分⇒17番與那覇航和)、真ん中に4番大桃伶音(後半スタート⇒5番大城螢)と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(前半14分⇒2番白土大貴/後半?⇒27番冨田蓮)、右に14番柳田大輝(後半9分⇒9番二見健太)、真ん中に15番玉城大志(後半スタート⇒6番縄田脩平)と7番佐藤陸人(後半26分⇒24番山中惇希)、FWが左に19番波田祥太(前半34分⇒11番清宮昴大)、右に8番岡村勇輝(後半9分⇒29番長田拓巳)

となります。

得点経過は、前半11分、14分と失点し、0-2で折り返し、後半も3分、15分、32分と失点し、0-5で敗戦。

強烈な攻撃陣、球際の強さ、寄せの速さと、攻撃的な選手のスピードに翻弄される形で、失点を重ねての大敗。

vs帝京長岡高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(後半スタート⇒19番波田祥太)、右に14番柳田大輝(後半15分⇒26番石橋遼大)、真ん中に15番玉城大志(後半25分⇒17番與那覇航和)と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(後半スタート⇒24番山中惇希/後半21分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人(後半25分⇒6番縄田脩平)

となります。

前半2分に12番林海斗のミドルシュートで先制、15分に7番佐藤陸人が難しい態勢ながら、ゴール左隅のコースを狙った見事なシュートで2-0。後半は得点はいらず2-0勝利。

前の試合の敗戦を引きずることなく、また、ポジションなど、これまで見たことない配置もいくつかみられる中で、シュート意識も序盤高く、その意識から2ゴールを奪って有利に試合を進めたことや、試合終盤の相手チームの猛攻での1番石井僚の好セーブ連発(決定的な形での難しいコースへのシュートを3本は止めていた)ことで、勝利となりました。

 

昨日に引き続きGO FOR WORLD CUPに足を運んでいます。昨日は、b戦1試合、グループステージ1試合の計試合でしたが、今日は、グループステージの残り2試合となります。第1試合の開始は、早く9時キックオフで、興國高校、15時キックオフで帝京長岡高校との一戦となりました。

グループステージ突破を考えると、昨日は、浦和レッズユースは、コンサドーレ札幌U-18とスコアレスドローで勝ち点1という状況。グループのもう1つのカードでは、興國高校vs帝京長岡高校の試合は、興國高校が2-1と逆転勝利で勝ち点3を積み上げて一歩リードという形で2日目に入りました。

どちらの高校とも、地域も全く違く、高校ということで、なかなか公式戦で対戦する機会はないのですが、興國高校に関しては、何度か練習試合などで対戦していたと思います。私も2,3年前に一度見たことがありますが、その攻撃力の高さが印書に残っていて、その時のユースもかなり苦しめられた記憶があったのですが、1日目がビハインドを背負っての2-1逆転勝利という結果で、僅差での勝利と聞いた時には、そこまでではないのかなと思っていたのですが、甘かったです。

先ほど書いたように、0-5という正直屈辱的な敗戦と言えます。昨日の課題の修正がどうこうという前に、相手の迫力に完全に飲まれてしまったのが残念でした。ただ、相手チームが強かったのは事実ですし、正直、基本的に浦和の育成を応援する形で、相手チームに目を奪われるということは、少ないのですが、これまで、例えば、横浜F・マリノスユースの小野裕二や、山梨学院大学付属高校の前田大然などのように、ユース時代に浦和レッズユースと対戦した相手なのにそのプレーに目を奪われてしまったという何人かの選手のように、この試合には目を奪われました。

スピードスター系の得点を決めた選手もそうですが、一番印象に残ったのは、何点目かのアシストをした14番村田透馬選手のディフェンダーを細かいフェイントで完全に翻弄してマークを外し、鋭いクロスを入れて豪快なヘッドでのゴールを演出した場面が頭から離れないというか。

昨日書いたような浦和の選手に欲しかったギラギラした感じも、相手選手にばかり感じてしまいました正直。

1試合目が終わった段階では、得失点差でも失点が大きく、ちょっとグループ突破は厳しいかなと思っていましたが、その後のコンサドーレ札幌U-18が帝京長岡高校と引き分け、さらに、興國高校には1-4で敗れたため、15時からのグループ最終戦では、勝てば2位通過という自力が用意される状況となり、迎えた帝京長岡高校戦では、これまで見たことがない、前線に7番佐藤陸人が入るなど、最初見たときは、どうなるのか全く分からない状況でのスタートとなりましたが、しっかり前の試合の大敗は吹っ切れており、さらに、これまでにはなかったシュート意識の高さを序盤から見せ、12番林海斗の豪快なミドルシュートでのゴールに始まり、14番柳田大輝など、ゴールが見えたらシュートを狙うような意識を見せてくれました。

その中で、前線で起用された7番佐藤陸人が、なんとなく、昨年までユースに所属していた時里元樹を思い起こさせるような相手キーパーへのチェイスなど高い位置で奪う姿勢を見せ、その結果が、先ほど書いたような、やや混戦で相手ディフェンダーの方が優位に見えた状況下で、コースを狙ったシュートを決めるという結果にもつなげています。

また、帝京長岡高校もプレスなど激しめに来てはいたものの、興國高校に比べるとその迫力のある激しいプレスを経験していたからか、慌てずに問題なく対処できていたのもこの試合のプラスの要素でした。

ただ、2点を奪って30分くらいまで行ってからは、やや落ち着いてしまったというか、もっと得点を奪ってやるという意識がやや薄くなったように感じられ、その後のミドルシュートは、ほとんどなかったように感じます。

狙える時には、ゴールを狙う意識がもっと持続できるようになると良いなと感じたのは事実ですが、確かな前進も感じられました。

かなり陰湿な言い方で、指示通りにできていないと、ベンチから責める言葉が飛ぶのが聞こえてくると、ミスを許してもらえない環境なのかなと心配になる部分も相変わらずありますが、この環境が変わらない限りは、ミスを許してもらえないのは、宿命と考えるしか残念ながらないので、見ていると、本来できるプレーやできていたプレーができなくなっているように感じられる選手もいることから、とにかく、萎縮だけはしないでもらいたいと思います。

悪循環にしかならないので、言われてことが難しいとか、納得いかないとかでも、それによって聞こえてくる言葉を上手く受け流すくらいの気持ちでいないと、せっかくの能力がもったいないことになります。

それ以外で気になったところは、一つの課題をクリアしても次のところが甘くなる傾向のある選手が多いように感じます。

球際厳しくとか、しっかりキープできた、「お、いいね!」と思ったすぐ後に、もったいないパスで相手ボールになってしまうケースなど多いです。

難しい状況から、グループステージ突破まで来たのですから、もう1度興國高校とやって次は倒すくらいの意気込みで、ダントツの3連勝でグループ1位通過した相手との対戦を視野に入れて、この大会の残り3試合で、まず、一つ壁を乗り越えて確かな成長を確認してから年を越しましょうね。

そういう姿を見られると、サポーターサイドとしても、気持ち良いです。

さてさて、

私は、明日の決勝トーナメントも28日の最終戦も足を運べるのですが、明日は、夜に予定があったりするので、もしかすると、次のブログは、決勝トーナメント以降ということで、28日の夜くらいに書くことになるかもしれません。

その点はご容赦ください。

まずは、アルビレックス新潟U-18ですね。どのような結果でもあと3試合は戦える今年のレギュレーションですが、もちろん勝ってより現時点で調子の良い強い相手と戦える方が良いですからね。勝ちに行きましょう!

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/12/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 4-1勝利・・・良い締めくくりへ向けて前進

どうも、ブクメです☆

土曜日は、浦和レッズユースの高円宮杯プレミアリーグイースト、横浜F・マリノスユース戦を観戦してきました。

アウェイで日産フィールド小机での対戦。この会場は、比較的ユースの試合では、足を運ぶことがあるアウェイですが、最近は、ここに来るときは車で来る時が多く、今日は、久しぶりに電車で足を運びました。私が住んでいるのは東武東上線の坂戸か、北坂戸か、高坂あたりが最寄りになる場所で、現在は、東武東上線から副都心線、東横線と直通の元町・中華街行きという電車が走っていて、菊名駅まで一本で行けてしまうんですね。

そこから乗り換えてJR横浜線2駅で最寄りの小机駅まで行けます・・・と、別にアクセスの解説をしたかったのではなくて、運転していると、家からスタジアムまで向かうだけのやや無機質な移動になるのですが、電車の場合は、割とスマホをいじって色々できる時間があるということで、同じくユースの試合に行くというサポーターの方のツイートに応えながら、なんだか、ほのぼのとした気分になりながら、そして、会場の隣のドッグランの多くのワンちゃんに吸い込まれて少しだけ眺めながら、もちろん、浦和レッズユースにとっては、残留をかけた負けられない直接対決という試合ではあったものの、なんとなく、今日は、私の中では、良い空気感の中で、試合を見ることができたんですね。

で、そうしたら、試合も良い流れになってくれたと。

もちろん、この時期に残留争いをしているチームなので、そのあたりの順位にいるチームには、多くの難しい状況が起こっているわけですが、雰囲気的には、相手の方がよりチーム状況が難しいという雰囲気で、これまで見てきた横浜F・マリノスユースでは見たことがないような、自身のないプレーやミスが多く見られたわけで、そこに対峙した浦和レッズユースのほうが良い形で試合に入れ、流れもつかめたのかなと思います。

もちろん、色々書きたいことは、相変わらずひねくれ者なのでありますが、今日に関しては、文章で残すとしたら、笑顔で最終戦を終えられるための布石をしっかり自分たちで作り上げた試合だったということで、良いのではないかと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左に15番北村龍馬(後半19分⇒17番大城螢)、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也(後半32分⇒8番立川将吾)、右に13番白土大貴、真ん中に7番弓削翼(後半36分⇒3番大西翔也)と35番玉城大志(後半21分⇒22番佐藤陸人)、FWが左に20番長倉幹樹(後半29分⇒11番関根束真)、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

前半から、相手の特に守備の選手のミスや、雑なプレーが目立つところを集中してボールを追っている浦和の選手が、インターセプトして仕掛けるという場面が多くなり、試合開始から、早くも主導権を握ったという流れの中から、前半7分に14番井澤春輝からのペナルティエリア内に高めの浮き球を入れた際に、相手のハンドを誘発し、PKを獲得。これを4番橋岡大樹がしっかり決めて先制に成功します。

この直後にも14番井澤春輝が同じように、狙いすましてというよりは、高めのボールをこのエリアに入れてみようという意図にも見えたペナルティエリア内へのクロスボールが相手の処理のミスを生みチャンスができるという形もできていました。

これが、相手の対応を判断しての狙ってのプレーだったとしたらすごいなと。割と視野の広い選手でパスが得意な選手には、こういうポイントが見えていて狙ってやることも多いんですよね。真実はいかに。

早めに先制に成功し、その後も浦和ぺーずで試合が進み、6番荻原拓也、10番シマブク・カズヨシ、20番長倉幹樹の高い位置でプレーしていた3人が仕掛けたりパス回しをしたりする中で、多くのフリーキックも獲得して、セットプレーからの攻撃の回数も多く、チャンスを作る中で、それでも追加点が、なかなか入らないなと思っていたところで迎えた32分に、10番シマブク・カズヨシが相手ディフェンダーが開けたシュートコースを逃さずシュートを放ち、これがバーを叩く形で跳ね返り、こぼれ球が20番長倉幹樹に渡り、慌てそうなところを、落ち着いて、若干相手の守備の動きをけん制するような、動きをしつつ、コースに流し込んでゴール。

これで2-0となります。

そして、2点目の勢いそのままに、今度は13番白土大貴が、見事なミドルシュートをねじ込んで35分に3点目を奪います。前半終了間際に、浦和の2点目のような、バーに当たって跳ね返ったところを相手選手が詰めていてという決定機を作られてしまうので、ここは、力が入ってしまったようでシュートが枠を大きく超えていきました。

こういう決定機になった時の落ち着きや精度も、今日は浦和が完全に優っていましたね。

前半を3-0という最高の形で折り返します。

後半もスタートは、やや点を取りに来た相手に対して受ける場面がでてきて、相手ペースになりかける場面もありましたが、しっかり対応はしつつ、やはりどういうわけか、相手にすごく軽率なパスが多く、そもそもラインを割ってしまうようなフィードも多かったのですが、バックラインから少し距離のある選手へのパスをそれほどスピードのないグラウンダーで出すケースが多く、そこを狙いすましたかのように13番白土大貴など、中盤の選手が奪って攻撃に転ずるという形を作り、気が付けば、やはり後半も浦和ペースになっていました。

それでも、後半は、チャンスは作るものの、相手を欺くような工夫のあるプレーや、少しリスクを負ってというプレーがほとんどなく、追加点がなかなか奪えません。

そんな中で、おそらく、この辺りでもう1点奪って試合を決定づけなければということで、4番橋岡大樹が、ディフェンスの流れから、そのままパスを出してオーバーラップして攻撃に絡んでいゴール前まで入っていくような場面が20分前後にありました。私は、こういうプレーが大好きです。もちろん、他の選手が容易に守備のところはカバーできるという判断からの上がりです。

後先考えずに突っ込んでいるわけではないでしょう。そのくらい、相手が受けて守備に人数をかけていた時間だったので、工夫をしないと攻める回数は多くても簡単には点にはなりません。

その場面では、得点は生まれなかったものの、28分に、14番井澤春輝が隙をついて強烈なシュートをゴールに突き刺して4-0とします。

ここからは、4点リードがあるのに、試合終盤のセオリーとして、指示があってもなくても(?)守備の意識のほうが高くなってしまうようで、受けに入ったところで、そこは、攻撃陣の個々の能力が高い相手らしく、早いパス回しから、見事なゴールを決められてしまい、4-1となります。

失点時間が36分で、残り10分ほどの中では、やや3点リードしていても時間を上手く使って守り切ろうという雰囲気が出ていたりもしましたが、途中交代の11番関根束真がチャンスがあれば、果敢にドリブルで仕掛け、相手キーパーの好セーブに防がれたものの、決定的なシュートを放つなどありつつ、結果的に得点は動かないまま4-1で終了となりました。

今日2日のプレミアリーグイーストの試合は、この試合だけだったので、まだ当該チームの結果はわかりませんが、この勝利で暫定ながら降格圏を脱出。3日に試合を行う当該チームにプレッシャーを与えることに成功しています。

こういう試合日程なので、まだ今ブログを書いている段階では、今節で自力での残留が復活したのか、また他力の状況になってしまうのかは、3日の試合結果を待たないとわかりません。

もちろん、気にはなりますが、今日重要だったことは、相手を圧倒する形で多くの得点を奪い勝利したという事実。

この試合で「どうしてプレミアリーグでは、勝ちが逃げていくんだろう」という、負の要素はなくなりました。

あとは、この試合の結果を自信として1週間持続して持ち続け、最終戦の鹿島アントラーズユース戦にすべてをぶつければ良いだけのことですね。

有終の美は、浦和レッズユースに、これまで苦しんできた選手たちにこそ相応しい。

それを体現するだけです。

やってやりましょう!全選手が最後に良い表情をしている。それが私の願いです。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/09/24 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・気持ちで負けていたわけではない。

どうも、ブクメです☆

3週間ぶりくらいの更新になってしまいました。浦和レッズのトップチームのACLの川崎フロンターレ相手に奇跡的な逆転をした試合を、カンボジアのアパートのテレビ(ACLは、FOXテレビで結構海外では見られる)で視聴した以外は、実際に私自身、サッカー観戦的なものが全くできない1か月ほどでした。

9月21日から日本に帰国しているのですが、今回は、かなり色々と大変で帰国前日に体調を崩し1日寝込み。帰国当日に大丈夫なくらいに回復したと思っていたら、便内で体調が悪化し、経由地の香港で病院に行こうかどうかとか、真剣に考えるくらい具合が悪かったです。

日本に帰国し、現在は、ほぼ大丈夫なのですが、23日の足を運ぶ予定だった浦和レッズジュニアユースの試合の日は、家ではだいぶ回復していても動くとフラフラするとか、とても外でサッカー観戦できる状態まで来ていなかったため、完全休息に充てました。すみません。

今日は、ユースの試合観戦自体が、2か月近くぶりくらいになるので、どのような視点で書こうか正直なところ、書きながら悩んでいます。

どの立ち位置か。ちょうど、私個人的にも、前回の日本からカンボジアに戻り、1か月ほど過ごした期間は、濃すぎるというくらい、試練が多く起こり、消耗し、結果的に、病み上がりの状態なので、今置かれている苦しい選手の立場に立つのが近いのかなとか、色々考えてしまいます。

少しだけ書くと、引っ越しした当日に下の階の人がクレーマーだとわかり、その後数日、少しの音に下から天井をノックアウトされたり、数日後には、同居人のバイクが複数個所壊されるなど色々ありました。結局、大家さんに、もう無理ということで、別の場所に再度引っ越すことに。もちろん、戦う手段もありましたが、ここは怒らず戦わず、その場を去ることに話し合って決めることになりました。それ以外にも、移った場所では、とにかく色々なことが悪い流れに進んでいくのが手に取るようにわかり、「ここは、私たちの生きる場所ではない」という結論に至ったからです(警察が信用できない国なので、そこに頼るのも嫌だという部分も多かったのですが。)

仕事の流れも悪く、お金の部分で考えている最中に、結果的に、余計なお金が短い期間でかかる1か月でもありました。

久しぶりに足を運んだだけでも、周りから見えること、聞こえること、雰囲気、私が外に出かけていた6時間ほどで、本当に多くの良い話題、悪い話題、良い風景、悪い風景が、色々見えてきましたので。

浦和レッズの育成は、この試合にこう臨むべきだという姿は、おそらく、ものすごく今日の展開で怒っていた方々が、象徴する、さいたまダービーで戦うこと、敗れることは、許されないというのが多数派だと思います。私もそういう意識で見ることが多いですが、今日は、ちょっと、そういう感じでもなかったです。私は、今の体制に対しての前のめりの期間をだいぶ前に長く作ったので、いつも前のめりでなくても良いですよね(逃げw)

試合に関しても、前回観戦した最後となるクラブユース選手権のモンテディオ山形ユース戦から、FC東京U-18戦2回(クラセン決勝、プレミア)、清水エスパルスユース(プレミア)、市立船橋高校(プレミア)とすでに4試合が消化されている。そして、その期間の私がこれまで以上に、ざっくりしかそれらをチェックできていなかったということもあるので、この試合を見て、内容をどうこうと、あまり書きたくないなというのが正直な感想です。

試合は、0-2と2点リードされた最後の最後に20番長倉幹樹の気持ちのゴールで1点を返した試合。フォーメーションも、私が見なかった試合の中でも、4-3-3と、なんだかぱっと見は、昔現トップ監督の堀さんがユース監督だった時のような並びで、「回帰?」と思って、そのころの選手と当てはめて・・・でも、それぞれのポジションにいる選手に求めていることが違うような、逆に、このフォーメーションの弱点を相手にしっかり狙われてしまっているのではないかということで、「回想」は消えていきました。

ただ、勝ちたい気持ちは強くても、浸透していない何かが明らかで、選手は思うようにはできていなかったし、相手の術中にはまっているような試合にはなってしまったものの、選手がこの試合に負けたくないという気持ちは表情から伝わってきたし、敗れた後の、負けた悔しさを超えるような表情を見ていれば、勝ちたい気持ちは強いけど、うまく行かないという気持ちがあふれているように私は感じました。

判定がおかしい場面も何度かありましたが、それがゴールに近づくチャンスになるような場面での有利な判定になったこともありました。帳尻合わせのようにオフサイド判定になったところもありました。10番シマブク・カズヨシの突破からの折り返しに13番白土大貴が合わせた場面は、確かに折り返し気味のクロスにはなっていましたが、確かに厳密には、オフサイドだったと思います。

1番河畑光の決定機を抑える好セーブは健在でした。

あまり試合で見たことない1年生の選手も見ることができました。学年違いでも存在感を見せないといけないポジションでの起用。大変だと思いますが、もっと、自分がコントロールする気持ちで堂々とやっても良いかもしれません。

35番清水哲太。最近というか、長めのフィードの軌道が良い選手に注目してしまう傾向が強いと自己理解しているブクメとしては、今日見ていて彼のロングフィードの弾道は、楽しみな武器になるのではないかなと期待しています。

こういう良いところを、次の試合はもっと見つけよう!

色々な逆境に負けるな!

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に3番大西翔也(後半スタート⇒27番林海斗)、右に15番北村龍馬、真ん中に17番大城螢(後半16分⇒19番甲斐崇史)と4番橋岡大樹、MFが左に35番玉城大志(後半28分⇒34番清水哲太)、右に22番佐藤陸人(後半スタート⇒13番白土大貴)、真ん中に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に2番池髙暢希、真ん中に20番長倉幹樹

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

浦和カップ 高校サッカーフェスティバル2017/04/05 – 浦和レッズユースvs矢板中央高校 1-2敗戦・・・新1年生を見ることができました。

どうも、ブクメです☆

再び4日より日本に帰国しています。当初、2週間ほど滞在する予定でしたが、他の予定など入り、13日の夜中に日本を発つことになりました。

週末にジュニアユースの関東リーグや、ユースのプレミアリーグを観戦しつつ、余裕があれば、その次の週末まで滞在して大学サッカーの開幕まで見ていこうと思っていたのですが、それはできなくなりました。

本来は、今回の一時帰国も金曜日あたりになる予定だったのですが、花見の季節の関係か、週末近い航空券が残っていなかったり、通常の3倍近くの値段に跳ね上がったりしていて、なんとか、多少安めの便を見つられたのが、4日帰国だったため、結果的に、1日だけですが、浦和カップの試合も見ることができました。

ツイッターなど便利な情報収集ツールが増えたものの、やや浦和カップは情報が少ないなと思いつつ、5日の予定がわからずヤキモキしていたのですが、浦和レッズユースは、5位決定戦で10:30からさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合と言うこと。アカデミー出身の選手の試合も見られないかなと思いつつ、その情報も、なかなか見つからなかったのですが、3位決定戦が武南高校vs市立船橋高校ということで、この試合が10:00キックオフでお隣のさいたま市浦和駒場スタジアムの方。

ほんの10分程度眺める程度しかできなかったので、運が良いのか悪いのかわかりませんが、プログラムを購入して背番号を確認し、フェスティバル系は、時々背番号がいい加減だったりするので、やや不安になりつつも、武南高校の9番が長谷川魁哉、市立船橋高校の47番が白田颯人と2名の浦和レッズジュニアユース出身の選手(共に新3年生)が出場していることを確認し、簡単に写真だけ撮ることはできました。

・武南高校の長谷川魁哉

・市立船橋高校の白田颯人

この試合もできればじっくり見たかったのですが、目的のユースの試合に移動。

浦和カップの情報は、足を運んだ方の情報や結果を眺める程度しかできなかったのですが、昨年同様、試合によっていろいろなメンバー構成で今年も臨んでいたようですね。

今日の5位決定戦は、キーパーの控えに1番河畑光がいた以外は、新2年生、新1年生で臨む状況でした。

新しい選手をじっくり見るという点では、駒場のサブグラウンドでの試合は、かなり距離が近いので助かります。特に、ブクメにとっては、本格的に新1年生がプレーする状況というのは、この試合が初めてになりますので、表情は真剣に、内心は、かなりテンションが上がっていました。

フェスティバルなので、前回足を運んだイギョラカップ同様に、相手がどのくらいの本気度で臨んできているかなどわかりませんし、もちろん浦和レッズユースにとっても、週末にプレミアリーグの開幕を控える中で、試合数も多いため、現時点でのベストメンバーの最終調整を兼ねつつ、新戦力の経験、そして、アピールの場など様々な位置づけとしてこの大会に参加しています。

この試合は、新戦力の経験と、アピールの場という位置づけが強いでしょうか。

今年は、ジュニアユースからの昇格が7名と外部からの加入が7名ということで、特にこの時期は、単純にAチームがどうだとかBチームがどうだとかの前に、ある程度の土台があるプレミアリーグを戦うメンバーの中に入ってチームとしてある程度試合をこなしていて、戦い方がある程度見えている中でそこに入ってアピールするのと、ほとんどメンバーを組んでこういう大会でプレーするのは初めてに近いという組み合わせになるため、勝手が全く違うなかで、選手によっては、Aチームに絡めていないことで悔しさがあり、集中して臨めていないかもしれないなど、様々な状況を考慮しつつ、いつも言うように、それでも、どんな試合でも、どんな人が見に来ているかわからないから、そこで伝われるプレーを見せられるか、違いを見せられるかというのは、重要なわけでして、その点では、プレーの善し悪しの前に、伝わるようなプレーとか気迫とかを見せてくれた選手は、数名だったようにも感じられます。

と、厳しめのことも書きつつ、浦和カップのこの雰囲気は好きなので、個人的には良い時間を過ごさせてもらいました。

では、簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK30番石塚悠汰、DFが左サイドバックに42番山中惇希、右サイドバックに34番清水哲太、センターバックに37番冨田蓮と40番南濵優大、MFがボランチに22番佐藤陸人(後半27分⇒29番石橋遼大)と21番上野夏輝(後半18分⇒38番鳥海颯)、左に24番柳田大輝(後半13分⇒31番遠藤龍河)、右に23番清宮昴大(後半13分⇒35番玉城大志)、FWが左に26番縄田脩平、右に28番岡村勇輝(後半13分⇒39番波田祥太)

となります。

あくまでプログラムを見ての情報がメインなので、相手チームに関してはよくわかりませんが、矢板中央高校は、3年生主体のメンバー構成ということで、試合中にも聞こえてきましたが、現時点で体格差がある部分も多く、マッチアップのところでは、強さの部分で苦戦しているところも見受けられましたが、試合展開的には、ボールを持つ時間は浦和の方が長いがシュートまでいく場面がほとんどない前半、逆に、やや無理な位置からでもシュートを狙う意識は高いが、枠をとらえられない強引すぎるシュートが多い相手という序盤。

全体的には、やはりコンビネーションの部分では、まだ慣れていない選手同士なので、例えば、21番上野夏輝が中盤でボールを受けて捌いたり、ここに走って欲しいというスペースにパスを供給するも、見方が反応していないという場面などが多いのは、ある程度、仕方ないとは思いますが、多かったようにも感じます。

ポイントポイントで見ると、前半5分の23番清宮昴大が右で持ち、近い距離で21番上野夏輝に出し、このパスをワンタッチで落として22番佐藤陸人もワンタッチで再度に展開するという、細かいパス回しなどが味方同士の意思疎通がうまく行った時には、やはりうまさを感じさせるというか、相手はついてこられないなというプレーになっていました。

前半20分くらいまで、おそらくシュートがなかった浦和でしたが、23分にゴールにやや近い位置でのフリーキックからゴール前での混戦状態の中で最後に28番岡村勇輝が押し込んで1-0と先制に成功します。

その数分後の前半26分に、最初のパスの段階でオフサイドにも見えたのですが、相手の突破を許し、最終的にペナルティエリア内で後ろから倒す形になり、PKを与え、1発レッドで退場となり、このPKの場面で、30番石塚悠汰が一度は止めたものの、こぼれ球を詰められて1-1の同点とされます。

ここから、1名少ない状態での戦いになりますが、試合が相手の一方的なペースになるということは、特になく、同じような展開で進められます。

後半に入り、9分に37番冨田蓮からの縦パスが23番清宮昴大に上手く入ればと言う場面は、相手ディフェンダーに阻まれ、15分には、21番上野夏輝と35番玉城大志の中盤でのテンポ良いパス交換から前線に走る39番波田祥太に通し、左前線まで持ち込んで惜しいクロスを上げる場面がありました。

同点のまま終盤を迎える中で、後半18分から投入された38番鳥海颯が、気迫のこもった突破を何度か見せてチャンスを作ります。23分の突破から折り返しを42番山中惇希につなげてゴールに迫る場面がありました。

25分前後の数回のフリーキックでキッカーを務めた35番玉城大志のゴール前へフィードから何度かチャンスを作りつつ、得点は奪うことができない中、27分に投入された29番石橋遼大が持ち味となるサイドからの仕掛けとクロスでチャンスを作るもゴールは生まれず、逆にゴール前の良い角度でフリーキックを与えてしまったところで直接決められてしまい、結局これが決勝点となり、試合は1-2で敗れました。

試合数も多かったり、最終日の試合と言うことで、疲労がたまっていたり、色々な背景はあると思いますが、現状、試合数として多く運べず、この大会で唯一この試合1試合のみに足を運んだブクメとしては、終盤に交代で入った選手の気迫のこもったプレーが印象に残っています。また、終盤ビハインドの段階で相手キーパーに対してかかんにプレスをかけた選手は凄く良かったです。ただ、追い込まれる前からこのプレーができることが望ましいようにも感じます。特に、昨年のユースは、特に前線の選手は、相手のキーパーに対してまでの激しいチェイスをすることが求められていましたし、それができていた選手が起用されていたわけで、常に、そういう意識を持てるようになると、競争もより激しくなっていくのかなと感じる、最近足を運ぶ回数が少ないのに知ったようなことを書くブクメでした。

でも、再度書きますが、試合自体は楽しませてもらいました。

ではでは。

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2016/08/17 – 浦和レッズJrユースvsFCバイエルンツネイシ 3-1勝利・・・最後まで奪いに行った得点が突破をもたらした!

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どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースが臨む日本クラブユース選手権U-15、グループステージも最終戦となりました。16日に関東を襲った台風7号が、影響を及ぼすかもしれないという予報が出ていた北海道の帯広でしたが、雨は時折すごくなる時間もあったものの、強風など、よりサッカーの内容を左右するような状況までは行かず、雨というやりにくい環境はあったものの、ピッチコンディションの良い、帯広の森球技場で2連敗して後がなかった浦和が、最後の最後に意地を見せ、ただ勝利しただけではなく、その姿勢がグループステージ突破をもたらすという最高の結果をもぎとってくれました。

3位の上位8チームまでが、決勝トーナメント進出を決めることができるレギュレーションの中で、2位の以内の可能性はなくなっていた中で、3位を賭けた戦いと言う意味では、今日の対戦相手のFCバイエルンツネイシも同じ条件下にあったため(得失点差では、並んでいて総得点で相手が上なので引き分けの場合は、相手が3位)、とにかく可能性を広げるためには、勝利あるのみという、ある意味わかりやすい試合になりました。

対戦相手のFCバイエルンツネイシの試合は見ていないものの、失点は、そこそこ多いものの、得点をしっかりあげてきている印象がありましたので、攻撃に特徴のあるチームなのかな~という感じで見てみましたが、やはり守備には隙が多かったものの、攻撃陣は、結構曲者ぞろいでしたね。

ということで、少し細かい試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に10番鳥海颯、右に12番石山凌太郎、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に15番大橋力也、右に20番松村大也

となります。

試合開始から、やや相手の左サイドの選手のスピードのある突破と中盤の選手の組み立てのうまさが気になりつつでしたが、この試合も入りとしては、浦和が集中して入ることができ、危ない場面が作られるものの、簡単に突破させる場面は、ほとんど作られずにやれていたと思います。

攻撃では、なかなか崩し切ることは難しかったものの、セットプレーのチャンスから、前半2分に、5番奥山亮介からテンポ良いパス交換から6番苗加慶太がミドルシュートを放つ形でチャンスを作ります。

10分には、フリーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールのこぼれ球を8番玉城大志が、キーパーの位置を見てのループシュートでの狙いなど、比較的起点はセットプレーからが多い序盤でしたが、何度か惜しい形を作ることができていました。

チャンスを作ることもできていましたが、先ほど書いたように相手の攻撃の鋭い仕掛けに苦しむ場面もありつつ得点のチャンスをうかがう中で、この大会でここまでの流れを苦しくしていた先制点と言うものを奪うことができたのがまず大きかったと思います。

前半25分に、10番鳥海颯が左サイドをうまく突破し、良い形でクロスを入れたところに、この大会で初スタメンとなった15番大橋力也が受けてゴールを狙った形から相手のオウンゴールを生み、1-0と浦和がリードします。オウンゴールという形にはなりましたが、前線での収まりどころとして、しっかり競り合いチャンスを作っていた15番大橋力也のほぼほぼの得点ですね。

先制点でより動きの良くなったチームは、直後の8分にも8番玉城大志のループシュートで惜しい形を作ったり、33分の14番千葉希から右の12番石山凌太郎、20番松村大也とテンポ良い攻撃でチャンスを作ります。

前半終盤の37分の20番松村大也がキーパーとどちらが先に触るかと言うぎりぎりの勝負で足先でシュートを狙った場面は、キーパーに防がれたものの、かなり惜しい形でした。

直接決定機までは行かなかったものの、前半終了間際の15番大橋力也が相手のボールを持っている選手に果敢にプレッシャーをかけて、その流れから、12番石山凌太郎がインターセプトに成功して攻撃に転じるというという一連の守から攻という良いプレーも見られつつ1-0とリードして前半を折り返します。

集中はできているものの、相手セットプレーで、ややつき切れていない状況や、相手の攻撃陣を見ていると、しっかり追加点を奪いたいという印象の中で入った後半は、攻撃の部分では、前半の流れそのままに、良いイメージで入ることができ、後半から2トップに一角に入った10番鳥海颯が前線で受けてタメを作り、15番大橋力也につないで、15番大橋力也がコースはやや甘かったものの枠をとらえた強いシュートでキーパーに弾かれたもののコーナーキックを獲得します。

よくよく考えたら、これが最後の得点の布石になっていたのかもと今さら思ったりしているのですが、そのコーナーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールを5番奥山亮介がヘディングシュートで狙うも、ここは、防がれます(コーナーキックは再び獲得。)が、この試合は、セットプレーでのゴールの可能性を感じる回数は多かった気がします。

その直後に、相手の左サイドにきれいにパスを通されて、突破からシュートまで持ち込まれるヒヤリとする場面を作られつつ。。

後半6分には、バックラインの6番苗加慶太を起点に、8番玉城大志、14番千葉希とワンタッチのパスでテンポ良い攻撃でチャンスを作ります。

後半10分には、後半開始から入った13番石橋遼大から、8番玉城大志、右の5番奥山亮介につなぎ、前線に抜ける10番鳥海颯に通して仕掛けます。そこからのコーナーキックのチャンスで、8番玉城大志からのボールを6番苗加慶太がヘッドで狙う惜しい場面を作りつつ、攻撃の仕掛けとしては、回数多く相手ゴールに迫る場面を作れていましたが、この後の15分に決定機を作られ、その場面では、相手のシュートミスに救われたものの、17分に隙をすかれて同点ゴールを奪われてしまいます。

そもそも勝ち点1では可能性がほとんどないものの、いずれにしても、引き分けでは、グループ最下位になってしまう状況下で、なんとか逆転ゴールが欲しいというやや難しい展開になりましたが、まず、この試合で大きかったのが、同点ゴールを奪われて、すぐに再び逆転に成功したことだと思います。

やや相手の気が緩んだところをすかさず前線に走ってパスを受けた8番玉城大志が、相手ディフェンダーをかわして落ち着いてゴール左隅に決めてあっという間に2-1と逆転に成功します。

観戦している段階では、レギュレーションを考えて、勝ち点3を取っておけば3位の上位8チームは大丈夫だろうという頭があったので、追加点が奪えなくても、なんとか、集中して勝ちきってもらいたいという思いがありました。

そういう私の甘い思いを選手の方が上回っていましたね。

逆転に成功したところで、相手には精神的なダメージを与え、出足が良くなり、より思い切りの良いプレーも増え、22分には、センターバックの3番高橋孝太が、前線にパスを供給した流れから、自らも攻撃参加する姿勢を見せたり、キーパーにキャッチされたものの、左サイドバックの2番清水楽人が思い切りよいミドルシュートでしっかり枠をとらえたシュートを放ちます。

点を取らなければならない相手の攻撃も集中して防ぎつつ、危険な場面で25番鈴木彩艶の好セーブで防ぐなどしつつ、戦術的にもやや守備的に行くような形に変わっていて2-1でというメッセージもあったのかもしれませんでしたが、今日は、もう1点奪ってやろうという姿勢がチームからすごく伝わってきて、そして、迎えた31分に、コーナーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールを5番奥山亮介が競り勝って決めて相手にとってかなりダメージの大きい2点差となるゴールを奪うことに成功します。

結果的に、3-1と2ゴール差で勝利することに成功しました。

たぶん大丈夫だろうなと、気楽な感じでホテルに戻り、残りの試合が終わった後の順位表を計算していたら・・・思った以上に勝ち点3で3位のチームが多く、得失点差勝負になっていることに驚きつつ、結果的に得失点差で-2の浦和は突破が決まったものの、もし、2-1勝利のままで終わっていたら、得失点差-3のチームが他に3チームいて、総得点ですべてのチームに下回っていて敗退になっていたということを初めて知りました。

結果的に、最後に奪い取った1点が、この結果を生んだわけですね。また、その得点が、この大会に入って一際集中して試合に臨んでプレーしていた印象に残っていた奥山亮介だったということも何か今回の突破につながった一つの要因だったような気も勝手にしています。

苦しい戦いが続きましたが、結果的には、初戦でのガンバ大阪との試合を敗れても接戦で終えたこと。第2戦でのもどかしい敗戦を乗り越えて第3戦でしっかり戦いきれたこと。トータルの結果で競うグループステージで突破にふさわしいチームに届いたということなのだと思います。

まずは、凄く大変なグループステージの道のりでしたが、突破おめでとうございます。

そして、ブログを書いているうちに、決勝トーナメントの情報が入ってきましたが、ラウンド32の相手が、まだ記憶に新しい悔しい敗戦を喫した鹿島アントラーズつくばになりました。

全国大会なので、できれば、良く戦う関東勢ではなくて他地域の強豪と戦うところも見たいなと言う気持ちもありますが、この対戦相手に決まったということを冷静に考えてみれば、一つ、今年の戦いの中で乗り越えなければならないチームとの再戦が早くも用意されたということなのかなと、これまた勝手に考えています。

ぎりぎりのところで突破を掴んだのですから、決勝トーナメントからは、思い切って戦ってもらいたいという気持ちが強いです。

リーグ戦で対戦した時の悔しさを、まずは、次戦でぶつけて打ち勝ってもらうような戦いを期待します。

私が観戦できるのは、次の試合までになりますが、しっかりした戦いぶりを見届けて、埼玉に帰らせてもらいます。

会場は、ピッチコンディションがかなり心配なグリーンパークというのが、ちょっと気になるところですね。

良い試合を見せてもらいました。

ではでは!

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