第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 2011/10/15 – 浦和レッズJrユースU14 vs 成立ゼブラJrユースU15 1-2敗戦・・・勉強になる相手

堀崎公園グラウンド2011年10月15日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

夕方からは、第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会3回戦の試合を観戦に堀崎公園へ行って来ました。2回戦から登場の浦和レッズジュニアユースは、この大会U14のメンバーで戦っています。2回戦で大宮西カリオカを下し、この3回戦では成立ゼブラJrユース15との対戦となります。

対戦相手の成立ゼブラという名前は良く聞くのですが、詳しくは知らないのでちょっと調べてみましたが、調べてみると結構強そうという感じですね(調べた割には大雑把ですがw) このブログを書く頃に、この試合の出場メンバーがアップされていたのですが、ありがとうございます。全員中学3年生の本気メンバーで臨んで来てくれていたということですね。

チームとしての戦い方を試行錯誤しながら作っている段階のスペイン遠征でもそうでしたが、やはりこの時期は1歳違うだけで、体格があから様に違うのが見て分かりました。更に、プレーを見る限りでは、大会を戦うために出来上がったチームで集中力や激しさが凄い。浦和レッズジュニアユースU14にとっては、この試合で通用すること、通用しないこと、スピードや精度に対しての部分などとにかく、出場した選手が多くを感じることが最重要で、その中でも勝ち進むことでもっと多くの経験を積めるですから、勝負にもこだわれればベスト。そんな試合です。

そう簡単には勝利できないと言うことが、試合開始してすぐに分かるようなプレーぶりでした。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに8番高橋聡史、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に20番渡辺将矢と6番影森宇京、FWが左に11番新納大雅、右に19番和久井大輔、真ん中に14番堀内千寛

になります。

堀崎公園で運動量が多くてプレスが激しいチームと言うと、4月のユースの浦和カップの時の浦和東高校がたびたび思い出されるのですが、やろうとするサッカーが難しければ難しいほど、このような激しいプレスを受けても精度の高いプレー、いつも通りのプレーを続けることができないと、試合は完全に受身になってしまいます。このときのユースは相当苦しんでいました。

スペースを狙ってもらえる位置に動く、そこへ呼吸を合わせてパスを出す、動きで相手の攻撃の選択肢を減らして守る、ゆっくりでも難しいことを実戦の中で精度を上げていく必要があるわけですが、今日くらいの激しさがプレスという意味では、来年の全国で戦っていくために慣れなければならないレベルだと思います。

試合自体は、相手の攻撃を受ける場面が多いながらも、声を掛け合いながらギリギリのところでは対応できていたものの、サイドからのクロスの対応にズレが生じてヘディングシュートを許して16番大川圭為が反応したものの、防ぎきれず失点。

浦和の攻撃としては、6番影森宇京からの右前線へのロングフィードを19番和久井大輔に通しての仕掛けなど序盤は通るも、相手の守備ラインのバランスが良くなかなか突破を許してもらえず苦戦する場面が多かったと思います。

相手のエリアに入ったときの攻撃に対してのプレスが厳しいなかで、前半は20番渡辺将矢がこの相手の運動量に上手く対応して、タイミングよくプレスをかけてインターセプトで奪ったり、前線のスペースに上手く入ってパスの経由役、攻撃の起点として良い動きができていたと思います。

20番渡辺将矢のインターセプトから14番堀内千寛へ通してシュートまでの場面を演出した流れ、同様に14番堀内千寛の裏への飛び出しにタイミングよいパスを通し、右サイドから走る19番和久井大輔へつなげるという場面でも上手く攻撃の起点になれていたと思います。

ただ、決定的な場面に関しては相手のほうが多かったと思います、裏へ狙ったパスに対して力強くスピードある選手が突破を狙ってきたところでは、あわや失点という場面が3連続くらいで作られた場面もありました。

結果的に前半は、失点1で持ちこたえ、0-1で終了。

前半で、浦和の攻撃に関して感じたことは、成立に対して、2回戦で通じていた精度、スピードでの裏を狙った攻撃は通用しない。特に、相手守備ラインのカバーの意識が強くて一人抜いても、その後のプレーが少し遅かったり、トラップが伸びたりすると、しっかりカバーされてしまう。ロングフィードに対しても同様に、狙いは良くてもスピードがないとクリアされてしまったり。ただ、攻撃に関しては前半でも、3番石井康輝へのパスをワンタッチで6番影森宇京へつなげ、ワンタッチで11番新納大雅へ、そこから右の19番和久井大輔へ展開など、スピードとテンポの良いパス回しで仕掛けた時には相手が付いて来れていなかったので、このくらいのプレーができると効果的に相手を崩していけるということにはなるかと思います。

後半に入り、12番信沢啓人、15番松尾佑介、20番渡辺将矢に代わって10番中塩大貴、15番松尾佑介、18番村上秀斗が入りました。

夕方キックオフで、後半を迎える頃には真っ暗で照明が入った状態で、ブクメは前半の浦和ゴールに近いところで見ていたために、後半の相手の攻撃の場面があまりよく見えなかったのですが、思った以上に攻められ続けていて余り良く見えないところで成立に攻められている時間が続いていて、そこに関しては細かくは見えなかったので書けませんが、2点目を狙ってきた相手を受け手しまった受身になった結果、完全に相手ペースにさせてしまっていたと言うことかと思います。

受けながら、逃げるためのスペースへ出して、そこへ攻撃の選手が反応して先に触ることができることも多いものの、その次に動き出せる余裕がある選手がスタートできていないために、そこで攻撃が終了して再び反撃という回数が多かったようにも思います。

この受身になっている時間帯に崩されて後半15分に2失点目を喫してしまいます。

数えるほどのチャンスの中で、16番大川圭為が相手の攻撃を防いだところからのカウンターで前線に走る19番和久井大輔にスピードのあるパスを当てて、一旦落として再び前へ走り、仕掛けるという攻撃はなかなか良かったですよ。

交代選手の背番号もよく確認できず、曖昧ですみませんが、30分前後に3人下がり、2番新井克之、5番小田切真人、9番田中拓真が投入されました。残り時間少ない中で、15番松尾佑介がヘッドで落としたところに19番和久井大輔が反応してドリブルで仕掛け、ペナルティエリアに侵入したところで倒されてPKを獲得。このPKを19番和久井大輔自身が決めて1-2とし、ロスタイムでもう時間がほとんどないところで、同点のチャンスを2度ほど作れたものの決めきれず、結局1-2で終了となりました。

結果だけ見れば1点差の試合ですが、内容では相当やられたイメージの残る試合。それでも、終了間際で試合を振り出しに戻せそうなところまで持ち込んだ試合でもあり、今のままでは通じない所も多く見られ、通じる部分も見えた。こういう相手との試合というのは、本当に勉強になります。強制的に、今後どうするべきかを考えさせてくれるような試合。悪くないです。

できれば、どのような形でも良いので、結果的に勝利して、もう一試合くらい、この時期の本気のU15のチームとの試合を経験させてあげたかったとは思いますが、敗戦してしまったものは仕方ないので、今日の相手から学べるものはしっかり学んでレベルアップしてください。来年の今頃には同じような相手を圧倒できるようになっていないと、全国優勝など目指せませんからね!

お疲れ様でした!

ではでは~。

 

練習試合2011/09/25 – 浦和レッズジュニアユースU-14 vs 文京クラッキ 7-1勝利・・・スペースを使う意識

レッズランド2011年9月25日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

写真の下のほうのモヤモヤっとしたのはネットの一部です。隙間からキレイ撮ったつもりが、ちょっと映りこんでしまったようですw

今日は、レッズランドで行われました浦和レッズジュニアユースU14の練習試合を観戦してきました。

30分×3本という試合形式だったと思います。

今日の対戦相手は文京クラッキというチームです。全く知らなかったので、ちょっと調べてみたところ、東京都の社会人リーグ2部のチームの下部組織として昨年からスタートしたチームのようです。元Jリーガーのコーチがたくさんいますね。なるほどなるほどです。

さてさて、他チームの話はこのくらいにします。

先月のスペイン遠征以来の試合となります。練習試合となるため、色々なポジションや構成を試しながらの試合をじっくり見ることが出来ました。

1本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに18番村上秀斗、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに12番信沢啓人、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と15番松尾佑介、FWが左に9番田中拓真、右に5番小田切真人、真ん中に11番新納大雅

となります。

相手も同じ中学2年生だと思いますが、体格的に相手のディフェンスラインに割と大き目の選手が揃っており、細かいドリブルが持ち味の選手達が割と引っかかり個人技で突破するには難しい状況で、ちょうどこの学年がやろうとしているサッカーをやらないとなかなか通用しないという逆に好条件というか、このチームがやろうとしているサッカーで経験を積んでいくには適した相手という印象でした。

スタートから左サイドバックの18番村上秀斗が左前線の9番田中拓真の足元ではなくディフェンダーの後ろ辺りのスペースめがけてパスを出し、これは相手ディフェンダーが先に反応して先にブロックされてしまったものの、スタートから面白い狙いが見られました。更に18番村上秀斗が前線真ん中のスペースへパスを出すと11番新納大雅がそのスペースへ入りダイレクトでポストとなり、パスを出して上がった18番村上秀斗へ通してサイドから攻めあがる場面を作りました。

試みや狙いは感じられつつも、やはり出す側と受ける側の意図が合わないと誰もいないところへボールを出すことになるため、はまる時は良いものの、相手にパスをするような形になって反撃を食らう場面もあるところがありました。

ただ、以前に比べると、出してと受けての意図が合う割合の方が増えてきており、成長が見られます。

この1本目では序盤仕掛けながらも崩しきる場面はなかなか作れず、逆に相手の攻撃で思い切りよくロングシュートを放たれ、これがゴールとなり10分に0-1とビハインドを負ってしまいます。

とは言え、実際この場面以外は失点の機会はなく、相手に反撃される場面は何度か作られたものの、おそらく決定的な場面は作られなかったと思います。

失点後の浦和の攻撃では、6番影森宇京のミドルシュート、右サイドバックの20番渡辺将矢が11番新納大雅に当ててサイドを駆け上がりパスを受けてペナルティエリアに侵入し、やや難しい位置からシュートを放ちます。キーパーに防がれたものの、枠を捉えた良いシュートでした。

続いて、3番石井康輝がディフェンダーの裏のスペースに鋭い縦パスを通し、9番田中拓真が抜け出して仕掛けます。

更に3番石井康輝からスペースに入った15番松尾佑介に預けて左サイドの9番田中拓真へ通し、クロスを上げる場面など、チャンスを作ります。

今年に入り、ボランチの位置に入ることの多い3番石井康輝ですが、以前よりも視野を広く持って大きな展開を作れるようになってきている印象があります。

トップの位置に入った11番新納大雅も大きいディフェンダー相手になかなかドリブルでの仕掛けで打開することには苦戦していたものの、スペースへいち早く入ってのクサビとしての動きではたびたびチャンスに絡んでいました。

1本目の残り時間だけでも、6番影森宇京から5番小田切真人へパス、サイドからクロスの場面、6番影森宇京から15番松尾佑介、再び6番影森宇京と預けてシュート。20番渡辺将矢がサイドを駆け上がりクロスに11番新納大雅があわせるなど、攻撃のバリュエーションも多く仕掛けつつも、なかなかフィニッシュまで行かないという攻撃が多く1本目は0-1で終わるかと思われたところ終了間際に15番松尾佑介が中盤からのミドルシュートでゴールし、1-1で1本目は終了。

2本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に18番村上秀斗、右に7番川上開斗、真ん中に11番新納大雅

となります。

1本目と比較すると、10番中塩大貴がセンターバックの位置からロングフィードでサイドの前線のスペースを狙ってサイドの選手がスピードに乗って受けて攻めあがるという攻撃が増えたように感じます。

その展開からのゴールもありますが、その前に3分にミドルシュート(誰が放ったかは確認できず)からキーパーが弾いたボールに11番新納大雅が詰めてゴールし、1-0。続く5分には2番新井克之が右サイドバックの位置から7番川上開斗に預けてオーバーラップし、テンポ良く7番川上開斗が再び2番新井克之へ、クロスボールに11番新納大雅が合わせる。キーパーが処理しきれずこぼした所を19番和久井大輔が決めて2-0。あっという間に2点入り、その後もコーナーキックからの混戦で10番中塩大貴が狙うも枠を外れるも決定機を連続で作り、相手を翻弄します。

11番新納大雅の前線での動きが良く、2番新井克之からの縦への鋭いパスを胸でトラップして抜け出すプレーなど良かったと思います。

そして、先ほど書いた、10番中塩大貴からのロングフィードを受けた7番川上開斗がドリブルで相手ディフェンダーを交わしてシュートを決めて3-0。

15分までに3点決めたところで、数人メンバーを交代し以下のようなフォーメーションに。

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と5番小田切真人、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

交代後すぐにピンチの場面を迎えるも、ペナルティエリアに侵入される前に12番信沢啓人が上手くディフェンスのカバーに入るなど予測した動きで相手の攻撃を摘んで対処。その後は、浦和ペースに戻り6番影森宇京のミドルシュートはゴール上に越えてしまうものの、その後の攻撃でコーナーキックから混戦で押し込んで4-0(ゴールは多分19番和久井大輔。)更に、12番信沢啓人から8番高橋聡史、パスを受けた8番高橋聡史がミドルシュートを放ち、キーパーが弾いた所を5番小田切真人が決めて5-0とし、2本目を終了します。

3本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに3番石井康輝、センターバックに10番中塩大貴、20番渡辺将矢、MFがボランチに15番松尾佑介、トップ下に5番小田切真人と18番村上秀斗、FWが左に9番田中拓真、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

となります。

この3本目でも、10番中塩大貴から7番川上開斗の右サイドを使ったロングフィードからの攻撃が見られます。細かい展開に混ざってこのプレーが入ると正直相手は全く付いていけていませんでしたね。

また、細かいパス回しからの攻撃では、5番小田切真人と9番田中拓真の連続ワンツーで抜け出した場面良いプレーだったと思います。また、1本目同様に18番村上秀斗が前線の選手の予測を期待したスペースへのパスを何本か出しており、これも良かったと思います。

この3本目では、15分位7番川上開斗と19番和久井大輔のパス交換で最後は7番川上開斗が決めきってのゴールで1点のみでしたが、そのゴールの後の交代で

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに3番石井康輝、センターバックに13番東伸幸、20番渡辺将矢、MFがボランチに15番松尾佑介、トップ下に5番小田切真人と6番影森宇京、FWが左に9番田中拓真、右に2番新井克之、真ん中に11番新納大雅

となり、残り15分はゴールは決まらず、3本目は1-0で終了。

結果、1本目1-1、2本目5-0、3本目1-0でトータルで7-1の勝利となりました。

攻撃面での成長が見られたのも嬉しかったですし、この試合では実際、あれは仕方ないと言う思い切り良いシュートでの失点はあったものの、全体的に守備の部分でも、対峙するディフェンダーがかわされたり、どのように仕掛けてくるかをフリーの選手が予測してカバーしてピンチを防ぐ動きなど、攻撃の部分での吸収していることが守備でも活かされてきているようにも感じる試合でした。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/28/2日目準決勝vsヴィジャレアルU16 | 0-4敗戦・・・決めどころの迫力の差と手応え

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

大会も2日目に入り、昨日の2試合トータルで1勝1敗でグループ2位で通過した浦和レッズジュニアユースU-14は今日の午前準決勝でヴィジャレアルU-16との対戦となりました。昨日の得点経過で勘違いしていて対戦相手がセグレと書いてしまったのですが、ヴィジャレアルの間違えです、すみません。

昨日、グループ1位を決める試合を後半のみ見た限りでは、ヴィジャレアルU-16は数名の選手がかなりスピードやテクニックがあり、裏を狙う動きが鋭いという印象で、聞いた話では年齢的には1歳上くらいの選手が多いようですが、数人がありえないくらい体格が良い選手がいる感じでしたね。

さてさて、この試合のスタメンは以下となります。

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に7番川上開斗、右に14番堀内千寛、真ん中に11番新納大雅

となります。

この試合の方がより、15番松尾佑介がボランチに近い位置でプレーしていることも多くダブルボランチに近いようなイメージでの試合となりました。

風が強いことが当たり前のイメージのサラゴサにしては珍しく、今日は朝から風がほとんど吹いておらず、昨日の朝の寒さに比べるとだいぶ快適な(とは言っても、日なたで試合する選手には過酷)環境。

浦和の試合の入り方はかなり良く、数人で上手く囲む守備で個人技や体格で勝る相手に対して上手く守りながら、奪ったり、プレスをかけて相手のパスの精度が欠いたところを奪うなどして反撃するシーンも多く、例えば、8番高橋聡史が守備でボールを奪ったときに、テンポよく15番松尾佑介、4番小木曽佑太とワンタッチで前後させ相手のプレスをいなしながら前線のスペースへパスを出すなどの狙いもできていました。

前線でのプレスの意識も強く、前半の早い時間に19番和久井大輔が相手キーパーに対して上手くプレスをかけてあと一歩で奪えそうな場面を作ったりできていました。11番新納大雅の前線のプレスも効果的だったと思います。

4番小木曽佑太から右サイドの14番堀内千寛へのパスからの攻撃も何度か効果的にサイドを切り裂いていました。

体格の良い選手が多い(なんかディフェンダーの28番が見た目もプジョルみたいで昨日の試合でもセットプレーで豪快にヘディングで競り勝っていたのを見ていたので、セットプレー怖いなと思っていました。)ため、相手セットプレーの時の対応がどうなるかと思いますが、やはり力強く来るので危険な場面もありましたが、16番大川圭為のファインセーブでのがれた場面も含め序盤はなんとかこらえることができていました。

こぼれ球に対する反応予測に関して14番堀内千寛と11番新納大雅、19番和久井大輔の3人の連携がこの試合は良く常にパスを出しやすい位置、こぼれた時のフォローなども上手く行っていました。

しかしながら、14分に相手の攻撃の際にペナルティエリア内で対応がもたついたところを狙われて失点。こういう得点に対しての狙い方はさすがと言ったところでしょうか。これで0-1となります。

失点はしたものの、この試合は攻撃の場面で昨日に比べて惜しいところまで作れる回数も多く、失点後の15分には左サイドからの展開で7番川上開斗からのクロスボールが相手キーパーを越えて11番新納大雅が頭で合わせる少し当たり損ねてゴールならず、という惜しいチャンスもありました。

同様に7番川上開斗がサイドから作ったチャンス、右サイドバックの13番東伸幸がオーバーラップして攻撃参加して折り返しに11番新納大雅が走り込むなど失点後に相手ペースに持ち込ませず攻撃できていたことも良かった思います。

しかしながら、なんというか得点の取りどころでの迫力に関して相手が上手く、21分に隙を見てミドルシュートを強引に撃ってきたところで16番大川圭為が反応するもこぼれたところ押し込まれて2失点目を喫してしまいます。

それでも、前半残り時間は15番松尾佑介が上手く前後動きながら中盤でボールを捌き何度か惜しいチャンスを作ることができたものの得点は奪えず、0-2で終了。

後半最初から、11番新納大雅に代わり20番渡辺将也、8番高橋聡史に代わり12番信沢啓人、7番川上開斗に代えて18番村上秀斗が入ります。

20番渡辺将也がトップ下の位置に入り、フォワードの真ん中の位置に19番和久井大輔が上がります。

後半は、前線に入った19番和久井大輔がかなり上手くポストや裏への抜け出しを成功させることで決定的なチャンスも何度も作ることができていました。まずは、15番松尾佑介に入ったところで19番和久井大輔がスッと裏へぬけだしたところへ早いテンポでパスが通るもこれはオフサイド。続いても19番和久井大輔が斜めに走り上手く前線のスペースに走ったところに15番松尾佑介からのパスが通り、キーパーと1対1の場面を作るもシュートはキーパーにセーブされてしまいます。この後、7分に相手選手に個人技で豪快に突破されてキーパーと1対1の場面を作られ、失点、0-3となります。

そのすぐ後に、14番堀内千寛からのパスに再び上手く裏を抜けた19番和久井大輔が抜け出すも先ほど止められたイメージがあったのか、シュートのタイミングを逸して外に流れて得点することができませんでした。

後半10分に、15番松尾佑介に代わり5番小田切真人、13番東伸幸に代わり2番新井克之が入ります。

ここからの時間は、相手の激しいプレスに苦戦する時間が続きます。

その中でも、何度か反撃のチャンスを作り、18番村上秀斗から5番小田切真人、ワンタッチで前に出したところにそのまま前線に走った18番村上秀斗がサイドを駆け上がるという形を作ったり、19番和久井大輔がサイドをドリブルした時にキーパーが少し前に出ていたところをちょうどキーパーの頭を越えるくらいの高さの鋭いループシュートを狙うも少し枠から外れてしまいます。

後半18分に、3番石井康輝に代えて6番影森宇京が入ります。

その後、20番渡辺将也からのパスに再び絶妙のタイミングで抜け出した19番和久井大輔がキーパーと1対1の場面を作り出すもキーパーにセーブされてしまいした。

その後、20分に反撃され、裏へぬけだされた選手に力強く撃たれたシュートは19番大川圭為が上手くコースを消したものの外へ弾き切れずにゴールに吸い込まれ、0-4となります。

その後も、果敢に19番和久井大輔の裏を狙う動きが相手の守備を混乱させ、ゴールに迫る場面を作るも結果的に0-4で試合が終了。

夕方の3位決定戦に回ることとなりました。

19番和久井大輔としては得点ができなかったことに対して相当悔しかったと思いますが、彼がフォワードの真ん中に入ってからのプレーは確実に相手ディフェンスの予測の上を行っていましたし、あの形が作れたことが非常に重要です。フォワードのポジションとして更に成長するためには、今回のヴィジャレアルの相手フォワードのようなプレーをゴール前でできるかどうか、勝負を決める選手となれるようにさらに磨きをかけてください。

結果的には大敗ですが、ここまでの試合の中で最も、やろうとする動きや仕掛けができた試合だったとも思います。そして、この試合の相手にはなかなか日本ではいないような、守備面での予測スピードの速さと攻撃の際の迫力を持った選手がいたのも確かで、更に体の強い年上の選手ということもありましたし、この試合の結果で落胆するのではなく、この試合での手応えをどれだけ今後も持続して出し、更にレベルアップしていくかが重要だと思います。

ただ、この試合でも付け入る隙はあり、そこで決めていれば昨日の第1戦の時のように苦しみながらも勝利できた可能性も決して少なくなかったことも考えながら、次の戦いにつなげてもらえればと思います。

夕方の3位決定戦に期待しつつ、写真載せます。

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ではでは~。

 

第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権 3位決定戦 2011/2/12 vs FC深谷 4-1勝利・・・浦和の強さを見せた

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2011年2月12日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

晴れはしなかったものの、昨日に比べるとだいぶ天気も回復。雪もほとんど残らずというコンディションの中、第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権も最終日となりました。様々なポジションで試行錯誤しながら戦ってきたこの大会。最後はらしさを出しつつ、しっかり勝利して終わりたいところ。

この試合のスタメンは以下、

GKが16番大川圭為、DFが左サイドバックに18番村上秀斗、右サイドバックに7番川上開斗、センターバックが左に6番影森宇京、右に10番中塩大貴、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介、左に12番信沢啓人、右に9番田中拓真、FWが19番和久井大輔、14番堀内千寛

となります。

今回も、ポジションなどやや慣れていないと思われる選手の配置があるスタメンになりました。対するFC深谷も昨日のクマガヤSC戦のメンバーと大きく入れ替えて試合に臨んできました。

比較的、ディフェンスが緩いながら、プレスをしっかりかけてくる相手に対して、前半からたびたびチャンスを作り出す浦和。比較的パスがしっかり通ることから、前線の19番和久井大輔、14番堀内千寛、更に右サイドの9番田中拓真などペナルティエリアでボールを受けられる場面が何度かあり、惜しいシーンは作りますがシュートまで少し時間がかかりディフェンダーに詰められてしまうなど攻めながらも最後のところで抑えられてしまう場面が多くなります。

先制点が早く欲しいと思っていたところで、ヘディングシュートで12番信沢啓人がゴールを決めます。ここ2試合、守備のもたつきから先制されて試合が難しくなっていることを考えても、この先制点が奪えた事である程度楽に進められる展開になりました。先制点以降、15番松尾佑介を経由した攻撃が多くなり、テクニックで交わしたり、簡単に捌いてワンツーの形を作ったり、見事なパスを通したり攻撃を活性化させていました。最近前目のポジションが多かった18番村上秀斗もサイドバックの位置から、15番松尾佑介を経由して前線まで攻め上がるシーンが多くなっていました。

攻勢が続く中で20分に追加点が生まれます。

バックラインから15番松尾佑介にパスが通り、そこから右サイドを駆け上がる9番田中拓真にキレイにパスが通り、そのままドリブルでペナルティエリア深くまで持ち込んでグラウンダーの強いクロスをゴール前に入れ、そのボールを19番和久井大輔が合わせてゴール!2-0となります。

同じく前線ではなく右サイドバックの起用となった7番川上開斗もペナルティエリアまで持ち込むようなドリブルでの仕掛けは前半は少なかったものの、ミドルシュートや長めのパスなど攻撃でもいつもと違った形でも見せ場を何度も作っていました。

前半は2-0で終了します。

後半に入り、18番村上秀斗に代えて、13番東伸幸、その数分後に12番信沢啓人に代えて8番高橋聡史、9番田中拓真に代えて17番水上真が投入されます。この交代により、7番川上開斗がサイドハーフにポジションを移し、前半以上にボールを受けた際に個人技でサイドから仕掛けて突破する場面が増えていました。相手のFC深谷も後半に入り、昨日のブログでも触れた、10番中村黄道、21番小島遥を後半スタートから投入し、これにより相手の攻撃が明らかに前半より勢いづきます。

しかしながら、数分の間は攻め込まれて危ない場面もあったものの、浦和も相手の勢いに感化されてパススピードや攻撃の意識が活性化され、本来の彼らが持つ強さが随所に見られるようになります。

昨日のクマガヤSC戦でのFC深谷のプレーを見ていた限りでは、ここが勢いに乗って攻めてきたら相当強いと思っていた印象をしっかり彼らは打ち破ってくれました。

19番和久井大輔が3点目のゴールを決め、とどめはコーナーキックのチャンスから、7番川上開斗の精度のあるクロスに20番渡辺将矢が頭で合わせて4点目。

最後に、1失点してしまったことは今後の課題になりますが、実に後半のチーム全体の動きは見事でした。ここの能力よりも誰が入っても良いプレーができるというような時間帯を作り出せていたことが凄く重要なことでした。

守備面でも後半途中からボランチの位置に入った3番石井康輝がFC深谷に攻められてペナルティエリアに進入されたところで、素早くカバーの動きに入り厳しいプレスで相手の攻撃を摘んだ場面など見事でした。

あ、結果は4-1です。

大会に参加している以上は、優勝できなかったと言う結果は悔しいと思う必要はあります。しかしながら、一試合一試合にテーマを持って臨んでいるとすれば、一つの大会で戦える最大試合数を戦いきり、最後の試合で浦和らしい強さを見せることができたのは凄く良かったと思っています。

正直、余りにも試合によって出る選手のポジションが色々変わるので、どの選手がどのポジションの選手だか混乱したのも事実ですが、明らかにチームの意図が見えましたので見る側の私達も、非常に見やすかったとも言えると思います。

このまま成長していけば、慣れないポジションでやっている選手が四苦八苦しているけど試合はしっかり勝つチーム、慣れたポジションで組まれた時のチームはもう手がつけられないくらい強い。気が付けば四苦八苦していたはずの慣れないポジションでもその選手のプレーの質がかなり上がっている・・・みたいなことになれば凄いですよね。

今後の活躍を更に楽しみにしています。

寒い中2日間連続での試合、お疲れ様でした!

ではでは~。

第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権2次予選2010/12/04 vs HAN FC 2-0勝利・・・やや接戦!?

さいたま市大宮東高校サッカーグラウンド2010年12月4日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週に引き続き浦和レッズジュニアユースU13が参加している埼玉県クラブユースU13選手権の2次予選の試合を観戦してきました。場所は大宮東高校のサッカーグラウンドですね。ちょっと距離があるので車で向かったのですが、ちょうど浦和のトップの試合もキックオフ時間が同じだったこともあるかもしれませんが、結構道が混んでいて到着に時間がかかってしまいました。割と埼スタから近い場所というのが逆にネックとなってましたw

2次予選の初戦で志木アクセルを8-0で下して迎えた第2戦の相手はHAN FCとなります。去年のこの時期に全国大会前にU15がこのチームと試合をしたのを観戦しました。その時、結果は勝利でしたが、比較的簡単に勝てない相手だったと記憶しています。とは言え、力は浦和の方が上ですから課題を見つけながらしっかり勝利してほしい試合です。

今日のスタメンは以下のようになります。

GKが16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史 右サイドバックに2番新井克之 センターバックがと10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介、左に12番信沢啓人、右に6番影森宇京 FWが19番和久井大輔、11番新納大雅

となります。

前節と同じスタメンになります。

プレーのレベル自体は浦和の方が上ですが、この試合は試合の入り方がややバタバタと入ってしまった印象があります。前の試合に続いて土のグラウンドということもあり、この試合もややボールのコントロールの時に滑っている印象がありました。

思ったとおり、これまでの相手と比べてチームとしてしっかりしているHAN FCはプレスを仕掛けるところはしっかりしてくる相手だったことでパス回しでプレスをかけられた時にやや精度を欠いて奪われるということもありました。

いくつか目立ったプレーを試合の流れに従って書き出していきます。

ディフェンスラインで4番小木曽佑太がインターセプトしたボールをロングフィードしたところに左サイドから上手いポジションに入ってきた12番信沢啓人がヘディングシュート。枠から外れたものの惜しいシーンでした。

その後、相手セットプレーから何度かクリアが甘かったり目測を誤ったりでピンチを迎えるものの、なんとか凌ぎきり、そこから流れを引き寄せると前半10分にゴールが生まれます。

一連の流れが結構凄かったこの先制点は、左サイドのゴールラインを割ってしまうかギリギリくらいに出たパスに対して19番和久井大輔が追いつくだけではなく、そのままクロスを上げ中にポジションをとっていた6番影森宇京がそのボールをダイレクトで合わせてそのシュートがキーパーの頭を越えてゴール!

諦めずにボールを生かした形からゴールに繋がるという気持ちの良い得点でした。

その後、8番高橋聡史の左サイドからのクロスに11番新納大雅がピタリとヘッドで合わせるものの、惜しくも枠を逸れて得点はなりませんでした。

前半は1-0で終了します。

後半に入り、6番影森宇京に代わって7番川上開斗が入ります。

後半に入ると、相手のプレスに慣れてきたのか全体的にプレスを受けてもある程度テクニックでボールをキープできるようになっていた印象があります。

テクニックとスピードのある7番川上開斗が見事なフェイントを混ぜたドリブルで何度も相手ディフェンダーを交わしてチャンスを作っていました。

パスの狙いも面白く、相手ディフェンダーの間を突く鋭いパスを出し、そこに19番和久井大輔や11番新納大雅が抜け出してチャンスに繋がるという場面も多く生まれていました。

また、後半に入るとサイドバックの2番新井克之の攻撃参加の回数が多くなったように感じられました。

後半の終盤には、ダイレクトの速いパス回しとパス後のオーバーラップで7番川上開斗と11番新納大雅が見事に相手の守備を切り裂いている場面がありました。

後半20分くらいにフリーキックのチャンスでやや距離がある所からでしたが、7番川上開斗が直接枠を捉えるような弾道のキックでそこに10番中塩大貴が飛び込むという惜しいシーンはキーパーに弾かれたものの、そのあとのコーナーキックのチャンスで10番中塩大貴がヘディングでゴールを決めます。

その後も、20番渡辺将矢、19番和久井大輔、11番新納大雅の3人が中盤で見事なパス回しで崩す(結果的にオフサイドになってしまいましたが)場面や、7番川上開斗が裏へ出したパスに11番新納大雅が抜け出し相手ディフェンダーとの競り合いに勝ってボールをキープし、アウトサイドでクロスという場面など得点にはならなかったものの、決してレベルが低くはない相手に対してしっかり崩す形を見せていました。

残り5分くらいのところで12番信沢啓人に代わり18番村上秀斗、15番松尾佑介に代わり17番水上真が入りました。

試合はこのまま2-0で終了。2次予選も2連勝で残り1試合残して代表決定戦進出が決まりました。

結果的には浦和のレベルの高さを今回も見るような試合になりましたが、このくらいしっかりぶつかってきてくれる相手になると課題も見えて良いですね。結構危ないシーンもありましたし、守備面での課題は見つかったと思います。ただ、できないというよりは今までの相手では必要がなかったことが必要だということなので、経験を積めば簡単に対応できることだと思います。

今日は、ちょっと予定があり急いでいたので、試合後に練習試合をもう1本やっていたのを知りながらグラウンドを後にしました、残念。。。

お疲れ様でした!

ではでは~