第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第2戦 2012/06/02 浦和レッズユースvsRIO FC 7-0勝利・・・前へ前へ、サイドからサイドから

レッズランド2012年6月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週からスタートした、クラブユース選手権の関東予選。初戦は、引く相手に苦戦しながらも4点を奪って勝利。 今週は、土曜日のRIO FC戦、日曜日の横河武蔵野戦と連戦になります。実力的には、ここも2連勝しなければならないような相手ですが、初戦の結果を考えると、横河武蔵野が難敵っぽい流れになってきていますね。

さて、今日の対戦相手のRIO FCですが、初戦で川崎フロンターレU18に1-10で敗れているということで、浦和も大量得点での勝利は最低条件となる相手と言えるでしょう。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に20番広瀬陸斗、右に11番大野将平、真ん中に21番進昂平

となります。

試合は、前回の川崎栗の木のように、ずっと引かれた状態と言うことではなかったものの、力の差のある相手だったこともあり、浦和が攻め続ける時間帯が多い序盤となりました。

得点が多いので、まずは、得点の流れと交代の流れだけ書き出しますね。

前半5分に、右サイドバックの2番新井純平の攻撃参加から10番中村駿介、21番進昂平とつながり、なんなく決めて1-0。

8分には、16番岸伯富実が前線でドリブルで交わしきってゴールで2-0。

24分に、21番進昂平からのパスを受けた10番中村駿介が決めて3-0。

34分に、10番中村駿介が決めて4-0。

39分位、21番進昂平がドリブルでキーパーも抜き去ってのゴールで5-0。

前半で5-0とまずまずのペースで得点を量産します。

後半はスタートから、21番進昂平に代えて9番カドコダイ・アシカン、11番大野将平に代えて8番繁田秀斗が入ります。

後半スタート早々に、20番広瀬陸斗からの縦パスに抜け出した10番中村駿介が持ち上がり、クロスに9番カドコダイ・アシカンが合わせてゴール。これで、6-0。

15分に、10番中村駿介に代えて17番立野峻平が入り、その数分後に16番岸伯富実に代えて13番金野僚太が入ります。

35分に、相手のミスをついて9番カドコダイ・アシカンが決めて7-0。

40分に5番佐藤大介に代わって7番長谷優が入ります。

こんな感じで、7-0勝利です。

試合全体の流れを見ると、前半は浦和の一方的な展開になっていたものの、前線の飛び出すタイミングが早くてオフサイドになる場面が非常に多かった印象があります。

また、浦和が攻めることで相手の多くの選手が守備に意識を置かれるという状況になっていたため、前線の選手は手こずる場面も多かったと思います。

それでも、決めるべきところを決められなかったチャンスの場面も多かったのも事実なので、ここは修正していく必要はあると思います。

また、なんと言うか、先週の練習試合で猛アピールして出場した選手たちで数選手がこの試合でスタメンで出ていたのですが、その時と比べて、何かプレーに気迫が感じられなかった印象がありました。理由は不明です。

あとは、これは選手も感じていることだと思いますので、書いておいた方が良いと思うので書きますが、正直いくら今年のチームの作り方に疑問点があるここまでの流れでも、この予選で力の差のある相手との試合ではあからさまには出てこないと思っていた部分が、この試合でも出てしまっていました。

いわゆるリズムが悪くなる時間帯の使い方で、選手同士の動きがやや、思うように行かない時間帯に、おそらく選手はプレーに強弱をつけながら、バランスを取りたいところだと思うのですが、ベンチから、前へ前へ、サイドからサイドからと常に攻めの指示が飛ぶわけですね。

で、同じリズムで攻めるため相手も比較的守りやすい感じになっていて、意外と大丈夫そうだな~という感じで相手に攻めの気持ちが生まれてきて、そこで来られた時にバタバタしてしまうというか、もしかしたら、そういう指示は出していないのかもしれませんが、バランスを崩して常に攻め続けなければならないみたいな雰囲気。攻めているけど、攻め急がされているような空気がこちらにまで伝わってきます。

実際、今日の試合では、後半の終盤は、失点してもおかしくないような場面が何度かありました。

7-0という結果自体は大勝という事実と、試合後に挨拶に来てくれた選手たちの表情の冴えなさが表している何か。

色々気になる点はありますが、とにかく予定通りの結果で2連勝はできています。明日の横河武蔵野戦で勝利すれば、大分予選も楽になってきますので、連戦で大変かと思いますが、しっかり見守らせてもらいますので、踏ん張って戦ってください。

選手が勝利に向かって集中できるようなチーム作りを期待しています。

ではでは~。

  

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レッズランド2012年6月2日

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レッズランド2012年6月2日

レッズランド2012年6月2日

 

 

 

 

おまけの写真。 

清水フェスティバル2012/03/29 浦和レッズユースvs習志野高校 3-0勝利・・・快勝で締めくくり

蛇塚グラウンド南2012年3月29日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

初日に蛇塚グラウンドを訪れた時には、まだ桜の木の花は咲いていなかったかと思いますが、今日はチラチラ咲いている個所も見受けられました。春ですね、はい。

ということで、4日間かけて行われた清水フェスティバルも最終日となりました。

この大会の仕組が今一つわからない部分もあるのですが、形場は今日の最終戦は順位決定戦になっているので、全体の6位でこの試合の相手は習志野高校ということになりました。5位6位決定戦とかなのでしょうか。

対戦カードは全チームで混ざっていて、予選はJリーグ勢と高校勢が当たらないようなレギュレーションになっていて・・・まあ、どうでも良いと言えば良いです。

この大会を通じて、今年の浦和レッズユースは、というよりも新しい体制での方針は、この大会もチーム作りの一環として色々なことを試していくものであるということは大まかに感じられました。

その中での一応の遠征の最終形となるこの試合のスタメンは以下のようになりました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に4番西澤秀平と6番西袋裕太、MFがボランチに3番寄特直人、トップ下が10番中村駿介と18番岸伯富実、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

比較的見慣れたスタメン構成に近いですが、ここ最近ではあまりなかった構成でもあります。

対戦相手の習志野高校ですが、先ほど書いたように予選と言われる3日間の対戦相手が浦和とまったく被っていないため、どのくらいの強さかはわかりませんが、予選の結果自体は2勝1分で浦和よりも上です。

試合を見た限りでは、守備のラインをきれいにそろえるチームだな~という印象を持ちつつ、なかなか運動量も多く良い相手だったと思います。

浦和の攻撃の仕掛けも多彩なものとなり、チーム全体で良く声が出ている印象とともに激しさも見られる試合となりました。

序盤の攻撃の形で良かったものを挙げると、8番繁田秀斗が低めの位置から14番関根貴大の上がりを見て入れた左前線への虚をつくパス。4番西澤秀平から14番関根貴大へ当ててすぐさま右へ展開して8番繁田秀斗が持ち上がってクロスに10番中村駿介が飛び込んでボレー気味に合わせたシュートがクロスバーに当たった場面。18番岸伯富実が溜めて2番新井純平がオーバーラップしたところに、タイミング良くパス。そのまま2番新井純平が持ち込んでのシュートの場面。

21番進昂平が度々相手の守備ラインの裏を狙って飛び出そうとする場面も惜しくもオフサイドにかかる場面が見られましたが、狙いどころや動きは良かったと思います。

浦和が構成ながらも、相手の守備も集中していて得点まではなかなか行かなかったものの、20分に21番進昂平が相手ディフェンスの裏を通すパスを通し、そこに10番中村駿介が抜け出して落ち着いて決めてゴールし、1-0とリードを奪います。

その後も、20番広瀬陸斗が左サイドバックの位置から斜め前にドリブルで持ち上がりながら左前線のスペースが空いたところで14番関根貴大にパス。14番関根貴大が横へのドリブルからシュートまで持ち込んだり、10番中村駿介、8番繁田秀斗とつないで右前線のスペースに走る2番新井純平がそのままドリブルで深くまで切れ込んでクロス(クロスの精度はやや欠きましたが・・。)

そして、迎えた30分くらいに、ペナルティエリア外くらいでボールを受けた10番中村駿介がフェイントを混ぜつつ、相手ディフェンダーのプレスを外してゴール右上を狙い澄ましたシュートを見事に決め追加点。

これで2-0となります。

その後も、6番西袋裕太からの低く強い縦へのパスを前線の21番進昂平へ通して仕掛けるという攻撃などありつつ、前半は2-0で終了。

後半スタートから、21番進昂平と3番寄特直人に代えて12番小坂慎太朗と19番須藤岳晟が入りました。ポジションとしては、12番小坂慎太朗が左サイドバックに入り、14番関根貴大がフォワードの真ん中の位置へ移動、20番広瀬陸斗が左前線に入りました。

後半も浦和が攻めこむ場面が多く、19番須藤岳晟から8番繁田秀斗に当て、溜めたところで右サイドバックの2番新井純平のオーバーラップを使う攻撃など多く見られました。ブクメが見ていた場所から近かったため余計に右サイドのところが良く見えたからということもありますが、8番繁田秀斗の動き、2番新井純平の動き。ここに中盤の選手たちが絡んでくる中でいくつかのパターンを見せることで相手の守備が突きにくい形を作り出して崩していくプレーが多く見られました。特に14番関根貴大と8番繁田秀斗、2番新井純平の3人で作る部分が多く、裏へぬけ出す役割を10番中村駿介が行うような感じとも言えるかと思います。

この試合の3点目が10分くらいに入るのですが、いわゆる数人の動きにしっかり理由があり崩してゴールを決めてくれたのですが、まず中盤で10番中村駿介がパスを受け少しためて、左に左に開いた14番関根貴大にパス。10番中村駿介が溜めたタイミングで右サイドを2番新井純平がオーバーラップで駆け上がり、これにより相手ディフェンダーがややサイドにひきつけられて真ん中にスペースが空きます。そこへすかさず18番岸伯富実が走り込み、フリーでボールを受けてキーパーと1対1になり、問題なくゴール。

これは、見事なゴールでした。

25分に20番広瀬陸斗に代えて23番條洋介が入ります。

30分前後くらいに相手の反撃の中で危険な場面を数回作られますが、なんとか失点は免れ相手に勢いに乗らせるきっかけを作らせません。

23分に6番西袋裕太に代えて25番斎藤一穂が入ります。

更に、25分に8番繁田秀斗に代わって15番小峯洋介が入ります。

行うプレーに違いはあるものの、やはり右での攻防が面白く、2番新井純平が裏へ出したボールに15番小峯洋介が相手ディフェンダーと同じくらいのタイミングで競ることになったものの、上手く体を入れてマイボールにして攻めこむなど良いプレーを見せていました。

守備も受け渡しのところでは、まだ課題もありましたが、及第点だったと思います。

その後も、10番中村駿介から14番関根貴大、裏へ23番條洋介が抜け出す場面がありましたが、これはオフサイドになるなどありつつ、試合はこのまま3-0で終了。

3-0っていいですよね。このスコアでの勝利って好きです。

今年の清水フェスティバルは、2年前に見たときより、見る側もどう捉えて良いのか難しい部分も多かったのですが、たぶん、大会終了後に一言加えるとすれば、そしてサバイバルは今後も続く…とかになると思います。

4月に浦和カップはありますが、例年通りであればこの大会は、1年生や2年生中心で行われると思いますので、プレミアリーグ開幕までの試合はあと練習試合1,2試合くらいだと思います。

現状で、プレミアリーグの開幕をどのようなメンバーで戦っていくのかは、読めません。

ただ、今年のここまで見てきた中での強みは、色々な組み合わせが試されていること。その影響か、連携に関してはまだまだという部分も多いですが、今回の大会で試されたような様々な組み合わせでの連携が高まっていくことで、層の厚いチームができます。

選手はメンタル的にも大変な今年だと思います。

それでも、この大会の中だけでも確実に全体的に成長は見られますし、今後の活躍を楽しみにしています!

連戦の疲れさまでした!

ではでは~。

蛇塚グラウンド南2012年3月29日蛇塚グラウンド南2012年3月29日蛇塚グラウンド南2012年3月29日

 

 

 

蛇塚グラウンド南2012年3月29日

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蛇塚グラウンド南2012年3月29日

蛇塚グラウンド南2012年3月29日蛇塚グラウンド南2012年3月29日

 

 

 

 

 

おまけの写真。

清水フェスティバル2012/03/27 浦和レッズユースvs東海大学付属翔洋高校 5-0勝利・・・ピンチほとんどなく快勝

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

写真は蛇塚グラウンド北のゴール裏側にある建物なのですが、この角度で取るとスタジアムっぽいな~と思いつつ最初に載せてしまいました。特に大きな意味はありません。

さてさて、清水フェスティバルも2日目に入りました。今日も昨日同様に晴天。海風は冷たいものの、気候よし。そして、今日の試合は蛇塚グラウンドで行われるため、ピッチコンディションもよし。対戦相手は、東海大翔洋高校となります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に25番斎藤一穂と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と18番岸伯富実、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

この大会に入る前に最も多かったスタメン構成だったかと思います。

昨日の初戦で30番関口亮介が好セーブを連発したご褒美というわけではないと思いますが、この試合は、守備に関してはほぼ相手の攻撃陣を抑えきり、30番関口亮介が活躍する場面はほとんどなかったと思います。

浦和の攻撃の場面が非常に多く、仕掛けとしては良いものが多かったものの、相手の守備陣の粘りに関しては運動量も多く、激しいプレーをしてきたことから、ペナルティエリアの外までではほぼ浦和が支配していたものの、フィニッシュを決めきるところまで行くのにはやや苦戦を強いられたというと適当かと思います。それでも、5得点入りますので、得点経過を書いてしまいますね。

先制点は、17分に20分広瀬陸斗が右サイドバックの位置からセンターサークル付近めがけてドリブルをスタートさせたところで18番岸伯富実が右前線のスペースへ入れ替わるように走ったところで18番岸伯富実にパスが渡り、そこまでサイドからのクロスに関して相手がしっかりと守備を固めて来ていたところを上手く考えてか、サイドをえぐる前にディフェンダーを交わしてドリブルでペナルティエリアへの侵入を選択し、これが見事に決まり、シュートを決めてゴール。1-0

2点目は、ディフェンスの裏のスペースへのパスに飛び出した10番中村駿介が放ったシュートを最後に21番進昂平がコースを変えてゴール。2-0

3点目は、33分に21番進昂平が前線でパスを受けてディフェンダー数人に囲まれながらもボールをキープしていたところを相手が倒してファール。ペナルティエリア右外くらいの位置から、10番中村駿介がゴール左隅へ見事に決めて3-0。

前半は、3-0で折り返します。ちなみに前半は交代はありませんでした。

後半は、12番小坂慎太朗、10番中村駿介、14番関根貴大に代わり、2番新井純平、23番條洋介、11番大野将平が入り、以下のようなメンバー構成になりました。

GKが30番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に25番斎藤一穂と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が23番條洋介と18番岸伯富実、FWが左に21番進昂平、右に8番繁田秀斗、真ん中に11番大野将平

後半は、コーナーキックのチャンスに4番西澤秀平がヘッドで決めて4-0。

試合終了間際に、23番條洋介の放ったシュート性のボールを21番進昂平がギリギリで足を延ばして決めて5-0。

得点経過は、このようになりました。

後半のメンバー交代は、15分に25番斎藤一穂に代えて26番副島暢人、20分に20番広瀬陸斗に代えて27番細田真也となりました。

続いて、全体的にプレーの部分で気になったところを書きだしていきますね。

前半の浦和の攻撃では、まず25番斎藤一穂の前線へのロングフィードを意識したプレーが何度かあり、これが例えば右前線のスペースに走る20番広瀬陸斗へ向けて正確なロングフィードや、前線真ん中の21番進昂平へ向けてポストプレーをさせるべく出したパスなど、スタートから正確なロングフィードが目を引きました。

また、18番岸伯富実が場面によっては、ボランチくらいの位置に下がってパスを視野広く捌きながらタイミングで前線に一気に上がって攻撃参加するという動きも良かったと思います。実際に得点を挙げた場面も、少し低めに下がってからのパス回しの中で最後にドリブルで仕掛けてという流れだったと思いますし。

試合後に上手くいかなかったという感じの言葉が聞こえてきた21番進昂平ですが、確かにこの試合では、相手のプレッシャーもきつかったこともあり思うようにプレーできない様子もありましたが、それでもこのポジションの選手として結果として2点奪っているので、そこまで大きな問題ではないとも言えます。前線の選手は、思うように行かなくても、ここというチャンスで点が奪えるかどうかが求められるものですから。10番中村駿介のフリーキックでのゴールの前にディフェンダーに囲まれても奪われなかったプレーも、確かに早めにパスで捌くという選択肢もあったと思いますが、ファールをもらえるところまで行けたのであれば、それはそれでOKです。

また、セットプレーから得点を決めた4番西澤秀平も、この得点以外でも、ディフェンスラインでボールを受けた際に、前のスペースが大きく空いていた時に持ち上がって攻撃参加していた場面がありましたが、このプレーも良かったと思います。

また、後半に右サイドバックに2番新井純平が入ったことで、右サイドの上下の動きが激しくなったところで、昨日は守備のところでバランスが崩れて、カウンターで押し込まれることが多くあったのですが、この試合では、2番新井純平が上がった時の守備の対応も改善して対応できていたと思います。

14番関根貴大は、試合中に何度か見事なドリブルで抜け出す場面がありましたが、この試合はシュートに力が入ってしまいゴールを越えてしまう場面が2度3度ありました。

後半途中から入った、27番細田真也は短い時間の中でしたが、ドリブルで仕掛けてしっかり枠を捉えた強烈なシュートを放つなど見せていましたね。

対戦相手の東海大翔洋が昨日も0-4で敗れるなど、やや苦戦を強いられている状況と言うことも加味する必要はあると思いますが、攻撃に迫力はなかったものの、守備の部分では、一工夫加えないとしっかり対応される動きとプレスをかける姿勢も見せていたため、その中で5得点を奪ったという結果はプラスに捉えて良いと思います。

これで2連勝。明日は、法政大学との試合となります。大会自体が高校サッカー世代の大会のため、法政大学付属のどこかの高校の間違いではないかと思い、聞いたり調べたりしてみたのですが、法政大学のサッカー部のスケジュールにしっかりBチームが参加しているという表記がありました。

清水フェスティバルの中では、やや稀なケースにはなると思いますが、Bチームとは言え、こういう大会で大学のチームとの対戦ができるということで、見る側としては単純に楽しみです。

数字の上では、2連勝同士の対戦となりますので、相手が大学生とはいえ、勝利を目指して勝ち切ってもらいたいです。

ではでは! 

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

 

 

 

 

 

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

 

 

 

 

 

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

 

 

 

 

 

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

蛇塚グラウンド(北)2012年3月27日

 

 

 

 

 

おまけの写真です。

練習試合2012/03/25 浦和レッズユースvs浦和レッズ 1-4敗戦・・・昨年と同スコア

大原サッカー場2012年3月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、毎年恒例の浦和レッズのトップチームとユースチームの練習試合が大原サッカー場で行われましたので、行ってきました。

なんだかここ最近、1日の中での天気の移り変わりが早い日が多いですね。今日は、雲一つない晴天だとおもっていたら一気に雲が増えて、場所によってはにわか雨があったとかなかったとか。幸い、大原は雨は降らずに比較的良いコンディションの中での試合となりました。

例のごとく、トップチームの方にはあまり触れません。怪我人が多いということで、中村駿介がトップチームの方で30番を付けてのプレーとなりました。ワントップというか、ゼロトップの真ん中というかというポジションですね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に4番齋藤一穂と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が18番岸伯富実と8番繁田秀斗、FWが左に14番関根貴大、右に21番進昂平、真ん中に11番大野将平

となります。

ここ数試合の浦和レッズユースの練習試合のスタメンと比べると、トップ下の中村駿介がトップチーム側でプレーしていたために多少の変更があったとは言え、大体は同じですね。

やはりある程度は仕方がないことではあるのですが、前半は相手がトップチームと言う意識があったのか、思い切ったプレーがあまり見られず(選手によっては、得意ではないポジションで動きにくさが表情に出てしまっていた選手もいたようにも見えますが)、18番岸伯富実や11番大野将平など単発でシュートを打つ場面はあったものの、なかなか数人が絡んでの攻撃という点では上手く行かず、相手のやりたいようにやられていた印象があります。

守備もやや、バランスを欠くところもあり、前半5分にコーナーキックのチャンスから、競り合うこともできずに浜田水輝に頭で合わせられて失点してしまいます。

更に、23分に攻め込まれて撃たれたシュートを30番関口亮助がはじくものの、そこに野崎雅也がつめていて失点。

更に、29分にはトップチーム側に入ってプレーしていた中村駿介に決められ、前半の30分までで3失点を喫してしまいます。

その中で、割と中盤の気の利いたポジションに8番繁田秀斗が入ってボールを捌いていたように見えたのですが、なかなかそこから、先がつながらずリズムは生まれず、28分に15番小峯洋介と交代になります。

その後、何度かチャンスを作る中で、14番関根貴大の惜しいシュートがありつつ、40分に11番大野将平に代えて7番長谷優を投入。

前半はその後得点は入らず0-3で終了。

やや、トップチームを崩して得点を奪ってやるという気迫をあまり感じられないまま前半は終了したような気もします。

後半スタートから、14番関根貴大に代えて23番條洋介を投入します。

数人の交代を経て、後半はフォワードの真ん中に21番進昂平、トップ下に23番條洋介と18番岸伯富実、前線の両サイドに7番長谷優と15番小峯洋介となったわけですが、この並びになってから、明らかに21番進昂平の動きが良くなり、トップ下の2人も絡みながら、左サイドバックの12番小坂慎太朗が攻撃参加をする場面も増えて、崩しにかかるプレーが相手の守備を脅かす場面が増えてきました。

23番條洋介が溜めて左サイドを12番小坂慎太朗が走り、15番小峯洋介にパスからシュートだったり、シンプルに21番小坂慎太朗と21番進昂平がワンツーで突破を試みる場面などありつつ、20分ころには21番進昂平が裏へ抜け出してキーパーと一対一になる場面を作り、浮かせて右を狙った見事なシュートを放つも、キーパーにギリギリで弾かれてゴールはなりませんでした。

この時間帯は、トップチームを脅かしてやろうという仕掛けが何度も見られて良かったです。

22分に15番小峯洋介に代えて13番金野僚太が入ります。

この後、19番須藤岳晟のクロスを13番金野僚太がヘッドで合わせる惜しい場面を作りつつ、相手の守備意識が強くなる中で、18番岸伯富実がミドルシュートを決めて一矢報いるゴールを決めます。

その後、21番進昂平が再びディフェンダーの間で上手くパスを受けて抜け出して、ディフェンダー2人のプレスを背中から受けながらもうまく体を使いながら突破を試みてあと一歩でシュートを狙えるというところで倒されてファールをもらいます。この場面も惜しかったです。

結果的に、マルシオ・リシャルデスに決められて1-4ということで、昨年と同スコアでの敗戦となりました。

なんというか、いわゆるこういう試合と言うのは、相手に本気を出させるために、ガツガツした気持ちを試合開始からぶつけてほしかったのですが、そういう部分では、浦和のトップチームとしてプレーしていた選手たちは、気を抜いたらやられるという危なさをあまり感じずにプレーしているようにも見えて、少しブクメとしても不満があったのですが、後半からの反撃の時間帯は、そういう崩してやろう、危ないぞと相手に思わせてやろうというプレーが何度も見られたので、結果的には良かったと思います。

そんなこんなで明日からは清水フェスティバルですね。

今日のメンバーをベースとして考えているのか、それとも別の意図があってのサバイバルという考えを持っているのか、細かいことはよくわかりませんし、見る側が口を挟むことではありませんが、少なくとも明日からの清水フェスティバルは、B戦含めて4日間連続で試合が行われるわけですし、出場しないことにはアピールできないという選手も、必ず試合の中でアピールする機会は得られます。今、ポジションを奪われている選手の奮起。更に、今出場機会を多く得ている選手の更なる成長が見られればと思っています。

やるしかないですからね!楽しみにしています!

ではでは~!  

大原サッカー場2012年3月25日大原サッカー場2012年3月25日大原サッカー場2012年3月25日

 

 

 

 

  

大原サッカー場2012年3月25日大原サッカー場2012年3月25日大原サッカー場2012年3月25日

 

 

 

 

おまけの写真↑

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第2戦 vs 前橋育英高校 2-1勝利・・・2位で決勝トーナメント進出!!

与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今大会のここまでの9試合、ほぼ同じような位置から、1日3試合写真を撮っていたので、毎回同じ写真の使いまわしに見えますが、よく見ると違います。一応試合ごとに撮ってます。言い訳です。

第1戦が終わった後に行われた藤枝東高校vs前橋育英高校が引き分けに終わったことで、浦和としてはこの試合で勝利すれば前橋育英高校を勝ち点で上回れるということは分かっていたものの、柏レイソルU18の1位通過がほぼ確実という状況で2位になるためには、別会場で行われている立正大淞南vs横浜F・マリノスユースの試合で横浜F・マリノスユースが勝ってくれないとならないと言う状況。浦和がこの試合勝っても立正大淞南が勝っていたら2位はないということで、結構気になっていたこの試合。既に浦和の試合の前に結果が出ているのですが、情報もなく、情報を知っている方もおらず、そんな中で試合は始まりました(たぶん、選手は勝てば2位と既に知っていたはず。)

そんな、浦和を応援するために来ていた人たち全てがモヤモヤしながらスタートした試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と8番岸伯富実、FWが左に28番広瀬陸斗、右に13番立野峻平、真ん中に21番進昂平

となります。

第1戦に引き続き、左サイドバック本職コンビで左サイドバック、センターバックの左という組み合わせになったことで、第1戦よりも更に5番佐藤大介が高い位置でプレーする機会が多くなったこの試合。更に、既にこの大会でもこのポジションで途中出場した時は高い確率で得点を上げている21番進昂平がフォワードの真ん中でスタメン出場となりました。

期待通り、21番進昂平が前線に入ったボールに対してしっかり競り合い、捌いていき、狙えるときにはゴールも狙いに行くという動きがこの試合でも見られ、開始からすぐに21番進昂平からの惜しいパスが28番広瀬陸斗へ通される場面があり、得点の可能性がいきなり見え、その後の6分に21番進昂平のアシストから8番岸伯富実が決めて、この試合でも早い時間での先制点を奪うことに成功します。

右の前線に入った13番立野峻平もこの試合では、さまざまポジションを動きながらパスの経由役として攻撃のリズムを作る動きができており、攻撃のテンポが非常に良く展開されていきました。

21番進昂平がしっかり競れることで、そこへボールが入った時に8番岸伯富実や7番繁田秀斗がためらわずに裏のスペースへ飛び出すことで大きなチャンスになる場面も多く、攻撃のリズムも良い中で28番広瀬陸斗もこれまでの試合以上に激しく仕掛けていくプレーが見られました。

チャンスメイクと同時に自らが得点を奪うプレーにも貪欲で狙い続ける21番進昂平が21分に抜け出してゴール。前半中ほどの時間で2点のリードを奪うことに成功します。

5番佐藤大介も攻撃に絡むプレーが多く、フリーキックの場面では角度のないところから直接狙うキックを見せたり、6番西袋裕太からのロングフィードを左前線で受けて攻撃を仕掛けるという場面も多く見せていました。この時は、やはりしっかりと左サイドバックの位置は3番小坂慎太朗がカバーしており、そのためにあくスペースも4番寄特直人がしっかりカバーしていました。

2点リードで後半に入ります。細かい内容は分かっていなかったのですが、ハーフタイムの段階でこの試合に勝った方が2位になるという情報が入り、応援する側もテンションが上がりながら後半に入りました。

後半のスタートから、13番立野峻平に代わり24番関根貴大、8番岸伯富実に代えて10番中村駿介が入ります。

後半も、概ね浦和ペースで進みます。10番中村駿介のところでしっかりボールキープされて、タメができたところで15番金野僚太が攻撃参加して攻める場面や、前半同様21番進昂平のシュート場面も多く、守備のバランスもよく、気がついたら珍しく6番西袋裕太がセットプレー以外のところで攻撃参加している場面もあって驚かされたりと、全体的に空いたスペースを埋めあう動きができていることで、こういういつもと違った試みもでてきたのかもしれませんね。良いことです。

後半15分前後に3人の交代がありました。14分に21番進昂平に代えて11番小峯洋介、15分に15番金野僚太に代えて2番新井純平、18分に5番佐藤大介に代えて12番西澤秀平、28分に28番広瀬陸斗に代えて23番條洋介が入ります。21番進昂平が下がったところで少し、シュート場面が減ったようにも感じましたが、10番中村駿介からサイドも広く使ったパス回しで攻撃の仕掛けはできていましたが、フィニッシュのところがややスムーズに行かないなか、24番関根貴大と2番新井純平の右サイドのところで大きな展開でクロスを上げる場面などでチャンスを作るも追加点を奪うところまでは至らず、相手も点を取るために更に激しく仕掛けてくる中で、残り時間数分というところで1点を返されたものの、そのまま逃げ切って2-1で勝利。

未だに、大会の公式ページでは3日目の結果が更新されておらず、言葉では逆転で2位になった(=立正大淞南が横浜F・マリノスユースに敗れた)ということは聞いていても、なんかもしかしたら違ったりしたらどうしようという頭もありつつ、まあ選手も言っていたので2位になれたのでしょう。そして、明日の決勝トーナメント(準決勝)の相手は、コンサドーレ札幌U18らしいのでこれまた因縁。しっかり勝って、その先の決勝も勝って2011年を終えたいですね。

ということで、新チームが始動した浦和レッズユースですが思った以上に早くバランスの良い形が見えつつあるものの、現状では、プレーに迷いがある選手が多くみられるのも事実です。例えば、1年生から既に今年試合に絡んでいる選手でも、少し迷いがあるように見える選手もいますが、近い例で言えば、これも名前はわざわざ挙げませんが、持つところと捌くところのバランスが、どうもうまくいかずにキープして仕掛けては引っ掛かるプレーが増えていた選手がいましたが、時間はかかりましたが今は、本人がその時期を乗り越えてくれ、キープ力と展開力、非常にバランスよくパスを捌いたり仕掛けたりできるようになり、今年の攻撃の組み立ての軸となるであろうところまできた選手もいます。

特に、攻撃の選手であれば、今は失敗しないように安全なプレーをするよりは、豪快にやってみて失敗してしまうくらいの方が良いとも思います。

今年も残り2試合となりましたが、その中で出場機会を得た選手たちは、一つでも二つでもチームとして個人として成長できるような何かを掴んでもらえればと思います。

とにかく!結構厳しい状況からの決勝トーナメント進出は凄い!もう、思いっきりやってほしいです残りは!(個人的な感想です。)

あと、毎年恒例ですが、この大会は結構試合続きになるため、かなりの疲労を抱えているのが見える選手もいたりします。しっかり休んで残り1日踏ん張ってください。

ではでは!

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第1戦 vs 野洲高校 3-0勝利・・・逆転2位以内へ向けてまず快勝!

与野八王子グラウンド2011年12月27日与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

GO FOR 2018 CUPも早くも3日目を迎え、浦和レッズユースのここまでの成績は、2勝2敗(7得点6失点)と言う状況。新チームということで、勝つことばかりに執着するのもという意見もあるかと思いますが、やはり今年を締めくくる大会ですので、優勝を目指して戦うべきなのも確か。そう考えた時に、ここまでの成績だと既に他力本願にはなりますが、今日2連勝することで2位に入れる可能性は残せる。だから、今日は勝ちにこだわった部分も見せてほしい。でも、育成もしっかり考えて選手起用をしてほしい・・・と、そんなわがままな考えで見るのがサポーターなのです。

さてさて、昨日、一昨日に引き続き、まずは第1戦とB戦に関して書きます。

3日目の第1戦の相手は野洲高校になります。横浜F・マリノス相手に5点取っていたり、柏レイソル相手に2-2の引き分けに持ち込んでいたりしたかと思えば、前橋育英高校には4失点で敗れていたり、やや読めない相手ながらも、高校サッカーの中では、かなり特殊で攻撃的なサッカーをするという噂は聞いていましたので、そういった相手にどのように浦和が対応して勝利まで持っていくことができるのか、注目して観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と7番繁田秀斗、FWが左に14番長谷優、右に13番立野峻平、真ん中に28番広瀬陸斗

となります。

本来左サイドバックの3番小坂慎太朗がセンターバックという、これまた新しい試みがありつつ、ボランチの位置には4番寄特直人を置くなど、ある程度のバランスを取れる計算がここまでできている布陣や、攻撃の部分では28番広瀬陸斗をフォワードの真ん中に置くなどの新しい形も試されるスタメン構成となっています。

試合開始から、驚いたのは、野洲の布陣。一応4バックなのでしょうが、とにかく両サイドのとる位置が高い。超攻撃的な形ではありましたが、浦和の守備陣がバランスよくパスを回し、トップ下の7番繁田秀斗の読み良く相手の攻撃を摘む動きや攻撃参加など、相手の攻撃に問題なく対応します。

そうなると、浦和の攻めの時に相手が高い位置を取る両サイドがぽっかりあくため、ここを巧みに狙いつつ、引っ張られたセンターバックによってあくスペースにパスを出して狙うという形も何度も作ることができます。

28番広瀬陸斗も前線で体を張ったプレーをすることで、ポストとして落としたり、パスを捌くことで中盤の7番繁田秀斗や8番岸伯富実を経由してサイドに開いてと言う攻撃もスムーズに展開されます。

浦和の先制点は、やはり相手の手薄なディフェンスの裏を突いた攻撃からで、5番佐藤大介がディフェンスの裏へのパスを出したところに8番岸伯富実が抜け出して、キーパーと1対1になり、落ち着いて決めてという形になります。

更にコーナーキックのチャンスで5番佐藤大介がヘッドでゴールを決めたかと思われる場面もありましたが、これはファールの判定でゴールならず。

3番小坂慎太朗がセンターバックに入ることで、より5番佐藤大介が攻撃参加する回数が増え(上がった時に、左サイドバックのケアを3番小坂慎太朗ができるという意味)、相手の攻撃になった時にはボランチの4番寄特直人がしっかり、カバーに入っているというバランスの良さがありました。実際、5番佐藤大介の攻撃参加からのチャンスも多く作っていました。

野洲高校は、おそらく戦術が成熟してくるころには、攻撃の迫力である程度守備の負担が少なくて済むというくらいの破壊力になるのでしょうが、おそらくムラがある状態で、更に浦和の守備のバランスが非常に良いため、現時点では浦和のほうが戦い方で勝っているという状況ともいえると思います。

それでも、相手の攻撃を浦和が耐えるという時間も前半20分ほどからしばらくあったのですが、これに関しても完全にやられたという場面はなかったと思います。

ただし、中盤で攻撃の形を作ることができる浦和ではありましたが、前線でのチャンスボールをトラップミスで逸してしまったり、細かいところでもったいない部分も浦和にも多かったとは思います。

13番立野峻平もシンプルにパスの経由役を果たしながら、惜しいシュートを放つ場面もあったりと攻撃の部分で効果的な動きをしていました。

前半は、1-0で終了。

後半のスタートから、13番立野峻平、7番繁田秀斗、14番長谷優に代わり10番中村駿介、24番関根貴大、21番進昂平が入りました。

フォワードの真ん中の位置に入った21番進昂平。この位置に入った時は、しっかり結果を残している21番進昂平がこの試合もあっという間に得点を取り、2-0。そのすぐ後に、今度は8番岸伯富実が見事なループシュートを放つもこれは、惜しくもクロスバーを叩きます。10番中村駿介が入ったことにより中盤でキープして展開するパターンも加わり、何度も浦和がチャンスを作り、迎えた20分に、パスを受けた21番進昂平がいったん左サイドの5番佐藤大介にはたき前線へ走り、5番佐藤大介がペナルティエリアに上げたボールに対して21番進昂平が合わせてゴール。試合をほぼ決定付ける3点目が入ります。

更に、得点にはならなかったものの24番関根貴大の激しいプレスからのインターセプトを起点に21番進昂平にパスを送りシュートを放つ場面もありましたが、このシュートは枠を捉えなかったものの、このような21番進昂平の得点を奪うためのプレーが多く見られたのは良かったです。

試合終盤は、あえて相手の攻撃をいなすためのプレーを意識してやっているかのような、バックラインでの落ち着いたパス回しで点がほしい相手をいなすこともしつつ、試合は3-0で終了。

文字通り、勝ちにこだわり安定感のあるベースを保ちつつも、新しい試みを入れつつで、しっかり無失点勝利を飾ることに成功し、逆転2位へ向けてまずは一歩前進です。

この試合に関しては、野洲高校の攻撃重視の姿勢があまり機能していないために、浦和にとってやりやすい相手となったのは確かですので、このチームが完成する来年の秋くらいにもう一度どこかで対戦する機会があれば良いなとも思いました。

 

さてさて、この後のB戦の今日の対戦相手は浦和東高校となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに12番西澤秀平、トップ下に20番須藤岳晟と19番安東輝、FWが左に18番倉本隼吾、右に23番條洋介、
真ん中に9番大野将平

となります。

浦和東高校と言えば、近い対戦で言うと昨年の浦和カップで対戦して、激しいプレスで浦和のパス回しがうまくできずにかなり苦戦されたというように、運動量豊富に激しいプレスで苦しめられるというイメージがあるのですが、今回の試合では、そこまでプレスも厳しくなく、むしろ浦和の方が効果的なプレスをかけてボール奪取から攻撃という流れが作れていたと思うような展開になりました。

この大会が始まって、何人かがボランチのポジションを務めましたが、今回新たに12番西澤秀平が務める形を試していましたが、この形も安定感があってよかったと思います。

4番寄特直人同様に、守備の部分にも頭を置きながら気の利いたポジショニングと共に視野広く攻撃に参加したりパスも供給できるという部分で、一つの形としては今後もありだと思います。

この試合で特に目を引いたのはトップ下の位置に入った20番須藤岳晟の球際に激しいプレーで、いわゆる摘む動きを何度も成功させてここから攻撃がスタートしてチャンスができたという回数も多かったと思います。

前半は無得点でしたが、例えば26番森亮太が裏のスペースを狙って12番西澤秀平がそのスペースを狙って攻め上がった場面や、20番須藤岳晟のインターセプトから9番大野将平を経由して左前線の18番倉本隼吾にパスを通してシュートまでいった場面、12番西澤秀平がうまくタメを作って追い越して前線に走った19番安東輝へパスを通してシュートまでいった場面など、チャンス自体は多くできていたのですが、ゴール付近まで攻め込んでからの得点を奪うためのプレーが少しゆるいようにも感じ、それが結果的に前半のノーゴールになってしまった要因かとも思います。

後半スタートから、右サイドバックが29番細田真也から2番新井純平に代わります。

後半も、攻撃の組立自体はスムーズに行くものの、やはりゴール前でのプレーがやや雑と言うか、シュートも枠を捉えない事が多く、次第に浦和東のプレスも良くなっていっていたため、少し危険な雰囲気も感じていたのですが・・・、15分に20番須藤岳晟からのパスを受けた23番條洋介がシュート、キーパーが一度は弾くものの、これを19番安東輝がしっかり決めて1-0と先制するとこれまでの展開が嘘だったかのように得点ラッシュが始まります。

2点目は、23番條洋介のループシュート。2-0

この得点の後に、12番西澤秀平に代わり怪我でしばらく戦列から離れていた31番上野文也、23番條洋介に代わり11番小峯洋介、2番新井純平に代わり29番細田真也が入ります。

3点目は、キーパーのミスをついてボールを奪った9番大野将平が決めて3-0。

4点目は、18番倉本隼吾がループシュートで決めて4-0。

5点目は、9番大野将平が決めて5-0。

なんというか、相手の集中力が切れたこともあるかもしれませんが、1点目が入ってからはこれまでフィニッシュに対して硬さが見えた選手たちが、落ち着いてフィニッシュを決めることができるようになっていましたね。

このゴール以外にも、29番細田真也がディフェンスラインでボールを受けてから、かなりの距離をドリブルで持ちあがってシュートまで持ち込んだ場面や、25番副島暢人の前線の上がれるスペースを見つけた際のドリブルでの攻め上がりも見られたり、得点が入ってからは、枷が外されたかのように、持ち味を見せる選手が多かったと思います。

守備の部分も、安定感のあるプレーができていたと思います。

ということで、1日目2日目と敗れていたB戦でしたが、3日目にして5-0の大勝となりました。

では、後程第2戦の前橋育英高校戦のブログもアップしますね。

ではでは~。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第1戦 vs 横浜F・マリノスユース 2-1勝利・・・勝ち切った!

与野八王子グラウンド2011年12月26日与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日に引き続き、今日もGO FOR 2018 CUP観戦に与野八王子グラウンドに行ってきました。

今日の対戦カードは、10時から横浜F・マリノスユース、13時から横浜F・マリノスユースB、16時から柏レイソルU-18との対戦となります。昨日同様、まずは10時からの横浜F・マリノスユースと13時からの横浜F・マリノスユースB戦について書きます。で、ちょっと休憩して16時からの柏レイソルU-18戦を書きますよ、と。

この大会に入って試合を見ながら、この時期ならではのことに関してしっかり考えて見て、そして伝えられる機会があれば伝えられるように心がけています。

新チームから出場機会を伺う選手たちに起こりがちなこととして、自分たちの学年でやっていたサッカーをやりたいという気持ちが強く、固執してしまうことで、順応するための努力がおろそかになってしまうという怖さ。

上のチームに加わることの難しさに疑問を覚えてしまうことで、苦しんでしまうことが起こりやすい時期でもあります。

トップチームの状況を見ていれば分かるように、まあ浦和の場合は異常ですが、監督が変わることで戦術が変わる、求められることが変わる、増えるなどなどとにかく変化が多いのがサッカーの世界。確かに得意なやり方で最高の力を出せることで成功を収めることは重要ですが、どのような状況でも順応できるようになることもそれと同じくらい必要とされてきます。

なので、この時期から来年の3月くらいまでの公式戦開幕までの時期の主力になるためのアピールをするこの期間で、今求められているチームでの戦い方の中で自分のやりたいこと、得意とすることと少し違う状況が今あっても、その状況に対する向かい合い方を誤らずに、無駄にせずに競争していってもらいたいと思っています。

最低限、今求められる戦術でもできるところをアピールして、その先に自分がやりたい形も加えられるように努力することで、チームとしても更に強くなります。

モヤモヤを抱えているような雰囲気を感じる選手が多いような感じもしましたので、この部分に最初に触れました。

ということで、試合の話に移りますね。昨日の第2戦で、バランスの良い戦い方ができる現時点での布陣がある程度見えたことで、ここをベースにしつつ戦えば一応の結果は出していける可能性を見せてもらいつつ、そこに新しい形、バリュエーションを加えて新チームとしての強さを身に着けるべく、2日目ではどのような戦いを見せてくれるのか楽しみにまずは第1戦の横浜F・マリノスユース戦を見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに3番小坂慎太朗、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に15番金野僚太、右に13番立野峻平、真ん中に24番関根貴大

交代⇒後半20分:15番金野僚太⇒20番須藤岳晟

となります。

守備の部分の大きなポイントとなる、センターバック、ボランチのところの組み合わせは昨日の第2戦と同様になり、ある程度の安定感をもって戦えるであろうと期待できる布陣。サイドバックでは左サイドバックが5番佐藤大介から3番小坂慎太朗に代わっています。攻撃の部分では、おそらく昨年の公式戦では試されたことがない、24番関根貴大がフォワードの真ん中を務める布陣となりました。

スタートから浦和が主導権を握った戦い方ができ、相手の攻撃に対してもバランスよく対応できており、更に、早い時間に先制点を奪うことに成功するという願ってもない出だしとなります。

得点シーンは、2番新井純平が右サイドでボールを受けた時に24番関根貴大が右前方のスペースへ走りこみパスを受けるとそのままドリブルで右サイドを持ち上がり、更にペナルティエリア内までドリブルで進入、更にゴール近くまで持ち込んだところで、ラストパスを走りこんだ8番岸伯富実に出して、難なくゴール。

前半5分ほどのこのゴールで1-0とリードを奪います。

浦和のペースで試合が展開し、いつも通り10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃などが見られる中、浦和攻勢ではあるものの、前線でのコンビネーションがあまり組んだことがない組み合わせからか、しっくりいかないことが多く、鋭くいくも単発で終わってしまう攻撃も多かったとは思います。

15番金野僚太の中へ切れ込んでのシュートだったり、24番関根貴大の仕掛けだったり、13番立野峻平もシンプルに捌いて攻撃を活性化させようとするプレーだったり、以前から触れてきたような個々の持ち味を出した動きやプレーはしているものの、なかなかお互いの動きを理解して細かく仕掛けるというところまで行っていなかったとも思います。

前半は、ほぼ相手の攻撃は問題なく抑えきったものの、追加点は奪えず1-0で終了。

後半に入ると、相手が点を取りに来るためにギアを上げたこともあるかもしれませんが、中盤のパス回しのところで不用意なパスミスなどが目立つ時間帯があり、それでも4番寄特直人がうまくカバーしていたため、大きなピンチというところまではそこまでは行かなかったものの、奪われたところで激しいプレスのために運動量を使って奪い返す、そのプレスや運動量は良いものの、その前のプレーの精度をしっかりしておけば、もっと良いという部分もありつつ。

後半の8分のところで、相手のプレスからの不用意なミスが起こって失点し、1-1とされてしまいます。

先ほど書いたような状況が、間間に入りつつですが、攻撃の部分では大きなチャンスも何度も作り出します。3番小坂慎太朗が左サイドからの攻撃参加を仕掛けてクロスを入れた時に15番金野僚太がペナルティエリア内で受けて、相手ディフェンダーに倒されたように見えましたが、これは流され、24番関根貴大が突破して放ったシュートはゴールポストを叩き、フリーキックのチャンスで10番中村駿介が蹴ったボールに2番新井純平が足で合わせようとするもミートしなかったり、あと一歩でゴールと言う場面はありつつも、得点は決められずに試合終盤まで進んだところで、このまま同点で終わってしまうような雰囲気もあったのですが、24番関根貴大がペナルティエリアで仕掛けて相手のPKを誘い、このPKを10番中村駿介が落ち着いて決めて2-1。結局このまま試合は終了し、浦和の勝利となりました。

何より、勝ち切れたことが良かったと思います。

また、相手に押されている時間帯も後半はあったものの、守備のバランスは良かったと思います。

攻撃に関しては、持ち味を出すことに成功している選手は多かったので、あとは単発にならずにお互いの持ち味を生かし合いながらプレーできるように高めて行けると良いかと思います。

 

続きまして、13時からのB戦になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに7番繁田秀斗、トップ下に21番進昂平と19番安東輝、FWが左に28番広瀬陸斗、右に14番長谷優、真ん中に11番小峯洋介

となります。

後半の布陣は

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに20番須藤岳晟、トップ下に21番進昂平と13番立野峻平、FWが左に14番長谷優、右に24番関根貴大、真ん中に18番倉本隼吾

交代⇒後半30分前後、14番長谷優⇒23番條洋介、25番副島暢人⇒5番佐藤大介、13番立野峻平⇒8番岸伯富実

となります。

なんというか、この試合は、そこまで大きな変化はあったとは思えないのですが、前半と後半で別のチームになってしまったかのような試合となりました。決して後半がやられまくったということではないのですが、前半のものすごい攻撃的でテンポの良い攻めをする戦い方から、後半は、攻撃面でお互いの呼吸が合わなくなってチグハグしてしまったようなイメージでした。

ただ、攻撃的とは言っても、前半得点を奪えず、後半も奪えずに1点取られて0-1で敗戦という結果ではあるのですが・・。

この試合では、7番繁田秀斗の運動量と摘むプレーが効果的に機能し、結構な回数インターセプトに成功していたと思います。攻撃面では、トップ下に入った19番安東輝が良いリズムで何度も攻撃に絡んでチャンスを作っていました。

前半後半共に、25番副島暢人がセンタバックの位置でボールを受けた時に、前のスペースが空いている時に持ち上がって攻撃参加というプレーがこの試合でも何度か見られました。効果的で良いです。

コーナーキックからの21番進昂平のシュートや、7番繁田秀斗のミドルシュート、21番進昂平からのパスを受けた28番広瀬陸斗のシュート、11番小峯洋介のポストから14番長谷優を経由して21番進昂平へつなげてのテンポの良い仕掛け、オーバーラップした26番森亮太からのクロスに7番繁田秀斗が合わせた場面などなど、色々な攻撃の形は作れていたのですが、フィニッシュのところの精度が甘かったとも言えます。

1点は奪われてしまったものの、この試合の守備ラインも1年生だけの組み合わせで昨年U16リーグなど戦ってきた慣れた組み合わせということもあり、それぞれの動きの理解度とバランスは良かったと思います。

どうでも良いことかもしれませんが、この試合の後半に昨年のトレセンリーグの練習試合以来と思われる(自分が見ている限りはですが)、佐藤大介のセンターバックでのプレーを短い時間でしたが見られたのは貴重でした。

そんな、10時からの横浜F・マリノスユース戦と13時からの横浜F・マリノスユースB戦でした。

今日は昨日より、じっくりしっかり見られたのですが、やはり3試合見たので雑だ・・・。すみません。

もう少ししたら、夕方の柏レイソルU18戦書きますね。

ではでは!

 

広島遠征練習試合2011/08/23 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 3-0勝利・・・昨年のU16リーグの進化系

吉田サッカー公園天然芝グラウンド2011年8月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前の試合から数時間、午後からはサンフレッチェ広島ユースとの練習試合が行われました。ちょっと大会形式が良く分からないのですが、午前の試合が大会形式の吉田強化フェスティバルでこの試合は形式的には練習試合になると思います。どの試合も重要なのでだから何という感じですが、一応分ければそうだと思います、はい。

さてさて、大会の開催場所はサンフレッチェ広島の練習場でもある吉田サッカー公園になりますが、ここは天然芝グラウンドが2つ、人工芝グラウンドが1つあり、吉田強化フェスティバルは人工芝ピッチで行われています。

練習試合もそこでやるかと思っていたら、練習試合はかなりきれいに手入れされた天然芝のピッチでした。

午前の試合のモヤモヤを吹き飛ばすためにも、気持ち良く勝ってほしい試合でもありました。

この試合のスタメンは以下。

GKが29番関口亮介、DFがセンターバックに22番寄特直人と4番小出啓太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに15番西袋裕太、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に34番関根貴大、左に14番堀田稜、真ん中に5番進昂平

となります。

どうも、15番西袋裕太がボランチの位置に入ると、昨年のU16リーグの時のイメージが思い起こされてそういうイメージで見てしまうのですが、正にこの試合は昨年のU16リーグの進化系を見るような多彩な攻撃や集中した守備など理想的な展開を見ることができました。

特に午前の試合で、気合いを入れ直したのか4番小出啓太の守備の際の激しさや集中力がかなり凄かったですね。1試合通して集中してプレーしきってましたので。

さて、試合です。

試合開始から20番新井純平のコーチングで動く右サイドと、昨日同様に22番寄特直人が26番小坂慎太朗の左サイドバックのポジションもケアした絶妙のポジションで26番小坂慎太朗が攻撃参加をしやすい位置に意識的に動いてプレーすることで、バランスを崩さずに高い位置からこの試合も26番小坂慎太朗が気がつけば前線で攻撃参加しているという形を作っていました。

4番小出啓太からかなり長いロングフィードを14番堀田稜へ通して一気に攻撃をしかけるなど、浦和の守備ラインからのロングフィードでの大きな展開での攻撃も何度も出ていました。

20番新井純平もサイドへのオーバーラップだけでなく、中へのスペースへ走り込みながらその右サイドのスペースを25番岸伯富実が使うなど工夫された攻撃が良かったですね。

更にこの試合では、フォワードの真ん中の位置で5番進昂平が前線でボールをしっかり収めたり落としたりできていたので、ここに27番小峯洋介が絡んでの攻撃もできていましたし、5番進昂平が攻撃だけではなく相手の守備ラインへのプレスも惜しまず、その中でも体の角度を上手く使いながら相手ディフェンスラインのパスコースを限定させるようなプレスの掛け方で、その限定されたコースへのパスを27番小峯洋介や25番岸伯富実がカットして反撃など効率も良く決まっていました。

理想的な展開をする中で13分に先制点が決まるのですが、この得点までの流れも右サイドで34番関根貴大がパスを受けてドリブル、そして右サイドバックから20番新井純平がオーバーラップして一つおとりを作り、相手ディフェンダーをひきつけつつ34番関根貴大はすかさずクロスを入れ、左サイドから中のスペースへ走り込んだ14番堀田稜へ通し、シュート。このシュートはディフェンダーに跳ね返されるもこぼれ球がしっかり詰めていた5番進昂平にわたり、落ち着いてゴール。

一連の流れが理想的なゴールでした。これで1-0。

そして、この勢いで一気に追加点を奪うことにも成功します。

20分に15番西袋裕太からのロングフィードが右サイドの34番関根貴大に通り、サイドを深くまで駆け上がりクロスを上げたところに5番進昂平が頭で合わせてゴール。割とシンプルなゴールにも感じられますが、相手のマークをはずしながら斜めに走り込んで頭で合わせてのゴールは見事でした。ずっと一緒にプレーしている関根と進だからこその絶妙のタイミングだったからかもしれませんが、見事でした。

これで、2-0。

この後、34番関根貴大の思いっきりの良いミドルシュートなど惜しいチャンスの後、中盤でバランスよくパスを捌いていた25番岸伯富実が見事にペナルティエリア外左から右側に巻いて吸い込まれる見事なシュートを放ってゴール。

前半30分までに3-0とします。

前半を3点リードで終了し、迎えた後半の入り方。ゆるく入って失点すると反撃を食らうため、まずしっかりと相手をいなしていく必要がありますが、この辺りも20番新井純平を中心に声を掛け合いながら問題なく対応していきます。ただ、セットプレーを与えた時の対応は少し危ないようにも見えることはありましたが・・・。ただ、この辺りも声を掛け合って対応していましたのでこれを続けていければ、当たり前にしっかりセットプレーの対応もできるようになると思います。守備も連動です、はい。

結果的に後半は追加点は奪えませんでしたが、後半もほぼ浦和ペースで進めることに成功していました。

この遠征に来てから特に感じるのですが、先ほどの負けた試合も含めて、前線でのプレスの意識やファールギリギリの接触など運動量豊富に高い位置で相手を抑えてしまうような動きが本当に意識的に多くの選手で実践されているのがわかります。

この試合の後半でも、14番堀田稜が前線で激しいプレスをかけボールを奪い34番関根貴大、27番小峯洋介とテンポよく前線の高い位置から攻撃を一気にしかけた場面や、26番小坂慎太朗も前線に上がった時には効果的にプレスをかけて奪って展開など出来ていたと思います。

セットプレーでも得点までは行かなかったものの、15番西袋裕太の高さを活かした何パターンかの攻撃も面白かったですね。更にバリュエーション増やしてください。

後半の交代は20分に34番関根貴大に代わり28番長谷優、30分に5番進昂平に代わって11番中村駿介が入っています。28番長谷優は個人技で何度か惜しい場面を作っていました。やや持ちすぎにも見えますが、時間帯や3点リードと言う状況を考えればOKでしょう。

そして、試合終盤は失点をゼロで抑えるということを意識したパス回しで相手の反撃の意識を削ぎながら結果的に失点0で抑えきりました。

15番西袋裕太のボランチも及第点だと思います。彼に対して激しいプレスがあまりかかっていなかったのもありますが、上手く捌きながら、持ち味である大きな展開もできていましたし、このポジションで今後どのくらいプレーするかはわかりませんが、このポジションでもドッシリできるように意識を高めてプレーしてください。

やはり、見ていて面白いと思うのは、例えば前線で5番進昂平が体を張ってボールをキープします。当然相手ディフェンダーが寄せてくるわけですが、ここで奪われた時にディフェンスラインまで戻ってでもその選手を追いかけて行く。このプレスにより、相手の反撃も一歩遅れて中盤やディフェンスラインが守りやすくなる。こういう激しさは良いと思いますし、勝つために必要な大事な要素でもあると思いますので続けてください。

さてさて、ポイントポイント踏まえると非常にどの試合もいくらでも文章が書けそうなくらいあるのですが、このくらいにしておきます。

明日はヴィッセル神戸ユースとの対戦ですね。

ちょうど、今日の浦和の試合の前にやっていたので見たのですが、なかなか手ごわそうですよ。良い経験を積みつつ手応えもつかみ、勝利も奪ってください。

お疲れさまでした。

ではでは~。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/24 – 1次ラウンド第2日vsベガルタ仙台ユース 4-0勝利・・・この勢いで

大胡総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の2日目になります。

昨日の大宮アルディージャユース戦で後半終盤までビハインドを背負いながらも引き分けに持ち込み、1つの負けが大きく敗退に影響してしまうこの大会で大きな勝点1を奪い取った浦和は、グループ突破を決めるために必須の残り2試合2連勝を目指してまずは、ベガルタ仙台ユース相手に勝利を目指します。

40分ハーフとは言っても、過密な日程の中で行われる大会なので大変です。それ以上に疲労よりもこういう大会では試合ごとにチームの状態が上がっていくことが望ましいわけで、今日の試合は勝利と共に3試合目、決勝トーナメントに繋がる手応えと勢いをつけるための内容が必要になります。

今日の試合は昨年ジュニアユースが高円宮杯出場を決めた大胡総合運動公園サッカー場で行われました。

天気予報では、気温が上がるとありましたが、湿気は多いものの雲が多く比較的やりやすい環境での試合になったと思います。昨日の天然芝から今日は人工芝になったのでそのあたりの変化への対応も必要となりますね。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

1日目のスタメンから、センターバックが4番小出啓太に代わり18番西袋裕太、フォワードの右が13番金野僚太に代わり7番鈴木悠太になっています。

相手のベガルタ仙台ユースがどのくらいの強さなのかは分かりませんが、第1戦のジュビロ磐田U-18相手の試合を観戦していた人のツイッターなんぞ見ていたら、敗れたものの後半はベガルタ仙台ペースだったようなことが書いてあったので、割と手強いのかもしれないという中途半端な予備情報を持ちつつの試合観戦でした。

この試合は、入り方ということで言えばベガルタ仙台ユースにやられたという印象がありました。

試合開始から、やや押し込まれて決定的な場面を作られるものの相手の放ったシュートはポストに当たり失点は免れると、その後は浦和が落ち着いたプレーを見せ徐々に浦和ペースに変わります。

ここ数試合、中盤で思うように動けていない印象のあった14番繁田秀斗の動きやポジショニングが、この試合では「やればできるじゃん!」と声に出して言ってしまうほど(実際には言っていませんがw)よく、これにより、6番野崎雅也、10番矢島慎也にもパスがよく収まり、結果的に全体的にリズムが出て多彩な攻撃が繰り広げられる試合となりました。

ここにいるべきというポジショニングに上手く入っていることから、14番繁田秀斗は自らシュートを狙える場面も多くなりました。

浦和攻勢の時間に多くのセットプレーのチャンスを獲得し、CKで10番矢島慎也の上げたボールに3番寄特直人が足で合わせて後一歩でゴールのシーンなど、セットプレーでもゴールを匂わせるようなプレーが多く出ていました。

前半序盤は7番鈴木悠太と11番堀田稜がポジションチェンジしていたのですが、7番鈴木悠太が入った左サイドで、5番佐藤大介のオーバーラップをおとりにしてドリブルで中へ切れ込んでの仕掛けを見せるなど相手守備陣を脅かすプレーを見せ、その左サイドでのプレーから先制点が生まれます。

前半20分に、左サイドを縦にドリブルで突破し、深くまで切り込んでクロスボールをあげると、右サイドから中に走りこんだ11番堀田稜がヘッドで合わせてゴールとなります。

普段と逆サイド同士のアシストとゴールと同時に11番堀田稜の珍しいヘッドでのゴールでした。不思議な感覚でしたよ。

テンポよく球が回る中で、今日は12番高田拓弥も結果的に得点はなかったものの、彼らしいプレーが随所に見られ、今日のようなプレーが続けば、今後得点を量産してくれる可能性も高いと思います。

また、前の試合では、ほとんどオーバーラップが見られなかった20番新井純平ですが、この試合では比較的バランスはとりながらではありましたが、多く見ることができました。実際に、パスが渡ってクロスまで行く場面も何度もあり、更に前回はなかったシュートを狙う場面もあり、また、彼ならではかもしれませんが豪快にオーバーラップする動きがディフェンダーをひきつけて、スペースを空けてそのスペースを他の選手が使うというプレーも出ていました。後は、クロスの精度を上げてバリュエーションを増やしていけば、相手に脅威になることは間違えないですね。

前半は1-0で終了。

後半は、早い時間に追加点を取ってしまえばこの試合は一方的にできそうだと思って見ていたのですが、期待通りの追加点があっという間に入りました。

11番堀田稜が相手が守備ラインに厳しいプレスをかけ、インターセプトに成功、すかさず12番高田拓弥へパスを通し、パスを受けた12番高田拓弥が落ち着いて11番堀田稜へパスし、キーパーと1対1の場面を作ってゴール。

見事なインターセプトからのゴールでリードを2点に広げます。

更に、得点にはならなかったものの、中盤からの攻撃の仕掛けで、右サイドの20番新井純平がオーバーラップを仕掛けたところにディフェンダーが全体的に右サイドにつられた所で左サイドのスペースが空き、そこに11番堀田稜が走りこんだところにパスが通り深くまで仕掛けるなど動きでスペースを作る形からの攻撃は見事でした。

後半12分に10番矢島慎也に代わり8番片槙吾が入ります。

後半に入っても14番繁田秀斗の動きの質がよく、経由した攻撃が多く見られました。

一方的な浦和ペースながら、3点目がなかなか決まらないまま試合は終盤となり、迎えた38分。18番西袋裕太からのロングボールが相手ディフェンダーの裏へ抜け、そこを狙って飛び出した14番繁田秀斗が見事に抜け出しキーパーが飛び出してきたところにループ気味のシュートでキーパーに触られるもののボールはゴールに吸い込まれゴール。

見事なゴールで3-0とします。

得点後に、7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、14番繁田秀斗に代わり24番中村駿介、続いて12番高田拓弥に代えて9番長坂竜一が入ります。

終了まで数分というところで、このまま終了するかと思われたロスタイムに11番堀田稜が左サイドをドリブルで切り込み、ゴール前をしっかり見てゴール前の8番片槙吾へパスを通し、8番片槙吾がペナルティエリア右に走りこんだ23番岸伯富実にラストパスを送り、23番岸伯富実が落ち着いてゴール右隅に流しこんでゴール。

この4点目と同時に試合終了の笛がなり、結果的に4-0の大勝となりました。

もう一方の大宮vs磐田の試合がスコアレスドローだったため、得失点差で浦和がグループ1位になりました。今回の結果により、火曜日の磐田戦で引き分けでも1位通過となる可能性がでてきました(大宮が仙台相手に大勝すると得失点差で抜かれる可能性がある。)

もちろん今日の試合で勝利できたことが最も大事なことではあるのですが、今日チームでできたプレーの質の高さというものが物凄く重要であり、今年の浦和レッズユースが目指すサッカーができたことが見ていて嬉しかったですね。自信を持ってプレーすることで、パススピードも上がっていましたし、あれくらいのパススピードで攻撃を展開できれば、これまでに苦戦した相手にも勝つことができていたのにと思ったりもしましたよ。

後は、フィニッシュの部分で今日は決定的なチャンスでもう少し落ち着いて決められていたら、もっと得点できていたというくらい決めなければならないチャンスで決められなかったことが多かったのも事実ですので、これらはしっかり意識して治していく必要があると思います。1点で勝負が決まるような難しい試合では、今日なら許されるシュートミスも後悔の対象になってしまうのですから。

とにもかくにも、楽しい試合でした。次はもっと楽しい試合を見せてください!

自分達のプレーに自信を持って、今日の勢いをそのままぶつけていけば大丈夫です!全国大会は、実力と共に勢いも凄く大事ですからね。

楽しみにしています。

ではでは~!

 

練習試合2011/07/18 浦和レッズユースvs滑川総合高校 11-0勝利・・・シュート打たれてないかも!?

レッズランド2011年7月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中の彩の国カップの尚美学園大学から場所を移りまして午後からはレッズランドで滑川総合高校との練習試合を観戦してきました。今日は、トレセンマッチデーのため、多くの1年生がそちらに参加していることもあり、浦和は余剰3人のみでほぼフル稼働。対する滑川総合高校は結構な人数でしたので、浦和にとっては体力的にも試される練習試合にもなったと思います。

試合形式は35分×3本

得点がたくさん入りましたので、まずスタメンと得点経過をざっと書き出しますね。

1本目(4-0)

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番今泉賢人と6番副島暢人、右サイドバックに2番上野文也、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに32番條洋介、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に28番長谷優、左に8番倉本隼吾、真ん中に19番大野将平

得点者:2番上野文也(10分)、28番長谷優(15分)、19番大野将平(25分)、27番小峯洋介(30分)

2本目(2-0)

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番今泉賢人と15番小出啓太、右サイドバックに5番西山航平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに21番繁田秀斗、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に8番倉本隼吾、左に28番長谷優、真ん中に19番大野将平

得点者:2番今泉賢人(25分、30分)

3本目(5-0)

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番上野文也と6番副島暢人、右サイドバックに15番小出啓太、左サイドバックに5番西山航平、MFがボランチに32番條洋介、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に21番繁田秀斗、左に28番長谷優、真ん中に19番大野将平

得点者:27番小峯洋介(15分、20分)、28番長谷優(25分)、25番岸伯富実(30分)、32番條洋介(35分)

 

例の如く、練習試合仕様の背番号のため、やや混乱しますね。2番は二人で間違えありません。対戦相手の滑川総合高校ですが、ちょっと力の差が大きいようで、この相手に対してのプレーでどこまで良い悪いを判断して良いのかわかりませんが、2本目のやや相手の集中力が高かった時に攻撃で停滞した中でセットプレーで2番今泉賢人が2点決めたのが印象的でしたね。また、27番小峯洋介の攻撃意識やプレーの質がよく実際にトータルで3点取っているのですが、全体を通してよかったと思います。

また、今日はボランチの位置で多くの時間出場していた32番條洋介ですが、相手のプレスが弱いのでボランチとしてのプレーの良い悪いは判断し難いものの、球捌きの強弱や攻撃の際のパスの試みはやはり少し独特のものを感じます。周りとの呼吸が合ってくると面白そうです。

5番西山航平が左サイドバックの3本目にオーバーラップして深い位置からのクロスで28番長谷優の得点をアシストしていたのもある意味印象強かったです。

タイトルに書いたような、シュートを全く打たれていないということはないとは思うのですが、特に3本目の35分間は、1番三上綾太はバックパスの時くらいしかボールを触っていなかったのではないかと思うくらい浦和の守備エリアに相手が侵入してこなかったと思います。

こういう試合になると、なかなかアピールが難しいとは思いますが、集中が切れそうな3本目での5得点は見事でした。

体力的に過酷な天候、状況の中お疲れ様でした。

ではでは~。