U19日本代表のベトナム遠征(ヌティフードカップ2014)2014/1/8 vsU19ベトナム代表戦を観戦

トンニャットスタジアム2014年1月8日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

着いた時のチケット不安は、なんのその。充実したホーチミンでの日々を送っております。日本代表を長く応援して来られた方が、ホーチミンに駐在されており、その方にお世話になり、チケット問題も解決、それ以外の部分でもお世話になってのホーチミン生活です。初戦は、ホテルからスタジアムまで送っていただいたのですが、第2戦は、先方が仕事ということで、自分でスタジアムまで行くことになり、初めてバイクタクシーというものを利用してみました。素敵な体験でしたw

ということで、第2戦の8日は、地元U19ベトナム代表との試合になります。第1戦の時同様に、チケットは完売で、スタジアムは超満員という状況になりました。本当にフル代表以外のカテゴリでここまで盛り上がるベトナムという場所には驚いています。

そもそもテレビ放送の関係でキックオフ時間が変更になり、チケットもスタンプ対応になったりするのですが(以下写真参照)

トンニャットスタジアム2014年1月8日

入場ゲートも臨機応変に変更されるようで、第1戦の時は、Cとスタンプが押されたチケットでDに入ることに変更されていたと思ったら、第2戦は、そのままDのスタンプはDから入ることになっていたり、まあ、ゴチャゴチャなわけでして、そもそも、お世話になった方が、完売になったところを何とか手に入れてくれたチケットということでエリアは、まちまちなのですが、第2戦に関しては、それで助かりました。というのは、ちょうどDのエリア側が日本側だった(とはいっても、私とその方以外は、おそらくみんなベトナムを応援している人たちでしょうがw)んですね。

なので、ようやくU19日本代表を応援に来たという気分に浸れましたw

さてさて、そんなこんなで試合ですが、第1戦はどうしたのかというくらい、U19日本代表がU19ベトナム代表を圧倒する試合になりました。正直、第1戦のU19ベトナム代表の試合も見ていたので、その印象からすると、ここまで差がつくかというくらいの7-0の圧勝でした。

その中でも、うれしかったのが関根貴大のゴールですね。ただゴールを奪ったというだけではなく、ドリブルで長めの距離を一気に相手ディフェンス陣を抜き去って、シュートも落ち着いてゴール左隅を狙って決めてくれたんですね。まさに「関根貴大らしいゴール!」見られました。

そして、このU19日本代表では、基本的にフル稼働を強いられる印象がある広瀬陸斗は、2試合連続フル出場で勝利に貢献していました。

第1戦の序盤の勢い+αを、この試合では、かなり長い時間持続させ続け、迫力面でも完全に相手に優っており、まあ、とにかく完勝ですね。

初戦で躓いてどうなることやらと思われる部分もあったものの、この試合で7-0で大勝したことにより、最終戦でU19ASローマに勝利すれば、ほぼ確実に(U19トットナムがU19ベトナム代表に今回の試合以上の差をつけて勝利されない限り)逆転優勝できるであろうという状況になりました。

グループステージのような大会では、3試合目は大幅にメンバー変更をということがあったりもするかと思いますが、今回のように3試合のトータルで順位が決まる大会で、最終戦に優勝の可能性が残されるという流れで来ているので、おそらく、メンバーを大幅に変えることはないと思うので、浦和レッズユース出身選手たちには、もうひと踏ん張り、そしてあわよくば得点も奪ってもらいたいな~と思いつつ、9日はまた観光して、10日にしっかり最終戦を見られればと思います。

浦和に関連した選手に限らず、このカテゴリのU19日本代表の選手は、U16日本代表の時代から比較的多く足を運ばせてもらっている世代なので、愛着のある選手というのが多いんですね。だから、いつの間にかJリーグでも新人王になってしまった南野拓実だったり、このU19日本代表では、やや控えが多くなっている高木大輔もそうですし、ユースで試合を見る場合は敵になることが多かったものの、大宮アルディージャの大山啓輔も愛着があるといえばありますし、多くの選手の様々な状況を見ながら、様々な環境状況の選手に対して、思い思いに見させてもらっています。そういう選手が多い代表なので、ある意味ばたばたもしています(笑)

だからこそ、そういう思い入れのある選手が多い代表を見ているだけに、一つ要求があるとすれば、比較的注目されやすい、欧州の強豪クラブに勢いで飲まれて負けてくれるな!強さをしっかり見せつけてくれ!それだけですね。

U19ASローマをしっかり倒して終わってくださいね!

えと・・・第3戦は・・・、よくわからないですけどA5というエリアから応援しますw

ではでは。

トンニャットスタジアム2014年1月8日トンニャットスタジアム2014年1月8日トンニャットスタジアム2014年1月8日

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おまけの写真です。

U19日本代表のベトナム遠征(ヌティフードカップ2014)2014/1/6 vsトットナムU19戦を観戦

トンニャットスタジアム2014年1月6日

どうも、浦和サポブクメです☆

お騒がせしましたが、試合観戦できました。ベトナムがここまでサッカー熱が強くなっているとは、正直想像もしていなかったため、準備不足でなんとなくホーチミン入りした今回の遠征ですが、ちょうど、こちらに在住で日本代表をこれまで応援してきた方から、チケット完売の情報をいただいたのですが、結果的にその方にお世話になる形で、チケットは入手することができ無事試合観戦できる流れとなりました。

大会1日目は、15:40~U19日本代表vsU19トットナム、18:00~U19ベトナム代表vsU19ASローマという流れでしたが、現地の方としてはメインとなるU19ベトナム代表の試合前から、思った以上に多くがスタジアムで観戦する形となり、ベトナム代表の応援エリアなど、すでに関係ない試合でも太鼓使ったりして盛り上がっていたりと、とにかく驚きました。何しろ、フル代表ではなく、U19ですからね。

この試合は、浦和レッズユース(まだ浦和レッズユース所属という表記で良いですよね?)からは、関根貴大と広瀬陸斗の2人がスタメン出場していました。

試合は、日本が先制して、追いつかれ逆転され1-2と言うことで、今回は勝負にもこだわって臨んだであろうU19日本代表としては、課題が多く残る結果になったと思います。

東南アジア特有の湿気はあるものの、思ったよりは気温は上がっておらず、コンディションとしては最悪ではなかったと思いますが、ピッチコンディションにはかなり苦戦を強いられたようですね。

魅せる場面は多く日本にもありましたが、決めきれない場面が多かったのが気になりました。逆に、相手は、決めるべきところではしっかり決めて来てそのあたりが敗戦につながってしまったのかなと思ったりします。

あ、でも浦和レッズユースの選手はということで言えば、試合終盤に2番広瀬陸斗がペナルティエリア付近でロングパスを見事なトラップからクロス気味のシュートがクロスバーをたたく場面などありましたね。サイドからのクロスの精度がこの試合ではあまり良くなかったのが気になりました。

関根貴大は、気の利いたプレーに徹していた分、自らでゴールに向かう回数が少し少なかったのが気になりましたが、パスを受ける回数は多く、動きとしては悪くなかったと思います。

この試合の後のU19ベトナム代表vsU19ASローマの試合も後半途中まで観戦しましたが、そのころには、チケット売りすぎじゃないかというくらい、満員+αの観客と盛り上がりで純粋に楽しんでしまいました。サッカーにおける勝負での強さという部分では、ASローマが数段上でしたが、U19ベトナム代表のレベルもやはり期待されている世代ということも含めて、一人一人のレベルも高く、見ごたえのある戦いを見ることができました。

・・・と、そんなこんなで第1戦観戦できました!のブログでした。

ではでは。

トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日

トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日

トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日

トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日トンニャットスタジアム2014年1月6日

おまけの写真です。

20日インカレ、21日U18日本代表。少しずつ西へ移動し、22日高円宮杯U15へ

平塚競技場2013年12月20日

平塚競技場2013年12月20日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

移動、移動の年末サッカー三昧がスタートしております。22日からスタートするジュニアユースの高円宮杯の大阪を目的地とし、まず20日は、平塚競技場でインカレを観戦。この日の2試合は、大阪体育大学vs東海学園大学、明治大学vs専修大学ということで、残念ながらいずれもベンチ入りは果たせなかったものの、大阪体育大学の1年生には長谷優、東海学園大学の2年生には長坂竜一、明治大学の3年生には矢島倫太郎、専修大学の1年生には中村駿介、4年生に新井貴晴、加瀬光、利根川良太がいる(現在サッカー部からは退いている選手もいるようです)ということで、楽しみに足を運びました。

まあ、平日の朝の渋滞を完全に甘く見ていて、それでも頭の中では、第1試合に余裕に間に合う予定が、気が付けば第1試合の後半になんとか間に合うくらい遅れてしまいましたw

ばたばたとしつつ、2試合を観戦。浦和レッズのアカデミー出身選手が出場していなかったので試合には特に触れません。ただ、やはり守備が固くて、チャンスの時に決定力があるチームが大学サッカーでは強い印象があります。専修大学は、別の要素で強さを見せる少し珍しいタイプですが、面白いサッカーしますね。

来年も所属する選手も多いので、来年は出場している姿が見られればうれしいです。

ということで、試合会場の神奈川県の平塚でインカレを観戦し、翌日の予定が浦和レッズユースから、関根貴大、広瀬陸斗、茂木力也の3人が選出されているU18日本代表の日本体育大学との練習試合観戦ということで、場所は、エコパスタジアムの隣にある補助競技場ということで、この日は、そこまで30キロくらいの距離にあるホテルまで車で移動しました。

エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日

ということで、21日。今まで、トップチームの試合で駐車場を使えないエコパスタジアムが、改めてこういう機会に足を運んで駐車場が解放されているときだと、これだけ駐車場の数があるのかと、別の意味で新鮮な感想を持ちつつ、U18日本代表の練習試合を観戦。日本体育大学にも2年生に浦和レッズユースの広瀬健太がいるため、もしかしたらいるかなと思っていたのですが、おそらく日本体育大学は1年生中心のメンバーだったと思われ、いませんでした。

茂木力也を含め、少し前にU17ワールドカップで見たメンバーの何人かが召集されての練習試合でしたし、今のU18日本代表のメンバーにも浦和がらみではなくても割と知った顔がいたりするので、普通に楽しんじゃいました。

U17のサッカーは別のサッカーになるため、U17からの選手がどのような印象を持ってやっていたのかなど、気になります。

ということで、21日の静岡(エコパ付近)から22日の大阪の間をとってどこまで移動して宿をとるかと考えつつ、今は奈良駅から車で10分くらいのホテルでブログを書いています。

もう少し、早めにブログを書こうと思っていたのですが、250キロくらい運転したらやはり疲れたようで、気が付いたら眠ってしまってました。

そんなこんなで、明日からいよいよ、浦和レッズジュニアユースの最後の公式戦となる高円宮杯が開幕します。前回見られた試合から、だいぶ期間が空いてしまい、結局その間の練習試合なども1試合も見られなかったので、現状がどのようなのかは全くわかりませんが、とにかく、思いっきり悔いのないように戦ってもらえればと思います、楽しみに足を運びます!

ではでは。

エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日

エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日

エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日

エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日

エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日エコパスタジアム(補助競技場)2013年12月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/12/08 最終節 – 浦和レッズユースvsFC東京 U-18 2-0勝利・・・人事を尽くして天命を待つ

東京ガス武蔵野苑多目的グランド2013年12月8日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップが終了してからのプリンスリーグ残り3試合。その時点で9位という順位にいた浦和レッズユースに奇跡が起こるためには、ブクメ個人的には、周りにいた方にはよく話していたのですが、一つ順位を上げて、8位まで上げておけるかどうかが重要だと思っていました。当該チームの対戦カードを眺めてみても、そのために浦和レッズユースに必要な勝ち点は3であると思っていました。

そこまで自力で上げることができれば、後はどのような結果でも受け入れるべきであるし、10チームのリーグで、下位2チームから脱出した段階でも降格があるというのは、通常であれば特殊と考えるべきケースですから。

だから、彼らが今日自力でその順位に到達してくれたこと、最後の試合で見せてくれた、試合運び含めての勝負強さ。そこを誇りに感じています。あとは、待つだけですから。

では、浦和レッズユースの今シーズンの3年生が参加する公式戦最終戦となるFC東京 U-18戦について触れていきたいと思います。

ここ最近の、浦和レッズユースを取り巻く環境というのは、これでもかこれでもかと、過酷な環境が用意されていくもどかしいもの。

今シーズンに関しては、チーム状況とは別に、久しぶりにアウェイで最終戦を迎えることになりました。そして、よりにもよってそのアウェイでの環境が、強制的に一面のゴール裏からの観戦しか許されないFC東京武蔵野苑多目的グラウンドなわけですね。最終戦なのに、サッカー的にはあまりしっかり見ることを許されない状況でした。

浦和レッズユースの試合をブクメが観戦するようになってからのこのグラウンドのイメージは、正直悪く、2009年の夏に、何が起きているのだろうと目を疑いたくなるような大敗があり、その時の記憶が今でも鮮明に蘇ってきます。なので、そのイメージを払しょくしてくれた意味でも今日は大感謝の1日でもあります。

そんな最終節FC東京U-18戦の浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に3番森亮太、右に16番小木曽佑太、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に2番細田真也、ボランチに14番斎藤翔太と17番勝野瑛、トップ下に27番邦本宜裕と23番安東輝、FWが7番広瀬陸斗

となります。

ここ最近のスタメンから変更された選手の状況としては、4番茂木力也は、累積警告で出場停止。10番関根貴大は、体調不良明けということでベンチからのスタートとなっていたようです。

先ほど書いたように、ゴールの真裏のグラウンドと同じくらいの高さで観戦するということで、試合の細かいところがすごくわかりにくい試合ではありましたが、前半は、こちらのゴールに向かって浦和が攻めてくるということで、何かゴールマウスを守っているような位置で浦和の攻撃を見ることができたので、それはそれで実際楽しくもありました。ある意味新鮮w

試合のスタートから、7番広瀬陸斗と27番邦本宜裕のポジションの入れ替わりがスムーズで2つの当て所があるような状況のなかで、27番邦本宜裕に預けて周りの選手がスペースに動いてという攻撃が機能している印象がありました。

3分には、27番邦本宜裕がパスを受けるとそのまま持ち上がり、クロスに23番安東輝があと一歩で合わせられればという形を作ります。

6分には、14番斎藤翔太から右前線の2番細田真也にパスを通しサイドからの攻撃でクロスに対して27番邦本宜裕がヘッドで合わせます。

8分にも、23番安東輝の仕掛けからゴールに近い位置でフリーキックを獲得し、攻撃。

9分には、27番邦本宜裕からのパスを受けた17番勝野瑛がゴールに向かって仕掛ける形を作ります。

12分には、相手の不用意なパスを23番安東輝が奪い、27番邦本宜裕とのワンツーで前線に仕掛けます。

そして、待望のゴールが16分に生まれます。

右前線でパスを受けた2番細田真也がドリブルで仕掛け、角度のないところでクロスを上げるような態勢から直接ゴールを決めます。一見、クロスがそのまま入ったようにも見えますが、ゴール真裏から見ていた様子では、ゴールを見てから狙いすましているように見えましたし、狙っての見事なゴールと言えると思います。

これで1-0。

30分には、先制ゴールを決めた2番細田真也が右サイド低めの位置で味方からのパスをダイレクトで前線の7番広瀬陸斗に供給し、さらにテンポよく抜け出した27番邦本宜裕にパスを供給し、仕掛ける形を作ります。

40分にも、7番広瀬陸斗と23番安東輝の連携で仕掛ける形を作り、ぎりぎりで相手ディフェンダーにクリアされたもののコーナーキックのチャンスを得ます。

43分には、27番邦本宜裕からのクロスに17番勝野瑛が長い距離を走ってペナルティエリア内まで侵入して合わせましたが、惜しくもゴールの右に外れます。

守備に関しても、相手前線に大型でスピードもある選手のサイドからの攻撃など対応を誤ると危険という仕掛けをされましたが、マッチアップした16番小木曽佑太がしっかり跳ね返し、更に2番細田真也も鋭くプレスをかけて奪うことに成功しており、鋭さのある攻撃の割には、どっしりと守れている印象がありました。真ん中で8番須藤岳晟も守備を意識したコントロールができており、左サイドも3番森亮太と22番荒木聡太のところで問題なく対応できていたと思います。

印象として、17番勝野瑛と14番斎藤翔太の2人が特に、今日は攻撃の部分でリスクを負いすぎなくても、前線で攻撃が仕掛けられるために意識を守備に置きながらバランスを取って、ここぞというタイミングで攻撃参加するという形を取り全体として攻守のバランスが良くできていたと思います。

1-0で折り返しての後半。

今度は、はるか向こうの方で浦和の攻撃繰り広げられるような観戦ポジションになるので、正直後半に関しては、あまり浦和がどういう攻撃を仕掛けていたのか、前後の距離感的なところでほぼわかりませんでした。

逆に、守備の部分が良く見える後半。

なので、誰から誰にパスでゴールに迫ったかくらいしかわからなかったのですが、まず4分に7番広瀬陸斗が抜け出して仕掛けてシュートを相手キーパーが弾くというチャンスを作っていましたね。

5分には、23番安東輝からのサイドからのクロスに14番斎藤翔太が狙ったと思われるチャンス。

7分には、17番勝野瑛が7番広瀬陸斗とのワンツーで抜け出す形を作ります。

13分に、23番安東輝に代わり10番関根貴大が入ります。

23分に、その10番関根貴大からの縦パスを受けた27番邦本宜裕がドリブルでもち上がり、裏に抜ける7番広瀬陸斗にパスを通し仕掛ける形を作ります。

24分に7番広瀬陸斗に代わり11番進昂平が入ります。

前半と比べると、やや後半は、攻撃のところでの落ち着きどころが作りにくい、前半より引っかかりやすいことが多く、やや忙しない攻守の切り替えになるような時間帯も多くなったような気もしますが、集中力自体は試合を通じてしっかり持ち続けることができていました。

おそらく、この試合で唯一の決定的にやられたかもしれないという場面は、35分くらいにサイドからのクロスがゴール前を横切って行った(相手選手が触ったら失点というところで2人くらいに詰められていた)場面くらいでしょうか。

36分に27番邦本宜裕に代えて9番小川紘生が入ります。

41分に14番斎藤翔太のドリブルからコーナーキックを獲得しチャンスを作ります。

そのコーナーキックのチャンスでキッカーの9番小川紘生から、3番森亮太への少し長めに下げるショートコーナーで、3番森亮太らしい力強いクロスボールがゴール前に供給されてチャンスを作ります。

43分には、3番森亮太から11番進昂平、10番関根貴大、再び11番進昂平とつながり前線に仕掛けます。

気が付けばアディショナルタイムに入っており、残り3分、1点リードという状態。おそらく、ここからの終わり方が、トップチームを含めて浦和レッズの1年通しての課題だったと思います。ここで、相手の前がかりな攻めで追いつかれたり逆転されたり、そういう弱さが見えていたところで、今日は、10番が試合を決定づけてくれたわけですね。

アディショナルタイムに入ったところで、右前線でパスを受けるとするするとドリブルで持ち上がり、角度がないところから、おそらく右アウトサイドでキーパーの左下を抜く低めのコースを狙ってのゴールだったと思います。

説明の必要はない、10番関根貴大の今年1年の全てを振り払う、試合を決めるゴールで2-0と残り時間で考えれば決定的なゴールを奪い、その後、17番勝野瑛に代わり13番條洋介を投入し、試合はそのまま2-0で終了となりました。

勝ち方としても、最高の勝ち方で勝ち点3を積み上げて、当該チームが敗れたことで順位を1つ上げて浦和レッズユースのプリンスリーグの2013シーズンは、8位で終了となりました。

タイトルにも書きましたが、まさに、人事を尽くして天命を待つ。その条件に最終戦で達したという終わり方だと思います。どちらに転んだとしても、中断期間以降の3試合で浦和レッズユースがやるべきことは果たしたと思っています。

さてさて、3年生にとってはこの試合が最後ということになりましたね。

今年の浦和レッズユースの3年生は、私がジュニアユースの試合もしっかり観戦しようと決めて初めて1年通してジュニアユースの公式戦を見つめてきた時の最高学年に当たる世代になります。

3年生から見たということで、誰が誰だかよくわからないところで、マーボー?キーボー?と、呼ばれ方と実際の選手を一致させるところで???と苦戦したとスタートだったのをよく覚えています(笑)

最近は、個性が強い選手が多いという世代が多い印象もありますが、その中でも彼らがジュニアユースの3年生の時のイメージは、キャプテンを務めていた須藤岳晟が強烈にチームをまとめていた印象があり、自発的にチームとして動けるという印象。チームとして動くことで力をより発揮していた印象が強かったんですね。

そして、ジュニアユースからユースへの変化、サッカーへの考え方や進路、個々の選手が依存度を減らして人間的に成長が求められ、3年経っての最高学年としての今年ということで、ジュニアユースの時との違いと変化の部分が、3年間すべて体制の変化と付き合ってこなくてはならなくなった事情含めて、かなり大変な流れに翻弄されてしまう1年となったような気もします。最高学年としてジュニアユース時代にチームとしてまとまり過ぎていたことが影響して余計に苦しむことになった部分もあると思います。

浦和の下部組織の体制の問題、やり方、曖昧な方針の問題は、当然チームとして真剣に話し合われて新体制が考えられていくと思いますので、昨年も同じようなことを書きましたが、今年が苦しい1年だったと考えるのであれば、今年くらいの逆境に対しての免疫はついたと考えるのが、一番今後にとってはプラスに作用します。

チーム、組織というものは、長くいると一つのキャラクターのようなものが確立されてしまい、とかくその中で思うような立場にならない時に、ネガティブなイメージを描いてしまいがちです。ユースという環境は、留年があるわけでもないので3年間で必ず一区切りとなり、新しい世界に移ることになります。

この環境を見つめてきて、毎年毎年思うのは、環境の中でのキャラクター作りによって、本来の力が評価されにくくなってしまう選手も多いと良く感じます。出場機会に恵まれなかった選手が、じゃあ、実力的に劣っているのかと言われれば、まったくそういうわけでもなく、環境面や人間関係の中で認められにくい状況に追い込まれてしまっているなという場面も良く見てきました。

だからこそ、練習試合なども含めて見られるときには見て、そういうところも感じて見つめてきました。

サッカー選手として生きるための次のラウンド、サッカー選手を経由しての別の道という次のラウンド。目指すところは、人それぞれ変わっていくと思いますが、新しい環境での成功を心から願っています。

下部組織の試合でよく見かける顔、足を運んで見つめているサポーターは、そこに在籍したすべての選手のことをずっと気にかけていくのです。それだけは、ずっと心に留めておいてください。

私も、選手に負けないように、自分ができることを探して、新しい挑戦をどんどんやっていこうと思います。

3年間(ジュニアユースからの選手は6年間)お疲れ様でした!

本当に貴重な時間をわけてくれありがとうございました!

ではでは。

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おまけの写真です。

2013 Jユースカップ第21回Jリーグユース選手権大会2013/11/02 1回戦 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 3-1勝利・・・静岡遠征の借りを返せ!

西が丘サッカ-場2013年11月2日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本来ならば、場所も、かなり足を運びやすく見やすい西が丘サッカ-場ということで、もっと多くのサポーターが足を運ぶであろうJユースカップ1回戦でしたが、なんというくじ運(?)か、トップチームのナビスコカップの決勝戦と同日で掛け持ちが難しい日程となってしまいましたね。

グループを2位で通過した浦和レッズユースは、この決勝トーナメントを1回戦から戦います。そして、2回戦は、ジュビロ磐田U-18と相手ホームでの対戦も既に決まっています。

連日試合ということではないのですが、勝ち進むたびに週末ごとに、東京→静岡→大阪と、遠く遠くへと進んでいくような感じのスケジュールになっています。

浦和レッズユースとしては、今月下旬に再開されるプリンスリーグまでに、準々決勝まで行われるこの大会で、しっかり前進して勢いに乗った形でプリンスリーグの残り試合に進めるような形にできれば最高かと思われます。

ピッチコンディションが最高かと言えば、この時期ですのでそうとも言えないものの、曇りのコンディションで肌寒いくらいの気候ということで、試合環境としては、グループステージでの雨の影響をピッチがもろに受けていたここ数試合を考えれば、かなり良い状況と言えると思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に5番齋藤一穂、右に35番小木曽佑太、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に3番森亮太、右に2番細田真也、ボランチに17番勝野瑛と13番條洋介、トップ下に23番安東輝と10番関根貴大、FWが7番広瀬陸斗

となります。

プリンスリーグで既に2度対戦している相手ということで、ある意味勝手知ったるとも言える相手ではありましたが、開始早々にインターセプトの形から3番森亮太につなげ、大きな展開で10番関根貴大につなげ仕掛けるなど、浦和の方が出足が優って攻撃に転じて攻め入る回数が多いスタートとなりました。

また、今日の序盤ペースを握った中で特にカギとなっていたのは、7番広瀬陸斗の上下の動きからの裏を狙う動きの質の高さにあったとも思います。

この動きにより、裏へのパスに抜け出してゴールに迫る動きや、また6分の攻撃の展開も一つ今日の象徴的な攻撃の一つとなったと思うのですが、バックラインから35番小木曽佑太が縦への長めの楔のパスを入れた際に7番広瀬陸斗がうまく下りて球を受けて、10番関根貴大につなげて仕掛けるというような形も、序盤から多く見られました。

やはり、時間がたつにつれて、長めのパスが多くなってしまう部分は、あったものの、これまでに比べると中盤で23番安東輝や10番関根貴大を経由してという攻撃の組み立てが多くみられるようになってきたように思います。

長めのパスにしても、13番條洋介や17番勝野瑛から精度の高い展開が多く見られたのも印象的でした。

前半の浦和の大きなチャンスとして、20分前後に、23番安東輝のドリブルから得たフリーキックや、ポストに当たる惜しい場面、10番関根貴大のミドルシュートなど、ゴールに迫る時間帯があり、27分にも17番勝野瑛から3番森亮太、10番関根貴大、23番安東輝とテンポよくパスが回って仕掛ける場面もありました。

15分前後に、少し相手にチャンスを連続で作られる場面があったところを抑えたところで20分前後からよりゴールに迫った形が増えた中で、待望の先制点が28分に入ります。

細かい流れまで見えなかったのですが、ゴール前の混戦状態に持ち込んだ中で最終的に10番関根貴大がしっかりと押し込んだ形でのゴールとなり浦和が1-0と先制します。

先制点の直後にも、23番安東輝が右でパスを受け、左の近い距離に入った10番関根貴大にパス、高めに上がってきた17番勝野瑛にいったん下げたところで、17番勝野瑛がミドルシュートを放ちますが、ここは惜しくもキーパーに反応されます。

その後も36分の、10番関根貴大と23番安東輝のパス交換から、右サイドの2番細田真也につなげて2番細田真也が右サイドから攻め上がりチャンスを作るなど、追加点が入りそうで入らない惜しい形も何度か作ります。

前半終了間際に、バランスよく守っていた守備が少し乱れてパスを奪われて決定的な形を作られて、PKを取られてもおかしくないような状況がありましたが、ここはPKの判定はなく、やや判定にも助けられたような印象もありつつも、失点は免れ前半を1-0で折り返します。

後半は、開始早々の1分に、浦和が見事な追加点を決めます。

相手ディフェンスラインの前のスペースで23番安東輝がパスを受けてボールキープした瞬間に10番関根貴大が全力で23番安東輝を追い越したところでタイミングよくパスを出し、相手をひきつけつつやや左の角度がないところから、クロスをペナルティエリア右のスペースに入った7番広瀬陸斗に上げ、落ち着いて頭で押し込んでゴール!

一連の流れが見事なゴールでリードを2点に広げます。

後半の出だしで得点を獲れたことで、後半も浦和ペースで試合を進めます。

・・・で、10分~30分くらいまでの時間帯なのですが、9月のU15日本代表のマレーシア遠征の時に知り合った方と話し込んでしまいまして・・・しっかり見れていません(笑)←笑うなしっかり見ろですねw

ただ、その時間帯も多くのチャンスを作っているのはわかりましたし、攻め込んでいると思ってパッと見たら10番関根貴大が決定的な形を作っていたり、コーナーキックだったり、浦和がチャンスを作っている場面は多かったのはわかります!

この時間帯の間に、3番森亮太に代えて22番荒木聡太が入っています。

そして、再び30分くらいからしっかり見ています。

32分に、7番広瀬陸斗が再びゴールを決め、3-0と試合を決定づけます。

34分に、2番細田真也に代えて19番橋岡和樹、38分に10番関根貴大に代えて21番小島良太が入ります。

21番小島良太の動きながらのポストプレーなども見えつつ、1点を狙ってリスクを負って攻めてくる相手にやや終盤は攻め込まれる時間もあり、40分に1点返されるものの、その後42分に17番勝野瑛に代えて38番高橋聡史、45分に7番広瀬陸斗に代えて15番清川大輝を投入し、戦い切った浦和が3-1で勝利となりました!

3点差まで広げたこと、1点返されたのはもったいないですが、得点だけの問題と言われるかもしれませんが、前半のPKを取られたとしても、トータルでは勝ちましたよという勝利です。

課題がないとは言いません。引き続き、疑問に思う部分も何点かあったりはしますが、ある程度、この選手がどっしりしたらチームとして落ち着いてくるだろうという選手が起用される時間も増えてきたこともあり、リーグ戦でのアウェイでは、勝ちきれなかった横浜FCユース相手にしっかり強さを見せて勝利できたことは収穫だと思います。

守備のところも、より言葉でのやりとりの中でのコミュニケーションも多くなっているように感じますし、良い傾向だと思います。

そして、1回戦を突破し、一歩前進、静岡に駒を進めました。ジュビロ磐田U-18と言えば、直接的に公式戦で対戦した記憶はないのですが、強引にこじつけてみれば、今年の新チームがスタートして最初の静岡遠征の際に清水フェスティバルが始まる前日に練習試合として組まれたアウェイのジュビロ磐田U-18との練習試合で点差をつけられて敗れています。

場所は、少し違うにしても、磐田のホームでしっかり勝利して借りを返し、準々決勝でまず、準決勝の下見に大阪に行ってやりましょうよ!

気持ち良い勝利でした!

ではでは!

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おまけの写真です。

 

2013 Jユースカップ第21回Jリーグユース選手権大会2013/10/26 第3試合 – 浦和レッズユースvsザスパクサツ群馬U-18 3-1勝利・・・今後の可能性も感じた試合

関東学園大学サッカー場2013年10月26日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レッズランドでのジュニアユースの試合終了後すぐに向かったのですが、15分ほど遅れての到着になってしまいました。

ということで、場所を群馬県太田市に移しまして、関東学園大学サッカー場で行われたJユースカップの第3戦vsザスパクサツ群馬U-18戦を観戦してきました。

天気予報通り、午後から天気は回復して、ユースの試合は青空の下で行われましたね。しかしながら、ピッチ上は、やや水がたまっているような個所も多い中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に5番齋藤一穂、右に35番小木曽佑太、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に3番森亮太、右に7番広瀬陸斗、ボランチに17番勝野瑛と26番松崎洸星、トップ下に23番安東輝と10番関根貴大、FWが24番倉本隼吾

となります。

メンバー構成をざっと見た限り、選手の特徴と組み合わせを考えると、このようなメンバーでスタートからチームをじっくり作れていれば、かなり強いベースとしてのメンバーになっていただろうなと思うような構成に感じます。

24番倉本隼吾は、もしかすると公式戦では初スタメンかもしれません。ただ、ここ最近の練習試合など見た時に、かなり質の高いプレーができていたので、この起用には期待しました。

メンバーを確認した時には、上記のように感じたのですが、やはり、チームとして考えると、ここ最近の流れをそのままに、連携などの部分がなかなかうまく行かず、どうして、それぞれの選手の動きがぎこちなくなって、結果大きな展開と無理な突破が多くなってしまうのだろうという展開が多く感じられました。

相手は、予想通り守備的に守備ラインとボランチもやや低めに位置している状況の中で、そこを崩すための工夫がなかなか見いだせず、23分には、逆にカウンターで決定的な場面を作られたものの、相手のミスで失点は免れました。

ドリブルでの無理な仕掛けなどが目立つ中で、34分に26番松崎洸星からの折り返しを17番勝野瑛がミドルシュートで狙い、枠は外れたものの軌道弾道としては、惜しいシュートとなりました。

しかしながら、その直後の35分に、失点を喫し0-1とビハインドを負う展開になります。

39分に24番倉本隼吾に代わり2番細田真也が入ります。

この交代で、2番細田真也が中盤の右に入り、フォワードの位置には、7番広瀬陸斗が入ります。

この交代とポジションチェンジの直後に、7番広瀬陸斗が裏へ抜け出しアウトサイドで放ったシュートがクロスバーを叩く惜しい場面があり、そのこぼれ球を2番細田真也が狙うもシュートは枠を外れます。

42分にも26番松崎洸星から2番細田真也とつながり、クロスに7番広瀬陸斗が合わせる形を作ります。

前半終了間際には、コーナーキックの場面で5番齋藤一穂のヘディングシュートが枠をとらえるもキーパー正面でキャッチされます。

前半は、0-1で終了。

後半に入り、10分までに相手ゴール前で数回セットプレーのチャンスを獲得し、23番安東輝から惜しい形が生まれるもゴールには至らず。

数人が絡むという形にはならないものの、10番関根貴大とほかの選手が絡む形でゴールに迫る場面は増え、セットプレーのチャンスも増えますが、なかなか同点ゴールが奪えないままに、時間が過ぎます。

嫌な流れになりかけた28分に、同点ゴールが生まれます。

左サイドでパスを受けた3番森亮太が、キーパーとディフェンダーの間に早いパスを入れると、ギリギリのタイミングで7番広瀬陸斗がキーパーより先に障り、キーパーに当たりこぼれるも、これを押し込んでゴール。見事なゴールで1-1となります。

この同点ゴールにより、浦和の攻勢がさらに強まり29分には、17番勝野瑛のミドルシュート、30分には、どの選手だか確認できませんでしたが惜しいヘディングシュートなど逆転ゴールを奪いに行きます。

34分に、3番森亮太に代わり29番川上開斗が入ります。この交代で入った29番川上開斗のサイドからの積極的な攻撃参加により、サイドからの攻撃も活性化され、よりチャンスが増えました。

より得点のにおいが強くなる中で、39分に17番勝野瑛に代えて39番松澤彰、40分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

そして、アディショナルタイムに入るか入らないかというところで、待望の逆転ゴールが生まれます。

バックラインでパスを受けた35番小木曽佑太が中盤のスペースの良いポジションをとった10番関根貴大に楔のパスを通すと、パスを受けた10番関根貴大は、そのまま反転してドリブルで仕掛けます。そして、相手ディフェンダーを交わしてゴールを決めて、2-1と逆転します。

更に、アディショナルタイムには、26番松崎洸星がワンツー(誰とパス交換したのかは確認できず)で抜け出しそのまま左サイドを駆け上がり、深くまで持ち込んでゴール前にグラウンダーのクロスを上げ、走りこんだ39番松澤彰が合わせ、クロスバーを叩きつつもボールはそのままゴールラインを割り、3-1となります。

その後、10番関根貴大に代わり37番松尾佑介が入り、しばらくして試合終了の笛がなります。

終わってみれば3-1の勝利で、このグループでの2位以内は確保し、本戦の出場権を獲得しました。

・・・と、一通り試合の流れを漠然と書いてみましたが、試合の流れに沿ってどうしてかな~と思うことを加えていくと、以下のようになります。

まず、長身の24番倉本隼吾がスタメン出場という流れになっていたのに、どうして裏へ抜ける動きばかり供給するのかな~と。10番関根貴大だったり7番広瀬陸斗など裏へ抜けて仕掛けるタイプだったら、それでも良いとは思いますが、なぜ、それでも裏へグラウンダーが多いのかと疑問がありました。

試合展開の中で、相手の守備の陣形と数を考えると、守備ラインとボランチのところの小さいスペースのところでかき回す動きをする選手が欲しいと感じた時に、どうして23番安東輝がそこのスペースに入ってキープしながら展開する動きだったり、スペースを使うのがうまい26番松崎洸星などにそこをかき回す仕掛けをさせないのか。後ろからも展開できる17番勝野瑛と組んでいるのだからもっと、26番松崎洸星が頻繁にそこに入っていくような指示があっても良いのではないか。

逆転ゴールの10番関根貴大のドリブルは◎です。しかしながら、前半から相手が集中して人数をかけて守っているところへ強引に仕掛けたドリブルは△です。

要は、ドリブルを仕掛けるときの相手の状況をしっかり察知して仕掛けているかどうかということなのですが、攻撃が単調で相手が読みやすい状況での強引な突破は、成功する確率はあるとしても、かなり低いので、そのあたりを使い分けられているかどうかが結構気になります。

ただ、結果的に自然とそうなっていった、後半35分過ぎくらいからのサッカーは、今後に可能性を感じさせるものも多くありました。チームとしての動きが、急にハイレベルな段階に達していました(一応説明を加えておきますが、そこまでに出ていた選手のプレーが悪かったというわけではありません。)

う~ん、なんというか、イメージとしては、ピッチ外では仲が良さそうなチームに見えるのに、試合が始まったピッチ内では、仲が悪そうなサッカーになっているのが今シーズンのこれまでなんですよね。何かに縛られ、味方を見ることができなくなっているような。

そうさせてしまっているのは、何が理由なのかは、サポーターとして外から新チームを半年以上見ていますが、正直いまだにわかりません。

これまで見てきた選手の特徴を考えても、今日のような組み合わせのメンバー構成は、全国レベルで問題なく戦えるくらいの質に持って行ける可能性を秘めていると思うんですね。

でも、今日の試合は久しぶりに楽しかったですよ。パワープレーも一つのオプションではありますが、パワープレーではない形でもぎとった3得点ですからね。

今日の試合にヒントはたくさん隠れていると思います。

ではでは!

関東学園大学サッカー場2013年10月26日関東学園大学サッカー場2013年10月26日関東学園大学サッカー場2013年10月26日

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/08/24 第10節 – 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 2-3敗戦

浦和サポブクメです☆

スタメンと交代と得点経過書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に6番吉原大、MFが左に7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大、真ん中に17番勝野瑛と8番須藤岳晟、FWが左に9番小川紘生、右に11番進昂平

となります。

交代は、12分に19番橋岡和樹に代えて27番邦本宜裕。20分に7番広瀬陸斗が退場して一人少なくなった後に、11番進昂平に代えて2番細田真也、35分くらい(時間不明)に17番勝野瑛に代えて13番條洋介、40分に8番須藤岳晟に代えて23番安東輝。

得点経過は、後半4分に失点で0-1、22分に失点で0-2、37分に2番細田真也のアシストで前線に残っていた5番齋藤一穂が決めて1-2、38分に失点で1-3、43分に10番関根貴大が個人技で相手ディフェンダーとの駆け引きに完全に勝ちゴールで2-3。

クラセンでのサンフレッチェ広島との戦いが継続できれば、良い流れになりそうと思っていた部分。そして、先日まで足を運んでいたジュニアユースのクラブユース選手権での選手の気迫のこもったプレー。

それらを踏まえて今日足を運んだ身としては、正直、今日の試合は見ていて悲しくなりました(嘘、イライラしていました。) 結果とは別のところですよ。

おそらく、チームの中でそれぞれの主張があるとは思いますが、バラバラですね。まずいですよ。これは、今年の浦和レッズユースが、良い意味では、今日再び4-4-2にフォーメーションを変更していたように、柔軟に変更ができる部分はありますが、やはりチームとして大切にするものがしっかり浸透されていないために、それぞれの主張が絡み合っていないのかな~とも思います。

ブクメが、最初に浦和レッズユースに引き寄せられた魅力の一つは、試合に臨む姿勢。

何はなくとも、そこが大前提になっているところで、チームとして上手く行かなくてもその姿勢があれば、一歩一歩前進して行ける。粗削りでも、戦う姿勢、試合に臨む気持ち、そういった姿勢の部分がしっかりしている限りは、サポーターとして共に戦うことができる。

同じ、浦和の下部組織に足を運ぶサポーターの中でも様々なスタンスで応援するサポーターがいますが、私にとっては、そこが最重要要素なのです。

どんなにテクニックがあっても、未来が嘱望されているような入り方をした選手でも、この要素が欠けている選手が、一流の選手になれるとは思っていません。

今のチームを見ていると、選手同士でじっくり腹を割って、戦術とかではなくて、チームとしての姿勢をしっかり、同じ方向を向けるようにしていかないと、取り返しのつかないことになると思います。

どの選手が出場しているから、いないから、それ以前のところに問題があるような気がします。

将来のために、難しい状況の中で日々戦っているという環境下は理解しますが、あなたたちには、応援のために足を運ぶサポーターがいます。なかには、時々足を運んで表面的なところだけ見るサポーターもいますが、良く見かける顔は、特に浦和のサポーターは、選手の気持ちや姿勢の部分を重視して見ています。

私たちが臨む姿勢の先には、「未来を切り開いていく」という、大きな要素が含まれていると思っています。

今置かれている環境に甘ったれてませんかね?言い方を変えれば、環境を言い訳にして、大事なことを忘れていないですか?

なんか、そういう部分でのもどかしさの形が見え隠れする試合でしたね。

シュートを打てる場面で、パスを選択してしまう回数が増えているのはどうしてですかね?

後半スタートした瞬間に、ロングボールに対して3選手が勢いよく上がっていった部分とか良かったです。一人少なくなってから、10番関根貴大がものすごいプレスを相手ディフェンダーに対して一人でかけに行っていた場面は良かったですが、どうしてチーム全体に響かなかったのでしょうね。得点も見事でした。

1点返した場面で、5番齋藤一穂が前線にいるとは思っていなくて、2番細田真也からのロングパスをトラップして振りぬくまでの流れで、最初はまさか5番齋藤一穂が得点したとはわかりませんでしたよ。

やってるよ、うるせーよ、こっちだって、色々悩む状況なんだよ、悔しいんだよ。

色々あるかもしれませんが、今日は、正直、試合に臨む姿勢にイライラして試合後荒れ気味になりましたよ。

ということで、変化に期待しています。

来週末は、ジュニアユースの2年生のスペイン遠征に足を運ぶ予定のため、プリンスリーグには足を運べませんが、足を運んだ方に、結果だけではなく、チームとしての良い部分での変化があったことを後で聴けるように楽しみにしたいです。

ではでは。

NTT東日本志木グラウンド2013年8月24日NTT東日本志木グラウンド2013年8月24日NTT東日本志木グラウンド2013年8月24日

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日本クラブユースサッカー選手権 ラウンド16 2013/07/29 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 2-2(延長戦2-3)敗戦・・・共に戦いたくなる試合

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日の試合でだって、納得できないことは多くありましたが、今シーズンがスタートして、初めて気が付いたら試合に入り込んで応援してしまっていた、そんな試合となりました。去年、この場所で、鹿島アントラーズユースと対戦した時のような、審判のおかしな判定の連発に触発されてのものとは全く別な意味での、そういう感情が見る者に沸いた試合。それが今日の試合でした。

昨日1次ラウンド最終戦を行い、疲労が残る連戦となった今日の決勝トーナメント(ラウンド16)は、そういった体を更に鞭打つようなしっかりした雨の中で行われました。気温という点では、今日も比較的涼しくはありました。

今日の対戦相手は、サンフレッチェ広島ユースとなります。昨年のJユースカップで相手のホームで敗れた相手ですね。比較的、ホームに近い場所での再戦と位置付けて、なんとしても倒したい相手でしたし、そういった背景は別としても、勝ちたいという気持ちが、選手の体を動かしていた、非常に見ごたえのある試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に6番吉原大、右に4番茂木力也、MFがボランチに14番斎藤翔太と8番須藤岳晟、左に7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大、FWが左に9番小川紘生、右に11番進昂平

となります。

昨日と全く同じスターティングメンバーになりましたが、なぜか松崎洸星と安東輝がベンチ外となっていて撮影をしていました。あと、條洋介の姿が見当たらなかったのも気になりましたね。

試合は、開始早々動きます。

雨の中ということもあると思いますが、ディフェンスラインでの連携でのミスを相手に狙われて開始1分に失点というスタートになります。

前半の序盤は、やや相手の攻撃に対して、対応が中途半端になってしまう場面がポツポツあったものの、逆に相手のディフェンスラインとボランチのところに明らかな穴があるという、ところでいわゆる、最近よく使われる言葉で言うと、中盤にプレスをかけるとミスが生まれることが多く、ロングボールに対しては、ディフェンスラインが下がりすぎてくれるために、バイタルエリアと呼ばれるところに大きなスペースが空くんですね。

この辺りの守備の不安定さを浦和もしっかりついた攻撃で大きなチャンスをたびたび作ります。

失点直後の2分に、その大きく開いたバイタルエリアから相手のディフェンスの寄せが間に合わないタイミングで10番関根貴大が豪快にシュートを放ち、シュートは枠を捉えたものの僅かに高く、クロスバーを叩きます。

5分に4番茂木力也からのロングフィードが7番広瀬陸斗に通り仕掛けます。

こういったロングボールを相手が跳ね返した時のボールが中途半端になり、更に特に7番広瀬陸斗や9番小川紘生が今日は中盤から相手のバックラインにかけて激しくプレスに行くことでミスを誘うことも多く、高い位置で奪って仕掛けることもできていました。

そして、8分に7番広瀬陸斗が中盤でインターセプトし、9番小川紘生、11番進昂平とパスがつながり、空いたスペースに走る10番関根貴大にパス。ここでも、相手のディフェンスラインと中盤の隙間が空きすぎていて、相手がプレスをかける前に10番関根貴大が思い切ってシュートを狙い、これが豪快にネットを突き刺しゴールとなります。これで1-1の同点。

ただ、相手の守備の対応がお粗末なのと同様に、浦和も何か相手の攻撃(特に個人でサイドから仕掛けてきた時)に対して、簡単に行かれてしまう場面が多く、13分に右サイドからの突破からクロスを挙げられて再び失点を喫してしまい1-2とリードを許します。

15分過ぎくらいからは、浦和が守備の部分でも安定してくる中で相手の守備は不安定な状態のままということで、浦和の攻勢がより多い時間帯となります。

19分に、8番須藤岳晟のインターセプトから前線の9番小川紘生にパスが通り、裏を狙う11番進昂平にパスを通そうとするもわずかに合わず。

21分には、11番進昂平から7番広瀬陸斗にパスが入り、右前線の10番関根貴大にパスが通り、ここからドリブルで相手ディフェンダーを抜き深く仕掛けていくも、得点には至らず。

22分にも、19番橋岡和樹の右サイドバックからの縦への長めのパスを受けた10番関根貴大が右から仕掛けて、クロスに対して11番進昂平が走りこむもわずかに相手の方が先にさわりクリアされます。

その直後には、4番茂木力也から11番進昂平への楔のパス、11番進昂平が中盤から前世のスペースへ走る14番斎藤翔太へ下げ、空いたスペースから思い切ったミドルシュートを放ちます。

そして、迎えた22分右サイドで10番関根貴大がドリブルを初め、対応した相手ディフェンダーをあっさり交わしきってペナルティエリア深くまで侵入し、更に中へ向かって持ち込んでラストパスを11番進昂平に送り、これを11番進昂平がしっかり押し込んでゴール。再び2-2と同点に追いつきます。

完全に浦和が主導権を握っていた、前半の残り20分ほどは、11番進昂平のヘディングシュートや、9番小川紘生からの落としを8番須藤岳晟が左前線に展開して3番森亮太がクロスをでゴール前に上げた形、7番広瀬陸斗の思い切ったミドルシュートなどチャンスは多く作るも、相手の明らかな穴に対して、徹底的に付くというところまでは行かず、逆転まで持っていくことができずに終了します。

後半も、得点が動きそうな予感がする流れではありましたが、後半は相手チームも穴となっていた部分をケアする選手を一人置き、修正してきたこともあり、前半とは打って変わって拮抗した展開になります。

後半開始早々に7番広瀬陸斗のミドルシュート、4分には左サイドで7番広瀬陸斗がスルーし、3番森亮太にパスが通り左から仕掛けて前線の9番小川紘生にパスが通ってシュートまで持ち込む形を作ります。

10分に、決定的な場面を相手に作られるもシュートミスに助けられます。

12分には、19番橋岡和樹の右サイドからのクロスを相手ディフェンダーが跳ね返したボールに中盤の14番斎藤翔太が反応してミドルシュートを放ちます。

相手の守備が前半よりも安定してきていたことはあるものの、それでも守備の選手が引きすぎて中盤が大きく開く場面は、前半同様に何度もあり、逆に浦和としてもそこを狙うイメージはあると思うのですが、やはりここ数試合での疲労がたまっているのか、思うように使い切れていない印象がある後半でした。ただ、選手の戦う姿勢が本当に伝わってくる試合になっていて、疲労を気持ちが凌駕する(可能性も感じられる)というか、その意味で、交代の判断に関しては、ベンチも相当悩んだと思われます。

実際、この試合の最初の交代は後半24分の、10番関根貴大に代えて27番邦本宜裕でした。明らかに疲れてはいたものの、交代の時の10番関根貴大の交代したくないという悔しい表情がこの試合の浦和の選手たちの戦う気持ちの象徴的なシーンだったとも言えますね。

雨と言う状況を生かした形として、26分に19番橋岡和樹が狙ったのかミスキックかは分かりませんが、相手キーパーに向かってかなり高めのボールを蹴りこみます。普段であれば、なんなくキャッチされるところでしょうが、雨の影響もあってかこのボールを相手がキャッチできずにこぼれ、そのボールはゴール方向に向かって行ったのですが、相手選手がしっかりカバーしていたため、ここでの得点はならず。

しかしながら、この場面以降、少し高めのボールが入った場合は相手キーパーがキャッチではなくパンチングで弾く傾向が強くなり、そこから浦和のチャンスとなる回数も増えてきました。

30分には、14番斎藤翔太から7番広瀬陸斗を経由し、左サイドから3番森亮太がクロスを狙い、いったんディフェンダーに跳ね返されるも、再び奪ってクロスを狙います。

38分に、浦和が決定的なチャンスを作ります。カウンターの形から19番橋岡和樹が中央付近の高い位置でパスを受けてドリブルで仕掛けペナルティエリア付近まで持ち上がります。相手ディフェンダーが一人対応するも自らで仕掛けても良い場面だったのですが、ちょうど良いタイミングで11番進昂平も走っていたこともあり、ここでかわしてシュートではなく、パスを選択し、結果的に守られてしまう場面がありました。ここは、前線でのプレーを望む19番橋岡和樹には、シュートと言う選択肢をとってほしかったです。

41分に9番小川紘生からのクロスが11番進昂平へ渡りシュート。相手に跳ね返されるもののコーナーキックのチャンスとなります。

42分には、27番邦本宜裕が左サイドで豪快な突破を見せて持ち上がり、クロスを上げるもここもゴールにはつながらず。

後半終盤は、27番邦本宜裕が絡んだ形での大きなチャンスも多く生まれたものの、逆転ゴールを奪うことはできず、試合は2-2で終了し、延長戦に入ります。

延長前半スタートから、7番広瀬陸斗に代えて2番細田真也が入ります。この交代で、2番細田真也が右サイドバックに入り、19番橋岡和樹が右前線の攻撃的なポジションに上がります。

1点を奪うために、延長前半8分に11番進昂平に代えて20番東伸幸を投入。徹底的にロングボールを20番東伸幸に当てる作戦をとり、この狙いに20番東伸幸はしっかり応えて前線へのハイボールに対して、かなりの高確率で相手ディフェンダーに競り勝って落とし、浦和が圧倒的に攻める形を作ります。延長後半途中には、19番橋岡和樹に代えて21番小島良太を投入し、更に前線を活性化して得点を狙いに行くも、決めきれず。一度、27番邦本宜裕が胸トラップで抜け出してゴールを決めた場面があったのですが、これはトラップの時点でのハンドの判定だったのですが、遠目に見ていても手に当たったボールの軌道ではなかったんですね。それでも、遠かったので、ハンドがあったのかなと思ったのですが、近くで見ていた方が言うには、27番邦本宜裕の手ではなく、相手選手の手に最初に当たっていたということでした。

どうりで、普段、あまり判定に対して、怒ったりしない27番邦本宜裕が、明らかにおかしいという表情を見せていたわけですね。でも、まあ、やや審判を敵に回すような雰囲気になっていた時間帯ではあったので・・・。それでも試合結果を左右するところなので、悔しいですね。

ほぼ浦和が一方的に攻めていた延長戦の中で、決めきれない中で、カウンターに対しても守備陣がしっかり対応していたのですが、たった一度、相手のスルーパスが裏へ抜けたところに相手選手がしっかり反応して抜け出しており、落ち着いて流し込まれてしまい、失点。

勝負の世界と言うのは酷なものですね。

ただ、今日の試合に関しては、1次ラウンドで淡々と戦って大勝した試合などより、ずっと見ている側としても伝わってくるものがありました。

サッカー界で賛否両論がある、戦術的な精度の高いサッカーと、やや戦術としては荒っぽくなっても、勝負の場面で果敢に仕掛けていくサッカー。今日の試合は、後者の展開の浦和を見ることになった試合となりました。

ハイレベルな戦術のサッカーを行うチームがもてはやされる傾向がユースでも強くなりつつある中ですが、今年の浦和は、その戦い方に中途半端に比重が置かれようとしているのかな~と感じる部分があり、正直見ている側には、この世代ならではの、魅力が伝わってこない状況になりつつあるような気がしていました。

手探りな状況は、当然ありますが、今日のような試合を見ると、やはり浦和の下部組織が目指すのは、多少雑になっても果敢に仕掛けるような姿勢を重要視しながら、そこに戦術も組み込まれていくような。

戦術徹底的で個を重視しないあのチームの戦術4割くらい、攻撃的だけど荒っぽさが時折手に付けられないくらいになってしまう個性重視のあのチームの6割くらい。

ブクメ個人的には、3:7くらいでも良いと思うのですが、一応浦和レッズの下部組織と言うところに考慮してそう思うようにしています。前者の割合を小さくしすぎてしまうとトップチームの戦術とどんどん離れて行ってしまいますからねw

そうそう、オフィシャルページでは、ユースの説明のところで「プロのトップチームで活躍できる選手」とあるのですが、今大会のプログラムでは、「トップチームで活躍できる選手」になっているんですよね。

ちょっとした言葉ですけど、「(他チームも含めた)プロの」なのか「浦和の」なのかで、まったく育成の根本となる方針が変わってくると思うんですよね。

ブクメは、浦和の下部組織が他チームのまねをする必要はないと思うんですよ。そして、浦和のトップチームとつなげて考えると育成に一本線が通らなくなる状況が今後も続きそうなので、独自路線に完全シフトしてやってもらいたいです。

トップチームに下部組織から排出する選手は、原口元気のような戦術を超えて決定的な仕事をできる選手でよくないですかね?そういう選手を作り上げるには、トップチームを意識した戦術にする必要はないと思うんですね。

個性が強くて少し生意気な選手でも、使って育てる方法をとっても良いのではないですかね?そういう選手が、外されるチームになると、チーム自体が大人しくなってしまうのではないか。

そんなことを考えながら、今年は見続けているのですが、そういうことに左右されて監督やりにくそうだな~と思うことが多々あります。

でも、今日の試合を見ていると、浦和の下部組織が向かう道としてはやっぱりこれだなと言う要素が強く見えたんですね。全国大会の決勝トーナメントというモチベーションが影響したこともあると思いますが、選手自身今日の試合には、今シーズンこれまでに感じたことのない感覚があったと思うんですね。

だからこそ、こういった感覚をもっとこの大会で味わってほしかったので今日の敗戦は、ただこの大会での結果がベスト16で終わってしまったということではなく、その部分で特に悔しいです。

ブクメは、凄く要求が高いので、浦和の下部組織からは、現状で海外に重宝されているタイプの日本人選手のような海外に通用する選手だけでなく、フォワードとして決定的な仕事をするタイプの選手の育成ができると思うんですね。そういう選手が好まれる土壌にあると思うんですよ、浦和のサッカーが好きな人達には。

今日の浦和レッズユースの戦う姿勢は見事でしたよ。正直、冷静な目ではなく、純粋に応援してしまっている時間の方が今日は長かったです。そういう戦いができること、凄く凄く重要です。

大切にしてください。そして、出来る限り常にどのような試合でも、この姿勢で臨み続けられるようにしてください。

お疲れ様でした!

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

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おまけの写真です。

日本クラブユースサッカー選手権1次ラウンド第2日2013/07/26 – 浦和レッズユースvsガイナーレ鳥取U-18 7-0勝利・・・得失点差のアドバンテージ

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日

どうも、浦和サポブクメです☆

大会も2日目になりました。ブクメも、1日目の経験を生かし、今日は予想外の渋滞でバタバタしないために、早朝の明らかに混まないであろう時間に出発し、早めに現地に到着しまして、仮眠をとりつつ、万全の態勢(?)で会場に入りました。

今日も天候は不安定な様子はありましたが、昨日に比べると、雨も試合中は全く降らず、天候に影響されることがない条件にはなったと思います。やや、群馬らしい暑さになる兆候はあったものの、そのあたりも9時キックオフのおかげで助けられた感じもあります。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFがボランチに14番斎藤翔太、左に22番荒木聡太、右に10番関根貴大、真ん中に9番小川紘生と26番松崎洸星、FWが11番進昂平

となります。

こういう大会では珍しく、第1戦と比べてメンバー変更とポジション変更が多く見受けられる試合開始時の状況となりました。19番橋岡和樹、22番荒木聡太、26番松崎洸星が第1戦では出場していなかったメンバー。14番斎藤翔太は、ボランチへポジションを移し、10番関根貴大は中盤の右へ移り、センターバックも右左入れ替わっていたと思います。

夏の連戦ということで、メンバーをうまく入れ替えながら戦うことは望ましいことだとは思います(選手にとってこういう変更がやりやすいかどうかは分かりませんが、ポイントはそこではないですよね、たぶん。)

まずグループステージを危なげなく突破するために最重要視されると思われていたのがこの試合で、浦和としては、第1戦で敗れたこともありますが、この試合では勝利と共にできるだけ多くの得点を奪うことが要求されます。その点に関して、しっかり結果を残してくれた試合となりました。

今年の浦和がなぜか陥ってしまうことが多くなる、相手の状況に対応してのチームとしての動きができずに、淡々といつものペースで試合を進めてしまい、実力差がある相手にも関わらず、何か相手と良い勝負になっているような展開に見えてしまうケース。

実際、今日の試合は、今日のような相手に対して効果的なプレーで打開した先制点を奪うまでは、思った以上に危険な流れに引き寄せられていた試合と振り返ると感じられるものでもありました。

まず、これも当然起こり得ることではありますが、昨日は途中からも出場しなかった選手で今日いきなりスタメンになった3選手は、この試合が大会の開幕のようなものなので、試合開始からしばらくは、緊張感漂うプレーになりぎこちなくなっている様子が見受けられることもありました。

相手の状況を見てみると、明らかにバックラインと中盤が人数をかけて守備を意識した距離感で攻撃に関しては、前線にいる、長身の選手に当ててくるだろうというという相手の布陣に対して食いついてこないにも関わらず、後ろ側でボールを回している状況だったり、それでもチャンスになる形もあったものの、人数をかけた相手守備陣のところで不用意なパスを出すなど目立ちました。

攻撃の仕掛けを書き出してみますと、2分に5番齋藤一穂からのロングフィードを11番進昂平が前線で受けて、左の22番荒木聡太に渡しての仕掛け。3分に19番橋岡和樹が右サイドからドリブルで仕掛け、10番関根貴大に渡し、10番関根貴大がドリブルでサイドから仕掛けていく形。7分には、11番進昂平から、26番松崎洸星、左に展開し22番荒木聡太へ繋げようとしたところで相手にカットされた形。10分の22番荒木聡太から左サイドバックの3番森亮太へパスからのクロス。11分の10番関根貴大から11番進昂平に繋げてシュートを狙った形。21分の19番橋岡和樹が11番進昂平とのワンツーで抜け出してサイドから仕掛けた形。

攻撃の回数ということでは、当然引き気味に対して多くなったものの、それらの攻撃が相手にとってどこまで脅威になっていたかと考えると、それほど脅威に感じさせることができないような、相手にとって対応しやすい攻撃が多かったように感じます。

浦和としても、ここ最近の相手と比べてみても、久しぶりに守備を相当意識してきた相手と対峙したことで、攻撃の課題の部分がより露骨に見えてしまうような前半30分くらいまでの展開ではありました。

ただ、今日の相手に関しては、実力的に差があるため、その突破口を開くというところでは、先制点を決めてしまうために、思い切ったプレーを誰かができるかどうかが鍵になるかと思っていましたが、そのカギとなるプレーをしたのは26番松崎洸星でした。

今日は、緊張していた部分もかなりあったのでしょうが、序盤は、彼らしくないプレーが多い印象がありましたが、やや落ち着いて、らしいプレーが増えてきた35分に中盤やや高めでパスを受けた時に人数をかけた相手ディフェンスに対して、思い切ってドリブルでかわす選択肢を選び、1人2人交わしたところで、ふわりと浮かせたパスを裏に出すと、こういうパスに反応できるのもさすがだと思いますが、11番進昂平がしっかり裏に脱け出してパスを受けてゴール。

26番松崎洸星の駆け引き勝ちとも言えるプレーを起点にして待望の先制点を奪うことに成功します。このゴールがきっかけとなり、浦和のゴールラッシュが始まります。

先制点の直後の36分に、今度は11番進昂平からのパスを受けた10番関根貴大が、ペナルティエリアの僅か外くらいからグラウンダーでコースを狙ったお得意のシュートを放ち、これが決まって2-0となります。先制点までは時間がかかったものの、前半残り5分くらいで一気に2点を奪い、かなり楽な形で前半を終了します。

後半スタートから、22番荒木聡太、26番松崎洸星に代わり、7番広瀬陸斗、8番須藤岳晟が入ります。難しい展開を打開して先制点の起点となった26番松崎洸星が後半はより得点に絡む動きが出るだろうと思っていたところでの交代だったのでやや残念ではありますが、こういう交代にも慣れてきました。選手も慣れてきたかな?

メンバーは交代しても、勢いにのる浦和のペースは変わらず、前半終盤の流れそのままにゴールが量産されます。

まずは、1分に右サイドバックの19番橋岡和樹の攻撃参加から、サイドを駆け上がり、深くまで持ち込んでクロス、いったんは跳ね返されるもこれが再び19番橋岡和樹にわたり、今度は浮き球のクロスを上げると11番進昂平がヘッドで合わせてゴール!3-0となります。

4分に左サイドから3番森亮太、左前線の7番広瀬陸斗と左からの展開に10番関根貴大が絡んで7番広瀬陸斗とパス交換からシュートまで持ち込みます。この攻撃で得たコーナーキックのチャンスから、5分に9番小川紘生からのクロスに7番広瀬陸斗がフリーで飛び込んでゴール。4-0とします。

この様子なら、二桁得点もあるかもと思いましたが、決定的な形は多いもののここからしばらく追加点が奪えない時間が続きます。

ただ、相手の集中力もやや薄れてきた中ではありましたが、後半の攻撃に関しては、得点のにおいのする仕掛けが多くなりました。

7分には、3番森亮太からの斜め前線への強めのフィードに対して11番進昂平がしっかり落とし、10番関根貴大へ繋げると、右サイドから攻撃参加する19番橋岡和樹へタイミングよくパスを供給すると、そのままドリブルで深くまで持ち込んでクロス。グラウンダーの強めのボールだったので、相手にあたってオウンゴールになる可能性も含めて良い狙いのクロスでしたが、これは相手ディフェンダーに当たり、ラインを割ってコーナーキックになりました。

9分には、前線で激しいプレスを受けながらも7番広瀬陸斗がキープして11番進昂平へラストパスを送り、パスを受けた11番進昂平がゴール右隅を狙ってシュートを放つもここはギリギリで相手キーパーに弾かれて得点ならず。

10分には、8番須藤岳晟からのパスに脱け出した9番小川紘生がシュートを狙います。

11分に、11番進昂平に代えて27番邦本宜裕が入ります。

15分前後にも10番関根貴大の惜しい場面や、9番小川紘生の惜しいヘディングシュートもありつつ、交代で入った27番邦本宜裕が絡んだ形でのチャンスも多く作れていました。

そして、再びゴールラッシュが始まったのは、22分に10番関根貴大に代わり23番安東輝が投入されてからになります。

25分に、前線で23番安東輝がパスを受けると、ディフェンダーがやや多い状況でしたがゴールを向いてドリブルを選択し、一人二人とディフェンダーを交わし、残すはキーパーのみとなったところで落ち着いてシュートを決めてしまいます。これで5-0。

28分に、14番斎藤翔太に代わり13番條洋介が入ります。あまり名前がでてきませんでしたが、今日はボランチというポジションを務めた14番斎藤翔太は、昨日とは別の役割としてですが非常に安定したプレーを見せてくれました。

29分に、13番條洋介から7番広瀬陸斗、3番森亮太とテンポよくパスが回りクロスに9番小川紘生が飛び込む惜しい形がありました。

そして、迎えた31分に27番邦本宜裕からのラストパスに脱け出してパスを受けた23番安東輝が落ち着いてゴールを決めて6-0。

そして、この試合最後のゴールは37分。19番橋岡和樹が右サイドバックの位置でパスを受けると右前線に脱け出す23番安東輝にパスを通し、そのままサイドから仕掛けてラストパスを送ると7番広瀬陸斗が難なく決めて7-0。

この展開であれば、9番小川紘生や、交代出場で良いプレーを見せている13番條洋介や27番邦本宜裕にもゴールを取らせてあげたいというところでしたが、40分に9番小川紘生からのパスを受けた27番邦本宜裕に決定的な場面が生まれ、見事なシュートをゴール右に放ちましたが、ここは相手キーパーの好セーブに阻まれ、残念ながら彼らのゴールはならず。

それでも、無失点7得点という数字の上では望んだ通りの結果を残すことができました。

あまりしっかりはチェックしていないのですが、今大会は6グループともにやや混戦模様になっているグループが多く、いわゆる1次ラウンドを突破するための3位の上位4チームまでという条件を踏まえても、最終戦までどうなるかわからないような様相になってはいるものの、今日の7得点によって浦和は得失点差で比較的有利な状況を作り出すことができました。

1次ラウンド最終戦の愛媛FCの強さは正直未知数なのですが、昨日敗れたガンバ大阪相手にスコアレスドローということですので、侮れない相手にはなるでしょう。ただ、浦和としては、今日の結果を踏まえて、大負けさえしなければ1次ラウンド突破の可能性は、高いという位置までは持って行けている(と思われる)ので、変な緊張感を持って試合に臨む必要はないと思います。

気になる点は多いですし、また次はどのようなメンバーでどのようなポジションで戦っていくのかも読めない状況ですし、何か浦和はこの大会を淡々と進めている印象があり、戦っている選手自身からも、そういう方針に乗っかってしまっているような雰囲気も感じられ、そういうところは何か変な感じもしますし、あまり個人的には好きではないのですが、この2試合を通して、より多くの選手がこの全国大会を経験することができた中で、迎える3戦目以降ということで、そこがプラスに作用して良い流れが生み出されれば良いなと思います。

日曜日の試合を楽しみにしています!

ではでは。

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日

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おまけの写真です。

日本クラブユースサッカー選手権関東大会順位決定戦1日目2013/06/22 – 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 1-3敗戦・・・中盤のバランス

那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズユースのクラブユース関東予選順位決定戦に足を運びました。那須に来られるとき恒例の那須に一泊しての2日連続観戦です。

浦和レッズジュニアユースの、クラブユース選手権の関東予選も今日からスタートし、ジュニアユースの場合は、トーナメントで1回負けたら敗退という過酷な条件ということで、そちらにも足を運びたいという気持ちもありつつ、先週の関東U15リーグ翌日の練習試合を眺めつつ、大丈夫だろうと確認したところで、ユースの方に足を運ぶことを選択(と言いつつ、水曜日くらいまで迷ってたw)で、ジュニアユースは難敵横河武蔵野を下して2回戦進出。やっぱりなという気持ちと、ほっとした気持ち半々くらいです。2回戦は足を運びます!

さて、浦和レッズユースですが、先週の関東2次予選最終戦の柏レイソルU-18戦で、これまでとは違ったフォーメーションや、そのポジションに適性のある選手が奮闘することで、代表系の選手など従来スタメン起用が多い選手が6人いない中で勝利し、グループ1位通過を果たしました。

先週いなかったメンバーも戻ったところで、先週を踏まえてこの順位決定戦をどう戦っていくのだろうというところが気になりつつの観戦です。

梅雨らしい天気のここ最近で、今日も雨の中での試合になるのかと思っていましたが、キックオフの15時くらいからは、思った以上に晴れ間の広がる時間も多い中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが9番小川紘生となります。

前回、4-1-4-1になったようだと書きましたが、厳密には、4-5-1のような形がベースのようです。まあ、その辺は固定ポジションではなく流動的にということで、細かく定義する必要もないですね。

さて、ということで、まずフォーメーションに関しては、先週から引き続きの形となっています。メンバーは、7番広瀬陸斗以外はスタメン出場という形になります。

対戦相手が、プリンスリーグで前回対戦し、敗れている横浜F・マリノスユース。そして、去年もまったく同じラウンドで対戦した横浜F・マリノスユース。去年の試合では、浦和が快勝という結果にはなっていた

ものの、決定的すぎるシュートを相手が何本も外したことなどもあり、圧倒したというイメージではなかったと思われます。そして、昨年のクラセンで、悔しい敗戦を喫した相手でもあり、プリンスリーグでもホームに迎えての試合が残されています。

まあ、あまり対戦相手として良いイメージが最近ない相手ではあります。

さて、この試合ですが、序盤は浦和ペースになります。8番須藤岳晟がディフェンダーと中盤真ん中の間くらいの位置に入ったことで、4番茂木力也、14番斎藤翔太が、トップ下に近い位置で攻撃にもやや意識を置きやすく戦えていることで攻撃に絡んでいく回数も増えている印象がありました。

2分に10番関根貴大から9番小川紘生に当て、クロスに4番茂木力也がドリブルで仕掛けていく形を作ります。

4分にも9番小川紘生が前線でいったん受けてからの展開があり、右サイドの27番邦本宜裕に開いて、パスを受けた27番邦本宜裕が左前線のスペースにパスを通すも味方と合わず。

8分には、27番邦本宜裕と4番茂木力也の縦関係でのパス交換から最後は27番邦本宜裕がシュートを狙います。

11分にも、9番小川紘生が前線から少し降りたところでパスをいったん受け、14番斎藤翔太とのパス交換から仕掛けていく形を作ります。

今日の9番小川紘生は、特に前半は、ワントップらしく前線でしっかりキープして、パスよりも仕掛けていくという意識を強くプレーしている印象が強かったです(その分、前半終盤にかなり披露している様子も見えたり見えなかったりw)

守備に関しても、全体的に球際に厳しく行けていることや、一本裏に出されるパスで鋭く仕掛ける相手の攻撃に対して、集中して対応することで、相手に攻撃のリズムを作らせず、危ない場面をそこまで作られることなく対応していきます。

それでも、時折抜け出された時の攻撃が鋭く、13分にうまく抜け出されてキーパーと1対1の場面を作られるも、ここは18番関口亮助が反応し、ピンチを防ぎます。

15分には、9番小川紘生から10番関根貴大、4番茂木力也、14番斎藤翔太とパスがテンポよくつながり、14番斎藤翔太が持ち出してシュートを放つ形を作ります。このプレーからコーナーキックのチャンスをつかみます。

このコーナーキックのチャンスで、10番関根貴大が蹴ったボールに5番齋藤一穂が強烈なヘディングシュートを放ち、これがクロスバーに当たって、ゴールラインを超えていたように見えたものの、これはゴールならず(このヘディングシュートは、最初4番茂木力也が放ったと思っていましたが、違うらしく、だとすると齋藤一穂だろうということで・・・自信ありませんw)

相手に思うような攻撃をさせず、攻撃のリズムも良い中で迎えた19分に、27番邦本宜裕がドリブルでペナルティエリアに侵入したところで倒されてPKを獲得します。

このPKを10番関根貴大が蹴り、キーパーに反応されたもののこぼれ球を押し込んでゴール(数人が走りこんでいて、4番茂木力也が押し込んだように見えたのですが、オフィシャルで関根貴大のゴールとなっていたので、自らで押し込んだということなのでしょう。)

浦和が1-0とリードします。

22分に、14番斎藤翔太が持ち込んでシュートを放ちます。枠をとらえたシュートでしたが、キーパーに弾かれ得点にはならず(コーナーキックは獲得。)

続いて25分に9番小川紘生が、3番森亮太の左サイドからのオーバーラップを使うパスを出すもこれはオフサイド。この場面ですが、単純に左前線のスペースにパスを出すのではなく、3番森亮太がサイドからゴールに向かって回り込んで受けたらそのままゴールに向かって仕掛けられるようなスペースを狙ってのパスでした。この試みは面白かったです。

26分に、27番邦本宜裕から10番関根貴大を経由して左から攻撃参加する3番森亮太にパスを通し、9番小川紘生にパスを繋げて仕掛ける形を作ります。

30分あたりからは、さらに相手の裏を狙うパスが多くなるものの、ラインコントロールがうまく行きオフサイドを多くとることができていました。

ただ、守備の部分に不安な要素もあったようで、ベンチからは、枚数含めた守備の部分での指示が多くなってもいました。

全体的に激しいプレーが多い中で、判定や対応(?)に関してもやや疑問符が付くようなこの試合でしたが、そんな中で、右サイドから攻撃の一つの起点となっていた、27番邦本宜裕が、負傷し前半終了間際に7番広瀬陸斗と交代になります。

前半は1-0と浦和がリードして終了します。

前半については、センターバックの19番橋岡和樹と5番齋藤一穂と8番須藤岳晟の三角形の守備の部分での関係性が良く、再度の選手の守備意識も高いことで相手の攻撃をうまく封じ込められていたことと、4番茂木力也と14番斎藤翔太と8番須藤岳晟の三角形の関係性により、8番須藤岳晟が守備的な意識の高いプレーをすることで、4番茂木力也と14番斎藤翔太がこれまでにないくらい攻撃に意識を置いた中盤として攻撃に参加できていたのも印象的でした。

後半スタートから、立て続けに9番小川紘生の前線でのキープ力を生かした展開が見られます。

6分には、7番広瀬陸斗がシュートを狙う形を作ります。

後半に入り、相手の球際の激しさが前半とは明らかに違っており、特に浦和の中でバランスを取る動きで奮闘していた8番須藤岳晟のところへのプレスがかなり激しくなり、一つ一つのプレーの判断により速さと味方の気の利いた動きが必要になる中で、全体的なプレーバランスが何か不安定な状況になり始めます。

そんな中、微妙な判定でのオフサイドのあるないということはあったものの、失点を喫し1-1と同点に追いつかれます。

このあたりから、前半には多く見られた連携もうまく行かない場面が増えます。

それでも失点直後の8分には、10番関根貴大がドリブルで仕掛け、倒されたフリーキックのチャンスで5番齋藤一穂の惜しいヘディングシュートがありました。

9分に3番森亮太に代わり22番荒木聡太が入ります。

9分に、9番小川紘生から7番広瀬陸斗にパス、ドリブルで仕掛けます。

10分に獲得したコーナーキックのチャンスから、10番関根貴大の蹴ったボールを4番茂木力也がニアに走りこんで頭で合わせるも、わずかに右にそれます。

こういった攻撃のチャンス自体は作るものの、相手の激しくなった攻撃に対しての対処がうまく行かず、攻められる回数が増える中で、11分に失点し1-2と逆転されます。

13分には、9番小川紘生、14番斎藤翔太、10番関根貴大とパスが回り10番関根貴大がドリブルで仕掛けます。

14分に2番細田真也に代えて11番進昂平が入ります。もちろん、11番進昂平がサイドバックに入ったのではなく、19番橋岡和樹が右サイドバックに移動し、8番須藤岳晟がセンターバックに降りて、4番茂木力也がボランチといった組み合わせになります。このポジションチェンジには、やや意図がわからない部分もありました。

前線も、攻撃的な選手が多くなったものの、プレーの意図が線ではなく、点になっているというか、いわゆる11番進昂平が入っても得点が入らない空気感のある状況というか・・・。

実際にチャンスが作れないわけではなく、16分には19番橋岡和樹の右サイドからの攻撃参加から鋭いクロスを上げ、9番小川紘生、11番進昂平、4番茂木力也がディフェンダーに跳ね返されながらも立て続けにシュートを狙うも決められず。

19分には、11番進昂平が抜け出してパスを受けた14番斎藤翔太がシュートを放つも決まらず。

10番関根貴大が粘り強くキープしたり仕掛ける場面も多くあるも、やはり全体的に単発な仕掛けが多くなっていたように思えます。

同点ゴールが奪えない中で、25分に再び失点し、1-3となります。

31分に、8番須藤岳晟に代えて13番條洋介が入ります。

13番條洋介がボランチの位置に入り、4番茂木力也がセンターバックに入りました。

この後、7番広瀬陸斗の粘りから、10番関根貴大、9番小川紘生とつながりシュートまで持ち込む形や、14番斎藤翔太から9番小川紘生、7番広瀬陸斗とつながり仕掛ける形など何度かチャンスも作るものの、結局点差は縮められず、1-3で試合終了となりました。

前半と後半で全く正反対の展開となった試合ですが、後半浦和が苦しんだ理由の一つは、中盤勝負で相手にいいようにやられてしまったことにあるような気がします。

特に、後半相手の前線からのプレスが激しくなったところで、守備全体が混乱してしまったことの要因の一つとして、バランスを取るために中盤をコントロールできる選手がいなくなっていたことがあるような気がします。

先週の柏レイソルU-18戦があったおかげで、比較しやすいのですが、後半横浜F・マリノスユースがやってきたようなプレーを浦和が前半していたことで主導権を握れていた状況を続けられれば問題なかったのかもしれませんが、結果的に後半は逆の状況になってしまった。この時に、やはり中盤が混乱していたために、8番須藤岳晟に対してプレスが激しく来た時に、例えば、前の試合でトップ下に入っていた松崎洸星だったり影森宇京だったり、味方の出しやすいポジションに気の利いた動きができるタイプの選手がいれば、いわゆる、いなすプレーをできていた可能性が高いようにも考えられます。

やはり、今日に関しては、攻守の所で8番須藤岳晟が大きな起点になっていたことから、そこを止めに来られた時への味方の意識など含めて、おかしくなってしまったことが後半苦しくなった原因のような気がします。

ただ、やはり以前のように、何がやりたいのか見ている側がわからないという状況にはなく、今回こういう形で、前半は手応えのある戦いができ、後半うまく行かなかった部分に対して、次にどのように継承、修正されて良くなっていくのかということを見る側としても、前の試合を踏まえて変化を見届けていくことができるような状況にはなってきている気がします。

そして、やはり、ここ数試合のベンチの雰囲気が妙に気持ち良いです。

ということで、ブクメは、横浜F・マリノスユース戦をしっかり踏まえての、3位決定戦のヴァンフォーレ甲府戦を楽しみに見届けさせてもらうわけです。

見た目よりもピッチ状態が悪そうで、大変かとは思いますが、さらなる前進が見られることを期待しています。

那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
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おまけの写真。