Jユースカップ2012/11/23 決勝トーナメント2回戦 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 2-4敗戦・・・必要なこと

吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年は、 試合によって見る目線が難しくなることが多々あります。選手は精一杯戦っているが、そこに対する後押しや、流れを変えるための采配など、よくわからなくなることが多いです。今日は、どちらだったか、何とも言えません。

ブログを書く際にも、色々考えながら書いてアップして、あとで後悔することも今年は結構あります。選手が成長するために、能力を最大限伸ばしてプロになるために良い部分や必要なことを考えて書く。でも、逆に選手にストレスを与えているだけなのかと思うことも多いです。

今日に関しては、私個人的には采配次第ではどうにでもできる試合だったと思います。あくまで私個人の感覚ですが。

さて、試合の話に移ります。

1回戦を勝利した浦和レッズユースは、2回戦で昨年の夏に合宿を行った吉田公園サッカー場でサンフレッチェ広島ユースと対戦しました。ご存じのとおり、対戦相手はプレミアリーグのウエストのチャンピオンチームではありますが、正直、ここ数試合の浦和レッズユースの戦いぶりであれば、勝てる相手だと信じて疑わずこの試合を観戦させてもらいました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前の試合とスタメンは同じになります。

前節学校行事でいなかった21番進昂平はベンチスタートになります。このレベルの相手になると、いわゆる正攻法だと対応されやすいということで、強豪の柏レイソルU18の試合のようにフォワードの真ん中の位置で体を張ってポストプレーを得意とし、時には強引に割って飛び込めるようなタイプの21番進昂平がスタメンで出場した方が、より効果的とも思う部分もありましたが、前節同様でした。

プレミアリーグで結果を残している相手ということで、どのような戦いをしてくるかを見ながら、序盤を見てみましたが、思ったほど前線で強烈な選手がいて鋭く攻めてくるということはなく、いわゆる相手の隙を突くような戦い方をしてくる印象が相手にはあり、浦和がボールを持って仕掛ける時間回数の方が多いスタートになりました。

相手のディフェンダーも浦和のサイドからの攻撃を警戒していて、特に14番関根貴大が左でボールを持った時には、うまくサイドに数人で追い込むようなディフェンスをされ、真ん中で10番中村駿介がキープしたところにもしっかり対応が入り、必然的に攻撃がサイドサイドに偏るような展開。

5分に、5番佐藤大介のインターセプトから、左の14番関根貴大へ繋げ、20番広瀬陸斗を経由して、右の8番繁田秀斗とテンポよくサイドからサイドへという流れを作る惜しい場面はあったものの、そこから中で仕掛けようとするところでは引っかかる、というように、サイドから攻撃するが、効果的に作用したかは難しいという攻撃が多かった印象があります。

カウンター気味の攻撃が多い相手ながら、その攻めの形は結構シンプルで怖い印象があり、8分くらいにサイドから攻められた時には、そのままシュートを打たれていたら危ないというところもありつつ、相手が無駄に手数をかけてくれたことで失点を免れるということもありました。

しかしながら、14分に同じようにカウンターを受けた場面で、後手に回ったところで、混戦からクリアが中途半端になり、そこをしっかり狙われて失点してしまいます。

0-1

失点後、29番茂木力也のロングフィードから、右前線の8番繁田秀斗へパスが通り仕掛け方次第ではビッグチャンスになるところでしたが、ややクロスを上げるのを急いでしまい、クロスが合わず。

10番中村駿介の仕掛けから得た、直接狙える位置からのフリーキックのチャンスも、枠をとらえることができず。

25分に、右サイドで10番中村駿介と2番新井純平が絡みながら右のスペースに出た20番広瀬陸斗へパスが通り、クロスに14番関根貴大がヘッドで合わせる場面がありましたが、これも惜しかったもののゴールにはならず。

相手のキーパーの対応がやや不安定なことなどもあり、付け入る隙はあったと思いますが、サイドからの攻撃があまり効果的に作用せずに逆にカウンターにつながる場面が多くなる中で、28分に攻められたときに、またもや守備の対応にもたつき決められてしまいます。

0-2

本当はもう少し相手の中のところでかき回して欲しいところでしたが、なかなかそういう攻撃を狙えるパターンが作れず、サイドからの攻撃で活路を見出そうとする中で、34分に、右から2番新井純平のグラウンダーの鋭いクロスから、相手ディフェンダーとやや混戦状態になったところで、ペナルティエリア外くらいのところの14番関根貴大にうまく流れ、このチャンスをしっかりゴール右隅を狙い澄ましてゴール。

1-2

ちょうど、このゴールの後くらいから、14番関根貴大がポジションを右のやや中寄りの位置でプレーすることが多くなり、これにより、より相手にとって脅威になる角度から14番関根貴大が仕掛けるような場面が何度か作れていましたが、同点ゴールまでは行かず、前半は1-2で終了。

攻撃の部分での活性化などを考えてスタートから交代があるかとも思いましたが、後半スタートでの交代はなし。また、前半終盤に相手を脅かしていた14番関根貴大のポジションに関しても、左前線に戻していましたね。

やや疑問がありつつも、後半の出だしは浦和の狙い通りというか、かなり多くのチャンスを作ることに成功しました。

20番広瀬陸斗のパスから14番関根貴大が左前線でやや深い位置まで持ち上がり、クロスに10番中村駿介が合わせようとする場面。左前線のスペースに攻撃参加で上がった3番寄特直人からのクロスも惜しいチャンスにつながっていました。2番新井純平が攻撃参加した形でも、結果的にはハンドだったかオフサイドだったかで得点には至りませんでしたが、あと一歩というところまで迫りました。ロングフィードから8番繁田秀斗がシュートまで持ち込んだ場面もありました。7分の2番新井純平のクロスに14番関根貴大がダイビングヘッドで合わせようとしてわずかに届かなかった場面も、本当に触れれば見事なゴールになっていた惜しい形でした。コーナーキックから6番西袋裕太が競り勝ってのヘディングシュートは、キーパーに抑えられてしまいましたが、ここも惜しい場面でした。

10分前後までは、かなり浦和が押し込んでいる時間が多かったものの、ここでゴールを奪うところまでは行きませんでした。

12分に5番佐藤大介に代わり12番小坂慎太朗が入ります。

攻勢の時間帯で点が奪えなかったことと、サイドバックと守備にかかわる交代も多少は影響したのか、ここから相手の攻勢の時間になり、見ていた位置からは最も遠い場所だったのでどれくらいの危険度かははっきりわからなかったものの、ピンチの場面も多かったように感じます。

受けている時間にも、14番関根貴大と12番小坂慎太朗が絡んだカウンターや、14番関根貴大のサイドからの攻撃に対しての10番中村駿介が狙うなどあったものの、ややバランスを欠いたところで、18分に再び失点を食らってしまいます。

1-3

20分前後に10番中村駿介と8番繁田秀斗、2番新井純平の3人が絡んだ形での惜しい仕掛けもあったものの、その後に相手のシュートミスに助けられたものの、再び決定的な場面を作られるなど、やや不安定な時間帯になりました。

この難しい時間帯で、8番繁田秀斗に代わり21番進昂平が入ります。

ここからビハインドを何とか取り返そうと、31分には20番広瀬陸斗に代えて27番細田真也を左前線で投入し、さらにサイドからの攻勢を強めるも、惜しいところまでは迫るものの、得点までは届かず。前がかりになることで、チャンスと同様にピンチにもなりやすく1番吉野雅大の好セーブで防いだピンチもあったものの、43分に、相手のミドルシュートで4失点目を喫してしまいます。

1-4

パワープレーの状況で、6番西袋裕太がアディショナルタイムに気迫のゴールを決めたものの、試合はそのまま2-4で終了となりました。

出ている選手の負けたくないという気持ちは存分に伝わってくる試合でした。ただ、やはり今日は采配が後手後手になっていたと感じる部分も強い印象でした。

浦和が前半に返した1点が象徴するように、今日のような相手に対しては、きれいに崩す戦い方では、うまく対応されてしまう確率が高い中で、クロスを何が起こるかわからないグラウンダーのクロスにしたことで、混戦状態を作り出して、そこを決めた。前線で体を張って、フィフティのボールでも追いかけて、強引に抜け出そうとするプレーとか、そういうことがスタートから必要だったような気もしています。

なんだか、攻撃の仕掛けが何かに縛られたように、同じように同じようになってしまっている場面も多かったですし、そこに工夫を加えるような采配などはなかったのかと思ったりもします。

完全な力負けならば、敗因を研究して、切り替えて成長を目指せば良い。でも、今日は、勝てる相手だっと思いますし、相手には付け入る隙は多かったですよ。

前を向いて、プレミアの残り2試合に臨めば良い。Jユースカップで見出されたチームの手応えのようなものもありますし、そこを自信にして臨めば良いということもできるとは思います。

でも、やはり今日に関しては、勝負にこだわった時に必要な選手を途中で外したり、必要なタイミングで使わなかったことも影響していると思います。

プレミアリーグの次の相手は三菱養和ですよね。相手は勝ち点1を取れば良いと思って、浦和の攻撃パターンを研究してきますよね。そういう相手に対して、今日の戦い方だけでやれるのか、正直疑問です。こじ開けるんですよ。こじ開けなきゃならないんですよ。

セットプレーを大事にすることも一つ。体ごと飛び込んでもゴールを決める姿勢一つ。そういうプレーを得意とする選手を、適切なタイミングで起用してほしいです。

出ている選手たちは必死で戦っていた。だから、しっかり勝たせてあげてください。

残り2試合は、「勝つための試合」です。

しっかり、次、見させてもらいます。

ではでは。

吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

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Jユースカップ2012/11/11 予選グループステージ第3戦 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-0勝利・・・大きな成果

レッズランド2012年11月11日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

繋がった、というかブクメが勝手に繋げて考えているだけなのですけどね、今日の柏レイソルU-18戦は、昨年末のGO FOR 2018 CUPでの同カードで感じた何かを時間はかかったものの取り戻すきっかけとなる試合(に絶対にしなければならない試合。)でした。で、やってくれました!

木曜日のザスパ草津U18戦で既にグループステージ突破は決めたため、とにかく思いっきりやって何かを取り戻し、何かを見つけるきっかけにするべき試合。で、やってくれました!

・・・と、同じような文を2度書きつつ、まずは試合の大まかな流れについて書きますね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

なんとなく、ここ数年で柏レイソルU18と対戦した時には、サイドを切り裂かれて失点して敗れるケースが記憶に残っている試合が多いのですが、中盤の組み立てからサイドに開いて仕掛けるという強い武器を相手が持っているということなのでしょう。

この試合も、サイドからかなり鋭い攻撃をされる回数が多かったものの、左サイドバックの5番佐藤大介が守備意識高く、ここで抜かれたり良いクロスを挙げられると危険と言うところで集中した激しい守備でことごとく摘むプレーを見せていました。

また、ここ数試合スタメンでセンターバックで出場している29番茂木力也も、相手の鋭い突破に対して、上手く対応していました。特に、一度振り切られそうになりながらもしっかり相手のシュートコースを狭める動きをして、結果的にキーパーがセーブしやすいところまで追い込むような前半のプレーには目を見張りました。

そして、右サイドバックの2番新井純平の動きも、これぞ新井純平が帰ってきたというプレーでした。攻撃参加のところ以上に、守備のところでの彼の良さが存分に発揮されていました。相手の仕掛けに対しての体の落とし方や向き、また寄せ方など、攻撃する相手にプレッシャーがかかるプレー、凄かったです。

ここぞという時の攻撃参加も、もう一つドリブルで深くまで切り込んでも良いのではと思ったところはこの試合でもあったものの、相手の脅威になるような攻撃参加のタイミングが多かったと思います。

6番西袋裕太も、気合いの入りっぷりが半端なく、高さに対する対応はいつも通り、スピードのある相手の攻撃の危ないところで的確なタックルで奪う場面なども見事でした。また、ここ最近の試合では、チーム状況もありましたが、6番西袋裕太の精度の高いロングフィードからの一気に攻撃に転じる形が成功する頻度が減っていたのですが、今日は何度もロングフィードから大きな展開でチャンスも演出していました。

Jユースカップから試されているボランチ2枚という組み合わせも、守備のバランスを取るために機能しているという感覚が、攻撃の鋭い今日のような相手との試合を見ることで、確信に変わりつつあります。19番須藤岳晟が守備的な部分で3番寄特直人と上手い関係性で動き、守備的と言う部分でウェイトを置きつつ、3番寄特直人は、攻撃的な部分でもここぞというところで前線に上がったり、攻撃的なパスを供給するなど見せていました。

トップ下の10番中村駿介は、昨年の終盤くらいにキープして仕掛ける部分とパスを捌く部分の割合が凄く良くなってきていると感じた時よりは、何かを抱えていて、キープする時間が長くなってしまっているような印象もありますが、それでもやはり存在感は抜群で、この試合の唯一の得点となった後半4分の場面でも右前線で持ち上がって14番関根貴大へ見事なパスを送るまでの一連の個人技は見事でした。

そして、前線のメンバーでは、まず21番進昂平がここ数試合は、超守備的なチームを相手にしたことで、なかなか良さを見せることができていなかったと本人も感じていたと思うのですが、この試合では、キレのある動きで何度も大きなチャンスに絡んでいました。展開やパススピードがいつもよりも早く判断の速さが問われる試合でもあったため、トラップが少し大きくなったり、あと一歩届かなかったり、そういうところでは結果につなげられずに本人としては不満な部分もあるかもしれませんが、その形をこのレベルの相手に対して多く作れていたことが重要で、こういう相手との試合をもっと経験させたいなと感じました。

左前線の14番関根貴大は、今日は相手の組み立てや攻撃が早く強烈なため、大きな展開で長い距離を走って攻撃参加する場面が多くなりましたが、得点シーンも含めてペナルティエリアのラインくらいの距離からのシュートの狙いがほんとに良いですね。10番中村駿介からのアシストで決めた場面も、キーパーの位置などを考えると決して楽なゴールではなかったと思いますし、得点後にも、キーパーに反応されたものの、ゴールの隅を鋭くねらう惜しいシュートもありました。

そして、8番繁田秀斗は、ザスパ草津U18戦は、まるでマラソン大会でもやった後のような(笑)、体の重さで立正大学との練習試合の時の姿はなんだったんだと思ったりもしていたのですが、この試合では、特に前半の攻撃で重要な役割を果たす場面がかなり多く、惜しいシュートもありましたし、後半に相手ディフェンダー3人に対してドリブルで抜こうとした場面などはちょっと驚きを持ちつつも、自らも仕掛ける姿勢も多く見せていてよかったと思います。

GKの1番吉野雅大は、このチームにとってしばらく縁のなかった無失点試合を達成してくれたことが何よりも大きいのですが、出る出ないの場面では、何度か危ない場面はあったものの、後半に決定的な場面を作られた際に片手で反応して弾いて失点を防いだ場面は凄かったです!

なんか、書き始めたら試合展開ではなくて、スタメン選手のプレーまとめみたいな流れになってしまいましたw

今日の勝利と選手の見せてくれたプレーが嬉しくて、変なテンションになっているんです、はい。

試合の大まかな流れ。

5分前後に14番関根貴大と8番繁田秀斗の前線の両サイドの選手間での大きなサイドを使った展開で何度かチャンスを作ってました。序盤、サイドを鋭く仕掛けてくる相手に対して、5番佐藤大介が最後のところでクロスを上げさせない、抜かせない集中した守備を見せてました。20分前後に6番西袋裕太からのロングフィードで14番関根貴大がおとりになりながら10番中村駿介が抜け出すもわずかに長くなり届かず。25分前後に、先ほど書いた29番茂木力也の対応を少し間違えれば決定的になる場面で、強くプレスをかけながら、相手をシュートコースの少ない方に追いやって失点を防ぐ。30分前後にカウンターの場面で、21番進昂平にぴたりと収まり14番関根貴大に開いてクロスまで、相手が切り替えきれない速いテンポで仕掛ける流れを作れるも得点には至らず。32分に、10番中村駿介からの裏へのパスに抜け出した8番繁田秀斗が見事なシュートを放つもキーパーの好セーブで得点ならず。38分に19番須藤岳晟のインターセプトからの速い展開。44分に14番関根貴大が、21番進昂平へスペースを使わせるパスを出し、そこに反応した21番進昂平がパスを受けて仕掛けるも得点には至らず。

前半は0-0で終了。

後半4分に、右前線に抜け出した10番中村駿介がディフェンダー2人ほどの守備をかわしながらマイナスのパスを14番関根貴大に通し、これをしっかりコースを狙って決めてゴール。

1-0。

7分に、6番西袋裕太のロングフィードが14番関根貴大にとおり、一気に攻め上がりクロスも飛び込んだ21番進昂平には僅かに届かず。8番繁田秀斗が中盤でパスを受け、右サイドをオーバーラップしてペナルティエリア付近に走る2番新井純平にピンポイントでパスを通し、これを2番新井純平がヘッドで折り返し21番進昂平が合わせようとするも、これはオフサイドの判定。この直後も、上手く1.5列目くらいから21番進昂平が上手く抜け出したように見えるも、これもオフサイド。16分に決定的な場面を作られる(遠くて明確にはわからないものの)も相手のシュートミスに助けられる。20分に8番繁田秀斗、10番中村駿介とつながり、クロスに21番進昂平がダイレクトで合わせようとするも、上手く当たらず枠を捉えず。21分に3番寄特直人の攻撃参加で右前線の10番中村駿介に出したパスはオフサイド。ここは、シュートも狙えた場面なので狙っても良かったかも。20分から30分くらいまでは、やや押し込まれて耐える時間。その中でもクライマックスが先ほど書いた決定的な場面での1番吉野雅大の見事なセーブ。31分に5番佐藤大介に代えて12番小坂慎太朗、34分に21番進昂平に代えて20番広瀬陸斗、40分に14番関根貴大に代えて27番細田真也、43分に10番中村駿介に代えて33番安東輝と、交代の流れや役割、出た選手がするべきプレーに関しても、この試合は的確なイメージでした。そして、1-0の勝利!

とにかく、今日の試合はただの勝利ではなく、今後を考えて上でも大きな成果になった試合だと思います。Jユースカップの今年のレギュレーションが今ひとつわからず、1位通過でも順位によっては1回戦が免除されずに2回戦からにならないのもあるようで、このブログ書いているうちに、詳細がわかるかな~と思いつつ、結局1回戦からになるらしいくらいしか今は分かっていないのですが、この試合のような戦い方ができればこの大会も勝ち進めるでしょうし、何より無失点での勝利自体久しぶりですし、いわゆる勝たせない何かが何かの呪縛のようなものであるとすれば、それも今日の試合で払われたのではないでしょうか。

ここ最近の流れは、もちろんこれまで書いてきたような今シーズンの変化もろもろによる影響もあると思いますが、何かツキのようなものにまで見放されてしまっているような印象がありましたので、今日が一つの転機になると思います。

Jユースカップを勝ち上がりながら、来月のプレミア残り試合も含めて突っ走っていきましょう!

また、今日は足を運べませんでしたが、ジュニアユースの高円宮杯へ向けた戦いも続いており、2回戦も劇的な展開で勝利したという報告を受けました。頼もしいチームになってますね、嬉しいです!

この勢いであと2つも勝負強く粘り強く勝ち進んでやりましょうね!

 

ではでは~。

レッズランド2012年11月11日レッズランド2012年11月11日レッズランド2012年11月11日

 

 

 

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Jユースカップ2012/10/21 予選グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 3-1勝利・・・引いた相手を崩す

大原サッカー場2012年10月21日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

おそらく、ジュニアユースとの掛け持ち組からは、ジュニアユースとユースの試合があと30分ずれてくれれば・・・という声が聞こえてきそうな今日の日程。掛け持ち可能な日程は嬉しいんですけどね、ジュニアユースの試合終了後、30分無い状態でレッズランドから大原サッカー場まで移動するという結構なバタバタスケジュールとなりました。

この移動は、車よりも自転車の方が早いと思ったら、若干道に迷って、同じ方向に向かっている浦和サポーターの方に助けてもらったり、そんなこんなで試合開始から10分前後くらいのところで大原サッカー場に到着しました。

さて、浦和レッズユースは、先週まで行われていた高円宮杯プレミアリーグを2試合残してしばらく中断期間に入り、ここからは、Jユースカップがしばらく続きます。具体的に書くと、グループステージ3試合と、1回戦(ここはグループステージの結果によっては免除)、2回戦、準々決勝までの最大で6試合の公式戦を、12月のプレミアリーグ再開までに戦うことができる日程構成になっています。

このJユースカップをチームがどのような意図を持って、どうのようなメンバー構成で臨んでくるかは、分かりませんが、ブクメ個人的には、交代云々に左右されないでチームの中でどのような状況でも対処して乗り越えるような雰囲気を選手同士のコミュニケーションで作り上げていくことと、勝利する感覚をしっかり取り戻すことの2つに重点を置いて、結果的にそういう中での選手の成長が見られてプレミア残り2試合を2連勝する力を身に付け、Jユースカップ自体の優勝へ向けてチームが浮上していくという流れを想定して見させてもらいました。

「あれ?」と思うことは、多くても、そこでイライラするよりも、もうそういう状況には見る側としても慣れて、そういう環境の中での選手の順応性の方に期待して前向きに応援する雰囲気づくりも必要です。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に29番茂木力也、右に39番長島巧、真ん中に6番西袋裕太と4番西澤秀平、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

~10分くらいまでは、分かりませんが、ちょっとしたピンチもありつつ、0-0の状況と聴きました。

で、10分~15分くらいは、ブクメ自身が自転車移動でヒーヒー言っていて、落ち着くまでの時間でしっかり見られなかったということで、流していただいて、15分くらいからの状況。

こういう試合になるかとは思っていたのですが、浦和がゲームを支配して、守備に人数をかけてくる相手に対して如何に崩せるか、前線に大き目の選手を入れて、ロングボールに対して浦和がしっかり対処できるか、あとは、攻めて奪われた際のカウンターの対処など含めて、注目して見させてもらったのですが、ロングボールの対処に関しては6番西袋裕太を中心に問題なく跳ね返せていました。

この試合では、両サイドバックに29番茂木力也と39番長島巧の2人の1年生を初めて起用してということにはなりましたが、ここ数試合での3番寄特直人、4番西澤秀平、6番西袋裕太と3人のいわゆる軸になる選手が近い位置で起用されていたことで、サイドバックが新しい組み合わせで構成されていても、チームとしてのバランスは問題なく保たれていました。

また、3番寄特直人と19番須藤岳晟のダブルボランチと言う形も、良く・・・と言うか、今年のチームを作る上で最初に19番須藤岳晟に負担をかけ、責任を大きくしすぎるスタートをするなら、この組み合わせでやりながら、慣れてきたところで試合によってワンボランチでやる試合で、どちらかで試してみるとか、そういう作り方をしてくれば・・・とブツブツ言いたい部分もありますが、とにかく、今日の配置の仕方は、軸を崩さないで新しい選手たちを試しつつ経験を積ませるというやり方としては、良かったと思います。

試合自体は、21番進昂平、20番広瀬陸斗、10番中村駿介、14番関根貴大の4人で仕掛けていく場面が多くなる中で、細かいパス回しで真ん中から崩そうとするものの、中からの崩しに対して相手が6人~7人くらいでゴール前を埋める守備をしてくるため、それでも崩せそうな場面はあったものの、やや無謀な仕掛けも多かったのかもしれません。

そうは言っても、10番中村駿介と14番関根貴大のワンツーからの仕掛けからシュートまで持ちこめていた場面もありましたし、それはそれで凄いな~と思う場面も多くはありました。

セオリーすぎますが、こういう相手を崩す場合にはサイドからの攻撃が有効になるのですが、サイド攻撃の回数も少なくはなかったものの、中を固めてくる相手に対して、大きい選手が多くない中で、シンプルにクロスを上げるケースが多く、ここも一工夫必要だと思われることもありつつ、前半は0-0で終了します。

前半は得点が動かなかったものの、後半に入ると、すぐに試合が動きます。4分に14番関根貴大が左サイドから深くまでドリブルで攻め込み、グラウンダーのクロスを10番中村駿介が押し込みます。守備意識の強かった相手に対して、欲しかった先制点を後半の早い時間で奪うことに成功します。

ただ、このゴールの後も、相手の引き気味に人数をかける守備の意識はあまり変わらず、あくまでカウンターから前線にあてて攻撃しようという姿勢は崩さないように見えました。

ただ、ここで引き気味の相手に対して有効なミドルシュートでの仕掛けで浦和が追加点を奪うことに成功します。13分に相手の守備ラインが引き気味になってスペースが空いているところで3番寄特直人が中盤から前に持ち上がって思い切りよくミドルシュートを放つと、これが見事に決まります。

サイドから崩して先制、そして、引き気味の相手に対してミドルシュートで追加点。相手の戦い方の攻略法を上手く突いた形での2点目で相手の守備が少しずつ綻びを見せ始めたところで、更に追加点が入ります。

その前に、17分に39番長島巧に代えて2番新井純平が入ります。

その直後の19分に、14番関根貴大がコースを狙ったグラウンダーのミドルシュートで見事なゴールを決めてくれました。印象としては、クラセンの横浜F・マリノスユース戦の時の後半アディショナルタイムに決めたような、ディフェンダーの位置も見ながらコースを狙った針の穴を通すようなシュートというか、とにかく見事でした。

試合の流れからも、この3点目でほぼこの試合は決まり、ここからは交代枠を使って多くの選手に経験を積ませることが可能になりました。

27分に21番進昂平、10番中村駿介に代えて8番繁田秀斗と33番安東輝、36分に14番関根貴大に代えて9番斎藤翔太、40分には19番須藤岳晟に代えて24番小川紘生が入ります。

ポジションとか、なんか見慣れない凄い感じに最終的にはなっていましたが、必死に8番繁田秀斗がボールを受けて前後左右に捌いている印象がなぜか強く残りつつ、ちょっとよそ見していた時に、キーパーのボールコントロールのミス(?)で、失点していて後味としてはやや良くないのかもしれませんが、チームのバランスを取る部分の軸は崩さずどっしりと、色々なことも試せたという意味でも良い試合だったと思います。

今日右サイドバックで先発出場した39番長島巧も公式戦初出場となりますが、落ち着いてプレーできていたと思いますが、ブクメ個人的には、今日のように引いていてサイドのスペースを空けるような相手に対してだったら、サイドから攻め上がって、もう一人ディフェンダーをかわして深くまで持っていくようなプレーを後半の数回だけでなく、前半からガンガン仕掛けて欲しかったとも思いますが、いや、このメンバーの中でこれまでほとんどプレーしていない中でできたプレーとしては、及第点かも。でも、あくまでU16リーグの西武台高校戦の時の水準を期待しているので、要求は高くさせてもらおうかな~と思っています。

左サイドバックに入った29番茂木力也に関しては、これまた、このポジションでやっているイメージがないので本人はどのような感覚でどこまで感触をつかんでいるのかは分かりませんが、こちらに関しても今日のようなタイプの相手であれば、受け渡しを上手くしながら、もっと仕掛けても良いかもとも思います。ただ、29番茂木力也に関しては、いわゆるクマガヤSC時代にやっていたというもう少し前目のポジションと言うのを、ユースに入ってからほとんど見ていないので、まだ特徴をつかみ切れていないので、保留。

また、前線でポストプレーをしながら、裏を狙ってタイミングで抜け出す動きが求められる21番進昂平ですが、今日はさすがにボールを受ける前線の真ん中に相手のディフェンダーが密集していることで、相当苦戦していたり、交代する少し前の決定的なチャンスにシュートを枠に飛ばせなかったことで、かなり不完全燃焼だとは思いますが、今日のような守備をしてくる相手に対して、どういう動きをすることでより自分が生きて自分のシュートチャンスも作れるかを考えて、今後同じような相手の時に、思うような活躍ができるようになってくれることを期待しています。

来週のザスパ草津ユースにも、しっかり勝ってまずは、突破を決めて、柏レイソルU18と思いっきり戦ってやりましょう!

ではでは。

大原サッカー場2012年10月21日大原サッカー場2012年10月21日大原サッカー場2012年10月21日

 

 

 

大原サッカー場2012年10月21日大原サッカー場2012年10月21日大原サッカー場2012年10月21日

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/08/01 決勝トーナメント(準々決勝) 浦和レッズユース vs 横浜F・マリノスユース 3-4敗戦・・・今できる中での最大限を出してくれたと思う

宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先に試合の流れを書きます、その後に、この大会で感じたことやもろもろ思うところがありますので、書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

昨日のラウンド16と同じスターティングメンバーになります。

昨日のブログで気を緩めないでほしいと書きましたが、しっかり浦和の選手たちは気を引き締めて臨んでくれていたと思います。関東予選の1位グループの初戦で対戦した横浜F・マリノスには3-0と勝利していましたし、確かにその試合では相手の決定的な場面でのミスは多かったものの、チームとしてやっているサッカーにはそれほど脅威を感じる要素はなかったように感じていました。

ただ、今日見た相手は、組織としての動きで浦和の一つ上を行っていたように感じます。一つ先を読んで動く選手が多い相手とボールを持った時の対処に手間取る浦和という構図になってしまっており、いわゆるセカンドボールも相手に奪われることが多い展開の多い前半。

浦和の攻撃としては、20番広瀬陸斗、10番中村駿介、14番関根貴大の3人でなんとか打開しようとするものの、テンポよくというよりは、そのパス回しのどこかで奪われてというケースが多かったとも言えます。

また、スカウティングもしっかりされていたようで、今シーズンの浦和がここを狙われると苦戦を強いられるという箇所を、何度も何度も狙ってきます。

それでも、12分、16分と決定的な場面を作られた際には、18番関口亮助が的確な判断で処理して決定的な場面を免れていましたが、26分と34分に相手に崩されて2失点を喫し、前半を0-2で折り返します。

前半の終盤には、20番広瀬陸斗の惜しいヘディングシュートや、14番関根貴大の仕掛け、2番新井純平のオーバーラップからの仕掛けで何度か浦和にも惜しい場面が訪れましたが、ここで点を返すことはできませんでした。

後半スタートから、23番條洋介に代えて7番長谷優が入ります。

本来であれば、相手がやっていたようなサッカーも浦和ができるようになっている時期であると思いますが、今年はそういうチームの作り方が許されずに選手がそういうサッカーを吸収することができなかったため、このような展開の中で、勝機があるとすれば、プレミアリーグで言えば、アウェイのコンサドーレ札幌U-18戦の時のような、気迫のこもった攻撃がはまって相手が受けに回るような展開で圧倒する形に持っていくことができればと思って見守っていました。

この大会の鹿島戦では、奇しくも審判の不可解なジャッジの連続でスイッチが入ったような部分もありましたが、とにかくきっかけがあれば、2点のビハインドくらいは簡単に跳ね返せる個の力を持った選手も多くいますからね。

まずは、代わって入った7番長谷優が左サイドからドリブルで仕掛けて惜しい形を作ります。また、前半は不用意な仕掛けをすることも多く、上手く行かない時の流れに戻っているようにも感じた14番関根貴大は後半のスタートに、落ち着いて相手の動きを読みながら瞬間的なスピードで一気にインターセプトして20番広瀬陸斗につなげて仕掛けた場面を見た時に、落ち着いて動けるようになっていると思い、何かやってくれる雰囲気を感じました。

前半は、2点ビハインドを背負いながらも、何か絶対に奪い返してやるという空気が伝わってこない部分があったものの、後半は、確実に取り返してやろうという気持ちがプレーにも現れ出していました。

7番長谷優から8番繁田秀斗につなげシュートまで持ち込んだ場面や、セットプレーから10番中村駿介の蹴ったボールに2番新井純平が合わせたボールがクロスバーを叩いた場面、2番新井純平のオーバーラップから14番関根貴大、20番広瀬陸斗へとつなげて仕掛けた場面など、後半は、浦和の攻撃で相手の組織的なプレーを出させないような展開に変えることに成功していたと思います。

ただし、やはり攻勢に出ている時ほど、得点パターンを持っている相手のカウンターはより危険になるわけでして、14分にカウンターから作られた決定的な場面は、18番関口亮助が防いだものの、17分に再び失点を喫してしまい、0-3とされてしまいます。

19分に20番広瀬陸斗に代えて21番進昂平が入ります。 

21番進昂平が入ったことで、14番関根貴大の動きの良さが更に増した印象があるここからの時間、浦和の反撃が始まります。

まず、セットプレーのチャンスで10番中村駿介からのボールを誰かが、すらしたところに2番新井純平が飛び込んで気迫で押し込んで1点を返します。これで、1-3となります。

25分あたりからは、6番西袋裕太も自らの判断で行ける時は前線の攻撃に絡んでゴールを狙います。全体的に、浦和がペースを握る時間が続き、守備のバランスも崩れてはいなかったとは思いますが、一瞬の隙を突かれて35分に失点を喫してしまいます。1-4の状況にはなりましたが、ここから浦和が意地を見せます。

44分に8番繁田秀斗が上げたクロスを14番関根貴大がジャンピングボレーで見事に決めて2-4。

更には、アディショナルタイムに混戦の状態から再び14番関根貴大がグラウンダーで狙い澄ましたシュートを決めて3-4と1点差まで詰め寄ります。

本当に、あと3分くらいあれば、同点に追いつくこともできたと思うくらいの終了間際の14番関根貴大の集中力でしたが、反撃一歩及ばず3-4で敗れました。

 

この大会は、今年のチームの作り方とかそういうことには目を瞑って純粋に優勝目指して戦う選手たちを応援させてもらうとブログでも書いてきました。

浦和の選手は、今できる最大限のサッカーをして、ここまでの結果を残してくれました。思うようなサッカーができない苦しいチーム状況の中でのベスト8は称賛に値すると思います。腐らずに戦い切ってくれて感謝です。

だからこそ、最後の最後に2点を挙げた14番関根貴大や、後半にキャプテンらしい気迫を見せて実際にゴールも奪って見せた2番新井純平、中盤で迷いながらプレーをすることになった10番中村駿介など、多くの選手が土台度外視のチーム作りでもがき苦しんで悔しい思いを続けることになったことには、怒りを覚えます。

特に、横浜F・マリノスユースがやっていたサッカーが、チームでの連携ができていて、その中で前線のタレントが力を発揮するプレーを見せられたことで、余計に
そう感じてしまいました。なんか、小野裕二がいたころの横浜F・マリノスユースに近いようなインパクトのあるチームでした。

今年の浦和のメンバー構成を見れば、これ以上のチームになる素養があると確信していました。だからこそ・・・。

 

ここまでの戦いを見せてくれた浦和レッズユースには感謝します。そして、3年生にとっては、まだプレミアリーグも残っていますし、Jユースカップもあります。次の世代にプレミアリーグの舞台を残すのは、その台の3年生の義務です。だから、踏ん張ってさっさと残留を決めるところまで勝ち点を延ばして、多くの選手が経験できる場にしてあげてください。

そして、今大会の悔しさは、Jユースカップで晴らしてください。今できる最大限がここならば、Jユースカップでは、もっと上へ行くべきです。だから、その時のチームの方針が変わらずかもしれませんが、その時は、ガンガン攻撃して一気に突っ走ってしまえば良いくらいに思います。

この大会の戦いぶりを誇りに思ってください!

本当に本当にお疲れ様でした。

宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日

 

 

 

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おまけの写真。

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ここからは、私個人の意見になります。辛辣な文章になるかもしれないので、読まなくても結構です。

先ほど、浦和レッズのオフィシャルページで来シーズンからのジュニアチームの設立が発表されていましたが・・・、これだけユースで「土台」という言葉を無視したチーム作りに急に変えたのに、「土台作り」という言葉を使っていることに対して、ものすごく違和感を感じています。

書きたいことは山ほどありますが、本当に世界に通用するチームに浦和をしていきたいのであれば、トップチームと対等に考えて、しっかりと「下部組織の土台」を作って行かないと、浦和レッズの下部組織は、やっていることが分からないから、子供を預けるのが心配というご父兄の方が増殖してしまいますよ。

 私は、本来、浦和レッズの下部組織のサポーターとして、チームにしっかりとした方針がある中で、出来る限り多く見届けて、それぞれの選手の良いところを見つけて、引き出し引っ張り出すためのお手伝いがしたい。それで、力を出し切って選手が様々な世界へ羽ばたいていければ、それで満足なのです。

そこに再び専念できるようになってくれることを心から願っています。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/07/31 決勝トーナメント(ラウンド16) 浦和レッズユース vs 大分トリニータU-18 4-3勝利・・・気を引き締めて準々決勝へ

前橋市下増田運動広場2012年7月31日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

 噂には聞いていたのですが、住所をナビに入れれば問題ないかと気を緩めていたら、今日の試合会場となった前橋市下増田運動広場とは違った場所に行ってしまい、線路を超えて、川超えて、やっと遠目からグラウンドが見えたと思ったら、どの道で行けるのかわからないという感じで、はい、迷いましたw

結局、試合には間に合ったのですが、1時間くらい前に着いておこうと考えていたのが、バタバタと着いてすぐ試合という感じになりました(多少オーバーに書いております。)

そんな、川を挟んで、いせさきオートレース場が見える前橋市下増田運動広場でのベスト16ラウンドの対戦相手は、大分トリニータU-18となりました。

前の試合のブログの時にも触れたように、おそらくユースがこういう大会で大分トリニータU-18と対戦したことはない(少なくとも自分がしっかり見始めた、ここ5,6年はないかと・・・)ため、イメージが浮かばない状況で試合を見守る感じになりました。

1次ラウンドの細かい情報も知らなかったものの、一緒に見た方に教えてもらったのですが、11番の高山秀人という選手が得点を決めまくっているんですね。試合終盤に、その怖さは十分見せてもらいました。

さて、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

ちょうど、昨日あたりに、オリンピック男子サッカー関連のニュースで、オリンピックは中2日で試合だから過酷ですね~みたいな話を聞いた時に「でも、ユースは3日連続試合だし、ロンドンは日本より10度くらい低いらしいし、なんだかな~」と思ったものです。

1次ラウンドが終わって月曜日は空き日になったものの、だから完全回復・・・と行くわけもなく、疲労の蓄積と戦いながら、しっかり勝ち進んでいく必要があります。

そのような状況の中では、今日の試合は出だしは理想的な展開で進めることができていたと思います。

試合開始直後に、3番寄特直人の縦へのロングフィードを20番広瀬陸斗が受けて10番中村駿介へマイナスのパス。パスを受けた10番中村駿介が前線の裏のスペースへすかさずパスを通すと、絶妙のタイミングで抜け出した14番関根貴大が、キーパーと1対1の状況を作り、落ち着いて決め、開始2分で浦和が先制します。

完全に相手の出鼻をくじいた形で、やや浮き足立つ相手に対して浦和は攻撃を続け、3分には右サイドから8番繁田秀斗が上げたクロスを20番広瀬陸斗が頭で合わせて2点目。

開始3分で2-0と2点のリードを奪います。

相手の攻撃は、浦和のサイドを狙ってくるケースが多く、特に12番小坂慎太朗の左サイドを使って攻めようとすることが多かったものの、ほぼ完ぺきにこの左サイドからの攻撃を12番小坂慎太朗が防ぎ、相手の攻撃の狙いをことごとくつぶしていきます。

15分前後に危険な場面があったものの18番関口亮助の好セーブで失点は免れます。

この大会で、初戦の途中から3トップの真ん中の位置に入って毎試合プレーしている20番広瀬陸斗のこのポジションでのプレーも試合をこなすごとに安定していき、この試合では、ポストプレーとしてしっかりボールが収まり、サイドに散らして14番関根貴大や8番繁田秀斗に出して攻める形が多くみられました。

浦和が攻勢の流れの中で、なんと22分にさらに得点を挙げることに成功します。

左サイドでボールを持った23番條洋介のクロスボールがキーパーが対応を誤った部分もあるかもしれませんが、右のサイドからペナルティエリアに侵入した8番繁田秀斗へ渡りシュート。いったんは、キーパーに弾かれるものの、こぼれ球をしっかり押し込んでゴール。

22分までに3点のリードを奪うという最高の展開となりました。

この3点のリードで少し安心してしまったのか、浦和の攻勢の状況は変わらないものの、やや悪い時に出てしまう、足元ばかりのパスや安易なミスパスなどが、時折出てしまい、前半の残り15分ほどは、ややリズムの悪い時間帯となってしまったように見えるものの、だからと言って、攻め込まれてしまったということでもなく、20番広瀬陸斗のミドルシュートだったり、14番関根貴大が惜しい飛び出しを見せる場面もあり、中盤で19番須藤岳晟がうまく相手の攻撃を摘む動きもできており、時折来る相手の強引な攻撃も防ぎ切り、前半を無失点の3-0で折り返します。

これは、サポーター的な考え方になってしまいますが、ハーフタイムに明日の対戦相手が関東予選で快勝した横浜F・マリノスユースになりそうだという情報が入った時に、このまますんなり勝ちすぎてしまうと明日の試合で逆に、東京ヴェルディ戦の時のような浦和の悪い癖が出るのが怖いと思っていたのですが、後半は、強烈に気持ちを引き締めるような展開に良くも悪くもなっていきます。

後半スタートから、19番須藤岳晟に代わり、4番西澤秀平が入ります(ポジションは同じボランチ。)

同時に相手の右サイドの選手も代わったのですが、この選手の対応に結構後半は苦慮したことで、先ほど名前を挙げた大分の11番の選手が目立つような展開になったといえるのかもしれませんが、とにかく、サイドの対応は前半同様12番小坂慎太朗がうまく対応するものの、スピードのある相手に対応することで、引っ張られて、やや中の守備に負担がかかる展開になり、そこを突かれる場面が増えてしまいます。

浦和も後半開始早々に、6番西袋裕太からのロングフィードを20番広瀬陸斗が受けて、10番中村駿介に繋げて攻めるという攻撃の形も作りますが、2分には、鋭く攻め込まれてしまい、ここは18番関口亮助が良い判断で防いだものの、6分に失点してしまい1-3となります。

9分に、4番西澤秀平から10番中村駿介、8番繁田秀斗と繋げて攻め上がる形や、23番條洋介の見事な反転してのトラップで一気に抜け出すような形を作るなど、浦和も前半やや攻撃がうまくいかなかった部分を修正して、効果的な攻撃を見せることはできています(攻められたときの危険度も増していたので、ある意味浦和攻撃3回、相手の反撃1回が結構危険みたいな感じ。)

こういう流れのため、2点リードでも流れ次第では怖いという状況になりかけたところでうれしい追加点が入ります。

18番関口亮助から右前線の14番関根貴大に長いパスがきれいにとおり、ここから14番関根貴大がドリブルをスタート。

ディ
フェンダーが寄せてくる難しい状況ながら、わずかに空いたゴールの右のスペースめがけてシュートを放ち、これがゴールに吸い込まれます。

これで4-1となり、再び3点差に広げることに成功します。

この得点が後半12分くらいだったお思います。

このゴールで、再び浦和の攻勢の時間が訪れ、15分には10番中村駿介が見事なシュートを放つもこれは、ポストに嫌われ、同じく10番中村駿介がペナルティエリア内でシュートを放ち、キーパーがはじいたこぼれ球が23番條洋介にわたり、シュートを狙うも決まらず。

サイド攻撃を多くしてくる相手に対して、この試合も守備に重点を置いていた2番新井純平が、おそらくこの試合初めてオーバーラップを仕掛けてクロスを上げるも味方と合わず。

22分に8番繁田秀斗に代えて24番小川紘生が入ります。

交代した24番小川紘生と10番中村駿介の連係でかなり惜しい場面が何度か生まれます。

その中でも、パス回しの中で、キーパーの前のスペースに10番中村駿介が出し、そこに走りこんだ24番小川紘生のシュートは本当に惜しかったです。

この時間帯でもう1点くらい決めておくともっと楽になったかもしれませんが、そこで決めることはできませんでした。

30分に14番関根貴大に代えて7番長谷優が入ります。

得点が必要な相手が攻撃に重点を置くことで比較的サイドにスペースが空きはじめ、そこに7番長谷優や24番小川紘生など攻撃的でフレッシュな選手が入ったことで、浦和の攻撃も結構効果的ではあったのですが、またしても7番長谷優のドリブル突破からのこぼれ球を狙った23番條洋介の狙い澄ましたシュートはクロスバーに阻まれ、追加点が決められない状況が続き、そういう流れが続くと起こりがちな展開がこの後訪れます。

30分と36分に、11番の選手にゴールを決められてしまい、残り10分ほどで1点差まで詰め寄られてしまいます。

試練の時間帯の中で、今日は、おそらく決定的なところで決められなかったことで24番小川紘生にとってはかなり悔しいとは思いますが、この24番小川紘生を含め、20番広瀬陸斗や7番長谷優が前線でのプレスをかけることで、相手キーパーのミスキックを誘ったり、まずそこからの起点の攻撃に対して頑張って追いかけてくれていたことや、中盤選手も疲労で体が思うように動かないのが見てわかるくらいの状況でも頑張ってプレスをかけること、終盤何度も迎えた相手コーナーキックのピンチも集中して防ぎ、1点差を守りきり、4-3で勝利しました。

今日に関して言えば、確かに1点差にされたこと自体は、今後の課題にはなりますが、間違えなく明日に向けてさらに集中してやる必要があることを選手自身が実感することになったでしょう。これは、口では言っても楽に勝ててしまうと次の試合に悪い影響が出ることがあることを考えると、プラスに考えてよい部分だと思います。

また、早めに多く得点をとれたことで、この試合でもメンバー交代をスムーズに使うことができたこともプラスになると思います。また、累積のある選手を使わずに済んだこともプラスになると思います。

ということで、明日の対戦相手は横浜F・マリノスユースとなります。

この大会での横浜F・マリノスユースの試合自体は見ていませんが、グループを1位通過した結果や、今日の試合での大勝という事実だけを見ても、関東予選の時の相手とは別の相手と考えて、気を引き締めて臨む必要がありますね。

もちろん、浦和レッズユースも、あの時から比べても大きく成長していますからね!

明日も、勝ちましょう!

ではでは! 

前橋市下増田運動広場2012年7月31日前橋市下増田運動広場2012年7月31日前橋市下増田運動広場2012年7月31日

 

 

 

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おまけの写真。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/07/29 1次ラウンド 浦和レッズユース vs 鹿島アントラーズユース 1-0勝利・・・試合ごとに成長するチーム

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さあ、勝負の1次ラウンド第3戦、鹿島アントラーズユース戦となります。この大会は、最初2日間が午前中の試合だったものの、今日の第3戦は15:30キックオフと言うことで、試合まで大分時間がある状況。午前中は、宮城総合運動公園で、横浜FCvsサンフレッチェ広島の試合を覗きつつ、他会場の結果やらなんやら聞いたりしていると、今日の鹿島戦で勝てば文句なしに決勝トーナメント進出とは分かっていても、もし引き分けたらどうなんだろうとか、計算してしまう自分がいたりしました。

とりあえず、今日の試合を前の状況としては、勝てば自力で2位以内ということだけは、分かっており、引き分けでも大丈夫そうだという情報も明確ではないものの入っていたり、負けても大丈夫かもしれないと言う中途半端な情報も入って来ていたりしましたが、とにかく勝てば良い、それだけ考えながら応援することにしました。

対戦相手の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグでもホームで敗れていることもありますし、ここで雪辱を果たしておきたい相手。そして、決勝トーナメント進出も自力で決めてもらう。これが完璧なシナリオです。

この大会に関しては、今年のチームの作り方とか、色々な部分には目を瞑って、とにかく、優勝目指して、浦和の選手たちには今できることを精いっぱいやって戦い抜いてほしいと見てきましたが、その期待通りに、試合を追うごとにチームの調子を上がっていくことを感じることができています。

今日は、特にそういう部分を感じ取ることができる試合となりました。

それでは、試合の話に移ります。

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

昨日の試合で後半交代投入後すぐにアシストを決めて、その後もチームに工夫を加えて攻撃を活性化させた23番條洋介がこの試合ではスタメンに入っています。それ以外は、昨日と同様のスタメンとなります。

序盤、右の前線で10番中村駿介と8番繁田秀斗がパス交換をしながら攻める形や、14番関根貴大と20番広瀬陸斗が同時に前線のスペースに走り、そこをめがけたパスが出るなど、浦和の攻撃の姿勢がよく出る展開となります。

これまでの試合の中で、比較的前線のディフェンダーに近い距離で足元へパスを出すという相手が守りやすいようなパス展開がこれまでの試合では多く感じられる部分もあったものの、この試合のスタートでは、裏へのスペースへ走り、裏へのスペースを狙うという攻撃の意図が見られたスタートという印象があります。

特に印象的だったのは、結果的に届かなかったものの、右中盤でパスを受けた8番繁田秀斗が右前線のスペースへパスをだし、結構長い距離を14番関根貴大に走らせたパスや、10番中村駿介も右のスペースに走り出した8番繁田秀斗に対して、いったんタメを作って、シンプルに出すのではなく、更にもう一つ中のスペースへパスを出し、このパスはオフサイドになったものの、このプレーは結構重要な意味があるプレーで、そのまま右のスペースに走る8番繁田秀斗にパスを通すよりも、回り込むように走って、10番中村駿介が選んだパスコースで受けることができれば、一気にゴールに向いてドリブルができる、そんなパスなんですね。

また、守備に関してですが、昨日の京都サンガFCvs鹿島アントラーズの試合で放り込みに対して相手のディフェンダーにとって危険な動きを連発していた、おそらく9番の選手がスタメンでいなかったこともあるかもしれませんが、そこまで迫力はなく、また、浦和の守備陣も落ち着いて対応できていたことから、そこまで危険な場面を作られることはありませんでした。

この大会で一貫して安定したプレーを見せている6番西袋裕太はこの試合も守備の中心として存在感を見せていました。

ただ、あまりこういうことをブログでは書きたくないのですが、判定に一貫性がなく、やっている選手にとっては、どういう基準でプレーすればOKなのかわからなく、相当ストレスがたまる試合だったとも思います。

確かに、オフサイドかセーフか判断が難しいプレーもあったものの、確実にオフサイドではない飛び出しに対してもオフサイドの判定が出たりしていたので、あれをやられてしまうと、裏を狙う選手がどうしようもなくなってしまうので、しっかりしてほしかったですね。

浦和を応援しているから浦和を贔屓しろとか言わないです。とにかく、普通のジャッジをしてくださいという感じでした。

特に、30分くらいの14番関根貴大が見事に通した20番広瀬陸斗へのパスは、どう考えてもオフサイドではありませんでしたよ。

そんな展開もありつつ、気が付けば、狭いところで足元へのパスでディフェンダー数人と勝負しなければならないという場面が増えて、という時間帯が多くなった前半の終盤は、やや流れが悪くなり、よくわからない判定でフリーキックを取られたりしつつ、決定的なシュートを放たれるも18番関口亮助の好セーブで防ぐなど、相手に攻め込まれる場面も何度か作られるものの失点は防ぎ、ただ、浦和も得点を決めることができず前半は0-0で終了します。

後半入ってすぐくらいに、左サイドから攻め上がった14番関根貴大からのクロスから20番広瀬陸斗がシュートを狙う惜しい場面がありつつ、5分にやや中途半端な時間帯ではありましたが、10番中村駿介に代えて21番進昂平が入ります。

今日の試合の流れを決定付けるような流れは、ここから始まりました。

良くも悪くも、「え???」という判定が、この後続いたところで、異議でカードをもらうなど、かわいそうな判定がありつつも、この受け入れがたい状況が浦和側の応援席と、浦和の選手たちに火をつけたというか、ここから浦和の気持ちの入ったプレーが良い方向に流れていきます。

その象徴的なプレーが14番関根貴大のゴールで、鋭く抜け出してキーパーと1対1の状況を作り出した際に、展開としては、ありえない流れでイライラしてプレーしてしまう状況になることも十分にあった中で、逆に冷静な判断でキーパーの動きを見て浮かしてのゴールでした。

これも、おそらくここ最近のプレーでモヤモヤしている部分もあった14番関根貴大に今後、本来の彼のプレーを思い起こさせるきっかけになると思わせる意味のあるプレーだったと思います。

その後も、浦和の攻勢は続き、19番須藤岳晟の右前線へのロングフィードから20番広瀬陸斗へ繋げての攻撃や、前線で21番進昂平が、動き回り、競り合いも厳しく行うことで相手守備陣がラインを下げて、手前のスペースを狙ってミドルシュートが狙える場面なども生まれてきました。

25分に14番関根貴大に代えて7番長谷優が入ります。この交代で入った7番長谷優も、鋭いドリブルで左サイドでディフェンダーを抜き去ってペナルティエリア深くまで持ち込み23番條洋介にパスを繋げてシュートという形を作ったり、相手ディフェンダーを抜き去り、たまらず抜かれたディフェンダーが後ろからファールしてFKのチャンスを作るなど、持ち味のドリブルで効果的なプレーを見せてくれました。

その後も、6番西袋裕太からの鋭いロングフィードから一気に左前線の7番長谷優へ通して、持ち込んでファーへクロスを上げて、たぶん20番広瀬陸斗だと思いますが、ヘッドで折り返して狙うというプレーも見られました。

40分に8番繁田秀斗に代えて4番西澤秀平が入り、残り時間も引きすぎることなく攻める姿勢を保ちながら、守備のところにも穴をあけずに無失点で試合終了。

勝利が必要な試合でしっかり結果を残し、決勝トーナメント進出を決めてくれました。

守備に関しても、先ほど書いた9番の選手が後半から出てきたものの、ほとんど仕事をさせずに跳ね返すことができたという結果だけでも、バランスよくやれていたことが伝わると思います(特に、昨日の京都vs鹿島の試合を見ていた方ならば。)

試合自体を壊しかねない今日のような判定は、浦和だけでなく鹿島の方にとっても気持ち良いものではなく、許されるものではないと思いますが、結果的に浦和のスイッチを入れてくれたと考えるようにさせてもらいます。

また、フォワードとしてシュートという部分では、あまり打てずに不満な表情も試合後に見えた21番進昂平ですが、ブクメ個人的には、前線で激しくプレスをかけて、縦パスに対して必ず強く競りに行き、周りを使うプレーもできていたので、これだけでもこの試合での彼の動きは評価に値すると思います(本人は、得点しないと満足はしないでしょうがw)

また、中盤に空きがちだったスペースに対しての守備の部分で昨日、何度も適切な対応でバランスを取っていた19番須藤岳晟でしたが、今日の試合でも同様に中盤のスペースでの良い判断での動きで何度も相手の攻撃の芽を摘む動きを見せていました。攻撃部分の大きな展開も何度かありましたね。

また、両サイドバックは、今日は放り込んでくる相手ということもあり、守備に重きを置く動きが多くなりましたが、この献身的なプレーが無失点と言う結果を生んだとも言えます。

これで、1次ラウンドが終了し、2位で突破した浦和レッズユースは、決勝トーナメントで大分トリニータU-18と対戦することになりました。これまで、大分トリニータのユースチームと対戦した記憶はないので、どういうチームだか全く分からないのですが、1次ラウンドでコンサドーレ札幌や三菱養和を破っている結果を見れば、手ごわいチームというのは分かります。

1次ラウンドの3試合の1試合1試合で見せた成長と戦う気持ちを糧に、決勝トーナメントも1試合ずつ成長しながら駆け上がっていきましょう!

あ、補足ですが、昨年と比べて決勝トーナメントに進むレギュレーションが緩くなったと言われていますが、今日の浦和レッズユースの結果を踏まえた勝ち点6の得失点差+4という結果から、全体での順位を換算してみると、昨年通りのレギュレーションでも決勝トーナメント進出だそうです。なんか、気持ちが上がりますよね~!

とにかく月曜日は、回復に努めて、火曜日の試合に備えてください!

ではでは~。

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

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前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

おまけの写真。

 

第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会 順位決定戦準決勝 2012/06/23 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 3-0勝利・・・流れも味方につけて快勝

那須スポーツパーク2012年6月23日

どうも、浦和サポブクメです☆

思えば昨年のこの順位決定戦のころは、U17のワールドカップでメキシコに行っていて来られなかったのですが、あれからもう1年経っていると考えると月日が経つのは早いものです。

同時に、那須スポーツパークに来るのもの2年ぶりということになるわけですが、この大会のこの場所は、既に全国を決めてから来るのと、9位決定戦で来るのと、まったく応援する側としての緊張感も違ってきます。

この会場に到着する前に、同じグループで3位になった川崎フロンターレU-18と同じ埼玉県の大宮アルディージャユースがPK戦で敗れて全国の夢が途絶えたという情報を得た時には、直接浦和とは関係ないものの、やや複雑な心境になりました。

さて、浦和レッズユースは、そういうプレッシャーからは解放されたグループ1位通過の4チームで戦う関東1位を決めるための順位決定戦に臨むということですが、プレッシャーはないものの、全国大会へ向けて、更に7月に再開するプレミアリーグのためにも、いわゆる強いチームとの対戦で、自信を深めつつ、課題部分をしっかり見つめられるようにする、そういう貴重な2試合の経験を積める場としなければなりません。

まず、準決勝となる今日の対戦相手は、横浜F・マリノスユース。

試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

キーパーのみ1番吉野雅大から18番関口亮助に変わったのみの変更で、あとは前節と同様のスターティングメンバー、ポジションとなります。

最初の写真にあるように、この試合は、あかまつフィールドで行われたのですが、以前ここで見たときは、横に広く使っていて土手の上で割と試合の流れが見やすいイメージがあったのですが、半分が養生中となっていて(そもそも1面で使っていたところが今はA面、B面となってその片方が養生中ということぽい)、何が言いたいかというと、観客が見られる土手側から奥の方が思ったより見難い感じになってました。

那須スポーツパーク2012年6月23日

こんな感じに、 立て看板も立ってます。

見た目以上に芝が深いのか、ややボールコントロールに苦慮しているような場面も見られたものの、試合の入り方としては浦和がうまく入れたと思います。

特に、左サイドの14番関根貴大とそこに絡んだ10番中村駿介のところでボールが収まり、また、14番関根貴大が運動量を惜しまずに前線からうまく体を入れてインターセプトする場面も多くみられ、この左サイドからの攻撃の形が多く、また、こちらは素早い動きとポジション取りからの攻撃という意味で、右サイドで8番繁田秀斗と2番新井純平が絡んだ攻撃など、サイド攻撃が多く、そこに前線の21番進昂平が当てどころとなるような動きでポストとなる形が多くみられました。

このような攻撃が機能していて、サイドから仕掛けてクロスを上げるという形までは、序盤から多く作ることができ、6番西袋裕太からのロングフィードを21番進昂平が落として、受けた16番岸伯富実が左に開いて14番関根貴大が仕掛けてだったり、16番岸伯富実からのクロスに21番進昂平がヘディングシュートを狙ったり、8番繁田秀斗からオーバーラップする2番新井純平につなげ、クロスに14番関根貴大が合わせようとするなど、サイドから崩してということでは、できていたものの、今日はどういうわけか、その後がピリッとしないことが多く、ラストパスを受けた選手がシュートまで行けなかったり、一歩タイミングがずれて奪われてカウンターを受けてしまうなど、悪くはないが、厳しめの言葉でいえば、フィニッシュのところで相手の粘りを打開するほどの激しいプレーができていないように感じる部分もあったようにも思います。

ペースは浦和でしたが、得点を奪ってしまわないとちょっと怖いかな~と思った中で、この試合のペースを相手に与えないとうい意味では、重要なプレーが12分にありました。

長いパスで浦和の右サイドを突破され、さらにペナルティエリア深くまでえぐられた、決定的なピンチの場面で、対応した18番関口亮助が、うまい追い込み方とラストパスを送られるところまでを読み、飛び込んできた選手のシュートをはじき返した場面がありました。

ここで、失点をせずに跳ね返せたことが一つ大きかったように思います。

浦和ペース、でもフィニッシュがうまくいかない、カウンターを受ける、相手もミスする、浦和も付き合ってミスする。そして、ファールが多くなる。正直前半の残り30分くらいは、そういうどっちつかずの流れで進んだと思います。仕掛けや崩しは浦和の方が一枚上手でしたが、決定的な場面が作れていたかというと、それも少し違うような。

浦和の惜しいチャンスとしては、19番須藤岳晟が高い位置で相手ディフェンダーからボールをインターセプトした際に、そのまま前線の21番進昂平にあと一歩でつながるというところでうまく収まりきらなかった場面と、フリーキックの場面で10番中村駿介からのクロスに2番新井純平がフリーの状態でヘッドで合わせたが、キーパーの真正面だったという場面、さらに左サイドからのサイドチェンジで8番繁田秀斗がスルーして、2番新井純平につながり、クロスに21番進昂平が合わせた場面も惜しかったといえば惜しかったと思います。

サイド攻撃に安易に飛び込んだところを交わされて一気にスピードに乗ってカウンターを食らう場面など、危険な場面もありつつ、前半は0-0で終了します。

後半スタートから、21番進昂平に代えて11番大野将平が入ります。

後半は、ややリズムが悪く、相手のペースになりそうな雰囲気もあったのですが、前半より攻撃的な意識を高めた20番広瀬陸斗の思い切ったプレスでインターセプトに成功し、そのままドリブルで左サイドを攻め上がり、深くまでえぐって14番関根貴大に繋げた惜しい場面を作り、その流れから、はっきりは確認できなかったのですが、8番繁田秀斗からのペナルティエリア内へ上げたボールに誰かが合わせてゴール(あとで確認したら14番関根貴大のゴールとのことでした。)

後半の立ち上がりの10分以内で、先制点を上げることに成功します。

この先制点によって、浦和の攻撃部分でのスイッチが入ったようで、簡単に言うと、20番広瀬陸斗も攻撃に参加するような形で浦和の守備は3バックのような形になる時間も結構多いながらも、攻めで相手を翻弄するプレーが多くなりました。

14番関根貴大と10番中村駿介、そこに20番広瀬陸斗も加わった左サイド側からの攻撃に関しての3人の距離感が非常によく、16番岸伯富実や19番須藤岳晟が、中盤からこの誰かにパスをうまくつなげた時にテンポよく攻め上がれる場面が増え、21番進昂平のように前線で体を張ってポストプレーという部分では、少し動きは足りないものの、11番大野将平にボールがつながった時には、持ち前の個人技で突破を図ってチャンスを作るなど、攻撃の鋭さが確実に増していました。

もちろん、攻撃的に行くということは守備の時のリスクも大きくなるということで、単発ではあったものの、シンプルに裏を狙われた時は、かなり危険な場面を作られたのも事実なので難しいところですが、楽観的に考えてしまえば、攻撃で翻弄して常に浦和ペースを保てたとも言えるのかもしれません。

21分には、右サイドからの2番新井純平のクロスに8番繁田秀斗と、誰かは確認できませんでしたが、もう一人ファーでそのクロスの軌道上にうまく入ってきた場面があり、ここは8番繁田秀斗がやや難しい体制でヘッドで狙ったためにゴールにならんかったものの、ここでスルーしていてももう一人が狙えるという形が作れていました。

25分に、14番関根貴大に代えて24番小川紘生が入ります。

交代して入った24番小川紘生の前線での激しいプレーから、浦和は追加点を奪うことに成功します。

34分に左サイドでパスを受けた24番小川紘生がドリブルで持ち込んでシュート。これをキーパーが弾いたところに11番大野将平がしっかり詰めてゴール。これで、2-0となります。

更に、37分には、10番中村駿介からの浮き球のパスを24番小川紘生が頭で合わせてゴール。これで、3-0とほぼ試合を決めることに成功します。

このゴールの後、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平、8番繁田秀斗に代わって23番條洋介が入ります。

39分には、3番寄特直人に代わって4番西澤秀平が入ります。

この後、42分に10番中村駿介からの浮き球のパスを17番立野峻平が頭で合わせる決定的な形を作るものの、これは残念ながらクロスバーに阻まれました。

結局このまま3-0で試合終了となりました。

・・・無失点の快勝ではあるのですが、正直なところ本当に失点してもおかしくないような場面も試合を通して5回ほど作られており、そのうち2回くらいは、もうゴールに流し込むだけというところで、なぜかミスしてくれて失点を免れたというもの。これに関しては、大いに反省する必要はあると思いますが、これまでと少し違うのは、完全に守備の大前提ができなくて、あっさり突破されてという場面は、これまでに比べて確実に減っており、例えば、数的不利な状態で攻撃を受けた時に6番西袋裕太がうまく、ゴールまでの角度がないサイドの方へ追い込んでいき、時間を稼いで2番新井純平や3番寄特直人が戻ってボールを奪うであったり、守備に関してもバランスを考えて行おうと試みて良くなってきていることも実感できたので、この変化を持ってOKと考えます。

ただし、もし今日の相手に正確なパサーと決定力の高いフォワードがいたら、4点くらいの失点はしていたかもしれないというのは事実ですし、今後、全国大会で勝ち上がっていくためには、守備の形もしっかり完成させていかなければなりません。この点は、今シーズンこれまで作り方に問題があったところで、見つめなおしているところだと思いますので少し長い目で見つつ、クラセンでどこまで安定感が出て来るかに期待しつつ、見ていきたいと思います。

また、変化という部分では、この試合では、基本的にコーナーキックは10番中村駿介が蹴っているこのチームで、前半に3番寄特直人がコーナーキックを蹴り、得点にはつながらなかったものの、なかなか良い弾道だったこと。

また、これは前の川崎戦くらいから感じていることではありますが、今日の試合では後半の途中くらいから特に際立っていたのですが、19番須藤岳晟のボランチとしてのやりたい形というのが、少しずつ見えてきていること。23番條洋介など同じ2年生がピッチに多く立っていたからと言えば簡単なのかもしれませんが、狙いどころと受け手の動きが、しっくりくるし、そこから攻撃の形が作れているような場面も多くみられました。

あとは、スーパーサブに甘んじてもらっては困るのですが、前の試合に引き続き終盤の難しい時間帯で投入された17番立野峻平の、終盤に決定的な場面を作る働き(今日はヘッドをクロスバーに当ててしまいましたけど・・。) 意外と、こういう時間帯に緊張感なく(良い意味で)プレーできてしまう選手っていないので、良いです。

今日感じた良い変化が、実際に今年のチーム作りの現状を改善しているのかどうか、それは、明日の決勝戦の相手が東京ヴェルディユースで、今日もFC東京U18相手に5得点とか奪っている状況を見ても、ある程度そういう相手との試合で見られるのではないかと思います。

なので、今日は、良い部分を特に強く書かせてもらいました。

次の週にはプレミアリーグでも戦うことになる、東京ヴェルディユースとの明日の対戦が楽しみです。

ブクメは楽しみとか気楽に書いていますが、選手は過酷な2連戦で大変かと思いますのでしっかり休息を取ってできるだけ万全の態勢で臨んでくださいね!

ではでは!

那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日

おまけの写真(光の加減がダメダメ写真ばかりですみません。)

第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第5戦 2012/06/17 浦和レッズユースvs川崎フロンターレU18 5-1勝利・・・久しぶりに笑顔が見られた気がする

レッズランド2012年6月17日

どうも、帰ってきた浦和サポブクメです☆

先週は、少しブログでも触れたように、調子乗ってユーロ2012の現地観戦なんぞをしておりまして湘南ベルマーレユース戦を見ることができませんでした。

純粋にサッカーを楽しむだけの、大きな大会の観戦も最高に楽しかったのですが、やはり生活サイクルで応援している浦和レッズの下部組織の試合が何かしらあるのにその場に自分がいないというのはやや違和感もあり、レッズランドでいつもの空間の雰囲気を感じておりました。

さて、昨日の涼しくて大雨が良いとは思いませんが、今日のような雨の後の蒸し暑さの中での試合もどうなんだろうと思うような過酷なコンディションの中での試合となりましたね。

さて、浦和レッズユースは、この予選、結果的には横河武蔵野FCユースにスコアレスで引き分けた以外はすべて勝利と言うことで悪くはないものの、グループで上位3チームが抜け出しているため、今日の試合では引き分けや負けだと3位になる可能性が高いという、難しい状況で迎えた試合となり、なおかつ、最後に対戦するのがこのグループで最もやりにくそうな川崎フロンターレU18となります。

当初は、最初3戦で3連勝できてしまえば楽になると書いてきましたが、一つ引き分けが入ったことで、逆に最後に緊張感のある展開となる試合の順番になりましたね。難しいものです。

さて、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

えと、前節から左サイドバックに20番広瀬陸斗が入って、左の前線に怪我から復帰した14番関根貴大が入っているんですね。後は、中盤のメンバーが入れ替わったりいくつか変更がありつつ湘南戦を経て今日のスタメンとなるんですね、はい。

聴いた話では、前節も結果的に対象はしたものの、これまで同様に相手に攻め込まれる時間帯に失点して苦しい展開を経て最終的には突き放して勝利したようなので、この試合も相手が最初からガツガツ攻め込んでくるような展開だと少し危ない入り方になるのかもしれないと思っていましたが、相手が思った以上に守備をしっかりとという意識で入って来てくれたこともあり、浦和としてはスムーズに試合に入っていけたと思います。

中盤でのパス回し、前線で21番進昂平が体をはってヘッドで流して16番岸伯富実が抜け出してあと一歩で追いつけそうな場面、裏へ抜け出した21番進昂平が思い切りよく放ったシュートからコーナーキックのチャンスを獲得したり、更に左サイドの14番関根貴大が切れのあるドリブルや運動量豊富に動き、相手が受け身になるような時間帯を序盤作り続けます。

そのような流れの中で迎えた5分、2番新井純平の右サイドからの攻撃参加からクロスを上げ21番進昂平が反応。ここから、混戦状態でこちらからは最後に10番中村駿介が押し込んだように見えたのですが、オフィシャルによれば14番関根貴大のゴールとなっていました。

何はともあれ、序盤の攻勢でしっかり先制点を奪うことに成功します。

その後も、7分に21番進昂平からいったん下げたボールに19番須藤岳晟がすかさず左サイドへロングフィードで14番関根貴大に通して仕掛ける場面や、10分くらいには14番関根貴大の鋭いシュートで惜しい場面があったり、8番繁田秀斗が相手のプレッシャーを受けながらも粘って14番関根貴大に預けて仕掛ける場面、6番西袋裕太からのロングフィードが右前線の8番繁田秀斗に渡り、クロスに21番進昂平が飛び込むなど、相手のマークが10番中村駿介に集中する中で、うまく他の選手を使いながら多彩な攻撃を仕掛けていきます。

また、この試合で攻撃以外の部分で目を引いたのが、セットプレーのチャンスの時や、前がかりになってカウンターを受けた時の19番須藤岳晟のディフェンスラインの足りないスペースを埋めるポジショニングと、合わせて左前線にいたはずの14番関根貴大が、右サイドバックあたりの狙われると怖いスペースを埋めに戻っているなど、指示があったのか、自らで意識しているのかは分かりませんが、課題をかかえる守備の連携面でのカバーをするこういう動きが一際目を引きました(あと、ここまで動いて体力が持つのかな~とも。)

浦和にとっては、かなり思い通りの展開で25分くらいまで進められていたと思います。欲を言えれば、フリーキックのチャンスやシュートチャンスなど多くあったので、もう1点くらい決めておきたかったですね。

ただ、相手もしっかり浦和の攻め方を理解してラインを高めに保つようになり、それでもちょっと厳しい判定も多かったと思いますが、単純な飛び出しがオフサイドにかかる場面が徐々に増えてきます。

また、左前線の14番関根貴大と左サイドバックの20番広瀬陸斗のところで、攻撃的な部分に特に強みを持つ20番広瀬陸斗とやや被る部分があるため、20番広瀬陸斗の攻撃参加という意味では少し少なく、慣れない守備のところと、相手の攻撃の強みが右前線にあること、この辺りで徐々に攻勢に出てきた相手に対して、やや簡単に突破される場面が前半の残り20分くらいには増えてきたと思います。それでも、攻撃を受けて奪った際のリスタートでのカウンターの狙いの時の20番広瀬陸斗の動き出しの質の良さを何度か見ることはできました。

もしかすると、浦和の守備の戦術でディフェンダーは相手の攻撃に対して数が足りればOK、後は1対1で押えなさいというようなことなのかもしれませんが、やはり以前から感じているように、相手が人数をかけて工夫してきたときに脆さが出てしまう部分はあるのかとも感じますが、やはり相手が攻勢に出てきたときの危うさはこの試合でも見えていました。

特に前半終了間際には、突破されて何とか3番寄特直人が抑えた場面、1番吉野雅大の好セーブ、相手のシュート精度のなさに助られるなど、かなり危険な場面が連発していました。

危険な場面は多く作られながらも、前半を無失点、1-0で折り返します。実は、前半の序盤でクロスバーを叩いてギリギリ決まらなかった(見ている側から遠くてわからない)場面があったのですが、ゴールに近い側にいる方からすると完全にラインを割っていたということでした。これが決まっていれば更に楽な2点リードだったんですね。

さて、後半。

明らかに、相手の攻勢に対してバランスがおかしくなってきていたところでしたが、特に交代などはなくスタートします。

後半は、前半の終盤の勢いそのままに相手の攻撃を受ける時間が序盤は長くなります。そのような中で、21番進昂平が抜け出してシュートを放った場面は、その前のファールを取られますが、少ないチャンスで前線の選手が鋭く狙うという回数自体は、少なくはなかったと思います。

相手ペースの時間帯があまり続くと危険なこともあり、5分くらいには相手に決定的な場面を作られるなど、やや危険な時間帯が続いてはいましたが、前線で10番中村駿介がキープして上がってきた選手を使って攻撃をするという狙いで例えば、8番繁田秀斗に決定的なパスを出して、シュートは枠の左にそれたものの惜しい場面を演出するなど、数人で点が取れてしまいそうな雰囲気はあります。

そして、迎えた10分に、おそらくこの試合を比較的落ち着いて進めることができた要因となる得点が決まります。

ピンチの場面のすぐ後に、20番広瀬陸斗が左から素早くドリブル、すかさず左前線を走る14番関根貴大にパスを通すと精度の高いクロスをゴール前に上げ、ペナルティエリアに侵入した中村駿介にピンポイントにあい、このクロスに対して10番中村駿介がダイレクトボレーで見事に決めます。

この2点目は非常に大きく、ここから、再び浦和が流れを引き戻します。14番関根貴大の鋭いドリブルからのシュート(サイドネット)など、チャンスが続き、迎えた14分、ゴール前で10番中村駿介がパスを受けると少しトラップがずれたのが逆に相手ディフェンダーに対してフェイントになったようで、上手く抜いて右側を追い越す8番繁田秀斗にラストパス。このチャンスを落ち着いて決めて3-0。

かな~り楽な展開になりました。

更に、右の2番新井純平から左の14番関根貴大へ横に広い展開から中の10番中村駿介にパスが通り、ディフェンダーとキーパーをあざ笑うかのようなループシュートを狙いますが、これはクロスバーに弾かれます。

続いて、後半は守備の意識高めであまりオーバーラップを見せていなかった2番新井純平が、ここぞとばかりに上がった20分にピンポイントのクロスを10番中村駿介へ通し、2点目のようなボレーを狙うも、ここはキーパーに阻まれます。

ここまでの時間は、危ない場面も作られるが、浦和の反撃の方が鋭く上回って決定力も高いという流れで進みます。

25分位14番関根貴大に代えて24番小川紘生が入ります。

この交代のあとくらいに、守備に終始することが多かった19番須藤岳晟が、見事な攻撃参加を見せます。

左に開く10番中村駿介にいったんパスを渡し、前線のスペースへするすると上がり、右前線で21番進昂平が走って上手くディフェンダー引き付けたスペースで10番中村駿介からの折り返しのパスを受けて、シュート。このシュートは枠を捉えなかったものの、この一連の動きは、ボランチとしての今後の19番須藤岳晟の攻撃的な部分での可能性を見たような気がしました。

また、交代で出場した24番小川紘生も運動量豊富に力強い動きで前線を駆け回り、何度か決定的な場面を演出していました。

浦和にとって、本当に本当に試合を決定づけるゴールが31分に入ります。

20番広瀬陸斗からのラストパスに21番進昂平が抜け出して、キーパーも抜き去ってのゴール。見事です。これで4-0。

ここから、浦和の交代が多くなります。

34分に、2番新井純平に代えて12番小坂慎太朗、35分に21番進昂平に代えて23番條洋介、10番中村駿介に代えて17番立野峻平と立て続けに代わります。

意地でも守備が本職の選手で並べない形で20番広瀬陸斗は右サイドバックに入り、21番小坂慎太朗は左サイドバック。得点差があるのである程度は良いのかもしれませんが、無失点に抑えるための試みとは少し違うような。

細かいところは遠くてよく見えなかったのですが、39分に失点。4-1。

42分に16番岸伯富実に代えて13番金野僚太が入ります。

この後、ピンチの場面で1番吉野雅大が好セーブで防ぎ、更に45分にPKを奪われたものの、ここも1番吉野雅大が完璧に読んでセーブ。

ロスタイムに入って結構経つのになかなか終わらないな~と思っていたら、結果的には、これは浦和のための時間だったのですね。

最後に17番立野峻平がスルッと抜け出して、そこにパスが通り、簡単に決めて5-1。

これで試合終了となりました。

この勝利で浦和レッズユースの関東予選2次リーグ1位通過が決定で、夏の全国大会は決まりました!

まずは、2位以内を達成。更に1位通過ということで、順位決定戦でも他のグループで波乱がない限りは全国大会を見据えた一つレベルの高い相手との試合経験を確実に2試合積めることになりました。

様々な逆境と戦いながら、よく一つの壁を乗り越えてくれたと思います。

また、勝利と言う結果とは対照的に、これまで試合終了後に挨拶に来てくれた時に表情が冴えない選手が多かったのが、今日は多くの選手から達成感のある表情が見られたのが、応援する側としては最もうれしかったです。

正直なところ、今年のチームの作り方には満足していないのは事実ですし、個々の責任にしすぎるような、ある意味個人の精神教育なのかもしれませんが、ある意味戦術不足、なんだか守備の選手たちにとっては、連携で守るところを個々で対応させすぎて、パッと見で見ている側からすると個人が良くないように見えてしまうような酷なやり方に見えたり、色々ありますが、選手たちで一つ一つ乗り越えて行ってくれています。

順位決定戦は、9位決定戦で全国を狙うチーム以外は、チームによって既に全国が決まった状況で臨むため、色々なメンバーを試すとか、本気で関東1位を狙ってどのチームも来るとは限りませんが、できれば、今の浦和レッズユースにとってしっかり課題が見据えられるような、強烈な相手になれば良いな~とか思っています。

順位決定戦は、初戦が、横浜F・マリノスユースで、次がFC東京U18か東京ヴェルディユースですね。

是非是非ガツガツ来てください。あ、でも浦和がどのように臨むかも分からないんですけどね。

とにかく、全国出場おめでとうございます!そして、1位通過、見事な勝利。いい気分です!

ではでは~。

レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日

高円宮杯プレミアリーグ2012/04/28 第3節 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-3引き分け・・・確実な前進を見せてくれた

札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さあ、今年もやってきました札幌遠征。昨年アウェイでの戦いの厳しさを強く刻み込まれたのが、同一カードの同一の開催地での試合でしたね。

先週の青森山田高校との試合では、引き分けに持ち込んだものの、開幕戦に引き続き、終盤に相手が攻め込んできたとき(苦しい流れの時に引き込まれてしまう流れ)の対応に課題が残った中で迎えた第3節ということで、実際のところどうしても昨年からプレミアが開幕したことで昨年の流れと比較しながら書きたくなってしまうのですが、実際は新チームとして戦う2年目のプレミアリーグと考えると、最も注意深く見るべきは、苦しい時間でどう戦えるのか。

その点を含めて、更に今日の試合での驚きも含めて書いていければと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

体調不良の選手などもあったそうですが、結構メンバーを入れ替えてきた印象がありますね。

ちなみに、2番新井純平はこの試合までU18日本代表の遠征で不参加になります。

昨年は、強風に悩まされた試合でしたが今日は比較的その時に比べると風は強かったものの、そこまで大きく影響するものではなかったのですが、試合の中でも風向きが結構変わるのが見る側としては気になっていました。それ以上に、グラウンドコンディションで、天然芝のピッチではラインズマンの走る箇所は芝がなくなりやすいのはよく知られていることですが、なぜか、ラインを引き直したらしく、ちょうどサイドの選手が走るところが土のピッチのような状態になっていて、ちょうど前半に左前線でプレーしていた14番関根貴大が結構やりにくそうにしているように見えました。いわゆる、踏み込むとすべる滑るようなイメージです。

ただ、試合自体はピッチコンディションがどうということではなく、思った以上にハイレベルな戦いになりました。

試合の序盤は、相手に主導権を握られ、サイドから攻め込まれたり、ディフェンダーの裏にパスを通されるなど、浦和の対処が悪いというよりは、相手が思った以上にチームとしてレベルの高い動きをするために、ややそのテンポについていけないような印象。それでも、際のところで4番西澤秀平が落ち着いて対処する場面が目立ち、決定的な飛び出し方をされてキーパーと1対1の場面を作られたものの、18番関口亮助がタイミングよく飛び出すなどで得点は許さず。

札幌は守備に関しても、パスを受けてからの寄せがかなり早かったため、浦和が攻撃を仕掛けた時に、早いプレスで奪われたり、パスの精度がずれたりでカウンターを受けてのピンチも多くなっていました。

やや浦和が攻撃のリズムを作る前に相手の攻撃がガンガンくるという中で、9番カドコダイ・アシカンが非常に運動量豊富に前線でポストになる動きを見せ、これまででは、相手に速く寄せられると、ボールロストしてしまうことも多い印象もあったのですが、この試合では、先週のリザーブリーグで見せたプレー以上に競りに行くプレー、足元でキープするプレーなど際立っていました。

多くは反撃できない中で、14番関根貴大が序盤は、やや動きに困りながらも点を取りたい気持ちが先行してしまっているようにも見られたものの、9番カドコダイ・アシカンのところにボールが入った時には、チャンスが来るということを察知して、そこに入った時のこぼれ球を絶対にとって攻めてやるというプレーが多くなり、実際にそこからの攻撃の形で何度か大きなチャンスを作っていました。

ただ、やはり序盤は札幌の方がプレーの質は上で、コーナーキックや、ゴールに近い位置でフリーキックを与える回数が多い中で、23分にコーナーキックから決められてしまい0-1となります。

この失点によって、更に苦しくなると思われたものの、今日の浦和は、失点した後の前半の残り20分ほどで攻撃のスイッチを入れることができ、相手の速いプレスの中でも惜しいチャンスまで持っていける回数が増えていきます。

例えば、16番岸伯富実から早いパスで14番関根貴大へパスを通して攻める場面、8番繁田秀斗から23番條洋介へつないで右サイドから仕掛ける場面(同じようなチャンスが2度ほどあったもののここはちょっとクロスの精度を欠いてしまっていましたね。)

9番カドコダイ・アシカンの惜しいシュートもあったり40分には10番中村駿介からのパスに抜け出した14番関根貴大がペナルティエリアで倒されたようにも見えたのですが、これは取ってもらえず。

14番関根貴大から10番中村駿介と言う流れでシュートまで行く場面もありつつ、前半は0-1のまま終了します。

浦和の攻撃の精度が上がったものの、やはり奪われたときの相手の反撃が鋭く、そうとうディフェンス陣は苦しかったと思いますが、よく踏ん張ったと思います。

後半に入り、スタートから23番條洋介に代わり、7番長谷優が入ります。

後半に入ると一転して浦和ペースになります。

前半同様、9番カドコダイ・アシカンがしっかりポストプレーをこなし、7分に9番カドコダイ・アシカンのポストから10番中村駿介がドリブルで仕掛ける形を作り、続いて7番長谷優がかなり難しいコースだったと思いますが、相手ディフェンダーの隙間にグラウンダーのパスを通して9番カドコダイ・アシカンが抜け出してトラップが少し大きくなってしまったものの、抜ければ決定的と言う形も作ります。

攻勢の中で得たコーナーキックのチャンス。

ここで、10番中村駿介が蹴ったボールに誰だか確認できなかったのですがヘッドですらし、こぼれたところに3番寄特直人が反応し、落ち着いて流し込んで1-1の同点とします。

後半に入った7番長谷優がこの試合でかなり大きなポイントになっていたと思います。まず、前の試合ではどのポジションでも同じように強引に仕掛けようとする姿勢が多くなっている部分もあり、得意のゾーンで仕掛けて後は浦和カップで中盤として出場した時にやっていたようなプレーを混ぜてやれれば良いのにな~と思っていたら、今日は見事にそういうプレーをしてくれました。

サイドで仕掛けるべきところではドリブルで深くまで切り込み、大きなチャンスを作り、無理な場所では味方とのパス回しを選択する。これが相当相手の守備を混乱させていました。

そして、その7番長谷優の凄いゴールが決まります。


ナルティエリアの外くらいでパスを受けた時にドリブルを警戒してだと思うのですが、ディフェンスの寄せがあまり来ないところで、そこまで相手キーパーが出ていたわけでもないとは思うのですが、ループシュートで決めてしまったんですね。ビックリしました。

これで、2-1と逆転に成功します。

で、ここからがまだ課題は克服できていないのかな~と思う部分で、この得点の後に相手の反撃で一つはサイドからのクロスにニアで合わされて、もう一つは、裏へパスを出されてキーパーも交わされてという形であっという間にまた2-3と逆転されてしまいました。

ちょっと、見ていた場所から後半の守備のところが遠かったので細かくどこが悪くてやられたのかは分かりませんが、ここはなんとか修正しないといけないですね。

こういう流れになると、飲まれて追加点を奪われてということが続いていたのですが、この試合は、ここから完全に浦和にスイッチが入りましたね。

特に10番中村駿介が、前半は相手の守備に苦戦していたものの、後半は慣れたというか、嘘のように後半はボールを受けてから奪われることなく何度もチャンスを作るプレーになり、14番関根貴大のプレーも疲れてくる時間帯とは思えないくらい更に迫力を増し、16番岸伯富実や8番繁田秀斗も強弱をつけた鋭いスルーパスを送る回数が増え、そこに抜け出す9番カドコダイ・アシカンの動きも変わらず良い。

そんな感じで、14番関根貴大がドリブルで抜き去りシュートは決まらずともコーナーキックを奪い、そのコーナーキックのチャンスで10番中村駿介の蹴ったボールに20番広瀬陸斗がタイミングよくヘッドで合わせるも相手キーパーの攻守で得点ならず。

12番小坂慎太朗が攻撃参加から鋭く裏へ抜けてそこにパスが通るもトラップが長くなり生かせずも、なんというか全体的に一段階反応もスピードも増したような印象なんですね。ちょっと伝えにくいですが。

その後も10番中村駿介が完全に抜ききって7番長谷優へパス、シュートは浮いてしまいます。

9番カドコダイ・アシカンがトラップで抜き去ってキーパーと1対1という場面もあり(キーパーに弾かれる)

そんなチャンスが続く中で、14番関根貴大がついに決めてくれました。

決められないプレッシャーが相当あったと思います。

7番長谷優がドリブルでペナルティエリアまで深く侵入してファーに走った14番関根貴大に合わせたクロスに対するヘッドを決められず、続いてのシュートもバーに当てと来たのですが、腐らずにその次のプレーで裏に抜けてキーパーと1対1の場面を落ち着いて流し込んでのゴール。

ついに3-3の同点とします。

このゴールで、決められなかったプレッシャーから解放されて今後は得点を量産してくれるとは思うのですが、ちょっと心配なのは、その後のプレーでディフェンダー2人の隙間から強引にシュートを撃って狙ったところでおそらく、振り切った足に相手のディフェンダーの足が当たった形だったともいますが、足を痛めて負傷交代となりました。怪我が軽いことを願います。

14番関根貴大に代わり21番進昂平が入りましたが、残り時間はロスタイムくらいしかなかったため、21番進昂平のゴールはお預け。仕方ないです。

ただ、この終盤の浦和の勢いを考えるとあと5分あればもしかしたら逆転できていたかもしれません。そのくらい凄かったです。

また、今日はベンチに5番佐藤大介が入っていたのですが、試合の終盤でものすごくチームを鼓舞していて、実際にその声を受けて9番カドコダイ・アシカンが、疲労のピークの中であきらめずにチェイスして実際にインターセプトして攻撃のチャンスを作る場面もあったりしました。

当然、逆転できるチャンスも十分あったのに決めきれなかったことは、反省する要素にはなりますが、今日の試合での引き分けは、前節とは全く別の意味合いを持ち、またこれまで全国の舞台で思うようにプレーできなかった選手が本来やれるプレーを見せてくれたり、確実な前進を見せてくれた試合でした。

今日は、交代枠はほとんど使われませんでしたが、実際後半の反撃のところからは、すべての選手が良いプレーをしていたので、交代するにもできなかったと思いますし、納得です。

実際プレーしている選手自身がどう感じているのかは分かりませんが、相手のレベルの高さに相まって、かなりの成長が見られた試合だったと思います。

この流れをしっかり保ち、次のホームの戦いで初勝利と行きましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。 

 

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おまけの写真。 

練習試合 2012/04/08 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 1本目2-0、2本目1-0、3本目2-1勝利・・・プレミア開幕前最後の練習試合

レッズランド2012年4月8日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

午前のジュニアユースの関東U15リーグの後、午後からは浦和レッズユースが東京ヴェルディユースと練習試合を行うということで、引き続きレッズランドに留まり、試合を観戦。

浦和レッズユースにとっては、来週から高円宮杯プレミアリーグが開幕するため、この練習試合が開幕前最後の試合と言うことになります。

今シーズンは、浦和レッズユースの体制も色々変更になったことで、見る側としても本当に難しい状況になっています。しかしながら、大まかにですが、今日の試合のメンバーが現時点ではプレミアリーグの開幕のスタメンに最も近い位置にいるということになるようです。

45分×3本という形なので1本目、2本目、3本目という形で結果を書いていますが、メンバーを見る限りは試合形式90分+45分を1本というイメージでしょうか(なので、この後の得点経過は90分と45分で分けて書いていきます。)

浦和レッズユースのスタメンは以下となります。

GKが29番関口亮助、DFが左に26番小坂慎太朗、右に20番新井純平、真ん中に4番齋藤一穂と16番西澤秀平、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下が11番中村駿介と25番岸伯富実、FWが左に7番広瀬陸斗、右に21番繁田秀斗、真ん中に34番関根貴大

となります。

相手の攻撃力に苦戦を強いられる形の試合になるかと思って見ていたのですが、スタートから浦和が押し込み続けるような展開になりました。

開始2分ほどで、34番関根貴大のシュートをキーパーが弾いたところを21番繁田秀斗が押し込んであっさりと先制。

1-0とすると、その後も浦和の攻撃は続き、コーナーキックからのチャンスに11番中村駿介の蹴ったボールに16番西澤秀平がヘッドで狙ったり、7番広瀬陸斗が左サイドからドリブルで仕掛け、クロスに20番新井純平がヘッドで合わせたり、26番小坂慎太朗が7番広瀬陸斗のワンツーで抜け出してゴール前に迫る場面があったり、34番関根貴大がドリブルで独走してシュートを放つ場面もありつつ、11番中村駿介から右の20番新井純平にパスして前線のスペースへ走り、20番新井純平から25番岸伯富実にパスして前線へ走る、25番岸伯富実が11番中村駿介に通して、20番新井純平にパス・・と書くとちょっとごちゃごちゃするのですが、数人の連係での崩しもたくさんありましたということですね。

そのような流れの中で、この試合で切れのあるプレーを連発していた34番関根貴大が30分にドリブルで再び独走してそのままゴールを決めて2-0とします。

その後も34番関根貴大と11番中村駿介の連係で突破する惜しい場面もありつつ、1本目は2-0で終了します。

2本目もメンバーはそのままでスタート。

後半も浦和の攻勢でスタートし、10分に20番新井純平、21番繁田秀斗、再び20番新井純平とパスが回り、そこから左の7番広瀬陸斗へパスを通すと、7番広瀬陸斗がそのままドリブルで持ち上がりゴール。3-0とします。

その後、34番関根貴大が再び抜け出して決定的な場面を作るもシュートがわずかにゴール右に逸れてゴールならず。

15分くらいに34番関根貴大に代わり5番進昂平が入ります。

20分くらいまでは、浦和の攻勢で進んでいたものの、そこから相手に押し込まれる時間帯が続いてしまいます。この時間帯は、中盤でボールが経由されることが少なく、ロングボールも狙いがやや相手に読まれやすい、いわゆる守りやすい攻めでカウンターを受けるという悪循環に陥ってしまっていたようにも思います。

この後、11番中村駿介に代わり27番小峯洋介が入り、40分くらいには思い切りよくボールを持ち上がった33番須藤岳晟が相手選手と接触して足を痛め、22番寄特直人と交代します。

この後、22番寄特直人のところを経由してパス回しなどしてやや落ち着いた時間帯も作りつつも、やはり後半のこの時間帯は相手ペースに対応することが多いままに、それでも失点はなく3-0で終了となりました。

3本目は、メンバーが大きく入れ替わりましたので再び書き出します。

浦和レッズユースのスタメンは以下となります。

GKが(背番号なし)吉野雅大、DFが左に14番茂木力也、右に35番細田真也、真ん中に13番吉原大と15番西袋裕太、MFがボランチに22番寄特直人、トップ下が30番立野峻平と32番條洋介、FWが左に5番進昂平、右に27番小峯洋介、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

この3本目では、30番立野峻平のゴールと、コーナーキックのチャンスから15番西袋裕太が相手ディフェンダーの間を抜ける強烈なグラウンダーのシュートを決め、その後1点返されて、2-1で終了しました。

結果的には、東京ヴェルディユース相手に快勝と言う結果にはなりましたが、課題が残る部分も見え隠れするような試合となりました。

新体制が始動して、3か月ほど比較的多くの試合などを見させていただきましたが、思った以上に変化している点が多く、そこに見る側として対応するのが難しく、変化を新鮮に感じて純粋に見るというところに至っていない自分がいたりします。

でも、そういう状況に対して、悪く悪く考えるのももったいないので、浦和レッズユースが目指す最大のタイトルとなる大会である高円宮杯プレミアリーグが始まるこの段階で、一つ頭を切り替えて、ブクメもまずは、その開幕戦でのスタメンを今シーズンのベースとなるメンバーだと考えて、成長を見守ることから入り、そのメンバーに対して追いかけるメンバーの激しいポジション争いという側面になる試合もできる限り見守らせていただくようにします。

強引に理由をつけてしまえば、3年ひとくくりのユース制度は日本では普通ですが、スペインでは、1年ごとにふるいにかけるのが育成世代の常識のようですし、勝負の年の3年生にとっては、選手によっては相当厳しい環境下におかれているわけですが、1年勝負になったと割り切って新体制を理解して吸収していくしかないと考えてやってみてください。

ブクメは選手ではないので、共有はできないですが、過程を見届けきたという自負はありますので共感することはできます。過程を踏まえて見たり、聞いたりすることはできますからね。お気軽な存在として利用してください。

とにかく、いよいよプレミア開幕です!

楽しみにしています!

ではでは!!

 

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