埼玉県U-16リーグ2012/09/01 浦和レッズユースU16 vs 西武台高校U16 2-0勝利・・・理想的な試合

レッズランド2012年9月1日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

元々、関東U15リーグのみを観戦にレッズランドに行って試合観戦をしている時に、どこかで見たことのある顔数人を先頭にどこかの学校の学生が自転車で現れたんですね、で、それが西武台高校の1年生で浦和レッズジュニアユースから行った子達だったということで、聞いてみたらこの後ユースと試合を行うとのこと。

で、ユースの練習試合も見て行こうと思っていたら、練習試合ではなくてU16リーグの西武台高校戦だったというオチです。

さてさて、西武台高校の1年生と言えば、浦和レッズジュニアユース出身の選手が4人いるのですが、その4人全員が出場していることも嬉しく、更に今日の浦和レッズユースU16の戦いぶりが、かなり良くて、それにも満足。まさに、見逃さなくて良かったという試合です。

この試合のスタメンは以下。

GKが1番杉本広貴、DFが右サイドバックに19番長島巧、左サイドバックに16番荒木聡太、センターバックに13番吉原大と21番岡野森、MFがボランチに25番勝野瑛、トップ下に10番松崎洸星、と12番中村透、FWが真ん中に17番小島良太、右に15番橋岡和樹、左に20番清川大輝

となります。

茂木力也と小川紘生の2人は、おそらく明日のプレミアリーグのメンバーに入っているようで、この試合ではラインズマンをやっていました。

ちなみに、浦和レッズジュニアユース出身の西武台高校の1年生は、8番加藤智陽、19番山田大一、43番久保龍希、84番及川皓平で、しっかり把握したのが後半だったのですが、おそらく4人ともスタメンフル出場していました。

U16リーグでは、ここまで結果の出る出ない以前に、思うように選手たちが持ち味を発揮してチームとして戦えていないような印象があり、やや厳しめのことを書いてしまうこともあったのですが、今日の試合に関しては、かなり理想的な試合展開を見せてくれたと思います。

なんというか、国体メンバーに入っている選手の、プレ国体などの経験と自信、そこに負けじと惜しくも国体メンバーには入っていない選手たちが持ち味を見せているようなイメージで、出場している選手全員がこれまでにないくらい良い動きをしていたものの、その中でもボランチの位置に入った25番勝野瑛と右サイドバックに入っていた19番長島巧のプレーが目を引きました。

25番勝野瑛は、中盤でパスを捌いて浦和の攻撃の多くの起点になっていたという部分。19番長島巧は、守備のバランスを崩さずに、攻撃参加できるタイミングを上手く見極めて、相手にとって脅威になるような攻撃参加を何度も見せていたこと。特に、相手が右サイドから攻撃を仕掛けてきた際のパスに反応して受け手にプレスをかけて奪って一気に攻め上がるプレーと、そこに絡む20番清川大輝などとのパス交換での攻め上がりなどで何度もチャンスを作っていました。

時間経過で浦和の攻撃を見ていきますと、

5分に17番小島良太がドリブルで仕掛けてチャンスを作り、7分には20番清川大輝と15番橋岡和樹のワンツーでの突破も見られます、9分には25番勝野瑛が中盤でドリブルから左前線の20番清川大輝にパス、同時に前線に抜け出した10番松崎洸星にパスを出すと、自身は横へ走り、10番松崎洸星がワンタッチでパスを返すと、そのままゴールに向かって仕掛けていきます。

20分前後には、17番小島良太から20番清川大輝にパス、20番清川大輝が思い切ってシュートを狙います。また、25番勝野瑛が右前線の15番橋岡和樹に鋭いパスを通して仕掛ける場面を演出します。

いつ得点をしてもおかしくないようなプレーを見せる中で、実際にはなかなか得点は入らない時間が長く続くものの、20分にセットプレーから浦和が先制します。

コーナーキックのチャンスで10番松崎洸星からのクロスボールに20番清川大輝が頭で合わせてのゴール。

これで1-0となります。

更に、先ほど書いたような19番長島巧の巧いタイミングでのプレスからインターセプトしてからの攻撃で惜しい場面を作り、同じような奪い方をした27分に、今度は一気に左前線の20番清川大輝へロングフィードを通し、20番清川大輝の鋭いグラウンダーのクロスに12番中村透が合わせてゴール。

これで2-0となります。

残り時間にも、混戦のこぼれ球に反応した17番小島良太がシュートを狙う場面や、12番中村透のミドルシュートもありつつ、前半は2-0で終了します。

後半も同様に浦和が攻める時間が長くなり、時折攻め込まれる場面があるものの危ないシュートも1番杉本広貴が好セーブで防ぎます。後半、ポジションチェンジし、右前線に20番清川大輝、左前線に15番橋岡和樹が入る中で、15番橋岡和樹の思い切ったドリブルでの仕掛けも見られましたし、16番荒木聡太と15番橋岡和樹のパス回しでの仕掛けもありました。

後半25分に、15番橋岡和樹に代えて44番川上開斗(中学3年)が入ります。

さっそく44番川上開斗がサイドから仕掛けて10番松崎洸星に鋭い横パスを通そうとするものの、ここはディフェンダーに阻まれてしまいました。

後半は、10番松崎洸星の動きがかなりらしさが出ていて良かったと思います。

5分の15番橋岡和樹からの裏へのパスにタイミングよく抜け出し、ディフェンダーが寄せきれない見事な位置にトラップし抜け出して、キーパーが飛び出してきたところで横パスを出したところに誰も詰められていなかったためにゴールにはならなかったものの、見事でした。

同様に、21分にも12番中村透からの裏へのパスにも見事なタイミングで抜け出すプレーを見せていました。

難を言えば、後半あれだけチャンスを作っていたのに、追加点が奪えなかったことが、残念なのですが、数人が連動して動いてチャンスを作ることが多くできたこの試合は、このチームがこういうプレーをしたら相当強いだろうな~というある種の理想的な戦い方でもあるので、もしかするとジュニアユース時代にいた仲間が多くいる相手だったことや、ジュニアユース時代の監督が見ていたことにより、いつも以上に高揚して試合をできていたことからのプレーもあったかもしれませんが、こういう戦い方が今日でき、その試合を見ることができたことが嬉しかったです。

前進していますね。良い感じです!

浦和レッズジュニアユース出身の西武台高校の選手たちにとっては、思うように行かない試合になってしまったと思いますが、この時点で入った4人すべての選手が試合に絡んでくれていることを嬉しく思いますし、身近で見に行きやすい西武台高校なので、今後の活躍を期待しつつ、時間が合えば足を運ばせてもらいます。

 

正直、楽しみにしていたスペインに行けなくて結構ふてくされていた部分もあったのですが、この試合で、西武台高校で頑張っている選手たちの姿を再び見ることができましたし、浦和の選手たちのプレーぶりを見ていて気持ちすっきりしました!

ではでは!

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おまけの写真。

埼玉県U-16リーグ2012 07/12 vs 大宮アルディージャユースU16 1-2敗戦・・・進行形であることを忘れないで

与野八王子グラウンド2012年7月12日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年も埼玉県U16リーグの季節がやってきました。

浦和レッズユースU16は、既に市立浦和高校と対戦しており、その試合は、行けなかったのですが、引き分けたとのことでした。

今日の対戦相手は、大宮アルディージャユースU16となります。試合中はほとんど雨は降らなかったものの、湿気のある強風が絶えず吹き続けるコンディションの中での試合となりました。

試合を見つつ、色々考えることがあったのですが、まずはざっと試合のことを書いてしまいます。

この試合の浦和レッズユースU16のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが右サイドバックに31番水上真、左サイドバックに16番荒木聡太、センターバックに13番吉原大と19番長嶋巧、MFがボランチに25番勝野瑛、トップ下に、21番岡野森と12番中村透、FWが真ん中に17番小島良太、右に15番橋岡和樹、左に20番清川大輝

となります。

31番水上真はジュニアユースの3年生になります。

ポジションなどみると、中盤のポジションはやや流動的に見え、前線も20番清川大輝と17番小島良太が同じくらいの高さで中に近い位置でプレーすることも多くも見えました。

試合は、相手がボールを持つ時間が長く、浦和は単発な攻撃が目立ってしまい、これをどう表現するのが適切なのかは難しいところですが、いわゆる、相手のパス回しや動きが圧倒的に浦和を上回っていてボールを持たれて苦しんだというよりは、浦和の選手がボールを持った際に、味方の動きと合わなかったり、一つ余計にドリブルしてしまうことで、相手に囲まれて奪われてしまったり、パスミスしたりと、いわゆるもったいないプレーが多くて結果的に相手の方が、つないでボールをキープしながら仕掛けようという意識が強かったためにこうなったという感じでしょうか。

例えば、中盤で溜めて、右前線を15番橋岡和樹が走った時のパスの狙いも相手のディフェンダーの距離を考えると、もう少し長めに出してダイレクトにあげられるようなボールが望ましいところが、短くなり、パスは通ったものの、相手ディフェンダー2人くらいに簡単に追い込まれて角度がないところまで行き、結局いったん戻すしかなくなるなど。

見ていた位置からは遠くて細かい部分は見えなかったのですが、22分に中央を突破されて失点し0-1。

24分に中盤でパスを受けた12番中村透が相手ディフェンダーの寄せが甘いところでミドルシュートを決めて1-1と同点に追いつきます。個人の能力の高さを見せたものの、流れの中からの得点ではないわけですね。

前半は1-1で終了。

後半スタートから31番水上真に代えて27番新井克之(ジュニアユース3年生)が入ります。

16番荒木聡太から17番小島良太に当てて、25番勝野瑛につなげて仕掛けたり、17番小島良太が右サイドを広く使うパスを出し、27番新井克之にパスを通してサイドから攻めるプレーなど、人を上手く使って数人で攻める形もあったものの、やはり全体的には単発で攻め上がるケースも多い印象が強くなります。

15分に、18番高須雄大に代えて40番杉本広貴が入ります。

20分に、21番岡野森に代えて35番和久井大輔(ジュニアユース3年生)が入ります。

その後、12番中村透から、左にポジションを移した15番橋岡和樹へのパスが通り、精度の高いクロスが入るなどありつつ、25分に厚みのある攻撃から失点を喫して結果的に1-2で敗れました。

まだU16リーグがスタートしたばかりであるとか、色々な見方ができる試合ではあるとは思うのですが、正直ブクメ個人的には、この試合は不満です。

先日の練習試合の時には、2年生や3年生と混合のチームの中で、それぞれの選手が慣れないポジションでやる部分もあり、その中での1年生の動きというのは、個々の能力を延ばすために慣れないところで四苦八苦して行く中で、連携面などが上手く行かない部分に関しては、全く問題がないと思います。

ただし、今日のように比較的慣れたポジションで出場する選手が多く、昨年長い時間共にプレーしてきたメンバー構成で戦う中で、昨年の最終戦の段階で出来ていたことと比較して、数歩下がってしまっているようにこの試合が見えてしまったんですね。

もちろん、今年のここまでの歩みの中での背景は見られる限りしか分かりませんし、そもそも今年のユースのチーム作りの方針が個人頼みのサッカーになっているので、仕方がない部分もあるのかもしれませんが、個人の能力の高さを見せていたが、まとまりという部分に課題を抱えたままスタートしたジュニアユースの3年生のチームで苦しんだ1年の中で見せて歩みや前進を見てきた中で、私が感じたのは、彼らが一つのチームとしてまとまった時のユースはものすごく強いチームになるのではないかと言うことで、その思いは、リセットされたわけではなく、未だに進行中です。

味方の個性を理解し、味方の動きを把握しながら、必要な時に個々の能力を発揮していく。

そういう部分での成長を、U16リーグの中では強く意識しながら今後も見させてもらうつもりです。

思い返してみてください。一つボールタッチを増やしすぎたことで奪われて反撃を受けてしまった選手が多いのではないですか?ディフェンダーの距離を考えた時にそのパスの選択肢で味方の特徴を最大限に活かせましたか?

できる技術があるのですから、それができることで不用意なカウンターを受けることも減りますし、そこまで考えてプレーしていくことでもっともっと個性を生かせることができるようになるはずです。

次に期待しています!

ではでは~。